JP4583632B2 - ラベル装着装置の運転状態診断システム - Google Patents

ラベル装着装置の運転状態診断システム Download PDF

Info

Publication number
JP4583632B2
JP4583632B2 JP2001044776A JP2001044776A JP4583632B2 JP 4583632 B2 JP4583632 B2 JP 4583632B2 JP 2001044776 A JP2001044776 A JP 2001044776A JP 2001044776 A JP2001044776 A JP 2001044776A JP 4583632 B2 JP4583632 B2 JP 4583632B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
unit
bottle
timing
delivery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001044776A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002249114A (ja
Inventor
啓之亮 森本
博之 佐藤
守 大澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Seal International Inc
Original Assignee
Fuji Seal International Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Seal International Inc filed Critical Fuji Seal International Inc
Priority to JP2001044776A priority Critical patent/JP4583632B2/ja
Publication of JP2002249114A publication Critical patent/JP2002249114A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4583632B2 publication Critical patent/JP4583632B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、移動体が周期運動を行いながら所定の処理をそれぞれ繰返し実行する、共通の基準周期で相互に関連づけられた複数の処理ユニットを備え、前記各処理ユニットにラベルを順次引き渡しながら前記各処理ユニットで所定の処理を実行することによって最終的に前記ラベルを被装着体に装着するラベル装着装置の運転状態診断システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のラベル装着装置としては、例えば、ボトル容器の胴部に筒状のシュリンクラベルを装着するものがあり、筒状のシュリンクラベルが折り畳まれた状態で連続的に繋がった長尺帯状のラベル形成基材をロータリカッタ等によって順次切断することで個別のシュリンクラベルを形成するラベル形成ユニットと、このラベル形成ユニットによって形成された個別のシュリンクラベルを、切断位置と第1受渡位置との間を循環移動する搬送ベルト等によって第1受渡位置まで順次搬送する第1ラベル搬送ユニットと、この第1ラベル搬送ユニットによって第1受渡位置に搬送されてきたシュリンクラベルを、第1受渡位置と第2受渡位置とを通過するように旋回する搬送アームが順次受け取って第2受渡位置まで搬送する第2ラベル搬送ユニットと、この第2ラベル搬送ユニットによって第2受渡位置に順次搬送されてくるシュリンクラベルを複数のラベル嵌挿ヘッドが順次受け取って筒状に開口しながらボトル容器の胴部に嵌挿するロータリタイプのラベル嵌挿ユニットと、ボトル容器を搬送ベルト及びスクリューコンベア等によってラベル嵌挿ユニットへのボトル供給位置まで順次搬送するボトル搬送ユニットとを備えている。
【0003】
このラベル装着装置を構成しているそれぞれの処理ユニットには、上述したように、ロータリカッタ、搬送ベルト、搬送アーム、ラベル嵌挿ヘッド、スクリューコンベア等といった、周期運動を行いながら所定の処理をそれぞれ繰返し実行する処理手段が設けられており、各処理手段は、それぞれの処理ユニット間で円滑にシュリンクラベルの受け渡しを行うことができるように、共通の基準周期によって相互に関連づけられている。
【0004】
このラベル装着装置の場合は、ロータリカッタの切断タイミング、搬送ベルトによる第1受渡位置へのシュリンクラベルの搬送タイミング、搬送アームによる第2受渡位置へのシュリンクラベルの搬送タイミング、スクリューコンベアによるボトル供給位置へのボトルの供給タイミング等の全てのタイミングが適正に調整されていなければ、シュリンクラベルを各処理ユニット間で円滑に受け渡すことができず、シュリンクラベルをボトル容器の胴部に確実に装着することができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、こういったラベル装着装置は、メーカーサイドにおいて各処理ユニット間のタイミング調整等を含めた全ての調整が総合的に行われているため、初期稼働時点では、問題なく円滑に運転することができるが、各処理ユニットにおける処理手段の駆動機構を構成しているチェーンやベルト等は、ラベル装着装置を長期間運転しているうちに徐々に伸びていく等の経時変化や異物の噛み込み等によって、各処理ユニットの処理タイミングが徐々にずれていき、各処理ユニットにおいて所定の処理を確実に実行することができなくなったり、処理ユニット間でシュリンクラベルの受け渡しを円滑に行うことができなくなる等の運転不良が発生するといった問題がある。
【0006】
また、ラベル装着装置のメンテナンス時にタイミングベルト等を交換する際、新たなタイミングベルトのセッティングが適正に行われなかったような場合は、各処理ユニットにおける処理タイミングがずれてしまい、上述したような運転不良が発生するといった問題もある。
【0007】
また、上述したように、各処理ユニットは密接に関連しているため、ラベル装着装置に運転不良が発生した場合、どの処理ユニットに問題があるのか、その運転不良が処理タイミングのずれに起因しているのか否かを直ちに把握することができず、ラベル装着装置を迅速に復旧させることが難しいといった問題もある。
特に、正常に作動している処理ユニットを誤って調整したような場合は、装置の復旧をさらに遅らせてしまうことにもなりかねない。
【0008】
また、近年では、こういったラベル装着装置を高速で運転する傾向にあるが、ラベル装着装置を高速で運転すると、各処理ユニット間のタイミングのずれが発生し易く、しかも、運転不良の原因を発見しようとして低速で運転しても、高速で運転したときと同様の運転状態にはならないので、運転不良の原因を発見しにくく、装置の復旧に時間がかかってしまうといった問題もある。
【0009】
そこで、この発明の課題は、上述した問題点に鑑み、この種のラベル装着装置における運転状態を的確に診断することができる運転状態診断システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、周期運動を行いながら所定の処理を繰返し実行する処理手段をそれぞれ有すると共に、各処理手段が共通の基準周期で相互に関連づけられた複数の処理ユニットを備え、前記各処理ユニットにラベルを順次引き渡しながら前記各処理ユニットで所定の処理を実行することによって最終的に前記ラベルを被装着体に装着するラベル装着装置の運転状態診断システムであって、前記基準周期における前記ラベル装着装置の運転タイミングを連続的に出力するタイミング出力手段と、前記処理ユニットにおける所定の検出位置で、前記処理手段の基準部位を検出する位置検出手段と、前記処理手段の基準部位が前記位置検出手段によって検出された時点で、前記タイミング出力手段から出力された前記運転タイミングを取得し、その取得した運転タイミングが、前記検出位置毎に予め設定された運転タイミングの推奨値または許容範囲から外れている場合は、その処理ユニットが正常に作動していないと判断して、その検出位置に対する動作異常信号を出力する診断制御手段と、前記診断制御手段から出力された前記動作異常信号が入力されると、対応する処理ユニットの作動状態が異常である旨を報知する報知手段とを備えているラベル装着装置の運転状態診断システムを提供するものである
