JPH08507256A - 複数の並行な研磨ベルトを用いてワーク体の表面を同時研磨加工する研磨装置 - Google Patents

複数の並行な研磨ベルトを用いてワーク体の表面を同時研磨加工する研磨装置

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JPH08507256A
JPH08507256A JP6509195A JP50919593A JPH08507256A JP H08507256 A JPH08507256 A JP H08507256A JP 6509195 A JP6509195 A JP 6509195A JP 50919593 A JP50919593 A JP 50919593A JP H08507256 A JPH08507256 A JP H08507256A
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カイザー,ラッセル,イー.ジュニア.
モーウェン,リッキー,エル.
ハイクス,ティモシー,ダブリュー.
ホートニー,デニス,エイ.
ライス,デニス,エフ.
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ウエスターン アトラス,インク.
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Abstract

(57)【要約】 複数の並行な研磨べルトを用いてカムシャフト(46)の複数のカムローブを同時研磨加工する研磨装置(10)。この装置は、複数の輪郭送りユニット(194)であって、夫々にカーブしたバックアップシュー(254)と、バックアップシューホルダー(252)と、アダプター(246)と、研磨ベルト(76)に対してバックアップシュー(254)を押圧するためのボールスプライン機構(242)を具備する。位置決めリップ(250)が、各アダプター(246)に規定されている。このアダプター(246)は基準面から位置するように上下の2列に配設されている。バックアップシューホルダー(252)が位置決めリップ(250)で所定位置に固着される。組立て方法は、輸郭ヘッド組立体(108)を覆うための筐体(110)と、駆動ドラム組立体(100)のための横方向に移動する支持ブラケット(142)と、他を補償する特徴を備えることで、高い効率と高い精度を装置に提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 複数の並行な研磨ベルトを用いてワーク体の表面を同時研磨加工する研磨装置 発明の分野 本発明は、カムシャフト上の複数のカムローブまたはカムや、クランク シャフトの直径部位を有するワーク体の表面を研磨する機械一般に関する。より 詳しくは、本発明は複数の平行な研磨ベルトを用いて、円筒状のワーク体であっ てカムシャフト上の多数のカムローブの表面を同時研磨加工するためにコンピュ ータ制御される研磨装置に関するものである。 発明の背景 カムシャフト上の複数のカムローブは各カムを順次研磨する研磨ホイー ルにより一般的には研磨されている。ある実例によれば、2台の研磨ヘッドを有 する複雑な構成の機械により、一対のカムを同時研磨するものも知られている。 特に、自動車製造における必要性に応えるために、同時にカムシャフト の複数のカム、またはカムローブの全てを同時に研磨加工できる信頼性の高い研 磨装置の開発に努力が払われている。カムシャフトは高価であり、かつ製造が複 雑な部品であり、かつその製造コストは重要な点であることから、従来より周知 の研磨ホイールによらない多くの技術的アプローチが提案されている。 このような代替的なアプローチとしては、従来からの研磨ホイールに代 えて研磨ベルトを使用する点に集中されている。このようなアプローチは、複数 の研磨ベルトを隣合う位置関係にすることができ、カムシャフトの複数のカムロ ーブを同時に研磨加工できるのでかなりの潜在能力を備えている。さらに、研磨 ベルトは大量生産で低いコストにでき、しかも所定の使用期間経過後に廃棄でき るものである。 研磨ベルトは、イド ボッチェリ(Ido Boscheri)になる1979年1 1月27日に発行の米国特許番号4、175、358号に記載のように、10乃 至それ以上の年数を遡る時点で最初に使用されているらしく、本公報によれば突 入式(Plunge)研磨機械であって、エンジンのタイミングシャフトに使用される カムの全てを同時に研磨するために、複数の研磨ベルトを使用することが開示さ れて いる。この研磨装置によれば、大きなベース板(10)とこのベース板上におい て(ジャッキ13により)往復移動可能に設けられたテーブル(12)と、研磨 されるカムシャフト(19)を保持するようにして前記テーブル上に固定される テイルストックと、ヘッドストックと、複数の機械加工ユニットを搭載する静止 クロス部材(22)とから構成されている。各機械加エユニットは、支持部材( 31)と、前後ヘッド(32、33)と、研磨ベルト(36)と、ジャッキ(4 3)他から構成され、研磨されるワーク体(カム)の形状をコピーするための形 状体(18)と連動する検知ローラ(42)により駆動されるように構成される 。独立した駆動モータ(15、25)は適宜ギア伝達装置と継ぎ手を介して設け られており、研磨されるワーク体と形状体とが適度な関係で回転するようにして いる。 ヘンリー ビー.パターソン他(Henly B.Patterson et al.)になる 、1989年5月30日に許可の米国特許番号4、833、834号によれば、 複数のベルトのカムシャフト研磨装置の数例が実施例として開示されている。各 研磨装置は、複数の研磨ベルト(28)と、これを駆動する駆動部(例えば、主 駆動プーリのようなもの)と、輪郭シュー(35)と、カム輪郭をトレースする とともに研磨送り量を独立して制御するために、送りテーブル(12)上に搭載 される保持部材(押し棒43)とから構成されている。そして、カムシャフトの ワーク体(20)は、テーブル(16)の固定軸に保持されて、ベルト磨耗のバ ランス振動に対する軸方向の動きを与えるようにしている。この研磨動作は図1 と図2におけるマスターカムにより制御されるか、または図3と図6から図10 における実施例のように数値制御されるものである。 ジェームス デー.フィリップス(James D.Phillips)になる199 0年5月30日に許可の米国特許番号4、945、683号によれば、所定輸郭 であるカムシャフト(W)上の複数の偏心カム(L)を研磨する装置が開示され ている。この装置は、直線運動のためにカムシャフトの近傍において支持される 複数の研磨ベルト(58)であって、(図1と図8に示されたように)カムの周 辺部位を研磨する。ベルトは所望の輪郭に応じて種々の経路に沿うように、シュ ー(72)がカムに接触する点により案内される。シューはCNC制御装置によ り制 御されるモーターユニット(78)で駆動される複数のアクチエータ(76)上 に固定される。各ベルトは、冷却剤分配装置(130)中を通過するようにして 冷却剤が研磨加工後のベルトを浸して同一の研磨条件にする。各分配装置の液体 の圧力は、ベルトをたわませるとともに、シュー72が進退移動する際に延びる 傾向を補償する。 ジェームス デー.フィリップス(James D.Phillips)になる199 2年9月1日に許可の米国特許番号5、142、827号によれば、複数の研磨 ベルトを使用してクランクピンを研磨する研磨装置が開示されている。 上述した後半の3つの特許によれば、隣会った複数の研磨ベルトを使用 してワーク体の全ての表面を研磨できるので興味あるものである。研磨ベルトを 使用した研磨装置は、製造業者間においてその潜在的な重要な市場であると言え る。 このように、研磨ベルトを使用した研磨装置は限られた台数が製造され て、過去数十年間に渡り商業的に使用されている一方、このように多数のベルト を使用する装置の設計と運転維持に要するコストはかなりな経済的な負担となっ ている。つまり、研磨ベルトは頻度高く切断するし、また許容公差を外れる研磨 表面状態に短時間内で悪化するものもある。 上記の従来の各々の研磨装置によれば、各研磨ベルトにおいて精度を確 保でき、かつ理想的な研磨状態を提供するための有効な構成を備えていない。つ まり、各ベルトの寿命を長くでき効果的な研磨をするための選択的なベルト位置 とベルト張力の調整機能が設けられておらず、また製造コストと維持コストを低 減するために部品を共通化して、近似した組立体を使用していない。これらと他 の欠点から、従来より周知の複数ベルトから構成される研磨装置は、今日まで多 く普及していない。また、相互に複数のベルト同士を位置合わせする際に、水平 方向と垂直方向の面において位置合わせできない問題点に遭遇する。さらに、研 磨装置において発生した研磨紛は、駆動モータと各構成の副組立て体とを直撃す るので、高価なシールモータを種々の構成において使用せざるをえなくなる。 発明の要約 したがって、本発明は従来の多数ベルト式の研磨装置の欠点を十分に念 頭 に入れてなされたものであって、本発明は、長期間使用できるエンドレスの研磨 ベルトを簡単に装着でき、必要に応じて外したり交換できる研磨装置を目的にし ている。この好ましい目的は、研磨装置の一側面に沿う2箇所から容易にエンド レスベルトに対して容易にアクセスできる構成により実現可能である。