JPH0853621A - ポリフェニレンスルフィド樹脂およびその成形品 - Google Patents

ポリフェニレンスルフィド樹脂およびその成形品

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JPH0853621A
JPH0853621A JP6189703A JP18970394A JPH0853621A JP H0853621 A JPH0853621 A JP H0853621A JP 6189703 A JP6189703 A JP 6189703A JP 18970394 A JP18970394 A JP 18970394A JP H0853621 A JPH0853621 A JP H0853621A
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polyphenylene sulfide
sulfide resin
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granular
powdery
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JP6189703A
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Yoji Naruse
洋二 成瀬
Kenjiro Horiuchi
健次郎 堀内
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (A)メルトフローレート60〜2500
(g/10分)を有しかつ顆粒状のポリフェニレンスル
フィド85〜5重量%および(B)メルトフローレート
70〜3000(g/10分)を有しかつ粉末状のポリ
フェニレンスルフィド15〜95の重量を混合してな
り、混合物の371℃、1時間加熱時の重量減少が0.
8重量%以下であることを特徴とするポリフェニレンス
ルフィド樹脂。 【効果】本発明のポリフェニレンスルフィド樹脂は、高
い機械特性を有すると同時に流動特性に優れた樹脂であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐熱性、寸法安定性、
耐薬品性、機械強度などの諸特性に優れ、しかも成形加
工性に優れたポリフェニレンスルフィド樹脂に関するも
のであり更に詳しくは、回収プロセスの異なる二種類の
重合体を混合しかつ加熱時の重量減少の少ない樹脂を提
供することによって特に射出成形用途に於いて、流動性
成形加工性と機械特性にバランスの優れたポリフェニレ
ンスルフィド樹脂を提供せんとするものである。
【0002】
【従来の技術】ポリフェニレンスルフィド樹脂(以下P
PS樹脂と略す)はその高い耐熱性、耐薬品性、難燃
性、機械強度を有し、射出成形用途を中心に、自動車部
品、電気機器部品などに広く使用されている。一方重合
体の回収方法としては重合後徐冷することにより顆粒状
の重合体を得るいわゆるクエンチ法と、重合後に溶剤を
フラッシュにより除去し粉末状の重合体を得るいわゆる
フラッシュ法が知られておりPPSの用途にはこれらの
方法で得られた重合体を各々溶融成形して使用すること
が行われている。例えば特公平1−25493号公報や
特開昭61−7332号公報記載の方法で得られる顆粒
状重合体や、特公平5−13968号公報により得られ
る粉末状重合体を材料として使用されるが、これらのプ
ロセスでは得られるPPS樹脂を単独で使用するとPP
S樹脂本来の耐熱性、耐薬品性の特徴はあるものの射出
成形時には流動特性が適当でなくたとえば、複雑な形状
品などをつくる際、バリの発生が多くなるなどの欠点が
あるため他種重合体のブレンド等により改良の検討が行
われているのが現状である。また特開昭64−3821
1号公報に示されるようなPPS樹脂にアミノアルコキ
シシランを配合した組成物などの検討が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、重合
体の回収プロセスの異なる方法で得られたものを混合使
用しかつ溶融時の揮発分の少ないPPS樹脂を用意する
事により強度、寸法安定性、耐熱性などの優れた成形品
特性を有し、かつ溶融成形時に流動性に優れたPPS樹
脂を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、
(A)メルトフローレート60〜2500(g/10
分)を有しかつ顆粒状のポリフェニレンスルフィド85
〜5重量%および(B)メルトフローレート70〜30
00(g/10分)を有しかつ粉末状のポリフェニレン
スルフィド15〜95重量%を混合してなり混合物の3
