JPH0852654A - 磁力と流体圧力下での物体表面処理方法 - Google Patents

磁力と流体圧力下での物体表面処理方法

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JPH0852654A
JPH0852654A JP19084194A JP19084194A JPH0852654A JP H0852654 A JPH0852654 A JP H0852654A JP 19084194 A JP19084194 A JP 19084194A JP 19084194 A JP19084194 A JP 19084194A JP H0852654 A JPH0852654 A JP H0852654A
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fluid
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pressure
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JP19084194A
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Hideo Suzuki
秀夫 鈴木
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BERUMATEITSUKU KK
Bellmatic Ltd
Original Assignee
BERUMATEITSUKU KK
Bellmatic Ltd
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Publication date
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】被処理物を清浄・研磨・塗装等の表面処理する
に際して短時間に、確実に安定して簡易処理する。 【構成】ロール状、平板状または球面状であって、表面
が磁性物質からなるものまたは磁性物質でない場合は内
部に磁性物質を配置した移送部材と、この移送部材の表
面に対向して所定の間隔を設けて配置され、この面と平
行な面を形成する底面を備え、この底面から移送部材表
面に向けて高圧の圧力流体を噴出する噴出スリットを前
記底面に穿設し、かつ、少なくとも一対の磁性部材を内
蔵し、前記移送部材の磁性物質との間に磁力線を発生さ
せるようにしたヘッド部材とからなり、前記移送部材面
と前記ヘッド部材の底面との間で形成される間隙に被処
理物を配置し、前記噴出スリットから噴出する圧力流体
の供給流量の調節および前記磁性部材の磁力調整等によ
って前記ヘッド部材の底面と被処理物面との微小間隙を
一定に保持する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被処理物である物体
の表面の清掃、滑面加工、凹凸加工を行う磁力と流体圧
力下での物体表面処理方法に関する。特に、磁性物質を
有する移送部材の表面に被処理物を接触せしめ、この被
処理物の表面に圧力流体を吹きつけ、他方磁性部材を配
置したヘッド部材の面と被処理物との間の微小間隙を一
定にして移送部材上に載置した物体を表面処理する磁力
と流体圧力下での物体表面処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のあらゆる物体表面を清浄、滑面加
工、粗面加工、樹脂被覆、塗装染色等の表面加工処理す
る際に、種々の方法が利用されているが、清浄、滑面加
工、粗面加工等の場合、研磨剤、砥石、砥粒等を結合剤
に分散して支持部材などの母体に固着した研磨部材によ
る表面加工が行われている。このような表面処理とし
て、例えば、アルミニュウム、鉄、ステンレス、銅、真
鍮等の鋳物の表面研磨加工、圧延金属板(薄板)の艶出
し等の表面仕上げ加工、帯状物の表面の清掃、研磨(ポ
リッシング、バーニッシング、ラッピング)塗布および
エンボッシング加工等において多く利用されている。し
かしこれらの加工方法は、砥石などの細かい粒である砥
粒、例えば、ダイヤモンド等の砥粒を接着剤中に分散し
て紙、布等の支持部材の表面に固定したり、石材に散布
固定したりした研磨部材、例えば、ポリッシング装置、
ラッピング装置等では砥粒を有する研磨部を直接被加工
物の表面に接触させて摩擦力により被加工物の表面を研
磨していた。更に、板紙、薄板、布または樹脂フィルム
などの帯状物の表面を滑面加工、凹凸加工および清掃加
工する場合、これら帯状物の裏面に配置した移送部材の