【0012】
以上のように、このラベル装着装置の運転状態診断システムでは、処理ユニットにおける処理手段の基準部位が検出された時に取得した基準周期におけるラベル装着装置の運転タイミングと、検出位置毎に予め設定された運転タイミングの推奨値または許容範囲とに基づいて、対応する処理ユニットが正常に作動しているか否かを診断するようにしたので、ラベル装着装置に運転不良が発生した場合、どの処理ユニットに問題があるのか、その運転不良が処理タイミングのずれに起因しているのか否かを直ちに把握することができる。従って、正常に作動している処理ユニットを誤って調整することがなく、問題のある処理ユニットのみを確実に調整することができるので、ラベル装着装置を迅速に復旧させることが可能となる。
【0013】
また、この運転状態診断システムでは、ラベル装着装置を実際に運転しながら、処理ユニットにおける処理手段の基準部位を検出し、その検出時点における運転タイミングを取得するようになっているので、実際の運転状態における処理ユニットの作動を的確に診断することができ、特に、高速で運転されるラベル装着装置の運転状態診断に適しているといえる。
【0014】
また、請求項に係る運転状態診断システムのように、周期運動を行いながら所定の処理を繰返し実行する処理手段をそれぞれ有すると共に、各処理手段が共通の基準周期で相互に関連づけられた複数の処理ユニットを備え、前記各処理ユニットにラベルを順次引き渡しながら前記各処理ユニットで所定の処理を実行することによって最終的に前記ラベルを被装着体に装着するラベル装着装置の運転状態診断システムであって、前記基準周期における前記ラベル装着装置の運転タイミングを連続的に出力するタイミング出力手段と、前記処理ユニットにおける所定の検出位置で、前記処理手段の基準部位を検出する位置検出手段と、前記処理手段の基準部位が前記位置検出手段によって検出された時点で、前記タイミング出力手段から出力された運転タイミングを取得する診断制御手段と、前記診断制御手段の指示に従って、前記診断制御手段が取得した前記運転タイミングと、前記検出位置毎に予め設定された運転タイミングの推奨値及び/または許容範囲とをそれぞれ表示する表示手段とを備えているものにあっては、検出された運転タイミングと検出位置における運転タイミングの推奨値及び/または許容範囲とが表示手段に表示されているので、検出された運転タイミングが推奨値または許容範囲から外れている場合には、両者を比較することによって、処理ユニットの検出位置毎にタイミングのずれ量を確実に把握することができ、正常に作動していない処理ユニットを短時間で的確に調整することが可能となる。
【0015】
また、請求項に係る運転状態診断システムのように、請求項に係る運転状態診断システムにおいて、運転異常信号が入力されると、その運転異常信号に対応する前記処理ユニットにおける検出位置の作動状態が異常である旨を報知する報知手段を設け、取得した前記運転タイミングが前記推奨値または前記許容範囲から外れている場合は、対応する前記処理ユニットが正常に作動していないと判断して、前記診断制御手段が前記報知手段に前記運転異常信号を出力するようにしておくと、正常に作動していない処理ユニットを即座に認識することができる。
【0016】
特に、請求項に係る運転状態診断システムのように、前記ラベル装着装置が、搬送ベルトに吸引保持した状態でラベルを搬送する搬送手段を有する処理ユニットを備えている場合は、前記搬送ベルトによって搬送される前記ラベルの基準部位を前記位置検出手段によって検出するようにしておくと、搬送ベルトに対して位置ずれを起こしやすいラベルの搬送時におけるタイミング不良を的確に診断することができる。
【0017】
また、請求項に係る運転状態診断システムのように、前記ラベル装着装置の運転状態診断を行う度毎に前記診断制御手段が前記各検出位置について取得した前記運転タイミングを保存し、保存された前記運転タイミングを、前記表示手段によって経時的に表示するようにしておくと、各検出位置毎にタイミングのずれ量がどのように変化しているのかを即座に把握することができる。従って、経時変化に伴って交換しなければならないようなチェーンやベルト等の部品の交換時期を的確に予測することができるという効果が得られる。また、請求項6に係る運転状態診断システムのように、前記ラベル装着装置は、前記処理ユニットとして、ボトルをボトル供給位置に供給するボトル供給ユニットと、基材繰出部によって基材ロールから繰り出された長尺のラベル形成基材を順次切断しながらラベルを形成し、そのラベルを第1受渡位置に順次供給するラベル供給ユニットと、前記ラベル供給ユニットによって第1受渡位置に供給されたラベルを受け取って第2受渡位置に搬送するラベル受渡ユニットと、ボトル供給位置において前記ボトル供給ユニットから供給されたボトルを受け取り、ボトル送出位置まで搬送すると共に、前記ラベル受渡ユニットによって搬送されてきたラベルを第2受渡位置において受け取り、ボトルをボトル供給位置からボトル送出位置まで搬送する間にラベルをボトルに嵌挿するロータリ型のラベル嵌挿ユニットと、ラベルが嵌挿されたボトルを搬送するボトル搬送ユニットとを備えており、前記ラベル受渡ユニットは、先端にラベルの片面を吸着した状態で、第1受渡位置と第2受渡位置とを通るように回転する多数の搬送アームを有しており、前記位置検出手段は、前記の搬送アームの基準部位を検出するようになっているものにあっては、ラベルのラベル嵌挿ユニットへの引渡タイミングが適正であるか否かを診断することができる。
【0018】
なお、ここにいう「ラベル装着装置」には、ボトル容器、瓶容器、缶容器等の胴部に筒状のシュリンクラベル、ストレッチラベルを被せるようにして装着するものや、ボトル容器や缶容器等の胴部に感熱接着性ラベルを巻き付けるようにして装着するものだけでなく、瓶容器の口部分に筒状のキャップシールを被せるようにして装着するものも含まれる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、図3に示すように、瓶容器Pの口部分にシュリンクフィルムによって形成されたキャップシールSを装着するためのキャップシール装着装置(ラベル装着装置)2の運転状態を診断する運転状態診断システム1を示している。
【0020】
前記キャップシール装着装置2は、図3に示すように、長尺帯状のキャップシール形成基材(以下、基材という。)fからキャップシールSを形成する形成ユニット20と、この形成ユニット20によって形成されたキャップシールSをある程度開口した状態で第1受渡位置αに供給する開口ユニット30と、この開口ユニット30によってある程度開口されたキャップシールSを第1受渡位置αにおいて受け取った後、これを略円筒状に整形した状態で第2受渡位置βに供給する整形ユニット40と、この整形ユニット40によって略円筒状に整形されたキャップシールSを第2受渡位置βにおいて受け取った後、これを瓶容器Pの口部分と略同一形状に整形した後、嵌挿位置γにおいて、このキャップシールSを瓶容器Pの口部分に嵌挿する嵌挿ユニット50と、嵌挿位置γに瓶容器Pを位置決めしながら搬送する容器搬送ユニット60とから構成されている。
【0021】