71℃、1時間加熱時の重量減少が0.7%重量以下で
あるポリフェニレンスルフィド樹脂を提供するものであ
る。
【0005】本発明で使用するポリフェニレンスルフィ
ドとは、パラジハロベンゼンと硫黄源を有機アミド系溶
媒中で反応させて得られるものであり、通常その化学構
造の70モル%以上がパラフェニレンスルフィド単位で
ある。また30モル%以下の範囲ではメタフェニレンス
ルフィド、オルトフェニレンスルフィド、ナフタレンス
ルフィド、ビフェニレンスルフィド等の共重合可能なス
ルフィド単位を含むことも可能である。
【0006】かかるポリフェニレンスルフィド樹脂は公
知の方法、即ち特公昭45−3368号公報や特公昭5
2−12240、特開昭61−7332号公報記載の方
法により重合でき、重合後に重合系から重合体を得る方
法を加えることにより顆粒状または粉末状のポリフェニ
レンスルフィドを得る事ができる。顆粒状重合体を得る
方法としては、重合後に、重合系を徐冷して重合体を顆
粒状に析出させる例えば特開昭59−49232号公報
に記載の方法を利用することができる。この方法はいわ
ゆるクエンチ法と呼ばれるものであり通常250℃以上
で重合反応が行われた後、例えば10℃/分のような徐
冷により200℃以下の温度間で冷却し、水または有機
溶媒中に重合体を抜き出し洗浄、乾燥するプロセスであ
る。一方粉末状重合体は、いわゆるフラッシュ法と呼ば
れるプロセスにより得られ、重合反応を終了した時点で
加熱または減圧下に溶媒の沸点以上の温度で溶媒を急速
に飛散させ重合体を粉末状で得る方法であり、例えば特
開昭61−136523号記載の方法に示されているよ
うなプロセスである。
【0007】この他に顆粒状重合体を得る方法として
は、いったん製造した粉末状重合体をプレス等により顆
粒化させることも可能であるが、本発明にいう顆粒状と
は重合段階から得られるものであり、粉末後加工により
得られるものを意味しない。
【0008】両プロセスともその重合条件(温度、圧
力、時間、モル比、助剤量)により種々の重合度を有す
る重合体が得られ、また洗浄方法、乾燥、後処理により
揮発分含有量の異なる重合体が得られる。一般的にはフ
ラッシュ法により得られた重合体はクエンチ法により得
られる重合体と比べ揮発分あるいは高温時の重量減少が
少ない。
【0009】本発明において、顆粒状のポリフェニレン
スルフィドは例えば上述のクエンチ法で得ることができ
るものであり、通常平均粒径が少なくとも0.15mm
以上である。成形品の高機械物性を発現するためには3
16℃にて測定したメルトフローレートが60〜250
0(g/10分)の範囲にあることを必要とし、この範
囲を越すと流動性と機械物性のバランスが悪化する。ま
た揮発分が低いことは機械特性の内で特にウエルド強度
向上に有利であるとともに金型の汚れ、ガス成分の生成
が少なく好ましい。このため重合体製造のプロセスに於
いて、有機溶媒での洗浄、酸による洗浄等により灰分
(例えば600℃での加熱残査)として0.3%以下の
重合体であることは特に好ましい。
【0010】一方、粉末状のポリフェニレンスルフィド
は例えば上述のフラッシュ法で得ることができるもので
あり、通常平均粒径が少なくとも0.15mm未満、好
ましくは0.1mm以下である。また、316℃にて測
定したメルトフローレートが70〜3000(g/10
分)の範囲である。この範囲外では上記と同様に流動性
と機械物性のバランスが悪くなり好ましくない。さらに
本発明の構成成分である粉末状ポリフェニレンスルフィ
ドは、本来粉末状ポリフェニレンスルフィドが揮発分多
くまた灰分の多い特徴を有するが故に製造プロセス中酸
化性または不活性雰囲気中融点近傍、より詳しくは18
0℃〜融点範囲内で予め加熱処理され揮発分を減少させ
るべく処理された重合体であることが好ましく、その灰
分も0.5%以下であることが好ましい。
【0011】本発明におけるポリフェニレンスルフィド
樹脂は上記顆粒状のポリフェニレンスルフィドおよび粉
末状のポリフェニレンスルフィドを混合してなるもので
ありその混合割合は顆粒状のポリフェニレンスルフィド
85〜5重量%、好ましくは75〜10%、粉末状のポ
リフェニレンスルフィド15〜95重量%、好ましくは
25〜90重量%である。
【0012】ここで混合比率が本発明範囲を越えて極端
に片寄った場合、両プロセスで得られる重合体固有の特
性が支配的となり、機械特性と流動特性のバランスに特
徴を発揮せしめる効果が発現しにくくなってしまう。
【0013】また上記混合後のポリフェニレンスルフィ
ド樹脂はその揮発分の指標である371℃、1時間加熱
した場合の重量減少が0.8重量%、好ましくは0.7
5重量%以下であることが必要である。さらに各々のプ
ロセスで得られる重合体は分子量分布、多孔性等に差が
