JPH08512399A - ボードを乾燥させるための方法及び乾燥機 - Google Patents

ボードを乾燥させるための方法及び乾燥機

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Abstract

(57)【要約】 乾燥のために、ボードが階層内で乾燥機を通して案内され、2つの段階で乾燥空気と接触され、この場合乾燥出力の高い段階Aで高い温度及び少なくとも中間的な湿度の乾燥空気が供給され、かつ別の段階Bで中間の温度及び低い湿度の乾燥空気が供給される。段階Aの排気の廃熱が乾燥空気の予熱のために用いられる。この方法において一次エネルギの消費量が減少されたい。一次エネルギを減少させるために、排気の凝縮熱を用いることは公知である。このことはしかしながら欠点であり、凝縮のための低い温度に基づき熱伝達のための大きな空気質量流、ひいては著しく多くの二次エネルギが必要である。一次エネルギが凝縮熱の利用によって、二次エネルギの需要を著しく増大せせることのないように減少されたい。本発明に基づき、段階Aの排気が乾燥機の階層内に配置された熱交換器を介して段階B内に導かれる。段階Bの乾燥空気が低い湿度及び低い温度で向流で乾燥機を通して案内され、その結果、段階Bでボードが凝縮ねつによっても放射熱によっても乾燥される。これによって小さな質量流の乾燥空気が凝縮熱の伝達のために必要とされるだけである。一次エネルギ及び二次エネルギの消費量が小さい。ボード、特に石膏ボード、繊維プレートのような建築ボードの乾燥。

Description

【発明の詳細な説明】 ボードを乾燥させるための方法及び乾燥機 ボード、特に建築ボード、例えば石膏カートンボード若しくは鉱物質繊維ボー ドの乾燥に際して、乾燥機を通して搬送されるボードは加熱された空気と接触さ せられる。 乾燥空気の供給は縦方向換気、横方向換気若しくはノズルによる横方向換気の 形で行われる。縦方向換気においては、乾燥空気は乾燥機の1つの端部から、若 しくは乾燥機を複数の区域に仕切ってある場合には1つの区域の1つの端部から 供給されて、かつ相対する端部から排出される。 横方向換気においては、乾燥空気は乾燥機の側部の複数の箇所から供給されて 、相対する側部から排出され、これによって乾燥機内での乾燥空気の大きな質量 流が可能である。最も大きな質量流が横方向換気においてノズルを介していわゆ るノズル乾燥機を通して導かれる。 多くの場合、空気循環方法(Umluftverfahren)が用いられ、乾燥空気の大部 分が循環される。循環空気(Umluft)とも呼ばれる乾燥空気は乾燥機内室の外側 で加熱される。乾燥空気のわずかな部分が排気として外側へ排出され、排気に相 当する部分が供給空(Zuluft)とし て外側から供給される。 例えばバーナーによって、場合によってはヒートレジスターを介して乾燥空気 を加熱するために、燃料、即ち一次エネルギが必要であり、かつ送風装置を介し て空気を供給するために電気的なエネルギ、即ち二次エネルギが必要である。一 次エネルギも、コスト的に3倍になる二次エネルギもできるだけ低く抑えられた い。 ドイツ連邦共和国の出版物“DE-Z Zement-Kalk-Gips”,Nr.8,1991,421 頁から425頁に、石膏壁建築ボードの横方向換気による乾燥のための方法が記 載されており、該方法においては排気の凝縮熱の利用によって一次エネルギの消 費量が減少せしめられる。このために両方の乾燥機区域のそれぞれで、熱風が乾 燥機管間に配置された熱交換器内において熱風の予熱によって冷却される。熱風 、即ちボードに供給される乾燥空気がわずかな温度にしか加熱されないので、乾 燥空気の大きな質量流が必要である。このことは二次エネルギの比較的大きな消 費量をもたらす。 排気の凝縮熱の利用によって一次エネルギの消費量を減少せしめる別の乾燥方 法が、ドイツ連邦共和国特許出願第A2613512号明細書に記載されている 。この乾燥法方は二段に構成されている。第1の段階では高い温度及び高い湿度 で乾燥が行われ、第2の段階では低い温度及び低い湿度で乾燥が行われ、この場 合、第1の段階の乾燥出力が第2の段階の乾燥出力よりも2倍〜3倍、大きくな っており、第2の段階が熱交換器を介在して第1の段階の排気によっれ加熱され る。両方の段階において、乾燥空気は空気循環方法で、それも第1の段階では横 方向換気の形で、かつ第2の段階では空気循環質量流の大きな横方向換気の形で 供給される。