JP2006088131A - ポリマー被覆強磁性粒子の製造方法及びポリマー被覆強磁性粒子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 親水性の強磁性粒子に疎水化物質を吸着させて疎水化し、これに非イオン性の親水基を有する界面活性剤を用いることによりイオン強度を抑えて親水化し分散液を得る一方、モノマー液の乳化には非イオン性界面活性剤とイオン性界面活性剤とを用い、これらを混合し乳化重合を行なうことにより、よく分散された強磁性粒子に均一で安定なポリマー被覆がなされ、磁界に対する応答の良好なポリマー被覆強磁性粒子を得た。
【選択図】図1
Description
図1は本発明に係るポリマー被覆強磁性粒子の製造方法の一実施形態を示した流れ図である。図1の疎水化工程100において、まず強磁性粒子110に対し、例えば脂肪酸のアルカリ水溶液などの疎水化物質120の水溶液を添加し吸着させて疎水化強磁性粒子130を得る。
本発明における強磁性粒子には、マグネタイト(Fe3O4)、マグへマイト(γ−Fe2O3)およびこれらの中間体を用いることができる。このほか、これらのFeを一部置換して、Li、Mg、Mn、Co、Ni、CuおよびZnなどの各種元素を含有させることにより、その特性を目的に応じて適正に制御したフェライト粒子を用いることができる。例えばマグネタイトなどのフェライトのFeの一部をMnやZnで置換することにより、より高い飽和磁化を得ることができる。またフェライトの代わりに、強磁性を有するFe,CoおよびNiなどの金属や金属合金、金属間化合物の微粒子を用いることができる。金属や金属合金、金属間化合物を用いる場合には、体積あたりの飽和磁化の大きくすることができる。また強磁性を有する無機化合物を用い、その特徴を生かすことができる。これらの微粒子を用いる場合には、磁性粒子の耐食性を確保することが重要である。例えば、Fe金属の微粒子を用いる場合には、表面がマグネタイトのような安定な酸化物で完全に被覆されているFe微粒子が好ましい。このようなFe微粒子はマグネタイトと同様にしてポリマー被覆を行なうことができる。
本発明において、親水性の強磁性粒子を疎水化する疎水化物質には、強磁性の表面によく吸着して強磁性粒子を疎水化するとともに、水などで簡単に脱離することがなく吸着状態が安定に保たれる物質を用いることが好ましい。そのような物質として、例えば脂肪酸や脂質のように、親水基にカルボキシル基やリン酸基のような強い吸着を示す物質が好ましい。脂肪酸の場合は、アルカリ溶液に溶解した脂肪酸の水溶液を強磁性粒子に接触させながらpHを調整することにより、強磁性粒子に脂肪酸を吸着させることができる。
本発明においては、疎水化物質によって疎水化された疎水化強磁性粒子に被着させて強磁性粒子を再親水化し、さらにモノマー液を加えて乳化し、乳化重合を行わせる際に用いる界面活性剤として、非イオン性界面活性剤とイオン性界面活性剤とが用いられる。このような界面活性剤として、非イオン性界面活性剤とイオン性界面活性剤とを適切に組み合せて用いることができる。なお、非イオン性界面活性剤とイオン性界面活性剤とを適切に組み合せて用いる代わりに、界面活性剤分子の1分子中に非イオン性の親水基とイオン性の親水基とを共に有するものを用い、乳化重合によりポリマー被覆強磁性粒子が形成されるようにしてもよい。
本発明に用いる上記モノマーとしては、ラジカル重合可能な官能基を有する各種のモノマーから、目的に応じ、最適のものを選択し使用することができる。