JPH08511962A - ポリマーダイヤモンドメッシュ浴用スポンジとモイスチャライザー含有液体クレンザーを含んでなるパーソナルクレンジング系 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、同様の洗浄及びリンス操作で優れた泡立ち性を有した、疎水性ダイヤモンドメッシュスポンジと液体クレンジング及びモイスチャライジング組成物からなる、皮膚をクレンジングするための系に関する。その系は、モイスチャライザーを含有したマイルド液体クレンジング組成物、特にそれがなければぎりぎりの泡立ち性を有するようなものにおいて、改善された泡立ち性と全体的許容性を付与する。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリマーダイヤモンドメッシュ浴用スポンジとモイスチャライザー含有 液体クレンザーを含んでなるパーソナルクレンジング系 技術分野 本発明は、バス又はシャワー用のパーソナルクレンジング手持ち用の浴用スポ ンジ及びパーソナル液体クレンザーを含んでなるキットに関する。 発明の背景 様々なクレンジング系が、体から汚れと死んだ皮膚を除去して、清潔にされた 皮膚に潤いを与えるために用いられてきた。このような系には、テリーウオッシ ュクロス(terry wash clothes)、ソフト・アンド・ブリトル(soft and britle) と、様々なクリーニングパッド、磨きパッド、天然及び合成スポンジ等のような クリーニング用具と組み合わせた石鹸又は界面活性剤の使用後において、モイス チャライジングローションの使用を含む。 従来のクリーニング及びモイスチャライジングパーソナルクレンジングキット は何らかの欠点を有し、パーソナルスキンケアでそれらの有効性を制限していた 。例えば、多くのクレンザーは実際上過酷である。ほとんどは有効量のモイスチ ャライザーを含有していない。多くのマイルド液体クレンザーは本来あまりよく 泡立たない。同様に、一部のクリーニング用具は液体クレンザーと併用するとう まく泡立たない。これはよりマイルドな液体クレンザーが用いられたとき特にそ うである。他のクレンジング用具はビショビショになる。一部は除去汚れを含有 した水を用具から除くことが難しい。一部は泡立ちを妨げ、これは液体クレンジ ング及びモイスチャライジングクレンザーで特に当てはまる。更に他の用具はク レンジング及びモイスチャライジング製品中のオイルコンディショナーを吸収す る。 他は水を留めて、しばしば不快な臭気を発し、しかも細菌、微生物、カビ等の増 殖場所になる。更に他の用具はクレンジング及びモイスチャライジング製品中の オイルコンディショナーを吸収し、それにより皮膚と競合する。 加えて、多くの用具は非常に低い強度を有し、それらが数回使われた後容易に 壊れてしまう。 マイルドスキンクレンジング系に対する必要性は、都市混雑の中で体臭を減少 させるためにもっと多く洗う必要性と、人口の老化及び増え続ける皮膚への環境 刺激により、より強くなってきている。最もマイルドなスキンクレンジング製品 でも、せいぜいスキンコンディションに悪影響を与えずにクレンジングを行える だけである。スキンコンディションに改善を加えるためには、消費者はしばしば “モイスチャライザー”と呼ばれる第二の別製品を用いることを余儀なくされる 。望ましい皮膚状態にするため２種の別製品の使用は不便であり、多くのモイス チャライザーから生じるべたつぎ皮膚感のせいでしばしば不快である。結果的に 、多くの人は２種の別製品の使用よりもむしろ乏しいスキンコンディションの効 果に悩んでいる。 マイルドスキンクレンジング及びスキンコンディショニング効果の双方を示せ る系に対して明らかな必要性があるが、その理由はほとんどの人々がモイスチャ ライザーを毎日使ってはいないからである。一部のスキンクレンジング製品は保 湿物質を含有しており、それは局所適用だと有効であるが、クレンジング製品で は無効である。これらの保湿剤は非常に水溶性であって、乏しい皮膚直接性であ るため無効である。疎水性皮膚軟化物質は通常皮膚にもっと直接的であるが、水 性スキンクレンジングマトリックス中に入ることが難しく、及び／又は従来のク レンジング用具中に吸収されてしまう。このような液体クレンザーで典型的に出 会う他の難点には少くとも２つあり、即ち乏しい泡立ち効果と物理的に不安定な 製品である。 本発明は、有効量の親水性、油性又は疎水性モイスチャライザーとそれらの混 合物を含有した起泡クレンジング及びモイスチャライジング液体クレンザーを含 んでなる、選択された疎水性スポンジの使用に関する。 本発明は、従来のキットよりも泡立ち、マイルドでかつ有効であるクレンジン グ系を提供するために、“クレンジング及びモイスチャライジング”起泡液体中 でより高レベルの保湿剤の使用に関する。 発明の目的 本発明の１つの目的は、清潔にし、よく泡立ち、皮膚をコンディショニング及 びモイスチャライジングするパーソナルクレンジングキットを提供することであ る。 本発明のもう１つの目的は、皮膚を泡で清潔にして、１回の洗浄及びリンスス テップで皮膚に潤いを与える、改善されたクレンジング系を提供することである 。 別の目的は、液体クレンジング及びモイスチャライジングクレンザー系を用い る改善された方法を提供することである。 本発明の別の目的は、従来よりも改善された泡立ちで皮膚によりマイルドであ るクレンジング系を提供することである。 本発明のこれら及び他の目的は、以下の詳細な記載から明らかになるであろう 。 