JPH08509511A - ポリマー組成物、ポリマー組成物の製造方法、特に吸収材組成物、およびその使用 - Google Patents

ポリマー組成物、ポリマー組成物の製造方法、特に吸収材組成物、およびその使用

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JPH08509511A JP6523786A JP52378694A JPH08509511A JP H08509511 A JPH08509511 A JP H08509511A JP 6523786 A JP6523786 A JP 6523786A JP 52378694 A JP52378694 A JP 52378694A JP H08509511 A JPH08509511 A JP H08509511A
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ヒェミッシェ ファブリーク シュトックハウセン ゲー.エム.ベー.ハー
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Abstract

(57)【要約】 ポリマー組成物、ポリマー組成物の製造方法、特に吸収材について開示する。ポリマー組成物は、実質的には、再生可能な多糖類原料を基にした特別の成分A、水溶性ポリマーからなる特別の成分B、マトリックス材、イオン型および/または共有結合型架橋剤、または、抗ブロッキング剤からなる。その製造方法は、水で膨潤可能なポリマーを多糖類のポリマーと混合して乾燥粉砕し、次にその他の成分を加えて均質になるまで混合した後、熱処理を行い、前記熱処理後、架橋剤を添加している間、最終の熱処理によって架橋剤をマトリックス材に任意に定着させるというものである。さらに、本ポリマー組成物の使用および先に製造したポリマー組成物からなる(動物)衛生用品と工業化学製品について開示する。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリマー組成物、ポリマー組成物の製造方法、 特に吸収材組成物、およびその使用 本発明はポリマー組成物およびポリマー組成物の製造方法に関し、特に主とし て再生可能な原料を基に作られた吸収材に関する。このため、本組成物は原則的 に生分解性がある。主として天然の原料から作られているため、本吸収材はポリ アクリレートを原料とした吸収材と比べて残留モノマーを含まないか、もしくは モノマー残留量が非常に少ない。本発明による吸収材は、荷重下でも水や水溶液 の比較的高い吸収量と吸収率を有し、ゲルブロッキングの傾向がなく(ゲルブロ ッキング:水と接触すると吸収剤の外層が固着し合い、それ以上液体が吸収材に 吸収されなくなる)、機械的に安定である(個々の成分に分離する点に関して) 。膨潤状態ではそれらは個々の粒子に分かれる。それはまた非水溶性であり、非 常に高いゲル安定性を有する。本発明はさらにその製造方法と、水、水溶液や水 性分散液、体液を吸収する繊維、フィルム、粉末あるいは粒子材料として、タン ポンやおむつなどの衛生用品、動物衛生用品、特に肉や魚の包装材料などの工業 化学製品、栽培鉢および土壌調整における使用や、ケーブル被覆材としての使用 に関する。 今日使用されている大部分の吸収材は、超吸収材とも言われ、大量の液体(水 、尿)を短時間で吸収することができるが、主として僅かに架橋したポリアクリ レートである。従って、それらは再生可能な原料で作られておらず、生分解性は 比較的不十分であるか、もしくはまったく生分解しない。 再生可能な原料から超吸収材を製造しようとして、西独特許公報(DE−PS )第2612846号に記載されているように、アクリル酸を多糖類、例えばコ ーンスターチにグラフトすることが行われた。しかしながら、多糖類は少量(最 大25%まで)しか使用できないようである。大量に使用すると吸収特性が著し く低下するからである。 西独特許公開公報(DE−OS)第4029591号、同第4029592号 、 同第4029593号に記載されているように多糖類をポリアクリレートの重合 ゲルに組み込むことによっても、生成した超吸収材の吸収量やその他の特性に顕 著な低下をもたらさない範囲では、ポリアクリレートは最大25%までしか置換 できない。たとえ、繊維や例えばアルミニウム架橋剤などの種々の補助剤を追加 して添加したとしてもである。多糖類は吸収材が生分解可能な構成単位を得るた めの基本要素であるとみなされている。 西独特許公報(DE−PS)第3132976号には、ポリアクリル酸と多糖 類とを粉末の形態で、かつ溶液中で混合することが記載されている。ここでは、 混合物の吸収剤粒子の殻がAl(OH)2OOCCH3*1/3H3BO3のような アルミニウム架橋剤と架橋する。従って、この方法では60%以上の再生可能な 原料を含む超吸収材は製造できない。 この技術に記載の方法によると、多糖類は吸収成分としてはあまり寄与してい ない。 西独特許公開公報(DE−OS)第2634539号などの種々の文献には、 カルボキシメチルセルロース−吸収材、すなわち原則的に生分解性のある材料の 製造方法が記載されている。これはカルボキシメチルセルロースを水系中で種々 の架橋剤で架橋して製造するものである。しかしながら、これらの吸収材は強い ゲルブロッキングを示す。 米国特許(US−A)第4,959,341号には、カルボキシメチルセルロ ースを基にした吸収材の製造方法が記載されている。これは、カルボキシメチル セルロース、セルロース繊維、疎水成分、架橋剤Al(OH)2OOCCH3*1 /3H3BO3の混合物からなり、アルミニウム架橋剤が液体吸収中にカルボキシ メチルセルロースの架橋を起こすというものである。 これらの吸収材は優れた吸収特性を有しているが、ブロッキング現象を表わす 。その上、これらの吸収材はふるい分けや輸送などの機械的ストレスによって容 易に分離し得る。その結果もはや均質な製品ではなくなり、このためにその応用 の可能性がかなり制限される。 欧州特許公報(EP−PS)第0201895号にもカルボキシメチルセルロ ースを基にした吸収材の製造法が記載されており、これら吸収材の製造において はカルボキシメチルセルロースが低い濃度で含まれる水溶液が使用される。さら に、この製造には、アセトンやメタノールのような有機溶媒が大量に必要である 。このようなカルボキシメチルセルロース−吸収材は製造に時間がかかる。また 吸収材自体もブロッキング現象を示し、ゲル強度も低い。 当初、液体と接触したときの非常に高い膨潤力(自由膨潤力とも言われる)だ けが吸収材開発の主要素となっていた。