JPH085578A - 原子炉内の浸透探傷試験方法および装置 - Google Patents

原子炉内の浸透探傷試験方法および装置

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JPH085578A
JPH085578A JP6137693A JP13769394A JPH085578A JP H085578 A JPH085578 A JP H085578A JP 6137693 A JP6137693 A JP 6137693A JP 13769394 A JP13769394 A JP 13769394A JP H085578 A JPH085578 A JP H085578A
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JP
Japan
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reactor
penetrant
nuclear reactor
furnace
flaw detection
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JP6137693A
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English (en)
Inventor
Yoshishige Sakurai
善茂 櫻井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH085578A publication Critical patent/JPH085578A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】放射線対策等を十分に考慮した安全な状態で、
原子炉内全体の表面検査を短期間で能率よく、かつ詳細
に実施することができる原子炉内の浸透探傷試験方法お
よび装置を提供することにある。 【構成】原子炉の炉心シュラウド2のシュラウドヘッド
およびその上下に配置される炉内構造物を炉外に取外し
た後、炉水を排出して、炉壁貫通孔その他の開口部を水
密に閉塞する準備工程aと、炉内表出部の洗浄または付
着,変質物の剥離を行う前処理工程と、前処理工程で洗
浄または剥離を行った部分を乾燥する第1の乾燥工程b
と、浸透探傷用媒体としての浸透液を炉内表出部に塗布
する浸透工程cと、炉内表出部の表面から余剰浸透液を
洗浄によって除去する浸透液除去工程dと、浸透液が除
去された炉内表出部の表面洗浄部分を乾燥する第2の乾
燥工程eと、乾燥した被探傷領域を光学的に観察する探
傷工程fとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば沸騰水型原子炉
の定期点検時に原子炉圧力容器内の探傷を行う場合等に
好適な原子炉内の浸透探傷試験方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器
や、その内部に設けられる炉内構造物等を定期点検時に
検査する場合、主に材料や溶接部に発生する表面欠陥を
検出する表面検査と、それらの内部に発生する内部欠陥
を検出する体積検査とが行われる。
【0003】従来、金属部材等の表面検査方法として
は、外観検査(VI)や浸透探傷試験(PT)等が知ら
れており、内部欠陥を検出する体積検査方法としては、
超音波探傷試験(UT)や放射線透過試験(RT)等が
知られている。
【0004】一般に原子炉の使用後は、材料や溶接部の
表面から欠陥が発生し、内部に向かって成長する傾向に
あるため、始めに表面検査を行い、表面に欠陥が発見さ
れた場合に、その欠陥の深さや幅等の欠陥形状を調べる
ための体積検査を実施することが有効である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、原子炉圧力
容器の内面や炉内構造物の表面検査については、より詳
細な欠陥情報が必要とされることから、材料を自然的な
状態で視覚観察する外観検査(VI)よりも、欠陥部に
着色浸透液等を侵入させて色素観察を行う浸透探傷試験
が好適と考えられる。
【0006】しかし、原子炉圧力容器内面や炉内構造物
の表面を浸透探傷試験方法によって検査する場合、原子
炉圧力容器内には燃料棒や制御棒その他の炉内構造物が
あるため、検査機器の挿入や観察等に多くの困難性があ
る。また、浸透探傷試験を実施するには、浸透液や洗浄
液の炉外や炉内各部の不要箇所への流出を防止する必要
もある。
【0007】このため、これまでは炉内構造部に適合す
るカバーを施して局部浸透探傷試験を行うことが考えら
れているが、そのような局部浸透探傷試験では、個々の
検査箇所毎に装置取付けや撤去等が必要で多くの時間を
要し、炉内全体の検査を行うためには必ずしも現実的な
手段ではない。
【0008】ただし、既に数十年間運転した原子炉につ
いては部分的な損傷が発生している可能性もあり、炉内
全体の検査が要求されてきている。この場合、炉心周辺
は強い放射線照射を受けて放射化されているので、検査
部品の対放射線対策も考慮しなければならない。また、
炉内にハロゲン物質や異物を残存させると、他の材料や
運転に影響を与えることもあるので、検査後の洗浄等も
十分に行われなければならない。
【0009】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、放射線対策等を十分に考慮した安全な状態
で、原子炉内全体の表面検査を短期間で能率よく、かつ
詳細に実施することができる原子炉内の浸透探傷試験方
法および装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】本発明に係る
原子炉内の浸透探傷試験方法は基本的に、原子炉の炉心
シュラウドのシュラウドヘッドおよびその上下に配置さ
れる炉内構造物を炉外に取外した後、炉水を排出して、
炉壁貫通孔その他の開口部を水密に閉塞する準備工程
と、炉内表出部の洗浄または付着,変質物の剥離を行う
前処理工程と、前処理工程で洗浄または剥離を行った部
分を乾燥する第1の乾燥工程と、浸透探傷用媒体として
の浸透液を炉内表出部に塗布する浸透工程と、炉内表出