あるが混合後の分子量分布(Mw/Mn)としては、例
えばα−クロロナフタレン、200〜220℃以上で測
定したGPCの値として2.5以下であることが好まし
い。
【0014】本発明に於いて両重合体の混合は、固体状
態でのヘンシェルミキサー等によるドライブレンドなど
の物理的混合あるいは溶融押出機又は成形機中での溶融
混合方法があるが溶融前の固体状態での物理混合が簡便
である。
【0015】本発明は上述のように各々異なるプロセス
で得られたポリフェニレンスルフィドを上記のごとく組
み合わせることにより、溶融成形時に優れた流動性を発
揮し、機械特性も良好な極めて実用的なポリフェニレン
スルフィド樹脂が得られるのである。
【0016】本発明に於いては無機系および有機系のフ
ィラー、各種添加剤などの配合物は必須ではないが必要
に応じて使用されることができる。無機フイラー系の配
合物としてはガラス繊維、炭素繊維、ウィスカー等の繊
維状物、非繊維状物としては二酸化ケイ素、炭酸カルシ
ウム、硫酸マグネシウム、酸化マグネシウム、ガラスビ
ーズ等が挙げられ、有機フィラー系の配合物としては芳
香族ポリアミド繊維等の繊維状物、非繊維状物としては
ポリイミド粉末さらに添加剤としての顔料等がある。ま
た有機配合剤としてはオレフィン系エラストマ、ポリア
ミド、ポリエステル、ポリアミドイミド、ポリフェニレ
ンエーテル等の重合体の他に酸化防止剤、離型剤、カッ
プリング剤等の添加成分も使用でき、これら配合物は二
種以上併用することも可能である。
【0017】上記無機系および/または有機系のフィラ
ーはPPS樹脂100重量部に対して、通常1000重
量部以下、好ましくは1〜1000重量部、特に好まし
くは20〜200重量部配合することができる。
【0018】本発明により得られるPPS樹脂は、機械
強度に優れた成形品を与えるのみならず流動特性に優れ
ており、また、ウエルド部を有する成形品としても優れ
た性能を発揮する。具体的にはセンサー、コネクター、
コンデンサー、プリント基板等の電気・電子部品、VT
RやTV部品、照明・音響部品、一般事務計器部品のみ
ならず自動車関連部品や精密機器関連部品等の各種用途
に有用である。
【0019】以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に
説明する。
【0020】
【実施例】実施例および比較例の中で述べられる測定法
について記述する。
【0021】メルトフローレート:ASTM D123
8−86に従って316℃、5Kgの荷重にて測定し
た。なおメルトフローレート値1000(g/10分)
以上については、エクストルージョンレート(330g
荷重)を測定しメルトフローレートに換算した。
【0022】ウエルド強度:中央部にウエルドを発生さ
せる引張りダンベル片をASTM−D638に従って強
度測定した。
【0023】揮発分:PPS3gを精秤しアルミシャー
レ内にて150℃、30分加熱後371℃のオーブン中
1時間加熱した後の重量減少を371℃加熱前に対し重
量%で示した。
【0024】バリ長さ:ウエルド強度測定用金型にて得
られたダンベル片のウエルド部端に発生するバリ長さを
顕微鏡にて測定した。
【0025】粒径:フルイ法によりPPS樹脂を分別し
重量平均粒径を求めた。
【0026】参考例1(フラッシュ法ポリフェニレンス
ルフィドの合成) PPS−A:47.50%水硫化ナトリウム1.000
Kg−モル、48.05%水酸化ナトリウム0.975
Kg−モル、Nメチルピロリドン4Kg−モルを内容積
1m3 を有するオートクレーブに仕込み、窒素気流下2
10℃まで攪拌下に加熱し、少量のNメチルピロリドン
を含有する留出水を除去した。系内を175℃まで冷却
後0.993Kg−モルのパラジクロルベンゼンを添加
し系を封じ約0.8℃/分で275℃まで昇温した後そ
の温度で2時間保持し続いて常圧下のフラッシュブレン
ダー内へ系内の内容物をフラッシュさせて粉末状個体を
得た。この個体の一部を70℃、続いて180℃の高圧
水中で洗浄後窒素中、160℃にて3時間乾燥してPP
S−Aを採取した。このPPS−Aはメルトフローレー
ト2200(g/10分)、灰分0.43%、平均粒径
0.03mmを有し、371℃での加熱減量は0.78
%であった。
【0027】PPS−B:上記PPS−A採取時にフラ
ッシュブレンダーより得られた固形物をまず70℃に
て、続いてスラリーのpHが4.5になるように塩酸を
加えて調整されたスラリーを180℃にて洗浄し、同様
な乾燥を行った後、窒素気流中230℃にて5時間加熱
しPPS−Bを採取した。このPPS−Bはメルトフロ
ーレート1800(g/10分)、灰分0.18%、平
均粒径0.04mmを有し、371℃の加熱減量は0.
