JPH0854841A - 磁気表示用マイクロカプセル - Google Patents

磁気表示用マイクロカプセル

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JPH0854841A
JPH0854841A JP6208199A JP20819994A JPH0854841A JP H0854841 A JPH0854841 A JP H0854841A JP 6208199 A JP6208199 A JP 6208199A JP 20819994 A JP20819994 A JP 20819994A JP H0854841 A JPH0854841 A JP H0854841A
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JP
Japan
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magnetic
microcapsules
gelatin
microcapsule
magnetic display
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JP6208199A
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English (en)
Inventor
Takashi Iwasaki
孝 岩崎
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CHEMITEC CO Ltd
Chemitech Inc
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CHEMITEC CO Ltd
Chemitech Inc
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Publication date
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Priority to FR9509613A priority patent/FR2723659B1/fr
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Priority to CN95115366A priority patent/CN1088533C/zh
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  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1100ガウス以下の磁気力を使用しても記
録速度乃至消去速度が早く、しかも鮮明な文字や画像が
得られる 【構成】 本発明の磁気表示用ゼラチン被膜製マイクロ
カプセルは、分散媒、磁性粉及び非磁性粉が封入されて
いることを特徴とする磁気表示用ゼラチン被膜製マイク
ロカプセルにおいて、該マイクロカプセル内の分散媒が
少なくとも低沸点溶剤からなり、該マイクロカプセルの
平均粒径は400μm〜800μmであることを特徴と
するもので、マイクロカプセルの粒径がその平均粒径よ
り大きい粒子が除去されている。また分散媒中には17
5℃以上の高沸点溶剤、分散剤、沈澱防止剤等を含有
し、更に磁性粉及び非磁性粉が親和処理されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気表示用ゼラチン被
膜製マイクロカプセルに関し、更に詳しくは磁石の動作
に従ってマイクロカプセル内の磁性粉が迅速に移動し得
る磁気表示用ゼラチン被膜製マイクロカプセルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気表示方法には、各種の方式の
ものが知られており、例えば特公昭51−10959号
公報には、2枚の基板間を小室に区切り、これらの小室
に球状の磁性粉と酸化チタン粒子を分散した液体を封入
し、磁界を作用させて磁性粉を表面に泳動させることに
より表示を行う磁気表示方法が記載されており(以下、
泳動方式という。)、またこのような磁性粉や酸化チタ
ン粒子を分散するための分散媒を改良したものに特公昭
