JPH08510681A - ろ過システム - Google Patents

ろ過システム

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JPH08510681A
JPH08510681A JP7500371A JP50037195A JPH08510681A JP H08510681 A JPH08510681 A JP H08510681A JP 7500371 A JP7500371 A JP 7500371A JP 50037195 A JP50037195 A JP 50037195A JP H08510681 A JPH08510681 A JP H08510681A
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dope
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filters
assembly
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JP7500371A
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Inventor
エドワード ジョージ グレイ,ゲイリー
Original Assignee
コートールズ ファイバース(ホールディングス)リミティド
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F2/00Monocomponent artificial filaments or the like of cellulose or cellulose derivatives; Manufacture thereof
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D1/00Treatment of filament-forming or like material
    • D01D1/10Filtering or de-aerating the spinning solution or melt

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Abstract

(57)【要約】 溶剤紡糸のろ過ドープのろ過装置であって、紡糸すべきドープは供給源(10)から一連のフィルタ組立体(15,21,23)を通して各紡糸ヘッド(22)のジェット(22(b))に流れる。ろ過装置は、一連の流れにおいて、その中で孔寸法の最も細かいフィルタエレメント(代表的には20μ)の第1段階フィルタ組立体(15)と、各紡糸ヘッド(22)のジェット(22(b))の直ぐ上流の最終段階フィルタ組立体(23)とを備える。最終段階フィルタ組立体(23)は一連のフィルタの中で最も粗く(代表的には80μ)、ジェット孔の寸法と等しいかそれより小さい(代表的には80μ)。第1段階(15)と最終段階(23)との間の中間フィルタ組立体(21)のフィルタ媒体の孔寸法は流れに沿って第1段階組立体(15)から最終段階組立体(23)への移行するに従って増加する。

Description

【発明の詳細な説明】 ろ過システム 本発明は、セルロースドープの製造プロセスとプラントのためのろ過システム に関する。 例えば、テンセル(Tencel)セルロース繊維(テンセルはコートールズ・ファ イバ社の商標である)等の溶剤紡糸製品を製造する場合に、木材パルプとアミン オキシドとの水溶液からなるドープが加圧下に紡糸ヘッドに供給される。繊維製 造用の紡糸ヘッドは、直径80μ以下の多数の紡糸孔を有する。ドープはこの紡 糸孔を通って紡糸浴中に押し出され、そこで溶剤が繊維から浸出し、繊維は水洗 される。繊維は集められて洗浄され、乾燥され、一方、残ったアミンオキシド水 溶液は回収されてプロセスに戻される。 