JPH0857104A - 競走用計時装置 - Google Patents

競走用計時装置

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JPH0857104A
JPH0857104A JP6222698A JP22269894A JPH0857104A JP H0857104 A JPH0857104 A JP H0857104A JP 6222698 A JP6222698 A JP 6222698A JP 22269894 A JP22269894 A JP 22269894A JP H0857104 A JPH0857104 A JP H0857104A
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JP
Japan
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unique number
signal
trigger signal
racer
transmitter
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Application number
JP6222698A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kokubo
寛 小久保
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YUNIBEELE KK
Original Assignee
YUNIBEELE KK
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C1/00Registering, indicating or recording the time of events or elapsed time, e.g. time-recorders for work people
    • G07C1/22Registering, indicating or recording the time of events or elapsed time, e.g. time-recorders for work people in connection with sports or games
    • G07C1/24Race time-recorders

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 競走者の順位及び走破タイム、またチェック
ポイントの通過等を、自動的に、正確に測定・検出でき
るようにする。 【構成】 レースコース1のゴールライン1aには、引
き金信号発生手段2と固有番号信号受信手段5とが設け
られ、また競走者3には、ゼッケンにタグとして設ける
等により、それぞれの固有番号を記憶している固有番号
発信器4を携帯している。競走者3がゴールライン1a
に入線すると、引き金信号発生手段2からの引き金信号
が固有番号発信器4により受信されて、この固有番号発
信器4から、当該の競走者3の固有番号信号が発信され
る。このようにして発信された固有番号信号は固有番号
信号受信手段5により受信されて、測定手段を構成する
パーソナルコンピュータ6に伝送されて、この固有番号
から当該の競走者3のデータが読み出され、またその走
破タイムや順位が検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラックやロード,オ
フロード等における競走の順位や走破タイムの計測等を
行う競走用計時装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マラソンやクロスカントリー競走、トラ
イアスロン競技、さらにはサイクルロードレース等のレ
ースにおいて、一般市民が競走に参加する大会が増える
傾向にあり、参加者が1万人を越える大規模な大会も頻
繁に開かれるようになってきている。このような大規模
大会では、レースの参加者全員の順位及び走破タイムを
正確に記録するには、膨大な数の係員が必要となり、し
かもほぼ同時に多数の競走者がゴールした場合には、正
確な順位を判定できない場合がある。そこで、競走参加
者を特定の走者とそれ以外の一般走者との2種類に分け
