JP2007532765A - 組織化界面活性剤組成物 - Google Patents

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Abstract

光学的に清澄な水性組織化界面活性剤組成物であって、100重量部の該組成物当たり0重量部から2.5重量部より小の糖及び100重量部の該組成物当たり7.7重量部より大から約50重量部のアニオン性界面活性剤を含み、しかも該アニオン性界面活性剤の少なくとも一部は球晶の形態にある組成物は、パーソナルケア用組成物中の成分として有用である。

Description

本発明は、組織化界面活性剤組成物、より特には光学的に清澄な組織化界面活性剤組成物に関する。
発明の背景
組織化界面活性剤組成物は、典型的には、界面活性剤相(溶媒相でもって散在され得る)の存在によって固体粒子を物理的に懸濁するべき能力を有するポンプ輸送可能な非ニュートン組成物である。典型的には、界面活性剤相は、水性相中に分散された充填球晶すなわちラメラ状液滴として存在する。
組織化界面活性剤組成物は、液体洗剤、洗濯洗剤、硬質表面用クレンザー、皿洗い液のような家庭向けケア用品、並びにシャンプー、ボディウォッシュ、ハンドソープ、ローション、クリーム、コンディショナー、シェービング用製品、フェイシャルウォッシュ、ベビー向けケア用処方物、スキントリートメントのようなパーソナルケア用処方物において有用である。他の用品は、油田用及び農芸化学用処方物を包含し得る。
組織化界面活性剤組成物は、典型的には、曇った濁り外観を示し、しかしてかかる外観は清澄な透明外観が所望される用途に対してそれらを魅力的でないようにする。国際公開第00/36079号パンフレットは、25℃において実質的に清澄であると言われる組織化液体洗剤組成物であって、糖の添加によって溶媒相の屈折率を調整しそして組織化界面活性剤組成物を高い剪断に付すことにより、曇り度が対処された組織化液体洗剤組成物を開示するが、しかし糖添加の不存在下での剪断は透明性を生じさせるために十分でないと述べる(第58頁第6〜8行において)。
発明の要約
第1の側面において、本発明は、光学的に清澄な水性組織化界面活性剤組成物であって、100重量部(pbw)の該組成物当たり0pbwから2.5pbwより小の糖及び100pbwの該組成物当たり7.7pbwより大から約50pbwまでのアニオン性界面活性剤を含み、しかも該アニオン性界面活性剤の少なくとも一部は球晶の形態にある組成物に向けられる。
第2の側面において、本発明は、光学的に清澄な水性組織化界面活性剤組成物を製造する方法であって、
水性組織化界面活性剤組成物であって、100pbwの該組成物当たり0pbwから2.5pbwより小の糖及び100pbwの該組成物当たり7.7pbwより大から約50pbwまでのアニオン性界面活性剤を含み、しかも該アニオン性界面活性剤の少なくとも一部は球晶の形態にある水性組織化界面活性剤組成物を用意し、そして
この水性組織化界面活性剤組成物を高剪断混合に付す
ことを含む方法に向けられる。
第3の側面において、本発明は、水性組織化界面活性剤組成物の光学的清澄性を改善する方法であって、該水性組織化界面活性剤組成物を高剪断混合に付すことを含み、しかも該水性組織化界面活性剤組成物は100pbwの該組成物当たり0pbwから2.5pbwより小の糖及び100pbwの該組成物当たり7.7pbwより大から約50pbwまでのアニオン性界面活性剤を含み、そして該アニオン性界面活性剤の少なくとも一部は球晶の形態にある方法に向けられる。
第4の側面において、本発明は、パーソナルケア用組成物であって、光学的に清澄な組織化界面活性剤成分を含み、しかも該光学的に清澄な組織化界面活性剤成分は100pbwの該組成物当たり0pbwから2.5pbwより小の糖及び100pbwの該組成物当たり7.7pbwより大から約50pbwまでのアニオン性界面活性剤を含み、そして該アニオン性界面活性剤の少なくとも一部は球晶の形態にある組成物に向けられる。
第5の側面において、本発明は、パーソナルケア用組成物であって、
光学的に清澄な水性組織化界面活性剤組成物、しかも該組織化界面活性剤組成物は100pbwの該組成物当たり0pbwから2.5pbwより小の糖及び100pbwの該組成物当たり7.7pbwより大から約50pbwまでのアニオン性界面活性剤を含み、そして該アニオン性界面活性剤の少なくとも一部は球晶の形態にあり、並びに
該組織化界面活性剤組成物中に分散された1つ又はそれ以上の不連続相、しかもこれらの不連続相の各々は機能又は装飾物質を含む
を含む組成物に向けられる。
発明の詳細な説明及び好ましい具体的態様
本明細書において用いられる場合、組織化界面活性剤組成物に関しての用語「光学的に清澄な」は、100%透過率の標準として水を用いて500〜570ナノメートルの波長にて25°において1センチメートルの路長を通じて測定された場合、該組成物が5%より大か又は等しい好ましくは10%より大か又は等しい一層好ましくは25%より大か又は等しいそして更に一層好ましくは30%より大か又は等しい光透過率を示す、ということを意味する。
本発明の組織化界面活性剤組成物は、典型的には、2つ又はそれ以上の別個の相を含む。一つの具体的態様において、該組成物は、水性相及び組織化界面活性剤相を含む。一つの具体的態様において、該水性相は連続相であり、そして該組織化界面活性剤相は不連続相でありそして該水性相中に分散されている。
