JPH08509040A - 増大されるカウンターバランスを有するドア組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 カウンターバランス組立体およびそれを組み込まれる非垂直方向にヒンジ留めされたドア組立体はドアとフレームの間に直接結合される第１対のトルクロッドを備え、第１対のトルクロッドは部分的カウンターバランストルクを発生する。カムを介して作用する第２対のトルクロッドは増大カウンターバランストルクを発生し、それにより部分的トルクと増大トルクの和は、ドアの円弧状の運動中、完全にドアのカウンターバランスを取る。

Description

【発明の詳細な説明】 増大されるカウンターバランスを有するドア組立体技術分野 本発明は非垂直方向にヒンジ留めされたドアおよび共作動されるカウンターバ ランス機構に関する。より詳細には、ドアの運動中における全ての角度でドアの 重量を実質的に正確にカウンターバランスを取るカウンターバランス機構に関す る。背景技術 ドアが非垂直方向のヒンジ線で装着されかつカウンターバランスを取ることを 必要とする例は数多くある。この種の適用例は、とりわけ、屋根開口のためのハ ッチカバー、歩道に平坦な形で取り付けられるドア（flush mounted sidewalk d oors）、および地下室の外部入口ドア（exterior basement entrance ddors）を 含む。 これらの適用例に使用されるドアは、しばしば、強度のために金属製であり、 従って、非常に重いものである。カウンターバランスを取ることはドアをより容 易に開け閉めでき、そしてドアを放したときにドアが急激にしかも大きな力で閉 まる傾向を減少することにより安全性を改善する。 典型的に、一つまたはそれ以上のトルクロッド、ばね、ガスシリンダまたは錘 から部分的なカウンターバランスが分配されている。トルクロッドは、ロッドの 一方の端部が他方の端部に関して回転する結果としてカウンターバランストルク を供給するので、特に広範に使用されている。かくして、トルクロッドの対向す る両端部は、単純であるが信頼性のあるカウンターバランス機構を設けるように 、ドア及およびドアフレームにそれぞれ結合され得る。トルクロッドの直径およ び長さを適切に選定することで、異なった重量および寸法の種々のドアもこの直 接的な結合方法でほぼカウンターバランスを取り得る。 トルクロッドはまた、その長くて薄い形状がドアフレームの背後に離れてまた はその厚さ内に配置でき、商品に保持されるときに最小の空間で済みそして分配 鎖を介して容易に伝達できる利点を有する。さらに、トルクロッドは非常に頑強 かつ信頼性があり、外部入口や露出された位置にしばしば使用されるドアにおい て重要な考慮点である。 しかしながら、ドアとフレームの間の簡単な直接結合に用いるトルクロッドの カウンターバランス設計は、完全なカウンターバランスを取ることができない。 このことは、通常の作動範囲において、加えられる回転または捩れ量に直線的に 比例するカウンターバランストルクを現出することに起因する。これに対し、非 垂直方向にヒンジ留めされたドアは、ドアの開き角度に対して非直線的に関係さ れるカウンターバランストルクを必要とする。非垂直方向のヒンジ線により支持 されないドアの重量は開き角度の正弦曲線関数として増加する。 その結果、ドアとフレームの間に直接結合されるトルクロッドを用いるカウン ターバランスシステムは、ドアの２つの異なった開き角度で正確にドアのカウン ターバランスを取れるだけである。この角度はトルク（ヒンジ線で測定される） 対開き角度（０度は閉じたときである）のグラフで見いだせ、そこにおいて、カ ウンターバランストルクを発生されるトルクロッドの線はドアの非支持重量によ りトルクの余弦曲線と交差する。水平方向のヒンジ留めされたドアの場合、ドア を開け始めるときにドアの全重量がヒンジによって支持されておらず、そして完 全に開けられる９０度の位置に到達するときに、全重量がヒンジによって支持さ れる。 直線状のカウンターバランスシステムにおいてドアが正確にカウンターバラン スを取られる特定の２つの開き角度は設計者の管轄下にあるが、それらは一般的 にほぼ全開および全閉鎖位置であるように選定されている。全開放位置では、カ ウンターバランストルクは必要ではなく、そしてトルクロッドは捩られない。