JPH085151A - 燃焼機の室温制御装置 - Google Patents

燃焼機の室温制御装置

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JPH085151A
JPH085151A JP6137429A JP13742994A JPH085151A JP H085151 A JPH085151 A JP H085151A JP 6137429 A JP6137429 A JP 6137429A JP 13742994 A JP13742994 A JP 13742994A JP H085151 A JPH085151 A JP H085151A
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正 山口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手動燃焼運転から自動燃焼運転に運転モード
を切り替えた時でも安定した燃焼制御が継続される性能
の良い燃焼機の室温制御装置を提供する。 【構成】 室温と設定温度より操作量を算出し、この操
作量に基づいて燃焼用送風機の回転数を決定して燃焼量
を制御するPID制御を実行して室温を常に設定温度に
保持する自動燃焼運転と、設定燃費に基づいて、常に一
定量の燃焼を行う手動燃焼運転とを備えた燃焼機におい
て、手動燃焼運転中であっても手動燃焼運転時の送風機
の回転数に対応した操作量データを自動燃焼運転時のP
ID制御の数式に代入しておくようにした。上記操作量
データは、手動燃焼運転時の送風機の現回転数から逆算
して算出すると良い。又、別の方法として、予め手動燃
焼運転時の各燃焼モードに対応した操作量データを設定
しておき、このデータをPID制御に用いても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は石油ファンヒータ、ガス
ファンヒータ等、燃焼機の室温燃焼制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、石油ファンヒータ、ガスファ
ンヒータ等、燃焼機には自動燃焼運転モードと手動燃焼
運転モードの2つの運転モードをもつものがあり、自動
燃焼運転は、室温と設定温度より操作量を算出し、この
操作量に基づいて燃焼用送風機の回転数を決定して燃焼
量を制御するPID制御を実行し、常に室温を設定温度
に保持するという制御であり、一方手動燃焼運転は、設
定燃費に基づき、予め決められた回転数で送風機を駆動
し、常に一定量の燃焼を行うという制御であるが、使用
者は、機器の設置場所や周囲の温度条件に応じて両運転
モードを効果的に使い分けて使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように2つの運転
モードを自由に切り替えて使用する時、例えば今まで手
動燃焼運転されていたものを自動燃焼運転に切り替えた
場合には、室温の自動制御のためPID制御(比例・積
分・微分制御)が実行されても、送風機の回転数を決定
する操作量データの初期値が確定されていない(送風機
の回転数を算出する数式に正規の操作量データが代入さ
れていない)ため送風機が適正に回転せず、機器の燃焼
制御が不安定になるといった欠点があった。
【0004】本発明は上記欠点を解消し、手動燃焼運転
から自動燃焼運転に運転モードを切り替えても、安定し
た燃焼制御が継続される性能の良い燃焼機の室温制御装
置及びその制御方式を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】室温と設定温度より操作
量を算出し、この操作量に基づいて燃焼用送風機の回転
数を決定して燃焼量を制御するPID制御を実行して室
温を常に設定温度に保持する自動燃焼運転と、設定燃費
に基づいて常に一定量の燃焼を行う手動燃焼運転とを備
えた燃焼機において、手動燃焼運転中であっても手動燃
焼運転時の送風機の回転数に対応した操作量データを自
動燃焼運転時のPID制御の数式に代入しておくように
した。
【0006】特に、手動燃焼運転中であっても手動燃焼
運転時の送風機の現回転数から逆算した操作量データを
自動燃焼運転時のPID制御の数式に代入しておくよう
にした。
【0007】又、手動燃焼運転中であっても予め手動燃
焼運転時の燃焼モードに対応して設定された操作量デー
タを自動燃焼運転時のPID制御の数式に代入しておく
ようにした。
【0008】
【作用】燃焼機を手動燃焼運転すると現在の燃焼用送風
機の回転数に対応した操作量データが算出され、PID
制御の数式に代入される。機器を自動燃焼運転に切り替
えるとPID制御が作動し、上記操作量データに基づい
て燃焼用送風機の回転数が決定され、燃焼制御が開始さ
れる。その後は室温と設定温度により適切な操作量デー
タが算出され、送風機は目標回転数へとスムースに移行
し、安定した自動燃焼運転が継続される。
【0009】
【実施例】図1は自動燃焼運転モードと手動燃焼運転モ
ードの2つの運転モードをもつ燃焼機操作パネルの運転
モード切り替えスイッチと、その表示部を示すものであ
る。図中、2はロータリスイッチを用いダイヤル式のセ
レクトスイッチであり、このセレクトスイッチ1の周囲
には9つの燃焼モードを表示する表示部3が環状に配置
されている。上記表示部3の6段階の表示体(微弱〜
強)は手動燃焼運転の際の機器の燃費を示し、3段階の
表示体(18〜22)は自動燃焼運転の際の設定室温を
示している。
【0010】図2は本発明に係る燃焼機の室温制御装置
のブロック構成図であり、機器の燃焼運転を制御するマ
イクロコンピュータMの入力ポートには上記セレクトス
イッチ2、機器の運転を指示する運転入スイッチ1a 及
び運転切スイッチ1b、その他各種制御用スイッチが接
続されており、又出力ポートには燃焼用の空気を供給す
るバーナモータ(送風機)B及び燃料供給用の電磁ポン
プPが、又表示部3を照明するためのLED4等が接続
されている。
【0011】使用者はセレクトスイッチ2を操作して機
器を手動燃焼運転、或いは自動燃焼運転させるが、上記
表示体の「微弱」〜「強」を選択すると指定された燃費
で手動燃焼運転が開始され、表示体の「18」〜「2
2」を選択するとPID制御が実行され、指定された設
定室温にむけて自動燃焼運転が開始される。
【0012】ところで、上記燃焼動作は機器内のバーナ
部で行われており、燃焼に必要な空気はその下部に取付