表面上を搬送させながらこの移送部材上で同時に帯状物
表面を研磨加圧またはエアを吹きつけて表面処理するこ
とが多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、被処理
物の表面に直接接触させて母材の砥粒を有する研磨部材
の摩擦力により表面加工を行うものでは、母材からの砥
粒の脱落、研磨部材の表面の消耗脱落による損傷が多
く、短時間に研磨部材の研磨効果が減少し、この研磨部
材の取替作業を頻繁に行って常時研磨面を新しい面にな
るようにしなければならなかった。このような取替作業
を自動的に行い、研磨面の消耗度合いに応じて連続的に
新しい研磨面が露出するようになっている。また、研磨
機に使用するサンドペーパーにあっては既に使用されて
研磨ができない状態になった部分は目視または自動的に
サンドぺ−パ−が移動し、新しい研磨面が露呈するよう
になっている。しかし、上記のように研磨部材の研磨面
を処理物等の被加工物の表面に直接接触する方法は、研
磨作業中に研磨部材の表面の砥粒間に研磨された屑や切
粉等が詰まり、すなわち、目詰まり現象を生じて、表面
が平らになり研磨効率を著しく低下させることになって
いた。また、この目詰まりが成長して、被研磨物と間の
摩擦現象によって摩擦熱を発生し、被処理物表面を損傷
することになった。
【0004】更に、前述のポリシング機やラッピング機
等において、軟質材料(スポンジ、ゴム等)の面に研磨
材や砥粒を含有する混合液体(縣濁液)を連続的に供給
し、研磨することが行われているが、前記軟質材料の表
面に切り屑や切り粉等が詰まって目詰まり現象を生じ、
被加工物の表面を損傷させていた。特に、柔らかで軟質
である処理部材として帯状物を使用した場合は研磨部材
との摩擦により、帯状物の表面が傷つき易かった。この
ような目詰まりなどの悪い現象を防止するために一般に
研磨面を常時新しく早めに交換することが実施され、サ
ンドペーパを使用するものにおいてはサンドペーパーの
摩擦頻度に応じて送り量を早めることが行われている。
また、表面加工のうち塗布や染色などの帯状物表面に流
体を塗布する場合、帯状物と塗布装置との間隙を正確に
維持しなければ塗布厚み等が変化して問題である。
【0005】被処理物表面に付着した塵埃などを除去す
る清掃装置として、被処理物の表面に不織布を接触せし
める方法が知られ、この方法では被処理物が柔らかい軟
質性の帯状物である場合、その表面の清拭作業に際して
表面に傷を付けることがあったり、表面の塵を充分に除
去できない等の欠点がある。また、特に、不織布などの
拭作業では大きなゴミしか除去できなかった。また、表
面を清掃する方法として超音波による振動を与える方法
では振動によって浮遊した塵埃を被処理物の表面より吸
引する場合の吸引力に制限があり、充分な清掃は望めな
かった。更に、超音波方式では超音波発生装置の底面と
被処理物表面とのギャップについては超音波発生装置や
被処理物の移送部材が固定されているから、被処理物が
高速搬送されることにより浮き上がり、装置の底面との
接触等によってスリ傷を生じるので、このギヤップを小
間隙にすることは困難であった。そのため被処理物面と
超音波発生装置との間隙を大きくしているので被処理物
表面における吸引エアの圧力が小さくなり、被処理物表
面の塵埃を充分に除去できなかった。
【0006】また、鋳物などの表面を研磨する方法にお
いて、図11に示されるように被加工物Wの表面を厚さ
2 からT1 まで研磨する研磨作業において砥石やサン
ドペーパーを矢印X方向(搬送方向)および逆方向に移
動させ、直接表面を研磨するのが普通である。この場合
Y方向(幅方向)からの研磨は一般的に粗研磨の場合に
行われている。特に、表面を鏡面状態に仕上げる場合は
X方向またはY′方向からの研磨が非常に効果的である
から利用されている。例えば、Y方向からの粗仕上げ研
磨を行い、次に、X方向に中仕上げを行って、前工程の
研磨痕を完全に消去するように研磨して鏡面仕上げを行
っていた。この場合T3 は研磨部材と被研磨面とのギヤ
ップで、浮遊する粒子Sは砥粒である。更に、前記図1
1に示すようにガラス、ビーズ、鉄粒、砂利石、研磨剤
の砥粒をエア等の気体とともに被研磨面にZ方向から吹
きつけ被加工物面に砥流を衝突させて加工面を粗くした
り、塗料の剥離や金属表面を梨地状態に処理するサンド
ブラスト方法なども行われていた。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、また、サンドブラスト方法では被研磨物面に対して
垂直または斜め方向により研磨材等の吹付けが可能であ
るが研磨面に平行に、しかも図11に示すギヤップT3