発明の要旨 本発明は、バス又はシャワーにおいて良好な泡立ちによる皮膚のクレンジング と同時に皮膚のモイスチャライジングに適した、疎水性ダイヤモンドメッシュポ リマー手持ち用の浴用スポンジとマイルドな起泡クレンジング及びモイスチャラ イジング液体クレンジング組成物からなる、皮膚を清潔にするための超マイルド で、良好な泡立ちのクレンジング系及びキットに関する。 メッシュスポンジとクレンジング及びモイスチャライジング液体クレンザーは 、キット又は系のように一緒にパッケージ化される。液体クレンザーはキット内 に あるそれ自体の容器に入れることが好ましい。 図面の簡単な説明 図１は、本発明で用いられるロープハンドル７を示したダイヤモンドメッシュ ポリマー手持ち用のボール様浴用スポンジの透視図である。 図２は、手でどのように持つかを示した、もう１つの手持ち用の浴用ポリマー メッシュスポンジの透視図である。 図３は、フィラメントの結び付きと結合の代表的間隔を示すために、フィラメ ントに対して垂直に引き伸ばされたポリマーネット化メッシュのシングルシート について表す断片的な拡大断面図である。 クリーニングポリマーメッシュスポンジがクリーニングのため手で持てる容易 さは図２で示されている。セキュリティバンド１３は、ポリマーメッシュスポン ジを形成するため一緒に多層ネット化メッシュを保持している。 ポリマーメッシュスポンジを作るために使用できるネット化メッシュは図３で 示され、そこで２１は引き伸ばされた位置にあるメッシュを表している。ネット を作るために用いられる細かいポリマーフィラメントは１８で表され、１９はオ ープンメッシュ２０を形成するフィラメントのスポット結合を表す。 発明の具体的な説明 パーソナルクレンジング系 本発明は、疎水性ダイヤモンドメッシュ手持ち用の浴用スポンジとクレンジン グ及びモイスチャライジング液体クレンジング組成物を含んでなるキット又は系 である。その系は、バス又はシャワーで洗いながら、良好な泡立ちのマイルドな 液体クレンザーで皮膚をクレンジングし、同時に皮膚を“コンディショニング” 又は“モイスチャライジング”するために用いられる。バス又はシャワー後に皮 膚に別のローション又はオイルを使う必要性はかなり減少する。このため、その 液体は“クレンジング及びモイスチャライジング”クレンザーと呼ばれ、メッシ ュスポンジの入ったパッケージは本明細書ではマイルド起泡クレンジング及びモ イスチャライジングパーソナルクレンジングキットと呼ばれる。メッシュスポン ジとクレンジング及びモイスチャライジングクレンザーはキットの中に一緒にパ ッケージ化される。 液体クレンザーは、メッシュスポンジとの数回の使用にとり十分多い量で別の 容器の中に通常入れられる。 パーソナルバス又はシャワーボディクレンジング系は： （Ａ）軽量ポリマーメッシュパーソナルクレンジング手持ち用スポンジ（この ポリマーメッシュスポンジは手持ち用クレンジング用具としての使用に適した形 をとり、上記手持ち用スポンジは約２〜約８インチ（５．０８〜約２０．３２cm ）の直径を有する；好ましくは、ポリマーメッシュパーソナルクレンジング手持 ち用ポリマーメッシュスポンジはポリエチレンダイヤモンドメッシュから作られ 、３〜５インチ（７．６２〜約１２．７cm）の直径を有する）、及び （Ｂ）（１）有効量のスキンコンディショニング及びモイスチャライジング成 分と、（２）石鹸、合成界面活性剤及びそれらの混合物から選択される有効量の 界面活性剤を有する液体クレンザー（好ましくは、スキンコンディショニング及 びモイスチャライジング成分はオイル、カチオン系及びノニオン系ポリマーとそ れらの混合物からなる群より選択される；上記界面活性剤はマイルド石鹸、マイ ルド合成界面活性剤及びそれらの混合物から選択される；好ましくは、上記クレ ンジング及びモイスチャライジング液体クレンザー（１）は、その液体クレンザ ーの約０．５〜約１０重量％の、脂肪酸のエステル；グリセリンモノ、ジ及びト リエステル；コレステロール、コレステロールエステル、スクアレン、スクアラ ンのような表皮及び皮脂炭化水素；ラノリン及び誘導体；鉱油、シリコーン油、 シリコーンゴム、植物油及びそれらの混合物からなる群より選択されるスキンコ ンディショナーも含有している；好ましくは、上記液体クレンザーは約５０〜約 ６０℃の融点を有する乳化ペトロラタム約０．７〜約４％を含有している） からなる。ポリマーメッシュスポンジとクレンジング及びモイスチャライジング液体クレン ザー ポリマーメッシュスポンジと、それがないと低泡立ち性であるクレンジング及 びモイスチャライジング液体クレンザーは、一緒になると、従来よりも優れたク レンジングスキンケア系を提供する。クレンジング及びモイスチャライジング（ ２‐イン‐１）液体クレンザーは、スキンコンディションを改善することが知ら れた２‐イン‐１液体クレンザー中にある油性物質の皮膚表面上への、顕著な効 果のため閾値を超えたレベルでの沈着により、“潤い”を与える。これは本発明 により達成できることが発見された。 クレンジング及びモイスチャライジング液体クレンザーと併用されるポリマー ダイヤモンドメッシュ浴用スポンジを含んでなるこのクレンジング系は、従来公 知の系にはない多くの予想外の利点を付与することがわかった。例えば、本系は 優れた泡立ちクリーニング作用及びスキンコンディショニング作用の双方をワン ステップで付与する能力を有しており、そのためこのような双方の作用のために ２つの別製品を利用する必要はない。加えて、ポリマーメッシュスポンジは、ク リーニング及びやさしいこすりとり作用に用いられるクリーニング溶液をよく泡 立たせるが、モイスチャライジング物質を沈着させることで皮膚をコンディショ ニングする、疎水性メッシュネット表面を有している。これらの特別な利点とし て、従来公知のクレンジングキットにはない予想外に優れた泡立ちで系をマイル ドにする。