JPH0857509A - タンデム圧延機の制御装置 - Google Patents

タンデム圧延機の制御装置

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JPH0857509A
JPH0857509A JP6197057A JP19705794A JPH0857509A JP H0857509 A JPH0857509 A JP H0857509A JP 6197057 A JP6197057 A JP 6197057A JP 19705794 A JP19705794 A JP 19705794A JP H0857509 A JPH0857509 A JP H0857509A
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plate thickness
side plate
downstream
rate
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JP6197057A
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English (en)
Inventor
Kunio Sekiguchi
口 邦 男 関
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 板厚制御のためのロール速度修正による張力
の変化を打ち消すように圧下開度を操作し、板厚制御に
よる張力変化を無くして板厚制御効果を向上させるタン
デム圧延機の制御装置を得る。 【構成】 隣合う2つのスタンドのうち、下流スタンド
の入側板厚変化率及び先進率変化率と、上流スタンドの
先進率変化率とに基づいて上流スタンドのロール速度修
正率を演算し、このロール速度修正率によって上流スタ
ンドのロール速度を操作して下流スタンドの出側板厚を
制御する板厚制御手段と、上流スタンドのロール速度の
変更後においても上流スタンド出側板速度と下流スタン
ド入側板速度とが等しくなる下流スタンド出側板厚修正
量から下流スタンド圧下開度修正量を演算し、この圧下
開度修正量によって下流スタンドの圧下開度を操作する
マスフロー制御手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の圧延スタンドを
直列に配置し鋼板等を連続的に圧延するタンデム圧延機
における板厚とマスフローとを制御する制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】タンデム圧延機で鋼板等を圧延する場
合、各スタンドの出側板厚とスタンド間の圧延材に印加
される張力とを所定の値に制御することは、製品品質の
確保と操業の安定性のために必要である。この板厚と張
力とを制御するための操作端として、スタンドの圧下開
度とロール速度とが通常用いられる。図5に従来から良
く採用されている制御方法を示す。図中、1は圧延材、
2と3は上下一対のワークロール及びバックアップロー
ルで構成されるiスタンド圧延機と(i+1)スタンド
圧延機(以下、単にスタンドとも言う)であり、図5は
(i+1)スタンド3の出側板厚をiスタンド2のロー
ル速度を操作し、iスタンドと(i+1)スタンドとの
間の張力を、(i+1)スタンド3の圧下開度を操作す
ることによって制御する方法を示している。すなわち、
iスタンド2の出側板厚は厚み計4で検出されて遅延装
置5に送られる。遅延装置5はiスタンド出側板厚検出
値hXiを、厚み計4と(i+1)スタンドとの間の圧延
材搬送時間だけ遅延させ、(i+1)スタンド入側板厚
実績値HAi+1を演算し出側板厚演算装置6に加える。出
側板厚演算装置6は、(1)式に示すマスフロー一定則
により(i+1)スタンド出側板厚hAi+1を演算する。
【0003】
【数1】 ただし VOAi :iスタンド出側板速度実績値 HAi+1 :(i+1)スタンド入側板厚(hXiを遅延し
た値) VOAi+1 :(i+1)スタンド出側板速度実績値 である。
【0004】出側板厚hAi+1は目標板厚hi+1 と比較さ
れ、その偏差Δhi+1 がロール速度修正量演算装置7に
送られる。ロール速度修正量演算装置7は、この板厚偏
差を積分し、板厚偏差をゼロにするiスタンドロール速
度修正率(ΔVRi/VRi)を演算し、かけ算器8に加え
る。かけ算器8はiスタンド速度基準ΔRiとの積を演算
し、ロール速度修正量ΔVRiと速度基準VRiとの和を新
たな速度基準として速度制御装置9に加える。速度制御
装置9はこの操作量に応じて圧延機駆動電動機10の回