の如き狭間隙に研磨剤を通過させ、このような被処理物
の表面に研磨剤を吹きつけることが出来なかった。か
つ、被処理物(被加工物)面の研磨工程に際して母材の
研磨部材の目詰まりの懸念もなく、連続して研磨するこ
とができる物体表面処理方法を提供するものである。ま
た、他の用途における上記のように被処理物の表面を清
浄するに際して、被処理面に直接布等の清浄物を接触さ
せることなく、被処理物面を傷めることなく清浄するこ
とができ、しかも、被処理物の表面の清浄性に優れ、短
時間に確実な清浄を簡易な方法で行うことができる磁力
と流体圧力下での物体表面処理方法を提供するものであ
る。また、母材の砥粒を含有する研磨部材の交換やサン
ドペーパーの自動交換装置等を必要とせず、研磨部材の
目詰まりの懸念もない物体表面処理方法を提供するもの
である。
【0008】被処理物表面と処理部材との隙間(ギャッ
プ)を非常に狭くしたり、かつ、精密に、しかも簡単に
調整でき、被処理物である帯状物(ストリップ、フィル
ム、ウエブ等)の種類に適した圧力流体の噴出力と磁性
部材の磁力とのバランスにより、これら被処理物である
鉄、銅等の鋳物などの表面を処理することができる物体
表面処理方法を提供するものである。更に、その他の目
的とするところは搬送されている被処理物(帯状物)の
表面および裏面を傷めることなく、非接触で処理物の表
面に付着した塵埃を確実に除去することができる物体表
面清掃装置を提供することを課題とする。第3の目的
は、被処理物の表面に塗布厚の薄い塗布材を均一の厚さ
で正確に塗布し、塗布搬送することができる物体表面処
理装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、ロール状、平板状または球面状であって、表
面が磁性物質からなるものまたは磁性物質でない場合は
内部に磁性物質を配置した移送部材と、この移送部材の
表面に対向して所定の間隔を設け、この表面に平行な面
を形成する底面を備え、この底面から移送部材表面に向
けて高圧の圧力流体を噴出する噴出スリットを備え、か
つ、少なくとも一対の磁性物質を内蔵し、前記移送部材
の磁性物質との間に磁力線を発生させるようにしたヘッ
ド部材とからなり、前記移送部材面と前記ヘッド部材の
底面との間で、前記噴出スリットから噴出する前記圧力
流体に押圧されながら被処理物を搬送走行し、前記噴出
スリットからの流体供給圧力流量の調節および前記磁性
部材の磁力調整等によって前記ヘッド部材の底面と被処
理物面との微小間隙を一定にし、被処理物が前記移送部
材(搬送ローラや無端ベルト)に接触しつつ、前記噴出
スリットから噴出する空気や液体等の流体または処理剤
等を含有する高圧の圧力流体により表面処理することを
特徴とする磁力と流体圧力下での物体表面処理方法の構
成である。
【0010】
【作用】本発明の物体表面処理方法によれば、移送部材
(搬送ローラ等)の強磁性体とヘッド部材に配置した磁
性部材との関係で、被処理物を貫通した磁力束によりヘ
ッド部材に被処理物に対する吸着作用、かつ、噴出スリ
ットから噴出する圧力流体の噴出圧を一定にすることか
ら、被処理物はヘッド部材との微小間隙を一定に維持
し、浮遊した状態が維持される。被処理物は移送部材と
接触した状態で、確実に搬送することができる。しかも
この磁性材料の磁力の調整などによってヘッド部材と移
送部材との間隙における被処理物に対する押圧力は容易
に調整することができる。そのため被処理物の表面を傷
つけることなく搬送することができ、例えば、移送部材
として円筒ロールを使用するときはこのロールの表面に
圧縮空気を媒介として被処理物が押圧されてロール表面
に接触するから非常に薄い処理物でも皺などが生じるこ
となく確実に搬送することができる。このような構成に
より物体の処理面に清浄用空気を前記ヘッド部材の噴出
スリットから吹き出させ、ヘッド部材と被処理物面との
間隙を一定に保持しながら被処理物面を容易に清浄する
ことができる。
【0011】また、この噴出スリットから噴出する圧力
流体として、空気または液体バインダーに研磨材・砥粒
などを分散した混合物を被処理物面に所定方向、所定圧
力により吹きつけ被処理物面を研磨することができる。
この研磨工程において、本発明では前記図11に示され
るように被処理物の表面に対して平行な方向(凹凸面に
垂直)から砥粒が吹きつけられるからYおよびX方向か
らの研磨も可能になって被処理物の表面の厚さT1 に切
削することができる。特に、図6、図7に示されるよう
にヘッド部材を回転しながら砥粒を含有する流体を噴出
するから被処理物に対する研磨効率に優れ、短時間に加
工処理することができる。
