JPH08504576A - 脂肪を減少した糖菓製品及び製法 - Google Patents

脂肪を減少した糖菓製品及び製法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、十分な脂肪生地チョコレートを含む低脂肪糖菓に関し、前記チョコレートは、20.0〜24.5%(w/w)で存在する脂肪及び脂肪代用品、非脂肪固形分は、滋養のある炭水化物甘味料、非脂肪ココア固形分及び食用の乳化剤を含んでいる。本発明は、更に低脂肪チョコレートの製造方法に関し、特に前記製品構成物を調製し、系統立って作り出す方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 脂肪を減少した糖菓製品及び製法 本発明は、一般に、食料品組成物(food product compositions)に関し、そ れ以上に特に、滋養分のある炭水化物甘味料、脂肪又はカロリーを減じた脂肪或 いはそれらの組み合わせ及び食用の乳化剤又は表面活性剤を含有し、脂肪含有量 が20〜24重量%の、特に糖菓類(confectionery products)、とりわけて、 チョコレート及びチョコレートタイプの製品に関する。低脂肪含有量に加えて、 本発明の食料品は、鋳造、コーティング及び押し出し操作を十分に受け入れられ るレオロジー特性を有する。また、本発明は、一般に、低脂肪チョコレートを製 造する方法に関し、それ以上に特に、脂肪又はカロリーを減じた脂肪量又はその 結合を含有し、全脂肪又はカロリーを減じた脂肪含有量が20%以下とし得る、 例えば糖菓類、とりわけてチョコレート及びチョコレートタイプの前記食料品組 成物に関する。 スクロースのような炭水化物甘味料、ココアバターのような食用油又は食用脂 肪を含む成分から作られる食料品は十分に知られている。これらの食料品の重要 なグループは、キャンデーを含む菓子類から成っている。 米国において消費される最も通俗的なチョコレート又はチョコレートキャンデ ーは、スウィートチョコレート又はミルクチョコレートの形である。ミルクチョ コレートは、無脂肪乳固形物、乳脂肪、チョコレートリカー、滋養分のある炭水 化物甘味料、カカオバターを含み、且つ乳化剤及び風味並びにその他添加物のよ うな任意成分を含み得る菓子である。 スウィートチョコレートは、より多くのチョコレートリカーを必要とし、乳固 形物(milk solids)の量を限定する点で、ミルクチョコレートとは相違する。 セミスウィートチヨコレートは、少くとも35重量%のチョコレートリカーを必 要とし、その他の点ではスウィートチヨコレートの定義に類似する。一般に知ら れているダークチョコレートは、普通、チョコレートリカー、滋養分のある炭水 化物甘味料及びココアバターのみを含有し、定義上、セミスウィートチヨコレー ト又はスウィートチョコレートの何れかである。バターミルクチョコレート及び スキムミルクチョコレートは、ミルクチョコレートと、乳脂が、スウィートクリ ームバターミルク及びスキムミルク夫々の種々の形態で由来する点で相違し、ス キムミルクの場合、乳脂の全量は、ミルクチョコレートの最小量未満である。乳 製品を混合したチョコレートは、乳固形物がミルクチョコレート、バターミルク チョコレート又はスキムミルクチョコレート用に列挙される乳固形物の何れか又 は全てを含んでいる点で、ミルクチョコレートと相違する。ホワイトチョコレー トは、無脂肪のココア固形物を含んでいない点で、ミルクチョコレートと相違す る。ここで使用する『チョコレート』の用語は、他の方法で明確に識別されない 限り、チョコレート、ベーキングチョコレート(baking chocolate)、ミルクチ ョコレート、スウィートチョコレート、セミスウィートチヨコレート、バターミ ルクチョコレート、スキムミルクチョコレート、乳製品を混合したチョコレート 、ホワイトチョコレート及び標準的でないチョコレートを意味する。 米国において、食料品に使用されるチョコレートは、連邦食物、薬品及び化粧 品法に基づき米国(U.S.)食品医薬品局(FDA)により制定された同一性 の基準に従う。チョコレートの種々のタイプについての米国定義及び基準は十分 に制定されている。基準外のチョコレートは、標準化されたチョコレートの明記 された範囲外の組成を有するチョコレートである。 ココアバター又は乳脂が部分的又は完全に置き換えられたとき、又は滋養分の ある炭水化物甘味料部分的又は完全に置き換えられたとき、或いはミルクを模造 する香料、バター又はチョコレートを添加するか、又は処方における他の添加又 は削除が、チョコレートの同一のUSFDA基準外に作られたとき又はその組み 合わせたときに基準外のチョコレートの例が生じる。糖菓のように、チョコレー トは、棒状又は新形状のようなチョコレートの固体片の形状をとることができ、 また、他の成分として、チョコレートが結合し、且つ、チョコレートが、カラメ ル、ヌガー、果物片、ナッツ、ウエハース等の他の食物を被覆しているより複雑 な糖菓(more complex confection)を結合させることができる。これらの食物 は、標準の雰囲気条件下、65〜85゜Fにおいて、微生物学的に貯蔵安定であ ることを特徴とする。他の複合糖菓(complex confection)は、強壮剤のさくら んぼ(cordial cherries)又はピーナッツバターのようなチョコレートソフト含 有物で囲むことから生じる。他の複合糖菓は、アイスクリーム或いは他の凍った 又は冷凍されたデザートをチョコレートで覆うことから生じる。食物を覆い又は 囲むのに一般に使用されるチョコレートは、平たいチョコレート固体棒又は新し い形状用に使用されるチョコレートより流動性てあることが必要である。 食物にチョコレートをコーティングする方法は、菓子のチョコレートなどによ るコーティングとして知られている。菓子のチョコレートなどによるコーティン グは、チョコレートが流動状態にあるときに成し遂げられており、固有の粘性は 、申し分のない被覆製品を製造するために維持されなければならない。 また、チョコレートは鋳造することができる。鋳造によって、平らな又はナッ ツ、干しブドウ、さくさくした飯(crisped rice)等と混合された何れかのチョ コレートが、鋳型の中に入れられ、冷却させられ、固体片に硬化され、次いで鋳 型から取り出されることが意味される。チョコレートは、コーティングに許され るよりも長い期間に亙り鋳型の中で振動させられるので、平らなチョコレート片 に鋳造されたチョコレートは、通常、コーティングするチョコレートより幾分粘 性が高い。