JPH08509689A - エアゾール缶用シール構成 - Google Patents

エアゾール缶用シール構成

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Abstract

(57)【要約】 医薬エアゾール配合物を入れるためのエアゾール缶(10)に関する。該缶はバイアル本体(12)と第一及び第二シール部材(16,22)によりシールされているバルブフェルール(14)を含んでなることにより医薬エアゾール配合物を入れるためのチャンバー(60)を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】 エアゾール缶用シール構成 発明の背景 発明の分野 本発明は、医薬エアゾール配合物を入れるための缶に関する。別の態様では、 本発明は、このようなエアゾール缶に使用するためのシール部材に関する。さら に別の態様では、本発明は、1,1,1,2−テトラフルオロエタンを噴射剤と して含むエアゾール配合物を入れる方法に関する。関連技術の説明 医薬エアゾール配合物は、典型的に計量投与バルブを備えた金属、プラスチッ ク又はガラスバイアルに入れられる。このバルブは、典型的には、バルブフェル ールをバイアル本体に対して、弾性材料製中間シールを本体とフェルールとの間 に圧縮した状態でクリンプすることによりバイアル本体に取りつけられる。中間 シールは、フェルールガスケットをバイアル本体の上縁とフェルールガスケット の対向面との間に配置し且つ圧縮した形態であってもよいし、Oリングをバイア ル本体周囲に配置し、且つバイアル本体とバルブフェルールの環状フランジとの 間に圧縮した形態であってもよい。 バルブシールとして使用される材料には、ブナゴム、ブチルゴム、ネオプレン 及びこのような目的のためにWO92/11190(Marecki)に開示さ れているようなある種の熱可塑性材料などがある。医薬エアゾール配合物は、噴 射剤漏れに対して影響されやすく、薬剤を適当な濃度に保持する必要があるので 、おそらく他のエアゾール配合物よりも影響されやすい。しかしながら、医薬エ アゾール配合物に関連した使用についてのバルブシール材料の適性 は、配合物に使用される噴射剤及び他の成分に依存する(例えば、WO92/1 1190及びWO92/14444参照)。従来の噴射剤はまもなく段階的に製 造停止となるので、計量投与医薬エアゾールに使用される薬剤は、1,1,1, 2−テトラフルオロエタン、1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロ パン及び炭化水素等の新しい噴射剤を用いて配合しなければならない。したがっ て、このような代替噴射剤に基づく医薬エアゾール配合物が長期に保存できるシ ール方法、材料及びバイアル構成を考案することが必要である。 発明の概要 本発明によれば、バイアル本体と、第一シールと、第二シールと、バルブフェ ルールとを含んでなる、医薬エアゾール配合物を入れるためのエアゾール缶であ って、 前記バイアル本体がバイアル開口部を形成している壁を備えてなり、前記バル ブフェルールがバイアル開口部を遮断し、前記バイアル本体と前記バルブフェル ールがチャンバーを形成し、前記第一シール部材が相対的に前記チャンバーによ り近く配置され、前記第二シール部材が前記チャンバーから相対的に離れて配置 され、そして前記バルブフェルールとバイアル本体がシール部材の各々と対向シ ール係合しているエアゾール缶が提供される。 本発明のエアゾール缶では、第一と第二シールの両方、例えば、フェルールガ スケット又はOリングと、Oリング等の第二シールを用いて、噴射剤が医薬エア ゾール配合物、特にエタノール等の極性共溶媒を含有するヒドロフルオロカーボ ン噴射剤(例えば、1,1,1,2−テトラフルオロエタン)を含んでなる噴射 剤を主成分とする配合物から漏れる量を減少させている。 図面の簡単な説明 図面では、同様な要素を、同様な参照番号で示してある。第1図は、延長した 閉鎖位置に計量投与バルブを備えている本発明のエアゾール缶の好ましい実施態 様の断面図である。 第2図は、第1図の実施態様の断面図であり、バルブが圧縮解放位置にある。 第3図は、本発明の実施態様の断面図であり、バルブフェルールが、バイアル 本体の内部に沿って延びている一般的に円筒状のフランジを備えている。 第4図は、本発明の別の実施態様の断面図であり、バルブフェルールがバイア ル本体の内部に沿って延びている一般的に円筒状のフランジを備えている。 第5図は、本発明の実施態様の断面図であり、バルブフェルールとバイアル本 体が、相補型ラジアルフランジを含んでなる。 第6図は、本発明の実施態様の断面図であり、第一シールが溶液ガスケットで ある。 発明の詳細な説明 本発明は、バイアル本体とバルブフェルールとを含み、これらを一緒に組み立 ててエアゾール缶を形成する。通常のステンレス鋼、ガラス及びプラスチック( ポリエチレンテレフタレート等)バイアル本体を含む噴射剤を主成分とする医薬 エアゾール配合物を入れるのに有用ないずれのバイアル本体を用いてもよい。同 様に、バルブフェルールは、バイアル本体に取りつけられ且つクリンプするか所 定の位置に固定してバイアル本体の開口部を遮断できるいずれのバルブアセンブ リーでもよい。適当なバルブフェルールには、前記フェルールとバイアル本体が 、下記する2つのシール部材の各々と対向シール係合できるようにフェルールと バイアル本体を構成且つ配置したいずれのバルブフェルールも含まれる。典型的 な適当なフェ ルールには、バイアル本体の外部に沿って延びている一般的に円筒状のスカート を含んでなるもの、バイアル本体の内部に沿って延びる一般的に円筒状のスカー トを含んでなるもの及びバイアル本体上の相補型ラジアルスカートに沿って延び ているラジアルスカートを含んでなるものなどがある。米国特許第4,597, 512号(Wilmot)、第4,427,137号(Dubini)、第4, 407,481号(Botton等)、第4,271,875号(Meshbe rg)及び第3,738,542号(Ruscitti)に開示されているよう な計量投与バルブアセンブリーを含んでなるバルブフェルールが好ましい。 