JPH0857250A - ガス状流れからの二酸化硫黄の除去法 - Google Patents

ガス状流れからの二酸化硫黄の除去法

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JPH0857250A
JPH0857250A JP7221182A JP22118295A JPH0857250A JP H0857250 A JPH0857250 A JP H0857250A JP 7221182 A JP7221182 A JP 7221182A JP 22118295 A JP22118295 A JP 22118295A JP H0857250 A JPH0857250 A JP H0857250A
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JP
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sulfur dioxide
stream
absorbent
sulfone
sulfonamide
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JP7221182A
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Steven Gabriel Schon
スティーブン・ガブリエル・ション
Martin Nosowitz
マーティン・ノーソウィッツ
Frederick J Goetz
フレドリック・ジェイムズ・ゲッツ
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Elf Atochem North America Inc
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/46Removing components of defined structure
    • B01D53/48Sulfur compounds
    • B01D53/50Sulfur oxides
    • B01D53/507Sulfur oxides by treating the gases with other liquids
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
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    • B01D53/1493Selection of liquid materials for use as absorbents

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスの流れから二酸化硫黄を除去する方法を
提供する。 【解決手段】 ガスの流れに(a)特定の非環式スルホ
ン又は(b)特定の非環式スルホンアミドである液体吸
収剤を接触させ、その後に、生成した二酸化硫黄に富む
吸収剤を該流れから分離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二酸化硫黄(SO
2 )を含有するガス状流れから二酸化硫黄を除去するた
めの方法に関する。特に、本発明は、SO2 を他のガス
との混合物から吸収させるために非環式スルホン及び/
又はスルホンアミドを液体形態で使用することに関す
る。
【0002】
【従来の技術】二酸化硫黄は、ありふれた大気汚染物で
ある。ガス状流れ例えば燃焼煙道ガスが大気に放出され
る前にかかる流れからSO2 を除去するのが望ましい。
【0003】ガス状混合物からSO2 を除去するための
手順は従来技術に開示されている。SO2 含有ガスのス
クラッビングが行われているが、しかし追加的な供給源
が消耗され(スクラッビング剤)、また使用済みスクラ
ッビング剤の処分には環境上安全な廃棄手段を提供する
のを試みる費用のかかる手順の使用が要求されるという
欠点に悩まされれている。
【0004】従来のSO2 吸収法では、SO2 に対して
比較的低い親和性を有する液体吸収溶剤が使用される。
これらの溶剤は比較的揮発性であり、このことは、溶剤
のいくらかの望ましくない大気放出をもたらす。また、
これらは水との高い混和性を有する場合が多く、このこ
とは、処理されたガスから吸収される水蒸気による溶剤
の希釈をもたらす。また、溶剤はSO2 と反応する可能
性があり、しかして溶剤を再構成又は再生するのに追加
的な装置及びエネルギーが必要とされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の欠点
を打破する改良されたSO2 吸収法を提供するものであ
る。非環式スルホン又はスルホンアミド、特に、水不溶
性スルホン又はスルホンアミド(単独で又は不揮発性キ
ャリヤー溶剤と組合せて)が高効率SO2 吸収剤として
使用される。
【0006】1969年10月28日発行の米国特許3
475329、1971年1月12日発行の同3533
936、及び1980年3月4日発行の同419173
2を含めて、いくつかの特許文献がガス混合物からのS
2 の吸収を開示しているとして挙げられてきた。米国
特許3533936は、SO2 吸着剤としてスルホン
(複素環式スルホン)を開示している。米国特許450
4287は、SO2 でない他のガスの吸収のためのスル