一部位に おいて、駆動ドラム支持部はかなりの距離分が横方向に移動可能にされており、 多数のベルトを露出できる。また、偏心ブッシュにより上記の駆動ドラム支持部 は食い付きや押さえ防止がされて円滑に支持棒のブッシュと移動できる。第2の 部位において、固定アームを有するロータリーアクチュエータは45度の円弧で 回転して、輪郭ヘッド組立て体の前面部位の下方に固定されたプーリに掛けられ た多数のベルトを表わす。 本発明は、研磨装置のベッドの長手方向に沿う方向に移動する位置決め スライド送りを意図しており、複数の輪郭送りユニットからなる輸郭ヘッド組立 体を研磨加工位置に進めるようにする。各輪郭送りユニットに固定されるバック アップシューはこれに対応する研磨ベルトの内周面に対して強く当接して、研磨 されるべき、例えばカムローブのワーク体の表面に対してベルトが当たるように する。各輸郭ユニット送りは、カムシャフトの1つのカムローブを研磨できる。 各バックアップシューは、バックアップシューホルダーに保持される比 較的に大きな半径でカーブしたインサートを含み、幾何的な不一致にもかかわら ずより正確な輸郭を形成する。インサートは、バックアップシューホルダーの凹 部内に保持され、その表面には硬化のためのダイアモンドコート処理がされてい る。個別のブラシレスモータは各輪郭ユニットを、ローラスクリュウとボールス プラインからなる機構により効果的に送る。予圧された複数のアンギュラーコン タクト軸受が各輸郭送りユニットの内周端部において使用されており、普通でな い軸方向の「硬さ(stiffness)」を与えている。 各バックアップシューホルダーは、位置決めリップを有するアダプター に固定される。この位置決めリップの下方の列は、上記の輪郭ヘッド組立体のパ ッド他の基準ポイントと対応しており、また位置決めリップの上方の列は位置決 めリップの下方の列に対応しており、バックアップシューが2つの水平面におい て互いに並行になるようにしている。各アダプターの位置決めリップは、さらに 各 カムローブの基準円を通過する中心軸と、バックアップシュー(バックアップシ ューホルダーに保持されたとき)の中心軸であって上記輪郭ヘッド組み立体の輪 郭送りユニットの移動方向に対して並行となる中心軸と、互いに一直線上になる ようにして、研磨精度をより確保する。 上記の全ての輪郭送りユニットの駆動モータは、上記の輸郭ヘッド組立 体の後部に固定される共通の筐体内に保持される。この筐体は、研磨紛が駆動モ ータのいづれに対しても影響せず、かつ比較的に安価なブラシレスモータの使用 を可能にして、何等の性能低下なく、従来からの高価なシールドモータに代えて 使用できる。 上記の輪郭ヘッド組立体がわずかな量でもたわむ(sag)傾向を防止す るために、組み立体の内側は輪郭ヘッド組立体がンダードにボルト締めされる一 方、水圧駆動される固定機構は、自由にされるか、または組立体の側面か外側に 位置される。この固定機構は輪郭ヘッド組立体に固定されたボールまたは同様の 突起物に対して対して係合する円錐形のソケットを有したアーム部材に依存する 。水圧駆動されるロータリアクチエータは、上記ソケットを有するアーム部材を 輪郭ヘッド組立体に固定されたボールに対して対して係合するように回転する。 水圧シリンダーは、次に、テーパ状のピストンを下方に移動して、ボールと、ソ ケットが互いに固定されて、輪郭ヘッド組立体を固定状態に維持する。 ワーク体を保持するためのキャリッジスライド組立体は、なかんずく、 装置のベッドにボルトで固定される固定ベースと、ベッドに対して相対駆動され るキャリッジと、このキャジッリに搭載されて旋回するスイベル(swivel)テー ブルとを含む。フットストックは、このスイベルテーブルに沿うように移動でき る。このスイベルテーブルの下方のピンは、キャリッジで規定されるヨークに入 る。手動で回転できるスクリュウがピンに係合しており、キャリッジスライド組 立体の部品との所望の位置合せがされるまで上記スイベルテーブルを微動させる とともに、本研磨装置の精度を確保する。 本発明は、モータと、リードスクリュウ機構と、モータから上記キャリ ッジスライド組立体に動力伝達するためのフレキシブル継ぎ手とを意図しており 、このキャリッジスライド組立体は装置の前面を横切るように駆動されて、研磨 ベ ルトに対する位置決めがなされる。キャリッジ横移動組立体は、スライド送り組 立体と略同様に構成されており、同一部品を使用して、構成部品を簡単にする一 方、在庫管理上の問題を解消している。 ヘッドストックは、運動制御部からの指令で動作され、ヘッドストック 内のモータの回転数はデジタル出力される。 輪郭ヘッド組立体は、上例と下列の輪郭送りユニットに分割される。前 述のように、位置決めリップは、各輪郭送りユニットを水平方向に各輪郭送りユ ニット同士を互いに位置決めされた状態にするためにバックアップシューホルダ を維持する。特定の組み立て工程においては、位置決めピンは、輪郭ヘッド組立 体の上方、下方あるいは双方に設けられたリファレンスパッド面からの相対位置 を決定する。この組立て方法によれば、輪郭ヘッド組立体は、横方向キャリッジ のスイベルテーブルに対して正確に位置決めされる。このような精密で、かつ相 互に位置決めする組立て方法によれば、本装置において最高な性能に寄与する。 エンドレスの各研磨ベルトは、約132(335ヤンチ)インチの全長 を備えており、駆動ドラム組立体の大プーリと、本装置の長手方向に横切るよう に互いに離間して配設される2個またはより多くのプーリに掛けられる。各研磨 ベルト用の大プーリは、本装置を横切るように延設される駆動ドラム軸上に固定 される。電動式の主モータは、駆動ドラム組立体に対して動力伝達可能な位置に 配設されており、駆動ベルトを介して各ドラムを駆動する。 研磨ベルトの全長または周長の変動を補償するための調整部を設けるた めに、ピンとスロットから構成されるような簡単な機械的結合が設けられており 、主モータを駆動ドラム組立体を上記の輪郭ヘッド組立体に対して一体移動可能 にしている。他の簡単な機械的結合により、主モータを駆動ドラム組立体に対し て長手方向に移動して、駆動ベルトの張力を調整する。 本発明の研磨装置は、さらに輪郭送りユニットの駆動用のブラシレスモ ータの速度のデジタル制御を可能にして、より高精度かつ高信頼性にする。 加えて、本発明の研磨装置は、研磨工程中において各ベルトに対して適 量の潤滑液体を分配する分配システムを提供する。各ベルトに対応して個別のノ ズルから大半の潤滑剤が供給される一方、少量の潤滑剤が適宜配管を介して各ベ ル トの内側の表面に供給されて、各ベルトとバックアップシューの潤滑と冷却をす る。駆動ドラム組立体の各駆動プーリは中高の構成と、クロスハッチングした摩 擦面を有しており、また過剰な冷却液を受けるためのキャビティを備えている。 潤滑剤は、複数の点において各輪郭送りユニットに対して供給される。 なかでも、各輪郭送りユニットのローラスクリュウ機構を収納したカラーのスロ ットの上に配設されたノズルは、ローラスクリュウ機構に対して潤滑剤を供給す る。 装置全体の「硬さ(stiffness)」は、周知の多数ベルト研磨装置にお いて得られる剛性、硬さのレベルを超越している。このような構造上の剛性は本 発明の研磨装置の全体的に優れた設計を反映しており、研磨動作において精度を 確保することに寄与する。 ここで、本発明の種々の他の利点は当業者であれば、明細書と添付図面 から想到できるであろう。 図面の簡単な説明 図1は複数の並行な研磨ベルトを用いてカムシャフトの多数のローブを 同時研磨加工するように構成された本発明の原理による研磨装置の正面図である 。 図2は、図1に示された研磨装置の右側面図である。 図3は、図1に示された研磨装置の左側面図である。 図4は、図1に示された研磨装置の一部を破断して研磨されるカムシャ フトを省略して示した平面図である。 図5は、ベルト張力機構を拡大し、適宜破断して示した側面図である。 図6は、図5と同スケールで示されたベルト張力機構の平面図である。 図7は、図1の研磨装置の調整機構を示した要部平面図である。 図8は、キャリッジスライド組立体と位置決めスライド送り組立体と、 輪郭ヘッド組立体と、研磨ベルトを掛けるための機構とを示した模式図である。 図9は、図1に示された研磨装置の輪郭送りユニットの側面図である。 図10は、図1に示された研磨装置の輪郭ヘッド組立体と、外側の固定 機構を示した正面図である。 図11は、各輪郭送りユニットに使用されるバックアップシュー組立体 の 側面図であって、分解して示している。 図12は、バックアップシュー組立体の一対を示した側面図である。 図13は、ヘッドストック内のモータがデジタル的に制御されることを 示した模式図である。 図14は、駆動モータとフレキシブル継ぎ手とリードスクリュウ機構が 作動的に位置決め送り機構と設けられている様子を示した要部破断の側面図であ る。 図15は、バックアップシューがバックアップシューホルダーに対して 固定される様子を拡大して示した図である。 図16は、一対のバックアップシュー組立体の側面図であって、シュー 組立体の位置決めリップと、ワーク体の中心線と、スイベルテーブルの関係を示 した図である。 図17は、駆動ドラム組立体を横方向に移動するための支持部の側面図 である。 図18は、輸郭ヘッド組立体の後方まで延びる筐体の側面図である。 図19は、輪郭ヘッド組立体のアダプターの上方と下方列を示している 正面図である。 