JPH0857390A - 均一塗布型ダイコータ - Google Patents

均一塗布型ダイコータ

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JPH0857390A
JPH0857390A JP19306294A JP19306294A JPH0857390A JP H0857390 A JPH0857390 A JP H0857390A JP 19306294 A JP19306294 A JP 19306294A JP 19306294 A JP19306294 A JP 19306294A JP H0857390 A JPH0857390 A JP H0857390A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 金型内部に形成したマニホールド6に供給し
た塗液をスロット部8を介して吐出し、帯状材料26に
塗布する均一塗布型ダイコータ1において、マニホール
ド6に塗液供給パイプ4が装入してある。塗液供給パイ
プ4には、塗布幅方向に所定間隔をもって塗液吐出孔9
を設けるとともに、複数のリング10を塗液供給パイプ
4の軸方向に摺動可能に外嵌し、塗液供給装置24を塗
液供給パイプ4の一端側21に接続している。 【効果】 スロット部8の幅方向の全域にわたって均一
に塗液を吐出することができるので、帯状材料の幅方向
に、均一塗布膜厚みを形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続的に搬送される帯
状材料の幅方向に塗液を均一に塗布する均一塗布型ダイ
コータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、帯状材料の幅方向に均一に塗液を
塗布するダイコータとして、特開平5−68927号公
報に開示されているものが一般的に知られている。上記
ダイコータでは、金型内部に形成されたマニホールドの
一端側から供給された塗液が、帯状材料の幅方向に設け
られたスロット部から吐出して帯状材料に塗布される。
また、上記ダイコータでは、マニホールド内部の圧力を
高く維持してスロット部から吐出する塗液の圧力損失を
大きくしている。これにより、マニホールド内部の圧力
は均一になり、スロット部の全域から塗液が均一に吐出
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ダ
イコータでは、塗布条件に合ったマニホールドの最適な
形状を得るために、試作品を何個も製作しているのが実
状であり、このため、ダイコータの製作コストが上昇す
るという問題点があった。
【0004】また、上記ダイコータでは、塗液の塗布量
を少なくした場合、塗液の流量低減に伴って、マニホー
ルド内部の圧力が低くなり、スロット部から吐出する塗
液の圧力損失が小さくなる。したがって、マニホールド
内部の圧力が不均一になり、スロット部から吐出する塗
液の塗布幅方向でのばらつきが発生し、塗布膜の厚みが
帯状材料の幅方向で不均一になるという問題点があっ
た。
【0005】上記ダイコータのマニホールドの形状は、
一定の塗布条件に合わせて加工してある。したがって、
塗液の塗布量が一定であっても、塗液の粘度、塗布速
度、塗布幅等の塗布条件を大きく変更した場合、流体の
非ニュートン力学的な特性により塗布幅方向のマニホー
ルド内部の圧力が不均一になる。よって、上記ダイコー
タは、塗布条件に適合したマニホールドを有するダイコ
ータに取り替える必要があった。また、これにより、塗
布作業の効率低下を招くだけでなく、多くの種類のダイ
コータを管理する必要があった。
【0006】一方、マニホールドの中央部に塗液供給口
を設け、この塗液供給口に塗液を供給して、塗布幅方向
のマニホールド内部の圧力差を小さくして塗液の塗布幅
方向の吐出量を均一にするダイコータがあるが、塗布幅
が長い場合や塗液の粘度が高い場合、必ずしも塗液は塗
布幅方向で均一に吐出しない。さらにまた、マニホール
ドの中央部に塗液供給口を設けると、ダイコータ本体の
加工や、塗液を供給する配管が複雑化するという問題点
があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、上記問