【0012】更に、噴出スリットから噴出する圧力流体
として、染色剤や塗料などの塗布物を前記噴出スリット
から噴出させることにより、塗装工程における塗布装置
としても利用することができ、例えば、噴出スリットか
ら通常の圧縮空気を噴出させた場合には柔らかい表面を
備えた被処理物(帯状物)の清掃装置に適し、研磨剤を
含有した圧縮空気を噴出する場合は、被処理物面の研磨
(バーニッシング)する表面処理に適しており、この噴
出スリットから熱風を吹き出し、または水分を含んだ空
気を吹き出して帯状物表面を乾燥または湿潤したり、染
色剤や塗料を含有する流体物質を吹き出し被処理物(帯
状物)の表面を塗装することもできる。
【0013】この発明の物体表面処理装置に使用するヘ
ッド部材は材質として特定されることもなく、流体の供
給用の供給室と噴出スリットを備えていればよい。そし
てこの形状についても角型でも丸型でもよい。しかも、
圧力流体を噴出する噴出スリットの位置や噴出方向も限
定されることもなく、また、この噴出スリットに代え多
孔性物質でヘッド部材を形成し、その両側に磁性体を配
置して、上記多孔性物質のヘッド部材全面から圧力流体
を噴出させるようにしてもよい。更に、このヘッド部材
の全体を被覆する周壁を設け、この周壁との間に間隙を
設けて、このヘッド部材の周囲を包囲する包囲壁を配設
し、ヘッド部材と包囲壁との間隙から噴出流体を吸引す
るようにして、排気装置により排気することにより、周
囲に汚染気体を飛散させることなく処理することができ
る。環境汚染を防止するためにこのような包囲壁を設け
てもよいが、環境汚染のおそれのない圧力流体を使用す
るときはこのような包囲壁を設ける必要はがない。この
発明の物体表面処理方法は処理物表面に圧力流体を吹き
付け、被処理物に付着した塵埃を空気中に散逸せしめ、
その上圧縮空気を吹き付けるから確実に塵埃を吹き飛ば
し、この散逸した塵埃などを周囲のエアとともに強制的
に吸引して排気することができるから処理物の表面の清
掃が確実に行える。
【0014】この時の移送部材とヘッド部材との間隔
(ギャップ)は被処理物の強度および噴出流体の圧力に
よって調整することができる。例えば、数ミクロンから
数百ミクロンに調整する。この発明の物体表面処理方法
において、圧力流体を噴出するヘッド部材は装置本体に
固着してあってもよいが、宙吊り状態にして浮遊させて
あってもよい。更に、ヘッド部材の内部には電磁石また
は永久磁石を内蔵させることにより、これと対向位置に
配置した移送部材の強磁性体との関係により、移送部材
である搬送ローラは圧力流体圧と前記磁性部材の磁力に
よる吸引力との間でバランスがとれた任意の位置で安定
し、ヘッド部材と被処理物表面との間は常に一定の隙間
をもって維持することができる。
【0015】この発明の物体表面処理装置のヘッド部材
に配置する磁性部材は移送部材などの搬送ロール表面に
近接して配置して、ヘッド部材を移送部材側に吸引する
ようにして間隙を調整するようにしてもよい。この移送
部材である搬送ロール内に配列する磁性物質は電磁石や
永久磁石などでよいが、この磁極の配列は搬送ロールの
径方向に多極配列してあってもよい。移送部材の搬送ロ
ールは長手方向に用途に応じて必要な長さにしてもよ
い。この搬送ロールは外周円筒を非磁性物質(例えば、
ステンレス、アルミニュウム)で形成してもよく、その
とき内部に磁性物質を配列することになる。この磁性物
質はリング状に形成したものを使用することができる。
特に、前記搬送ロール上に搬送される搬送物(帯状物)
の表面に向けて噴出スリットからの圧縮空気圧5Kg/cm2
で流体噴出させた場合ヘッドの面積×3Kg/cm2の圧力が
帯状物表面に加わり、帯状物と搬送ロールとの間に大き
な摩擦が発生して帯状物を確実に搬送することができ
る。また、この発明の物体表面処理方法においては、研
磨清掃される被処理物とヘッド部材との間隙を100μ
以下にした場合に効果的である。
【0016】
【実施例】図1はこの発明の物体表面処理方法に使用す
るその装置の一実施例の実施状態を示す斜視図である。
図2はこの発明の物体表面処理装置の第1の実施例の要
部断面図、図3は第2の実施例の要部断面図、図4はこ
の発明の移送部材を平板状にした場合の第3の実施例の
磁性体層の表面に被処理物を配置した要部断面図、図5
は円筒状の物体表面処理の第4の実施例の要部概略説明
図、図6はヘッド部材を回転処理する物体表面処理装置
の第5実施例の要部断面図、図7は第5の実施例に包囲
壁を設けた物体表面処理装置の要部断面図、図8は第6
の実施例の要部断面図、図9は第1の実施例の移送部材
として磁性部材を内蔵する円筒ロールを使用した要部断