て、特定の走者については正確な順位と走破タイムを記
録し、一般走者については、完走したことの証明書を発
行するようにしていたが、一般走者にとっても、やはり
順位と走破タイムとを記録して、その証明書を発行する
要望が強くなってきている。
【0003】以上のことから、競走者のゼッケン等にバ
ーコードを取り付けておき、またゴールを通過した場所
にバーコードの読み取り装置を配置し、競走者がゴール
を通過した後に、この読み取り装置によって自分のバー
コードを読み取らせるようにしたものが実用化されてい
る。このようにすれば、各競走者について、順位及び走
破タイムを容易に記録できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これと
て各競走者のゴール通過時点での順位及び走破タイムで
はなく、バーコードを読み取った時のものであるから、
同時に多数の競走者がゴールに入線すると、読み取り装
置の位置で混み合うことになるから、この混み合いの度
合い等によっては、実際の順位や走破タイムとはかなり
差が生じることがあり、また不注意等によって読み取り
装置でバーコードを読み取らせなかった競走者について
は、記録されなくなる等といった問題点がある。
【0005】さらに、競走コースの途中における所定の
距離毎にチェックポイントが設けられ、競走者が実際に
このチェックポイントを通過したか否かの判定が行われ
るが、このチェックポイントの通過チェック用として
は、前述したバーコードの読み取り装置を用いることが
できない。従って、このチェックポイントの通過チェッ
クは、係員による目視で行わざるを得なかった。
【0006】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、競走者の順位及び
走破タイム、またチェックポイントの通過等を正確に測
定・検出できるようにした競走用計時装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、競走者が携帯する固有番号発信器
と、レースコースの所定の時間計測点に配置され、この
時間計測点を競走者が通過したときに、この引き金信号
を受信して、当該の競走者の固有番号発信器からの固有
番号を発信する引き金となる信号を送信する引き金信号
発生手段と、各競走者の固有番号発信器からの固有番号
信号を受信する固有番号信号受信手段と、この固有番号
信号から、少なくとも当該の競走者の走破タイムを演算
する測定手段とを備える構成としたことをその特徴とす
るものである。
【0008】
【作用】時間計測点として、例えばゴールラインやチェ
ックポイントに引き金信号発生手段と固有番号信号受信
手段とを配置しておき、引き金信号発生手段では、連続
的に、または所定時間毎に間欠的に引き金信号を発生さ
せる。競走者がゴールラインに入線した時に、ゼッケン
に着用する等この競走者が携帯している固有番号発信器
が引き金信号発生手段からの引き金信号を受信する。こ
の引き金信号を受信すると、固有番号発信器から固有番
号信号が送信される。そして、この固有番号信号は固有
番号信号受信手段で受信される。このようにして受信さ
れた固有番号信号は測定手段に取り込まれる。測定手段
には、それぞれの固有番号の競走者に関するデータ等が
記録されており、またスタートからの時間が測定される
ようになっており、従ってこの測定手段に固有番号が取
り込まれると、この固有番号から当該の競走者が認識さ
れ、この競走者の少なくとも走破タイム、またその順位
等が検出・測定される。
【0009】以上のように、固有番号発信器は、引き金
信号が与えられた時に初めて作動して、固有番号信号を
発信するようになっているから、この固有番号発信器に
おける消費電力が極めて少なくなる。また、引き金信号
を受信して、固有番号信号を発信するだけで良いことか
ら、しかも固有番号信号受信手段としては、時間計測点
に極めて近い位置で受信するようになし、かつ高感度の
ものを用いることによって、固有番号発信器から発信す
る電波は微弱なものとすることができるので、この固有
番号発信器を軽量で小型のものとすることができる。こ
の結果、固有番号発信器は、競走者が着用するゼッケン
に取り付けることができ、また自転車競走,オートバイ
競走,自動車競走等のレースにあっては、運転者のヘル
メットや、車体のフレームその他の部位に容易に取り付
けることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て説明する。而して、レースコースとしては、競技場の
トラックであっても、またロードやオフロードであって
も良い。また、競走は、単に人が走る場合だけでなく、
自転車,オートバイや自動車等の競走、競馬等のように
人以外による競走、さらに競歩等をも含むものである。
【0011】まず、図1において、レースコースの時間
計測点の一例としてのゴールラインに配置したものを示
す。なお、この時間計測点はゴールだけでなく、スター
ト地点から所定の距離毎に設けられるコースの通過点に
おけるチェックポイント等であっても良い。
【0012】図中において、1はレースコース、1aは
ゴールラインである。また、2は引き金信号発生手段で
あって、この引き金信号発生手段2は、信号発振器2a
と引き金信号送信用のループアンテナ2bとから構成さ
れ、ループアンテナ2bはレースコース1を横切るよう
にして、地中に埋設されるか、あるいはゴールライン1
aの位置に架設したゲートに設けられている。3は競走
者であって、この競走者3は固有番号発信器4を携帯し
ている。この固有番号発信器4は、競走者3がランナー
や競走馬等である場合には、ゼッケンにタグとして固着
でき、また自転車競走等の場合には、車体等に固着して
設けられる。5は固有番号信号受信手段であって、この
固有番号信号受信手段5は、受信用アンテナ5aと、レ
シーバ5bとから構成される。さらに、6は測定手段を
構成するパーソナルコンピュータ、7は記録表示装置と
しての電光掲示板、さらに8は記録出力装置としてのプ
リンタであり、これら電光掲示板7及びプリンタ8は、
パーソナルコンピュータ6に接続されている。
【0013】引き金信号発生手段2における信号発振器
2aは、数百キロヘルツ程度の低い周波数の引き金信号
を常時出力するようになっており、ループアンテナ2b
はこの引き金信号をゴールライン1aのラインにおい
て、所定の狭い幅の範囲内に送信するようになってい
る。
【0014】図2に固有番号発信器4の回路構成を示
す。図中において、40は受信用アンテナ、41は引き
金信号検知部であって、この受信用アンテナ40は引き
金信号発生手段2からの引き金信号を受信するようにな
っており、引き金信号検知部41は、受信用アンテナ4
0で受信された信号が引き金信号であると認識した時
に、スイッチ42をONするようになっている。このよ
うに、スイッチ42がONされると、固有番号信号発生
部43に電源が供給されて、この固有番号信号発生部4
3で固有番号信号を生成して、送信用アンテナ44から
この固有番号信号が出力されるようになっている。そし
て、固有番号信号発生部43は、アドレス計数部45
と、固有番号記憶部46と、発振器47と、出力回路4
8とから構成される。従って、スイッチ42がONする
と、まずアドレス計数部45が作動して、アドレス信号
を固有番号記憶部46に入力して、この固有番号記憶部
46から固有番号のデータが読み出される。このように
して読み出された固有番号のデータは、発振器47によ
って高周波信号に変換されて、出力回路48を介して送
信用アンテナ44から送信されるようになる。ここで、
電源としては、電池49が用いられる。
【0015】送信用アンテナ44から送信される固有番
号信号は、数メガヘルツ〜数百メガヘルツ、好ましくは
数十メガヘルツ乃至数百メガヘルツ程度の高い周波数の
帯域を用い、微弱な信号とする。ここで、固有番号信号
の送信周波数帯域としては、まず数百キロヘルツ乃至そ
れ以下の周波数帯域を用いることが考えられる。このよ
うに、低周波帯域の信号を用いれば、消費電力が小さい
等の利点があるが、高速に固有番号信号の送信及び受信
ができず、0.1秒以下の単位での計測は困難であり、
しかも同時に多数の固有番号を受信できないことになる
点で好ましくはない。また、ギガヘルツ帯域の信号を用
いる場合には、極めて高い精度の計時が可能であるが、
指向性が高過ぎるために、受信アンテナで固有番号信号
を捕捉できない場合がある。特に、自転車,オートバ
イ,自動車による競走等にあっては、金属物による遮り
が生じることから、多数の参加者のある競走等には使用
できない。しかも、ギガヘルツ帯域の信号を発生させる
ためには、消費電力も大きくなるという問題点もある。
