JPH085674Y2 - 温風乾燥装置の放熱構造 - Google Patents

温風乾燥装置の放熱構造

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JPH085674Y2
JPH085674Y2 JP1989091892U JP9189289U JPH085674Y2 JP H085674 Y2 JPH085674 Y2 JP H085674Y2 JP 1989091892 U JP1989091892 U JP 1989091892U JP 9189289 U JP9189289 U JP 9189289U JP H085674 Y2 JPH085674 Y2 JP H085674Y2
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blower
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照章 外沢
晋一 添田
孝雄 湯浅
史郎 笹原
満博 樋口
宏史 山本
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Koito Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、洗浄後の濡手を所定位置にかざすことによ
り、これをセンサが感知し、ヒータ及び電動機に電源を
供給すると共に、ファンダクト吐風口から温風を吐出す
る温風乾燥装置の構造の簡易化及び形状の小型化を図っ
た温風乾燥装置の放熱構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より一般に提案されている温風乾燥装置は、ダク
ト内に通風を加熱するヒータや加温した温風を温風吐出
口から吐出するためのファンを回転させる電動機を内蔵
すると共に、これらヒータや電動機等の駆動用のソリッ
ドステートリレ(以下「SSR」という)の放熱用金属板
を機筐内壁又は構造物に固設し、上記SSRの温度上昇を
抑え、これの熱破壊を防ぐ構造に成っている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、機筐内に装着された放熱用金属板は、一般的
に無風状態に放置される構造に成っており、SSRが発生
する熱は、該放熱用金属板から自然放熱されるに過ぎな
いものであった。したがって、SSRの温度上昇を抑える
ためにはその発熱量に見合った大型の放熱用金属板を必
要とし、機筐内構造もこの放熱用金属板を収納するため
に充分なスペースを形成する必要があった。このため、
機筐内構造が複雑となるばかりでなく、温風乾燥装置自
体も大型化するといった欠点を有するものであった。
本考案は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、
温風吐出用のファンによる強制空冷により放熱用金属板
の所要面積に比較して放熱量が大きく成るように形成す
ると共に、機筐内における特別な設置スペースを必要と
せず、温風乾燥装置の機筐を小さく構成し得る温風乾燥
装置の放熱構造を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係る温風乾燥装
置は、所定位置に手をかざすことにより、これをセンサ
が感知し、ファン及びヒータを駆動して上記所定位置に
温風を吐出する温風乾燥装置において、ファンを内装す
る通風ダクト及び該通風ダクトに連通し、ヒータを内装
する排気ダクトを形成する合成樹脂製の分離接合可能な
表面ケースと裏面ケースにより形成されたブロワケース
に通風ダクト内に連通する部位に開口を設け、該開口に
金属板を被着し、該金属板が前記ブロワケースの一部を
形成し、かつ該金属板の内面側が常時通風ダクト内に露
呈するように構成し、該金属板に電動機等を駆動するた
めのソリッドステートリレを装着し、該金属板を放熱板
として用いるように構成したことを要旨とするものであ
り、特に前記ブロワケースの表面ケースに開口を開設
し、この開口に金属板を被着するという手段を講じたも
のである。
〔作用〕
上記構成によれば、ソリッドステートリレを装着する
放熱用金属板の内面が、ファンダクトの通風路内に露呈
され、常時ファンの送風に晒されて強制空冷されるの
で、従来の自然放熱に比べ、小型の放熱用金属板で充分
な放熱効果が得られる。
また、ブロワケースの表面ケースに開設した開口に放
熱用金属板を固着し、該放熱用金属板がファンダクトの
一部を構成しているため、機筐内の該放熱用金属板を収