面図である。図10は物体の両面を表面処理する装置の
概略図である。図11は通常の被加工物の表面の研磨状
態を示す概略図である。以下図面に示すこの発明の物体
表面処理方法に使用する各実施例の装置について説明す
る。
【0017】図面に示す実施例において、1は被処理物
の裏面に配置する移送部材で、平板状、球面状や円筒ロ
ールで形成され、その表面は強磁性体で形成された磁性
物質からなっている。また、この表面が磁性物質でない
ときは内部に強磁性体の磁性物質1aを配置してある。
この表面に処理される被処理物が載置され、この移送部
材1が固定の場合と移動する場合とがあり、移動する場
合は、無端ベルトで形成されるか、X軸方向またはY軸
方向に移動可能なテーブル状または円筒状のロール状に
なっている場合があり、これらの移送物体によって被処
理物は搬送されるようになっている。この移送部材1の
表面は強磁性体の磁性物質1aによって形成されてい
る。しかし、表面が非磁性物質であるときは、表面に近
接した位置に強磁性物質1aを配置してある。この移送
部材1の平面または円弧状面の表面に平行な底面を形成
するヘッド部材2がこの移送部材1から所定間隔を設け
て配置されている。3はこのヘッド部材2の底面側に穿
設され、移送部材1の長手方向に延設して形成した噴出
スリット3aに圧力流体を供給する流体供給室である。
4a,4bはヘッド部材2に近接して配置した磁性部材
で、前記移送部材1の磁性物質1aとともに磁束を形成
するものである。これは強磁性の永久磁石または電磁石
で形成されている。この磁性部材4a,4bはヘッド部
材2の前後の側面に接着して設けてもよく、また、一個
のU字型磁石で形成してもよい。
【0018】前記ヘッド部材2は非磁性体から形成さ
れ、被処理物の搬送方向の前後に設けた磁性部材4aと
4bとでは移送部材1面側でN極,S極を形成し、極性
を異ならしめてある。この極性は同一であってもよい。
前記噴出スリット3aへはコンプレッサなどにより加圧
され、更に、水分やゴミなどを除去したクリーンなエア
などの圧力流体が供給管6および流体供給室3に供給さ
れる。この流体供給室3や供給管6はヘッド部材2の中
央部分または被処理物の進入側に設けられ、前記噴出ス
リット3aの圧力流体の噴出方向は被処理物の表面に沿
って吹き出るように形成してある。また、このヘッド部
材2全体をカバーするようにヘッド部材2の外側に所定
間隔を設け、圧力流体の排風路を形成するように包囲壁
7が設けられている。このヘッド部材2と包囲壁7との
間に排風路が形成されている。この流体通路と排気管8
との間には排気口8aが設けられている。
【0019】この発明の物体表面処理装置は、ヘッド部
材2の底面と移送部材1の面との間に被処理物Fを配置
する。このとき被処理物Fの位置はヘッド部材2の底面
との間に5 〜100 ミクロンの間隙を設けて配置する。こ
の間隙は磁性物質1aとヘッド部2の磁性部材4a,4
bとの関係および噴出スリット3aから噴出する圧力流
体の圧力とにより一定に維持され、被処理物Fの厚みが
変動しても一定の間隙が維持することができる。図1、
図2に示されるように磁性部材4a、4bと移送部材1
の磁性物質1aとの間の磁力により、被処理物Fは移送
部材1面側に押圧される。この移送部材1の円筒ロール
も軸心が偏心していてもこの偏心量に応じてヘッド部材
2と被処理物Fとの間隙は一定に維持される。圧力流体
が供給管6からヘッド部材2へ供給され、このヘッド部
材2の流体供給室3を経て噴出スリット3aから圧力流
体は被処理物Fの表面に噴出するので、被処理物Fは移
送部材1表面に押圧される。このとき噴出スリット3a
の近傍に配置した磁性部材4a,4bと移送部材1の磁
性物質1aとの関係で被処理物Fは柔らかく移送部材1
である搬送ロールの表面に接触して搬送される。この圧
力流体として流体塗料を使用することにより被処理物F
の表面に均一な塗布も可能である。
【0020】更に、この被処理物表面に噴出される圧縮
空気として清浄流体を使用したときは噴出流体は被処理
物の搬送方向前後に高速にて噴出するため被処理物表面
に付着した塵埃を吹き飛ばして清掃することができる。
このとき図3に示す実施例によればヘッド部材2を被覆
するように包囲壁7を配置したものでは噴出した圧力流
体と共に塵埃等を含んだ空気は流体通路を経由して排気
口8aより強制的に吸引されて排気管8から排気され、
そのため被処理物F表面に付着した塵埃は確実に清掃さ
れる。ヘッド部材2の中央に設けた噴出スリット3aよ
り吐出された圧縮空気は移送部材1の周方向に抱かれた
被処理物に沿ってヘッド部材2の前後の流体通路を経由
して排気口8aから吸引されて排気管8から排出され