60%であった。
【0028】PPS−C:PPS−Aを230℃の空気
中、6時間加熱しメルトフローレート310(g/10
分)まで架橋処理を行い、371℃の加熱減量0.65
%のPPS樹脂PPS−Cを得た。
【0029】参考例2(クエンチ法ポリフェニレンスル
フィドの合成) PPS−D:参考例1と同じ反応槽を使用し、同量の水
硫化ナトリウム、水酸化ナトリウム、Nメチルピロリド
ンおよび0.3Kg−モルの無水酢酸ナトリウムを仕込
み脱水工程を経た後、1.005Kg−モルのパラジク
ロルベンゼンを添加した。閉じた系を0.8℃/分で2
70℃まで昇温し、その温度で3時間保持し1℃/分に
て150℃まで徐冷した。次に400リットルのNメチ
ルピロリドンを入れた槽内へ重合物を抜き出し、150
メッシュの金網を使用して顆粒状PPS樹脂を濾別し
た。さらに70℃のイオン交換水にて5回洗浄し、1K
gの氷酢酸をスラリーに添加し濾別後窒素気流中160
℃にて3時間乾燥した。
【0030】このPPS−Dはメルトフローレート30
0(g/10分)、灰分0.03%、平均粒径1.1m
mを有し、371℃での加熱減量は0.37%であっ
た。
【0031】実施例1〜3、比較例1〜3 PPS−Aを使用し、混合する場合にはヘンシェルミキ
サーにてブレンド後旭硝子(株)製の平均径13μmの
ガラス繊維40重量%をさらに混合し2軸式押出機によ
りペレタイズした。
【0032】ペレタイズ後、シリンダー温度310℃、
金型温度150℃の条件でウエルド部を有するダンベル
を採取し、引張り強度を測定した。結果を表1に纏めて
あるが、実施例1〜3に示されるがごとく、本発明のP
PS樹脂は機械強度、流動性、バリ特性に優れた材料で
あった。
【0033】
【表1】
【表2】
【0034】
【発明の効果】本発明のポリフェニレンスルフィド樹脂
は、高い機械特性を有すると同時に流動特性に優れた樹
脂である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 101/00 LTA

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)メルトフローレート60〜250
    0(g/10分)を有しかつ顆粒状のポリフェニレンス
    ルフィド85〜5重量%および(B)メルトフローレー
    ト70〜3000(g/10分)を有しかつ粉末状のポ
    リフェニレンスルフィド15〜95重量%を混合してな
    り混合物の371℃、1時間加熱時の重量減少が0.7
    重量%以下であることを特徴とするポリフェニレンスル
    フィド樹脂。
  2. 【請求項2】 顆粒状のポリフェニレンスルフィドが、
    0.15mm以上の重量平均粒径を有するものである請
    求項1記載のポリフェニレンスルフィド樹脂。
  3. 【請求項3】 粉末状のポリフェニレンスルフィドが
    0.15mm未満の重量平均粒径を有するものである請
    求項1または請求項2記載のポリフェニレンスルフィド
    樹脂。
  4. 【請求項4】 顆粒状のポリフェニレンスルフィドが重
    合後徐冷により得られる重合体からなるものである請求
    項1〜3のいずれか記載のポリフェニレンスルフィド樹
    脂。
  5. 【請求項5】 粉末状のポリフェニレンスルフィドが重
    合後フラッシュ法により回収された重合体からなるもの
    である請求項1〜4のいずれか記載のポリフェニレンス
    ルフィド樹脂。
  6. 【請求項6】 混合物の重量平均分子量(Mw)と数平
    均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)で示される分子量
    分布が、2.5以下である請求項1〜5のいずれか記載
    のポリフェニレンスルフィド樹脂。
  7. 【請求項7】 顆粒状のポリフェニレンスルフィドと粉
    末状のポリフェニレンスルフィドをドライブレンドして
    なる請求項1〜6のいずれか記載のポリフェニレンスル
    フィド樹脂。
  8. 【請求項8】 顆粒状のポリフェニレンスルフィドと粉
    末状のポリフェニレンスルフィドを溶融混合してなる請
    求項1〜6のいずれか記載のポリフェニレンスルフィド
    樹脂。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか記載のポリフェ
    ニレンスルフィド樹脂にさらに無機系および/または有
    機系のフィラーを配合してなるポリフェニレンスルフィ
    ド樹脂組成物。
  10. 【請求項10】 無機系および/または有機系のフィラ
    ーがポリフェニレンスルフィド樹脂100重量部に対し
    1〜1000重量部含有されてなる請求項9記載のポリ
    フェニレンスルフィド樹脂組成物。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか記載のポリ
    フェニレンスルフィド樹脂またはその組成物を成形して
    なるウエルド部を有する成形品。
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