転速度を修正する。
【0005】一方スタンド間の張力は張力計11で検出
され、目標張力tRiと検出した張力実績値tAiとの偏差
が圧下位置操作量演算装置12に送られる。圧下位置操
作量演算装置12は張力偏差が所定の値以下になるよう
に(i+1)スタンドの圧下位置操作量を演算し圧下位
置制御装置13に加える。圧下位置制御装置13はこの
信号に応じて(i+1)スタンドの圧下位置を修正す
る。これにより(i+1)スタンドの出側板厚とi〜
(i+1)スタンド間張力は所定の値に制御される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5に示したように、
(i+1)スタンド出側板厚を制御する目的でiスタン
ドのロール速度を操作した場合、i〜i+1スタンド間
張力が変化することにより(i+1)スタンド出側板厚
が変化すると共にiスタンド出側板厚も同時に変化して
しまい、板厚制御効果が十分発揮できないという問題が
ある。このことをさらに詳しく説明する。
【0007】スタンド間張力ti は(2)式で表され
る。
【0008】
【数2】 ここで、 E:圧延材のヤング率 L:スタンド間距離 VEi+1:(i+1)スタンド入側板速度 Voi:iスタンド出側板速度 である。そして、VEi+1とVoiは(3)(4)式で表さ
れる。
【0009】 VEi+1=VRi+1・(1−bi+1 ) (3) Voi =VRi・(1+fi ) (4) ただし VR :ロール速度 b:後進率 f:先進率 である。
【0010】すなわち、スタンド間張力ti は、(2)
式に示すように(i+1)スタンド入側板速度とiスタ
ンド出側板速度とに差が生じたときに変化する。従っ
て、板厚制御によりiスタンドロール速度を操作すると
(4)式に示すようにiスタンド出側板速度が変化し張
力が変化する。またスタンド出側板厚hと圧延荷重Pは
(5)(6)式で表される。
【0011】
【数3】 ここで、 S:圧下開度 M:ミル定数 R:ワークロール半径 B:板幅 H:入側板厚 Km :圧延材変形抵抗 tb :後方張力 tf :前方張力 である。
【0012】すなわち、出側板厚は圧延荷重の関数であ
り、圧延荷重は後方張力および前方張力の関数となって
いる。このため(i+1)スタンドの後方張力が変化す
ると、(i+1)スタンドの圧延荷重が変化し(i+
1)スタンド出側板厚が変化する。これがロール速度を
操作端とした板厚制御における板厚変化プロセスであ
る。
【0013】またスタンド間張力の変化は上流スタンド
であるiスタンドの前方張力の変化でもあり、(6)式
で明らかなようにiスタンドの圧延荷重も変化し、これ
によりiスタンド出側板厚も変化することになる。
【0014】この張力の変化とそれに伴うiスタンド出
側板厚の変化を無くするため、(i+1)スタンドの圧
下開度を操作する張力制御を張力一定制御系とし、ある
目標張力に制御する方法が考えられるが、操業の安定性
や操作性の点からある張力偏差内に制御する張力制限制
御が通常おこなわれている。
【0015】本発明はロール速度を操作する板厚制御に
おいて、板厚制御のためのロール速度修正による張力の
変化を打ち消すように圧下開度を操作し、板厚制御によ
る張力変化を無くして板厚制御効果を向上することので
きるタンデム圧延機の制御装置を得ることを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のタンデ
ム圧延機の制御装置は、隣合う2つのスタンドのうち、
下流スタンドの入側板厚変化率及び先進率変化率と、上
流スタンドの先進率変化率とに基づいて上流スタンドの
ロール速度修正率を演算し、このロール速度修正率によ
って上流スタンドのロール速度を操作して下流スタンド
の出側板厚を制御する板厚制御手段と、上流スタンドの
ロール速度の変更後においても上流スタンド出側板速度
と下流スタンド入側板速度とが等しくなる下流スタンド
出側板厚修正量から下流スタンド圧下開度修正量を演算
し、この圧下開度修正量によって下流スタンドの圧下開
度を操作するマスフロー制御手段と、を備えたことを特
徴としている。
【0017】請求項2に記載のタンデム圧延機の制御装
置は、隣合う2つのスタンドのうち、下流スタンドの入
側板厚変化率及び先進率変化率と、上流スタンドの先進
率変化率とに基づいて下流スタンドのロール速度修正率
を演算し、このロール速度修正率によって下流スタンド
のロール速度を操作して下流スタンドの出側板厚を制御
する板厚制御手段と、下流スタンドのロール速度の変更
後においても上流スタンド出側板速度と下流スタンド入
