JPS6333117B2 - - Google Patents
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- JPS6333117B2 JPS6333117B2 JP55047002A JP4700280A JPS6333117B2 JP S6333117 B2 JPS6333117 B2 JP S6333117B2 JP 55047002 A JP55047002 A JP 55047002A JP 4700280 A JP4700280 A JP 4700280A JP S6333117 B2 JPS6333117 B2 JP S6333117B2
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- Japan
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- water
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- decontamination
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21F—PROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
- G21F9/00—Treating radioactively contaminated material; Decontamination arrangements therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24C—ABRASIVE OR RELATED BLASTING WITH PARTICULATE MATERIAL
- B24C11/00—Selection of abrasive materials or additives for abrasive blasts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24C—ABRASIVE OR RELATED BLASTING WITH PARTICULATE MATERIAL
- B24C1/00—Methods for use of abrasive blasting for producing particular effects; Use of auxiliary equipment in connection with such methods
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21F—PROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
- G21F9/00—Treating radioactively contaminated material; Decontamination arrangements therefor
- G21F9/28—Treating solids
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は除染方法に関し、特に原子力発電所の
構成要素のための除染方法に関するものである。
構成要素のための除染方法に関するものである。
原子力発電所又は同様の設備の稼動中に、ある
構成要素が放射線に露呈され、その構成要素の表
面に薄い放射性の付着層が形成されることがあ
り、原子力発電所のこれらの構成要素を検査又は
修理することが時に必要になる。こうした検査又
は修理の間に、作業員が構成要素内に入り、また
は構成要素に非常に近い場所にとどまることが必
要になるため、汚染された構成要素から放出され
る放射線により作業員が被曝することがある。場
合によつては、5分以内の作業時間内に作業員が
最大許容線量を受けるような構成要素による放射
性領域が生じ得る。こうした事情は、作業員が原
子炉の構成要素の検査又は修理のために費やし得
る時間が比較的限定されたものになることを意味
する。検査又は修理作業に各作業員が費やし得る
時間が短かいと、所要の作業を完了するために、
各々短い時間作業する多くの作業員が必要にな
る。これは些少な検査又は修理の場合には大きな
支障にならなくても、広汎な検査又は修理を行う
べき場合にはかなりの支障になる。実行すべき作
業が時間を要するものである場合、その作業のた
めに極めて多数の熟練した作業員が必要になり得
る。これはコストだけでなく、労働力レベルの観
点からも受入れられない。
