JPH08504897A - メソトライアドシンジオタクチックポリプロピレン繊維 - Google Patents

メソトライアドシンジオタクチックポリプロピレン繊維

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JPH08504897A JP6515134A JP51513494A JPH08504897A JP H08504897 A JPH08504897 A JP H08504897A JP 6515134 A JP6515134 A JP 6515134A JP 51513494 A JP51513494 A JP 51513494A JP H08504897 A JPH08504897 A JP H08504897A
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Abstract

(57)【要約】 100℃乃至160℃の融点を有し、望ましくはメソトライアド又はメソダイアドを有する単位によって主に結合されている繰り返しラセミダイアドのブロックを有するシンジオタクチックポリプロピレンからのシンジオタクチックポリプロピレン繊維、及びそのような繊維の製造方法。これらの繊維から製造された布、糸、及びトウは、おむつ、病院用ガウン、及び類似物の製造に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 メソトライアドシンジオタクチックポリプロピレン繊維発明の分野 本発明はシンジオタクチックポリプロピレン繊維に関する。発明の背景 ポリマー繊維の重要な用途は不織布の分野である。織布、カーペット、その他 用の糸もである。不織布は、多層不織布が記載されているブラウン(Braun)の 米国特許第4,688,566号に示されているように、本技術分野において公知であり 、前記特許中には90以上の引用例が載せられている。 不織布のより重要な商業的用途の1つは、使い捨て使用を意図する使い捨て製 品の製造である。典型的なそのような製品は、使い捨ておむつ、女性用衛生製品 、外科用ガウン、工業用ワイプ(industrial wipe)、その他である。不織布は これらの用途において布の代用品であるので、不織布の特性を改善して布の特性 により近付けるために多大な努力がはらわれてきた。特に、不織布のバリヤー特 性と柔軟性に関心が向けられており、柔軟性は布の折り畳み又は曲げに対する抵 抗を下げるとともに布の感触又は「風合い(hand)」を改善する。発明の要約 本発明の一般的な目的は、改善された風合いを含む改善された特性を有するポ リプロピレン繊維を提供することであり、そのような繊維の製造方法を提供する ことである。 もう1つの目的は、改善された柔軟性を有し、より少ない製造用のエネルギー しか必要としないポリブロピレン不織布を提供することであり、そのような不織 布の製造方法を提供することである。 これら及びその他の目的は本発明によって達成され、本発明はその好ましい実 施態様の1つにおいて、好ましくは約100℃乃至約160℃の融点を有し、望ましく は繰り返しラセミダイアド(repeating racemic dyads)がメソトライアド(mes o triad)又はメソダイアド(meso dyad)から成る単位によって主に結合されて いるシンジオタクチックポリプロピレンの繊維を提供する。図面の簡単な説明 第1図は、本発明による紡績繊維(spun fibers)を製造するための典型的な 溶融紡糸(melt-spinning)装置の概略図である。 第2図は、本発明による紡績繊維を製造するための典型的な溶液紡糸(soluti on-spinning)装置の概略図である。 第3図は、本発明による紡績繊維を製造するための典型的なフラットフィルム (flat-film)装置の概略図である。 第4図は、本発明による紡績繊維を製造するための典型的なインフレーション (blown-film)装置の概略図である。 第5図は、典型的な溶融ブロー(melt-blow)装置又はスパンボンド(spunbon d)装置の概略図である。好ましい実施態様の詳細な説明 最も広い意味において、本発明は、100℃より高い融点を有するシンジオタク チックポリプロピレンから繊維を製造することを包含する。 本技術分野において知られているように、シンジオタクチックポリプロピレン (SPP)の構造と特性は、アイソタクチックポリプロピレンのものとはかなり 異なる。アイソタクチック構造は、典型的には、ポリマーの主鎖を通る仮想平面 の同じ側に連続するモノマー単位の第三炭素に結合したメチル基を有するものと して説明される。