JPH08509425A - インゴット鋳型の運動制御装置 - Google Patents

インゴット鋳型の運動制御装置

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JPH08509425A
JPH08509425A JP6523981A JP52398194A JPH08509425A JP H08509425 A JPH08509425 A JP H08509425A JP 6523981 A JP6523981 A JP 6523981A JP 52398194 A JP52398194 A JP 52398194A JP H08509425 A JPH08509425 A JP H08509425A
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ジャック バルブ
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フランソワ マゾディエ
ザルマン パドゥ
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    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/04Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds
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Abstract

(57)【要約】 本発明は予定の運動法則に従って案内軌道に沿うインゴット鋳型の振動運動を発生させるシステム4を含む連続金属鋳造機械いおいてインゴット鋳型1の振動を制御する方法及び装置に関する。本発明によれば、振動運動の制御部材はプリセットされた主速度法則について調節される。本発明装置はインゴット鋳型の変位速度の瞬間的修正手段を備え、前記速度は、各サイクル中のインゴット鋳型の振動が各瞬間に鋳造条件に適用される最適運動法則に従うような手法で、前記主運動法則によって決定される。

Description

【発明の詳細な説明】 インゴット鋳型の運動制御装置 本発明は鋳造ラインに沿った交番運動によって駆動される連続鋳造組立体のイ ンゴット鋳型の運動を制御する方法及び装置に関するものである。 ビレット、ブルーム又はスラブの如き製品を得る溶融金属の連続鋳造技術は既 知であり、長らく使用されてきた。一般的手法では、連続鋳造設備はインゴット 鋳型又は鋳造ダイを含み、これは両端に開放した型穴を画成する底無し鋳型から なり、その壁は積極的に冷却され、鋳型の上部オリフィスに注入された溶融金属 がその冷却されたされた壁に沿って、十分な厚さと冶金的品質の凝固した外皮を 下部オリフィスのレベルに形成して、前記凝固した外皮によって画成された製品 の連続排出を可能ならしめるようになし、そして液体のままに留まっているその 中心部分は、鋳造方向においてインゴット鋳型の下側に置かれたいわゆる二次冷 却装置内で漸進的に凝固し、そして抽出装置例えば、回転駆動されるローラが置 かれ、前記ローラは製品を下方に、鋳造条件に対応した調節された速度で引張る ために使用される。 一般に、インゴット鋳型の軸線は実質上垂直であり、製品の案内ジャケットを 形成する二次冷却装置は、垂直鋳造製品をその排出と規定長さのセクションへの 切断を容易ならしめるべく水平位置に転向させるように、湾曲している。 該金属はインゴット鋳型の冷却壁に付着するのを防止されなければならない。 というのは、それは固体外皮の割れ又は裂けの如き欠陥をもたらし、次いで破断 を促進するか、又は少なくとも鋳造製品の品質を変化させる可能性があるからで ある。 この理由から、連続鋳造技術の開発の始めから、インゴット鋳型をその直線又 は湾曲した軸線に平行に振動させることが提案された。そのため、色々な周知の 装置が使用されている。一般に、インゴット鋳型は支持・案内テーブル上に着脱 自在に固定される。前記テーブルは電気−機械的及び/又は流体力学的案内・制 御組立体に連結される。前記組立体は例えば偏心システムとすることができる。 前記偏心システムはインゴット鋳型に正弦曲線型式の運動を与える。例えばカム 又は液圧制御器をもつ他の振動システムも振動運動を調節する大きな可能性を与 えそして例えば正弦曲線形、方形、鋸歯形等の速度線図を形成することができる 。 機械的案内及び振動組立体は多年にわたって大幅に異なった型式を採用してき た。 先ず、案内と振動の機能間に相違点を設けることができる。インゴット鋳型の テーブルはそれを規定経路に従わせる案内によって保持される。それはまた、そ れに振動交番運動を与える作動器に連結される。例えば、4つの作動器が4箇所 でテーブルに支えられて使用され、それらは単一の運動発生器に連結される。 案内もまた行われ、そして振動は例えばインゴット鋳型を所望経路に保つため の連結ロッドと関連した振動レバーを含む同じ組立体によって制御される。 インゴット鋳型の振動を制御するため、偏心体又はカムが使用され、又は別法 として液圧ピストンシステムが使用される。偏心システムはインゴット鋳型の支 持テーブルに直接作用し、又は別法として連結ロッドを介してインゴット鋳型を 支持するレバーに直接作用しそして同時にそれに振動運動を伝達することができ る。 振動が偏心体によって制御されると、運動法則の形は正弦曲線状となる。しか し、運動もまた、ローラを介して振動レバーを駆動する適当形状に形作られたカ ムによって制御される。この場合、カムの形状は、例えばインゴット鋳型が下向 き速度より速い上向き速度を与えられそして製品付随の及び戻りサイクルの継続 期間を不均等に分配することを可能ならしめる決定された運動を得るように調節 することができる。 