る。この発明の物体表面処理装置は、ヘッド部材2の底
面の噴出スリット3aから流体圧力を噴出させるから磁
性部材4の磁力を一定とすると供給される圧縮空気の圧
力に比例して両者のギャップの距離が変化する。また、
圧力に比例してゴミ等の除去効果を増大させることがで
きる。
【0021】この発明の物体表面処理装置として、図6
に示す第4の実施例によれば、ヘッド部材2の噴出スリ
ット3aから圧力流体を噴出しながら、ヘッド部材2を
回転させることにより被処理物の面とヘッド部材2の底
面との微小間隙から圧力流体と砥粒が噴出して、表面の
凹凸に衝突することにより、これを削りとり、研磨され
ることになる。この発明の物体表面処理装置は一個の移
送部材1について説明したが、金属ストリップ、樹脂フ
ィルム膜、布等の帯状物の両面を処理する場合は図10
に示すように二箇所の処理工程を配置し、それぞれの移
送部材1に対向してヘッド部材2と包囲壁7とを備えた
表面処理装置を配置することにより被処理物の両面を処
理することができる。この発明の物体表面処理装置のヘ
ッド部材2の噴出スリット3aから噴出する流体の種類
によって清浄・滑面・塗布等の加工処理する物体の加工
方法が異なる。噴出する圧力流体として通常の圧縮空気
を使用する清浄装置の場合として、この処理装置の噴出
スリット3aの近傍に放電ワイヤ等を架設したコロナ帯
電器を配置するか、このヘッド部材2に高電圧を与え
て、表面を絶縁体で形成した移送部材1との間でコロナ
放電を行って、被処理物の表面処理を行う場合の処理装
置としても使用することができる。この表面処理は合成
樹脂フィルム表面を微細に粗し、表面積を増やし、表面
に他の塗布流体を塗布する処理の場合の接着性を改善す
るものである。
【0022】また、圧力流体として圧縮空気中に研磨材
を分散したもので、研磨剤等を含有した圧縮空気を帯状
物(被加工物)表面に吹き付けることにより帯状物表面
を平滑面にすることができる。例えば、磁気テープなど
の表面研磨には最適である。他の実施例として、熱風を
搬送物表面に吹き付けて乾燥させることもでき、また、
湿潤剤、例えば、加温された蒸気を吹き付け処理するこ
とも可能である。この圧力流体として、研磨材を含まな
い流体を使用する場合は、清浄ガス、清浄水、溶剤等利
用して洗浄方法とする。
【0023】図2は第2の実施例の物体表面処理装置の
ヘッド部材2であり、第1の実施例のヘッド部材で使用
した磁性部材4a,4bに代わりに電磁石を使用したも
のである。そして、この電磁石に流れる電流を変化させ
ることにより磁力を連続的に変化されることができる。
これによって被処理物の表面に噴出する圧力流体の圧力
が一定であれば、移送部材1とヘッド部材2との隙間を
変化させることも可能である。更に、被処理物の接続部
分の継ぎ目が通過するときに隙間(ギャップ)を広げる
ことにより一時的に逃げを設けることもできる。また、
保守点検に際して電磁石の電流を零にすることにより、
簡単に移送部材1またはヘッド部材2を相互に離隔する
ことができる。
【0024】この発明の物体表面処理装置は片面の処理
のみではなく図10に示すように被処理物の両面を処理
することができる。この発明の第5の実施例について図
5に基づいて説明すると、被処理物が金属製の円筒また
は円柱状である場合、この表面に近接してヘッド部材2
を配置し、中央部分に設けた噴出スリット3a,3aか
ら噴出する圧力流体は円筒の長手方向(幅方向)に噴出
するようになっている。
【0025】また、図6に示す第6の実施例の場合は、
ヘッド部材2の中央の流体供給室3に連結する管を軸に
して、回転する構造で、被処理物の表面で平面移動しな
がら圧力流体を噴出しながら被処理物面を研磨すること
ができる。この場合、噴出流体の砥粒は被処理物の面に
均等に接触することになるから研磨速度が早く、被研磨
面を短時間に研磨することができる。この場合、ヘッド
部材2を移動させずに固定して、被処理物を移動させて
もよい。この実施例において、ヘッド部材2の周囲に包
囲壁7が存在しないが、図7に示されるように中央の流
体供給室3の周囲に排出管を配置して、包囲壁7を設け
ることもできる。この場合、ヘッド部材2を回転させな
がら吹き出した流体を排気するようになっている。
【0026】図2に示される物体表面処理装置におい
て、移送部材1として円筒を使用し、この表面に処理物
を接触させながら搬送し、同時に流体供給室3からの圧
力流体を噴出するようにしてあるが、この円筒の移送部
材1に代えて平板状の無端ベルト上に処理物を配置して
もよい。このときも流体の噴出方向は処理物の搬送方向
又は搬送方向と相反する方向に沿って噴出され、一定の
