JPH0852556A - ダイカスト用金属供給システム、ダイカスト装置、注入装置および密閉ショットダイカスト方法 - Google Patents
ダイカスト用金属供給システム、ダイカスト装置、注入装置および密閉ショットダイカスト方法Info
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- JPH0852556A JPH0852556A JP7188939A JP18893995A JPH0852556A JP H0852556 A JPH0852556 A JP H0852556A JP 7188939 A JP7188939 A JP 7188939A JP 18893995 A JP18893995 A JP 18893995A JP H0852556 A JPH0852556 A JP H0852556A
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- hole
- filling
- closure
- casting
- pouring
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D17/00—Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
- B22D17/20—Accessories: Details
- B22D17/30—Accessories for supplying molten metal, e.g. in rations
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D17/00—Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
- B22D17/20—Accessories: Details
- B22D17/2015—Means for forcing the molten metal into the die
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、回転動作式クロージュア部材を
有する密閉ショットダイカスト金属供給システムを提供
することを課題とする。 【解決手段】 このシステムは内孔とその内孔に連通す
る横充填穴とを有するショットスリーブを備えている。
クロージュア部材がショットスリーブに回動自在に取り
付けられ、ウインドーを定めている。このクロージュア
部材は、ウインドーが充填穴に位置合わせされる充填位
置とクロージュア部材が充填穴を密閉する鋳込位置との
間で回転する。充填物からの過剰な溶融材料は、クロー
ジュア部材が回転するのにしたがってそこから流れ出
す。好ましい実施例においては、クロージュア部材が内
孔に対して偏心して取付けられ、かつ交差している。こ
の場合、クロージュア部材は、クロージュア部材が鋳込
位置にあるときに内孔と位置合わせされる弧状の凹部を
区画しており、プランジャが内孔の中を往復運動するこ
とを可能にしている。
有する密閉ショットダイカスト金属供給システムを提供
することを課題とする。 【解決手段】 このシステムは内孔とその内孔に連通す
る横充填穴とを有するショットスリーブを備えている。
クロージュア部材がショットスリーブに回動自在に取り
付けられ、ウインドーを定めている。このクロージュア
部材は、ウインドーが充填穴に位置合わせされる充填位
置とクロージュア部材が充填穴を密閉する鋳込位置との
間で回転する。充填物からの過剰な溶融材料は、クロー
ジュア部材が回転するのにしたがってそこから流れ出
す。好ましい実施例においては、クロージュア部材が内
孔に対して偏心して取付けられ、かつ交差している。こ
の場合、クロージュア部材は、クロージュア部材が鋳込
位置にあるときに内孔と位置合わせされる弧状の凹部を
区画しており、プランジャが内孔の中を往復運動するこ
とを可能にしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融材料のダイカ
ストの方法および装置に関し、特に、ダイキャビティー
に溶融材料を射出する方法および装置に関する。
ストの方法および装置に関し、特に、ダイキャビティー
に溶融材料を射出する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイカストは、溶融金属から物品を形成
するための広く知られた技術である。通常、ダイカスト
装置は、鋳造される物品の一部に対応するボイドがそれ
ぞれに形成された一対のダイハーフを備えている。これ
らのダイハーフを適正に位置合わせすると、それぞれの
ボイドが共同して鋳造される物品の形状に対応するダイ
キャビティーを形成する。このダイキャビティーに溶融
材料を入れ、硬化させる。一般に、硬化工程において
は、溶融材料を冷却して凝固させることを必要とする。
材料が充分に硬化したら、これらのダイハーフを開き、
鋳造品を取り出す。
するための広く知られた技術である。通常、ダイカスト
装置は、鋳造される物品の一部に対応するボイドがそれ
ぞれに形成された一対のダイハーフを備えている。これ
らのダイハーフを適正に位置合わせすると、それぞれの
ボイドが共同して鋳造される物品の形状に対応するダイ
キャビティーを形成する。このダイキャビティーに溶融
材料を入れ、硬化させる。一般に、硬化工程において
は、溶融材料を冷却して凝固させることを必要とする。
材料が充分に硬化したら、これらのダイハーフを開き、
鋳造品を取り出す。
【0003】過去においては、ショットシリンダを用い
て溶融金属をダイキャビティーに注入していた。このシ
リンダは、内部の孔を定めるショットスリーブと、溶融
金属をショットスリーブのなかに流れ込ませる横方向の
充填開口とを備えている。作動させると、シリンダプラ
ンジャが横方向開口を密封すると共に溶融金属を金型キ