ホンアミドを開示している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガスの流れ
に、 (a)式R−SO2 −R’の非環式スルホン、又は (b)式R−SO2 −N(R”)(R"')の非環式スル
ホンアミド [ここで、式(a)及び(b)においてR、R’、R”
及びR"'はアルキル部分が1〜20個の炭素原子を有す
るところの第一、第二又は第三アルキル又はアルカリー
ル基であり、また、R”及びR"'は水素であってもよ
く、そして(a)の非環式スルホン及び(b)の非環式
スルホンアミドは実質上水不溶性である]を含む二酸化
硫黄吸収用量の液体吸収剤を接触させ、そして該流れか
ら二酸化硫黄に富んだ液体吸収剤を分離することからな
るガスの流れからの二酸化硫黄の除去法、である。
【0008】ここに本発明において、SO2 を含有する
ガス流れにSO2 に対する高い親和性を有する特定の吸
収剤液体を接触させることによって該ガス流れからSO
2 を除去回収するための方法が開示される。
【0009】液体吸収剤中の活性成分は、 (a)一般式R−SO2 −R’ [ここで、R及びR’はアルキル部分に1〜20個好ま
しくは1〜6個の炭素原子を有する第一、第二若しくは
第三アルキル又はアルカリール基を表わす]の非環式ス
ルホン、又は (b)一般式R−SO2 −N(R”)(R"') [ここで、R、R”及びR"'は先の(a)におけるRと
同じであり、そしてR”及びR"'は水素であってもよ
い]の非環式スルホンアミド、のどちらか又はその混合
物から構成される。アルキル部分の例としては、メチ
ル、エチル、n−プロピル、sec−プロピル、n−ブ
チル、sec−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、t
−ペンチル、n−ヘキシル、sec−ヘキシル、t−ヘ
キシル、n−オクチル、t−オクチル、n−ノニル、t
−ノニル、n−ドデシル、t−ドデシル、n−オクタデ
シル、t−オクタデシル、n−エイコサニル等が挙げら
れる。
【0010】吸収剤は、構成成分であるスルホン又はス
ルホンアミドをその融点よりも高く維持するか、又は別
法として融点よりも下で使用されるものでは、それらを
適当な不揮発性液体溶剤又は共収着剤(co-sorbant)、
例えばグリコールエーテル、アミン、重質炭化水素溶
剤、高分子量アルコール等に溶解させることによるかの
どちらかによって液体状態で使用される。この溶剤又は
共収着剤は、その物理化学的特性に関して、例えば、処
理しようとするガス流れ中に存在する可能性がある他の
汚染物(窒素酸化物の如き)を吸収し又はそれと反応し
てこれらの追加的な汚染物の同時除去を可能にする能力
に関して有益下に選択されることができる。
【0011】ここに本発明において、本明細書に記載し
た非環式スルホンアミド又はスルホンは、SO2 に対す
る驚くほどに高い溶解度を有することが見出された。ま
た、これらの非環式スルホン及びスルホンアミドの多く
は、公知の高水溶性の市販SO2 収着剤とは対照的に本
質上水不溶性であることも判明した。
【0012】これらの新たに見出された特性に加えて、
水不溶性スルホン又はスルホンアミドは低い蒸気圧を有
し、そして典型的な煙道ガスの成分の存在下に安定であ
る。この特性の組み合わせは、それらをガス流れからS
2 を吸収するための優秀な選択物にする。これらは次
の利点を有する。
【0013】それらの水不溶性の故に、上記の化合物
は、処理しようとするガス流れ中に存在する可能性があ
る水蒸気を吸収せず又はそれによって希釈された状態に
ならない。これとは対照的に、上記の米国特許3553
936では、吸収剤(スルホラン)は、“再生剤”を使
用して即ち追加的な処理工程を使用して除去されなけれ
ばならない“約10容量%までの水”を有する場合があ
ることを教示している。
【0014】本発明の吸収塔を出る熱いSO2 除去ガス
は、排ガスによって連行され又は取り去られる可能性が
ある吸収剤を凝縮させるために冷水との直接的接触によ
って冷却されることができ、しかして吸収剤の大気放出
を防止しながらそれを本質上未希釈の状態で回収するこ
とができる(吸収剤は、その不溶性の故に、冷却水から
別個の相として凝縮する)。水中における吸収剤の不溶
性の故に、水は、更なる処理をほとんど又は全く必要と
せずに廃棄されることができる。
【0015】吸収剤は、それらの化学的安定性の故に、
その追加的な再生、パージ又は補給が全く必要とされな
い。これとは対照的に、上記の米国特許4191732
では、吸収剤(モノ−又はジオレフィン)はSO2 と反
応するので吸収剤を回収するには熱的に解離されなけれ
ばならず、かくして追加的な処理工程を必要とすること
を教示している。
【0016】適当な装置及び共収着剤の選択によって、
被処理ガス流れからSO2 と同時に他の汚染物(例え
ば、フライアッシュ、NOx 化合物等)を除去すること
ができ、かくして補助的な汚染制御装置又は方法の必要
性が低下される。本発明の吸収剤は、一次及び二次SO
2 スクラッバーにおいて使用することができる。
【0017】典型的には、本発明の方法で処理しようと
するSO2 含有ガス混合物は、例えば、クラウスプラン
トテールガスの処理、製錬所の排ガス生成物、石炭燃焼
プロセス、及びSO2 を含有する他の燃焼煙道ガスから
得られる。ガス混合物中に存在する可能性がある他のガ
スとしては、例えば、酸素、水素、窒素、一酸化炭素、
二酸化炭素、オレフィン等が挙げられる。