しかしながら、後になって、吸収した液 体の量だけではなく、ゲル強度も重要であるということがわかってきた。しかし ながら、米国特許(US−A)第3,247,171号(DOW/WALKER )および米国特許再発行(US−PS Re)第32,649号からもわかると おり、一方の膨潤力あるいは自由膨潤力とも言われる吸収力と、他方の架橋ポリ マーのゲル強度は相反する性質であった。つまり、特に高い吸収力を持つポリマ ーは膨潤したゲルの強度が弱く、その結果ゲルは加圧(例えば身体の荷重)下で 変形し、それ以上の液体分布や液体吸収が妨げられるということである。米国特 許再発行(US−PS Re)第32,649号によると、液体吸収、液体輸送 、および、これらの超吸収材がおむつの構成に使用される場合のおむつと皮膚の 乾燥を確保するために、吸収量(ゲル体積)とゲル強度とのバランスのとれた関 係を目指さなければならない。これに関連して、最初に自由に膨潤した後、次に かかる圧力下で液体を保持するポリマーの能力だけではなく、同時にかかる動作 圧力すなわち液体吸収中の動作圧力に抗して液体を吸収するという事実も重要で ある。これは赤ん坊や人が衛生用品の上に座ったり寝たりしているときや、例え ば足の動きによってせん断力が働いているときに実際起こるケースである。欧州 特許出願(EP−A)第0339461号の5頁から7頁には、この特異吸収特 性を、荷重下における吸収(”AUL”)として言及している。 上記のような欠点を持たず、下記のような特性を持つポリマー組成物、特に吸 収材を提供し製造することが本発明の目的であった。その特性とは、 a)吸収材が主として天然の原料から作られており、従って原則的に生分解性が あること、 b)吸収材が高い機械的強度を有し、ふるい分けの途中や、例えば、らせんスク リューフィーダ中で個々の成分に分離しないこと、 c)吸収材が水および水溶液について比較的高い吸収率および吸収量を有するこ と、 d)残留モノマーの量が、ポリアクリレートに基づく従来の吸収材中の残留モノ マーの量よりかなり低いこと、 e)吸収材が膨潤状態で非常に高いゲル安定性を有し、これに関連して、吸収材 粒子が分離した個々の粒子の形態で存在すること、 f)ゲルブロッキングの傾向を示してはならないこと、および、 g)吸収材が荷重下で水および水溶液の高い吸収率と吸収量を有すること、 である。 別の目的は、活性物質含有組成物とその製造方法および使用を提供することで ある。 本発明によると、上記最初の目的は、ポリマー組成物およびポリマー組成物の 製造方法、特に実質的に次の4つの成分からなる吸収材によって達成される。す なわち、 −再生可能な特別の原料を基にした成分A、 −水で膨潤可能な特別のポリマーからなる成分B、 −マトリックス材、および、 −イオン型または共有結合型架橋剤、そして、 −任意であるが、抗ブロッキング剤、 である。 本発明は、ポリマー組成物、特に吸収材組成物に関し、実質的には、架橋結合 によって任意に修飾されていてもよい多糖類とその誘導体を基にした水溶性およ び/または水で膨潤可能なポリマーを基にした、70−99.99%−wt成分 Aと、 (メタ)アクリル酸、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミド、 酢酸ビニル、ビニルピロリドン、ビニルピリジン、(無水)マレイン酸、(無水 )イタコン酸、フマル酸、ビニルスルホン酸、および/または2−アクリルアミ ド−2−メチルプロパンスルホン酸、ならびに上記の重合可能な酸のアミド類、 N−アルキル誘導体、N,N’−ジアルキル誘導体、ヒドロキシル基含有エステ ル およびアミノ基含有エステルよりなる水で膨潤可能な、合成ポリマーおよび/ま たはコポリマーを基にした、0.01−30%−wtの成分Bであって、これら の酸の0−98%の酸基は中和されており、また、これらのポリマーおよび/ま たはコポリマーが少なくとも二官能性化合物で架橋されてポリマー成分として使 用されている成分Bと、 分離とゲルブロッキングを防ぐために、180℃未満の融点あるいは軟化点を もち、上記ポリマー成分に対して0.1−30%−wtのマトリックス材と、 これらのポリマー成分に対して0.001−10%−wtのイオン型または共 有結合型架橋剤と、 任意ではあるが天然および/または合成繊維および/または大表面材料を基に した少なくとも1つの抗ブロッキング剤であって、これらのポリマー成分に対し て0−50%−wtの抗ブロッキング剤と、からなり、 成分Bを水性媒体中で成分Aと合わせ、その後乾燥粉砕し、上記他の成分を加 えて均質になるまで混合し、熱処理を行い、該熱処理後上記架橋剤を添加してい る間、任意に最終の熱処理を実施して該架橋剤を上記マトリックス材によって定 着させて得ることができる。 本発明は、さらにポリマー組成物、特に吸収材の製造方法に関し、実質的には 、架橋結合によって任意に修飾されていてもよい多糖類とその誘導体を基にした 水溶性および/または水で膨潤可能なポリマーを基にした、70−99.99% −wt成分Aと、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)ア クリルアミド、酢酸ビニル、ビニルピロリドン、ビニルピリジン、(無水)マレ イン酸、(無水)イタコン酸、フマル酸、ビニルスルホン酸、および/または2 −アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、ならびに上記の重合可能な 酸のアミド類、N−アルキル誘導体、N,N’−ジアルキル誘導体、ヒドロキシ ル基含有エステルおよびアミノ基含有エステルよりなる水で膨潤可能な、合成ポ リマーおよび/またはコポリマーを基にした、0.01−30%−wtの成分B であって、これらの酸の0−98%の酸基は中和されており、また、これらのポ リマーおよび/またはコポリマーが少なくとも二官能性化合物で架橋されてポリ マー成分として使用されている成分Bと、分離とゲルブロッキングを防ぐために 、 180℃未満の融点あるいは軟化点をもち、上記ポリマー成分に対して0.1− 30%−wtのマトリックス材と、これらのポリマー成分に対して0.001− 10%−wtのイオン型および/または共有結合型架橋剤と、任意ではあるが天 然および/または合成繊維および/または大表面材料を基にした少なくとも1つ の抗ブロッキング剤であって、これらのポリマー成分に対して0−50%−wt の抗ブロッキング剤と、からなり、成分Bを水性媒体中で成分Aと合わせ、その 後乾燥粉砕し、上記他の成分を加えて均質になるまで混合し、熱処理を行い、該 熱処理後上記架橋剤を添加している間、任意に最終の熱処理を実施して該架橋剤 を上記マトリックス材によって定着させて得ることを特徴とする。 