ャビティーに注入する。充填穴が開いていると、空気が
スリーブ内に捕捉され得るので問題となる。過剰に充填
がされると、プランジャが充填穴を密封する以前にショ
ットスリーブの圧力が上昇し、プランジャが前進するの
にしたがって充填穴を介して溶融材料が逆噴出すること
が起こり得る。噴出を防ぐためにショットスリーブを適
正に充填した場合でも、スリーブの内部に空気が捕捉さ
れて、溶融材料と共に型の中に注入され、多数の孔を有
する鋳造となってしまう場合がある。
て溶融金属をダイキャビティーに注入していた。このシ
リンダは、内部の孔を定めるショットスリーブと、溶融
金属をショットスリーブのなかに流れ込ませる横方向の
充填開口とを備えている。作動させると、シリンダプラ
ンジャが横方向開口を密封すると共に溶融金属を金型キ
ャビティーに注入する。充填穴が開いていると、空気が
スリーブ内に捕捉され得るので問題となる。過剰に充填
がされると、プランジャが充填穴を密封する以前にショ
ットスリーブの圧力が上昇し、プランジャが前進するの
にしたがって充填穴を介して溶融材料が逆噴出すること
が起こり得る。噴出を防ぐためにショットスリーブを適
正に充填した場合でも、スリーブの内部に空気が捕捉さ
れて、溶融材料と共に型の中に注入され、多数の孔を有
する鋳造となってしまう場合がある。
【0004】これらの問題を解決するユニークな密閉シ
ョットダイカスト構成が、1993年4月27日発行の
Shimmellの米国特許第5,025,338号に
開示されている。この米国特許は、ショットスリーブに
交わり、かつ往復運動をするすべり弁を備える充填シリ
ンダを開示している。ショットスリーブの内部孔が溶融
材料で充填された後、このすべり弁を作動してショット
スリーブの充填開口を封ずる。この結果、ショットスリ
ーブは、プランジャが前進する以前に完全に充填、密閉
される。
ョットダイカスト構成が、1993年4月27日発行の
Shimmellの米国特許第5,025,338号に
開示されている。この米国特許は、ショットスリーブに
交わり、かつ往復運動をするすべり弁を備える充填シリ
ンダを開示している。ショットスリーブの内部孔が溶融
材料で充填された後、このすべり弁を作動してショット
スリーブの充填開口を封ずる。この結果、ショットスリ
ーブは、プランジャが前進する以前に完全に充填、密閉
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た米国特許の密閉ショットダイカスト構成では、その製
造に際して比較的複雑な機械加工を必要とする。また、
この充填シリンダはショツトスリーブ構造の縦断面を増
大させるものであり、すべての望ましいダイカスト設備
に取り入れ得るものではない。
た米国特許の密閉ショットダイカスト構成では、その製
造に際して比較的複雑な機械加工を必要とする。また、
この充填シリンダはショツトスリーブ構造の縦断面を増
大させるものであり、すべての望ましいダイカスト設備
に取り入れ得るものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題は、回転作動式
密閉ショットダイカストシステムが比較的細い縦断面を
有し、比較的簡単な機械工作によって製造される本発明
によって解決される。すなわち、このシステムは、内孔
を定めるショットスリーブと、横方向の充填穴とを含ん
でいる。ウインドーを定める回転クロージュアが充填穴
の周りにおいてショットスリーブ上に設けられ、ウイン
ドーと充填穴のアライメントが一致する充填位置と、ウ
インドーと充填穴が一致しない鋳造位置との間で動くこ
とができるようにされている。充填位置においては、ク
ロージュアのウインドーが充填穴にアライメントで一致
し、溶融材料をショットスリーブの内孔内へ通過させ
る。充填がなされると、クロージュアをショットスリー
ブの周りで回転させて充填穴を密閉し、過剰な溶融材料
を流しとる。
密閉ショットダイカストシステムが比較的細い縦断面を
有し、比較的簡単な機械工作によって製造される本発明
によって解決される。すなわち、このシステムは、内孔
を定めるショットスリーブと、横方向の充填穴とを含ん
でいる。ウインドーを定める回転クロージュアが充填穴
の周りにおいてショットスリーブ上に設けられ、ウイン
ドーと充填穴のアライメントが一致する充填位置と、ウ
インドーと充填穴が一致しない鋳造位置との間で動くこ
とができるようにされている。充填位置においては、ク
ロージュアのウインドーが充填穴にアライメントで一致
し、溶融材料をショットスリーブの内孔内へ通過させ
る。充填がなされると、クロージュアをショットスリー
ブの周りで回転させて充填穴を密閉し、過剰な溶融材料
を流しとる。
【0007】開示される実施例においては、この回動自
在のクロージュアを、ショットスリーブ孔に対して偏心
した環状凹部に取り付ける。充填位置にある場合、この
クロージュアはプランジャがクロージュアを越えて移動
することを防いでいる。鋳造位置にある場合、クロージ
ュアは、溶融金属をダイキャビティーの中に押し込むた
めにプランジャを作動するのを可能にするスリーブ壁の
一部の形状を定める。製造に際して、シリンダ孔は、鋳
造位置にクロージュアが存在する状態で形成され、クロ
ージュアによって定められるスリーブ壁の部分が孔の残
りの部分と完全に位置合わせするようにしている。
在のクロージュアを、ショットスリーブ孔に対して偏心
した環状凹部に取り付ける。充填位置にある場合、この
クロージュアはプランジャがクロージュアを越えて移動
することを防いでいる。鋳造位置にある場合、クロージ
ュアは、溶融金属をダイキャビティーの中に押し込むた
めにプランジャを作動するのを可能にするスリーブ壁の
一部の形状を定める。製造に際して、シリンダ孔は、鋳
造位置にクロージュアが存在する状態で形成され、クロ
ージュアによって定められるスリーブ壁の部分が孔の残
りの部分と完全に位置合わせするようにしている。