前記形成ユニット20は、図3に示すように、基材ロール(図示せず)から繰り出された長尺帯状に折り畳まれたシュリンクフィルムからなる筒状の基材fを連続的に送り出す送給ローラ(図示せず)と、この送給ローラによって連続的に送り出される基材fを所定位置で所定長さに順次切断することによりキャップシールSを形成する、回転刃21a及び固定刃21bからなる切断手段21とから構成されており、この形成ユニット20によって形成された筒状のキャップシールSはシート状に折り畳まれた状態で開口ユニット30に供給される。
【0022】
前記開口ユニット30は、図3に示すように、形成ユニット20によって形成されたキャップシールSを搬送する搬送手段31と、この搬送手段31によって搬送されてきた、シート状に折り畳まれた状態のキャップシールSを開口する開口手段34とから構成されており、前記開口手段34によって開口されたキャップシールSは、第1受渡位置αにおいて、前記整形ユニット40に受け渡される。
【0023】
前記搬送手段31は、形成ユニット20において形成されたキャップシールSの両側にそれぞれ設けられた駆動ローラ32a及びガイドローラ32bに無端状の搬送ベルト33がそれぞれ掛け渡されたものであり、シート状に折り畳まれた状態で形成ユニット20から供給されるキャップシールSが左右の搬送ベルト33に挟み込まれた状態で、その下方に設置されている開口手段34に搬送される。
【0024】
前記開口手段34は、前記駆動ローラ32a及び複数のガイドローラ35aに掛け渡された無端状の搬送ベルト36と、この搬送ベルト36にキャップシールSを吸引保持させる吸引機構37とから構成されており、前記搬送ベルト36には、その幅方向の中央部に長手方向に沿って所定間隔毎に複数の吸引孔(図示せず)が形成されている。
【0025】
前記吸引機構37は、各搬送ベルト36に沿ってそれぞれ配置された左右一対の吸引ボックス38、39と、この左右一対の吸引ボックス38、39にそれぞれ形成された接続口38a、39aに図示しないチューブ等を介して接続される真空ポンプ等の図示しない吸引装置とから構成されており、各吸引ボックス38、39の搬送ベルト36との接触面には吸引口(図示せず)が開放されている。
【0026】
左右の吸引ボックス38は、搬送ベルト36を介して、キャップシールSを挟み込むように相互に近接した状態で設置されているが、左右の吸引ボックス39は、その下方側が相互に離反した状態になっており、それに伴って、搬送ベルト36も、吸引ボックス39の下方部分において相互に離反した状態となっている。従って、前記搬送手段31によって搬送されてきたシート状に折り畳まれた状態のキャップシールSは、まず、吸引ボックス38部分において、搬送ベルト36に挟み込まれることで、その左右両面が左右の搬送ベルト36にそれぞれ吸引保持された状態で下方側に搬送される。そして、吸引ボックス39部分において、搬送ベルト36が徐々に離反することによって、搬送ベルト36に吸引保持されたキャップシールSが徐々に開口しながら第1受渡位置αに到達する。
【0027】
前記整形ユニット40は、図3に示すように、前記開口ユニット30によって開口された状態で搬送されてきたキャップシールSを、第1受渡位置αにおいて受け取って略円筒状に整形する開閉可能なビークガイド42を有する整形手段41と、この整形手段41を、第1受渡位置αと第2受渡位置βとを通るように、循環移動させる循環駆動手段43と、前記整形手段41によって略円筒状に整形されたキャップシールSを、第2受渡位置βにおいて、後述する嵌挿ユニット50のマンドレル51に引き渡すために、キャップシールSをビークガイド42から押し出す押出手段44とから構成されており、閉じた状態のビークガイド42にキャップシールSが嵌挿された後、ビークガイド42を開くことによってキャップシールSが略円筒状に成形される。
【0028】
前記嵌挿ユニット50は、図3に示すように、第2受渡位置βにおいて、押出手段44によってビークガイド42から押し出された略円筒状のキャップシールSを受け取り、このキャップシールSを瓶容器Pの口部分と略同一形状に整形するマンドレル51と、このマンドレル51を、第2受渡位置βと嵌挿位置γとを通るように、循環移動させる循環駆動手段52と、マンドレル51によって瓶容器Pの口部分と略同一形状に整形されたキャップシールSを、嵌挿位置γにおいて、前記容器搬送ユニット60によって一定間隔を開けて連続的に送られてくる瓶容器Pの口部分に順次嵌挿する嵌挿手段53とから構成されている。
【0029】
前記容器搬送ユニット60は、図3に示すように、嵌挿位置γを通過するように配設され、瓶容器Pを起立させた状態で搬送するチェーンコンベヤ61と、このチェーンコンベヤ61によって次々と搬送されてくる瓶容器Pの搬送間隔を嵌挿位置γの手前で一定間隔に調整するスクリュー62とから構成されている。
【0030】
上述した各処理ユニットで所定の処理を順次実行することによってキャップシールSが口部分に嵌挿された瓶容器Pは、図示しない加熱トンネルに搬送され、この加熱トンネル内でキャップシールSを加熱収縮させることで、キャップシールSが瓶容器Pの口部分に密着した状態で装着される。
【0031】
このキャップシール装着装置2を構成している各処理ユニットの処理手段、例えば、形成ユニット20の切断手段21、開口ユニット30の開口手段34、整形ユニット40の循環駆動手段43、嵌挿ユニット50の循環駆動手段52及び容器搬送ユニット60のスクリュー62等はそれぞれ周期運動を行っており、こういった処理手段の動作は共通の基準周期で相互に関連づけられている。具体的には、駆動源に接続されたメインシャフトに取り付けた位置検出器(エンコーダ)から出力される回転角度信号に基づいて、メインシャフトの回転角度に応じたカム出力が得られる電子式ロータリカムスイッチによって各処理手段の動作が制御されており、この電子式ロータリカムスイッチには、各処理手段の動作タイミングがメインシャフトの回転角度として予め設定されている。
【0032】
このキャップシール装着装置2の運転状態診断システム1は、図1に示すように、キャップシール装着装置(ラベル装着装置)2の運転タイミングを出力するタイミング出力手段11と、キャップシール装着装置2を構成している処理ユニットにおける処理手段の基準部位を検出する位置検出手段12と、タイミング出力手段11から出力される運転タイミングと位置検出手段12から出力される位置検出信号とに基づいてキャップシール装着装置2の運転状態を診断する診断制御手段13と、診断制御手段13による診断結果を出力する表示手段17及び報知手段18とから構成されている。
【0033】
前記タイミング出力手段11は、各処理手段の動作を制御している電子式ロータリカムスイッチによって構成されており、メインシャフトに取り付けた位置検出器から入力される回転角度信号を、キャップシール装着装置2の基準となる運転タイミングとしてそのまま出力するようになっている。
【0034】
前記位置検出手段12は、光電管等の位置検出センサによって構成されており、図4に示すように、開口ユニット30、整形ユニット40、嵌挿ユニット50及び容器搬送ユニット60における所定の位置(1ch〜7ch)にそれぞれ設置されている。
【0035】
開口ユニット30については、図5(a)に示すように、開口手段34によって開口されたキャップシールSの下端位置を検出する光電管12a(1ch)と、同図(b)に示すように、開口手段34を構成している左右の搬送ベルト36に一定間隔で形成された複数の吸引孔36aのうち、搬送ベルト36の移動方向先頭側の吸引孔36aをそれぞれ検出する光電管12b、12c(2ch、3ch)とが設置されており、整形ユニット40については、図6に示すように、整形手段41を構成しているビークガイド42の支持フレーム42aにおける移動方向先頭側の側縁を検出する光電管12d(4ch)が設置されている。
【0036】