繊維用紡糸口金の紡糸孔は典型的には80μ程度の直径を有し、繊維の製造を 最適に行えるように注意深く形作られ且つ設計されている。最近の繊維製造プラ ントにおいては、それぞれが直径80μの7000個もの多数の紡糸孔を有する 6枚までの紡糸口金プレートを具えた200個の紡糸ヘッドがある。従って、紡 糸孔を詰まらせる恐れのあるドープ中の粒子や塊をろ過して除去することが必要 である。これを行う最も判り易いやり方は、次第にメッシュのサイズを細かくし た一連のフィルタ、即ち第1のフィルタは最も粗いメッシュを有し、紡糸孔の直 前にある最も下流側のフィルタは最も小さいメッシュサイズ(紡糸孔の直径より 小さいサイズ)を有するように配列した一連のフィルタを設けることである。メ ッシュが細かい程ろ過の効率は大きいが、早く詰まり易い傾向がある。 紡糸ヘッドの直ぐ上流側の最も細かいフィルタが詰まり易く、頻 繁に交換や清掃を行う必要があるので、メッシュサイズが次第に減少するように 配列された一連のフィルタを使用しても、実用上満足すべき結果が得られないこ とが判明した。 更に、紡糸ヘッドの上流側に多数のフィルタ(各紡糸ヘッドに対して一つずつ )を設ける必要があり、且つ、それらが紡糸孔の直径(80μ)より遥に小さい メッシュを有する場合には頻繁に交換を行わなければならないので、清掃し易い フィルタを満足に設計することは不可能である。 本発明の目的は、複数のフィルタのセットをドープの流れの方向に直列に設け 、プロセスプラントの紡糸ヘッドへのドープの流れを中断することなく、容易に 清掃可能な、セルロース製造プロセス用のろ過システムを提供することにある。 本発明の一態様によれば、紡糸されるドープが供給源から複数のフィルタを通 って所定の直径を有する多数の紡糸孔を有する一つ以上の押し出しヘッドの方に 流れる、溶剤紡糸繊維その他の繊維状物製造用のドープろ過システムが提供され 、該ろ過システムは、流れに沿って直列に配列された異なる孔サイズのフィルタ 媒体からなる複数のフィルタ組立体を具え、第1のフィルタ組立体のろ過媒体の 孔サイズは全フィルタ組立体の中で最も小さいサイズであり、引き続く各フィル タ組立体は、第1フィルタ組立体でろ過して除去された粒子より大きな粒子をろ 過して除去可能な孔サイズを有し、最後のフィルタ組立体のフィルタ媒体は、少 なくとも紡糸孔のサイズに等しい粒子をろ過して除去可能な孔サイズを有するよ うに構成されている。 ドープの供給源と各紡糸ヘッドとの間に、少なくとも三つのフィルタ組立体が 設けられていることが望ましい。 第1フィルタ組立体は、ドープの供給源から各紡糸ヘッドへ至る 流路に並行に接続された少なくとも二つのフィルタと、少なくとも一つのフィル タを流路に接続し、少なくとも一つのフィルタを流路から切り離すように選択的 に作動する分流バルブ手段と、前記第1フィルタ組立体のフィルタの一方又は両 方を流れるドープの流量を調節し、第1フィルタ組立体の選択されたフィルタが 流路に対して接続され又は切り離された際に、第1フィルタ組立体からのドープ の流速を実質的に一定に維持する手段とを具えていることが望ましい。 前記第1フィルタ組立体が、ろ過対象のドープの供給源とろ過されたドープの 出口との間に並行に接続された第1及び第2のフィルタと、該第1、第2フィル タの入口に設置されてろ過対象のドープを選択された一つ又は両方の前記フィル タに分流させるように選択的に作動する第1分流バルブと、該フィルタの上流側 に設けられた変速ポンプ手段と、前記第1、第2フィルタの出口に設置され、選 択された一つ又は両方の前記フィルタからのろ過されたドープの流れを受け取り 、且つろ過されたドープをろ過されたドープ用の出口に向かわせるように選択的 に作動する第2分流バルブ手段と、ろ過されたドープの流れを監視するためにフ ィルタの下流側に設けられ、ろ過されたドープの流れの指標である信号を前記第 1及び第2フィルタを通じて発するように作動するセンサ手段と、該センサ手段 から発せられた信号に呼応して、前記ポンプ手段の速度を制御して前記第1フィ ルタ組立体を通るろ過されたドープの流れを一定に維持するように作動する手段 とを具えていることが好ましい。 