【0008】本発明は、空気が閉じ込められるのを防ぎ
ながら、ショットスリーブの内部孔を充填かつ密閉する
簡単かつ効果的な方法を提供する。この金属供給システ
ムは、OEMダイカスト設備および既存のシステムの両
方に組み入れることができる。また、このシステムは、
比較的コンパクトな縦断面を有している。
ながら、ショットスリーブの内部孔を充填かつ密閉する
簡単かつ効果的な方法を提供する。この金属供給システ
ムは、OEMダイカスト設備および既存のシステムの両
方に組み入れることができる。また、このシステムは、
比較的コンパクトな縦断面を有している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。この発明の一実施形態に係
る密閉ショットダイカスト装置10を図1に示す。この
装置10は、ダイアセンブリ11と金属供給システム1
3とを備えている。溶融金属が金属供給システムから金
型の中に押し込まれて、鋳造金属物体を作り出す。
付図面に基づいて説明する。この発明の一実施形態に係
る密閉ショットダイカスト装置10を図1に示す。この
装置10は、ダイアセンブリ11と金属供給システム1
3とを備えている。溶融金属が金属供給システムから金
型の中に押し込まれて、鋳造金属物体を作り出す。
【0010】図1において、ダイアセンブリ11は、金
型12と金型取付板18および20を備えている。金型
12は、可動金型取付板18に取り付けられるエジェク
タダイ14と、静止金型取付板20に取り付けられるカ
バーダイ16とを備えている。エジェクタダイ14の内
側面14aは、鋳造する物品の断面の第1の部分と一致
する輪郭をしている。同様に、カバーダイ16の内側面
16aは、鋳造する物品の断面の第2の部分に一致する
輪郭をしている。エジェクタおよびカバーダイ14およ
び16の内側面14aおよび16aを引き合わせると、
これらの輪郭が共同して、鋳造する物品の形状を定める
ボイドまたはダイキャビティー26を形成する。可動金
型取付板18は従来の油圧式手段(図示せず)に取り付
けられており、エジェクタダイ14に適切な動きをもた
らす。
型12と金型取付板18および20を備えている。金型
12は、可動金型取付板18に取り付けられるエジェク
タダイ14と、静止金型取付板20に取り付けられるカ
バーダイ16とを備えている。エジェクタダイ14の内
側面14aは、鋳造する物品の断面の第1の部分と一致
する輪郭をしている。同様に、カバーダイ16の内側面
16aは、鋳造する物品の断面の第2の部分に一致する
輪郭をしている。エジェクタおよびカバーダイ14およ
び16の内側面14aおよび16aを引き合わせると、
これらの輪郭が共同して、鋳造する物品の形状を定める
ボイドまたはダイキャビティー26を形成する。可動金
型取付板18は従来の油圧式手段(図示せず)に取り付
けられており、エジェクタダイ14に適切な動きをもた
らす。
【0011】金属供給システム11はショットスリーブ
22、駆動システム15、および回転可能なクロージュ
ア24を備えている。ショットスリーブ22は静止金型
取付板20およびカバーダイ16の中に取り付けられて
おり、ダイキャビティー26において終端している。シ
ョットスリーブ22はほぼ円柱状であり、ダイキャビテ
ィー26と流体連通する同心内孔28を含んでいる。
22、駆動システム15、および回転可能なクロージュ
ア24を備えている。ショットスリーブ22は静止金型
取付板20およびカバーダイ16の中に取り付けられて
おり、ダイキャビティー26において終端している。シ
ョットスリーブ22はほぼ円柱状であり、ダイキャビテ
ィー26と流体連通する同心内孔28を含んでいる。
【0012】図3において最もよく示されるように、第
1の偏心環状凹部30が、外側端22a近辺においてシ
ョットスリーブ22の周りに形成される。この第1環状
凹部30は、それのほぼ上側3分の2においてショット
スリーブ22と交わっており、ショットスリーブ22の
最上部に中心を有する幾分三日月型をしたボイドを生じ
ている。
1の偏心環状凹部30が、外側端22a近辺においてシ
ョットスリーブ22の周りに形成される。この第1環状
凹部30は、それのほぼ上側3分の2においてショット
スリーブ22と交わっており、ショットスリーブ22の
最上部に中心を有する幾分三日月型をしたボイドを生じ
ている。
【0013】第2の環状凹部32が、第1環状凹部30
上を中心としてかつそれと同心に整列してショットスリ
ーブ22の周りに形成されている。第2環状凹部32は
第1環状凹部30よりも幅が狭くかつ直径が小さい。こ
のため、第2環状凹部32の軸方向の両端において、一
対の尾根36aおよび36bがショットスリーブの周り
に部分的に形成される。第2環状凹部32は内孔28の
最上部と交わっており、ショットスリーブ22の上面を
貫通して内孔28と流体連通した状態で充填穴34を形
成している。環状凹部32の最下部がショットスリーブ
22の下端と一致することが好ましい。
上を中心としてかつそれと同心に整列してショットスリ
ーブ22の周りに形成されている。第2環状凹部32は
第1環状凹部30よりも幅が狭くかつ直径が小さい。こ
のため、第2環状凹部32の軸方向の両端において、一
対の尾根36aおよび36bがショットスリーブの周り
に部分的に形成される。第2環状凹部32は内孔28の
最上部と交わっており、ショットスリーブ22の上面を
貫通して内孔28と流体連通した状態で充填穴34を形
成している。環状凹部32の最下部がショットスリーブ
22の下端と一致することが好ましい。
【0014】次に図2および図3において、クロージュ
ア24が、充填位置と鋳造位置との間で回転可能にショ
ットスリーブ22上に取り付けられている。上述したよ
うに、クロージュア24は充填および鋳造位置の間でほ
ぼ45度回転する。クロージュア24は、ショットスリ
ーブ22の周りを挟み付けかつ第1および第2環状凹部
30および32によって定められる断面と嵌合する上側