【0018】
【発明の実施の形態】添付図面の図1を説明すると、S
2 を含有するガス混合物(流れ2)は、吸収塔6にお
いて冷たい液体吸収剤4と接触される。吸収剤はガス混
合物からSO2 を選択的に除去し、かくしてSO2 に富
んだ吸収剤流れ8(これは、ストリッパー10に送られ
る)と、SO2 が除去されたガス流れ12(これは、吸
収塔からのガス状流出物である)とをもたらす。ストリ
ッパー10では、SO2 に富む吸収剤は加熱されてSO
2 を脱着し、かくして濃厚SO2 流れ14(これは、排
出される)と、熱いSO2 除去吸収剤流れ(これは、参
照番号16において冷却されそして管路4を経て吸収塔
6に戻される)とをもたらし、かくしてこのサイクルが
反復される。
【0019】添付図面の図2を説明すると、SO2 を含
有するガス混合物(流れ20)は、吸収塔24において
流れ22からの冷たい液体吸収剤と接触される。吸収剤
はガス混合物からSO2 を選択的に除去し、かくしてS
2 に富んだ吸収剤流れ26(これは、ストリッパー2
8に送られる)と、SO2 が除去されたガス流れ30
(これは、ガス状オーバーヘッド流出物である)とをも
たらす。ストリッパー28では、SO2 に富む吸収剤は
加熱されてSO2 を脱着し、かくして濃厚SO2流れ3
2(これは、オーバーヘッドとして排出される)と、熱
いSO2 除去吸収剤流れ(これは、参照番号34におい
て冷却されそして吸収塔24に戻される)とをもたら
し、かくしてこのサイクルが反復される。ストリッパー
28の熱は、吸収塔24への供給原料ガス混合物中の廃
熱によって提供される。ガス混合物は、管路36を介し
て伝熱装置38(例えば、コイル熱交換器等)に送ら
れ、しかしてストリッパー28に所要の熱が与えられ
る。ガス混合物が伝熱装置内で冷却するときに、又はそ
れが吸収塔24で冷却された吸収剤と接触するときにそ
れから水蒸気が凝縮することができる。凝縮水は、吸収
塔24の底部の近くで管路40を介して抜き出され、追
加的な水(流れ42)と随意に混合され、次いで参照数
字44で冷却される。SO2 が除去されたガスは(急冷
型)凝縮器46から煙突に排出され、そして急冷型凝縮
器46から別個の液相(流れ48)として取り出される
吸収剤は吸収塔24に戻される。直接接触型凝縮器46
からは、暖められた液体凝縮物/水層(流れ50)及び
冷却されたSO2 除去ガス(流れ52)が排出される。
【0020】図1及び2の吸収塔は任意の都合の良い又
は慣用の設計であってよいけれども、被処理ガスが評価
し得る量の粒状物(例えば、フライアッシュ)を含有す
るような場合では、吸収塔系は、ガス流れからの粒状物
の除去を容易にするための接触装置(例えば、ベンチュ
リジェット、落下フィルム装置等)を含むことができ
る。このような場合には、系を循環する吸収剤及び/又
は凝縮物/水から粒状物を分離するためには追加的な固
体/液体分離工程(例えば、ろ過又は遠心分離ろ過)が
必要とされる場合がある。
【0021】吸収塔及び直接接触型凝縮器は大気圧より
も僅かに高い圧力で操作されるのが好ましく(しかし必
要ではない)、しかして系を横切る圧力降下が圧縮器又
は送風機の必要なしに大気への放出を可能にする。
【0022】ストリッパーは、3〜10気圧の圧力で操
作されるのが好ましく(しかし必要ではなく)、しかし
て回収されたSO2 を液体として凝縮させることが可能
になり、そして市販製品として使用するための物質の貯
蔵及び移送が容易になる。
【0023】本発明の方法を適用する場合の操作可能な
上限及び下限、並びに好ましい上限及び下限を以下の表
に示す。
【0024】
【表1】
【0025】
【実施例】次の実施例は、本発明を例示するために提供
されるものである。
【0026】例1 25.4gのジ(イソブチル)スルホン(DIBS)中
にSO2 を飽和まで散布した。飽和されたDIBSを分
析すると、SO2 の溶解度はDIBS100gモル当た
り72gモルであることが示された(DIBS100g
当たり28gのSO2 が吸収)。水は、DIBS中に2
5℃で不溶性であることが分かった。
【0027】SO2 で飽和されたDIBSを大気圧にお
いてその沸点(263℃)に加熱することによってそれ
からSO2 を除去する。ドライアイストラップにおける
凝縮によってストリッピング容器から排ガス(SO2
を取り出す。SO2 でもはや飽和されていないストリッ
ピング済みのDIBSは、追加的なSO2 を吸収するの
に再使用される。
【0028】例2 24.5gのN,N−ジ(n−ブチル)メタンスルホン
アミド(DBMS)中にSO2 を25℃で飽和まで散布
した。飽和されたDBMSを分析すると、SO2 の溶解
度はDBMS100gモル当たり81gモルであること
が示された(DBMS100g当たり25gのSO2
吸収)。水は、DBMSに25℃で不溶性であることが
分かった。
【0029】SO2 で飽和されたDBMSを4mmHg
絶対圧の真空においてその沸点(103℃)に加熱する
ことによってそれからSO2 を除去する。真空系によっ
てストリッピング容器から排ガス(SO2 )を取り出
す。SO2 でもはや飽和されていないストリッピング済
みのDBMSは、追加的なSO2 を吸収するのに再使用
される。
【0030】本発明の範囲内に包含される他の吸収剤
(及びそれらの溶解度評点)の例は、メチルキシリルス
ルホン(MSX)(MSX 100gモル当たり83g
モルのSO2 )、N,N−ジ(n−ブチル)−p−トル