側板速度とが等しくなる下流スタンド出側板厚修正量か
ら下流スタンド圧下開度修正量を演算し、この圧下開度
修正量によって下流スタンドの圧下開度を操作するマス
フロー制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0018】請求項3に記載のタンデム圧延機の制御装
置は、隣合う2つのスタンドのうち、下流スタンドの出
側板厚偏差を積分し、この積分量に基づいて上流スタン
ドのロール速度を操作して下流スタンドの出側板厚を制
御する板厚制御手段と、上流スタンドのロール速度の変
更後においても上流スタンド出側板速度と下流スタンド
入側板速度とが等しくなるように、下流スタンド出側板
厚変化量と下流スタンド入側板厚変化量とに基づいて下
流スタンド圧下開度修正量を演算し、この圧下開度修正
量によって下流スタンドの圧下開度を操作するマスフロ
ー制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0019】請求項4に記載のタンデム圧延機の制御装
置は、隣合う2つのスタンドのうち、下流スタンドの出
側板厚偏差を積分し、この積分量に基づいて下流スタン
ドのロール速度を操作して下流スタンドの出側板厚を制
御する板厚制御手段と、下流スタンドのロール速度の変
更後においても上流スタンド出側板速度と下流スタンド
入側板速度とが等しくなるように、下流スタンド出側板
厚変化量と下流スタンド入側板厚変化量とに基づいて下
流スタンド圧下開度修正量を演算し、この圧下開度修正
量によって下流スタンドの圧下開度を操作するマスフロ
ー制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0020】
【作用】以下、本発明の原理を説明した後で、その作用
を説明する。図5において、(i+1)スタンドのマス
フロー一定則は(7)式で表される。 VEi+1・Hi+1 =Voi+1・hi+1 (7)
【0021】また、(2)式から明らかなように、(i
+1)スタンド入側板速度VEi+1とiスタンド出側板速
度VOiが等しい場合には張力変化は生じない。この関係
からVOi=VEi+1とし、且つ(4)式に示したロール速
度と出側板速度の関係を考慮すると、(7)式は(8)
式となる。 VRi・(1+fi )・Hi+1 =VRi+1・(1+fi+1 )・hi+1 (8) (8)式が成立する他の定常状態を考えると、 (VRi+ΔVRi)・(1+fi +Δfi )・(Hi+1 +ΔHi+1 ) =(VRi+1+ΔVRi+1)・(1+fi+1 +Δfi+1 ) ・(hi+1 +Δhi+1 ) (9) ここでΔは各変数の微小変化を表す。
【0022】(9)式を展開し微小変化の積は無視する
と、(9)式は(10)式となる。 ΔVRi・(1+fi )・Hi+1 +VRi・(1+fi ) ・ΔHi+1 +VRi・Δfi ・Hi+1 =ΔVRi+1・(1+fi+1 )・hi+1 +VRi+1・(1+fi+1 ) ・Δhi+1 +VRi+1・Δfi+1 ・hi+1 (10) (10)式を(8)式で除すと(11)式となる。
【0023】
【数4】 この(11)式の関係が本発明の基本である。すなわ
ち、(11)式の関係が満足されるようにロール速度あ
るいは圧下開度を操作することにより、(i+1)スタ
ンド入側板速度VEi+1とiスタンド出側板速度VOiとが
等しくなるという張力変化が発生しない条件が満たさ
れ、従来方式の問題点が解決できる。
【0024】請求項1に記載の制御装置は、隣合う2つ
のスタンドのうち、上流スタンドのロール速度を下流ス
タンドの入側板厚の変化に応じて操作して下流スタンド
の出側板厚を制御すると共に、板厚制御によるスタンド
間張力変動を発生させない制御を行うものである。
【0025】この場合、(11)式の右辺第一項の(Δ
Ri+1/VRi+1)は下流スタンドからのサクセッシブ信
号として処理できるため、ここでは省略して考える。
【0026】(i+1)スタンド入側板厚の変化による
(i+1)スタンド出側板厚の変化をゼロに制御するた
めのiスタンドロール速度修正量は(12)式で得られ
る。
【0027】
【数5】 また入側板厚変化による出側板厚変化量は(13)式で
得られ、(12)式が成立するように(i+1)スタン
ド出側板厚変化を修正する(i+1)スタンド圧下開度
修正量は(14)式で得られる。
【0028】
【数6】 (12)式と(14)式によりiスタンドロール速度修
正量と(i+1)スタンド圧下開度修正量を求め、操作
することによりi〜(i+1)スタンド間張力の変動を
生じることなく、(i+1)スタンド出側板厚を目標値
に制御できる。
