JPH0852932A - カラーインクジェット記録方法 - Google Patents

カラーインクジェット記録方法

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JPH0852932A
JPH0852932A JP6187647A JP18764794A JPH0852932A JP H0852932 A JPH0852932 A JP H0852932A JP 6187647 A JP6187647 A JP 6187647A JP 18764794 A JP18764794 A JP 18764794A JP H0852932 A JPH0852932 A JP H0852932A
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JP
Japan
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recording
ink
recording area
color
dots
Prior art date
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Withdrawn
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JP6187647A
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English (en)
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Mitsuo Ozaki
光男 尾▲崎▼
Shigeharu Suzuki
重治 鈴木
Shino Sakai
志野 境
Kiyouta Akeno
京太 明野
Shigeyoshi Umemiya
茂良 梅宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数色のインクを用いてインクジェット記録を
行う場合のカラーインクジェット記録方法に関し、あい
異なる色の記録域が隣接する部分においてブリードのな
い高品位の記録を行うことができるカラーインクジェッ
ト記録方法を提供することを目的とする。 【構成】非記録域の幅、即ち非記録域を挟んで隣り合う
二色のドット101,102のエッジ間の間隔Gnを、
その記録紙100に対する両インクのにじみ量の標準偏
差値の和以上で、記録域と非記録域の明度差によって決
まる認識可能幅以下に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数色のインクを用
いてインクジェット記録を行うカラーインクジェット記
録方法に関する。
【0002】記録紙にインクジェット記録を行うと、記
録紙の構造が不均一なため、記録域のエッジ部分に不均
一な凹凸が生じたり、繊維に沿ってインクが浸透して、
線状の突起(フェザ)が生じたりする。
【0003】この現象は、インクと記録紙の浸透性の影
響を受ける。たとえば、浸透しにくいインクを浸透し易
い記録紙に記録すると、図15に示されるように、フェ
ザが顕著になり、浸透しやすいインクを浸透しにくい記
録紙に記録すると、図16に示されるように、凹凸が顕
著になる。これらの凹凸及びフェザをあわせてにじみと
呼ぶ。
【0004】また、異なる2種類のインクを互いに接す
るように記録紙上に記録すると、境界部分でインクが拡
散して混ざり合う現象(ブリード)が生じ、品位を著し
く低下させる。これは、図17に示されるように、色調
の異なるインクの記録域境界では特に顕著となる。この
ようなブリードの発生は極力無くす必要がある。
【0005】
【従来の技術】従来のカラーインクジェット記録方法に
おいては、ブリードの発生を防止するため、異なる色の
インクが隣接する部分において、両記録域の間に1ドッ
ト分だけ記録を間引いてインクジェット記録を行わない
非記録域を設けることが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、両記録域の間
に1ドット分の非記録域を設けても、両記録域から非記
録域に向かってにじみが発生すると、隣接する記録域の
インクどうしがにじみを介して互いに接触することによ
って、結局ブリードが発生して記録品質が低下してしま
う問題があった。
【0007】そこで本発明は、あい異なる色の記録域が
隣接する部分においてブリードのない高品位の記録を行
うことができるカラーインクジェット記録方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のカラーインクジェット記録方法は、実施例
を説明するための図1に示されるように、記録紙に付着