57−27463号、特公昭59−31710号、特公
昭59−47676号、特公昭62−53359号等の
各公報が知られている。これらの中で現在実用化されて
いるものに支持基板上にハニカム状の4mm3 の小室を
設け、そのハニカム状の小室の中に白色顔料と磁性粉を
分散した液体を注入し、その上に透明シートを接着して
密閉してなる磁気ディスプレーシステムがある。これは
磁気ディスプレーシステム板の裏面の一端より他端に棒
状の永久磁石面全面に亘って移動することによってハニ
カム状の小室の中の磁性粉をディスプレー板の裏面に沈
めて、表面には白色顔料の白色を示すようにして、白色
にしたディスプレーの表面にペン状永久磁石の先端部を
接触させて、接触部分の磁性粉を表面に移動して像を形
成するシステムである。
【0003】一方、特公昭54−29895号公報に
は、基材上に、磁場に感応しかつ液体中に浮遊する感応
薄片を有するマイクロカプセルを塗布した磁気記録媒体
が記載されており、この磁気記録媒体は、磁場を加えて
マイクロカプセル中の感応薄片を垂直でかつその面が一
定方向となるように配向した後、その一部に磁場を加え
て前記感応薄片を長手方向に回動し記録媒体面と平行に
なるように配向して記録を作製する方法が記載されてい
る(以下、偏向方式という。)。このような磁性粉が薄
片からなる磁気表示方法には、この他特開昭63−15
3197号、特開昭64−19384号、特開平1−1
45637号等の各公報が知られている。更に前記泳動
方式と偏向方式の両方式の技術を開示しているものに、
特開昭55−29880号公報がある。このうち、球状
体の磁性粉を使用した表示システムには、マイクロカプ
セルの大きさを特定し、大きさの異なるマイクロカプセ
ルを2種以上混合したことにより画質を良好なものとし
たものとして、特開平4−233581号公報が開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の公知の磁気表示
方法のうち、特に特開平4−233581号公報に開示
されている如く、球状磁性粉を含有したマイクロカプセ
ルを使用した磁気表示方法は、良質な文字又は画像を得
ることができる点で優れているが、磁気力の弱い磁石を
使用した場合には、画質が不鮮明となるばかりでなく記
録速度乃至消去速度が遅いという問題があり、したがっ
て業務用には今一つ使用することができなかった。そこ
で、本発明者等は、この点について種々検討乃至研究を
重ねた結果、弱い磁気力下で記録速度が早く、しかも鮮
明な文字や画像を記録し得る磁気表示用マイクロカプセ
ルが得られることを見出し、ここに本発明をなすに至っ
た。したがって、本発明の目的は、1100ガウス以下
の磁気力を使用しても記録速度乃至消去速度が早く、し
かも鮮明な文字や画像が得られる磁気表示用ゼラチン被
膜製マイクロカプセルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の前記目的は、以
下の各発明によってそれぞれ達成される。 (1)分散媒、磁性粉及び非磁性粉が封入されているこ
とを特徴とする磁気表示用ゼラチン被膜製マイクロカプ
セルにおいて、該マイクロカプセル内の分散媒が少なく
とも低沸点溶剤からなり、該マイクロカプセルの平均粒
径は200μm〜800μmであることを特徴とする磁
気表示用ゼラチン被膜製マイクロカプセル。 (2)分散媒中に175℃以上の高沸点溶剤を含有する
ことを特徴とする前記第1項に記載の磁気表示用ゼラチ
ン被膜製マイクロカプセル。 (3)分散媒中に分散剤を含有することを特徴とする前
記第1項又は第2項のいずれかに記載の磁気表示用ゼラ
チン被膜製マイクロカプセル。 (4)分散媒中に沈澱防止剤を含有することを特徴とす
る前記第1項乃至第3項のいずれかに記載の磁気表示用
ゼラチン被膜製マイクロカプセル。 (5)分散媒が高沸点アルコール系化合物と低沸点溶剤
との混合物であることを特徴とする前記第1項乃至第4
項のいずれかに記載の磁気表示用ゼラチン被膜製マイク
ロカプセル。 (6)磁性粉が親和処理されていることを特徴とする前
記第1項乃至第5項のいずれかに記載の磁気表示用ゼラ
チン被膜製マイクロカプセル。 (7)非磁性粉が親和処理されていることを特徴とする
前記第1項乃至第6項のいずれかに記載の磁気表示用ゼ