および下側C字型部材60および62で構成されてい
る。上側および下側部材60および62は、それぞれ取
り付け面60bと60cの間および62bと62cの間
に延びる弧状部分60aおよび62aを含んでいる。弧
状部分60aおよび62aのそれぞれの内径は、第2環
状凹部32によって定められるショットスリーブの偏心
部分の外径にほぼ等しい。また、クロージュア部材60
および62のそれぞれの内側面にそって軸方向の両端に
は、一対の環状切欠き部64a,64bおよび66a,
66bが形成される。環状切欠き部64a,64bおよ
び66a,66bは、尾根36aおよび36bと嵌合す
るような大きさになっている。
ア24が、充填位置と鋳造位置との間で回転可能にショ
ットスリーブ22上に取り付けられている。上述したよ
うに、クロージュア24は充填および鋳造位置の間でほ
ぼ45度回転する。クロージュア24は、ショットスリ
ーブ22の周りを挟み付けかつ第1および第2環状凹部
30および32によって定められる断面と嵌合する上側
および下側C字型部材60および62で構成されてい
る。上側および下側部材60および62は、それぞれ取
り付け面60bと60cの間および62bと62cの間
に延びる弧状部分60aおよび62aを含んでいる。弧
状部分60aおよび62aのそれぞれの内径は、第2環
状凹部32によって定められるショットスリーブの偏心
部分の外径にほぼ等しい。また、クロージュア部材60
および62のそれぞれの内側面にそって軸方向の両端に
は、一対の環状切欠き部64a,64bおよび66a,
66bが形成される。環状切欠き部64a,64bおよ
び66a,66bは、尾根36aおよび36bと嵌合す
るような大きさになっている。
【0015】上側クロージュア部材60は、径方向に延
びる流し込み穴68および過剰充填トラフ70を備えて
いる。流し込み穴68は上側クロージュア部材を貫通
し、クロージュア24が充填位置にあるときに、充填穴
34と位置合わせされ、または流体連通の状態に配置さ
れる。過剰充填トラフ70は流し込み穴68と流体連通
しており、前壁68bから鋭角に外向きに延びて溶融材
料を流し込み穴68から流れ出させる。
びる流し込み穴68および過剰充填トラフ70を備えて
いる。流し込み穴68は上側クロージュア部材を貫通
し、クロージュア24が充填位置にあるときに、充填穴
34と位置合わせされ、または流体連通の状態に配置さ
れる。過剰充填トラフ70は流し込み穴68と流体連通
しており、前壁68bから鋭角に外向きに延びて溶融材
料を流し込み穴68から流れ出させる。
【0016】また、上側クロージュア部材60は、内孔
28の半径と等しい曲率半径を有する軸方向の弧状凹部
72を区画している。クロージュア部材60が鋳造位置
にあるとき、弧状凹部72は穴28と位置合わせされ、
プランジャロッド48がショットスリーブ22中を往復
運動することを可能にしている。凹部72の中心は、充
填および鋳込位置の間の角距離によって流し込み穴68
の中心から角度的にオフセットしている。また、一対の
取付穴74が各取り付け面60bおよび60cを貫通し
ている。下側クロージュア部材62は、上側クロージュ
ア部材60の取付穴74のそれぞれと整列するねじ式の
取付穴76を備えている。
28の半径と等しい曲率半径を有する軸方向の弧状凹部
72を区画している。クロージュア部材60が鋳造位置
にあるとき、弧状凹部72は穴28と位置合わせされ、
プランジャロッド48がショットスリーブ22中を往復
運動することを可能にしている。凹部72の中心は、充
填および鋳込位置の間の角距離によって流し込み穴68
の中心から角度的にオフセットしている。また、一対の
取付穴74が各取り付け面60bおよび60cを貫通し
ている。下側クロージュア部材62は、上側クロージュ
ア部材60の取付穴74のそれぞれと整列するねじ式の
取付穴76を備えている。
【0017】一対のシム78および80が上側および下
側クロージュア部材60および62の間に挟持されてい
る。シム78および80は上側および下側部材60およ
び62を隔てて、クロージュア24がショットスリーブ
22の周りを回転するための充分なすきまをもたらして
いる。シム78および80は、それぞれが一対の取付穴
82および84を備えており、取付けボルト86a〜8
6dがそこを通ることができるようになっている。
側クロージュア部材60および62の間に挟持されてい
る。シム78および80は上側および下側部材60およ
び62を隔てて、クロージュア24がショットスリーブ
22の周りを回転するための充分なすきまをもたらして
いる。シム78および80は、それぞれが一対の取付穴
82および84を備えており、取付けボルト86a〜8
6dがそこを通ることができるようになっている。
【0018】図1、図6および図7に示すように、クロ
ージュア部材24を作動するために油圧シリンダ90が
設けられている。油圧シリンダ90はブラケット92に
回動可能に取り付けられており、それが取付けボルト8
6cおよび86dによってクロージュア24に固定され
ている。
ージュア部材24を作動するために油圧シリンダ90が
設けられている。油圧シリンダ90はブラケット92に
回動可能に取り付けられており、それが取付けボルト8
6cおよび86dによってクロージュア24に固定され
ている。
【0019】次に図7において、確実なストップ部材9
6がクロージュア24の過剰な回転を防いでいる。この
確動ストップ部材96は、充填穴34が完全に密閉され
かつ過剰な溶融材料が流し込み穴68から流れ出た後に
取付け面62bと当接するようにショットスリーブ22
に燐接して取付けることが好ましい。
6がクロージュア24の過剰な回転を防いでいる。この
確動ストップ部材96は、充填穴34が完全に密閉され
かつ過剰な溶融材料が流し込み穴68から流れ出た後に
取付け面62bと当接するようにショットスリーブ22
に燐接して取付けることが好ましい。