メッシュスポンジと一緒にされた本マイルドクレンジング及びモイス チャライジング液体クレンザーは、泡立ちの点でレギュラースポンジと併用され た同様のクレンジング及びモイスチャライジング液体クレンザーよりも優れ、し かも大多数の実験ユーザーによるすべての許容条件を満たしている。 クリーニングポリマーメッシュスポンジは、容易に入手できる原料又は特別に デザインされたメッシュ物質から製造できる。ポリマーメッシュスポンジは、特 に強い軟質ポリマー物質から作った、押出しチューブ状ネット化メッシュから製 造されることが好ましい。このタイプの押出しチューブ状ネット化メッシュ、特 にポリエチレンから製造されたものは、獣肉及び鳥肉のカバーに用いられており 、産業上容易に入手できる。 ポリマーメッシュスポンジは、好ましくはオレフィンモノマーの付加ポリマー とポリカルボン酸及びポリアミンのポリアミドからなる群の強い軟質ポリマーか ら製造された押出しチューブ状ネット化メッシュの多数層からなり、そのチュー ブ状ネット化メッシュの層は柔らかいボール様ポリマーメッシュスポンジを形成 するために何回も折り重ねられる。 ネット状メッシュポリマーのチューブ又はストライプは、ナイロンバンド又は 適切なクロージャーでしっかり結び付けられる。このタイプのポリマーメッシュ スポンジは、参考のため本明細書に組み込まれる、１９８４年７月３１日付Sanf ordの米国特許第４，４６２，１３５号明細書で開示されている。 手持ち用のボール様ポリマーメッシュスポンジの例は、参考のため本明細書に 組み込まれる、１９９２年９月８日付Campagnoliの米国特許第５，１４４，７４ ４号明細書で開示されている。それは、支持体上に引き伸ばされ、中央で一緒に 結合及び結紮され、その後支持体から離された、いくつものネット状チューブか ら得られるダイヤモンドメッシュポリエチレンスポンジである。 市販“ポリマーメッシュスポンジ”はボディ・ショップ・アンド・バイナム・ コンセプツ社(The Body Shop and Bynum Concepts,Inc.)により販売されている 。 以下は適切な浴用ポリエチレンポリマーメッシュスポンジに関する一部の規格 である： 図１は本発明で用いられるロープハンドル７を示したダイヤモンドメッシュポ リマー手持ち用のボール様浴用スポンジの透視図である。クリーニングポリマー メッシュスポンジがクリーニングのため手で持てる容易さは、図２で示されてい る。セキュリティバンド１３は、ポリマーメッシュスポンジを形成するため一緒 に多層ネット化メッシュを保持している。ポリマーメッシュスポンジを作るため に使用できるネット化メッシュは図３で示され、そこで２１は引き伸ばされた位 置にあるメッシュを表している。ネットを作るために用いられる細かいポリマー フィラメントは１８で表され、１９はオープンメッシュ２０を形成するフィラメ ントのスポット結合を表す。 各々長さ６０cmの２つのネット化チューブが３インチボールスポンジを作るた めに使用できる。それらは、ボール様ポリマーメッシュスポンジを形成するため に、ループ又はロープにより手で縛ることができる。メッシュ物質で作られた角 形グローブ及びウォッシング用具のような他のデザインも、通常低い泡立ち性の クレンジング及びモイスチャライジング液体クレンザーの泡立ちを増加させるこ とにより、本発明の系で非常にうまく働く。このようなクリーニング用具の一部 例は、参考のため本明細書に組み込まれる、米国速達郵便ＥＦ２９６１５９７７ ７ＵＳ及びＥＦ２９６１５４７７７による、１９９４年３月３１日付で出願され たGiradotらの２つの米国特許出願の対象である。クレンジング及びモイスチャライジング液体クレンザー 本明細書で用いられる“クレンジング及びモイスチャライジング液体”又は２ ‐イン‐１液体クレンザーという用語には、泡立ち成分及びモイスチャライジン グ剤の双方を含有した起泡液体及び半固体クリームを含む。 好ましいクレンジング及びモイスチャライジングパーソナルクレンジング液体 製品は、（ａ）約０．１〜約２０％のアニオン系界面活性剤；（ｂ）約０．１〜 約２０％の両性界面活性剤；（ｃ）約０．５〜約２５％の植物油付加物、微量成 分、及び（ｄ）残部の水からなる。 アニオン系界面活性剤及び両性界面活性剤は合わせて組成物の約０．５〜約３ ０重量％であり、アニオン系界面活性剤：両性界面活性剤の好ましい重量比は約 １：５〜約２０：１の範囲内である。 好ましい植物油付加物は、共役エライジン化形の植物油とアクリル酸、フマル 酸又は無水マレイン酸とのディールス‐アルダー付加により得られる。好ましい 付加物はマレイン酸化大豆油である。組成物は、クレンジング及び泡立ちを含め た優れた使用時及び効力効果と、改善されたマイルド性及びスキンコンディショ ニングを示す。 もう１つの好ましいクレンジング及びモイスチャライジングクレンジング組成 物は、（ａ）８〜３５％のポリオール；（ｂ）３５〜７０％、好ましくは４０〜 ６５％の水；（ｃ）５〜２０％、好ましくは７〜１９％のほとんど不溶性の飽和 （０〜１５の低ＩＶ）Ｃ₈‐Ｃ₂₂脂肪酸カリウム石鹸；（ｄ）０．１〜７％、好 ましくは０．５〜５％の遊離Ｃ₈‐Ｃ₂₂脂肪酸；及び（ｅ）０．５〜５％、好ま しくは０．７〜４．５％のペトロラタムとそれらの混合物からなる群より選択さ れる成分を含有することができる。 ポリオールはグリセリン、グリセロール、プロピレングリコール、ポリプロピ レングリコール、ポリエチレングリコール、エチルヘキサンジオール、ヘキシレ ングリコール、他の脂肪族アルコール及びその混合物からなる群より選択される 。プロピレングリコールがモイスチャライザーとして用いられたとき、それは少 くとも５％のレベルで用いられる。ポリオールは、好ましくは約１０〜３０％の レベルで用いられる。 