非常に驚いたことには、製造中成分Bを成分Aに僅かに加えるだけで、吸収特 性に顕著な改善が見られることがわかった。成分Bの添加は僅かでいいので、そ のような吸収材の残留モノマー、例えばアクリル酸の含有量は、ポリアクリレー トを基にした吸収材のモノマー残留量より明らかに少ない。 成分Bの成分Aへの混和は、例えば共に水あるいは水溶液中で膨潤させ、その 後乾燥させることによって達成される。非常に驚いたことに、この方法を実施し た結果AUL値が明らかに増加する。さらに、製品の吸収特性を損なわずに成分 Bの部分を驚くべきことにかなりの程度削減することができる。さらに、驚くべ きことに吸収材システムのマトリックス材となる固形物を添加することにより、 これが成分Aと成分Bおよびイオン型架橋剤の混合物であるポリマー吸収材と結 合して、水および水溶液の高い吸収率と吸収量を持つ吸収剤が製造できるという ことがわかった。この吸収材は、個々の乾燥粒子の分離という点に関して機械的 強度も改善されている。さらに、この吸収材システムのゲルは個々の粒子に分か れて存在する。 非常に驚いたことには、この吸収材は上述した特性に加えて、ポリアクリル酸 を基にして作られた吸収材と比べてかなり高いゲル強度も有している。 多糖類とその誘導体を基にした水溶性および水で膨潤可能なポリマーは、成分 Aとして適したものである。例えば、グアー、カルボキシメチルグアー、キサン タン、アルギン酸塩、アラビアゴム、ヒドロキシエチルセルロースあるいはヒド ロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロースおよびその他のセルロ ース誘導体、デンプンおよびデンプン誘導体例えばカルボキシメチルスターチ、 個々の多糖類の混合物などである。好ましいポリマーとしては、グアー、そして スターチ、グアー、セルロースの陰イオン誘導体であるが、カルボキシメチルセ ルロースが特に好ましい。 列挙した成分Aのポリマーは、水に対する溶解度を減少させてより優れた膨潤 特性を達成するために架橋結合によって変性させてもよい。架橋結合はポリマー 全体で行われてもよいし、個々のポリマー粒子の表面だけでなされてもよい。 ポリマーの反応は、例えばカルシウム、アルミニウム、ジルコン、鉄(III) 、チタン化合物などのイオン型架橋剤を用いて実施されてもよい。反応は、クエ ン酸、ムチン酸、酒石酸、リンゴ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピ ン酸などの多官能カルボン酸、ポリエチレングリコール、グリセロール、ペンタ エリスリトール、プロパンジオール、サッカロースなどのアルコール、炭酸エチ レン、炭酸プロピレンなどの炭酸エステル、ポリオキシプロピレンアミンなどの アミン、エチレングリコールジグリシジルエーテル、グリコールジグリシジルエ ーテルあるいはグリコールトリグリシジルエーテル、エピクロロヒドリンなどの エポキシ化合物、無水コハク酸、無水マレイン酸などの酸無水物、ビス−(アク リルアミド)−酢酸、メチレンビスアクリルアミドなどのアルデヒドおよび多官 能(活性)オレフィンを用いて実施することもできる。実際のところ、上記化合 物類の誘導体および上記化合物類の異なる官能基をもったヘテロ官能化合物も適 している。 成分Bとして適しているのは、水で膨潤可能な合成ポリマーあるいはコポリマ ーで、主として(メタ)アクリル酸を基にしたものである。また、(メタ)アク リトニトリル、(メタ)アクリルアミド、酢酸ビニル、ビニルピロリドン、ビニ ルピリジン、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、無水イタコン酸、フマ ル酸、ビニルスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸 、および、これらの重合可能な酸のアミド、そのNおよびN,N’−ジアルキル 誘導体、ヒドロキシル基含有エステルおよびアミノ基含有エステルを基にしても よい。架橋結合し、一部中和されたポリアクリレートが好ましい。 最大98%、好ましくは50−80%の酸基が中和される。 ポリマーは少なくとも二官能性架橋剤によって架橋されていてよい。 上記ポリマーの製造は公知の方法に従って実施される(西独特許公報(DE− PS)第2706135号、西独特許公開公報(DE−OS)4015085) 。ポリアクリレート、例えばケミシェ・ファブリク・ストックハイゼン社(Ch emische Fabrik Stockhausen GmbH)製のFA VOR(登録商標)型は、成分Bとして特に好ましいものの代表である。 成分Aと成分Bは、エステル結合や列挙した架橋剤の1つによって化学的に結 合するか、もしくは、相互貫入ネットワーク(IPN)という意味において物理 的に結合するかのどちらかである。 マトリックス材としては、有機固体物質で、180℃未満で融解もしくは軟化 し、好ましくは室温で柔らかさを持つものが適している。例えばトリグリセロー ルモノステアレートなどである。ヒマシ油のような強粘液も適している。好まし くはユニオン・カーバイド(Union Carbide)のTONE0230 と0240のようなポリカプロラクトンがマトリックス材として適しているが、 例えば無水マレイン酸との反応などで修飾されていてもよい。 マトリックス材は吸収材システムに、より高い機械的強度を付与するが、これ はおそらく化学的および/または物理的相互作用によるものである。このために 、例えばコンベヤスクリューによる輸送中に生じる、あるいはスクリーニングに よって生じる個々の成分の分離がかなり削減される。それによって、高い吸収値 を持ち、その上、仕上げ後や目的の場所に組み込まれた後もより均質でより効果 的なシステムとして存在する吸収材を製造することができる。さらに、吸収材を マトリックス材内に埋め込むことによって、非常に驚くべきことには、ゲルブロ ッキングが明らかに削減されたり、完全に排除されることすらある。こうして吸 収材全体にわたる高い吸収率が確保される。その上マトリックス材は架橋剤を個 々の吸収材粒子の表面に堅く固定する。凝集補助剤を使用した超吸収材の微細粉 の粒状化については、西独特許公報(DE−PS)第3741157号と同第3 917646号の実施例に記載されている。このようにして製造された製品は水 と水溶液について高い吸収率を有している。しかしながら、それら製品は完全に ポリアクリレートからできており、このために生分解性はあるとしてもごく僅か で ある。