【0020】金属供給システム13は、ショットスリー
ブ22の内孔28からダイキャビティー26の中に溶融
材料を放出する油圧手段38をさらに備えている。この
油圧手段38は、油圧式ショットシリンダ40、ロッド
44、クロスヘッドアダプタ46、およびプランジャロ
ッド48を備えている。ショットシリンダ40はショッ
トスリーブ22とアライメントが一致し、ロッド44に
往復運動をもたらすように動作する。ロッド44はクロ
スヘッドアダプタ46およびプランジャロッド48に接
続して、プランジャロッド48に往復運動を付与する。
プランジャロッド48は孔28に対してすべり嵌め状態
にあり、金型12に向けてのロッド48の動きが、ショ
ットスリーブ22からダイキャビティー26の中に溶融
材料を突き出す。
ブ22の内孔28からダイキャビティー26の中に溶融
材料を放出する油圧手段38をさらに備えている。この
油圧手段38は、油圧式ショットシリンダ40、ロッド
44、クロスヘッドアダプタ46、およびプランジャロ
ッド48を備えている。ショットシリンダ40はショッ
トスリーブ22とアライメントが一致し、ロッド44に
往復運動をもたらすように動作する。ロッド44はクロ
スヘッドアダプタ46およびプランジャロッド48に接
続して、プランジャロッド48に往復運動を付与する。
プランジャロッド48は孔28に対してすべり嵌め状態
にあり、金型12に向けてのロッド48の動きが、ショ
ットスリーブ22からダイキャビティー26の中に溶融
材料を突き出す。
【0021】動作に際しては、適切な輪郭のエジェクタ
ダイ14およびカバーダイ16が、それぞれ可動および
静止金型取付板18および20に取付けられている。次
に、エジェクタダイ14をカバーダイ16と接触するよ
うに移動して、ダイキャビティー26を形成する。必要
な場合には、油圧ショットシリンダ40を後退させて、
図1に示すようにプランジャロッド48を完全に抜き出
す。
ダイ14およびカバーダイ16が、それぞれ可動および
静止金型取付板18および20に取付けられている。次
に、エジェクタダイ14をカバーダイ16と接触するよ
うに移動して、ダイキャビティー26を形成する。必要
な場合には、油圧ショットシリンダ40を後退させて、
図1に示すようにプランジャロッド48を完全に抜き出
す。
【0022】次に図6において、クロージュア24はま
ず充填位置にある。ショットスリーブ22の内孔28が
溢れるまで満たされかつ溢れたものが流し込み穴68を
部分的に満たすまで、溶融材料を流し込み穴68を介し
てショットスリーブに注ぎ込む。
ず充填位置にある。ショットスリーブ22の内孔28が
溢れるまで満たされかつ溢れたものが流し込み穴68を
部分的に満たすまで、溶融材料を流し込み穴68を介し
てショットスリーブに注ぎ込む。
【0023】次に、油圧シリンダ90を後退させて、ク
ロージュア24をショットスリーブ22の周りで回転さ
せる。油圧シリンダ90の後退は、クロージュア24が
確動ストップ部材96に当接するまで継続する。クロー
ジュア24が回転するのにしたがって、充填穴34は上
部クロージュア部材60の内側面によって徐々に閉じら
れていき、過剰な溶融金属がトラフ70を介して流し込
み穴68から流れ出す。受け皿(図示せず)をショット
スリーブ22の下に配置して、回転するクロージュアか
ら流れ出した溶融金属を捕捉することができる。クロー
ジュアが確動ストップ部材96に当接すると、充填穴は
完全に密閉され、過剰な溶融金属はすべて流し込み穴6
8から流れ出す。また、凹部72が、ショットスリーブ
22の中心に定められた内孔28と位置合わせされる。
ロージュア24をショットスリーブ22の周りで回転さ
せる。油圧シリンダ90の後退は、クロージュア24が
確動ストップ部材96に当接するまで継続する。クロー
ジュア24が回転するのにしたがって、充填穴34は上
部クロージュア部材60の内側面によって徐々に閉じら
れていき、過剰な溶融金属がトラフ70を介して流し込
み穴68から流れ出す。受け皿(図示せず)をショット
スリーブ22の下に配置して、回転するクロージュアか
ら流れ出した溶融金属を捕捉することができる。クロー
ジュアが確動ストップ部材96に当接すると、充填穴は
完全に密閉され、過剰な溶融金属はすべて流し込み穴6
8から流れ出す。また、凹部72が、ショットスリーブ
22の中心に定められた内孔28と位置合わせされる。
【0024】トラフ70がないと、流し込み穴68の後
壁68aが水平方向より下に回転するのにしたがって空
気が内部孔に入る場合がある。トラフ70は、後壁68
aを水平方向より下に回転する必要をなくすことによっ
て、空気が巻き込まれることを防いでいる。あるいは、
流し込み穴68および充填穴34が充分に細い場合は、
後壁68aが水平方向より下に回転する地点に先だって
充填穴34が密閉することからトラフ70をなくしても
よい。
壁68aが水平方向より下に回転するのにしたがって空
気が内部孔に入る場合がある。トラフ70は、後壁68
aを水平方向より下に回転する必要をなくすことによっ
て、空気が巻き込まれることを防いでいる。あるいは、
流し込み穴68および充填穴34が充分に細い場合は、
後壁68aが水平方向より下に回転する地点に先だって
充填穴34が密閉することからトラフ70をなくしても
よい。
【0025】ショットスリーブ22が溶融金属で充填さ
れかつクロージュアが鋳造位置に回転すると、油圧ショ
ットシリンダ40が延ばされ、ショットスリーブ22の
中心の内孔28を通してプランジャロッド48を軸方向
に押す。延びていくプランジャロッド48が溶融金属を
ショットスリーブ22からダイキャビティー26に押し
込み、そこでそれを硬化させる。スクイーズキャスティ
ングのために溶融金属の中に高圧を生じさせることも随
意である。
れかつクロージュアが鋳造位置に回転すると、油圧ショ
ットシリンダ40が延ばされ、ショットスリーブ22の
中心の内孔28を通してプランジャロッド48を軸方向