第2の段階の大きな空気循環質量流は二次エネルギの消費量の大き いことに基づき、本出願人によって実際には後で述べるような方法に代替されて いる。 ドイツ連邦共和国の出版物のK.Kroell及びW.Kast著“Trocknungstechnik[乾 燥技術]”、第3巻、1989年発行、第489頁から第493頁から公知の冒 頭に述べた形式の乾燥方法においては、階層内で乾燥機を通して搬送される石膏 ボード(Gipskartonplatte)が、二段階に第1の段階においては乾燥空気の高い 温度で、しかしながら中間の湿度で乾燥され、かつ第2の段階においては中間の 温度及び低い湿度で乾燥される。冒頭に述べた形式の乾燥機においては、第1の 段階を実施するために2つの区域が設けられ、かつ第2の段階を実施するために 1つの区域が設けられている。第1の段階の乾燥空気の高い温度は第1の段階の 高い乾燥出力を生ぜしめる。第2の段階内における乾燥空気の、ドイツ連邦共和 国特許出願第A2613512号明細書に記載の乾燥空気に比べて高い温度によ っ て、極端に大きな空気循環質量流が避けられ、その結果、この方法は二次エネル ギの消費量を減少させる。しかしながら一次エネルギの消費量が比較的高い。 排気の凝縮熱を利用して一次エネルギの消費量を減少させる場合には、排気の 廃熱を低い温度レベルでしか与えられないという一般的な問題がある。乾燥空気 の低い温度は大きな空気質量流によって補償されるが、このことはしかしながら 公知の方法に付いて述べたように二次エネルギの消費量の増大をもたらす。 従って本発明の課題は、請求項1の上位概念に記載の方法及び請求項7の上位 概念に記載の乾燥機を改善して、一次エネルギ消費量及び二次エネルギ消費量を できるだけ小さくすることである。特に本発明においては、使用される一次エネ ルギが排気の廃熱並びに凝縮熱の利用によってできるだけ小さくたもち、二次エ ネルギの需要を大きな空気質量流の循環によって増大させることがないようにす ることである。 前記課題は、本発明の請求項1に記載の手段及び請求項7に記載の構成によっ て解決された。 ボードを乾燥するための、請求項1の上位概念に記載の方法において、本発明 に基づき段階Bで、 −段階Aの排気が、乾燥機の階層に配置された熱交換器を介して導かれ、かつ −低い温度及び低い湿度の乾燥空気が段階Aの排気に対して向流で案内される。 段階Bでは、段階Aの、熱交換器を介して導かれた著しく水蒸気の含まれた排 気が、温度の低い乾燥空気によって強く冷却され、その結果、水蒸気の一部分が 凝縮される。 段階Aの排気の廃熱及び凝縮熱が乾燥機の内部で、乾燥すべきボードの周囲に 直接に作用して、放射熱及び対流熱の形でボードに伝達される。乾燥機内室の外 側の加熱装置が不要になる。循環空気導管が簡単になり、若しくは削減される。 熱交換器を冷却する乾燥空気の低い温度及び段階Aの排気の少なくとも中間の 湿度によって得られる凝縮熱をも利用することにより、一次エネルギが著しく活 用される。 段階Aの熱交換器を介して導かれる排気に対して向流で乾燥空気を案内する場 合には、温度の比較的低い乾燥空気が既に冷却された排気に出くわす。このこと は排気内に含まれた水蒸気の著しい凝縮を保証して、一次エネルギの利用をさら に改善する。 全体的に段階Bでは段階Aのせいぜい半分の乾燥出力で乾燥が行われる。この 場合、熱の一部分が乾燥機の階層内に配置された熱交換器によって熱放射に基づ きボードに伝達される。従って、熱の別の部分を対流によって伝達するために、 比較的小さい量の乾燥空気しか必要とされない。この量の乾燥空気の搬送のため に必要な二次エネルギは、一次エネルギの消費量の小 さい前述の公知方法で必要とされる二次エネルギよりも著しく小さい。 従って本発明に基づく方法では、一次エネルギが二次エネルギの需要を著しく 増大させることなしに十分に活用される。 請求項2に記載の方法に基づき段階Aにおいては、空気循環方法で乾燥が行わ れ、この場合、150乃至300℃の温度及び0.2乃至0.8の湿度の乾燥空 気が供給され、かつ120乃至200℃の温度及び0.2乃至0.8の湿度の乾 燥空気が排出される。乾燥空気の一部分が排気として段階Aから取り出されて段 階Bの熱交換器内に導入される。段階Bでは乾燥空気が縦方向換気の形で供給さ れ、この場合、20乃至80℃の温度及び0.005乃至0.015の湿度の乾 燥空気が供給され、かつ80乃至110℃の温度及び0.03乃至0.1の湿度 の乾燥空気が排出される。 段階Aの2倍乃至4倍の大きさの乾燥出力及び請求項2の方法パラメータにお いて、一次エネルギができるだけ少ない二次エネルギ消費量で最適に利用される 。 