凝集剤は製品の粒状化に機能するだけで、マトリックス材としての働きは ない。 抗ブロッキング剤もゲルブロッキングを削減する。従ってこの抗ブロッキング 剤によって、液体吸収が加速され改善される。また、ゲルの分離すなわちゲルが 個々の粒子に分かれて存在することも確保される。 一般に知られているように、適切な抗ブロッキング剤には繊維性材料およびその 他の大表面材料などがある(西独特許公報(DE−PS)第3141098号と 同第3313344号参照)。 繊維は天然のものでも合成のものでもよい。例えば、毛、綿、絹、セルロース 繊維、あるいは、ポリアミド、ポリエステル、ポリアクリロニトリル、ポリウレ タン繊維、オレフィン繊維およびその置換製品、また、ポリビニルアルコール繊 維とその誘導体などである。無機物質の例としては、ベントナイト、ゼオライト 、エーロシル、活性炭がある。 適切な架橋剤とは、上記ポリマーを、水に対する溶解度を下げ、吸引力を改善 し、ブロック現象を削減するような状態へと変化させる化合物のことである。 ポリマーの官能基と相互に作用できる金属化合物が適切なイオン型架橋剤であ る。特に好ましいのは、マグネシウム、カルシウム、アルミニウム、ジルコン、 鉄、チタン、亜鉛の化合物で、カルボン酸や無機酸の塩の形で水に優れた溶解性 を示すものである。好ましいカルボン酸は、酢酸、乳酸、サリチル酸、プロピオ ン酸、安息香酸、脂肪酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、クエ ン酸、酒石酸、リンゴ酸、ムチン酸である。好ましい無機陰イオンには、塩化物 、臭化物、硫酸水素塩、硫酸塩、リン酸塩、ホウ酸塩、硝酸塩、炭酸水素塩、炭 酸塩が含まれる。 他に適切なものとしては、多価金属を含む有機化合物で、アセチルアセトネー ト、アルコレートのようなものがある。例えばFe(acac)3、Zr(ac ac)4、Ti(OBu)4、Zr(o−prop)4などである。 水溶性の架橋剤は、成分Aと成分Bの架橋結合を、特に表面部分において、そ れぞれお互いの間で生じさせる。このようにして吸収特性が改善されるが、これ に関しては西独特許公報(DE−PS)第3132976、同第2609144 号及び米国特許(US−A)第4,959,341号に記載されている。 共有結合型架橋剤として適切なものは、多官能カルボン酸、アルコール、アミ ン、エポキシ化合物、カルボン酸無水物、アルデヒド、およびその誘導体である 。例としては、クエン酸、ムチン酸、酒石酸、リンゴ酸、マロン酸、コハク酸、 グルタル酸、アジピン酸、ポリエチレングリコール、グリセロール、プロパンジ オール、ポリオキシプロピレンアミン、エピクロロヒドリン、エチレングリコー ルジグリシジルエーテル、グリコールジグリシジルエーテル、無水コハク酸、無 水マレイン酸、炭酸エチレン、炭酸プロピレンが挙げられる。列挙した化合物の 天然誘導体および上記化合物類の異なった官能基をもつヘテロ官能化合物も適し ている。 成分A対成分Bの比率における成分Aの割合は70−99.99%−wtで、 好ましくは75−95%−wtである。成分Bの割合は0.01−30%−wt で、好ましくは5−25%−wtである。 成分Bを添加すると、たとえ少量でも、吸収特性、特に吸引力に関してかなり の改善がみられる。純カルボキシメチルセルロース材(C.M.C−材)と比較 すると、それによって吸収特性に驚くほど明らかな改善が達成できる。 必要とされる成分Bの量は、例えば膨潤状態とその後の乾燥における成分Aと 成分Bの処理工程によってかなり削減される。 抗ブロッキング剤の量は、成分Aと成分Bに対して0.5から50%−wtの 間が好ましいが、特に好ましくは5から15%−wtである。 吸収材中の架橋剤の量は、成分Aと成分Bに対して0.001−10%−wt であるが、好ましくは3−7%−wtである。 マトリックス材の添加量は、成分Aと成分Bに対して0.1−30%−wtの 間であるが、好ましくは2.5−7.5%−wtの間である。 マトリックス材は、例えば米国特許(US−A)第4,952,550号にあ る純物理的混合物に見られるように吸収材が分解するのを防いでいる。さらにゲ ルブロッキングも防ぐ。 吸収材の好ましい製造方法を以下に示す。 ステップ1) 成分Aと成分Bを、室温で乾燥の形態で物理的に混合する。次 に水中あるいはは水溶液中で撹拌しながら共に膨潤する。15分から360分後 、得た物質を乾燥オーブン中で40℃から180℃までの範囲で乾燥する。得た 生成物はその後乾燥する。 ステップ2) 得た物質を、抗ブロッキング剤およびマトリックス成分と共に 均質な混合物になるまで混合する。成分の混合は、スクリューミキサー、流動床 ミキサー、ディスクミキサー、リボンミキサーのような適切なミキサーの中で実 施する。 熱処理は25℃から180℃、好ましくは100℃から120℃までの範囲で 実施する。加熱時間は5分から60分、好ましくは20分から40分である。従 来の乾燥器または加熱炉、オーブン(例えば、ディスク乾燥器、コンベヤ乾燥器 、流動床ドライヤ、赤外線乾燥器)を用いて製品の熱処理を行う。 ステップ3) 次にイオン型架橋剤、好ましくはホウ酸で安定化させたアルミ ニウムジヒドロキシアセテートを、得た物質と共に均質な混合物が得られるまで 室温で十分に混合する。マトリックスで架橋剤を定着させるため、再度25℃か ら180℃、好ましくは50℃から80℃までの範囲での加熱を5分から60分 間行なってマトリックス材を溶融する。 ステップ1に記載した処理工程のかわりに、場合によっては成分Aを(例えば 水で)膨潤した成分Bに混和させてもよいし、あるいは成分Bを(例えば水で) 膨潤した成分Aに混和させてもよい。あるいはまた、(例えば水で)膨潤した成 分Aを(例えば水で)膨潤した成分Bに混和させてもよい。この場合、任意に水 あるいは水溶液を加えてもよい。 粉砕後(ステップ1)、製品をふるいにかけ、好ましくは粒径を90−630 μmにする。 マトリックス成分の混和は、好ましくは室温で実施するが、マトリックス成分 は溶融物として使用してもよい。熱修飾の前に、溶解化剤を得る目的で、好まし くは水/イソプロパノールからなる混合物をステップ2の混合物に添加してもよ い。水および、その他の水溶性有機溶媒と水との混合物を、水/イソプロパノー ル−混合物のかわりに使用することもできる。 欧州特許公報(EP−PS)第0083022号に、ポリアクリル酸からでき ている吸収材の架橋結合についての記載がある。これは、少なくとも2つの官能 基をもち、ポリアクリレートのカルボキシル基と反応できる架橋剤を使用すると いうものである。