ラチン被膜製マイクロカプセル。 (8)マイクロカプセルの粒径がその平均粒径より大き
い粒子が除去されていることを特徴とする前記第1項乃
至第7項のいずれかに記載の磁気表示用ゼラチン被膜製
マイクロカプセル。 (9)マイクロカプセルの粒径が400μm±xμm〜
800μm±xμm(但し、x=10〜20)の範囲の
粒子で実質的に形成されていることを特徴とする前記第
1項乃至第8項のいずれかに記載の磁気表示用ゼラチン
被膜製マイクロカプセル。
【0006】以下、本発明を更に詳細に説明すると、本
発明の磁気表示用ゼラチン被膜製マイクロカプセルは、
該マイクロカプセル内の分散媒が少なくとも低沸点溶剤
からなり、該マイクロカプセルの平均粒径は200μm
〜800μmであることを特徴とするもので、このよう
なマイクロカプセルは、磁石表示板に使用する時、表示
速度乃至消去速度が早く、しかも鮮明な文字又は画像を
記録し得ると共に消去も速やかに行い得るという優れた
効果を奏するものである。更にマイクロカプセルの粒径
がその平均粒径より大きい粒子が除去されているので、
マイクロカプセル群をバインダーでインク状にして80
0μmの一定厚みで基板に被覆する際に生ずる大きい粒
子の破壊による不鮮明さがなくなる。またマイクロカプ
セルの粒径が400μm±xμm〜800μm±xμm
(但し、x=10〜20)の範囲の粒子で実質的に形成
されているときは、いっそう鮮明な文字又は画像を記録
することができる。また前記の低沸点溶剤に175℃以
上の高沸点溶剤を混合することにより低沸点溶剤がカプ
セル被膜を通過して発散するのを防止することができ
る。また前記の分散媒には分散剤を添加して分散するこ
とにより磁性粉や非磁性粉が十分均一に分散され、しか
も長期間保持することができる。更に前記の分散媒に沈
澱防止剤を添加することにより磁気表示に際し、磁性粉
をその状態に長期間安定した状態に保持することができ
るので、形成された文字や画像を長期間安定して保持す
ることができる。さらにまた磁性粉や非磁性粉を親油処
理することにより、弱い磁気力下でこれらの移動を容易
にすることができる。
【0007】本発明の磁気表示用ゼラチン被膜製マイク
ロカプセルに用いられる低沸点溶剤としては、ベンゼ
ン、エチルベンゼン、トルエン、o−キシレン、m−キ
シレン、p−キシレン、メシチレン、クメン、メチルシ
クロヘキサン、エチルシクロヘキサン、ジブチルエーテ
ル、2−ペンタノン、3−ペンタノン、2−ヘキサノ
ン、メチルイソブチルケトン、ヘプタン、オクタン、ノ
ナン、4−ヘプタノン、1−ペンタノール、酢酸ブチ
ル、酢酸イソブチル、酢酸イソペンチル等が挙げられ
る。これらのうちで更に好ましいものは、トルエン、o
−キシレン、m−キシレン、p−キシレン、メチルシク
ロヘキサン、エチルシクロヘキサン、酢酸ブチル、酢酸
イソブチル、酢酸イソペンチルである。これらは単独で
もまた2種以上を混合してもよい。
【0008】本発明に用いられる175℃以上の高沸点
溶剤としては、1−ペンタノール、1−オクタノール、
2−オクタノール、2−エチル−1−ヘキサノール、1
−ノナノール、3,5,5,−トリメチル−1−ヘキサ
ノール、ベンジルアルコール、1,2−プロパンジオー
ル、1,3−ブタンジオール等が挙げられる。好ましく
は1−オクタノール、2−エチル−1−ヘキサノール、
3,5,5,−トリメチル−1−ヘキサノール、ベンジ
ルアルコールである。本発明において、分散媒として、
低沸点溶剤と175℃以上の高沸点溶剤とを混合して使
用する時は、その組み合わせとしては、トルエンと1−
オクタノール、トルエンと2−エチル−1−ヘキサノー
ル、トルエンと3,5,5,−トリメチル−1−ヘキサ
ノール、トルエンとベンジルアルコール、キシレン(o
−キシレン、m−キシレン、p−キシレン)と1−オク
タノール、キシレンと2−エチル−1−ヘキサノール、
キシレンと3,5,5,−トリメチル−1−ヘキサノー
ル、キシレンとベンジルアルコールが好ましい。これら
の高沸点溶剤の沸点が175℃より低い場合には、磁性
粉の泳動に好ましからぬ影響を与える。その理由は低沸
点溶剤の沸点に近づき過ぎ、分散媒の粘度や揮発性を適
度に押さえることができないためと考えられる。本発明
において、分散媒は高沸点溶剤と低沸点溶剤との混合物
を用いることが好ましいが、この組合せは、高沸点溶剤
