JP2001517241A - 改良保湿性を有するクレンジング製品 - Google Patents

改良保湿性を有するクレンジング製品

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Abstract

(57)【要約】 本発明は皮膚または毛髪を洗浄およびコンディショニングするために有用な実質的に乾燥した、使い捨てのパーソナルクレンジング製品に関する。これらの製品は消費者によって、前記乾燥製品を水で濡らすことによって使用される。前記製品は水溶性基質、泡立ち界面活性剤、およびコンディショニングエマルションを含んでなる。本発明はこれらの製品を使用して皮膚または毛髪を洗浄およびコンディショニングする方法、およびこれら製品の製法をも包含する。

Description

【発明の詳細な説明】 改良保湿性を有するクレンジング製品 技術分野 本発明は皮膚または毛髪のクレンジング並びにコンディショニングのために有 用な実質的に乾燥した、使い捨てヒト・クレンジング製品に関する。これらの製 品は、消費者が上記乾燥製品を水で濡らして使用する。上記製品は水不溶性基質 、泡立ち界面活性剤、およびコンディショニングエマルション、および(i)油 溶性物質を含む外部相と(ii)水溶性コンディショニング剤を含む内部相とを 含むコンディショニングエマルションを含んでなる。上記製品は水溶性コンディ ショニング剤を効率的に皮膚または毛髪に運搬する。 上記基質の使用は、低濃度の界面活性剤で泡立ちを高め、洗浄および剥離を増 加し、水溶性コンディショニング成分の運搬および付着を最適化する。その結果 、本発明は低濃度の界面活性剤を用いて効果的な洗浄を行うことができ、そのた め刺激性が少なく、一方水溶性コンディショニング剤および油溶性コンディショ ニング剤両方を供給することによって優れたコンディショニング効果をもたらす 。 本発明は皮膚または毛髪に運搬するための種々の活性成分を含む製品を包含す る。 本発明は、本発明の製品を用いて皮膚および毛髪を洗浄、保湿する方法、およ びこれらの製品の製法も含む。 発明の背景 ヒトのクレンジングおよびコンディショニング製品は伝統的に、固形石鹸、ク リーム類、ローション類、およびゲル等、種々の形で市販されている。これらの 組成物では、消費者に受け入れられる多くの規準を満足する努力がなされてきた 。これらの規準としてはクレンジング効果、スキン・フィール、皮膚、毛髪およ び眼粘膜に対するマイルドさ、および泡立ち特性を含む。理想的パーソナルクレ ンザーは皮膚または毛髪をおだやかに洗浄し、ほとんどまたは全く刺激せず、頻 繁 に使用しても皮膚または毛髪を過度に乾燥させない。 しかし、これらの伝統的形のパーソナルクレンザー製品はコンディショニング 効果の供給に対してクレンジング効果をバランスさせるという固有の問題を有す る。この問題の一つの解決は、別々のクレンジングおよびコンディショニング製 品を使用することである。しかしこれは必ずしも便利でなく、または実際的でも なく、多くの消費者は皮膚または毛髪両方を洗浄およびコンディショニングでき る単一の製品を使用する方を好む。一般的クレンジング組成物に、コンディショ ニング成分を処方することは難しい。なぜならば多くのコンディショナーが界面 活性剤とは相容れず、好ましくない不均質混合物が生成するからからである。コ ンディショニング成分を含む均質混合物を得るために、そして付着前にコンディ ショニング成分類のロスを避けるためには、付加的成分類、例えば乳化剤、濃化 剤、およびゲル化剤等を加えてコンディショニング成分類を界面活性剤混合物中 に懸濁または乳化することが多い。この結果、美的に心地よい均質混合物が生成 するが、コンディショナー類が乳化され、洗浄中に効果的に放出されないため、 上記コンディショニング成分類の付着が良くないという結果を招くことが多い。 また多くのコンディショニング剤は泡立ち生成を抑制するという欠点を有する。 多くの消費者はリッチでクリーミーな豊富な泡立ちのあるクレンジング製品を求 めているから、泡立ち抑制は問題である。 その上、伝統的処方は、水溶性コンディショニング剤を皮膚または毛髪に付着 させる効果が非常に低い。油溶性コンディショニング剤(例えば柔軟剤および脂 質類)および水溶性コンディショニング剤(湿潤剤)の両方を皮膚に付着させ、 急性および慢性皮膚コンディショニング効果を最大にすることが所望である。正 当な処方技術では、油溶性物質はそれら固有の疎水性によって皮膚または毛髪上 に付着し得る。しかし水溶性コンディショニング剤を伝統的クレンザー類と共に 付着させることは難しいことが多い。なぜならば水溶性コンディショニング剤は 一般にすすぎ流されて、疎水性物質のみが付着したままなるからである。水溶性 コンディショニング剤を複数のエマルションの使用によって(例えば水中油中水 (water-in-oil-in-water)エマルション)付着させることが試みられている。 こ のアプローチは理論的には可能でも、製品の長期保存安定性および美的外観がよ くないために実際には難しい。 本発明では界面活性剤とコンディショニング剤を別々に基質中に直接加えるこ とができるため、この矛盾が排除される。この方法では水溶性コンディショニン グ剤を簡単に油溶性物質に乳化し、基質に加える。この簡単なエマルションは基 質上で安定のままであり、水溶性コンディショニング剤が洗浄中にすすぎ流され るのを阻止する。なぜならば水溶性コンディショナーは上記エマルション中に保 護されているからである。その結果、本発明は油溶性および水溶性コンディショ ニング剤を両方共皮膚および毛髪に効果的に付着させる。 こうして界面活性剤と水溶性および油溶性両方のコンディショニング成分を組 み合わることを試みた一般的クレンジング製品は、界面活性剤、水溶性コンディ ショニング剤および油溶性コンディショニング剤の非相容性から起こる固有の欠 点を蒙ることがわかる。効果的に洗浄し、しかも単一製品中の水溶性および油溶 性コンディショニング剤両方を付着させるクレンジング系を開発する必要がある 。 使い捨て、一回用製品からクレンジングおよびコンディショニング効果をもた らすことが特に望ましい。使い捨て製品は、厄介なビン、棒、ジャー、チューブ 、およびその他の形のクレンジングおよびコンディショニング製品を持ち運ぶ必 要がないため、便利である。使い捨て製品は、何回も再利用することを意図した スポンジ、洗面用タオルまたはその他の洗浄用具の使用に代わる、より衛生的な 代替品でもある。なぜならば上記用具の使用では細菌増殖、不快臭、および反復 使用によるその他の不都合な特徴がみられるからである。 本発明では驚くべきことに、便利で費用効果的、そして衛生的な使い捨てパー ソナルクレンジング製品に効果的クレンジングおよびコンディショニング効果を もたらす製品を開発し得ることが見いだされた。本発明は、別個のクレンジング およびコンディショニング製品を両方使用する必要がないという便利さを提供す る。本発明は濡らして使用する実質的に乾燥した形の製品であるため、非常に便 利に使用できる。 本発明は皮膚または毛髪のクレンジングおよびコンディショニング両方のため に有用な、乾燥した使い捨てパーソナルクレンジング製品に関する。これらの製 品は使用者が乾燥製品を水で濡らすことによって用いられる。上記製品は水不溶 性基質、界面活性剤およびコンディショニングエマルションからなる。理論によ って制限されるものではないが、上記基質は低界面活性剤濃度で泡立ちを良くし 、洗浄および剥離を増加し、水溶性および油溶性両方のコンディショニング成分 の供給および付着を最適化すると考えられる。その結果、本発明は低濃度の、し たがって刺激性のより少ない界面活性剤を使用して効果的洗浄をもたらし、一方 優れたコンディショニング効果を提供する。これらの製品は洗浄プロセス中、皮 膚または毛髪に広範囲の活性成分を運搬するのに役立つ。 そこで、本発明の目的は、皮膚または毛髪をクレンジングおよびコンディショ ニングするための実質上乾燥した製品であって水と組み合わせて用いられる製品 を提供することである。 本発明のもう一つの目的は、皮膚または毛髪に水溶性コンディショニング剤も 油溶性コンディショニング剤も供給する製品を提供することである。 本発明のまた別の目的は、水溶性コンディショニング剤を皮膚また毛髪に運搬 する製品を提供することである。 本発明のまた別の目的は水不溶性基質、界面活性剤およびコンディショニング エマルションを含んでなる製品を提供することである。 本発明のまた別の目的は、使い捨ての、一回使用を目的とする製品を提供する ことである。 本発明のまた別の目的は、皮膚また毛髪に対してマイルドな製品を提供するこ とである。 本発明のまた別の目的は、洗浄およびコンディショニング操作中に活性成分を 皮膚または毛髪に供給するために役立つ製品を提供することである。 本発明の目的は、皮膚または毛髪を洗浄しコンディショニングする方法を提供 することである。 本発明のもう一つの目的は、本発明の製品の製法を提供することである。 本発明のこれらのおよびその他の目的は、下記の説明を読むことによって明ら かになる。 発明の概要 本発明は、次のものを含んでなる、使い捨て、一回用パーソナルケア・クレン ジングおよびコンディショニング製品に関する: (A)水不溶性基質、 (B)泡立ち界面活性剤、および (C)コンディショニングエマルション。 ここで前記製品は実質的に乾燥している。 もう一つの実施態様において、本発明は、 (A)水不溶性基質、 (B)泡立ち界面活性剤、および (C)下記を含むコンディショニングエマルション: (i)水溶性コンディショニング剤を含む内部相、および (ii)油溶性物質を含む外部相 を含んでなる使い捨て、一回用パーソナルケア・クレンジングおよびコンディシ ョニング製品に関係し; ここで前記泡立ち界面活性剤および前記コンディショニングエマルションは別々 にまたは同時に前記水不溶性基質上に加えられるか、または前記基質中に含浸さ れ、 前記製品は実質的に乾燥しているドライである。 さらに別の実施態様において、本発明は使い捨て、一回用パーソナルケア・ク レンジングおよびコンディショニング製品の製法であって、 (A)泡立ち界面活性剤、および (B)(i)水溶性コンディショニング剤を含む外部相 (ii)油溶性物質を含む内部相 を含んでなるコンディショニング・エマルション を別々にまたは同時に水不溶性基質上に加えるか、または前記基質中にしみ込ま せ る段階を含んでなる製法に関連し、 その際前記製品は実質的に乾燥している。 さらに別の実施態様において、本発明はさらに前記内部相および外部相のエマ ルションを形成できる乳化剤を含む。 さらに別の実施態様において、本発明は皮膚または毛髪を本明細書に記載のパ ーソナル・クレンジング製品で洗浄およびコンディショニングする方法に関する 。 さらにまた別の実施態様において、本発明は皮膚または毛髪にコンディショニ ング剤を付着させる方法に関する。 ここで用いるパーセンテージおよび割合は全て、特に記載しない限り、重量で あり、全ての測定は特に指示しない限り25℃で行われる。本発明は本明細書に 記載される必須要素並びに任意成分およびコンポーネントを含むことができ、ま たはこれらからなり、または実質的にこれらからなることができる。 発明の詳細な説明 本発明のパーソナル・クレンジング製品は皮膚または毛髪の洗浄には非常に有 効であり、しかも水溶性コンディショニング剤の効果的付着をもたらす。また本 発明は非常に効率的に洗浄し、水溶性および油溶性コンディショニング剤両方を 効果的に付着する。これらの製品は皮膚また毛髪に付着すべきその他の活性成分 も含むことができる。 理論によって束縛されるものではないが、上記基質は泡の発生、コンディショ ニング剤および他の全ての活性成分の付着に非常に寄与すると考えられる。この 泡立ちの増加は基質の表面作用の結果であると考えられる。その結果、よりマイ ルドな、著しく少ない量の界面活性剤が用いられる。界面活性剤の必要量の減少 は、その界面活性剤による皮膚または毛髪の乾燥効果の減少に関連すると考えら れる。さらに、界面活性剤量の減少は、コンディショニング剤付着の界面活性剤 による阻止作用(例えば、界面活性剤による乳化または直接除去による)を劇的 に減らす。 理論によって制限されるものではないが、上記基質はコンディショニングエマ ルション中のコンディショニング剤の他にも、活性成分類およびコンディショニ ング剤の付着も高める。本発明は乾燥型であるため、本発明は製品を均質にする ための付加的乳化剤(これはコンディショニング剤および活性成分の付着を抑制 し得る)を必要としない。さらに、皮膚コンディショナーおよび活性成分は基質 上で乾燥されるか、基質中に挿入されるから、それらは湿潤製品と皮膚との表面 接触によって皮膚または毛髪に直接移行する。 最後に、上記基質も洗浄を高める。上記基質は各側に異なる質感をもち得る: 例えばざらついた側および滑らかな側。基質は効率的泡立ちおよび剥離手段とし て作用する。皮膚または毛髪に物理的に接触することによって、上記基質は、汚 れ、メーキャップ、死んだ皮膚、およびその他のくずの洗浄および除去を著しく 助ける。 “泡立ち界面活性剤”とは、水と混合し、機械的に撹拌された際に泡(foamま たはlather)を生成する界面活性剤を意味する。好適にはこれらの界面活性剤は マイルドでなければならない。これはこれらの界面活性剤が十分な洗浄または洗 剤効果をもたらすが、皮膚または毛髪を過度に乾燥せず、しかも上記の泡立ち基 準に適合することを意味する。 用語“使い捨て”または“一回用”は、これらのそのままの意味で用いられ、 1回使用後は処分され、または捨てられる製品を意味する。 本明細書に用いられる用語“水−活性化”は本発明が消費者に乾燥型で提供さ れ、水で湿らせた後に使用することを意味する。これらの製品は水と接触し、さ らに振った後に泡立ち、または“活性化”することが認められる。 ここに用いられる用語“実質的に乾燥”とは、製品が実質上水を含まず、触れ た際に概して乾燥していると感ずることを意味する。本発明の製品は、乾燥した 、例えば低湿度の環境で測定して、約15重量%未満の水、好適には約7.5重 量%の水、より好適には約3重量%の水を含む。熟練せる当業者は、本発明にお けるような製品の水分含有量は環境の相対的湿度で変化し得ることを理解する。 本明細書に使用する用語“コンディショニングエマルション”とは、油溶性物 質を含む外部相によって包まれた水溶性コンディショニング剤を含む内部相の組 み合わせを意味する。好適実施態様において、コンディショニングエマルション はさらに乳化剤も含む。 本発明の泡立ち界面活性剤および製品に関して本明細書に用いられる用語“マ イルド”は、本発明の製品が、マイルドなアルキルグリセリルエーテルスルホネ ート(AGS)界面活性剤をベースにした合成バー、すなわちsynbarに比較して 、皮膚に対してマイルドであることを意味する。界面活性剤含有製品のマイルド さまたは逆に刺激性を測定する方法は、皮膚バリア破壊テストに基づく。このテ ストでは、界面活性剤がマイルドであればあるほど、皮膚バリアの破壊は少ない 。皮膚バリアの破壊は、試験溶液から皮膚表皮を通って拡散体チェンバー(diff usate chamber)に含まれる生理的緩衝液に入る放射標識(トリチウム標識)水 (3H−H2O)の相対的量によって測定する。この試験はフランツ(T.J.Franz )によってJ.Invest.Dermatol.1975、64巻、190−195ページに記載 され;1987年6月16日発行のスモールらの米国特許第4,673,525号 に記載されている。これらはそのまま本明細書に参考として組み込まれる。界面 活性剤マイルドさを測定する当業者に公知のその他の方法も使用できる。 本発明のパーソナルケア製品は下記の必須コンポーネント類を含む:水不溶性 物質;泡立ち界面活性剤;およびコンディショニングエマルション。その他の活 性成分も基質上に、またはエマルション内に含むことができる。さらに、以下の コンディショニングエマルションの章に記載されるコンディショニング剤はコン ディショニングエマルションとは別に基質上に加えることができる。これに代わ る好適方法は、界面活性剤、コンディショニングエマルションおよび付加的活性 成分を別々に基質に加えることである。水不溶性基質 本発明の製品は水不溶性基質を含む。“水不溶性”とは、基質が水に浸った際 に溶解しないか、または容易には分解しないことを意味する。水不溶性物質は本 発明の泡立ち界面活性剤およびコンディショニングコンポーネントを、洗浄およ びコンディショニングすべき皮膚または毛髪に運搬するための手段またはビヒク ルである。理論によって制限されるものではないが、上記基質は機械的振動を加 え ることによって泡立ち効果をもたらし、コンディショニングコンポーネントの付 着を助ける。 種々様々の材料が基質として用いられる。下記の非制限的特性が所望である: (i)使用のための十分な湿潤強度、(ii)十分な研磨性、(iii)十分なロ フトおよび多孔性、(iv)十分な濃さ、および(v)適切なサイズ。 上記の規準に合う適切な不溶性基質の非制限的例は不織基質、織基質、hydroe ntangled基質、air entangled基質、天然スポンジ、合成スポンジ、重合網目構 造、等を含む。好適実施態様は不織基質を用いる。なぜならばそれらは経済的で 、種々の材料に容易に使用できるからである。不織とは、層が布に織られておら ず、むしろシート、マットまたはパッド層に形成される繊維からなることを意味 する。上記繊維はランダム(すなわち無秩序に配列している)でもよいし、くし けずられていても(すなわちくしけずって大体一方向に配列させる)よい。さら に、不織基質はランダムな繊維とくしけずられた繊維との組み合わせからなって もよい。 不織基質は天然および合成の種々の材料を含むことができる。天然とは、その 材料が植物、動物、昆虫または、植物、動物および昆虫の副産物に由来すること を意味する。合成とは、その材料が主として種々の人工的材料から、またはさら に変化を加えた天然材料から得られることを意味する。一般的基礎原料は一般的 合成または天然の繊維長さの繊維類、またはこれらの混合物のいずれかを含む繊 維性ウェブであるのが普通である。 本発明において有用な天然材料の非制限的例は、シルク繊維、ケラチン繊維お よびセルロース繊維である。ケラチン繊維の非制限的例は、木繊維、ラクダの毛 の繊維などからなる群から選択されるものを含む。セルロース繊維の非制限的例 は、木材パルプ繊維、綿繊維、麻繊維、ジュート繊維、亜麻繊維およびこれらの 混合物からなる群から選択されるものを含む。 本発明において有用な合成材料の非制限的例は、アセテート繊維、アクリル繊 維、セルロースエステル繊維、モダクリル繊維、ポリアミド繊維、ポリエステル 繊維、ポリオレフィン繊維、ポリビニルアルコール繊維、レーヨン繊維、ポリウ レタンフォーム、およびこれらの混合物からなる群から選択されるものを含む。 これら合成材料の若干の例は、アクリラン、クレスラン、およびアクリロニトリ ロ繊維、オルロン等のアクリル酸系樹脂;セルロースアセテート、アーネルおよ びアセル等のセルロースエステル繊維;ナイロン(例えばナイロン6、ナイロン 66、ナイロン610など)等のポリアミド類;フォートレル、コデル、および ポリエチレンテレフタレート繊維、ダクロン等のポリエステル類;ポリプロピレ ン、ポリエチレン等のポリオレフィン類;ポリビニルアセテート繊維;ポリウレ タンフォームおよびこれらの混合物を含む。これらのおよびその他の適切な繊維 およびこれらから製造された不織材料は概ねリーデル(Riedel)著“不織布接着 法および材料”Nonwoven World(1987);米国百科事典(The Encyclopedia Americana)11巻、147−153ページ、および26巻、566−581ペ ージ(1984);1990年1月2日発行のタマン(Thaman)らの米国特許第 4,891,227号;および米国特許第4,891,228号に記載されている。 これらは全てそのまま参考としてここに組み込まれる。 天然材料から作られる不織基質は、最も一般的には繊維の液体懸濁液から細か いワイヤースクリーン上で形成されるウェブまたはシートからなる。ハンペル( Hampel)ら、化学百科事典(The Encyclopedia of Chemistry)、第3版、19 73、793−795ページ(1973);米国百科事典、パルプおよび紙工業 技術協会(1986)のパルプおよび紙ハンドブックを参照されたい;これらは 全てそのままここに参考として組み込まれる。 本発明において有用な、天然材料から作られる基質は、種々様々の市場的ソー スから得ることができる。ここに有用な適切な市販ペーパー層の非制限的例はエ アテックス(登録商標)(AirtexR)(ジェームズ・リバー、グリーンベイ、W I、から販売される基礎重量約71gsyを有する型押しairlaidセルロース層 );およびウォーキソフト(登録商標)(WalkisoftR)(ウォーキソフトU.S.A. 、マウントホリー、NC、から販売される基礎重量約75gsyを有する型押し airlaidセルロース)を含む。 不織基質の製法は当業者には公知である。一般にこれらの不織基質は airlaying、water-laying、メルトブロー、コフォーミング、スパンボンディン グ、またはカードプロセスによって作ることができる。この場合繊維またはフィ ラメントを先ず最初に長い糸から所望長さに切り、水−または空気流に通し、そ れから繊維を担った空気または水をスクリーンを通過させて、そのスクリーンに 付着させる。生成した層は、その製法または組成に関係なく、個々の繊維を一つ にして固定する数種類の接着操作の少なくとも1種類にかけられ、自立したウェ ブを形成する。本発明において、不織層はhydroentanglment、加熱接着または熱 接着、およびこれらのプロセスの組み合わせを含む種々のプロセスによって製造 できる。さらに、本発明の基質は単層または多層からなる。さらに多層基質はフ ィルムおよびその他の不織材料を含むことができる。 本発明において有用な合成材料から作られる不織基質も非常に種々様々の市場 的ソースから得ることができる。ここで有用な適切な不織層材料の非制限的例は HEF40−047(約50%レーヨンと50%ポリエステルを含み、基礎重量 が約43グラム/平方ヤード(gsy)である有孔hydroentangled材料;ベラテ ック社、ウォルポール、MA、から販売される);HEF140−102(約5 0%レーヨンと約50%ポリエステルを含む有孔hydroentangled材料で、基礎重 量約56gsy;ベラテック社、ウォルポール、MA、から販売される);ノボ ネット(登録商標)149−616(約100%ポリプロピレンを含み、基礎重 量約50gsyを有する熱接着、格子模様の材料;ベラテック社、ウォルポール 、MA、から市販される);ノボネット(登録商標)149−801、約69% レーヨン、約25%ポリプロピレン、および約6%綿を含む熱接着、格子模様の 材料、基礎重量約75gsy、ベラテック社、ウォルポール、MA、から市販さ れる;ノボネット(登録商標)149−191、約69%レーヨンと約25%ポ リプロピレンと約6%綿を含み、基礎重量約100gsyを有する熱接着、格子 模様の材料;ベラテック社、ウォルポール、MA、から市販される;HEFヌブ テックス(登録商標)149−801、約100%ポリエステルを含み、基礎重 量約70gsyのnubbed(小さな塊のある)、有孔hydroentangled材料、ベラテ ック社、ウォルポール、MA、から市販される;キーバク(登録商標)(KeybakR )9 51V(約75%レーヨン、約25%アクリル繊維を含み、基礎重量約43gs yの乾燥型有孔材料;チコピー(Chicopee)、ニューブランズウィック、NJ、 から入手):キーバク(登録商標)1368(約75%レーヨンと約25%ポリ エステルとを含み、基礎重量約39gsyを有する有孔材料;チコピー、ニュー ブランズウィック、NJ、から入手);ドュラレース(登録商標)1236(約 100%レーヨンを含み基礎重量約40gsyないし約115gsyである有孔 hydroentangled材料、チコピー、ニューブランズウィック、NJ、から入手); ドュラレース(登録商標)5904(約100%ポリエステルを含み、基礎重量 約40gsyないし約115gsyの有孔、hydroentangled材料;チコピー、ニ ューブランズウィック、NJ、から入手);ソンタロ8868(約50%セルロ ースと約50%のポリエステルを含み、基礎重量約60gsyのhydroentagled 材料;ドュポン・ケミカル社から入手)である。 或いは、水不溶性基質は1996年3月27日公開の欧州特許EP70255 0A1に記載の重合メッシュスポンジでもより。これはそのまま参考として本明 細書に組み込まれる。重合スポンジは強力フレキシブルポリマー、例えばオレフ ィンモノマーとポリカルボン酸ポリアミド類との付加重合体などから作られる押 出管状網目メッシュの複数の層を含んでなる。これらの重合スポンジは液体クレ ンザーと組み合わせて用いるようにデザインされているとはいえ、これらの種類 のスポンジは本発明の水不溶性基質として用いることができる。 上記基質は平らなパッド、厚いパッド、薄いシート、球形品、不規則な形の品 等、種々様々の形および型に作ることができ、表面積が約1平方インチから約1 00平方インチまでにわたるサイズを有することができる。正確なサイズは所望 用途および製品の特性に依存する。特に便利なのは、表面積約1平方インチない し約144平方インチ、好適には約10平方インチないし約120平方インチ、 より好適には約30平方インチないし約80平方インチを有し、厚さが約1mi lないし約500mil、好適には約5milないし約250mil、そしてよ り好適には約10milないし約100milを有する正方形、円形、矩形また は卵形パッドである。 本発明の水不溶性基質は2枚以上の層からなることができ、各々が異なる質感 および研磨性を有することができる。異なる質感は、材料の異なる組み合わせま たは異なる製法またはそれらの組み合わせから生ずる。