全 閉鎖位置では、トルクロッドはドアの全重量に必要な正確なカウンターバランス トルクを供給するように調節される。不幸にも、これらの２つの角度以外では、 ドアは十分にカウンターバランスを取られず、手放されると移動し始める。 この欠点への取組みにおいて生まれたカウンターバランスシステムのための設 計はその運動範囲中ほぼ正確にドアのカウンターバランスを取るように単一また は、複数のトルクロッドをを有するカムシステムを用いている。この設計におい て、トルクロッドはドアとフレームの間を直接結合するのではなく、ドアの重量 を均衡するのに必要な正弦曲線トルクに適合するように、トルクロッドによって 発生される直線状トルクを変化するカムを介して作用する。カム基本式のカウン ターバランス機構を有するドアは、米国特許第４，８７３，７９１号および同第 ５，１３６，８１１号に見られる。 このようなカム基本式の設計において、ドアのための全カウンターバランスト ルクはカム機構を介して適用される。しかしながら、本発明は直接結合／カム基 本式混用設計である。カウンターバランストルクの一部はドアとドアフレームの 間に直接結合された１本またはそれ以上のトルクロッドにより発生され、そして ほぼ正確な正弦曲線カウンターバランスを供給するのに必要なカウンターバラン ストルクの残り（「増大（augmenting）」トルク）は、カムシステムを介して１ 本またはそれ以上の追加のトルクロッドにより適用される。 直接結合されたトルクロッドでカウンターバランストルクの大部分を適用する ことにより、従来設計に比べて摩擦および摩耗を減少するより小さい力がカムシ ステムを通る。別の利点は直接結合／カム基本式混用設計において利用できる選 択の柔軟性にある。トルクロッドはしばしば一定の直径のものだけが用いられて いるので、ある種のドアのカウンターバランスの要求に適合することは困難であ る。混用設計では、広範な種類のドアのカウンターバランスの要求に最適に適合 するように、異なった寸法のトルクロッドが組み合わされる。 さらに別の利点は、増大トルクロッドカウンターバランスシステムがドアに工 場組込みオプションとして供給されまた直接トルクロッドカウンターバランスだ けで販売するか、または既存の直接カウンターバランス式ドアのための現地組込 み用付属品への追加として使用されうることにある。 本発明の目的は、それ故、上述を留意して、ドアの円弧状の運動中にドアのカ ウンターバランスを取るように、直線状のカウンターバランスを発生するカウン ターバランス機構によってカウンターバランスの一部を、そして増大カウンター バランス機構によって一部を達成される新規かつ改良されたカウンターバランス 付きドアおよびカウンターバランス組立体を提供することにある。発明の開示 本発明は部分的にカウンターバランスを取られたドアのカウンターバランスを 増大するためのカウンターバランス組立体と、カウンターバランス組立体を組み 込む完成されたドア組立体とから構成される。ドア組立体はフレームと、開放位 置から閉鎖位置に運動するために非垂直方向のヒンジ軸に沿ってフレームにヒン ジ留めされたドアと、ヒンジ軸の回りに部分的なカウンターバランストルクを発 生する、ドアとフレームの間に結合される第１カウンターバランス部材とを含む 。第１カウンターバランス部材はトルクロッド、またはその他の直線状カウンタ ーバランス機構により構成され、そしてフレームとドアの間またはドアがヒンジ 留めされるヒンジ機構のヒンジ板間に直接結合される。 ドア組立体はさらに、カム面を有するカムとドアのヒンジ軸の回りに増大カウ ンターバランストルクを発生するように力をカム面に加える第２カウンターバラ ンス部材とから構成された増大カウンターバランスシステムを含む。第１カウン ターバランス部材からの部分的カウンターバランスと増大カウンターバランスト ルクの和は開放および閉鎖位置間でドアのカウンターバランスを取る。 好適な設計において、第１および第２カウンターバランス部材は、ドアが開放 位置から閉鎖位置に振子動するときに相互に対向する方向へ捩られるトルクロッ ドである。第２トルクロッドは第１端をフレームに非垂直方向に結合されそして 第２端をフレームに回動自在に結合されて装着される。第２トルクロッドの一部 は第２端の回転軸から外向きに曲げられそして増大トルクを供給するように回転 軸から移動された位置でカム面に接触する。 最も高度な好適設計において、カウンターバランス組立体に全部で４本のトル クロッドがある。第１カウンターバランス部材は、ドアとフレームの間に直接結 合された対を形成する第１および第３トルクロッドを含む。第２カウンターバラ ンス部材は、増大トルクを発生するように第１および第２カム面に作用する第２ 対を形成する第２および第４トルクロッドを含む。 第１および第２カムはドアヒンジの一部として適切に一体化されて形成される 。ヒンジはドアのヒンジ軸がフレームの部分の下側に位置されるようにグーズ ネック（gooseneck）ヒンジとして形成される。図面の簡単な説明 図１は、本発明のカウンターバランス機構を組み込む水平方向にヒンジ留めさ れたドアおよびフレーム組立体の斜視図である。 図２は、全開放位置にある図１に示すドアを示すヒンジ機構およびカウンター バランス組立体の部分の詳細な部分断面側面図である。 図３、４および５は、図２に対応しているが、ドアが図２の全開放位置から図 ５の全閉鎖位置へ移動するときの異なった開き角度位置のドアを示す部分断面側 面図である。 図６は、一体化されたカムおよびカム面を有する図１〜５に示されたタイプの グーズネックヒンジ板の詳細な拡大側面図である。 図７は、ドアの部分的カウンターバランスを発生するようにドアとフレームの 間に直接作用する図１の第１および第３トルクロッドの斜視図である。 図８は、ドアの増大カウンターバランスを発生するように図６に示される２つ のグーズネックヒンジのカム面を介して作用する図１の第２および第４トルクロ ッドの斜視図である。発明を実施する態様 図１は本発明の増大されるカウンターバランスシステムを組み込むドア組立体 の斜視図である。ドア組立体１０はフレーム１２と、図６に拡大されて示される グーズネックヒンジ１６および１８によって非垂直方向のヒンジ軸にヒンジ留め されたドア１４とを含む。グーズネックヒンジ１６および１８はドア１４に固定 されそしてヒンジ（図６参照）の開口２０を通ってヒンジ取付部２２の開口に延 びるヒンジピン２８，３０の回りで回動する。 好適な設計において、ヒンジピン２８，３０は直接結合のトルクロッド２４， ２６（図７参照）の一部である。それらは、ヒンジピンとしてまた作用する直接 結合の対応するヒンジ板を係合するように、逆方向に湾曲されたトルクロッド２ ４，２６の端部によって形成される。図１に示されるドア組立体は、図７および ８に個別に示される４本のトルクロッド２４，２６，３２および３４を備える。 トルクロッド２４および２６は、ドアとフレームの間の直接結合を介して直線状 カウンターバランス力を発生する第１カウンターバランス部材を形成する。トル クロッド３２および３４は、グーズネックヒンジの対応するカム面を介してドア とフレームの間に作用することによって増大カウンターバランスカを発生する第 ２カウンターバランス部材を形成する。 図６のヒンジ１６および１８のグーズネックヒンジ設計はヒンジ位置をフレー ム１２の下側に配置できそしてさらにドアを全開放位置に到達させることができ る。 図７を参照すると、トルクロッド２６はトルクロッド２４の鏡像である。図８ を参照すると、トルクロッド３２はトルクロッド３４の鏡像である。第１トルク ロッド２６および第２トルクロッド３２はグーズネックヒンジ１８に作用し、同 様に、これらの鏡像である第３トルクロッド２４および第４トルクロッド３４は グーズネックヒンジ１６に作用する。このように、各ヒンジ１６，１８は、それ を介して適用されるカウンターバランストルク全体の５０パーセントを有する。 この左右対称によって、そして明確にするために、図２から図５の断面図では第 ３および第４トルクロッド２４，３４は省略されており、第１および第２トルク ロッド２６および３２だけが示されている。 図１、２および７を参照すると、第１トルクロッド２６は、フレーム１２に取 着された上向き端部３６とドアのヒンジ１８に係合する再湾曲端部３０，４２と によってドアとフレームの間にその対向する端部で結合される。上向き端部３６ はフレーム１２に永久的に固定された保持具３８に保持されそしてピン４０によ りそこに維持される。再湾曲端部は部分４２から部分３０までの１８０°湾曲部 を含む。 部分３０は、前述したように、ヒンジ１８の開口２０を通過しそしてヒンジ軸 に沿ったヒンジピンとして作用する。部分４２はヒンジ１８の凹所４４により係 合される。かくして、端部３０，４２はヒンジ１８を介してドアに非回転可能に 結合され、そして他方の端部３６はフレームに非回転可能に結合される。 フレームとドアの間の直接結合は、ドアが図２の全開放位置（トルクロッド２ ６は捩られていない）から図５の全閉鎖位置（トルクロッド２６はその最大程度 まで捩られている）に移動するときに、トルクロッド２６を直線的に捩る。トル クロッド２６の長さおよびその直径は、ドアが図５の全閉鎖位置に到達するとき にドアがほぼ完全にカウンターバランスを取られるように選定される。勿論、カ ウンターバランストルクの５０パーセントがトルクロッド２６によって現出され そしてこの位置でのカウンターバランストルクの５０パーセントが鏡像のトルク ロッド２４により現出される。 上述したように、トルクロッド３２および３４がない場合であっても、ドアは 図２の全開放位置および図５の全閉鎖位置でトルクロッド２４および２６によっ てほぼ完全にカウンターバランスを取られる。かくして、これらの２つの位置で 、トルクロッド３２および３４は増大カウンターバランストルクを発生しない。 しかしながら、図３および４に示される中間位置では、ドアはトルクロッド２４ および２６により部分的にカウンターバランスを取られているだけであり、トル クロッド３２および３４は、ドアの円弧状運動を通してほぼ完全なカウンターバ ランスを生じるのに必要な追加のトルクを発生するように開き角度に対して非直 線的に変化する増大トルクを発生しなければならない。 この増大トルクは、所要のカウンターバランストルクを発生するようにトルク ロッド３２および３４からの力をヒンジ１６，１８のカムを介して加減すること により発生される。図２および６を参照すると、ヒンジ１６，１８はカム面４８ を有するカム部分４６を備えている。 図８を参照すると、トルクロッド３２は、保持具３８と同様に、フレーム１２ に永久的に付着された保持具５２に装着される湾曲端部５０を備えている。トル クロッド３２の他端部は部分５４から部分５６までの二重湾曲部を備えている。 部分５４はヒンジ１８のカム面４８に接合し、そして部分５６は、フレーム１２ に関して回転する結合を形成するようにフレーム１２の開口に挿着される。ドア １４が図２の全開放位置から図５の全閉鎖位置まで移動するとき、カム面１８は トルクロッド３２の部分５４を押し下げて端部５６の回りで回転させる。この回 転は部分５６を通る第２の回転軸を画定する。 図２〜５に示されるように、トルクロッド３２は、トルクロッド２６が反時計 方向に回転するときに、時計方向に回転する。ドアが閉まると、カム面４８はト ルクロッド３２を捩って端部５６の回りで部分５４を回転する。この捩りは、図 ３〜５の開き角度の各々でカム面４８に直角の方向に作用される増大カウンター バランス力Ｆ₁〜Ｆ₃を発生する。 カウンターバランス力はカム面４８の形状によって第１ヒンジ軸から距離ｄの 位置で作用させられる。距離ｄはドアのヒンジ軸と、トルクロッド３２との接合 位置５４でのカム面に直角に画定される力線との間の垂線である。この関係はヒ ンジ軸の回りに、距離ｄ掛け増大カウンターバランス力の積である増大カウンタ ーバランストルクを発生する。 この力掛け距離の積は、トルクロッド２６により発生される部分的カウンター バランストルクを増大するのに必要な分だけ正確に変化する。このことは図面お よび図２から図５の角度を参照することによってより容易に理解されうる。全開 放位置において、ドアはヒンジ軸上でバランスされそして第１トルクロッド２６ も第２トルクロッド３２も捩られない。ドア１４が閉鎖位置へと９０°振子動す るとき、トルクロッド２６もまた角度θ₂で示されるように９０°回動する。し かしながら、トルクロッド３２はカムとの関係のおかげで９０°よりも小さく回 動する。トルクロッド３２の最大回転角度は図２に角度θ₁として示されている 。 図３に示される第１中間位置では、トルクロッド３２は捩れ始め、第１ヒンジ 軸から距離ｄ₁の位置で作用する小さなカウンターバランス力Ｆ₁を発生する。図 ４において、ドアはさらに閉じられ、新しいカウンターバランストルクを発生す るように新しい距離ｄ₂で作用するカウンターバランス力Ｆ₂の増加を生じる。図 ５において、ドアは全閉鎖位置に到達しそしてトルクロッド３２は最大力Ｆ₃を 発生するその最大捩れ角度に到達する。しかしながら、カム面４８の形状は、力 Ｆ₃が直接ドアのヒンジ軸に向かって向けられるようになっている。かくして、 距離ｄ₃は、その角度でゼロの正味の増大カウンターバランス力を発生するゼロ である。 この方法において、増大カウンターバランストルクロッドは、全開放位置で最 小値であり、中間位置で最大値に到達し、そしてドアが全閉鎖位置に到達すると きに別の最小値に減少するカウンターバランストルクを発生する。これはトルク ロッド２４および２６により供給される部分的カウンターバランスの不足分のカ ウンターバランストルクを充填するのに必要な正確な増大力である。 トルクロッド３２は位置５４でカム面に直接接合することもできるが、しかし ながら、位置５４でトルクロッド３２の回りにプラスチック製スリーブ５５を嵌 着することにより摺動摩擦および摩耗が軽減できかつドアの作動をより静かに行 わせることできる。代案として、この位置でトルクロッドの回りに回転輪を装着 してもよい。 図１のドアおよびフレームはまたラッチ機構５８、保持開放アーム６２および 通路６４で摺動するハンドル６０を示している。これらの構成要素の代案的な設 計もまた好ましく、そしてドアの種類や所望の係止および閉鎖機構によって変化 される。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．フレームと、 開放位置から閉鎖位置まで運動するように非垂直方向のヒンジ軸に沿ってフ レームに結合されるドアと、 ドアとフレームの間に結合されてヒンジ軸の回りに部分的カウンターバラン ストルクを発生する第１カウンターバランス部材と、 カム面を有するカムと、 ドアの開放位置と閉鎖位置の間の円弧状運動中に部分的カウンターバランス トルクとの和が実質的にドアのカウンターバランスを取る増大カウンターバラン ストルクをヒンジ軸の回りに発生するようにドアとフレームの間にカムと共に結 合される、力をカム面に加える第２カウンターバランス部材と から構成されることを特徴とする増大されるカウンターバランスを有するドア組 立体。 ２．第１カウンターバランス部材は第１トルクロッドを備えそして第２カウンタ ーバランス部材は第２トルクロッドを備え、第１および第２トルクロッドはドア が開放位置から閉鎖位置へ振子動するときに捩れることを特徴とする請求項１記 載のドア組立体。 ３．第１および第２トルクロッドはドアが開放位置から閉鎖位置へ振子動すると きに相互に対向する方向へ捩れることを特徴とする請求項２記載のドア組立体。 ４．第２トルクロッドはフレームに非回転可能に結合された第１端部と、ヒンジ 軸から偏倚された第２軸の回りで回転するようにフレームに回転自在に結合され た第２端部とを有することを特徴とする請求項２記載のドア組立体。 ５．第２トルクロッドは第２軸から外向きに曲げられかつ第２軸から離れた位置 でカム面に接合することを特徴とする請求項４記載のドア組立体。 ６．第２カム面を有する第２カムをさらに備え、そして 第１カウンターバランス部材はドアとフレームの間に結合された第１トルク ロッドおよび第３トルクロッドを備え、第３トルクロッドは第１トルクロッドが 捩れるときに捩れ、そして 第２カウンターバランス部材は第２カム面に力を加える第２トルクロッドお よび第４トルクロッドを備え、第４トルクロッドは第２トルクロッドが捩れると きに捩れる ことを特徴とする請求項２記載のドア組立体。 ７．第１および第３トルクロッドは一端部を曲げられ、各トルクロッドの湾曲部 分はドアとフレームの間のヒンジピンを形成するヒンジ軸を通過することを特徴 とする請求項６記載のドア組立体。 ８．第１および第２カムは、ヒンジ軸に沿ってドアをフレームにヒンジ留めする ようにドアに取着されるヒンジの一部として一体に形成されることを特徴とする 請求項７記載のドア組立体。 ９．ヒンジは、フレームが水平に装着されるときにフレームの部分の下側に配設 されるヒンジ軸を有するグーズネックヒンジとして形成されることを特徴とする 請求項８記載のドア組立体。 10．第１カウンターバランス部材は、ドアとフレームの間のヒンジ線に沿って測 定される開き角度に直線的な関係である部分的カウンターバランストルクを発生 し、そして第２カウンターバランス部材は、開き角度に正弦曲線的な関係である 増大カウンターバランストルクをカムを介して発生し、部分的カウンターバラン ストルクと増大カウンターバランストルクの和は開放位置と閉鎖位置の間の全て の角度で実質的にドアのカウンターバランスを取ることを特徴とする請求項１記 載のドア組立体。 11．第２カウンターバランス部材は、開放位置と閉鎖位置の間の中間位置で最大 に到達する増大カウンターバランストルクを発生することを特徴とする請求項１ ０記載のドア組立体。 12．第２カウンターバランス部材は、開放位置と閉鎖位置とでほぼゼロの増大カ ウンターバランストルクを発生することを特徴とする請求項１１記載のドア組立 体。 13．フレームと、 開放位置から閉鎖位置へ運動するようにヒンジ軸に沿ってフレームにヒンジ 留めされるドアと、 ドアが開放位置と閉鎖位置の間で振子動するときにヒンジ軸の回りで部分的 カウンターバランストルクを発生するように捩れる、ドアとフレームの間に結合 される第１トルクロッドと、 第２トルクロッドと、 カム面を有するカムと から構成され、 第２トルクロッドとカムはドアとフレームの間に結合され、カム面は第２ト ルクロッドに接合してヒンジ軸の回りに増大カウンターバランストルクを発生す るように第１トルクロッドから対向する方向へ第２トルクロッドを捩る ことを特徴とする増大されるカウンターバランスを有するドア組立体。 14．第２カム、第３トルクロッドおよび第４トルクロッドをさらに備え、第３ト ルクロッドは第１トルクロッドが捩れるときに捩れ、第４トルクロッドおよび第 ２カムはドアとフレームの間に結合され、ドアが開放位置と閉鎖位置の間を振子 動するときに第２カム面が第４トルクロッドに接合して捩ることを特徴とする請 求項１３記載のドア組立体。 15．第１および第３トルクロッドは一端部を曲げられ、各トルクロッドの湾曲部 分はドアとフレームの間のヒンジピンを形成するヒンジ軸を通過することを特徴 とする請求項１４記載のドア組立体。 16．第１および第２カムの各々は、ヒンジ軸に沿ってドアをフレームにヒンジ留 めするようにドアに取着されるヒンジの一部として一体に形成されることを特徴 とする請求項１５記載のドア組立体。 17．ヒンジは、フレームが水平に装着されるときにフレームの部分の下側に配置 されるヒンジ軸を有するグーズネックヒンジとして形成されることを特徴とする 請求項１６記載のドア組立体。 18．第２トルクロッドはフレームに非回動可能に係合される第１端部と、ヒンジ 軸から偏倚された第２軸の回りで回動するようにフレームに回動自在に係合され る第２端部とを有することを特徴とする請求項１３記載のドア組立体。 19．第２トルクロッドは第２軸から外向きに曲げられかつ第２軸から離れた位置 でカム面に接合することを特徴とする請求項１８記載のドア組立体。 20．フレームと、 ヒンジと、 開放位置から閉鎖位置に運動するように非垂直方向のヒンジ軸に沿ってヒン ジによりフレームにヒンジ留めされたドアと、 ドアとフレームの間の角度に直線的に関係された部分的カウンターバランス トルクをヒンジ軸の回りに発生するようにドアとフレームの間に結合される第１ カウンターバランス部材と、 カム面を有するカムと、 ドアとフレームの間の角度に正弦曲線的に関係されかつ開放位置と閉鎖位置 の間の円弧状運動中に部分的カウンターバランストルクとの和が実質的にドアの カウンターバランスを取る増大カウンターバランストルクをヒンジ軸の回りに発 生するようにドアとフレームの間にカムと共に結合される、カム面に力を加える 第２カウンターバランス部材と から構成されることを特徴とする増大されるカウンターバランスを有するドア組 立体。 21．第１カウンターバランス部材は第１トルクロッドを備えそして第２カウンタ ーバランス部材は第２トルクロッドを備え、第１および第２トルクロッドはドア が開放位置から閉鎖位置に振子動するときに相互に対向する方向に捩れることを 特徴とする請求項２０記載のドア組立体。 22．フレームにヒンジ留めされる部分的カウンターバランスを取られたドアのた めの増大されるカウンターバランス組立体であって、 一方の端部がフレームに固定された結合を行いそして他方の端部がフレーム に回転自在な結合を行うように適合される増大トルクロッドと、 ドアに結合するように適合され、ドアが開放位置から中間位置を通って閉鎖 位置に振子動するときに増大トルクロッドを第１最小捩れ角度から第２最大捩れ 角度まで捩りそして第２最小捩れ角度に戻すカム面を有するカムと ことを特徴とするカウンターバランス組立体。 23．トルクロッドはドアが開放位置から閉鎖位置に振子動するときにドアから対 向する方向に捩れることを特徴とする請求項２２記載のドア組立体。