また、嵌挿ユニット50については、図7に示すように、マンドレル51を支持している支持部51aにおける移動方向先頭側の側縁を検出する光電管12e(5ch)が設置されており、容器搬送ユニット60については、図8に示すように、一対のスクリュー62の周面にそれぞれ埋め込まれたボルト62aを検出する光電管12f、12g(6ch、7ch)が設置されている。
【0037】
前記診断制御手段13は、シーケンスコントローラによって構成されており、処理手段の検出位置が位置検出手段12によって検出された時点における、キャップシール装着装置2を正常に運転させるための運転タイミング(メインシャフトの回転角度)の推奨値及び許容範囲をそれぞれ入力するための入力部14と、この入力部14によって入力された運転タイミングの推奨値及び許容範囲をそれぞれ記憶する記憶部15と、位置検出手段12によって処理手段の所定位置が検出された時点でタイミング出力手段11から出力された実際の運転タイミング(メインシャフトの回転角度)を取得し、これを記憶部15の運転タイミング格納領域15aに記憶させると同時に、取得した実際の運転タイミングとそれに対応して記憶部15の推奨値格納領域15b及び許容範囲格納領域15cにそれぞれ記憶されている運転タイミングの推奨値及び許容範囲とを前記表示手段17に出力すると共に、取得した実際の運転タイミングがその許容範囲から外れているか否かを判定し、取得した実際の運転タイミングが許容範囲から外れている場合は、検出部位毎に動作異常信号を前記報知手段18に出力する制御部16とを備えている。
【0038】
前記表示手段17は、CRTによって構成されており、この表示手段17には、図2(a)に示すように、運転状態診断時には制御部16からの出力信号に従って、処理手段の検出位置(1ch〜7ch)毎に、検出された実際の運転タイミングと、各検出位置における運転タイミングの推奨値及び許容範囲をメインシャフトの回転角度として表示する、「運転状態診断表示画面」が出力されるようになっている。
【0039】
また、運転状態診断時に検出された各検出位置における運転タイミングは、上述したように、診断制御手段13の記憶部15に記憶されているので、同図(a)に示す「運転状態診断表示画面」のソフトキー(「履歴キー」)を操作することで、同図(b)に示すように、各検出位置毎に検出された運転タイミングを経時的に表示する、「運転状態診断履歴表示画面」が表示手段17に出力されるようになっている。
【0040】
前記報知手段18は、制御部16が出力した動作異常信号を受信すると、図2(a)に交斜線で示すように、その動作異常信号に対応する検出位置(この場合は、3ch)における診断結果の表示領域を赤変させることによって、その検出部位における処理手段の動作に異常が認められる旨を報知するようになっている。
【0041】
以上のように構成された運転状態診断システム1では、以下に示すような運転異常を的確に診断することができる。まず、形成ユニット20を構成している切断手段21の回転刃21aの切れ味が悪くなることによって基材fの切断動作を円滑に行うことができなくなると、開口ユニット30を構成している搬送手段31の搬送ベルト33上をキャップシールSが滑ってしまい、搬送手段31にキャップシールSをタイミング良く引き渡すことができなくなる。これに伴って、第1受渡位置αにおいて、整形ユニット40を構成している整形手段41のビークガイド42へのキャップシールSの受渡タイミングがずれてしまい、開口ユニット30から整形ユニット40へのキャップシールSの受け渡しを円滑に行うことができなくなる。こういった運転異常は、「運転状態診断表示画面」に表示されている、1chの運転タイミング(検出角度)が許容範囲内であるか否かを確認することによって、即座に判断することができる。
【0042】
また、開口ユニット30を構成している開口手段34の搬送ベルト36は、上述したように、所定間隔毎に複数の吸引孔36aが形成されているので、この搬送ベルト36を交換する場合は、搬送手段31から搬送されてくるキャップシールSが丁度吸引孔36aの位置にくるように搬送ベルト36のセッティングを行わなければならないが、搬送ベルト36が適正にセッティングされなかった場合は、吸引孔36aがキャップシールSから位置ずれすることに伴ってキャップシールSが開口不良を起こし、第1受渡位置αにおいて、キャップシールSをビークガイド42に確実に引き渡すことができなくなる。こういった運転異常は、「運転状態診断表示画面」に表示されている、2ch、3chの運転タイミング(検出角度)が許容範囲内であるか否かを確認することによって、即座に判断することができる。さらに、推奨値に対する運転タイミング(検出角度)のずれ量を求めることによって、搬送ベルト36のセッティング状態をどの程度修正すればよいのかを把握することができるので、修正作業を作業者の勘にたよることなく、短時間で確実に行うことができる。
【0043】
また、整形ユニット40を構成している整形手段41を第1受渡位置αと第2受渡位置βとを通るように循環移動させる循環駆動手段43や、嵌挿ユニット50を構成しているマンドレル51を第2受渡位置βと嵌挿位置γとを通るように循環移動させる循環駆動手段52は、通常チェーン駆動されるのが一般的であるが、こういったチェーンは、ラベル装着装置を長期間運転しているうちに徐々に伸びていく等の経時変化を起こすため、開口ユニット30と整形ユニット40との間におけるキャップシールSの受渡タイミングや、整形ユニット40と嵌挿ユニット50との間におけるキャップシールSの受渡タイミングが徐々にずれていき、各処理ユニットにおいてキャップシールSを確実に受け渡すことができなくなる。こういった運転異常は、「運転状態診断表示画面」に表示されている、4ch、5chの運転タイミング(検出角度)が許容範囲内であるか否かを確認することによって、即座に判断することができる。
【0044】
また、容器搬送ユニット60を構成しているスクリュー62による瓶容器Pの搬送タイミングがずれると、嵌挿位置γにおいて、キャップシールSを嵌挿ユニット40から瓶容器の口部分に確実に嵌挿できなくなる。こういった運転異常は、「運転状態診断表示画面」に表示されている、6ch、7chの運転タイミング(検出角度)が許容範囲内であるか否かを確認することによって、即座に判断することができ、しかも、推奨値に対する運転タイミング(検出角度)のずれ量を求めることによって、搬送タイミングの修正作業を作業者の勘にたよることなく、短時間で確実に行うことができる。
【0045】
以上のように、この運転状態診断システム1では、キャップシール装着装置2を構成している処理ユニットにおける処理手段の基準位置や、処理ユニット間で受け渡されるキャップシールSの基準位置が所定の検出位置において検出された時点における実際の運転タイミングと、各検出位置毎に予め設定された運転タイミングの推奨値または許容範囲とに基づいて、対応する処理ユニットが正常に作動しているか否かを診断し、各検出位置毎にその診断結果を表示するようにしたので、定期的に運転状態を診断することによって、キャップシール装着装置2の運転不良の発生を未然に防止することができる。特に、この運転状態診断システム1では、各検出位置毎に診断結果の履歴を表示することができるので、診断履歴を検討することによって、駆動機構を構成しているチェーン等の交換時期を予測することができるという効果も得られる。さらに、表示手段17や報知手段18を診断制御手段13から完全に切り離して、別室や別の管理会社等の遠隔地に設置し、診断制御手段13と表示手段17等とを公衆電話回線等の種々の通信回線によって接続しておくと、遠隔地でラベル装着装置の運転診断を行うことも可能である。
【0046】
また、キャップシール装着装置2に運転不良が発生した場合は、この運転状態診断システム1によって運転状態を診断することにより、どの処理ユニットに問題があるのか、その運転不良が処理タイミングのずれに起因しているのか否かを直ちに把握することができる。従って、正常に作動している処理ユニットを誤って調整することがなく、問題のある処理ユニットのみを確実に調整することができるので、運転不良が発生したキャップシール装着装置(ラベル装着装置)2を迅速に復旧させることが可能となる。