二重質感基質を作り、剥 離のためのより研磨性の側と、おだやかに清浄にするためのよりソフトな吸収性 側を与えることができる。その上、上記基質の分離した層が異なる色をもつよう に作成し、それによってその後使用者がこれらの表面を区別するのに役立てるこ とができる。泡立ち界面活性剤 本発明の製品は典型的には水不溶性基質の重量の約0.5%ないし約40%、 好適には約0.75%ないし約20%、より好適には約1%ないし約10%の泡 立ち界面活性剤を含む。 泡立ち界面活性剤とは、水と一緒になり、機械的に撹拌した時に泡または泡立 ちを発生する界面活性剤を意味する。好適にはこれらの界面活性剤または界面活 性剤類の組み合わせはマイルドでなければならない。これは、これらの界面活性 剤が十分なクレンジングまたは洗剤効果をもたらすが、皮膚または毛髪を過度に 乾燥せず、しかも上記の泡立ちの基準に適合することを意味する。 種々様々の泡立ち界面活性剤が本発明において有用であり、アニオン性泡立ち 界面活性剤、非イオン性泡立ち界面活性剤、両性泡立ち界面活性剤、およびこれ らの混合物からなる群から選択される。概して泡立ち界面活性剤はコンディショ ニング剤の付着を強くは妨害せず、例えばかなり水溶性で、普通は10より高い HLB値を有する。カチオン性界面活性剤は、もしそれらが必要な泡立ち界面活 性剤の全体的泡立ち特性に負の影響を与えないならば、任意コンポーネントとし ても用いることができる。アニオン性泡立ち界面活性剤 本発明の組成物において有用なアニオン性泡立ち界面活性剤の非制限的例はal lured Publishing Corporationから出版された、マクカッチョン(McCutcheon) 著洗剤および乳化剤、北米版(1986);マクカッチョン著、機能的物質(Fun ctional Materials)北米版(1992);および1975年1 2月30日発行のローリン(Laughlin)らの米国特許第3,929,678号に開 示されている。これらは全てそのまま本明細書に参考として組み込まれる。 ここでは非常に種々様々のアニオン性泡立ち界面活性剤が有用である。アニオ ン性泡立ち界面活性剤の非制限的例は、サルコシネート類、スルフェート類、イ セチオネート類、タウレート類、ホスフェート類、ラクチレート類、グルタメー ト類およびこれらの混合物からなる群から選択されるものを含む。イセチオネー ト類のなかではアルコイルイセチオネートが好ましい。スルフェート類のなかで はアルキルおよびアルキルエーテルスルフェートが好ましい。アルコイルイセチ オネートは典型的にはRCO−OCH2CH2SO3Mの式を有する。上記式中R は炭素原子約10から約30までのアルキルまたはアルケニルであり、Mは水溶 性カチオン、例えばアンモニウム、ナトリウム、カリウムおよびトリエタノール アミン等である。これらのイセチオネートの非制限的例はココイルイセチオン酸 アンモニウム、ココイルイセチオン酸ナトリウム、ラウロイルイセチオン酸ナト リウムおよびこれらの混合物からなる群から選択されるアルコイルイセチオネー ト類を含む。 アルキルおよびアルキルエーテルスルフェート類は典型的にはそれぞれの式、 ROSO3MおよびRO(C24O)xSO3Mであらわされ、上記式中Rは炭素 原子約10から約30までのアルキルまたはアルケニルで、xは約1から約10 までであり、Mはアンモニウム、ナトリウム、カリウムおよびトリエタノールア ミン等の水溶性カチオンである。アニオン性界面活性剤のもう一つの適切なクラ スは、下記の一般式であらわされる有機硫酸反応生成物の水溶性塩である: R1−SO3−M 上記式中、R1は炭素原子約8ないし約24、好適には約10ないし約16を有 する直鎖または分岐鎖、飽和脂肪族炭化水素ラジカルからなる群から選択され; Mはカチオンである。また別のアニオン性合成界面活性剤は、スクシナメートと 呼ばれるクラス、炭素原子約12ないし約24を有するオレフィンスルホネート 類、およびb−アルキルオキシアルカン スルホネート類を含む。これら材料の 例はラウリル硫酸ナトリウムおよびラウリル硫酸アンモニウムである。 ここに有用なその他のアニオン性材料は、典型的には炭素原子約8ないし約2 4、好適には約10ないし約20を有する脂肪酸の石鹸(すなわちアルカリ金属 塩、例えばナトリウムまたはカリウム塩)である。これら石鹸の製造に用いられ る脂肪酸は天然ソース、例えば植物または動物由来グリセリド類(例えばパーム 油、ココナツ油、大豆油、カスター油、タロウ、ラードなど)から得ることがで きる。脂肪酸は合成的に製造することもできる。石鹸は上記の米国特許第4,5 57,853号により詳細に記載されている。 その他のアニオン性材料は、モノアルキル−、ジアルキル−およびトリアルカ リホスフェート塩などのホスフェート類を含む。 その他のアニオン性材料は式RCON(CH3)CH2CH2CO2Mに相当する アルカノイルサルコシネート類を含む。ここでRは、炭素原子約10ないし約2 0のアルキルまたはアルケニルであり、Mはアンモニウム、ナトリウム、カリウ ムおよびアルカノールアミン(例:トリエタノールアミン)などの水溶性カチオ ンであり、その好適例はラウロイルサルコシンナトリウム、ココイルサルコシン ナトリウム、ラウロイルサルコシンアンモニウム、およびミリストイルサルコシ ンナトリウムである。サルコシンのTEA塩も有用である。 2−アミノエタンスルホン酸としても知られているタウリンをベースにしたタ ウレート類も有用である。特に有用なのは、C8からC16までの炭素鎖を有する タウレート類である。タウレートの例はN−アルキルタウリン類、例えば米国特 許第2,658,072号の教示によってドデシルアミンとイセチオン酸ナトリウ ムとを反応させることによって製造したものなどである。この特許はそのまま参 考として本明細書に組み込まれる。その他の非制限的例はラウロイルメチルタウ リン、ミリストイルメチルタウリン、およびココイルメチルタウリンのアンモニ ウム、ナトリウム、カリウムおよびアルカノールアミン(例えばトリエタノール アミン)塩を含む。 ラクチレート類、特にC8からC16までの炭素鎖を有するものも有用である。 ラクチレート類の非制限的例はラウロイルラクチレート、ココイルラクチレート 、ラクチレートラクチレートおよびカプロイルラクチレートのアンモニウム、ナ ト リウム、カリウムおよびアルカノールアミン(例:トリエタノールアミン)塩を 含む。 グルタメート類、特に炭素鎖C8ないしC16を有するものも、本発明における アニオン性界面活性剤として有用である。グルタメート類の非制限的例は、ラウ ロイルグルタメート、ミリストイルグルタメートおよびココイルグルタメートの アンモニウム、ナトリウム、カリウムおよびアルカノールアミン(例:トリエタ ノールアミン)塩を含む。 ここで有用な好適アニオン性泡立ち界面活性剤の非制限的例は、ラウリル硫酸 ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウレス硫酸アンモニウム、ラウレス 硫酸ナトリウム、トリデセス硫酸ナトリウム、セチル硫酸アンモニウム、セチル 硫酸ナトリウム、ココイルイセチオン酸アンモニウム、ラウロイルイセチオン酸 ナトリウム、ラウロイルラクチルナトリウム、ラウロイルラクチルトリエタノー ルアミン、カプロイルラクチルナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、 ミリストイルサルコシンナトリウム、ラウロイルメチルタウリンナトリウム、コ コイルメチルタウリンナトリウム、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ミリス トイルグルタミン酸ナトリウム、およびココイルグルタミン酸ナトリウムおよび これらの混合物からなる群から選択されるものである。 ここで特に好適に用いられるのは、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウレス硫酸 アンモニウム、ラウロイルラクチルナトリウム、およびラウロイルラクチルトリ エタノールアミンである。非イオン性泡立ち界面活性剤 本発明の組成物に使用するための非イオン性泡立ち界面活性剤の非制限的例は 、allured Publishing Corporationによって出版されたマクカッチョン著、洗剤 および乳化剤 北米版(1986);およびマクカッチョン著、機能的材料 北 米版(1992)に開示されている。両方共そのまま参考として本明細書に組み 込まれる。 ここで有用な非イオン性泡立ち界面活性剤はアルキルグルコシド類、アルキル ポリグルコシド類、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド類、アルコキシル化脂肪酸エス テル類、スクロースエステル類、アミンオキシド類、およびこれらの混合物から なる群から選択されるものを含める。 アルキルグリコシドおよびアルキルポリグリコシドは本発明において有用であ り、C8−30アルコール等の長鎖アルコールと、砂糖または澱粉または砂糖また は澱粉ポリマーとの縮合産物、すなわちグリコシドまたはポリグリコシドとして 広く定義されている。これらの化合物は式(S)n−O−Rであらわされ、式中 Sはグルコース、フルクトース、マンノースおよびガラクトース等の砂糖部分で あり;nは約1から約1000までの整数であり、RはC8−30アルキル基であ る。アルキル基を誘導できる長鎖アルコールの例は、デシルアルコール、セチル アルコール、ステアリルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコー ル、オレイルアルコール等を含む。これらの界面活性剤の好適例は、Sがグルコ ース部分でありRがC8−20アルキル基であり、nが約1から約9までの整数で あるものを含める。これらの界面活性剤の市販の例はデシルポリグルコシド(ヘ ンケルからAPG325CSとして入手できる)およびラウリルポリグルコシド (ヘンケルからAPG600CSおよび625CSとして入手できる)を含む。 スクロースココエートおよびスクロースラウレート等のスクロースエステル界 面活性剤も有用である。その他の有用な非イオン性界面活性剤はヒドロキシ脂肪 酸アミド界面活性剤を含む。これらのより特殊な例は下記の式であらわされるグ ルコサミド類を含む: 上記式中、R1はH、C1−C4アルキル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキ シプロピル、好適にはC1−C4アルキル、より好適にはメチルまたはエチルであ り、最も好適なのはメチルである;R2はC5−C31アルキルまたはアルケニル、 好適にはC7−C19アルキルまたはアルケニル、より好適にはC9−C17アルキル また はアルケニル、最も好適にはC11−C15アルキルまたはアルケニルであり;Zは 最低3個のヒドロキシルが鎖に直接結合している一本の直鎖ヒドロカルビル鎖を 有するポリヒドロキシヒドロカルビル部分であるか、またはそのアルコキシル化 誘導体(好適にはエトキシル化またはプロポキシル化)である。Zは好適にはグ ルコース、フルクトース、マルトース、ラクトース、ガラクトース、マンノース 、キシロースおよびこれらの混合物からなる群から選択される糖部分である。上 記式に相当する特に好適な界面活性剤はココナツ アルキルN−メチルグルコシ ドアミド(すなわちR2CO−部分がココナツ油脂肪酸から誘導される)である 。ポリヒドロキシ脂肪酸アミド類の製法は例えば1959年2月18日にトーマ ス・ヘドリー社(Thomas Hedley & Co.,Ltd.)によって発表されたG.B.特許明 細書第809,060号;1960年12月20日発行のウィルソン(E.R.Wilson )の米国特許第2,965,576号;1955年3月8日発行のシュワルツ(A. M.Schwartz)の米国特許第2,703,798号;および1934年12月25日 発行のピゴットの米国特許第1,985,424号に開示されている。これらはそ のまま参考として本明細書に組み込まれる。 非イオン性界面活性剤のその他の例はアミンオキシドを含む。アミンオキシド は一般式R123NOに相当する。上記式中R1は、約8ないし約18個の炭素 原子、部分0から約10までのエチレンオキシド、0から約1のグリセリル部分 を有するアルキル、アルケニルまたは、モノヒドロキシアルキルラジカルであり 、R2およびR3は約1ないし約3個の炭素原子およびおから約1個のヒドロキシ 基、例えばメチル、エチル、プロピル、ヒドロキシエチル、またはヒドロキシプ ロピルラジカルを含む。式中の矢印は半極性結合の一般的記号である。本発明に 適切に使用できるアミンオキシドの例はジメチルドデシルアミンオキシド、オレ イルジ(2−ヒドロキシエチル)アミンオキシド、ジメチルオクチルアミンオキ シド、ジメチル−デシルアミンオキシド、ジメチル−テトラデシルアミンオキシ ド、3、6、9−トリオキサヘプタデシルジエチルアミンオキシド、ジ(2−ヒ ドロキシエチル)−テトラデシルアミンオキシド、2−ドデコキシエチルジメチ ルアミンオキシド、3−ドデコキシ−2−ヒドロキシプロピルジ(3−ヒドロキ シプロピ ル)アミンオキシド、ジメチルヘキサデシルアミンオキシドを含む。ここに使用 する好適非イオン性界面活性剤の非制限的例は、C8−C14グルコースアミド 類、C8−C14アルキルポリグルコシド類、スクロースココエート、スクロー スラウレート、ラウラミンオキシド、ココアミンオキシド、およびこれらの混合 物からなる群から選択されるものである。両性泡立ち界面活性剤 本明細書に用いる用語“両性泡立ち界面活性剤”は、当分野の熟練せる処方者 には両性界面活性剤のサブセットとして公知である双極イオン性界面活性剤も包 含するものとする。 非常に種々様々の両性泡立ち界面活性剤を本発明の組成物に使用できる。特に 有用なのは、脂肪族第二および第三アミンの誘導体として広く記載されているも のであり、そのなかで、特に窒素がカチオン状態にあり、脂肪族ラジカルが直鎖 または分岐鎖で、そのラジカルの一つがイオン化可能の水可溶性基、例えばカル ボキシ、スルホネート、スルフェート、ホスフェート、またはホスホネートであ るものが好ましい。 本発明の組成物に有用な両性界面活性剤の非制限的例はallured Publishing C orporationによって出版されたマクカッチョンの洗剤および乳化剤、北米版(1 986);およびマクカッチョン著機能的材料、北米版(1992)に開示され ている。両方共そのまま参考としてここに組み込まれる。 両性または双極イオン性界面活性剤の非制限的例は、ベタイン類、サルテイン 類、ヒドロキシサルテイン類、アルキルイミノアセテート類、イミノジアルカノ エート類、アミノアルカノエート類、およびこれらの混合物からなる群から選択 されるものである。 ベタインの例は比較的高次のアルキルベタイン類、例えばココジメチルカルボ キシメチルベタイン、ラウリルジメチルカルボキシメチルベタイン、ラウリルジ メチルアルファカルボキシエチルベタイン、セチルジメチルカルボキシメチルベ タイン、セチルジメチルベタイン(ロンザ社からロンザイン16SPとして販売 されている)、ラウリル ビス−(2−ヒドロキシエチル)カルボキシメチルベ タ イン、オレイルジメチル ガンマ−カルボキシプロピルベタイン、ラウリルビス −(2−ヒドロキシプロピル)アルファ−カルボキシエチルベタイン、ココジメ チルスルホプロピルベタイン、ラウリルジメチルスルホエチルベタイン、ラウリ ルビス−(2−ヒドロキシエチル)スルホプロピルベタイン、アミドベタイン類 およびアミドスルホベタイン類(ここではRCONH(CH23ラジカルがベタ インの窒素原子に結合している)、オレイルベタイン(ヘンケルから両性ベルベ テックスOLB−50として販売されている)、およびコカミドプロピルベタイ ン(ヘンケルからベルベテックスBK−35およびBA−35として販売されて いる)を含む。 サルテイン類およびヒドロキシサルテイン類の例は、コカミドプロピルヒドロ キシサルテイン(ローン−プレンクからミラテインCBSとして販売されている )等の材料を含む。 ここで好適に使用できるのは、下記の構造を有する両性界面活性剤である: 上記式中、R1は炭素原子約9から約22までの未置換、飽和または不飽和、直 鎖または分岐鎖アルキルである。好適R1は約11から約18個の炭素原子を有 する;より好適には約12ないし約18個の炭素原子;さらにより好適には約1 4ないし約18個の炭素原子を有する;mは1から約3までの整数、より好適に は約2から約3まで、さらにより好適には約3である;nは0か1であり、好適 には1である;R2およびR3は炭素原子1ないし約3個を有し、未置換かまたは ヒドロキシでモノ置換されているアルキルからなる群から選択され、好適R2お よびR3はCH3であり;XはCO2、SO3およびSO4からなる群から選択され ;R4は飽和または未置換またはヒドロキシによりモノ置換された、炭素原子1 ないし 約5を有する不飽和、直鎖または分岐鎖アルキルからなる群から選択される。X がCO2であるとき、R4は好適には1ないし3個の炭素原子を有し、より好適に は1個の炭素原子を有する。XがSO3またはSO4であるとき、R4は好適には 約2ないし約4個の炭素原子を有し、より好適には3個の炭素原子を有する。 本発明の両性界面活性剤の例は下記の化合物を含む: セチルジメチルベタイン(この材料はCTFA命名法ではセチルベタインとも 呼ばれる) コカミドプロピルベタイン 上記式中Rは約9ないし約13個の炭素原子を有する。 コカミドプロピルヒドロキシサルテイン 上記式中、Rは約9ないし約13個の炭素原子を有する。 その他の有用な両性界面活性剤の例はアルキルイミノアセテート類、および式 RN[(CH2mCO2M]2およびRNH(CH2mCO2Mであらわされるイ ミノジアルカノエート類およびアミノアルカノエート類である、ここでmは1か ら4までで、RはC8−C22アルキルまたはアルケニル、MはH、アルカリ金属 、アルカリ土類金属アンモニウム、またはアルカノールアンモニウムである。イ ミダゾリニウムおよびアンモニウム誘導体も含まれる。適切な両性界面活性剤の 特殊の例は3−ドデシル−アミノプロピオン酸ナトリウム、3−ドデシルアミノ プロパンスルホン酸ナトリウム、米国特許第2,438,091号の教示により製 造されるようなN−高次アルキルアスパラギン酸(上記特許はそのまま参考とし て本明細書に組み込まれる);そして“ミラノール”という商品名で販売されて おり、米国特許第2,528,378号(これはそのまま参考としてここに組み込 まれる)に記載される製品を含む。有用な両性界面活性剤のその他の例は両性ホ スフェート、例えばコアミドプロピルPG−ジモニウム燐酸塩化物(モナ社から モナカットPTCとして市販されている)などを含む。アンフォアセテート、例 えばラウロアンフォ二酢酸二ナトリウム、ラウロアンフォ酢酸ナトリウムおよび これらの混合物なども有用である。 本発明に好適に使用できる泡立ち界面活性剤を次に述べる:ここではアニオン 性泡立ち界面活性剤はラウロイルサルコシンアンモニウム、トリデセス硫酸ナト リウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、ラウレス硫酸アンモニウム、ラウレ ス硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ココ イルイセチオネート アンモニウム、ココイルイセチオネート ナトリウム、ラウ ロイルイセチオネート ナトリウム、ラウロイルラクチル ナトリウム、ラウロイ ルラクチルトリエタノールアミン、およびこれらの混合物からなる群から選択さ れる;非イオン性泡立ち界面活性剤はラウラミンオキシド、ココアミンオキシド 、デシルポリグルコース、ラウリルポリグルコース、スクロースココエート、C 12−14グルコサミド類、スクロースラウレート、およびこれらの混合物から なる群から選択される;そして両性泡立ち界面活性剤はラウロアンフォ二酢酸二 ナトリウム、ラウロアンフォ酢酸ナトリウム、セチルジメチルベタイン、ココア ミドプロピルベタイン、ココアミドプロピルヒドロキシサルテインおよびこれら の混合物からなる群から選択される。コンディショニングエマルション 本発明の生成物は、上記生成物の使用中に皮膚または毛髪にコンディショニン グ効果を有効に与えるコンディショニングエマルションを含む。コンディショニ ングエマルションは重量で約0.25%ないし約150%、好適には約0.5%な いし約100%、そしてより好適には約1%ないし約50%の上記水不溶性基質 を含む。コンディショニングエマルションとは、油溶性物質を含む外部相によっ て包まれた水溶性コンディショニング剤を含む内部相の組み合わせを意味する。 好適実施態様において、コンディショニングエマルションはさらに乳化剤を含む 。 本発明のコンディショニングエマルションは(i)水溶性コンディショニング 剤を含む内部相、および(ii)油溶性物質を含む外部相を含んでなる。その他 の実施態様において、コンディショニングエマルションはさらに、前記内部およ び外部相のエマルションを形成できる乳化剤を含む。内部および外部相のエマル ションを形成できる乳化剤は本発明において好ましいとはいえ、皮膚ケア処方分 野では、水溶性コンディショニング剤は乳化剤なしで油溶性物質によって包まれ 得ることが認められている。水溶性コンディショニング剤が油溶性物質によって 包まれ、それによって洗浄プロセス中に洗い流されないように保護される限り、 その組成物は本発明の範囲内である。 油溶性物質は1種類以上の油溶性物質から、上記油溶性物質の重みづけ算数平 均溶解度係数が10.5以下になるように選択される。水溶性コンディショニン グ剤は1種類以上の水溶性コンディショニング剤から、上記水溶性コンディショ ニング剤の重みづけ算数平均溶解度係数が10.5より大きくなるように選択さ れる。 溶解度係数のこの数学的定義に基づき、例えば、2種類以上の化合物を含む油溶 性コンディショニング剤では、上記化合物類の1つが10.5より大きい個々の 溶解度係数をもつとしても、要求される重みづけ算数平均溶解度係数、すなわち 10.5以下を得ることができると理解できる。反対に、2種類以上の化合物を 含んでなる水溶性コンディショニング剤では、もしもその化合物類の1つが10 .5以下の個々の溶解度係数を有するとしてもならば、適切な重みづけ算数平均 溶解度係数、すなわち10.5より大きい数値を得ることができる。 溶解度係数は熟練せる当業者の処方化学では公知であり、処方プロセスにおけ る材料の相溶性および溶解性を測定するためのガイドとして日常的に用いられる 。 化学化合物の溶解度係数、δ、はその化合物の凝集エネルギー密度の平方根と 定義される。一般的には、ある化合物の溶解度係数は、その化合物のコンポーネ ント類の蒸発熱およびモル体積の加群(additive group)contributionsの表示 値(tabulated Values)から下記の式を用いて計算する。 上記式中、Σii=蒸発熱の加群contributionsの総和、そして Σii=モル体積の加群contributionsの総和 種々の原子および原子グループの蒸発熱およびモル体積の加群contributions の標準的表示はバートン(Barton,A.F.M.)著、溶解度係数ハンドブック、CR Cプレス、6章、表3、64−66ページ(1985)に集められている。これ はそのまま参考として本明細書に組み込まれる。上記の溶解度係数の式はフェド ーズ(Fedors,R.F.)“液体の溶解度係数およびモル体積の椎定法”、Polymer E nginnering and Science、14巻、2号、147−154ページ(1974年2 月)に記載されている。これらはそのまま参考として本明細書に組み込まれる。 溶解度係数は、“ある材料混合物の溶解度係数はその混合物の各コンポーネン トの溶解度係数の重みづけ算数平均(すなわち重みづけ平均)によって与えられ る”という混合物の法則にしたがう。化学および物理学ハンドブック、第57版 、 CRCプレス、C−726ページ(1976−1977)を参照されたい。これ はそのまま参考として本明細書に組み込まれる。 処方化学者は一般的に溶解度係数を(cal/cm31/2の単位で報告し、使 用する。溶解度係数ハンドブックにおける蒸発熱の加群contributionsの表示値 はkJ/molの単位で報告されている。しかしこれらの作表蒸発熱値は下記の 公知の関係を用いて容易にcal/molに変換される: 1J/mol=0.239006cal/molおよび1000J=1k J。 ゴードン(Gordon,A.J.)ら、ケミスト コンパニオン(The Chemist's Compa nion)、ジョンウィリー&ソンズ、456−463ページ(1972)を参照さ れたい。これはそのまま参考として本明細書に組み込まれる。 溶解度係数は非常に種々様々の化学物質でも表示された。溶解度係数の表示値 は上記の溶解度係数ハンドブックに見いだされる。“製品、包装、浸透、および 保存における溶解度効果”、ボーガン(C.D.Vaughan)、Cosmetics and Toiletr ies、103巻、1988年10月、47−69ページも参照されたい。これは そのまま参考として本明細書に組み込まれる。コンディショニングエマルションの外部相 コンディショニングエマルションの外部相は油溶性物質を含む。いかなる油溶 性物質、または重みづけ算数平均溶解度係数10.5以下を有する油溶性物質混 合物も外部相に使用できる。油溶性物質は皮膚または毛髪のコンディショニング に用いられる油溶性コンディショニング剤であるのが好ましい。 