JPH0755990Y2 - 温風乾燥装置の温風機ユニット - Google Patents

温風乾燥装置の温風機ユニット

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JPH0755990Y2
JPH0755990Y2 JP1989091893U JP9189389U JPH0755990Y2 JP H0755990 Y2 JPH0755990 Y2 JP H0755990Y2 JP 1989091893 U JP1989091893 U JP 1989091893U JP 9189389 U JP9189389 U JP 9189389U JP H0755990 Y2 JPH0755990 Y2 JP H0755990Y2
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孝雄 湯浅
史郎 笹原
満博 樋口
宏史 山本
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Koito Industries Ltd
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Koito Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、洗浄後の濡手を所定位置にかざすことによ
り、これをセンサが感知し、ヒータ及び電動機に電源を
供給すると共に、ファンダクト吐風口から温風を吐出す
る温風乾燥装置に装着する加熱装置に関するものであ
り、特に通風の加熱性能に優れると共に、動作の安全性
を向上させた温風乾燥装置の温風機ユニットに関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来より一般に提案されている温風乾燥装置は、機筐内
中央部に回転軸が横架設されるように電動機を設置する
と共に、該回転軸の両端にそれぞれファンを軸着し、該
ファンを上記電動機の両端に位置し、かつ下方に2個の
排気ダクトを対設して成るブロワケースの通風ダクト内
に回転自在に内装すると共に、上記排気ダクト内にはそ
れぞれ2枚のマイカ板等の遮熱板を相互に交差させて横
断面形状が略十字状を呈するように形成し、その外周に
電熱線を巻回して成るヒータを内設する構造に成ってい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記構造によれば、温風機ユニットに構成するヒータが
2枚のマイカ板等の遮熱板を相互に交差させて横断面形
状が略十字状を為すように形成し、その外周に電熱線を
巻回する構造に成るものであるため、該ヒータ自体の形
状が大型化するばかりでなく、これを収容する排気ダク
トや通風ダクトを形成する上記2個のブロワケースで成
る温風機ユニットが大型化し、更にはこれら温風機ユニ
ットを収容する温風乾燥装置の機筐が大型化するという
問題を有するものであった。
本考案は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、ヒ
ータの形状が小型軽量であると共に、動作が安全確実で
あり、かつ単一の排気ダクトにより構成された温風機ユ
ニットにより温風乾燥装置をコンパクトに構成すること
ができる温風乾燥装置の温風機ユニットを提供すること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係る温風乾燥装置
の温風機ユニットは、2枚のマイカ板等で構成される遮
熱板をその間隔が通風の吐出方向に向かって徐々に拡開
するように並設し、該遮熱板の外周に電熱線を通風の吐
出方向に対して略横列するように螺旋状に巻回して成る
ヒータをブロワケースの通風ダクトと連通する排気ダク
ト内に内装したことを要旨とするものである。
また、上記遮熱板の外周に巻回する電熱線は、所望によ
り2本の電熱線を並列巻回して構成することも可能であ
る。
更に、上記電熱線には所定容量の温度ヒューズとサーモ
スタット等の安全装置を介装接続すると共に、サーモス
タットについては上記2枚の遮熱板間に配設する構造と
し、安全装置の段階的作動を為するように構成する。
〔作用〕
上記構成によれば、2枚の遮熱板をその間隔が通風の吐
出方向へ徐々に拡開するように並設したことにより、こ
れに巻回した電熱線に対する風当たり面積を均一化し、
加熱効率を高め、通風に対する効果的な加熱作用を為す
ことができる。
また、2本の電熱線を並列巻回する構造によれば、2本
同時通電時には高温加熱、1本通電時には低温加熱のよ
うに切り換えて操作をすることが可能に成る。
更に、所定温度を超えて電熱線に電流が印加されると2