しかし、食物含有物と共に鋳造されるチョコレートは、コーティング するチョコレートと同様の流動性である事が必要である。 平たいチョコレートで作られた新しい或る形状は、キセス(KISSES)(登録商 標)又はチョコレート片のような冷たい帯び上に押し出される。チョコレートが 冷たい帯びに押し出されるので、鋳造された平たいチョコレートよりも粘性があ ることが必要である。押し出されたチョコレートは、本質的に特別の形状に押出 し成形され、また、チョコレートが硬化する間、押出し成形される形状を保持す るために降伏値(yield value)を必要とする。 上に書き留めたように、チョコレートのレオロジー特性、例えば流動性は非常 に重要である。チョコレートは、事実上、非ニュートンである。即ち、どのよう にして、チョコレートは、撹拌され、ポンプで汲まれたか、又はそれはどのよう にして速く注がれたかによって、それは異なって流れる。これらの性質は、二つ の測定、即ち、チョコレートの流動を開始させるのに如何なる大きさの力が必要 かに関する降伏値、及び一様なチョコレートの流れを保つために行われる仕事に 近い塑性粘度(plastiv viscosity)によって特徴が述べられる。もし降伏値及 び塑性粘度の何れもが、或る定められた範囲内にない場合には、加工不良(poor processing)となるであろう。ジェー チェバレイ(j Chevalley)著、ジャー ナル オブ テクスチャ スタディス(J.Texture Studies),6:177〜1 96『チョコレートのレオロジー』(1975)は、代表的なカソン(Casson) 降伏値及びカサン塑性粘度を、商業用コーティングチョコレートについては、夫 々、0〜200ダイン/cm2及び5〜25ポイズ並びに商業用モールディング チョコレートについては、夫々100〜2000ダイン/cm2及び10〜20 0ポイズであると報告した。これらの値は、約13年後に、ジェイ チェバレイ 著、インダストリアル チョコレート マニュファクチュア アンド ユース( Industrial Chocolate Manufacture and Use)、ブラキイ アンド サン リミ ティド(Blackie & Son Ltd.)グラスゴウ及びロンドンAVIによって確認され た。 チョコレートを作る方法は、ビー.エル.ゾウマス(B.L.Zoumas)及びイー. ジェイ.フィネガン(E.J.Finnegan)共著の『チョコレート及びココア』カーク −オスマー(Kirk Othmer)エンサイクロペディア オブ ケミカルテクノロジ ー(Encyclo)ヴォリューム6(第3版ウイリー−インターサイエンス ニュー ヨーク)1〜19(1988発行)に、一般的に概説されている。チョコレート を製造する方法は、『湿式』及び『乾式』の何れかである。湿式法においては、 甘くしたコンデンスミルク(condensed milk)は、チョコレートリカーと(choc olate liquor)同時に乾燥されて、微生物学的に安定なクラム(crum)を生成す る。乾式法においては、コンデンスミルクよりむしろ、加えられた成分が微生物 学的に安定なミルクパウダー(milk powder)が利用される。 チョコレートを作る乾式法は、コーティングし、鋳造し又は新規な形状に製造 するのに必要な所望のレオロジーを生ずるように、本質的に、混合し、精製し、 コンチング(conching)する段階、又は液化し、標準化し、混練する段階からな っている。 チョコレートミルクの調製の第一の段階において、極上精製級の粒状のスクロ ースのような滋養分のある炭水化物甘味料は、ココアバター、チョコレートリカ ー及び噴霧乾燥された全ミルクパウダーと結合され、混合されている。結果とし て生ずる混合物は、ペースト状である。次に精製段階、特に微細粉砕操作におい て、ミキサーからの粗いペーストを鋼鉄ローラーの間を通過させ、精製フレーク に変換する。精製は、結晶砂糖、繊維性ココア物質および乳固形分を前記粒子の 大きさが有意に減少するように破砕する。この粒子の大きさの減少の結果、チョ コレートの所望のなめらかさが得られる。微細チョコレートは、通常、20また は25ミクロンよりも大きな粒子を有していない。これは、通常、前記混合物を 複数の精製ロールを通過させることによって達成できる。 コンチング段階において、前記混合物をその後加熱しながら攪拌し、ミルクチ ョコレートに最終的に所望の稠度を付与する。この混合混練プロセスは、チョコ レートペーストを滑らかにしつつ湿潤かつ揮発性の成分類を逃がすことができ、 チョコレートのフレーバーおよびきめの成長に重要である。 コンチング段階とは別に、液化段階では、精製フレークを短時間に高せん断力 の下で混合する。この精製フレークを連続脂肪相の固形分浮遊物に迅速に変換す る。フレーバー成長の欠如は、前記リカーおよびココアバターを前処理すること によって直すことができる。 次に、さらに脂肪および乳化剤を規格化すなわち最終段階で添加し、粘度を最 終仕様に調整する。 チョコレートの所望の流動性を得る際の最終段階はやきもどしであり、前記チ ョコレート中における液状脂肪の十分な結晶核形成を誘発するプロセスである。 もしチョコレートが不適切に冷却されるならば、生成したチョコレートは貧弱な 色と外観ならびに粒状きめを有するであろう。 最終チョコレートは、脂肪中における極めて細かい粒子(通常50ミクロン未 満)の浮遊物である。前記粒子は通常、ミルクチョコレートの場合ココア固形分 および結晶ショ糖ならびに乳固形分から構成される。チョコレートリカー中のコ コア固形分および乳固形分は、通常、チョコレート混合物中に取り入れられるほ ど十分に細かくなるように処理されてきた。しかし、ショ糖は、例えば超微細級 のショ糖は通常結晶の大きさが約40乃至1000ミクロンまで変化するので、 大きさのかなりの減少を必要とする。従って、チョコレート中の成分として十分 に機能するために、これらのショ糖結晶は、大きさが約50ミクロン未満まで縮 小されるべきである。その他の種類の菓子類の処理についても同様の検討が当て はまる。ミルクチョコレート中の粒子の表面積の少なくとも約50%が、大きさ が2ミクロン未満の粒子の存在によって生じている。これらの超微細粒子の存在 が粘度を増加させ、例えばココアバターのような脂肪の多くの量が、チョコレー トを製造作業で適切に流動させるためこのような粒子を被覆するために必要とさ れている。 現在の市場で特に問題であるのは、製品の脂肪含量である。