JP3451919B2 - 熱間連続圧延機におけるスタンド間張力制御方法 - Google Patents

熱間連続圧延機におけるスタンド間張力制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱間連続圧延機のス
タンド間張力の制御方法に関し、特にスタンド間板厚
計、又は前スタンドにおいてゲージメータ式により推定
された板厚情報に基づき、次スタンドの圧下位置をフィ
ードフォワード的に調整することにより、スタンド間張
力を所望の目標値に制御する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、熱間連続圧延機のスタンド間張
力制御系としては、ルーパ角実績値を一定に保つように
前段の圧延機のワークロール速度を制御するルーパ高さ
制御、ルーパ角実績値に加えてスタンド間張力実績値を
検出し、前段の圧延機のワークロール速度とルーパモー
タトルクを制御する方法が古くから用いられてきた。
【0003】後者の例を図3に示す。図3において、1
はi−1スタンドワークロール、2はi−1スタンドバ
ックアップロール、3はiスタンドワークロール、4は
iスタンドバックアップロール、5はルーパーローラ
ー、6はルーパーアーム、7はルーパー角、8はルーパ
ーモータ、9はi−1スタンドワークロールモータ、1
0はi−1スタンドワークロールモータ制御装置、11
はiスタンドワークロールモータ、12はiスタンドワ
ークロールモータ制御装置、13はルーパモータトルク
制御装置である。14はi−1スタンド荷重計、ギャッ
プ間隙計、ギャップ制御装置、15はiスタンド荷重計、
ギャップ間隙計、ギャップ制御装置をそれぞれまとめて
表わしている。また、26はフィードバック型張力・ル
ーパ角制御装置である。
【0004】検出されたルーパー角7とスタンド間張力
は、フィードバック型張力・ルーパ角制御装置26に入
力される。フィードバック型張力・ルーパ角制御装置2
6は、これらの値よりルーパー角7とスタンド間張力を
目標値に保つようなi−1スタンドのワークロール1の
速度と、ルーパモータ8のトルクを演算し、それぞれ指
令値としてi−1スタンドワークロールモータ制御装置
10、ルーパモータトルク制御装置13に与える。i−
1スタンドワークロールモータ制御装置10、ルーパモ
ータトルク制御装置13は、それぞれ、i−1スタンド
ワークロールモータ1の回転速度と、ルーパモータトル
ク8の出力トルクが指令値になるように制御を行う。
【0005】また、最近では、より高級な間制御方式と
して、張力実績値、ルーパ角実績値等の多数の情報を入
力とし、ルーパ高さ、ワークロール速度、ルーパトル
ク、圧下位置等の多数の操作量を使用して制御する状態
フィードバック制御などが提案されている。この例とし
ては、特開昭63−188416号公報に開示されてい
るものがある。
【0006】これは、ルーパの角度を一定に保ちつつ出
側板厚及びスタンド間張力を所望値に制御するものであ
り、ルーパ角度偏差、ルーパ角速度偏差、ルーパトルク
偏差、スタンド間張力偏差、ミル速度偏差、及び出側板
厚偏差を状態変数として、ルーパ駆動トルク基準偏差、
ミル速度基準偏差、及び圧下位置基準偏差を操作変数と
する状態方程式を設定すると共に、ルーパ角度偏差、ス
タンド間張力偏差及び出側板厚偏差を出力変数とする出
力方程式を設定し、これら出力変数の2次形式の時間積
分値で表わした評価関数を最小にする操作変数の値を求
め、求められたルーパ駆動トルク基準偏差、ミル速度基
準偏差、及び圧下位置基準偏差の量だけ各制御偏差の基
準を補正して、ルーパ駆動トルク、ミル速度及び圧下位
置を同時に操作することを特徴とするものである。
【0007】これら多変数を用いた制御は、スタンド間
張力、ルーパ角度及び板厚等の相互干渉を防ぐことがで
き、これに伴い被圧延材の板厚、板幅制御精度が向上す
るという特徴を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、古典的
なルーパ高さ制御や、第3図に示されるような制御系は
は勿論、前記多変数による状態方程式を使用した制御