数十乃至数百メガヘルツ、例えば60メガヘルツ程度の
周波数帯域を用いれば、0.01秒乃至それ以下の単位
の時間計測が可能となり、通常のレースでは0.01秒
単位の測定精度があれば十分であり、また指向性も高過
ぎるようなことがなく、さらには微弱電波とすることに
よって、消費エネルギを最小限に抑制できるために、固
有番号発信器4の全体を小型化、軽量化が図られる。
【0016】固有番号信号受信手段5を構成する受信用
アンテナ5aは、引き金信号発生手段2におけるループ
アンテナ2bの配設位置と対応するように配置されて、
固有番号発信器4からの固有番号信号を受信するように
なっている。そして、レシーバ5bは、受信用アンテナ
5aから取り込まれる信号のうち、固有番号信号を検出
して、その増幅等の処理を行う。
【0017】固有番号信号受信手段5で受信した固有番
号信号は、測定手段を構成するパーソナルコンピュータ
6に伝送される。パーソナルコンピュータ6は、図3に
示したように、固有番号受信手段5のレシーバ5aから
の固有番号信号を処理する信号処理部60と、固有番号
データ登録部61と、時間計測部62と、順位計測部6
3と、記録保存用メモリ64とを有し、これら各部は制
御部65により制御されるようになっている。固有番号
データ登録部61は、固有番号に対応する競走者のデー
タ、即ち競走者の個人名、その他に必要に応じて、性
別,年齢,チーム名,過去の記録等適宜必要なデータが
記録されている。時間計測部62においては、スタート
からの時間が計測される。また、順位計測部63は、ゴ
ールライン1aに競走者が入線する毎にその計数を行
い、当該の競走者の入線順位を判定するようになってい
る。
【0018】信号処理部60は固有番号信号受信手段5
からの固有番号信号を検波等の処理を行って、デジタル
信号に変換した上で、固有番号データ登録部61から当
該の固有番号信号から、それに対応する競走者に関する
データを読み出すと共に、時間計測部62から固有番号
信号の受信時間を読み出し、さらに順位計測部63から
その順位を読み出す。そして、これらのデータは記録保
存用メモリ64に送られて、固有番号信号受信手段5か
ら取り込んだ固有番号信号から、当該の固有番号の競走
者に関するデータと、その走破タイム及び順位等が記憶
されるようになっている。また、これと共に、順位計測
部63に順位を1つ繰り上げる命令が出力される。記録
保存用メモリ64に記憶されたデータは、データ出力回
路66を介して記録表示装置7に記録の表示を行い、ま
たこのデータをプリンタ8に出力できるようになってい
る。
【0019】本実施例は以上のように構成されるもので
あって、次にその作動について説明する。まず、競走者
3はそれぞれ固有番号発信器4を着用してスタートす
る。そして、レースが開始すると、スタート時点からの
時間の計測が開始されて、パーソナルコンピュータ6の
時間計測部61において時間計測が行われる。そして、
スタートと同時に、または先頭の競走者がゴールライン
1aに近付いた時に、引き金信号発生手段2を作動させ
て、ループアンテナ2aから引き金信号を連続的に送信
させておく。
【0020】先頭の競走者がゴールライン1aに入線す
ると、この競走者が携帯している固有番号発信器4の受
信用アンテナ40で受信され、引き金信号検知部41で
引き金信号であることが検知されると、スイッチ42が
ON状態になり、固有番号信号発生部43に電池49か
らの電源が供給される。これによって、アドレス計数部
45から固有番号記憶部46にアドレス信号が入力され
て、この固有番号記憶部46に記憶されている固有番号
のデータが読み出される。そして、この固有番号に関す
るデータは発振器47によって、所定の高周波信号に変
換されて、出力回路48から送信用アンテナ44を介し
て固有番号信号受信手段5の受信用アンテナ5aに向け
て送信される。
【0021】受信用アンテナ5aで受信された固有番号
信号は、レシーバ5bからパーソナルコンピュータ6に
入力されて、信号処理部60において所定の信号処理が
行われて、当該の固有番号の特定が行われる。そして、
固有番号データ登録部61から当該の固有番号の競走者
が特定され、また時間計測部62から走破タイムが、さ
らには順位計測部63によって順位がそれぞれ読み出さ
れて、記録保存用メモリ64に記憶される。またこれと
共に、記録表示装置7に競走者名と、その順位及び走破