枚の遮熱板間に配設したサーモスタットにより一次的な
安全動作を為すと共に、二次体には温度ヒューズが溶断
して加熱装置の過熱を防止するものであり、装置の安全
性を向上させる。
尚、加熱装置が単一のブロワケース構造であり、かつヒ
ータが上記のように2枚の遮熱板を並設する構造に成っ
ているため、温風乾燥装置の薄型化及び小型化が可能に
成る。
〔実施例〕
以下、本考案に係る温風乾燥装置の温風機ユニットに関
する好適な実施例を図面に従って説明する。
本考案に係る温風乾燥装置は、第1図乃至第3図に示す
ように、機筐1内に温風機ユニット2、殺菌灯ユニット
3、センサユニット4、電源スイッチ5及び切換スイッ
チ6、コントローラ7、端子台8,9等の各種構成装置を
収容搭載して成るものである。上記機筐1は、適宜掛止
構造10及び複数の螺子11,11…等により分離接合可能に
成る表面ケース1aと裏面ケース1bにより形成されてお
り、本実施例においては、機筐1は温風機ユニット2に
構成する電動機12を収容すべく、略半円形状を為し、下
方に温風機ユニット2の後述する排気ダクト17を位置せ
しめる温風吐出口13を形成すると共に、裏面ケース1bに
おける該吐出口13の裏面に殺菌灯ユニット3を固設し、
かつ同裏面ケース1bの内面に上記センサユニット4、電
源スイッチ5及び切換スイッチ6に接続した端子台8,9
を固設し、その表面側外方から温風機ユニット2自体の
収容スペースを形成した表面ケース1aを被蓋して組み立
て得るように成っている。なお、本実施例において、上
記コントローラ7は、温風機ユニット2を構成するブロ
ワケース14の外面に固設してある。しかし、該コントロ
ーラ7は、必ずしも温風機ユニット2側に装着する必要
はなく、機筐1の表面ケース1a又は裏面ケース1b側に装
着するように構成してもよいことは勿論である。
温風機ユニット2を構成するブロワケース14は、第4図
乃至第6図に示すように、複数の螺子15,15…により分
離接合可能な表面ケース14aと裏面ケース14bにより形成
され、内部円周方向に通風ダクト16を、また該通風通風
ダクト16に連通し、上記機筐1の温風吐出口13に開口す
る排気ダクト17を具備して成り、通風ダクト16内に所謂
シロッコ型のファン18を、また排気ダクト17内に通風加
熱用のヒータ19を収容すると共に、上記をファンを電動
機12の駆動軸20に接続固定し、通風ダクト16内で自在に
回転し得るように構成して成る。また排気ダクト17は、
全体としてその基部において表面ケース14a側へ曲折し
て成り(第6図参照)、通風をブロワケース14の下部前
方へ吐出させるように形成すると共に、表面ケース14a
の下端部を開閉又は着脱自在に成る蓋21として別体に形
成し、適宜ヒータ19の保守点検又は交換の作業を実施し
得るように構成してある。上記ブロワケース14は、本実
施例において、電動機12の外周に固設した複数の支持ア
ーム22,22…により電動機12に支持固定される構造に成
っており、電動機12を機筐1の裏面ケース1b内に複数の
螺子23,23…を用いて固定することにより温風ユニット
2自体を機筐1内に支持する構造に成っている。
第7図は、排気ダクトに内装するヒータ19の構造を、ま
た第8図は、その一結線例を示すものであり、2枚のマ
イカ板等の遮熱板24a、24bを所定間隔で並設すると共
に、排気ダクトの形状に対応して通風の吐出方向へ先細
り形状(第7図(a)(b))に成り、かつ上記間隔を
徐々に拡開(第7図(c))させ、その外側には電熱線
25を吐出方向に略横列する如く螺旋状に巻回したもので
ある。螺旋状に巻回された電熱線25は、上記構成により
通風ダクト16から排気ダクト17へ吐出される通風に対し
て順次対向する配列形状と成り、通風をむらなく過熱す
ることができるため、通風に対する加熱効率が向上す
る。また電熱線25は、これを2本25a,25b構成に並列巻
回することにより2本同時通電時(高温過熱)と1本通
電(低温過熱)の切り換えを可能にする。
上記電熱線25a,25bには、通電時の過熱を防止するため
に、それぞれ温度ヒューズ26a,26bを接続すると共に、
遮熱板24a,24b間に位置させてサーモスタット27を接続
する。該サーモスタット27は、構造上ヒータ19の過熱を
最も感知しやすい遮熱板24a,24b間に位置しており、そ
の動作温度を上記温度ヒューズ26a,26bの溶融温度より
低温に設定することにより該設定温度を超えて過熱され
た場合には電熱線25,25a,25bへの通電を遮断するように
構成したものであり、一次的な安全作用を為す。また温
度ヒューズ26a,26bは、サーモスタット27の不動作時に
加熱溶断してヒータ19への通電を遮断するものであり、
二次的な安全作用を為す。