このようなラジカル重合可能な官能基を有するモノマーとしては、スチレン、α−メチルスチレン、o−ビニルトルエン、m−ビニルトルエン、p−ビニルトルエン、ジビニルベンゼン等の芳香族ビニル化合物;(メタ)アクリル酸、クロトン酸等の不飽和カルボン酸類;メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、i−プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、(ポリ)エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、(ポリ)プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレートなどの(メタ)アクリレート類;(メタ)アクリロニトリル、シアン化ビニルデン等のシアン化ビニル化合物;塩化ビニル、塩化ビニリデン、ふっ化ビニル、ふっ化ビニリデン、テトラフルオロエチレン等のハロゲン化ビニル化合物;などを挙げることができる。これらのモノマーのうち、芳香族ビニル化合物、(メタ)アクリレート類が特に好ましい。またこれらモノマーは、単独でまたは2種以上を混合して使用することができる。これらモノマーの少なくとも1種には、ポリマー形成後のポリマー被覆の表面に他の物質を結合することができる官能基を存在させることができるものが好ましい。例えばスチレンとグリシジルメタクリレート(GMA)とを組み合わせたものを用いた場合には、形成されたポリマー被覆の表面にGMAが有するグリシジル基(エポキシ基)を存在させることができ、この基を介して生理活性を有する化合物などのさまざまな物質をこの粒子に結合させることができる。
上記のモノマーをラジカル重合させるために、これらのモノマーミックスを乳化した乳化液を加熱し、連続相である水の相に親水性の開始剤を添加混合する。またモノマーに疎水性の開始剤を添加混合することもできる。
(7)ポリマー被覆強磁性粒子
次にこのようにして得られる本発明のポリマー被覆強磁性粒子について、少々の具体例を示しておく。
界面活性剤として、非イオン性界面活性剤Emulgen 1150S−70(花王株式会社製)0.3gを溶解した水溶液だけを加え、イオン性の界面活性剤を加えなかったほかは、実施例6と同じ組成とプロセス条件にて、ポリマー被覆フェライト粒子の作製を試みた。しかし、得られたポリマー被覆フェライト粒子は、均一さに欠けた多分散粒子であった。界面活性剤として非イオン性の界面活性剤だけを用いたこの比較例1の条件では、乳化重合によって均一性のよい単分散ポリマー被覆フェライト粒子を形成する条件が整っていないことが示された。
界面活性剤として、非イオン性界面活性剤を用いず、イオン性界面活性剤であるアミノウンデカン10μlを1MのHCl 56μlに溶解した水溶液だけを添加したほかは、実施例6と同じ組成とプロセス条件にて、ポリマー被覆フェライト粒子の作製を試みた。しかし、この場合にもポリマー被覆フェライト粒子は形成されなかった。非イオン性界面活性剤を用いず、イオン性界面活性剤であるアミノウンデカンだけを用いたこの比較例2では、乳化重合によってポリマー被覆フェライト粒子を形成する条件が整っていないことがわかった。
疎水化フェライト粒子の代わりに、疎水化処理を行わないフェライト粒子を用いたほかは、実施例6と同じ組成とプロセス条件にて、ポリマー被覆フェライト粒子の作製を試みた。しかし、この場合にはポリマー被覆が全くなされなかった。疎水化処理を行わないフェライト粒子を用いたこの比較例3の場合には、フェライト粒子に対しポリマーが被覆されて乳化重合がなされる条件が整わないことが示された。
Claims (35)
- 平均粒径が20〜300nmの親水性の強磁性粒子に、親水基と疎水基とを有し親水性粒子を疎水化する疎水化物質の親水基を吸着させて疎水化し、疎水化磁性粒子を得る疎水化工程と、
前記疎水化強磁性粒子に非イオン性の親水基を有する界面活性剤およびモノマーを有するモノマー液を水とともに混合し乳化して乳化液を得る乳化工程と、
前記乳化液に開始剤を添加しラジカル付加重合により乳化重合を行なう乳化重合工程と
を備えたことを特徴とするポリマー被覆強磁性粒子の製造方法。 - 前記非イオン性の親水基を有する界面活性剤にイオン性の親水基を有する界面活性剤を添加することを特徴とする請求項1記載のポリマー被覆強磁性粒子の製造方法。
- 前記モノマーがラジカル付加重合可能な官能基を有するモノマーであることを特徴とする請求項1または2記載のポリマー被覆強磁性粒子の製造方法。