「ラメラ状界面活性剤相」は、平行に配列された且つ液体媒質により分離された複数の二層の界面活性剤を含む相である。ラメラ相は、球晶相及び典型的形態の液晶G相の両方、並びにそれらの混合物を包含する。時には文献において「Lα相」と称される「G相」は、典型的には、流動すると曇って見えそして特徴的な「染みだらけの」外観を示すところの注入可能な非ニュートン異方性生成物である。ラメラ相は、大部分の上記に記載された典型的G相及び多数の同心球状殻から形成された球晶を構成する平行板(それらの各々は二層の界面活性剤である)の領域を含めて、いくつかの異なる形態で存在し得る。本明細書において、用語「G相」は、少なくとも部分的にG相タイプのものである組成物について保持される。球晶は典型的には直径について0.1と50ミクロンの間にあり、従ってミセルとは根本的に相違する。ミセル溶液とは異なり、球晶組成物は少なくとも2つの相を含む本質的に不均質な組成物であり、そして典型的には異方性でそして非ニュートン性である。密充填されそして安定である場合、球晶は良好な固体懸濁特性を有し、そして「球晶状界面活性剤相」(すなわち、球晶組成物の連続マトリックス)中に懸濁された別個の不連続相としての不溶な又は部分的に可溶な固体、液体及び/又は気体の組込みを可能にする。組織化界面活性剤組成物の界面活性剤相モルホロジーは、たとえば、光学顕微鏡を用いて直交偏光下で約40×の倍率にて観察される。
本発明の組織化界面活性剤組成物のアニオン性界面活性剤の球晶部分は、異なるサイズの球晶を含み得そして典型的には含む。典型的には、アニオン性界面活性剤の球晶部分の球晶は、該組成物の組織化界面活性剤相中に実質的に一様に分散されている。一層典型的には、組織化界面活性剤相の主部分は、かかる球晶を含む。更に一層典型的には、組織化界面活性剤相は、球晶状界面活性剤相及び随意に1つ又はそれ以上のラメラ状G相を含む。もっと一層典型的には、組織化界面活性剤相は、球晶状界面活性剤相である。
一つの具体的態様において、本発明の組成物は、剪断減粘性粘度を示す。
粘度に関して本明細書において用いられる場合、用語「剪断減粘性」は、当該粘度が剪断速度の増加と共に減少することを意味する。剪断減粘性は、挙動が古典的ニュートン流体たとえば水(粘度が剪断速度に依存しない)の挙動とは相違するので、「非ニュートン」挙動と特徴づけられ得る。
一つの具体的態様において、本発明の組成物は、水に不溶な又は部分的に水に可溶な成分を懸濁することが可能である。
水性組成物の成分に関して本明細書において用いられる場合、用語「水に不溶な又は部分的に水に可溶な成分」は、該成分が水性組成物中に該成分の溶解限度を超える濃度にて存在し、従って水に不溶な成分の場合には該成分が水性組成物中に実質的に溶解されないままにあり、そして部分的に水に可溶な成分の場合にはかかる成分の少なくとも一部が水性組成物中に溶解されないままにある、ということを意味する。
本明細書において用いられる場合、水に不溶な又は部分的に水に可溶な成分を「懸濁することが可能」又は「懸濁することができる」との水性組成物の特徴付けは、該組成物が該組成物中におけるかかる成分の浮揚又は該組成物中におけるかかる成分の沈降に実質的に抗し、その結果かかる成分が該組成物中において中立的浮力があるように見えそしてかかる水性組成物についての予想される加工、貯蔵及び使用条件下で該組成物中に少なくとも実質的に懸濁されたままにある、ということを意味する。
一つの具体的態様において、本発明の組織化界面活性剤組成物は、約10から約50pbwまで、一層典型的には約15から約40pbwまで、そして更に一層典型的には約20から約35pbwまでのアニオン性界面活性剤、及び約50から約90pbwまで、一層典型的には約60から約85pbwまで、そして更に一層典型的には約65から約80pbwまでの水を含む。
本明細書において用いられる場合、用語「糖」は、グルコース及びフルクトースのようなモノサッカライド並びにサッカロース、スクロース、ラクトース及びマルトースのようなジサッカライド、並びにそれらの混合物を包含する。添加糖は水性相の屈折率を変化させるが、しかし望ましくはなく、何故なら糖は典型的には皮膚の触感及び滑性に悪影響を及ぼす並びに泡立ちを望ましくないほど減少し得るからである。
一つの具体的態様において、本発明の組成物は、100pbwの組成物当たり0から2.5pbwより小の糖一層典型的には100pbwの組成物当たり0から2.0pbwより小の糖更に一層典型的には100pbwの組成物当たり0から1.0pbwより小の糖を含む。
アニオン性界面活性剤は知られている。たとえば線状アルキルベンゼンスルホネート、アルファオレフィンスルホネート、パラフィンスルホネート、アルキルエステルスルホネート、アルキルサルフェート、アルキルアルコキシサルフェート、アルキルスルホネート、アルキルアルコキシカルボキシレート、アルキルアルコキシル化サルフェート、モノアルキルホスフェート、ジアルキルホスフェート、サルコシネート、イセチオネート及びタウレート並びにそれらの混合物を含めて、予定最終用途における使用のために受容され得るいかなるアニオン性界面活性剤も、本発明の組成物のアニオン性界面活性剤成分として適当である。本発明の組成物のアニオン性界面活性剤成分として適当である普通に用いられるアニオン性界面活性剤は、たとえば、アンモニウムラウリルサルフェート、アンモニウムラウレスサルフェート、トリエタノールアミンラウレスサルフェート、モノエタノールアミンラウリルサルフェート、モノエタノールアミンラウレスサルフェート、ジエタノールアミンラウリルサルフェート、ジエタノールアミンラウレスサルフェート、ラウリン酸モノグリセリドナトリウムサルフェート、ナトリウムラウリルサルフェート、ナトリウムラウレスサルフェート、カリウムラウリルサルフェート、カリウムラウレスサルフェート、ナトリウムトリデセスサルフェート、ナトリウムトリデシルサルフェート、アンモニウムトリデセスサルフェート、アンモニウムトリデシルサルフェート、ナトリウムココイルイセチオネート、ジナトリウムラウレススルホスクシネート、ナトリウムメチルオレオイルタウレート、ナトリウムラウレスカルボキシレート、ナトリウムトリデセスカルボキシレート、ナトリウムモノアルキルホスフェート、ナトリウムジアルキルホスフェート、ナトリウムラウリルサルコシネート、ラウロイルサルコシン、ココイルサルコシネート、アンモニウムコシルサルフェート、ナトリウムコシルサルフェート、カリウムコシルサルフェート、モノエタノールアミンコシルサルフェート、ナトリウムトリデシルベンゼンスルホネート、ナトリウムドデシルベンゼンスルホネート、並びにナトリウムトリデセスサルフェート、ナトリウムトリデシルサルフェート、アンモニウムトリデセスサルフェート及びアンモニウムトリデシルサルフェートのような分枝状アニオン性界面活性剤を包含する。
