JPH085218A - 車両用冷温蔵庫 - Google Patents
車両用冷温蔵庫Info
- Publication number
- JPH085218A JPH085218A JP15970794A JP15970794A JPH085218A JP H085218 A JPH085218 A JP H085218A JP 15970794 A JP15970794 A JP 15970794A JP 15970794 A JP15970794 A JP 15970794A JP H085218 A JPH085218 A JP H085218A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat transfer
- transfer plate
- cup holder
- cold storage
- chest
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 飲用途中の缶飲料15を蓋3を開いて庫内16
に出し入れすることなく容易に保冷又は保温する。 【構成】 冷温蔵庫100 の上面にカップホルダー17を形
成し、このカップホルダー17の底を庫内16に面する伝熱
プレート18で構成する。
に出し入れすることなく容易に保冷又は保温する。 【構成】 冷温蔵庫100 の上面にカップホルダー17を形
成し、このカップホルダー17の底を庫内16に面する伝熱
プレート18で構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はペルチェ素子を用いた電
子冷却式の車両用冷温蔵庫に関する。
子冷却式の車両用冷温蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種冷温蔵庫の1例が図3に示
されている。冷温蔵庫100 の本体1の上部開口はこの本
体1に蝶番2によって枢支された蓋3によって開閉され
るようになっている。
されている。冷温蔵庫100 の本体1の上部開口はこの本
体1に蝶番2によって枢支された蓋3によって開閉され
るようになっている。
【0003】本体1はアルミ等の熱伝導率が高い材質か
らなる内面板4とその外面に貼り付けられた断熱材5と
これを被覆する外面板6からなる。蓋3は内面板7、断
熱材8及び外面板9をこの順に積層してなる。
らなる内面板4とその外面に貼り付けられた断熱材5と
これを被覆する外面板6からなる。蓋3は内面板7、断
熱材8及び外面板9をこの順に積層してなる。
【0004】内面板4にはペルチェ素子11の金属電極が
伝熱可能に密着せしめられ、その放熱フィン12は本体1
の外部に露出している。この放熱フィン12にはフアン13
によって送られる風が吹き付けられるようになってい
る。なお、14はフアン13を駆動するためのモータ、15は
庫内16に収容されたコーヒー、茶、ジュース等の缶飲料
である。
伝熱可能に密着せしめられ、その放熱フィン12は本体1
の外部に露出している。この放熱フィン12にはフアン13
によって送られる風が吹き付けられるようになってい
る。なお、14はフアン13を駆動するためのモータ、15は
庫内16に収容されたコーヒー、茶、ジュース等の缶飲料
である。
【0005】ペルチェ素子11はP型素子とN型素子から
なる2種類の熱電半導体を金属電極でπ型に接合してな
り、N型素子からP型素子に向かって電流を流すと、ペ
ルチェ効果により金属電極より吸熱して放熱フィン12か
ら放熱する。
なる2種類の熱電半導体を金属電極でπ型に接合してな
り、N型素子からP型素子に向かって電流を流すと、ペ
ルチェ効果により金属電極より吸熱して放熱フィン12か
ら放熱する。
【0006】電流を上記と逆方向に流すと、放熱フィン
12より吸熱して金属電極から放熱する。また、金属電極
及び放熱フィン12のいずれか一方を冷却又は加熱して両
者間に温度差を発生させると、電流が発生する。
12より吸熱して金属電極から放熱する。また、金属電極
及び放熱フィン12のいずれか一方を冷却又は加熱して両
者間に温度差を発生させると、電流が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷温蔵庫10
0 を自動車等の車両の車室内に設置した場合、車両の運
転中に運転手が飲用途中の缶飲料15を冷温蔵庫100 の庫
内16に出し入れするには、その都度蓋3を開閉する必要
があるため、車両の安全走行を阻害するおそれがあっ
た。
0 を自動車等の車両の車室内に設置した場合、車両の運
転中に運転手が飲用途中の缶飲料15を冷温蔵庫100 の庫
内16に出し入れするには、その都度蓋3を開閉する必要
があるため、車両の安全走行を阻害するおそれがあっ
た。
【0008】一方、飲用途中の缶飲料15を車室内に放置
すれば、缶内に残存する飲料の温度が短時間で室温に戻
ってしまうという不具合があった。
すれば、缶内に残存する飲料の温度が短時間で室温に戻
ってしまうという不具合があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その特徴とすると
ころは、冷温蔵庫の上面にカップホルダーを形成し、こ
のカップホルダーの少なくとも一面を庫内に面する伝熱
プレートで構成したことにある。