例えば、メチル基は全て平面の上であるか又は下である。フィ ッシャーの投影式を使用すると、アイソタクチックポリプロピレンの立体化学的 配置は以下のように示される。 この構造を表すための別の方法はNMRの使用によるものである。アイソタク チックペンタド(pentad)に対するボベイのNMR標記法(Bovey's NMR nomenc la-ture)は、...mmmm...であり、各々のmは、平面の同じ側の上の 連続するメチル基の「メソ(meso)」ダイアドを意味する。本技術分野において 知られ ているように、鎖の構造の逸脱又は逆転はポリマーのアイソタクチシティ及び結 晶性を下げる。 アイソタクチック構造とは対照的に、シンジオタクチックポリマーは、鎖中の 連続するモノマー単位の第三炭素に結合したメチル基がポリマーの面の両側に交 互に現れるものである。フィッシャーの投影式を使用すると、シンジオタクチッ クポリマーの構造は以下のように示される。 NMR標記法では、これのペンタドは、...rrrr...のように表され 、ここで各々のrは「ラセミ(racemic)」ダイアド、即ち、平面の両側に交互 して存在する連続するメチル基を表す。鎖中の「r」ダイアドのパーセンテージ はポリマーのシンジオタクチシティの程度を決定する。結晶性は、シンジオタク チックポリマーとアイソタクチックポリマーの両方をアタクチックポリマーから 区別する。アタクチックポリマーは、ポリマー鎖中において繰り返し単位のコン フィギュレーションの規則的な配列を示さず、本質的に非結晶性生成物を形成す る。 ナッタ(Natta)らの米国特許第3,305,538号及び第3,258,455号のような引用 例に記載されているような以前に製造されたシンジオタクチックポリプロピレン のほとんどは以下のような構造を有する。 或いは、NMR標記法では、...rrrrrmrrrrr...である。 本発明の繊維を製造するために使用されるポリマー鎖は80%より多くのラセミ ダイアドから成るのが好ましく、95%より多くのラセミダイアドから成るのがよ り好ましい。この種のSPPを製造する方法は公開された欧州特許出願であるEP 351,391 A2に記載されており、その開示は全て引用によって本明細書中に組み 入れられる。本発明のメソトライアドSPPを製造するのに適する触媒の幾つか がユーイン(Ewen)らの米国特許第4,892,851号に記載されており、その開示は 全て引用によって本明細書中に組み入れられる。 シンジオタクチックポリプロピレンの重要な特徴は、それらが対応するアイソ タクチックポリマーよりも低い融解熱を有するということである。SPPをIP から区別するもう1つの重要な特徴は、SPPが、示差走査熱量計で測定して、 100℃より高い温度で2つの吸熱ピークを示すということである。 シンジオタクチックポリプロピレンは本技術分野で公知であるが、それはアイ ソタクチックポリプロピレンとは異なる組成物であり、予想外なことに、多くの 用途で異なった結果を生じる。例えば、アイソタクチックポリプロピレンとシン ジオタクチックポリプロピレンは、繊維が延伸されるとき、同じ挙動を示すだろ うと予想されていた。アイソタクチックとシンジオタクチックの両方が、平面ジ グザグ形成(planar zigzag formation)まで伸びると信じられている。しかし ながら、アイソタクチックポリプロピレンは延伸されたとき大きく収縮しないが 、シンジオタクチックポリプロピレンは予想外にもする。 さらに、シンジオタクチックポリプロピレンは、糸(yarn)に紡糸されると、 編成(knitted)製品を製造するのに使用できた。アイソタクチックポリプロピ レンは、回復しないので、即ち、十分な弾性を示さないので、布に編成されたと きたるむことが知られている。例えば、アイソタクチックポリプロピレンの保温 性下着はひざとひじでたるむが、この弾性を有するシンジオタクチックポリプロ ピレンは回復してたるまない。もう1つの用途はパレットなどの物体用のタイダ ウンバンド(tie down band)、ウェッビング(webbing)、又はロープである。 シンジオタクチックポリプロピレンは弾性を有し、エネルギーを吸収する。荷重 がなんらかの方法で移動するか拡大すると、シンジオタクチックポリプロピレン は力を吸収して破断しないが、アイソタクチックポリプロピレンは荷重が移動し たか拡大したときの残留延伸のために破断するか又はたるみを生じやすい。さら に、シンジオタクチックポリプロピレンの繊維/糸は弾性を有するためカーペッ トにお いて使用できる。