反応は吸収材粒子の表面で起こる。西独特許公報(DE−PS )第3314019号と同第3523617号にも、少なくとも2つの官能基を もった架橋剤によるポリアクリレートの表面架橋結合のことが記載されている。 本発明による吸収材とは違って、これらの特許には殻内のポリアクリレートの修 飾が述べられているだけで多糖類の修飾は述べられていない。しかしながら、こ れでは十分な生分解性をもつ吸収材ができることには決してならない。 イオン型架橋剤の混和も、ステップ2の物理的混合物に直接行なうことができ る。その後5分から120分間、好ましくは20分から60分間、25℃から1 80℃、好ましくは100℃から120℃までの範囲での加熱を行なう。この処 理工程中、上述の溶媒のステップは、架橋剤混和の前か後のどちらかに行う。 共有結合型架橋剤はポリマー混合物に、イオン型架橋剤の代わりに、および、 イオン型架橋剤のほかに、マトリックス添加の前か後に添加される。 共有結合型架橋剤は、好ましくは任意のアルコール/水−混合物に溶かして、ポ リマー混合物に急速撹拌しながら滴下される。溶媒の量はポリマー混合物に対し て1から10%の間である。その後25℃から180℃の範囲で5分から120 分間加熱する。水と、水溶性有機溶媒と水の混合物を溶媒として使用してもよい 。 都合によっては、共有結合型架橋剤と抗ブロッキング剤を共にステップ1で添 加してもよい。 本発明による吸収材は、ポリアクリル酸を基にした製品と比べて優れた生分解 性をもつ。しかも、天然原料を基にした既知の吸収材と比べて荷重下でも0.9 %塩化ナトリウム溶液の吸収量および吸引力がかなり改善されている。また驚く べきことにゲル強度も非常に高い。 さらに、機械的強度(個々の成分に分解するという点に関する)が、前述の再 生可能な原料を基にした吸収材と比べてかなり改善されている。 本発明によるポリマー組成物は、繊維、フィルム、粉末または粒材として、水 や、尿や血液などのような水溶液を吸収するための吸収材として特に使用するこ とができる。従って、おむつ、タンポン、外科用品、ケーブルの被覆材、栽培鉢 、肉や魚の包装材料、および吸収材の外被に使用するのに特に適している。 さらに、本材は、薬品、殺虫剤(米国特許(US)第4,818,534、同 第4,983,389号、同第4,983,390号、同第4,985,251 号)、香料などの活性物質を徐々に放出するための貯蔵媒体として適しているが 、これは貯蔵媒体が分解可能であるという利点を持っているためである。 従って、付加的な利点として活性物質が完全に放出されるという事実が生ずる 。 活性物質含有貯蔵材は、好ましくは濃縮された水溶液もしくは含水溶液を実質 的に乾燥した吸収材の中へ吸収させて製造し、必要なら再び乾燥する。 活性物質は、吸収材組成物の製造過程の前段階のどこにでも、直接または溶液 や分散液として加えることもできる。 活性物質含有貯蔵材は、粉末の形態で、もしくは乳化剤や安定剤などの分散安 定剤を含む疎水媒体や、多糖類のような他の物質との混合物に分散して使用され る。 例えば、これらの殺菌剤含有貯蔵材をセルロース、グアー、デンプン製品ある いはその誘導体、例えばカルボキシメチルセルロースに加えることにより、貯蔵 中や水性媒体中での長期間にわたる使用中にこれらの物質の分解が防げるので、 貯蔵の効果のために溶液中で活性物質が大量に遊離することが避けられる。試験方法: ティーバッグ試験(TBT) 吸収量を測定するためにティーバッグ試験を実施した。0.9%のNaCl水 溶液を試験溶液として用いた。0.2gの試験物質(90から630μmの間に ふるい分けられている)を計量してティーバッグに入れたものを試験溶液の中で それぞれ10分と30分間膨潤させた。5分間(最大値)しずくを落とした後、 遠心分離機、例えば市販のスピン乾燥器で、遠心分離を1400rpmで行った 。液体の吸収は重量測定によって決め、1gの物質あたりに換算して表した(保 持値)。荷重下における吸収(AUL) 荷重下における液体吸収量を測定するため、欧州特許出願(EP−A)第03 39461号に記載されているように、荷重下における吸収を測定した。 0.16gの試験物質(300から600μmの間にふるい分けられている) を、毛管現象によって0.9%NaCl溶液中に60分間、1.55kN/m2 (99.8g/in2)の圧力下で膨潤させた。 液体の吸収は重量測定によって決定し、1gの物質あたりに換算して表した。ゲル強度(G’) 膨潤した吸収材のゲル強度G’を測定するために、欧州特許出願(EP−A) 第0339461号に記載されている方法を用いた。 装置:制御応力レオメータCS100、Carri−Med Ltd.Dor king/UK 測定条件:プレート−プレートシステム、直径60mm、プレート間のスペー ス2mm、温度20℃、トルク1000−4000μNm、振幅1.5−5mr ad、周波数10.0Hz、28mlの0.9%NaCl/g吸収材。指標はN /m2で示される。フロー試験(FT) フロー試験によって、製品が試験液体を吸収する速度を測定した。さらに、ブ ロッキング現象を示したか、完全に膨潤したか、全体が濡れたかについて調査し た。またさらに、ゲルが固体か、粘着性があるか、ばらばらか、分離した状態で 存在していたかについても調査した。 フロー試験を実施するのに約100mgの物質を水に浸したペーパークロスの 上に置いた。そして製品による水の吸収を観察した。吸収の挙動は以下の階級に 従って評価した: A:速く吸収される B:非常に速く吸収される C:最初から最後まで吸収される D:水を吸収した後ゲルが分離した状態で存在する E:ゲルブロッキング 以下に本発明をその製造例と使用例によってさらに詳細に説明する。前生成物 以下の混合物を室温(15から20℃)で360mlの水に入れて撹拌し、3 時間放置する。次に、生じたゲルを再循環空気乾燥器の中で100℃で2時間乾 燥し、それから粉砕してふるいにかけ、粒径を90−630pmにする。前生成物1 38gのC.M.C.Walocel40000(カルボキシメチルセルロー スナトリウム、Wolff Walsrodeの製品)、2gのポリアクリレー ト超吸収材(西独特許公開公報(DE−OS)第4015085号の実施例4に 従って製造したもの。以下”SAB A”と称する。)前生成物2 38gのC.M.C.(Walocel30000)、2gの”SAB A”前生成物3 36gのC.M.C.(Walocel30000)、4gの”SAB A”前生成物4 32gのC.M.C.(Walocel30000)、8gの”SAB A”前生成物5 32gのC.M.C.