発明の詳細な説明 図1は、複数の並行な研磨ベルトを用いてカムシャフトの多数のローブ を同時研磨加工するように構成された本発明の原理による研磨装置10の正面図 である。この装置10はコンクリートまたは類似の材料が充填された大きな金属 製ベッド12を含む。ベッド12の前面には複数のキャビテイ14、16、18 が形成されており、内部にスタビライザー20、22、24が位置している。こ れらのスタビライザーにより、工場の床面が不完全であっても研磨装置10の基 準レベル面を確保する。スタビライザーはベッドの側面と背面とに設けられたキ ャビテイ内に増設される。 パッド26は、装置10を横切り、金属製ベース28がパッド26にボ ルト締めされる。符号30で示されるキャリッジ横断組立体は、キャリッジ38 をベース28に沿うように駆動して、研磨ベルトに対して位置合わせしてワーク 体 を研磨位置に移動する。 このキャリッジ横断組立体30は、モータ30と、継ぎ手34と、リー ドスクリュウ機構36を含む。継ぎ手34は、たとえ軸ズレがあってもモータの 回転駆動力がリードスクリュウ機構36に伝達可能にでき、またリードスクリュ ウ機構36はこのような駆動力を直線運動に変換して、キャリッジ38を矢印A とB方向にベース28に沿うように移動する。スイベルテーブル40は、キャリ ッジ38の上に固定されており、キャリッジと協動して移動する。カバー42は キャリッジ38の側面に固定されて横方向に延設されており、キャリッジ38と ベース28の間で規定される狭い隙間から研磨紛が内部に侵入することを防止し て、(図1では見る事ができない)隙間と軸受けの間に潤滑液が浸透して、円滑 で正確なキャリッジ38の移動を保証する。このキャリッジの反対側には第2の カバーが固定される。 テイルストック44はスイベルテーブル40に対してアリ溝結合され、 このテイルストク44はスイベルテーブル40に沿うように横方向の矢印AとB 方向に移動可能にされる。 図1に示されるテイルストック44は、ワーク体であるカムシャフト4 6の右端部から少し距離をおいて位置している。これとは代わりに、もし保証で きれば、テイルストック44はカムシャフト46のようなワーク体の端部と係合 するように移動することもできる。このカムシャフト46の反対側の端部は、ヘ ッドストック50のチャック48に支持され、これに一体構成されるモータが研 磨動作中にカムシャフト46の端部を支持してスピンドル52とチャック48を 回転する。 離間して配設されるワークホルダー54、56、60はカムシャフトの 軸受けを把持する。軸受けはヘッドストック50とテイルストック44と協働し て、カムシャフト46を研磨ベルト62、64、66、68、70、72と74 と76に対する適度な相対位置に保持する。 プログラム可能な制御装置75(図1)は種々の電気的な水圧的機構、 検出装置及び制御ユニット77からの装置10の制御動作と協働して、指令信号 をやりとりして、モータ、主モータ、水圧及び作動液体と他の装置10の装置を 制 御する。 図2は、キャリッジ横断組立体30の詳細を示した図である。例えば、 直線案内レール78、80は可動するキャリッジ38とベース28のフランジ部 の間に位置しており、スイベルテーブル40の外形形状が示されている。さらに 図2は、上記パッド26がベッド12の他の部分よりも高い位置に設けられてい ることが示されている。一点鎖線で示された筐体82は、研磨装置の全体を覆う ように設けられており、この底部は(図示しない)ベッド12上の溝部に位置す るように設けられる。 第2のパッド84は装置20の長手方向に沿うように延設され、ベッド 12の上端縁部から上方に突出する。第2のベース86は、パッド84に固定さ れており、装置の長手方向に延設される。位置決めスライド送り組立体88は、 上記のキャリッジ横断組立体30と略同様に構成され、また略同様に動作するも のであるが、図中の符号88で示されている。 この位置決めスライド送り組立体88はモータ90、フレキシブル継ぎ 手92とリードスクリュウ機構93を含む。このリードスクリュウ機構93は位 置決めスライド94を、装置10の長手方向に延設される第2のベース86に沿 うように進むか引っ込むように駆動する。継ぎ手92は、モータ90の回転駆動 力をリードスクリュウ機構93を介して位置決めスライド94に伝達し、またリ ードスクリュウ機構93はカバー96によりシールドされている(図14におい て後述するように)。 位置決めスライド送り組立体とキャリッジ横断組立体30は、共通の同 一部品から形成される。この結果、動作状態において研磨装置を維持する際に必 要となるスペアパーツの点数が削減でき、部品製造にかかる人手が削減でき設置 と維持とが削減できる。 駆動ベース93は、位置決めスライド94の上に位置しており、駆動ド ラム組立体100と主モータ102を支持する。この事例では、主モータ102 は適宜電力供給されて制御される電気モータであって、エンドレスベルト104 を介して駆動ドラム組立体100に対して動力伝達する。 支持ベース106もまた位置決めスライド94の上に位置しているが、 駆 動ベース98から少し離れて設けられている。この支持ベース106と、駆動ベ ース98もまた位置決めスライド94を横切るように延設されている。支持ベー ス106は位置決めスライド94に固定される一方で、駆動ベース98と駆動ベ ース上に位置する他の部品は、位置決めスライド94に対してわずかな距離分が 長手方向に調節される。輪郭送り組立体は、符号の108で示されるが、支持ベ ース106の上に取付けられる。保護用の筐体110がこの輪郭送り組立体の背 面に固定されており、手動操作できるクランプ112とスクリュウにより、必要 に応じて筐体の内部へのアクセスが出来るようにしている。 基準部材114が支持ベース106の右側面から起立しており、角度を 有して固定されるブレース116により基準部材114の剛性を確保している。 ベース106と、基準部材114と、ブレース116は安定性と剛性を得るため に溶接接合された一体物として構成される。輪郭ヘッド組立体108はこの基準 部材114に対してボルト118で固定される。 研磨ベルト76の軌道は図2において示されており、他にも複数の研磨 ベルトが掛けられており、互いに並行にかつ同様に移動する。ベルト76は、駆 動ドラム組立体100のドラムの回りを通過し、プーリ120を通り、カーブし たバックシュー122の上を通過し、プーリ124を通過し、駆動ドラム組立体 に戻る。プーリ120はアーム126の自由端部において回動自在に固定されて おり、アーム126は輪郭ヘッド組立体108の上面に固定されている筐体12 8に回転可能に固定されている。プーリ124は、組立体108の前方下方角部 の耳部材130に固定される。 モータ90の下方のベッド12の部分は、他の部分より上方かつ外側に 突出しており、オーバーハング部12aを形成している。ベッドの側壁に形成さ れるキャビテイ133中にはスタビライザー131が位置される。 図3は、装置10の左側面を示しており、図2では確認できない構成を 示している。保護カバー132は、(冷却液または潤滑液、または双方)の液体 が研磨工程中に飛散することを防止する。スイベルテーブル40の独立ピン13 4は、キャリッジ38上の上方開口のヨーク136に対して下方に延設される。 セットスクリュウ138、140を調整して、ピン134をわずかにヨーク内で 移 動して、テーブル40の正確な位置決めをする。 駆動ドラム組立体100は、案内棒144、146に沿うように縦横に 移動可能なエンドブラケット142を含む。動作中には、このブラケット142 は、駆動ドラム組立体の中心軸148を支持する一方、研磨加工が終了し、ベル トへのアクセスが必要なときのみに案内棒144、146で支持されて横方向の みシフトできるようにしている。 水圧モータ150がベース106に固定されており、(不図示の)継ぎ 手を介して、旋回軸151に接続されている。旋回軸151は、ブッシュ152 と154の内部に取付けられる。アーム156は、この旋回軸151に固定され て駆動される。このようにして、水圧モータ150はアーム56の旋回運動を制 御する。水圧シリンダ158が上記の輪郭ヘッド組立体の側面において固定され ており、アーム156との相対動作関係を保持している。 図4は駆動ドラム組立体100が、駆動ベース98とその下の位置決め スライド94を横切るように延設された中心軸148を含むことを示している。 軸体148は固定された軸受け保持部160と、その反対側の横方向に移動可能 に設けられているベース98上のエンドブラケット142において支持されてい る。突起したノーズ部148aが装置10の動作中は、支持ブラケット142に ロック状態にされる。ブラケット142は、案内棒144、146に沿うように 横方向に水圧シリンダでシフトされ、図中の破線図示の位置に移動される。この 引っ込んだ位置では、作業者は、複数の研磨ベルト66、68、70、72、7 4、76に対して簡単に近づくことができる。研磨ベルト62、64の一部のみ 示されている。図4をより見易くすべく、ベルト62、64の一部を示し、また 研磨されるカムシャフト46を省略している。 複数のスペーサ162が中心軸148に挿入されて大プーリ164を所 定間隔で保持している。大プーリまたはドラム164は(不図示だが)中高に形 成されており、プーリに対して研磨ベルトが追従するようにするとともに、プー リは隆起した側壁を有しており、ベルトの脱落を防止している。軸体148に回 転力が与えられ、プーリ164は所定位置にあり、駆動ベルト104の一部のみ が図4で見えている。 