- 前記モノマーがグリシジルメタクリレートおよびスチレンから選ばれる少なくとも1種を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のポリマー被覆強磁性粒子の製造方法。
- 前記強磁性粒子がフェライト粒子であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のポリマー被覆強磁性粒子の製造方法。
- 前記フェライト粒子の平均粒径が30〜100nmであることを特徴とする請求項5記載のポリマー被覆強磁性粒子の製造方法。
- 前記強磁性粒子が親水性の金属粒子または無機化合物粒子であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のポリマー被覆強磁性粒子の製造方法。
- 前記疎水化物質が、疎水基にラジカル付加重合可能な官能基を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載のポリマー被覆強磁性粒子の製造方法。
- 前記疎水化物質が、脂肪酸であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載のポリマー被覆強磁性粒子の製造方法。
- 前記脂肪酸が、10−ウンデセン酸であることを特徴とする請求項9記載のポリマー被覆強磁性粒子の製造方法。
- 前記乳化工程が、前記疎水化強磁性粒子に前記非イオン性界面活性剤とイオン性界面活性剤を添加し吸着させて水に分散させることにより、再親水化強磁性粒子の分散液を得る再親水化工程と、前記再親水化強磁性粒子の分散液に前記モノマー液を添加し混合して乳化液を得るモノマー添加混合工程とを備えていることを特徴とする請求項2〜10のいずれか1項記載のポリマー被覆強磁性粒子の製造方法。
- 前記再親水化工程が、前記疎水化強磁性粒子に非イオン性界面活性剤を吸着させ水に分散させて第1の再親水化強磁性粒子の分散液を得る第1の再親水化工程と、前記第1の再親水化強磁性粒子の分散液にイオン性界面活性剤を吸着させ水に分散させて第2の再親水化強磁性粒子の分散液を得る第2の再親水化工程とを備えていることを特徴とする請求項11記載のポリマー被覆強磁性粒子の製造方法。
- 前記乳化工程が、前記疎水化強磁性粒子に非イオン性界面活性剤を添加し吸着させ水に分散させることにより再親水化強磁性粒子の分散液を得る再親水化工程と、ラジカル付加重合可能な官能基を有するモノマーのモノマー液を非イオン性界面活性剤とイオン性界面活性剤とともに水と混合しモノマーの乳化液を得るモノマー乳化工程と、前記再親水化磁性粒子の分散液と前記モノマーの乳化液とを混合する混合工程とを備えていることを特徴とする2〜12のいずれか1項記載のポリマー被覆磁性粒子の製造方法。
- 前記乳化工程が、前記疎水化強磁性粒子に非イオン性界面活性剤を添加し吸着させ水に分散させることにより再親水化強磁性粒子の分散液を得る再親水化工程と、ラジカル付加重合可能な官能基を有するモノマーのモノマー液をイオン性界面活性剤と水とを混合しモノマーの乳化液を得るモノマー乳化工程と、前記再親水化強磁性粒子の分散液と前記モノマーの乳化液とを混合する混合工程とを備えていることを特徴とする請求項2〜12のいずれか1項記載のポリマー被覆強磁性粒子の製造方法。
- 前記モノマー液が、ジエチルエーテルを有することを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項記載のポリマー被覆強磁性粒子の製造方法。
- 前記非イオン性界面活性剤が、親水基として、ポリオキシエチレン鎖またはポリオキシエチレン鎖の一部がオキシプロピレン鎖およびオキシブチレン鎖の少なくともいずれかによって置換された基を有することを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項記載のポリマー被覆強磁性粒子の製造方法。
- 前記イオン性界面活性剤が、親水基としてカルボキシル基を有することを特徴とする請求項2〜16のいずれか1項記載のポリマー被覆強磁性粒子の製造方法。