部の表面から余剰浸透液を洗浄によって除去する浸透液
除去工程と、浸透液が除去された炉内表出部の表面洗浄
部分を乾燥する第2の乾燥工程と、乾燥した被探傷領域
を光学的に観察する探傷工程とを備えたことを特徴とす
る(請求項1)。
【0011】本発明において望ましくは、準備工程での
開口部の閉塞に際し、炉壁貫通孔に対してはその孔の内
部に膨縮可能な閉止栓を挿入して閉塞し、原子炉内構造
物の上向き突起状のものの開口部に対してはその突起状
部分にキャップを被せて閉塞する(請求項2)。
【0012】本発明において望ましくは、前処理工程で
の炉内の表出部の洗浄に際し、炉内にノズル付きの導入
管を昇降可能に挿入し、そのノズルから洗浄液を散布す
る(請求項3)。
【0013】本発明において望ましくは、前処理工程で
の付着,変質物の剥離に際し、炉内にショットピーニン
グ装置、ヤスリ、ブラシまたは砥石を昇降可能に挿入し
て表面研削を行う(請求項4)。
【0014】本発明において望ましくは、浸透工程での
浸透液の塗布に際し、前処理工程で使用した導入管およ
びノズルを再使用して炉内に浸透液を散布する(請求項
5)。
【0015】本発明において望ましくは、浸透液除去工
程での余剰浸透液の除去に際し、前処理工程および浸透
工程で使用した導入管およびノズルを再々使用して洗浄
液を散布する(請求項6)。
【0016】本発明において望ましくは、第1,第2の
乾燥工程での炉内表出部の乾燥に際し、乾燥蒸気の送
給、紫外線照射または赤外線照射による加熱を行う(請
求項7)。
【0017】本発明において望ましくは、浸透探傷試験
として、ハロゲン物質を含まないか、またはハロゲン物
質の含有量が少ない浸透液による水洗性蛍光浸透探傷試
験を採用し、かつ無現像法による観察を行う(請求項
8)。
【0018】本発明において望ましくは、浸透探傷試験
の浸透液として炭酸水を使用するとともに、現像材とし
てフェノールフタレインを貝殻粉末またはケイ素粉末に
混合したものを使用し、現像材の変色を観察することに
より探傷を行う(請求項9)。
【0019】本発明において望ましくは、前処理工程か
ら探傷工程までの間に炉内に蓄積される洗浄液,浸透
液,被洗浄物,剥離物その他の滞溜物を炉底部既設のド
レン装置または炉内に別設挿入した排出装置により炉外
へ排出する(請求項10)。
【0020】本発明において望ましくは、各工程での使
用材の遠隔操作用観察および浸透探傷時の光学的観察に
ついて、炉内に挿入したテレビカメラおよび炉外に設置
したテレビ受像機を使用して視認観察を行う(請求項1
1)。
【0021】本発明に係る原子炉内の浸透探傷試験装置
は、炉心シュラウドのシュラウドヘッドおよびその上下
配置の炉内構造物が取外された原子炉内に昇降可能に挿
入される昇降ロッドと、この昇降ロッドの下端部に設け
られた把持機構と、この把持機構に着脱可能に把持され
て炉壁の貫通孔の軸心位置に挿入される横長な支持アー
ムと、この支持アームの先端に取付けられ前記貫通孔を
その周面に接して水密に閉塞する膨縮可能な閉止栓と、
この閉止栓の膨縮のための駆動力および前記把持機構の
把持動作のための駆動力を炉外からの遠隔操作によって
付与する駆動機構とからなる炉内閉塞手段を備えたこと
を特徴とする(請求項12)。本発明においては、昇降
ロッドに把持機構を介して支持アームを把持させるとと
もに閉止栓を収縮させた状態で原子炉内に導入し、所定
の位置で閉止栓を炉壁の貫通孔に挿入した後、閉止栓を
駆動機構によって膨脹させて貫通孔を水密に閉塞する。
この後、駆動機構によって把持機構を開状態とし、支持
アームの把持を解除して昇降ロッドを炉上に引上げる。
貫通孔の閉塞を解く場合には、前記と逆の手順で操作を
行う。本発明によれば、原子炉内の浸透探傷試験方法を
実施する場合の準備工程において、炉壁の貫通孔を容易
かつ確実に閉塞することができるとともに、そのための
装置の炉内への導入および炉外への排出が容易に行え
る。
【0022】本発明に係る別の原子炉内の浸透探傷試験
装置は、炉外から炉内に液を導入する導入管と、この導
入管に設けられ液を特定の方向,領域または不特定の方
向,領域に散布するノズルと、前記導入管またはノズル
を液散布位置にて炉壁内面または炉内構造物を基礎とし
て支える折畳み,拡縮または伸縮可能で前記導入管また
はノズルに取付けられた支持脚とからなる液散布手段を
備えたことを特徴とする(請求項13)。本発明によれ
ば、支持脚を折畳みまたは収縮状態として導入管および
ノズルを炉内に導入した後、支持脚を展開,拡開または
伸長させて炉内の任意位置に導入管およびノズルを固定
し、液の散布を行う。液の散布が終了した後は、再び支
持脚を折畳みまたは収縮状態として炉外に引上げる。本
発明によれば、原子炉内の浸透探傷試験方法を実施する
場合の、前処理洗浄工程、浸透液塗布工程または浸透液
除去工程における洗浄液または浸透液の散布を容易かつ
確実に行える。
【0023】本発明において望ましくは、導入管および
ノズルを複数備え、前記導入管に炉外設置の洗浄液槽、
浸透液槽および管内加圧用空気源を接続するとともに、
前記洗浄液槽、浸透液槽および空気源の前記導入管への
液出口部または前記導入管の途中部分に流量調整用のバ
ルブを設け、かつ前記各バルブの開度を制御する制御装
置を設ける(請求項14)。このような構成によれば、
前処理洗浄工程、浸透液塗布工程または浸透液除去工程
における洗浄液または浸透液の散布を、複数の場所、例
えば広い場所と狭い場所とに分けてそれらに適合する状
態で行うことができる。また、空気源から導入管への空
気供給によって内圧を高め、ノズルからの液噴出を強化
する等、場所に応じた液の散布状態の制御が行える。
【0024】本発明に係る別の原子炉内の浸透探傷試験
装置は、原子炉内に別設挿入される排出装置であって、
吸引用のポンプと、このポンプに接続されて炉外に導出
された排出管と、この排出管の炉内における途中部分に
設けられた放射性固形物を除去する逆浸透膜その他の濾
過フィルタとからなる排出装置を備えたことを特徴とす
る(請求項15)。本発明においては、例えば原子炉既
設のドレン装置が使用できない場合に、排出装置を使用
することで、前処理工程から探傷工程までの間に炉内に
蓄積される洗浄液,浸透液,被洗浄物,剥離物その他の