も、フィードバック制御系であるので、張力制御系とし
ての即応性を追求できないという問題点が存在する。た
とえば、前段スタンドの出側板厚が、何らかの原因で板
厚目標値から外れてしまい、それが次のスタンドの入側
板厚変動となり、それが原因で当該スタンドの入側張力
が変動してしまうような場合に、張力が変動し始めてか
ら動作するフィードバック制御系では、即座に対応がで
きないという問題点が存在する。
【0009】図4に、最適レギュレータを使用したスタ
ンド間張力制御において、スタンド入側板厚が変動した
場合のスタンド間張力制御状況の例を示すが、張力の変
動が大きく、かつ目標値に回復するまでに10秒近くも
の時間を要していることが分かる。
【0010】本発明はこのよう問題点を解決するために
なされたものであり、フィードフォワード制御を用いる
ことにより、即応性を有する熱間連続圧延機におけるス
タンド間張力制御方法を提供することを課題とする。
【0011】前記課題を解決するための第1の手段は、
圧延スタンド入側の板厚変動に起因する当該圧延スタン
ドの後進率の変動を抑制するように、当該圧延スタンド
の圧下位置を調整する制御系を有することを特徴とする
熱間連続圧延機のスタンド間張力制御方法(請求項1)
である。
【0012】本手段においては、フィードフォワード制
御により、当該スタンドの入側板厚変動に応じて、当該
圧延スタンド入側の板厚変動に起因する当該圧延スタン
ドの後進率の変動を抑制するように、当該スタンドの圧
下位置を調整しているので、あるスタンドの前段スタン
ドの出側板厚が、何らかの原因で板厚目標値から外れて
しまい、当該スタンドの入側板厚変動となる場合でも、
応答遅れなく当該スタンドの入側張力を制御することが
できる。圧下位置を調整するには、当該スタンドのロー
ルギャップ設定値を調整してもよいし、又は当該スタン
ドの出側板厚設定値を調整することにより間接的に圧下
位置を調整してもよい。
【0013】前記課題を解決するための第2の手段は、
前記第1の手段であって、圧延スタンド入側の板厚を測
定する方法が、当該圧延スタンドの入側に設置された板
厚計により板厚を測定し、測定された板厚データを当該
圧延スタンドまでトラッキングして、当該圧延スタンド
入側の板厚とすることを特徴とするもの(請求項2)で
ある。
【0014】この手段においては、板厚計で測定された
板厚データが、被圧延材の進行と同期してトラッキング
され、次スタンドに達したときにそのスタンドの入側板
厚データとして使用される。データとして実測データを
使用しているので、精度の良いデータを制御に使用する
ことができる。
【0015】前記課題を解決するための第2の手段は、
前記第1の手段であって、圧延スタンド入側の板厚を測
定する方法が、当該圧延スタンドの前段スタンドにおけ
るゲージメータ式により板厚を推定し、推定された板厚
データを当該圧延スタンドまでトラッキングして、当該
圧延スタンド入側の板厚とすることを特徴とするもの
(請求項3)である。
【0016】ゲージメータ式とは、周知のように、圧延
荷重がゼロのときのロールギャップ値と、圧延荷重の関
数であるスタンドの伸び量から当該スタンドの出側板厚
を計算する式である。この手段によれば、前記第2の手
段に比して板厚の測定精度は悪くなるが、スタンド間に
板厚計を設けなくて済むという利点がある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
図を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態の例を
実施するためのシステムを示す構成図である。通常熱間
仕上圧延機は7スタンド程度で構成されるが、図1はそ
の中の2スタンド分を示している。他スタンドも同様に
考えることができる。
【0018】図1において、1はi−1スタンドワーク
ロール、2はi−1スタンドバックアップロール、3は
iスタンドワークロール、4はiスタンドバックアップ
ロール、5はルーパーローラー、6はルーパーアーム、
7はルーパー角、8はルーパーモータ、9はi−1スタ
ンドワークロールモータ、10はi−1スタンドワーク
ロールモータ制御装置、11はiスタンドワークロール