バイアル本体とバルブフェルールがチャンバーを形成し、そして相対的にチャ ンバーにより近い第一環状シールと、チャンバーから相対的に離れている第二環 状シールとを含んでなる二重シール組み合わせ体でシールされている。第一シー ルと第二シールは、構成が同じであっても異なっていてもよい。一般的に対向表 面を有し、そのうちの一つがバルブフェルールに対してシールでき、他方がバイ アル本体に対してシールできるいずれの環状シール部材も適当である。第一及び 第二シールの適当な断面形状(例えば、長方形、円形、楕円形、両凹形等)は、 フェルール及びバイアル本体の構成に依存し、当業者により容易に選択できる。 第一シールは、エアゾール缶のチャンバー又はチャンバー付近をシールする役 割を果たす。第一シールは、好ましくはバルブフェルール上のガスケット表面及 びバイアル本体に対してシールするフェルールガスケット、好ましくはバイアル 本体上の環状リムである。第二シールは、エアゾール缶のチャンバーから相対的 にさらに離れている領域(即ち、第一シールが第二シールとチャンバーとの間に ある領域)をシールする役割を果たすOリング等の環状シールであ る。適当な第二シールには、バイアル本体に対してシールするとともに、バイア ル本体の外部に沿って一般的に円筒状や、バイアル本体の内部に沿って一般的に 円筒状や、バイアル本体上の相補形スカートに沿って半径方向に延びているもの 等のバルブフェルールスカートに対してシールするものなどがある。 本発明のエアゾール缶に使用されるシールは、医薬エアゾール配合物を入れる のに使用するためのいずれかの通常のシール材料、例えば、ブナゴム(例えば、 ブナ―N)、ネオプレン及びブチゴム等の熱硬化性エラストマー、ニトリルゴム 並びに医薬エアゾール缶におけるシールとして有用であることが判明したある種 の熱可塑性材料、例えば、エチレン約80〜約95%と1−ブテン、1−ヘキセ ン及び1−オクテンからなる群から選択される一種以上のコモノマー合計約5〜 約20%との共重合体を含んでなる熱可塑性エラストマー、例えば、WO92/ 11190(Marecki)に開示されているものから構成されてもよい。こ の種の典型的な熱可塑性エラストマーには、 FLEXOMER(商標)DFDA1137NT7ポリオレフィン(Unio n Carbide製)、エチレン約91モル%と1−ブテン約9モル%との共 重合体を含んでなる熱可塑性エラストマー(この共重合体は、密度が0.905 g/cm3(ASTM D−1505)、メルトインデックスが1.0g/10 分(ASTM D−1238)であると言われている); FLEXOMER(商標)DFDA1138NTポリオレフィン(Union Carbide製)、エチレン約91モル%と1−ブテン約9モル%との共重 合体を含んでなり、密度が0.900g/cm3(ASTM D−1505)、 メルトインデックスが0.4g/10分(ASTM D−1238)である熱可 塑性エラスト マー; エチレン約95モル%と、1−ブテン約1モル%と、1−ヘキセン約4モル% との共重合体を含んでなり、密度が0.910g/cm3(ASTM D 12 38)、メルトインデックスが約0.5g/10分(ASTM D 1238) であるFLEXOMER(商標)DFDA1163NT7ポリオレフィン(Un ion Carbide製); エチレン約94モル%と、1−ブテン約1モル%と、1−ヘキセン約5モル% との共重合体を含んでなり、密度が0.910g/cm3(ASTM D 15 05)、メルトインデックスが約1.0g/10分(ASTM D 1238) であるFLEXOMER(商標)DFDA1164NT7ポリオレフィン(Un ion Carbide製); エチレン約90モル%と1−ブテン約10モル%との共重合体を含んでなり、 密度が0.900g/cm3(ASTM D 1505)、メルトインデックス が約1.0g/10分(ASTM D 1238)であるFLEXOMER(商 標)1491NT7ポリオレフィン(Union Carbide製); エチレン約92モル%と1−ブテン約8モル%との共重合体を含んでなり、密 度が0.905g/cm3(ASTM D 1505)、メルトインデックスが 約0.85g/10分(ASTM D 1238)であるFLEXOMER(商 標)9020NT7ポリオレフィン(Union Carbide製); エチレン約80モル%と1−ブテン約20モル%との共重合体を含んでなり、 密度が0.900g/cm3(ASTM D 1505)、メルトインデックス が約5.0g/10分(ASTM D 1238)であるFLEXOMER(商 標)9042NTポリオレ フィン(Union Carbide製); エチレン約90モル%と1−オクテン約10モル%との共重合体を含んでなり 、密度が0.912g/cm3(ASTM D 792)、メルトインデックス が約3.3g/10分(ASTM D 1238)であるATTANE(商標) 4602ポリオレフィン(Dow製); エチレン約92モル%と1−オクテン約8モル%との共重合体を含んでなり、 密度が0.912g/cm3(ASTM D 792)、メルトインデックスが 約1.0g/10分(ASTM D 1238)であるATTANE(商標)4 701ポリオレフィン(Dow製)などがある。 これらの材料のうち最も好ましいものは、FLEXOMER(商標)DFDA 1085ポリオレフィン及びFLEXOMER(商標)DFDB1085ポリオ レフィンである。これらは、各々エチレン約80モル%及び1−ブテン約20モ ル%を含んでなり、密度0.884g/cm3(ASTM D−1505)及び メルトインデックス約0.8g/10分(ASTM D 1238)であり、後 者は、タルクをポリオレフィン共重合体(Union Carbide)の粘着 性を減少するに効果的な量含んでなる。 別の種類の熱可塑性エラストマーは、通常に譲渡された同時継続出願第07/ 878,041号(Marecki)に開示されているものなどのスチレン−エ チレン/ブチレン─スチレン共重合体である。このような熱可塑性エラストマー は、任意にさらにポリオレフィン、例えば、ポリプロピレン、さらに任意にポリ ジメチルシロキサン又はポリメチルオクチルシロキサンなどのシロキサンを含ん でなる。