(Walocel30000)、8gの”SAB A” 、4gのセルロース繊維(PWC500、Rettenmaierの製品)前生成物6 28.5gのC.M.C.(Walocel30000)、9.5gのグアー 粉(タイプ104、Roeperの製品)、2gの”SAB A”前生成物7(比較製品) 40gのC.M.C.(Walocel40000)、添加剤なし実施例 実施例1 5gの前生成物1を、0.25gの(セルロース、直径:17μm、長さ:3 0μm)繊維BE600/30(Rettenmaierの製品)と、0.25 gの酸末端TONE230(カプロラクトンを基にしたポリオールで分子量12 50g・mol-1のユニオン・カーバイド(Union Carbide)製T ONE230と、無水マレイン酸との反応生成物)とを十分に混合し、オーブン で30分間120℃に加熱する。次に0.25gのAl(OH)2OOCCH3* 1/3H3BO3を加えて、オーブンで1時間50℃に加熱する。 TBT(最大値/保持値)=48g/g/26g/g;AUL=18.0g/g; FT:B C D実施例2 5gの前生成物2を、0.25gのAerosil R972(ヒュームドシ リカ、粒子径:16nm、Degussa AG製)と、0.25gの酸末端T ONE230、0.5mlの水、1mlのイソプロパノールとを十分に混合し、 オーブンで30分間120℃に加熱する。次に0.25gのAl(OH)2OO CCH3*1/3H3BO3を加えて、オーブンで1時間50℃に加熱する。 TBT(最大値/保持値)=51g/g/28g/g;AUL=19.6g/g; FT:B C D実施例3 実施例2に記載の方法で、前生成物2の代わりに前生成物3を使用する。さら に、Aerosil R972の代わりにAerosil A200(発煙シリ カ、粒子径:12nm、Degussa AG製)を使用する。 TBT(最大値/保持値)=45g/g/27g/g;AUL=17.0g/g; FT:B C D実施例4 実施例2に記載の方法で、酸末端TONE230の代わりに純TONE230 を使用する。さらに、2倍量の水と2倍量のイソプロパノールを使用して十分な 混合を実施する。 TBT(最大値/保持値)=52g/g/29g/g;AUL=19.0g/g; FT:B C D実施例5 実施例2に記載の方法で、前生成物5を使用する。 TBT(最大値/保持値)=47g/g/27g/g;AUL=18.3g/g; FT:B C D実施例6 実施例3に記載の方法で、酸末端TONE230の半量だけを使用する。Ae rosil A200は同量の繊維BE600/30に代える。 TBT(最大値/保持値)=52g/g/29g/g;AUL=18.7g/g; FT:B C D実施例7 実施例2に記載の方法で、(最初の加熱前に)0.25gの繊維BE600/ 30を追加して混和する。 TBT(最大値/保持値)=49g/g/28g/g;AUL=18.9g/g; FT:B C D実施例8 実施例2に記載の方法で、前生成物6を使用する。 TBT(最大値/保持値)=38g/g/22g/g;AUL=16.5g/g; FT:A C D実施例9 実施例2に記載の方法で、前生成物5を使用する。アルミニウム架橋剤の量を 0.2gに減らす。 TBT(最大値/保持値)=49g/g/28g/g;AUL=16.8g/g; FT:A C D実施例10 実施例1で得られた生成物100gを100mlの3,7−ビス(ジメチルア ミノ)−フェノチアジニウムクロライドの0.125%水溶液と混合し、再循環 空気乾燥器で60℃2時間乾燥する。 こうして得られた生成物200mgをティーバッグに入れる。これを50ml の0.2%塩化ナトリウム溶液の入ったビーカーに吊るす。1時間後ティーバッ グを取り除く。塩化ナトリウム溶液の染料を査定する。この操作を新鮮なNaC l溶液を使って繰り返す。 5サイクル繰り返した後でも、塩化ナトリウム溶液の青色は、ポリマー組成物 が貯蔵媒体として機能して活性物質を放出していることを示している。実施例11 前生成物1を製造するとき、0.05gの3,7−ビス(ジメチルアミノ)− フェノチアジニウムクロライドを追加して粉末混合物に加える。その後の処理は 記載の通りである。実施例1に従って吸収材をこの前生成物から製造する。こう して製造した吸収材を実施例10に記載したような方法で調べる。得られた結果 は実施例10と同じである。比較例 比較例1 実施例2に記載の方法で、前生成物7と半量の酸末端TONE230を使用す る。 TBT(最大値/保持値)=36g/g/27g/g;AUL=8.0g/g;F T:E比較例2 20gのC.M.C30000を、8gのイソプロパノール、200gの水、 0.4gのAl(OH)2OOCCH3*1/3H3BO3、0.8gの酢酸と50 ℃で4時間保つ。その後80℃で乾燥させる。 TBT(最大値/保持値)=16g/g/11g/g;AUL=8.9g/g;F T:E比較例3、4 実施例3と5に従って生成物の製造をマトリックス材を加えずに繰り返した。 このようにして得られた生成物は不均質で、ふるい分けによって分離し、ブロッ キングを起こす可能性があった。TBTとAUL試験に関して、生成物が不均質 であるため、再現性のある値は得られなかった(スクリーニング中の分離)。比較例5 60gのC.M.C.40000を、1.5gの炭酸エチレン、1.5mlの 水,1.5mlのイソプロパノールと十分に混合し、その後オーブンで60分間 120℃に加熱する。この生成物8gを、2gのFavorR953(架橋結合 し、一部中和されたポリアクリレート、Stockhausen GmbHの製 品)、0.5gのTONE230、0.5gの繊維BE600/30、0.5g のAl(OH)2OOCCH3*1/3H3BO3と、2mlのイソプロパノールと 1mlの水を使って十分に混合し、オーブンで60分間120℃に加熱する。 TBT(最大値/保持値)=46g/g/29g/g;AUL=14.4g/g; FT:B C D比較例6 8gのC.M.C.40000を、2gの”SAB A”、0.5gの繊維B E600/30、0.5gの酸末端TONE230、0.1gのAerosil R972、2mlのイソプロパノール、1mlの水と十分に混合し、その後オー ブンで30分間120℃に加熱する。こうして得られた生成物に0.6gのAl (OH)2OOCCH3*1/3H3BO3を添加し、次にオーブンで1時間50℃ に加熱する。 TBT(最大値/保持値)=51g/g/36g/g;AUL=11.0g/g; FT:B C D