納するための余分なスペースを形成する必要がない。し
たがって、機筐の構造が簡易になり、形状の小型化を図
ることができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る温風乾燥装置の放熱構造に関する
好適な実施例を図面に従って説明する。
本考案に係る温風乾燥装置は、機筐1内に温風機ユニ
ット2、殺菌灯ユニット3、センサユニット4、電源ス
イッチ5及び切換スイッチ6、コントローラ7、端子台
8,9等の各種構成装置を収容搭載して成るものである。
上記機筐1は、適宜掛止構造10及び複数の螺子11,11…
等により分離接合可能に成る表面ケース1aと裏面ケース
1bにより形成されており、本実施例においては、機筐1
は温風機ユニット2に構成する電動機12を収容すべく、
略半円形状を為し、下方に温風機ユニット2の後述する
排気ダクト17を位置せしめる温風吐出口13を形成すると
共に、裏面ケース1bにおける該吐出口13の裏面に殺菌灯
ユニット3を固設し、かつ同裏面ケース1bの内面に上記
センサユニット4、電源スイッチ5及び切換スイッチ6
に接続した端子台8,9を固設し、その表面側外方から温
風機ユニット2自体の収容スペースを形成した表面ケー
ス1aを被蓋して組立て得るように成っている。
本実施例に係る温風乾燥装置において、コントローラ
7は、温風機ユニット2を構成するブロワケース14の外
面に固設する構造に成っている。しかし、該コントロー
ラ7は、必ずしも温風機ユニット2側に装着する必要は
なく、機筐1の表面ケース1a又は裏面ケース1b側に装着
するように構成してもよいことは勿論である。
温風機ユニット2のブロワケース14は、複数の螺子1
5,15……により分離接合可能な表面ケース14aと裏面ケ
ース14bにより形成され、内部円周方向に通風ダクト16
を、また該通風通風ダクト16に連通し、上記機筐1の温
風吐出口13に開口する排気ダクト17を具備して成り、通
風ダクト16内に所謂シロッコ型のファン18を、また排気
ダクト17内に通風加熱用のヒータ19を収容すると共に、
上記ファン18を電動機12の駆動軸20に接続固定し、通風
ダクト16内で自在に回転し得るように構成して成る。ま
た排気ダクト17は、ブロワケース14を形成する表面ケー
ス14aの下端部を開閉又は着脱自在に成る蓋21として別
体に形成されており、適宜ヒータ19の保守点検又は交換
の作業を実施し得るように構成してある。上記ブロワケ
ース14は、本実施例において、電動機12の外周に固設し
た複数の支持アーム22,22…により電動機12に支持固定
される構造になっており、電動機12を機筐1の裏面ケー
ス1b内に複数の螺子23,23…を用いて固定することによ
り温風機ユニット2自体を機筐1内に支持する構造に成
っている。
温風機ユニット2のブロワケース14は、その表面ケー
ス14a及び裏面ケース14bをそれぞれ合成樹脂材により成
型加工して成り、本実施例においては表面ケース14a側
の通風ダクト16内に連通する所定部位に開口24を設け、
該開口24に電動機12やヒータ19を駆動するためのSSR25
を装着するための放熱用金属板26を被着し、該放熱用金
属板26が表面ケース14aの一部を形成し、その内面側が
常時通風ダクト16内に露呈するように螺子27,27…止め
構成してある。而して該放熱用金属板26は、温風乾燥装
置の使用時にファン18の回転によって生ずる送風に晒さ
れ、その内面から強制的に冷却される。
なお図示実施例において、表面ケース14aに2個の長
方形の開口24,24を並設し、両者に共通する放熱用金属
板26を被着する構造が示されているが、開口24及び放熱
用金属板26の数や形状が上記実施例に限定されないこと
は勿論である。また、表面ケース14aと放熱用金属板26
を一体的に加工形成することも可能である。
センサユニット4は、機筐1の温風吐出口13近傍に固
設してあり、その下方所定位置に向けられた発光素子と
受光素子を具備して成る光学式センサにより構成したも
のであり、これにより上記温風吐出口13の下方にかざし
た手を検知し、機筐1内に装着したコントローラ7によ
り検知信号を発信し得るように構成してある。
即ち、コントローラ7は、上記センサ4が手を検知す
るとその出力信号により、前記駆動用SSR25を駆動し、
電動機12とヒータ19を通電状態に保持する。この通電に
より電動機12が回転し、ファン18によって生じた通風を
ヒータ19により加温し、温風吐風口13からその下方にか
ざした手を吹きつけて付着した水分を蒸発乾燥させる。
〔考案の効果〕