油溶性コンディショニング剤として有用なコンディショニング剤の非制限的例 は、鉱油、ペテロラタム、C7−C40分岐鎖炭化水素類、C1−C30カルボ ン酸のC1−C30アルコールエステル類、C2−C30ジカルボン酸のC1− C30アルコールエステル類、C1−C30カルボン酸のモノグリセリド類、C 1−C30カルボン酸のジグリセリド類、C1−C30カルボン酸のトリグリセ リド類、C1−C30カルボン酸のエチレングリコールモノエステル類、C1− C30カルボン酸のエチレングリコールジエステル類、C1−C30カルボン酸 のプロピレングリコールモノエステル類、C1−C30カルボン酸のプロピレン グリコールジエステル類、砂糖のC1−C30カルボン酸モノエステル類および ポリエステル類、ポリジアルキルシロキサン類、ポリジアリールシロキサン類、 ポリアルカリルシロキサン類、珪素原子3ないし9を有するシクロメチコン類、 植物油、水素化植物油、ポリプロピレングリコールC4−C20アルキルエーテ ル類、ジC8−C30アルキルエーテル類、およびこれらの混合物からなる群か ら選択されるものを含む。 ペテロラタム液としても知られている鉱油は、石油から得られる液体炭化水素 類の混合物である。メルクインデックス、第10版、エントリー7048、10 33ページ(1983)および国際化粧品成分辞典、第5版、1巻、415−4 17ページ(1993)を参照されたい。これらはそのまま参考として本明細書 に組み込まれる。 石油ゼリーとしても知られているペテロラタムは、非直鎖固体炭化水素および 高沸点液体炭化水素のコロイド系であり、液体炭化水素の大部分はミセル内に保 持されている。メルクインデックス、第10版、エントリー7048、1033 ページ(1983);シンドラー(Schindler)、Drug.Cosmet.Ind.89巻、3 6−37、76、78−80、82ページ(1961);および国際化粧品成分 辞典、第5版、1巻、537ページ(1993)を参照されたい。これらはその まま参考として本明細書に組み込まれる。 炭素原子約7ないし約40を有する直鎖および分岐鎖炭化水素がここでは有用 である。これらの炭化水素材料の非制限的例は、ドデカン、イソドデカン、スク アラン、コレステロール、水素化ポリイソブチレン、ドコサン(すなわちC22炭 化水素)、ヘキサデカン、イソヘキサデカン(プレスパーズ(サウスプレンフィ ールド、NJ)からパーメチル(登録商標)101Aとして売られている市販炭 化水素)を含む。C7−C40分岐鎖炭化水素であるC7−C40イソパラフィ ンも有用である。 直鎖および分岐鎖材料並びに芳香族誘導体を含めるC1−C30カルボン酸お よびC2−C30ジカルボン酸のC1−C30アルコールエステルも有用である 。 エステル類、例えばC1−C30カルボン酸のモノグリセリド類、C1−C30 カルボン酸のジグリセリド類、C1−C30カルボン酸のトリグリセリド類、C 1−C30カルボン酸のエチレングリコールモノエステル類、C1−C30カル ボン酸のエチレングリコールジエステル類、C1−C30カルボン酸のプロピレ ングリコールモノエステル類、C1−C30カルボン酸のプロピレングリコール ジエステル類も有用である。直鎖、分岐鎖およびアリールカルボン酸がここには 含まれる。これら材料のプロポキシル化およびエトキシル化誘導体も有用である 。非制限的例はジイソプロピルセバセート、ジイソプロピルアジペート、イソプ ロピルミリステート、イソプロピルパルミテート、ミリスチルプロピオネート、 エチレングリコールジステアレート、2−エチルヘキシルパルミテート、イソデ シル ネオペンタノエート、ジ−2−エチルヘキシマレエート、セチルパルミテ ート、ミリスチルミリステート、ステアリルステアレート、セチルステアレート 、ベヘニルベヘンレート、ジオクチルマレエート、ジオクチルセバセート、ジイ ソプロピルアジペート、セチルオクタノエート、ジイソプロピルジリノレエート 、カプリル/カプリン トリグリセリド、PEG−6カプリル/カプリン トリグ リセリド、PEG−8カプリル/カプリン トリグリセリド、およびこれらの混 合物を含む。 砂糖の種々のC1−C30モノエステル類およびポリエステル類および関連物 質も有用である。これらのエステル類は砂糖またはポリオール部分および1つ以 上のカルボン酸部分から誘導される。構成酸および砂糖に依存して、これらのエ ステル類は室温において液体でも固体形でもよい。液状エステルの例は次のもの を含む:グルコーステトラオレエート、大豆油脂肪酸(不飽和)のグルコーステ トラエステル類、混合大豆油脂肪酸のマンノーステトラエステル類、オレイン酸 のガラクトーステトラエステル類、リノレン酸のアラビノーステトラエステル類 、キシローステトラリノレエート、ガラクトースペンタオレエート、ソルビット テトラオレエート、不飽和大豆油脂肋酸のソルビットヘキサエステル類、キシリ ットペンタオレエート、スクローステトラオレエート、スクロースペンタオレエ ート、スクロースヘキサオレエート、スクロースヘプタオレエート、スクロース オ クタオレエート、およびこれらの混合物を含む。固体エステルの例は次のものを 含む:カルボン酸エステル部分が1:2モル比のパルミトレエートおよびアラキ デートであるソルビット ヘキサエステル;カルボン酸エステル部分が1:3モ ル比のリノレエートおよびベヘネートであるラフィノース オクタエステル;エ ステル化カルボン酸部分が3:4モル比のひまわり油脂肪酸およびリグノセレー トであるマルトース ヘプタエステル;エステル化カルボン酸部分が2:6モル 比のオレエートおよびベヘネートであるスクロース オクタエステル;およびエ ステル化カルボン酸部分が1:3:4のモル比のラウレート、リノレエートおよ びベヘネートであるスクロース オクタエステル。好適固体材料は、エステル化 度が7−8で、脂肪酸部分がC18モノ−および/またはジ不飽和およびベヘン であり、不飽和:ベヘンのモル比が1:7ないし3:5であるスクロース ポリ エステルである。特に好適な固体砂糖ポリエステルは、分子中に約7のベヘン脂 肪酸部分と約1のオレイン酸部分とが存在するスクロース オクタエステルであ る。その他の材料はスクロースの綿実油または大豆油脂肪酸エステル類である。 これらのエステル材料は米国特許第2,831,854号、1977年1月25日 発行のジャンダセクの米国特許第4,005,196号;1977年1月25日発 行のジャンダセクの米国特許第4,005,195号、1994年4月26日発行 のレットン(Letton)らの米国特許第5,306,516号;1994年4月26 日発行のレットンらの米国特許第5,306,515号;1994年4月26日発 行のレットンらの米国特許第5,305,514号;1989年1月10日発行の ジャンダセクらの米国特許第4,797,300号;1976年6月15日発行の リジ(Rizzi)らの米国特許第3,963,699号;1985年5月21日発行 のボルペンハイムの米国特許第4,518,772号;および1985年5月21 日発行のボルペンハイムの米国特許第4,517,360号により詳細に記載され ている。これらは全てそのまま参考として本明細書に組み込まれる。 ポリジアルキルシロキサン類、ポリジアリールシロキサン類およびポリアルカ リルシロキサン類などの不揮発性シリコーン類も有用な油である。これらシリコ ーン類は1991年12月3日発行のオル(Orr)の米国特許第5,069,89 7 号に開示されている。これらそのまま参考として本明細書に組み込まれる。ポリ ジアルキルシロキサンは一般的化学式R3SiO[R2SiO]xSiR3であらわ される。上記式中、Rはアルキル基(好適にはRはメチルまたはエチル、より好 適にはメチル)そしてxは所望分子量を得るために選択される約500までの整 数である。市販のポリジアルキルシロキサンは、ジメチコンとしても知られるポ リジメチルシロキサン類を含む。その非制限的例はゼネラル・エレクトリック・ カンパニーから販売されているヴィカシル(Vicasil)(登録商標)シリーズお よびダウ・コーニング・コーポレーションから販売されるダウコーニング(登録 商標)200シリーズを含む。本発明に有用なポリジメチルシロキサンの特殊な 例は10センチストロークスの粘度および200℃より高い沸点を有するダウコ ーニング(登録商標)225フルード、および粘度がそれぞれ50、350およ び12,500センチストロークスで、沸点がが200℃より高いダウコーニン グ(登録商標)200フルード類を含む。トリメチルシロキシシリケートなどの 材料も有用である。一般化学式[(CH23SiO1/2x[SiO2yであらわ される重合体であるトリメチルシロキシシリケート等の材料も有用である。上記 式中、xは約1から約500までの整数、yは約1から約500までの整数であ る。市販のトリメチルシロキシシリケートはダウコーニング(登録商標)593 フルードとの混合物として販売されている。ヒドロキシ末端ジメチルシリコーン であるジメチコノール類もここでは有用である。これらの材料は一般的化学式R3 SiO[R2SiO]xSiR2OHおよびHOR2SiO[R2SiO]xSiR2 OHによってあらわされる。ここでRはアルキル基(好適にはRはメチルまたは エチル、より好適にはメチル)、そしてxは所望分子量を得るために選択される 約500までの整数である。市販のジメチコノールは一般にはジメチコンまたは シクロメチコン(例、ダウコーニング(登録商標)1401、1402、および 1403フルード)との混合物として売られている。ポリアルキルアリールシロ キサン類もここでは有用であり、25℃で約15ないし約65センチストローク スの粘度を有するポリメチルフェニルシロキサン類が好適である。これらの材料 は、例えばSF1075メチルフェニル フルード(ゼネラル・エレクトリック ・カン パニーから販売)および556化粧品級フェニルトリメチコンフルード(ダウコ ーニングコーポレーションから販売)として入手できる。 植物油および水素化植物油も本発明において有用である。植物油および水素化 植物油の例はサフラワー油、ひまし油、ココナツ油、綿実油、メンハーデン油、 やし種油、パーム油、ピーナツ油、大豆油、菜種油、亜麻仁油、米糠油、松根油 、ごま油、ひまわり油、水素化ひまわり油、水素化ひまし油、水素化ココナツ油 、水素化綿実油、水素化メンハーデン油、水素化やし種油、水素化パーム油、水 素化ピーナツ油、水素化大豆油、水素化菜種油、水素化亜麻仁油、水素化米糠油 、水素化ゴマ油、水素化ひまわり油、およびこれらの混合物を含む。 プロピレングリコール類のC4−C20アルキルエーテル類、ポリプロピレン グリコールのC1−C20カルボン酸エステル類、およびジ−C8−C30アル キルエーテル類も有用である。これら材料の非制限的例はPPG−14ブチルエ ーテル、PPG−15ステアリルエーテル、ジオクチルエーテル、ドデシルオク チルエーテル、およびこれらの混合物を含む。コンディショニングエマルションの内部相 コンディショニングエマルションの内部相は水溶性コンディショニング剤であ る。いかなる水溶性コンディショニング剤も、または重みづけ算数平均溶解度係 数が10.5より大きくなる水溶性コンディショニング剤組み合わせも内部相に 用いることができる。その他に、“付加的成分類”および“活性成分類”に列挙 される水溶性成分は、もしもその水溶性成分が水溶性コンディショニング剤と相 溶性があり、コンディショニングエマルションの不安定性を促進しない限り、上 記コンディショニングエマルションの内部相に挿入できる。 水溶性コンディショニング剤として有用なコンディショニング剤の非制限的例 は、多価アルコール類、ポリプロピレングリコール類、ポリエチレングリコール 類、尿素、ピロリドンカルボン酸、エトキシル化および/またはプロポキシル化 C3−C6ジオール類およびトリオール類、アルファーヒドロキシC2−C6カ ルボン酸、エトキシル化および/またはプロポキシル化砂糖、ポリアクリル酸コ ポリマー類、約12までの炭素原子を有する砂糖、12までの炭素原子を有する 糖アルコール、およびこれらの混合物からなる群から選択されるものを含む。有 用な水溶性コンディショニング剤の特殊例は、尿素;グアニジン;グリコール酸 およびグリコレート塩(例、アンモニウムおよび第四アルキルアンモニウム); 乳酸および乳酸塩(例:アンモニウムおよび第四アルキルアンモニウム);PC Aナトリウム;スクロース、フルクトース、グルコース、エリトロース、エリト リット、ソルビット、マンニット、グリセロール、ヘキサントリオール、プロピ レングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、など;PEG− 2、PEG−3、PEG−30、PEG−50などのポリエチレングリコール、 PPG−9、PPG−12、PPG−15、PPG−17、PPG−20、PP G−26、PPG−30、PPG−34等のポリプロピレングリコール類;アル コキシル化グルコース;ヒアルロン酸;パンテノール;ナイアシンアミド;およ びこれらの混合物等の材料を含む。アロエベラの種々の形(例えばアロエベラ・ ゲル)、キチン、蜂蜜エキス、澱粉グラフト ポリアクリル酸ナトリウム、例え ばサンウェット(RTM)IM−1000、IM−1500、およびIM−25 00(セレネーズ・スーパーアブソルベント・マテリアルズ、ポーツマス、VA );ラクタミド モノエタノールアミン;アセタミド モノエタノールアミン;お よびこれらの混合物等の材料も有用である。