案内捧144と146は、固定された軸受け支持部160と外側の支持 ブラケット142の間に位置する案内ブロック166を通るように延設される。 もしも点検や検査または交換するか、より多くの研磨ベルトを設けることが必要 であるかまたは望ましい場合には、ブラケット142と案内棒144、146と が図中の一点鎖線で示した位置にシフトされる。この状態では、点検や検査また は交換するか、より多くの研磨ベルトを設けるために必要に応じて近くによるこ とができる。このように簡単に研磨ベルトに近づけるので、装置の維持と交換の 一方、またはいづれかの場合において装置停止時間を短縮して運転コストを低減 できる。 駆動ドラム組立体100は、位置決めスライド94に対する長手方向に 装置背面のモータ90の制御により移動する位置決め駆動ベース98上に取付け られている。駆動ドラム組立体100は、図4に示されているように駆動ベース 98の横方向に延設される。 図5と図6は、装置10において使用されるエンドレスの研磨ベルトの 張力を調整し、維持するための張力発生機構129の詳細を示している。各研磨 ベルトは、個々の張力発生機構129により同様な張設状態に維持されるので、 1つの張力発生機構129のみ詳細に述べることにする。調整スクリュウ168 を調整して、筐体128内の(不図示の)スプリングの付勢力を調整して、ピス トン170に対して作動的に付勢力を作用させる。 空気圧が適当な供給源から後述のように導入ポート169から導入され て、ピストン170をシリンダ172内において軸方向に移動させる。ギアラッ ク174が、ピストンロッド176の上方部位に形成されており、旋回自在に支 持されているセクターギア180の歯部178に歯合している。このセクターギ ア180は、アーム126の内側端部において固定されており、セクターギア1 80の移動により、アーム126とこの端部に固定されているプーリ120の調 整を行うようにしている。したがって、導入ポート169における圧力を増加し て、スプリングの付勢力を調整することで、プーリ120は、この上を通過する 研磨ベルトに加わる張力を増加して時計方向に旋回するようになる。近接スイッ チ182が、筐体128の端部において上記の調整スクリュウ168から離間し て 位置されている。研磨ベルトが破断したときに、アーム126は時計方向に旋回 して、棒176の端部が近づくかあるいは近接スイッチに接触することで、装置 の作業者に対して警告を発する。 図7は、駆動ベース98上に固定される駆動ドラム組立体100と電気 モータ102を示しており、換言すれば、位置決めスライド94の上に位置して いる。一対の板状の部材と垂直のスタンドオフ(stand-off)からなる軸受け台 183により主モータが支持される。図7においてスタンドオフは破線で示され ている。 電気モータ102は、駆動ベース98に沿うようにわずかな距離分が矢 印S−T方向の長手方向に移動されて、駆動ベルト104の張力を調整する。駆 動ベース98に取付けられる第1のフォロアー186と協働するボルト184に より、主モータ102に対して長手方向に移動するための十分な力が与えられる 。(不図示の)ピンをスロット機構により、十分な並行状態を保持しつつ主モー タを駆動ドラム組立体100に対して移動可能にする。主モータが長手方向に移 動された後に、クランプ用の複数のボルト193がスロット内で締めつけられて 軸受け台を調整位置に固定する。 さらにまた、エンドレスの研磨ベルトであって全長が約132インチの 周長乃至全長の変動により、(図5と図6で示した)張力機構129の調整アー ム126では得ることのできない調整を必要することがある。この目的のために 、第2のボルト190と第2のフォロアー192が設けられる。第2のボルト1 90を回転することで、駆動ベース98とこの上の部品がユニットとして長手方 向に移動されて、駆動ドラム組立体100の大プーリ164を通過する研磨ベル トの周長の変動を補償することができる。さらにまた、位置決めスライド94に 対する駆動ベース98の実際の移動が(不図示の)ピンとスロットの関係から行 われる。クランプ用のボルト188が締めつけられて、駆動ベースの位置決め後 の状態が保持される。 図8は、キャリッジ38とスイベルテーブル40とテイルストック44 の模式図であって、キャジッリ組立体197と、位置決めスライド94と、数個 の部品を示している。このような組立体は、夫々直交する軸に沿うように移動さ れ て、ワーク体と輪郭ヘッド組立体とが、複数の並行な研磨ベルトとの相対位置関 係を一致するように構成される。 図8に装置のベッド12上のパッド26に対してボルトで固定された固 定ベース28を横切るように移動するキャリッジ組立体197が示されている。 テイルストック44は、スイベルテーブル40に対してアリ溝結合されている。 スイベルテーブル40は、ヘッドストック50とワークホルダ−54、56、5 8、60とカムシャフト46を搭載している。 位置決めスライド94は、多数の研磨ベルトと輪郭送りユニットととも に輪郭ヘッド組立体を長手方向に進めることで、カムシャフト46のカムローブ を研磨する位置に移動させる。この位置決めスライド94は、装置10のベッド 12に対してボルトで固定されている第2のベース86に沿うように移動する。 この第2のベース86は、固定されるか、固定位置にボルト締めされて、第1の ベース28に類似した支持機能を備える。モータ90と、フレキシブル継ぎ手9 2他は、図8からは省略されているが、このような部品により位置決めスライド 94を第2のベース86に沿うように進退するための十分な力を発生する。 電気モータ102と駆動ドラム組立体を支持する駆動ベース98は、位 置決めスライド94の上に位置する。駆動ベルト104は、電気モータ102か らの動力を駆動ドラム組立体100に伝達する。複数の研磨ベルトが駆動ドラム 組立体100の中の複数の大プーリに掛けられており、電気モータ102により 各研磨ベルトが駆動される。 輪郭ヘッド組立体108は、位置決めスライド94と一体である。複数 のプーリ120、124は図示のように輪郭ヘッド組立体108前面の上下位置 に固定されており、研磨ベルトの軌跡を規定している。 図9は、輪郭送りユニット194の代表例を示している。輪郭ヘッド組 立体108は、同様の複数の輪郭送りユニット194を含む。輪郭ヘッド組立体 108は、前面の壁面195を含む頑丈な金属製のフレームと、中間壁196と 、アクセス用の開口を備えた背面の壁198と、上部200と、底部202とを 含むように構成される。第1のパッド204は、上部200に沿うように配設さ れており、第2のパッド206は、輪郭ヘッド組立体108の底部202に設け ら れる。これらのパッドは、組立体における基準面を形成して、輪郭ヘッド組立体 の位置合わせの基準を得るようにしている。第1の潤滑流路208が前面の壁面 195の下方に向けて穿設されており、また第2の潤滑流路210が、中間壁1 96の下方に向けて穿設されている。 輸郭送りユニット194は、ブラシレスサーボモータのような駆動モー タ212と、継ぎ手214と、他のローラスクリュウ機構216を含む。継ぎ手 214はモータ212の出力軸とローラスクリュウ機構216から延長された軸 218の間に接続される。環状部220が軸体218には形成されており、継ぎ 手から離間した端部にはネジ加工した軸体222に連続している。複数の軸受け 224が環状部220と軸受けナット226の間に「嵌合」されている。軸体2 22はカラー230のエンドキャップ228を通過し、カラー230内の内径部 に保持され内側にネジ加工されたナット236を通過している。モータ212の 回転駆動力に応じて回転する軸222の回転によりカラー230を軸方向に駆動 する。カラー230にはスロット232が形成されており、ノズル234からの 潤滑剤がカラー230内部に落下してカラー230内に保持されているローラス クリュウとナット機構への潤滑剤を与えるようにしている。この潤滑剤は、2つ のナット236の間に落下して、潤滑剤はナット236で保持されたローラスク リュウを潤滑するためにラジアル方向内側に通過する。 ボールスプラインナット238、240は夫々輪郭ヘッド組立体108 の中間壁196と前面壁195の孔部に位置しており、ボールスプライン機構の 軸242が軸方向に貫通している。カラー230の前面端部はボールスプライン 軸242の後端に接続している。このボールスプライン機構に関するさらなる解 説は、この部品が簡単に購入できることから省略する。スリーブは固定されてお り、ボールスプライン機構の軸242のみが長手方向に移動する。カラー230 の長手方向の移動量が軸体242に反映する。流路208、210はボールスプ ラインナットまたはカラー238、240に潤滑剤を配給する。 ボールスプライン機構の軸体242の前端部はノーズ244で終わり、 ネジ加工された孔部がノーズの軸方向にドリル加工されている。この軸体242 のノーズ244にはネジ部を有したファスナー248によりアダプター246が 固 定されている。このアダプター246の前面部位からは位置決めリップ250が 突出しており、バックアップシューホルダー252のベース253がこのリップ 上に位置されることにより、バッックアップシュー254が研磨ベルトの内側面 に対して、後述するように正規の位置で正確に当接できるようにしている。