公知技術の方法に比べて、本発明に基づく方法においてはそこで第3の区域に 使用されたバーナーの燃料が節減される。 さらに、本発明の方法において必要な質量流は、公知技術の方法の段階B,即 ち第3の区域の質量流より も小さくなっている。本発明の方法のパラメータは段階B内の乾燥空気の小さい 質量流を可能にし、これによって乾燥空気が簡単な縦方向換気の形で供給でき、 即ち乾燥空気の循環、ひいては循環導管が完全に省略できる。本発明の方法にお いて全体的に必要な二次エネルギは、熱交換器を介して段階Aの排気を搬送する ために付加的に消費する電気的なエネルギを考慮して、前記公知技術の二次エネ ルギとほぼ同じ大きさである。 熱交換器面によって乾燥機内室の流過横断面も減少させられているので、乾燥 空気の小さい質量流が段階A内とほぼ同じ流速でボードに沿って導かれる。 請求項3に記載の手段に基づき、段階Bに供給される乾燥空気の予熱が乾燥機 の外側の第2の熱交換器内で可能であり、該熱交換器を通して、段階Bの熱交換 器から流出する排気が導かれる。 段階Bから排出される乾燥空気内に含まれる熱が請求項4に記載の手段に基づ き活用され、このために乾燥空気が段階Aのバーナーに供給される。 請求項5に記載の方法は、石膏か焼(Gips-kalzination)のおそれに基づき乾 燥プロセスの終端に向かって過度に高い温度にさらされてならない石膏ボードの 乾燥のために特に適している。従って、ボードは前乾燥の後に、まず段階Aの高 い温度で、次いで段階Bの低い温度で乾燥される。 請求項6に記載の方法は、乾燥状態でも高い温度にさらされるボード、例えば 鉱物質繊維板の乾燥に適している。この方法においてはボードが段階Bで予備乾 燥(vortrocknen)され、かつ段階Aで最終湿度に乾燥刺される。この温度経過 においては乾燥空気の大きな温度差でボードが乾燥され、これによって特に効果 的な一次エネルギ利用が行われる。 請求項7に記載の乾燥機は請求項1から6に記載の方法を実施するために適し ている。 請求項8から11に記載の乾燥機は特に請求項3から6に記載の方法を実施す るために適している。 搬送装置として上下に配置された複数のローラ軌道若しくは搬送ベルトを有す る請求項12に記載のローラ軌道式乾燥機若しくは搬送ベルト式乾燥機は、階層 内でローラ軌道若しくは搬送ベルトの上側を延びる熱交換器の構成にとって特に 良好に適している。 熱交換器は請求項13の構成に基づき搬送方向に対して平行に延びる熱交換器 管(Waermetauscherrohr)若しくは、請求項15の構成に基づき熱交換器プレー ト(Waermetauscherplatte)を有していてよい。管の利点が熱交換器の汚れのお それの小さいことにあるのに対して、プレートは容易に組み立てられる。 熱交換器に管を備える際には、管は請求項14に記載の構成に基づき有利には 搬送方向に対して横方向に配置された捕集部材によって中断して、該捕集部材に 接続されている。捕集部材内には凝縮液が捕集され、かつそれから導出される。 捕集部材は管のクリーニングをも容易にする。それというのは捕集部材を介して クリーニング装置が管内に挿入できるからである。 次に図面に概略的に示した実施例に基づき本発明を説明する 乾燥機は、階層(Etage)内に配置されたボード(Platte)を搬送するための 搬送装置を備えている。乾燥機はローラー軌道式乾燥機(Rollenbahntrockner) 若しくはベルト式乾燥機(Bandtrockner)として構成されていてよく、この場合 、搬送装置が上下に配置された複数のローラー軌道若しくは搬送ベルトを有して いる。 次に図1に基づき、石膏ボード(Gipskartonplatte)を乾燥させるための従来 技術の乾燥機及び本発明の乾燥機を説明する。 図1の上側に示す従来技術の乾燥機はボードの搬送方向1で、 −2つのノズル領域を備えた前乾燥区分(Vor-trocknungsabschnitt)2、 −空気循環方法で縦方向換気される(Umluftverfahren laengsbeluefteten)2 つの区域(Zone)3,4を備えた区分(Abschnitt)A、 −空気循環方法で縦方向換気される1つの区域5を備えた区分B及び、 −2つのノズル領域を備えた後乾燥区分(Nachtrocknu ngsabschnitt)6に区切られている。 