シンジオタクチックポリプロピレンを含むカーペットの繊維は 、その上にのせられた重い家具によって押しつぶされてもより速く回復する。シ ンジオタクチックポリプロピレンは、トウロープ(tow ropes)、タイダウン、 外科用縫合糸(surgical sutures)、及び類似物にもできる。これらのシンジオ タクチック製品は典型的には延伸後24時間で少なくとも50%の回復率を示し、少 なくとも65%の回復率を示すのが好ましく、少なくとも75%の回復率を示すのが より好ましく、少なくとも80%の回復率を示すのがさらに好ましい。 本発明の繊維において使用されるポリマーは一般に約50,000〜750,000の平均 分子量を有し、好ましくは約100,000〜約200,000の平均分子量を有する。ポリマ ーの分子量は、適切な引張り強さと伸び特性を有する繊維が製造できるようなも のでなければならない。 用途に応じて、SPP繊維は、連続フィラメント糸(continuous-filament ya rn)、モノフィラメント、ステープルファイバー、トウ(tow)、又はトップ(t op)の形態になることができる。連続フィラメント糸は、わずかなより合わせ( twist)又はまぜ合わせ(intermingling)によって保持された無制限の長さの、 大体平行で、連続な個々のフィラメントの少数から成る。ステープルファイバー は、不連続で、ランダムに配向した、個々の繊維の非常に多数から構成される。 これに、糸を紡ぐことを含む一連のプロセスを施すことができる。ステープルフ ァイバーの先駆体はトウであり、これは多数の大体平行で連続なフィラメントか ら成る。これは切断又は破断によって、ステープルファイバーと糸(yarn)の中 間段階である、トップ又はシルバー(silver)に変えられる。 本発明の繊維は、糸の単一フィラメントであるモノフィラメントでもよく、こ れは一般に連続フィラメントやステープルファイバー中に存在するものよりも直 径が大きい。 繊維のサイズは典型的には約0.015乃至約0.15デニールである。溶融ブロー繊 維は約0.015乃至約0.15デニールであり、スパンボンド(spunbond)は1.5〜20デ ニールであり、望ましくは1.5〜3デニールである。 本発明の不織布を製造するための繊維は多くの方法によって製造できる。例え ば、SPP繊維は、溶融ブロー、溶融紡糸、不織布を製造するためのスパンボン ディング、延伸、又はフィルムのスリッティング(slitting)及びフィブリル化 によって製造できる。 溶融紡糸においては、第1図に示されているように、SPPは一般に1つ以上 のスクリュー押出し機を使用して溶融される。押出し機は溶融したSPPを一定 速度でフィルター組立体(filter assembly)に供給する。フィルター組立体中 において、溶融SPPは、一連の焼成されたか又は繊維の細目網(gauzes)又は 金属スクリーンによって適切な位置に保持された、砂又はアルミナのような、微 細グレード耐火物のベッドを通して濾過される。濾過によって、紡糸口金の穴を 塞ぐか、又はもし通過した場合には繊維の断面積のかなりの部分を占有してその 加工や引張り特性に影響を与える、大きな固体又はゲル粒子が取り除かれる。濾 過はまた剪断を与え、レオロジー的挙動にも影響を与えることができる。 濾過後、溶融ポリマーは、混合を最大にし、温度を均一化し、そしてよどみ( stagnancy)を最小化するように設計された分配系を経由して紡糸口金を通る。 フィルターと紡糸口金は、通常、パックとして知られている同じ組立体中に据え 付けられている。ダイナミックミキサー、スタティックミキサー、又はフローイ ンバーターを紡糸装置に組み入れて紡糸位置間の溶融SPPの均一性を改善する ことが時々行われる。 連続糸の製造用の紡糸口金は約500までの穴を有することができ、最も一般的 には50〜200の穴を有し、トウ又はステープルファイバー用の紡糸口金は数千の 穴を有する。連続糸又はステープルファイバーの製造に対して、紡糸口金の穴は 0.3〜0.5 mmの直径を有する。 モノフィラメント用には、紡糸口金は、一般に、1〜4mmの直径の比較的大き い穴を数個のみ有する。モノフィラメント用の紡糸口金の穴は通常丸いが、例え ば、多角形又は長方形のようなその他の断面を有することができる。 SPP用の典型的な押出し温度は225〜300℃である。使用される実際の温度は ポリマーの大きさに依存し、より大きいより軽い分子量のポリマーは押出しのた めの十分に低い溶融粘度を達成するためにより高い温度を必要とする。 