【0047】
なお、上述した実施形態では、筒状のキャップシールSを瓶容器Pの口部分に装着するキャップシール装着装置2の運転状態診断システム1について説明したが、本発明の運転状態診断方法及び運転状態診断システムは、こういったキャップシール装着装置の運転状態を診断する場合に限定されるものではなく、筒状のシュリンクラベルをボトルBの胴部に被せるようにして装着する、図9〜図11に示すようなラベル装着装置3や、シート状の感熱接着性ラベルを缶容器Cの胴部に巻き付けるようにして装着する、図12及び図13に示すようなラベル装着装置4の運転状態を診断する場合にも適用することができる。
【0048】
上述したラベル装着装置3は、図9〜図11に示すように、ベルトコンベア71、スクリュー72及びスターホイール73からなるボトル供給ユニット70と、基材繰出部81によって基材ロールから繰り出された長尺のラベル形成基材Mを順次切断しながらラベルLを形成し、そのラベルLを第1受渡位置αに順次供給するラベル供給ユニット80と、このラベル供給ユニット80によって第1受渡位置αに供給されたラベルLを受け取って第2受渡位置βに搬送するラベル受渡ユニット90と、ボトル供給位置γにおいて前記ボトル供給ユニット70から供給されたボトルBを受け取り、ボトル送出位置δまで搬送すると共に、前記ラベル受渡ユニット90によって搬送されてきたラベルLを第2受渡位置βにおいて受け取り、ボトルBをボトル供給位置γからボトル送出位置δまで搬送する間にラベルLをボトルBに嵌挿するロータリ型のラベル嵌挿ユニット100と、ボトルBに嵌挿されたラベルLを熱収縮させるための加熱ユニット(図示せず)にラベルLが嵌挿されたボトルBを搬送する、スターホイール111、スクリュー112及びベルトコンベア71からなるボトル搬送ユニット110とから構成されている。
【0049】
また、このラベル装着装置3を構成している各処理ユニット70、80、90、100、110は、上述したキャップシール装着装置2と同様に、メインシャフトの回転角度に応じたカム出力が得られる電子式ロータリカムスイッチによって、それぞれの動作が制御されており、この電子式ロータリカムスイッチがタイミング出力手段11に相当する。
【0050】
前記ラベル供給ユニット80は、図9及び図10に示すように、前記基材繰出部81から繰り出された長尺のラベル形成基材Mを所定の速度で連続的に送り出す基材供給手段(図示せず)と、この基材供給手段によって一定速度で送り出されたラベル形成基材Mを所定長さに順次切断する、固定刃82a及び回転刃82bからなる基材切断手段82と、この基材切断手段82によって切断されることにより形成されたラベルLを第1受渡位置αに順次搬送するラベル搬送手段83とから構成されている。
【0051】
前記ラベル搬送手段83は、基材切断位置近傍及び第1受渡位置αにそれぞれ設けられたガイドローラ83aと駆動プーリ83bとに掛け渡される、幅方向の中央部に長手方向に沿って多数の吸引孔が一定間隔でそれぞれ形成された2本の搬送ベルト84と、この搬送ベルト84にラベルLを吸引保持させる吸引機構85と、ラベルLをその下端から上端にわたって前記搬送ベルト84に順次密着させることで前記吸引機構85による搬送ベルト84へのラベルLの吸引保持動作を補助する吸引補助手段86とから構成されている。
【0052】
前記吸引機構85は、図10に示すように、ガイドローラ83a間に各搬送ベルト84に沿ってそれぞれ配置された吸引ボックス85aとこの吸引ボックス85aに形成された接続口85bに図示しないチューブ等を介して接続される真空ポンプ等の図示しない吸引装置とから構成されており、各吸引ボックス86aの搬送ベルト84との接触面には吸引口(図示せず)が開放されている。
【0053】
前記吸引補助手段86は、図10に示すように、ラベルLの搬送ラインを挟んで、各搬送ベルト84に対向するように設けられており、2個のガイドローラ86a、駆動プーリ86b及び2個一対の押圧ローラ87にそれぞれ掛け渡されるベルト88と、このベルト88に張力を与えるためのテンション付与機構89とから構成されており、ベルト88は搬送ベルト84の移動速度と同一速度で循環移動するようになっている。
【0054】
従って、基材切断手段82によって順次切断されることで形成されたラベルLは、その下端部から上端部にわたって、吸引補助手段86によって順次搬送ベルト84に押圧されることで、常時一定の姿勢で搬送ベルト84に吸引保持され、この搬送ベルト84によって第1受渡位置αに確実に搬送される。
【0055】
前記ラベル受渡ユニット90は、図9及び図11に示すように、第1受渡位置αと第2受渡位置βとを通るように回転する多数の搬送アーム91の先端にシート状のラベルLの片面を吸着する「コ」字状のラベル吸着部92を有しており、このラベル吸着部92が、第1受渡位置αにおいてラベル搬送手段83の搬送ベルト84間に進入し、第1受渡位置αに搬送されてきたラベルLを吸引保持することによってラベルLを受け取って第2受渡位置βまで搬送するようになっている。
【0056】
前記ラベル嵌挿ユニット100は、図9及び図11に示すように、回転軸101(図示せず)から放射状に張り出した複数の支持アーム102を介して、回転軸を中心とした同心円上に一定間隔で取り付けられた多数のラベル嵌挿ヘッド103を備えており、各ラベル嵌挿ヘッド103は、ボトル供給位置γにおいてボトル供給ユニット70から供給されるボトルBを載置するボトル載置台104と、ラベル受渡ユニット90によって第2受渡位置βに搬送されてきたラベルLを受け取って筒状に開口するラベル開口手段105と、このラベル開口手段105によって筒状に開口されたラベルLを受け取ってさらに拡開し、ボトルBをボトル供給位置γからボトル送出位置δまで搬送する間に、拡開されたラベルLをボトルBに嵌挿するラベル嵌挿手段106とから構成されている。
【0057】
以上のように構成されたラベル装着装置3の運転状態を診断する場合は、図9〜図11に示すように、各処理ユニットの所定位置(1ch〜7ch)に光電管からなる位置検出手段12を設けることによって、上述したキャップシール装着装置2の場合と同様に運転状態の診断を行うことができる。
【0058】
まず、ラベル供給ユニット80については、図10に示すように、基材切断手段82の切断位置において切断刃82bを検出することによって、回転する切断刃82bの動作タイミングが適正か否かを診断することができる(1ch)。また、図10及び図11に示すように、ラベル搬送手段83の搬送ベルト84によって搬送されるラベルLの下端両側部を所定位置においてそれぞれ検出することで、ラベルLの搬送姿勢が適正か否かを診断することができる(2ch、3ch)。即ち、ラベルLの下端両側部が検出された時点における双方の運転タイミングにずれがある場合は、ラベルLの搬送姿勢が適正でないと判断でき、ラベルLを搬送ベルト84との間に挟み込んでラベルLの搬送姿勢を保持する吸引補助手段86が適正にセッティングされていないことが原因であると考えられる。
【0059】
また、ラベル受渡ユニット90については、図11に示すように、第2受渡位置βにおいて搬送アーム91の基準部位を検出することで、ラベルLのラベル嵌挿ユニット100への引渡タイミングが適正であるか否かを診断することができる(4ch)。搬送アーム91の検出時点における運転タイミングが許容範囲から外れている場合は、搬送アーム91が適正にセッティングされていないことが原因であると考えられる。
【0060】
また、ラベル嵌挿ユニット100については、図11に示すように、所定位置においてラベル嵌挿ヘッド103の基準部位を検出することによって、ラベル嵌挿ヘッド103がラベル受渡ユニット80から円滑にラベルLを受け取ることができる適正なタイミングで第2受渡位置βを通過するか否かを診断することができる(5ch)。
【0061】