構成要素が放射線に露呈され、その構成要素の表
面に薄い放射性の付着層が形成されることがあ
り、原子力発電所のこれらの構成要素を検査又は
修理することが時に必要になる。こうした検査又
は修理の間に、作業員が構成要素内に入り、また
は構成要素に非常に近い場所にとどまることが必
要になるため、汚染された構成要素から放出され
る放射線により作業員が被曝することがある。場
合によつては、5分以内の作業時間内に作業員が
最大許容線量を受けるような構成要素による放射
性領域が生じ得る。こうした事情は、作業員が原
子炉の構成要素の検査又は修理のために費やし得
る時間が比較的限定されたものになることを意味
する。検査又は修理作業に各作業員が費やし得る
時間が短かいと、所要の作業を完了するために、
各々短い時間作業する多くの作業員が必要にな
る。これは些少な検査又は修理の場合には大きな
支障にならなくても、広汎な検査又は修理を行う
べき場合にはかなりの支障になる。実行すべき作
業が時間を要するものである場合、その作業のた
めに極めて多数の熟練した作業員が必要になり得
る。これはコストだけでなく、労働力レベルの観
点からも受入れられない。
従つて本発明の主な目的は、原子力発電所の構
成要素の放射性領域を減少させて作業員がその構
成要素に対して作業できるようにするための除染
方法を提供することにある。
成要素の放射性領域を減少させて作業員がその構
成要素に対して作業できるようにするための除染
方法を提供することにある。
この目的は本発明によれば構成要素を水―グリ
ツト混合物のジエツト水流に露呈させて、構成要
素から放射性粒子を除去し、同時に、構成要素の
金属面を損傷させずに構成要素から放射性粒子を
洗い落すことにより、構成要素特に原子力発電所
の構成要素を除染する方法において、上記水―グ
リツト混合物のジエツト水流が、放射性粒子の除
去作用を強力にするためにグリツト濃度を3重量
%乃至7重量%とし、30cm/min乃至90cm/min
の速度で30゜乃至70゜の衝突角で構成要素の表面か
ら15cm乃至25cmの距離で構成要素に沿つて動かさ
れるノズルから放出されることを特徴とする除染
方法により達成される。
ツト混合物のジエツト水流に露呈させて、構成要
素から放射性粒子を除去し、同時に、構成要素の
金属面を損傷させずに構成要素から放射性粒子を
洗い落すことにより、構成要素特に原子力発電所
の構成要素を除染する方法において、上記水―グ
リツト混合物のジエツト水流が、放射性粒子の除
去作用を強力にするためにグリツト濃度を3重量
%乃至7重量%とし、30cm/min乃至90cm/min
の速度で30゜乃至70゜の衝突角で構成要素の表面か
ら15cm乃至25cmの距離で構成要素に沿つて動かさ
れるノズルから放出されることを特徴とする除染
方法により達成される。
ジエツト水流の流量及び圧力は、金属製構成要
素自体は損傷させずに金属酸化物の薄い付着層を
構成要素から除去し、構成要素の放射性領域を減
少するように制御される。グリツト(粗粒)の種
類、サイズ及びジエツト水流中でのその濃度も、
構成要素表面からのノズルの距離及び衝突角と同
様に、金属面を劣化させずに最適レベルの除染が
達成されるように制御される。
素自体は損傷させずに金属酸化物の薄い付着層を
構成要素から除去し、構成要素の放射性領域を減
少するように制御される。グリツト(粗粒)の種
類、サイズ及びジエツト水流中でのその濃度も、
構成要素表面からのノズルの距離及び衝突角と同
様に、金属面を劣化させずに最適レベルの除染が
達成されるように制御される。
標準的な原子力発電所の操業中に、原子力発電
所の或る構成要素例えば蒸気発生器が放射性物質
で汚染されることがある。原子力発電所の構成要
素について周期的に行われるべき或る種の修理又
は検査作業には、その構成要素の内部又は近傍に
作業員がいることが必要となるので、この構成要
素に関連する放射性領域が長時間に亘る作業員の
存在に見合うレベルにあることが重要である。本
発明により、作業員が作業できるように原子力発
電所の構成要素を除染する方法が提供される。
所の或る構成要素例えば蒸気発生器が放射性物質
で汚染されることがある。原子力発電所の構成要
素について周期的に行われるべき或る種の修理又
は検査作業には、その構成要素の内部又は近傍に
作業員がいることが必要となるので、この構成要
素に関連する放射性領域が長時間に亘る作業員の
存在に見合うレベルにあることが重要である。本
発明により、作業員が作業できるように原子力発
電所の構成要素を除染する方法が提供される。
次に図面に示した本発明の好ましい実施例につ
いて詳述する。
いて詳述する。