この ようにしてローラスクリュウ機構216は、モータ212の回転駆動力を長手方 向に案内する力に変換して、装置10用のプログラム可能な制御装置75と制御 ユニット77を含む制御システムにおいて、バックアップシューと研磨ベルトと が研磨されるワーク体に対してかなりの力で作用する動作実行可能な状態にして いる。 図10は、輪郭ヘッド組立体108の正面図であって、剛性と強度を確 保するための支持機構と固定機構を示している。組立体108は、位置決めスラ イド94に固定されており、このスライドとともに移動する。組立体108の右 または内側面は基準部材114にボルト締めされているが、左側面または外側面 は同様には支持されておらず、片支持状態で横方向に突出している。装置10の 全体を通じての高度な「硬さ(stiffness)」を維持し、またわすかな沈みこみ (sag)を防止するために、この輪郭ヘッド組立体108の外側面を支持するた めの独創的な固定機構が使用されている。 この固定機構は、輪郭ヘッド組立体108の外側面のボール形状の突起 と、この突起の上方において安定して取付けられている水圧シリンダ158から 構成される。水圧シリンダ158は、テーパ面260を垂直方向に形成したプラ ンジャー258を駆動し、このプランジャーの移動方向は矢印XとYで示されて いる。スイッチ262、264はプランジャー258の進退位置を検出する一方 で、指令制御装置75と制御ユニット177はスイッチ262、264からの信 号を処理して、水圧シリンダー158とアーム156を旋回する水圧モータを制 御するように構成されている。 この水圧シリンダー158がプランジャー258を上方に向けて後退さ せると、水圧モータ150が起動されて実線で示された固定位置からアーム15 6を旋回させて、図中の一点鎖線で示された非固定位置に移動することになる。 この垂直な固定位置では、ソケット266は突起256にしっかりと係合する。 続 いて、水圧シリンダー158は、プランジャー258を下方に駆動するように起 動される。すると、プランジャーのテーパ面260は、アーム156の上端に固 定されたカム268上を滑る結果、これら面の間の相互作用により、突起または ボール256とソケットの「圧搾(squeezing)」作用が倍増される。この固定 機構は、横方向のスラスト力を吸収できるように十分に頑丈にできているので、 輪郭ヘッド組立体を固定位置に効果的に固定する。 輪郭ヘッド組立体108とプーリ120と124の垂直方向の位置関係 が図10に示されている。プーリ120と124に掛けられた1つの研磨ベルト 76のみが示されており、他の平行な研磨ベルトは明瞭化のために省略されてい る。各研磨ベルトに対して潤滑剤を配給するために、(不図示の)供給源からの 潤滑剤は流路270からマニホールド272に導入されて、マニホールドからは マニホールドに配管されたより細いフレキシブルパイプ272に潤滑剤を供給す る。各独立したパイプは(図2と図16において見られる)ノズル276に潤滑 剤を供給し、研磨ベルトの外周面に対して放出して潤滑または冷却両方を行うよ うにしている。 各研磨ベルトの内側面にはより少量の潤滑剤がさらにまた供給される。 このために(不図示の)供給源からの潤滑剤は、流路278を介して小型のマニ ホールド280と、各研磨ベルトの内周面に対してマニホールド280内の内容 物を放出するための小径孔を有した金属製パイプ282から放出される。 横方向に伸びたロッド286を有した大型の水圧シリンダー284が図 10において、一点鎖線で示されている。このシリンダーは、駆動ドラム組立体 100と動作的に関係しており、また操作される制御ユニット77に接続されて いる。駆動ドラム組立体が動作位置になり、また各ベルトが正常に掛ける状態に なると、ロッド286が外側に延びて、リング288がスイッチ290まで到達 する。また、ピストン284によりロッドが内側に引き込まれると、丁度、駆動 ドラム組立体100のエンドブラケット142が研磨ベルトの点検を容易にする ように横方向に移動した状態になり、リング292がスイッチ294にまで達す る状態になる。 図11は、アダプター位置決めリップ250を有するアダプター246 と 、ベース253を有するバックアップシューホルダー252と、バックアップシ ュー254の詳細を示している。バックアップシュー254は、カーブしたシュ ーまたは中高部(crown)と、比較的に小型のベースから構成されている。この ベースはバックアップシューホルダー252内の凹部296に少しの間隙で合致 している。スクリュウ298がシュー254のベースの孔部に潜入してシューを ホルダー252に対して引き込む係合状態にしている。 このバックアップシューホルダー252が位置決めリップ250に載せ られて、ホルダーのベース253の面がアダプター246の前面と面一にされる と、(図19に示す)ホルダー252の孔部301を多数のスクリュウ300が 通過されてホルダー252がアダプター246に固定される。 ボールスプライン軸242のノーズ244の軸穴はアダプター246の 後部から内側に延びるキャビテイ内に嵌合する。キー302は、ボールスプライ ン軸242に対するラジアル方向の位置決めを確実にする。ネジ付きのファスナ ー248は、アダプター246の前部から軸方向に伸びて軸242のノーズ24 4に入りボールスプライン軸とアダプターとを固定する。 図12は、ワーク体またはカムシャフト46のカムローブの基準円の中 心を通過する直径線Iが、カムローブと接触するように位置合わせされるバック アップシュー252の中心線IIとその交差面において好ましくは一直線状になる ことを表わしている。これらの線IとIIは、ボールスプライン軸242の動作中 心線から延びる線IIIと平行になることが好ましい。このように研磨されるべき カムシャフトの全てのカムローブが互いに平行になる重要な状態を保持するため には、また各バックアップシュー254と、総てのアダプター246の位置決め リップ250が、後述のようにバッツクアップシューの直径線IIに対して正確に 位置されなけらばならない。研磨されるべき全てのカムローブと、夫々のバック アップシュー254との位置関係が決まると、ワークの直径線Iとシューの直径 線IIはおそらく面P上に位置し、また作用線IIIもまた面Pと平行な面III上に位 置することになる。 装置10の輪郭ヘッド組立体108は、図4と図10に示したが、(図 10)8台の輪郭送りユニット194を矢印AとBの2列にしており、上下で4 台 づつ設けている。バックアップシュー254は、(図11)各直径線IIが好まし くは水平な一つの面P(図10と図12)を通過するように配設されなければな らない。このために、列Aに配設されるバックアプシューホルダー252Aは第 1または上の位置に配設される一方、列Bに配設されるバックアプシューホルダ ー252Bは第2または下の位置に配設される。このようにしてバックアップシ ューホルダー252を構成して配置することで、同一のバックアップシューホル ダー252を使用でき、また配設後には、バックアップシュー254の各直径線 IIが同一の面P上に位置できるようになる。アダプター246の孔部301は、 バックアップシューホルダー252が上下方向のいずれの位置にあっても、スク リュウ300を受入れるように設けられている。8台の輪郭送りユニット194 が装置10において2列にされて設けられている様子が示されているが、より多 くか少ない送りユニット194をワーク体のカムローブの数に応じて使用できる ことは言うまでもない。このようなユニット194は、もし必要ならば、バック アップシュー254の各直径線IIが同一の面P上に位置できるのであれば、一列 に設けても良くこれに限定されない。 上述のように位置決めシュー254の取り付けを容易にするために、ア ダプター246は夫々に垂直寸法が大きめの位置決めリップ250が形成されて いる。スクリュウ248(図11と図19)によりボールスプライン軸242に 対して必要な数のアダプター246が組み付けられると、リップ250が、(図 19)2この平行な面RとSに沿うようにいくらか整列される状態になる。図1 9において、ヘッド組立体108の8台の送りユニットの内ただの6台のアダプ ター246が示されており、残りの2箇所のステーションS7とS8はヘッド組 立体108の前面壁195の詳細を示すために使用されていない。 アダプター246がこのようにして、ヘッド組立体108に組み付けら れた後に、全てのリップ250が研磨するべき面Rに位置する列A(250A1 、250A2、250A3)と、すべて、全てのリップ250が研磨するべき面 Sに位置する列B(250B1、250B2、250B3)に位置するようにし て、組立体が研磨動作位置にされる。各面S、Rの相対位置関係(即ち、互いの 距離「y」)は、バックアップシュー254の大きさと構成から決定される一方 で 、組立体108に対する面RとSは研磨されるワークにより決定される。このよ うにして、列Aのリップ250が組立体のパッド206から距離「x」のように 所定距離離間した位置の面Rにおいて、好ましくは最初に研磨加工される。 (あるいは、上方のパッド204から所定距離離れた位置か、距離を正確に測定 できる他の部位から)この次に、列Bのリップ250は距離「y」のように、面 Rから定距離離間した位置で研磨加工される。もしも必要ならば、列Bのリップ 250を最初に研磨加工しても良い。 図13は、従来のアナログ制御回路とは対照的にヘッドストック50が デジタル回路により制御される様子を示した模式図である。