JPH0855663A - フラットパッケージic用ソケット - Google Patents

フラットパッケージic用ソケット

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JPH0855663A
JPH0855663A JP19023594A JP19023594A JPH0855663A JP H0855663 A JPH0855663 A JP H0855663A JP 19023594 A JP19023594 A JP 19023594A JP 19023594 A JP19023594 A JP 19023594A JP H0855663 A JPH0855663 A JP H0855663A
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JP
Japan
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socket
flat package
tip
lead terminal
partition plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP19023594A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinari Muto
昭也 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Communication Systems Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Communication Systems Ltd filed Critical NEC Communication Systems Ltd
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Publication of JPH0855663A publication Critical patent/JPH0855663A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】リード端子が変形したフラットパッケージIC
をソケットに装着する場合にも、リード端子を接触電極
に正しく接続する。 【構成】ICの複数のリード端子8の各各は、ソケット
本体1の対応する接触電極3に載せる。上蓋2の裏面の
押え部5の凸部51を各リード端子8に押し付け接触さ
せることにより、各リード端子8を対応する接触電極3
に押し付け装着する。ソケット本体1は、複数の接触電
極3を互いに仕切る硬質でしかも非導電材の仕切板4を
有する。押え部5は仕切板4をよけてリード端子8の各
各と接触する軟質の非導電材で構成した凸部51を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフラットパッケージIC
用ソケット(以下IC用ソケットという)に関し、特に
フラットパッケージIC(以下ICという)のリード端
子とIC用ソケットとの接触部の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のIC用ソケットについ
て、公開実用新案公報,平1−110438号(考案の
名称:半導体装置用ソケット)に開示されている図4の
構造図(構造名称および符号の一部は変更して記載)を
参照して説明する。なお、図4において、(a)は上蓋
2Aを開いた状態の斜視図、(b)は(a)のA部拡大
図、(c)は(a)のフラットパッケージ用ICソケッ
トにIC10を装着した状態における部分断面図であ
る。
【0003】この従来のIC用ソケットは、ソケット本
体1AのIC配置部9に装着されるIC10のリード端
子8を載せる複数の接触電極3を設け、また電極3の上
には、一列に並んだ電極3をさし渡すようにして角柱状
の軟質導電材14を置いている。導電材14は、図4
(b)に示すように、導電性のゴムの薄片である導通部
14aと非導電性のゴムの薄片である絶縁部14bとを
交互に積み上げたものであり、そのため、長さ方向には
非導電性で横の垂直方向にのみ導電性を有する。また、
ソケット本体1Aの対向する2辺のうちの一縁端には、
上蓋2Aが蝶番式に取付けられ、他の縁端には閉じられ
た上蓋2Aを固定する止め具7を設けている。しかし
て、図4(a)に示すように、ソケット本体1Aの接触
電極3の上に、垂直方向導電材14を介してIC10の
リード端子8をセットしたのち、上蓋2Aを閉じ、止め
具7を上蓋2Aの他端部に引かけて固定することによ
り、上蓋2Aの裏面に設けている非導電性の軟質材(例
えばゴム)の凸部15がIC10のリード端子8を軟質
導電材14の上に押付け、IC10のリード端子8は、
ソケットピン6につながる接触電極2にしっかりと押付
けられ、固定される(図4(c)参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のフラッ
トパッケージIC用ソケットは、互いに隣接するリード