するために発明されたものであって、その特徴とすると
ころは、冷温蔵庫の上面にカップホルダーを形成し、こ
のカップホルダーの少なくとも一面を庫内に面する伝熱
プレートで構成したことにある。
【0010】上記カップホルダーを本体の上部開口を開
閉する蓋に設けることができる。
閉する蓋に設けることができる。
【0011】上記カップホルダーを被覆する蓋体を設け
ることができる。
ることができる。
【0012】上記伝熱プレートをペルチェ素子と伝熱可
能に連結されて庫内に面する伝熱プレート本体と一体形
成することができる。
能に連結されて庫内に面する伝熱プレート本体と一体形
成することができる。
【0013】上記カップホルダーを筒状に形成された伝
熱材から構成することができる。
熱材から構成することができる。
【0014】
【作用】本発明においては、缶飲料をカップホルダー内
に設置すれば、この缶飲料は伝熱プレートからカップホ
ルダーを介して冷却又は暖められる。
に設置すれば、この缶飲料は伝熱プレートからカップホ
ルダーを介して冷却又は暖められる。
【0015】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。冷
温蔵庫100 の上面、即ち、本体1の上部開口を開閉する
蓋3の上面にはアルミ等の熱伝導率が高い伝熱材を筒状
に形成してなるカップホルダー17が複数個(図には2
個)ほぼ鉛直に立設されている。
温蔵庫100 の上面、即ち、本体1の上部開口を開閉する
蓋3の上面にはアルミ等の熱伝導率が高い伝熱材を筒状
に形成してなるカップホルダー17が複数個(図には2
個)ほぼ鉛直に立設されている。
【0016】庫内16に面する蓋3の内面板はアルミ等の
熱伝導率が高い伝熱プレート18によって構成され、この
伝熱プレート18の上面にカップホルダー17を載置し又は
溶接する等によってこれらは熱的に結合され、この伝熱
プレート18はカップホルダー17の底を形成している。他
の構成は図3に示す従来のものと同様であり、対応する
部材には同じ部材が付されている。
熱伝導率が高い伝熱プレート18によって構成され、この
伝熱プレート18の上面にカップホルダー17を載置し又は
溶接する等によってこれらは熱的に結合され、この伝熱
プレート18はカップホルダー17の底を形成している。他
の構成は図3に示す従来のものと同様であり、対応する
部材には同じ部材が付されている。
【0017】しかして、車両の走行中であっても運転手
は飲用途中の缶飲料15をカップホルダー17内に容易に出
し入れすることができ、カップホルダー17内に挿入載置
すれば、この缶飲料15は伝熱プレート18及びカップホル
ダー17と接触することにより庫内温度とほぼ等温の伝熱
プレート18及びカップホルダー17を介して冷却又は温め
られるので缶内に残存する飲料を保冷又は保温できる。
は飲用途中の缶飲料15をカップホルダー17内に容易に出
し入れすることができ、カップホルダー17内に挿入載置
すれば、この缶飲料15は伝熱プレート18及びカップホル
ダー17と接触することにより庫内温度とほぼ等温の伝熱
プレート18及びカップホルダー17を介して冷却又は温め
られるので缶内に残存する飲料を保冷又は保温できる。
【0018】図2には本発明の第2の実施例が示されて
いる。この第2の実施例においては、本体1が冷温蔵庫
100 の上面の一部を構成し、上面の残部に開口が設けら
れ、この開口は蝶番2によって本体1に枢支された蓋31
によって開閉されるようになっている。
いる。この第2の実施例においては、本体1が冷温蔵庫
100 の上面の一部を構成し、上面の残部に開口が設けら
れ、この開口は蝶番2によって本体1に枢支された蓋31
によって開閉されるようになっている。
【0019】本体1の上面にはカップホルダー20が形成
され、このカップホルダー20の底は本体1の内面板、即
ち、庫内16に面し、ペルチェ素子11が伝熱可能に連結さ
れた伝熱プレート本体41によって構成される。
され、このカップホルダー20の底は本体1の内面板、即
ち、庫内16に面し、ペルチェ素子11が伝熱可能に連結さ
れた伝熱プレート本体41によって構成される。
【0020】そして、このカップホルダー20は本体1に
蝶番21により枢支された蓋体22によって被覆しうるよう
になっている。他の構成は図3に示す従来のものと同様
であり、対応する部材には同じ部材が付されている。
蝶番21により枢支された蓋体22によって被覆しうるよう
になっている。他の構成は図3に示す従来のものと同様
であり、対応する部材には同じ部材が付されている。
【0021】しかして、蓋体22を図示のように開いてカ
ップホルダー20を露出させ、この状態で飲用途中の缶飲
料15をカップホルダー20内に載置する。カップホルダー
20を使用しないときは蓋体22によりカップホルダー20を
被覆すれば、その底面、即ち、伝熱プレート本体41から
の放熱を阻止しうる。
ップホルダー20を露出させ、この状態で飲用途中の缶飲
料15をカップホルダー20内に載置する。カップホルダー
20を使用しないときは蓋体22によりカップホルダー20を
被覆すれば、その底面、即ち、伝熱プレート本体41から
の放熱を阻止しうる。
【0022】
【発明の効果】本発明においては、缶飲料をカップホル