図面を参照して、本発明の除染方法を実施する
装置は、容器12を支持するプラツトホーム10
を有し、容器12は閉止板14を備えた鋼製ドラ
ムとすることができる。容器12は除染されるべ
き試料18を支持する支持体16を備えている。
容器12はベント20及びドレン22も備えてい
る。容器12は、前部が棒24に支持され、容器
12が傾倒して容器12内の液がドレン22から
排出されるようになつている。ドレン22は当該
技術において周知のものの中から選択される5μ
乃至25μフイルターバツグとしてよい過器26
に連結されている。過器26は管28に連結さ
れ、管28は除染工程において使用する水の廃棄
又は再循環用のドレンに連結されている。直径
2.3cmの管体30は自在接手32及び閉止板14
を通つて延長し、管体30の前端は容器12中に
位置されている。ノズル34は管体30の前端に
取付けられ、可撓性のホース36にも連結されて
いる。ノズル34は、米国テキサス州ヒユースト
ン、アクア・ダイン・エンジニアリング社により
製造されている「ダイナジエクター」
(Dynajector)のような当該技術において周知の
ものの中から選定し得る。ホース36は閉止板1
4を通つて延長し、ノズル34にグリツト(粗
粒)を供給するためのグリツト供給部38に連結
されている。配管30は、40馬力のポンプとして
よいポンプ40に連結され、ポンプ40はノズル
34に水を供給するための水槽42に連結されて
いる。ノズル34は、グリツトと水とを混合して
試料18の方にグリツト―水混合物を放出する機
構を形成している。管体30は、管体30及びノ
ズル34の水平運動の制御機構であり得る駆動機
構4にも連結されている。駆動機構44には当該
技術において周知のものを使用し得る。
装置は、容器12を支持するプラツトホーム10
を有し、容器12は閉止板14を備えた鋼製ドラ
ムとすることができる。容器12は除染されるべ
き試料18を支持する支持体16を備えている。
容器12はベント20及びドレン22も備えてい
る。容器12は、前部が棒24に支持され、容器
12が傾倒して容器12内の液がドレン22から
排出されるようになつている。ドレン22は当該
技術において周知のものの中から選択される5μ
乃至25μフイルターバツグとしてよい過器26
に連結されている。過器26は管28に連結さ
れ、管28は除染工程において使用する水の廃棄
又は再循環用のドレンに連結されている。直径
2.3cmの管体30は自在接手32及び閉止板14
を通つて延長し、管体30の前端は容器12中に
位置されている。ノズル34は管体30の前端に
取付けられ、可撓性のホース36にも連結されて
いる。ノズル34は、米国テキサス州ヒユースト
ン、アクア・ダイン・エンジニアリング社により
製造されている「ダイナジエクター」
(Dynajector)のような当該技術において周知の
ものの中から選定し得る。ホース36は閉止板1
4を通つて延長し、ノズル34にグリツト(粗
粒)を供給するためのグリツト供給部38に連結
されている。配管30は、40馬力のポンプとして
よいポンプ40に連結され、ポンプ40はノズル
34に水を供給するための水槽42に連結されて
いる。ノズル34は、グリツトと水とを混合して
試料18の方にグリツト―水混合物を放出する機
構を形成している。管体30は、管体30及びノ
ズル34の水平運動の制御機構であり得る駆動機
構4にも連結されている。駆動機構44には当該
技術において周知のものを使用し得る。
除染方法は、140Kg/cm2乃至190Kg/cm2の範囲の
圧力で管体30に水を導入することを包含する。
この圧力での水の流量はノズル34のところで1
分間約30乃至34とすべきである。数種のグリ
ツト例えばアルミナ又はマグネタイトを水と混合
するように使用し得る。しかしグリツトの粒径
は、米国シーブシリーズのメツシユサイズに従つ
て120メツシユ乃至325メツシユサイズとすべきで
ある。尚水のスプレー中のグリツト濃度は約3重
量%乃至7重量%とすることが重要である。金属
の過度な劣化なしに有効な除染を達成するには、
試料18の表面から約15cm乃至25cmのところにノ
ズル34を配設することが重要である。また水―
グリツト混合物が約30゜乃至70゜好ましくは約45゜の
角度で試料18の表面に衝突するように、管体3
0の長手方向軸線に関して約30゜乃至70゜の角度に
ノズル34を配設すべきであることも見出されて
いる。
圧力で管体30に水を導入することを包含する。
この圧力での水の流量はノズル34のところで1
分間約30乃至34とすべきである。数種のグリ
ツト例えばアルミナ又はマグネタイトを水と混合
するように使用し得る。しかしグリツトの粒径