これらのブロック共重合体は、好ましくは密度約0.87〜約0.97 g/cm3、より好ましくは約0.89〜0.91g /cm3である。ショアーA高度は好ましくは約40〜約95、より好ましくは 約50〜約75であり、メルトインデックスは好ましくは約0.3〜約3g/1 0分である。 この種のある種の適当な熱可塑性エラストマーは、市販されている。他のもの は、当業者に知られており、例えば、米国特許第4,386,179号、第4, 481,323号及び第4,511,354号(これらは全て、引用することに より本明細書の開示の一部とされる)に開示されている方法を用いて調製できる 。この種の好ましい熱可塑性エラストマーには、以下のものなどがある: KRATON(商標)G1657ゴム等のKRATON(商標)Gゴム(テキ サス州ヒューストンにあるShell Chemical社製); C−FLEX(商標)熱可塑性エラストマーR70−001(Concept polymer Technologies)、ポリプロピレン変性スチレン −エチレン/ブチレン−スチレン(SEBS)ブロック共重合体と、ジメチルシ ロキサンと、鉱油とを含んでなり、密度0.90g/cm3及びメルトインデッ クス0.25g/10分を有する材料; C−FLEX(商標)熱可塑性エラストマーR70−051、ポリプロピレン 変性SEBSブロック共重合体と、鉱油と、米国特許第4,613,640号( Deisler等;これに開示されている事項全体は、引用することにより本明 細書の開示の一部とされる)に記載されているようなポリメチルオクチルシラン とを含んでなり、密度0.90g/cm3及びメルトインデックス2.7g/1 0分を有する材料; C−FLEX(商標)熱可塑性エラストマーR70−041、ポリプロピレン 変性SEBSブロック共重合体とポリジメチルシロキ サンとを含んでなり、密度0.90g/cm3を有する材料; C−FLEX(商標)熱可塑性エラストマーR70−085、ポリプロピレン 変性SEBSブロック共重合体と、鉱油と、ポリメチルオクチルシロキサン等の シロキサンとを含んでなり、密度0.90g/cm3を有する材料; C−FLEX(商標)熱可塑性エラストマーR70−003、ポリジメチル シロキサン変性SEBSブロック共重合体と、ポリプロピレンと、鉱油とを含ん でなり、密度0.90g/cm3を有する材料; C−FLEX(商標)熱可塑性エラストマーR70−026、ポリプロピレン 変性SEBSブロック共重合体と、ポリジメチルシロキサンと、鉱油とを含んで なり、密度0.90g/cm3を有する材料。 また、このような熱可塑性エラストマーは、加工助剤、色材、滑剤、シリカ、 タルク又は鉱油等の通常のポリマー添加物を少量含んでもよい。 二重シール組み合わせのある種の構成が好ましい。第一シールは、上記したよ うな熱可塑性エラストマーを含んでなることが好ましい。より好ましくは、前記 第一シールが、エチレン約80〜約95%と1−ブテン、1−ヘキセン及び1− オクテンからなる群から選択される一種以上のコモノマー合計約5〜約20%と の共重合体、最も好ましくはエチレン約80%と1−ブテン約20%との共重合 体(例えば、Flexomer(商標)DFDB1085)を含んでなる熱可塑 性エラストマーを含んでなる。 第二シールは、好ましくは上記で列挙したもの等の熱硬化性エラストマー、最 も好ましくはブナ─Nを含んでなる。 上記した実施態様は、噴射剤としてHFC−134aを使用する 医薬エアゾール配合物と関連して使用する時に特に有用であり、配合物がエタノ ールも含有している時にはさらに有用である。 第一及び第二シールが異なる材料を含んでなる実施態様では、第一及び第二シ ールが図面に関連して記載し説明したように互いに分離しており且つ異なること が好ましい。しかしながら、第一及び第二シールが異種の材料から作製され且つ 互いに一体である実施態様も本発明の範囲内である。例えば、第一及び第二シー ルは、一方の層が第一シールを構成し、他方の層が第二シールを構成する二層化 ワッシャーの形態でもよい。また、シールは、一方の材料からなるコアと、もう 一方の材料からなる外面とを備えている同軸Oリングの形態でもよい。このよう な実施態様では、外面が第一シールを構成し、コアが第二シールを構成するであ ろう。 第1図及び第2図において、エアゾール缶10は、バイアル本体12とバルブ フェルール14とを含んでなる。フェルールガスケット16により表される第一 シールは、ガスケット表面18及びバイアル本体12の環状リム20とシール係 合している。Oリング22により表される第二シールは、バイアル本体12にお ける配合物チャンバー60及び開口部26からさらに離れ且つバイアル本体12 の外部とシール係合している。また、Oリング22は、バルブフェルール14の 一般的に円筒状であるスカート24とシール係合しており、このスカートは、バ イアル本体12の外部に沿って延びている。 バルブフェルール14は、計量投与バルブアセンブリー40を含んでなる。こ のバルブアセンブリーは、バルブステム42及びダイヤフラム44を含んでなる 。バルブフェルールは、フェルール開口46を形成している壁を備えており、ダ イヤフラムは、ダイヤフラム開口48を形成する壁を備えている。バルブステム は、ダイヤフ ラム開口を通過し、それと慴動シール係合している。また、ダイヤフラムは、バ ルブフェルール14とシール係合している。ダイヤフラムの寸法は、当業者によ り容易に選択できる。 バルブステム42は、ダイヤフラム開口48と慴動係合している。らせんバネ 50は、第1図に示したように、延びている閉鎖位置にバルブステムを保持して いる。バルブステム42は、バルブステムにおける出口チャンバー54と連通し ているオリフィス52を形成している壁を備えている。また、バルブステムは、 流路56を形成している壁も備えている。 説明した実施態様において、バイアル本体12は、配合物チャンネル60を形 成している。説明した実施態様は、タンクシール開口64を形成している壁を備 えているタンクシール62と、入口端68と入口開口70と出口端72とを備え ている計量タンク66を備えている。