動作制御装置302 がトルク信号を発生し、この信号が増幅器304を通り、ブラシレスのモータ3 06に入力される。このようにしてモータ306の軸が回転すると、エンコーダ 308が回転数を検出し、この情報を動作制御装置に送りかえす。動作制御装置 302はエンコーダ308から送られた回転数と、モータ306の目標速度を自 動的に補償して、増幅器304に対するデジタル制御信号を変化させる。 図14は、位置決めスライド送り組立体88の顕著な特徴を拡大して示 している。この組立体88は、回転力を発生するモータ90とフレキシブル継ぎ 手92を介して端部に接続されるリードスクリュウ310を含む。リードスクリ ュウ310は、軸受けハウジング312を通過し、また複数の軸受314はリー ドスクリュウ310のネジ加工されていないシャンク部においてシール部316 とロックナット318の間に位置している。リードスクリュウ310の前方端部 は、内側にネジを切ったボールナット320を通過している。このボールナット 320のネジとリードスクリュウは螺合関係になっており、またボールナット3 20が位置決めスライド94にボルト締めされている。 以上の構成から、リードスクリュウ310が回転すると、ボールナット 320を軸方向の長手方向に進退させることになるので、第2のベース86に対 して位置決めスライド94を位置決めする。このボールナット320と位置決め スライド94の移動範囲は互いに離間したストッパー322と324により規定 されている。ベース86の上方開口部においてストッパーを所定位置に保持して いる。継ぎ手ハウジング330内において継ぎ手92が保持されており、板部材 3 32により組立体90を所定動作位置に固定している。 図15は、バックアップシュー254がスクリュウ298によってバッ クアップシューホルダー252内に引き込まれて固定される様子を拡大して示し た図である。スクリュウを回転することによってシューがホルダー252に形成 された凹部に引き込まれ、ホルダーの側面がシュー254の後面に対して接触す る状態になる。このようにして接触は比較的に広い面積で行われるので、シュー は十分にシールされつつ、しかもバックアップシューの後面とバックアップシュ ーホルダーの間の間隙296が保たれることになる。 図16は、上述のようにテイルストック44(図1)とヘッドストック 50の間において研磨されるために離間したワークホルダー54−60に保持さ れたカムシャフト46の全てがスイベルテーブル40上に搭載される様子を示し ている。このようにして、ワーク体46の回転中心軸は、(図16において)ス イベルテーブル40上から距離「w」離間した面の上に位置されることになる。 しかしながら、上述のように、特に図12において、ワーク体46の回転中心軸 が面IIIと平行な面P(図12)上に位置する最も正確な研磨状態になるように して、カムローブを研磨する必要がある。この位置関係を決定するために、スイ ベルテーブル40と面A(すなわち、列Aのリップ250から延びる面)の間の 距離「z]が決定される。この後に、スイベルテーブル40の下方側がアリ溝部 位において研磨加工されて、面Aからの距離「z1」(w−Q=Z1)が、ワー ク体の直径線Iが面P上のシューの直径線IIと同一面になるようにされる。した がって、スイベルテーブル40は最初は大きめに設定されており、最終的に研磨 加工などにより所定寸法に加工される。 分離したノズル276(図16)は、各研磨ベルトに対して設けられて おり、研磨されるカムシャフトカ46のカムローブと各研磨ベルトの外周面の間 に潤滑液体を供給する。潤滑液体は、接触面の冷却を行う他、研磨粉を削減して 研磨ベルトの寿命を長くする。 バックアップシュー254は垂直方向に整列されているが、各シューは 平行状態を保持しつつ相互に水平方向に進退できるので、互いにラジアル方向の 位置から外れるカムローブの研磨ができるようにしている。このような関係は、 図 16に示される一対のカムローブで示されている。 図17は、位置決めスライド94を横切るように延設される案内棒14 4と146により横方向に移動される駆動ドラム組立体の外側の支持ブラケット 142を示している。軸体144の回りにはブラケット142の基部の孔部に設 けられた偏心ブッシュ334が固定されている。この偏心ブッシュ334は所定 部位が他より薄く形成されており、案内ブロック166内において、ブラケット と案内棒とが食い付いたり、ジャムする傾向を防止している。スクリュウ336 は案内棒144回りにブラケットのベース部分を引きよせる。 外側ブラケット142の横方向の移動は、輪郭ヘッド組立体のための外 側固定機構の動作と連動している。したがって、研磨動作が終了した後に、水圧 シリンダー158によりプランジャー258が引き込まれてから、アーム156 が水圧モータ150の動作により突起258との固定係合を解除するように旋回 されると、輪郭ヘッド組立体108の前面側からプーリ回りに掛けられた状態の 研磨ベルトへのアクセスができるようになる。さらにまた、ブラケット142は 、その係合が解除されてブラケット142が案内棒144と146に沿うように 横方向に摺動することができるので、駆動ドラム組立体に容易に近づくことがで きる。このようにして研磨ベルトが点検や、交換やサービスのために露出される ので、装置10の同じ側の2箇所の位置で、できることになる。 図18は、輪郭ヘッド組立体108の後端面において筐体110が固定 されている。この筐体は、輪郭ヘッド組立体の上下の列部分を覆う十分な大きさ を有しており、輪郭送りユニット194の全ての駆動モータが研磨粉、埃やその 他の輪郭送りユニットの使用可能な寿命を短くするような危害を与える状態から シールしている。 図19は、輪郭送りユニットにおいてアダプター板246が上下列で固 定される様子を示している。複数の位置決めリップ250は各アダプター板上に おいて見ることができ、各アダプターに対してバックアップシューホルダーを固 定するための穴部も見える。下方基準面のパッド206から下列の位置決めリッ プまでの距離が寸法「x」で示されてる一方、下列の位置決めリップから上列の リップまでの距離が寸法「y」で示されている。上述したように、下方基準面の パ ッド206から下列の位置決めリップ250までの距離が正確に設定される。こ れに続いて、上列の位置決めリップ250が下列の位置決めリップに対して設定 される。この次に、図16で示したように、スイベルテーブル40の上面からの ワーク体46の中心軸高さが決定される。以上の結果、バックアップシュー25 4がアダプター246に対して固定されるとワーク体のカムローブと一致する高 さになる。 本装置によれば、2本、4本、6本または8本の互いに平行な研磨ベル トを同時使用してこれらに対応するカムローブまたはカムシャフトの類似品の研 磨加工ができる。一対のベルトはことなる製造工程の必要に応じて変えることが できる。 尚、本発明に関連する技術から派生する種々の構成と改造は当業者にお いて容易である。請求の範囲において種々の構成が可能であり、またこれに限定 されないものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハイクス,ティモシー,ダブリュー. アメリカ合衆国 ペンシルバニア州 17225 グリーンキャッスル,ハイクス ロード 979 (72)発明者 ホートニー,デニス,エイ. アメリカ合衆国 ペンシルバニア州 17268 ウェインズボロ,サウス クレス ト アベニュー 14060 (72)発明者 ライス,デニス,エフ. アメリカ合衆国 ペンシルバニア州 17201 チェンバーズバーグ,バークホー ルダー ロード 4862

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ベルト式研磨装置において、 (a)ベッドと、 (b)前記ベッドの横方向に延設される基台と、 (c)前記基台に対して固着される第1のベースと、 (d)横方向移動のために前記ベースに取付けられるキャリッジと、 (e)第1のモータと第1の継ぎ手手段からなり、前記第1のモータか らの駆動力を伝達して前記キャリッジを、固定された前記ベースに沿うように移 動するための第1のモータと第1の継ぎ手手段と、 (f)ワーク体を受け入れて保持するための前記キャリッジ直上におけ る手段と、 (g)前記第1のベースに対して垂直に前記基台上に固着される第2の ベースと、 (h)長手方向に沿う移動のために前記第2のベース上に取り付けられ る位置決めスライドと、 (i)第2のモータと第2の継ぎ手手段からなり、前記第2のモータか らの駆動力を伝達して前記位置決めスライドを、固定された前記ベースに沿うよ うに移動するための第2のモータと第2の継ぎ手手段と (j)移動のために前記位置決めスライド上に取り付けられる輪郭ヘッ ド組立体と、 (k)前記輪郭ヘッド組立体に含まれる複数の輪郭送りユニットと、 (l)各前記輪郭送りユニットは、1本の研磨ベルトをそれ自体に乗せ て案内するためのバックアップシュー手段と、継ぎ手と、軸受け手段と、駆動力 を発生するための直流モータとからなり、前記継ぎ手から前記軸受け手段を通じ て前記バックアップシューを前記研磨ベルトに対して移動し、 (m)前記輪郭ヘッド組立体の後面回りに固着される筐体であって、前 記直流モータを囲むようにして、埃と研磨粉が前記モータ内に侵入して劣化する ことを防止するための筐体と、 を具備することを特徴とするベルト式研磨装置。 