前乾燥区域2及び後乾燥区域6のノズル領域に乾燥機は、ノズルの付いた横方 向換気装置(Querbelueftung)及び送風装置(Ventilator)7を有している。前 乾燥区分の入口領域に乾燥空気のための排気装置8が配置されている。 乾燥機は区分A,Bの区域3,4,5内にそれぞれ供給装置、排出装置及び空 気循環通路(Umluftkanal)9を有しており、空気循環通路が循環空気(Umluft )のための加熱装置及び搬送手段を備えている。 供給装置及び排出装置はそれぞれ、1つの区域2,3,4の相対する端部に配 置されており、この場合ボードの搬送方向で第1の区域3の供給装置が該区域3 の終端部に配置されており、第2及び第3の区域4,5の供給装置がそれぞれの 区域4,5の始端部に配置されている。 1つの区域3,4,5の供給装置と排出装置とを接続するそれぞれの空気循環 通路9内に、排出装置から出発して前後に搬送手段と加熱装置とが配置されてい る。循環空気のための搬送手段として各区域に並列接続された2つの送風装置1 0が設けられている。加熱装置は油又はガスのためのバーナー11、送風装置1 3の備えられた空気接続部12及び新鮮空気接続部14を有している。直接的な 加熱の代わりに、間接的な加熱が行われてよく、この場合には加熱装置が循環空 気のためのヒートレジスター(Heizregister)及び搬送手段の備えられた空気循 環通路9を有している。 区域3,4,5の供給空気のための供給空気導管15がバーナー11のための 送風装置13に接続されている。第1及び第2の区域3,4の排気のための排気 導管16がそれぞれ送風装置10とバーナー11との間で空気循環通路9から分 岐している。 供給空気導管17が前乾燥区分2の第2の、即ち最後のノズル領域の送風装置 7に接続されている。 乾燥機はさらに乾燥機内室の外側に配置された熱交換器18を有しており、熱 交換器は排気のための供給導管19及び排出導管20、並びに新鮮空気のための 供給導管21及び導出導管22を備えている。 排気のための供給導管19に、両方の区域3,4の排気導管16が接続されて いる。排気のための排出導管20は図示してない煙突(Kamin)に開口している 。 新鮮空気のための供給導管21内に送風装置23が配置されている。新鮮空気 のための導出導管22は前乾燥区分2及び3つの区域3,4,5の供給導管17 内及び別の供給空気導管24内に分岐しており、該供給空気導管は後乾燥区分6 の第2の、即ち最後のノズル領域の送風装置7に通じている。 送風装置26を備えた排気導管25が前乾燥区分2から延びている。 乾燥機の区分Aの区域3,4と区分Bの区域5とが 互いに接続されており、区域間で空気交換が可能である。 図1の下側に示す本発明に基づく乾燥機は −前乾燥区分2、 −2つの区域3,4を備えた区分A、及び −1つの区域5を備えた区分Bに区切られている。 公知技術の乾燥機と異なって、前乾燥区分2は4つのノズル領域を有している 。後乾燥区分は設けられていない。 前乾燥区分2の構造及び両方の区域3,4を備えた区域Aの構造は、公知技術 の乾燥機の構造と合致している。 しかしながら区分B、即ち区域5内では乾燥機は、 −乾燥空気のための供給装置及び排出装置だけを有していて、即ち空気循環通路 を有しておらず、かつ −供給装置及び排出装置の備えられた熱交換器27を有している。 熱交換器27の供給装置及び排出装置及び乾燥空気のための供給装置及び排出 装置は区域5の相対する端部に配置されており、ボードの搬送方向1で熱交換器 27の供給装置及び乾燥空気のための排出装置が区域5の始端部に配置されてい る。 乾燥空気のための排出装置が、送風装置29の配置された空気導管28に接続 されており、該空気導管が区分Aの区域3,4の供給空気のための供給空気導管 15と前乾燥区分2の供給空気導管17とに分岐している。 熱交換器27の供給装置内に区分Aの排気のための空気導管30が開口してお り、該空気導管に区分Aの第1及び第2の区域3,4の排気導管16が接続され ている。 乾燥機はさらに、新鮮空気、即ち区分Bに供給される乾燥空気の予熱のための 熱交換器31を有しており、該熱交換器は排気のための供給導管32及び排出導 管33、並びに新鮮空気のための供給導管34及び導出導管35を備えている。 排気のための供給導管32は熱交換器27の排出装置に接続されていて、送風 装置36を備えている。排気のための排出導管33は図示してない煙突に開口し ている。 新鮮空気のための供給導管34内に、送風装置37が配置されている。新鮮空 気のための排出導管35は区分Bの乾燥空気のための供給装置に通じている。