JPH0450876Y2 - - Google Patents

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JPH0450876Y2
JPH0450876Y2 JP30787U JP30787U JPH0450876Y2 JP H0450876 Y2 JPH0450876 Y2 JP H0450876Y2 JP 30787 U JP30787 U JP 30787U JP 30787 U JP30787 U JP 30787U JP H0450876 Y2 JPH0450876 Y2 JP H0450876Y2
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JP
Japan
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heater
air dryer
hot air
support plate
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Expired
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JP30787U
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JPS63108397U (ja
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、手洗乾燥機や衛生洗浄装置に組み込
まれる温風乾燥機用ヒータに関するものである。
〔従来の技術〕
送風ダクト内で加熱した温風を吐風ノズルの吐
風口から吐出させるように構成した温風乾燥機に
装置する従来のヒータは、一般的には吐風ノズル
を接続する送風ダクトの出口端部に形成した通風
路を兼ねる収容部内に於いて、マイカ板等の耐熱
板上に一本又は数本の直線状又はコイル状電熱線
を捲回又は曲折蛇行させて成り、該電熱線に触れ
て加熱された温風を吐風ノズルを介して、その吐
風口から外部へ吐出させるものであつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記構成の温風乾燥機用ヒータは、単
純に直線状またはコイル状電熱線を捲回又は屈曲
蛇行させて成るものであるため、電熱線の各配列
部が送風ダクトの出口端側に近く成れば成る程通
風に対する接触率が小さく成り、その熱量が通風
加熱のために有効に使用されないばかりでなく、
温風乾燥機の使用時間が長くなると、該温風乾燥
機自体がヒータの余熱によつて加熱されて故障発
生の原因と成つたり、温風乾燥機の使用勝手を悪
くしたりするという問題を有するものであつた。
本考案は、上記の問題に鑑みて創案されたもの
であり、送風ダクト内に於ける電熱線の配列を通
風方向に対して段階状に対面させ、加熱された電
熱線の全配列を通風加熱のために有効に利用する
ことができる温風乾燥機用ヒータを提供すること
を目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る温風乾燥機用ヒータは、ヒータを
構成する捲回された電熱線の配列を通風方向に対
して階段状に対面させることを要旨とするもので
あり、マイカ板等耐熱性を有する複数の支持板を
横断面X字形状に接合して主体を構成し、該主体
の周部と成る各支持板の稜線部分を長手方向一側
から他側に向かつて徐々に傾斜する如く形成する
と共に、該稜線上に等間隔を置いて複数の凹部を
形設し、且つ各支持板の長手方向側両側には主体
の該長手方向中心線から横断方向側への突出長が
略等しく成る支持縁を形成し、更に各支持板の稜
線上に該支持板の上記凹部に嵌合させて数本のコ
イル状電熱線を捲回するという手段を講じたもの
である。
〔作用〕
而して、上記構造によれば、主体を構成する各
支持板に捲回配列された電熱線が送風ダクト内の
通風方向に対して階段状に対面するため、加熱さ
れた電熱線の全配列が効果的に通風に接触すると
共に、送風ダクトに対して悪影響を及ぼすような
ヒータの余熱によるオーバーヒートの発生を防止
することができる。
〔実施例〕
以下、図面に従つて本考案に係る温風乾燥機の
一実施例を図面に従つて説明する。
図面は、本考案に係るヒータを組み込んで成る
温風乾燥機を手洗乾燥器に装置した例を示すもの
であり、第1図は、ケーシング1を取り外して内
部構造を明示した手洗乾燥器の分解斜視図であ
る。同図に於いて、該手洗乾燥機は、ボール2内
の上方に吐出口3を開口して成る温水・石鹸水吐
出装置4と、同じくボール2内の上方に吐風ノズ
ル5の吐風口6を開口して成る温風乾燥機7を具
備し、ケーシング1の前面に装置した操作パネル
8の指定操作手順に従つて使用者が自動又は手動
により手指の洗浄及び乾燥をするものである。
第2図及び第3図は、温風乾燥機7の送風ダク
ト9内に装置するヒータ10の詳細を示すもので
ある。このヒータ10は、マイカ板等の耐熱性を
有する同一形状の4枚の支持板11を相互に背中
合わせに接合し、又は線対称形状を有する2枚の
支持板11を対称線部分に形成したスリツトを相
互に噛み合わせて接合し、それ等の長手方向両側
をそれぞれ固定金具12を用いて挟持一体化して