また、計量タンクは、所定容積(例えば、 50μL)の計量チャンバー74を形成している壁を備えている。計量タンク6 6の出口端72は、ダイヤフラム44とシール係合しており、バルブステム42 は入口開口70を通過し且つタンクシール62と慴動係合している。 エアゾール缶10は、バルブフェルール14に固定され且つ保持チャンバー7 8と開口80を形成している壁を備えている任意の保持キャップ76をさらに含 んでなる。 缶10の操作を、第1図及び第2図に示す。第1図において、装置は、延長閉 鎖位置にある。開口80により、保持チャンバー78と配合物チャンバー60と の間が開放連通され、エアゾール配合物82が保持チャンバーに入る。流路56 により、保持チャンバーと計量チャンバー74との間が開放連通され、所定量の エアゾール配合物が入口開口70を通って計量チャンバーに入ることができる。 ダイヤフラム44は、計量タンクの出口端72をシールする。 第2図は、圧縮された開放位置にある缶10を示す。バルブステム42が押し 下げられるにつれて、入口開口70とタンクシール開口64が実質的にシールさ れ、したがって、計量チャンバー74内の計量投与配合物を隔離するように流路 56がタンクシール62に対して移動する。バルブステムをさらに押し下げると 、オリフィス52がフェルール開口46を通過し、計量チャンバーに入るとすぐ に、計量投与量が周囲圧に暴露される。噴射剤が迅速に蒸発することにより、計 量投与量がオリフィスを強制通過し出口チャンバー54に入る。缶10は、一般 的に得られたエアゾールを患者が吸入しやすくするアクチュエータと組み合わせ て使用される。 第3図〜第5図では、計量投与量バルブアセンブリーに関するバルブフェルー ルの構成部品は、実質的に第1図及び第2図に関連して上記したとおりである。 第3図において、バイアル本体112とバルブフェルール114は、バルブフ ェルール上のガスケット表面118及びバイアル本体112の環状リム120と シール係合している第一シール116によりチャンバー160にシールされてチ ャンバー160を形成している。第二シール122は、チャンバー160からさ らに離れ、且つバイアル本体112の内部の比較的チャンバー160から離れた 領域とシール係合している。また、第二シール122は、バイアル本体112の 内部に沿って延びているスカート124とシール係合している。 第4図において、バイアル本体212とバルブフェルール214は、バルブフ ェルール上のガスケット表面218及びバイアル本体212の相対的チャンバー 260の近くの領域とシール係合している第一シール216よりシールされてチ ャンバー260を形成して いる。第二シール222は、チャンバー260から相対的に離れ、且つバイアル 本体212の内部とシール係合している。また、第二シール222は、バイアル 本体212の内部に沿って延びているスカート224とシール係合している。 第5図において、バイアル本体312とバルブフェルール314は、バルブフ ェルールのガスケット表面318及びバイアル本体312の相対的にチャンバー 360の近くの領域とシール係合している第一シール316によりシールされて チャンバー360を形成している。第二シール322は、チャンバー360から 相対的に離され、且つバイアル本体312のラジアルスカート320とシール係 合している。また、第二シール322は、バルブフェルールの相補形ラジアルス カート324とシール係合している。 第6図は、実質的に第1図及び第2図に示したようであるが、例えば、第1図 及び第2図に示した任意の保持キャップ76に相当する要素を有しないフェルー ル414を備えた本発明の別の実施態様を示している。フェルール414は、バ イアル本体412の外部に沿って延びている一般的に円筒状のスカート424を 備えている。第一シール416は、ワッシャー形状溶液ガスケットであり、ガス ケット表面418及びバイアル本体412の環状リム420とシール結合してい る。また、第一シール416は、計量タンク466の外部465を包囲し且つそ れとシール係合して、フェルールの内部表面が配合物と接触しないようにしてい る。第二シール、Oリング422は、実質的に第1図及び第2図に関連して上記 したとおりである。 本発明の特に好ましい装置は、実質的に第1図及び第2図に記載し説明したと おりの計量投与装置である。他の特定の構成、計量投与等は当該技術分野におい て周知であり、本発明の二重シール組み 合わせ体とともに使用するのに適当である。 医薬エアゾール配合物は、一般的に薬剤、噴射剤並びにいずれかの必要な補助 薬及び賦形剤(例えば、EP−A−372,777(Purewal等;引用す ることにより本明細書の開示の一部とされる)に開示されているような補助溶剤 、界面活性剤等)を含有している。個々の配合成分及びシール材料によっては、 シール材料は、配合成分に対して不安定(例えば、反応性又は過度に膨潤性)で あることがある。したがって、第一及び第二シールを、第一シールが第二シール が不安定である配合成分に対して効果的なバリヤーを提供するように選択するこ とが好ましい。 医薬エアゾール配合物(又はプラセボ配合物)を、実質的に第1図及び第2図 に示すようなエアゾール缶であって、フェルールガスケットがFlexomer (商標)DFDB1085ポリオレフィン又は上記で列挙したような別の熱可塑 性エラストマーを含んでなり、Oリングがブナ─Nゴム又はシール材料として使 用するのに公知の別の熱硬化性エラストマーを含んでなるエアゾール缶に入れる と、漏洩量は、同様な缶であるがOリングがない缶の漏洩量と比較して実質的に 減少する。このシール構成は、1,1,1,2−テトラフルオロエタン(HFC −134a)又は1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパン(HF C−227)などのヒドロフルオロカーボン噴射剤及びエタノールなどの極性補 助溶剤を含む医薬エアゾール配合物との関連で使用する時に漏洩量を減少させる のに特に役立つ。 