間隙を維持することができる。また、このヘッド部材2
の外周に間隔を設けて包囲壁7を配置してヘッド部材2
全体を被覆し、噴出した圧力流体を吸引することができ
るように構成することもできる。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、次
のような効果がある。 1)物体表面処理装置の移送部材に対向して設けたヘッ
ド部材内に磁性部材を内蔵し、かつ、圧力流体を噴出す
るから、被加工物とヘッド部材の底面との隙間の調整が
容易である。 2)被処理物を支持する移送部材の強磁性物質とヘッド
部材内に磁性部材とによって被処理物の移送部材に対す
る押圧力を調整することができ、しかも圧力流体の噴出
力により被処理物が確実に移送部材に接触するから被処
理物と移送部材である搬送ロール間のスリップがなく円
滑な搬送ができる。 3)物体表面処理装置はヘッド部材の磁性部材と噴出ス
リットより供給された圧力流体とにより被処理物表面に
付着した塵・ゴミは飛散し、周囲のエアとともに排気口
より強制的に吸引されので、鋳物や帯状物等の被処理物
表面と接触させることなく、清拭することができるから
研磨部材の母材の交換などの手間を必要としない。
【0028】4)移送部材の外周面に強磁性体又は永久
磁石を取付けるとともにこれに対向するヘッド部材に磁
性部材又は強磁性体を装着している場合には、移送部材
の搬送ロールによる帯状物は流体圧と磁性部材の磁力に
よる吸引力との間でバランスがとれた任意の位置で安定
し、常に一定の隙間をもって維持でき、安定した搬送が
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の物体表面処理方法に使用するその装
置の一実施例の実施材態を示す斜視図である。
【図2】図2はこの発明の物体表面処理装置の第1の実
施例の要部断面図である。
【図3】図3は第2の実施例の要部断面図である。
【図4】この発明の移送部材を平板状にした場合の第3
の実施例の磁性体層の表面に処理物を配置した要部断面
図である。
【図5】円筒状の物体表面処理の第4の実施例の要部概
略説明図である。
【図6】ヘッド部材を回転処理する物体表面処理装置の
第5実施例の要部断面図である。
【図7】第5の実施例に包囲壁を設けた物体表面処理装
置の要部断面図である。
【図8】第6の実施例の要部断面図である。
【図9】第1の実施例の移送部材として磁性部材を内蔵
する円筒ロールを使用した要部断面図である。
【図10】この発明の物体表面処理装置における物体両
面の表面処理する装置の概略図である。
【図11】この発明による一実施例の研磨工程における
物体表面の研磨状態を説明する概略図である。
【符号の説明】
1 :移送部材 2 :ヘッド部材 3 :流体供給室 3a:噴出スリット 4 :磁性部材(4a,4b) 6 :流体供給管 7 :包囲壁 8 :排気管 F :処理物

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール状、平板状または球面状であって、
    表面が磁性物質からなるものまたは磁性物質でない場合
    は内部に磁性物質を配置した移送部材と、 この移送部材の表面に対向して所定の間隔を設けて配置
    され、この面と平行な面を形成する底面を備え、この底
    面から移送部材表面に向けて高圧の圧力流体を噴出する
    噴出スリットを前記底面に穿設し、かつ、少なくとも一
    対の磁性部材を内蔵し、前記移送部材の磁性物質との間
    に磁力線を発生させるようにしたヘッド部材と、からな
    り、前記移送部材面と前記ヘッド部材の底面との間で形
    成される間隙に被処理物を配置し、前記噴出スリットか
    ら噴出する圧力流体の供給流量の調節および前記磁性部
    材の磁力調整等によって前記ヘッド部材の底面と被処理
    物面との微小間隙を一定に保持しながら、前記噴出スリ
    ットから噴出する空気や液体等の流体または処理剤等を
    含有する高圧の圧力流体により被処理物を表面処理する
    ことを特徴とする磁力と流体圧力下での物体表面処理方
    法。
  2. 【請求項2】前記ヘッド部材に近接して配設する前記磁
    性部材が永久磁石または電磁石であることを特徴とする
    請求項1記載の磁力と流体圧力下での物体表面処理方
    法。
  3. 【請求項3】前記ヘッド部材から噴出する前記圧力流体
    が圧縮空気であることを特徴とする請求項1および2か
    ら選ばれたことを特徴とする磁力と流体圧力下での物体
    表面処理方法。
  4. 【請求項4】前記移送部材の外周または内周面に磁性物