に押す。延びていくプランジャロッド48が溶融金属を
ショットスリーブ22からダイキャビティー26に押し
込み、そこでそれを硬化させる。スクイーズキャスティ
ングのために溶融金属の中に高圧を生じさせることも随
意である。
【0026】物品が一般に冷却によって充分に硬化され
た後に、エジェクタダイ14とカバーダイ16とが分離
されて、鋳造物品が金型から取り外され、ダイカスト装
置は次の動作サイクルへの準備が整う。
た後に、エジェクタダイ14とカバーダイ16とが分離
されて、鋳造物品が金型から取り外され、ダイカスト装
置は次の動作サイクルへの準備が整う。
【0027】あるいは、本発明は、全動作サイクルを通
じてクロージュア24を充填位置に保持するだけで、従
来の金型鋳造機として動作することができる。まず、プ
ランジャロッド48を後退位置にし、クロージュア24
を充填位置にする。適切な量の溶融金属をショットスリ
ーブ22に流し込み、油圧ショットシリンダ40がプラ
ンジャロッド48を延ばすように動作し、これによって
溶融金属をショットスリーブ22からダイキャビティー
26に押し込む。
じてクロージュア24を充填位置に保持するだけで、従
来の金型鋳造機として動作することができる。まず、プ
ランジャロッド48を後退位置にし、クロージュア24
を充填位置にする。適切な量の溶融金属をショットスリ
ーブ22に流し込み、油圧ショットシリンダ40がプラ
ンジャロッド48を延ばすように動作し、これによって
溶融金属をショットスリーブ22からダイキャビティー
26に押し込む。
【0028】本発明は、薄肉物品の鋳造が可能な高速ダ
イカスト機械として動作することも可能である。高速ダ
イカストに必要な正確なタイミングのパラメータは、シ
ョットスリーブ22の内孔28に入れられた既知の量の
溶融材料の関数として求めることができる。
イカスト機械として動作することも可能である。高速ダ
イカストに必要な正確なタイミングのパラメータは、シ
ョットスリーブ22の内孔28に入れられた既知の量の
溶融材料の関数として求めることができる。
【0029】また、本発明は、例えば、上述したように
ショットスリーブの外側端22aに環状凹部30および
32を機械加工し、回転動作クロージュア24を付すこ
とによって既存のダイカスト装置を容易に改造可能なも
のである。
ショットスリーブの外側端22aに環状凹部30および
32を機械加工し、回転動作クロージュア24を付すこ
とによって既存のダイカスト装置を容易に改造可能なも
のである。
【0030】上述の説明は、本発明の好適な一実施形態
のものであるが、特許請求の範囲に明示した本発明の要
旨を逸脱することなしに、多様な変化および変更をなす
ことができる。
のものであるが、特許請求の範囲に明示した本発明の要
旨を逸脱することなしに、多様な変化および変更をなす
ことができる。
【図1】本発明に係るダイカスト装置を示す側面図であ
る。
る。
【図2】本発明のダイカスト装置の一部を示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】ショットスリーブおよびクロージュアを示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図4】上側クロージュア部材を示す正面図である。
【図5】ショットスリーブに取付けられたクロージュア
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図6】充填位置におけるクロージュアおよびショット
スリーブを示す正面図である。
スリーブを示す正面図である。
【図7】鋳込位置におけるクロージュアおよびショット
スリーブを示す正面図である。
スリーブを示す正面図である。
10 密閉ショットダイカスト装置 11 ダイアセンブリ 12 金型 13 金属供給システム 14 エジェクタダイ 15 駆動システム 16 カバーダイ 18 可動金型取付板 20 静止金型取付板 22 ショットスリーブ 24 クロージュア 26 ダイキャビティー 28 同心内孔 30 偏心環状凹部 32 第2環状凹部 34 充填穴 36a,36b 尾根 38 油圧手段 40 油圧式ショットシリンダ 44 ロッド 46 クロスヘッドアダプタ 48 プランジャロッド 60,62 クロージュア部材 64a,64b,66a,66b 環状切欠き部 68 流し込み穴 70 過剰充填トラフ 72 弧状凹部 74 取付穴 76 取付穴 78,80 シム 82,84 取付穴 86c,86d 取付けボルト 90 油圧シリンダ 92 ブラケット 96 確動ストップ部材
Claims (12)
- 【請求項1】 内孔とこの内孔に連通する充填穴とが形
成されたショットスリーブと、 流し込み穴が形成されると共に、前記流し込み穴が前記
充填穴と位置合わせされる充填位置と前記充填穴が閉じ
られる鋳込位置との間で前記ショットスリーブを中心と
して回転自在に前記ショットスリーブ上に取付けられた
クロージュア部材とを備えることを特徴とするダイカス
ト用金属供給システム。 - 【請求項2】 前記流し込み穴から延びる過充填トラフ
が前記クロージュア部材に形成され、前記トラフは前記
クロージュア部材が前記充填位置にある場合に過充填の
溶融金属を受け入れ、前記充填位置から前記鋳込位置へ
の前記クロージュア部材の動きが前記過充填トラフから
溶融金属を流れ出させることを特徴とする請求項1記載
のシステム。 - 【請求項3】 前記クロージュア部材が前記鋳造位置に
ある場合に前記ショットスリーブの前記内孔に位置合わ
せされる弧状凹部が前記クロージュア部材に形成された
ことを特徴とする請求項1記載のシステム。 - 【請求項4】 ダイキャビティーを有する金型と、 前記ダイキャビティーと流体連通する内孔とこの内孔に
連通する充填穴とを有するショットスリーブと、 前記ショットスリーブに取付けられると共に、流し込み
穴が形成されかつ前記流し込み穴が前記充填穴に流体連