題点を解決するためになされたもので、請求項1の均一
塗布型ダイコータは、金型内部に形成した塗液供給用の
マニホールドと該マニホールドに接続する塗液吐出用の
スロット部をもつダイコータにおいて、塗布幅方向に所
定間隔をもって設けた複数個の塗液吐出孔をもちかつ該
吐出孔との間で構成される連通部の開口面積を可変にし
得る複数のリングを摺動可能に外嵌した塗液供給パイプ
を上記マニホールドに装入するとともに、塗液供給手段
を上記パイプの一端に接続したことを特徴としている。
【0008】また、請求項2の均一塗布型ダイコータ
は、金型内部に形成した塗液供給用のマニホールドと該
マニホールドに接続する塗液吐出用のスロット部をもつ
ダイコータにおいて、塗布幅方向に所定間隔をもって設
けた複数個の第1塗液吐出孔をもつ内側パイプと該パイ
プに回転可能に外嵌し上記第1塗液吐出孔との間で構成
される連通部の開口面積を可変にし得る複数個の第2塗
液吐出孔をもつ外側パイプとを上記マニホールドに装入
するとともに、塗液供給手段を上記内側パイプの一端に
接続したことを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1の均一塗布型ダイコータでは、塗液供
給パイプに設けた複数の吐出孔の外側に複数のリングを
それぞれ移動して、スロット部の幅方向に均一に塗液が
吐出するように、吐出孔とリングの間で構成される連通
部の開口面積を調整する。したがって、塗液供給手段か
ら筒体に供給された塗液は、開口面積が調整された複数
の吐出孔を介してマニホールド内部に流出し、マニホー
ルドからスロット部を通過して塗布幅方向に均一に吐出
し、帯状材料の幅方向に均一な厚みの塗布膜を形成す
る。
【0010】さらに、請求項2に記載の均一塗布型ダイ
コータでは、外側パイプを回転して、スロット部の幅方
向に均一に塗液が吐出するように、第1塗液吐出孔と第
2塗液吐出孔が連通する開口面積を調整する。塗液供給
手段から筒体に供給された塗液は、開口面積が調整され
た複数の第1塗液吐出孔を介してマニホールド内部に流
出し、マニホールドからスロット部を通過して塗布幅方
向に均一に吐出し、帯状材料の幅方向に均一な厚みの塗
布膜を形成する。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明にかかる実
施例について説明する。図1〜3は、本発明に係る均一
塗布型ダイコータ1の第1実施例を示している。上記均
一塗布型ダイコータ1は、上金物2と下金物3と塗液供
給パイプ4とから構成されている。
【0012】上金物2と下金物3の当接面5には、塗布
幅方向に沿って円柱形状にマニホールド6が形成してあ
る。また、上記マニホールド6から先端リップ部7まで
の当接面5には、上金物2と下金物3を切削してスロッ
ト部8が形成されている。
【0013】上記塗液供給パイプ4には、軸方向に複数
の塗液吐出孔9が設けてある。また、上記塗液吐出孔9
の開口面積を調整するための複数のリング10が、上記
塗液供給パイプ4に摺動可能に外嵌してある。
【0014】また、均一塗布型ダイコータ1は、上金物
2と下金物3を一体化した本体11の一方の側部13に
シール部材14と側板15を設け、マニホールド6とス
ロット部8の端部を塞いでいる。そして、マニホールド
6のもう一方の端部から上記塗液供給パイプ4をマニホ
ールド6に装入し、上記塗液供給パイプ4の端部16を
上記側板15の凹部17に収容して固定する。この際、
上記塗液吐出孔9は、上記スロット部8とマニホールド
6が接続する部分の反対側に位置するように装入され
る。
【0015】さらに、本体11の他方の側部18には、
シール部材19と側板20が設けられ、マニホールド6
とスロット部8の他端部が塞がれている。上記塗液供給
パイプ4の他端部21は、上記シール部材19の開口部
22と側板20の開口部23を通過して本体11の外部
に突出し、塗液供給装置24に接続されている。
【0016】以上の構成からなる均一塗布型ダイコータ
1は、先端リップ部7をバックアップロール25で矢印
x方向に搬送される帯状材料26に所定間隔をもって対
向して配置される。そして、塗液供給装置24から塗液