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年7月11日 【補正内容】 請求の範囲 1.実質的に、 架橋結合によって任意に修飾されていてもよい水溶性および/または水で膨潤 可能な多糖類あるいは多糖類の誘導体70−99.99%−wt(成分A)と、 (メタ)アクリル酸、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミド、 酢酸ビニル、ビニルピロリドン、ビニルピリジン、(無水)マレイン酸、(無水 )イタコン酸、フマル酸、ビニルスルホン酸、および/または2−アクリルアミ ド−2−メチルプロパンスルホン酸、ならびに上記の重合可能な酸のアミド類、 N−アルキル誘導体、N,N’−ジアルキル誘導体、ヒドロキシル基含有エステ ルおよびアミノ基含有エステルの水で膨潤可能な合成ポリマーおよび/またはコ ポリマーであって、これら酸の0−98%の酸基は中和され、これらのポリマー および/またはコポリマーが少なくとも二官能性化合物で架橋されているもの0 .01−30%−wt(成分B)と、 分離とゲルブロッキングを防ぐために、180℃未満の融点あるいは180℃ 未満の軟化点をもち、上記ポリマー成AおよびBに対して0.1−30%−wt の有機マトリックス材と、 これら2つのポリマー成分AおよびBに対して0.001−10%−wtのイ オン型および/または共有結合型架橋剤と、 天然および/または合成繊維および/または大表面材料を基にした少なくとも 1つの抗ブロッキング剤であって、これらのポリマー成分AおよびBに対して0 −50%−wtの抗ブロッキング剤と、からなり、 成分Bを水性媒体中で成分Aと合わせ、その後乾燥粉砕し、上記他の成分を加 えて均質になるまで混合し、熱処理を行い、上記架橋剤を添加した後、任意では あるが上記マトリックス材による定着のための最終熱処理を実施して得られるこ とを特徴とするポリマー組成物、特に吸収材組成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C08L 5/00 LAW 7421−4C A61F 13/18 307A 2119−3B A41B 13/02 D

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.実質的には、 架橋結合によって任意に修飾されていてもよい多糖類とその誘導体を基にした 水溶性および/または水で膨潤可能なポリマーを基にした、70−99.99% −wt成分Aと、 (メタ)アクリル酸、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミド、 酢酸ビニル、ビニルピロリドン、ビニルピリジン、(無水)マレイン酸、(無水 )イタコン酸、フマル酸、ビニルスルホン酸、および/または2−アクリルアミ ド−2−メチルプロパンスルホン酸、ならびに上記の重合可能な酸のアミド類、 N−アルキル誘導体、N,N’−ジアルキル誘導体、ヒドロキシル基含有エステ ルおよびアミノ基含有エステルよりなる水で膨潤可能な、合成ポリマーおよび/ またはコポリマーを基にした、0.01−30%−wtの成分Bであって、これ らの酸の0−98%の酸基は中和されており、また、これらのポリマーおよび/ またはコポリマーが少なくとも二官能性化合物で架橋されてポリマー成分として 使用されている成分Bと、 分離とゲルブロッキングを防ぐために、180℃未満の融点あるいは軟化点を もち、上記ポリマー成分に対して0.1−30%−wtのマトリックス材と、 これらのポリマー成分に対して0.001−10%−wtのイオン型または共 有結合型架橋剤と、 天然および/または合成繊維および/または大表面材料を基にした少なくとも 1つの抗ブロッキング剤であって、これらのポリマー成分に対して0−50%− wtの抗ブロッキング剤と、からなり、 成分Bを水性媒体中で成分Aと合わせ、その後乾燥粉砕し、上記他の成分を加 えて均質になるまで混合し、熱処理を行い、該熱処理後上記架橋剤を添加してい る間、任意に最終の熱処理を実施して該架橋剤を上記マトリックス材によって定 着させて得られることを特徴とするポリマー組成物、特に吸収材組成物。 2.実質的には、請求項1に記載の組成物と、抑制された方式で放出される少な くとも1つの活性物質、例えば薬品、殺虫剤、殺菌剤、および/または香料とか らなる活性物質含有組成物。 3.実質的には、ポリマー成分としての75−95%−wtの成分Aおよび5− 25%−wtの成分Bと、上記成分に対して2.5−7.5%−wtの少なくと も1つのマトリックス材と、上記成分に対して3−7%−wtの少なくとも1つ のイオン型および/または共有結合型架橋剤と、上記成分に対して0.5−50 %−wt、好ましくは5−15%−wtの少なくとも1つの抗ブロッキング剤と からなる請求項1あるいは2に記載の組成物。 4.成分Aは多糖類とその誘導体、特にグアー、デンプン、セルロースの誘導体 を基にした水溶性および/または水で膨潤可能なポリマーであることを特徴とす る請求項1、2あるいは3に記載の組成物。 5.成分Aはセルロース、特にカルボキシメチルセルロースの陰イオン誘導体で あることを特徴とする請求項4に記載の組成物。 6.上記マトリックス材は室温で強粘性か、ロウのように柔らかい物質であるこ とを特徴とする請求項1、2あるいは3に記載の組成物。 7.上記マトリックス材は、無水マレイン酸との反応によって任意に修飾されて いるトリグリセロールモノステアレート、ヒマシ油、ポリカプロラクトンから選 ばれることを特徴とする請求項6に記載の組成物。 8.上記イオン型架橋剤は金属化合物、好ましくはマグネシウム、カルシウム、 アルミニウム、ジルコン、鉄、チタン、亜鉛の化合物で有機および無機酸の塩の 形になっているものから選ばれることを特徴とする請求項1、2あるいは3に記 載の組成物。 9.上記共有結合型架橋剤は、多官能カルボン酸、アルコール、アミン、エポキ シ化合物、カルボン酸無水物および/またはアルデヒド、また、それらの誘導体 、および上記化合物類の異なった官能基をもつヘテロ官能化合物から選ばれるこ とを特徴とする請求項1、2あるいは3に記載の組成物。 10.