とトルエン又はキシレンが好ましく、更に好ましくは高
沸点アルコール系化合物とトルエン又はキシレンとの混
合物である。
【0009】また磁性粉等を分散するための分散剤とし
ては、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキ
シエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステア
リルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、
アニオン系脂肪族エステル混合物、ポリカルボン酸アミ
ン塩が挙げられる。分散剤の添加量は、通常分散剤の添
加量として用いられる量でよく、その添加量は、0.5
重量%〜10重量%であり、好ましくは1.0重量%〜
3.0重量%である。分散剤の添加量が0.5重量%未
満では、十分な分散効果が得られず、また10重量%を
越えると分散媒の粘度が高くなり分散媒の特性が損なわ
れるので好ましくない。
【0010】本発明において、分散媒として、低沸点溶
剤と175℃以上の高沸点溶剤との混合溶剤を用いる場
合には、低沸点溶剤に対して該高沸点溶剤を20重量%
〜250重量%の割合で混合するのがよく、更に好まし
くは50重量%〜150重量%がよい。低沸点溶剤に対
する高沸点溶剤の添加割合が20重量%未満では、低沸
点溶剤の発散を防止することができず、また250重量
%を越えると、磁性粉の動きが悪くなる。更に沈澱防止
剤としては、無水珪酸、含水珪酸、珪酸塩(珪酸ナトリ
ウム、珪酸カリウム、珪酸アルミニウム、珪酸カルシウ
ム等)、微粉アルミナ、シリカ粉、けいそう土、カリオ
ン、ハードクレー、ソフトクレー、ベントナイト、極微
細炭酸カルシウム、極微細活性化炭酸カルシウム、重炭
酸カルシウム、含水塩基性炭酸マグネシウム、硫酸バリ
ウム、ベンチジンイエロー等が挙げられる。これらは単
独でもまた2種以上を混合してもよい。沈澱防止剤の分
散媒への添加量は、分散媒の種類によって異なるが、分
散媒に対して沈澱防止剤が0.2重量%〜5重量%であ
り、好ましくは0.4重量%〜2重量%である。沈澱防
止剤の添加量が0.2重量%未満では、沈澱防止効果が
なく、また5重量%を越えると磁性粉等の固形粒子の移
動に支障をきたすので好ましくない。
【0011】本発明に用いられる磁性粉としては、この
技術分野において通常用いられるものでよく、例えば黒
色酸化鉄、二酸化マンガン含有酸化鉄、二酸化クロム、
フェライト、鉄又はニッケルの微粒子、鉄−ニッケル合
金等が挙げられ、これらを1種又は2種以上混合して用
いてもよい。これらの磁性粉は通常他の成分との混合を
容易にするためにシリコーンイオル等による親和処理が
施されて市販されている。例えばトダカラーKN−32
0(戸田工業(株)製のマグネタイト、タロックスBL
−220(チタン工業(株)製、合成酸化鉄等が挙げら
れる。この磁性粉の粒径は、直径10μm以下が好まし
く、好ましくは0.1μm〜5μmであり、更に好まし
くは0.1μm〜0.3μmである。本発明において磁
性粉の粒径が、10μmを越えるとみじ文字等の鮮明度
が落ち、また表示乃至応答の速度が遅くなる等の問題が
発生し好ましくない。また0.1μm未満では磁性粉粒
子が凝縮してしまい十分な分散ができない。また本発明
に用いられる非磁性粉としては、二酸化チタン、ルチル
顔料等が挙げられる。この非磁性粉の粒径は、十分な分
散ができれば特に限定されないが、0.1μm〜1μm
が好ましい。あまり粒径が大きいと遮光性が減少するの
で好ましくない。
【0012】本発明においては、磁性粉又は非磁性粉が
親和性処理されていることが好ましいが、この親和性処
理は、磁性粉又は非磁性粉の表面に種々の金属含水酸化
物で処理して分散媒への親和性を持たせることができ
る。この金属含水酸化物を形成する金属としては、アル
ミニウム、シリコン、チタニウム、亜鉛、ジルコニウム
等の金属が挙げられる。例えば金属含水酸化物は、主に
Al2 3 ・nH2 OとSiO2 ・nH2 Oとの任意の
混合物であり、Al2 3 は親油性であり、SiO2
親水性を与える。したがってAl2 3 とSiO2 の比
率を変化させることによって親油性から親水性へと任意
のものを製造し得る。これにより弱い磁気力下でこれら
の移動を容易にすることができる。前記の磁性粉又は非