チョコレート中の 総脂肪の量は、関連する処方および製法によってやや異なる。最近では、この問 題の観点から、全チョコレートの総脂肪含量が一様に減少してきている。ビー. ミニフィー(B.Minifie)チョコレート、ココアおよび菓子科学および技術(Cho colate、Cocoa and Confectionery-Science and Technology)、第3版、Van Nostrand Reinhold、New York(1989)、20 5頁参照。Minifieが報告しているように、現実に、”高品質の微細に粉 砕された総脂肪含量を28%にまで抑えたチョコレートは、現在製造可能で成形 も満足できるものである。粒子の大きさが大きい低品質のチョコレートは、25 %まで抑えて製造できる。特にミルクチョコレートについては、品質は30%未 満の脂肪含量で障害され、パリとしたところのない糊状となる。 L.R.Cook、チョコレート製造および用途(Chocolate Production and Use)、Books for Industry,、Inc.,New Yor k(1975)、214頁は、適切な流動性を保持するために、チョコレートは 総脂肪を最低量29乃至32重量%必要とすると報告している。当業者は、もし 脂肪レベルが前記範囲以下であるならば、水っぽいか、乾燥しているかまたは粉 状のきめのような品質欠陥と乾燥した中心部を生ずる過剰の被覆透過性が生じる と一般に考えられてきた。S.T.Beckett、PMCA 研究ノート(P MCA Research Notes)16(1):1−2(1992年4月 )は、脂肪含量が25%と低いケーキチョコレートの製造を報告しているが、同 品が極めて”もったり”としていることを認めていた。 したがって、当技術では、チョコレート中に存在する脂肪の量がチョコレート のフロー特性に影響を及ぼすであろうということ、すなわち、脂肪をチョコレー トに添加することで、収率値および可塑性が低下することが周知である。その結 果、従って、脂肪含量は目的とする用途に応じて変動しなければならない。たと えば、チョコレート成形のための適切な脂肪含量は、Lees and Jac kson著、砂糖菓子およびチョコレート製造(Sugar Confectionery and Choc olate Manufacture)、Chemical Publishing Co.,I nc.,New York(1975)124頁によって、30−34%であり 、チョコレート被覆のためには35−40%であると報告された。 チョコレートの脂肪含量が低下すると、チョコレートの適切な流動性を保持す るために、他のパラメーターが影響を受けるはずである。チョコレート中におけ る脂肪の存在は、脂肪が全固形分粒子の表面を被覆する点において、重要である 。被覆されていない表面は、粒子間の摩擦の原因となり、フローを低下させる。 チョコレートは、極めて多量の小砂糖粒子を含有している。界面活性剤類、す なわち、乳化剤類は、固形分粒子特に砂糖の表面を被覆することによって、この ような境界を作り出すことができる。本文で使用しているように、用語”界面活 性剤”は、液体と溶液状固形分の間の表面張力を減少させるあらゆる化合物を意 味している。 レシチンのような乳化剤すなわち界面活性剤類は、チョコレートのフロー特性 を改善する際に極めて有用であり、部分的ココアバター置換剤としてそれらの商 業的利点の故に広く使用されている。0.1−0.3%の大豆レシチンの添加は それ自体のココアバターの重量の10倍を超えて粘性を低下せると報告されてい る。多数のその他の乳化剤類は、収率値および可塑粘性を低下させる点において 同様の効果を有していることが見いだされた。乳化剤使用は、一般に、フレーバ ーの減少、法的規制、または高レベルにおけるマイナスの流動性効果のような問 題の故に、チョコレート処方の1%未満に限定されてきた。29−33%総脂肪 の全脂肪チョコレートは0.1−0.5%の大豆レシチンを含有しているので、 乳化剤の種類/レベルを変化させることによって有意に低い脂肪レベルを達成す るということはできない。 成分の粒子サイズがチョコレートの粘性に影響を及ぼすことが公知である。一 般則として、粒子径が減少するに伴い、粘性は低下する。5ミクロン未満の過剰 の粒子は砂糖、牛乳、またはチョコレートリカー/粉末成分のいずれに由来して いようがチョコレートを極めて濃厚なものとして、ポンプによる作業、沈着、お よびエンロービング作業における管理が困難となる。しかし、きめが粗い粒子は 、もし粒子径が60ミクロンを超えるとチョコレートに対して消費が受け入れ難 いじゃりじゃりした砂のようなきめを生ずる傾向があるであろう。 さらに、チョコレート業界では、湿分がチョコレートのフロー特性にかなりの 効果を有することが周知である。もし水をチョコレートに添加すると、粘性が極 めて増大するということが起こる。収率値および可塑粘性が湿分が1.1%を超 えると増大することが過去に報告されている。0.6−1.1%湿分の間におい て、可塑粘性はほとんど一定であり、一方、収率値は、湿分増大とともに上昇す る。このことは、湿分増大とともに砂糖粒子の表面上においてシロップ層が形成 され、前記粒子間の摩擦を増大させることによって説明できる。 許容できるフロー特性を有する脂肪低減チョコレートを製造するため、湿分を 低く保持することが必須である。高温(100°F)における長時間(4時間を 超える)にわたるコンチングが水をチョコレートペーストから除去するための効 果的方法であることが周知である。当初の成分は低湿分を保持するように選択す べきであり、かつ、チョコレート加工は、大気からの吸湿性成分による湿分の取 り込みを最小とするように実施すべきである。 ヨーロッパ、アジアまたはアメリカにおいてチョコレート製造業者によって製 造された37の異なるブランドのチョコレートのレビューは、主にミルクチョコ レートについての脂肪範囲が27.5%乃至45.1重量%で、平均脂肪含量が 32.7重量%であることを示唆している。さらに、ヨーロッパまたは米国のい ずれかで製造された3つのブランドの非規格化チョコレート類が25.4−26 .0%脂肪であることが観察された。ヨーロッパの4種のブランドのダイエット チョコレート類はそれによってマンニトールまたはソルビトールのような砂糖ア ルコールがショ糖のような栄養性炭水化物類に置換されており、分析によって、 37.9%乃至45.0%の脂肪を含有していることが観察された。