液体クレンザーは、ペトロラタム；脂肪酸のエステル；グリセリンモノ、ジ及 びトリエステル；コレステロール、コレステロールエステル、スクアレン、スク アランのような表皮及び皮脂炭化水素；シリコーン油及びシリコーンゴム；鉱油 ；ラノリン及び誘導体等；それらの混合物からなる群より選択される親油性皮膚 軟化モイスチャライザー約０．５〜約１５％を含有することができる。 モイスチャライジング効果のある好ましい改善された安定な製品は、選択され た脂肪酸／石鹸マトリックス中への大サイズペトロラタム粒子の配合で得られる 。大サイズペトロラタム粒子は液体か又は半固体かで異なる。要点は、大きなペ トロラタム粒子を維持して均一で安定な製品を得るために、本明細書で例示され たような脂肪酸及び／又は石鹸マトリックスを選択して最小制御量の剪断でペト ロラタムとミックスすることであり、例えば改善された効果は半固体クレンジン グクリームでも得られる。 液体クレンザーで用いられる脂肪酸物質（遊離及び中和）は０〜約１５、好ま しくは１０以下、更に好ましくは３以下のヨウ素価（ＩＶ）を有していることが 好ましい。起泡石鹸及び／又は合成界面活性剤 パーソナルバス又はシャワーボディクレンジング系は、Ｃ₁₆アルキルグリセリ ルエーテルスルホネートだけでなく、少くとも起泡グレードを有する起泡界面活 性剤約０．５〜約３０％を含むことが好ましい。好ましいクレンジング及びモイ スチャライジング組成物は約１〜約２５％、好ましくは約５〜約２５％又は１０ 〜２０％の起泡石鹸及び／又は合成界面活性剤を含有している。好ましい界面活 性剤はマイルド石鹸、マイルド合成界面活性剤及びそれらの混合物から選択され る。これらマイルド石鹸及び界面活性剤の例は、本明細書の例のところで示され ている。 石鹸は、約８〜約２２の鎖長を有する、本質的に飽和した炭化水素から誘導さ れたものであることが好ましい。石鹸はカリウム塩であることが好ましいが、他 の可溶性石鹸も使用できる。一部のナトリウム、アンモニウム、トリエタノール アンモニウム及び／又はそれらの混合物でも、少くともカリウムブレンドであれ ば許容されると思われる。石鹸は好ましくは対応脂肪酸の中和によりその場で作 られるが、それらは前形成石鹸として導いてもよい。 好ましい液体石鹸は分散質と呼ばれるが、その理由は少くとも一部の脂肪物質 が本発明で用いられるレベルのとき不溶性だからである。組成物中における水の レベルは、典型的には約３５〜約７０％、好ましくは約４０〜約６５％である。 本発明の好ましい液体石鹸のもう１つの重要な特徴は、特に貯蔵後に、それが 相安定性であることである。 本発明の好ましい石鹸パーソナルクレンジング製品の重要な特徴は、その豊富 でクリーミーな泡立ちである。 液体クレンザーの重要成分は起泡増強界面活性剤である。様々なアニオン系（ 石鹸及び非石鹸）、両性、双極性、ノニオン系及び、ある場合にはカチオン系界 面活性剤から選択される界面活性剤は、上記レベルで存在する。 界面活性剤マイルド性は界面活性剤の刺激力を評価するために用いられるスキ ンバリヤ破壊試験により測定できることを記しておく。この試験において、界面 活性剤がマイルドになるほど、スキンバリヤは破壊されにくくなる。スキンバリ ヤ破壊は、透析物室内に含有された生理緩衝液中に試験溶液から表皮を通して入 ってくる放射線標識水（３Ｈ‐Ｈ₂Ｏ）の相対量により測定される。この試験は 、参考のため本明細書に組み込まれる、T.J.Franz,j.Invest.Dermatol.,1975,64 , pp.190-195及び１９８７年６月１６日付で発行されたSmallらの米国特許第４， ６７３，５２５号明細書で記載され、そこでは“標準”アルキルグリセリルエー テルスルホネート混合物を含んだマイルドなアルキルグリセリルエーテルスルホ ネート（ＡＧＳ）界面活性剤合成固形物(synbar)について開示している。バリヤ 破壊試験はマイルドな界面活性剤を選択するために用いられる。 液体組成物はアニオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤、双極性界面活性 剤、両性界面活性剤及びそれらの混合物からなる群より選択される起泡界面活性 剤を含んでいることが好ましい。 起泡界面活性剤は合成界面活性剤、あるいは組み合わせたときに２５℃でＣＭ Ｃ（臨界ミセル濃度）で測定すると１５〜５０dynes/cm、更に好ましくは２０〜 ４５dynes/cmの平衡表面張力を有するそのミックスとして本発明では定義される 。一部の界面活性剤ミックスは、その成分だけのときよりも低い表面張力を有す ることがある。 良好な起泡増強性のあるマイルドな洗浄界面活性剤の一部の例は、例えばナト リウム又はカリウムラウロイルサルコシネート、アルキルグリセリルエーテルス ルホネート、スルホン化脂肪エステル及びスルホン化脂肪酸である。このため、 高起泡性界面活性剤とはＣ₁₆アルキルグリセリルエーテルスルホネート又はそれ 以上の程度で泡立つものとして本発明では定義される。起泡容量試験に関しては 、参考のため本明細書に組み込まれる１９９３年１１月２３日付Frenchらの米国 特許第５，２６４，１４５号明細書参照。 他の界面活性剤の多数の例が文献で開示されている：それらには他のアルキル サルフェート、アニオン系アシルサルコシネート、メチルアシルタウレート、Ｎ ‐アシルグルタメート、アシルイセチオネート、アルキルスルホサクシネート、 アルキルホスフェートエステル、エトキシル化アルキルホスフェートエステル、 トリデセスサルフェート、タンパク質縮合物、エトキシル化アルキルサルフェー ト及びアルキルアミンオキシドの混合物、ベタイン、スルタインとそれらの混合 物がある。