モータ、12はiスタンドワークロールモータ制御装
置、13はルーパモータトルク制御装置である。
【0019】14はi−1スタンド荷重計、ギャップ間
隙計、ギャップ制御装置、15はiスタンド荷重計、ギ
ャップ間隙計、ギャップ制御装置をそれぞれまとめて表
わしている。16はi−1スタンド圧延荷重、17はi
−1スタンドギャップであり、18はゲージメータ板厚
演算装置である。19は移送遅れ演算装置で、測定又は
算出された出側板厚をライン速度に同期して下流スタン
ド制御装置に移送する装置である。20は制御ゲイン設
定装置である。制御ゲインの決定法は後述する。
【0020】制御ゲイン設定装置20の出力が、iスタ
ンド出側板厚設定値21となる。一方、点線で記した2
2はiスタンドギャップ設定値であり、実際の制御時
は、21か22が排他的に選択される。23はiスタン
ド出側板厚制御装置であり、iスタンド出側板厚設定値
21通りの出側板厚を実現するための装置である。本発
明においては、出側板厚制御装置23の形態は特に問わ
ない。24は22同様iスタンドギャップ設定値である
が、iスタンド出側板厚制御装置23の出力である点
で、22とは異なる。25はi−1スタンド出側板厚計
であり、ゲージメータ板厚演算装置18の出力である出
側板厚推定値と排他的に用いられる。いずれの場合で
も、本発明は有効に作用する。
【0021】これらのシステムの作動について以下に説
明する。仮に何らかの原因で、i−1スタンド出側板厚
が所望値からの偏差を持ったと仮定する。この場合、ラ
イン速度で決まる、ある一定時間後に、iスタンドの入
側板厚変動となる。これを放置すると、静的圧延理論で
言う後進率が変化し、つまりはiスタンド入側板速度が
変化する。こうしてi−1スタンド出側板速度とiスタ
ンド入側板速度がアンバランスとなり、i−1スタン
ド、iスタンド間の張力が変動してしまう。
【0022】張力変動は安定な通板を妨げるため、極小
にすることが望ましい。そこで、本発明においては、上
記プロセスにより発生するiスタンド後進率変化をiス
タンドの出側板厚設定値、又はiスタンドのロールギャ
ップ設定値を調整することにより補償する。以下、数式
によりこれを説明する。まず、以下で使用する変数をま
とめておく。 Si: iスタンド圧下位置(圧延荷重が0のときのロ
ールギャップ) σi: iスタンド間張力(iスタンド、i+1スタンド
間) vi: iスタンド出側板速度 Vi: iスタンド入側板速度 VRi: iスタンドワークロール速度 hi: iスタンド出側板厚 Hi: iスタンド入側板厚 E:材料のヤング率 L:スタンド間距離 fi:先進率 bi:後進率
【0023】以下iスタンドでの圧延現象を考える。静
的圧延理論では、入側板速度Viは、ワークロール速度
VRiを用いて、 Vi=VRi(1−bi) …(1) 但し、後進率biは、入側板厚Hi、出側板厚hi、入側
張力、出側張力等の関数である。ここでは、入側張力、
出側張力を一定値とし、 bi=f(Hi,hi) …(2) と記述する。一方、i−1スタンドの出側板速度をvi
とすると、i−1、iスタンド間張力σi-1は dσi-1/dt=E(Vi−vi-1)/L …(3) で記述される。上式より、i−1、iスタンド間張力
変動を抑えるためには、Viの変動を抑える、つまりは
iの変動を抑えれば良いことがわかる。(2)式を変動量
に関して展開すると、
【0024】
【数1】 となることから、 Δbi=0 …(5) を実現するためには、
【0025】
【数2】 つまり、
【0026】
【数3】 を実現すればよい。
【0027】つまり、上式で与えられるΔhiをiスタ
ンド出側板厚設定値に上乗せすれば、後進率変化を抑制
でき、さらに張力変化を抑制することが可能となる。各
スタンドに板厚制御系が存在しない場合は、上述の方式
のかわりに、iスタンドギャップ設定値を指定する方式
とし、同様に考えることにより、
【0028】
【数4】 を、iスタンドギャップ設定値に上乗せすれば良い。上
記中の係数
【0029】
【数5】
【0030】
【数6】 が、図1における制御ゲイン設定装置20の制御ゲイン
に相当する。