排 出導管35内には、バーナー38及び送風装置39を備えた導管40が乾燥機の 運転開始の新鮮空気の予熱のため及び新鮮空気の温度の調節のために開口してい る。 乾燥機の区域3,4,5は、両側で垂直に配置された支持部41によって部分 (Feld)に区切られている(図2、参照)。支持部41は実施例ではダブルT字 形 成形部材(Doppel-T-Profil)から成っている(図3、図4及び図5、参照)。 各部分は2つの側壁42、1つのカバー43、及び1つの底部44を有してい る。側壁42、カバー43、及び底部44は二重壁に構成され、絶縁材料を備え ていて、支持部41に取り付けられており、この場合、側壁42が例えば後方の 支持部41にヒンジ45を介して、かつ前方の支持部41に錠46を介して取り 付けられている。 支持部41の下側で底部44に、ローラを備えて支持レール47内に案内され た足部48が設けられている。乾燥機の各側でそれぞれ2つの支持部41間を、 上下に配置されて支持部41に取り付けられた水平のローラ支持体49が延びて いる。ローラ支持体49は例えばU字形の成形部材(Profil)から成っており、 該成形部材の底部が垂直に配置されており、成形部材の脚部が外側に向けられて いる。両方の側部で1つの高さに存在する2つのローラ支持体49間を、搬送方 向1に対して横方向に1つのローラ軌道の前後に配置された円筒状の水平なロー ラ50が延びている。上下に配置された各ローラ軌道は1つの階層の底部(床面 )を形成しており、該底部上でボードが搬送される。 ローラ50は端部にジャーナル51を備えており、ジャーナルがローラ支持体 49内に支承されている。1つの側部(実施例では搬送方向1で見て右側の側部 )のローラ支持体49の前でジャーナル51に鎖車52が配置されている。鎖車 52を介して、図示してない駆動可能なチェーンが案内されている。1つのチェ ーンが例えば乾燥機の搬送長さ全長にわたって延びていて、上下に位置する2つ の階層のローラ50を駆動するようになっていてよく、このために下側の階層で はローラ50の上側で鎖車52を介して案内され、かつ上に位置する階層ではロ ーラ50の下側で鎖車52を介して案内される。 さらに区分Aの区域3,4の最初と最後の部分に、循環空気のための供給装置 若しくは排出装置が設けられており、この場合、供給装置が第1の区域3の最後 の部分及び第2の区域4の最初の部分に配置されており、排出装置が第1の区域 3の最初の部分及び第2の区域4の最後の部分に配置されている。 図2には、1つの階層の乾燥空気のための供給装置及び排出装置の配置並びに 熱交換器27の配置が示してある。 区分Bで区域5内を、乾燥空気のための供給装置が最後の2つの部分にわたっ て延びている。乾燥空気のための排出装置は第2の部分に配置されている。熱交 換器27の供給装置が区域5の第1の部分に配置されており、かつ排出装置が最 後から2番目の部分に配置されている。 各階層で乾燥空気のための供給装置は、階層の上側 の領域に、2つの部分及びローラ軌道の幅全体にわたって延びるプレート状のノ ズル53を有しており、ノズルが乾燥空気の入口のための側方の(図示してない )1つの開口及び乾燥空気の出口のための、搬送方向1と逆に階層内に向いた開 口54を備えている。ノズル53は内部に案内薄板を備えている。 乾燥空気のための供給装置は乾燥機の各側部に、最後の部分の長さ及び乾燥機 の高さ全体、即ちすべての階層にわたって延びる供給空気通路55を有しており 、該供給空気通路内にノズル53の側方の開口が通じている。排出装置は区分B の第2の部分に対応する排気通路56を有している。乾燥空気の流動方向が矢印 57で示してある。 熱交換器27の供給装置及び排出装置は、各階層に、ローラ軌道の上側に配置 されたプレート状のノズル58,59を有している。ノズル58,59は同じく 内部に案内薄板を備えている。各ノズル58は排気の流入のための側方の開口を 有しており、各ノズル59は排気の流出のための側方の開口を有している。排気 の流動方向が矢印60で示してある。ノズル58,59の側方の開口は同じくそ れぞれ1つの通路61、62に通じており、該通路は対応する部分の長さ全体及 び乾燥機の高さ全体にわたって延びている。 各階層では熱交換器27の排出装置のノズル59が乾燥空気のための供給装置 のノズル53の下側に配置 されていて、ノズル53の下側をわずかに前方へ突出している。供給装置のノズ ル58は排出装置のノズル59と同じ高さに配置されている。