滞溜物を、必要に応じて炉外へ排出することができる。
この場合、放射性固形物は、逆浸透膜その他の濾過フィ
ルタによって濾過されるので、排出物を炉外に排出する
場合の放射能低下が効果的に図られる。
【0025】本発明に係る別の原子炉内の浸透探傷試験
装置は、炉内挿入用テレビカメラであって、光取入れ用
の窓孔およびそれにつながる光路を有する鉛カバー付き
の胴体と、この胴体の内部に挿入され前記窓孔からの入
光を捉えるCCDカメラ本体と、前記胴体の光取入れ用
の窓孔に嵌装され前記CCDカメラ本体を放射線照射か
ら防護する鉛ガラスとからなるテレビカメラを備え、前
記CCDカメラ本体を炉外設置のテレビ受像機に光ケー
ブルによって光学的に接続したことを特徴とする(請求
項16)。本発明においては、各工程での使用材の遠隔
操作用観察および浸透探傷時の光学的観察について、炉
内に挿入したテレビカメラおよび炉外に設置したテレビ
受像機によって容易に視認観察を行うことができる。そ
の際、胴体を鉛カバー付きの構成とするとともに、胴体
の光取入れ用の窓孔に鉛ガラスを嵌装することで、CC
Dカメラ本体への放射線照射を防止することができる。
【0026】本発明において望ましくは、テレビカメラ
の胴体内の光路を、窓孔からCCDカメラ本体までの部
分で屈曲形状とし、その屈曲部分に、前記窓孔からの入
光を前記CCDカメラ本体の受光部に向けて反射させる
反射ミラーを設ける(請求項17)。このような構成に
よると、放射線が鉛ガラスを透過した場合でも光路の屈
曲によってCCDカメラ本体にその放射線の直接照射を
防止することができ、高放射線下でのカメラ使用が可能
となる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本実施例による原子炉内の浸透探傷試験方
法の手順を示す工程図である。本実施例の方法は、水洗
性蛍光浸透探傷試験を採用し、かつ無現像法による観察
を行う場合についてのものである。その工程は順に、準
備工程後の前処理工程a,第1の乾燥工程b,浸透工程
c,浸透液除去工程d,第2の乾燥工程eおよび探傷工
程fとに大別される。
【0028】準備工程では、原子炉の炉心シュラウドの
シュラウドヘッドおよびその上下に配置される炉内構造
物を炉外に取外した後、炉水を排出して、炉壁貫通孔そ
の他の開口部を水密に閉塞する。この準備工程での開口
部の閉塞に際しては、炉壁貫通孔に対してはその孔の内
部に膨縮可能な閉止栓を挿入して閉塞し、原子炉内構造
物の上向き突起状のものの開口部に対してはその突起状
部分にキャップを被せて閉塞する。
【0029】前処理工程aでは、炉内表出部の洗浄また
は付着,変質物の剥離等を行う。この前処理工程aでの
炉内の表出部の洗浄に際しては、炉内にノズル付きの導
入管を昇降可能に挿入し、そのノズルから洗浄液を散布
する。また、この前処理工程aでの付着,変質物の剥離
に際しては、炉内にショットピーニング装置、ヤスリ、
ブラシまたは砥石を昇降可能に挿入して表面研削を行
う。
【0030】第1の乾燥工程bでは、前処理工程aで洗
浄または剥離を行った部分を乾燥する。この第1の乾燥
工程bでの炉内表出部の乾燥に際しては、乾燥蒸気の送
給、紫外線照射または赤外線照射による加熱を行う。
【0031】浸透工程cでは、浸透探傷用媒体としての
浸透液を炉内表出部に塗布する。この浸透工程cでの浸
透液の塗布に際しては、前処理工程aで使用した導入管
およびノズルを再使用して炉内に浸透液を散布する。な
お、本実施例では浸透探傷試験として、ハロゲン物質を
含まないか、またはハロゲン物質の含有量が少ない浸透
液による水洗性蛍光浸透探傷試験を採用し、かつ無現像
法による観察を行う。
【0032】浸透液除去工程dでは、炉内表出部の表面
から余剰浸透液を洗浄によって除去する。この浸透液除
去工程dでの余剰浸透液の除去に際しては、前処理工程
および浸透工程で使用した導入管およびノズルを再々使
用して洗浄液を散布する。
【0033】第2の乾燥工程eでは、浸透液が除去され
た炉内表出部の表面洗浄部分を乾燥する。この第2の乾
燥工程eでの炉内表出部の乾燥に際しては、乾燥蒸気の
送給、紫外線照射または赤外線照射による加熱を行う。
【0034】探傷工程fでは、乾燥した被探傷領域を光
学的に観察する。この探傷工程fでの光学的観察につい
ては、炉内に挿入したテレビカメラおよび炉外に設置し
たテレビ受像機を使用して視認観察を行う。
【0035】そして、前処理工程aから探傷工程fまで
の間に炉内に蓄積される洗浄液,浸透液,被洗浄物,剥
離物その他の滞溜物は、炉底部既設のドレン装置または
炉内に別設挿入した排出装置により炉外へ排出する。
【0036】なお、前記の浸透探傷時の光学的観察の
他、他の各工程での使用材の遠隔操作用観察について
も、炉内に挿入したテレビカメラおよび炉外に設置した
テレビ受像機を使用して視認観察を行う。
【0037】図2〜図21は、以上の工程を有する原子
炉内の浸透探傷試験方法を実施するための装置構成を示
している。
【0038】図2〜図6は、準備工程で使用する炉内閉
塞手段を示している。このうち、図2は炉壁貫通孔その
他の開口部が水密に閉塞された状態で前処理工程を行っ
ている様子を概略的に示している。すなわち、原子炉圧
力容器1の炉心シュラウド2のシュラウドヘッドおよび
その上方に配置される炉内構造物が炉外に取外され、次
いで炉心シュラウド2内に配置される燃料棒、燃料支持
金具、制御棒および制御棒駆動機構等が炉外に取外され
ている。これらの取外し操作は、オペレーションフロア
上に設けられた走行プラットフォーム3のクレーン4に
よって行われる。この後で原子炉圧力容器1内の炉水が
炉底部のドレン排出部5から排出されている。
【0039】この状態で、炉外へ通じるノズル等の炉壁
貫通孔6が閉止栓7によってそれぞれ水密に閉塞される
とともに、原子炉内構造物の上向き突起状のもの、例え
ば原子炉内再循環ポンプ8の上端部および制御棒駆動機
構ハウジング9等が、それぞれ下面開口の筒状キャップ
10によってそれぞれ水密に閉塞されている。
【0040】図3〜図6は炉壁貫通孔6に閉止栓15を
着脱するための炉内閉塞手段11の構成を示している。
炉内閉塞手段11は図3に示すように、原子炉圧力容器