前記第1フィルタ組立体は、密閉された容器内に入れられたステンレス繊維を 焼結したマットで作られたフィルタ媒体を有する複数のチューブを具えているこ とが好ましい。 前記第1フィルタ組立体のフィルタ媒体が、20〜30μの範囲 の粒子をろ過して除去可能な孔サイズを有することが好ましい。 最終フィルタ組立体のフィルタ媒体が、70〜80μの範囲の粒子をろ過して 除去可能な孔サイズを有することが望ましい。 一つ以上の中間フィルタ組立体が設けられている場合、該中間フィルタ組立体 のフィルタ媒体が、30〜40μの範囲の粒子をろ過して除去可能な孔サイズを 有することが望ましい。 本発明の好適実施例においては、紡糸孔の直径が70〜80μの範囲にあり、 第1のフィルタ組立体が20〜30μの範囲の粒子をろ過して除去可能な孔サイ ズを有し、該第1フィルタ組立体の下流側の第2フィルタ組立体が30〜40μ の範囲の粒子をろ過して除去可能な孔サイズを有し、該第2フィルタ組立体の下 流側の第3フィルタ組立体が80μ未満の粒子をろ過して除去可能な孔サイズを 有するフィルタ媒体を有している。 添付の図面を参照して、実施例に基づいて本発明を更に詳細に説明する。 図1は、本発明にかかるドープろ過システムを使用したセルロース繊維溶剤紡 糸用プラントを模式的に示す。 図2は、図1に示すプラントの第1フィルタ組立体の一つのフィルタエレメン トの詳細を示す。 図3は、図1のプラントの最後のフィルタ組立体の一つの詳細を示す。 図1を参照すると、アミンオキシド(4−メチルモルフォリン−4−オキシド )の76〜78重量%水溶液に溶解された木材パルプからなるドープは、タンク 10からフィルムトルーダ(filmtruder)11とタンク12を経てフィードポン プ13の入口まで供給され、ここから一連のフィルタからなる第1フィルタ組立 体15に供給される。このフィードポンプ13は変速ポンプであり、該ポンプは 所 定の速度で所定量のドープをフィルタ組立体の出口から吐出する。 図2を参照すると、フィルタ組立体15の各フィルタエレメント16は、その 一端でヘッダプレート17に取付けられたチューブ状のエレメントである。各チ ューブ16はその一端18が塞がれ、円筒状のその側壁は、該チューブの長さ方 向に沿ってプリーツ状に折り畳まれたステンレス繊維を焼結したマットによって 形成された多孔性のフィルタ媒体で構成されている。前記ヘッダプレート17は フィルタ容器19(図1参照)内に組み込まれ、密閉されたチャンバを形成して いる。前記エレメント16のフィルタ媒体は、ドープ中の20μより大きい粒子 や塊をろ過して取り除くことができるように、20〜30μ(好ましくは20μ )の孔サイズを有する必要がある。 フィルタ組立体15を通過するドープは、第2ポンプ20(紡糸フィードポン プと呼称される)によって複数の第2フィルタ組立体21(一つについてのみ詳 細に図示されている)に押し出される。各第2フィルタ組立体21は前記フィル タ組立体15と同様な構造を有するが、第1フィルタ組立体で使用されているス テンレス繊維を焼結して作られたマットは、40μ以上の粒子や塊をろ過して取 り除けるように30〜40μの範囲(好ましくは40μ)の孔サイズを有する。 各フィルタ組立体21を通過するドープは、複数の紡糸ヘッド22に供給され る。最近のプラントにおいては、それぞれが複数の紡糸口金プレート22(a) を有する200個もの多くの紡糸ヘッドが設けられている。各紡糸口金プレート には、典型的には70〜80μの直径を有する7000個もの多数のトランペッ ト型の紡糸孔22(b)が形成されている。 各ヘッド22の孔22(b)の直ぐ上流側には、多数の小孔を有 するプレート23(b)の上に支持された2枚の焼結ステンレスのメッシュ23 (a)で作られたフィルタ媒体を具えた最終のフィルタ組立体23が設けられて いる。該フィルタ組立体23の孔サイズは70〜80μの範囲にあり、ドープか ら70μより大きい粒子又は塊をろ過して除去するように構成されている。