機筐1の下面に固設した光学式のセンサユニット4は、
一対の発光素子と受光素子を具備し、これにより上記温
風吐出口13の下方にかざした手を検知し、機筐1に内蔵
した中央制御機構(図示していない)に手の有無信号を
発信し得るように構成してある。該中央制御機構は、上
記センサユニット4が手の存在を感知するとその出力信
号により、電動機12とヒータ19を通電状態に保持する。
この通電により該電動機12が回転し、ファン18によって
通風ダクト16内に生じた通風が排気ダクト17内に配設し
たヒータ19部通過時に加熱されて温風吐出口13から吐出
され、該温風吐出口13下方にかざした手に吹きつけられ
て、その水分を蒸発乾燥させる。
28は、SSR29を装着し、該SSR29の放熱板を兼ねる金属板
であり、ブロワケース14の表面ケース14aに開設した孔3
0に被着してブロワケース14内に露出させる構造に成っ
ている。
〔考案の効果〕
本考案に係る温風乾燥装置の温風機ユニットの構造は、
以上のように構成したから、単一のブロワケースで構成
することができるので、機筐の収容スペースを縮小で
き、小型で軽量の温風乾燥装置を実現することが可能と
なる。また、2枚の遮熱板を並設したヒータ構造によ
り、局所的過熱を防止し、均一に加熱された温風の吐出
を可能とすると共に、前記2枚の遮熱板間のスペースを
活用したサーモスタットの配設により、電熱線近傍との
温度差を大きくすることができ、したがって安定な過熱
防止制御が可能となる。また、2本の電熱線を同時に通
電した場合には高温加熱型、1本だけに通電した場合に
は低温加熱型といったように切り換え可能に構成するこ
ともできる等の特徴を有するもので、本考案実施後の実
用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る温度乾燥装置の温風機ユニットの
実施例を示す分解斜視図、 第2図は機筐の表面ケースを外した状態の正面図、 第3図は同じく一部切欠側面図、 第4図は温風機ユニットの構造を示す分解斜視図、 第5図は同じく温風機ユニットを示す一部切欠正面図、 第6図は同じく一部切欠側面図、 第7図はヒータの構造を示すものであり、 (a)は正面図、(b)は背面図、(c)は側面図、 第8図はヒータの一結線図である。 1…機筐、2…温風機ユニット 11…電動機、14…ブロワケース 16…通風ダクト、17…排気ダクト 18…ファン、19…ヒータ 24a,24b…遮熱板 25a,25b…電熱線 26a,26b…温度ヒューズ 27…サーモスタット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 樋口 満博 福岡県北九州市小倉南区朽網東5丁目1番 1号 東陶機器株式会社小倉第二工場内 (72)考案者 山本 宏史 福岡県北九州市小倉南区朽網東5丁目1番 1号 東陶機器株式会社小倉第二工場内 (56)参考文献 実開 昭63−108397(JP,U) 実開 昭62−40791(JP,U) 実公 昭41−17343(JP,Y1)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2枚の遮熱板をその間隔が通風の吐出方向
    に向かって徐々に拡開するように並設し、 該遮熱板の外周に電熱線を通風の吐出方向に対して略横
    列するように螺旋状に巻回して成るヒータをブロワケー
    スの通風ダクトと連通する排気ダクト内に内装したこと
    を特徴とする温風乾燥装置の温風機ユニット。
  2. 【請求項2】遮熱板がマイカ板であることを特徴とする
    請求項1記載の温風乾燥装置の温風機ユニット。
  3. 【請求項3】2枚の遮熱板の外周に2本の電熱線を並列
    巻回して構成したことを特徴とする請求項1記載の温風
    乾燥装置の温風機ユニット。
  4. 【請求項4】電熱線に所定容量の温度ヒューズとサーモ
    スタットを接続すると共に、サーモスタットについては
    上記2枚の遮熱板間に配設したことを特徴とする請求項
    1記載の温風乾燥装置の温風機ユニット。
JP1989091893U 1989-08-03 1989-08-03 温風乾燥装置の温風機ユニット Expired - Fee Related JPH0755990Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6240791U (ja) * 1985-08-29 1987-03-11
JPH0450876Y2 (ja) * 1987-01-07 1992-12-01

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