JPH0854854A - ディスプレイパネルの中間調画像表示方法 - Google Patents
ディスプレイパネルの中間調画像表示方法Info
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- JPH0854854A JPH0854854A JP6209147A JP20914794A JPH0854854A JP H0854854 A JPH0854854 A JP H0854854A JP 6209147 A JP6209147 A JP 6209147A JP 20914794 A JP20914794 A JP 20914794A JP H0854854 A JPH0854854 A JP H0854854A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 動画の階調変化部に生じる偽イメージの発生
を無くして表示画質の低下を防止するとともに、表示画
面のＳ／Ｎ比を改善すること。 【構成】 ＰＤＰの１フレーム画面（単位表示画面）を
Ｎビット（例えば８）の表示階調に対応したサブフィー
ルド画面（例えば〔ＳＦ１〕〜〔ＳＦ８〕）で構成し、
ディジタル映像信号の中間調画像を表示するディスプレ
イパネルにおいて、サブフィールド画面〔ＳＦ１〕〜
〔ＳＦ８〕のディジタル映像信号（ＳＦ１）〜（ＳＦ
８）を、その表示時間Ｔ12〜Ｔ18に対応して２枚のフレ
ーム画面〔Ｆ１〕、〔Ｆ２〕のディジタル映像信号（Ｆ
１）、（Ｆ２）の線形補間で作成して、動画の階調変化
部の各サブフィールド画面での表示位置を最適化させ
る。さらに、２枚のフレーム画面〔Ｆ１〕、〔Ｆ２〕間
で相関のないノイズ成分が２枚のフレーム画面〔Ｆ
１〕、〔Ｆ２〕の信号（Ｆ１）、（Ｆ２）の合成で低減
される。
を無くして表示画質の低下を防止するとともに、表示画
面のＳ／Ｎ比を改善すること。 【構成】 ＰＤＰの１フレーム画面（単位表示画面）を
Ｎビット（例えば８）の表示階調に対応したサブフィー
ルド画面（例えば〔ＳＦ１〕〜〔ＳＦ８〕）で構成し、
ディジタル映像信号の中間調画像を表示するディスプレ
イパネルにおいて、サブフィールド画面〔ＳＦ１〕〜
〔ＳＦ８〕のディジタル映像信号（ＳＦ１）〜（ＳＦ
８）を、その表示時間Ｔ12〜Ｔ18に対応して２枚のフレ
ーム画面〔Ｆ１〕、〔Ｆ２〕のディジタル映像信号（Ｆ
１）、（Ｆ２）の線形補間で作成して、動画の階調変化
部の各サブフィールド画面での表示位置を最適化させ
る。さらに、２枚のフレーム画面〔Ｆ１〕、〔Ｆ２〕間
で相関のないノイズ成分が２枚のフレーム画面〔Ｆ
１〕、〔Ｆ２〕の信号（Ｆ１）、（Ｆ２）の合成で低減
される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマディスプレイ
パネル（以下単にＰＤＰと記述する）や液晶ディスプレ
イパネル（以下単にＬＣＤと記述する）のようなディス
プレイパネルにおいて、単位表示画面（例えば１フレー
ム画面または１フィールド画面）をＮビット（Ｎは２以
上の整数）の表示階調に対応したＮ枚のサブフィールド
画面で構成し、各サブフィールド画面の相対輝度比に各
ビットに対応した重み付けをすることによってディジタ
ル映像信号の中間調画像を表示する方法に関するもので
ある。ここで、１フレーム画面は１フレーム期間Ｔｆ
（例えば約（１／３０）秒）で表示する画面を表わし、
１フィールド画面は１フィールド期間（例えば約（１／
６０）秒）で表示する画面を表わす。
パネル（以下単にＰＤＰと記述する）や液晶ディスプレ
イパネル（以下単にＬＣＤと記述する）のようなディス
プレイパネルにおいて、単位表示画面（例えば１フレー
ム画面または１フィールド画面）をＮビット（Ｎは２以
上の整数）の表示階調に対応したＮ枚のサブフィールド
画面で構成し、各サブフィールド画面の相対輝度比に各
ビットに対応した重み付けをすることによってディジタ
ル映像信号の中間調画像を表示する方法に関するもので
ある。ここで、１フレーム画面は１フレーム期間Ｔｆ
（例えば約（１／３０）秒）で表示する画面を表わし、
１フィールド画面は１フィールド期間（例えば約（１／