以下の実施例において、フェルールガスケットは全てFLEXOMER(商標 )DFDB1085ポリオレフィン(Union Carbide)から作製し 、Oリング(ブナ−Nゴム)はカリフォルニア州アービンにあるParker Seal Groupから 入手し、そして懸濁エアゾール配合物は超微粉砕アルブテロールスルフェート0 .385%と、オレイン酸0.029%と、エタノール14.440%及び1, 1,1,2−テトラフルオロエタン85.146%(全ての%は、配合物の総重 量に対する重量基準である)から構成されていた。 全てのバイアルをシールした後、直立位置で2週間の保証期間周囲条件で保存 し、その後初期重量を測定し、次に初期重量を測定してから1週間後、3週間後 及び6週間後に再びバイアルの重量を測定した。次に、経時的質量損失を一年に 外挿し、mg/年で表した。 実施例1 15mLアルミニウムエアゾールバイアル30個各々に、上記懸濁配合物7. 6gを常温で充填した。次に、全てのバイアルに、適当なクリンプセッティング を用いて、ブナゴム製ダイヤフラム(DB−218、イリノイ州シカゴにあるA merican Gasket and Rubber製)を備えた25μLバ ルブを嵌合した。バイアルのうちの10個(ロットA)を、実質的に第1図及び 第2図に示したようなガスケットシールフェルールと、フェルールガスケット( Oリングを使用しない)とを用いてシールした。バイアルのうちの10個(ロッ トB)を、溶液フェルール(Oリングのみによりエアゾール缶に対してシールす るように構成及び配置されたフェルール)とOリングとを用いてシールした。バ イアルのうち10個(ロットC)を、ガスケットシールフェルール(実質的に第 1図及び第2図に示したようなもの)と、フェルールガスケットと、Oリングと を用いてシールした。これらの3ロットに関する漏洩量データを、表1に示す。 実施例2 15mLアルミニウムエアゾールバイアル30個各々に、上記懸濁エアゾール 配合物7.6gを常温で充填した。次に、全てのバイアルに、FLEXOMER (商標)GERS1085ポリオレフィン(Union Carbide製)製 ダイヤフラムを備えた25μLバルブを嵌合した。バイアルのうちの10個(ロ ットD)を、(実質的に第1図及び第2図に示したような)ガスケットシールフ ェルールと、フェルールガスケット(Oリングを使用しない)とを用いてシール した。バイアルのうちの10個(ロットE)を、溶液フェルールとOリングとを 用いてシールした。バイアルのうち10個(ロットF)を、ガスケットシールフ ェルール(実質的に第1図及び第2図に示したようなもの)と、フェルールガス ケットと、Oリングとを用いてシールした。これらの3ロットに関する漏洩量デ ータを、表2に示す。 実施例3 15mLアルミニウムエアゾールバイアル30個各々に、上記懸濁エアゾール 配合物7.6gを常温で充填した。バイアルのうちの10個(ロットG)を、ブ ラインドガスケットフェルール(実質的に第1図及び第2図に示したようなもの であるが、関連バルブアセンブリー40又はフェルール開口46を備えていない )と、フェルールガスケット(Oリングを使用しない)とを用いてシールした。 バイアルのうちの10個(ロットH)を、ブラインド溶液フェルールとOリング とを用いてシールした。バイアルのうち10個(ロットI)を、ブラインドガス ケットフェルールと、フェルールガスケットと、Oリングとを用いてシールした 。30個のバイアル全てに関して、計量タンクを、フェルールをバイアルにクリ ンプする前にフェルールにクリンプした。これらの3ロットに関する漏洩量デー タを、表3に示す。 表1〜3の結果から明らかなように、フェルールガスケットとOリングを含む 本発明の例示したエアゾール缶(ロットC、F及びI)は、単一シールしかない 比較例よりも漏洩量が低い。Oリングが一つのみである缶(ロットB、E及びH )は、Oリングシールに対するエタノールの影響と思われる経時的な漏洩量の増 加を示す。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年3月23日 【補正内容】 1)明細書 国際出願明細書第1頁〜第2頁(明細書翻訳文第1頁第2行〜第2頁第26行 「エアゾール・・・減少させている。」) エアゾール缶用シール構成 発明の背景 発明の分野 本発明は、医薬エアゾール配合物を入れるための缶に関する。別の態様では、 本発明は、このようなエアゾール缶に使用するためのシール部材に関する。さら に別の態様では、本発明は、1,1,1,2−テトラフルオロエタンを噴射剤と して含むエアゾール配合物を入れる方法に関する。関連技術の説明 医薬エアゾール配合物は、典型的に計量投与バルブを備えた金属、プラスチッ ク又はガラスバイアルに入れられる。このバルブは、典型的には、バルブフェル ールをバイアル本体に対して、弾性材料製中間シールを本体とフェルールとの間 に圧縮した状態でクリンプすることによりバイアル本体に取りつけられる。中間 シールは、フェルールガスケットをバイアル本体の上縁とフェルールガスケット の対向面との間に配置し且つ圧縮した形態であってもよいし、Oリングをバイア ル本体周囲に配置し、且つバイアル本体とバルブフェルールの環状フランジとの 間に圧縮した形態であってもよい。 バルブシールとして使用される材料には、ニトリルゴム、ブチルゴム、ネオプ レン及びこのような目的のためにWO92/11190(Marecki)に開 示されているようなある種の熱可塑性材料などがある。医薬エアゾール配合物は 、噴射剤漏れに対して影響されやすく、薬剤を適当な濃度に保持する必要がある ので、おそら く他のエアゾール配合物よりも影響されやすい。しかしながら、医薬エアゾール 配合物に関連した使用についてのバルブシール材料の適性は、配合物に使用され る噴射剤及び他の成分に依存する(例えば、WO92/11190及びWO92 /14444参照)。従来の噴射剤はまもなく段階的に製造停止となるので、計 量投与医薬エアゾールに使用される薬剤は、1,1,1,2−テトラフルオロエ タン、1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパン及び炭化水素等の 新しい噴射剤を用いて配合しなければならない。したがって、このような代替噴 射剤に基づく医薬エアゾール配合物が長期に保存できるシール方法、材料及びバ イアル構成を考案することが必要である。 