供給パイプ4に塗液が供給されると、塗液は複数の塗液
吐出孔9からマニホールド6の内部に流出する。この
際、塗液吐出孔9は、上述したように、上記スロット部
8とマニホールド6が接続する部分の反対側に位置して
いるので塗液吐出孔9からスロット部8に塗液が直接流
出することはない。
【0017】上記塗液吐出孔9の開口面積は、上記リン
グ10を塗液供給パイプ4の軸方向に動かして上記塗液
吐出孔9とリング10を重ね合わせて調整される。例え
ば、塗液が粘度の高いものである場合、塗液吐出孔9の
開口面積は、塗液供給パイプ4の端部16に近づくにつ
れて大きくなるように調整される。
【0018】そして、マニホールド6の内部に流出した
塗液は、マニホールド6の内周に沿って塗液供給パイプ
4を越えてスロット部8側に回り込み、スロット部8か
ら先端リップ部7を介して、塗布幅方向に均一に吐出す
る。したがって、帯状材料26の幅方向に均一な厚みの
塗布膜が形成される。
【0019】このように、上記均一塗布型ダイコータ1
では、上述したように、マニホールド6に装入された塗
液供給パイプ4の塗液吐出孔9の開口面積を調整するこ
とで、スロット部8から塗液を塗布幅方向に均一に吐出
することができる。また、塗液は、マニホールド6の一
端側から供給すればよいので配管が簡略化できる。さら
に、上金物2の上部中央にマニホールド6に連通する塗
液供給口等を設ける必要がなく、上金物2の加工工数を
省略できるので、均一塗布型ダイコータ1のコストダウ
ンが図れる。
【0020】また、塗液や塗布幅、または、塗布速度
等、塗布条件を変更する場合、スロット部8から塗液が
塗布幅方向に均一に吐出するように、それぞれの塗液吐
出孔9の開口面積を調整する。塗液吐出孔9の開口面積
を調整する場合、上記シール部材19と側板20を本体
11の側部18から取り外し、マニホールド6から塗液
供給パイプ4を引き抜いた後、塗液供給パイプ4に外嵌
されたリング10の位置を変更してそれぞれの塗液吐出
孔9の開口面積を調整する。
【0021】次に、本発明に係る第2の実施例について
説明する。図4,5は、均一塗布型ダイコータ30を示
している。上記均一塗布型ダイコータ30は、上記均一
塗布型ダイコータ1を構成する上記塗液供給パイプ4と
リング10に替えて、内側パイプ32と、これに回転可
能に外嵌した外側パイプ33とを設けて構成される。ま
た、均一塗布型ダイコータ30について、上記均一塗布
型ダイコータ1と同一部材、同一部分については同一符
号を使用して説明を省略する。
【0022】上記均一塗布型ダイコータ30のマニホー
ルド6には、内側パイプ32が装入してある。上記内側
パイプ32の端部33は閉塞してあり、本体11の側部
13近傍まで装入されている。もう一方の端部34は、
シール部材19の開口部22と側板20の開口部23を
通過して本体11の外部に突出し、塗液供給装置24に
接続されている。また、上記内側パイプ32には、軸方
向に複数の第1塗液吐出孔35が等間隔に設けてある。
この第1塗液吐出孔35は、スロット部8とマニホール
ド6が接続する部分の反対側に設けてある。
【0023】そして、上記内側パイプ32には上述した
ように、外側パイプ33が回転可能に外嵌してある。外
側パイプ32の一方の端部36は、本体11の一方の側
部18の近傍まで外嵌されており、他端部37は、側部
13に設けてあるシール部材14の開口部38と側板1
5の開口部39を通過して本体11の外部に突出してい
る。また、開口部39には軸シール40が設けてあり、
外側パイプ33がシール回転できるようになっている。
さらに、他端部37には回転レバー41が接続してあ
り、上記外側パイプ32が回転レバー41により回転す
るように設けてある。
【0024】また、上記外側パイプ33には、上記内側
パイプ32の第1塗液吐出孔35と同一面積で、かつ塗
布幅方向に同一間隔に第2塗液吐出孔42が設けてあ
る。さらに、この第2塗液吐出孔42は、側部18側か
ら側部13側になるにつれて、外側パイプ33の円周方
向に少しずつずらして設けてある。最終的には、図示す
るように、側部18側の第2塗液吐出孔42aと側部1
3側の第2塗液吐出孔42bの間にeだけずれるように
なっている。したがって、例えば、第2塗液吐出孔42