６０）秒）で表示する画面を表わす。
【０００２】
【従来の技術】ＰＤＰのような閾値特性の大きいデバイ
スで映像信号（例えばテレビ信号）の中間調画像を表示
する場合、一般に、発光回数を映像信号に比例させるパ
ルス変調法を用いて行われている。具体的には、映像信
号をディジタル化し、そのビット数で各フィールド画面
を分割してサブフィールド画面を作り、各サブフィール
ド画面ではディジタル映像信号の重みに比例させた回数
発光させて階調表示を行っている。
スで映像信号（例えばテレビ信号）の中間調画像を表示
する場合、一般に、発光回数を映像信号に比例させるパ
ルス変調法を用いて行われている。具体的には、映像信
号をディジタル化し、そのビット数で各フィールド画面
を分割してサブフィールド画面を作り、各サブフィール
ド画面ではディジタル映像信号の重みに比例させた回数
発光させて階調表示を行っている。
【０００３】例えば、８ビット（２５６階調）で中間調
画像を表示する場合には、図３に示すように、１フレー
ム画面を表示する１フレーム期間Ｔｆを８つのサブフィ
ールド期間ＳＦ１〜ＳＦ８に分割し、各サブフィールド
期間ＳＦ１、…、ＳＦ８をさらに消去期間ＩＰとアドレ
ス期間ＡＰと表示期間ＳＰで構成し、この表示期間ＳＰ
に１：２：４：８：…：１２８の比率の重み付けをす
る。ＩＰとＡＰは各サブフィールド期間でそれぞれ同一
であり、サブフィールド期間ＳＦ１〜ＳＦ８に対応した
８枚のサブフィールド画面の表示順番は、例えば、ＳＦ
１、ＳＦ２、ＳＦ３、ＳＦ４、ＳＦ５、ＳＦ６、ＳＦ
７、ＳＦ８と一定の順番となっている。
画像を表示する場合には、図３に示すように、１フレー
ム画面を表示する１フレーム期間Ｔｆを８つのサブフィ
ールド期間ＳＦ１〜ＳＦ８に分割し、各サブフィールド
期間ＳＦ１、…、ＳＦ８をさらに消去期間ＩＰとアドレ
ス期間ＡＰと表示期間ＳＰで構成し、この表示期間ＳＰ
に１：２：４：８：…：１２８の比率の重み付けをす
る。ＩＰとＡＰは各サブフィールド期間でそれぞれ同一
であり、サブフィールド期間ＳＦ１〜ＳＦ８に対応した
８枚のサブフィールド画面の表示順番は、例えば、ＳＦ
１、ＳＦ２、ＳＦ３、ＳＦ４、ＳＦ５、ＳＦ６、ＳＦ
７、ＳＦ８と一定の順番となっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の中間調画像表示方法では、１枚のフレーム画面
を分割して８枚のサブフィールド画面を作成していたの
で、動画の階調変化部に偽イメージが生じ、この偽イメ
ージが、人間の顔などのように明るさがなだらかに変わ
る部分に生じる偽輪郭部にでると、本来明るさの変化の
なだらかな部分に急激な明るさの変化が生じ（カラーの
場合に一般に色も変化する）、表示画質を著しく損ねて
しまうという問題点があった。
た従来の中間調画像表示方法では、１枚のフレーム画面
を分割して８枚のサブフィールド画面を作成していたの
で、動画の階調変化部に偽イメージが生じ、この偽イメ
ージが、人間の顔などのように明るさがなだらかに変わ
る部分に生じる偽輪郭部にでると、本来明るさの変化の
なだらかな部分に急激な明るさの変化が生じ（カラーの
場合に一般に色も変化する）、表示画質を著しく損ねて
しまうという問題点があった。
【０００５】本発明は上述の問題点に鑑みなされたもの
で、動画の階調変化部に生じる偽イメージの発生を無く
して表示画質の低下を防止することができ、しかも表示
画面のＳ／Ｎ比を改善することのできる、ディスプレイ
パネルの中間調画像表示方法を提供することを目的とす
るものである。
で、動画の階調変化部に生じる偽イメージの発生を無く
して表示画質の低下を防止することができ、しかも表示
画面のＳ／Ｎ比を改善することのできる、ディスプレイ
パネルの中間調画像表示方法を提供することを目的とす
るものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、ディ
スプレイパネルの単位表示画面をＮビット（Ｎは２以上
の整数）の表示階調に対応したＮ枚のサブフィールド画
面で構成し、各サブフィールド画面の相対輝度比に各ビ
ットに対応した重み付けをすることによってディジタル