けた燃焼用送風機Bによって供給されている(図示せ
ず)。したがって、機器の燃焼量はこの送風機Bの回転
数を変化させ、バーナ部に供給する空気の量を変えるこ
とにより制御可能となる。
【0013】表1は、手動燃焼運転時の各燃焼モードに
対する燃費、燃焼用送風機の目標回転数、操作量を示し
た例であるが、これらは手動運転制御用に予め決められ
ている数値であり、手動燃焼運転の場合には、表に示す
各燃焼モードに応じた目標回転数で送風機Bが駆動され
る。又、自動燃焼運転の場合には、上記目標回転数は次
に示すPIDの数式によって自動的に算出される。
【0014】目標回転数=操作量×(送風機の最大回転
数−送風機の最小回転数)÷最大操作量+送風機の最小
回転数 ここで、送風機の最大回転数=2200rpm 、送風機の
最小回転数=700rpm 、最大操作量=8000として
表1の数値が代入される。又、上記数式の操作量には数
式は省略するが、室温と設定温度より算出した数値が代
入される。
【0015】
【表1】
【0016】使用者が手動燃焼運転から自動燃焼運転に
切り替えると、室温の自動制御のためPID制御が実行
され、機器を設定温度に燃焼制御すべく送風機Bの回転
数が算出される。ところが、従来の場合では、手動燃焼
運転時には上記数式中に現回転数に対応する操作量デー
タが代入されていないため、算出された回転数は不適正
な数値となり、そのため運転モード切り替え時に図3の
に示すような急激な室温の変化が生じ、その後、徐々
に設定温度に収束してゆくような不安定な現象が発生す
る。
【0017】本発明はこのような運転モード切り替え時
の不安定な燃焼動作を改善するためになされたものであ
り、その第1実施例は手動燃焼運転中に、表1に示した
運転中の目標回転数をPID制御の数式に代入して操作
量を逆算し、運転モードが切り替えられた時、その値に
基づいて回転数を算出とする制御方法である。又、第2
実施例は表1に示したように、予め決められている各燃
焼モードに対応した操作量データを数式に代入し、目標
回転数を算出する制御方法である。このように予め適正
な操作量を確定しておくことで運転モード切り替えの際
の不適正な送風機Bの回転が防止でき、図3のに示す
ようなスムースな燃焼制御が可能となるのである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
室温と設定温度より操作量を算出し、この操作量に基づ
いて燃焼用送風機の回転数を決定して燃焼量を制御する
PID制御を実行して、室温を常に設定温度に保持する
自動燃焼運転と、設定燃費に基づいて常に一定量の燃焼
を行う手動燃焼運転とを備えた燃焼機において、手動燃
焼運転中であっても、手動燃焼運転時の送風機の回転数
に対応した操作量データを手動燃焼運転時の送風機の現
回転数から逆算し、自動燃焼運転時のPID制御の数式
に代入しておくか、或いは予め手動燃焼運転時の燃焼モ
ードに対応して設定された操作量データを自動燃焼運転
時のPID制御の数式に代入しておくようにしたので、
使用者が手動燃焼運転から自動燃焼運転に運転モードを
変更しても上記PID制御は常に適正な操作量データに
基づいて行われるため、送風機の回転数は最適な目標値
に向けてスムースに移行し、安定した自動燃焼運転を継
続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃焼機操作パネルの運転モード切り替えスイッ
チと、その表示部を示す図である。
【図2】燃焼機の室温制御装置のブロック構成図であ
る。
【図3】燃焼機の室温温度制御を示す説明図である。
【符号の説明】
2 セレクトスイッチ 3 表示部 4 LED B 送風機 M マイクロコンピュータ P 電磁ポンプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室温と設定温度より操作量を算出し、こ
    の操作量に基づいて燃焼用送風機の回転数を決定して燃
    焼量を制御するPID制御を実行して室温を常に設定温
    度に保持する自動燃焼運転と、設定燃費に基づいて常に
    一定量の燃焼を行う手動燃焼運転とを備えた燃焼機にお
    いて、手動燃焼運転中であっても手動燃焼運転時の送風
    機の回転数に対応した操作量データを自動燃焼運転時の
    PID制御の数式に代入しておくことを特徴とした燃焼
    機の室温制御装置。
  2. 【請求項2】 室温と設定温度より操作量を算出し、こ
    の操作量に基づいて燃焼用送風機の回転数を決定して燃
    焼量を制御するPID制御を実行して室温を常に設定温
    度に保持する自動燃焼運転と、設定燃費に基づいて常に
    一定量の燃焼を行う手動燃焼運転とを備えた燃焼機にお
    いて、手動燃焼運転中であっても手動燃焼運転時の送風
    機の現回転数から逆算した操作量データを自動燃焼運転
    時のPID制御の数式に代入しておくことを特徴とした
    燃焼機の室温制御装置。
  3. 【請求項3】 室温と設定温度より操作量を算出し、こ
    の操作量に基づいて燃焼用送風機の回転数を決定して燃
    焼量を制御するPID制御を実行して室温を常に設定温
    度に保持する自動燃焼運転と、設定燃費に基づいて常に
    一定量の燃焼を行う手動燃焼運転とを備えた燃焼機にお
    いて、手動燃焼運転中であっても予め手動燃焼運転時の
    燃焼モードに対応して設定された操作量データを自動燃
    焼運転時のPID制御の数式に代入しておくことを特徴
    とした燃焼機の室温制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015014378A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 株式会社コロナ 温風暖房機
JP2016011800A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 大阪瓦斯株式会社 温風暖房装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015014378A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 株式会社コロナ 温風暖房機
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