さらに、米 国で販売された最初のカロリー成分25%低下のバーに用いられているチョコレ ートの分析は、コーティングが28%脂肪含量であることを明らかにした。しか し、今日では、当業界における努力にもかかわらず、成形、押し出しまたはエン ロービング作業に適したフロー特性を有する総脂肪25%未満からなるチョコレ ートを製造し得たものはいない。 本発明は、脂肪および栄養性(滋養のある)炭水化物甘味料からなる非脂肪固 形分類(無脂肪固形分類)、および食用乳化剤からなる全脂肪きめの低脂肪チョ コレートに関しており、前記チョコレートは20〜24.5%の脂肪を含有して いる。 また、本発明は、通常の脂肪含量の味およびきめ属性を有しており極めて脂肪 が少ないチョコレートを含有する食用食品に関している。したがって、本発明の チョコレートは、菓子類(例 キャンディーバー)、ベーキングチョコレート、 チョコレートチップス、アイスクリームバー、チョコレートが成分となっている 冷蔵デザート類またはその他の食品のような製品における用途に適している。こ れらの食品においては、チョコレートは、通常の脂肪含量のチョコレートに関連 する流動フロー特性を有しているが脂肪がはるかに少ない。本発明のチョコレー ト組成の総脂肪含量は、20乃至24.5重量%である。本発明のチョコレート は、栄養性炭水化物甘味料すなわち砂糖代替え品、および食用乳化剤からなるノ ンファット固形分を含有している。 本発明は、さらに、総脂肪含量が低下しているにもかかわらず通常の全脂肪菓 子製品と同様の味、きめおよびフロー特性を有する種々の種類のチョコレート、 たとえば菓子を製造する方法に関する。本発明の好適な態様において、総脂肪含 量は20重量%と低い。本製法において、栄養性炭水化物甘味料は、脂肪または カロリー低下脂肪またはその組み合わせと混合される。この混合物を精製して粒 子径を小さくする。界面活性剤を水の存在下において前記混合物に添加して、前 記混合物を攪拌しながら加熱し、所望の脂肪含量を有しつつ所望の稠度が得られ るまで加熱する。 付属の図面において、第1図は、本発明の栄養性炭水化物甘味料(例 サッカ リン)結晶を精製する改良製法のフロー図を示している。 第2図および第3図は、本発明による低脂肪チョコレートを製造する製法の変 法を示している。 第4図および第5図は、本発明による低脂肪/低カロリーチョコレートを製造 する製法の変法を示している。 本発明は、脂肪含量が20−24.5重量%であるチョコレートまたはチョコ レート様食品に関している。前記チョコレート製品は、栄養性炭水化物甘味料、 脂肪または低カロリー脂肪またはその組み合わせおよび食品乳化剤すなわち界面 活性剤を含有している。 本発明の別の態様では、砂糖代替え品は、一部、栄養性炭水化物甘味料の代わ りとなることもできる。本文で使用したように、用語”砂糖代替え品”は、増量 剤、砂糖アルコール類(ポリオール)、または強力甘味料またはその組み合わせ を含んでいる。 強力甘味料として、アスパルテーム、サイクラメート類、サッカリン、アセス ルファム、ネオヘスペリジンジハイドロカルコン、シュクラロール、アリテーム 、ステビア甘味料類、グリチルリチン、タウマチン等およびその混合物類を含有 している。好適な強力甘味料として、アスパルテーム、サイクラメート類、サッ カリン、およびアセスルファム−Kが挙げられる。 砂糖アルコール類の例は当技術で典型的に使用されるいかなるものであっても よく、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、マルチトール、イソマルト 、ラクチトール等が挙げられる。 本文で定義したような増量剤は当技術で典型的に使用されるいかなるものであ ってもよく、ポリデキストロース、セルロースおよびその誘導体類、マルトデキ ストリン、アラビアゴム等が挙げられる。 本文で使用した脂肪とは、通常チョコレート中で使用されるトリグリセリド類 、ジグリセリド類およびモノグリセリド類をさす。脂肪は、ココアバター、溶媒 抽出ココアバター、精製ココアバター等のような天然由来の脂肪類および油脂類 をさす。 本文で使用した低カロリー脂肪とは、典型的脂肪の全特性を有しているが典型 的脂肪よりも低いカロリーを示す脂肪である。低カロリー脂肪の例として、Eh rmanらによる本文で参考として引用した米国特許第4,888,196号に 記載のカプレニン(Caprenin)がある。 本発明のチョコレートまたはチョコレート種類の製品類は、乳化剤を含有して いる。安全かつ適切な乳化剤類の例は当技術で典型的に使用されるいかなるもの であってもよいが、大豆、サフラワー、とうもろこし等のような野菜源に由来す るレシチン、ホスファチジルコリンまたはホスファチジルエタノールアミンのい ずれかまたはその両者を強化した分画したレシチン類、モノ−およびジグリセリ ド類、食用脂肪または油脂類のモノ−およびジグリセリド類のジアセチル酒石酸 エステル類、ソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノ ステアレート、ヒドロキシル化レシチン、グリセロールおよびプロピレングリコ ールのラクチル化脂肪酸エステル類、脂肪酸類のポリグリセロールエステル類、 脂肪および脂肪酸のモノ−およびジエステルのプロピレングリコールまたはUS FDA定義ソフトキャンディー分類について承認されているあらゆる乳化剤が挙 げられる。さらに、本発明で使用可能なその他の乳化剤として、ポリグリセロー ルポリリチノレート、ホスファチジン酸のアンモニウム塩、ショ糖エステル、大 麦抽出物等、乳化剤の総量が1重量%を超えないという条件下でチョコレートま たは類似の脂肪/固形分系に適切であることが判明しているあらゆる乳化剤また はあらゆる混合物が挙げられる。本発明の用途に好適な乳化剤として、レシチン 、分画レシチン、モノ−およびジグリセリド類のジアセチル酒石酸エステル類( DATEM)、またはいずれか1種の乳化剤の最大量が1%であるこれらの乳化 剤類の混合物または乳化剤類のいずれかの混合物が挙げられる。 甘味強度が種々に異なる度合いの本発明で有用な栄養性炭水化物甘味料は、当 技術で典型的に使用されるいかなるものであってもよいが、ショ糖(スクロース )(例 さとうきびまたはビート由来)、デキストロース、フラクトース、ラク トース、マルトース、グルコースシロップ固形分、コーンシロップ固形分、転化 糖、加水分解ラクトース、蜂蜜、メープルシュガー、黒砂糖、モラセ等が挙げら れるが、これらに限定されない。