JPH085472B2 - 自動包装機の故障時動作制御装置 - Google Patents

自動包装機の故障時動作制御装置

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JPH085472B2
JPH085472B2 JP36145691A JP36145691A JPH085472B2 JP H085472 B2 JPH085472 B2 JP H085472B2 JP 36145691 A JP36145691 A JP 36145691A JP 36145691 A JP36145691 A JP 36145691A JP H085472 B2 JPH085472 B2 JP H085472B2
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bag
gripping
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automatic packaging
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Inventor
和胤 中ノ瀬
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東洋自動機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】自動包装機に於て袋把持装置が故
障した際に、それ以降の装置又は袋に対する諸動作を制
御するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は食品等に係わる自動包装機の包装
システムの概要を示したもので、貯袋器内の袋1を給袋
装置Aの吸盤3aで吸着して持上げ、テーブルT側の把
持装置Bのチャック2a、2bに受渡す給袋工程I、把
持された袋1表面に捺印装置Cで食品の製造年月日を捺
印する捺印工程II、袋1の口を開袋装置Dの吸盤3b
で開ける開袋工程III、充填装置Eにより袋1内に充
填物及び充填液を充填する充填工程IV、V、シール装
置Fにより袋口を密封するシール工程VI及び冷却工程
VII、包装が完了した袋1をコンベア4等で次工程へ
排出する排出工程VIIIなどで構成される。上記把持
装置BはテーブルT周りに複数組(図では8組)が等間
隔に配設されており、夫々れ間歇回動されながら連続し
て順次包装諸作業が実行されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記給袋工程Iに於て
給袋装置Aによって供給された袋1をテーブルT側で把
持装置Bで受取る際、例えば図5に示す如く左右1対の
チャック2a、2bのうち2bが故障した場合、袋1は
片方のチャック2aのみによって把持されて傾いた状態
になる。このように袋1が傾いたり不安定な姿勢で送ら
れると、捺印工程IIでは正規の位置に捺印されなくな
り、又開袋工程IIIでは開口が不完全となり、或いは
袋口が傾いて次の充填工程IV、Vで充填物、充填液の
供給が正しく行われず、袋1を汚したり又は計量不足を
起こす等の不都合が生ずるが、このような場合従来は一
包装機を止めて袋を取除き、故障個所を修理して運転
を再開していたので運転停止による生産量の低下、袋詰
め中の充填物の腐敗などの問題が生じていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
することを目的とするものであって、等間隔に配設した
複数の把持装置で供給された袋を夫々れ把持し、テーブ
ルと共に間歇回動しながら充填包装する自動包装機に於
て、複数の把持装置の位置を特定する位置検出装置と、
複数の把持装置に付した番号に対応して設けた押ボタン
スイッチと、特定の把持装置が故障した際に選択された
当該押ボタンスイッチの検出信号を受け、当該把持装置
又は把持した袋に対する故障以降の包装機の諸動作と、
次のサイクルから給袋を停止する制御装置とで構成され
ることを特徴とする。
【0005】
【作用】運転中に或る特定の把持装置が故障した際に、
その把持装置の番号に対応する押ボタンスイッチを選択
して作動させることにより、その把持装置又は把持した
袋に対する故障以降の諸動作、即ち捺印動作、開口動作
等は実施されず袋はそのまま搬送されて排出工程で外部
へ排出されるものとなる。又、次のサイクルから給袋も
行われないため包装機は間引き運転となる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基ずいて説明す
る。この際、従来技術と同一装置又は部位には同じ符号
を付けて重複説明を省略する。図2は一般的な自動包装
機の構成図であって、側はテーブルT周りの装置配置
状況を、側はその作動機構を示す。
【0007】図に於て、10はモータでその回転は減速
機11で減速され、歯車12、歯車13を経てインデッ
クス装置18に伝達される。インデックス装置18はテ
ーブルTの回転速度及び各工程間に於けるテーブルTの
停止時間と移動時間の割合等を設定する装置で、その出
力は歯車18a、歯車19を経て駆動軸20に伝達さ
れ、テーブルTを前記インデックス装置18の設定条件
に従って間歇駆動する。
【0008】一方、モータ10の回転は歯車14に伝達
されて回転軸15a、15b、15cを所定速度(テー
ブル1回転当り8回転、即ち1工程進む間に1回転)で
回転する。回転軸15a、15b、15cにはテーブル
T周りに配置された各装置を駆動する複数のカム16が
適宜装着されており、各回転軸の所定回転角に於て、例