させる各インク滴によりドットが形成されるインクジェ
ット記録の、異なる色の記録域の間に非記録域を設ける
ようにしたカラーインクジェット記録方法において、非
記録域の幅、即ち非記録域を挟んで隣り合う二色のドッ
トのエッジ間の間隔を、その記録紙に対する両インクの
にじみ量の標準偏差値の和以上で、記録域と非記録域の
明度差によって決まる認識可能幅以下としたことを特徴
とする。なお、上記非記録域は、隣り合うあい異なる色
の記録域間の複数のドットの記録を間引くことによって
形成したものであってもよい。
【0009】また、本発明のカラーインクジェット記録
方法は、記録紙に付着させる各インク滴によりドットが
形成されるインクジェット記録の、異なる色の記録域の
間に非記録域を設けるようにしたカラーインクジェット
記録方法であって、上記ドットは所定のピッチで上記記
録紙上に形成され、上記非記録域は、隣り合うあい異な
る色の記録域間の複数のドットの記録を間引くことによ
って形成されるものにおいて、非記録域としてnドット
間引いたときの非記録域の幅、即ち非記録域を挟んで隣
り合う二色のドットのエッジ間隔をGn、記録紙上にお
けるドットの所定のピッチをD、非記録域としてmドッ
ト間引いたときの上記二色のエッジ間隔をA、nは2以
上の整数、mはnより小さな1以上の整数としたとき
に、Gn≒(n−m)×D+Aが成り立つカラーインク
ジェット記録において、両記録域のにじみ量の標準偏差
値の和をdとするとき、Gn-1 ≦e×d≦Gn(ただ
し、eは1以上の整数)という関係が満足されることを
特徴とする。そして、上記eが、e=3であってもよ
い。
【0010】なお、上記インクが、黒色インクと少なく
とも一種類の有彩色インクを有していて、黒色インクと
有彩色インクとが隣接する記録部分において、上記の非
記録域の幅が適用されるようにしてもよい。
【0011】また、隣り合う少なくとも一方の記録域が
複数種類のインクを記録紙に付着して得られた記録域で
あり、この記録域のインク付着量が一種類のインクによ
る記録域のインク量より多い場合に、上記の非記録域の
幅が適用されるようにしてもよい。
【0012】
【作用】非記録域の幅を二色のインクのにじみ量の和以
上にすることにより、非記録域で二色のインクが混じり
合わず、また非記録域の幅を、記録域と非記録域の明度
差によって決まる認識可能幅以下にし、或いはにじみ量
の和で規定される幅を越える最小の間引き幅にすること
により、非記録域は見た目に目立たない。
【0013】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図2は、
インクジェットプリンタの印字部の一例を示しており、
記録紙100は、ベイルローラ11で押さえられてプラ
テン12に巻付けられている。
【0014】プラテン12と平行に設けられたステーシ
ャフト13には、キャリッジ14が摺動自在に取り付け
られていて、記録紙100の表面に沿ってキャリッジ1
4が往復動する。
【0015】キャリッジ14には、イエロー(Y)、マ
ゼンタ(M)、シアン(C)及び黒(BK)の4色の液
体インクを貯留した4つのインクタンクカートリッジ1
Y,1M,1C,1BKと、そのインクタンクカートリ
ッジ1Y,1M,1C,1BKから供給されるインクに
圧力を加えてノズルから記録紙100面に向かってイン
ク滴を噴出させる4つのインクジェットヘッド2Y,2
M,2C,2BKが取り付けられている。
【0016】インクタンクカートリッジ1…とインクジ
ェットヘッド2…とは、各色インク別に一体的に設けら
れていて、キャリッジ14に対して取り外し可能に固定
されている。
【0017】図3は、インクジェットヘッド2の構造を
示しており、フォトエッチング技術によってインク流路
16、圧力室17およびノズル18などが複数組(例え
ば12組)形成されたステンレス鋼板3を、やはりステ
ンレス鋼板製の基板4と振動板5との間に挟み込んで、
拡散接合によって接合してある。
【0018】そして、振動板5には、電圧印加によって
変形して圧力室17内のインクに圧力を加える圧電素子
6が、各圧力室17に対応する位置に接着されている。
7は、圧電素子6に電圧を印加するためのドライバであ
る。
【0019】このような装置によって、ノズル18から
記録紙100面上にインク滴が吐出されて所定ピッチの
ドットが記録紙100上に形成される。そして、インク
滴の吐出タイミング、キャリッジ14の走査、そしてそ
れと垂直方向の記録紙100の走査により、記録紙10
0上にドットのパターンが形成されて、任意の文字や図
形等を記録することができる。また、記録紙100上で
各色インクの付着量を制御することにより、各色インク
の補色である赤、緑、紫をはじめとする各種の色を表現