1内に昇降可能に挿入される昇降ロッド12と、この昇
降ロッド12の下端部に設けられた把持機構13と、こ
の把持機構13に着脱可能に把持されて炉壁貫通孔6の
軸心位置に挿入される横長な中空管状の支持アーム14
と、この支持アームの先端に取付けられ炉壁貫通孔6を
その周面に接して水密に閉塞する膨縮可能な閉止栓15
(7)と、この閉止栓15の膨縮のための駆動力および
把持機構13の把持動作のための駆動力を炉外からの遠
隔操作によって付与する駆動機構16,17とからなっ
ている。
【0041】把持機構13は図4および図6に示すよう
に、昇降ロッド12の下端部で上下に開閉する一対の把
持部材18a,18bを有する構成とされている。この
把持機構13を駆動する駆動機構16は、昇降ロッド1
2にブラケット19を介して取付けられたエアシリンダ
20によって構成され、エアホース22aを介して図示
しない加圧空気源からエアシリンダ20の両圧力室に駆
動圧力を供給してピストンロッド21を進退方向に駆動
し、これにより可動側となる一方の把持部材18aを昇
降させることにより、両把持部材18a,18bによっ
て支持アーム14を着脱可能に把持するようになってい
る。
【0042】また、閉止栓15は図3に示すように、支
持アーム14の先端に固定された円板状の本体部15a
と、この本体部15aの外周部に設けられた弾性材製の
中空リング状膨縮体15bとからなり、この膨縮体15
が膨脹することにより炉壁貫通孔6の周面に圧接するよ
うになっている。
【0043】この閉止栓15の膨縮体15bを膨縮する
ための駆動力を付与する駆動機構17は、図4および図
6に示すように、例えば支持アーム14に取付けられた
固定側カプラ23aと、これと対をなす可動側カプラ2
3bと、この可動側カプラ23bにエアホース24を介
して接続された図示しない加圧空気源と、支持アーム1
4内を介して固定側カプラ23aと側膨縮体15bとを
接続するエアホース25とを有する。この駆動機構17
によって閉止栓15の膨縮体15bに加圧空気を供給す
ることによって炉壁貫通孔6が閉塞され、また膨縮体1
5bから空気を抜くことで炉壁貫通孔6から閉止栓15
を着脱操作することができる。
【0044】なお、カプラ23a,23bは例えばワン
タッチ式の着脱構造とされており、駆動機構17は両カ
プラ23a,23bの接合用および離脱用の一対のエア
シリンダ26,27を有している。各エアシリンダ2
6,27は、昇降ロッド12に連結板28を介して取付
けられたブラケット29,30にそれぞれ支持されてい
る。接合用のエアシリンダ26のピストンロッド31は
可動側カプラ23bに連結されて、この可動側カプラ2
3bを固定側カプラ23aに接合させる。離脱用のエア
シリンダ27のピストンロッド32は押圧板32aに連
結され、この押圧板32aを介して固定側カプラ23a
を押下げることにより、両カプラ23a,23bの接合
係止状態を解除する。各エアシリンダ26,27には、
それぞれ往復動作用のエアホース33,34を介し、図
示しない炉外の操作機構に連結される。
【0045】図7〜図13は液散布手段35を示してい
る。この液散布手段35は、炉外から炉内に液を導入す
る導入管36と、この導入管36に設けられ液を特定の
方向,領域または不特定の方向,領域に散布するノズル
37と、導入管36またはノズルを液散布位置にて炉壁
1aの内面または炉内構造物を基礎として支える折畳
み,拡縮または伸縮可能で導入管36またはノズル37
に取付けられた支持脚38とからなる液散布手段を備え
ている。
【0046】本実施例では図7に示すように、ノズル3
7がスプリンクラー式構造で、例えば回転および上下動
しながら、洗浄液を給水スパージャ39、炉心スプレイ
スパージャ40、サポートレグ41、サポートリング4
2の内面および炉壁1aの内面等に噴出して洗浄等を行
うようになっている。
【0047】また本実施例では、同図に示すように、原
子炉圧力容器1内の狭隘でアクセス困難な部位を洗浄す
るために、細管43およびその先端に設けた小型ノズル
44からなる補助液散布手段35aを備えている。この
補助液散布手段35aは、例えば炉心シュラウド2の外
周側の原子炉内再循環ポンプ8回りの部品の洗浄等に適
用される。
【0048】図8〜図10はノズル37(小型ノズル4
4)を有する液散布手段35(補助液散布手段35a)
の各種構成例を示している。図8に示す液散布手段35
は、ノズル37を横向きおよび下向きの遠隔操作用のバ
ルブ45,46付きスプレイとして構成したものであ
り、剛性パイプなどからなる支持管47に導入管36を
挿通した構成とされている。支持管47の上端部には吊
り紐48が接続されている。
【0049】図9に示す液散布手段35は、ノズル37
の噴射方向を横向きの一方向に設定するとともに、導入
管36を形状記憶合金によって構成したものであり、そ
の導入管36の周りに加熱線49をコイル状に巻装した
ものである。この例では、形状記憶合金製の導入管36
に対し、加熱状態において例えば図9に仮想線で示す屈
曲形状を記憶させておき、加熱線49への通電加熱によ
って噴射方向を変化させることができるようになってい
る。
【0050】図10に示す液散布手段35は、特に浸透
液散布用に好適なものとして構成されており、導入管3
6に炉内浸透液槽50を有している。この構成ではバル
ブ閉時において、炉内浸透液槽50に浸透液を蓄積する
ことができるので、無駄な噴射を防止して液使用上の経
済性向上を図ることができる。他の構成は図8のものと
略同一である。
【0051】図11および図12は、液散布手段35の
変形例を示したものである。この例では、図11に示す
ように、原子炉圧力容器1の上部のバルクヘッド部に旋
回装置51が設けられ、この旋回装置51に昇降装置5
2が搭載されている。これら旋回装置51および昇降装
置52が、オペレーションフロア上に設けたコントロー
ラ53によって制御動作されるようになっている。そし
て、昇降装置52からワイヤロープ54を介して支持装
置55が炉心シュラウド2上に吊下されている。
【0052】この支持装置55に炉壁当接用の支持脚3
8が設けられるとともに、支持装置55からマスト56
が垂下され、このマスト56に散布手段35および補助
散布手段35aとしての導入管36(43)およびノズ