【0029】請求項2に記載の制御装置は、隣合う2つ
のスタンドのうち、下流スタンドのロール速度を下流ス
タンドの入側板厚の変化に応じて操作して下流スタンド
の出側板厚を制御すると共に、板厚制御によるスタンド
間張力変動を発生させない制御を行うものである。
【0030】この場合、(11)式の左辺第一項の(Δ
Ri/VRi)は上流スタンドからのサクセッシブ信号と
して処理できるため、ここでは省略して考える。
【0031】(i+1)スタンド入側板厚の変化による
(i+1)スタンド出側板厚の変化をゼロに制御するた
めの(i+1)スタンドロール速度修正量は(15)式
で得られる。
【0032】
【数7】 また(i+1)スタンド入側板厚変化による(i+1)
スタンド出側板厚変化を修正する(i+1)スタンド圧
下開度修正量は第一の手段と同様に(14)式で得られ
る。
【0033】(15)式と(14)式により(i+1)
スタンドロール速度修正量と(i+1)スタンド圧下開
度修正量を求め、操作することによりi〜(i+1)ス
タンド間張力の変動を生じることなく、(i+1)スタ
ンド出側板厚を目標値に制御できる。
【0034】請求項3に記載の制御装置は、隣合う2つ
のスタンドのうち、上流スタンドのロール速度を下流ス
タンドの出側板厚偏差の積分値に応じて操作し下流スタ
ンドの出側板厚を制御する板厚制御と、この板厚制御に
よるスタンド間張力変動を発生させない制御とを行うも
のである。
【0035】この場合、(11)式の右辺第一項の(Δ
Ri+1/VRi+1)は下流スタンドからのサクセッシブ信
号として処理できるため、ここでは省略して考える。
【0036】今、前記板厚制御によるiスタンドロール
速度修正率を(ΔVRi/VRi)とすると、マスフローバ
ランスを維持するための(i+1)スタンド出側板厚変
化量は(16)式で得られる。
【0037】
【数8】 (16)式から求められる(i+1)スタンド出側板厚
変化量と入側板厚変化量および(i+1)スタンド圧下
開度修正量の関係は(17)式で表される。
【0038】
【数9】 (17)式から圧下開度修正量は
【0039】
【数10】 (16)式からマスフロー一定則が保持される(i+
1)スタンド出側板厚変化率を求め、これを達成する
(i+1)スタンド圧下開度修正量を(18)式より求
め、操作することによりi〜(i+1)スタンド間張力
の変動を生じることなく、(i+1)スタンド出側板厚
を目標値に制御できる。
【0040】請求項4に記載の制御装置は、隣合う2つ
のスタンドのうち、下流スタンドのロール速度を下流ス
タンドの出側板厚偏差の積分値に応じて操作し下流スタ
ンドの出側板厚を制御する板厚制御と、この板厚制御に
よるスタンド間張力変動を発生させない制御とを行うも
のである。
【0041】この場合、(11)式の左辺第一項の(Δ
Ri/VRi)は上流スタンドからのサクセッシブ信号と
して処理できるため、ここでは省略して考える。
【0042】今、前記板厚制御による(i+1)スタン
ドロール速度修正率を(ΔVRi+1/VRi+1)とすると、
マスフローバランスを維持するための(i+1)スタン
ド出側板厚変化率は(19)式で得られる。
【0043】
【数11】 (19)式から求められる(i+1)スタンド出側板厚
変化量と入側板厚変化量および(i+1)スタンド圧下
開度修正量の関係は、第三の手段と同様に(17)式で
表される。従って、圧下開度修正量は(18)式により
得られる。
【0044】(19)式からマスフロー一定則が保持さ
れる(i+1)スタンド出側板厚変化率を求め、これを
達成する(i+1)スタンド圧下開度修正量を(18)
式より求め、操作することによりi〜(i+1)スタン
ド間張力の変動を生じることなく、(i+1)スタンド
出側板厚を目標値に制御できる。
【0045】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例によって詳
細に説明する。図1は請求項1に記載のタンデム圧延機
の制御装置に対応する実施例の構成を示すブロック図で
ある。図1において、厚み計4で検出されたiスタンド
出側板厚は遅延装置5に送られる。遅延装置5は、厚み
計4から(i+1)スタンドまでの圧延材搬送時間だけ
厚み計による検出板厚を遅延し、(i+1)スタンド入
側板厚実績値HAi+1を出力する。
【0046】この(i+1)スタンド入側板厚実績値H
Ai+1と設定値演算装置17により設定された(i+1)
スタンド入側板厚目標値Hi+1 との偏差が演算され、先
進率演算装置14、速度修正量演算装置16、および圧
下位置修正量演算装置18に加えられる。先進率演算装