通する充填位置と前記流し込み穴が前記充填穴に流体連
通しない鋳込位置との間で移動可能であるクロージュア
とを備えることを特徴とするダイカスト装置。 - 【請求項5】 前記クロージュアは、前記クロージュア
が鋳込位置にある場合に前記充填穴を閉じることを特徴
とする請求項4記載のダイカスト装置。 - 【請求項6】 前記クロージュアは、前記クロージュア
が充填位置から鋳造位置に移動するのにしたがって前記
流し込み穴から溶融金属を流れ出させる前記流し込み穴
と連通する過充填トラフをさらに有することを特徴とす
る請求項4記載のダイカスト装置。 - 【請求項7】 前記ショットスリーブは前記クロージュ
アを受け入れるための、前記内孔に対して偏心する環状
凹部を有することを特徴とする請求項4記載のダイカス
ト装置。 - 【請求項8】 前記環状凹部は、前記内孔と交差して前
記充填穴を形成することを特徴とする請求項4記載のダ
イカスト装置。 - 【請求項9】 充填位置と鋳込位置との間で前記クロー
ジュアを移動する駆動手段をさらに備えることを特徴と
する請求項4記載のダイカスト装置。 - 【請求項10】 金型のキャビティー内に溶融材料を注
入する装置において、 ダイキャビティーに流体連通する内孔と、前記内孔に連
通する充填穴と、前記内孔に対して偏心する環状凹部と
が形成され、前記環状凹部は前記内孔と交差し、前記充
填穴は前記環状凹部の前記内孔との交差部分によって区
画されるショットスリーブと、 前記内孔内において往復動作可能に取り付けられるプラ
ンジャと、 前記プランジャを駆動するための駆動手段と、 前記環状凹部内において前記ショットスリーブに取付け
られると共に、流し込み穴が形成され、前記流し込み穴
が前記充填穴に流体連通するような充填位置と前記充填
穴が覆われる鋳込位置との間で移動可能であり、鋳造位
置にある場合に前記ショットスリーブの前記内孔と位置
合わせされる弧状凹部が形成されたクロージュアと、 充填位置と鋳込位置との間で前記クロージュアを回転す
る駆動手段とを備えることを特徴とする注入装置。 - 【請求項11】 前記クロージュアは、前記クロージュ
アが前記鋳造位置に移動した場合に前記流し込み穴から
の溶融材料を流し出すために前記流し込み穴と連通する
過充填トラフをさらに有することを特徴とする請求項1
0記載の装置。 - 【請求項12】 金型のキャビティーに流体連通する軸
方向の内孔とこの内孔に流体連通する充填穴とを有する
ショットスリーブを設け、 充填位置と鋳込位置との間で回転動作可能で、充填位置
にある場合に充填穴に流体連通する流し込み穴を有し、
鋳込位置にある場合に充填穴を閉じる回転動作式クロー
ジュアをショットスリーブに対して偏心して取付け、 クロージュアを充填位置に回転し、 溶融材料が内孔を満たしかつ過剰な溶融材料が流し込み
穴を部分的に満たすまで流し込み穴および充填穴を介し
てショットスリーブの内孔内に溶融材料を導入し、 クロージュアを鋳込位置まで回転して充填穴を密閉し、
過剰な溶融材料を流し込み穴から流出させ、 ショットスリーブの内孔内でプランジャを前進させて溶
融材料を金型のキャビティー内に注入することを特徴と
する密閉ショットダイカスト方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/280159 | 1994-07-25 | ||
US08/280,159 US5529110A (en) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | Rotary actuated closed shot die casting |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0852556A true JPH0852556A (ja) | 1996-02-27 |
JP2999692B2 JP2999692B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=23071936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7188939A Expired - Lifetime JP2999692B2 (ja) | 1994-07-25 | 1995-07-25 | ダイカスト用金属供給システム、ダイカスト装置、注入装置および密閉ショットダイカスト方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5529110A (ja) |
EP (1) | EP0694357B1 (ja) |
JP (1) | JP2999692B2 (ja) |
AU (1) | AU671055B2 (ja) |
CA (1) | CA2154416C (ja) |
DE (1) | DE69512846T2 (ja) |
ES (1) | ES2136800T3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013248671A (ja) * | 2008-10-27 | 2013-12-12 | Honda Motor Co Ltd | 複合部品及び複合部品の製造方法 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5730202A (en) * | 1996-03-18 | 1998-03-24 | Nelson Metal Products Corporation | Constant volume shot sleeve |
JP3268268B2 (ja) * | 1998-05-26 | 2002-03-25 | 幸久 長子 | 自動給湯射出装置 |
DE10047735A1 (de) * | 2000-09-27 | 2002-04-11 | Rauch Fertigungstech Gmbh | Verfahren zum Druckgiessen und Füllbüchse hierfür sowie Druckgiessmaschine |