界面活性剤には１〜１２のエトキシ基を有するアルキルエーテルサル フェート、特にアンモニウム及びナトリウムラウリルエーテルサルフェートも含 まれる。 多くの他の非石鹸界面活性剤は、参考のため本明細書に組み込まれるMcCUTCHE ON's,DETERGENTS AND EMULSIFIERS,1993 Edition,MC Publishlng Co.発行で記載 されている。 上記界面活性剤は本発明のクレンジングバス／シャワー組成物で使用できる。 アニオン系界面活性剤、特にアルキルサルフェート、エトキシル化アルキルサル フェート及びそれらの混合物が好ましい。ナトリウムアルキルグリセロールエー テルスルホネート、ナトリウムラウロイルサルコシネート、ナトリウムアルキル サルフェート、ナトリウムエトキシ（３）アルキルサルフェート及びそれらの混 合物からなる群より選択されるＣ₁₂‐Ｃ₁₄アルキルアニオン系界面活性剤が更に 好ましい。 ノニオン系界面活性剤は、アルキレンオキシド基（性質上親水性）と、性質上 脂肪族又はアルキル芳香族である有機疎水性化合物との縮合により得られる化合 物として広く定義できる。 本発明におけるニートクレンジングバス／シャワー液体石鹸組成物のｐＨは、 ２５℃で測定すると、通常約７．０〜約９．５、好ましくは約７．５〜約９であ る。液体合成界面活性剤組成物のｐＨは約４〜８、好ましくは４．５〜７である 。 クレンジング及びモイスチャライジング液体クレンザーは、２６．７℃で約５ ００〜約６０，０００cps、好ましくは約５０００〜３０，０００cpsの見掛け又 はニート粘度を有することが好ましい。本明細書で用いられる“粘度”という用 語は、他で指摘されないかぎり、１RPMで３分間にわたりスピンドルＣＰ‐４１ 装備のブルックフィールド(Brookfield)ＲＶＴＤＣＰで測定した粘度を意 味する。“ニート”粘度は未希釈液体クレンザーの粘度である。スキンコンディショナー又はモイスチャライザー クレンジング系からのスキンコンディショナー又はモイスチャライザー沈着は 、スキンクレンジング製品が消費者により典型的に用いられた後、双方ともモデ ル化された２つのプロトコールのうち１つで測定される。１つのプロトコールは “インビトロ”で行われ、第二は“インビボ”で行われる。 インビトロプロトコールでは、ヒト皮膚と類似した表面構造を有する、前水和 されたコラーゲンシートであるモデル皮膚基質が用いられる。基質の小さな片が 、確かにそれらを泡と接触させるために、フラスコ開口部にのせられる。泡は、 下記制御操作：製品１ｇ＋水３mlで１０秒間を用いて、手のひら、ポリマーメッ シュスポンジ又は他のクレンジング用具で作られる。次いでのせた基質は、フラ スコを反転させて、それを手のひらの上でこする等により、一緒にした泡と接触 させる。この泡立ちプロセスは１０秒間続け、泡を基質上に５秒間のせた後、そ れは加温水道水で１０秒間リンスされる。次いで接触させた皮膚基質がマウント から切り取られ、分析前に乾燥される。分析操作では、ペトロラタムが測定され るならば１：１エタノール：ヘプタンに又は他のモイスチャライザー用の別溶媒 に基質を浸漬し、その後この抽出物を標準ガスクロマトグラフィー法により分析 する。 インビボプロトコールは上記インビトロ法と同様であるが、但しポリマーメッ シュスポンジ（又は手のひら）で作られた泡は反対前腕に塗られる。泡が前腕に ある時間は（コラーゲン基質での５秒間と比較して）３０秒間である。次いで沈 着したコンディショナーが、開口ガラスシリンダーを前腕に取付けて適切な溶媒 をこのシリンダーに加えることにより抽出される。次いで上記のように、抽出物 は標準ガスクロマトグラフィー法により分析される。 クレンジングバス／シャワー組成物は、このような組成物を更に望ましいもの にする上で適した様々な非必須任意成分を含有することができる。このような慣 用的任意成分、例えばベンジルアルコール、メチルパラベン、プロピルパラベン 及びイミダゾリジニル尿素のような保存剤；Ｃ₈‐Ｃ₁₈エタノールアミド（例え ば、ココナツエタノールアミド）のような他の増粘剤及び粘度調節剤；クエン酸 、コハク酸、リン酸、水酸化ナトリウム等のようなｐＨ調節剤；ケイ酸マグネシ ウム／アルミニウムのような懸濁剤；香料；色素；エチレンジアミン四酢酸二ナ トリウムのような金属イオン封鎖剤は当業者に周知である。 存在するのであれば、任意成分は個別に通常組成物の約０．００１〜約１０重 量％であるが、それより多くても又は少くてもよい。 任意の増粘剤はカチオン系、ノニオン系又はアニオン系として分類され、望ま しい粘度を付与するように選択される。適切な増粘剤は、参考のため本明細書に 組み込まれる、Handbook of Water-Soluble Gums and Resinsの用語解説とChapt er 3,4,12及び13,Robert L.Davidson,McGraw-Hill Book Co.,NewYork,N.Y.1980 に掲載されている。 液体パーソナルクレンジング製品は、粘りを出すために、水和、膨潤又は分子 会合するポリマー添加物を用いることにより増粘化できる（例えば、ヒドロキシ プロピルグアーガムはシャンプー組成物で増粘助剤として用いられる）。 適切な増粘剤はヒドロキシエチルセルロース、例えばアクアロン社(The Aqual on Company)から販売されるナトロゾル(Natrosol)Ｒ２５０ＫＲである。 もう１つの増粘剤はローム＆ハース社(Rohm and Haas Company)からアクリゾ ル(Acrysol)ＩＣＳ‐１として販売されるアクリル化ステアレス‐２０メチルア クリレートコポリマーである。 本組成物で有用とわかったポリマー増粘剤の量は約０．１〜約２％、好ましく は約０．