【0031】本発明の第1の実施の形態においては、図
1におけるi−1スタンド出側板厚計25で測定された
被圧延材の板厚偏差ΔHiは移送遅れ演算装置19に入
力される。移送遅れ演算装置19は、被圧延材の進行に
同期して、入力された板厚偏差データをシフトして遅延
させ、被圧延材の被測定部がちょうどiスタンドに噛み
込む時点で当該板厚偏差データを制御ゲイン設定装置2
0に入力する。制御ゲイン設定装置20は、
【0032】
【数7】
【0033】で決定される制御ゲインを予め自ら計算す
るか上位計算機より受け取り、(7)式によりiスタンド
出側板厚設定値の変更量Δhiを求め、iスタンド出側
板厚制御装置23に与える。iスタンド出側板厚制御装
置23は、これを本来のiスタンド出側板厚設定値に上
乗せしたものを新たな設定値として、これよりiスタン
ドギャップ設定値を決め、iスタンドギャップ制御装置
15を制御して、iスタンド出側板厚が新たな設定値に
なるような制御を行う。
【0034】本発明の第2の実施の形態においては、図
1におけるi−1スタンド出側板厚計25で測定された
被圧延材の板厚偏差ΔHiは移送遅れ演算装置19に入
力される。移送遅れ演算装置19は、被圧延材の進行に
同期して入力された板厚偏差データをシフトして遅延さ
せ、被圧延材の被測定部がちょうどiスタンドに噛み込
む時点で当該板厚偏差データを制御ゲイン設定装置20
に入力する。制御ゲイン設定装置は、
【0035】
【数8】
【0036】で決定される制御ゲインを予め自ら計算す
るか上位計算機より受け取り、(8)式によりiスタンド
ロールギャップ変更量ΔSiを求め、これをiスタンド
ギャップ制御装置15に与える。iスタンドギャップ制
御装置15は、これを本来のロールギャップ設定値に上
乗せしたものを新しいロールギャップ設定値として、ロ
ールギャップがこの新しい設定値になるような制御を行
う。
【0037】本発明の第3の実施の形態においては、制
御の方式は第1の実施の形態と同じであるが、板厚の検
出方法が異なっている。すなわち、第1の実施の形態に
おいては、i−1スタンド出側板厚計25によって板厚
の検出を行っていたが、本実施の形態においては、ゲー
ジメータ板厚演算装置18によりi−1スタンドにおけ
るゲージメータ板厚を計算することにより板厚を求め
る。すなわち、 hi-1=Si-1+g(Pi-1) …(9) として出口板厚を求める。ここに、Pi-1は、i−1ス
タンドにおける圧延荷重、g(Pi-1)はi−1スタン
ドの伸び量で、Pi-1の関数である。ゲージメータ板厚
演算装置18により求められたゲージメータ板厚は、移
送遅れ演算装置19に入力され、以後第1の実施の形態
と同様の制御が行われる。
【0038】本発明における第4の実施の形態において
は、制御の方式は第2の実施の形態と同じであるが、板
厚の検出方法が、第3の実施の形態で述べた方法である
点のみが違っている。すなわち、ゲージメータ板厚演算
装置18によりi−1スタンドにおけるゲージメータ板
厚を計算し、移送遅れ演算装置19に入力して、以後は
第2の実施の形態で述べたものと同様の制御を行う。
【0039】なお、図1においては図示を省略している
が、本発明の方法は、従来技術におけるルーパ高さ制御
や、図3に示したスタンド間張力・ルーパ高さを調整す
る方法と組み合せて使用することが可能であり、組み合
せて使用することにより、より精密な制御ができる。本
発明における操作量は、圧延スタンドの圧下位置であ
り、ルーパ高さ制御や図3に示した制御方法の操作量と
は異なっているので、操作量が干渉する可能性は少な
い。
【0040】本発明の第1の実施の形態を使用して制御
を行った場合の、スタンド間張力の制御状況の例を図2
に示す。図2において、(a)はスタンド入側板厚偏差の
推移、(b)はこれに対する出側板厚設定値の推移であ
る。スタンド入側板厚が変化するのに伴い、出側板厚設
定値が対応して変化している。その結果、(c)に示すよ
うに、スタンド間の張力はほとんど変化していない。こ
れを図4に示した最適レギュレータなどの従来法を適用
した場合の制御結果と比較すると、スタンド間張力制御