端子間の接触、あるいは接触すべきリード端子と接触電
極との間の不接触が生じることがあり、このようなIC
用ソケットを用いてIC検査を行う場合、本来のIC不
具合か、検査回路に起因する不具合かの判別が困難であ
った。上述の不具合は、リード端子が変形していると、
ことに甚だしくなる。
【0005】また、上述のIC用ソケットは、ICのリ
ード端子を置くべき正規位置が分かりにくいという問題
があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のフラットパッケ
ージIC用ソケットは、フラットパッケージICの複数
のリード端子の各各を対応する接触電極に載せるソケッ
ト本体と、裏面の押え部を前記ソケット本体に載せた前
記フラットパッケージの各リード端子に押し付け接触さ
せることにより前記各リード端子を対応する前記接触電
極に押し付け装着する上蓋とを備えるフラットパッケー
ジIC用ソケットにおいて、前記ソケット本体が、複数
の前記接触電極を互いに仕切る硬質でしかも非導電材の
仕切板を有し、前記押え部が、前記仕切板をよけて前記
リード端子の各各と接触する軟質の非導電材で構成した
凸部を有する。
【0007】前記フラットパッケージIC用ソケット
は、前記仕切板の先端部の形状が、平形または円形また
は台形または三角形のいずれかであり、前記凸部の先端
形状が、平形または円形または台形のいずれかである構
成をとることができる。
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0009】図1は、本発明の一実施例によるフラット
パーケージIC用ソケットの構造図であり、(a)は上
蓋2を開いた状態の斜視図、(b)は(a)のA1−A
2面を切断面とする断面図、(c)は(a)のB1−B
2面を切断面とする断面図、(d)は本実施例にフラッ
トパッケージICを装着した状態における(a)のA1
−A2面を切断面とする断面図、(e)は(d)のC部
拡大図である。
【0010】このIC用パッケージのソケット本体1
は、図1(a)に示すように、図4のソケット本体1A
と同様の複数の接触電極3,対応する電極3に接続した
ソケットピン6,止め具7およびIC配置部9を備える
が、軟質導電体14を備えず、代りに仕切板4を備えて
いる。また、上蓋2は、図4の上蓋2A裏面に、凸部1
5に代えて押え部5を備えている。ソケット本体1の対
向する2辺のうちの一縁端には、上蓋2が蝶番式に取付
けられ、他の縁端には閉じられた上蓋2を固定する止め
具7を設けている。しかして、ソケット本体1の接触電
極3の上に、IC10(図示せず)のリード端子8を載
せてセットしたのち、上蓋2を閉じ、止め具7を上蓋2
の他端部に引かけてIC10を固定することになる。
【0011】ここで、ソケット本体に設ける仕切板4
は、複数の接触電極3を挟み込むように、これらを互い
に仕切る(図1(b)参照)。仕切板4は硬質でしかも
非導電材の板(例えばフェノール樹脂等のプラスチッ
ク)で構成する。また、上蓋2に設ける押え部5は、接
触電極3の各各に対応して、従って仕切板4をよける凸
部51を有する(図1(b)参照)。この凸部51は、
軟質の非導電材(例えばゴム)で構成する。
【0012】図1(d)および図1(e)を参照する
と、IC10をこのIC用ソケットに装着するには、I
C10のリード端子8をソケット本体1の接触電極3に
載せたあと、上蓋2を閉じてその裏面の押え部5の凸部
51を各リード端子8に押し付け接触させ、各リード端
子8を対応する接触電極3に押し付け装着する。なお、
本実施例において、仕切板4の先端部の形状は平形とし
ており、凸部51の先端形状も平形としている。
【0013】上述のとおり、本実施例のIC用ソケット
は、IC10のリード端子8を絶縁体である2つの仕切
板4の間に1端子ずつ置くことができるので、各リード
端子8は、隣接する接触電極3およびリード端子に接触
したり、逆に、正規に装着されるべき接触電極3に置か
れないという問題が解消する。また、リード端子8の各
各が2つの仕切板4の間に強制的に1端子ずつ置かれる
ことになるので、リード端子8の変形の修正ができると
いう効果も生じる。
【0014】図2は本実施例における仕切板4の先端部
および押え部5の凸部の種々の形状を示す図の第1であ
り、(a)ないし(e)の各各は上記先端部および上記
凸部のそれぞれ異なった組合せを図1(e)に対応して
示している。また、図3は、本実施例における仕切板4
の先端部および押え部5の凸部の種々の形状を示す図の
第2であり、(a)ないし(f)の各各は上記先端部お
よび上記凸部のそれぞれ異なった組合せを図1(e)に
対応して示している。
【0015】なお、図2および図3に示す仕切板4の先
端部41A,41Bおよび41Cは、図1の先端部41
の形状変更を示すものであり、押え部5の凸部51Aお
よび51Bも、図1の先端部51の形状変更を示すもの
である。即ち、先端部41Aは先端形状が円形、先端部
41Bは先端形状が台形、先端部41Cは先端形状が三
角形をそれぞれ示している。また、凸部51Aは先端形
状が円形、先端部51Bは先端形状が台形をそれぞれ示
している。
【0016】図2(a)は、リード端子8の固定用の仕