本発明によれば、バイアル本体と、バルブフェルールと、(i)エチレン約8 0〜約95%と1−ブテン、1−ヘキセン及び1−オクテンからなる群から選択 される一種以上のコモノマー合計約5〜約20%との共重合体を含んでなる熱可 塑性エラストマーと(ii)スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体 を含んでなる熱可塑性エラストマーから選択される材料を含んでなる第一シール と、ネオプレン、ブチルゴム又はニトリルゴムを含んでなる第二シールとを含ん でなる医薬エアゾール配合物を入れるためのエアゾール缶であって、 前記バイアル本体がバイアル開口部を形成している壁を備えてなり、前記バル ブフェルールがバイアル開口部を遮断し、前記バイアル本体と前記第一シールと 前記バルブフェルールとがチャンバーを形成し、前記第一シール部材が相対的に 前記チャンバーにより近く配置され、前記第二シール部材が前記チャンバーから 相対的に離れて配置され、そして前記バルブフェルールとバイアル本体がシール 部材の各々と対向シール係合しているエアゾール缶が提供される。 本発明のエアゾール缶では、第一と第二シールの両方、例えば、フェルールガ スケット又はOリングと、Oリング等の第二シールを用いて、噴射剤が医薬エア ゾール配合物、特にエタノール等の極性共溶媒を含有するヒドロフルオロカーボ ン噴射剤(例えば、1,1,1,2−テトラフルオロエタン)を含んでなる噴射 剤を主成分とする配合物から漏れる量を減少させている。 国際出願明細書第5頁(明細書翻訳文第4頁第25行〜第6頁第1行「第二シ ールは、・・・エラストマー;」)第二シールは、エアゾール缶のチャンバーか ら相対的にさらに離れている領域(即ち、第一シールが第二シールとチャンバー との間にある領域)をシールする役割を果たすOリング等の環状シールである。 適当な第二シールには、バイアル本体に対してシールするとともに、バイアル本 体の外部に沿って一般的に円筒状や、バイアル本体の内部に沿って一般的に円筒 状や、バイアル本体上の相補形スカートに沿って半径方向に延びているもの等の バルブフェルールスカートに対してシールするものなどがある。 本発明のエアゾール缶に使用される第一シールは、エチレン約80〜約95% と1−ブテン、1−ヘキセン及び1−オクテンからなる群から選択される一種以 上のコモノマー合計約5〜約20%との共重合体を含んでなる熱可塑性エラスト マー、例えば、WO92/11190(Marecki)に開示されているもの から構成されてもよい。この種の典型的な熱可塑性エラストマーには、 FLEXOMER(商標)DFDA1137NT7ポリオレフィン(Unio n Carbide製)、エチレン約91モル%と1−ブテン約9モル%との共 重合体を含んでなる熱可塑性エラストマー(この共重合体は、密度が0.905 g/cm3(ASTM D−1505)、メルトインデックスが1.0g/10 分(ASTM D−1238)であると言われている); FLEXOMER(商標)DFDA1138NTポリオレフィン(Union Carbide製)、エチレン約91モル%と1−ブテン約9モル%との共重 合体を含んでなり、密度が0.900g/cm3(ASTM D−1505)、 メルトインデックスが0.4g/10分(ASTM D−1238)である熱可 塑性エラスト マー; 国際出願明細書第7頁(明細書翻訳文第7頁第7行〜第8頁第9行「エチレン 約・・・などがある:」) エチレン約92モル%と1−オクテン約8モル%との共重合体を含んでなり、 密度が0.912g/cm3(ASTM D 792)、メルトインデックスが 約1.0g/10分(ASTM D 1238)であるATTANE(商標)4 701ポリオレフィン(Dow製)などがある。 これらの材料のうち最も好ましいものは、FLEXOMER(商標)DFDA 1085ポリオレフィン及びFLEXOMER(商標)DFDB1085ポリオ レフィンである。これらは、各々エチレン約80モル%及び1−ブテン約20モ ル%を含んでなり、密度0.884g/cm3(ASTM D−1505)及び メルトインデックス約0.8g/10分(ASTM D 1238)であり、後 者は、タルクをポリオレフィン共重合体(Union Carbide)の粘着 性を減少するに効果的な量含んでなる。 第一シールに適当な別の種類の熱可塑性エラストマーは、通常に譲渡された同 時継続出願第07/878,041号(Marecki)に開示されているもの などのスチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体である。このような熱 可塑性エラストマーは、任意にさらにポリオレフィン、例えば、ポリプロピレン 、さらに任意にポリジメチルシロキサン又はポリメチルオクチルシロキサンなど のシロキサンを含んでなる。これらのブロック共重合体は、好ましくは密度約0 .87〜約0.97g/cm3、より好ましくは約0.89〜0.91g/cm3 である。ショアーA高度は好ましくは約40〜約95、より好ましくは約50〜 約75であり、メルトインデックスは好ましくは約0.3〜約3g/10分であ る。 この種のある種の適当な熱可塑性エラストマーは、市販されてい る。他のものは、当業者に知られており、例えば、米国特許第4,386,17 9号、第4,481,323号及び第4,511,354号(これらは全て、引 用することにより本明細書の開示の一部とされる)に開示されている方法を用い て調製できる。この種の好ましい熱可塑性エラストマーには、以下のものなどが ある: 国際出願明細書第9頁(明細書翻訳文第9頁第17行〜第10頁第12行「二 重シール組み・・・するであろう。」) 二重シール組み合わせのある種の構成が好ましい。第一シールは、上記したよ うな熱可塑性エラストマーを含んでなることが好ましい。より好ましくは、前記 第一シールが、エチレン約80〜約95%と1−ブテン、1−ヘキセン及び1− オクテンからなる群から選択される一種以上のコモノマー合計約5〜約20%と の共重合体、最も好ましくはエチレン約80%と1−ブテン約20%との共重合 体(例えば、Flexomer(商標)DFDB1085)を含んでなる熱可塑 性エラストマーを含んでなる。 