ジャッキ振動システムは、例えば方形、のこ歯形又は他の型式の速度線図の作 製を可能ならしめる更に他の調節可能性を提供することができる。 更に、凝固した外皮が冷却した壁に付着するのを防止するため、摺動を助けか つ表面特性を改善するために外皮と壁の間に入ることができる製品によって前記 壁を潤滑する必要がある。 自由流れ鋳造の場合、液体潤滑剤を使用することができるが、浸漬スパウト鋳 造の場合には、液体金属によって形成されたメニスカス上に注入されかつ金属と 接触したとき溶融する粉末を使用することができる。それらの潤滑粉末の他に、 含有物の吸収の如きスラグの機能を満たす製品を使用するのが有利である。 金属メニスカスと接触してこのように形成された液体スラグはインゴット鋳型 の冷却した壁に沿って下降し、該壁と凝固した外皮の間に薄いフイルムを形成す る。 壁に沿うスラグの下降はインゴット鋳型の周期的振動運動によって助けられる 。前記運動は各サイクルで、インゴット鋳型の下向き段階と、下降し続ける製品 方向とは反対方向の上向き段階とを含む。インゴット鋳型の振動運動を調節する ことが有利であることは長期間にわたって知られてきた。その落下の終わりに、 製品の抽出速度より高い速度に達して、負の摺動効果を、“負のストリッピング 時間”又は“治癒時間”と称される或る一定時間中生ぜしめる。実際、冷却壁と 凝固外皮の間に介在した液体スラグが負の摺動時間中圧縮され、次いで減圧され ることが認められた。このことは潤滑剤の浸透を助ける。 しかし、その結果、鋳造製品の面上に突条又は振動マークが形成され、その深 さは金属の性質のみならず、鋳造条件に依存し、特に、動程距離、振動周波数並 びに負の摺動時間に依存する。 特に経験から、正規の周波数1乃至3Hzに比して、周波数を例えば4乃至1 0Hzの範囲の周波数に上昇させることによって、振動突条の寸法を減少させ得 ることが知られている。 更に当初は、最も長い負のストリッピング時間TSN、従って、所定の振動サ イクル時間TOにつき最も短い可能なインゴット鋳型戻り時間TPを得ることが 求められた。 しかし、製品/鋳型壁界面と外皮形成現象の一層詳細な分析の後に、現在では 、治癒時間は実質上減らされなければならないと考えられており、そのためには 、一般に、短い動程距離と組み合わせて相対的に高い周波数が使用される。これ はまた、振動機構の慣性力と振動の危険性を機械的部材の強度と両立できる値に 限定することを可能ならしめる。しかし、これは潤滑剤の浸透を減らすが、これ は付着の危険性を増す。 鋳造製品の表面特性を改善するためにそして特に振動突条の深さをできるだけ 最小となすために、周波数及び振動動程距離又は上向き時間に関するはぎ取り時 間の長さの如き或る一定のパラメータに作用することに注意が向けられた(EP-A -0.325.931)。 しかし、製品抽出速度、即ち鋳造速度VCは維持することができず又は狭い範 囲に限定することすらできない。実際に、この速度は既に製品の横セクションに 依存しており、狭いセクションのビレットはブルーム又はスラブの如き大寸法製 品に容認されるものよりずっと高い速度で鋳造される。 更に、所定の製品では、現代的設備においては、製品寸法を変える場合又はそ の他の何らかの理由から、鋳造プロセスの間に、例えばトリベが取り替えられて いる時間中に、抽出速度を大幅に変える努力がなされてきた。既知の設備では、 今までは、特に調節可能性を制限するロッド・クランク型式の機械的作動器が使 用される殆どの普通の場合には、色々なパラメータを調節する可能性が制限され る。 本発明の目的は、それとは対照的に、インゴット鋳型の振動システムが、設備 の適所にある作動器を考慮して、最適手法で各瞬間における鋳造条件に対応する インゴット鋳型のための運動法則を決定することができる相互作用システムによ って駆動されることを可能ならしめる新規な方法と装置を提供することにある。 既知の装置は、実際上、運動法則の一般型式を保持しながら、動程距離と振動 の周波数に作用することができるに過ぎないが、本発明は得られた製品の品質を 維持するために運動法則を各瞬間に鋳造条件に適合させることができるインゴッ ト鋳型の運動を制御するための方法と装置を提供するものである。 従って、一般的に本発明は、支持体上に据え付けられたインゴット鋳型と、イ ンゴット鋳型を実質上垂直軌道に維持するための手段と、前記軌道に沿ってイン ゴット鋳型の振動交番運動を発生させるためのシステムを含む連続金属鋳造機械 におけるインゴット鋳型の振動制御装置であって、作動器と、予定の運動法則に 従って前記作動器の周期的運動を制御するための部材と、前記作動器の周期的運 動をインゴット鋳型の前後動に変換するための手段を備え、前記作動器の運動法 則が、振動の振幅、それらの周波数、各サイクル中のインゴット鋳型の変位の上 向き及び下向き速度の変化の如きインゴット鋳型の運動パラメータのうちの少な くとも幾つかのものの値を決定するように定められている如きインゴット鋳型の 振動制御装置に関するものである。 本発明によれば、作動器とその制御部材はプリセットされた主速度法則に対し て調節され、該装置は、各サイクル中のインゴット鋳型の振動が各瞬間に鋳造条 件に適用される最適運動法則に従うように、前記主運動法則によって決定された インゴット鋳型の変位速度を瞬間的に修正するための手段を備える。 本発明の1つの重要な実施例では、速度変化手段は、追加の法則と前記主法則 との結合からもたらされる運動法則が、最適手法で各瞬間に、鋳造条件に適用さ れるような仕方で、制御部材によって決定された運動にその作用を付加する追加 の法則に従って運動を生ぜしめるためのシステムとする。 