することができる。
【0020】このような記録装置(解像度360dpi/in
ch、即ちドット間隔約70μm)を用い、インクのしみ
込みの異なる3種類の記録紙A,B,Cに対して3ドッ
トで構成したヘッド走査方向に平行な50mmのラインを
記録して、にじみ量の測定を行った。
【0021】にじみ量は、ラインエッジ部を8μm角の
画素に分解し、記録の有無を判定することにより求め
た。つまり、まず仮想エッジラインを設けて、その仮想
エッジラインと記録したラインエッジ部の画素の記録有
無境界部分との距離を測定する。
【0022】そして、50mmのライン全長にわたり、距
離の平均が0となる実エッジラインを設け、その実エッ
ジラインとラインエッジ部の画素の記録有無境界部分と
の距離を算出して、標準標本偏差を求め、これをにじみ
量とした。
【0023】図4及び図5は、図6に示されるようなラ
イン形状に対する、凹凸部の測定状態とフェザ部の測定
状態を、各々拡大して示し、実エッジの位置を例示した
ものである。
【0024】なお、黒インクは、染料3重量%、湿潤剤
5重量%、アルコール7重量%、イオン交換水85重量
%、イエローインク及びマゼンタインクは、染料3重量
%、湿潤剤5重量%、アルコール6.7重量%、界面活
性剤0.3重量%、イオン交換水85重量%をそれぞれ
を加熱混合し、これをポアサイズ0.45μmのフィル
タでろ過して得たインクを使用した。
【0025】図7は、A,B,C3種類の記録紙に対す
る、黒、イエロー及び赤色インクのにじみ量の測定結果
を示している。なお、赤はイエローとマゼンタとを重ね
ることによって形成される。
【0026】数値は、すべて多数の測定データの標準偏
差値をとったものであり、標準偏差値は、
【0027】
【数1】
【0028】で表される。例えば、図8に示される左右
のにじみ状態を、図9に一部が示されるように、450
データ(ピクセル)ずつ測定して、例えば左側が64.
99、右側が54.22の標準偏差値が得られる。
【0029】なお、にじみ量の測定の際、分解画素の大
きさを小さくするほど、またライン長を長くするほど、
そして本数を多くするほど、データ数が増加して、精度
が向上する。
【0030】非記録域の幅を調整する手段としては、イ
ンク滴の吐出タイミングを制御してドットを形成する位
置をずらす方法や、インク滴の吐出を停止してドットを
間引く方法等がある。調整量が微小の場合は前者が、大
きな場合は後者が適しているが、実現の容易性及びにじ
み量への影響の有無の点などから、後者のほうがより望
ましい。
【0031】なお、隣接する2つの領域に記録されるイ
ンクの色調が異なるほど、ブリードの影響が強く認識さ
れるので、本発明の効果は無彩色と有彩色間、寒色、暖
色間、補色間等の境界部分で顕著となる。
【0032】また、単位面積当たりに付着するインク量
が多いほど、にじみ及びブリードが増加する傾向がある
ので、本発明の効果は付着インク量が多いほど大きく、
例えば記録域がイエロー、マゼンタ、シアンのうちの2
色のインクを同一部に付着して、赤、緑、青紫を記録す
る場合に特に有効である。
【0033】また、にじみ量の値は、記録パターンによ
り多少影響を受ける。即ち、例えばラインの場合、1ド
ット、2ドット、3ドットとラインの幅が増加するにつ
れて、にじみ量が増加する傾向が一般に見られる。この
場合でも、ライン幅が3ドットから5ドット程度以上の
場合、にじみ量はほぼ飽和値をとる傾向がある。
【0034】したがって、記録するパターン毎ににじみ
量を求めることが望ましいが、3ドット程度の幅のライ
ンでにじみ量を測定して、これらの値をそのインクと記
録紙の組合せによるにじみ量として用いても、十分な効
果が得られる。
【0035】本発明においては、非記録域の幅、即ち非
記録域を挟んで隣り合う二色のドットのエッジ間の間隔
が、用いられる記録紙100に対する両インクのにじみ
量の標準偏差値の和以上にされる。そうすれば、ブリー
ドの発生を一定の確率以下にすることができる。
【0036】これを定量的に表現すると、図1に示され
るように、非記録域としてnドット間引いたときの非記
録域の幅、即ち非記録域を挟んで隣り合う二色のドット
のエッジ間隔をGn、記録されるドットの所定のピッチ
をD、非記録域としてmドット間引いたときの上記二色
のエッジ間隔をA、nは2以上の整数、mはnより小さ
な1以上の整数としたときに、 Gn≒(n−m)×D+A が成り立つインクジェット記録において、両記録域のに
じみ量の標準偏差値の和をdとするとき、 d≦Gn である。
【0037】ただし、標準偏差はその2倍値、3倍値と
高倍値になればなるだけ確率が高まるので、 e×d≦Gn(ただし、eは1以上の整数) とする。
【0038】また、非記録域の幅は、不必要に広くては