第二シールは、ネオプレン、ブチルゴム又はニトリルゴム、最も好ましくはニ トリルゴムを含んでなる。 上記した実施態様は、噴射剤としてHFC−134aを使用する医薬エアゾー ル配合物と関連して使用する時に特に有用であり、配合物がエタノールも含有し ている時にはさらに有用である。 第一及び第二シールが図面に関連して記載し説明したように互いに分離してお り且つ異なることが好ましい。しかしながら、第一及び第二シールが互いに一体 である実施態様も本発明の範囲内である。例えば、第一及び第二シールは、一方 の層が第一シールを構成し、他方の層が第二シールを構成する二層化ワッシャー の形態でもよい。また、シールは、一方の材料からなるコアと、もう一方の材料 からなる外面とを備えている同軸Oリングの形態でもよい。このような実施態様 では、外面が第一シールを構成し、コアが第二シールを構成するであろう。 国際出願明細書第13頁〜第14頁(明細書翻訳文第13頁第25行〜第15 頁第26行「本発明の・・・表1に示す。」) 本発明の特に好ましい装置は、実質的に第1図及び第2図に記載し説明したと おりの計量投与装置である。他の特定の構成、計量投与等は当該技術分野におい て周知であり、本発明の二重シール組み合わせ体とともに使用するのに適当であ る。 医薬エアゾール配合物は、一般的に薬剤、噴射剤並びにいずれかの必要な補助 薬及び賦形剤(例えば、EP−A−372,777(Purewal等;引用す ることにより本明細書の開示の一部とされる)に開示されているような補助溶剤 、界面活性剤等)を含有している。個々の配合成分及びシール材料によっては、 シール材料は、配合成分に対して不安定(例えば、反応性又は過度に膨潤性)で あることがある。したがって、第一及び第二シールを、第一シールが第二シール が不安定である配合成分に対して効果的なバリヤーを提供するように選択するこ とが好ましい。 医薬エアゾール配合物(又はプラセボ配合物)を、実質的に第1図及び第2図 に示すようなエアゾール缶であって、フェルールガスケットがFlexomer (商標)DFDB1085ポリオレフィン又は上記で列挙したような別の熱可塑 性エラストマーを含んでなり、Oリングがニトリルゴム又はシール材料として使 用するのに公知の別の熱硬化性エラストマーを含んでなるエアゾール缶に入れる と、漏洩量は、同様な缶であるがOリングがない缶の漏洩量と比較して実質的に 減少する。このシール構成は、1,1,1,2−テトラフルオロエタン(HFC −134a)又は1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパン(HF C−227)などのヒドロフルオロカーボン噴射剤及びエタノールなどの極性補 助溶剤を含む医薬エアゾール配合物との関連で使用する時に漏洩量を減少させる のに特に役立つ。 以下の実施例において、フェルールガスケットは全てFLEXOMER(商標 )DFDB1085ポリオレフィン(Union Carbide)から作製し 、Oリング(ブナ−N、ニトリルゴム)はカリフォルニア州アービンにあるPa rker Seal Groupから入手し、そして懸濁エアゾール配合物は超 微粉砕アルブテロールスルフェート0.385%と、オレイン酸0.029%と 、エタノール14.440%及び1,1,1,2−テトラフルオロエタン85. 146%(全ての%は、配合物の総重量に対する重量基準である)から構成され ていた。 全てのバイアルをシールした後、直立位置で2週間の保証期間周囲条件で保存 し、その後初期重量を測定し、次に初期重量を測定してから1週間後、3週間後 及び6週間後に再びバイアルの重量を測定した。次に、経時的質量損失を一年に 外挿し、mg/年で表した。 実施例1 15mLアルミニウムエアゾールバイアル30個各々に、上記懸濁配合物7. 6gを常温で充填した。次に、全てのバイアルに、適当なクリンプセッティング を用いて、ニトリルゴム製ダイヤフラム(DB−218、イリノイ州シカゴにあ るAmerican Gasket and Rubber製)を備えた25μ Lバルブを嵌合した。バイアルのうちの10個(ロットA)を、実質的に第1図 及び第2図に示したようなガスケットシールフェルールと、フェルールガスケッ ト(Oリングを使用しない)とを用いてシールした。バイアルのうちの10個( ロットB)を、溶液フェルール(Oリングのみによりエアゾール缶に対してシー ルするように構成及び配置されたフェルール)とOリングとを用いてシールした 。バイアルの うち10個(ロットC)を、ガスケットシールフェルール(実質的に第1図及び 第2図に示したようなもの)と、フェルールガスケットと、Oリングとを用いて シールした。これらの3ロットに関する漏洩量データを、表1に示す。 2)請求の範囲(請求の範囲翻訳文第19頁〜第21頁) 請求の範囲 1.バイアル本体と、バルブフェルールと、(i)エチレン約80〜約95% と1−ブテン、1−ヘキセン及び1−オクテンからなる群から選択される一種以 上のコモノマー合計約5〜約20%との共重合体を含んでなる熱可塑性エラスト マーと(ii)スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体を含んでなる 熱可塑性エラストマーから選択される材料を含んでなる第一シールと、ネオプレ ン、ブチルゴム又はニトリルゴムを含んでなる第二シールとを含んでなる医薬エ アゾール配合物を入れるためのエアゾール缶であって、 前記バイアル本体がバイアル開口部を形成している壁を備えてなり、前記バル ブフェルールがバイアル開口部を遮断し、前記バイアル本体と前記第一シールと 前記バルブフェルールとがチャンバーを形成し、前記第一シール部材が相対的に 前記チャンバーにより近く配置され、前記第二シール部材が前記チャンバーから 相対的に離れて配置され、そして前記バルブフェルールとバイアル本体がシール 部材の各々と対向シール係合しているエアゾール缶。 2.