2.前記筐体は、分離された複数のパネルと、該パネルを互いにクランプする ための複数のクランプとからなり、前記クランプは前記直流モータへのアクセス を許容するように手動操作できることを特徴とする請求の範囲1に記載のベルト 式研磨装置。 3.ベルト式研磨装置において、 (a)ベッドと、 (b)前記ベッドの幅方向を横切るように横方向に延設される第1の基 台と、 (c)前記第1の基台に対して固着されてなり、前記ベッドの前部を横 切るように延設される第1のベースと、 (d)前記第1のベースに沿うように移動可能にされた第1のスイベル テーブルと、前記第1のベースの直上に取り付けられるスライドテーブルと、該 スライドテーブル上に取り付けられてなりワーク体を受入れるように構成された フットストックとヘッドストックとを備える横方向キャリッジ組立体と、 (e)前記スライドテーブルを駆動するための第1のモータと第1の継 ぎ手手段と、 (f)前記ベッドの長さ方向に沿うように前記第1の基台から垂直に延 設される第2の基台と、 (g)前記第2の基台に固着される第2のベースと、 (h)前記第2のベースの直上に取り付けられる位置決めスライドと前 記位置決めスライドに固着される輪郭ヘッド組立体とを含む位置決めスライド機 構であって、前記輸郭ヘッド組立体は、複数のバックアップシューとこれと同様 のものと、前記バックアップシューに整列される複数の研磨ベルトと、前記装置 の長手方向の軸線方向に沿うように前記第2のベースに沿って前記位置決めスラ イド機構を駆動するための第2のモータを含み、 複数の前記研磨ベルトを前記フットストックと前記ヘッドストック間で 保持されているワーク体に対して進退移動することを特徴とするベルト式研磨装 置。 4.複数の平行な研磨ベルトを含む研磨装置のための輪郭ヘッド組立体であっ て、前記輪郭ヘッド組立体は、 少なくとも、前方壁部と後方壁部と上部と底部を有する金属製フレーム と、 前記フレームの前記後方壁部において形成される開口部と、 前記後方壁部に固着されてなり、アクセスのための前記開口部を蓋する ための板部材と、 前記輸郭ヘッド組立体に搭載されるとともに、前記前方壁部と前記後方 壁部と前記板部材を通る長手方向に延設される少なくとも1台の輪郭送りユニッ トと、 前記輪郭送りユニットに含まれる出力軸を有する駆動モータと、 1本のネジ付き軸体と、前記ネジ付き軸体に対して前記駆動モータの駆 動力を伝達するための継ぎ手と、 1個のローラスクリュウナットと、 前記ローラスクリュウナットを収納するカラーと、 前記カラーの動きを制御するために前記ネジ付き軸体の端部に固着され る手段と、 前記ネジ付き軸体から離間した部位において前記カラーに対して固着さ れるボールススライン機構と、 前記フレームを長手方向に通り、前方端部において前記フレームから前 方に突出するノーズにおいて終端する前記ボールススライン機構と、 後方の面のキャビテイを有してなり前記ボールススライン機構の前記ノ ーズを受入れるアダプターと、 前記アダプターを前記ノーズに固着するためのファスナーと、 を含み、 前記アダプターは前方面の下方端部における位置決めリップを備えてなり、 前記位置決めリップ上に置かれるベースを含むバックアップシュ ーホルダーと、 前記バックアップシューホルダーに接続されるバックアップシューを研 磨ベルトの内周面に対して押圧して研磨されるべきワーク体に対する力を作用さ せ ることを特徴とする輪郭ヘッド組立体。 5.前記ボールススライン機構の前記ノーズにおいて軸方向の穴部が形成され てなり、前記アダプターとバックアップシューホルダーの動きを規制するように 前記ボールススライン機構に対して固着させるスクリュウを備えることを特徴と する請求の範囲4に記載の輪郭ヘッド組立体。 6.前記金属製のフレームの上には少なくとも1つの基準面となるパッドが規 定されており、前記アダプター上の前記位置決めリップが前記パッドに対する所 定の位置関係になるように配設して前記バックアップシューの取り付け精度確保 を簡単にすることを特徴とする請求の範囲4に記載の輪郭ヘッド組立体。 7.前記バックアップシューは、比較的に大きな直径のカーブ面と硬化処理さ れた作用面と、後方に突出し中央に位置したベース部とを有してなり、また、前 記バックアップシューホルダーは中央の中央キャビテイを有してなり、少ない間 隙を残して前記ベース部と前記中央キャビテイを嵌合させることを特徴とする請 求の範囲4に記載の輪郭ヘッド組立体。 8.ネジ付きのファスナーにより前記バックアップシューを前記キャビテイ内 に引き入れることを特徴とする請求の範囲7に記載の輪郭ヘッド組立体。 9.前記位置決めリップと前記バックアップシューホルダー上の前記ベースは 前記バックアップシューを所定の水平及び垂直方向の面に位置させることを特徴 とする請求の範囲4に記載の輪郭ヘッド組立体。 10.前記カラーの軸穴においてローラスクリュウナットが位置されており、 前記ナットが前記カラーの中で回転規制されるが軸方向には移動可能に保持され てなり、前記ナットを通る前記ネジ付き軸体と、前記カラーに形成されるスロッ トと、分配手段であって前記スロットの上方で終端することで、前記ナットに対 して前記スロットを介して潤滑剤を通過するようにして前記ネジ付き軸体を自由 に回転することを特徴とする請求の範囲4に記載の輪郭ヘッド組立体。 11.少なくとも、前方壁部と後方壁部と上部と底部を有する1台の金属製フ レームと、前記金属製フレームの前記前方壁部と後方壁部を通るように延設され る少なくとも1台の輪郭送りユニットと、前記輪郭送りユニットは、駆動モータ と、前記駆動モータに接続されるとともに前記フレームから前方に突出するノー ズにおいて終端する前記ボールススライン機構とを含む輪郭ヘッド組立体の組立 て方法であって、 (a)前記金属製のフレーム上において基準面となるパッドを形成する 工程と、 (b)アダプターを前記記ボールススライン機構の前方端部のノーズに 固着する工程と、 (c)前記アダプターの前方端部において位置決めリップを形成する工 程と、 (d)前記位置決めリップを基準面となる前記パッドに対して位置合わ せして前記リップと前記パッドとを平行にする工程と、 (e)前記位置決めリップの上にバッツアップシューホルダーを位置決 めする工程と、 (f)前記アダプターに対して前記ホルダーを固着する工程と、 (g)前記ホルダーに対してバックアップシューを固着して前記バック アップシューが前記基準パッドに対して水平方向と垂直方向に位置決めする工程 とを含むことを特徴とする輪郭ヘッド組立体の組立て方法。 12.前記アダプターの後方面部位において凹部を形成し、前記ボールススラ イン機構のノーズがその内部に係合するようにする工程をさらに含むことを特徴 とする請求の範囲11に記載の輪郭ヘッド組立体の組立て方法。 13.前記バックアップシューホルダーにキャビテイを形成し、前記キャビテ イを前記バックアップシューの後方側に形成されたベース部を受けるために十分 な大きさにして、小さな間隙を残す工程をさらに含むことを特徴とする請求の範 囲11に記載の輪郭ヘッド組立体の組立て方法。 14.ワーク体の回転中心軸から所定距離分がラジアル方向に離間している複 数の各ポイントから規定される所定輪郭(外形)形状にしたがってワーク体表面 を研磨加工するための研磨装置において、 (a)ベース手段と、 (b)前記ベース手段に搭載されるワーク体の取り付け手段と、 (c)前記ワーク体の取り付け手段は、前記ワーク体の取り付け手段に よ りワーク体が取り付けられたときに回転力を与えるために一体的に設けられる一 体型モータ手段を備えたヘッドストック手段と、 (d)前記ベース手段に搭載される輪郭ヘッド手段であって、研磨面と 裏打ち面とを有する少なくとも1本の研磨ベルトと、前記ワーク体の表面に対し て接触するように前記研磨ベルトを研磨加工面に対して近接して配設される前記 研磨ベルトとからなり、前記ワーク体の取り付け手段により前記ワーク体が取り 付けられたときに、所定輪郭(外形)形状に研磨する輪郭ヘッド手段と、 (e)前記輪郭ヘッド手段に搭載されるシュー手段であって、少なくと も1本の前記研磨ベルトの裏打ち面と接触するベルト接触面を有するシュー手段 と、 (f)前記輸郭ヘッド手段に搭載されてなり、前記ベルト接触面の配設 位置を制御するためのシュー手段と接触するシュー位置決め手段により、少なく とも1本の研磨ベルトの研磨加工面を、前記ワーク体の取り付け手段により前記 ワーク体が取り付けられたときに、前記ワーク体との相対位置関係を保持して、 所定輪郭(外形)形状に研磨加工することを特徴とする研磨装置。 15.前記一体型モータ手段が接続されるデジタル式の速度制御手段により速 度制御するデジタル式の速度制御手段をさらに含むことを特徴とする請求の範囲 14に記載の研磨装置。 16.前記デジタル式の速度制御手段は前記ヘッドストック手段に搭載されて なり、前記一体型モータ手段からの回転数に反応することを特徴とする請求の範 囲15に記載の研磨装置。 17.前記輪郭ヘッドは複数の研磨ベルトを搭載し、前記本数は偶数であるこ とを特徴とする請求の範囲14に記載の研磨装置。 18.前記本数は少なくとも2本であり8本以上ではない研磨ベルトであるこ とを特徴とする請求の範囲17に記載の研磨装置。 19.前記シュー位置決め手段は、前記シュー手段を所定の一直線上に沿うよ うに進退するために設けられるブラシレスモータ手段を含むことを特徴とする請 求の範囲14に記載の研磨装置。 