えば把持装置Bのチャック2b(図4参照)を開閉し、
或いは開袋装置Dを駆動するようになっている。
【0009】更に回転軸15a、15b、15cの回転
は回転角設定器17に伝達され、その所定回転角に於て
前記カム16の駆動と連動する諸動作、例えば開袋装置
Dの吸盤3bの吸着動作或いは充填装置Eの充填ノズル
の開閉動作等を電気的にオン・オフ制御するようになっ
ている。
【0010】このように自動包装機の制御動作はカム1
6による機械的動作制御と、回転角設定器17による電
気的動作制御に大別されている。ところで、図1は本発
明の故障時動作制御装置を上記自動包装器に適用した場
合の全体構成図を、図2は同作動機構図を、図3は同故
障時動作制御装置による動作制御系統図を示す。
【0011】図1に示す如くテーブルT周りに等間隔に
配設された8組の把持装置には連番号(1)〜(8)が
付けられており、操作盤Sにはこの連番号(1)〜
(8)に対応した8個の押ボタンスイッチ5が設置され
ている。そして、この押ボタンスイッチ5を選択して作
動させると、その検出信号は制御装置6に送られ、選択
された番号の把持装置B或いは袋1に対する各工程に於
ける電気的動作制御を行うようになっている。
【0012】この際テーブルT周りを回動する8個の把
持装置B(又は袋1)の位置特定をする必要があるが、
図3ではその一例としてカムを使用した方法を示してい
る。即ち、前記回転軸15aと減速機8を介して連結さ
れた軸15dに、把持装置Bに対応して8個の位置検出
カムm〜mを360゜/8毎に夫々れ位置をずらし
て取付け、テーブルTが1工程進む間に軸15dが1/
8回転して、8個の位置検出カムm〜mのどれかが
必ず8個の検出子n〜nのどれかと接するようにし
たもので、全ての把持装置Bの刻々の位置が特定され、
その位置信号は常時制御装置6に送られている。
【0013】斯くして、例えば番号(3)の把持装置B
のチャック2bが故障し、袋1が傾いた状態にあること
が工程(I)〜(II)間で発覚した場合、直ちに番号
(3)の押ボタンスイッチ5を押す。すると、その信号
は制御装置6に送られて故障したのが番号(3)である
ことが確認され、また位置検出カムmによって番号
(3)の把持装置Bが今工程(I)〜(II)間にある
ことが特定されるので、番号(3)の把持装置B、袋1
に対するそれ以降の電気的制御動作、即ち工程(II
に於ける捺印動作、工程(III)に於ける開袋動作等
が全て停止され、袋1はそのまま工程(VIII)に搬
送され、工程(VIII)では排出動作(チャック開動
作)が実行されて、袋1は外部に排出される。
【0014】この後、故障した番号(3)の把持装置B
に対する給袋動作及びその他の全ての動作が停止され、
同装置Bは他の正常な把持装置Bと共にテーブルT周り
を間歇回動するのみである。又故障した把持装置Bの故
障個所の修理は生産工程に支障のない機械運転停止時に
行い、復旧したら前記故障番号(3)の押ボタンスイッ
チ5を元に戻せば各工程に於ける全動作が正常通り実行
されるものとなる。
【0015】
【発明の効果】以上の通り、本発明の故障時動作制御装
置は複数の把持装置に番号を付け、その番号に対応して
複数の押ボタンスイッチを設け、或る把持装置が故障し
た際にその番号の押ボタンスイッチを選択作動させ、そ
の信号に基づいてその番号の把持装置又は把持した袋に
対するそれ以降の捺印動作、開口動作等の各動作を停止
させる等の制御を行うようにしたので、従来のように袋
が傾いた状態で開口され、その傾いた袋に対して充填物
が供給されて充填物がこぼれ、袋を汚したり計量不足に
なるような不具合が解決され、又機械運転はそのまま続
行されて正常な把持装置を使用して充填包装作業が行わ
れるので、生産量の低下は非常に小さいものとなる等の
優れた効果を奏するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の故障時動作制御装置を適用した自動包
装機の全体構成図である。
【図2】上記の作動機構説明図である。
【図3】上記の動作制御系統図である。
【図4】一般的自動包装機の包装システムの概要図であ
る。
【図5】故障時の袋把持状態図である。
【符号の説明】
1 袋 2a、2b チャック 3a、3b 吸盤 4 コンベア 5 押ボタンスイッチ 6 制御装置 8 減速機 15a、15b、15c 回転軸 15b 軸 16 カム 17 回転角設定器 18 インデックス装置 A 給袋装置 B 把持装置 T テーブル S 操作盤 m〜m 位置検出カム n〜n 検出子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 等間隔に配設した複数の把持装置で供給
    された袋を夫々れ把持し、テーブルと共に間歇回動しな
    がら充填包装する自動包装機に於て、前記複数の把持装
    置の位置を特定する位置検出装置と、複数の把持装置に
    付した番号に対応して設けた押ボタンスイッチと、特定
    の把持装置が故障した際に選択された当該押ボタンスイ
    ッチの検出信号を受け、当該把持装置又は把持した袋に
    対する故障以降の包装機の諸動作と、次のサイクルから
    給袋を停止する制御装置とで構成されることを特徴とし
    た自動包装機の故障時動作制御装置。
JP36145691A 1991-12-30 1991-12-30 自動包装機の故障時動作制御装置 Expired - Fee Related JPH085472B2 (ja)

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