タイムを表示することができる。以下、競走者3がゴー
ルライン1aに入線する毎に、この競走者3の固有番号
から、その走破タイム及び順位が測定・検出される。而
して、時間計測部62では、刻々時間を計測するが、順
位計測部63では、競走者3がゴールライン1aを通過
する毎に、1づつ加算されることになり、次々ゴールラ
イン1aに入線する競走者3の走破タイム及び順位が自
動的に、漏れなく、正確に測定・検出される。
【0022】以上のように、競走者3が携帯する固有番
号発信器4は、この固有番号発信器4の固有番号信号発
生部43は引き金信号が受信されない限り、作動しない
ようになっているから、消費電力を最小限に抑制でき
る。従って、小型の電池であっても繰り返し長期間使用
できる。しかも、固有番号信号発生部43から送信され
る信号は微弱信号であることからも、固有番号発信器4
は小型で軽量なものに形成できる。従って、競走者3の
ゼッケン等に容易に取り付けることができ、着用時に競
走者3に負担をかけることはない。
【0023】ところで、極めて多数の競走者が参加する
場合には、同時に多数の競走者がゴールライン1aに入
線することがある。この場合には、固有番号信号が重な
り合って、その識別を行えないこともある。このため
に、固有番号発信器4が引き金信号を受信して、固有番
号を発信する際に、1回だけでなく、図4に示したよう
に、複数回の固有番号を発信する。そして、各々の固有
番号発信器により発信タイミングをずらせるようにす
る。この固有番号の発信タイミングは、アドレス計数部
45から固有番号記憶部46へのアドレス信号を発生す
るタイミングを変える。
【0024】これによって、図4に示したように、固有
番号信号Aと固有番号信号Bとが同時に発信されて、第
1回目の固有番号の読み取りが不能であったとしても、
2回目以降のいずれかの送信時に読み取りが可能とな
る。ここで、固有番号発信器4からの固有番号信号の周
波数を数十メガヘルツとすることによって、所定のタイ
ミングをもって5回乃至それ以上の固有番号信号を発信
しても、測定誤差が0.01秒以内に抑制できる。
【0025】また、図5に示したように、レースコース
1のゴールライン1a近傍に、実質的に単一の競走者し
か通過できないように、仕切りPを設けて、セパレート
コースA,B,C・・・Nを形成し、ゴールライン1a
上にはそれぞれに引き金信号発信領域GA,GB,GC
・・・GNを設けて、各々にループアンテナ2bA,2
bB,2bC・・・2bNを設ける。そして、信号発信
部2aには切換器20を付設して、所定のタイミングを
もって各ループアンテナ2bA,2bB,2bC・・・
2bNに順次引き金信号を送り込んで、切り換え発信を
行うようにする。このように構成することによって、図
6に示したように、0.01秒の計測時間単位内におい
て、各セパレートコースA,B,C・・・Nに順次引き
金信号が発信させるようにする。これによって、各セパ
レートコース内で競走者3がゴールライン1aを並んで
通過することはなく、列状に通過することになるから、
同一のセパレートコースにおいて、前後の競走者が通過
するのに0.01秒以上の時間が必要であれば、競走者
がほぼ同時にゴールライン1aに入線した時における固
有番号の読み取り不能となるのを防止できるようにな
る。
【0026】勿論、前述したように、複数回の固有番号
信号を発信したり、セパレートコースを用いた場合に
は、実質的に同時にゴールライン1aに入線した場合
に、固有番号発信器4における引き金信号の受信タイミ
ング及び固有番号信号受信手段5による受信タイミング
から、実際の順位と異なる順位に判定されるおそれがあ
る。チェックポイントにおける通過チェック等の場合に
は、微妙なタイミングのずれは格別問題とはならない
が、特に上位入線者の場合、特に優勝争いの順位が微妙
な場合には、極めて重要な問題が生じる。従って、例え
ば上位10着までの入線者については、同タイムの入線
者に対しては、写真判定等を参照する等の措置を施すよ
うにすれば、信号の送受信タイミングのずれによる順位
の変動は実質的に問題となることはない。
【0027】ここで、例えばマラソンや自転車競走等の
場合において、競走者の大体の速度が36km/hであ
ったとしたときに、距離分解能を10cmとするには、
計測時間単位は0.01秒となる。ほぼ同時にゴールラ
イン1aに入線する競走者の数を最大限10名と考える