いけないので、両記録域のにじみ量の標準偏差値の和で
規定される幅を越える最小の間引き幅にするのがよい。
したがって、 Gn-1 ≦e×d≦Gn(ただし、eは1以上の整数) である。
【0039】そこで、図1に示される二色のドット10
1,102のエッジ間隔Gnを、その記録紙100に対
する二色両インクのにじみ量以上にすればよい。ただ
し、にじみ量は標準偏差値なので、3倍量(e=3)を
非記録域の幅Gnにすれば、97%以上の確率でブリー
ドを防止できることになる。
【0040】そこで、非記録域としてn(2〜5の整
数)ドット間引きした場合の非記録域の幅(測定値)
と、図7の結果を基に標準偏差の3倍量(e=3)とし
たときの本発明の計算値を図10に示す。
【0041】その結果、図10の太線内が本発明の値を
満足する最小値なので、それに対応するドット数分だけ
非記録域として間引けばよいことになる。なお、1ドッ
ト間引きのデータは従来例に対応する参考値である。
【0042】この測定の際のブリードの発生状況は図1
1に示されるとおりであり、○印は可、×印は不可を示
している。この結果、本発明の式にしたがって非記録域
の幅を設定すればブリードについて全く問題が生じない
ことがわかる。従来技術による比較例(1ドット間引
き)では、にじみによる部分的なブリードが生じて品位
が低下している。
【0043】次に、記録紙Aを用いて、明度差による非
記録部の認識幅を求めるため、イエロー(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)、黒(BK)、赤(R)、緑
(G)、青紫(B)の各色で非記録域を挟むように記録
を行い、非記録域の幅に対する認識度の主観評価を評価
者10名により行った。
【0044】評価尺度は5段階とし、例えば、非記録域
の存在をまったく認識できないレベルを5、認識できる
が我慢できるレベルを3、非記録域の存在をはっきり認
識でき記録全体の色調等に大きく影響して全く我慢でき
ないレベルを1とした。
【0045】我慢限である3以上の認識度を満足する非
記録域の幅と、各記録域の色と、非記録域の色の明度差
の関係を図12に示す。この結果、例えば黒とイエロー
の境界部及び黒と赤の境界部とも、非記録域は明度差の
小さいイエロー又は赤側に吸収される傾向が強い。
【0046】そして、非記録域の幅をイエローの場合は
約800μm以下、赤の場合は約250μm以下にすれ
ば、非記録域の認識度が低下して非記録域の存在が目立
ちにくくなる。なお、記録紙の色、インクの種類等が変
わると、明度差も変化するので、その都度主観評価によ
り、認識度を調査することが望ましい。
【0047】また本発明は、にじみ量が比較的大きくな
る記録紙を用いた場合に、より大きな効果が表れる。そ
こで、種々の記録紙を用いて、検討を行った結果、にじ
み量は、記録表面に繊維が露呈したいわゆるプレインペ
ーパーで大きく、特に紙の特性のうち、サイズ度(JI
S−P8122)と相関することを見出した。また、こ
の特性は紙の厚さの影響を受けるので、同じ厚さで比較
することが必要であることを見出した。
【0048】図13と図14に、紙厚とサイズ度及び紙
厚が100μmのときのサイズ度とにじみ量の関係を示
す。インクは、前述の黒インクを使用した。その結果、
紙厚100μm相当でのサイズ度50秒以下の記録紙に
記録を行う場合、急峻ににじみ量が増加する傾向があ
り、特にサイズ度50秒以下の記録紙に記録を行う場合
に、本発明の効果が大きいことが確かめられた。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、あい異なる色の記録域
が隣接する部分において、両記録域間に設けた非記録域
が、ブリードの発生しないだけの幅を有し、且つその幅
は目で見て目立たない必要最小限の幅になるので、汚い
混色や隙間等の見えない高品位のカラーインクジェット
記録を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の非記録域のドットの略示図である。
【図2】実施例のインクジェットプリンタの部分斜視図
である。
【図3】実施例のインクジェットヘッドの斜視断面図で
ある。
【図4】実施例のにじみ量の測定状態を例示する略示図
である。
【図5】実施例のにじみ量の測定状態を例示する略示図
である。
【図6】実施例のにじみ量の測定状態を例示する略示図
である。
【図7】実施例のにじみ量の測定結果を示す図表であ
る。
【図8】測定データとその標準偏差を説明するための参
考図である。
【図9】測定データとその標準偏差を説明するための参
考図である。
【図10】実施例の非記録域の幅を示す図表である。
【図11】実施例のブリードの発生状態を示す図表であ
る。
【図12】実施例の非記録域の認識可能幅を示す図であ