置14では、設定値演算装置17により設定された(i
+1)スタンド入側板厚目標値Hi+1 、出側板厚目標値
i+1 、圧延材塑性係数Qi+1 、ミル定数Mi+1 を用
い、先ず、例えば(13)式により(i+1)スタンド
出側板厚変化量Δhi+1 を演算する。更に、(i+1)
スタンド先進率変化量Δfi+1 を公知の圧延理論式を用
いて演算する。例えば、熱間仕上圧延機の場合には先進
率は(20)式で近似でき、その変化量は(21)式で
求めることができる。
【0047】
【数12】 ここでaは定数である。演算された先進率変化量Δf
i+1 は速度修正量演算装置16に加えられる。
【0048】同様にして、先進率演算装置15は、iス
タンド先進率変化量Δfi を演算し速度修正量演算装置
16に加える。この演算方法は先進率演算装置14での
方法と同じであるので、その説明は省略する。
【0049】そこで、速度修正量演算装置16は以上の
入力信号を用い(12)式によりiスタンドロール速度
修正率(ΔVRi/VRi)を演算し、かけ算器8に加え
る。かけ算器8ではiスタンドロール速度基準VRiとの
積が演算され、ロール速度修正量ΔVRiとロール速度基
準の和が新たなiスタンドロール速度基準としてiスタ
ンド速度制御装置9に与えられiスタンドロール速度が
操作される。
【0050】一方、マスフロー制御手段としての圧下修
正量演算装置18は、設定値演算装置17により設定さ
れた塑性係数Qi+1 とミル定数Mi+1 を用い、(14)
式から圧下修正量ΔSi+1 を演算し、圧下制御装置13
に与えて(i+1)スタンドの圧下開度を操作する。以
上によりスタンド間張力変動が生じることなく(i+
1)スタンド出側板厚が目標値に制御され、スタンド間
張力変動が原因したiスタンド出側板厚の変化が発生し
ないため板厚制御効果の向上が図られる。
【0051】ここで設定値演算装置17より設定される
i+1 ,hi+1 ,fi ,fi+1 ,Hi ,hi はパススケ
ジュールとして決定された目標板厚とその条件で計算さ
れた先進率を用いる場合、あるいは、ある圧延状態にお
ける実績板厚と実績先進率のロックオン値(記憶値)を
用いる場合とがある。
【0052】また、先進率演算装置14および15にお
いて(13)式を用いて出側板厚変化量を演算する例を
説明したが、スタンド入側、出側のマスフロー一定則を
用いて出側板厚偏差を求めることもできる。
【0053】図2は請求項2に記載のタンデム圧延機の
制御装置に対応する実施例の構成を示すブロック図であ
る。図2において、厚み計4で検出されたiスタンド出
側板厚は遅延装置5に送られる。遅延装置5は、厚み計
4から(i+1)スタンドまでの圧延材搬送時間だけ厚
み計による検出板厚を遅延し、(i+1)スタンド入側
板厚実績値HAi+1を出力する。
【0054】この(i+1)スタンド入側板厚実績値H
Ai+1と設定値演算装置17により設定された(i+1)
スタンド入側板厚目標値Hi+1 との偏差が演算され、先
進率演算装置14、速度修正量演算装置16、および圧
下位置修正量演算装置18に送られる。先進率演算装置
14では、設定値演算装置17により設定された(i+
1)スタンド入側板厚目標値Hi+1 、出側板厚目標値h
i+1 、圧延材塑性係数Qi+1 、ミル定数Mi+1 を用い、
先ず、例えば(13)式により(i+1)スタンド出側
板厚変化量Δhi+1 を演算する。更に、(i+1)スタ
ンド先進率変化量Δfi+1 を公知の圧延理論式を用いて
演算する。例えば熱間仕上圧延機の場合には先進率は
(20)式で近似でき、その変化量は(21)式で求め
ることができる。
【0055】演算された先進率変化量Δfi+1 は速度修
正量演算装置19に加えられる。
【0056】同様にして、先進率演算装置15は、iス
タンド先進率変化量Δfi を演算し速度修正量演算装置
19に出力する。この演算方法は先進率演算装置14で
の方法と同じである。
【0057】速度修正量演算装置19は以上の入力信号
を用い(15)式により(i+1)スタンドロール速度
修正率(ΔVRi+1/VRi+1)を演算し、かけ算器20に
加える。かけ算器20では(i+1)スタンドのロール
速度基準VRi+1との積が演算され、ロール速度修正量Δ
Ri+1とロール速度基準の和が新たな(i+1)スタン
ドロール速度基準として(i+1)スタンド速度制御装
置21に与えられ、(i+1)スタンド駆動電動機22
の回転速度が制御されロール速度が操作される。
【0058】一方、マスフロー制御手段としての圧下修
正量演算装置18は、設定値演算装置17により設定さ