は、米国シーブシリーズのメツシユサイズに従つ
て120メツシユ乃至325メツシユサイズとすべきで
ある。尚水のスプレー中のグリツト濃度は約3重
量%乃至7重量%とすることが重要である。金属
の過度な劣化なしに有効な除染を達成するには、
試料18の表面から約15cm乃至25cmのところにノ
ズル34を配設することが重要である。また水―
グリツト混合物が約30゜乃至70゜好ましくは約45゜の
角度で試料18の表面に衝突するように、管体3
0の長手方向軸線に関して約30゜乃至70゜の角度に
ノズル34を配設すべきであることも見出されて
いる。
作用について説明すると、放射能で汚染された
上面をもつ試料18は、図示したように容器12
に収容され、支持体16により支持される。次に
管体30、ノズル34及びホース36が図示のよ
うに位置されるように閉止板14を容器12に取
付ける。クランプ機構も形成する自在接手32
を、ノズル34からの水―グリツト混合物が試料
18の適当な高さのところに向けられるように配
設する。ノズル34はこの場所において試料18
の表面から約15cm乃至25cmのところにある。次に
ポンプ40を作動させ、水槽42から管体30を
経てノズル34中に水を圧送する。ノズル34を
通る水流によりノズル34に真空を生じ、この真
空により供給部38からグリツトがホース36を
通り吸引され、ノズル34において水と混合され
る。次に水―グリツト混合物は試料18に向けら
れる。それと同時に、駆動装置44が作動され、
1分間約30cm乃至90cmの速度で管体30とノズル
34とを試料18を横切る水平線内において移動
させる。ノズル34の移動速度は、試料18の金
属を過度に劣化させずに有効な除染を行い得るよ
うに水―グリツト混合物の流量に相関されてい
る。水―グリツト混合物は試料18の表面に衝突
し、試料18から薄い酸化物の層を除き、水―グ
リツト混合物により運び去つて、ドレン22を経
て過器26に流入する。ノズル34が試料18
の水平方向の完全な1パスを終了したら、同じ15
cm乃至25cmの距離のところでノズル34が試料1
8の異なる垂直方向高さのところに向けられるよ
うに、自在接手32を再調節する。次にノズル3
4が異なる高さ位置で同様の試料18の水平方向
パスを行うように駆動機構44を反転させる。こ
のようにして試料18の完全な掃引が行われる。
図示した装置要素のほかに、余分のノズル34を
管体30に取付け、複式ノズル構造が得られるよ
うに約45゜の角度で第1ノズル34に対向するよ
うにこの余分のノズルを配設してもよい。
上面をもつ試料18は、図示したように容器12
に収容され、支持体16により支持される。次に
管体30、ノズル34及びホース36が図示のよ
うに位置されるように閉止板14を容器12に取
付ける。クランプ機構も形成する自在接手32
を、ノズル34からの水―グリツト混合物が試料
18の適当な高さのところに向けられるように配
設する。ノズル34はこの場所において試料18
の表面から約15cm乃至25cmのところにある。次に
ポンプ40を作動させ、水槽42から管体30を
経てノズル34中に水を圧送する。ノズル34を
通る水流によりノズル34に真空を生じ、この真
空により供給部38からグリツトがホース36を
通り吸引され、ノズル34において水と混合され
る。次に水―グリツト混合物は試料18に向けら
れる。それと同時に、駆動装置44が作動され、
1分間約30cm乃至90cmの速度で管体30とノズル
34とを試料18を横切る水平線内において移動
させる。ノズル34の移動速度は、試料18の金
属を過度に劣化させずに有効な除染を行い得るよ
うに水―グリツト混合物の流量に相関されてい
る。水―グリツト混合物は試料18の表面に衝突
し、試料18から薄い酸化物の層を除き、水―グ
リツト混合物により運び去つて、ドレン22を経
て過器26に流入する。ノズル34が試料18
の水平方向の完全な1パスを終了したら、同じ15
cm乃至25cmの距離のところでノズル34が試料1
8の異なる垂直方向高さのところに向けられるよ
うに、自在接手32を再調節する。次にノズル3
4が異なる高さ位置で同様の試料18の水平方向
パスを行うように駆動機構44を反転させる。こ
のようにして試料18の完全な掃引が行われる。
図示した装置要素のほかに、余分のノズル34を
管体30に取付け、複式ノズル構造が得られるよ
うに約45゜の角度で第1ノズル34に対向するよ
うにこの余分のノズルを配設してもよい。
次のパラメーターをもつて除染方法の試験を行
つた。
つた。
1 ノズル圧力 170Kg/cm2
2 水の流量 1ノズル当り 3.8/min