栄養性炭水化物甘味料は好適にはショ糖であり 、結晶または粒子としてチョコレート中に存在するであろう。 上記にも述べたように、上記成分、特に甘味料の粒子径は、チョコレートの粘 性に影響を及ぼすことができる。粒子径は、当業者に公知の種々の技術で測定で きる。これらの技術には、マルベルン型(Malvern)レーザー光線走差技 術、マイクロメータを用いた測定および顕微鏡等を用いた測定が挙げられる。本 文で特に特定されていなければ、栄養性炭水化物甘味料の粒子径に言及する際に は、測定値は、マルベルン型レーザー光線走差技術によって得られた。さらに、 本文で特に特定されていなければ、最終チョコレートの粒子径に言及する際には 、マイクロメーターを用いて測定値を得た。好適な態様において、栄養性炭水化 物甘味料およびノンファットココア固形分の粒子径は、特定された流動性を保持 するためにある特定の範囲内にある。 本発明の態様において、栄養性炭水化物甘味料の粒子径は、実質的に全て、1 乃至60ミクロンの間にある。好適な態様において、粒子の実質的に全てが大き さが約3−50ミクロンの間にある。さらに好適な態様において、粒子の実質的 に全てが大きさが約5−40ミクロンの間にある。重量基準で、5%未満の粒子 は下限以下であろうし、2%未満の粒子は上限以上であろう。 実質的に全ての栄養性炭水化物甘味料粒子を1ミクロンを超えるように保持す ることで、最小量の脂肪を用いて、全脂肪製品と同様の味、きめおよびフロー特 性を発揮させることができる。60ミクロンを超える粒子径は、じゃりじゃりす る原因となる。 本発明の好適な態様において、チョコレートまたはチョコレート食品製品は、 22−24.5重量%の総脂肪または低カロリー脂肪を有している。 本文で使用したように、他に特定されていなければ、全ての百分率は、チョコ レートに対する成分の重量基準で計算されている。たとえば、もし成分が10% で存在すれば、チョコレート100g中にその成分が10g存在することを意味 する。 本発明のチョコレートは、微量の水を含むことができる。フロー要件を満足す るために、それらが、1%未満の水分、好適には0.75重量%の湿分を含有す ることが好適である。高水分は、カソン(Casson)収率値および可塑粘性に極め て有害であり、そうでなければ、その流動性に及ぼすマイナスの効果に対抗する ために実質的に追加の脂肪を必要とするであろう。 本発明のチョコレートはさらに、任意の成分類を含有できる。これらの任意の 成分は、無脂乳固形分、ノンファットココア固形分、砂糖代替え品、天然および 合成フレーバー(例 バニリン、香辛料、コーヒー、エチルバニリン、塩、ブラ ウンナットミート、天然バニラ等ならびにこれらの混合物)、抗酸化剤(例 T BHQのような保存剤、トコフェロール等)、タンパク質類等が挙げられる。 好適な態様において、チョコレートは、マイクロメーターで測定したところ、 コーティングについて実質的に全ての粒子が大きさが45ミクロン未満でありソ リッドバーおよび新規形態について40ミクロン未満の大きさである粒子を含有 している。 20%と低い脂肪含量を有する低脂肪チョコレートまたは低脂肪/低カロリー チョコレートの調製は、本文に記載の製法で調製される。この製法において、エ ンロービング、成形または押し出しに適した流動性を保持しつつ脂肪含量を低下 させる手段を見いだすことが鍵となる。本発明者らは、このような製法を開発し た。 本文に記載の製法は、これらの低脂肪および低脂肪/低カロリーチョコレート 類の調製のための一般的製法である。しかし、本製法によって調製される好適な 製品は、該当する場合には脂肪含量または低カロリー脂肪含量が20乃至24. 5%の範囲にありおよびさらに好適には22.0−24.5%の範囲にある本文 で定義した低脂肪チョコレートまたは低脂肪/低カロリーチョコレートである。 上記にも述べたように、流動性および官能目的のために、チョコレート中の脂 肪は、固形分の全表面を被覆しこれらの固形分の間の空隙を充填するために必要 である。固形分の総表面積および間隙率がもし低下すると、脂肪必要量も低下す るであろう。総表面積および間隙率は、2つの方法で低下させることが可能であ る:栄養性炭水化物甘味料の表面積を水添加または再結晶作用によって減少させ るかまたは固形分の一部または全部の密度を高くすることのいずれかによる。 米国特許第5,080,923号(Martin)において、顆粒化栄養性炭水化物 甘味料は、粉砕およびロール精製を含む種々の方法によって最初に粒子径が最終 製品仕様まで小さくされる。大きさの低下の前または後のいずれかにおいて、栄 養性炭水化物甘味料は、脂肪すなわちココアバターと混合される。この時点にお いて、水を混合物に配合する。水は、超微細物(10ミクロン以下の粒子)を溶 解させ、大粒子の角ばりかつぎざぎざした端を溶解させる。混合物を乾燥させる 。乾燥時において、液状となった栄養性炭水化物甘味料を大きな栄養性炭水化物 甘味料結晶上で再結晶させ、それは、さらに、粒子を丸くかつなめらかにする。 この操作の結果、表面積の50%にも上る全体としての縮小が達成できる。しか し、乾燥工程において、前記の栄養性炭水化物甘味料は、粒子径が最終粒子仕様 を上回るまで凝集する傾向がある。これらの粒子を分散させかつ最終チョコレー ト中においてなめらかなクリーミーなきめを達成するため、さらに径の縮小段階 が必要となる。この追加段階は、残念なことに、凝集物を分散させるばかりでな く個々の粒子を破砕し新しい超微細物および角張ったぎざぎさの表面を導入する ことによって全表面積を有意に増加させることになるかも知れない。この付加さ れた表面積は、本技術およびチョコレートの脂肪節約能を制限し、その結果、脂 肪を27%しか有していないチョコレートが得られる。しかし、本発明は、Ma rtinに固有の限界を克服し、総脂肪含量を25%以下にする。 本発明の栄養性炭水化物甘味料結晶を精製する改良製法は、凝集という問題お よび界面活性剤すなわち乳化剤の使用によるMartinの第2の大きさ縮小段 階をなくしている。Martinにあるように、脂肪および栄養性炭水化物甘味 料を混合し、その後、粒子径縮小工程、典型的には第1図に示したようなロール 精製すなわち栄養性炭水化物甘味料粉砕を通過させる。ロール精製工程において 、脂肪または低カロリー脂肪またはその組み合わせおよび栄養性炭水化物甘味料 は、バッチミキサー2において混合され、混合物4を形成させ、その後、少なく とも1対のロール精製機(6,8)のニップを通過させ、約50ミクロンよりも 小さい粒子を有する混合物10を生成させる。