本考案に係る温風乾燥装置の放熱構造は、以上のよう
に構成したことから、電動機やヒータ駆動用のSSRを装
着した放熱用金属板の内面が温風機ユニットのブロワケ
ース通風ダクト内に露呈されているため、該ファンの送
風により強制空冷される。したがって、従来の自然放熱
により冷却する構造のものに比べ、小型の放熱金属板で
充分な冷却効果が得られると共に、ブロワケースに開設
した開口に放熱用金属板を固着する構造に成っているた
め、機筐内に該放熱用金属板を収納するための余分のス
ペースを構成する必要がなく、機筐自体の構造を小型化
することができる等の特徴を有するものであり、本考案
実施後の実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る温風乾燥装置の放熱構造の実施例
を示す分解斜視図、 第2図は機筐の表面ケースを外した状態の正面図、 第3図は同じく一部切欠側面図、 第4図は温風機ユニットの構造を示す分解斜視図、 第5図は温風機ユニットを示す一部切欠正面図、 第6図は同じく一部切欠側面図、 第7図は駆動用SSRを搭載した放熱用金属板の正面図で
ある。 1……機筐、2……温風機ユニット 12……電動機、14……ブロワケース 14a……表面ケース、14b……裏面ケース 16……通風ダクト、17……排気ダクト 18……ファン、19……ヒータ 24……開口、25……SSR 26……放熱用金属板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 湯浅 孝雄 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内 (72)考案者 笹原 史郎 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内 (72)考案者 樋口 満博 福岡県北九州市小倉南区朽網東5丁目1番 1号 東陶機器株式会社小倉第二工場内 (72)考案者 山本 宏史 福岡県北九州市小倉南区朽網東5丁目1番 1号 東陶機器株式会社小倉第二工場内 (56)参考文献 実開 昭63−70191(JP,U) 実開 昭64−54888(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定位置に手をかざすことにより、これを
    センサが感知し、ファン及びヒータを駆動して上記所定
    位置に温風を吐出する温風乾燥装置において、 ファンを内装する通風ダクト及び該通風ダクトに連通
    し、ヒータを内装する排気ダクトを形成する合成樹脂製
    の分離接合可能な表面ケースと裏面ケースにより形成さ
    れたブロワケースに通風ダクト内に連通する部位に開口
    を設け、 該開口に金属板を被着し、該金属板が前記ブロワケース
    の一部を形成し、かつ該金属板の内面側が常時通風ダク
    ト内に露呈するように構成し、 該金属板に電動機等を駆動するためのソリッドステート
    リレを装着し、該金属板を放熱板として用いるように構
    成したことを特徴とする温風乾燥装置の放熱構造。
  2. 【請求項2】前記ブロワケースの表面ケースに開口を開
    設し、この開口に金属板を被着したことを特徴とする請
    求項1の温風乾燥装置の放熱構造。
JP1989091892U 1989-08-03 1989-08-03 温風乾燥装置の放熱構造 Expired - Lifetime JPH085674Y2 (ja)

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JPH0331385U JPH0331385U (ja) 1991-03-27
JPH085674Y2 true JPH085674Y2 (ja) 1996-02-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6370191U (ja) * 1986-10-24 1988-05-11
JPS6454888U (ja) * 1987-10-02 1989-04-04
US4914833A (en) * 1988-02-19 1990-04-10 501 Sloan Valve Company Automatic hand dryer

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JPH0331385U (ja) 1991-03-27

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