ル37(小型ノズル44)が設けられている。したがっ
て、この例では、導入管36およびノズル37が旋回装
置51によって旋回動作されるとともに、昇降装置52
によって昇降動作され、動作が一括して容易に行われる
ようになっている。なお、図12に示すように、小型ノ
ズル44を支持装置55の端部に配置させれば、炉壁1
a近傍への液散布が容易に行える。
【0053】図13は、導入管36およびノズル37を
複数、例えば洗浄液噴出用(36a,37a)および浸
透液の噴射用(36b,37b)として一対備えた構成
例を示している。すなわち、図13に示すように、この
例では各導入管36に対応して炉外設置の洗浄液槽5
7、浸透液槽58がそれぞれ直列にまたはバルブ59を
介して並列に接続されるとともに、両導入管36に管内
加圧用空気源60が接続されている。そして、洗浄液槽
57、浸透液槽58および空気源60の各導入管36へ
の液出口部または導入管36の途中部分に流量調整用の
バルブ61が設けられ、かつ各バルブ59,61の開度
を制御する制御装置62が設けられている。
【0054】このような構成によれば、前処理洗浄工程
a、浸透液塗布工程bまたは浸透液除去工程dにおける
洗浄液または浸透液の散布を、一つの装置で一括制御し
て行うことができる。また、各ノズル37はバルブ59
の操作によって直列的な同時使用も行えるので、ぞれの
複数の場所、例えば広い場所と狭い場所とに分けて、ま
たはそれぞれを別個のものそれらに適合する状態で行う
ことができる。また、空気源60から導入管36への空
気供給によって内圧を高め、ノズル37からの液噴出を
強化する等、場所に応じた液の散布状態の制御が行え
る。
【0055】図14は、原子炉圧力容器1内に別設挿入
される排出装置63を示している。この排出装置63
は、炉底からの吸引用ポンプ64と、このポンプ64に
接続されて炉外に導出された排出管65と、この排出管
65に設けられ炉外に配置された放射性固形物除去用の
逆浸透膜その他の濾過フィルタ66とを備えている。ま
た、排出管65は途中部分で分岐し、この分岐管67に
は流量調整用のバルブ68、炉内に配置された前記同様
の濾過フィルタ69が設けられ、さらに液槽70および
ポンプ71を介して炉外の廃棄箇所に導出されている。
【0056】この排出装置63は、例えば原子炉既設の
ドレン装置が使用できない場合に、使用することで、前
処理工程aから探傷工程fまでの間に炉内に蓄積される
洗浄液,浸透液,被洗浄物,剥離物その他の滞溜物を、
必要に応じて炉外へ排出することができる。この場合、
放射性固形物は、炉外の濾過フィルタ66または炉内の
濾過フィルタ69によって濾過されるので、排出物を炉
外に排出する場合の放射能低下が効果的に図られる。
【0057】図15はおよび図16は前処理工程aでの
付着,変質物、例えば錆等の剥離に際して使用する研削
装置72を示している。図15に示した研削装置72
は、炉内導入用のロッド72aの下端にエアモータ73
によって回転する砥石74を設けたものである。エアモ
ータ73には、炉外配置の駆動用空気源75が、ロッド
72a内のエアホース76を介して接続されている。な
お回転停止等のため、エア抜き用のバルブ77が設けて
ある。この図15の砥石74では、軸方向端面が研削面
74aとされている。したがって、研削時の軸方向反力
によって後退することを防止するため、研削面74aと
同一方向に吸着面78aを有する吸盤78がロッド72
aに設けられ、この吸盤78の内面側が炉外配置の真空
ポンプ79にエアホース80を介して接続され、炉壁1
aや炉内構造物に真空吸着されて研削位置を保持するよ
うになっている。
【0058】また、図16に示した研削装置72では、
砥石74の外周面が研削面74aとされている。したが
って、研削時の径方向反力によって後退することを防止
するため、研削面74bと同一方向に吸着面78bを有
する吸盤78がロッド72aに設けられ、この吸盤78
の内面側が炉外配置の真空ポンプ79にエアホース80
を介して接続され、炉内構造物等に真空吸着されて研削
位置を保持するようになっている。なお、表面研削装置
としては、図15および図16に示し構成の他、ヤスリ
またはブラシ等を有するものとして構成してもよい。さ
らに、前記の洗浄装置等を利用したショットピーニング
装置としてもよい。
【0059】図17および図18は第1,第2の乾燥工
程b,eで使用する乾燥手段を示している。図17に示
した乾燥手段は、紫外線によって乾燥対象部を加熱する
紫外線加熱装置81である。この紫外線加熱装置81
は、炉外に設けた紫外線発生装置82に光ファイバ83
を接続し、この光ファイバ83を炉内に導入するととも
に、光ファイバ83の先端に照射部84を設けたもので
ある。このような紫外線加熱装置81によると、紫外線
発生装置82の管球を炉外に設置することにより、管球
の放射線照射による劣化を防ぐことができる。なお、こ
の紫外線加熱装置81は探傷工程fでの観察においても
蛍光現像用として使用する。
【0060】また、図18に示した乾燥手段は、赤外線
によって乾燥対象部を加熱する赤外線線加熱装置85で
ある。この赤外線加熱装置85は、炉外に設けた赤外線
発生装置86に光ファイバ87を接続し、この光ファイ
バ87を炉内に導入するとともに、光ファイバ87の先
端に照射部88を設けたものである。このような赤外線
線加熱装置85は、空気加熱による乾燥手段の補助とし
て用いることができる。すなわち、炉外から加熱空気を
炉の中まで送給して乾燥する場合、例えば段約30m等
の長距離を経る間に乾燥空気が途中で冷却してしまう。
これを防ぐために、赤外線発生装置86から赤外線を送
ることによって赤外線を対称物に当て、始めて熱になる
ことで途中の冷却を防ぐことができるものである。
【0061】なお、乾燥手段としてはこの他に、炉外の
オペレーションフロアまたはバルクヘッド(圧力容器上
フランジ部)から乾燥蒸気を炉の中の対象部まで乾燥蒸
気を送る乾燥蒸気送給装置によって構成することもでき
る。
【0062】図19〜図22は、各工程での使用材の遠
隔操作用観察および浸透探傷時の工学的観察について視
認観察を行うために使用する観察手段を示したものであ
る。図19に示した観察手段は、炉内に挿入したテレビ