実質的には、 架橋結合によって任意に修飾されていてもよい多糖類とその誘導体を基にした 水溶性および/または水で膨潤可能なポリマーを基にした、70−99.99% −wtの成分Aと、 (メタ)アクリル酸、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミド、 酢酸ビニル、ビニルピロリドン、ビニルピリジン、(無水)マレイン酸、(無水 )イタコン酸、フマル酸、ビニルスルホン酸、および/または2−アクリルアミ ド−2−メチルプロパンスルホン酸、ならびに上記の重合可能なアミド類、N− アルキル誘導体、N,N’−ジアルキル誘導体、ヒドロキシル基含有エステルお よびアミノ基含有エステルを基にした水で膨潤可能な合成ポリマーおよび/また はコポリマーであって、これらの酸の0−98%の酸基が中和されており、また 、これらのポリマーおよび/またはコポリマーが少なくとも二官能性化合物で架 橋されてポリマー成分として使用されている、0.01−30%-wtの成分B と、 分離とゲルブロッキングを防ぐために、180℃未満の融点あるいは軟化点を もち、上記ポリマー成分に対して0.1−30%−wtのマトリックス材と、 これら2つのポリマー成分に対して0.001−10%−wtのイオン型およ び/または共有結合型架橋剤と、 天然および/または合成繊維および/または大表面材料を基にした少なくとも 1つの抗ブロッキング剤であって、これらのポリマー成分に対して0−50%− wtの抗ブロッキング剤と、からなるポリマー組成物、特に吸収材の製造方法で あって、 前記ポリマー組成物/吸収材は、成分Bを水性媒体中で成分Aと合わせ、その 後乾燥粉砕し、上記他の成分を加えて均質になるまで混合し、熱処理を行い、該 熱処理後上記架橋剤を添加している間、任意に最終の熱処理を実施して該架橋剤 を上記マトリックス材によって定着させて得ることを特徴とするポリマー組成物 、特に吸収材の製造方法。 11.実質的には、ポリマー成分として使用され75−95%−wtの成分Aお よび5−25%−wtの成分Bと、上記成分に対して2.5−7.5%−wtの 少なくとも1つのマトリックス材と、上記成分に対して3−7%−wtの少なく とも1つのイオン型および/または共有結合型架橋剤と、上記成分に対して0. 5−50%−wt、好ましくは5−15%−wtの少なくとも1つの抗ブロッキ ング剤とからなるポリマー組成物、特に吸収材を使用することを特徴とする請求 項10に記載の製造方法。 12.多糖類とその誘導体、特にグアー、デンプン、セルロースの誘導体を基に した水溶性および/または水で膨潤可能なポリマーを成分Aとして使用すること を特徴とする請求項10または11に記載の製造方法。 13.セルロース、特にカルボキシメチルセルロースの陰イオン誘導体を成分A として使用することを特徴とする請求項12に記載の製造方法。 14.室温で強粘性か、ロウのように柔らかい物質をマトリックス材として使用 することを特徴とする請求項10または11に記載の製造方法。 15.上記マトリックス材は、無水マレイン酸との反応によって任意に修飾され ていることもありうるモノステアリン酸トリグリセロール、ヒマシ油、ポリカプ ロラクトンから選ばれることを特徴とする請求項14に記載の製造方法。 16.上記イオン型架橋剤は金属化合物、好ましくはマグネシウム、カルシウム 、アルミニウム、ジルコン、鉄、チタン、亜鉛の化合物で有機および無機酸の塩 の形になっているものから選ばれることを特徴とする請求項10または11に記 載の製造方法。 17.上記共有結合型架橋剤は、多官能カルボン酸、アルコール、アミン、エポ キシ化合物、カルボン酸無水物および/またはアルデヒド、また、それらの誘導 体、および上記化合物類の異なった官能基をもつヘテロ官能化合物から選ばれる ことを特徴とする請求項10または11に記載の製造方法。 18.成分Bと成分Aとを混合し、共に水性媒体中に入れて含水溶液または分散 液中で膨潤させ、乾燥粉砕するという方法で上記2成分AとBとを接触させるこ とを特徴とする請求項10から17までに記載の製造方法。 19.2つのポリマー成分を乾燥状態で混合するか、もしくは一方の乾燥ポリマ ー成分を、含水溶液または分散液によってすでに膨潤状態にある他方の成分と混 合するか、のどちらかであることを特徴とする請求項18に記載の製造方法。 20.含水溶液または分散液によって膨潤した成分Bと、含水溶液または分散液 によって膨潤した成分Aとを、任意に含水溶液または分散液を添加しながら混合 し、成分を乾燥粉砕するという方法で上記2成分AとBとを接触させることを特 徴とする請求項10から17までに記載の製造方法。 21.上記ポリマー成分の接触と、その他の成分との混合は、0℃から100℃ の温度、好ましくは室温で実施することを特徴とする先行する請求項のうちいず れか1に記載の製造方法。 22.上記乾燥は40℃から180℃で実施し、上記粉砕による生成物はふるい にかけて粒径90から630μmにすることを特徴とする請求項18から21ま でに記載の製造方法。 23.上記熱処理は25℃から180℃、好ましくは100℃から120℃で行 ない、最終熱処理は25℃から180℃、好ましくは50℃から80℃で行うこ とを特徴とする先行する請求項のうちいずれか1に記載の製造方法。 24.上記粉砕の後、上記他の成分を、含水溶液または分散液、好ましくは水か 水と含水有機溶媒の混合物の存在下で混合することを特徴とする先行する請求項 のうちいずれか1に記載の製造方法。 25.上記架橋剤は、水の混合物および/または含水有機溶媒に溶解もしくは分 散させ、上記熱処理の前に、接触させるべく上記ポリマー成分か上記他の成分に 添加することを特徴とする先行する請求項のうちいずれか1に記載の製造方法。 26.上記活性物質は、 −請求項1および請求項3から9までに記載の組成物によって、水性または含水 溶液から吸収されて、任意に再乾燥されるか、 −前記組成物に、溶液または分散液として、製造過程の前段階のどこかで添加さ れるか、 のいずれかであることを特徴とする請求項10から25までに記載の貯蔵材組成 物の製造方法。 27.請求項1および請求項3から9までに記載の組成物あるいは請求項10か ら25までに記載の製造方法によって製造した組成物の、含水溶液または分散液 および(体)液を吸収する繊維、フィルム、粉末、粒子材料として、包装材料の ような工業化学製品、栽培鉢、土壌調整用、ケーブル被覆材、または、タンポン やおむつのような衛生用品、動物衛生用品の分野における使用。 28.請求項2から9までに記載の組成物あるいは請求項26に記載の製造方法 によって製造した組成物の、粉末の形態、あるいは、任意に分散安定剤と組み合 わせた疎水媒体や、他の物質との混合物に分散した形態での使用。 29.請求項1から9までに記載の組成物あるいは請求項10から26までに記 載の製造方法によって製造した組成物からなる(動物)衛生用品。 30.請求項1ないし9に記載の組成物あるいは請求項10ないし26に記載の 製造方法によって製造した組成物からなる工業化学製品。
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