映像信号の中間調画像を表示するディスプレイパネルの
中間調画像表示方法において、前記Ｎ枚のサブフィール
ド画面のディジタル映像信号を、その表示時間に対応し
て、対応する映像信号が存在する連続した２枚の単位表
示画面のディジタル映像信号の線形補間で作成してなる
ことを特徴とするものである。
スプレイパネルの単位表示画面をＮビット（Ｎは２以上
の整数）の表示階調に対応したＮ枚のサブフィールド画
面で構成し、各サブフィールド画面の相対輝度比に各ビ
ットに対応した重み付けをすることによってディジタル
映像信号の中間調画像を表示するディスプレイパネルの
中間調画像表示方法において、前記Ｎ枚のサブフィール
ド画面のディジタル映像信号を、その表示時間に対応し
て、対応する映像信号が存在する連続した２枚の単位表
示画面のディジタル映像信号の線形補間で作成してなる
ことを特徴とするものである。
【０００７】請求項２の発明は、請求項１の発明におい
て、連続した２枚の単位表示画面を、順次走査によるフ
レーム画面であって、しかも現在のフレーム画面と次ぎ
のフレーム画面としてなるものである。
て、連続した２枚の単位表示画面を、順次走査によるフ
レーム画面であって、しかも現在のフレーム画面と次ぎ
のフレーム画面としてなるものである。
【０００８】請求項３の発明は、請求項１の発明におい
て、連続した２枚の単位表示画面を、飛越し走査による
フィールド画面であって、しかも現在のフィールド画面
と、この現在のフィールド画面の次ぎのフィールド画面
のライン間補間で作成したフィールド画面としてなるも
のである。
て、連続した２枚の単位表示画面を、飛越し走査による
フィールド画面であって、しかも現在のフィールド画面
と、この現在のフィールド画面の次ぎのフィールド画面
のライン間補間で作成したフィールド画面としてなるも
のである。
【０００９】
【作用】請求項１の発明は、Ｎ枚のサブフィールド画面
のディジタル映像信号を、対応する映像信号が存在する
連続した２枚の単位表示画面のディジタル映像信号の線
形補間で作成しているので、動画の階調変化部の各サブ
フィールド画面での表示位置を最適化することができ
る。また、２枚の単位表示画面間で相関のないノイズ成
分が２枚の単位表示画面のディジタル映像信号の合成で
低減される。
のディジタル映像信号を、対応する映像信号が存在する
連続した２枚の単位表示画面のディジタル映像信号の線
形補間で作成しているので、動画の階調変化部の各サブ
フィールド画面での表示位置を最適化することができ
る。また、２枚の単位表示画面間で相関のないノイズ成
分が２枚の単位表示画面のディジタル映像信号の合成で
低減される。
【００１０】請求項２の発明は、請求項１の発明におい
て、２枚の単位表示画面を順次走査のフレーム画面であ
って、しかも現在のフレーム画面と次ぎのフレーム画面
としているので、ディジタル映像信号が順次走査に対応
した信号である場合に、Ｎ枚のサブフィールド画面のデ
ィジタル映像信号を容易に作成することができる。
て、２枚の単位表示画面を順次走査のフレーム画面であ
って、しかも現在のフレーム画面と次ぎのフレーム画面
としているので、ディジタル映像信号が順次走査に対応
した信号である場合に、Ｎ枚のサブフィールド画面のデ
ィジタル映像信号を容易に作成することができる。
【００１１】請求項３の発明は、請求項１の発明におい
て、２枚の単位表示画面を、飛越し走査によるフィール
ド画面であって、しかも現在のフィールド画面と、この
現在のフィールド画面の次ぎのフィールド画面のライン
間補間で作成したフィールド画面としているので、ディ
ジタル映像信号が飛越し走査に対応した信号である場合
に、Ｎ枚のサブフィールド画面のディジタル映像信号を
容易に作成することができる。
て、２枚の単位表示画面を、飛越し走査によるフィール
ド画面であって、しかも現在のフィールド画面と、この
現在のフィールド画面の次ぎのフィールド画面のライン
間補間で作成したフィールド画面としているので、ディ
ジタル映像信号が飛越し走査に対応した信号である場合
に、Ｎ枚のサブフィールド画面のディジタル映像信号を