と、この0.01秒の間に信号発信時間の9倍の休止時
間が必要となることから、信号発信時間は0.001秒
となる。参加者が数万人規模の大会である場合には、固
有番号も同数必要であるから、2進数で16桁(16ビ
ット)の信号が必要となる。そして、信号の誤読を防止
するには、最低2回信号の繰り返し及び信号の受信感度
を整えたり、同期を取ったりするために、さらに最低限
2倍、合計4倍程度の冗長度が必要となり、8倍乃至そ
れ以上の冗長度とすることが好ましい。従って、最低の
信号桁数としては、16x4の64ビットの信号桁数と
なり、信号周波数としては、64x1000=64キロ
ビットのパルスとなる。この信号周波数に対して信号搬
送電波の周波数は、約100倍程度必要となるから、搬
送波の最低周波数は6.4MHzとなり、8倍の冗長度
を持たせる場合には、12.8MHzの周波数が必要と
なる。
【0028】ところで、図4に示したような固有信号の
受信が重なり合って読み取り不能な状態もあることを考
慮すると、固有信号を複数回送受信するようになし、受
信時間の平均値を取るようにする必要がある。そうする
と、前述した最低周波数を用いた場合には、計測時間単
位は0.1秒程度に低下し、距離に換算すると、1mの
分解能となってしまう。勿論、マラソン等の場合には、
計測時間単位自体としてはこの程度で良いが、距離分解
能も低下するために、10cm程度の測定精度に維持す
るには、例えば5回の固有番号信号を繰り返し発信する
場合にあっては、5倍の周波数、即ち32MHzが最低
周波数となる。
【0029】以上のことから、固有番号の発信周波数は
数十乃至数百MHz程度とするのが好ましい。ただし、
周波数をあまり高くすると、指向性が大きくなりすぎる
のでやはり好ましくはない。
【0030】また、受信用アンテナ5aは、固有番号発
信器4から微弱な電波を受信しなければならない。受信
感度を良好にして、効率よく受信するには、アンテナの
長さは波長の1/4であるから、30MHzでは波長は
10m、60MHzでは波長は5mである。従って、受
信用アンテナ5aは、それぞれ2.5m、1.25mと
なる。この受信用アンテナ5aとしてT型アンテナを用
いれば、1.25x2=2.5mのものを用いれば、6
0MHzの微弱電波を高感度で受信できる。そして、ゴ
ールライン1aの幅がそれより大きければ、複数個のア
ンテナを並設すれば良い。
【0031】さらに、引き金信号の周波数としては、ま
ずAMラジオの中間周波数が455kHz程度であるか
ら、それ以下、即ち400kHz以下の周波数を用い
る。そして、最低信号周波数としては64kHzである
から、この引き金信号を固有番号発信器4の発信時にお
ける信号クロックとして利用することも可能である。こ
のように、引き金信号をクロックとして用いることによ
って、固有番号発信器4にクロック信号発生機構を持た
せる必要がなくなり、固有番号発信器4の構成がさらに
簡略化される。なお、実際に用いられる信号周波数はこ
の最低信号周波数より高いものであるから、引き金信号
の発信周波数は100〜400kHz程度とするのが好
ましい。そして、固有番号発信器4における信号周波数
がこの範囲を越える場合には、固有番号発信器4に周波
数分周器を設ければ良く、また独自のクロック信号発生
器を設けるようにしても良い。
【0032】ところで、引き金信号発生手段2のループ
アンテナ2bを地中に埋設した時に、土の状態変化によ
りアンテナのインピーダンスが変化する。アンテナの同
調周波数はアンテナの持つコンダクタンスLと静電容量
Cの積の平方根に反比例するが、周波数が低いとLとC
が大きく取ることにより、電波強度が変化する等の影響
を最小限に抑制でき、また引き金信号発生手段2のアン
テナは空中に架設する場合において、アンテナとしてル
ープコイルを用いる場合には、高い周波数では同調させ
ることができなくなるから、やはり前述した100〜4
00kHzの周波数帯域の引き金信号を用いるのが好ま
しい。
【0033】ここで、引き金信号は、電波信号だけでな
く、例えば超音波発振器や電磁石を用いることもでき
る。超音波発振器を利用する場合には、その設置箇所と
して、走路の両側にポストを設けて、このポストに設け
れば良い等、設置方式に自由度を持たせることができ
る。また、電磁石を用いる場合には、ゴールライン1a