また、ボトル供給ユニット70については、図9に示すように、一対のスクリュー72の周面にそれぞれ埋め込まれたボルトを検出することによって、ボトルの供給タイミングが適正であるか否かを診断することができる(6ch、7ch)。
【0062】
また、上述したラベル装着装置4は、図12及び図13に示すように、ロール状に巻回された長尺のラベル形成基材Mを切断位置ωにおいて所定のカットピッチで順次切断することでラベルLを形成し、このラベルLを第1受渡位置αに搬送する切断搬送ユニット120と、ラベル貼付位置λにおいてアルミ缶Cの胴部外周面にラベルLを貼り付けるラベル貼付ユニット140と、前記切断搬送ユニット120によってラベル形成基材Mから切断されたラベルLを第1受渡位置αにおいて受け取って第2受渡位置βにおいてラベル貼付ユニット140に引き渡す受渡ユニット130と、缶供給位置γにおいて前記ラベル貼付ユニット140にアルミ缶Cを供給する缶供給ユニット150と、前記ラベル貼付ユニット140によってラベルLが貼り付けられたアルミ缶Cを缶排出位置δにおいて排出する缶排出ユニット160とから構成されており、このラベル装着装置4も、上述したキャップシール装着装置2と同様に、タイミング出力手段11に相当する電子式ロータリカムスイッチによって各処理ユニット120、130、140、150、160の動作が制御されている。
【0063】
前記切断搬送ユニット120は、図12に示すように、長尺のラベル形成基材Mを切断位置ωに連続的に供給する一対の送給ローラ121と、外周面に切断刃122a(図13参照)が取り付けられたロータリカッタ122と、送給ローラ121によって供給されるラベル形成基材Mを外周面に吸引保持して第1受渡位置αまで搬送すると共にロータリカッタ122との協働作用によってラベル形成基材Mを所定長に順次切断する切断搬送ロール123とから構成されている。
【0064】
前記受渡ユニット130は、図12に示すように、外周面が第1受渡位置αにおいて切断搬送ロール123の外周面に近接すると共に第2受渡位置βにおいてラベル貼付ユニット140における貼付ドラム141の外周面に近接するように設置された受渡ドラム131によって構成されており、第1受渡位置αにおいて切断搬送ロール123から引き渡されたラベルLを外周面に吸引保持した状態で自転することによって第2受渡位置βまで搬送し、第2受渡位置βにおいてラベル貼付ユニット140の貼付ドラム141に引き渡すようになっている。
【0065】
前記ラベル貼付ユニット140は、図12に示すように、第2受渡位置βにおいて引き渡されたラベルLを外周面に吸引保持した状態で貼付位置λまで搬送する貼付ドラム141と、この貼付ドラム141の外周面を加熱する輻射熱ヒータ(近赤外線ヒータ)142と、缶供給位置γ、貼付位置λ及び缶排出位置δを通るような円軌道を自転しながら移動する多数のマンドレル143と、缶供給位置γから貼付位置λまでの間においてマンドレル143に嵌挿されたアルミ缶Cの胴部を加熱する輻射熱ヒータ(遠赤外線ヒータ)144とから構成されており、缶供給ユニット150によって供給されるアルミ缶Cは、缶供給位置γにおいてマンドレル143に嵌挿された後、貼付位置λまで搬送され、貼付位置λにおいて胴部にラベルLが巻き付けられた後、缶排出位置δまで搬送されるようになっている。
【0066】
前記缶供給ユニット150は、図12に示すように、多数のアルミ缶Cを連続的に送り出す供給シュート151と、この供給シュート151によって送り出されたアルミ缶Cを所定のタイミングで缶供給位置γに供給するスターホイール152とから構成されており、スターホイール152によって缶供給位置γに供給されたアルミ缶Cは、図示しない嵌挿機構によってマンドレル143に嵌挿されるようになっている。
【0067】
前記缶排出ユニット160は、図12に示すように、貼付位置λにおいてラベルLが貼り付けられたアルミ缶Cを、缶排出位置δにおいて所定のタイミングで受け取るスターホイール161と、このスターホイール161によって受け取ったアルミ缶Cを排出する排出シュート162とから構成されており、マンドレル143によって缶排出位置δに搬送されてきたアルミ缶Cは、図示しない抜取機構によってマンドレル143から抜き取られた後、スターホイール161に引き渡されるようになっている。
【0068】
以上のように構成されたラベル装着装置4の運転状態を診断する場合は、図13に示すように、各処理ユニットの所定位置(1ch〜7ch)に光電管からなる位置検出手段12を設けることによって、上述したキャップシール装着装置2の場合と同様に運転状態の診断を行うことができる。
【0069】
まず、切断搬送ユニット120については、図13に示すように、ロータリカッタ122の切断位置ωにおいて切断刃122aを検出することによって、回転する切断刃122aの動作タイミングが適正か否かを診断することができる(1ch)。
【0070】
また、受渡ユニット130については、図13に示すように、第1受渡位置αにおいて切断搬送ユニット120の切断搬送ロール123から受渡ドラム131に引き渡されたラベルLの移動方向先頭側の端縁を所定位置において検出することで、ラベルLを受け渡す際にラベルLが位置ずれを起こしているか否かを診断することができる(2ch)。ラベルLが検出された時点における運転タイミングが許容範囲から外れている場合は、図示しない引渡機構に問題があるものと考えられる。
【0071】
また、ラベル貼付ユニット140については、図13に示すように、まず、第2受渡位置βにおいて受渡ユニット130の受渡ドラム131から引き渡されたラベルLの移動方向先頭側の端縁を所定位置において検出することで、ラベルLを受け渡す際にラベルLが位置ずれを起こしているか否かを診断することができる(3ch)。ラベルLが検出された時点における運転タイミングが許容範囲から外れている場合は、図示しない引渡機構に問題があるものと考えられる。さらに、所定位置において貼付ドラム141の基準部位を検出することによって、貼付ドラム141が適正な周速で自転しているか否かを診断することができると共に(4ch)、所定位置においてマンドレル143の基準部位を検出することによって、マンドレル143が適正なタイミングで貼付位置λを通過するか否かを診断することができる(5ch)。
【0072】
また、缶供給ユニット150については、図13に示すように、所定位置においてスターホイール152の基準部位を検出することによって、缶供給位置γにおいて、マンドレル143にアルミ缶Cを円滑に引き渡すことができる適正なタイミングでスターホイール152が作動しているか否かを診断することができる(6ch)。
【0073】
また、缶排出ユニット160については、図13に示すように、所定位置においてスターホイール161の基準部位を検出することによって、缶排出位置δにおいて、マンドレル143に嵌挿されたアルミ缶Cを円滑に受け取ることができる適正なタイミングでスターホイール161が作動しているか否かを診断することができる(7ch)。
【0074】
また、上述した各実施形態では、ラベル装着装置の各処理ユニットを制御している電子式ロータリカムスイッチをタイミング出力手段11として使用しているが、これに限定されるものではなく、機械式のタイミングカムスイッチによって各処理ユニットの動作を制御するラベル装着装置についても適用することができる。ただし、そのようなラベル装着装置については、回転角度を検出するエンコーダをメインシャフトに別途取り付け、このエンコーダをタイミング出力手段として使用する必要がある。
【0075】
また、上述した実施形態では、診断時に各検出位置において検出された実際の運転タイミング等を表示する表示手段17及び、各検出位置において検出された実際の運転タイミングが、それに対応する許容範囲から外れている場合は、その検出部位における処理手段の動作に異常が認められる旨を報知する報知手段18の双方を設けているが、これに限定されるものではなく、少なくともいずれか一方を備えていればよい。ただし、表示手段のみを設ける場合は、検出された実際の運転タイミングが適正であるか否かを判断することができるように、検出された実際の運転タイミングのみならず、その推奨値または許容範囲の少なくとも一方を表示する必要があることはいうまでもない。