磁性粉を金属含水酸化物で処理する量は、1重量%〜1
6重量%であり、好ましくは3重量%〜10重量%であ
る。本発明の磁気表示用ゼラチン被膜製マイクロカプセ
ルの平均粒径は200μm〜800μmであるが、好ま
しくは400μm〜800μmであり、この平均粒径よ
り大きい粒子を用いた場合には、カプセル自体強度の大
きいものが得られないので、磁気表示板の耐久性がな
い。また該マイクロカプセルの平均粒径を200μm〜
800μmの範囲のものを使用しても実際にはこの範囲
より大きい粒子も含有されているので、こような大きい
粒子を含むマイクロカプセルを基板に塗布した場合、塗
布表面が平坦にならないか、又は塗布方法によっては、
例えば800μm付近の一定膜厚で塗布する場合など
は、これより大きな粒子が破壊されて内容物がカプセル
外に流出し、マイクロカプセルからなる表示面の鮮明さ
に悪影響を及ぼすので、このような大きい粒子を除去す
ることが好ましく、したがって平均粒径より大きいマイ
クロカプセル粒子は、フィルターや網などで除去する
か、あるいは被覆時にある間隙を通して大きい粒子のみ
通過しなようにするなどの方法により大きい粒子を除去
することが好ましい。更にマイクロカプセルの粒径が4
00μm±xμm〜800μm±xμm(但し、x=1
0〜20)の範囲の粒子で実質的に形成することにより
極めて薄板の磁気表示板が形成されると共にこれに形成
される文字や画像がいっそう鮮明になる。
【0013】本発明の磁気表示用ゼラチン被膜製マイク
ロカプセルは、着色することができ、この着色剤として
は、通常染料、顔料が用いられるが、顔料としては、好
ましくは水溶性顔料が用いられる。本発明の磁気表示用
ゼラチン被膜製マイクロカプセルは、バインダーに分散
した後、基板に被覆することにより磁気表示部材を形成
し、磁界を用いて文字や画像を形成する。この磁気表示
部材に磁界を用いて文字や画像を形成する方法は、この
技術分野において種々の方法が知られており、いづれの
方法も使用することができる。本発明において、マイク
ロカプセル磁気表示板を作製し、磁石を用いて記録又は
消去する場合、1100ガウス以上の磁石を使用する場
合には、表示速度乃至消去速度が早く、しかも鮮明な文
字又は画像を記録し得ると共に消去も速やかに行い得る
ことは勿論であるが、1100ガウス以下の磁石を用い
る時にも、表示速度乃至消去速度が早く、しかも鮮明な
文字又は画像を記録し得ると共に消去も速やかに行い得
るという優れた効果を奏するものであり、文字又は画像
等の記録に際しては、1100ガウス〜700ガウスで
好ましい効果が得られ、更に好ましくは1000ガウス
〜800ガウスであり、また更に、これより弱い磁石で
も使用目的によっては何ら使用に差し支えない。また記
録面の文字又は画像等の消去には、磁気力の弱い、例え
ば200ガウス〜300ガウスの磁石を使用しても十分
消去速度が早く、しかも均一な消去面が得られるという
優れた効果を奏するものである。したがって従来のもの
より技術的にも経済性にも優れた磁気表示用ゼラチン被
膜製マイクロカプセルが得られる。また基板に前記のマ
イクロカプセルを被覆する方法は、通常の塗布方法、例
えば刷毛塗り、ローラー塗布、スクリーン印刷法、エア
カーテン法、ディップ塗布法等を使用して被覆すること
ができる。また本発明で得られた磁気表示部材は、種々
の用途に使用することができ、例えば、幼児用絵本、幼
児用玩具、文字練習器、各種ゲーム用板、習字板、メモ
用板、会議用黒板、クリーンルームでの各種メモ用板、
電光掲示板等が挙げられる。
【0014】
【作用】本発明では、マイクロカプセル中に封入する分
散媒に低沸点溶剤を用いたので、磁気力の弱い磁石を使
用した場合にも表示速度を早くすることができる。また
該マイクロカプセルの平均粒径を200μm〜800μ
mの範囲にすることにより鮮明な文字又は画像を記録す
ることができる。この場合更にマイクロカプセルの粒径
がその平均粒径より大きい粒子を除去することにより、
基板に被覆する際に生ずる大きい粒子の破壊による不鮮
明さをなくすことができる。またマイクロカプセルの粒
径が400μm±xμm〜800μm±xμm(但し、
x=10〜20)の範囲の粒子で実質的に形成されてい
るので、いっそう鮮明な文字又は画像を記録することが
できる。また前記の低沸点溶剤に175℃以上の高沸点