開口部を形成している外壁と環状リムとを備えている一般的に円筒状のバ イアル本体と、環状ガスケット表面と一般的に円筒状のフランジとを備えている バルブフェルールと、(i)エチレン約80〜約95%と1−ブテン、1−ヘキ セン及び1−オクテンからなる群から選択される一種以上のコモノマー合計約5 〜約20%との共重合体を含んでなる熱可塑性エラストマーと(ii)スチレン −エチレン/ブチレン−スチレン共重合体を含んでなる熱可塑性エラストマーか ら選択される材料を含んでなるフェルールガスケット と、ネオプレン、ブチルゴム又はニトリルゴムを含んでなるOリングシールとを 含んでなる、医薬エアゾール配合物を入れるためのエアゾール缶であって、 前記バルブフェルールのガスケット表面と前記バイアル本体の環状リムとが、 前記フェルールガスケットと対向シール係合しており、そして前記バルブフェル ールがバイアル本体における開口部を遮断してチャンバーを形成しており、 前記バルブフェルールのフランジが前記バイアル本体の外壁に沿って延びてお り、そして前記バイアル本体と前記フランジが前記Oリングと対向シール係合し ているエアゾール缶。 3.前記第一シールが、粘着性を減少及び/又は無くするのに効果的な量のタ ルクを含んでなる請求項1又は2に記載のエアゾール缶。 4.前記チャンバーに医薬エアゾール組成物が入っている前記請求項のいずれ かに記載のエアゾール缶。 5.前記医薬エアゾール配合物が、1,1,1,2−テトラフルオロエタン又 は1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパンを含んでなる噴射剤を 含んでなる請求項4に記載のエアゾール缶。 6.前記医薬エアゾール配合物がエタノールをさらに含んでなる請求項5に記 載のエアゾール缶。 7.第一シールと第二シールとが互いに一体である前記請求項のいずれかに記 載のエアゾール缶。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.バイアル本体と、第一シールと、第二シールと、バルブフェルールとを含 んでなる、医薬エアゾール配合物を入れるためのエアゾール缶であって、 前記バイアル本体がバイアル開口部を形成している壁を備えてなり、前記バル ブフェルールがバイアル開口部を遮断し、前記バイアル本体と前記バルブフェル ールがチャンバーを形成し、前記第一シール部材が相対的に前記チャンバーによ り近く配置され、前記第二シール部材が前記チャンバーから相対的に離れて配置 され、そして前記バルブフェルールとバイアル本体がシール部材の各々と対向シ ール係合しているエアゾール缶。 2.前記第一シールが、エチレン約80〜約95%と1−ブテン、1−ヘキセ ン及び1−オクテンからなる群から選択される一種以上のコモノマー合計約5〜 約20%との共重合体を含んでなる熱可塑性弾性体を含んでなる請求項1に記載 のエアゾール缶。 3.前記第一シールが、粘着性を減少及び/又は無くするのに効果的な量のタ ルクを含んでなる請求項2に記載のエアゾール缶。 4.前記第一シールが、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体を 含んでなる請求項1に記載のエアゾール缶。 5.前記第二シールが、ブナゴム、ネオプレン、ブチルゴム及びニトリルゴム を含んでなる請求項1に記載のエアゾール缶。 6.前記チャンバーに医薬エアゾール組成物が入っている請求項1に記載のエ アゾール缶。 7.前記医薬エアゾール配合物が、1,1,1,2−テトラフルオロエタン又 は1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパンを含んでなる噴射剤を 含んでなる請求項6に記載のエアゾール缶 。 8.前記医薬エアゾール配合物がエタノールをさらに含んでなる請求項7に記 載のエアゾール缶。 9.前記第一シールが、エチレン約80〜約95%と1−ブテン、1−ヘキセ ン及び1−オクテンからなる群から選択される一種以上のコモノマー合計約5〜 約20%との共重合体を含んでなる熱可塑性弾性体か、スチレン−エチレン/ブ チレン−スチレン共重合体を含んでなる熱可塑性弾性体を含んでなり、第二シー ルがブナゴム、ネオプレン、ブチルゴム又はニトリルゴムを含んでなり、そして 第一シールと第二シールとが互いに一体である請求項1に記載のエアゾール缶。 10.開口部を形成している外壁と環状リムとを備えている一般的に円筒状の バイアル本体と、環状ガスケット表面と一般的に円筒状のフランジとを備えてい るバルブフェルールと、フェルールガスケットと、Oリングとを含んでなる、医 薬エアゾール配合物を入れるためのエアゾール缶であって、 前記バルブフェルールのガスケット表面と前記バイアル本体の環状リムとが、 前記フェルールガスケットと対向シール係合しており、そして前記バルブフェル ールがバイアル本体における開口部を遮断してチャンバーを形成しており、 前記バルブフェルールのフランジが前記バイアル本体の外壁に沿って延びてお り、そして前記バイアル本体と前記フランジが前記Oリングと対向シール係合し ているエアゾール缶。 11.前記第一シールが、エチレン約80〜約95%と1−ブテン、1−ヘキ セン及び1−オクテンからなる群から選択される一種以上のコモノマー合計約5 〜約20%との共重合体を含んでなる熱可塑性弾性体を含んでなる請求項10に 記載のエアゾール缶。 12.前記第一シールが、粘着性を減少及び/又は無くするのに効果的な量の タルクを含んでなる請求項11に記載のエアゾール缶。 13.前記第一シールが、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体 を含んでなる請求項10に記載のエアゾール缶。 14.前記第二シールが、ブナゴムを含んでなる請求項10に記載のエアゾー ル缶。 15.前記チャンバーに、医薬エアゾール組成物が入っている請求項10に記 載のエアゾール缶。 16.前記医薬エアゾール配合物が、1,1,1,2−テトラフルオロエタン 又は1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパンを含んでなる噴射剤 を含んでなる請求項15に記載のエアゾール缶。 17.医薬エアゾール配合物がさらにエタノールを含んでなる請求項16に記 載のエアゾール缶。
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