【0076】
また、上述した実施形態では、検出された実際の運転タイミングが、その許容範囲から外れている場合に運転異常が発生していると診断しているが、これに限定されるものではなく、検出された実際の運転タイミングが推奨値から外れている場合に運転異常が発生していると診断することも可能であり、その場合は、診断結果として許容範囲を表示する必要はない。
【0077】
また、上述した実施形態では、報知手段18が、運転タイミング等の表示領域を赤変させることによって、装置の運転状態に異常がある旨を報知するようにしているが、これに限定されるものではなく、例えば、運転タイミング等の表示領域を点滅させたり、ブザーを鳴動させたりする等の種々の報知手法を採用することができる。
【0078】
また、上述した実施形態では、運転状態診断履歴表示画面には、図2(b)に示すように、診断日と検出された実際の運転タイミング(検出角度)のみを表示しているが、例えば、推奨値を併せて表示することによって、調整等に伴う推奨値の変動も確認することができる。
【0079】
また、上述した実施形態では、3種類のラベル装着装置の運転状態を診断する場合について説明したが、本発明の運転状態診断方法及び運転状態診断システムは、こういったラベル装着装置の運転状態診断に限定されるものではなく、周期運動を行いながら所定の処理を繰返し実行する処理手段をそれぞれ有すると共に、各処理手段が共通の基準周期で相互に関連づけられた複数の処理ユニットを備え、各処理ユニットにラベルを順次引き渡しながら各処理ユニットで所定の処理を実行することによって最終的にラベルを被装着体に装着する種々のラベル装着装置の運転状態診断に使用することができる。
【0080】
また、上述した各実施形態では、基準周期で相互に関連づけられた各処理手段の運転タイミングとして、メインシャフトの回転角度を使用しているが、これに限定されるものではなく、位置、時間等の種々の情報を運転タイミングとして使用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる運転状態診断システムの一実施形態を示すブロック図である。
【図2】(a)は同上の運転状態診断システムにおける診断結果の表示画面を示す図、(b)は同上の運転状態診断システムにおける診断履歴の表示画面を示す図である。
【図3】同上の運転状態診断システムによって運転状態診断を行うキャップシール装着装置(ラベル装着装置)を示す概略構成図である。
【図4】同上のキャップシール装着装置(ラベル装着装置)における運転タイミングの検出位置を示す図である。
【図5】(a)、(b)は、同上のキャップシール装着装置を構成している開口ユニットに設定された検出部位及びその検出方法を示す図である。
【図6】(a)、(b)は、同上のキャップシール装着装置を構成している整形ユニットに設定された検出部位及びその検出方法を示す図である。
【図7】(a)、(b)は、同上のキャップシール装着装置を構成している嵌挿ユニットに設定された検出部位及びその検出方法を示す図である。
【図8】同上のキャップシール装着装置を構成している容器搬送ユニットに設定された検出部位及びその検出方法を示す図である。
【図9】同上の運転状態診断システムによって運転状態診断を行う他のラベル装着装置を示す概略構成図である。
【図10】同上のラベル装着装置におけるラベル供給ユニットを示す概略図である。
【図11】同上のラベル装着装置におけるラベル受渡ユニット及びラベル嵌挿ユニットを示す概略図である。
【図12】同上の運転状態診断システムによって運転状態診断を行う他のラベル装着装置を示す概略構成図である。
【図13】同上のラベル装着装置における運転タイミングの検出位置を示す図である。
【符号の説明】
1 運転状態診断システム
2 キャップシール装着装置(ラベル装着装置)
3、4 ラベル装着装置
11 タイミング出力手段
12 位置検出手段
13 診断制御手段
14 入力部
15 記憶部
16 制御部
17 表示手段
18 報知手段
20 形成ユニット
30 開口ユニット
40 整形ユニット
50 嵌挿ユニット
60 容器搬送ユニット
70 ボトル供給ユニット
80 ラベル供給ユニット
90 ラベル受渡ユニット
100 ラベル嵌挿ユニット
110 ボトル搬送ユニット
120 切断搬送ユニット
130 受渡ユニット
140 ラベル貼付ユニット
150 缶供給ユニット
160 缶排出ユニット

Claims (6)

  1. 周期運動を行いながら所定の処理を繰返し実行する処理手段をそれぞれ有すると共に、各処理手段が共通の基準周期で相互に関連づけられた複数の処理ユニットを備え、前記各処理ユニットにラベルを順次引き渡しながら前記各処理ユニットで所定の処理を実行することによって最終的に前記ラベルを被装着体に装着するラベル装着装置の運転状態診断システムであって、
    前記基準周期における前記ラベル装着装置の運転タイミングを連続的に出力するタイミング出力手段と、
    前記処理ユニットにおける所定の検出位置で、前記処理手段の基準部位を検出する位置検出手段と、
    前記処理手段の基準部位が前記位置検出手段によって検出された時点で、前記タイミング出力手段から出力された前記運転タイミングを取得し、その取得した運転タイミングが、前記検出位置毎に予め設定された運転タイミングの推奨値または許容範囲から外れている場合は、その処理ユニットが正常に作動していないと判断して、その検出位置に対する動作異常信号を出力する診断制御手段と、
    前記診断制御手段から出力された前記動作異常信号が入力されると、対応する処理ユニットの作動状態が異常である旨を報知する報知手段と
    を備えているラベル装着装置の運転状態診断システム。
  2. 周期運動を行いながら所定の処理を繰返し実行する処理手段をそれぞれ有すると共に、各処理手段が共通の基準周期で相互に関連づけられた複数の処理ユニットを備え、前記各処理ユニットにラベルを順次引き渡しながら前記各処理ユニットで所定の処理を実行することによって最終的に前記ラベルを被装着体に装着するラベル装着装置の運転状態診断システムであって、
    前記基準周期における前記ラベル装着装置の運転タイミングを連続的に出力するタイミング出力手段と、
    前記処理ユニットにおける所定の検出位置で、前記処理手段の基準部位を検出する位置検出手段と、
    前記処理手段の基準部位が前記位置検出手段によって検出された時点で、前記タイミング出力手段から出力された運転タイミングを取得する診断制御手段と、
    前記診断制御手段の指示に従って、前記診断制御手段が取得した前記運転タイミングと、前記検出位置毎に予め設定された運転タイミングの推奨値及び/または許容範囲とをそれぞれ表示する表示手段と
    を備えているラベル装着装置の運転状態診断システム。
  3. 運転異常信号が入力されると、その運転異常信号に対応する前記処理ユニットにおける検出位置の作動状態が異常である旨を報知する報知手段を備え、
    前記診断制御手段は、取得した前記運転タイミングが前記推奨値または前記許容範囲から外れている場合は、対応する前記処理ユニットが正常に作動していないと判断して、前記報知手段に前記運転異常信号を出力するようになっている請求項に記載のラベル装着装置の運転状態診断システム。
  4. 前記ラベル装着装置は、搬送ベルトに吸引保持した状態でラベルを搬送する搬送手段を有する処理ユニットを備えており、
    前記搬送ベルトによって搬送される前記ラベルの基準部位を前記位置検出手段によって検出するようにした請求項またはに記載のラベル装着装置の運転状態診断システム。
  5. 前記ラベル装着装置の運転状態診断を行う度毎に前記診断制御手段が前記各検出位置について取得した前記運転タイミングを保存し、