いずれのアニオン性界面活性剤のカチオンも典型的にはナトリウムであるが、しかしその代わりにカリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウム、アンモニウム、又はイソプロピルアンモニウム、モノエタノールアンモニウム、ジエタノールアンモニウム及びトリエタノールアンモニウムを含めて6個までの脂肪族炭素原子を有するアルキルアンモニウムであり得る。アンモニウム及びエタノールアンモニウム塩は、一般に、ナトリウム塩より可溶性である。上記のカチオンの混合物は用いられ得る。
一つの具体的態様において、本発明の組織化界面活性剤組成物は、更に少なくとも有効量の1種又はそれ以上の組織化剤を含む。適当な組織化剤は、カチオン性界面活性剤、脂肪アルコール、アルコキシル化アルコール、脂肪酸、脂肪酸エステル、アルカノールアミド及び電解質を包含する。有効量のかかる組織化剤は、ラメラ状界面活性剤相の形成を促進するものである。
カチオン性界面活性剤は知られている。たとえば下記の式(1)すなわち
Figure 2007532765
〔ここで、
1、R2、R3及びR4は、独立して水素、有機基であり、但しR1、R2、R3及びR4の少なくとも一つは水素でないことを条件とし、
Xは、アニオンである〕
によるカチオン性界面活性剤を含めて、予定最終用途における使用のために受容され得るいかなるアニオン性界面活性剤も、本発明の組成物のアニオン性界面活性剤成分として適当である。
R基の一つから三つが水素である場合は、当該化合物はアミン塩と称され得る。カチオン性アミンのいくつかの例は、ポリエトキシル化(2)オレイル/ステアリルアミン、エトキシル化タローアミン、ココアルキルアミン、オレイルアミン及びタローアルキルアミンを包含する。
第4級アンモニウム化合物(一般に「クオト類(quats)」と称される)について、R1、R2、R3及びR4は同じ又は異なる有機基であり得るが、しかし水素ではあり得ない。一つの具体的態様において、R1、R2、R3及びR4は各々C8〜C24の分枝状又は線状であり、しかもこれらはたとえば脂肪酸又はそれらの誘導体(脂肪酸のエステル及びアルコキシル化基を有する脂肪酸を含めて)、アルキルアミド基、芳香族環、複素環式環、ホスフェート基、エポキシ基及びヒドロキシル基のような追加的官能基を含み得る。窒素原子はまた、複素環式又は芳香族環系(たとえば、セテチルモルホリニウムエトサルフェート又はステアピリウムクロライド)の一部であり得る。
適当なアニオンは、たとえば、塩化物、臭化物、メト硫酸、エト硫酸、乳酸、サッカリン酸、酢酸又はリン酸を包含する。
モノアルキルアミン誘導体タイプの第4級アンモニウム化合物の例は、セチルトリメチルアンモニウムブロマイド(CETAB又はセトリモニウムブロマイドとしても知られている)、セチルトリメチルアンモニウムクロライド(セトリモニウムクロライドとしても知られている)、ミリスチルトリメチルアンモニウムブロマイド(ミルトリモニウムブロマイド又はクオタニウム−13としても知られている)、ステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロライド(ステアラルコニウムクロライドとしても知られている)、オレイルジメチルベンジルアンモニウムクロライド(オレアルコニウムクロライドとしても知られている)、ラウリル/ミリストリルトリメチルアンモニウムメトサルフェート(ココトリモニウムメトサルフェートとしても知られている)、セチル−ジメチル−(2)ヒドロキシエチルアンモニウムジヒドロゲンホスフェート(ヒドロキシエチルセチルジモニウムホスフェートとしても知られている)、バスアミドプロピルコニウムクロライド、ココトリモニウムクロライド、ジステアリルジモニウムクロライド、小麦麦芽アミドプロパルコニウムクロライド、ステアリルオクチルジモニウムメトサルフェート、イソステアラミノプロパルコニウムクロライド、ジヒドロキシプロピルPEG−5リノレアミニウムクロライド、PEG−2ステアルモニウムクロライド、クオタニウム18、クオタニウム80、クオタニウム82、クオタニウム84、ベヘントリモニウムクロライド、ジセチルジモニウムクロライド、ベヘントリモニウムメトサルフェート、タロートリモニウムクロライド及びベヘンアミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェートを包含する。
ジアルキルアミン誘導体タイプの第4級アンモニウム化合物ジステアリルジモニウムクロライド、ジセチルジモニウムクロライド、ステアリルオクチルジモニウムメトサルフェート、二水素化パルモイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート、ジパルミトイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート、ジオレオイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート、ヒドロキシプロピルビスステアリルジモニウムクロライド、及びそれらの混合物。
イミダゾリン誘導体タイプの第4級アンモニウム化合物は、たとえば、イソステアリルベンジルイミドニウムクロライド、ココイルベンジルヒドロキシエチルイミダゾリニウムクロライド、ココイルヒドロキシエチルイミダゾリニウムPG−クロライドホスフェート、クオタニウム32及びステアリルヒドロキシエチルイミドニウムクロライド、並びにそれらの混合物を包含する。