エンスルホンアミド(DBTS)(DBTS 100g
モル当たり86gモルのSO2 )等である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法の1つの実施形態のフローチャー
トである。
【図2】本発明の方法の他の実施形態のフローチャート
である。
【符号の説明】
6、24 吸収塔 10、28 ストリッパー 46 凝縮器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フレドリック・ジェイムズ・ゲッツ アメリカ合衆国デラウェア州ウィルミント ン、ライトハウス・レイン2320

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスの流れから二酸化硫黄を除去するに
    当たり、 (a)式R−SO2 −R’の非環式スルホン、又は (b)式R−SO2 −N(R”)(R"')の非環式スル
    ホンアミド [ここで、式(a)又は(b)においてR、R’、R”
    及びR"'はアルキル部分が1〜20個の炭素原子を有す
    るところの第一、第二又は第三アルキル又はアルカリー
    ル基であり、また、R”及びR"'は水素であってもよ
    く、そして(a)の非環式スルホン唖及び(b)の非環
    式スルホンアミドは実質上水不溶性である]を含む二酸
    化硫黄吸収用量の液体吸収剤を該流れに接触させ、そし
    て該流れから二酸化硫黄に富んだ液体吸収剤を分離する
    ことからなる二酸化硫黄の除去法。
  2. 【請求項2】 スルホン又はスルホンアミドが、その融
    点よりも高く維持された温度にある間にガスの流れと接
    触される請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 ガスの流れと接触するスルホン又はスル
    ホンアミドがそのための不揮発性液体溶剤中に溶解され
    る請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 液体溶剤が二酸化硫黄に対する共収着剤
    である請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 液体溶剤がガスの流れ中の他のガス又は
    汚染物に対する吸収剤であり、そして該流れから該他の
    ガス又は汚染物が分離される請求項3記載の方法。
  6. 【請求項6】 R、R’、R”及びR"'が1〜6個の炭
    素原子を有するアルキル基である請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 分離された二酸化硫黄に富む液体吸収剤
    から二酸化硫黄が脱着され、そして脱着された吸収剤が
    ガスの流れと接触するために再循環される請求項1記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 連続的である請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 連続的である請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】 スルホンがジ(イソブチル)スルホン
    である請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】 スルホンアミドがN,N−ジ(n−ブ
    チル)メタンスルホンアミドである請求項1記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 ガスの流れから二酸化硫黄を除去する
    に当たり、 (a)式R−SO2 −R’の非環式スルホン、又は (b)式R−SO2 −N(R”)(R"')の非環式スル
    ホンアミド [ここで、式(a)及び(b)においてR、R’、R”
    及びR"'はアルキル部分が1〜20個の炭素原子を有す
    るところの第一、第二又は第三アルキル又はアルカリー
    ル基であり、また、R”及びR"'は水素であってもよ
    く、そして前記のスルホン及びスルホンアミドは実質上
    水不溶性である]を不揮発性液状溶剤中に溶解させてな
    る二酸化硫黄吸収用量の吸収剤を該流れに接触させ、そ
    して該流れから二酸化硫黄に富んだ液体吸収剤を分離す
    ることからなる二酸化硫黄の除去法。
  13. 【請求項13】 分離された二酸化硫黄に富む液体吸収
    剤から二酸化硫黄が脱着され、そして脱着された吸収剤
    がガスの流れと接触するために再循環される請求項12
    記載の方法。
  14. 【請求項14】 不揮発性液体溶剤がガスの流れ中の他
    のガス又は汚染物に対する吸収剤であり、そして該流れ
    から該他のガス又は汚染物が分離される請求項12記載
    の方法。
  15. 【請求項15】 スルホンがジ(イソブチル)スルホン
    である請求項12記載の方法。
  16. 【請求項16】 スルホンアミドがN,N−ジ(n−ブ
    チル)メタンスルホンアミドである請求項12記載の方
    法。
JP7221182A 1994-08-09 1995-08-08 ガス状流れからの二酸化硫黄の除去法 Pending JPH0857250A (ja)

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