本発明は特に、作動器が例えば、伝動システムを介して電気又は液圧モータに よって回転駆動される偏心体又はカムから作られている如き如何なる運動発生シ ステムにも適用することができる。この場合、速度変化手段は、数学法則に従っ て制御される運動を創造するシステム及び、運動のこれらの段階間を連結する型 式に加えて、周波数、負のストリッピング時間の分布及び各サイクルについての 上向き時間の如きすべてのパラメータに作用することを可能ならしめる知識のお 陰で、駆動モータ又は伝動システムの素子のうちの1素子を操縦する。好適には 、運動の振幅は選択された数学法則についての一定のパラメータと考えられる。 更に、本発明の1重要な実施例によれば、知識法則は、鋳造製品の表面品質を 変更することができるパラメータの効果を修正するために、定常の又は過渡的作 業において鋳造中に発展させることができる。 本発明によれば、色々な構造のインゴット鋳型組立体をもつ色々な偏心システ ムを使用することができる。1実施例によれば、偏心システムがインゴット鋳型 の支持体と全組立体のフレームの間に配置された少なくとも1組の2つの偏心体 からなり、前記2つの偏心体は同じ駆動シャフトによって駆動され、前記駆動シ ャフトは運動伝動システムを介してモータに連結される。 本発明の他の実施例によれば、偏心システムはインゴット鋳型支持体と全組立 体のフレームの間に配置された少なくとも1組の2つの偏心体からなり、2つの 偏心体のうちの一方は運動伝動システムを用いてモータによって駆動され、他方 の偏心体は連結ロッドによって第1の偏心体によって駆動される。 他の実施例によれば、偏心システムはインゴット鋳型支持体と全組立体のフレ ームの間に配置された少なくとも1つの偏心体からなり、インゴット鋳型支持体 は全組立体のフレーム上に固定された支持体に関節結合するレバーによって支持 され、偏心体はその運動伝動システムを用いてモータによって駆動される。 他の実施例によれば、偏心システムはインゴット鋳型と全組立体のフレームの 間に配置された少なくとも1つの偏心体からなり、インゴット鋳型支持体はフレ ーム上に固定された支持体に関節結合するレバーによって支持され、偏心体はレ バーのうちの1つのレバーの制御アームに連結されそしてその運動伝動システム を用いてモータによって駆動され、制御アームはフレームに固定された支持体上 のその関節結合部に関して前記レバーの他側に置かれ、特別の装置によって偏心 体を調節することができる。 他の実施例によれば、偏心システムはインゴット鋳型の支持体と全組立体のフ レームの間に配置された少なくとも1つの偏心体からなり、インゴット鋳型支持 体の支持体は全組立体のフレームに固定された支持体に関節結合するレバーによ って支持され、前記支持体は2つの部分に分かれており、1つの部分はフレーム 上に固定され、1つの可動の部分は制御ジャッキによって固定部分に関して関節 結合しており、レバーは可動部分上に関節結合しており、偏心体はレバーのうち の1つのレバーの制御アームとフレーム上に固定された基部の間に配置され、制 御アームは支持体の可動部分上のその関節結合部に関して前記レバーの他側に配 置され、偏心体はその運動伝動システムを用いてモータによって駆動される。 本発明によれば、色々なインゴット鋳型組立体構造をもつ色々な液圧ジャッキ システムを使用することができる。1実施例によれば、液圧ジャッキシステムが インゴット鋳型支持体と全組立体のフレームの間に配置した少なくとも2つの液 圧ジャッキから作られる。 他の実施例によれば、液圧ジャッキシステムはインゴット鋳型支持体と全組立 体のフレーム間に配置した少なくとも1つの液圧ジャッキから作られ、インゴッ ト鋳型支持体は全組立体のフレームに固定された支持体に関節結合したレバーに よって支持される。 他の実施例によれば、液圧ジャッキシステムはインゴット鋳型支持体と全組立 体のフレーム間に配置した少なくとも1つの液圧ジャッキから作られ、インゴッ ト鋳型支持体はフレームに固定された支持体に関節結合したレバーによって支持 され、液圧ジャッキはレバーのうちの1つのレバーの制御アームと固定した基部 の間に配置され、制御アームはフレームに固定した支持体への関節結合部に関し て前記レバーの他側に置かれる。 他の実施例によれば、液圧ジャッキシステムはインゴット鋳型支持体と全組立 体のフレーム間に配置した少なくとも1つの液圧ジャッキから作られ、インゴッ ト鋳型支持体はフレームに固定された支持体に関節結合したレバーによって支持 され、前記支持体は2つの部分からなり、1つの部分はフレームに固定され、も う1つの可動の部分は制御ジャッキによれば固定部分に関して関節結合しており 、前記レバーは可動部分に関節結合しており、液圧ジャッキはレバーのうちの1 つの制御アームとフレームに固定した基部の間に配置され、制御アームは支持体 の可動部分への関節結合部に関して前記レバーの他側に配置されている。 本発明はまた、周期法則に従って作動器の交番運動を決定する供給手段と関連 した少なくとも1つの液圧作動器を含む交番運動発生システムに適用することが できる。この場合、速度変化させるための手段は、作動器の周期法則を各瞬間に おける鋳造条件に適合させるような仕方で、モデル又はテーブルによって決定さ れる追加法則から液圧作動器の供給源を操縦する。 全インゴット鋳型運動管理システムは自動的に機能することができ、そして自 動的に機能することができそして手動制御を一時的に再開するための手段と、手 動的になした修正を最終的に確認するための手段を含む。 該システムはまた、閉ループ方式で作動し、そしてこの場合、所定場所で取っ た測定値を用いる自己チェック手段を含む。 本発明の好適実施例によれば、制御システムは、最適品質を得るために鋳造条 件に対応する基準値を発生するためのモデル又はテーブルと、各瞬間におけるイ ンゴット鋳型の位置の測定信号を発生する位置センサーと、その異なった入力部 にモデルによって発生した基準値と位置測定値と製品及び機械の全組立体に関す る基準値又は情報とを受け取る基準値修正素子と、基準値修正素子によって各瞬 間に発生した位置基準値から速度変化手段の調整された制御を提供する部材を含 む。 どの瞬間においても手動介入を可能ならしめるため、該管理システムは、阻止 する基準値修正素子によって発生した位置基準値より優先権をもつ前記調整制御 器に作用するような手法で、手動修正組立体を調整制御器に接続する。 更に、前記基準値修正素子は阻止する製品又は全機械に関連する基準値より優 先権をもつ情報及び/又は手動基準値を受け取る。 更に、本発明の管理システムでは、テーブル又はモデルはそれ自体、自己適合 システムによって管理され、前記システムは、何が実際に実施されたかを考慮す るような仕方で及びそれら/それに新しい基準値を送ることによってテーブル又 はモデルの値に適合するような仕方で、インゴット鋳型の位置測定値を永続的に 受け取る。 好適には、自己適合システムは自動即時確認システムを含み、前記システムは 必要に応じてかつ必要なときにオペレータによって中断されそして延期されるこ とができる。 更に、自己適合システムとテーブル又はモデル間の人−機械対話リンクは、必 要とされる情報を取りそして選択された適合をテーブル又はモデルに送る手段を 提供する。 かくして、本発明のインゴット鋳型運動を制御するための装置は、その管理方 法に加えて、必要とされる製品品質を得るような手法で何時でも必要に応じて適 用することができる相対的上向き及び下降時間をもつ利点を有する。 本発明の追加の利点は以下の本発明の幾つかの実施例についての図に基づく説 明から明らかになるであろう。 図1は、インゴット鋳型の交番運動を偏心システムによって与える、連続鋳造 設備の上部の側面図である。 図2は、該設備が他の型式の偏心システムを備えている、図1に類似の図であ る。 図3は、インゴット鋳型の交番運動が偏心システムによって与えられる、レバ ーを備えた連続鋳造設備の上部の側面図である。 図4は、他の偏心システム装置の、図3に類似の図である。 図5は、インゴット鋳型の交番運動がレバー装置に作用する偏心システムによ って与えられる、連続鋳造設備の上部の側面図である。 図6は、インゴット鋳型の運動を表す曲線の2つの例を示す線図である。 図7は、振動サイクル中の速度変化を示す図表である。 図8は、インゴット鋳型の必要な相対的上向き及び下降時間を得るために交番 運動発生システムと協働する本発明の速度変化装置を示す図である。 図9は、本発明の速度変化装置のもう1つの実施例を示す図である。 図10は、液圧ジャッキを用いる速度変化装置のもう1つの実施例の斜視図で ある。 図11は、本発明のインゴット鋳型の運動を制御するための装置の管理システ ムを示す図である。 図12は、本発明を実施するための設備の全体線図である。 本発明の制御装置はインゴット鋳型の運動に関するものであり、その全組立体 は保持システム並びにインゴット鋳型を案内するためのシステムと関連した交番 運動発生システムを含む。多数の実施例が図1乃至5に示されている。 これらの図1〜5では、交番運動発生システムがインゴット鋳型の支持体2を 制御する偏心システムから作られている。この型式の偏心システムはモータ4か ら駆動される。それは運動伝動システム5によってモータに連結される。 一般に、かかる偏心システムは一定速度で駆動され、従って図6の曲線Aで示 されるような正弦曲線状運動に従ったインゴット鋳型の規則正しい変位を得るこ とができる。この図6はインゴット鋳型の変位を時間の関数として示す。 しかし、インゴット鋳型の上向き及び下降時間の分配を変えることが有利であ り、その目的で、カム又は液圧ジャッキシステムが使用されてもよい。前記ジャ ッキシステムは例えば図7の曲線Bの如きのこ歯状曲線を得ることができる。 この曲線形状は必要に応じて適用することができるが、通常それは一度だけ、 運動発生システムによって、特にカムの形状によって決められ、そして通常は、 カムの回転速度を変えることによって振動周波数に作用し、そして恐らくは、運 動伝動システムに作用することによってそれらの振幅に作用することができるに 過ぎない。 連続鋳造インゴット鋳型の振動を制御するための色々な既知のシステムが図1 〜5に例示されている。 図1に示す実施例では、インゴット鋳型1は案内(図示せず)に関連した支持 体2に据え付けられ、前記案内は予定軌道に沿って鋳造型穴の軸線を維持するこ とを可能にする。この組立体は、駆動シャフト11に取付けた2つの偏心体10 によって前後動する垂直運動で駆動される。前記シャフトは運動伝動システム5 を介してモータ4によって回転駆動される。前記組立体はフレーム3上に据え付 けられている。 図2に示す実施例では、インゴット鋳型とその支持体2は少なくとも1組の2 つの偏心体20による前後運動によって駆動される。前記偏心体はインゴット鋳 型1の支持体2と全組立体のフレーム3の間に配置される。この種の実施例では 、2つの偏心体20′のうちの一方は運動伝動システム5を介してモータ4によ って駆動され、他方の偏心体20は連結シャフト21によって第1の偏心体20 によって駆動される。 この種の構成では、インゴット鋳型1の交番運動を発生するためのシステムは 液圧ジャッキシステムから作られる。この液圧ジャッキシステムは少なくとも2 つの液圧ジャッキからなり、前記ジャッキは各偏心体20の定位置で、インゴッ ト鋳型1と全組立体のフレーム3の間に配置される。 図3に示す実施例では、インゴット鋳型1の交番運動を発生するためのシステ ムはインゴット鋳型と全組立体のフレーム3の間に配置された少なくとも1つの 偏心体30を含む偏心システムから作られる。この実施例では、インゴット鋳型 は2対の連結ロッド31によってその軌道上に保持、維持される。前記ロッドは インゴット鋳型1の2つの支持部品2上と、全組立体のフレーム上に固定された 架台32上に夫々関節結合される。振動運動は、回転において相互依存しかつ前 記伝動システム5を介してモータ4によって駆動される2つの偏心体30によっ て制御される。偏心度、従って振動の振幅は既知の装置によって調節することが できる。 図1〜3の場合、インゴット鋳型の交番運動を発生する作動器はインゴット鋳 型の支持体に直接当接する偏心体である。前記インゴット鋳型は案内手段によっ てその軌道上に維持される。 しかし、案内機能は例えば図4の場合の如く、運動発生システムによって果た すこともできる。その場合、インゴット鋳型は1対のレバー41と、インゴット 鋳型1の支持体2上及び該設備のフレーム3上に固定された架台42に関節結合 された1対の連結ロッド41′とによって軌道上に支持、維持される。 各レバー41はアーム43によってその関節結合軸44を越えて延在し、前記 アームの端部は連結バー46に固定され、前記バーに振動運動が与えられる。こ れは例えば連結ロッド47を介して偏心体又はカム40によって制御される。 電気又は液圧モータ4は伝動システム5を介して偏心体40を回転駆動する。 同様のシステムは図5の場合に示され、インゴット鋳型は、連結ロッド51′ と関連しかつフレーム3に当接する架台54に軸線57の回りに関節結合された 1対のレバー51によってその軌道上に支持、維持される。しかし、特定構造に よれば、架台54は使用状態において、フレーム3と一体の固定部分53に載り 、そして上部分全体を鋳造軸線から遠ざけるように、ジャッキ55の作用により 固定軸線52の回りに揺動することができる。 図1〜5は案内軌道に沿ってインゴット鋳型の振動運動を発生させるために通 常使用される構造配置を示すものであり、本発明はこれら実施例のすべてに適用 可能であることが分かる。 更に、図1〜5に示す機構すべてにおいて、運動発生システムは偏心体の定位 置に通常配置された1つ又はそれ以上の液圧ジャッキから作ることができる。 一般の手法では、本発明は速度変化装置によって振動制御部材によって決定さ れたインゴット鋳型の変位速度を瞬間的に修正する手段を提供する。この装置は 得るべき製品品質に適合させられるインゴット鋳型の相対的上向き及び下向き速 度を得るような手法で、交番運動発生システムと協働する。 図7はX軸に沿って示す時間の関数としてインゴット鋳型の速度変化をY軸に 沿って示す線図である。 正の速度はインゴット鋳型の上向き運動に対応し、負の速度は下向き運動に対 応する。鋳造時に、製品は図表上で一定と考えられる負の速度Vcで下降する。 曲線(a)は全時間TOにわたって生じる振動サイクルを表す。 上述の如く、運動は、インゴット鋳型の下向き速度が“負のストリッピング時 間”と称される時間TSNの間、鋳造速度を超えるように調節される。インゴッ ト鋳型の戻り時間TPに相当する該サイクルの残余部分の間に、インゴット鋳型 は鋳造製品に対して速度VCで上向きに移動する。 それ故、鋳造速度より速い下向き速度V1での負の摺動に相当する部分ABと 、部分CDの間維持される上向き速度V2に至るまでの運動の逆転に相当する部 分BCと、最後に、インゴット鋳型が再び製品速度に達するまでの運動の逆転に 相当する部分DEの相違を図表上に表すことができる。 部分BCDEの継続時間TPはインゴット鋳型の“戻り時間”に相当する。 或る所定の設備では、インゴット鋳型の振動の挙動は、周波数とインゴット鋳 型速度の変化とを考慮にいれる運動法則に基づくことができ、これは、所定のサ イクル時間について、TSNとTPの値と、サイクルのこれらの段階間の結合機 能とを管理する。 以前、負のストリッピング時間TSNを出来るだけ延長することが求められ、 戻り時間TPは所定のサイクル時間TOについて最短となすことができた。 鋳造速度が増すと、TSN/TP比は合理的摩擦値を維持するために減少させ なければならなかった。 現行のシステムでは、振動周波数、即ち期間PO並びにインゴット鋳型の進行 距離、即ち振動の振幅を変えることができるが、通常は、TSN/TP分布が運 動発生システムによって決められる。 これと対照的に本発明は、最適運動法則を得るような手法で、考えた瞬間の鋳 造条件に応じた主運動法則によって決定した変位速度を永続的に修正する手段を 提供する。従って、周波数を変更せずに、鋳造条件、曲線(b)で示される如く 製品に関するインゴット鋳型の相対的上向き及び下降時間に適用すること及び、 曲線(c)で示される如くインゴット鋳型速度を変更することができる。しかし 、周波数は曲線(d)に示される如く変更することもできる。 特に有利な手法では、主運動法則を決定する運動発生システムの特性を考慮す ることによって、本発明は、追加の運動法則が主運動法則に追加されることを可 能にし、追加の運動法則は、1モデル又は複数テーブルから運動を作るための補 助システムによって規定され、考えた瞬間のすべての鋳造条件の相互作用を考慮 することを可能にする。 図1〜5に示す実施例における如く、交番運動発生システムが偏心システムか ら作られる場合、この偏心システムはMMで表示したモデル又はテーブルによっ て発生した標準値から速度を変化させるための装置と協働する。前記MMは図8 、9、10に示す如く、モータ4又は伝動システム5の素子の1つを操縦する。 図8は運動伝動システム5を使ってモータ4によって駆動されるインゴット鋳 型1を示す。この実施例では、モデル又はテーブルMMは、得るべき製品品質に 正確に適合するインゴット鋳型の相対的上向き及び下降時間を得る仕方で、モー タ4を直接操縦する。 図9に示すもう1つの実施例では、運動伝動システム5は遊星歯車装置61を 含む。遊星歯車装置61は衛星歯車64と噛み合うクラウン歯車62からなる。 これらの衛星歯車64は遊星歯車又は太陽歯車63と噛み合う。衛星歯車64は 衛星歯車担持体65に遊転状に取付けられる。主モータ4は歯車66を駆動し、 この歯車は該星歯車装置のクラウン歯車62と一体の外側クラウン歯車67と噛 み合う。補助モータ60は遊星歯車又は太陽歯車63を駆動し、衛星歯車担持体 65は偏心システムによってインゴット鋳型1に連結される。この実施例では、 モデル又はテーブルMMによって操縦されるのは補助モータ60である。従って 、ウン歯車62が一定速度で回転する間、前記クラウン歯車は主モータ4によっ て駆動され、この組立体は衛星歯車担持体65への出力速度を所要の正確な値に 変えることを可能にする。本発明の更に他の実施例は、得るべき速度と供給され るべき機械的力に応じて、モデル及び/又はテーブルMMによって主モータ4を 操縦することによって得られる。 図9に示す装置のもう1つの実施例は図10の対象物である。この実施例では 、遊星歯車又は太陽歯車63は液圧ジャッキ68によって駆動され、前記ジャッ キ自体は、所要の製品品質を得るために要求されるインゴット鋳型の相対的上向 き及び下降時間を得るために衛星歯車担持体65への出力速度を変えるような仕 方で、モデル又はテーブルMMによって操縦される。 インゴット鋳型の交番運動を発生するシステムがモータ4によって駆動される すべての実施例では、この主モータ4は液圧モータとすることができる。同様に 、補助モータ60を使用する実施例では、それは液圧モータとすることができる 。 図11は本発明の管理システムを示す線図ある。このシステムは、制御装置が モデル又はテーブルMMによって各瞬間にインゴット鋳型1の位置を管理するこ とを可能にする。このMMはその基準値を基準値修正素子CCに送る。基準値修 正素子CCは、該製品と該機械に関する基準値又は情報IDと一緒に、インゴッ ト鋳型1の位置測定値MPを位置センサーCPを経て永続的に受け取る。従って 、基準値修正素子CCは、各瞬間に位置基準値Pを送ることによって、インゴッ ト鋳型の機械的又は液圧的位置決めシステムの調整コマンドSPに作用する。 更に、本発明によれば、管理システムは手動修正ユニットCMを含み、前記ユ ニットはインゴット鋳型1の機械的又は液圧的位置決めシステムの調整制御器S Pに接続される。この手動修正ユニットCMは、該組立体が阻止する基準値修正 素子CCによって発生した位置基準値Pよりも優先権をもつような仕方で、調整 制御器SPに作用する。 基準値修正素子CCはまた、情報及び/又は手動基準値ICMを受け取り、こ れらの値はそれらが阻止する基準値又は情報IDよりも優先権をもつ。 好適な手法では、該システムは自己適応ユニットSADを含み、このユニット は、永続的にインゴット鋳型1の位置測定値MPを受け取り、そして観察される 鋳造条件により良く適合する新しい基準値を発生するよう、実際になされたこと がテーブル又はモデルMMの値を変更すべく考慮されることを可能にする。 更に、本発明の管理方法によれば、自己適応システムSADは即時・自動確認 システムVを含み、このシステムは中断され、そして必要に応じて延期されるこ とができる。 最後に、人−機械対話リンクDは必要な情報を捕捉するよう及び選択された変 更をテーブル又はモデルMMに送るよう、自己適応システムSADとテーブル又 はモデルMMの間に備えることができる。 図12は例示として、支持体2上に据え付けた、その振動が図1〜4に示した 型式の作動器によって、例えば電気モータの如き運動発生器4によって駆動され る偏心体又はカム10によって制御されるインゴット鋳型1の運動を制御するた めのシステムの組立体を示す線図である。前記電気モータは振動周波数を決める 一定速度で駆動することができ、前記振動振幅は機械的伝動システムの特性に依 存する。 かくして、モータ4は図6に示すように、正弦曲線状又はのこ歯状の主運動法 則を規定する。 本発明によれば、主運動法則によって決定されるモータ4の回転速度は初期調 節の変更なしに、自動管理システムによって修正される。このシステムはインゴ ット鋳型が鋳造条件に応じて従わなければならない最終運動法則のパラメータを 計算するコンピュータ7を含む。 これらの条件は特に、定常及び過渡的作業における鋳造製品に関する特性(鋼 の等級、製品の型式、インゴット鋳型の動程距離、進行中の鋳造に関する特性( 鋳造速度、被覆粉末、製造等))を考慮するテーブル71によって規定される。 制御器72は制御システム73、74によって表示されるモータ4の運動法則 の状態を考慮する作業モードの選択に対応するパラメータをコンピュータ7に入 力する手段を提供する。 コンピュータ7によって決定された主要なパラメータから、特に周波数及びT SN/TP比、機能発生器75が、インゴット鋳型が考えた瞬間に尊重しなけれ ばならない運動法則に対応する基準値を発生し、これらは前記モータの速度を修 正するためにモータ4の供給源76に表示される。 インゴット鋳型の挙動を制御するためのシステム77は各瞬間において鋳造速 度、周波数、動程距離、金属レベル、粉末消費量、摩擦等の如き鋳造特性を測定 する手段を提供する。 すべての情報は処理システム78によって制御され、記録器79は全動作及び 、特に異常をチエックするのに使用される。 請求の範囲中に記載された技術的特性の後に記入された参照記号は請求の範囲 の理解を容易にするためのみに役立つものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マゾディエ フランソワ フランス国 42000 サン エティエンヌ リュ エドモン シャルパンティエ 1 (72)発明者 パドゥ ザルマン フランス国 42100 サン エティエンヌ リュ デ ドクトゥール シャンコット 28

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.支持体(2)上に据え付けられたインゴット鋳型(1)と、インゴット鋳型 (1)を実質上垂直軌道に維持するための手段(3)と、前記軌道に沿ってイン ゴット鋳型(1)の振動交番運動を発生させるためのシステムを含む連続金属鋳 造機械におけるインゴット鋳型の振動制御装置であって、該装置が作動器(5) と、運動法則に従って前記作動器の周期的運動を制御するための部材(4)と、 前記作動器(5)の周期的運動をインゴット鋳型(1)の前後動に変換するため の手段(10、20)を備え、前記作動器(5)の運動法則が、振動の振幅、そ れらの周波数、各サイクル中のインゴット鋳型(1)の変位の上向き及び下向き 速度の変化の如きインゴット鋳型(1)の運動パラメータのうちの少なくとも幾 つかのものの値を決定するように定められている如き、インゴット鋳型の振動制 御装置において、作動器(5)とその制御部材(4)はプリセットされた主速度 法則に対して調節され、該装置は、各サイクル中のインゴット鋳型(1)の振動 が各瞬間に鋳造条件に適用される最適運動法則に従うように、前記主運動法則に よって決定されたインゴット鋳型(1)の変位速度を瞬間的に修正するための手 段(CC)を備えたことを特徴とする振動制御装置。 2.速度変化手段は、追加の法則と前記主法則との結合からもたらされる運動法 則が最適手法で各瞬間に、鋳造条件に適用されるような仕方で、制御部材(4) によって決定された運動にその作用を付加する追加の法則に従って運動を生ぜし めるためのシステム(60、75)であることを特徴とする請求項1に記載の制 御装置。 3.インゴット鋳型の運動の作動器(10、20)が伝動システム(5)を介し てモータ(4)によって回転駆動され、速度変化手段が数学的モデル又は追加の 運動法則を規定するテーブルから前記モータ(4)又は伝動システム(5)の素 子のうちの1つを操縦することを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。 4.運動の伝動システム(5)が遊星歯車装置(61)を含み、そのクラウン歯 車(62)が主モータ(4)によって駆動され、その運動が偏心システムを駆動 するために衛星歯車担持体(65)に集められ、遊星歯車(63)が前記モデル 又はテーブル(MM)によって操縦される補助モータ(60)によって駆動され ることを特徴とする請求項2に記載の制御装置。 5.主モータ(4)及び/又は補助モータ(60)が液圧モータであることを特 徴とする請求項3に記載の制御装置。 6.遊星歯車(63)がモデル又はテーブル(MM)によって操縦される液圧ジ ャッキ(68)によって駆動されることを特徴とする請求項3に記載の制御装置 。 7.偏心システムがインゴット鋳型(1)の支持体(2)と全組立体のフレーム (3)の間に配置された少なくとも1組の2つの偏心体(10)からなり、前記 2つの偏心体(10)は同じ駆動シャフト(11)によって駆動され、前記駆動 シャフトは運動伝動システム(5)を介してモータ(4)に連結されることを特 徴とする請求項2から5の何れか1項に記載の制御装置。 8.偏心システムはインゴット鋳型(1)支持体と全組立体のフレーム(3)の 間に配置された少なくとも1組の2つの偏心体(20)からなり、2つの偏心体 (20)のうちの一方は運動伝動システム(5)を用いてモータ(4)によって 駆動され、他方の偏心体(20)は連結ロッド(21)によって第1の偏心体( 20)によって駆動されることを特徴とする請求項2から5の何れか1項に記載 の制御装置。 9.偏心システムはインゴット鋳型(1)支持体と全組立体のフレーム(3)の 間に配置された少なくとも1つの偏心体(30)からなり、インゴット鋳型(1 )支持体は全組立体のフレーム(3)上に固定された支持体(32)に関節結合 するレバー(31)によって支持され、偏心体(30)はその運動伝動システム (5)を用いてモータ(4)によって駆動されることを特徴とする請求項2から 5の何れか1項に記載の制御装置。 10.偏心システムはインゴット鋳型(1)と全組立体のフレーム(3)の間に配 置された少なくとも1つの偏心体(40)からなり、インゴット鋳型(1)支持 体はフレーム(3)上に固定された支持体(42)に関節結合するレバー (41)によって支持され、偏心体(40)はレバー(41)のうちの1つのレ バーの制御アーム(43)に連結されそしてその運動伝動システム(5)を用い てモータ(4)によって駆動され、制御アーム(43)はフレーム(3)に固定 された支持体(42)上のその関節結合部(44)に関して前記レバー(41) の他側に置かれることを特徴とする請求項2から5の何れか1項に記載の制御装 置。 11.