1990年12月11日発行のオル らの米国特許第4,976,953号に記載されているプロポキシル化グリセロー ルに記載のプロポキシル化グリセロール類も有用である。上記特許はそのまま参 考として本明細書に組み込まれる。 内部相は任意に水も含むことができる。水溶性コンディショニング剤を十分溶 解する水が必要である。一般に水の量は溶解を必要をする物質に依存して変化す る;例えば上記物質の水溶解度およびレオロジー等。例えば加工温度では固体ま たは非常に粘度の大きい水溶性物質は、加工温度で粘度のより小さいまたは液体 である物質より多くの水を必要とする。同様に、水溶解度が大きい水溶性コンデ ィショニング剤は、水溶解度の低いコンディショニング剤に比べて少ない水を必 要とする。 内部相は任意に、上記コンディショニングエマルションの安定性に悪影響を及 ぼさないその他の水溶性または分散性材料を含むことができる。そのような材料 の一つが水溶性電解質である。溶解した電解質は、脂質相に存在する材料が水相 にも溶解する傾向を最小にする。内部相にイオン強度を与え得るいかなる電解質 も使用できる。適切な電解質は水溶性一−、二−、または三価無機塩、例えばア ルカリ金属およびアルカリ土類金属の塩化物、硝酸塩および硫酸塩等、水溶性ハ リド類等を含む。このような電解質の例は塩化ナトリウム、塩化カルシウム、硫 酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、炭酸水素ナトリウムを含む。電解質は一般的 には内部相の約1ないし約20%の範囲の濃度で含まれる。 内部相に存在し得るその他の水溶性または分散性材料は濃化剤および粘度変更 剤である。適切な濃化剤および粘度変更剤は、カーボポールおよびペムレン等の 水溶性ポリアクリルおよび疎水性に変性されたポリアクリル樹脂、コーンスター チ、馬鈴薯澱粉、タピオカ等の澱粉類、ガールガム、アラビアゴム等のガム類、 ヒドロキシセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロ ース等のセルロース類を含む。これらの濃化剤および粘度変更剤は一般的に内部 相の約0.05ないし約0.5%の範囲の濃度である。 内部水相に存在し得るその他の水溶性または分散性材料は、水−脂質界面に立 体的安定性をもたらすポリカチオンポリマー類、および油中水(water-in-lipid )エマルションをも安定させる非イオン性ポリマー類を含む。適切なポリカチオ ンポリマーは、レテン(Reten)201、カイメン(Kymene)557H(登録商 標)およびアッコ(Acco)7112を含む。適切な非イオン性ポリマーはカーボ ワックス等のポリエチレングリコール類(PEG)を含む。これらのポリカチオ ン性および非イオン性ポリマーは一般的には内部相の約0.1ないし約1.0%の 範囲の濃度で含まれる。乳化剤 本発明の製品の好適実施態様は内部および外部相のエマルションを形成できる 乳化剤を含んでなる。本発明のエマルションには、乳化剤が有効量含まれる。 “有効量”を構成するものは、油溶性物質類のそれぞれの量、使用乳化剤の種 類、乳化剤に存在する不純物の濃度などを含む多数の要因に依存する。一般的に は乳化剤は、重量で、コンディショニングエマルションの約0.1ないし約20 %、好適には約1%ないし約10%、より好適には約3ないし約6%である。 本発明に有用な乳化剤は、特に脂質材料が溶融する温度では、一般的に油溶性 であるか、油溶性外部相材料と混和可能である。また、それは比較的低いHLB 値でなければならない。本発明に適切に使用できる乳化剤は一般的には約1ない し約7の範囲のHLB値を有し、異なる乳化剤の混合物を含むこともできる。好 適にはこれらの乳化剤は約1.5ないし約6、より好適には約2ないし約5のH LB値を有する。 種々様々の乳化剤がここでは有用であり、ソルビタンエステル類、グリセリル エステル類、ポリグリセリルエステル類、メチルグルコース エステル類、スク ロース エステル類、エトキシル化脂肪アルコール類、水素化ひまし油エトキシ レート、ソルビタン エステル エトキシレート、重合乳化剤、およびシリコーン 乳化剤からなる群から選択されるものを含む、ただしこれらに制限するものでは ない。 ソルビタンエステル類は本発明においては有用である。C16−C22飽和、 不飽和および分岐鎖脂肪酸のソルビタンエステル類が好ましい。それらの一般的 製法のために、それらソルビタンエステル類はモノ−、ジ−、トリ−エステルな どの混合物を含むのが普通である。適切なソルビタンエステルの代表的例はソル ビタン モノオレエート(例:SPAN(登録商標)80)、ソルビタン セスキ オレエート(例:アーラセル(登録商標)83)、ソルビタン モノイソステア レート(例:クロダによって製造されるCRILL(登録商標)6)、ソルビタ ン ステアレート(例、SPAN(登録商標)60)、ソルビタン トリオレエー ト(例:SPAN(登録商標)85)、ソルビタン トリステアレート(例:SP AN(登録商標)65)、ソルビタン ジパルミテート(例:SPAN(登録商標 )40)、およびソルビタン イソステアレートを含む。ソルビタン モノイソス テアレートおよびソルビタン セスキオレエートは本発明に使用するのに特に好 ましい乳化剤である。 本発明に使用するためのその他の適切な乳化剤は、グリセリルモノエステル類 、好適にはC16−C22飽和、不飽和および分岐鎖脂肪酸のグリセリルモノエ ス テル、例えばグリセリル オレエート、グリセリル モノステアレート、グリセリ ル モノパルミテート、グリセリル モノベヘネート、およびこれらの混合物;C 16−C22飽和、不飽和および分岐鎖脂肪酸のポリグリセリルエステル類、例 えばポリグリセリル−4イソステアレート、ポリグリセリル−3オレエート、ジ グリセリルモノオレエート、テトラグリセロール モノオレエートおよびこれら の混合物;メチルグルコースエステル、好適にはC16−C22飽和、不飽和お よび分岐鎖脂肪酸のメチルグルコースエステル、例えばメチルグルコース ジオ レエート、メチルグルコースセスキイソステアレート、およびこれらの混合物; スクロース脂肪酸エステル類、好適にはC12−C22飽和、不飽和および分岐 鎖脂肪酸のスクロースエステル、例えばスクロースステアレート、スクロースト リラウレート、スクロース ジステアレート(例、クロデスタ(登録商標)F1 0)、およびこれらの混合物;C12−C22エトキシル化脂肪アルコール類、 例えばオレス−2(oleth-2)、オレス−3、ステアレス−2、およびこれらの 混合物;水素化ひまし油エトキシレート、例えばPEG−7水素化ひまし油など ;ソルビタンエステル エトキシレート、例えばPEG−40ソルビタン ペレオ レエート、ポリソルベート−80、およびこれらの混合物;重合乳化剤、例えば エトキシル化ドデシルグリコール コポリマー;およびシリコーン乳化剤、例え ばラウリルメチコン コポリオール、セチルジメチコン、ジメチコン コポリオー ル、およびこれらの混合物を含める。ただしこれらに制限するものではない。 これらの一次乳化剤に加えて、本発明の組成物は付加的水−脂質乳化安定性を もたらす補助乳化剤も任意に含むことができる。適切な補助乳化剤は、制限する ものではないが、ホスファチジルコリン類、およびレシチンなどのホスファチジ ルコリン含有組成物;ステアリン酸ナトリウムなどの長鎖C16−C22脂肪酸 塩;ジタロウ ジメチル塩化アンモニウムおよびジタロウ ジメチル メチル硫酸 アンモニウムなどの長鎖C16−C22ジ脂肪族、短鎖C1−C4ジ脂肪族第四 アンモニウム塩;ジタロウイル−2−ヒドロキシエチル ジメチル 塩化アンモニ ウムなどの長鎖C16−C22ジアルコイル(アルカノイル)−2−ヒドロキシ エチル、短鎖C1−C4ジ脂肪族第四アンモニウム塩;メチル−1−タロウ ア ミド エチル−2−タロウ イミダゾリニウム メチルスルフェートおよびメチル−1− オレイルアミドエチル−2−オレイル イミダゾリニウム メチルスルフェートな どの長鎖C16−C22ジ脂肪族イミダゾリニウム第四アンモニウム塩;ジメチ ル ステアリル ベンジル塩化アンモニウム等の短鎖C1−C4ジ脂肪族、長鎖C 16−C22モノ脂肪族ベンジル第四アンモニウム塩、およびステアラミドプロ ピルPG−ジモニウムクロリド(モナ・インダストリーズからの燐脂質PTS) 等の合成燐脂質類を含める。付加的成分 本発明の製品は広範囲の任意成分を含むことができる。これらの成分のいくつ かをここにより詳細に記載する。特に有用なのは、洗浄およびコンディショニン グ操作中に皮膚または毛髪のために種々の有効成分を運搬する種々の活性成分で ある。その成分がコンディショニングエマルションの内部相および外部相と相容 性を有するならば、その成分は上記の適した相に挿入できる。これは、内部相と 相容性があり、コンディショニングエマルションの不安定性を促進しない水溶性 活性成分で特にそうである。これらの組成物では、製品は活性成分を皮膚または 毛髪に効果的に運搬する。 さらに、コンディショニングエマルションの内部相(水溶性)および外部相( 油溶性)を説明した章で既述したコンディショニング剤のいずれも、コンディシ ョニングエマルションとは別に、基質に加えることができる。活性成分 本発明の組成物は1種類以上の活性成分または薬物学的に容認されるそれらの 塩を、安全かつ有効量含むことができる。 ここに用いられる用語“安全かつ有効な量”とは、コンディションを変化させ または所望皮膚効果を与えるのに十分な量であって、重大な副作用を回避する十 分少ない量である、健全な医学的判断の範囲内で合理的効果−対−リスク比にあ る活性成分量を意味する。活性成分の安全かつ有効な量は、特異的活性成分、そ の活性成分の皮膚浸透力、使用者の年齢、健康状態および皮膚の状態、その他の 要因によって変化する。 ここで有用な活性成分は、それらの治療効果またはそれらの推定作用モードに よって分類できる。しかし、ここで有用な活性成分はある場合には一種類より多 い効果を与え、または一種類より多い作用モードによって作用することができる 。そのためこの分類は便宜上なされたものであり、活性成分を記載される特定の 用途または諸用途に制限するものではない。またこれら活性成分の薬物学的に容 認される塩類もここでは有用である。下記の活性成分類は本発明の組成物に有用 である。 抗アクネ剤:有用な抗アクネ剤の例は、サリチル酸(o−ヒドロキシ安息香酸) 、サリチル酸誘導体(5−オクタノイルサリチル酸)およびレゾルシノールなど の角質溶解剤;レチン酸およびその誘導体(例えばcisおよびtrans)な どのレチノイド類;硫黄含有DおよびLアミノ酸およびそれらの誘導体および塩 類、特にそれらのN−アシル誘導体類、その好適例はN−アセチル−L−システ インである;リポ酸;抗生物質および抗菌剤、例えば過酸化ベンゾイル、オクト ピロックス、テトラサイクリン、2,4,4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシ ジフェニルエーテル、3,4,4’−トリクロロバニリド、アゼライン酸および その誘導体、フェノキシエタノール、フェノキシプロパノール、フェノキシイソ プロパノール、酢酸エチル、クリンダマイシンおよびメクロサイクリン;フラボ ノイドなどの皮脂抑制剤;およびスキムノル硫酸(scymnol sulfate)およびそ の誘導体、デオキシコレートおよびコレートなどの胆汁酸塩を含む。 しわ抑制および皮膚萎縮抑制剤:しわ抑制および皮膚萎縮抑制剤はレチン酸およ びその誘導体類(例えばcisおよびtrans);レチノール;レチニルエス テル類;サリチル酸およびその誘導体類;硫黄含有DおよびLアミノ酸およびそ れらの誘導体および塩類、特にN−アセチル誘導体、その好適例はN−アセチル −L−システインである;チオール類、例えばエタンチオール;ヒドロキシ酸、 フィチン酸、リポ酸;リゾホスファチジン酸、および皮膚剥離剤(例えばフェノ ールなど);アスコルビン酸およびその誘導体類を含む。 非ステロイド性抗炎症剤(NSAIDS):NSAIDSの例は下記のカテゴリ ーを含む:プロピオン酸誘導体;酢酸誘導体;フェナム酸誘導体、ビフェニルカ ルボン酸誘導体;およびオキシカム類。これらのNSAIDSの全ては1991 年1月15日発行のサンシャインらの米国特許第4,985,459号に完全に記 載されている。この開示はそのまま参考として本明細書に組み込まれる。有用な NSAIDSの例はアセチルサリチル酸、イブプロフェン、ナプロキセン、ベノ キサプロフェン、フルルビプロフェン、フェノプロフェン、フェンブフェン、ケ トプロフェン、インドプロフェン、ピルプロフェン、カルプロフェン、オキサプ ロジン、プラノプロフェン、ミロプロフェン、チオキサプロフェン、スプロフェ ン、アルミノプロフェン、チアプロフェン酸、フルプロフェンおよびブクロキシ 酸を含む。ヒドロコーチゾンなどを含むステロイド抗炎症剤も有用である。 局所麻酔薬:局所麻酔薬の例はベンゾカイン、リドカイン、ブピバカイン、クロ ルプロカイン、ジブカイン、エチドカイン、メピバカイン、テトラカイン、ダイ クロニン(dyclonine)、ヘキシルカイン、プロカイン、コカイン、ケタミン、 プラモキシン、フェノール、および薬物学的に容認されるこれらの塩類を含む。 