JPH0855781A - 現像方法 - Google Patents

現像方法

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JPH0855781A
JPH0855781A JP21207494A JP21207494A JPH0855781A JP H0855781 A JPH0855781 A JP H0855781A JP 21207494 A JP21207494 A JP 21207494A JP 21207494 A JP21207494 A JP 21207494A JP H0855781 A JPH0855781 A JP H0855781A
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semiconductor substrate
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spin chuck
developing
rinse
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Kazuko Shirochi
和子 城地
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Nippon Steel Corp
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レジストパターン形成後の半導体基板にてパ
ーティクルの付着を有効に防止し得る現像方法を提供す
る。 【構成】 現像装置10のスピンチャック14に搭載し
た被処理基板11の表面に形成されたレジスト膜12に
現像液15を滴下し、表面張力を利用して現像液15を
レジスト膜12の表面に保持してそのレジスト膜12を
現像する第1の工程と、第1の工程の後、リンス液をレ
ジスト膜12に滴下しながら、スピンチャック14を第
1の回転数で回転させる第2の工程と、第2の工程の
後、リンス液の滴下を中止した状態にて、スピンチャッ
ク14を第2の回転数で回転させて被処理基板11上の
パーティクルを飛散させる第3の工程と、第3の工程の
後、第1及び第2の回転数よりも大きい第3の回転数
で、スピンチャック14を回転させて被処理基板11を
乾燥させる第4の工程と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造工程
におけるリソグラフィーに関し、特に半導体基板に塗布
及び露光されたフォトレジスト膜の現像方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の現像方法を図4に基づき説明す
る。この図4は、従来の現像方法により被処理基板を現
像するための工程を示している。なおこの例は、パドル
方式にてレジスト膜を現像する方法である。
【0003】図4(A)において、レジスト膜2の塗
布,露光が終了した半導体基板1は、回転可能な真空チ
ャック3上に固定され、先ず、半導体基板1の中心上に
誘導された現像液ノズル4から現像液5を滴下する。次
に、真空チャック3を低速で短時間回転させることによ
り、現像液5を半導体基板1の全面上に行き渡らせ、且
つ表面張力によって盛る。
【0004】次いで、図4(B)において、真空チャッ
ク3の回転を停止し、半導体基板1上に盛られている現
像液5によって所定時間だけレジスト膜2の現像を行
う。なお、図において、6はレジストが除去された開孔
である。
【0005】次に、図4(C)において、真空チャック
3を中速で回転させることにより、現像液5を振り跳ば
した後、半導体基板1の中心上に誘導した水洗ノズル7
から純水8を注下し、現像液5を洗い落とす。そして、
図4(C)において、所定時間水洗を行った後、純水8
の注下を停止し、真空チャック3を高速で回転させるこ
とにより、半導体基板1のスピン乾燥が行われるという
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
現像方法では、レジストが溶解した現像液5をリンス液
(純水8)によって十分に置換することができないた
め、そのリンス液中に残存したレジストを半導体基板1
の周囲に押しやることができず、半導体基板1に再付着
してしまう。そして、その残存レジストが、乾燥後の半
導体基板1上にパーティクルとして付着するという問題
があった。そして、このようにパーティクルが付着する
と、その後の工程おいて半導体装置の品質不良をもたら