精度が大幅に改善されていることが分かる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、圧延ス
タンド入側の板厚変動に起因する当該圧延スタンドの後
進率の変動を抑制するように、当該圧延スタンドの圧下
位置を調整する制御系を有するものであるので、前段ス
タンドの出側板厚が、何らかの原因で板厚スケジュール
値から外れてしまい、その結果次のスタンドの入側板厚
が変動する場合でも、当該スタンドの入側張力変動を迅
速に抑制することが可能となり、連続圧延機で最も重要
である安定な通板が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例を実施するためのシス
テムを示す構成図である。
【図2】本発明の実施の形態である制御を実施した場合
のスタンド間張力の制御状況の例を示す図である。
【図3】従来のスタンド間張力制御系の例を示す構成図
である。
【図4】従来のスタンド間張力制御におけるスタンド間
張力の制御状況の例を示す図である。
【符号の説明】
1 i−1スタンドワークロール 2 i−1スタンドバックアップロール 3 iスタンドワークロール 4 iスタンドバックアップロール 5 ルーパーローラー 6 ルーパーアーム 7 ルーパー角 8 ルーパーモータ 9 i−1スタンドワークロールモータ 10 i−1スタンドワークロールモータ制御装置 11 iスタンドワークロールモータ 12 iスタンドワークロールモータ制御装置 13 ルーパモータトルク制御装置 14 i−1スタンド荷重計、ギャップ間隙計、ギャッ
プ制御装置 15 iスタンド荷重計、ギャップ間隙計、ギャップ制
御装置 16 i−1スタンド圧延荷重 17 i−1スタンドギャップ 18 ゲージメータ板厚演算装置 19 移送遅れ演算装置 20 制御ゲイン設定装置 21 iスタンド出側板厚設定値 22 iスタンドギャップ設定値 23 iスタンド出側板厚制御装置 24 iスタンドギャップ設定値 25 i−1スタンド出側板厚計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三原 紀章 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 山本 雅明 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−100518(JP,A) 特開 平3−165914(JP,A) 特開 平4−84614(JP,A) 特開 昭50−67764(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 37/00 - 37/78

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延スタンド入側の板厚変動に起因する
    当該圧延スタンドの後進率の変動を抑制するように、
    該圧延スタンドの圧下位置を調整する制御系を有するこ
    とを特徴とする熱間連続圧延機のスタンド間張力制御方
    法。
  2. 【請求項2】 圧延スタンド入側の板厚を測定する方法
    が、当該圧延スタンドの入側に設置された板厚計により
    板厚を測定し、測定された板厚データを当該圧延スタン
    ドまでトラッキングして、当該圧延スタンド入側の板厚
    とすることを特徴とする請求項1に記載の熱間連続圧延
    機のスタンド間張力制御方法。
  3. 【請求項3】 圧延スタンド入側の板厚を測定する方法
    が、当該圧延スタンドの前段スタンドにおいてゲージメ
    ータ式により板厚を推定し、推定された板厚データを当
    該圧延スタンドまでトラッキングして、当該圧延スタン
    ド入側の板厚とすることを特徴とする請求項1に記載の
    熱間連続圧延機のスタンド間張力制御方法。
JP04630298A 1998-02-13 1998-02-13 熱間連続圧延機におけるスタンド間張力制御方法 Expired - Fee Related JP3451919B2 (ja)

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