ダー内に設置することによって伝熱プレートからカップ
ホルダーを介して冷却又は暖められる。この結果、缶内
に残存する飲料を保冷又は保温できるので、従来のよう
に冷温蔵庫内に出し入れする必要がない。また、カップ
ホルダーは冷温蔵庫の上面に形成されているので、車両
の運転中においても車両の安全走行を妨げることなく運
転手は飲用途中の缶飲料をカップホルダーから容易に出
し入れすることが可能となる。
ダー内に設置することによって伝熱プレートからカップ
ホルダーを介して冷却又は暖められる。この結果、缶内
に残存する飲料を保冷又は保温できるので、従来のよう
に冷温蔵庫内に出し入れする必要がない。また、カップ
ホルダーは冷温蔵庫の上面に形成されているので、車両
の運転中においても車両の安全走行を妨げることなく運
転手は飲用途中の缶飲料をカップホルダーから容易に出
し入れすることが可能となる。
【0023】カップホルダーの不使用時、これを蓋体に
よって被覆すれば、このカップホルダーの少なくとも一
面を構成する伝熱プレートからの放熱を防止できる。
よって被覆すれば、このカップホルダーの少なくとも一
面を構成する伝熱プレートからの放熱を防止できる。
【0024】上記伝熱プレートをペルチェ素子と伝熱可
能に連結されて庫内に面する伝熱プレート本体と一体形
成すれば、缶飲料の保冷又は保温効果を向上できる。
能に連結されて庫内に面する伝熱プレート本体と一体形
成すれば、缶飲料の保冷又は保温効果を向上できる。
【0025】上記カップホルダーを筒状に形成された伝
熱材から構成すれば、缶飲料が伝熱材と接触することに
よりその保冷又は保温効果が向上する。
熱材から構成すれば、缶飲料が伝熱材と接触することに
よりその保冷又は保温効果が向上する。
【図1】本発明の第1の実施例を示し、(A) は縦断面
図、(B) は外観斜視図である。
図、(B) は外観斜視図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す縦断面図である。
【図3】従来の冷温蔵庫の縦断面図である。
100 冷温蔵庫 11 ペルチェ素子 12 放熱フィン 1 本体 4 伝熱プレート本体 3 蓋 18 伝熱プレート 17 カップホルダー 15 缶飲料 16 庫内
Claims (5)
- 【請求項1】 ペルチェ素子を用いた電子冷却式の車両
用冷温蔵庫において、冷温蔵庫の上面にカップホルダー
を形成し、このカップホルダーの少なくとも一面を庫内
に面する伝熱プレートで構成したことを特徴とする車両
用冷温蔵庫。 - 【請求項2】 上記カップホルダーを本体の上部開口を
開閉する蓋に設けたことを特徴とする請求項1記載の車
両用冷温蔵庫。 - 【請求項3】 上記カップホルダーを被覆する蓋体を設
けたことを特徴とする請求項1記載の車両用冷温蔵庫。 - 【請求項4】 上記伝熱プレートを上記ペルチェ素子と
伝熱可能に連結されて庫内に面する伝熱プレート本体と
一体形成したことを特徴とする請求項1記載の車両用冷
温蔵庫。 - 【請求項5】 上記カップホルダーを筒状に形成された
伝熱材から構成したことを特徴とする請求項1記載の車
両用冷温蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15970794A JPH085218A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 車両用冷温蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15970794A JPH085218A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 車両用冷温蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH085218A true JPH085218A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15699549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15970794A Withdrawn JPH085218A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 車両用冷温蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH085218A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109883107A (zh) * | 2019-03-28 | 2019-06-14 | 合肥华凌股份有限公司 | 储存装置 |
-
1994
- 1994-06-20 JP JP15970794A patent/JPH085218A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109883107A (zh) * | 2019-03-28 | 2019-06-14 | 合肥华凌股份有限公司 | 储存装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010904 |