に沿って点状に配置できることから、土中に埋設した
り、取り出したりする作業が容易になり、また土中の誘
電率等の影響が生じないという利点がある。勿論、これ
ら超音波発振器や電磁石を用いる場合には、固有番号発
信器4の引き金信号検知部41としては、それぞれ超音
波受信器,磁気センサを用いるようにする。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、競走者
に固有番号発信器を携帯させて、レースコースの所定の
時間計測点に引き金信号発生手段と固有番号信号受信手
段とを配置し、時間計測点を競走者が通過したときに、
引き金信号を受信して、当該の競走者の固有番号発信器
からの固有番号を発信するようになし、この固有番号信
号を固有番号受信手段により受信させて、測定手段によ
りこの固有番号信号から当該の競走者の走破タイムを演
算するように構成したので、小型で軽量の固有番号発信
器を競走者に携帯させることによって、多数の競走者が
参加するレースであっても、全ての競走者の順位や走破
タイム等を自動的に、しかも正確かつ確実に検出・測定
できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す競走用計時装置の構成
説明図である。
【図2】固有番号発信器の回路構成図である。
【図3】測定手段を示す回路構成図である。
【図4】固有番号受信手段の受信信号の信号受信タイミ
ングを示す線図である。
【図5】セパレートコースの構成説明図である。
【図6】セパレートコースを設けた場合における引き金
信号のタイミングを示す線図である。
【符号の説明】
1 レースコース 1a ゴールライン 2 引き金信号発生手段 3 競走者 4 固有番号発信器 6 パーソナルコンピュータ 20 切換器 40 受信用アンテナ 41 引き金信号検知部 42 スイッチ 43 固有番号信号発生部 A,B,C・・・N セパレートコース GA,GB,GC・・・GN 引き金信号発生領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 競走者が携帯する固有番号発信器と、レ
    ースコースの所定の時間計測点に配置され、この時間計
    測点を競走者が通過したときに、この引き金信号を受信
    して、当該の競走者の固有番号発信器からの固有番号を
    発信する引き金となる信号を送信する引き金信号発生手
    段と、各競走者の固有番号発信器からの固有番号信号を
    受信する固有番号信号受信手段と、この固有番号信号か
    ら少なくとも当該の競走者の走破タイムを演算する測定
    手段とを備える構成としたことを特徴とする競走用計時
    装置。
  2. 【請求項2】 前記固有番号発信器は、引き金信号検知
    部と、固有番号信号発生部と、電源としての電池と、引
    き金信号検知部で引き金信号が検出されたときに作動し
    て、固有番号信号発生部から固有番号信号を発信させる
    スイッチとを備える構成としたことを特徴とする請求項
    1記載の競走用計時装置。
  3. 【請求項3】 前記固有番号発信器は、数乃至数百メガ
    ヘルツの帯域の固有番号信号を発信するように構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の競走用計時装置。
  4. 【請求項4】 前記固有番号発信器は、所定の時間間隔
    毎に固有番号信号を複数回発信するものであり、この発
    信時間間隔は各固有番号発信器に応じて変えることがで
    きるものとしたことを特徴とする請求項2または3記載
    の競走用計時装置。
  5. 【請求項5】 前記引き金信号発生手段は、低周波の電
    波を発信するアンテナ,超音波発振器または電磁石のい
    ずれかであることを特徴とする請求項1記載の競走用計
    時装置。
  6. 【請求項6】 時間計測点にレースコースを横切る方向
    に複数のセパレートコースに分割して、各セパレートコ
    ース毎にそれぞれ引き金信号発生手段を設け、これら各
    引き金信号発生手段は順次切り換えて引き金信号を出力
    するようにしたことを特徴とする請求項1記載の競走用
    計時装置。
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