人工的タンニン剤および促進剤。人工的タンニン剤および促進剤の例はジヒドロ キシアセトン、チロシン、チロシンエステル類、例えばエチルチロシネート、お よびホスホ−DOPAを含む。 抗菌および抗真菌剤:抗菌剤および抗真菌剤の例は、β−ラクタム薬、キノロン 薬、シプロフロキサシン、ノルフロキサシン、テトラサイクリン、エリスロマイ シン、アミカシン、2、4、4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシ ジフェニル エーテル、3、4、4’−トリクロロバニリド、フェノキシエタノール、フェノ キシプロパノール、フェノキシイソプロパノール、ドキシサイクリン、カプレオ マイシン、クロルヘキシジン、クロルテトラサイクリン、オキシテトラサイクリ ン、クリンダマイシン、エタンブトール、ヘキサミジン、イセチオネート、メト ロニダゾール、ペンタミジン、ゲンタマイシン、カナマイシン、リネオマイシン 、メタサイクリン、ミノサイクリン、ネオマイシン、ネチルマイシン、パロモマ イシン、ストレプトマイシン、トブラマイシン、ミコナゾール、テトラサイクリ ン塩酸、エリスロマイシン、エリスロマイシン亜鉛、エリスロマイシン エスト レート、エリスロマイシン ステアレート、アミカシン硫酸、ドキシサイクリン 塩酸、 カプレオマイシン硫酸、クロルヘキシジングルコネート、クロルヘキシジン塩酸 、クロルテトラサイクリン塩酸、オキシテトラサイクリン塩酸、クリンダマイシ ン塩酸、エタンブトール塩酸、メトロニダゾール塩酸、ペンタミジン塩酸、ゲン タマイシン硫酸、カナマイシン硫酸、リネオマイシン塩酸、メタサイクリン塩酸 、メテナミド馬尿酸、メテナミド マンデレート、ミノサイクリン塩酸、ネオマ イシン硫酸、ネチルマイシン硫酸、パロモマイシン硫酸、ストレプトマイシン硫 酸、トブラマイシン硫酸、ミコナゾール塩酸、アマンファジン塩酸、アマンファ ジン硫酸、オクトピロックス、パラクロロメタ キシレノール、ナイスタチン、 トルナフテート、ピリチオン亜鉛およびクロトロマゾールを含む。 ここで有用な作用物質の好適例は、サリチル酸、過酸化ベンゾイル、3−ヒド ロキシ安息香酸、4−ヒドロキシ安息香酸、アセチルサリチル酸、2−ヒドロキ シ酪酸、2−ヒドロキシペンタン酸、2−ヒドロキシヘキサン酸、cis−レチ ン酸、trans−レチン酸、レチノール、アスコルビン酸およびこれらの誘導 体、フィチン酸、N−アセチル−L−システイン、リポ酸、アゼライン酸、アラ キドン酸、過酸化ベンゾイル、テトラサイクリン、イブプロフェン、ナプロキセ ン、ヒドロコーチゾン、アセタミノフェン、レゾルシノール、フェノキシエタノ ール、フェノキシプロパノール、フェノキシイソプロパノール、2、4、4’− トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニルエーテル、3、4、4’−トリクロロ カルバニリド、オクトピロックス、リドカイン塩酸、クロトリマゾール、ミコナ ゾール、ネオサイクリン硫酸、およびこれらの混合物からなる群から選択される ものを含む。 日焼け止め剤:日焼け止め剤もここでは有用である。非常に種々様々の日焼け止 め剤が1991年2月11日発行のハフェイ(Haffey)らの米国特許第5,08 7,445号、1991年12月17日発行のターナー(Tuener)らの米国特許 第5,073,372号;1991年12月17日発行のターナーらの米国特許第 5,073,371号;化粧品科学&工学のセガリン(Segarin)ら著、第VIII章 189ページ;に記載されている。これらは全てそのまま参考として本明細書に 組み込まれる。本発明の組成物に有用な日焼け止め剤の非制限的例は、2−エチ ルヘキシ ルp−メトキシシンナメート、2−エチルヘキシル N、N−ジメチル−p−ア ミノ安息香酸、p−アミノ安息香酸、2−フェニルベンズイミダゾール−5−ス ルフォン酸、オクトクリレン、オキシベンゾン、ホモメンチルサリチレート、オ クチルサリチレート、4、4’−メトキシ−t−ブチルジベンゾイルメタン、4 −イソプロピルジメンゾイルメタン、3−ベンジリデン カンファー、3−(4 −メチルベンジリデン)カンファー、二酸化チタン、酸化亜鉛、シリカ、酸化鉄 、およびこれらの混合物からなる群から選択されるものである。その他の有用な 日焼け止め剤は、1990年6月26日に発行されたサバテリ(Sabatelli)の 米国特許第4,973,370号;および1991年3月12日発行のサバテリら の米国特許第4,999,186号である:これ2件の特許公報はそのまま参考と して本明細書に組み込まれる。これらの日焼け止め剤の特に好ましい例は、2、 4−ジヒドロキシベンゾフェノンの4−N、N−(2−エチルヘキシル)メチル アミノ安息香酸エステル、4−ヒドロキシジベンゾイルメタンの4−N、N−( 2−エチルヘキシル)メチルアミノ安息香酸エステル、2−ヒドロキシ−4−( 2−ヒドロキシエトキシ)ベンゾフェノンの4−N、N−(2−エチルヘキシル )−メチルアミノ安息香酸エステル、4−(2−ヒドロキシエトキシ)ジベンゾ イルメタンの4−N、N−(2−エチルヘキシル)メチルアミノ安息香酸エステ ル、およびこれらの混合物からなる群から選択されるものを含む。使用できる日 焼け止め剤の正確な量は選択した日焼け止め剤および達成すべき所望の日光防止 ファクター(SPF)によって変化する。SPFは、紅斑に対するある日焼け止 め剤の光防止をあらわすために一般的に用いられる尺度である。1978年8月 25日付け官報(Federal Register)、43巻、166ページ、38206−3 8269を参照されたい。これはそのまま参考として本明細書に組み込まれる。 本発明において好適に用いられる作用物質の非制限的例は、サリチル酸、過酸 化ベンゾイル、cis−レチン酸、trans−レチン酸、レチノール、レチニ ルパルミテート、アスコルビン酸、フィチン酸、N−アセチルL−システイン、 アゼライン酸、リポ酸、レゾルシノール、イブプロフェン、ナプロキセン、ヒド ロコーチゾン、フェノキシエタノール、フェノキシプロパノール、フェノキシイ ソプロパノール、2、4、4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニルエー テル、3、4、4’−トリクロロカルバニリド、2−エチルヘキシルpメトキシ シンナメート、オキシベンゾン、2−フェニルベンズイミダゾール−5−スルホ ン酸、ジヒドロキシアセトン、およびこれらの混合物からなる群から選択される ものを含む。カチオン性界面活性剤 本発明の製品は任意に1種類以上のカチオン性界面活性剤を含むこともできる 。その際、これらの材料が必要な泡立ち界面活性剤の全体的泡立ち特性を妨害し ないように選択されることが条件である。 ここで有用なカチオン性界面活性剤の非制限的例は、allured Publishing Cor porationによって出版されたマクカッチョン著洗剤および乳化剤、北米版(19 86);およびマクカッチョンの機能的材料、北米版(1992)に開示されて いる。これらは両方共そのまま参考として本明細書に組み込まれる。 ここで有用なカチオン性界面活性剤の非制限的例は、下記の式を有するものな ど、カチオン性アルカリアンモニウム塩を含む: R1234+- 上記式中R1は約12ないし約18個の炭素原子を有するアルキル基、または約 12ないし約18個の炭素原子を有する芳香族、アリールまたはアルカリル基か ら選択される;R2、R3、およびR4は独立的に、水素、約1ないし約18個の 炭素原子を有するアルキル基、または約12ないし約18個の炭素原子を有する 芳香族、アリールまたはアルカリル基から選択され;Xは塩化物、臭化物、ヨウ 化物、アセテート、ホスフェート、ナイトレート、スルフェート、メチルスルフ ェート、エチルスルフェート、トシレート、ラクテート、シトレート、グリコレ ート、およびこれらの混合物から選択されるアニオンである。さらに、アルキル 基はエーテル結合、またヒドロキシまたはアミノ基置換基も含むことができる( 例えば、アルキル基はポリエチレングリコールおよびポリプロピレングリコール 部分を含 むことができる)。 より好適には、R1は約12ないし約18個の炭素原子を有するアルキル基で ある;R2はHまたは約1ないし約18個の炭素原子を有するアルキル基から選 択される;R3およびR4は独立的に、H、または約1ないし約3個の炭素原子を 有するアルキル基から選択され;Xは前節に記載のものである。 最も好適には、R1が約12ないし約18個の炭素原子を有するアルキルきき である;R2、R3、R4はH、または約1ないし約3個の炭素原子を有するアル キル基から選択され;Xは既述のものである。 或いは、その他の有用なカチオン性界面活性剤はアミノ−アミド類を含む。こ の際上記構造において、R1は上記のものに変わってR5CO−(CH2n−であ り、ここでR5は約12ないし約22個の炭素原子を有するアルキル基である。 nは約2から約6までの整数であり、より好適には約2から約4まで、最も好適 には約2から約3までの整数である。これらのカチオン性乳化剤の非制限的例は ステアラミドプロピル PG−ジモニウム燐酸クロリド、ステアラミドプロピル エチジウム エトスルフェート、ステアラミドプロピル ジメチル(ミリスチル アセテート)塩化アンモニウム、ステアラミドプロピル ジメチル セテアリルア ンモニウムトシレート、ステアラミドプロピル ジメチル アンモニウム ラクテ ート、およびこれらの混合物を含む。 第四アンモニウム塩カチオン性界面活性剤の非制限的例は、セチル塩化アンモ ニウム、セチル臭化アンモニウム、ラウリル塩化アンモニウム、ラウリル臭化ア ンモニウム、ステアリル塩化アンモニウム、ステアリル臭化アンモニウム、セチ ルジメチル塩化アンモニウム、ラウリルジメチル臭化アンモニウム、ラウリルジ メチル塩化アンモニウム、ラウリルジメチル臭化アンモニウム、ステアリルジメ チル塩化アンモニウム、ステアリルジメチル臭化アンモニウム、セチルトリメチ ル塩化アンモニウム、セチルトリメチル臭化アンモニウム、ラウリルトリメチル 塩化アンモニウム、ラウリルトリメチル臭化アンモニウム、ステアリルトリメチ ル塩化アンモニウム、ステアリルトリメチル臭化アンモニウム、ラウリルジメチ ル塩化アンモニウム、ステアリル ジメチル セチル ジタロウ ジメチル塩化アン モニウム、ジセチル 塩化アンモニウム、ジセチル臭化アンモニウム、ジラウリ ル塩化アンモニウム、ジラウリル臭化アンモニウム、ジステアリル塩化アンモニ ウム、ジステアリル臭化アンモニウム、ジセチルメチル塩化アンモニウム、ジセ チル メチル臭化アンモニウム、ジラウリル メチル 塩化アンモニウム、ジラウ リルメチル臭化アンモニウム、ジステアリル メチル塩化アンモニウム、ジステ アリルジメチル塩化アンモニウム、ジステアリル メチル臭化アンモニウム、お よびこれらの混合物からなる群から選択されるものを含める。付加的第四アンモ ニウム塩は、C12−C22アルキル炭素鎖がタロウ脂肪酸またはココナツ脂肪 酸から誘導されるものを含む。用語“タロウ”は、一般にはC16ないしC18 の範囲のアルキル鎖の混合物を有するタロウ脂肪酸(一般には水素化タロウ脂肪 酸)から誘導されるアルキル基を指す。用語“ココナツ”は、概ねC12−C1 4範囲のアルキル鎖の混合物を有するココナツ脂肪酸から誘導されるアルキル基 を指す。これらのタロウおよびココナツソースから誘導される第四アンモニウム 塩の例は、ジタロウ ジメチル 塩化アンモニウム、ジタロウ ジメチル メチル硫 酸アンモニウム、ジ(水素化タロウ)ジメチル塩化アンモニウム、ジ(水素化タ ロウ)ジメチル酢酸アンモニウム、ジタロウ ジプロピル燐酸アンモニウム、ジ タロウ ジメチル硝酸アンモニウム、ジ(ココナツアルキル)ジメチル 塩化アン モニウム、ジ(ココナツアルキル)ジメチル臭化アンモニウム、タロウ塩化アン モニウム、ココナツ塩化アンモニウム、ステアラミドプロピルPG−ジモニウム 燐酸塩化物、ステアラミドプロピルエチルジモニウム エトスルフェート、ステ アラミドプロピル ジメチル(ミリスチルアセテート)塩化アンモニウム、ステ アラミドプロピル ジメチル セテアリル アンモニウム トシレート、ステアラミ ドプロピル ジメチル 塩化アンモニウム、ステアラミドプロピル ジメチル 乳酸 アンモニウム、およびこれらの混合物を含む。 ここで有用な好適カチオン性界面活性剤は、ジラウリル ジメチル 塩化アンモ ニウム、ジステアリル ジメチル 塩化アンモニウム、ジミリスチル ジメチル塩 化アンモニウム、ジパルミチル ジメチル 塩化アンモニウム、ジステアリル ジ メチル塩化アンモニウム、およびこれらの混合物からなる群から選択されるもの を含める。その他の任意成分 本発明の組成物は広範囲のその他の任意成分を含むことかできる。これらの付 加的成分類は薬物学的に容認可能でなければならない。CTFA化粧品成分ハン ドブック、第2版,1992(これはそのまま参考としてここに組み込まれる) は皮膚ケア産業において一般的に用いられる、本発明の組成物に適切に使用でき る非常に多種多様の非制限的化粧品−および医薬品成分を記載している。