れた塑性係数Qi+1 とミル定数Mi+1 を用い、(14)
式から圧下修正量ΔSi+1 を演算し、圧下制御装置11
に加えて(i+1)スタンドの圧下開度を操作する。以
上によりスタンド間の張力変動を生じることなく(i+
1)スタンド出側板厚が目標値に制御され、スタンド間
張力変動が原因したiスタンド出側板厚の変化が発生し
ないため板厚制御効果の向上が図られる。
【0059】ここで設定値演算装置17より設定される
i+1 ,hi+1 ,fi ,fi+1 ,Hi ,hi はパススケ
ジュールとして決定された目標板厚とその条件で計算さ
れた先進率を用いる場合、あるいは、ある圧延状態にお
ける実績板厚と実績先進率のロックオン値(記憶値)を
用いる場合とがある。
【0060】また、先進率演算装置14および15にお
いて(13)式を用いて出側板厚変化量を演算する例を
説明したが、スタンド入側、出側のマスフロー一定則を
用いて出側板厚偏差を求めることもできる。
【0061】図3は請求項3に記載のタンデム圧延機の
制御装置に対応する実施例の構成を示すブロック図であ
る。図3において、下流スタンド出側板厚偏差を積分し
た値に応じて上流スタンドロール速度を操作する板厚制
御の例として、図5に示した従来制御方法を用いた。厚
み計4でiスタンド出側板厚を検出しiスタンドロール
速度を操作する板厚制御系は、前述の従来制御の説明と
同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0062】遅延装置5の出力である(i+1)スタン
ド入側板厚実績値HAi+1は、設定値演算装置17により
設定された(i+1)スタンド入側板厚目標値Hi+1
の差が演算され、出側板厚演算装置23と圧下修正量演
算装置24に送られる。
【0063】出側板厚演算装置23にはロール速度修正
量演算装置7の出力である(ΔVRi/VRi)および先進
率演算装置15の出力であるiスタンド先進率変化量f
i が入力される。先進率演算装置15の機能は図1に示
すものと同様である。出側板厚演算装置23は、基本的
には前述の(16)式により、iスタンドロール速度修
正率(ΔVRi/VRi)に応じた(i+1)スタンド出側
板厚偏差を算出する。しかし、(16)式には(i+
1)スタンド先進率変化量Δfi+1 が変数として含まれ
ている。このため、例えば先進率変化量を前述の(2
1)式で表すとすると、(i+1)スタンド出側板厚偏
差は、(16)式と(21)式を連立して解いた(2
2)式の演算をして求める。
【0064】
【数13】 (22)式で求めた出側板厚偏差は圧下修正量演算装置
24に送られる。圧下修正量演算装置24は、(18)
式により(i+1)スタンド圧下修正量ΔSi+1を演算
し、圧下制御装置13に与えて圧下開度を操作する。
【0065】以上により、(i+1)スタンド出側板厚
偏差を積分して得られたiスタンドロール速度操作量に
対して、常にマスフロー一定則が満足される(i+1)
スタンド圧下開度に制御され、スタンド間張力の変動が
無い効果的な板厚制御が達成できる。
【0066】ここで、図1に示した実施例と同様に設定
値演算装置17よりHi+1 ,hi+1,fi ,fi+1 ,H
i ,hi が先進率演算装置15、出側板厚演算装置23
に設定されるが、これらはパススケジュールとして決定
された目標板厚とその条件で計算された先進率を用いる
場合、あるいは、ある圧延状態における実績板厚と実績
先進率のロックオン値(記憶値)を用いる場合とがあ
る。
【0067】また、先進率演算装置15において(1
3)式を用いて出側板厚変化量を演算することも、また
スタンド入側、出側のマスフロー一定則を用いて出側板
厚偏差を求めることもできる。
【0068】図4は請求項4に記載のタンデム圧延機の
制御装置に対応する実施例の構成を示すブロック図であ
る。ここでは、下流スタンド出側板厚偏差を積分した値
に応じて下流スタンドのロール速度を操作する板厚制御
の例として、(i+1)スタンド出側に設けた厚み計で
(i+1)スタンド出側板厚を検出し、(i+1)スタ
ンドロール速度を操作する板厚制御を実行している。
【0069】すなわち、厚み計25で検出された(i+
1)スタンド出側板厚hXi+1は、(i+1)スタンド目
標出側板厚hi+1 との偏差が演算されロール速度修正量
演算装置26に送られる。ロール速度修正量演算装置2
6は、この板厚偏差を積分し(i+1)スタンドロール
速度修正率(ΔVRi+1/VRi+1)を演算し、かけ算器2
0と出側板厚演算装置27とに加える。かけ算器20は
(i+1)スタンドロール速度基準VRi+1との積すなわ
ちロール速度修正量ΔVRi+1を演算し、ロール速度基準