フィ ルタ15と21は短いステンレス繊維を焼結して作られた比較的厚い(フィルタ 23のメッシュの厚さに比較して)マットであり、フィルタ23よりも効果的に 汚れを保持できる。しかし、このフィルタ15はそろった孔サイズを有するので 、30μの粒子をろ過して除去するのに有効である。 紡糸される繊維は紡糸口金の紡糸孔を通じて紡糸浴24に押し出され、そこで 溶剤が繊維から浸出され、繊維は水洗される。紡糸繊維は集められて水洗工程2 5と乾燥機26を通過する。 紡糸浴24から出たアミンオキシドの廃水溶液はフィルタ27とイオン交換装 置28を経てタンク10に戻され、水は蒸発装置29を使用して蒸発させられる 。 上に述べた通り、ドープ供給源10と各紡糸ヘッド22との間に設置された本 発明のろ過システムは、流れに沿って直列に、第1フィルタ組立体15と、第2 フィルタ組立体21の一つと、第3フィルタ組立体23の一つを具えていること が判るであろう。前記三つのフィルタ組立体15,21,23の中で、各第1フ ィルタ組立体15のフィルタ媒体が最も細かい孔サイズ(20μ)を有し、各第 3フィルタ組立体23のフィルタのフィルタ媒体が最も粗い孔サイズ(70〜8 0μ)を有している。中間のフィルタ組立体21のフィルタ媒体は、40μ程度 の孔サイズである。これは、普通考えられるものとは逆である。しかし、この構 成は、細かい孔サイズの少数の大容量のフィルタ15が大量のドープをろ過する のに使用され 、ドープの流れを中断することなく容易に交換可能なので、有利なことが判明し た。一方、三つのフィルタ組立体15,21,23の中で最も粗い孔サイズを有 する多数のフィルタ23は詰まり難い傾向があり、従って頻繁には交換を要しな い。更に、個々の紡糸ヘッド22は遮断バルブ40を設けることによって切り離 し可能なので、繊維の製造全体を中断しないでもフィルタ23を容易に交換可能 である。同様に、遮断バルブ41を各フィルタ組立体21の上流側に設け、他の フィルタ21に対するドープの流れを中断することなく選択したフィルタ21を 取外せるようにしてもよい。 図1を参照すると、第1フィルタ組立体15は実質的に二つの並列されたフィ ルタのバンク15a,15bとして構成され、接続されている。次の説明におい ては、符号15aで示されたフィルタが作動中であり、他方のフィルタ15bが 「待機」中であると仮定している。ドープフィードポンプ13の出口側には、フ ィルタ15aを通ってドープを100%流す第1位置からフィルタ15bを通っ てドープを100%流す第2位置まで手動で選択的に変化可能な分流バルブ30 が設けられている。バルブ30の中間位置においては、ドープは両フィルタ15 aと15bに比例的に流れる。 第1フィルタ組立体15の出口は、第2分流バルブ31を経て紡糸フィードポ ンプ20の共通の入口に接続されている。この紡糸フィードポンプ20は、一定 速度で作動して各紡糸口金ヘッド22にドープを均等な流量で供給する定量ポン プである。 この紡糸フィードポンプ20の入口には、圧力センサ・トランスデューサ32 が設けられ、速度制御回路33を経てドープフィードポンプ13の速度を制御し て、紡糸フィードポンプ20の入口に対するドープの一定の流れを維持する。即 ち、作動中のフィルタ15aが詰まり始めるとポンプ20の入口での圧力が低下 し、制御回路 33が作動してドープフィードポンプ13の速度を増加させ、これによって圧力 を復活させ、ポンプ20の入口における流量を一定に維持する。フィルタ15a の前後の圧力低下が、作動中のフィルタ15aの詰まりが大きくなって安全に操 業を継続できないことを示す所定の値に達すると、フィルタ15aと15bが次 のように切替えられる。 フィルタ15bの新しい清潔なエレメント16がそれの容器19に組み込まれ 、分流バルブ30が作動してドープの一部をこの新しい清潔なフィルタ15bに 流す。放出バルブ34が作動して、容器19が充満されるにつれてすべての空気 を該容器から放出する。バルブ30を開いてスペアのフィルタ15bを充填する と、フィルタ15aの方に僅かな圧力低下が起こり、これがセンサ・トランスデ ューサ32によって検出される。これを補償するには、紡糸フィードポンプ20 を少し遅くして、新しいフィルタに流れる溶剤の量だけ紡糸製品の生産を減少さ せ、一方、フィードポンプ13の速度は一定に維持し続ければよい。別のやり方 として、制御回路33によってポンプ13を僅かにスピードアップさせてスペア のフィルタ15bの充填分を補償し、一方、紡糸フィードポンプ20は一定速度 に維持するようにしてもよい。 フィルタ15bがドープによって完全に充填され、すべての空気が容器19か ら追い出されると、放出バルブ34は閉じられ、分流バルブ31が徐々に開いて フィルタ15bをポンプ20に接続し、同時に分流バルブ30が作動して詰まっ たフィルタ15aから新しいフィルタ15bの方にドープを分流させる。これを 行う際に、ポンプ30の速度は圧力制御回路33の制御下に調節され、ポンプ2 0に対するドープの流量を一定に維持する。ポンプ20の速度を低下させてフィ ルタ15bへのドープの分流分を補償する場合には、 ポンプ20をスピードアップして紡糸ヘッドに対するドープの流れを以前の生産 レベルにまで戻す。詰まったフィルタ15aはその内容物を排液され、清掃のた めにプラントから取り外される。 図1に示すプラントにおいては、第2フィルタ組立体21は二段構えにはなっ ておらず、従って該フィルタ21を通じて供給を受けていた紡糸ヘッドを切り離 さずには交換不可能である。しかし、場合によっては、各第2フィルタ組立体2 1は、第1フィルタ組立体15の場合に示したのと類似の二つのフィルタと、第 1フィルタ組立体15に使用されたバルブ30,31に類似の(図示しない)バ ルブを具えることもできる。これらのバルブはバルブ30,31と同じように使 用され且つ作動し、詰まったフィルタ21を通るドープの流れを第2の新しいフ ィルタ21の方に切り換えて流す。ここでも、圧力センサ及び制御回路(図示し ない)を設けて各ポンプ20の速度を制御し、フィルタ21の交換の際に生じる フィルタ21前後の圧力低下分を補償するようにしてもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI D01D 1/10 101 9441−4D B01D 35/02 Z (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AT,AU,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DE,DK,E S,FI,GB,HU,JP,KP,KR,KZ,LK ,LU,LV,MG,MN,MW,NL,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SI,SK,T T,UA,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.紡糸されるドープが供給源から複数のフィルタを通って所定の直径を有す る多数の紡糸孔を有する一つ以上の押し出しヘッドの方に流れる、溶剤紡糸繊維 その他の繊維状物製造用のドープろ過システムてあって、流れに沿って直列に配 列された異なる孔サイズのフィルタ媒体からなる複数のフィルタ組立体(15, 21,23)を具え、第1のフィルタ組立体(15)のろ過媒体の孔サイズは全 フィルタ組立体の中で最も小さいサイズであり、後続する各フィルタ組立体(2 1,23)は、第1フィルタ組立体(15)でろ過して除去される粒子より大き な粒子をろ過して除去可能な孔サイズを有し、最後のフィルタ組立体(23)の フィルタ媒体は、少なくとも紡糸口金の紡糸孔(22b)のサイズに等しい粒子 をろ過して除去可能な孔サイズを有するように構成されているを特徴とするドー プろ過システム。 2.ドープの供給源(10,11,12)と各紡糸ヘッド(22)との間に、 少なくとも三つのフィルタ組立体(15,21,23)が設けられている請求項 1に記載のドープろ過システム。 