す原因を生じさせる。
【0007】そこで、本発明は、レジストパターン形成
後の半導体基板にてパーティクルの付着を有効に防止し
得る現像方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の現像方法は、現
像装置のスピンチャックに搭載した被処理基板の表面に
形成されたレジスト膜に現像液を滴下し、表面張力を利
用して前記現像液を前記レジスト膜の表面に保持してそ
のレジスト膜を現像する第1の工程と、第1の工程の
後、リンス液を前記レジスト膜に滴下しながら、前記ス
ピンチャックを第1の回転数で回転させる第2の工程
と、第2の工程の後、前記リンス液の滴下を中止した状
態にて、前記スピンチャックを第2の回転数で回転させ
て前記被処理基板上のパーティクルを飛散させる第3の
工程と、第3の工程の後、前記第1及び第2の回転数よ
りも大きい第3の回転数で、前記スピンチャックを回転
させて前記被処理基板を乾燥させる第4の工程と、を具
備するものである。
【0009】
【作用】本発明方法によれば、リンス後の乾燥時におい
て被処理基板である半導体基板の回転数を低速度から連
続的に、或いは2段階以上に変化させて高くするため、
現像液中に溶解した半導体基板上のレジストがその周囲
に押しやられる。これによりレジストが半導体基板に再
付着するのを防ぎ、現像後のパーティクル付着を抑制す
ることができる。
【0010】
【実施例】以下、図1〜図3に基づき、本発明の現像方
法の好適な実施例を説明する。先ず、図1は、本発明方
法に使用する現像装置10の概略構成を示している。図
において、11は処理されるべき半導体基板、12は半
導体基板11上のレジスト膜、13は現像装置10内の
所定位置に配置された回転軸、14はこの回転軸13に
接続され、半導体基板11を保持するためのスピンチャ
ック、15は半導体基板11上に盛られた現像液、16
は現像液供給ノズル、そして17はリンス液供給ノズル
である。
【0011】現像装置10において、レジスト膜12が
塗布され、選択的に露光された半導体基板11は、スピ
ンチャック14によって吸着・保持されている。この状
態でスピンチャック14の上方に配置されている現像液
供給ノズル16から、半導体基板11上へ適量の現像液
15が滴下される。そして現像液15は、表面張力によ
って図示のように半導体基板11上に液盛され、その後
この状態に一定時間だけ保持されることにより、レジス
ト膜12の現像が行われる。
【0012】この現像の後、スピンチャック14の上方
に配置されているリンス液供給ノズル17からリンス液
としての純水を滴下しながら、スピンチャック14を回
転させることにより、半導体基板11の洗浄が行われ
る。
【0013】ここで、図2は、スピンチャック14、つ
まり半導体基板11を回転させる際の回転軸13の回転
数の変化の例を示している。リンス液供給時において、
先ず最初の数秒間では図2の実線により示されるよう
に、1000〜2000rpm程度の高速回転(第1の
回転数)が行われる。このリンス液供給時に回転軸13
をそのような高速で長時間回転させると、周囲からの跳
ね返りにより半導体基板11にパーティクルが付着する
ため、数秒間だけ高速回転を行う。
【0014】次いで、回転軸13によるスピンチャック
14の回転数は、300rpm程度まで落とされ、引き
続きリンス液による洗浄が行われる。なお、図2におい
てリンス液供給ノズル17からのリンス液の供給の有無
に対応して、実線及び点線により示されている。所定時
間経過後、リンス液供給ノズル17からのリンス液の滴
下を中止し、この中止した状態で図2の点線により示さ
れるようにスピンチャック14の回転数は、300rp
mから500rpm程度(第2の回転数)に上げられ
る。この第2の回転数にて半導体基板11に付着してい
るパーティクルを飛散させる。この後、スピンチャック
14の回転数は、第2の回転数から更に4000rpm
程度(第3の回転数)に上げられ、これにより半導体基
板11を乾燥させる。この場合、第3の回転数は、第1
及び第2の回転数よりも大きく設定される。
【0015】ここで、図3は、本発明方法に対する比較
例におけるスピンチャック14の回転数の変化の例を示
している。なお、この比較例においても本発明方法に係
る現像装置10により行うものとする。
【0016】その表面に現像されたレジスト膜を有する
半導体基板11を保持するスピンチャック14は、最初
の数秒間では図3において実線により示されるように、