熱交換器27は同 じ高さに配置された管63及び捕集部材64を有している。 階層内の熱交換器27の1つのノズル59、管63、捕集部材64及び1つの ノズル58から成る構造は、ローラ軌道の面全体にわたって延びており、このよ うな構造は最も下側のローラ軌道の下側にも配置されている。乾燥機の区分Bの 内部を示す図3乃至図5には、熱交換器27がもっぱら最も上側の両方の階層、 最も下側の階層、及び最も下側の階層の下側をだけを示してある。 管63が搬送方向1に対して平行に供給装置のノズル58から排出装置のノズ ル59へ延びて、該ノズルにそれぞれ接続されている。管63は、搬送方向1に 対して横方向に配置された捕集部材64によって中断されていて、該捕集部材に (図5にのみ示された)取り外し可能な接続部材65を介して接続されている。 管63のための開口を除いてノズル58,59は乾燥機内室に対して閉じられ ている。管63はボードへの放射を均一にするために捕集部材64においてそれ ぞれ搬送方向1に対して横方向に半分の管間隔だけずらされていてよい。管は平 滑な表面を有していて、かつステンレス鋼、アルミニウム、亜鉛メッキされた若 しくはアルミメッキされた薄板から成っていてよい。 捕集部材64もこのような材料から製作されていてよい。捕集部材は実施例で は互いに同じ間隔で配置されており、この場合、各部分に1つの捕集部材64が 設けられている。捕集部材64の間隔は管63の汚れ度に応じて異なっていてよ く、2つの部分(Feld)の長さから4つの部分の長さまでである。この場合、管 63が捕集部材64間で、例えば捕集部材のない部分内で支持部(図示せず)に よって保持されている。 例えば方形の横断面で角隅に丸みの付けられたボックス状の捕集部材64は、 側方のねじ外し可能な2つのカバー66を備えている。捕集部材はカバー66に 固定された保持部67,68を介してローラ支持体49に取り付けられている。 保持部67,68は実施例ではカバー66に向かって広がる薄板から成っている 。保持部は成形部から成っていてよい。捕集部材64の底部に接続された流出導 管69を介して捕集部材64が垂直に延びる流出管70に接続されている。流出 管70は例えばサイホンを介して流出通路に開口し、若しくは流出通路を介して 例えば水柱30mmの水溜めに開口している。図3には流出管70が下側の階層 でのみ示されている。 管63の横断面は円形である。この横断面は水平な放射面を拡大するために卵 形若しくは楕円形であってよい。 管63の代わりに、熱交換器27はノズル58,59に接続されたプレートを 有していてよく、該プレートが例えば部分毎に互いに当接されてかつ支えられて いて、クリーニング装置を備えている。 ローラ軌道の幅はほぼ3乃至4メータであり、部分の長さは例えば2.4mで ある。1つの部分内にはそれぞれほぼ5つ乃至7つのローラ50が前後に配置さ れている。区分Aの区域3,4の長さはそれぞれほぼ20mであり、区分Bの区 域5の長さは50乃至70mである。乾燥機は12の階層を有している。階層の 数は8から14の間で変化可能である。 本発明に基づき、ボードは運転中に階層内でローラ軌道の駆動されたローラ5 0を介して連続的に乾燥機を通して搬送される。乾燥機内室の大きさ及びボード の幅に応じて、2乃至4のボードが並べて配置されている。この場合、ボードは 順次に段階(Stufe)A及び段階B内で乾燥空気と接触させられる。石膏ボード の乾燥の例では石膏ボードが予め前乾燥段で予備乾燥される。 乾燥機の前ではボードの湿気は45%(乾燥物質kgに対する水分kgの%) であり、ボードの温度は石膏の既に生じている凝固によって40℃である。 前乾燥段ではボードは前乾燥区分2の4つのノズル領域を通過する。乾燥空気 の供給が搬送方向に対する交差向流(Kreuzgegenstrom)で、それもノズルによ る順 次に接続された横方向換気の形で行われ、この場合、乾燥空気が最後のノズル領 域に供給されて、吸い出し装置8によって第1のノズル領域の始端部で排出され る。区分Bの領域5から排出されて前乾燥区分2に供給された乾燥空気は、0. 04乃至0.05の湿度(乾燥した空気kgに対する水分kg)及び100℃の 温度を有している。前乾燥段区分2の通過の後に、ボードの湿度は42%であり 、かつ温度は60乃至70℃である。 段階Aではボードは区分Aの第1及び第2の領域を通過して、その際にほぼ7 乃至15m/sの流速の乾燥空気に接触させられる。