微生物を溶解させおよび大粒子を 丸くする目的で、栄養性炭水化物甘味料の1乃至10重量%の量の水を前記混合 物10に添加する。 これとは別に、前記混合物10は、ミル18中で最初に栄養性炭水化物甘味料 を精製しその後前記栄養性炭水化物甘味料を当業者に公知の操作に従ってブレン ダー30中で脂肪または低カロリー脂肪またはその組み合わせと混合することに よっても、調製できる。 これまでの工程では、前記混合物10を乾燥する際に、凝集が起こる。本発明 者らによって、乾燥前に前記混合物10に界面活性剤を添加すると凝集が防止さ れることが発見された。したがって、例えばレシチンのような界面活性剤を好適 には1重量%未満の量で好適には1−5重量%のような少量の水の存在下、乾燥 工程全体にわたり攪拌しながら添加すると、凝集が防止されるであろう。乾燥段 階について、バッチおよび連続ドライヤーの両者がフロー可能な、非凝集ペース トを生ずる。バッチ乾燥について、典型的チョコレートコンチ12は、良好な結 果を生ずる。典型的な乾燥時間は、約120乃至約160゜Fの温度において約 60乃至約120分である。連続乾燥について、パドルドライヤー14は、成果 を挙げることが証明された。パドルドライヤーの典型的乾燥時間は、受け入れら れる結果のためには、温度約120乃至約180゜Fにおいて約40乃至約12 0分である。両方の乾燥工程が、凝集がなく、フロー可能でかつ低粘性を有する 栄養性炭水化物甘味料/脂肪ペースト16を生ずる。好適には、本発明によれば 、前記乾燥は、栄養性炭水化物甘味料/脂肪ペースト中において10−24%( w/w)の脂肪を有する製品を産生する。好適には湿分は0.2重量%未満であ る。二次的大きさ縮小段階は全く必要でない。このペーストを次に、先に最終粒 子径仕様にまで縮小された他の成分に添加する。この最終混合物をコンチし、特 定した脂肪レベルにまで規格化する。 本発明の製法は、また、設計の可撓性を可能にする。栄養性炭水化物甘味料の 表面積の所望の縮小は、水/界面活性剤添加時に存在する他の菓子成分類によっ て達成できる。これらの成分類は、チョコレートリカー、ココア粉末、および乳 脂肪を含む。 砂糖の粒子径の表面積を縮小する別の方法は、ショ糖シロップを乾燥しつつ砂 糖の過飽和溶液の結晶化を制御することによる。 別の方法は、いくつもの容認された粉砕技術による砂糖の大きさ縮小を必要と する。Micropul ACMミルは、典型的ロール精製に比較して、超微細 物および総表面積を縮小しつつ所望の範囲に砂糖の粒子径を縮小させるであろう 。いったん甘味料径が縮小されると、特定径以下の粒子を物理的に除去すること によって総表面積をさらに減少させることができる。軽い小粒子と重い大粒子の 重量差を利用して、空気分類は、小粒子をうまく分離できる。スクリーニングの ような他の方法も、また、径縮小栄養性炭水化物甘味料から超微細物を除去する 際に可能である。 栄養性炭水化物甘味料の粒子径を調製することとは別に、表面積縮小の別の方 法として、成分のいずれかまたはすべての密度を高くすることが挙げられる。特 に、乾燥乳固形分は、密度を極めて高くできる。典型的には、噴霧乾燥全粉乳( WMP)および噴霧乾燥無脂乳固形分(NFMS)がチョコレート中で使用され る。低密度の、極めて多孔性のスポンジ状粒子類は、噴霧乾燥製法で生成できる 。前記粉末の密度は、噴霧乾燥工程を変化させるかまたは乾燥製品をさらに処理 することのいずれかによっても特に密度の高い状態に高めることができる。 好適な態様において、無脂乳固形分を前処理して構造を圧縮させかつ乳固形分 中に存在する実質的部分のラクトースを結晶化させる。バルク密度(充填)は、 0.7g/mlを越え、無晶質から結晶状態へのラクトース変換の程度は、好適 には30%、さらに好適には70%を越えさせるべきであろう。したがって、脱 脂乾燥粉乳は、この好適な態様を満たす3つの方法のひとつで調製できる。 噴霧乾燥前にラクトース結晶化段階を導入することによって、乾燥粉末の密度 を大きく高める。ラクトースを前結晶化させることによって、それは、密度の高 いアルファ一水和物化結晶状態のスプレイドライヤーに入り、多孔性無晶質状態 で”パフアップ”しない。ラクトースがNFMSの50%を越えるようにすると 、NFMSの全密度が増加する。 通常の噴霧乾燥粉末について、密度は、この粉末を再湿させ加圧下で乾燥させ ることによって、増加させることができる。NFMSは、水に分散させ(NFM Sに対して重量で15乃至30%の水を添加する)、メランゲ中でまたはロール 精製機によってのいずれかで加圧下で乾燥させる。二次的乾燥段階は、最終湿分 を3%以下にまでするために必要である。この工程において、無晶質ラクトース を溶解させかつ結晶状態で乾燥させる。他の固体も同様に加圧し、より粉砕され た、多孔性でない状態に乾燥させる。 もうひとつの方法において、ノンファット噴霧乾燥粉乳は、また、二軸押し出 し機中で十分な熱と水によって圧縮させ、タンパク質構造を崩壊させ無晶質ラク トースに結晶化できる。 菓子類における脂肪の必要性を低下させることとは別に、脂肪を低下させる別 の方法は、存在する脂肪をより機能的とすることである。典型的チョコレート製 品中における脂肪の多くは何らかの方法で結合でき、その結果、潤滑化の為には 利用されていない。WMPにおいて、乳脂肪の90%もの多量の乳脂が乾燥球の 間にトラップできる。チョコレートリカー中において、脂肪の一部は細胞構造内 部に結合できる。本発明は、結合脂肪を遊離させそれを潤滑化のために使用でき るようにし、その結果、同一目的のために必要となるであろう追加の脂肪の必要 性を低減できる製法も含んでいる。WMPの場合、脂肪は、いくつかの方法によ ってより機能的とできる。無水乳脂(AMF)を有するNFMSを用いてWMP の代わりとできる。この場合、ほとんど100%の乳脂が機能的となる。また、 WMPは後処理を受け、脂肪を遊離させることができる。上述したような再湿お よび加圧下における乾燥の方法は、噴霧乾燥粒子から脂肪を遊離させるであろう 。ラクトースは溶解しかつ構造が破壊されるに伴い、乳脂が遊離されかつ機能的 となる。脂肪は、また、2乃至10%湿分をWMPと配合させ高せん断2軸押し 出しミキサーによって処理することによって、放出させることができる。この工 程において、WMP粒子は、水および脂肪を遊離できるせん断力によって軟化さ れる。 非規格チョコレート製品を製造するときに、リカー状の結合脂肪は、このリカ ーを例えば8乃至12重量%の低脂肪レベルまで圧することによって利用可能と することもできる。