横断面X字形状と成る主体13を構成し、該主体
13の周部と成る各支持板11の稜線部分を長手
方向一側から他側に向かつて徐々に傾斜するよう
に形成すると共に、該稜線上に等間隔で複数の凹
部14を形設し、且つ各支持板11の長手方向両
側には、主体13の該長手方向中心線Aから横断
方向側への突出長Bが等しく成る支持縁15を形
成し、該ヒータ10を温風乾燥機7側の送風ダク
ト9内に装着した場合、上記主体13の長手方向
中心線Aが送風ダクト9内の通風路の中心部分又
は中心部分近くに平行して支持されるように構成
する。以上のように構成して成る主体13の外
周、即ち、各支持板11の稜線部分に於いて、該
稜線上に形成した上記凹部14に嵌合させて数本
のコイル状電熱線16を交互に、且つ各支持板1
1の一側から他側に向かつて螺旋状となるように
捲回する。したがつて、主体13の長手方向中心
線Aを軸としてコイル状電熱線16の巻径X,Y
が支持板11の傾斜に添つて順次太く又は細く配
列され、各配列がそれぞれ通風方向に対面するた
め、通風に対する加熱作用に関して無駄な配列部
分を生じない。
また、コイル状電熱線16の各支持板11に対
する巻始め及び巻終わりを主体13の一側に纒
め、所定数のヒユーズ17を介してリード線18
に接続する。このコイル状電熱線16の使用数
は、例えば所定の温風温度制御数に応じて設定さ
れるものであり、温風乾燥機7として複数段に制
御された温度で温風を吐出し得るように成つてい
る。
以上のように構成したヒータ10は、温風乾燥
機7の送風ダクト9出口端部に装置される。而し
て、このヒータ10は、所定の寿命を有するもの
であり、送風ダクト9側の構造により、これを自
由に該送風ダクト9から取り外し保守交換するこ
とができるものである。
上記実施例は、本考案に係る温風乾燥機用ヒー
タを、手洗乾燥機に組み込む温風乾燥機に装着し
た例に基づいて説明したが、該ヒータを衛生洗浄
装着等温風乾燥装置を組み込んで成る他の機器に
も応用することができることは当然である。
〔考案の効果〕
本考案に係る温風乾燥機用ヒータは、以上のよ
うに構成したから、送風ダクト内に於いて捲回さ
れたコイル状電熱線の全配列を有効に利用して通
風を効果的に加熱することができるばかりでな
く、送風ダクト部分のオーバーヒート発生を防止
することができ等、本考案実施例の実用上の効果
に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るヒータを装置して成る温
風乾燥機を組み込んだ手洗乾燥機の例を示す分解
斜視図、第2図は温風乾燥機の送風ダクト内に装
置されたヒータの状態を示す平面図、第3図はヒ
ータの構造を示すものであり、イは正面図、ロは
側面図である。 10……ヒータ、11……支持板、13……主
体、14……凹部、15……支持縁、16……コ
イル状電熱線、A……長手方向中心線、B……突
出長。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マイカ板等耐熱性を有する複数の支持板を横断
    面形状X字形状に接合して主体を構成し、該主体
    の周部となる各支持板の稜線部分を長手方向一側
    から他側に向かつて徐々に傾斜する如く形成する
    と共に、該稜線上に等間隔を置いて複数の凹部を
    形設し、且つ各支持板の長手方向両側には主体の
    該長手方向中心線からその横断方向側への突出長
    が略等しく成る支持縁を形成し、更に各支持板の
    稜線上に該支持板の上記凹部に嵌合させて数本の
    コイル状電熱線を捲回して成る温風乾燥機用ヒー
    タ。
JP30787U 1987-01-07 1987-01-07 Expired JPH0450876Y2 (ja)

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JP30787U JPH0450876Y2 (ja) 1987-01-07 1987-01-07

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JP30787U JPH0450876Y2 (ja) 1987-01-07 1987-01-07

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JPS63108397U JPS63108397U (ja) 1988-07-13
JPH0450876Y2 true JPH0450876Y2 (ja) 1992-12-01

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ID=30777160

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0755990Y2 (ja) * 1989-08-03 1995-12-25 小糸工業株式会社 温風乾燥装置の温風機ユニット

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JPS63108397U (ja) 1988-07-13

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