- 前記カルボキシル基を有する界面活性剤が、炭素数11〜15の直鎖のアルキル基を有することを特徴とする請求項17記載のポリマー被覆強磁性粒子の製造方法。
- 前記イオン性界面活性剤が、親水基として第1級アミンを有することを特徴とする請求項2〜16のいずれか1項記載のポリマー被覆強磁性粒子の製造方法。
- 前記第1級アミンを有する界面活性剤が、炭素数11〜15の直鎖のアルキル基を有することを特徴とする請求項19記載のポリマー被覆強磁性粒子の製造方法。
- 前記モノマー液に架橋剤を含有させ、前記モノマーの乳化重合のほかに架橋を行なわせることを特徴とする請求項1〜20のいずれか1項記載のポリマー被覆強磁性粒子の製造方法。
- 前記架橋剤が、ジビニルベンゼン、トリアリルアミン、1,3,5−トリアクリロイル−ヘキサヒドロ−s−トリアジン、トリメシン酸トリアリル、およびエチレングリコールジメタクリレートからなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項21記載のポリマー被覆強磁性粒子の製造方法。
- 請求項1〜22のいずれか1項記載の製造工程により製造されたことを特徴とするポリマー被覆強磁性粒子。
- 平均粒径20〜300nmの強磁性で親水性のフェライト粒子と、
親水基と疎水基とを有しこの親水基が前記フェライト粒子に吸着し前記フェライト粒子を疎水化している疎水化物質と、
前記疎水化物質に吸着し疎水化された前記フェライト粒子を被覆しているポリマーと
を備え、平均粒径が25〜400nmであることを特徴とするポリマー被覆強磁性粒子。 - 前記親水性のフェライト粒子の平均粒径が30〜100nmであることを特徴とする請求項24記載のポリマー被覆強磁性粒子。
- 前記疎水化物質が、疎水基に前記モノマーと重合可能な官能基を有し、この官能基により前記モノマーと共重合しポリマーの一部を構成していることを特徴とする請求項23または24記載のポリマー被覆強磁性粒子。
- 前記強磁性粒子がフェライト粒子であり、その主成分が、Fe3O4、γ−Fe2O3およびFe3O4とγ−Fe2O3の中間体からなる群から選ばれる少なくともいずれかであることを特徴とする請求項23〜25のいずれか1項記載のポリマー被覆強磁性粒子。
- 前記強磁性粒子が1個ずつポリマーで被覆され、ポリマー被覆フェライト粒子が形成されていることを特徴とする請求項23〜27のいずれか1項記載のポリマー被覆強磁性粒子。
- 請求項23〜28のいずれか1項記載のポリマー被覆強磁性粒子で構成され、耐有機溶剤性を備えていることを特徴とする有機溶剤中で使用されるポリマー被覆強磁性粒子。
- 架橋により耐有機溶剤性を高めたことを特徴とする請求項29記載の有機溶剤中で使用されるポリマー被覆強磁性粒子。
- 前記有機溶剤として、メタノール、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルフォキシド、アセトン、ジエチルエーテル、トルエン、クロロホルムおよびヘキサンからなる群から選ばれる少なくともいずれか1種を用いることを特徴とする請求項29または30記載の有機溶剤中で使用されるポリマー被覆強磁性粒子。
- 表面修飾により耐有機溶剤性を高めたことを特徴とする請求項29〜31記載の有機溶剤中で使用されるポリマー被覆強磁性粒子。
- 請求項29〜32のいずれか1項記載の有機溶剤中で使用されるポリマー被覆強磁性粒子を用いたことを特徴とするコンビナトリアルケミストリ用磁性固相担体。
- 請求項29〜32のいずれか1項記載の有機溶剤中使用のポリマー被覆強磁性粒子を用いたことを特徴とするアフィニティクロマトグラフィ用磁性固相担体。
- 請求項29〜32のいずれか1項記載の有機溶剤中で使用されるポリマー被覆強磁性粒子を用いたことを特徴とするペプチドまたは核酸の化学合成用磁性固相担体
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