溶剤を混合することにより低沸点溶剤の発散を防止する
ことができる。また前記の分散媒には分散剤を添加して
分散することにより磁性粉や非磁性粉が十分均一に分散
され、しかも長期間安定した状態を保持することができ
る。更に前記の分散媒に沈澱防止剤を添加することによ
り磁気表示に際し、磁性粉をその状態に長期間保持する
ことができるので、形成された文字や画像を長期間安定
して保持することができる。さらにまた磁性粉や非磁性
粉を親油処理することにより、弱い磁気力下でこれらの
移動を容易にすることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に
説明するが、この例は本発明を説明するためのものであ
り、本発明はこれに限定されるものではない。
【0016】実施例1 本発明の磁気表示用ゼラチン被膜製マイクロカプセル
は、図1に模式的に断面図で示されているが、以下の方
法で製造した。図1において、マイクロカプセルIは、
カプセル被膜2がゼラチンで形成されており、この中に
磁性粉3及び非磁性粉4が分散媒5に分散されて封入さ
れている。このマイクロカプセルIは、磁性粉3とし
て、表面にシリコ−ンオイルで処理した平均粒径0.3
μmのフェライトの粉体粒子(商品名タロックスBL−
220、チタン工業(株)製)2重量%と非磁性粉4と
して、表面にシリコ−ンオイルで処理した平均粒径0.
3μmの白色酸化チタン粉体(商品名KRONOS K
R−330、チタン工業(株)製)11.6重量%とを
トルエンと2−エチル−1−ヘキサノールとを5:3の
割合で混合した混合溶剤85重量%に加え、更に消泡剤
としてペレノールE1(シリコーン、サンノプコ社製)
0.2重量%及び沈澱防止剤として微粉珪酸〔アエロジ
ル972、日本アエロジル社製〕0.5重量%を添加
し、更に分散剤として、ラキクエール963(ポリカル
ボン酸アミン塩系界面活性剤、サンノブエ社製)0.7
重量%を加えて分散した。
【0017】次に、pH6に調整したゼラチン濃度1.
8%の水溶液にアラビアゴム1.8%の水溶液を加えて
マイクロカプセル膜用の水溶液をつくり、約50℃に昇
温して該水溶液のpHを5に調整したのち、あらかじめ
準備した前記磁性粉3と非磁性粉4の分散液を加えて分
散液滴が約600μmになるように攪拌した。所望の分
散液滴が得られたのち、ゼラチンの4倍量の水を加え系
の温度を除冷後さらに10℃まで冷却して分散液滴の界
面上に析出したゼラチン/アラビアゴムの重合体膜をゲ
ル化してゲルタールアルデヒド25%濃度の水溶液を加
えて重合体膜を硬化してゼラチン製マイクロカプセルI
を得た。このようにして得られたマイクロカプセルIを
600μmを越える大きさの粒子を網を通して除去して
600μm以下の粒子を得た。このマイクロカプセル
は、粒径が600μm以下であって、400μm〜60
0μmの粒子を85%含むものである。
【0018】図2は、本発明の磁気表示用ゼラチン被膜
製マイクロカプセルを使用して作製された磁気表示板I
Iを示す断面図である。図2おいては、圧力保護基板あ
るいは圧力緩衝基板となるプラスチックフィルム6上に
は、前記で製造されたマイクロカプセル1をバインダー
に分散した後、塗布し、その上に記録シート7を設けて
おり、該磁気表示板IIは、マイクロカプセルとして、
大きい粒子1、12、中間の大きさの粒子13、14、
小さい粒子15が適宜配置されている。このプラスチッ
クフィルムにかえてマイクロカプセル塗布層を充分保持
できる強度を有するグラスファイバー、ガラス、紙、そ
の他の硬質シート状或いは軟質可撓性フィルム状のもの
を使用することができる。
【0019】次ぎに本発明の磁気表示用ゼラチン被膜製
マイクロカプセルを使用して作製された磁気表示板II
に文字を表示する方法について説明すると、図3は、本
発明で得られた磁気表示板IIに文字を表示する方法を
示した断面図であり、図3のaは、磁気表示板IIの裏
面を磁石で走査したところを示しており、また図3のb
は、その表面に棒磁石を用いて文字Eを書いたところを
示している。まず図2に示される磁気表示板IIの裏面
の圧力保護基板6側を、図3のaに示されるように弱い
磁力のシート磁石(200ガウス)8で点線の矢印方向
に走査してマイクロカプセル1内の磁性粉3を圧力保護
基板6側に移動乃至泳動させる(消去作業)。これによ