適当な脂肪アルコールは、たとえば、(C10〜C24)飽和又は不飽和の分枝状又は直鎖状アルコール、一層典型的には(C10〜C20)飽和又は不飽和の分枝状又は直鎖状アルコール(たとえば、デシルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、リノレイルアルコール及びリノレニルアルコールのような)を包含する。
適当なアルコキシル化アルコールは、(C10〜C24)飽和又は不飽和の分枝状又は直鎖状アルコール一層典型的には(C10〜C20)飽和又は不飽和の分枝状又は直鎖状アルコールのアルコキシル化典型的にはエトキシル化誘導体(アルコキシル化アルコールの分子当たり平均して1から22個のアルコキシル単位を含み得る(たとえば、分子当たり平均5個のエチレンオキシド単位を有するエトキシル化ラウリルアルコールのように))を包含する。
適当な脂肪酸は、(C10〜C24)飽和又は不飽和カルボン酸、一層典型的には(C10〜C20)飽和又は不飽和カルボン酸(たとえば、ラウリン酸、オレイン酸、ステアリン酸、ミリスチン酸、セテアリン酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレン酸、リシノール酸、エライジン酸、アリキドン酸、ミリストレイン酸及びパルミトレイン酸、並びにそれらの中和変型のような)を包含する。
適当な脂肪酸エステルは、(C10〜C24)飽和又は不飽和カルボン酸一層典型的には(C10〜C20)飽和又は不飽和カルボン酸のエステル、たとえばプロピレングリコールイソステアレート、プロピレングリコールオレエート、グリセリルイソステアレート及びグリセリルオレエートを包含する。
適当なアルカノールアミドは、コカミドMEA(ココモノエタノールアミド)及びコカミドMIPA(ココモノイソプロパノールアミド)のような脂肪族酸アルカノールアミド、並びにアルコキシル化アルカノールアミドを包含する。
一つの具体的態様において、本発明の組織化界面活性剤組成物は、100pbwの該組成物を基準として約0.1から約25pbwまで、一層典型的には約0.5から約10pbwまでの組織化剤を含む。
いくつかの界面活性剤、特にイソプロピルアミンアルキルベンゼンスルホネートのような非常に油溶性の界面活性剤は、電解質の不存在下でさえ、水中において凝集組織化組成物を形成することができる。かかる場合において、水性媒質は、本質的に水から成り得る。しかしながら、いくつかの界面活性剤は、溶解電解質の存在下でのみそして特に電解質の高濃度溶液中でのみ凝集する。
適当な電解質は、ピロリン酸カリウム、トリポリリン酸カリウム及びナトリウム又はカリウムのクエン酸塩のような多価アニオンの塩、塩化カルシウム及び臭化カルシウムのようなアルカリ土類金属塩並びにハロゲン化亜鉛、塩化バリウム及び硝酸カルシウムを含めて多価カチオンの塩、塩化カリウム、塩化ナトリウム、ヨウ化カリウム、臭化ナトリウム及び臭化アンモニウムのようなアルカリ金属又はアンモニウムのハロゲン化物、アルカリ金属又はアンモニウムの硝酸塩を含めて一価カチオンと一価アニオンとの塩、並びにキャップされていないポリアクリレート、ポリマレエート又はポリカルボキシレート、リグニンスルホネート又はナフタレンスルホネートホルムアルデヒドコポリマーのような高分子電解質を包含する。
典型的には、溶解度に関連して存在する界面活性剤の量が多ければ多いほど、固体物質を支持することの可能な構造を形成するために及び/又は組織化される界面活性剤の凝集を引き起こすために要求され得る電解質の量は一層少なくなる。一つの具体的態様において、本組成物は、球晶形成を促進するのに十分な量の電解質を含有する。
電解質は、別個の成分として又は本発明の組成物の他の成分と一緒にして添加され得る。
一つの具体的態様において、本発明の組織化界面活性剤組成物は、100pbwの組織化界面活性剤組成物を基準として約40pbwまで一層典型的には約1から約30pbwまで、そして更に一層典型的には約2から約20pbwまでの電解質を含む。
本発明の組成物は、更に、アニオン性界面活性剤及び組織化剤に加えて、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、ツビッターイオン性界面活性剤又はそれらの混合物を含み得る。
非イオン性界面活性剤は知られている。アルキレンオキシド基と有機疎水性化合物(特質上脂肪族又はアルキル芳香族であり得る)との縮合により製造される化合物を含めて、予定最終用途における使用のために受容され得るいかなる非イオン性界面活性剤も、本発明の組成物の随意的非イオン性界面活性剤成分として適当である。有用な非イオン性界面活性剤の例は、アルキルフェノールのポリエチレン、ポリプロピレン及びポリブチレンオキシド縮合物、脂肪酸アミド界面活性剤、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤、アミンオキシド界面活性剤、アルキルエトキシレート界面活性剤、アルカノイルグルコースアミド界面活性剤、並びにアルキルポリグリコシドを包含する。適当な非イオン性界面活性剤の特定の例は、コカミドDEA、コカミドMEA、コカミドMIPA、PEG−5コカミドMEA、ラウラミドDEA及びラウラミドMEAのようなアルカノールアミド;ラウラミンオキシド、コカミンオキシド、コカミドプロピルアミンオキシド及びラウラミドプロピルアミンオキシドのようなアルキルアミンオキシド;ソルビタンラウレート、ソルビタンジステアレート;ラウリン酸、イソステアリン酸及びPEG−150ジステアレートのような脂肪酸又は脂肪酸エステル;ラウリルアルコール、ラウレス−4、ラウレス−7、ラウレス−9、ラウレス−40、トリデセスアルコール、C11〜15パレス−9、C12〜13パレス−3及びC14〜15パレス−11のような脂肪アルコール又はエトキシル化脂肪アルコール;デシルグルコシド、ラウリルグルコシド及びココグルコシドのようなアルキルポリグルコシドを包含する。