２〜約１．０％である。 液体クレンザーは、カチオン系多糖及び誘導体、多糖及び合成モノマーのカチ オン系コポリマー、合成コポリマーとカチオン系タンパク質誘導体からなる群よ り選択されるスキンモイスチャライジングカチオン系ポリマー約０．１〜約５％ 、好ましくは約０．３〜約３％で作ることができる。石鹸ベースクレンジング及びモイスチャライジング液体クレンザーの製造 本発明のクレンジング及びモイスチャライジング液体クレンザーを製造するほ とんどの方法では標準工業装置を用いる。例えば、１インチの刃がついた３プロ ング(prong)プロペラサイズ攪拌器を装備したライトニングミキサー(Lightning Mixer）（モデルＴＳ２０１０）により攪拌される４．５ガロンジャケット付タ ンクを用いた６０００グラムサイズバッチでの一般的プロセス。しかしながら、 ミキシング時間は装置、バッチサイズ等により異なる。 １．脂肪酸（油相）、抗菌剤（加えるならば）等を衛生的な攪拌及びジャケッ ト付ステンレススチール容器に加える。 ２．油相を約８０℃に加熱する。 ３．ポリオール液体（例えば、プロピレングリコール）及び一部の界面活性剤 を加熱された油相に加える。 ４．別の容器では、ポリマー、ポリオール液体（例えば、グリセリン）及び水 を含有した水相を作り、攪拌しながら８０℃に加熱する。 ５．その場での石鹸形成に適した塩基（例えば、水酸化カリウム）を加え、油 相中にミックスする。 ６．次いで水相を加え、油相／石鹸容器にミックスする。 ７．グリコールエステルを溶融し、約８０℃で（６）の中にミックスする。 ８．界面活性剤を約８０℃で（７）に追加する。 ９．（８）の生成物を約４５℃に冷却して、保存剤及び香料のような他の微量 成分を加えることができる。 １０．コンディショナー、例えばペトロラタムを加え、約３５〜約４５℃の温 度又はその融点以下の温度で（９）にミックスする。 一方、ステップ９の生成物はペトロラタムのような物質を加える前に放置して もよい。生成物放置の場合には、ステップ９の生成物はペトロラタムが加えられ る前に約３５℃に再加熱される。 本発明の製品を製造する方法において、大きなペトロラタム粒度はミックス時 間及び添加温度により制御される。ミックス時間が短く、温度が低くなるほど、 大きなペトロラタム皮膚軟化剤粒子の割合が高くなる。 好ましい許容されるマイルド液体パーソナルクレンザーは、参考のため本明細 書に組み込まれる、１９９２年７月７日付で出願されたDiasらの許可された米国 特許出願第０７／９０９，８３４号明細書で開示されている。 クレンジングバス／シャワー組成物は、このような組成物を更に望ましいもの にする上で適した様々な非必須任意成分を含有することができる。このような慣 用的任意成分、例えばベンジルアルコール、メチルパラベン、プロピルパラベン 及びイミダゾリジニル尿素のような保存剤；Ｃ₈‐Ｃ₁₈エタノールアミド（例え ば、ココナツエタノールアミド）のような他の増粘剤及び粘度調節剤；クエン酸 、コハク酸、リン酸、水酸化ナトリウム等のようなｐＨ調節剤；ケイ酸マグネシ ウム／アルミニウムのような懸濁剤；香料；色素；エチレンジアミン四酢酸二ナ トリウムのような金属イオン封鎖剤は当業者に周知である。好ましいクレンジング及びモイスチャライジング液体クレンザーの製造 この方法は下記ステップからなる： ａ）最終組成物の約０．１〜約５０重量％の界面活性剤を含んだ水相を形成す る； ｂ）最終組成物の約０．５〜約１０重量％の植物油付加物以外のノニオン系皮 膚軟化油又はワックスを含んだ第一油相を形成する； ｃ）最終組成物の約０．５〜約２５重量％、好ましくは約０．５〜約１５％の 植物油付加物を含んだ第二油相を形成する； ｄ）第一油相及び水性界面活性剤相をプレミックスして、水中で第一油相のエ マルジョンを形成する；及び ｅ）その後、第二油相をステップ（ｄ）の水中油型エマルジョンと混合して、 それにより第一油相の前形成された水中油型エマルジョン中で第二油相のエマル ジョンを形成する。 下記パーソナルバス又はシャワーボディクレンザーキットが高度に好ましいも のである。好ましい２‐イン‐１液体クレンザーは： 液体クレンザーの成分 wt.部 水 55〜60 ココアンホアセテート／ココアンホジアセテート 4〜8 ナトリウムラウレス‐３サルフェート 10〜15 アルキル多糖 0〜3 ココナツモノエタノールアミド 2〜3 大豆油 7〜9 マレイン酸化大豆油 1〜4 ポリマーＪＲ３０ 0.2〜0.6 ＰＥＧ（６）カプリル酸／カプリルグリセレート 3〜5 ミリスチン酸 0〜3 パーム核酸 2〜0 グリセリン 2〜4 二酸化チタン 0〜0.2 香料 1〜2 保存剤 0.1〜0.3 モイスチャライザーを含有したこの液体クレンザーは、バス又はシャワー用の 図１で示されたようなメッシュスポンジ上に２‐イン‐１クレンザーの一部を断 続的に分配するための別のディスペンサー中に含有されている。例 クレンジング及びモイスチャライジング液体クレンザーと特別なメッシュスポ ンジの下記例は説明であって、発明の範囲を制限するためではない。本発明のク レンジング及びモイスチャライジング液体クレンジング組成物を製造する好まし い方法は前記されている。本明細書で用いられるすべてのレベル、範囲、温度、 結果等は、他で指摘されないかぎり、おおよそである。すべての処方％は、他で 指摘されないかぎり、液体クレンザーの重量％として表示されている。例１〜６ 例１〜６は、様々なレベル及びタイプのコンディショナーと様々なレベルの石 鹸及び／又は界面活性剤を含有したクレンジング及びモイスチャライジング液体 組成物である。例６が高度に好ましいクレンジング及びモイスチャライジング液 体クレンザーである。