    保存された前記運転タイミングを、前記表示手段によって経時的に表示するようにした請求項またはに記載のラベル装着装置の運転状態診断システム。
  6. 前記ラベル装着装置は、前記処理ユニットとして、ボトルをボトル供給位置に供給するボトル供給ユニットと、基材繰出部によって基材ロールから繰り出された長尺のラベル形成基材を順次切断しながらラベルを形成し、そのラベルを第1受渡位置に順次供給するラベル供給ユニットと、前記ラベル供給ユニットによって第1受渡位置に供給されたラベルを受け取って第2受渡位置に搬送するラベル受渡ユニットと、ボトル供給位置において前記ボトル供給ユニットから供給されたボトルを受け取り、ボトル送出位置まで搬送すると共に、前記ラベル受渡ユニットによって搬送されてきたラベルを第2受渡位置において受け取り、ボトルをボトル供給位置からボトル送出位置まで搬送する間にラベルをボトルに嵌挿するロータリ型のラベル嵌挿ユニットと、ラベルが嵌挿されたボトルを搬送するボトル搬送ユニットとを備えており、
    前記ラベル受渡ユニットは、先端にラベルの片面を吸着した状態で、第1受渡位置と第2受渡位置とを通るように回転する多数の搬送アームを有しており、
    前記位置検出手段は、前記の搬送アームの基準部位を検出するようになっている請求項1、2、3、4または5に記載のラベル装着装置の運転状態診断システム。
JP2001044776A 2001-02-21 2001-02-21 ラベル装着装置の運転状態診断システム Expired - Fee Related JP4583632B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001044776A JP4583632B2 (ja) 2001-02-21 2001-02-21 ラベル装着装置の運転状態診断システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001044776A JP4583632B2 (ja) 2001-02-21 2001-02-21 ラベル装着装置の運転状態診断システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002249114A JP2002249114A (ja) 2002-09-03
JP4583632B2 true JP4583632B2 (ja) 2010-11-17

Family

ID=18906707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001044776A Expired - Fee Related JP4583632B2 (ja) 2001-02-21 2001-02-21 ラベル装着装置の運転状態診断システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4583632B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5133506B2 (ja) * 2005-06-30 2013-01-30 株式会社フジシールインターナショナル ラベル装着システム
JP5133509B2 (ja) * 2005-08-08 2013-01-30 株式会社フジシールインターナショナル ラベル供給システム
JP4828187B2 (ja) * 2005-09-13 2011-11-30 株式会社フジシールインターナショナル ラベル供給システム及びラベル装着システム
JP2011240982A (ja) * 2010-05-21 2011-12-01 Kawashima Packaging Mach Ltd 自動包装機
CA2962382A1 (en) * 2014-09-30 2016-04-07 Fuji Seal International, Inc. Film fitting system

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000289720A (ja) * 1999-04-07 2000-10-17 Ishida Co Ltd 包装計量検査システム
JP2001002036A (ja) * 1999-06-21 2001-01-09 Toppan Label Kk ラベル供給取付装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49100959U (ja) * 1972-12-25 1974-08-30
JPS5458359U (ja) * 1977-09-26 1979-04-23
JPS61104936A (ja) * 1984-10-16 1986-05-23 ケイエル株式会社 セルフラベラ
JPH0520651Y2 (ja) * 1988-04-26 1993-05-28
JP2636429B2 (ja) * 1989-08-03 1997-07-30 大森機械工業 株式会社 自動包装装置の噛込み検出方法
JP3653174B2 (ja) * 1998-03-16 2005-05-25 株式会社フジシールインターナショナル 筒状フィルム嵌挿装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000289720A (ja) * 1999-04-07 2000-10-17 Ishida Co Ltd 包装計量検査システム
JP2001002036A (ja) * 1999-06-21 2001-01-09 Toppan Label Kk ラベル供給取付装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002249114A (ja) 2002-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5865255B2 (ja) ラベル生成装置
US5405482A (en) Labeling machine
JP4583632B2 (ja) ラベル装着装置の運転状態診断システム
JP4828186B2 (ja) ラベル供給システム
JP6902274B2 (ja) 製袋包装機
CN111003275B (zh) 制袋包装机
KR100274474B1 (ko) 라이너 없는 라벨 웨브용 플레이서 장치 및 방법
US8844249B2 (en) Film supplying apparatus
JP5716172B2 (ja) ラベル装着システム
JP4828187B2 (ja) ラベル供給システム及びラベル装着システム
JP2006193169A (ja) ラベル貼付装置
JP5133509B2 (ja) ラベル供給システム
JP5133506B2 (ja) ラベル装着システム
JP4729192B2 (ja) フィルム供給装置
CN111003276B (zh) 制袋包装机
JP2007008522A5 (ja)
JP4113410B2 (ja) ラベル嵌挿装置の異常診断システム
WO2016059995A1 (ja) デジタル印刷機
KR101179532B1 (ko) 라벨부착장치
JP6109742B2 (ja) ラベル生成装置及びそのラベル生成装置を備えたラベル装着装置
JP2012224367A (ja) 横型製袋充填包装機
JP4360120B2 (ja) 充填シール装置
JP2589091B2 (ja) ラベル貼り装置
JP2006199489A (ja) フィルムロールの自動交換システム
JP2023084480A (ja) ラベラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100831

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees