JPH08510456A - 新規チアゾリジンジオン及びそれを含有する医薬製剤 - Google Patents

新規チアゾリジンジオン及びそれを含有する医薬製剤

Info

Publication number
JPH08510456A
JPH08510456A JP7500184A JP50018495A JPH08510456A JP H08510456 A JPH08510456 A JP H08510456A JP 7500184 A JP7500184 A JP 7500184A JP 50018495 A JP50018495 A JP 50018495A JP H08510456 A JPH08510456 A JP H08510456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
general formula
compound
alkyl
following general
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7500184A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3162721B2 (ja
Inventor
メルテンス,アルフレット
ボルフ,ハンス−ペーター
フロイント,ペーター
Original Assignee
ベーリンガー マンハイム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ベーリンガー マンハイム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング filed Critical ベーリンガー マンハイム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
Publication of JPH08510456A publication Critical patent/JPH08510456A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3162721B2 publication Critical patent/JP3162721B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D417/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00
    • C07D417/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00 containing two hetero rings
    • C07D417/12Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00 containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/41Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having five-membered rings with two or more ring hetero atoms, at least one of which being nitrogen, e.g. tetrazole
    • A61K31/425Thiazoles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/06Antihyperlipidemics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/08Drugs for disorders of the metabolism for glucose homeostasis
    • A61P3/10Drugs for disorders of the metabolism for glucose homeostasis for hyperglycaemia, e.g. antidiabetics

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Obesity (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Endocrinology (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 次の一般式(I): (式中、Aは5個又は6個の炭素原子を有する炭素環又は最大4個のヘテロ原子を有する複素環であり、該ヘテロ原子は同一でも又は異っていてもよく、そして酸素、窒素又は硫黄を表わし、そして該ヘテロ環は所望により1又は複数個の窒素原子上に酸素原子を有していてもよく;Bは−CH=CH−,−N=CH−,−CH=N−,O又はSを表わし;WはCH2,O,CH(OH),CO又は−CH=CH−を表わし;XはS,O又はNR2を表わし、ここで基R2は水素又はC1〜C6−アルキルであり;YはCH又はNであり;Rはナフチル、ピリジル、フリル、チエニル又はフェニルであり、これらは所望によりC1〜C3−アルキル、CF3、C1〜C3−アルコキシ、F,Cl又は臭素によりモノ−又はジ−置換されており;R1は水素又はC1〜C6−アルキルを表わし;そしてnは1〜3である)により表わされるチアゾリジンジオン、並びにそれらの互変異性体、エナンチオマー、ジアステレロマー、及び生理的に許容される塩、並びに、その製造方法及び該化合物を含む糖尿病治療剤。

Description

【発明の詳細な説明】 新規チアゾリジンジオン及びそれを含有する医薬製剤 本発明はチアゾリジンジオン、その製造方法、及びそれらの化合物を含有する 医薬製剤に関する。 本発明は、次の一般式(I): (式中、 Aは5個又は6個の炭素原子を有する炭素環又は最大4個のヘテロ原子を有す る複素環であり、該ヘテロ原子は同一でも又は異っていてもよく、そして酸素、 窒素又は硫黄を表わし、そして該ヘテロ環は所望により1又は複数個の窒素原子 上に酸素原子を有していてもよく; Bは−CH=CH−,−N=CH−,−CH=N−,O又はSを表わし; WはCH2,O,CH(OH),CO又は−CH=CH−を表わし; XはS,O又はNR2を表わし、ここで基R2は水素又はC1〜C6−アルキルであ り; YはCH又はNであり; Rはナフチル、ピリジル、フリル、チエニル又はフェニルであり 、これらは所望によりC1〜C3−アルキル、CF3、C1〜C3−アルコキシ、F,C l又は臭素によりモノ−又はジ−置換されており; R1は水素又はC1〜C6−アルキルを表わし;そして nは1〜3である) により表わされるチアゾリジンジオン、並びにそれらの互変異性体、エナンチオ マー、ジアステレロマー、及び生理的に許容される塩に関する。 抗糖尿病活性を有する類似の化合物はすでに文献に記載されている。すなわち 、血糖低下作用を有するチアゾリジンジオン類が米国特許出願No.4617312に記 載されており、そこではアルコキシ基がチアゾリジンジオンに対してオルト位に 絶対に必要である。5−〔4−(2−メチル−2−フェニル−プロポキシ)ベン ジル〕チアゾリジン−2,4−ジオン及びその抗糖尿病作用がChem.Pharm.Bull. 30,3563,1982に記載されている。米国特許No.4,340,605、No.4,725,610、及 びEP-A-389,699は血糖低下作用を有する4−アルコキシベンジルチアゾリジンジ オン類を含み、これらはアルキル部分で複素環により置換されている。ヨーロッ パ出願EP-A-332,332はまた、パラ位において種々の基により置換されてもよいベ ンジル−チアゾリジンジオンについて抗−糖尿病作用を特許請求している。米国 特許No.4,703,052は二環と連結された抗−糖尿病誘導体を記載しており、しか しながらこの場合、チアゾリジン基を有する前記二環の芳香族環は、さらなる置 換基を含有しなくてもよい。ヨーロッパ特許出願EP-A-283,035号及びEP-A-299,6 20は抗−糖尿病作用を有するベンゾキサゾールを結合したチアゾリジンジオン及 びベンゾフランを結合したチアゾリジンジオンを含む。 今や驚くべきことに、同じ環系においてチアゾリジンジオンによ りそしてさらに置換基により置換されている芳香族環であって、さらにそれに芳 香族5−員環又は6−員環が縮合しているものが、価値ある薬理学的性質を有す ることが見出された。 本発明の化合物は、特にII型又はIIb型の真正糖尿病の経口治療のための抗− 糖尿病薬の製造のために特に適当である。今日の知識によれば、インシュリン及 びグルコースの利用における損傷はここで高齢者の糖尿病の主たる原因の1つと して重要な役割を演ずる。この利用の損傷がインシュリン分泌過剰症を生じさせ 、今度はこれが巨血管内層障害合併症の危険因子となると考えられる。脂肪性II 型糖尿病についての研究が示すところによれば、本発明の化合物は、グルコース 及びインシュリンのレベルを低下せしめるために使用することができる。それら の特別な作用機作のため、これらの物質は幾つかの追加の利点を有する。すなわ ち、これらはインシュリンレベルも低下させるので、低血糖症を生じさせず、そ してII型糖尿病における動脈硬化症の危険を低下せしめることができる。従って これらはまた動脈硬化性疾患の予防のためにも適当である。さらに、これらは上 昇した血圧値に正の効果を有し、そしてトリグリセライド及びコレステロール値 を低下せしめる。 環系Aのための好ましい基は5個もしくは6個の炭素原子を有する炭素環又は 1もしくは2個のヘテロ原子を含む複素環5−員環もしくは6−員環であり、こ こでテトロ原子は同一又は異り、そして酸素、窒素又は硫黄を表わす。 Bのためには基−CH=CH−,−N=CH−又は−CH=N−が好ましい。 Wは好ましくはCH2,O,CH(OH)又はCOである。 Xは好ましくはS,O又はNHを表わす。 Yは好ましくはNを表わす。 好ましいR基はナフチル、ピリジル、フリル、チエニル又はフェニルであり、 これらは所望によりメチル、CF3、メトキシ、弗素、塩素又は臭素によりモノ− 又はジ−置換されている。 Aの特に好ましい基は6個の炭素原子を有する炭素芳香族環又は1個のヘテロ 原子を有する芳香族5−員環又は6−員環であり、ここでヘテロ原子は酸素、窒 素又は硫黄である。Aは特に好ましくはフェニル又はピリジル環である。 Bの特に好ましい基は−CH=CH−,−N=CH−及び−CH=N−である。 WのためにはO,CH(OH)及びCOが特に好ましいと考えられる。 Xは特にS又はOの意味を有する。 Rの特に好ましい基はピリジル、フリル、チエニル又はフェニルであり、これ らは所望によりメチル、メトキシ、弗素又は塩基によりモノ−又はジ−置換され ている。この場合、フェニル、メチルフェニル、メトキシフェニル、フルオロフ ェニル又はクロロフェニルが特に好ましい。 R1のためには水素、メチル又はエチルが特に好ましい。 nは特に好ましくは2である。 医薬製剤を製造するため、一般式(I)の化合物は、既知の方法で適当な医薬 キャリヤー物質、芳香物質、調味物質及び色素と混合され、そして例えば錠剤も しくは被覆錠剤に形成され、又はそれらは適当な助剤と共に水又は油、例えばオ リーブ油中に溶解される。 一般式(I)の物質は液体又は固体の形で経口的又は非経腸的に投与される。 注射溶のために常用される安定剤、溶解剤及び/又は緩衝剤を含有する注射媒体 として好ましくは水が使用される。この様な添加剤は例えば酒石酸もしくは硼酸 緩衝液、エタノール、ジメチルスルホキシド、錯化剤(例えばエチレンジアミン 四酢酸)、 高分子量ポリマー(例えば、液体ポリエチレンオキシド)(粘度調整用)又はソ ルビトール無水物のポリエチレン誘導体である。 固体キャリヤー物質は例えば澱粉、ラクトース、マンニトール、メチルセルロ ース、タルク、高分散珪酸、高分子脂肪酸(例えばステアリン酸)、ゼラチン、 寒天、リン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、動植物油、又は固体高分 子量ポリマー(例えば、ポリエチレングリコール)である。経口投与のための適 当な製剤は所望により香味剤及び甘味料を含有することができる。 投与量は受容者の年令、健康状態及び体重、疾患の程度、おそらく同時に行わ れるであろう治療の方法、治療頻度及び目的とする効果に依存する。活性化合物 の日用量は通常0.1〜50mg/体重である。通常、0.5〜40そして好ましくは1.0〜2 0mg/kg/日で1日1回〜数回投与するのが所望の効果を得るために好ましい。 一般式(I)の本発明の化合物は、文献(J.Med.Chem.35,1835,1992;J.Me d.Chem.35,2617,1992;Chem.Pharm.Bull.30,3580,1982;Chem.Pharm.Bull .30,3563,1982)において知られている方法に従って製造され、この場合、 a)次の一般式(II): (式中、A,B,W,X,Y,R,R1及びnは前記の意味を有する) で表わされる化合物を、チアゾリジンジオンと反応せしめ、次の一般式: (式中、A,B,W,X,Y,R,R1及びnは前記の意味を有する) で表わされる化合物を生成せしめ、そして次に二重結合の還元により一般式(I )の化合物を得、あるいは b)次の一般式(IV): (式中、A,B,W,X,Y,R,R1及びnは前記の意味を有する) により表わされる化合物を、アクリルエステル及びHCl又はHBrの存在下でNaCO2 と反応させて次の一般式(V): (式中、A,B,W,X,Y,R,R1及びnは前記の意味を有し、Halは塩素 又は臭素を表わし、そしてR3はC1〜C6−アルキル基を表わす) により表わされる化合物を生成せしめ、そして次に前記一般式(V)の化合物を チオ尿素を用いて環化して、次の一般式(VI): (式中、A,B,W,X,Y,R,R1及びnは前記の意味を有する) で表わされる化合物を生成せしめ、そして酸処理により一般式(I)の化合物に 転換する。 一般式(II)の化合物とチアゾリジンジオンとの反応は、所望により任意の塩 基、例えば酢酸ナトリウム又はトリエチルアミンが添加された極性又は非極性溶 剤中で、−40℃〜選択された溶剤の沸点 との間の温度において可能である。一般式(III)の化合物の次段階での還元は 金属触媒、例えばPt又はPdの存在下で、あるいは不活性溶剤中均一触媒により、 水素を用いて、−20℃〜溶剤の沸点の間の温度において好適に行われる。所望に より、触媒的水素化は圧力を上げることにより促進することができる。 一般式(IV)の化合物の一般式(V)の化合物への転換は、好ましくは、NaNO3 を含有する水性溶剤中で、例えば塩酸及び臭化水素酸のごとき酸の存在下で達 成され、ここで中間体として形成されたジアゾニウム塩は、所望によりCu(I) 塩を添加して、アクリルエステルと反応する。 これらのハロゲン−カルボン酸エステルは、有利には、尿素を用いて、プロト ン性溶剤中で、−20℃〜溶剤の融点までの温度において、そして所望により追加 の塩、例えば酢酸ナトリウム又はNEt3を添加して、一般式(VI)の化合物に転換 することができる。これらから一般式(I)の化合物が、酸、例えば塩酸を添加 して、あるいは塩基、例えば水酸化ナトリウムを用いて好ましくは所望により加 熱することができるプロトン性溶剤中で、加水分解することにより得られる。 式(I)の化合物のエナンチオマーはラセミ体の分割により(光学活性酸又は 塩基との塩の形成を介して)あるいは合成において光学活性出発物質を用いて、 形成される。 実施例に記載する化合物とは別に、そして請求の範囲に記載する置換基のすべ ての意味を組合わせて、本発明の範囲内で式(I)の下記の化合物が考えられ、 これらはラセミ体混合物として、あるいは光学活性な形、例えば純粋なR及びS エナンチモマーとして存在し得る。 1.5−〔4−〔2−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサ ゾリル)エトキシ〕−1−ナフチルメチル〕−2,4−チアゾリジンジオン 2.5−〔7−〔2−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサゾリル)エト キシ〕−4−インドリルメチル〕−2,4−チアゾリジンジオン 3.5−〔7−〔2−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサゾリル)エト キシ〕−4−ベンゾフラニル−メチル〕−2,4−チアゾリジンジオン 4.5−〔7−〔2−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサゾリル)エト キシ〕−4−ベンゾチオフェニル−メチル〕−2,4−チアゾリジンジオン 5.5−〔4−〔2−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサゾリル)エト キシ〕−7−インドリルメチル〕−2,4−チアゾリジンジオン 6.5−〔4−〔2−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサゾリル)エト キシ〕−7−ベンゾフラニルメチル〕−2,4−チアゾリジンジオン 7.5−〔4−〔2−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサゾリル)エト キシ〕−7−ベンゾチオフェニルメチル〕−2,4−チアゾリジンジオン 8.5−〔8−〔2−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサゾリル)エト キシ〕−5−キノリニルメチル〕−2,4−チアゾリジンジオン 9.5−〔8−〔2−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサゾリル)エト キシ〕−5−イソキノリニルメチル〕−2,4−チアゾリジンジオン 10.5−〔5−〔2−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサ ゾリル)エトキシ〕−8−イソキノリニルメチル〕−2,4−チアゾリジンジオ ン 11.5−〔5−〔2−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサゾリル)エト キシ〕−8−キノリニルメチル〕−2,4−チアゾリジンジオン 12.5−〔1−〔2−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサゾリル)エト キシ〕−4−イソキノリニルメチル〕−2,4−チアゾリジンジオン 13.5−〔4−〔2−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサゾリル)エト キシ〕−1−イソキノリニルメチル〕−2,4−チアゾリジンジオン 14.5−〔4−〔2−(5−メチル−2−(4−メチルフェニル)−4−オキ サゾリル)エトキシ〕−1−ナフチルメチル〕−2,4−チアゾリジンジオン 15.5−〔4−〔2−(5−メチル−2−(2−チエニル)−4−オキサゾリ ル)エトキシ〕−1−ナフチルメチル〕−2,4−チアゾリジンジオン 16.5−〔4−〔2−(5−メチル−2−(4−ピリジル)−4−オキサゾリ ル)エトキシ〕−1−ナフチルメチル〕−2,4−チアゾリジンジオン 17.5−〔4−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサゾリル)メトキシ〕 −1−ナフチルメチル〕−2,4−チアゾリジンジオン 18.5−〔4−〔3−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサゾリル)プロ ピオニル〕−1−ナフチルメチル〕−2,4−チアゾリジンジオン 19.5−〔4−〔3−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサ ゾリル)−1−ヒドロキシプロピル〕−1−ナフチルメチル〕−2,4−チアゾ リジンジオン 20.5−〔4−〔2−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサゾリル)アセ チル〕−1−ナフチルメチル〕−2,4−チアゾリジンジオン 21.5−〔4−〔2−(5−メチル−2−フェニル−4−チアゾリル)エトキ シ〕−1−ナフチルメチル〕−2,4−チアゾリジンジオン 22.5−〔4−〔2−(5−メチル−2−フェニル−4−イミダゾリル)エト キシ〕−1−ナフチルメチル〕−2,4−チアゾリジンジオン 例15−〔4−〔2−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサゾリル)エ トキシ〕−1−ナフチルメチル〕−2,4−チアゾリジンジオン a)8.6g(0.05mol)の4−ヒドロキシナフタレン−1−アルデヒド、13.07 g(0.05mol)の5−メチル−2−フェニル−4−(2−ブロモエチル)−オキ サゾール及び3.4g(0.05mol)のNaEtを100mlのエタノール中で16時間還流加熱 した。次に、これを蒸発濃縮し、残渣をCH2Cl2中に入れ、乾燥し、そして濃縮し た。イソプロパノールから結晶化した後、融点130℃〜133℃の5.2gの4−〔2 −(5−メチル−2−フェニル−4−オキサゾリル)エトキシ〕ナフタレン−1 −アルデヒドを得た。 b)5.07g(0.014mol)の前記化合物、3.87g(0.042mol)のチアゾリジンジ オン及び0.28mlのピペリジンを150mlのエタノール中で8時間還流した。冷却後 、沈澱を吸引濾過により単離し、エーテルで洗浄し、そして50mlの酢酸エチルと 共に50℃に短時間加熱した。100mlのエーテルの添加の後、再び吸引濾過し、そ して残渣をエ ーテルで洗浄した。融点248℃〜250℃の3.28gの5−〔4−〔2−(5−メチル −2−フェニル−4−オキサゾリル)エトキシ〕ナフチル〕メチレン〕−2,4 −チアゾリジンジオンを得た。 c)456mgの前記化合物を、40mlのTHF中で200mgのPd/C(10%)の存在下で、 50℃にて36時間、6barにて触媒的に水素化した。触媒を分離し、そして溶剤を 蒸発せしめた後、エタノールからの結晶化により融点188℃〜191℃の標記化合物 265mgを得た。 例2. a)標記化合物5−〔4−〔2−〔5−メチル−2−(4−ピリジル)−4− オキサゾリル〕エトキシ〕−1−ナフチルメチル〕−2,4−チアゾリジンジオ ン(融点238℃、分解)を、例1と同様にして、5−メチル−2−(4−ピリジ ル−4−(2−ブロモメチル)オキサゾールから得る。 b)融点159℃〜162℃の標記化合物5−〔4−〔2−〔5−メチル−2−(2 −チエニル)−4−オキサゾリル〕エトキシ〕−1−ナフチルメチル〕−2,4 −チアゾリジンジオンを、例1と同様にして、5−メチル−2−(2−チエニル )−4−(2−ブロモエチル)オキサゾールから得る。 例35−〔4−〔2−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサゾリル)エ トキシ〕−8−ベンゾチオフェンメチル〕−2,4−チアゾリジンジオ a)5.15g(0.034mol)の4−ヒドロキシベンゾチオフェンを130mlのメチル エチルケトンに溶解し、そして9.4g(0.068ml)のK2CO3及び20g(0.068mol) の5−メチル−2−フェニル−4−(2−ブロモエチル)オキサゾールと混合し た。この調製物を72時間還流下で沸とうせしめ、蒸発せしめ、酢酸エチルに入れ 、そして2N NaOHにより振とうしながら3回抽出した。有機相を冷却しそして 蒸発させた後、酢酸エチル/イソヘキサンから結晶化した。融点130℃〜132℃の 8.8gの4−〔2−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサゾリル)エトキシ 〕ベンゾチオフェンを得た。 b)10g(30mmol)の前記化合物を30mlの氷酢酸中で1.3ml(3mmol)の100% HNO3を用いて、冷却しながらニトロ化した。25℃にて1時間の後、水を加え、酢 酸エチルで抽出し、蒸発せしめ、そして残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィ ー(移動溶剤:ヘプタン/メチルエチルケトン 4:1)により精製した。融点 148℃〜149℃の4.1gの4−〔2−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサゾ リル)−エトキシ〕−8−ニトロベンゾチオフェンを得た。 c)3.1g(8.06mmol)の前記化合物を150mlのTHF中で、0.6gのPd/C10%に より水素化した。触媒を除去しそして溶剤を蒸発せしめた後、2.8gの4−〔2 −(5−メチル−2−フェニル−4−オキサゾリル)エトキシ〕−8−アミノベ ンゾチオフェンを得、これをさらに精製することなく処理した。 d)2.85g(8.2mmol)の上記化合物を80mlのアセトン及び3mlの48%HBr中に 懸濁した。この懸濁液に0℃にて、4mlの水中0.55gのNaNO2を滴加した。15分 間後、10.3mlのアクリル酸メチルを滴加し、そして次に10℃にて20mlのCuBrを加 えた。この調製物を30℃まで加温し、そしてさらに1時間この温度で維持した。 次にこれを蒸発せしめ、酢酸エチルに入れ、水で洗浄し、冷却し、そして再び蒸 発せしめた。残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィー(移動溶剤:ヘプタン/ メチルエチルケトン 4:1)により精製した。融点99℃〜100℃の1.2gの3− 〔4−〔2−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサゾリル)エトキシ〕ベン ゾチオフェン−8−イル〕−2−ブロモプロピオン酸メチルエステルを得た。 e)1g(2mmol)の前記化合物を、0.23gのチオ尿素及び0.16 gの酢酸ナトリウムと共に、25mlのエタノール中で6時間環流化で沸とうせしめ た。次にこれを蒸発せしめ、残渣に水/エーテル/イソヘキサンを加え、そして 吸引濾過した。次に、固体残渣を20mlの2N HCl及び30mlのエチレングリコール モノエチルエーテルと共に環流下で沸とうせしめた。蒸発の後、重炭酸塩溶液を 加え、沈澱を吸引濾過し、そして酢酸エチルと共にすりつぶした。融点200℃〜2 02℃の0.6gの標記化合物を得た。 例4. 次に記載する研究はob/obマウスに対して行われた。ob/obマウスは暴食症、 多血糖症、インシュリン分泌過剰症及び末梢インシュリン耐性の特徴を有するモ デルである。従ってこのモデルは、今日の科学的見解によればII型糖尿病の原因 として関与する末梢インシュリン耐性に対して効果を有する物質の試験のために 有用である。 例1,2a,2b及び3の化合物を前記のモデルにおいて試験した。この飼料 を与えたob/obマウスを5日間にわたり100mg/kgの各物質により処置し、そし て対照群は溶解剤メチルセルロースにより処置した。5日目に動物を殺し、血中 グルコース濃度及びインシュリン濃度を、集めた血液において測定した。血中グ ルコース濃度は動的ヘキソキナーゼ法(Schmidt,F.H.,Klin.Wschr.39,1255 , ”、ハンブルグを用いて測定した。インシュリン濃度は、Pharmacia Diagnostic s AB、ウプサラ,スエーデン、からのラジオイムノアッセイ(Pharmacia Insuli n-RIA100)により測定した。 結果を下記の表に示す。血中グルコースEndK及びインシュリンEndKは5日後の 同時に試験した対照群の値を示し、そしてグルコース及びインシュリンは物質に ついて得られた値を示す。例1,2a,2b及び3の血中グルコース低下作用及 びインシュリン低下作用を 明らかに見ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C07D 417/14 263 9159−4C C07D 417/14 263 (72)発明者 ボルフ,ハンス−ペーター ドイツ連邦共和国,デー―68167 マンハ イム,ウンテレクリグネットシュトラーセ 4 (72)発明者 フロイント,ペーター ドイツ連邦共和国,デー―68775 ケチュ, ダンツィガー シュトラーセ 5アー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.次の一般式(I): (式中、 Aは5個又は6個の炭素原子を有する炭素環又は最大4個のヘテロ原子を有す る複素環であり、該ヘテロ原子は同一でも又は異っていてもよく、そして酸素、 窒素又は硫黄を表わし、そして該ヘテロ環は所望により1又は複数個の窒素原子 上に酸素原子を有していてもよく; Bは−CH=CH−,−N=CH−,−CH=N−,O又はSを表わし; WはCH2,O,CH(OH),CO又は−CH=CH−を表わし; XはS,O又はNR2を表わし、ここで基R2は水素又はC1〜C6−アルキルであ り; YはCH又はNであり; Rはナフチル、ピリジル、フリル、チエニル又はフェニルであり、これらは所 望によりC1〜C3−アルキル、CF3、C1〜C3−アルコキシ、F,Cl又は臭素に よりモノ−又はジ−置換されており; R1は水素又はC1〜C6−アルキルを表わし;そして nは1〜3である) により表わされるチアゾリジンジオン、並びにそれらの互変異性体、エナンチオ マー、ジアステレロマー、及び生理的に許容される塩。 2.次の一般式(I): (式中、 Aは5個又は6個の炭素原子を有する炭素環又は最大4個のヘテロ原子を有す る複素環であり、該ヘテロ原子は同一でも又は異っていてもよく、そして酸素、 窒素又は硫黄を表わし、そして該ヘテロ環は所望により1又は複数個の窒素原子 上に酸素原子を有していてもよく; Bは−CH=CH−,−N=CH−,−CH=N−,O又はSを表わし; WはCH2,O,CH(OH),CO又は−CH=CH−を表わし; XはS,O又はNR2を表わし、ここで基R2は水素又はC1〜C6−アルキルであ り; YはCH又はNであり; Rはナフチル、ピリジル、フリル、チエニル又はフェニルであり、これらは所 望によりC1〜C3−アルキル、CF3、C1〜C3−アルコキシ、F,Cl又は臭素に よりモノ−又はジ−置換されており ; R1は水素又はC1〜C6−アルキルを表わし;そして nは1〜3である) により表わされるチアゾリジンジオン、又はそれらの互変異性体、エナンチオマ ー、ジアステレロマー、もしくは生理的に許容される塩の製造方法において、 a)次の一般式(II): (式中、A,B,W,X,Y,R,R1及びnは前記の意味を有する) で表わされる化合物を、チアゾリジンジオンと反応せしめ、次の一般式: (式中、A,B,W,X,Y,R,R1及びnは前記の意味を有 する) で表わされる化合物を生成せしめ、そして次に二重結合の還元により一般式(I )の化合物を得、あるいは b)次の一般式(IV): (式中、A,B,W,X,Y,R,R1及びnは前記の意味を有する) により表わされる化合物を、アクリルエステル及びHCl又はHBrの存在下でNaCO2 と反応させて次の一般式(V): (式中、A,B,W,X,Y,R,R1及びnは前記の意味を有し、Halは塩素 又は臭素を表わし、そしてR3はC1〜C6−アルキル基を表わす) により表わされる化合物を生成せしめ、そして次に前記一般式(V)の化合物を チオ尿素を用いて環化して、次の一般式(VI): (式中、A,B,W,X,Y,R,R1及びnは前記の意味を有する) で表わされる化合物を生成せしめ、そして酸処理により一般式(I)の化合物に 転換することを特徴とする方法。 3.一般式(I)の化合物の少なくとも1種を常用のキャリヤー及び補助剤と 共に含んで成る医薬製剤。 4.請求項1に記載の化合物の、糖尿病の治療のための医薬製剤の製造のため 使用。
JP50018495A 1993-05-25 1994-05-19 新規チアゾリジンジオン及びそれを含有する医薬製剤 Expired - Fee Related JP3162721B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4317320A DE4317320A1 (de) 1993-05-25 1993-05-25 Neue Thiazolidindione und diese enthaltende Arzneimittel
DE4317320.9 1993-05-25
PCT/EP1994/001619 WO1994027995A1 (de) 1993-05-25 1994-05-19 Neue thiazolidindione und diese enthaltende arzneimittel

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08510456A true JPH08510456A (ja) 1996-11-05
JP3162721B2 JP3162721B2 (ja) 2001-05-08

Family

ID=6488833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50018495A Expired - Fee Related JP3162721B2 (ja) 1993-05-25 1994-05-19 新規チアゾリジンジオン及びそれを含有する医薬製剤

Country Status (25)

Country Link
US (1) US5599826A (ja)
EP (1) EP0700397B1 (ja)
JP (1) JP3162721B2 (ja)
KR (1) KR100243783B1 (ja)
CN (1) CN1040324C (ja)
AT (1) ATE223409T1 (ja)
AU (1) AU682699B2 (ja)
CA (1) CA2163028C (ja)
CL (1) CL2004001167A1 (ja)
CY (1) CY2415B1 (ja)
CZ (1) CZ285927B6 (ja)
DE (2) DE4317320A1 (ja)
DK (1) DK0700397T3 (ja)
ES (1) ES2180581T3 (ja)
FI (1) FI955685A (ja)
HU (1) HU217065B (ja)
NO (1) NO307832B1 (ja)
NZ (1) NZ267410A (ja)
PL (1) PL180046B1 (ja)
PT (1) PT700397E (ja)
RO (1) RO114328B1 (ja)
RU (1) RU2122002C1 (ja)
SK (1) SK282618B6 (ja)
UA (1) UA41362C2 (ja)
WO (1) WO1994027995A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009138011A (ja) * 2001-05-15 2009-06-25 F Hoffmann La Roche Ag 糖尿病の処置においてppar−アルファ及び−ガンマアクチベーターとして使用するためのカルボン酸置換オキサゾール誘導体