ツビッターイオン性界面活性剤は知られている。たとえば広範には脂肪族基が直鎖状又は分枝状であり得且つ脂肪族置換基の一つが約8から18個の炭素原子を含有しそして一つがアニオン性の水可溶化基(カルボキシル、スルホネート、サルフェート、ホスフェート又はホスホネートのような)を含有する脂肪族第4級アンモニウム、ホスホニウム及びスルホニウム化合物の誘導体と記載され得るものを含めて、予定最終用途における使用のために受容され得るいかなるツビッターイオン性界面活性剤も、本発明の組成物の随意的ツビッターイオン性界面活性剤成分として適当である。適当なツビッターイオン性界面活性剤の特定の例は、ココジメチルカルボキシメチルベタイン、ラウリルジメチルカルボキシメチルベタイン、ラウリルジメチルアルファ−カルボキシ−エチルベタイン、セチルジメチルカルボキシメチルベタイン、ラウリルビス−(2−ヒドロキシ−エチル)カルボキシメチルベタイン、ステアリルビス−(2−ヒドロキシ−プロピル)カルボキシメチルベタイン、オレイルジメチルガンマ−カルボキシプロピルベタイン及びラウリルビス−(2−ヒドロキシプロピル)アルファ−カルボキシエチルベタイン、アミドプロピルベタインのようなアルキルベタイン、並びにココジメチルスルホプロピルベタイン、ステアリルジメチルスルホプロピルベタイン、ラウリルジメチルスルホエチルベタイン、ラウリルビス−(2−ヒドロキシ−エチル)スルホプロピルベタイン及びアルキルアミドプロピルヒドロキシスルタインのようなアルキルスルタインを包含する。
両性界面活性剤は知られている。たとえば脂肪族基が直鎖状又は分枝状であり得且つ脂肪族置換基の一つが約8から約18個の炭素原子を含有しそして一つがアニオン性の水可溶化基を含有する脂肪族第2級及び第3級アミンの誘導体をを含めて、予定最終用途における使用のために受容され得るいかなる両性界面活性剤も、本発明の組成物の随意的両性性界面活性剤成分として適当である。適当な両性界面活性剤の特定の例は、たとえばココアンホアセテート、ココアンホプロピオネート、ココアンホジアセテート、ラウロアンホアセテート、ラウロアンホジアセテート、ラウロアンホジプロピオネート、ラウロアンホジアセテート、ココアンホプロピルスルホネートカプロアンホジアセテート、カプロアンホアセテート、カプロアンホジプロピオネート及びステアロアンホアセテートのような、アルキルアンホカルボキシグリシネート及びアルキルアンホカルボキシプロピオネートの、アルキルアンホジプロピオネートの、アルキルアンホジアセテートの、アルキルアンホグリシネートの及びアルキルアンホプロピオネートの、並びにアルキルイミノプロピオネートの、アルキルイミノジプロピオネートの及びアルキルアンホプロピルスルホネートのアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム又は置換アンモニウム塩を包含する。
一つの具体的態様において、本発明の界面活性剤成分は、随意に、100pbwの界面活性剤の総量を基準として
約20pbwまで一層典型的には約1から約10pbwまで、そして更に一層典型的には約2から約6pbwまでのカチオン性界面活性剤、
約20pbwまで一層典型的には約0.75から10pbwまで、そして更に一層典型的には約1から約5pbwまでの非イオン性界面活性剤、
約25pbwまで一層典型的には約1から約20pbwまで、そして更に一層典型的には約2から約10pbwまでのツビッターイオン性又は両性界面活性剤
を含み得る。
本発明の組織化界面活性剤組成物は、随意に更にベンジルアルコール、メチルパラベン、プロピルパラベン又はイミダゾリジニル尿素及びDMDMヒダントインのような1種又はそれ以上の保存剤を含み得、また随意に更にクエン酸、コハク酸、リン酸、水酸化ナトリウム又は炭酸ナトリウムのような1種又はそれ以上のpH調整剤を含み得る。
一般に、本組織化界面活性剤組成物は、アニオン性界面活性剤と水とを一緒にしそして混合し、そして随意にpHを調整し及び/又は保存剤を添加しそして次いで組織化剤を添加しそして次いでこの組成物を高剪断混合に付すことにより製造される。本明細書において用いられる場合、用語「高剪断混合」は、高剪断条件下典型的には約1,000s-1より大か又は等しい一層典型的には約3,500s-1より大か又は等しい剪断速度における混合を指す。
組織化界面活性剤は、たとえば高剪断ミキサー又はホモジナイザーのような公知の混合装置において高剪断混合に付され得る。
剪断減粘性粘度は、たとえばブルックフィールド粘度計のような回転粘度計を用いてのような、公知の粘度測定方法により測定される。一つの具体的態様において、本発明の組成物は、適切なスピンドルを備えたブルックフィールド回転粘度計を用いて約0.1回転毎分(「rpm」)から約60rpmの回転速度における粘度測定に付された場合、剪断減粘挙動を示す。
本発明の組成物は、植物油、鉱物油、シリコーン油、固体粒子、表皮剥脱剤及び同様な粒子のような水に不溶な粒子又は部分的に水に可溶な成分を懸濁することが可能である。該組成物は、別のやり方では組み込むのが困難な成分を界面活性剤混合物中に含めて、多機能有益性(いくつかの場合において、清浄化、潤い付与、改善皮膚触感、表皮剥離/表皮剥脱、新規の外観又はこれらの有益性の組合わせを含む)を備えた化粧用調製物をもたらすことになる手段を与える。
水に不溶な又は部分的に水に可溶な成分を懸濁するべき組成物の能力は、典型的には、該組成物中に気泡を取り込むのに十分な激しさでもって該組成物を混合し、そして次いで規定の環境条件(たとえば、室温のような)下で規定の期間(たとえば、12から24時間のような)、該気泡が該組成物中に取り込まれたままであるかどうかを目視的に観察することにより評価される。一つの具体的態様において、本発明の組成物は、少なくとも1週間そして一層典型的には少なくとも3ヶ月間気泡を懸濁することが可能である。室温にて少なくとも12時間気泡を懸濁することが可能である組成物は、一般に、水に不溶な又は部分的に水に可溶な成分を該組成物中に、かかる組成物について一般的に予想される加工、貯蔵及び使用条件下で懸濁することが可能であると考えられる。空気以外の成分については、かかる空気懸濁試験の結果は、問題の成分を用いて類似の懸濁試験を行うことにより確認されるべきである。格別苛酷な加工、貯蔵及び/又は使用条件については、一層苛酷な試験が適切であり得る。
一つの具体的態様において、水に不溶な又は部分的に水に可溶な成分を懸濁するべき能力は一層苛酷な条件下で評価され、すなわち、各凍結/解凍サイクルが−10℃において12時間及び25℃において12時間から成る1回又はそれ以上の凍結/解凍サイクルに混合サンプルを付した後に該サンプルが目視的に評価される。一つの具体的態様において、本発明の組成物は、1回の凍結/解凍サイクル後に一層典型的には3回の凍結/解凍サイクル後に気泡を懸濁することが可能なままにある。
本発明の組成物は、たとえば、シャンプー、ボディウォッシュ、ハンドソープ、ローション、クリーム、コンディショナー、シェービング用製品、フェイシャルウォッシュ、中和性シャンプー、パーソナル拭取り剤及びスキントリートメントのようなパーソナルケア用品において、並びに液体洗剤、洗濯洗剤、硬質表面用クレンザー、皿洗い液、便器用クレンザーのような家庭向けケア用品において、並びに油田及び農芸化学用品のような他の用品において有用である。
一つの具体的態様において、本発明のパーソナルケア用組成物は、組織化界面活性剤系に可溶でないか又は部分的にのみ可溶であるそして固体、液体又は気体の形態にあり得そしてたとえばエモリエント剤、モイスチャライザー、コンディショナー、ビタミン、表皮剥脱剤、UV吸収剤、抗微生物剤及び/又は外観調整用添加剤(たとえば、着色粒子又は反射粒子のような)のような有益剤を与え得る1種又はそれ以上の物質を含む。
本発明によるパーソナルケア用組成物は、随意に更に、たとえば、ベンジルアルコール、メチルパラベン、プロピルパラベン及びイミダゾリジニル尿素のような保存剤、エチレンオキシドとプロピレンオキシドのブロックポリマー、ポリエチレングリコールジステアレート、ポリグリセリルジイソステアレート、粘土、置換又は非置換ヒドロコロイド、アクリレート、アクリレート/C10〜30アルキルアクリレートクロスポリマーのような増粘剤及び粘度調整剤のような他の成分を含み得る。粘土のいくつかの例は、ベントナイト、カオリン、モンモリロナイト、ケイ酸マグネシウムナトリウム、ヘクトライト、ケイ酸アルミニウムマグネシウム(ビーガム)を包含する。未変性形態のヒドロコロイドのいくつかの例は、寒天、アルギン酸塩、アラビノキシラン、カラジーナン、セルロース(カルボキシアルキルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロース、ヒドロキシアルキルアルキルセルロース、アルキルセルロースのような)、カードラン、ゼラチン、ジェラン、β−グルカン、グアーガム、アラビアガム、ローカストビーンガム、ペクチン、デンプン、スクシノグリカン(Rhodiaのレオザン(Rheozan))、キサンタンガムを包含する。変性又は置換ヒドロコロイドのいくつかの例は、ヒドロキシメチルセルロース、PG−ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースの第4級アンモニウム、グアーガムの第4級アンモニウム(Rhodiaのジャグアー(Jaguar)C−17、ジャグアー(Jaguar)C−14S、ジャグアー・エクセル(Jaguar Excel)、ジャグアー(Jaguar)C−162)、ヒドロキシプロピルグアー(ジャグアー(Jaguar)HP−8、ジャグアー(Jaguar)HP−105、ジャグアー(Jaguar)HP−60、ジャグアー(Jaguar)HP−120、ジャグアー(Jaguar)C−162)、ナトリウムヒドロキシプロピルデンプンホスフェート(Grain Processing Corporationのピュア−ゲル(Pure-Gel)980及びピュア−ゲル(Pure-Gel)998)のような変性デンプン、変性ジャガイモデンプン(National Starchのストラクチャー−ソラネイス(Structure-Solanace))、アクリレート/アミノアクリレート/C10−30アルキルPEG−20イタコネートコポリマー(National Starchのストラクチャー−プラス(Structure-Plus))のようなアクリレートコポリマー、カチオン性ポリマー(Cibaのレオヴィス(Rheovis)CSP、レオヴィス(Rheovis)CDE、レオヴィス(Rheovis)CDP)、ポリアクリルイミドメチルプロパンスルホネート/ポリクオタニウム−4(ISPのプレクサゲル(Plexagel)ASC)、疎水変性非イオン性ポリオール(Rhom & Haasのアキュソール(Acusol)880、アキュソール(Acusol)882)、及びPEG−150ジステアレート;塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、ポリビニルアルコール及びクエン酸ナトリウムのような電解質;クエン酸、コハク酸、リン酸、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウムのようなpH調整剤;香料;染料;シリコーンガム、ポリオルガノシロキサン流体及びシリコーン樹脂すなわち架橋ポリオルガノシロキサン系を含めて有機ケイ素物質のようなコンディショニング剤;フケ防止剤(ジンクピリチオン)のような活性成分;ビタミンB、ビタミンEアセテートのようなビタミン又はそれらの誘導体;並びにジナトリウムエチレンジアミンテトラアセテートのような金属イオン封鎖剤である。一般に、パーソナルケア用組成物は、随意に、100pbwのパーソナルケア用組成物を基準として且つ各々のかかる成分について独立して、パーソナルケア用組成物の所望性質に依存して約10pbwまで好ましくは約0.5pbwから約5.0pbwのかかる他の成分を含み得る。