図１で示されるようなポリエチレンメッシュ手持ち用スポ ンジが、本系で好ましいポリマーメッシュスポンジである。 例１〜４の安定な液体クレンザーは前記の方法に従い製造する。好ましくは４ ５ミクロンを超える重量平均サイズを有した大きなペトロラタム粒子を確保する ために穏やかなミキシングを用いて、ステップ１０のときに融点（ｍｐ）以下の 温度でペトロラタムを加える注意が払われる。 マイルド性及び泡立ち結果 マイルド性プロトコール ７日間にわたり１日２回洗うことにより、すべての 固形石鹸でヒト被験者の足について条件を整えておく。処置は５連続日にわたり 毎日行う。各日に、皮膚乾燥グレードは（長期効果を調べるため）処置前及び（ 急性効果を調べるため）処置の６０分間後にみる。 試験の各日に、３つの１２．５cm²部位について各々の被験者で処置した。３ つの処置はラテン方格デザインを用いて決め、各被験者のスキンコンディション についてベースライン部位毎の差異を考慮にいれる。 処置は： Ｉ．マイルド固形合成洗剤（mild syndet bar） II．マイルド固形合成洗剤＋洗浄後に塗布されるモイスチャライジング ローション III.図１で示されたようなポリマーメッシュスポンジと併用される、例６の クレンジング及びモイスチャライジング液体クレンザー IV．レギュラー独立気泡スポンジと併用される、例６のクレンジング及び モイスチャライジング液体クレンザーマイルド性結果 処置IIIは本発明の“系”を表す。処置IIIは図１で示されたような“ポリマー メッシュスポンジ”と併用される例６の２‐イン‐１液体クレンザーである。 処置IIはマイルド固形合成洗剤＋ローションである。それは非常にマイルドな 処置であるが、その理由はローションが洗浄後に皮膚に直接塗布されるからであ る。これは２‐イン‐１クレンジング及びモイスチャライジング処置ではないが 、コントロールとして用いられる。しかしながら、多くの人々は入浴又はシャワ ー後にモイスチャライザーを使わないことに注意せよ。２‐イン‐１クレンザー はマイルド固形合成洗剤単独よりも常にマイルドである。 処置IIIでメッシュスポンジと併用された例６の２‐イン‐１液体クレンザー は、長期マイルド性の点でマイルド固形合成洗剤単独、即ちローションなしの場 合よりも有意にマイルドであり、急性マイルド性の点ではそれと同等である。 処置IIIは処置IV、即ちレギュラースポンジと併用された例６のクレンジング 及びモイスチャライジング液体クレンザーよりも改善された全体許容性を有して いる。例えば、下記の比較泡立ち結果参照。メッシュスポンジVS.レギュラースポンジ系に関する泡立ち試験プロトコール エキスパートの泡立ち評価者には、メッシュスポンジ（図１）及びレギュラー 独立気泡スポンジで２‐イン‐１処方物（例６）を連続的に泡立たせるよう求め た。順序はランダムにした。エキスパートの泡立ち評価者に、泡立ちについて− ３／＋３スケールで２つの系を評価するよう求めた。 １．左前腕でスポンジＡ（又はＢ）による試験を開始する。 ２．９５°流水で５秒間クレンジングスポンジを濡らす。 ３．濡れたスポンジ上に１ポンプ分の製品（３cc）をのせる。 ４．泡を作るために両手を用いて１０回スポンジを絞る。 ５．流水で前腕を濡らす。 ６．１０秒間の上下運動を用いて前腕をスポンジで泡立たせる。 ７．−３〜＋３スケールを用いて前腕で泡立ちを評価する。 ８．右前腕でスポンジＡ（又はＢ）による全操作を繰返す。泡立ち結果 表で示された結果は、２‐イン‐１処方物（例６）が、レギュラー独立気泡ス ポンジで行うよりも、メッシュスポンジと併用したときの方が、より速く泡立ち かつ多く泡を作ることを表している。 本発明の系は、泡立ち結果表で示されるように、改善された泡立ちグレードを 有する。有意性は９５％信頼度で計算する。換言すれば、メッシュ化ポリマーメ ッシュスポンジと併用された２‐イン‐１液体クレンザーは、レギュラースポン ジと併用された２‐イン‐１液体クレンザーよりも予想外に優れた泡立ちと全体 的許容性を有している。 クレンジング及びモイスチャライジング液体クレンザーとポリマーメッシュス ポンジを用いて体皮膚を洗う本系は、従来の系よりも改善された泡立ちと全体的 に予想外の意外な利点を有している。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＢＲ，ＣＡ，ＣＮ，ＪＰ，Ｋ Ｒ (72)発明者 ウィンダー，リサ キャサリーン アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 クラフ、パイク、714

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． （Ａ）軽量ポリマーメッシュパーソナルクレンジング手持ち用スポンジ （上記ポリマーメッシュスポンジは手持ち用クレンジング用具としての使用に適 した形をとり、上記手持ち用スポンジは約２〜約８インチ（５．０８〜約２０． ３２cm）の直径を有する）及び （Ｂ）（１）有効量のスキンコンディショニング及びモイスチャライジング成 分と、（２）石鹸、合成界面活性剤及びそれらの混合物から選択される有効量の 界面活性剤を有する液体クレンザー からなるパーソナルバス又はシャワーボディクレンジング系。 ２． （Ａ）軽量ポリマーメッシュパーソナルクレンジング手持ち用ポリマー メッシュスポンジがポリエチレンダイヤモンドメッシュから作られ、３〜５イン チ（７．６２〜約１２．７cm）の直径を有し、及び （Ｂ）（１）スキンコンディショニング及びモイスチャライジング成分がオイ ル、カチオン系及びノニオン系ポリマーとそれらの混合物からなる群より選択さ れ；及び（２）界面活性剤がマイルド石鹸、マイルド合成界面活性剤及びそれら の混合物から選択される、 請求項１に記載のパーソナルバス又はシャワーボディクレンジング系。 ３． （Ａ）軽量ポリマーメッシュパーソナルクレンジング手持ち用ポリマー メッシュスポンジがポリエチレンダイヤモンドメッシュから作られ、及び （Ｂ）クレンジング及びモイスチャライジング液体クレンザー（１）が、液体 クレンザーの約０．５〜約１０重量％の、脂肪酸のエステル；グリセリンモノ、 ジ及びトリエステル；コレステロール、コレステロールエステル、スクアレン、 スクアランのような表皮及び皮脂炭化水素；ラノリン及び誘導体；鉱油、シリコ ーン油、シリコーンゴム、植物油及びそれらの混合物からなる群より選択される スキンコンディショナーも含有している、 請求項１に記載のパーソナルバス又はシャワーボディクレンジング系。 ４． 液体クレンザーが約５０〜約６０℃の融点を有する乳化ペトロラタム約 ０．７〜約４％を含有している、請求項１に記載のパーソナルバス又はシャワー ボディクレンジング系。 ５． 液体クレンザーが、Ｃ₁₆アルキルグリセリルエーテルスルホネートだけ でなく、少くとも起泡グレードを有する起泡合成界面活性剤約１〜約２５％を含 有している、請求項１に記載のパーソナルバス又はシャワーボディクレンジング 系。 ６． 液体クレンザーがカチオン系多糖及び誘導体、多糖及び合成モノマーの カチオン系コポリマー、合成コポリマーとカチオン系タンパク質誘導体からなる 群より選択されるカチオン系ポリマースキンコンディショナー約０．１〜約５％ を含有している、請求項１に記載のパーソナルクレンジング系。 ７． 液体クレンザーがペトロラタム、脂肪酸のエステル、グリセリンモノ、 ジ及びトリエステル、表皮及び皮脂炭化水素、シリコーン油、シリコーンゴム、 ラノリン及び誘導体とそれらの混合物からなる群より選択される親油性スキンコ ンディショナー約０．５〜約５％を含有し、上記液体が２７．６℃（８０°Ｆ） で約５００〜６０，０００cpsのニート粘度を有する、請求項６に記載のパーソ ナルクレンジング系。 ８． （Ａ）軽量ポリマーメッシュパーソナルクレンジング手持ち用ポリマー メッシュスポンジがポリエチレンダイヤモンドメッシュから作られ、及び （Ｂ）クレンジング及びモイスチャライジング液体クレンザー（１）が、液体 クレンザーの約０．５〜約１０重量％の、脂肪酸のエステル；グリセリンモノ、 ジ及びトリエステル；コレステロール、コレステロールエステル、スクアレン、 スクアランのような表皮及び皮脂炭化水素；ラノリン及び誘導体；鉱油、シリコ ーン油、シリコーンゴム、植物油とそれらの混合物からなる群より選択されるス キンコンディショナー、及び／又はグリセリン、グリセロール、プロピレングリ コール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、エチルヘキサン ジオール、ヘキシレングリコールとその混合物からなる群より選択されるポリオ ール約１０〜３０％も含有している、請求項１に記載のパーソナルバス又はシャ ワーボディクレンジング系。 ９． スキンコンディショナーが大豆油、マレイン酸化大豆油、カチオン系ポ リマー、ポリエチレングリコール、カプリル酸／カプリルグリセレート、ミリス チン酸、パーム核酸、グリセリン及びその混合物からなる群より選択される、請 求項１に記載のパーソナルバス又はシャワーボディクレンジング系。 １０． （Ａ）軽量ポリマーメッシュパーソナルクレンジング手持ち用スポン ジ（上記ポリマーメッシュスポンジは手持ち用クレンジング用具としての使用に 適した形をとり、上記手持ち用スポンジは約２〜約８インチ（５．０８〜約２０ ．３２cm）の直径を有する）及び （Ｂ）（１）有効量のスキンコンディショナー成分と、（２）石鹸、合成界面 活性剤及びそれらの混合物から選択される有効量の界面活性剤を有するクレンジ ング及びモイスチャライジング液体クレンザー を用いて水で体皮膚を洗い、上記ポリマーメッシュスポンジが上記クレンジング 及びモイスチャライジング液体クレンザーを泡立たせ、上記体をリンスすること により体皮膚を洗ってコンディショニングするために用いられ、有効量の上記ス キンコンディショニング成分が上記体皮膚をコンディショニングすることからな る、パーソナルバス又はシャワーボディクレンジング方法。 １１． （Ａ）軽量ポリマーメッシュパーソナルクレンジング手持ち用スポン ジ（上記ポリマーメッシュスポンジは手持ち用クレンジング用具としての使用に 適した形をとり、上記手持ち用スポンジは約２〜約８インチ（５．０８〜 約２０．３２cm）の直径を有する）及び （Ｂ）（１）有効量のスキンコンディショナー成分と、（２）石鹸、合成界面 活性剤及びそれらの混合物から選択される有効量の界面活性剤を有するクレンジ ング及びモイスチャライジング液体クレンザー からなるパーソナルバス又はシャワーボディクレンジングキット。 １２． 液体クレンザーが：液体クレンザーの成分 wt.部 水 55〜60 ココアンホアセテート／ココアンホジアセテート 4〜8 ナトリウムラウレス‐３サルフェート 10〜15 アルキル多糖 0〜3 ココナツモノエタノールアミド 2〜3 大豆油 7〜9 マレイン酸化大豆油 1〜4 ポリマーＪＲ３０ 0.2〜0.6 ＰＥＧ（６）カプリル酸／カプリルグリセレート 3〜5 ミリスチン酸 0〜3 パーム核酸 0〜2 グリセリン 2〜4 二酸化チタン 0〜0.2 香料 1〜2 保存剤 0.1〜0.3 を含有し、モイスチャライザーを含有した上記液体クレンザーがバス又はシャワ ー用のメッシュスポンジ上に上記クレンザーの一部を断続的に分配するためのデ ィスペンサー中に含有されている、請求項１１に記載のパーソナルバス又はシャ ワーボディクレンジングキット。