Ri+1との和を新たな速度基準として速度制御装置21
へ与え、(i+1)スタンドロール速度を操作する。
【0070】iスタンド出側に設けられた厚み計4によ
って検出されたiスタンド出側板厚hXiは遅延装置5に
送られる。遅延装置5は厚み計4から(i+1)スタン
ドまでの圧延材搬送時間だけhXiを遅延し(i+1)ス
タンド入側板厚を演算する。遅延装置5の出力である
(i+1)スタンド入側板厚実績値HAi+1は、設定値演
算装置17により設定された(i+1)スタンド入側板
厚目標値Hi+1 との差が演算され、出側板厚演算装置2
7と圧下修正量演算装置24に送られる。出側板厚演算
装置27には先進率演算装置15の出力であるiスタン
ド先進率変化量fi が入力される。先進率演算装置15
の機能は図1に示すものと同様である。出側板厚演算装
置27は、基本的には前述の(19)式により、(i+
1)スタンドのロール速度修正率(ΔVRi+1/VRi+1
に応じた(i+1)スタンド出側板厚偏差を算出する。
しかし、(19)式には(i+1)スタンド先進率変化
量Δfi+1 が変数として含まれている。このため、例え
ば先進率変化量を前述の(21)式で表すとすると、
(i+1)スタンド出側板厚偏差は、(19)式と(2
1)式を連立して解いた(23)式の演算をして求め
る。
【0071】
【数14】 この(23)式で求めた出側板厚偏差は圧下修正量演算
装置24に送られる。圧下修正量演算装置24は、(1
8)式により(i+1)スタンド圧下修正量ΔSi+1
演算し、圧下制御装置13に与えて圧下開度を操作す
る。
【0072】以上により、(i+1)スタンド出側板厚
偏差を積分して得られた(i+1)スタンドロール速度
操作量に対して、常にマスフロー一定則が満足される
(i+1)スタンド圧下開度に制御され、スタンド間張
力の変動が無い効果的な板厚制御が達成できる。
【0073】ここで、図1に示した実施例と同様に設定
値演算装置17よりHi+1 ,hi+1,fi ,fi+1 ,H
i ,hi が先進率演算装置15、出側板厚演算装置27
に設定されるが、これらはパススケジュールとして決定
された目標板厚とその条件で計算された先進率を用いる
場合、あるいは、ある圧延状態における実績板厚と実績
先進率のロックオン値(記憶値)を用いる場合とがあ
る。
【0074】また、先進率演算装置15において(1
3)式を用いて出側板厚変化量を演算することも、また
スタンド入側、出側のマスフロー一定則を用いて出側板
厚偏差を求めることもできる。
【0075】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明によれば、隣合う2つのスタンドのいずれかのスタ
ンドのロール速度を操作し、下流スタンドの出側板厚を
制御する場合、板厚制御によってロール速度が操作され
た状態においても上流スタンド出側板速度と下流スタン
ド入側板速度が等しくなりスタンド間張力が変動しない
ように下流スタンド出側板厚を修正することができ、ス
タンド間張力変動による上流スタンド出側板厚変動が発
生せず、板厚制御精度の向上と操業の安定性の向上が達
成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載のタンデム圧延機の制御装置に
対応する実施例の構成を示すブロック図。
【図2】請求項2に記載のタンデム圧延機の制御装置に
対応する実施例の構成を示すブロック図。
【図3】請求項3に記載のタンデム圧延機の制御装置に
対応する実施例の構成を示すブロック図。
【図4】請求項4に記載のタンデム圧延機の制御装置に
対応する実施例の構成を示すブロック図。
【図5】従来のタンデム圧延機の制御装置の構成を示す
ブロック図。
【符号の説明】
2 iスタンド圧延機 3 i+1スタンド圧延機 4,25 厚み計 5 遅延装置 6,23,27 出側板厚演算装置 7,26 ロール速度修正量演算装置 8,20 かけ算器 9,21 速度制御装置 11 張力計 12 圧下位置操作量演算装置 13 圧下位置制御装置 14,15 先進率演算装置 16,19 速度修正量演算装置 17 設定値演算装置 18,24 圧下修正量演算装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B21B 37/12 BBP

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の圧延スタンドを直列に配置し鋼板等
    を連続的に圧延するタンデム圧延機の制御装置におい
    て、 隣合う2つのスタンドのうち、下流スタンドの入側板厚