aと内側パイプ32の第1塗液吐出孔35をずれのない
ように重ね合わせると、第2塗液吐出孔42bと第1塗
液吐出孔35は、円周方向にeだけずれて重なるように
なっている。
【0025】以上の構成からなる均一塗布型ダイコータ
30は、先端リップ部7をバックアップロール25で矢
印x方向に搬送される帯状材料26に所定間隔をもって
対向して配置される。そして、塗液供給装置24から内
側パイプ32に塗液が供給されると、塗液は複数の第1
塗液吐出孔35と、外側パイプ33の第2塗液吐出孔4
2が重なり合って連通する連通部45からマニホールド
6の内部に流出する。
【0026】この際、第1塗液吐出孔35は、上述した
ように、上記スロット部8とマニホールド6が接続する
部分の反対側に位置しているので連通部45からスロッ
ト部8に塗液が直接流出することはない。
【0027】上記連通部45は、上記外側パイプ33を
回転レバー41で回転させ、第1塗液吐出孔35と、第
2塗液吐出孔42の重なり合う面積を変更することで調
整される。例えば、塗液が粘度の高いものである場合、
上記連通部45は、第2塗液吐出孔42b側になるにつ
れて大きくなるように調整される。
【0028】そして、上記連通部45からマニホールド
6の内部に流出した塗液は、マニホールド6の内周に沿
って外側パイプ33を越えてスロット部8側に回り込
み、スロット部8から先端リップ部7を介して、塗布幅
方向に均一に吐出する。したがって、帯状材料26の幅
方向に均一な厚みの塗布膜が形成される。
【0029】このように、上記均一塗布型ダイコータ3
0では、マニホールド6に塗液を吐出する連通部45の
面積を塗布幅方向で調整することができる。よって、ス
ロット部8から塗液を塗布幅方向に均一に吐出すること
ができるので、塗布膜厚みが塗布幅方向で均一になる。
また、塗液は、マニホールド6の一端側から供給すれば
よいので配管が簡略化できる。さらに、上金物2の上部
中央にマニホールド6に連通する塗液供給口等を設ける
必要がないので、均一塗布型ダイコータ1のコストダウ
ンが図れる。
【0030】また、塗液等の塗布条件を変更する場合、
スロット部8から塗液が塗布幅方向に均一に吐出するよ
うに、連通部45の面積を調整する。連通部45の面積
を調整する場合、上述のように、回転レバー41で外側
パイプ33を回転させるので、シール部材14、側板1
5等を取り外す分解作業を必要としない。また、塗液の
吐出状態、塗布膜厚みを観察しながら連通部45の面積
を調整することができる。なお、上記均一塗布型ダイコ
ータ30では、内側パイプ32に設けた第1塗液吐出孔
35を円周方向にずらして設けてもよいし、回転レバー
41を内側パイプ32に接続して内側パイプ32を回転
するように設けてもよい。
【0031】さらに、図6に示すように、外側パイプ3
3には塗液吐出孔46〜48を設けることもできる(図
6C)。塗液吐出孔46〜48は、それぞれ複数の孔か
ら構成され、この孔を軸方向に、外側パイプ33の外周
に3列に設けてある。また、塗液吐出孔46〜48は、
内側パイプ32の第1塗液吐出孔35(図6A,図6
B)と同一間隔にかつ、側部13側になるにつれて、そ
れぞれの孔径が異なった変化率で徐々に大きくなるよう
に設けてある(図6D)。また、外側パイプ33の同一
円周上に設けた塗液吐出孔46〜48を比較すると、塗
液吐出孔46,47,48の順に孔径が大きくなるよう
に設けてある。
【0032】したがって、塗液の塗布状態等に応じて、
上記塗液吐出孔46〜48の中から塗布条件に合ったも
のを選択することができるので、スロット部8から塗布
幅方向に吐出する塗液の微調整が可能となる。なお、塗
液吐出孔46〜48は、上述のように、軸方向に3列に
設けたものに限らず、任意の列数に設けることができ
る。
【0033】また、上記均一塗布型ダイコータ1,30
のマニホールド6は、上金物2と下金物3とに設けた構
成としたが、図7に示すように、上金物2にマニホール
ド6を設け、上記マニホールド6からスロット部8に連
通する複数の連通孔49を設けた構成としてもよい。な
お、マニホールド6は下金物3に設けてもよいことは言
うまでもなく、上記連通孔49はスロット形状としても