る。
【図13】実施例のサイズ度の影響を示す線図である。
【図14】実施例のサイズ度の影響を示す線図である。
【図15】フェザの発生を例示する図である。
【図16】凸凹の発生を例示する図である。
【図17】ブリードの発生を例示する図である。
【符号の説明】
100 記録紙 101,102 ドット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/485 B41J 3/12 G (72)発明者 明野 京太 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 梅宮 茂良 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録紙に付着させる各インク滴によりドッ
    トが形成されるインクジェット記録の、異なる色の記録
    域の間に非記録域を設けるようにしたカラーインクジェ
    ット記録方法において、 非記録域の幅、即ち非記録域を挟んで隣り合う二色のド
    ットのエッジ間の間隔を、その記録紙に対する両インク
    のにじみ量の標準偏差値の和以上で、記録域と非記録域
    の明度差によって決まる認識可能幅以下としたことを特
    徴とするカラーインクジェット記録方法。
  2. 【請求項2】上記非記録域は、隣り合うあい異なる色の
    記録域間の複数のドットの記録を間引くことによって形
    成される請求項1記載のカラーインクジェット記録方
    法。
  3. 【請求項3】記録紙に付着させる各インク滴によりドッ
    トが形成されるインクジェット記録の、異なる色の記録
    域の間に非記録域を設けるようにしたカラーインクジェ
    ット記録方法であって、上記ドットは所定のピッチで上
    記記録紙上に形成され、上記非記録域は、隣り合うあい
    異なる色の記録域間の複数のドットの記録を間引くこと
    によって形成されるものにおいて、 非記録域としてnドット間引いたときの非記録域の幅、
    即ち非記録域を挟んで隣り合う二色のドットのエッジ間
    隔をGn、記録紙上におけるドットの所定のピッチを
    D、非記録域としてmドット間引いたときの上記二色の
    エッジ間隔をA、nは2以上の整数、mはnより小さな
    1以上の整数としたときに、 Gn≒(n−m)×D+A が成り立つカラーインクジェット記録において、両記録
    域のにじみ量の標準偏差値の和をdとするとき、 Gn-1 ≦e×d≦Gn(ただし、eは1以上の整数) という関係が満足されることを特徴とするカラーインク
    ジェット記録方法。
  4. 【請求項4】上記eが、e=3である請求項3記載のカ
    ラーインクジェット記録方法。
  5. 【請求項5】上記インクが、黒色インクと少なくとも一
    種類の有彩色インクを有していて、黒色インクと有彩色
    インクとが隣接する記録部分において、上記の非記録域
    の幅が適用される請求項1、2、3又4記載のカラーイ
    ンクジェット記録方法。
  6. 【請求項6】隣り合う少なくとも一方の記録域が複数種
    類のインクを記録紙に付着して得られた記録域であり、
    この記録域のインク付着量が一種類のインクによる記録
    域のインク量より多い場合に、上記の非記録域の幅が適
    用される請求項1、2、3、又は4記載のカラーインク
    ジェット記録方法。
JP6187647A 1994-08-10 1994-08-10 カラーインクジェット記録方法 Withdrawn JPH0852932A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005212371A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Fuji Xerox Co Ltd インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置
CN115989088A (zh) * 2020-09-03 2023-04-18 株式会社大塚制药工场 印刷基材及其制造方法

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JP2005212371A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Fuji Xerox Co Ltd インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置
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