    変化率及び先進率変化率と、上流スタンドの先進率変化
    率とに基づいて上流スタンドのロール速度修正率を演算
    し、このロール速度修正率によって上流スタンドのロー
    ル速度を操作して下流スタンドの出側板厚を制御する板
    厚制御手段と、 上流スタンドのロール速度の変更後においても上流スタ
    ンド出側板速度と下流スタンド入側板速度とが等しくな
    る下流スタンド出側板厚修正量から下流スタンド圧下開
    度修正量を演算し、この圧下開度修正量によって下流ス
    タンドの圧下開度を操作するマスフロー制御手段と、 を備えたことを特徴とするタンデム圧延機の制御装置。
  2. 【請求項2】複数の圧延スタンドを直列に配置し鋼板等
    を連続的に圧延するタンデム圧延機の制御装置におい
    て、 隣合う2つのスタンドのうち、下流スタンドの入側板厚
    変化率及び先進率変化率と、上流スタンドの先進率変化
    率とに基づいて下流スタンドのロール速度修正率を演算
    し、このロール速度修正率によって下流スタンドのロー
    ル速度を操作して下流スタンドの出側板厚を制御する板
    厚制御手段と、 下流スタンドのロール速度の変更後においても上流スタ
    ンド出側板速度と下流スタンド入側板速度とが等しくな
    る下流スタンド出側板厚修正量から下流スタンド圧下開
    度修正量を演算し、この圧下開度修正量によって下流ス
    タンドの圧下開度を操作するマスフロー制御手段と、 を備えたことを特徴とするタンデム圧延機の制御装置。
  3. 【請求項3】複数の圧延スタンドを直列に配置し鋼板等
    を連続的に圧延するタンデム圧延機の制御装置におい
    て、 隣合う2つのスタンドのうち、下流スタンドの出側板厚
    偏差を積分し、この積分量に基づいて上流スタンドのロ
    ール速度を操作して下流スタンドの出側板厚を制御する
    板厚制御手段と、 上流スタンドのロール速度の変更後においても上流スタ
    ンド出側板速度と下流スタンド入側板速度とが等しくな
    るように、下流スタンド出側板厚変化量と下流スタンド
    入側板厚変化量とに基づいて下流スタンド圧下開度修正
    量を演算し、この圧下開度修正量によって下流スタンド
    の圧下開度を操作するマスフロー制御手段と、 を備えたことを特徴とするタンデム圧延機の制御装置。
  4. 【請求項4】複数の圧延スタンドを直列に配置し鋼板等
    を連続的に圧延するタンデム圧延機の制御装置におい
    て、 隣合う2つのスタンドのうち、下流スタンドの出側板厚
    偏差を積分し、この積分量に基づいて下流スタンドのロ
    ール速度を操作して下流スタンドの出側板厚を制御する
    板厚制御手段と、 下流スタンドのロール速度の変更後においても上流スタ
    ンド出側板速度と下流スタンド入側板速度とが等しくな
    るように、下流スタンド出側板厚変化量と下流スタンド
    入側板厚変化量とに基づいて下流スタンド圧下開度修正
    量を演算し、この圧下開度修正量によって下流スタンド
    の圧下開度を操作するマスフロー制御手段と、 を備えたことを特徴とするタンデム圧延機の制御装置。
JP6197057A 1994-08-22 1994-08-22 タンデム圧延機の制御装置 Pending JPH0857509A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2298461A1 (de) * 2009-09-17 2011-03-23 Siemens Aktiengesellschaft Kaltwalzstraße mit Massenflussregelung an einem Walzgerüst

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2298461A1 (de) * 2009-09-17 2011-03-23 Siemens Aktiengesellschaft Kaltwalzstraße mit Massenflussregelung an einem Walzgerüst
WO2011032888A1 (de) * 2009-09-17 2011-03-24 Siemens Aktiengesellschaft Kaltwalzstrasse mit massenflussregelung an einem walzgerüst

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