切板4と押え部5とが、円形の先端部41Aを有する仕
切板4と円形の凸部51Aを有する押え部5との組合わ
せである。
【0017】以下、図2(b)は台形の先端部41Bと
台形の凸部51Bとの組合わせ、図2(c)は三角形の
先端部41Cと平形の凸部51との組合わせ、図2
(d)は円形の先端部41Aと平形の凸部51との組合
わせ、図2(e)は台形の先端部41Bと平形の凸部5
1との組合わせ、図3(a)は平形の先端部41と円形
の凸部51Aとの組合わせ、図3(b)は三角形の先端
部41Cと円形の凸部51Aとの組合わせ、図3(c)
は台形の先端部41Bと円形の凸部51Aとの組合わ
せ、図3(d)は平形の先端部41と台形の凸部51B
との組合わせ、図3(e)は三角形の先端部41Cと台
形の凸部51Bとの組合わせ、図3(f)は円形の先端
部41Aと台形の凸部51Bとの組合わせをそれぞれ示
している。これら、先端部41,41A,41Bおよび
41C,凸部51,51Aおよび51Bの種々の形状
は、リード端子8を接触電極3にスムーズにしかもしっ
かりと固定できるように、リード端子8の形状寸法等に
合せて選定する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ソケット
本体が複数の接触電極を互いに仕切る硬質でしかも非導
電材の仕切板を有し、上蓋の押え部が前記仕切板をよけ
てフラットパッケージICのリード端子の各各と接触す
る軟質の非導電材で構成した凸部を有するので、上記リ
ード端子が、隣接する接触電極に接触したり、重複して
同じ接触電極に置かれたり、逆に、正規に装着されるべ
き接触電極に置かれないという問題が解消する。また、
上記リード端子の各各が2つの仕切板の間に強制的に1
端子ずつ置かれることになるので、これらリード端子の
変形の修正ができるという効果も生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるフラットパーケージI
C用ソケットの構造図であり、(a)は上蓋2を開いた
状態の斜視図、(b)は(a)のA1−A2面を切断面
とする断面図、(c)は(a)のB1−B2面を切断面
とする断面図、(d)は本実施例にフラットパッケージ
ICを装着した状態における(a)のA1−A2面を切
断面とする断面図、(e)は(d)のC部拡大図であ
る。
【図2】本実施例における仕切板4の先端部および押え
部5の凸部の種々の形状を示す図の第1であり、(a)
ないし(e)の各各は上記先端部および上記凸部のそれ
ぞれ異なった組合せを図1(e)に対応して示してい
る。
【図3】本実施例における仕切板4の先端部および押え
部5の凸部の種々の形状を示す図の第2であり、(a)
ないし(f)の各各は上記先端部および上記凸部のそれ
ぞれ異なった組合せを図1(e)に対応して示してい
る。
【図4】従来技術によるフラットパーケージIC用ソケ
ットの構造図であり、(a)は上蓋2Aを開いた状態の
斜視図、(b)は(a)のA部拡大図、(c)は(a)
のフラットパッケージ用ICソケットにフラットパッケ
ージIC10を装着した状態における部分断面図であ
る。
【符号の説明】 1,1A ソケット本体 2,2A 上蓋 3 接触電極 4 仕切板 5 押え部 6 ソケットピン 7 止め具 8 リード端子 9 IC配置部 10 フラットパッケージIC 41,41A〜41C 先端部 51,51A,51B 凸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラットパッケージICの複数のリード
    端子の各各を対応する接触電極に載せるソケット本体
    と、裏面の押え部を前記ソケット本体に載せた前記フラ
    ットパッケージの各リード端子に押し付け接触させるこ
    とにより前記各リード端子を対応する前記接触電極に押
    し付け装着する上蓋とを備えるフラットパッケージIC
    用ソケットにおいて、 前記ソケット本体が、複数の前記接触電極を互いに仕切
    る硬質でしかも非導電材の仕切板を有し、 前記押え部が、前記仕切板をよけて前記リード端子の各
    各と接触する軟質の非導電材で構成した凸部を有するこ
    とを特徴とするフラットパッケージIC用ソケット。
  2. 【請求項2】 前記仕切板の先端部の形状が、平形また
    は円形または台形または三角形のいずれかであり、 前記凸部の先端形状が、平形または円形または台形のい
    ずれかであることを特徴とする請求項1記載のフラット
    パッケージIC用ソケット。
JP19023594A 1994-08-12 1994-08-12 フラットパッケージic用ソケット Pending JPH0855663A (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5856444A (ja) * 1981-09-10 1983-04-04 ウエルズ・エレクトロニクス・インコ−ポレ−テツド 集積回路デバイス用の一体構造型支持体
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970617