容易に作成することができる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明による中間調画像表示方法の一
実施例を図１及び図２を用いて説明する。図１は、本発
明方法を用いて８（Ｎ＝８の場合）ビットの中間調画像
を表示するために、対応する映像信号が存在する連続し
た２枚のフレーム画面（単位表示画面の一例）のディジ
タル映像信号についての線形補間によって、８枚のサブ
フィールド画面のディジタル映像信号を作成する装置の
要部の概略構成を示すものである。
実施例を図１及び図２を用いて説明する。図１は、本発
明方法を用いて８（Ｎ＝８の場合）ビットの中間調画像
を表示するために、対応する映像信号が存在する連続し
た２枚のフレーム画面（単位表示画面の一例）のディジ
タル映像信号についての線形補間によって、８枚のサブ
フィールド画面のディジタル映像信号を作成する装置の
要部の概略構成を示すものである。
【００１３】図１において、１０は単位表示画面の一例
としての１フレーム画面（または１フィールド画面）の
ディジタル映像信号を読み書き可能なフレームメモリで
ある。前記フレームメモリ１０の書き込み側にはディジ
タル映像信号を入力するための入力端子１２が結合し、
読み出し側には第１枚目のサブフィール画面〔ＳＦ１〕
を表示するためのディジタル映像信号の出力端子１４1
が結合している。
としての１フレーム画面（または１フィールド画面）の
ディジタル映像信号を読み書き可能なフレームメモリで
ある。前記フレームメモリ１０の書き込み側にはディジ
タル映像信号を入力するための入力端子１２が結合し、
読み出し側には第１枚目のサブフィール画面〔ＳＦ１〕
を表示するためのディジタル映像信号の出力端子１４1
が結合している。
【００１４】前記フレームメモリ１０の読み出し側と書
き込み側のそれぞれには、線形補間の分母成分（１／Ｔ
ｆ）を乗算する乗算器１６と乗算器１８とが結合してい
る。前記Ｔｆは１フレーム期間（例えば約（１／３０）
秒）を表わす。
き込み側のそれぞれには、線形補間の分母成分（１／Ｔ
ｆ）を乗算する乗算器１６と乗算器１８とが結合してい
る。前記Ｔｆは１フレーム期間（例えば約（１／３０）
秒）を表わす。
【００１５】前記乗算器１６と乗算器１８のそれぞれ出
力側には、第２枚目のサブフィールド画面〔ＳＦ２〕の
線形補間の分子成分（Ｔｆ−Ｔ12）と（Ｔ12）を乗算す
る乗算器１６12と乗算器１８12とが結合し、これらの乗
算器１６12と１８12の出力側は加算器２０12を介してサ
ブフィール画面〔ＳＦ２〕のディジタル映像信号の出力
端子１４2が結合している。
力側には、第２枚目のサブフィールド画面〔ＳＦ２〕の
線形補間の分子成分（Ｔｆ−Ｔ12）と（Ｔ12）を乗算す
る乗算器１６12と乗算器１８12とが結合し、これらの乗
算器１６12と１８12の出力側は加算器２０12を介してサ
ブフィール画面〔ＳＦ２〕のディジタル映像信号の出力
端子１４2が結合している。
【００１６】前記乗算器１６と乗算器１８のそれぞれの
出力側には、第３枚目のサブフィールド〔ＳＦ３〕の線
形補間の分子成分（Ｔｆ−Ｔ13）と（Ｔ13）を乗算する
乗算器１６13と乗算器１８13とが結合し、これらの乗算
器１６13と１８13の出力側は加算器２０13を介してサブ
フィール画面〔ＳＦ３〕のディジタル映像信号の出力端
子１４3が結合している。
出力側には、第３枚目のサブフィールド〔ＳＦ３〕の線
形補間の分子成分（Ｔｆ−Ｔ13）と（Ｔ13）を乗算する
乗算器１６13と乗算器１８13とが結合し、これらの乗算
器１６13と１８13の出力側は加算器２０13を介してサブ
フィール画面〔ＳＦ３〕のディジタル映像信号の出力端
子１４3が結合している。
【００１７】以下、同様に構成され、前記乗算器１６と
乗算器１８のそれぞれ出力側には、第８枚目のサブフィ
ールド画面〔ＳＦ８〕の線形補間の分子成分（Ｔｆ−Ｔ
18）と（Ｔ18）を乗算する乗算器１６18と乗算器１８18
とが結合し、これらの乗算器１６18と乗算器１８18の出
力側は加算器２０18を介してサブフィール画面〔ＳＦ
８〕のディジタル映像信号の出力端子１４8が結合して
いる。なお、Ｔｆ及びこのＴｆ内における各サブフィー