よい。さらに、図8に示すように、マニホールド6を上
金物2に設け、上金物2と下金物3の当接面5に開口す
る形状としてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の均一塗布型ダイコータでは、複数のリングを
軸方向に摺動してその位置を変更し、塗液供給パイプの
吐出孔連通部の開口面積をそれぞれ調整することができ
る。また、請求項2に記載の均一塗布型ダイコータで
は、外側パイプを回転して、第2塗液吐出孔と第1塗液
吐出孔の連通する開口面積を調整することができる。
【0035】したがって、請求項1と、請求項2に記載
の均一塗布型ダイコータでは、塗液の粘度、塗布速度、
塗布幅等の塗布条件の如何にかかわらず、塗液供給パイ
プの吐出孔から出る塗液の量を調整して、スロット部の
幅方向の全域にわたって均一に塗液を吐出することがで
きる。よって、常に帯状材料の幅方向の塗布膜厚みを均
一にすることができる。
【0036】また、請求項1,2に記載のダイコータ
は、上述のように、常に帯状材料の幅方向の塗布膜厚み
を均一にすることができるので、塗布条件の変更により
マニホールドの形状を変更する必要がない。すなわち、
ダイコータを取り替える必要がないので作業効率が飛躍
的に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第1実施例の均一塗布型ダイコ
ータの斜視図である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 図2のIII−III線断面図である。
【図4】 本発明に係る第2実施例の均一塗布型ダイコ
ータの断面図である。
【図5】 図4のIV−IV線断面図である。
【図6】 外側パイプの塗液吐出孔の説明図である。
【図7】 マニホールドを上金物に設けた均一塗布型ダ
イコータの断面図である。
【図8】 マニホールドを上金物に設けた均一塗布型ダ
イコータの断面図である。
【符号の説明】
1…均一塗布型ダイコータ、2…上金物、3…下金物、
4…塗液供給パイプ、9…塗液吐出孔、10…リング。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型内部に形成した塗液供給用のマニホ
    ールドと該マニホールドに接続する塗液吐出用のスロッ
    ト部をもつダイコータにおいて、塗布幅方向に所定間隔
    をもって設けた複数個の塗液吐出孔をもちかつ該吐出孔
    との間で構成される連通部の開口面積を可変にし得る複
    数のリングを摺動可能に外嵌した塗液供給パイプを上記
    マニホールドに装入するとともに、塗液供給手段を上記
    パイプの一端に接続したことを特徴とする均一塗布型ダ
    イコータ。
  2. 【請求項2】 金型内部に形成した塗液供給用のマニホ
    ールドと該マニホールドに接続する塗液吐出用のスロッ
    ト部をもつダイコータにおいて、塗布幅方向に所定間隔
    をもって設けた複数個の第1塗液吐出孔をもつ内側パイ
    プと該パイプに回転可能に外嵌し上記第1塗液吐出孔と
    の間で構成される連通部の開口面積を可変にし得る複数
    個の第2塗液吐出孔をもつ外側パイプとを上記マニホー
    ルドに装入するとともに、塗液供給手段を上記内側パイ
    プの一端に接続したことを特徴とする均一塗布型ダイコ
    ータ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003053233A (ja) * 2001-08-22 2003-02-25 Dainippon Printing Co Ltd 塗工装置
JP2010253328A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Panasonic Corp 塗布装置
JP2018034139A (ja) * 2016-09-02 2018-03-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 液体塗布装置

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