カメラ89と、このテレビカメラ89にケーブル90を
介して接続した炉外設置のテレビ受像機91とを備えて
いる。テレビカメラ89には、光フィルタ92が設けら
れている。
【0063】図20は、炉内挿入用のテレビカメラ89
の構成例を示している。このテレビカメラ89は、光取
入れ用の窓孔93およびそれにつながる光路94を有す
る鉛カバー95付きの胴体96と、この胴体96の内部
に挿入され窓孔93からの入光を捉えるCCDカメラ本
体97と、胴体96の光取入れ用の窓孔93に嵌装され
CCDカメラ本体97を放射線照射から防護する鉛ガラ
ス98とからなり、CCDカメラ本体87から炉外設置
のテレビ受像機91への送信用ケーブル90が接続され
ている。
【0064】このテレビカメラ89によると、各工程で
の使用材の遠隔操作用観察および浸透探傷時の光学的観
察等についての視認観察を容易化することができる。そ
の際、胴体96を鉛カバー95付きの構成とするととも
に、胴体96の光取入れ用の窓孔93に鉛ガラス98を
嵌装したことにより、CCDカメラ本体97への放射線
照射を防止することができる。
【0065】図21は、図20のテレビカメラの変形例
を示している。この例では、テレビカメラ89の胴体9
6内の光路94が、窓孔93からCCDカメラ本体97
までの部分で例えば90°屈曲する形状とされ、その屈
曲部分に、窓孔93からの入光をCCDカメラ本体97
の受光部に向けて反射させる反射ミラー99が設けられ
ている。このような構成によると、放射線が鉛ガラスを
透過した場合でも光路の屈曲によってCCDカメラ本体
97にその放射線の直接照射を防止することができ、高
放射線下でのカメラ使用が可能となる。
【0066】図22は、カメラ使用時において、炉内の
観察対象部を照明するための照明装置100を示してい
る。この照明装置は、図示しない炉外設置の電源から引
出したコード101の先端にランプ102を設けたもの
である。
【0067】以上の如く構成された装置に基づく本実施
例による具体的な試験方法を説明すると、以下の通りで
ある。
【0068】炉内既設のドレン装置を使用できない場
合、準備工程において、予め排出装置63を炉内に設置
する。この場合、炉上から排出装置63を吊降し状態で
保持してもよく、また制御棒駆動機構ハウジング9上の
カバー10上に載置してもよい。
【0069】なお、派出装置は63は、炉心シュラウド
2上部の上部格子板および中間部の炉心支持板を通過さ
せる必要から、これらの格子孔よりも小さい平面寸法
(例えば直径250mm以下)とする必要がある。
【0070】前処理工程aにおける洗浄では、ノズル3
7,44等を回転および上下動させながら炉内の洗浄を
行う。この場合、洗浄液の他に水を使用してもよい。洗
浄は、その状態をテレビカメラ89およびテレビ受像機
91によって観察しながら行えばよい。洗浄の際に使用
する洗浄材料としては、洗浄液、砥粒または洗浄液に砥
粒を混入したものを使用することもできる。次に前記の
乾燥手段を利用した第1の乾燥工程bを行う。なお、洗
浄材料として即乾性の洗浄液等を使用した場合には、数
分後に乾燥するので第1の乾燥工程bとして特に作業を
行う必要なく、次の浸透工程cに移る。水で洗浄した場
合は一般に乾燥処理が必要である。対象部の表面温度が
50℃以上ある場合には30分以上の待ち時間の後に次
の浸透工程cを行えばよい。通常、一か所の乾燥には十
数分の時間が必要である。なお、必要なら大型ブロアに
より原子炉圧力容器1内全体を加熱してもよい。その場
合は粉塵が舞う恐れがあるので、原子炉圧力容器1の上
部をカバーで覆うとともに、ヘパフィルタなどの気体用
フィルタで飛散する放射能を捕獲し、環境放射線の上昇
を防止する。
【0071】浸透工程cでは、予め浸透液槽58に浸透
液を収容しておき、バルブ操作によってノズル37から
のスプレイ噴射を行う。必要に応じて空気源60から加
圧用空気を送入する。
【0072】浸透作業の終了後、約15分待ち、浸透液
が欠陥部に浸透した後に浸透液除去工程dでの洗浄を行
う。この洗浄は、欠陥内部の浸透液を除去することな
く、欠陥以外の表面の浸透液を除去するものであり、欠
陥からの浸透液の排出を招かないように洗浄の強度に注
意する。なお、本実施例では、浸透液が水染性であるた
め水を使用して洗浄する。洗浄中、紫外線発生装置82
から光ファイバ83を介して照射部84から紫外線を照
射部に当てて観察する。なお、照射部84に光フィルタ
を取付けて、蛍光現像に必要な紫外線のみを照射するの
が有効である。
【0073】探傷工程fにおける検査結果の観察の際に
は、紫外線が当たっている面をテレビカメラ89によっ
て観察する。
【0074】以上の試験終了後は、水により、または必
要により洗浄液を使用して、炉内を洗浄する。洗浄は前
記の手順で行えば良い。洗浄終了後は廃水を行い、その
後炉壁貫通孔6から閉止栓7を外し、全ての機材を撤去
する。
【0075】なお、以上の実施例の他、本発明では図2
3に示すように、浸透探傷試験の浸透液として炭酸水を
使用するとともに、現像材としてフェノールフタレイン
を貝殻粉末またはケイ素粉末に混合したものを使用し、
現像材の変色を観察することにより探傷を行ってもよ
い。
【0076】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、放射線
対策等を十分に考慮した安全な状態で、原子炉内全体の
表面検査を短期間で能率よく、かつ詳細に実施すること
ができるという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原子炉内の浸透探傷試験方法の一
実施例による手順を示す工程図。
【図2】上記方法を実施する原子炉内を示す断面図。
【図3】本発明係る原子炉内の浸透探傷試験装置の一実
施例を示すもので、炉内閉塞手段の全体構成図。
【図4】図3の要部拡大図。
【図5】図4の把持機構を示す図。
【図6】図4の駆動機構を示す図。
【図7】本発明に係る原子炉内の浸透探傷試験方法の一
実施例を示すもので、洗浄状態を示す図。
【図8】本発明係る原子炉内の浸透探傷試験装置の一実
施例を示すもので、洗浄用ノズル構成を示す図。
【図9】本発明係る原子炉内の浸透探傷試験装置の一実
施例を示すもので、洗浄用ノズル構成を示す図。