溶融SPPが紡糸口金の穴を通過するとき、溶融SPPは、正転ロール又は巻 取ロールによって加えられる引落し力によって引き離され細長化され、同時にそ の温度は急速に低下する。穴の直下で細長化が始まる前の繊維の直径は、穴の直 径よりも大きい場合がある。このいわゆるダイスエルは、穴の中で引き起こされ た粘弾性的応力の緩和によるものである。 連続糸の場合、繊維の紡糸後、一般に低温の空気を繊維に吹き付けることによ って冷却される。 モノフィラメントの場合、熱の除去はよりやっかいであるため、繊維は、通常 、冷水中に通すことによって、又は押出し直後に低温の冷却ロール上に通すこと によって急冷される。 連続糸に対しては、紡績糸の延伸は、紡績糸を前進させる速度に依存する。一 般に、約1500m/分以下の速度が低延伸の紡績糸を製造するのに使用され、約25 00m/分以上の速度が部分的に延伸された糸を製造するのに使用される。延伸は 約6000m/分まで徐々に増加する。高速度においては、その他のストレスによっ て引き起こされるプロセスがさらに延伸するのを妨害する。 低延伸のSPP繊維は、いわゆる十分に延伸された糸を製造するために比較的 高い延伸比(4〜7)で引張られなければならない。引落しは、紡績糸が初めに ボビンに巻き取られる別個の工程として行うことができ、或いは糸が紡糸領域か ら比較的ゆっくりと離れ、単一の引落し領域(又は連続する2つ以上の引落し領 域)へ進みそこで延伸され、そして最後に例えば6000m/分のような高速度で巻 き取られるような紡糸−引落しプロセスとして紡糸と統合化することができる。 部分的に延伸された糸(partly oriented yarn)(POY)は、ドローテキス チャリング(draw texturing)又はワープドローイング(warp drawing)(ドロ ービーミング(draw beaming))用の供給原料であり、これは通常2500〜4000m /分の速度で巻き取られる。テキスチャー化されていないフィラメント糸用の紡 糸−引落しプロセスも、紡糸領域からの部分的に延伸された糸をこの程度の速度 で前進させ、それらを1.5〜2の延伸比まで延伸し、最後に約6000m/分で巻き 取ることに基づく。統合された紡糸−引落し−テキスチャープロセスも行うこと ができる。高度に延伸された糸は6000m/分までの非常に高速度で紡糸領域から 直接的に巻き取ることができ、そのような糸はさらに引落すことなく織物におい て使用できるが、その場合延伸は一般に高い延伸比の2段プロセスによって達成 され るものほど高くない。 ステープルファイバー又はトップにするためのトウの紡糸においては、単一の 紡糸口金からの繊維の本数は数千にもおよぶ場合がある。多数の個々の紡糸口金 からの繊維は、キャプスタンロール(capstan rollers)からそれらを一緒に前 進させることによって一本の大きいトウとしてまとめられ、これはトランスファ ーカン(transfer can)に送られることによって回収され、別個の引落し段階に 移される。 SPPはキシレン中にアイソタクチックポリプロピレンが可溶性である温度よ りも低い温度で可溶性であるため、キシレン−SPP溶液から簡便に紡糸して繊 維を製造することもできる。SPP繊維はその他の有機溶媒中の溶液からも紡糸 することができる。 溶液紡糸においては、第2図に示されているように、SPPの溶液は紡糸口金 から溶媒が急速に蒸発する領域を通して押出され、出てきたフィラメントは約10 00m/分までの速度で巻き取られる。押出しの前に、溶液は溶媒の沸点よりもわ ずかに高い温度まで加熱される。蒸発領域は、高さ3〜10mの垂直の囲まれた小 部屋から成り、ここに加熱された気体が通される。低沸点の溶媒に対しては、未 加熱の気体を使用できる。 第2図に示されているように、溶液の供給のための装置は、典型的には、溶液 容器、濾過ポンプ、脱気容器、計量ポンプ、及び紡糸口金から成る。溶液は、押 出しの前に熱交換器に通すことによって加熱される。室温での溶液の濃度は通常 約1重量%〜約50重量%である。溶液は紡糸口金の穴を経由して紡糸隔室(cell )に入る。溶媒を蒸発させるために使用される気体又は蒸気は必要であれば予め 加熱され、紡糸隔室の一方の端に導入され、フィラメントと接触しながら隔室を 通って流れ、他方の端から溶液を十分に含んで出る。隔室から出る糸中の溶媒の 量を減少させるために、気体の流れは一般に糸の流れと向流である。しかしなが ら、並流の気体流れは乱流を減少させること及びフィラメントの直径の変動を減 少させることに関して利点を与える。 