高速回転(1000〜2000rpm程度)されなが
ら、純水によって洗浄される。引き続きスピンチャック
14を300rpmの回転数にて46秒間回転させて、
半導体基板11を純水によって洗浄する。この後、スピ
ンチャック14を4000rpmにて高速回転すること
により、半導体基板11を乾燥させる。
【0017】この比較例においては、リンス洗浄時間は
本発明方法の場合よりもかなり長く設定されており、こ
のように長時間かけてリンス洗浄を行うことにより、半
導体基板11表面のパーティクルを本発明と同程度に飛
散させることができる。つまり、この比較例では純水に
よって半導体基板11を洗浄する際に、現像液15中に
残存している(未溶解)レジストはそのリンス液と一緒
にウェハ周辺から追い出される。
【0018】さて、本発明方法において、図2に示した
ようにリンス洗浄後、リンス液なしの状態でスピンチャ
ック14を300〜500rpm程度の回転数で回転さ
せることにより、半導体基板11表面のパーティクルを
飛散させることができる(なお、このように半導体基板
11を一定の回転数にて回転させると、その表面のパー
ティクルを飛散させ易くなる)。また、パーティクル飛
散に要する時間については、本発明方法において6秒間
(図2参照)であるに対して、比較例においては、時間
18秒乃至49秒の間の31秒間と極めて長い。つま
り、本発明方法によれば、パーティクル飛散時間を実質
的に1/5に短縮することができる。
【0019】上記実施例において、パーティクルを飛散
させ易いスピンチャック14の回転数(好適には、50
0rpm)以外の回転数であっても、実質的にパーティ
クルを飛散させることができれば、その回転数を採用し
てもよい。また、初期の回転数として300rpmに限
ることはなく、スピンチャック14に真空吸着させた露
光済みの半導体基板11上に表面張力によって液盛した
現像液をリンス液によりリンスした後、該半導体基板1
1を支持しているスピンチャック14を回転させながら
リンス液を乾燥させる際に、スピンチャック14の回転
数を、半導体基板11表面のパーティクルを飛散させ得
る回転数(0よりも速く、1000rpm以下)から半
導体基板11を乾燥させ得る回転数(3000rpm以
上、3000rpm以下)まで2段階以上に分けてステ
ップ状に上昇させ、或いは低速回転から高速回転まで加
速度1000rpm/sec以下で上昇させるようにし
てもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、リ
ソグラフィー工程において現像液中に溶解したレジスト
が基板上に再付着することがなく、レジストパターン形
成後の半導体基板上のパーティクルを減少させることが
でき、従って半導体基板にてパーティクルの付着を有効
に防止することができる等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法に使用する現像装置の概略構成を示
す図である。
【図2】本発明に係るスピンチャックを回転させる際の
回転軸の回転数の変化の例を示す図である。
【図3】本発明に対する比較例における回転軸の回転数
の変化の例を示す図である。
【図4】従来の現像方法に使用する現像装置の概略構成
を示す図である。
【符号の説明】 10 現像装置 11 半導体基板 12 レジスト膜 13 回転軸 14 スピンチャック 15 現像液 16 現像液供給ノズル 17 リンス液供給ノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像装置のスピンチャックに搭載した被
    処理基板の表面に形成されたレジスト膜に現像液を滴下
    し、表面張力を利用して前記現像液を前記レジスト膜の
    表面に保持してそのレジスト膜を現像する第1の工程
    と、 第1の工程の後、リンス液を前記レジスト膜に滴下しな
    がら、前記スピンチャックを第1の回転数で回転させる
    第2の工程と、 第2の工程の後、前記リンス液の滴下を中止した状態に
    て、前記スピンチャックを第2の回転数で回転させて前
    記被処理基板上のパーティクルを飛散させる第3の工程
    と、 第3の工程の後、前記第1及び第2の回転数よりも大き
    い第3の回転数で、前記スピンチャックを回転させて前
    記被処理基板を乾燥させる第4の工程と、を具備するこ
    とを特徴とする現像方法。
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