リカーの押しつけはココア固形分の細胞構造を破壊しココア バターを放出できるようにする。この工程は、ココア固形分中の脂肪を減少させ 、製品品質の損失または粘性増加を伴うことなく最終製品において脂肪の総減少 を可能とする。さらに減少させることは、脂肪を溶媒によって抽出することによ って達成することができる。この場合、ココア粉末の脂肪含量は8重量%よりも はるかに低く、大きな脂肪減少が達成できる。 上記方法のそれぞれは、粘性を増加させることなくまたはきめ品質をそこなう ことなくチョコレート製品の脂肪含量の減少を可能とできる。脂肪含量を25% 以下までおよび20重量%まで低くするために、通常、これらの方法は、なんら かの組み合わせで使用することができる。ミルクおよびホワイトチョコレートに ついて、低脂肪レベルは、糖結晶を精製する改良方法およびWMPの代わりにN FMSおよびAMFの組み合わせを用いることによって、達成できる。濃色チョ コレートおよびセミスイートチョコレートについて、糖結晶を精製する改良方法 は、低脂肪製造に必要である。 第2図は、本発明によって低脂肪チョコレートを調製する製法を例示している 。脂肪(例 ココアバター)および栄養性炭水化物甘味料またはノンシュガー甘 味料は、バッチミキサー2中で混合される。本文で使用したように、前記ノンシ ュガー甘味料とは、強力甘味料またはポリオールまたはその組み合わせを称する 。前記混合物は、その後、複数のロール精製機(6,8)のニップを通過させる ことによって、精製され、甘味料/好適には約60ミクロンよりも小さい脂肪粒 子(栄養性炭水化物甘味料、ノンシュガー甘味料またはその組み合わせ/脂肪粒 子)を含有する混合物10を生成する。本発明の製法のこの特定の態様において 、水および界面活性剤は、前記甘味料/脂肪混合物に添加され、例えばパドルド ライヤー14(またはコンチ)中における乾燥工程に供され、湿分0.2重量% 未満で脂肪18乃至24重量%の甘味料/脂肪ペースト16を得、それは、保存 20に入れることができる。 上述の甘味料/脂肪ペーストの調製とは別に、他のチョコレート製造成分類も 別々に調製できる。前記の追加の成分類として、ノンファット粉乳、ココア粉末 、チョコレートリカー、ラクトース、乳脂肪、全粉乳またはその混合物が挙げら れるが、それらに限定されない。第2図に関して、チョコレートリカー、ノンフ ァット乳固形分および無水乳脂肪およびココアバターが、バッチミキサー2’に おいて混合され、その後、複数のロール精製機(6’,8’)のニップを通過さ せることによって、精製され、好適には約50ミクロンよりも小さい粒子を有す る混合物22を生成する。 前記甘味料/脂肪ペースト16は、その後、加熱しながらコンチ24中で混合 物22と混合され、最終所望の稠度を前記チョコレートに付与する。追加脂肪お よび例えばレシチン、無水乳脂肪およびココアバターのような乳化剤類は、その 後、第2図に示したように、規格化段階において添加され、前記チョコレートの 粘度を最終仕様に調整し、20−24.5%脂肪のチョコレートを生成する。 第3図は、第2図に示した製法のバージョンの変法を示している。第3図に示 した製法において、上記に記載しかつ第2図に概略した操作に従って精製した後 、甘味料/脂肪混合物10は、すぐに、コンチ24中におけるバッチ乾燥工程に 供される。第2図に示したように、本方法においては、パドル乾燥は全く使用し ない。本工程の残りは第2図のそれと同様である。さらに詳細には、他の成分類 、すなわち、リカー、NFMS、AMF、およびココアバターを添加し、コンチ し、第2図に示したように規格化する。 第4図は、本発明の製法の別の変法を示している。第4図は、低脂肪/低カロ リーチョコレートの製造方法に関する。カプレニン(Caprenin)のような低カロ リー脂肪を非栄養性甘味料および栄養性甘味料からなる甘味料と混合し、第2図 に関して上記で本文に記載した操作に従って精製する。この甘味料/低脂肪混合 物10’をその後第2図に関して記載したような技術によって乾燥させる。たと えば、第4図に示したようなパドルドライヤーまたはコンチ12を用いて、湿分 0.2重量%未満で甘味料/脂肪ペースト16’を得、それは、保存することが できる。 他の低脂肪/低カロリーとなる成分類、例えばNFMS、リカー、増量剤(ポ リデキストロース等)、ココアバター、香料および低カロリー脂肪などは、上記 のようにして別々に調製され、好適には約50ミクロンよりも小さい粒子を有す る混合物22’を生成する。前記混合物22’は、その後、加熱しながらコンチ 24中で混合され、最終所望の稠度を前記チョコレートに付与する。例えばレシ チン、AMF、ココアバターおよび追加の低カロリー脂肪のような脂肪、低カロ リー脂肪および界面活性剤は、その後、規格化段階において添加され、前記チョ コレートの粘度を最終仕様に調整し、20〜24.5%脂肪の低カロリーチョコ レートを生成する。 第5図は、本発明の製法のさらに別の変法を示し、例えば、低カロリー脂肪の ような低カロリー成分類および増量剤を脂肪の代わりに使用した以外、第3図に 示した製法と類似の低脂肪/低カロリーチョコレートの製造方法を示している。 本発明のチョコレートは、バー全体が単一のチョコレートから構成されている ソリッドバーに使用できる。ソリッドバーは、好適には、例えば円、長方形また は正方形のような幾何形状をしている。 本発明のチョコレートは、さらにコーティングとして使用できる。本文で使用 したように、用語”コーティング”とは、チョコレートによって被覆されるかま たは包まれた食品を称する。被覆される種々の食品として、果物(例 さくらん ぼ、苺、バナナ等)、マシュマロ、ケーキ、クッキー、トフィー、ピーナッツバ ター、キャラメル、ナッツ、レーズン、ヌガー、焼き菓子、アイスクリームバー 、キャンディーバー、プディング、クリーム類等が挙げられる。その結果、本文 で使用したように、中身を有するソリッドバーは、コーティングの1種類である 。 ソリッドバー中においておよびコーティングとして使用することとは別に、本 発明のチョコレートは、また、先に定義したような新規形状を作り出す際に使用 できる。 本発明の製法に従って製造され所望のフロー特性を有する好適なチョコレート は、総脂肪20乃至24.5重量%、好適には22乃至24.5%を含有してい る。さらに、それは、好適には、乳脂肪7%未満、湿分1%未満、好適には0. 75重量%以下、および最低で35%好適には40%を越える栄養性炭水化物甘 味料を含有し、甘味料粒子径が特に限定されている。