ルド画面〔ＳＦ１〕〜〔ＳＦ８〕の表示タイミングは予
め決められているので、Ｔ12〜Ｔ18も予め決められてい
る。
乗算器１８のそれぞれ出力側には、第８枚目のサブフィ
ールド画面〔ＳＦ８〕の線形補間の分子成分（Ｔｆ−Ｔ
18）と（Ｔ18）を乗算する乗算器１６18と乗算器１８18
とが結合し、これらの乗算器１６18と乗算器１８18の出
力側は加算器２０18を介してサブフィール画面〔ＳＦ
８〕のディジタル映像信号の出力端子１４8が結合して
いる。なお、Ｔｆ及びこのＴｆ内における各サブフィー
ルド画面〔ＳＦ１〕〜〔ＳＦ８〕の表示タイミングは予
め決められているので、Ｔ12〜Ｔ18も予め決められてい
る。
【００１８】つぎに、図１の回路を用いて本発明方法を
実施した例を、図２を併用して説明する。 （イ）現フレーム画面、次フレーム画面、…のディジタ
ル映像信号（Ｆ１）、（Ｆ２）、…が入力端子１２に順
次入力すると、信号（Ｆ１）（Ｆ２）、…が、それぞれ
順次フレームメモリ１０に書き込まれ読み出されてい
く。説明の便宜上、あるフレーム画面のディジタル映像
信号（例えば（Ｆ１））がフレームメモリ１０から読み
出されているときに、これと並行して、次ぎのフレーム
画面のディジタル映像信号（例えば（Ｆ２））がフレー
ムメモリ１０に書き込まれているものとする。
実施した例を、図２を併用して説明する。 （イ）現フレーム画面、次フレーム画面、…のディジタ
ル映像信号（Ｆ１）、（Ｆ２）、…が入力端子１２に順
次入力すると、信号（Ｆ１）（Ｆ２）、…が、それぞれ
順次フレームメモリ１０に書き込まれ読み出されてい
く。説明の便宜上、あるフレーム画面のディジタル映像
信号（例えば（Ｆ１））がフレームメモリ１０から読み
出されているときに、これと並行して、次ぎのフレーム
画面のディジタル映像信号（例えば（Ｆ２））がフレー
ムメモリ１０に書き込まれているものとする。
【００１９】（ロ）上述のように現フレーム画面の信号
（Ｆ１）がフレームメモリ１０から読み出され、これと
並行して、次フレーム画面の信号（Ｆ２）がフレームメ
モリ１０に書き込まれているときには、乗算器１６、１
８、１６12〜１６18、１８12〜１８18及び加算器２０12
〜２０18の演算によって、出力端子１４1、１４2、１４
3、…、１４8には、次式に示すような第１枚目、第２枚
目、第３枚目、…、第８枚目のサブフィールド画面〔Ｓ
Ｆ１〕、〔ＳＦ２〕、〔ＳＦ３〕、…、〔ＳＦ８〕のデ
ィジタル映像信号（ＳＦ１）、（ＳＦ２）、（ＳＦ
３）、…、（ＳＦ８）が出力する。
（Ｆ１）がフレームメモリ１０から読み出され、これと
並行して、次フレーム画面の信号（Ｆ２）がフレームメ
モリ１０に書き込まれているときには、乗算器１６、１
８、１６12〜１６18、１８12〜１８18及び加算器２０12
〜２０18の演算によって、出力端子１４1、１４2、１４
3、…、１４8には、次式に示すような第１枚目、第２枚
目、第３枚目、…、第８枚目のサブフィールド画面〔Ｓ
Ｆ１〕、〔ＳＦ２〕、〔ＳＦ３〕、…、〔ＳＦ８〕のデ
ィジタル映像信号（ＳＦ１）、（ＳＦ２）、（ＳＦ
３）、…、（ＳＦ８）が出力する。
【００２０】すなわち、 （ＳＦ１）＝（Ｆ１）…（１） （ＳＦ２）＝（Ｆ１）×（Ｔｆ−Ｔ12）／Ｔｆ＋（Ｆ２）×Ｔ12／Ｔｆ…（２） （ＳＦ３）＝（Ｆ１）×（Ｔｆ−Ｔ13）／Ｔｆ＋（Ｆ２）×Ｔ13／Ｔｆ…（３） 同様にして （ＳＦ８）＝（Ｆ１）×（Ｔｆ−Ｔ18）／Ｔｆ＋（Ｆ２）×Ｔ18／Ｔｆ…（４）
【００２１】（ハ）前記（イ）、（ロ）で説明したよう
に、８枚のサブフィールド画面〔ＳＦ１〕〜〔ＳＦ８〕
の信号（ＳＦ１）〜（ＳＦ８）を現フレーム画面の信号
（Ｆ１）と次フレーム画面の信号（Ｆ２）の線形補間で
求めるようにしたので、単一のフレーム画面の信号（Ｆ
１）を分割して求めていた従来例と比べて、動画の階調
変化部の各サブフィールド画面での表示位置を最適化す
ることができる。また、２枚のフレーム画面の信号（Ｆ
１）と（Ｆ２）の線形補間で求めているので、フレーム
画面間で相関のないノイズ成分が低減する。
に、８枚のサブフィールド画面〔ＳＦ１〕〜〔ＳＦ８〕
の信号（ＳＦ１）〜（ＳＦ８）を現フレーム画面の信号