一つの具体的態様において、本発明のパーソナルケア用組成物は、第1「相」(上記に論考されたように、水性相、薄層状界面活性剤相及び球晶状界面活性剤相を含めて複数の相をそれ自体含み得る)を形成する本発明による光学的に清澄な水性組織化界面活性剤成分を含み、そして該組成物は更に第1相とは少なくとも実質的に異なる1つ又はそれ以上の追加的相を含む。本発明の多相の具体的態様の諸相に関して本明細書において用いられる場合、用語「実質的に異なる」は、諸相の各々が所与相内で実質的に均質な性質を示し且つ諸相が少なくとも1つの特性若しくは性質(たとえば、色、清澄性、真珠光沢のような視覚的特性又は粘度、滑性のような物理的/化学的性質)及び/又は有益剤分に関して相違することを意味する。
一つの具体的態様において、光学的に清澄な水性組織化界面活性剤成分は、剪断減粘性粘度を示す及び/又は水に不溶な若しくは部分的に水に可溶な成分を懸濁することが可能である第1相を形成する。
一つの具体的態様において、光学的に清澄な水性組織化界面活性剤成分は、剪断減粘性粘度を示す及び水に不溶な若しくは部分的に水に可溶な成分を懸濁することが可能である第1相典型的には連続相を形成し、そして本組成物は、更に、第1相とは少なくとも実質的に異なる少なくとも1つの追加的相典型的には不連続相を含み、しかも該追加的相は1つ又はそれ以上の水に不溶な又は部分的に水に可溶な成分を含む。
一つの具体的態様において、光学的に清澄な水性組織化界面活性剤成分は、剪断減粘性粘度を示す及び水に不溶な若しくは部分的に水に可溶な成分を懸濁することが可能である第1相を形成し、そして本組成物は、更に、第1相とは少なくとも実質的に異なる且つ剪断減粘性粘度を示す及び水に不溶な若しくは部分的に水に可溶な成分を懸濁することが可能である少なくとも1つの追加的水性相(第2組織化界面活性剤成分のような)を含む。
一つの具体的態様において、光学的に清澄な水性組織化界面活性剤成分は第1相を形成し、そして本組成物は、更に、第1相とは少なくとも実質的に異なる少なくとも1つの追加的相を含み、しかもかかる相の各々は連続相であり且つこれらの相は互いに隣接して配置されている。
一つの具体的態様において、光学的に清澄な水性組織化界面活性剤成分は第1相を形成し、そして本組成物は、更に、第1相とは少なくとも実質的に異なる少なくとも1つの追加的相を含み、しかもかかる相の一方は連続相であり、かかる相の他方は不連続相であり、そして該不連続相は該連続相内に分散されている。
一つの具体的態様において、光学的に清澄な組織化界面活性剤成分は第1相を形成し、そして本組成物は更に少なくとも1つの追加的相を含み、しかもこの相は第1相とは少なくとも実質的に視覚的に異なる(たとえば、光学的に清澄な水性組織化界面活性剤成分中に懸濁された不透明な水不溶性成分を含む組成物のように)。
実施例1
表Iに列挙された相対量の諸成分を混合し、速度8〜10にてロス(Ross)型式番号ME100Lミキサー(スクリーン中に小さい穴を備える)を用いてこの混合物をおおよそ5分間剪断し、そしてこの剪断された混合物の50mLサンプルを6,000rpmにて15分間遠心分離することにより、実施例1の組成物を製造した。実施例1の組成物は非常にわずかのヘーズを示したが、しかし類似の未剪断サンプルよりも有意に清澄であった。
Figure 2007532765
速度6(24,000 1/min)にてウルトラツルラックス・T25ベーシック・IKAラロルテクニック(Ultra Turrax, T25 basic IKA Larortechnik)ホモジナイザーを用いて、実施例1からの諸成分の剪断されたしかし遠心分離されていない混合物に追加的剪断をおおよそ2分間適用し、そして次いで実施例1の組成物について用いられたのと同じ条件下でこの剪断された組成物を遠心分離することにより、実施例2の組成物を製造した。実施例2の組成物は、実施例1の組成物と比較して改善清澄性を示した。
実施例3〜6
上記の表Iに列挙された相対量の諸成分を混合することにより、実施例3〜6の組成物を製造する際に用いるための原組成物を製造した。
2インチ直径の四羽根付き円板タービンを備えたIKAラボルテクニック・ユーロスター・パワーD(IKA Labortechnic Eurostar Power D)ミキサーを用いて、下記の表IIに指摘されたそれぞれの速度にて、原組成物の300gサンプルを600mLビーカー中で剪断し、そして次いでこのサンプルを4500rpmにて30分間遠心分離することにより、実施例3〜6の組成物を製造した。
次いで、100%透過率の標準として水を用いて、ヴァリアン(Varian)型式CARY100 UV/VIS分光光度計でもって、実施例3〜6の組成物の各々の%透過率を測定した。各組成物についての%透過率は、様々な時間の混合後について下記の表IIに示されている。T棒Eを備えたブルックフィールドRVT粘度計を用いて25度Cにて1分間の高剪断混合後に測定された場合の各組成物についての粘度プロフィールもまた、表IIに示されている。
Figure 2007532765

Claims (23)

  1. 光学的に清澄な水性組織化界面活性剤組成物であって、100重量部の該組成物当たり0重量部から2.5重量部より小の糖及び100重量部の該組成物当たり7.7重量部より大から約50重量部までのアニオン性界面活性剤を含み、しかも該アニオン性界面活性剤の少なくとも一部は球晶の形態にある組成物。
  2. 組成物が、剪断減粘性粘度を示す、請求項1に記載の組成物。