経済的な理由から、このような系中で使用される気体は通常空気であるが、窒 素又は二酸化炭素又はこれらの混合物のような不活性気体、過熱蒸気、又は過熱 溶媒蒸気も使用できる。 溶液紡糸は、隔室から出る糸中の溶媒の濃度が、低濃度(1〜2%)でも高濃 度(10〜50%)でも行うことができる。溶媒濃度は延伸又は引落しプロセスに影 響を与えることができる。高い溶媒濃度では繊維は可塑化され、有効な延伸は可 塑化されていない繊維よりも低い温度で行われなけらばならない。残留溶媒はフ ィラメントの延伸の前、間、又は後に洗浄によって除去され、蒸発によって回収 される。 SPP繊維はまたSPPの押出しフィルムから製造でき、フィルムは機械的に スリットされフィブリル化される。SPPの出発フィルムはフラットフィルムで よく、これはフラットダイを通して押出され、水浴冷却されるか又はチルロール 冷却される。フラットフィルムは環状ダイを通して押出され空気冷却されたイン フレートフィルムでもよい。フラットフィルム装置は第3図に示されており、イ ンフレートフィルム装置は第4図に示されている。フィルムは押出された後、布 の用途に対しては1〜10 mm巾にスリットされ、ロープ製造用には15〜35mm巾に スリットされる。スリッターは、本質的に、所望の間隔に設けられたかみそりの 刃を備えた棒である。スリッティング段階において、様々なフィブリル化前処理 を使用でき、例えば、ナイフ、針、又はピンロールによるフィルムの孔あけを使 用できる。スリットされたテープはその後オーブン中で引落し(延伸)され、製 造された繊維において許容可能な特性を生じさせるのに必要な分子延伸を発達さ せる。多くのフィブリル化技術に対して、非常に高い延伸比、例えば、11:1、 が必要である。フィブリル化の後に熱収縮を制御するためのアニーリングを行う ことができる。約15%までの特定量の緩和がこの工程で可能である。フィルムテ ープから繊維の相互に連絡した網状構造へのスプリッティング又はスリッティン グは通常テープの延伸後に行われる。制御されていないフィブリル化を行うため の典型的なプロセスは、回転するブラシ又はゴム被覆されたロールによる純粋に 機械的な剪断、曲げ操作、及びより合わせ操作を含む。フィブリル化は押出しダ イで又はその直後にフィルムをプロファイリング(profiling)することによっ て制御でき、その後機械的加工が使用される。フィブリル化を制御するために延 伸の前に通常のフィルムの孔あけも適用できる。 SPP繊維は、糸、トウ、不織布、及び織物を含む様々なタイプの用途におい て使用できる。特に、これらのモノフィラメントから製造された不織布は、その 他のタイプのポリプロピレンのモノフィラメントから製造された不織布よりも柔 らかい感触又は「風合い」を有するという長所を有する。また、SPPはアイソ タクチックポリプロピレンよりも低い融点を有しているため、繊維を製造するた めに、スパンボンドSPPから製造された不織布はより低い温度を使用して不織 布の第2の片に接着することができる。 不織布に加えて、従来的な織物機械を使用して本発明のSPP繊維から織物を 製造することができる。 PPスパンボンド(不織布)と溶融ブロー布を使用する医療用ガウンの1つは SMS(スパンボンド−溶融ブロー−スパンボンド(spunbond-melt blown-spun bond))として知られている3層にラミネートされた構造のものである。2つの 外層がスパンボンドPP布であり、内層が溶融ブローPPウェブである。内部の 溶融ブロー層が液体に対するバリヤーを提供する。 幼児又は大人用の大きさのおむつ又は失禁用製品において、トップシートは、 上述のポリマーから製造された、スパンボンド−溶融ブロー又はカーデッドボン デッド(carded bonded)ステープル不織布から成る。トップシートは、接着剤 、加熱接着、又は超音波溶接を含む様々な結合方法によって、組み部品に接着さ せることができる。本発明のポリマーから製造されたスパンボンド−溶融ブロー 又はカーデッドボンデッド不織布から成る液体透過層は、トップシートと吸収剤 芯材料との間で適合できる。実施例1 アイソタクチックポリプロピレンと比較したシンジオタクチックポリプロピレン の回復力 シンジオタクチックポリプロピレン(SPP)繊維を、約8の溶融流量(MF R)を有し、93%のラセミ配置と78%のラセミペンタドを含むSPPから紡糸し た。 SPPは2種類の装置を使用して紡糸した。単一紡糸口金「ファースト・テス ト(Fast Test)」装置とヒルズ・リサーチ(Hills Research)製のマルチ紡糸 口金トール・スタック・ファイバー・ライン(tall stack fiber line)である 。