（Ｆ１）と次フレーム画面の信号（Ｆ２）の線形補間で
求めるようにしたので、単一のフレーム画面の信号（Ｆ
１）を分割して求めていた従来例と比べて、動画の階調
変化部の各サブフィールド画面での表示位置を最適化す
ることができる。また、２枚のフレーム画面の信号（Ｆ
１）と（Ｆ２）の線形補間で求めているので、フレーム
画面間で相関のないノイズ成分が低減する。
【００２２】前記実施例では、Ｎ＝８として８ビット
（２５６階調）表示の場合について本発明を利用した
が、本発明はこれに限るものでなく、Ｎが８以外の２以
上の整数の場合について利用できること勿論である。一
般にＮ（Ｎ＝２以上の整数）ビット（２のＮ乗の階調）
表示の場合について利用できる。
（２５６階調）表示の場合について本発明を利用した
が、本発明はこれに限るものでなく、Ｎが８以外の２以
上の整数の場合について利用できること勿論である。一
般にＮ（Ｎ＝２以上の整数）ビット（２のＮ乗の階調）
表示の場合について利用できる。
【００２３】前記実施例では、連続する２枚の単位表示
画面を、順次走査（ノンインタレース走査）のフレーム
画面であって、このフレーム画面間に対応するディジタ
ル映像信号（Ｆ１）、（Ｆ２）が存在する場合について
説明したが、本発明はこれに限るものでない。
画面を、順次走査（ノンインタレース走査）のフレーム
画面であって、このフレーム画面間に対応するディジタ
ル映像信号（Ｆ１）、（Ｆ２）が存在する場合について
説明したが、本発明はこれに限るものでない。
【００２４】例えば、対応するディジタル映像信号（例
えば（Ｆ１）と（Ｆ２））が存在する連続した単位表示
画面を、飛越し走査（インタレース走査）のフィールド
画面の場合についても利用することができる。この場
合、フィールド画面間で対応するディジタル映像信号
（Ｆ１）、（Ｆ２）が存在しないので、一方の信号（例
えば（Ｆ２））をライン間補間した信号として対応した
信号が存在するようにすればよい。
えば（Ｆ１）と（Ｆ２））が存在する連続した単位表示
画面を、飛越し走査（インタレース走査）のフィールド
画面の場合についても利用することができる。この場
合、フィールド画面間で対応するディジタル映像信号
（Ｆ１）、（Ｆ２）が存在しないので、一方の信号（例
えば（Ｆ２））をライン間補間した信号として対応した
信号が存在するようにすればよい。
【００２５】前記実施例では、ディスプレイパネルをＰ
ＤＰとして本発明を利用した場合について説明したが、
本発明はこれに限るものでなく、ＰＤＰ以外のディスプ
レイパネル（例えばＬＣＤ）についても本発明を利用す
ることができる。
ＤＰとして本発明を利用した場合について説明したが、
本発明はこれに限るものでなく、ＰＤＰ以外のディスプ
レイパネル（例えばＬＣＤ）についても本発明を利用す
ることができる。
【００２６】
【発明の効果】請求項１の発明によるディスプレイパネ
ルの中間調画像表示方法は、単位表示画面を構成するＮ
枚のサブフィールド画面のディジタル映像信号を、連続
した２枚の単位表示画面（例えば現フレーム画面と次フ
レーム画面）のディジタル映像信号の線形補間で求めて
いるので、動画の階調変化部の各サブフィールド画面で
の表示位置を最適化させることができる。このため、動
画の階調変化部に生じる偽イメージを無くして表示画質
を改善することができる。さらに、２枚の単位表示画面
間で相関のないノイズ成分が２枚の単位表示画面のディ
ジタル映像信号の合成で低減されるので、表示画面のＳ
／Ｎ比を改善することができる。
ルの中間調画像表示方法は、単位表示画面を構成するＮ
枚のサブフィールド画面のディジタル映像信号を、連続
した２枚の単位表示画面（例えば現フレーム画面と次フ
レーム画面）のディジタル映像信号の線形補間で求めて
いるので、動画の階調変化部の各サブフィールド画面で
の表示位置を最適化させることができる。このため、動
画の階調変化部に生じる偽イメージを無くして表示画質
を改善することができる。さらに、２枚の単位表示画面
間で相関のないノイズ成分が２枚の単位表示画面のディ
ジタル映像信号の合成で低減されるので、表示画面のＳ
／Ｎ比を改善することができる。