    質の磁性層を形成し、この磁性層が強磁性体物質で形成
    されていることを特徴とする請求項1,2および3から
    選ばれた磁力と流体圧力下での物体表面処理方法。
  5. 【請求項5】前記ヘッド部材に設けた圧力流体供給室か
    ら噴出する圧力流体の噴出方向が前記ヘッド部材の両側
    外側方向に向けて被処理物面にほぼ平行となって噴出す
    るように前記圧力流体供給室に連通した複数本の噴出ス
    リットを設けたことを特徴とする請求項1乃至4から選
    ばれた磁力と流体圧力下での物体表面処理方法。
  6. 【請求項6】前記ヘッド部材の外周辺に、所定間隔を空
    けて包囲壁を設け、前記噴出スリットから噴出した圧力
    流体等の気体を包囲壁に沿って吸引する装置を配置した
    ことを特徴とする請求項1乃至5から選ばれた磁力と流
    体圧力下での物体表面処理装置。
  7. 【請求項7】磁性物質または内部に強磁性物質を配設
    し、鋳物や帯状物等の被処理物の裏面に接触する移送部
    材と、 この移送部材の移送面に対向して平行に形成した底面を
    有し、この底面側に圧力流体を噴出する噴出スリットを
    備え、移送部材側の磁性物質との間に磁力線を形成する
    磁性部材を配置したヘッド部材と、からなり、前記ヘッ
    ド部材の底面と前記移送部材との間に被処理物を位置せ
    しめ、前記ヘッド部材の噴出スリットから吹き出される
    圧力流体によって被処理物表面を清掃することを特徴と
    する磁力と流体圧力下での物体表面清掃装置。
  8. 【請求項8】ロール状、平板状または球面状であって、
    表面が磁性物質からなるものまたは磁性物質でない場合
    は内部に磁性物質を配置した移送部材と、 この移送部材の表面に対向して所定の間隔を設け、この
    移送部材面と平行面を形成する底面を備え、この底面か
    ら移送部材表面に向けて研磨剤を含有する圧力流体を噴
    出する噴出スリットを前記底面に穿設し、少なくとも一
    対の磁性部材を内蔵し、前記移送部材の磁性物質との間
    に磁力線を発生させるようにしたヘッド部材と、 からなり、前記移送部材面と前記ヘッド部材の底面との
    間に被処理物を位置せしめ、前記噴出スリットから噴出
    する圧力流体の供給流量の調節および前記磁性部材の磁
    力調整等によって前記ヘッド部材面と被処理物面との間
    の微小間隙を一定に保持して、前記噴出スリットから噴
    出する研磨剤を含有する圧力流体により表面研磨処理す
    ることを特徴とする磁力と流体圧力下での物体表面研磨
    装置。
  9. 【請求項9】前記ヘッド部材の噴出スリットから加圧さ
    れた熱風または湿潤剤等を含有した圧縮空気を噴出せし
    めることを特徴とする請求項1乃至8から選ばれた磁力
    と流体圧力下での物体表面処理装置。
  10. 【請求項10】前記ヘッド部材の噴出スリットから加圧
    された染色剤、塗料流体物を噴出せしめることを特徴と
    する請求項1乃至9から選ばれた磁力と流体圧力下での
    物体表面処理装置。
  11. 【請求項11】被処理物である薄布、樹脂フィルムなど
    帯状物の裏面に接触する回転自在の移送部材である搬送
    ロールと、 この搬送ロールの孤状面に対向して弧状に形成した底面
    を有し、この底面の中央に前記搬送ロールの幅方向に形
    成した圧力流体を噴出する噴出スリットを備え、前記搬
    送ロール幅方向に延設したヘッド部材と、 このヘッド部材の前後側の対称位置に、前記搬送ロール
    側に磁力線が向くように配置した磁性部材と、 前記ヘッド部材の前記噴出スリットから噴出する圧力流
    体を強制的に吸引して排気する排気部材と、からなり、
    前記帯状物表面に吹きつける圧力流体と磁力により高速
    で搬送される帯状物表面を清掃することを特徴とする請
    求項2乃至7記載の磁力と流体圧力下での帯状物表面処
    理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107378648A (zh) * 2017-07-23 2017-11-24 张广 一种基于磁流变效应的工件局部高精度抛光装置
CN109015405B (zh) * 2018-08-02 2019-11-05 淮北市硕华机械设备有限公司 基于悬磁浮保证弹簧喷丸处理时表面均匀覆盖的喷丸装置

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