ファースト・テスト装置においては、繊維の直径を制御するため巻取速度を30 0から500rpmまで変化させた。ヒルズ・リサーチの装置で製造した繊維の直径も 巻取速度を変えることによって制御したが、記録はしていない。ヒルズ・リサー チの装置で製造した繊維の幾らかは紡糸の後それらの自然な延伸比まで常温延伸 した。 比較のため、アイソタクチックポリプロピレン(IPP)もファースト・テス ト装置で紡糸した。使用したIPPは、エクソン・ケミカル・カンパニー(Exxo n Chemical Company)製の市販のスパンボンドグレード、PP3445TMであっ た。この材料は約35のMFRを有していた。 「ハード・エラスティック(Hard Elastic)」IPP繊維も試験した。 比較のために、2インチの長さの各々の繊維を2インチ/分で50%か又は100 %伸びまで延伸し、それから同じ速度で張力を解放して繊維を緩和させた。50% 伸びまで延伸した繊維の永久歪を緩和後直ちに測定した。100%伸びまで延伸し た繊維については、永久歪を緩和の直後と約24時間後に再び測定した。データを 第1表に示す。 延伸したシンジオタクチックポリプロピレン又は紡糸したシンジオタクチック ポリプロピレンは破断する前に100%歪まで伸ばすことができる。これらの繊維 はより合わせロープケーブルトウロープ、外科用縫合糸、釣糸、及び繊維中のエ ネルギー吸収が有用である用途用の糸に紡糸できる。例えば、ナイロン靴下、靴 下、カーペット繊維、及び釣糸は全てエネルギー吸収又は弾性回復力を必要とす る。シンジオタクチックポリプロピレンはまた押出してシートを形成し、それを パレットの結合に適するバンドにスリットすることができる。繊維はスパンボン ド又は溶融ブローにより布にできる。 そのような布は、おむつ又は医療用に適するガウンの構造体のような製品に組 み込むことができる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年11月16日 【補正内容】 明細書の翻訳文第1頁5乃至16行の補正発明の背景 ポリマー繊維の重要な用途は不織布の分野である。織布、カーペット、その他 用の糸もである。不織布は、多層不織布が記載されているブラウン(Braun)の 米国特許第4,688,566号に示されているように、本技術分野において公知であり 、前記特許中には90以上の引用例が載せられている。 不織布のより重要な商業的用途の1つは、使い捨て使用を意図する使い捨て製 品の製造である。典型的なそのような製品は、使い捨ておむつ、女性用衛生製品 、外科用ガウン、工業用ワイプ(industrial wipe)、その他である。不織布は これらの用途において布の代用品であるので、不織布の特性を改善して布の特性 により近付けるために多大な努力がはらわれてきた。特に、不織布のバリヤー特 性と柔軟性に関心が向けられており、柔軟性は布の折り畳み又は曲げに対する抵 抗を下げるとともに布の感触又は「風合い(hand)」を改善する。 シンジオタクチックポリプロピレン繊維及びそれらから製造された製品は、EP -A-414 047及びEP-A-451 743、それぞれ開示されている。EP-A-414 047は10,000 〜0.1デニールの平均サイズを有し、0.7以上のシンジオタクチックペンタド分率 を有するポリプロピレンから主に構成される繊維を開示している。EP-A-451 743 は、実質的にシンジオタクチック構造を有するプロピレンポリマーの溶融、成形 、及び延伸の工程を開示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.メソトライアドによって主に結合されている繰り返しラセミダイアドのブロ ックのポリマー鎖を有するシンジオタクチックポリプロピレンの繊維であって、 前記ポリプロピレンは約100℃乃至160℃の融点を有し、繊維が100%まで伸ばさ れた後24時間で少なくとも50%の回復率を有し、好ましくは繊維が100%まで伸 ばされた後24時間で少なくとも65%の回復率を有する、繊維。 2.繊維が、モノフィラメント、糸、ステープルファイバー、トウ、又は不織布 に成形される、請求項1のシンジオタクチックポリプロピレンの繊維。 3.ポリマー鎖が50,000〜300,000の平均分子量(Mw)を有する、請求項1又 は2のシンジオタクチックポリプロピレンの繊維。
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