【００２７】請求項２の発明は、請求項１の発明におい
て、２枚の単位表示画面を順次走査のフレーム画面であ
って、しかも現在のフレーム画面と次ぎのフレーム画面
としているので、ディジタル映像信号が順次走査に対応
した信号である場合に、Ｎ枚のサブフィールド画面のデ
ィジタル映像信号を容易に作成することができる。
て、２枚の単位表示画面を順次走査のフレーム画面であ
って、しかも現在のフレーム画面と次ぎのフレーム画面
としているので、ディジタル映像信号が順次走査に対応
した信号である場合に、Ｎ枚のサブフィールド画面のデ
ィジタル映像信号を容易に作成することができる。
【００２８】請求項３の発明は、請求項１の発明におい
て、２枚の単位表示画面を、飛越し走査によるフィール
ド画面であって、しかも現在のフィールド画面と、この
現在のフィールド画面の次ぎのフィールド画面のライン
間補間で作成したフィールド画面としているので、ディ
ジタル映像信号が飛越し走査に対応した信号である場合
に、Ｎ枚のサブフィールド画面のディジタル映像信号を
容易に作成することができる。
て、２枚の単位表示画面を、飛越し走査によるフィール
ド画面であって、しかも現在のフィールド画面と、この
現在のフィールド画面の次ぎのフィールド画面のライン
間補間で作成したフィールド画面としているので、ディ
ジタル映像信号が飛越し走査に対応した信号である場合
に、Ｎ枚のサブフィールド画面のディジタル映像信号を
容易に作成することができる。
【図１】本発明によるディスプレイパネルの中間調画像
表示方法を実施する駆動装置の要部概略構成図である。
表示方法を実施する駆動装置の要部概略構成図である。
【図２】図１の駆動装置において、２枚のフレーム画面
のディジタル映像信号の線形補間によって８枚のサブフ
ィールド画面のディジタル映像信号を作成する説明図で
ある。
のディジタル映像信号の線形補間によって８枚のサブフ
ィールド画面のディジタル映像信号を作成する説明図で
ある。
【図３】従来例の１フレーム画面（１フレーム期間Ｔｆ
に表示する画面）を８分割して作成したサブフィールド
画面〔ＳＦ１〕〜〔ＳＦ８〕のサブフィールド期間ＳＦ
１〜ＳＦ８を説明する説明図である。
に表示する画面）を８分割して作成したサブフィールド
画面〔ＳＦ１〕〜〔ＳＦ８〕のサブフィールド期間ＳＦ
１〜ＳＦ８を説明する説明図である。
１０…フレームメモリ（単位表示画面（１フレーム画
面）を記憶するメモリ）、 １２…ディジタル映像信号
の入力端子、 １４1〜１４8…出力端子、１６、１６12
〜１６18、１８、１８12〜１８18…乗算器、２０12〜２
０18…加算器、 ＳＦ１〜ＳＦ８…サブフィールド期
間、（ＳＦ１）〜（ＳＦ８）…サブフィールド画面のデ
ィジタル映像信号、〔ＳＦ１〕〜〔ＳＦ８〕…サブフィ
ールド画面、Ｔ12〜Ｔ18…サブフィールド画面の表示間
隔、 Ｔｆ…１フレーム期間。
面）を記憶するメモリ）、 １２…ディジタル映像信号
の入力端子、 １４1〜１４8…出力端子、１６、１６12
〜１６18、１８、１８12〜１８18…乗算器、２０12〜２
０18…加算器、 ＳＦ１〜ＳＦ８…サブフィールド期
間、（ＳＦ１）〜（ＳＦ８）…サブフィールド画面のデ
ィジタル映像信号、〔ＳＦ１〕〜〔ＳＦ８〕…サブフィ
ールド画面、Ｔ12〜Ｔ18…サブフィールド画面の表示間
隔、 Ｔｆ…１フレーム期間。
Claims (3)
- 【請求項１】ディスプレイパネルの単位表示画面をＮビ
ット（Ｎは２以上の整数）の表示階調に対応したＮ枚の
サブフィールド画面で構成し、各サブフィールド画面の
相対輝度比に各ビットに対応した重み付けをすることに
よってディジタル映像信号の中間調画像を表示するディ
スプレイパネルの中間調画像表示方法において、前記Ｎ
枚のサブフィールド画面のディジタル映像信号を、その
表示時間に対応して、対応する映像信号が存在する連続
した２枚の単位表示画面のディジタル映像信号の線形補
間で作成してなることを特徴とするディスプレイパネル
の中間調画像表示方法。 - 【請求項２】連続した２枚の単位表示画面は、順次走査
のフレーム画面であって、かつ現在のフレーム画面と次
ぎのフレーム画面としてなる請求項１記載のディスプレ