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07138258A (ja) * 1993-11-16 1995-05-30 Taiho Yakuhin Kogyo Kk チアゾリジンジオン誘導体又はその塩
AU707537B2 (en) * 1995-07-31 1999-07-15 Anthera Pharmaceuticals, Inc. Pyrrolidine derivatives having phospholipase a2 inhibitory activity
JPH09176162A (ja) * 1995-12-22 1997-07-08 Toubishi Yakuhin Kogyo Kk チアゾリジンジオン誘導体及びその製造法並びにそれを含む医薬組成物
DE19619819A1 (de) * 1996-05-16 1997-11-20 Boehringer Mannheim Gmbh Neue Thiazolidindione, Verfahren zu ihrer Herstellung und diese enthaltenden Arzneimittel
DE19711617A1 (de) * 1997-03-20 1998-09-24 Boehringer Mannheim Gmbh Neue Thiazolidindione, Verfahren zu ihrer Herstellung und diese enthaltende Arzneimittel
DE19711616A1 (de) * 1997-03-20 1998-09-24 Boehringer Mannheim Gmbh Verbessertes Verfahren zur Herstellung von Thiazolidindionen
US6028088A (en) * 1998-10-30 2000-02-22 The University Of Mississippi Flavonoid derivatives
GB9824893D0 (en) * 1998-11-12 1999-01-06 Smithkline Beckman Corp Novel method of treatment
CA2350599A1 (en) * 1998-11-20 2000-06-02 Genentech, Inc. Method of inhibiting angiogenesis
DK1078923T3 (da) 1999-08-02 2006-07-10 Hoffmann La Roche Fremgangsmåde til fremstilling af benzothiophenderivater
US6531609B2 (en) 2000-04-14 2003-03-11 Hoffmann-La Roche Inc. Process for the preparation of thiazolidinedione derivatives
WO2001085707A1 (en) * 2000-05-08 2001-11-15 F. Hoffmann-La Roche Ag Para-amine substituted phenylamide glucokinase activators
CZ301813B6 (cs) 2000-06-27 2010-06-30 F. Hoffmann-La Roche Ag Zpusob prípravy farmaceutické kompozice
PL207798B1 (pl) * 2000-12-25 2011-02-28 Ono Pharmaceutical Co Pochodne dihydronaftalenu i zawierające je regulatory receptorów aktywowanych przez proliferatory peroksysomów, takie jak agonista PPAR, środek hipoglikemiczny i/lub hipolipidemiczny, środek do podwyższania poziomu cholesterolu HDL i/lub obniżania poziomu LDL i/lub VLDL oraz środki do zapobiegania i/lub leczenia chorób związanych z zaburzeniami metabolicznymi
WO2002080913A1 (en) * 2001-04-06 2002-10-17 F. Hoffmann-La Roche Ag Thiazolidinediones alone or in combination with other therapeutic agents for inhibiting or reducing tumour growth
JP2003040877A (ja) * 2001-07-24 2003-02-13 Sumika Fine Chemicals Co Ltd 5−[6−(2−フルオロベンジルオキシ)−2−ナフチル]メチル−2,4−チアゾリジンジオンの製造方法及びその精製方法
US7102000B2 (en) * 2002-03-08 2006-09-05 Incyte San Diego Inc. Heterocyclic amide derivatives for the treatment of diabetes and other diseases
WO2004005266A1 (en) * 2002-07-03 2004-01-15 F. Hoffmann-La Roche Ag Oxazole derivatives and their use as insulin sensitizers
CA2495942C (en) * 2002-08-30 2010-03-23 F. Hoffmann-La Roche Ag Novel 2-arylthiazole compounds as pparalpha and ppargamma agonists
MXPA05002704A (es) * 2002-09-12 2005-05-05 Hoffmann La Roche Compuestos de acido n-sustituido-1h-indol-5-propionico como agonistas de los receptores activados proliferadores de peroxisomas (ppar) utiles para el tratamiento de diabetes.
ES2312819T3 (es) * 2002-11-25 2009-03-01 F. Hoffmann-La Roche Ag Derivados de indolilo.
US7259176B2 (en) * 2003-06-26 2007-08-21 Hoffmann-La Roche Inc. Process for the preparation of the insulin sensitizer
CN101693202B (zh) * 2009-10-21 2011-04-20 沧州那瑞化学科技有限公司 盐酸吡咯列酮关键中间体加氢反应催化剂及加氢反应方法
US20150004144A1 (en) 2011-12-02 2015-01-01 The General Hospital Corporation Differentiation into brown adipocytes

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1003445B (zh) * 1984-10-03 1989-03-01 武田药品工业株式会社 噻唑烷二酮衍生物,其制备方法和用途
WO1986007056A1 (en) * 1985-05-21 1986-12-04 Pfizer Inc. Hypoglycemic thiazolidinediones
GB8713861D0 (en) * 1987-06-13 1987-07-15 Beecham Group Plc Compounds
DE3889222D1 (de) * 1988-03-04 1994-05-26 Volk Inc Kurt H Gegenstand für den unmittelbaren versand per post mit einer postversandfähigen antwortkarte.
WO1989008652A1 (en) * 1988-03-08 1989-09-21 Pfizer Inc. Thiazolidinedione derivatives as hypoglycemic agents
HUT65619A (en) * 1990-07-03 1994-07-28 Yamanouchi Pharma Co Ltd Process for producing bisheterocyclic compounds and pharmaceutical preparations containing them
FR2688220A1 (fr) * 1992-03-06 1993-09-10 Adir Nouveaux derives de thiazolidine-2,4-dione, leur procede de preparation et les compositions pharmaceutiques qui les contiennent.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009138011A (ja) * 2001-05-15 2009-06-25 F Hoffmann La Roche Ag 糖尿病の処置においてppar−アルファ及び−ガンマアクチベーターとして使用するためのカルボン酸置換オキサゾール誘導体

Also Published As

Publication number Publication date
SK146195A3 (en) 1996-06-05
AU682699B2 (en) 1997-10-16
HUT75099A (en) 1997-04-28
DE59410181D1 (de) 2002-10-10
CZ285927B6 (cs) 1999-11-17
UA41362C2 (uk) 2001-09-17
DK0700397T3 (da) 2003-01-06
NZ267410A (en) 1996-12-20
SK282618B6 (sk) 2002-10-08
KR960702460A (ko) 1996-04-27
CN1040324C (zh) 1998-10-21
JP3162721B2 (ja) 2001-05-08
EP0700397A1 (de) 1996-03-13
CL2004001167A1 (es) 2005-05-20
CN1124488A (zh) 1996-06-12
US5599826A (en) 1997-02-04
RU2122002C1 (ru) 1998-11-20
NO954762L (no) 1995-11-24
CY2415B1 (en) 2004-11-12
NO954762D0 (no) 1995-11-24
PT700397E (pt) 2002-12-31
DE4317320A1 (de) 1994-12-01
PL180046B1 (en) 2000-12-29
FI955685A0 (fi) 1995-11-24
PL311752A1 (en) 1996-03-18
RO114328B1 (ro) 1999-03-30
ATE223409T1 (de) 2002-09-15
WO1994027995A1 (de) 1994-12-08
EP0700397B1 (de) 2002-09-04
CZ299995A3 (en) 1996-03-13
KR100243783B1 (ko) 2000-03-02
CA2163028C (en) 2003-11-25
ES2180581T3 (es) 2003-02-16
FI955685A (fi) 1995-11-24
HU9503376D0 (en) 1996-01-29
AU6970494A (en) 1994-12-20
CA2163028A1 (en) 1994-12-08
HU217065B (hu) 1999-11-29
NO307832B1 (no) 2000-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08510456A (ja) 新規チアゾリジンジオン及びそれを含有する医薬製剤
US5391565A (en) Oxazolidine dione derivatives
KR100292363B1 (ko) 티아졸리딘디온유도체,그의제조방법및용도
JPH0283384A (ja) 新規化合物、その製法及びそれを含む医薬組成物
SK164598A3 (en) 5-phenoxyalkyl-2,4-thiazolidinedione derivative, method for the preparaton thereof, intermediate products for its preparation and pharmaceutical composition containing same
EP0659747B1 (fr) Dérivés amino ramifiés du thiazole, leurs procédés de préparation et les compositions pharmaceutiques qui les contiennent
KR960012206B1 (ko) 티아졸리딘-2,4-디온 유도체 및 이의 염, 이의 제조방법 및 이의 용도
RU2124011C1 (ru) Производное (1-гетероазолил-1-гетероциклил)алкана, или его геометрические или оптические изомеры или рацематы, или его фармацевтически приемлемые кислые соли присоединения, или его сольваты, способы его получения, ацилзамещенные соединения, фармацевтическая композиция, обладающая нейрозащитными свойствами
RU2137770C1 (ru) Производные хинолина
GB2080803A (en) Hypoglycemic 5-substituted oxazolidine-2,4-diones
JP2000512312A (ja) チアゾリジンジオンの改良製造方法及び新規なチアゾリジンジオン
FR2761071A1 (fr) Derives de quinolein-2(1h)-one et de dihydroquinolein-2(1h)- one, leur preparation et leur application en therapeutique
JPH10509140A (ja) ピラゾール誘導体
EP0851862B1 (en) 1(hetero)aryl-4-(condensed thiazol-2-ylalkyl)-piperazine derivatives, their preparation and their use in the treatment of 5-ht1a-receptor mediated disorders
AU2004268816B2 (en) Process for the production of polymorphs of rosiglitazone maleate
JP2579116B2 (ja) 新規な4−メチル−1,3−オキサゾール化合物、それらの調製法およびそれらを含む医薬組成物
FR2696743A1 (fr) Nouveaux composés de thiazolidine dione, leur procédé de préparation et les compositions pharmaceutiques les contenant.
WO1996035688A1 (fr) Derives de 2,4-thiazolidinedione ou d'oxazolidinedione et agent hypoglycemique
JPS5976083A (ja) ジヒドロピリジン類
KR850000389B1 (ko) 5-치환된 옥사졸리딘-2, 4-디온의 제조방법
KR880001999B1 (ko) 디히드로피리딜 씨클릭 이미데이트 에스테르 화합물 및 그의 제조방법
JPH09176163A (ja) 2,4−チアゾリジンジオン又はオキサゾリジンジオン誘導体と血糖降下剤
JPH0469385A (ja) 新規イミダゾリン誘導体

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080223

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090223

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees