JPH08508050A - ダスチング傾向の少ない吸収性ポリマー - Google Patents

ダスチング傾向の少ない吸収性ポリマー

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JPH08508050A JP6503611A JP50361194A JPH08508050A JP H08508050 A JPH08508050 A JP H08508050A JP 6503611 A JP6503611 A JP 6503611A JP 50361194 A JP50361194 A JP 50361194A JP H08508050 A JPH08508050 A JP H08508050A
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Abstract

(57)【要約】 この発明は、低ダスチング傾向を有する、すなわち、最大直径が10ミクロン以下の少量の非会合性ダストを有し、かつ/または摩砕によって、最大直径が10ミクロン以下の少量の非会合性ダストを生成する傾向を有する水に膨潤可能なポリマー組成物;該組成物の調製法;および、該組成物中に存在する、最大直径10ミクロン以下の非会合性ダストのような、所定サイズよりも小さい直径の非会合性物質の量を決定するのに有効な方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 ダスチング傾向の少ない吸収性ポリマー この発明は、非会合性ダストの量が少ない吸収性ポリマー、耐摩砕吸収性ポリ マーおよび該ポリマーの調製法、ならびに直径が所定のサイズ以下の非会合性物 質の量の測定方法に関する。 水に膨張可能なポリマーのゲル重合法では、モノマーを水溶液中で重合させる 。架橋剤のようなある種の添加剤をモノマー混合物中に加えることができる。該 重合法の生成物は、一般に、乾燥してから切断、粉砕およびふるい分けを含む微 粉化ならびに分級の機械的手段にかける。該微粉化の間に、超微粒子またはダス ト、すなわち平均直径が約10ミクロン未満の粒子の生成は避けられない。 日本特許出願第6200745−A号は、ポリマーを多価金属の塩および/ま たは水酸化物の水溶液で処理し、なお、該多価金属の塩および/または水酸化物 を乾燥ポリマーの重量に対して0.01ないし10重量パーセントの量を付与す ることによって調製されるダスト量の少ない水に膨張可能な樹脂組成物を開示し ている。 欧州特許出願第103,058号は、5ないし95重量パーセントの粒状ヒド ロゲル物質および95ないし5重量パーセントの充填剤物質の均質混合物より成 り、充填剤物質が最高1重量パーセントの界面活性剤で処理されている水吸収性 物質を開示している。この開示物質はダスチング傾向が少ないといわれている。 しかし、この開示された方法は、ヒドロゲルの製造現場、または以後のヒドロゲ ルの輸送もしくは取扱いの間に、少ないダスチングまたは少ない摩砕をもたらす ことはないであろう。 米国特許第4,080,358号は、主として粒径が0.5mm未満の水に可 溶なアクリルアミドポリマー、アクリルアミドの重量に対して、0.1ないし0 .5重量パーセントの制ダスト剤、たとえば平均分子量が500ないし2000 のグリセロールのプロピレンオキシド付加物、および1ないし80重量パーセン トの粒径がサブミクロンないし10ミクロンの極めて石英質の易流動性助剤の混 合物を含む低ダスチング性の易流動性組成物を開示している。 米国特許第4,734,478号は、粒子表面近くの分子鎖を架橋させている 水に膨張可能なポリマーを開示している。このポリマーは100部の水に膨張可 能な粉末と0.001ないし10部の多価アルコールとを混合し、次いで混合物 を90℃以上に加熱して、反応させることによって調製される。この表面架橋粒 子は流動性の低下がないといわれる。 業界は、ダスチング性がない、たとえば直径が10ミクロン未満の非会合性粒 子をわずか2.5ppmしか含まない水性流体吸収性物質に大きな利点を見出す であろう。業界は、さらに、たとえば20分間ロール練りしても、非会合性ダス トをわずか35ppmしか含まず、さらに/または10分間ロール練りしても、 非会合性ダストをわずか15ppmしか含まない耐摩砕性水性流体吸収性物質に 利点を見出すであろう。業界は、さらに、一定組成物中の、直径が10ミクロン 未満の粒子の量を少なくとも90パーセント減少させる方法に利点を見出すであ ろう。業界は、さらに、水に膨張可能なポリマー組成物中の非会合性ダストの量 を決定する方法に利点を見出すであろう。 したがって、この発明は、水に膨張可能な、ゲル重合ポリマー粒子を含み、該 粒子が表面に制ダスト剤の物理的被覆を有している組成物において、該組成物は 最大直径が10ミクロン以下の非会合性ダストをらずか2.5ppmしか含まず 、さらに、該組成物が、0.3psi(21,000ダイン/cm2)の圧力下 で0.9重量パーセント食塩水溶液を少なくとも20グラム吸収する能力、すな わち、参考資料としてこの明細書に収録してある米国特許第5,147,343 号に示されている負荷吸収量試験(Absorption Under Loa d Test)により測定した20グラム/グラムを上回る60分0.3psi (21,000ダイン/cm2)AULを特徴とする組成物を提供する。 この発明は、さらに、水に膨張可能な、ゲル重合ポリマー粒子を含み、該粒子 が表面に制ダスト剤の物理的被覆を有する耐摩砕性組成物において、該組成物が 、20グラム/グラムを上回る60分0.3psi(21,000ダイン/cm2 )AULを特徴とし、20分間ロール練りしても、最大直径が10ミクロン以 下の非会合性ダストをわすが35ppmしか含まず、かつ/または10分間ロー ル練りしても最大直径が10ミクロン以下の非会合性ダストをわずか15ppm しか含まないことを特徴とする組成物を提供する。 この発明は、さらに、 (a) ゲル重合法によって水に膨張可能なヒドロゲルを調製し、 (b) 該ヒドロゲルを乾燥してから分粒し、乾燥、分粒された粒子を含む組 成物を生成させ、なお、該組成物は、最大直径が10ミクロン以下の非会合性ダ ストの第1量を含み、さらに、 (c) 該組成物を制ダスト剤と接触させてダスト抑制組成物を生成させ、さ らに、該ダスト抑制組成物が20グラム/グラムを上回る60分0.3psi( 21,000ダイン/cm2)AULを特徴とし、その上、該ダスト抑制組成物 は最大直径が10ミクロン以下の非会合性ダストの第2量を含み、なお、第2量 が第1量の約10パーセントを下回ることを特徴とする方法を提供する。 この発明は、さらに、 (a) ゲル重合法によって水に膨張可能なヒドロゲルを調製し、 (b) 該ヒドロゲルを乾燥してから分粒し、乾燥、分粒された粒子を含む組 成物を生成させ、なお、該組成物は、最大直径が10ミクロン以下の非会合性ダ ストの第1量を含み、さらに、 (c) 該組成物を制ダスト剤と接触させて、耐摩砕性組成物を生成させるこ とを含む方法において、20グラム/グラムを上回る60分0.3psi(21 ,000ダイン/cm2)AULおよび耐摩砕性組成物を10分間ロール練りす ると、最大直径が10ミクロン以下の非会合性ダストの第2量を生成する傾向を 特徴とし、なお、第2量が第1量以下であることを特徴とする方法を提供する。 この発明は、さらに、水に膨張可能なポリマー組成物中に存在する所定のサイ ズを下回る直径を有する非会合性物質の量を測定する方法において、 (a) 該組成物をパルスジェット散布機(pulsed jet disp erser)の試料ホルダーに入れ、 (b) 該組成物に、脱水手段を通して乾燥した空気を吹付け、さらに (c) 複数の段階の各サイズで粒子の重量を測定することを特徴とする方法 を提供する。 この明細書で使用する「非会合性ダスト」という用語は、水吸収性ポリマー粒 子組成物中の最大直径が10ミクロン以下の部分で、たとえば後記AEROSI ZERTMパルスジェット散布機を用いる非会合性ダストの測定中に生じるような 、組成物に送風を当てると室中に浮遊する粒子部分を意味する。 この明細書で使用する「物理的被覆」という用語は、ダスト抑制組成物が、た とえば表面架橋反応によるようなポリマー粒子およびダストのいずれかとも化学 的反応を行うことなく、ポリマー粒子およびダストの両者と接触していることを 意味する。 この発明に有効に用いられる水に膨張可能か、または軽度に架橋した親水性ポ リマーは多量の流体を吸収しうる任意の公知の親水性ポリマーであることができ る。とくに、この発明に有効な水吸収性ポリマーはカルボキシル部分を含む水吸 収性ポリマーである。水吸収性樹脂100グラム当り少なくとも約0.01当量 のカルボキシル基の存在することが好ましい。 好ましいカルボキシル含有水吸収性ポリマーの中にはデンプン−アクリロニト リルグラフトコポリマー水解物、デンプン−アクリル酸グラフトコポリマーの部 分中和物、酢酸ビニルアクリルエステルコポリマーのけん化物、アクリロニトリ ルコポリマーの水解物、アクリロニトリルコポリマー水解物の架橋生成物、アク リルアミドコポリマーの水解物、アクリルアミドコポリマー水解物の架橋生成物 、ポリアクリル酸の部分中和物および部分中和ポリアクリル酸の架橋生成物があ る。 若干の適当なポリマーおよびその製造法の例が、米国特許第3,997,48 4号、同第3,926,891号、同第3,935,099号、同第4,090 ,013号、同第4,093,776号、同第4,340,706号、同第4, 446,261号、同第4,683,274号、同第4,459,396号、同 第4,708,997号、同第4,076,663号および同第4,190,5 62号に開示されており、該特許の関連部分は、参考資料として、この明細書に 収録してある。前記親水性ポリマーはモノカルボン酸、ポリカルボン酸、アクリ ルアミドおよびそれらの誘導体のような水に可溶なα,β−エチレン性不飽和モ ノマーから調製される。 適当なα,β−エチレン性不飽和モノマーには、たとえばアクリル酸、メタク リル酸、クロトン酸、イソクロトン酸ならびにそれらのアルカリ金属塩およびア ンモニウム塩;マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、アクリルアミド、メタクリ ルアミドならびに2−アクリルアミド−2−メチル−1−プロパンスルホン酸お よびその塩類がある。好ましいモノマーにはアクリル酸およびメタクリル酸なら びにアルカリ金属またはアンモニウム塩のようなそれぞれの塩類がある。 この発明に有用な水に可溶なモノマーは、モノマー水溶液の総重量に対して約 10重量パーセントから約80重量パーセントにわたる量を使用することができ る。該量は、モノマー水溶液の総重量に対して、約20重量パーセントから約6 0重量パーセントにわたるのが好ましい。 場合により、酸モノマーのアルキルエステル、たとえばアクリル酸メチルまた はメタクリル酸メチルにような少量の他の水に可溶な不飽和モノマーを存在させ ることができる。さらに、たとえばポリビニルアルコール、デンプンおよび水に 可溶かまたは膨潤可能なセルロースエステルのようなある種のグラフト用ポリマ ーを、すぐれた性質を有する生成物をつくるために使用することができる。該グ ラフト用ポリマーは、使用時に、α,β−エチレン性不飽和モノマーに対して最 高約10重量パーセントの量を使用する。さらに、たとえば金属製反応容器を使 用する場合には、溶解している微量の金属を除くためにキレート化剤を含有させ るのが都合がよいかもしれない。該キレート化剤の1つはVERSENEXTMV −80(ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム塩水溶液)(Dow Che mical Companyの商標)である。該キレート化剤は、使用時に、通 常α,β−エチレン性不飽和モノマーに対して約100ないし約2000ppm の量を使用する。 モノマーからポリマーへの少なくとも約95パーセントの転化水準を得るのが 望ましい。重合は、重合前に、中和していないか、または中和しているかもしく は一部中和している酸モノマーを用いて行うことができる。中和は、水性モノマ ーを、酸モノマー中に存在する酸基の約20ないし約95パーセントを中和する だけの量の塩基性物質と接触させて行うのが便利である。塩基性物質の量は酸モ ノマー中に存在する酸基の約40%ないし85パーセントを中和するだけの量が 好ましく、酸基の約55ないし約75パーセントを中和するだけの量がもっとも 好ましい。モノマー溶液を予備中和する場合には、中和熱がモノマー混合物の早 期重合をひき起こさないように中和条件を調節することが重要である。中和は約 40℃を下回る温度で行うのが有利であり、約35℃を下回る温度で行うのが好 ましい。 モノマーの酸基を中和するのに有用な化合物は、一般に、重合プロセスに悪影 響を及ぼさずに、酸基を十分に中和する化合物である。該化合物にはアルカリ金 属水酸化物ならびにアルカリ金属炭酸塩および重炭酸塩がある。モノマーを中和 するのに用いる物質は水酸化ナトリウムもしくはカリウムまたは炭酸ナトリウム もしくは炭酸カリウムが好ましい。望ましい中和度を求めるには、吸収する水性 流体と接触させるかまたはその中に分散させる得られた架橋吸収性ポリマーのp Hを、ポリマーの意図する用途に適している範囲内に確実に保つように注意しな ければならない。もしくは、業界で公知のように、未中和モノマーを用いて重合 を行い、その後中和することもできる。 都合のよいことに、水に可溶なモノマーおよび架橋剤の重合において、通常の ビニル付加重合開始剤が用いられる。重合を開始させるほど、モノマー溶液中に 溶解しうる遊離基重合開始剤が好ましい。たとえば、過硫酸カリウム、過硫酸ア ンモニウム、過硫酸ナトリウムおよび他のアルカリ金属過硫酸塩のような水に可 溶な過硫酸塩、過酸化水素および2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン− HCl)のような水に可溶なアゾ化合物を使用することができる。これら開始剤 の中には、過酸化水素のように、サルファイトまたはアミンのような還元物質と 結合して、公知のレドックス形開始剤を生成することができるものもある。使用 する開始剤の総量はα,β−エチレン性不飽和モノマー反応物の総重量に対して 、約0.01重量パーセントから約1.0重量パーセント、好ましくは約0.0 1重量パーセントから約0.5重量パーセントに及ぶことができる。 水吸収性樹脂は、軽度に架橋させて該樹脂を水に不溶にするのが好ましい。所 望の架橋構造は、選択した水に可溶なモノマーと分子単位中に少なくとも2個の 重合可能な二重結合を有する架橋剤との共重合によって得ることができる。架橋 剤は、水に可溶なポリマーを架橋させるのに効果的な量を存在させる。架橋剤の 好ましい量は、吸収した流体を保持するのに必要な吸収力の程度および必要な強 度、すなわち必要な負荷吸収量(AUL)によって求められる。概して、架橋剤 は、使用するα,β−エチレン性不飽和モノマー100重量部当り約0.000 5重量部から約5重量部に及ぶ量を使用する。α,β−エチレン性不飽和モノマ ー100重量部当り約0.1重量部から約1重量部に及ぶ量がさらに好ましい。 100重量部当り約5重量部を上回る量の架橋剤を用いる場合には、生成ポリマ ーは、吸収した流体を保持するのに架橋密度が高すぎて、低吸収力および高強度 を示す。100重量部当り約0.0005重量部未満の量の架橋剤を使用する場 合には、ポリマーは架橋密度が低過ぎて、吸収すべき流体と接触すると粘着性に なって、初期吸収速度が小さい。 架橋剤は、一般には、α,β−エチレン性不飽和モノマーの水溶液に可溶であ るけれども、マイナスの結果がなければ架橋剤は該溶液に、単に分散可能であれ ばよい。前述の分散剤の使用は、米国特許第4,833,222号に開示されて おり、その関連部分は参考資料としてこの明細書に収録してある。適当な分散剤 にはカルボキシメチルセルロース懸濁助剤、メチルセルロース、ヒドロキシプロ ピルセルロースおよびポリビニルアルコールがある。該分散剤は概して、α,β −エチレン性不飽和モノマー反応物の総重量に対して、約0.005ないし約0 .1重量パーセントの濃度で付与される。 典型的な架橋剤には1分子中に、CH2=CHCO−、CH2=C(CH3)C O−、およびCH2=CH−CH2−より成る群から選ばれる基を2ないし4個有 するモノマーがある。典型的な架橋剤はエチレングリコール、ジエチレングリコ ール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオー ル、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリ コール、トリメチロールプロパンおよびペンタエリトリトールのジアクリレート およびジメタクリレート;トリメチロールプロパンおよびペンタエリトリトール のトリアクリレートおよびトリメタクリレート;高エトキシル化トリメチロール プロパントリアクリレート;ペンタエリトリトールのテトラアクリレートおよび テトラメタクリレート;ならびにテトラアリルオキシエタンである。 1991年9月9日出願の米国特許出願第756,731号(関連部分と参考 資料としてこの明細書に収録)に示されているように、ある種の架橋剤はとくに 好ましい吸収性をもたらす。このような好ましい架橋剤にはメチレンビスアクリ ルアミド、ビス(アクリルアミド)酢酸およびその塩類、アリルアクリレート、 アリルメタクリレート、ならびにビニルおよびアリルの両官能基を有するエステ ルまたはアミドがある。 この発明の実施に有用なポリマーをつくるのに好ましい態様では、部分中和形 のα,β−エチレン性不飽和モノマー、架橋剤、開始剤およびグラフト用ポリマ ー基質(必要な場合)の水溶液を調製する。 混合物の重合は、開始剤を含む混合物の温度を上げるか、または前記のように レドックス型開始剤を用いることによって、開始させることができる。概して、 重合が始まる温度は約20℃から約45℃に及ぶ。重合を行う温度は使用するモ ノマーの種類および採用する特定開始剤系によって非常に異なる。重合の最高温 度は約50℃から約100℃にわたるのが好ましく、約60℃から約100℃に 及ぶのがもっとも好ましい。重合温度を制御する方法は、重合中に発生する熱を 除去するだけの冷却がありさえすれば、重要なことではない。 生成したポリマーは、一般に、業界では周知の手段を用いて、予備分粒して乾 燥する。適切な乾燥手段には流動層加熱装置、回転ドライヤー、強制空気炉、空 気循環バンド乾燥機等がある。場合によっては乾燥を二段階以上で行うことがあ る。二段階乾燥では、予備分粒したポリマー粒子を第一段階で部分乾燥する。た とえば予備分粒されたポリマー粒子を約10パーセント未満の水分量、好ましく は約5パーセントの水分量まで乾燥する。初期乾燥中に、予備分粒された粒子は 、概して、互いにシート状に融着する。乾燥終了後、ポリマーをさらに完全に分 粒して、平均直径が約0.8mm未満の粒子とする。この分粒操作の間に、極め て小さい粒径、すなわち10ミクロン以下の粒径を特徴とするダストを生成する ことがある。 吸収性を改善するために、1991年9月9日に出願された米国特許出願第7 56,731号および/または1992年9月9日に出願されたPCT出願PC T/US92/07611(これらの関連部分は参考資料としてこの明細書に収 録してある)に示されている方法によって、乾燥した粒子を熱処理することがで きる。とくに、乾燥粒子は、モジュラス、遠心吐出量および/または負荷吸収力 を増すのに必要なくらいの時間の間加熱する。このような熱処理は好ましくは少 なくとも約170℃、より好ましくは少なくとも180℃、もっとも好ましくは 少なくとも約190℃の温度で行う。該熱処理は約250℃未満の温度で行うの が好ましく、約240℃未満の温度で行うのがより好ましい。 熱処理時間は、吸収性と向上させるのに必要なくらいの時間でなければならな い。必要な熱処理の厳密な時間は選定した設備によって影響を受け、生成物の性 質を調べて経験的に求めることができる。該時間は少なくとも約3分が好ましく 、少なくとも約5分がさらに好ましい。時間が長過ぎると、プロセスが不経済に なり、かつ吸収性樹脂が損傷するかもしれないという恐れがある。最大加熱時間 は約150分以下が好ましく、60分以下がさらに好ましい。 熱処理の方法は重要ではない。たとえば、強制空気炉、流動層加熱装置、加熱 スクリューコンベア等を用いて好結果を収めることができる。必要ならば、取扱 いやすくするために加熱したポリマーを再湿させることができる。このような再 湿は非会合性ダストの量を減らすのには役立つかもしれないが、ポリマー生成物 の凝集をもたらすことがある。 ポリマー物質の取扱い中の非会合性ダスト量を減らし、かつ非会合性ダストの 生成を抑制するために、乾燥させ、場合により熱処理した粒子を効果的な量の制 ダスト剤と接触させる。制ダスト剤は、ダストを、大きなポリマー粒子か、また は、取扱い中、ポリマーを保持する混合槽または容器の壁に付着させるように働 き、取扱い中の種々の段階において、最終ポリマー生成物に転移する非会合性ダ ストの量を少なくする。その上、ポリマー試料への制ダスト剤の適用は、ポリマ ーの性能または性状に悪影響を及ぼすようには思われず、さらにポリマーの静電 荷を保持する傾向を低下させるように思われる。 この明細書で定義する「制ダスト剤」という用語は、ポリマー物質に適用した ときに、直径が10ミクロン未満の非会合性ダストの濃度を少なくとも90重量 パーセント、より好ましくは少なくとも95重量パーセント、1つとも好ましく は少なくとも99重量パーセント減少させ、さらに/または最大直径が10ミク ロン以下の非会合性ダストの2.5ppm未満の量を含むダスト抑制組成物を生 成する物質を意味する。 好ましい制ダスト剤は、ポリマー粒子の内部には実質的に浸透しない親水性有 機物質である。適当な制ダスト剤は親水性であり、そのために被覆粒子による水 の吸収が制ダスト剤の存在によってさまたげられることがない。適切な制ダスト 剤はさらにその上、少量付与された場合でさえも、制ダスト剤が粒子の表面に存 在するように、実質的に不浸透性である。 典型的な制ダスト剤には、水に可溶で、平均分子量が約200を上回る低級脂 肪族ポリオールまたは平均分子量が約400ないし約6000の低級ポリアルキ レングリコールがある。好ましい制ダスト剤の1種は平均分子量が約500ない し約2000のグリセロールまたはポリエチレングリコールのプロピレンオキシ ド付加物である。とくに、典型的な制ダスト剤には、VORANOLTM2070 、VORANOLTM2100、およびVORANOLTM3100ポリエーテルポ リオール(すべてDow Chemical Companyから入手可能)の ようなVORANOLTMポリエーテルポリオール;ポリエチレングリコール;グ リセリン;DOWANOLTMTPMトリプロピレングリコールメチルエーテル、 DOWANOLTMTPnBトリプロピレングリコールn−ブチルエーテル、およ びDOWANOLTMPPHプロピレングリコールフェニルエーテル(Dow C hemical Companyから入手可能)のような、ポリエーテルアルコ ール類;TRITONTMX−100界面活性剤(Union Carbideか ら入手可能);TERGITOLTM15−S−9エトキシル化界面活性剤(Un ion Carbideから入手可能);ならびにHLB価が少なくとも7の非 イオン界面活性剤がある。乾燥ポリマー粉末に親水性処理剤を加える際に、水ま たは溶剤を加えることは必ずしも必要ではないけれども、親水性処理剤の量の2 0倍までの量の水または溶剤を使用することができる。有機溶剤を使用する場合 には、たとえば蒸発によって、被覆粒子から容易に取り除ける溶剤を用いるのが 好ましい。とくに好ましい有機溶剤の1つはメタノールである。 乾燥させ、場合により熱処理した粒子および制ダスト剤は、粒子を制ダスト剤 で被覆可能ではあるが、粒子の内部構造中には制ダスト剤があまり拡散しないよ うな条件で接触させなければならない。このような接触は、水吸収性樹脂粒子表 面に制ダスト剤の適切な分布が生じるように、ある種の機械的散布法を用いて行 うのが好ましい。混合設備/方法の例には、ジャーの単純な混転、またはコニカ ルドライヤー、リボンブレンダー、ドラムタンブラー等での混合がある。適度の 撹拌、振とう、またはスクリューコンベア中の短距離の搬送でさえも、とくに粒 子が高温の場合には、粒子の上に制ダスト剤を前記のように適切に分布させるの に十分であることができる。適度の摩砕でも十分であるが、必ずしも必要ではな い。 接触温度は、制ダスト剤が、吸収性樹脂ポリマーのカルボキシル部分とあまり 反応もしなければあまり蒸発もしない温度であることができる。該温度は、一般 に、少なくとも約20℃ないし約150℃である。高温、すなわち外界温度を上 回る温度は粒子を被覆する速度を増すことに注意する必要がある。 必ずしも必要ではないが、ダスト抑制組成物はさらに、ヒュームドシリカのよ うな粒状の流動性向上剤を混合することができる。このようなシリカの1つは、 AEROSILTM200(Degussa Inc.から入手可能)のようなB ET表面積が少なくとも50m2/gで、粒径が0.05ミクロン以下の極微シ リカである。粒子の流動性向上剤は、使用する際に、ダスト抑制組成物の重量に 対して10重量パーセント未満、より一般には1重量パーセント未満の量が与え られる。 この発明は、水に膨潤可能なポリマー組成物中に存在する直径が所定のサイズ よりも小さい非会合性物質の量の測定法を提供する。実施例の場合には、最大サ イズが10ミクロン以下の非会合性物質の量を求める測定法を使用した。しかし 、該方法は、直径が他の所定のサイズより小さい非会合性物質の量を測定するの に適用可能であり、該所定サイズは概して製造業者が購入者の規格値に一致する 。この発明の方法は、 (a)組成物をパルスジェット散布機の試料ホルダーに入れ、 (b)脱水手段を通して乾燥した空気を組成物に吹付け、さらに (c)複数の段階の各サイズで粒子の重量を測定することを含む。 脱水手段はポリマー組成物に吹付けるのに用いる空気の中に存在する水分の量 を減少させるのに適する。適当な脱水手段にはモレキュラーシーブカートリッジ 、乾燥物質、膜等がある。とくに好ましい脱水手段はモレキュラーシーブカート リッジである。 被覆試料のダスト量は次のように測定することができる。供試試料の約0.0 1ないし0.2グラムを、Amherst Process Instrume nts(マサチューセッツ州、Hadley)から入手できるAEROSIZE RTMパルスジェット散布機の試料ホルダーに入れる。パルスジェット散布機に2 50ミクロンのスクリーンを取付けて、直径が250ミクロンよりも大きい粒子 が検知器に入らないようにする。パルスジェット散布機に送る空気は工場供給フ ィルターを用いて濾過し、モレキュラーシーブカートリッジで乾燥する。試料に 乾燥空気を吹付けて、排気流を検知器に導き、瞬間計数率が検知器の低感度設定 で粒子が毎秒20個未満に減少するまで測定する。 試料の別々の部分で測定を行って平均する。部分ごとに、粒子の総数について 、0.2ミクロンから200ミクロンまで対数関数的に均等に区分された500 段階の各サイズで測定を行う。なお、該器はほぼ0.5ミクロンという検出下限 を示す。各サイズ段階の物質の重量を次式(1)を用いて計算する。 重量=(ある段階における粒子の数)(密度)(n)(粒径3)/6 (1) ポリアクリル酸ナトリウム超吸収性物質の場合には、密度を1.60g/cm3 と仮定する。 10ミクロン未満の非会合性物質の総重量を重量ダストと示す。この重量を、 初めに散布機に入れた試料の重量、すなわち重量試料と比較する。式(2)によ ってダスト百分率を求める。 ダスト%=100(重量ダスト)/(重量試料) (2) 下記の実施例は、限定するというよりはむしろ説明するために提供するもので ある。水に膨潤可能なポリマー試料は標準の市販物質であることを付記する。こ の物質の実際の組成はこの発明とは関係がない。すなわち、この発明は、任意の 市販の水に膨潤可能なポリマー物質に適用可能と期待されよう。実施例1 水に膨潤可能なポリマーの試料が得られる。使用した試料は、アクリルメタク リレートで架橋させたポリアクリレートの62パーセント中和物であり、該試料 は平均粒径が140メッシュ未満の微粒子を10重量パーセント含むモノマー混 合物から加工し、さらに200℃の温度で、熱処理したものであった。表1およ び2に示すように、表示した制ダスト剤の表示量をポリマーに1滴ずつ添加する 。 被覆粒子は、次に、1時間ロール練りして、粒子表面上の制ダスト剤の散布を容 易にする。 種々の制ダスト剤で処理した試料について集めたデータを表1に示す。 実施例2 水に膨潤可能なポリマーの試料が得られる。使用した試料はトリメチロールプ ロパントリアクリルレートで架橋させたポリアクリレートの62パーセント中和 物である。試料を20ないし325メッシュの粒度にふるい分ける。表2に示す ように、表示した制ダスト剤の表示量をポリマーに1滴ずつ加える。被覆粒子は 、次に、1時間ロール練りして、粒子表面上の制ダスト剤の散布を容易にする。 種々の制ダスト剤で処理した試料についてあつめたデータを表2に示す。 実施例3 実施例1に従い、アリルメタクリレートで架橋させたポリアクリレートの62 パーセント中和物を200℃の温度で熱処理し、さらに20ないし35メッシュ の粒度にふるい分けた試料を表3に示すような量のVORANOLTM2070ポ リエーテルポリオールで処理する。処理したポリマーの約10グラムを、長さ約 7mm、直径約7mmのセラミックロッドセグメントをほぼ半分満たした8オン スのジャーに入れる。ジャーにデープを巻いて、表3に示されている時間の間ロ ールミルでロール練りする。ロール練りが終ると、1/8インチ(3mm)メッ シュのスクリーンを用いてポリマー試料からボールを分離する。非会合性ダスト の量を前記のように測定する。 表3に示すデータが例証するように、ポリマーへの制ダスト剤の適用は、処理 中のポリマーの耐摩砕性を向上させる。とくに、1,000ppmのVORAN OLTM2070ポリエーテルポリオールで処理した好ましいこの発明の組成物は 、10分間ロール練りしても、無処理無錬磨試料(7.39ppm)ほど多くの 非会合性ダストを含むことはない(1.24ppm)。さらに、3,000pp mのVORANOLTM2070ポリエーテルポリオールで処理した組成物は20 分間ロール練りた、無処理無錬磨試料(7.39ppm)の僅か約2倍の非会合 性ダスト(14.7ppm)しか含まず、その結果3,000ppmのVORA NOLTM2070ポリエーテルポリオールで処理した好ましいこの発明の組成物 は、20分間ロール練りしても、無処理の試料中に存在する非会合性ダスト量の 3パーセント未満の非会合性ダスト量しか含まない(610ppmに対して14 .7ppm)。 表3に示すデータからさらに例証されるように、1,000ppmのVORA NOLTM2070ポリエーテルポリオールで処理した好ましいこの発明の組成物 は、この実施例で述べる錬磨法によって20分間ロール練りすると、最大直径が 10ミクロン以下の非会合性ダストを、無処理試料の場合の610ppmと比較 すると、35ppmよりも少ない量を含む。さらに、少なくとも300ppmの VORANOLTM2070ポリエーテルポリオールで処理した別の好ましいこの 発明の組成物は、この実施例で述べる錬磨法によって10分間ロール練りしても 、最大直径が10ミクロン以下の非会合性ダストを、無処理試料の場合の100 ppmと予想されるものと比べると、わずか15ppmしか含まない。 さらに、ポリマー試料への制ダスト剤の適用はポリマーの性能または性状に悪 影響を及ぼすようには思われない。たとえば、試料3A、3B、3Cならびに3 Dのフロー時間、かさ密度、遠心吐出量、0.3psi(21,000ダイン/ cm2)AULおよび60分抽出量を表4に示す。 フロー時間およびかさ密度はASTM D 1895−69により測定し;6 0分0.3psi(21,000ダイン/cm2)AULは米国特許第5,14 7,343号に記載してある通りに測定し;遠心吐出量は米国特許第4,286 ,082号に記載の通りに測定したが、ただし吸収時間は3ないし5分ではなく て 30分を採用し;60分抽出量は米国再発行特許第32,649号に記載されて いるように測定し;引用した方法/参考資料のすべての関連個所は参考資料とし てこの明細書に収録してある。 説明および実施例を考えれば、当業者にとっては他の態様は容易に決定されよう 。したがって、この発明の範囲は別項クレームによってのみ限定されるものとす る。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年3月8日 【補正内容】 請求の範囲 1. 易流動性の水吸収剤を軽度に架橋させた水に不溶のポリマー粒子を含み 、該粒子は、その表面に、粒子の重量に対して、約100ppmないし約500 0ppmの親水性有機制ダスト剤の物理的被覆を有する組成物において、該組成 物は、最大直径が10ミクロン以下の非会合性ダストを2.5ppm以下含みさ らに該組成物は20グラム/グラムを上回る60分0.3psi(21,000 ダイン/cm2)負荷吸収量を特徴とする組成物。 2. 20分間ロール練りしても、組成物は、最大直径が10ミクロン以下の 非会合性ダストを35ppm以下含むことを特徴とする請求項1の組成物。 3. 10分間ロール練りしても、組成物は、最大直径が10ミクロン以下の 非会合性ダストを15ppm以下含むことを特徴とする請求項2の組成物。 4. 制ダスト剤が、ポリオール、エトキシル化界面活性剤、またはHLB値 が少なくとも7の非イオン界面活性剤であることを特徴とする請求項1,2また は3のいずれの1つの項の組成物。 5. 制ダスト剤がポリエーテルポリオール、ポリエチレングリコールまたは グリセロールであることを特徴とする請求項4の組成物。 6. 制ダスト剤が粒子の重量に対して、約300ppmないし約3000p pmの量で付与されることを特徴とする前記請求項のいずれか1つの項の組成物 。 7. 易流動性の水吸収剤を軽度に架橋させた水に不溶のポリマー粒子の調製 法において、 (a) ゲル重合法によって水に膨潤可能なヒドロゲルを調製し、 (b) ヒドロゲルを乾燥してから分粒して、乾燥、分粒された粒子を含む 組成物を生成させ、なお、該組成物は最大直径が10ミクロン以下の非会合性ダ ストの第1量を含み、さらに、 (c) 該組成物を、粒子の重量に対して約100ppmないし約5000 ppmの親水性有機制ダスト剤の物理的被覆と接触させて、制ダストされた組成 物を生成させ、なお、制ダストされた組成物20グラム/グラムを上回る60分 0.3psi(21,000ダイン/cm2)負荷吸収量を特徴とし、さらに該 制ダストされた組成物は最大直径が10ミクロン以下の非会合性ダストの第2量 を含みなお、第2量は第1量の約10%以下であることを特徴とする方法。 8. 第2量が約2.5ppm以下であることを特徴とする請求項7の方法。 9. 第2量が約1ppm以下であることを特徴とする請求項8の方法。 10. 第2量が約0.2ppm以下であることを特徴とする請求項9の方法 。 11. 耐摩砕性組成物を10分間ロール練りすると、該組成物は、最大直径 が10ミクロン以下の非会合性ダスト第2量を生成する傾向が特徴であり、なお 、第2量が第1量以下であることを特徴とする請求項7ないし10のいずれか1 つの項の方法。 12. 制ダスト剤が、ポリオール、エトキシル化界面活性剤、またはHLB 値が少なくとも7の非イオン界面活性剤であることを特徴とする請求項7ないし 11のいずれか1つの項の方法。 13. 制ダスト剤がポリエーテルポリオール、ポリエチレングリコールまた はグリセロールであることを特徴とする請求項12の方法。 14. 制ダスト剤を、粒子の重量に対して、約300ppmないし約300 0ppmの量で提供することを特徴とする請求項7ないし12のいずれか1つの 項の方法。 15. 易流動性の水吸収剤を軽度に架橋させた水に不溶のポリマー粒子に含 有する水に膨潤可能なポリマー組成物中に存在する、所定のサイズよりも小さな 直径の非会合性物質の量の測定方法において、 (a) 組成物をパルスジェット散布機の試料ホルダーに入れ、 (b) 脱水手段を通して乾燥させた空気を組成物に吹付け、さらに (c) 複数の段階の各サイズで粒子の重量を測定することを特徴とする方法 。 16. 脱水手段がモレキュラーシーブカートリツジ、乾燥剤または膜である ことを特徴とする請求項15の方法。 17. 脱水手段がモレキュラーシーブカートリツジであることを特徴とする 請求項16の方法。 18. 所定のサイズが10ミクロンであることを特徴とする請求項15の方 法。 19. 工程(c)の測定前に、組成物を250ミクロン未満のサイズにふる い分けることを特徴とする請求項15ないし18のいずれか1つの項の方法。 20. 工程(a)の載置前に、組成物を250ミクロン未満のサイズにふる い分けることを特徴とする請求項15ないし18のいずれか1つの項の方法。 21. 試料ホルダーが、工程(c)の測定で、サイズが250ミクロン以上 の粒子を排除するスクリーンを備えていることを特徴とする請求項15ないし2 0のいずれか1つの項の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 水に膨潤可能な、ゲル重合ポリマー粒子を含み、該粒子がその表面に制 ダスト剤の物理的被覆を有する組成物において、該組成物は最大直径が10ミク ロン以下の非会合性ダストを2.5ppm以下を含み、さらに、該組成物は20 グラム/グラムを上回る60分0.3psi(21,000ダイン/cm2)A ULを特徴とする組成物。 2. 水に膨潤可能な、ゲル重合ポリマー粒子を含み、該粒子がその表面に制 ダスト剤の物理的被覆を有する耐摩砕性組成物において、該組成物は20グラム /グラムを上回る60分0.3psi(21,000ダイン/cm2)AULを 特徴とし、さらに、20分間ロール練りしても、該組成物は、最大直径が10ミ クロン以下の非会合性ダストを35ppm以下を含むことを特徴とする組成物。 3. 水に膨潤可能な、ゲル重合ポリマー粒子を含み、該粒子がその表面に制 ダスト剤の物理的被覆を有する耐摩砕性組成物において、該組成物は20グラム /グラムを上回る60分0.3psi(21,000ダイン/cm2)AULを 特徴とし、かつ、10分間ロール練りしても、該組成物は、最大直径が10ミク ロン以下の非会合性ダストを15ppm以下を含むことを特徴とする組成物。 4. 制ダスト剤がポリオール、エトキシル化界面活性剤、ポリエチレングリ コール、グリセリン、またはHLB値が少なくとも7の非イオン界面活性剤であ ることを特徴とする請求項1、2または3のいずれの1つの項の組成物。 5. 制ダスト剤が、ポリエーテルポリオール、ポリエーテルアルコール、ま たはポリエチレングリコールであることを特徴とする請求項1、2または3のい ずれの1つの項の組成物。 6. 制ダスト剤が、粒子の重量に対して、約100ppmないし約5000 ppmの量で提供されることを特徴とする請求項1、2または3のいずれの1つ の項の組成物。 7. 制ダスト剤が、粒子の重量に対して、約300ppmないし約3000 ppmの量で提供されることを特徴とする請求項1、2または3のいずれの1つ の項の組成物。 8.(a) ゲル重合法によって水に膨潤可能なヒドロゲルを調製し、 (b) ヒドロゲルを乾燥してから分粒して、乾燥、分粒された粒子を含 む組成物を生成させ、該組成物は、最大直径が10ミクロン以下の非会合性ダス トの第1量を含み、 (c) 組成物を制ダスト剤と接触させて、制ダストされた組成物を生成 させることを含む方法において、該制ダストされた組成物は20グラム/グラム を上回る60分0.3psi(21,000ダイン/cm2)AULを特徴とし 、さらに該制ダストされた組成物は最大直径が10ミクロン以下の非会合性ダス トの第2量を含み、かつ第2量が第1量の約10パーセント以下であることを特 徴とする方法。 9. 第2量が約2.5ppm以下であることを特徴とする請求項8の方法。 10.第2量が約1ppm以下であることを特徴とする請求項8の方法。 11.第2量が約0.2ppm以下であることを特徴とする請求項8の方法。 12.(a) ゲル重合法によって水に膨潤可能なヒドロゲルを調製し、 (b) ヒドロゲルを乾燥してから分粒して、乾燥、分粒された粒子を含 む組成物を生成させ、該組成物は、最大直径が10ミクロン以下の非会合性ダス トの第1量を含み、さらに、 (c) 組成物を制ダスト剤と接触させて、耐摩砕性組成物を生成させる ことを含む方法において、該耐摩砕性組成物は、20グラム/グラムを上回る6 0分0.3psi(21,000ダイン/cm2)AULを特徴とし、かつ、耐 摩砕性組成物を10分間ロール練りすると、最大直径が10ミクロン以下の非会 合性ダストの第2量を生成する傾向を特徴とし、なお第2量は第1量以下である ことを特徴とする方法。 13. 制ダスト剤が、ポリオール、ポリエーテルアルコール、エトキシル化 界面活性剤、ポリエチレングリコール、グリセリン、またはHLB値が少なくと も7の非イオン界面活性剤であることを特徴とする請求項8ないし12のいずれ の1つの項の方法。 14. 制ダスト剤がポリエーテルアルコール、ポリエーテルポリオール、ま たはポリエチレングリコールであることを特徴とする請求項8ないし12のいず れの1つの項の方法。 15. 制ダスト剤が粒子の重量に対して約100ppmないし約5000p pmの量で付与されることを特徴とする請求項8ないし12のいずれの1つの項 の方法。 16. 制ダスト剤が粒子の重量に対して、約300ppmないし約3000 ppmの量で付与されることを特徴とする請求項8ないし12のいずれの1つの 項の方法。 17. 水に膨潤可能なポリマー組成物中に存在する所定サイズよりも小さい 直径を有する非会合性物質の量を測定する方法において、 (a) 組成物をパルスジェット散布機の試料ホルダーに入れ、 (b) 脱水手段を通すことによって乾燥した空気を組成物に吹付け、さらに (c) 複数の段階の各サイズで粒子の重量を測定することを特徴とする方法 。 18. 脱水手段がモレキュラーシーブカートリッジ、乾燥剤または膜である ことを特徴とする請求項17の方法。 19. 脱水手段がモレキュラーシーブであることを特徴とする請求項17の 方法。 20. 所定のサイズが10ミクロンであることを特徴とする請求項17の方 法。 21. 工程(c)の測定前に、組成物を250ミクロン未満のサイズにふる い分けることを特徴とする請求項17ないし20のいずれの1つの項の方法。 22. 工程(a)の載置前に組成物を250ミクロン未満のサイズにふるい 分けることを特徴とする請求項17ないし20のいずれの1つの項の方法。 23. 試料ホルダーが、工程(c)の測定で、サイズが250ミクロンを上 回る粒子を排除するスクリーンを備えていることを特徴とする請求項17ないし 20のいずれの1つの項の方法。
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