り該カプセル内の磁性粉3は、表示板IIの圧力保護基
板6側に存在し、この磁性粉3と入れ替わって表示板I
Iの表面の記録シート7側には、非磁性粉4が存在する
ので、表示板IIの表面は非磁性粉4である白色を呈す
る。ついで図3のbに示されるように得られた表示板I
Iの表面に棒状磁石9を用いて文字を書いたところ、鮮
明な文字Eが得られた。
【0020】ここで、本発明の表示板IIと比較の表示
板(市販品)とを同じ条件で使用して比較したところ、
本発明の表示板IIと比較の表示板とをゆっくりした速
度で線を書いた場合には、両方とも、線は書けたが、比
較の表示板は不鮮明であるのに対して本発明の表示板I
Iは鮮明であった。また本発明の表示板IIと比較の表
示板とを通常の筆記速度より早い速度で線を書いたとこ
ろ、比較の表示板については殆ど線は描けなかったが、
本発明の表示板IIは鮮明な線が描くことができた。つ
いで、記録シートに描かれた文字の消去状態を本発明の
表示板IIと比較の表示板とを同じ条件で試験を行った
ところ、200ガウスのシート磁石を用いて磁気表示板
の裏面をゆっくり走査した場合は、本発明の表示板II
と比較の表示板は、一回の消去作業で斑にならず十分な
白色が得られたが、200ガウスのシート磁石で消去作
業を行うに際し、速い走査速度で行った場合には、本発
明の表示板IIは、磁石に対して磁性粉が素早く反応し
て、記録シート面の文字は速やかに消去されたが、比較
の表示板は磁石に対する磁性粉の反応が十分でなく、1
回の走査では文字の消去が不十分で、均一な色の表面が
得られなかった。
【0021】実施例2 実施例1の方法でマイクロカプセルの大きさが、400
μmを中心にし、400μmより大きい粒子を除去した
マイクロカプセル、同様に500μmを中心にし、50
0μmより大きい粒子を除去したマイクロカプセル、7
00μmを中心にし、700μmより大きい粒子を除去
したマイクロカプセル、800μmを中心にし、800
μmより大きい粒子を除去したマイクロカプセルを製造
し、実施例1と同様にして磁気表示板を作製し、それぞ
れについて、走査速度と表面性、筆記速度と文字の鮮明
さを試験した。本発明のゼラチン被膜製マイクロカプセ
ルを使用して作製された磁気表示板においては、いづれ
も優れた効果が得られた。これに対して、用いた粒径を
中心にして、それよりも大きい粒子を除去しないでマイ
クロカプセルを製造したものでは、表示板の表面性が十
分でなく、また該表示板に描かれた文字がやや不鮮明で
あった。
【0022】
【発明の効果】本発明の磁気表示用ゼラチン被膜製マイ
クロカプセルは、分散媒として、低沸点溶剤又は該溶剤
と高沸点溶剤との混合溶剤を用いたので、これを使用し
た磁気表示板は、1100ガウス以下の磁気力を使用し
て記録速度が早く、しかも鮮明な文字や画像が得られる
という格別顕著な効果を奏するものである。したがって
本発明で得られた磁気表示板は、幼児用絵本、幼児用玩
具、文字練習器等の従来の用途は、もちろんのこと会議
用黒板、クリーンルームでの各種メモ用板等の業務用に
もその用途を広げるこができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気表示用ゼラチン被膜製マイクロカ
プセルを模式的に表した断面図である。
【図2】本発明の磁気表示用ゼラチン被膜製マイクロカ
プセルを用いて作製された磁気表示板の断面図である。
【図3】本発明で得られた磁気表示板に文字を表示する
方法を示した断面図であり、図3のaは、磁気表示板の
裏面に磁石を走査させてたところを示す断面図である。
また図3のbは、磁気表示板の表面に磁石を用いて文字
を表示したところを示す断面図である。
【符号の説明】
1、12、13、14、15 磁気表示用ゼラチン被膜
製マイクロカプセル 2 ゼラチン被膜 3 磁性粉 4 非磁性粉 5 分散媒 6 圧力保護基板あるいは圧力緩衝基板 7 記録シート 8、9 磁石 II 磁気表示板 E 文字の記録領域

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分散媒、磁性粉及び非磁性粉が封入され
    ていることを特徴とする磁気表示用ゼラチン被膜製マイ
    クロカプセルにおいて、該マイクロカプセル内の分散媒
    が少なくとも低沸点溶剤からなり、該マイクロカプセル