【図10】本発明係る原子炉内の浸透探傷試験装置の一
実施例を示すもので、洗浄用ノズル構成を示す図。
【図11】本発明に係る原子炉内の浸透探傷試験方法の
一実施例を示すもので、洗浄状態を示す図。
【図12】本発明に係る原子炉内の浸透探傷試験方法の
一実施例を示すもので、洗浄状態を示す図。
【図13】本発明係る原子炉内の浸透探傷試験装置の一
実施例を示すもので、洗浄装置を示す図。
【図14】本発明係る原子炉内の浸透探傷試験装置の一
実施例を示すもので、排出装置を示す図。
【図15】本発明係る原子炉内の浸透探傷試験装置の一
実施例を示すもので、剥離用研削装置を示す図。
【図16】剥離用研削装置の変形例を示す図。
【図17】本発明係る原子炉内の浸透探傷試験装置の一
実施例を示すもので、紫外線照射装置を示す図。
【図18】本発明係る原子炉内の浸透探傷試験装置の一
実施例を示すもので、赤外線照射装置を示す図。
【図19】本発明係る原子炉内の浸透探傷試験装置の一
実施例を示すもので、観察用テレビ装置を示す図。
【図20】本発明係る原子炉内の浸透探傷試験装置の一
実施例を示すもので、照明装置を示す図。
【図21】本発明係る原子炉内の浸透探傷試験装置の一
実施例を示すもので、テレビカメラを示す拡大断面図。
【図22】テレビカメラの変形例を示す図。
【図23】本発明に係る原子炉内の浸透探傷試験方法の
他の実施例による手順を示す工程図。
【符号の説明】
1 原子炉圧力容器 1a 炉壁 2 炉心シュラウド 3 走行プラットフォーム 4 クレーン 5 ドレン排出部 6 炉壁貫通孔 7(15) 閉止栓 8 原子炉内循環ポンプ 9 制御棒駆動機構ハウジング 10 筒状キャップ 11 炉内閉塞手段 12 昇降ロッド 13 把持機構 14 支持アーム 15 閉止栓 15a 本体部 15b 中空リング状膨縮体 16,17 駆動機構 18a,18b 把持部材 19 ブラケット 20 エアシリンダ 21 ピストンロッド 22a エアホース 23a 固定側カプラ 23b 可動側カプラ 24 エアホース 25 エアホース 26,27 エアシリンダ 28 連結板 29,30 ブラケット 31 ピストンロッド 32 ピストンロッド 32a 押圧板 33,34 エアホース 35 液散布手段 35a 補助液散布手段 36 導入管 37 ノズル 38 支持脚 39 給水スパージャ 40 炉心スプレイスパージャ 41 サポートレグ 42 サポートリング 43 細管 44 小型ノズル 45,46 バルブ 47 支持管 48 吊り紐 49 加熱線 50 炉内浸透液槽 51 旋回装置 52 昇降装置 53 コントローラ 54 ワイヤロープ 55 支持装置 56 マスト 57 洗浄液槽 58 浸透液槽 59 バルブ 60 管内加圧用空気源 61 バルブ 62 制御装置 63 排出装置 64 吸引用ポンプ 65 排出管 66 濾過フィルタ 67 分岐管 68 バルブ 69 濾過フィルタ 70 液槽 71 ポンプ 72 研削装置 72a ロッド 73 エアモータ 74 砥石 74a 研削面 74b 研削面 75 駆動用空気源 76 エアホース 77 バルブ 78 吸盤 78a 吸着面 78b 吸着面 79 真空ポンプ 80 エアホース 81 紫外線加熱装置 82 紫外線発生装置 83 光ファイバ 84 照射部 85 赤外線線加熱装置 86 赤外線発生装置 87 光ファイバ 88 照射部 89 テレビカメラ 90 ケーブル 91 テレビ受像機 92 光フィルタ 93 窓孔 94 光路 95 鉛カバー 96 胴体 97 CCDカメラ本体 98 鉛ガラス 99 反射ミラー 100 照明装置 101 コード 102 ランプ a 前処理工程 b 第1の乾燥工程 c 浸透工程 d 浸透液除去工程 e 第2の乾燥工程 f 探傷工程

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉の炉心シュラウドのシュラウドヘ
    ッドおよびその上下に配置される炉内構造物を炉外に取
    外した後、炉水を排出して、炉壁貫通孔その他の開口部
    を水密に閉塞する準備工程と、炉内表出部の洗浄または
    付着,変質物の剥離を行う前処理工程と、前処理工程で
    洗浄または剥離を行った部分を乾燥する第1の乾燥工程
    と、浸透探傷用媒体としての浸透液を炉内表出部に塗布
    する浸透工程と、炉内表出部の表面から余剰浸透液を洗
    浄によって除去する浸透液除去工程と、浸透液が除去さ
    れた炉内表出部の表面洗浄部分を乾燥する第2の乾燥工
    程と、乾燥した被探傷領域を光学的に観察する探傷工程
    とを備えたことを特徴とする原子炉内の浸透探傷試験方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の原子炉内の浸透探傷試験
    方法において、準備工程での開口部の閉塞に際し、炉壁
    貫通孔に対してはその孔の内部に膨縮可能な閉止栓を挿
    入して閉塞し、原子炉内構造物の上向き突起状のものの
    開口部に対してはその突起状部分にキャップを被せて閉
    塞することを特徴とする原子炉内の浸透探傷試験方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の原子炉内の浸透探傷試験
    方法において、前処理工程での炉内の表出部の洗浄に際
    し、炉内にノズル付きの導入管を昇降可能に挿入し、そ
    のノズルから洗浄液を散布することを特徴とする原子炉
    内の浸透探傷試験方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の原子炉内の浸透探傷試験
    方法において、前処理工程での付着,変質物の剥離に際
    し、炉内にショットピーニング装置、ヤスリ、ブラシま
    たは砥石を昇降可能に挿入して表面研削を行うことを特
    徴とする原子炉内の浸透探傷試験方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の原子炉内の浸透探傷試験
    方法において、浸透工程での浸透液の塗布に際し、前処
    理工程で使用した導入管およびノズルを再使用して炉内