3.第1フィルタ組立体(15)が、ドープの供給源(10,11,12)か ら各紡糸ヘッド(22)へ至る流路に並行に接続された少なくとも二つのフィル タ(15a,15b)と、少なくとも一つのフィルタ(15a,15b)を流路 に接続し、少なくとも一つのフィルタ(15a,15b)を流路から切り離すよ うに選択的に作動する分流バルブ手段(30)と、前記第1フィルタ組立体(1 5)のフィルタの一方又は両方を流れるドープの流量を調節し、第1フィルタ組 立体(15)の選択されたフィルタ(15a,15b)が流路に対して接続され 又は切り離された際に、第1フィルタ組 立体(15)からのドープの流速を実質的に一定に維持する手段とを具えている 請求項1又は2に記載のドープろ過システム。 4.前記第1フィルタ組立体(15)が、ろ過対象のドープの供給源(10, 11,12)とろ過されたドープの出口との間に並行に接続された第1(15a )及び第2(15b)のフィルタと、該第1(15a)、第2(15b)フィル タの入口に設置されてろ過対象のドープを選択された一つ又は両方の前記フィル タに分流させるように選択的に作動する第1分流バルブ(30)と、該フィルタ (15a,15b)の上流側に設けられた変速ポンプ手段(13)と、前記第1 、第2フィルタ(15a,15b)の出口に設置され、選択された一つ又は両方 の前記フィルタからのろ過されたドープの流れを受け取り、且つろ過されたドー プをろ過されたドープ用の出口に向かわせるように選択的に作動する第2分流バ ルブ手段(31)と、ろ過されたドープの流れを監視するためにフィルタ(15 a,15b)の下流側に設けられ、ろ過されたドープの流れの指標である信号を 前記第1(15a)及び第2(15b)フィルタを通じて発するように作動する センサ手段(32)と、該センサ手段(33)から発せられた信号に呼応して、 前記ポンプ手段(20)の速度を制御して前記第1フィルタ組立体を通るろ過さ れたドープの流れを一定に維持するように作動する手段(33)とを具えている 請求項1〜3のいずれか1項に記載のドープろ過システム。 5.前記第1フィルタ組立体(15)が、密閉された容器(19)内に入れら れたステンレス繊維を焼結したマットで作られたフィルタ媒体を有する複数のチ ューブ(16)を具えている請求項1〜4のいずれか1項に記載のドープろ過シ ステム。 6.前記第1フィルタ組立体(15)のフィルタ媒体が、20〜30μの範囲 の粒子をろ過して除去可能な孔サイズを有している請 求項1〜5のいずれか1項に記載のドープろ過システム。 7.最終フィルタ組立体(23)のフィルタ媒体が、70〜80μの範囲の粒 子をろ過して除去可能な孔サイズを有する請求項1〜6のいずれか1項に記載の ドープろ過システム。 8.一つ以上の中間フィルタ組立体(21)が設けられている場合、該中間フ ィルタ組立体のフィルタ媒体が、30〜40μの範囲の粒子をろ過して除去可能 な孔サイズを有する請求項1〜7のいずれか1項に記載のドープろ過システム。 9.紡糸口金の紡糸孔(22b)の直径が70〜80μの範囲にあり、第1の フィルタ組立体(15)が20〜30μの範囲の粒子をろ過して除去可能な孔サ イズを有し、該第1フィルタ組立体(15)の下流側の第2フィルタ組立体(2 1)が30〜40μの範囲の粒子をろ過して除去可能な孔サイズを有し、該第2 フィルタ組立体(21)の下流側の第3フィルタ組立体(23)が80μ未満の 粒子をろ過して除去可能な孔サイズを有するフィルタ媒体を有している請求項1 〜8のいずれか1項に記載のドープろ過システム。 10.第1フィルタ組立体(15)がバルク状フィルタを構成し、その他のフ ィルタ組立体(21,23)が前記フィルタと紡糸ヘッド(22)との間でライ ン状フィルタを構成している請求項1〜9のいずれか1項に記載のドープろ過シ ステム。
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