乾燥空気の供給は両方の各 区域3,4において縦方向換気の形で空気循環によって行われ、この場合、乾燥 空気は空気循環通路9から供給装置を介して区域3,4に供給され、区域3,4 を流過した後に排出装置によって空気循環通路9内へ排出され、空気循環通路内 で再び加熱される。供給される乾燥空気は0.3乃至0.5の中間の湿度及びほ ぼ260乃至280℃の高い温度を有している。排出された乾燥空気は0.3乃 至0.5の高い湿度及び例えば170℃の温度を有している。 区分Aの第1の区域3では、乾燥空気がボードの搬送方向1に対する向流(Ge genstrom)で案内され、かつ第2の区域4では搬送方向1に対する同じ流れで案 内される。第2の区域4に供給された乾燥空気は、第1 の段階に供給された乾燥空気よりもわずかに高い温度及びわずかに低い湿度を有 している。段階Aの送風装置10,13及び段階Bの送風装置29、36を用い て、空気系内の圧力状態が調節されて、所定の量の乾燥空気が区分Bの区域5か ら区分Aの区域4内に流れ、かつ区分Aの区域4から区分Aの区域3内へ流れる 。 区分Aではボードが10乃至12%の湿度に乾燥される。ボードの温度はほぼ 100℃である。 段階Bではボードが区分Bの区域5を通過する。乾燥空気の供給はボードの搬 送方向に対する向流で縦方向換気の形で行われる。さらに段階Bでは段階Aの排 気が乾燥機の区域5の階層に配置された熱交換器27を介して搬送方向1と同じ 流れで導かれる。従って、段階Bの乾燥空気と段階Aの排気とは互いに向流で案 内されている。 段階Aの排気は区域3,4の空気循環通路9から送風装置10とバーナー11 との間で取り出されて、導管16,30を介して熱交換器27の供給装置に供給 され、ノズル58を介して管63内に導かれ、管63及び捕集部材64を流過し て、熱交換器27の排出装置のノズル59を介して排出される。この場合、排気 に含まれる水蒸気の一部分が凝結する。凝結物は捕集部材64内に捕集されて、 流出導管69、流出管70及び流出通路を介して導かれる。 乾燥機の始動に際して場合によっては、送風装置39によって吸引された新鮮 空気がバーナー38で加熱され、導出導管35を介して乾燥空気のための供給装 置に供給される。バーナー38は、供給装置に供給された乾燥空気の温度の調節 のためにも使用されてよい。 ノズル53によって供給装置に供給された乾燥空気は、通常の周囲空気に相当 する0.005乃至0.015の湿気、及び例えば60℃の温度を有している。 区分Bの区域5の流過に際して乾燥空気の湿度は0.04乃至0.05に増大し 、かつ温度はほぼ100℃に上昇する。乾燥空気は排出装置の排気通路55を通 して排出されて、空気導管28及び供給空気導管15を介して区分Aの区域3, 4のバーナー11に供給され、並びに空気導管28及び供給空気導管17を介し て既に述べたように前乾燥区分2に供給される。 段階Bではボードの乾燥のために熱が対流(Kon-vektion)によっても放射に よってもボードに伝達される。 対流による熱伝達に際して、ボードは、熱交換器31内で予熱されて乾燥機の 内部で熱交換器27の熱交換面との接触によって加熱された乾燥空気と接触され る。乾燥空気の流速が、小さい流過横断面において乾燥空気の小さい質量流に基 づき7乃至15m/sに調節される。低い温度状態に基づき、熱放射によるボー ドの過剰乾燥のおそれは生じない。 放射による熱伝達は乾燥機の階層内に配置された熱交換器27の熱交換面を介 して、即ち供給装置のノズル57、管60、捕集部材、及び排出装置のノズル5 8を介して行われる。 ボードに対して対流によって伝達される熱量と放射によって伝達される熱量と はほぼ同じ大きさである。この場合、ボードは≦0.3%の湿度に乾燥される。 ボードの温度は区分Bを離れる際に60℃であり、従って空気供給による仕切若 しくは冷却がもはや不要である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラング,カール−フリートリッヒ ドイツ連邦共和国 D―36251 バート― ヘルスフェルト ケーニヒスベルガー シ ュトラーセ 12 (72)発明者 レーン,ゲルハルト ドイツ連邦共和国 D―36251 バート― ヘルスフェルト アム シュタイメル 12 (72)発明者 マウラー,カール ドイツ連邦共和国 D―36251 バート― ヘルスフェルト ヤスミンヴェーク 24 (72)発明者 シュミット,マンフレート ドイツ連邦共和国 D―36280 オーベル アウラーオルベローデ カッセラー シュ トラーセ 35 (72)発明者 シュタインクール,ヨーゼフ ドイツ連邦共和国 D―36251 バート― ヘルスフェルト アム ホーフガルテン 10 【要約の続き】 されるだけである。