  3. 組成物が、水に不溶な又は部分的に水に可溶な成分を懸濁することが可能である、請求項1に記載の組成物。
  4. アニオン性界面活性剤が、線状アルキルベンゼンスルホネート、アルファオレフィンスルホネート、パラフィンスルホネート、アルキルエステルスルホネート、アルキルサルフェート、アルキルアルコキシサルフェート、アルキルスルホネート、アルキルアルコキシカルボキシレート、アルキルアルコキシル化サルフェート、モノアルキルホスフェート、ジアルキルホスフェート、サルコシネート、イセチオネート、タウレート及びそれらの混合物から選択される、請求項1に記載の組成物。
  5. 組成物が、更に少なくとも有効量の1種又はそれ以上の組織化剤を含む、請求項1に記載の組成物。
  6. 組織化剤が、カチオン性界面活性剤、脂肪アルコール、アルコキシル化アルコール、脂肪酸、脂肪酸エステル、アルカノールアミド、電解質及びそれらの混合物から選択される、請求項5に記載の組成物。
  7. 組成物が、更に下記の式(1)すなわち
    Figure 2007532765
    〔ここで、
    1、R2、R3及びR4は、独立して水素、有機基であり、但しR1、R2、R3及びR4の少なくとも一つは水素でないことを条件とし、
    Xは、アニオンである〕
    による1種又はそれ以上のカチオン性界面活性剤を含む、請求項6に記載の組成物。
  8. カチオン性界面活性剤が、第4級アンモニウム化合物を含む、請求項7に記載の組成物。
  9. 組成物が、更に、脂肪族酸アルカノールアミド及びアルコキシル化アルカノールアミドから選択された1種又はそれ以上のアルカノールアミドを含む、請求項6に記載の組成物。
  10. 光学的に清澄な組織化界面活性剤組成物を製造する方法であって、
    水性組織化界面活性剤組成物であって、100重量部の該組成物当たり0重量部から2.5重量部より小の糖及び100重量部の該組成物当たり7.7重量部より大から約50重量部までのアニオン性界面活性剤を含み、しかも該アニオン性界面活性剤の少なくとも一部は球晶の形態にある水性組織化界面活性剤組成物を製造し、そして
    この組織化界面活性剤組成物を高剪断混合に付す
    ことを含む方法。
  11. 組織化界面活性剤組成物を約1,000s-1より大か又は等しい剪断速度における高剪断混合に付す、請求項10に記載の方法。
  12. 水性組織化界面活性剤組成物の光学的清澄性を改善する方法であって、水性組織化界面活性剤組成物を高剪断混合に付すことを含み、しかも該水性組織化界面活性剤組成物は100重量部の該組成物当たり0重量部から2.5重量部より小の糖及び100重量部の該組成物当たり7.7重量部より大から約50重量部までのアニオン性界面活性剤を含み、そして該アニオン性界面活性剤の少なくとも一部は球晶の形態にある方法。
  13. パーソナルケア用組成物であって、光学的に清澄な組織化界面活性剤成分を含み、しかも該光学的に清澄な組織化界面活性剤成分は100重量部の該組成物当たり0重量部から2.5重量部より小の糖及び100重量部の該組成物当たり7.7重量部より大から約50重量部までのアニオン性界面活性剤を含み、そして該アニオン性界面活性剤の少なくとも一部は球晶の形態にある組成物。
  14. 光学的に清澄な組織化界面活性剤成分が、剪断減粘性粘度を示すか又は水に不溶な若しくは部分的に水に可溶な成分を懸濁することが可能でありあるいは剪断減粘性粘度を示すと共に水に不溶な若しくは部分的に水に可溶な成分を懸濁することが可能である、請求項13に記載の組成物。
  15. 組成物が、更に1種又はそれ以上の有益剤を含む、請求項13に記載の組成物。
  16. 光学的に清澄な組織化界面活性剤成分が第1相を形成し、そして組成物が更に第1相とは少なくとも実質的に異なる1つ又はそれ以上の追加的相を含む、請求項13に記載の組成物。
  17. 光学的に清澄な水性組織化界面活性剤成分が、剪断減粘性粘度を示すと共に水に不溶な若しくは部分的に水に可溶な成分を懸濁することが可能である第1相を形成し、そして組成物が、更に、第1相とは少なくとも実質的に異なる少なくとも1つの追加的相を含み、しかも該追加的相は1つ又はそれ以上の水に不溶な又は部分的に水に可溶な成分を含む、請求項13に記載の組成物。
  18. 第1相が連続相であり、追加的相が不連続相であり、そして該不連続相が該連続相中に分散されている、請求項13に記載の組成物。
  19. 光学的に清澄な水性組織化界面活性剤成分が第1相を形成し、そして組成物が更に少なくとも1つの追加的相を含み、しかもこの相は第1相とは少なくとも実質的に視覚的に異なる、請求項13に記載の組成物。
  20. パーソナルケア用組成物であって、
    光学的に清澄な水性組織化界面活性剤組成物、しかも該組織化界面活性剤組成物は100重量部の該組成物当たり0重量部から2.5重量部より小の糖及び100重量部の該組成物当たり7.7重量部より大から約50重量部までのアニオン性界面活性剤を含み、そして該アニオン性界面活性剤の少なくとも一部は球晶の形態にあり、及び
    該組織化界面活性剤組成物中に分散された1つ又はそれ以上の不連続相、しかもこれらの不連続相の各々は機能又は装飾物質を含む
    を含む組成物。
  21. 光学的に清澄な水性組織化界面活性剤組成物が、連続相を形成する、請求項20に記載の組成物。
  22. 1つ又はそれ以上の不連続相が各々、水に不溶な又は部分的に水に可溶な成分を含む、請求項20に記載の組成物。
  23. 水に不溶な又は部分的に水に可溶な成分が、エモリエント剤、モイスチャライザー、コンディショナー、ビタミン、表皮剥脱剤、UV吸収剤、抗微生物剤、外観調整用添加剤及びそれらの混合物から選択される、請求項22に記載の組成物。
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