3 グリツトの種類 アルミナ及びマグネタイト
4 グリツト粒径 220メツシユ及び325メツシユ
5 スプレー中のグリツト濃度 3重量%乃至7
重量% 6 表面を横切るスプレーの横断速度 40cm/
min乃至97cm/min 7 ノズル―試料面間距離 15cm 8 衝突角 45゜ 試料18の表面を横切る2パスを行い、各パス
は逆方向に45゜の角度とした。これにより試料の
凹凸面の両側の除染ができる。試験の結果、原子
炉部品面を模した試料から放射性汚染物の98.3%
乃至99.9%が除かれたことが示された。どの試料
も目立つほどの表面の損傷を受けていなかつた。
重量% 6 表面を横切るスプレーの横断速度 40cm/
min乃至97cm/min 7 ノズル―試料面間距離 15cm 8 衝突角 45゜ 試料18の表面を横切る2パスを行い、各パス
は逆方向に45゜の角度とした。これにより試料の
凹凸面の両側の除染ができる。試験の結果、原子
炉部品面を模した試料から放射性汚染物の98.3%
乃至99.9%が除かれたことが示された。どの試料
も目立つほどの表面の損傷を受けていなかつた。
試験及び解析によると、本発明の除染方法によ
つて0.025mmより少ない金属表面が試料から除去
される傾向がある。またインコネル合金に対しア
ルミナグリツトを用いると、除かれる金属層の厚
さは0.0051mm乃至0.0076mmより小さくなり、ステ
ンレス鋼に対してグネタイトグリツトを用いる
と、除かれる金属層の厚さは0.012mm乃至0.025mm
より小さくなるようである。
つて0.025mmより少ない金属表面が試料から除去
される傾向がある。またインコネル合金に対しア
ルミナグリツトを用いると、除かれる金属層の厚
さは0.0051mm乃至0.0076mmより小さくなり、ステ
ンレス鋼に対してグネタイトグリツトを用いる
と、除かれる金属層の厚さは0.012mm乃至0.025mm
より小さくなるようである。
試験装置に使用するものとして本発明の除染方
法を以上に説明したが、本発明による除染方法
は、装置が原子炉の構成要素内におかれるように
して、原子炉の構成要素例えば蒸気発生器につい
ても適用し得る。従つて本発明は作業員が内部に
はいつてそこでいろいろの作業を行い得るように
原子炉発電装置の構成要素の放射性領域を減少さ
せる除染方法を提供するものである。
法を以上に説明したが、本発明による除染方法
は、装置が原子炉の構成要素内におかれるように
して、原子炉の構成要素例えば蒸気発生器につい
ても適用し得る。従つて本発明は作業員が内部に
はいつてそこでいろいろの作業を行い得るように
原子炉発電装置の構成要素の放射性領域を減少さ
せる除染方法を提供するものである。
図面は本発明による除染方法を実施する装置の
概略図である。 12…容器、30…管体、34…ノズル、38
…グリツト供給部、42…水槽、44…駆動機
構。
概略図である。 12…容器、30…管体、34…ノズル、38
…グリツト供給部、42…水槽、44…駆動機
構。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 構成要素を水―グリツト混合物のジエツト水
流に露呈させて、構成要素から放射性粒子を除去
し、同時に、構成要素の金属面を損傷させずに構
成要素から放射性粒子を洗い落とすことにより、
構成要素特に原子力発電所の構成要素を除染する
方法において、上記水―グリツト混合物のジエツ
ト水流が、放射性粒子の除去作用を強力にするた
めにグリツト濃度を3重量%乃至7重量%とし、
30cm/min乃至90cm/minの速度で、30゜乃至70゜
の衝突角で、構成要素の表面から15cm乃至25cmの
距離で構成要素に沿つて動かされるノズルから放
出させることを特徴とする除染方法。 2 上記混合物を上記構成要素の表面に対して約
45゜の衝突角で放出する特許請求の範囲第1項記
載の除染方法。 3 上記グリツトのサイズが120メツシユ(シー
プ通孔径約125μ)乃至325メツシユ(シープ通孔
径約44μ)である特許請求の範囲第1項あるいは
第2項記載の除染方法。 4 上記水―グリツト混合物を140Kg/cm2乃至190
Kg/cm2の圧力及びノズル1本当り約30/min乃
至34/minの流量で放出する特許請求の範囲第
1項乃至第3項のいずれか記載の除染方法。 5 上記グリツトがアルミナである特許請求の範
囲第1項乃至第4項のいずれか記載の除染方法。 6 上記グリツトがマグネタイトである特許請求
の範囲第1項乃至第4項のいずれか記載の除染方
法。
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