一次エネルギ及び二次エネルギの消 費量が小さい。ボード、特に石膏ボード、繊維プレート のような建築ボードの乾燥。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ボードを乾燥するための方法であって、 階層内で乾燥機を通してボードを搬送して、ボードを2つの段階A,Bで乾燥空 気と接触させるようになっており、 この場合に段階Aで、 −空気循環方法によって高い温度及び少なくとも中間の湿度の乾燥空気を用いて 、かつ −段階B内よりも2倍から4倍高い乾燥出力で乾燥させる形式のものにおいて、 段階Bで、 −段階Aの排気を、乾燥機の階層内に配置された熱交換器を介して導き、かつ −低い温度及び低い湿度の乾燥空気を段階Aの排気に対して向流で案内すること を特徴とする、ボードを乾燥するための方法。 2.段階Aで、 −150乃至300℃の温度及び0,2乃至0,8の湿度の乾燥空気を供給し、 −120乃至200℃の温度及び0,2乃至0,8の湿度の乾燥空気を排出し、 −その一部分を排出空気として段階B内に導入し、かつ 段階Bで、 −乾燥空気を縦方向換気の形で供給し、この場合に −20乃至80℃の温度及び0,005乃至0,015の湿度の乾燥空気を供給 し、かつ −80乃至110℃の温度及び0,03乃至0,1の湿度の乾燥空気を排出する 請求項1記載の方法。 3.段階Aの熱交換器(27)を離れる排気を段階Bの乾燥空気の予熱のため に熱交換器(31)内に導入する請求項1又は2記載の方法。 4.段階Aの循環空気として案内された乾燥空気を少なくとも1つのバーナー によって加熱するようになっており、段階Bから排出された乾燥空気を前記バー ナー(11)に供給する請求項1から3のいずれか1項記載の方法。 5.ボードを、 −まず1つの前乾燥段階で、 −次いで段階Aで、 −最終的に段階Bで乾燥する請求項1から4のいずれか1項記載の方法。 6.ボードを、 −まず段階Bで、 −次いで段階Aで乾燥する請求項1から4のいずれか1項記載の方法。 7.ボードを乾燥するための装置であって、 乾燥機を通して、階層内に配置されたボードを搬送するための搬送装置を備えて おり、 −搬送媒体の供給装置、排出装置、循環空気のための 加熱装置及び搬送手段の備えられた空気循環通路、供給空気を供給するための手 段、並びに排気を排出するための手段から成る少なくとも1つの区域を備えた区 分A、及び −乾燥機の互いに相対する端部に配置されて乾燥空気のための供給装置及び乾燥 空気のための排出装置を備えた区分Bを有する形式のものにおいて、 1つの熱交換器(27)を設けてあり、 −該熱交換器が階層内の搬送装置の上側で乾燥機の区分Bを通って延びていて、 −乾燥機の相対する端部に配置された供給装置及び排出装置を備えており、 −熱交換器(27)の供給装置が区分Aの排気の排出のための少なくとも1つの 手段に接続されており、 −熱交換器(27)の供給装置と段階Bの乾燥空気のための供給装置とが乾燥機 の互いに相対する端部に配置されていることを特徴とする、ボードを乾燥するた めの乾燥機。 8.区分Bの乾燥空気を予熱するための熱交換器(31)を設けてあり、区分 Bの供給導管(34)が熱交換器(27)の排出装置に接続されている請求項7 記載の乾燥機。 9.区分Aの加熱装置がバーナーであり、区分Bの乾燥空気のための排出装置 がバーナー(11)の供給空気導管(15)に接続されている請求項7又は8記 載の乾燥機。 10.ボードの搬送方向(1)で前後に前乾燥区分(2)、区分A及び区分Bが 配置されている請求項7から9のいずれか1項記載の乾燥機。 11.ボードの搬送方向(1)で区分Bが区分Aの前に配置されている請求項7 記載の乾燥機。 12.搬送装置がローラ軌道若しくは搬送ベルトを有している請求項7から11 のいずれか1項記載の乾燥機。 13.熱交換器(27)が搬送方向(1)に対して平行に延びる管(63)を有 している請求項7から12のいずれか1項記載の乾燥機。 14.管(63)が、搬送方向(1)に対して横方向に配置されて該管を接続す る捕集部材(64)によって中断されている請求項13記載の乾燥機。 15.熱交換器(27)がプレートを有している請求項7から12のいずれか1 項記載の乾燥機。
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