イパネルの中間調画像表示方法。 - 【請求項３】連続した２枚の単位表示画面は、飛越し走
査による現在のフィールド画面と、この現在のフィール
ド画面の次ぎのフィールド画面のライン間補間で作成し
たフィールド画面とからなる請求項１記載のディスプレ
イパネルの中間調画像表示方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6209147A JPH0854854A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | ディスプレイパネルの中間調画像表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6209147A JPH0854854A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | ディスプレイパネルの中間調画像表示方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0854854A true JPH0854854A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16568093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6209147A Pending JPH0854854A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | ディスプレイパネルの中間調画像表示方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0854854A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006008783A1 (ja) * | 2004-07-15 | 2006-01-26 | Hitachi Plasma Patent Licensing Co., Ltd. | 画像表示装置 |
| JP2008116689A (ja) * | 2006-11-06 | 2008-05-22 | Hitachi Ltd | 画像信号処理方法、画像信号処理装置、表示装置 |
| US7868947B2 (en) | 2005-11-04 | 2011-01-11 | Seiko Epson Corporation | Moving image display device and method for moving image display |
| WO2021217701A1 (zh) * | 2020-04-26 | 2021-11-04 | Tcl华星光电技术有限公司 | 背光单元及其控制方法、液晶显示装置 |
-
1994
- 1994-08-10 JP JP6209147A patent/JPH0854854A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006008783A1 (ja) * | 2004-07-15 | 2006-01-26 | Hitachi Plasma Patent Licensing Co., Ltd. | 画像表示装置 |
| US7868947B2 (en) | 2005-11-04 | 2011-01-11 | Seiko Epson Corporation | Moving image display device and method for moving image display |
| JP2008116689A (ja) * | 2006-11-06 | 2008-05-22 | Hitachi Ltd | 画像信号処理方法、画像信号処理装置、表示装置 |
| WO2021217701A1 (zh) * | 2020-04-26 | 2021-11-04 | Tcl华星光电技术有限公司 | 背光单元及其控制方法、液晶显示装置 |
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