20.前記ブラシレスモータ手段に対して汚濁物と液体の侵入を最少にするた めに前記ブラシレスモータ手段を囲むようにしたケース手段を含むことを特徴と する請求の範囲19に記載の研磨装置。 21.前記ブラシレスモータ手段に搭載される直線運動手段であって、前記所 定の一直線上に沿うように前記シュー手段を進退するための直線運動手段と前記 一直線の進退運動を比較的に剛体で保持する保持手段とを含むことを特徴とする 請求の範囲20に記載の研磨装置。 22.前記支持手段は、軸受け手段を含むことを特徴とする請求の範囲21に 記載の研磨装置。 23.前記直流モータは、ブラシレスモータであることを特徴とする請求の範 囲1に記載の研磨装置。 24.前記輪郭ヘッド組立体に搭載されるとともに互いに隣接され、各輪郭送 りユニットにアダプターを固着してなる複数の輪郭送りユニットと、前記アダプ ターにおいて位置決めリップを有してなり、全ての位置決めリップと前記アダプ ターとが前記パッドに対して位置決めされることを特徴とする請求の範囲6に記 載の輪郭ヘッド組立体。 25.前記輪郭送りユニットは、実質的に2列に配設され、また前記ユニット の前記アダプターを第1の面において一列に位置させるための前記位置決めリッ プを有してなり、前記ユニットの前記アダプターのための前記位置決めリップを 前記第1の面から所定距離離間しかつ平行となる第2の面に位置するように一列 に配設することを特徴とする請求の範囲24に記載の輪郭ヘッド組立体。 26.延設された軸体が、相互に平行な基準面に沿う線上に沿うように移動す るように設けられ、また前記位置決めリップは夫々のバックアップシューホルダ ーとバックアップシューを取り付けてなり、前記バックアップシューの面から延 びた直径線の全てが前記平行な面から離間する所定のシュー面に位置するように 構成したことを特徴とする請求の範囲25に記載の輪郭ヘッド組立体。 27.前記輪郭ヘッド組立体は、前記研磨ベルトが前記研磨ベルトに接触する ワーク体を通るワーク面に対して面一なシュー面において前記ワークと接触し研 磨するように前記装置に配設されることをことを特徴とする請求の範囲26に記 載の輪郭ヘッド組立体。 28.前記ワーク体はカムシャフトであり、前記ワーク面は前記カムシャフト のカムの基準円を通過する直径線と面一であることを特徴とする請求の範囲27 に記載の輪郭ヘッド組立体。 29.複数の前記輪郭送りユニットは夫々位置決めリップを形成してなり、前 記アダプターは前記パッドに対する所定の位置関係に形成されることを特徴とす る請求の範囲11に記載の輪郭ヘッド組立体の組立て方法。 30.前記アダプターの前記リップを大きめに形成した後に、前記ボールスプ ライン機構の前記ノーズの前方部位に対して組み付けた後に、前記所定の位置関 係に前記アダプターの全てを配設することを特徴とする請求の範囲29に記載の 輪郭ヘッド組立体の組立て方法。 31.前記アダプターを所定位置に整列するように研磨することで形成するこ とを特徴とする請求の範囲30に記載の輪郭ヘッド組立体の組立て方法。 32.複数の前記輪郭送りユニットが、そのユニットの前記アダプターのため の前記位置決めリップに対して実質的に平行な2列に配設するために、前記ユニ ットの前記アダプターを第1の面において一列に位置させ、また前記位置決めリ ップを前記第1の面から所定距離離間しかつ平行となる第2の面に位置するよう に一列に配設することを特徴とする請求の範囲31に記載の輪郭ヘッド組立体の 組立て方法。 33.前記ボールスプライン機構をそのノーズが夫々平行な平行基準面に沿う 動作線上を移動し、また前記位置決めリップがその各々のバックアップシューホ ルダーとバックアップシューを形成して、前記バックアップシューの面から延び る直径線が、前記平行基準面から離間した平行な所定シュー面上に全て位置する ようにしたことを特徴とする請求の範囲32に記載の輪郭ヘッド組立体の組立て 方法。 34.前記輪郭ヘッド組立体を研磨装置内に配設し、前記バックアップシュー の各々が1本の研磨ベルトと研磨装置に配設された状態のワーク体に対して接触 するようにし、前記研磨ベルトを使用して前記研磨ベルトが接触するワーク面を 通る前記シュー面と面一状態で前記ワーク体の研磨を行うことを特徴とする請求 の範囲33に記載の輪郭ヘッド組立体の組立て方法。 35.ワーク体として研磨されるべきカムシャフトを準備し、このカムシャフ トの複数のカムの基準円の中心から延びる直径線と面一となるように前記カムシ ャフトを位置決めすることを特徴とする請求の範囲34に記載の輪郭ヘッド組立 体の組立て方法。 36.カムシャフトの回転中心軸回りに回転するように取り付けるワークテー ブルを有する研磨装置を準備し、前記ワークテーブルを大きめにして、その下方 面部位を除去して、研磨されるべき前記カムシャフトの回転中心軸と、カムロー ブの基準円を通る直径線とが前記シュー面に対して面一となるようにすることを 特徴とする請求の範囲34に記載の輪郭ヘッド組立体の組立て方法。 37.ベルト式研磨装置において、 (a)ベッドと、 (b)前記ベッドの幅方向を横切るように横方向に延設される第1の基 台と、 (c)前記第1の基台に対して固着される第1のベースと、 (d)前記第1のベース上で横移動のために取り付けられるキャリッジ と、 (e)前記キャリッジを前記第1のベースに沿うように移動するための 、第1のモータと第1の継ぎ手手段と、前記第1の継ぎ手手段を介して前記第1 のモータの駆動力を得る第1のリードスクリュウ機構と、 (f)前記キャリジ直上においてワーク体を受け入れて保持するための 手段と、 (g)前記第2の基台に対して垂直な第2の基台と、 (h)前記第1のベースに対して垂直に前記第1の基台に固着される第 2の基台と、 (i)その長手方向に沿う移動のために前記第2のベース上に取り付け られる位置決めスライドと、 (j)前記位置決めスライドを前記第2のベースに沿うように移動する ための、第2のモータと、前記第2のモータの駆動力を第2の継ぎ手手段を介し て得る第2のリードスクリュウ機構と、 (k)各々にバックアップシューと、バックアップシューと動作関係に なるように研磨ベルトを掛けるための手段を含む複数の輪郭送りユニットと、 (l)前記研磨ベルトをワーク体に対する接触状態にするために、前記 位置決めスライドの長手方向に移動可能に固着される輪郭ヘッド組立体と、 (m)前記第1のモータと第1の継ぎ手手段と、前記第1の継ぎ手手段 を介して前記第1のモータの駆動力を得る第1のリードスクリュウ機構とが、そ の構成上と機能上において、前記第2のモータと、前記第2のモータの駆動力を 第2の継ぎ手手段を介して得る第2のリードスクリュウ機構と同一にすることで 前記ベルト式研磨装置の在庫と保管管理の必要性を削減することを特徴とするベ ルト式研磨装置。 38.前記第1の継ぎ手手段と、前記第2の継ぎ手手段はフレキシブル継ぎ手 と軸回りを囲むフォロアーを有する軸体とを備え、前記フォロアーが前記第1ま たは第2のモータにより駆動されるべき前記キャリッジまたは前記スライドに対 して固着されることを特徴とする請求の範囲37に記載のベルト式研磨装置。 39.ベルト式研磨装置において、 (a)ベッドと、 (b)前記ベッドの上から上方に垂直に突出した垂直支持部と、 (c)前記垂直支持部に対して固着される輪郭ヘッド組立体と、 (d)複数のエンドレスの研磨ベルトと、 (e)前記ベッドに搭載されるとともに、前記エンドレスの研磨ベルト を各々掛けるために離間して配される複数の大プーリを有する中心軸体を備える 駆動ドラム組立体と、 (f)前記輪郭ヘッド組立体に搭載されるとともに、前記中心軸体に沿 うように離間される前記大プーリとの位置合わせがされて各々が平行に配設され るより小さな小プーリであって、前記エンドレスの研磨ベルトを各々掛けるため に離間して配される複数の小プーリと、 (g)前記輪郭ヘッド組立体にさらに含まれる複数の輪郭送りユニット と、 (h)前記輸郭送りユニットに含まれるカーブしたバックアップシュー と 、このシューのホルダーと、前記バップアップシューを研磨ベルトの内周面に対 して押圧するためのアクチエータ手段と、 (i)その長手方向の軸に沿うように延設される前記ベッドに固着され るベースと、 (j)モータが設けられて前記ベースに沿うように進退移動にされるス ライドと、 (k)前記スライドの対向側に位置する起立したブラケット手段と、 (l)前記駆動ドラム組立体の前記中心軸体は前記スライドに対して横 切るように延設され、また前記ブラケット手段内の軸受けに入れられ、 (m)前記ブラケットの1つは前記スライドに不動状態で固定され、 (n)不動状態の前記ブラケットの間に延設される案内軸体であって、 他の移動可能なブラケット手段を前記案内軸体で摺動して、前記大プーリと前記 研磨ベルトを露出し、 (o)移動可能な前記ブラケット手段のベースにおいて開口が規定され てなり、前記案内軸体を受け入れ、 (p)前記案内軸体が嵌合される前記開口の一つに対して偏心ブッシュ が挿入されて、移動可能な前記ブラケット手段が食い付きなく前記案内軸体に沿 うように円滑に移動できるようにしたことを特徴とするベルト式研磨装置。
JP6509195A 1992-09-30 1993-09-29 複数の並行な研磨ベルトを用いてワーク体の表面を同時研磨加工する研磨装置 Pending JPH08507256A (ja)

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