    の平均粒径は200μm〜800μmであることを特徴
    とする磁気表示用ゼラチン被膜製マイクロカプセル。
  2. 【請求項2】 分散媒中に175℃以上の高沸点溶剤を
    含有することを特徴とする請求項1記載の磁気表示用ゼ
    ラチン被膜製マイクロカプセル。
  3. 【請求項3】 分散媒中に分散剤を含有することを特徴
    とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の磁気表
    示用ゼラチン被膜製マイクロカプセル。
  4. 【請求項4】 分散媒中に沈澱防止剤を含有することを
    特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の磁
    気表示用ゼラチン被膜製マイクロカプセル。
  5. 【請求項5】 分散媒が高沸点アルコール系化合物と低
    沸点溶剤との混合物であることを特徴とする請求項1乃
    至請求項4のいずれかに記載の磁気表示用ゼラチン被膜
    製マイクロカプセル。
  6. 【請求項6】 磁性粉が親和性処理されていることを特
    徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の磁気
    表示用ゼラチン被膜製マイクロカプセル。
  7. 【請求項7】 非磁性粉が親和処理されていることを特
    徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の磁気
    表示用ゼラチン被膜製マイクロカプセル。
  8. 【請求項8】 マイクロカプセルの粒径がその平均粒径
    より大きい粒子が除去されていることを特徴とする請求
    項1乃至請求項7のいずれかに記載の磁気表示用ゼラチ
    ン被膜製マイクロカプセル。
  9. 【請求項9】 マイクロカプセルの粒径が400μm±
    xμm〜800μm±xμm(但し、x=10〜20)
    の範囲の粒子で実質的に形成されていることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の磁気表示用
    ゼラチン被膜製マイクロカプセル。
JP6208199A 1994-08-10 1994-08-10 磁気表示用マイクロカプセル Pending JPH0854841A (ja)

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GB9810767A GB2324273B (en) 1994-08-10 1995-08-07 Microcapsules for magnetic display
US08/512,285 US5972493A (en) 1994-08-10 1995-08-08 Microcapsules for magnetic display and magnetic display sheet comprising such microcapsules
FR9509613A FR2723659B1 (fr) 1994-08-10 1995-08-08 Microcapsules pour affichage magnetique et procede de production d'une feuille d'affichage magnetique utilisant ces microcapsules
DE19529264A DE19529264B4 (de) 1994-08-10 1995-08-09 Magnetische Aufzeichnungs- und Anzeigevorrichtung und Verfahren zum Herstellen derselben
CN95115366A CN1088533C (zh) 1994-08-10 1995-08-10 磁性显示用微胶囊
HK98115393A HK1013973A1 (en) 1994-08-10 1998-12-24 A process for producing a magnetic display sheet using microcapsules
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