    に浸透液を散布することを特徴とする原子炉内の浸透探
    傷試験方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の原子炉内の浸透探傷試験
    方法において、浸透液除去工程での余剰浸透液の除去に
    際し、前処理工程および浸透工程で使用した導入管およ
    びノズルを再々使用して洗浄液を散布することを特徴と
    する原子炉内の浸透探傷試験方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の原子炉内の浸透探傷試験
    方法において、第1,第2の乾燥工程での炉内表出部の
    乾燥に際し、乾燥蒸気の送給、紫外線照射または赤外線
    照射による加熱を行うことを特徴とする原子炉内の浸透
    探傷試験方法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の原子炉内の浸透探傷試験
    方法において、浸透探傷試験として、ハロゲン物質を含
    まないか、またはハロゲン物質の含有量が少ない浸透液
    による水洗性蛍光浸透探傷試験を採用し、かつ無現像法
    による観察を行うことを特徴とする原子炉内の浸透探傷
    試験方法。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の原子炉内の浸透探傷試験
    方法において、浸透探傷試験の浸透液として炭酸水を使
    用するとともに、現像材としてフェノールフタレインを
    貝殻粉末またはケイ素粉末に混合したものを使用し、現
    像材の変色を観察することにより探傷を行うことを特徴
    とする原子炉内の浸透探傷試験方法。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の原子炉内の浸透探傷試
    験方法において、前処理工程から探傷工程までの間に炉
    内に蓄積される洗浄液,浸透液,被洗浄物,剥離物その
    他の滞溜物を炉底部既設のドレン装置または炉内に別設
    挿入した排出装置により炉外へ排出することを特徴とす
    る原子炉内の浸透探傷試験方法。
  11. 【請求項11】 請求項1から10までに記載の原子炉
    内の浸透探傷試験方法において、各工程での使用材の遠
    隔操作用観察および浸透探傷時の光学的観察について、
    炉内に挿入したテレビカメラおよび炉外に設置したテレ
    ビ受像機を使用して視認観察を行うことを特徴とする原
    子炉内の浸透探傷試験方法。
  12. 【請求項12】 原子炉内の浸透探傷試験の準備用とし
    て、炉心シュラウドのシュラウドヘッドおよびその上下
    配置の炉内構造物が取外された原子炉内に昇降可能に挿
    入される昇降ロッドと、この昇降ロッドの下端部に設け
    られた把持機構と、この把持機構に着脱可能に把持され
    て炉壁の貫通孔の軸心位置に挿入される横長な支持アー
    ムと、この支持アームの先端に取付けられ前記貫通孔を
    その周面に接して水密に閉塞する膨縮可能な閉止栓と、
    この閉止栓の膨縮のための駆動力および前記把持機構の
    把持動作のための駆動力を炉外からの遠隔操作によって
    付与する駆動機構とからなる炉内閉塞手段を備えたこと
    を特徴とする原子炉内の浸透探傷試験装置。
  13. 【請求項13】 原子炉内の浸透探傷試験の前処理洗
    浄、浸透液塗布または浸透液除去用として、炉外から炉
    内に液を導入する導入管と、この導入管に設けられ液を
    特定の方向,領域または不特定の方向,領域に散布する
    ノズルと、前記導入管またはノズルを液散布位置にて炉
    壁内面または炉内構造物を基礎として支える折畳み,拡
    縮または伸縮可能で前記導入管またはノズルに取付けら
    れた支持脚とからなる液散布手段を備えたことを特徴と
    する原子炉内の浸透探傷試験装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の導入管およびノズル
    を複数備え、前記導入管に炉外設置の洗浄液槽、浸透液
    槽および管内加圧用空気源を接続するとともに、前記洗
    浄液槽、浸透液槽および空気源の前記導入管への液出口
    部または前記導入管の途中部分に流量調整用のバルブを
    設け、かつ前記各バルブの開度を制御する制御装置を設
    けたことを特徴とする原子炉内の浸透探傷試験装置。
  15. 【請求項15】 請求項10記載の方法を実施するため
    に原子炉内に別設挿入される排出装置であって、吸引用
    のポンプと、このポンプに接続されて炉外に導出された
    排出管と、この排出管の炉内における途中部分に設けら
    れた放射性固形物を除去する逆浸透膜その他の濾過フィ
    ルタとからなる排出装置を備えたことを特徴とする原子
    炉内の浸透探傷試験装置。
  16. 【請求項16】 請求項11記載の方法を実施するため
    の炉内挿入用テレビカメラであって、光取入れ用の窓孔
    およびそれにつながる光路を有する鉛カバー付きの胴体
    と、この胴体の内部に挿入され前記窓孔からの入光を捉
    えるCCDカメラ本体と、前記胴体の光取入れ用の窓孔
    に嵌装され前記CCDカメラ本体を放射線照射から防護
    する鉛ガラスとからなるテレビカメラを備え、前記CC
    Dカメラ本体を炉外設置のテレビ受像機に光ケーブルに
    よって光学的に接続したことを特徴とする原子炉内の浸
    透探傷試験装置。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の原子炉内の浸透探傷
    試験装置において、テレビカメラの胴体内の光路を、窓
    孔からCCDカメラ本体までの部分で屈曲形状とし、そ
    の屈曲部分に、前記窓孔からの入光を前記CCDカメラ
    本体の受光部に向けて反射させる反射ミラーを設けたこ
    とを特徴とする原子炉内の浸透探傷試験装置。
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