諸成分 の機能的クラスの非制限的例はこの参考文献の537ページに記載されている。 これらのおよびその他の機能的クラスの例は次のものを含める:研磨剤、吸収剤 、凝結防止剤抗酸化剤、ビタミン、結合剤、生物学的添加物、緩衝剤、増量剤、 キレート剤、化学的添加物、着色剤、化粧用アストリンゼント、化粧用殺菌剤、 変性剤、薬用アストリンゼント、外用麻酔剤、フィルム形成剤、芳香成分、保湿 剤、乳白剤、pH調節剤、保存料、噴射剤、還元剤、皮膚漂白剤、および日焼け 止め剤。 芳香、色素、着色剤、精油、皮膚感覚剤、アストリンゼント、皮膚を滑らかに する作用物質、および皮膚回復剤などの美的成分類も有用である。製法 本発明の使い捨て、一回用パーソナルケア・クレンジングおよびコンディショ ニング製品は、水不溶性基質に泡立ち界面活性剤およびコンディショニングエマ ルションを別々に、または同時に加えることによって製造される。その際前記生 成製品は実質的に乾燥している。“別々に”は、界面活性剤およびコンディショ ニング剤が、最初に一緒に組み合わせることなく、いかなる順序にでも逐次加え ることができることを意味する“同時に”とは、界面活性剤とコンディショニン グ剤とを最初に一緒に組み合わせて、または組み合わせずに、同時に加えること ができることを意味する。 例えば、泡立ち界面活性剤を先ず最初に水不溶性基質に加え、またはその中に しみ込ませ、その後コンディショニングエマルションを加えてもよいし、または その逆を行ってもよい。或いは、泡立ち界面活性剤およびコンディショニングエ マルションを水不溶性基質に同時に加え、またはしみ込ませてもよい。 界面活性剤、コンディショニングエマルションおよびいかなる任意成分も、熟 練せる当業者に公知の手段:例えば噴霧、印刷、スプラッシ、浸漬、ソーキング 、またはコーティングなどで、水不溶性基質上に加え、またはその中にしみ込ま せることができる。任意の成分はコンディショニングエマルションの内部または 外部相のそれらと同じであってもよい。 本発明による製品の製法において、コンディショニングエマルションを最初に 処方する。一般的にはこれは油溶性の外部相コンポーネントと乳化剤とを一緒に ブレンドし、溶融することによって行われる。この油溶性物質/乳化剤混合物を 加熱する特定温度は、油溶性外部相コンポーネントの融点に依存する。典型的に はこの油溶性物質/乳化剤は、水溶性内部相コンポーネントと混合、ブレンドま たはその他の方法で合一する前に、約60℃ないし約90℃、好適には約70℃ ないし約80℃の範囲の温度に加熱される。溶融した油溶性物質/乳化剤混合物 をそれから水相成分とブレンドし、それから混合してエマルションを作る。 水または湿気を使用するか、またはそれらが製造プロセスに存在する際には、 生成した処理基質を乾燥し、それを実質的に無水にする。処理基質は熟練せる当 業者には公知の手段によって乾燥することができる。公知の乾燥手段の非制限的 例は、熱対流炉、放射熱源、マイクロウェーブオーブン、強制通風炉、および加 熱ローラーまたはカンの使用を含む。乾燥は、周囲環境に存在する熱エネルギー 以外には付加的熱エネルギーを使用せずに空気乾燥することも含む。また、種々 の乾燥法の組み合わせを用いることもできる。皮膚または毛髪を洗浄およびコンディショニングする方法 本発明は本発明のパーソナルクレンジング製品で皮膚または毛髪を洗浄し、コ ンディショニングする方法にも関する。これらの方法は、水不溶性基質、泡立ち 界面活性剤、およびコンディショニングコンポーネントを含んでなる実質的に乾 燥した、使い捨て、一回用パーソナル・クレンジング製品を水で濡らし、皮膚ま たは毛髪を上記濡れた製品と接触させる段階を含んでなる。その他の実施態様で は、本発明は種々の活性成分を皮膚または毛髪に運搬するためにも有用である。 本発明の製品は実質的に乾燥しており、使用前に水で湿らすことになっている 。 上記製品は水に浸すか、またはそれを水流下に置くことによって濡らす。その製 品を皮膚または毛髪と接触させる前または接触中のどちらかに、その製品を機械 的に振動するかまたは変形することによって、泡がその製品から発生する。生成 した泡は、皮膚または毛髪を洗浄およびコンディショニングするために有用であ る。洗浄プロセスおよびその後の水によるすすぎ中に、コンディショニング剤お よび活性成分が皮膚または毛髪に付着する。コンディショニング剤および活性成 分類の付着は上記基質と皮膚または毛髪との物理的接触によって高まる。コンディショニングコンポーネントの皮膚または毛髪への付着 本発明の組成物は本発明のコンディショニングコンポーネントを皮膚または毛 髪に付着させるために有用である。活性成分が存在するさらに別の実施態様にお いて、上記組成物は上記活性成分を皮膚または毛髪に付着させるためにも有用で ある。 本発明の組成物は好適には約2.5マイクログラム/cm2より多い、好適には 約5マイクログラム/cm2より多い、より好適には約10マイクログラム/c m2より多い、最も好適には約25マイクログラム/cm2より多いコンディショ ニング剤が皮膚または毛髪に付着する方法にも関する。 皮膚または毛髪に付着するコンディショニングコンポーネントの量は熟練せる 当業者の化学者には公知の種々の標準的分析法を用いて測定できる。そのような 方法は、例えば皮膚または毛髪の或る領域を適切な溶媒で瞬時に抽出し、クロマ トグラフィー(すなわちガスクロマトグラフィー、液体クロマトグラフィー、超 臨界クロマトグラフィーなど)、IR分光測定法、UV/VIS分光測定法、質 量分析法等によって分析することを含む。直接測定も、皮膚または毛髪で、IR 分光測定法、UV/VIS分光測定法、乳白度測定法、蛍光分光測定法、ESC A分光測定法などの方法によって可能である。 付着を測定する一般的方法において、本発明の製品は、水で濡らし、しぼり、 振動させると泡を発生する。上記製品をそれから約15秒間皮膚または頭部の、 ある部位、大体約25cm2ないし約300cm2、好適には約50cm2ないし 約100cm2を適切な消えないマーカーで印をつけ、その上に約15秒間こす りつ ける。その部位をそれから約10秒間すすぎ、それから約10分間空気乾燥させ る。その部位を抽出して抽出液を分析するか、または上に例示した方法を用いて 直接分析する。 実施例 下記の実施例は、本発明の範囲内の実施態様をさらに説明し、明らかにする。 下記の実施例において、全ての成分は活性濃度で記載されている。実施例は単に 説明の目的のためであって、本発明を制限するものではない。それは本発明の精 神および範囲から逸脱することなく多くの変更が可能だからである。 成分類は化学的またはCTFA名によって特定される。全ての重量は活性成分 のパーセントであらわされる。 I.界面活性剤相 適した容器中で、下記の成分を室温で混合した。ポリクォタニウムが分散した とき、混合物を65℃に加熱する。 上記の混合物を65℃に加熱する一方、下記の成分をこの混合物に加える。 上記成分類を徹底的に混合したとき、その混合物を45℃まで冷やし始める。 別の混合容器に下記を加える:グリダント プラスが溶解したとき、この混合物を第一の混合容器に加え、室温 まで冷ます。冷めたならば、この溶液1.5gを不織基質に塗布し、それから乾 燥する。相2:コンディショニングエマルション 適切な容器中で下記成分類を室温で混合し、混合中70℃に加熱する。 1ゴールドシュミットからアビルWE−09として入手できる *SEFAは脂肪酸のスクロースエステルの頭字語である 混合物が70℃に達したとき、加熱を停止し、混合をつづけながら下記の成分を ゆっくり加える: 混合しながら室温まで冷ます。それからこの相0.17gを、すでに界面活性 剤相からの界面活性剤を含む基質に加える。生成したクレンジング成分は、水で 濡らして用いる。それは皮膚または毛髪を洗浄するために、そして皮膚または毛 髪にコンディショニングエマルションを付着させるために有用である。 これに代わる製法では、泡立ち界面活性剤、コンディショニングエマルション 、および任意成分を別々にまたは同時に水不溶性基質に噴霧、印刷、スプラッシ ュ、浸漬またはコーティングによって加えるかまたはしみ込ます。 また別の実施態様では、その他の基質、例えば織基質、hydroentangles基質、 天然スポンジ、合成スポンジまたは重合網目構造などを本発明の基質の代わりに
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 フォウラー,ティモシー ジョン アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 クグラー、ミル、ロード 4754

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.皮膚または毛髪からすすぎ流される使い捨て、一回用パーソナルケア・クレ ンジングおよびコンディショニング製品であって、 (A)水不溶性基質、 (B)泡立ち界面活性剤、および (C)コンディショニングエマルション を含んでなり、実質的に乾燥している製品 2.前記界面活性剤が0.5パーセントないし40重量パーセントの前記水不溶 性基質を含み、前記コンディショニングエマルションが0.25ないし150重 量%の前記水不溶性基質を含む請求の範囲第1項記載の製品。 3.前記コンディショニングエマルションが (A)水溶性コンディショニング剤を含んでなる不連続相であって、前記水溶性 コンディショニング剤は1種類以上の水溶性作用物質から、前記水溶性コンディ ショニング剤の重みづけ算数平均溶解度係数が10.5より大きくなるように選 択される、前記不連続相と、 (B)油溶性作用物質を含んでなる連続相であって、前記油溶性作用物質は1種 類以上の油溶性物質から、前記水溶性コンディショニング剤の重みづけ算数平均 溶解係数が10.5より大きくなるように選択される、前記連続相を含む請求の 範囲第1項または第2項記載の製品。 4.さらに前記不連続および連続相のエマルションを形成できる乳化剤を前記コ ンディショニングエマルションの0%ないし20重量%含み、その際前記乳化剤 は1種類以上の乳化剤から、重みづけ算数平均HLB値が1ないし7であるよう に選択される、請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか1項に記載の製品。 5.前記油溶性作用物質が、油溶性コンディショニング剤、油溶性非コンディシ ョニング剤およびこれらの混合物からなる群から選択される請求の範囲第1項な いし第4項のいずれか1項に記載の製品。 6.前記油溶性コンディショニング剤が脂肪酸エステル類、ポリオール ポリエ ステル類、グリセリン モノ−エステル類、グリセリン ジ−エステル類、グリセ リン トリ−エステル類、表皮性および皮脂性炭化水素、ラノリン、鉱油、シリ コーン油、シリコーンガム、植物油、植物油付加物、ペトロラタム、非イオン性 ポリマー類、およびこれらの混合物からなる群から選択され、前記水溶性コンデ ィショニング剤がグリセリン、グリセロール、プロピレン グリコール、ポリプ ロピレングリコール、ポリエチレングリコール類、エチルヘキサンジオール、ヘ キシレングリコール類、その他の脂肪族アルコール類、パンテノール、尿素、カ チオン性ポリマー類、ポリオール類、グリコール酸、乳酸、ナイアシンアミド、 PCAナトリウム、ソルビット、およびこれらの混合物からなる群から選択され る請求項の範囲第1項ないし第5項のいずれか1項に記載の製品。 7.前記クレンジング製品がさらに、抗アクネ薬、ビタミン類、しわ抑制剤、an ti-skin actives、非ステロイド性抗炎症剤、局所麻酔薬、人工タンニン剤およ び促進剤、抗菌剤および抗真菌剤、日焼け止め剤、抗酸化剤、およびこれらの混 合物からなる群から選択される1種類以上の安全かつ有効量を含む請求の範囲第 1項ないし第6項のいずれか1項に記載の製品。 8.水不溶性基質に、 (A)泡立ち界面活性剤、および (B)(i)水溶性コンディショニング剤を含む内部相と、 (ii)油溶性作用物質を含むでなる外部相 とを含むコンディショニングエマルション を別々にまたは同時に加える段階を含んでなる請求の範囲第1項ないし第6項の いずれかの1項に記載の製品の製法であって、前記生成した製品が実質的に乾燥 している前記製法。 9.水溶性コンディショニング剤を保湿を必要とする皮膚または毛髪の表面に付 着させる方法であって、(i)請求の範囲第1項ないし第7項のいずれか1項に 記載の製品から泡を生成し、(ii)皮膚を接触させ、(iii)水ですすぐ諸段 階を含んでなる方法。 10.クレンジングおよびコンディショニングを必要とする皮膚または毛髪を処 置する方法であって、(i)請求の範囲第1項ないし第7項のいずれか1項に記 載の製品を水で濡らし、それから泡を生成し、(ii)皮膚と接触させ、(iii )水ですすぐ諸段階を含んでなる方法。
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