DE102004057325A1 (de) * | 2004-11-27 | 2006-06-01 | Pfeiffer Vacuum Gmbh | Vakuumdruckgussverfahren |
DE112015002609A5 (de) * | 2014-06-02 | 2017-02-23 | Ksm Castings Group Gmbh | Gießvorrichtung und Druckgussverfahren |
DE102016111663A1 (de) * | 2016-06-24 | 2017-12-28 | Ortmann Druckgießtechnik GmbH Gießkammern-Gießbehälter-Druckgießwerkzeuge-Formenbau | Horizontale Gießkammer, Kit mit einer Gießkammer und einer Einfüllhilfe sowie Verfahren zum Druckgießen von Metall in einer Gießkammer |
CN114905032B (zh) * | 2022-06-14 | 2024-07-19 | 株洲火炬工业炉有限责任公司 | 双勺定量舀锌浇注装置 |
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JPS5977559U (ja) * | 1982-11-18 | 1984-05-25 | 株式会社アーレスティ | ダイカスト機 |
JPH0615430A (ja) * | 1992-04-27 | 1994-01-25 | Outboard Marine Corp | 真空ダイカスト用密封ショットスリーブ装置 |
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---|---|---|---|---|
SU461796A1 (ru) * | 1973-06-25 | 1975-02-28 | Предприятие П/Я В-2769 | Устройство дл продувки прессформы газом |
US4926926A (en) * | 1988-12-05 | 1990-05-22 | Zecman Kenneth P | Three layer shot sleeve assembly |
GB8902120D0 (en) * | 1989-02-01 | 1989-03-22 | Frys Metals Ltd | Casting apparatus & method |
US5025338A (en) | 1990-04-27 | 1991-06-18 | Car Mate Mfg. Co., Ltd. | Automatic disc carrying and playing device |
US5205338A (en) * | 1991-12-11 | 1993-04-27 | Nelson Metal Products Corporation | Closed shot die casting |
AU638902B1 (en) * | 1993-01-11 | 1993-07-08 | Nelson Metal Products Corporation | Closed shot die casting system |
-
1994
- 1994-07-25 US US08/280,159 patent/US5529110A/en not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-06-07 AU AU20539/95A patent/AU671055B2/en not_active Ceased
- 1995-07-13 EP EP95304915A patent/EP0694357B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-13 DE DE69512846T patent/DE69512846T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-07-13 ES ES95304915T patent/ES2136800T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-21 CA CA002154416A patent/CA2154416C/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-07-25 JP JP7188939A patent/JP2999692B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2154416A1 (en) | 1996-01-26 |
US5529110A (en) | 1996-06-25 |
ES2136800T3 (es) | 1999-12-01 |
JP2999692B2 (ja) | 2000-01-17 |
AU2053995A (en) | 1996-02-22 |
DE69512846T2 (de) | 2000-01-27 |
CA2154416C (en) | 1999-10-12 |
EP0694357B1 (en) | 1999-10-20 |
EP0694357A1 (en) | 1996-01-31 |
DE69512846D1 (de) | 1999-11-25 |
AU671055B2 (en) | 1996-08-08 |
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