偏心システムはインゴット鋳型(1)の支持体(2)と全組立体のフレーム (3)の間に配置された少なくとも1つの偏心体(50)からなり、インゴット 鋳型(1)支持体(2)の支持体(2)は全組立体のフレーム(3)に固定され た支持体(52)に関節結合するレバー(51)によって支持され、前記支持体 (52)は2つの部分に分かれており、1つの部分(53)はフレーム(3)上 に固定され、もう1つの可動の部分(54)は制御ジャッキ(55)によって固 定部分(53)に関して関節結合しており、レバー(51)は可動部分(54) 上に関節結合しており、偏心体(50)はレバー(51)のうちの1つのレバー の制御アームとフレーム(3)上に固定された基部の間に配置され、制御アーム (52)は支持体(52)の可動部分(54)上のその関節結合部(57)に関 して前記レバー(51)の他側に配置され、偏心体(50)はその運動伝動シス テム(5)を用いてモータ(4)によって駆動されることを特徴とする請求項2 から5の何れか1項に記載の制御装置。 12.交番運動発生システムは周期法則に従って作動器(4)の交番運動を決定す る供給手段(76)と関連した少なくとも1つの液圧作動器(4)を含み、速度 変化させるための手段(75)は、作動器(4)の周期法則を各瞬間における鋳 造条件に適合させるような仕方で、モデル(MM)(7)又はテーブル(71) によって決定される追加法則から液圧作動器の供給源(76)を操縦することを 特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。 13.該装置は自動的に機能することができそして手動制御を一時的に再開するた めの手段(CM)と、手動的になした修正を最終的に確認するための手段(V) を含むことを特徴とする請求項1から12の何れか1項に記載の制御装置。 14.該装置は閉ループ方式で作業しそして所定場所で取った使用測定値を自己チ ェックするための手段(SAD)を含むことを特徴とする請求項1から13の何 れか1項に記載の制御装置。 15.該装置は、最適品質を得るために鋳造条件に対応する基準値を発生するため のモデル又はテーブル(MM)と、各瞬間におけるインゴット鋳型の位置の測定 信号(MP)を発生する位置センサー(CP)と、その異なった入力部にモデル (MM)によって発生した基準値と位置測定値(MP)と製品及び機械の全組立 体に関する基準値又は情報(ID)とを受け取る基準値修正素子(CC)と、基 準値修正素子(CC)によって各瞬間に発生した位置基準値(P)から速度変化 手段の調整された制御を提供する部材(SP)を含むことを特徴とする請求項1 4に記載の制御装置。 16.基準値修正素子(CC)は情報及び/又は手動基準値(CM)を受け取り、 前記値はそれらが阻止する基準値又は情報(ID)よりも優先権をもつことを特 徴とする請求項15に記載の制御装置の管理方法。 17.手動修正組立体(CM)は、この組立体が阻止する基準値修正素子(CC) によって発生した位置基準値(P)よりも優先権をもつことによって、前記調整 された制御器(SP)に作用するような手法で、調整された制御器(SP)に接 続されることを特徴とする請求項16に記載の管理方法。 18.テーブル又はモデル(MM)はそれ自体、自己適合システム(SAD)によ って管理され、前記システムは、何が実際に実施されたかを考慮するような仕方 で及びそれら/それに新しい基準値を送ることによってテーブル又はモデル(M M)の値に適合するような仕方で、インゴット鋳型の位置測定値(MP)を永続 的に受け取ることを特徴とする請求項17に記載の管理方法。 19.自己適合システム(SAD)は自動即時確認システム(V)を含み、前記シ ステムは必要に応じてそして必要なときにオペレータによって中断されそして延 期されることができることを特徴とする請求項18に記載の管理方法。 20.該方法は人と機械間の対話リンク(D)を組織化し、即ち、該方法は、必要 とされる情報を取るように及び選択された適合をテーブル又はモデル(MM)に 送るように自己適合システム(SAD)とテーブル又はモデル(MM)の間のリ ンクを設定することを特徴とする請求項18又は19に記載の方法。 21.支持体(2)上に据え付けられたインゴット鋳型(1)と、実質上垂直の軌 道上にインゴット鋳型(1)を維持するための手段と、前記軌道に沿ってインゴ ット鋳型の交番振動運動を発生させるためのシステムを含む連続金属鋳造機械に おけるインゴット鋳型の振動制御方法であって、作動器(5)と、運動法則に従 って前記作動器の周期的運動を制御するための部材(4)と、前記作動器(5) の周期的運動をインゴット鋳型(1)の前後動に変換するための手段(10、2 0)を含み、前記作動器の運動法則は振動の振幅、それらの周波数及び各サイク ル中のインゴット鋳型の変位の上向き及び下向き速度の変化の如きインゴット鋳 型(1)の運動パラメータの少なくとも幾つかのものの値を決定するように定め られている如き振動制御方法において、作動器(5)とその制御部材(4)はプ リセットされた主速度法則によって調節され、インゴット鋳型(1)の瞬間変位 速度(V)は、各瞬間においてインゴット鋳型(1)の最適運動法則を規定する ように各サイクルの考えられた瞬間における鋳造条件に従って永続的に修正され 、前記最適運動法則においては製品に関するインゴット鋳型(1)の相対的上向 き(TP)及び下降速度(TSN)が得られるべき製品の品質に適合させられる ことを特徴とする制御方法。 22.考えられた瞬間における鋳造条件を考慮するモデル又はテーブル(MM)か ら運動を作るためのシステムによって規定された追加の運動法則が制御部材(4 )によって決定された主運動法則に付加されることを特徴とする請求項21に記 載の制御方法。 23.前記追加の法則が、最適品質を得るような仕方で鋳造製品の表面品質を変更 しがちな少なくとも1つのパラメータの効果を修正するために鋳造中に発展させ られることを特徴とする請求項21又は22に記載の制御方法。
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