この独自な組成の故に、本 発明のチョコレートは、成形またはエンロービングの両者のフロー要件を満足し ている。その値を、第1表に示した。収率値および粘性に関してChevall ey(1970)が示唆したものと異なる関係が、独自に低い収率値を有するチ ョコレートを産生する本発明の能力の故に観察された。 これらの特有の低降伏値は、生産硬化においてチョコレートを被覆を果たすよ うに、シェバリ(Chevalley)により提案されたより高粘性のチョコレートを与 える。 ミルクチョコレトは、また、全脂肪、乳脂肪、水分、レオロジー及び滋養分の ある炭水化物甘味料用に既に与えられている要求されるものに加えて、最小量の 8.61%の乳固形分−非脂肪(milk solids-nonfat)、10%のチョコレート リカー、3.39〜7.00%の範囲の乳脂及び最大量の1%の安全且つ適当な 乳化剤を含んでいなければならない。より好ましいレベルは、12〜20%の乳 固形分−非脂肪、3.39〜5.00%の乳脂、12〜15%のチョコレートリ カー及び最大量の0.5%の乳化剤である。ココアバターは、所望の全脂肪含有 量に達することを必要とする場合に添加することができる。ココアバターに対す る乳脂肪の比率は、チョコレートに所望の硬さが達成されるために重要である。 乳脂の成分は、無水乳脂(AMF)、クリーム、バター、全乳粉又はそれらの混 合物によって与えられる。 スキムミルクチョコレートは、3.39%以下、好ましくは1%以下に維持し 、最小量の非脂肪乳固形分成分を12%まで高めて作ることができる。バターミ ルクチョコレトは、乾燥スウィートクリームバターミルクが乳固形分非脂肪成分 (milk solids nonfat component)のように働く点を除いて、スキムミルクチョ コレートと同様である。 混合した日常製品のチョコレートは、乳脂肪が3.39%未満とできる点を除 いて、ミルクチョコレトと同様である。乳脂肪成分0乃至7%、好ましくは0乃 至5%であることは好ましいことである。混合した日常製品のチョコレートは、 乳固形分非脂肪成分のタイプについて、広い選択を可能にする。 スウィートチョコレートは、チョコレートリカーの含有量が通常で15〜35 %であり、全乳固形分が12%より多くなくできる点を除いて、ミルクチョコレ トと同様である。本発明にとって、乳脂肪成分は、好ましくは0〜7%、及び更 に好ましくは0〜3.5%の範囲内にある。セミスウィートチョコレート(又は ほろ苦いビタースウィートチョコレート(bittersweet chocolate))は、チョ コレートリカー含有量が35%を超える点を除いて、スウィートチョコレートと 同様である。 暫定市場取引許可(56 エフイーディ(FED.)アーイージー(REG)467 98 1991年9月16日)の下に、ハーシ フード コーポレーションに容 認された独自性の提案基準に従う、本発明のホワイトチョコレートは、3.5〜 4.5%の乳脂肪及び20.0〜21.0%のココアバターからなる23.5〜 24.5%、35〜55%、好ましくは40〜55%の滋養分のある炭水化物甘 味料、最小量が10.5%、好ましくは12〜25%の非脂肪乳固形分並びに0 .5%以下、好ましくは0%のチョコレートリカーを含有するのが好ましい。 標準化されていないチョコレートは、砂糖代用品を含有することができる。コ コアバター以外の植物性脂肪は、化合物コーティング又は模倣チョコレート棒の ように、菓子類に風味を添えたチョコレートを調製するために、チョコレートリ カーの一部又は全部を置換することができる。標準化されていないチョコレート は、部分的又は全体的な代用チョコレートリカーのようなココア粉末を含むこと ができる。好ましい実施例において、粗く粉砕されたココア粉末は、全ココア固 体の50%以上を置き換え、またココアのプレスケーキを粉砕又は微粉砕するこ とにより、75%以下が米国標準篩200番を通過し、50%以下が400番を 通過するように調製される。(商業的に利用可能な代表的なココア粉末は、高衝 撃ミルにより、98%以上が200番の篩を通過し、90%以上が400番の篩 を通過するように粉砕される。この粗く粉砕されたココア粉末は、ロール精製機 のニップ(nip)され、最後の粒径の減少はロールにより行われる。これは、5 ミクロン以下の微細な粒子の過剰量の形成を妨げ、それによって、特有の流れの ために、別のやり方でチョコレート中の全脂肪以上に加えることを必要とするよ うに表面積を制限する。 20〜24.5%の全脂肪のみを有するチョコレートは、カロリーを減少した 非標準化チョコレートを発展させるための優れた出発点である。カロリーを減少 したチョコレートは、カロリーを減少した脂肪(カプレニン(Caprenin)等のよ うな)、砂糖代用品又はそれらの組み合わせを利用して、容易に得ることができ る。 砂糖代用品が、滋養分のある炭水化物甘味料と部分的に置き換える場合、或い はカロリーを減少した脂肪が部分的に又は全体的に脂肪と置き換えるか又はそれ らの組み合わせの場合には、結果として生じるチョコレートは、低脂肪で減少し たカロリーのチョコレートである。低脂肪で減少したカロリーのチョコレートは 、この中で定義されたような低脂肪チョコレートのタイプである。このチョコレ ートは、書き留めた例外と共に上に記載したような低脂肪チョコレートと同一の 成分を含有する。したがって、この低脂肪で減少したカロリーのチョコレートは 、食用乳化剤及び任意に無脂肪ココア固形分を含有する。それはまた痕跡量の水 を含有することができる。さらにそれは、上記例外と共に、上に記載された種々 のタイプのチョコレート、例えば、ミルクチョコレート、スキムミルクチョコレ ート、スウィートチョコレート、セミスウィートチョコレート、ビタースウィー トチョコレート、ホワイトチョコレート及び非標準化チョコレートに見られる他 の成分を含有することができる。 さらにこの減少したカロリーの低脂肪チョコレートは、この中で記載の低脂肪 チョコレートのレオロジー特性を有している。 表2A乃至表2Gは、本発明に従って作られた異なる標準化されたチョコレー トの種々の調合を与える。 1 粒径の必要性(実質的に、全て1〜60ミクロンの間、好ましくは3〜50 ミクロンの間、及び最も好ましくは5〜40ミクロンの間、重量で、低い限界以 下5%以下の甘味料、及び上限以上2%)に会うように、(1)米国特許第5, 080,923号に記載されているような精製及び湿潤方法により前処理される こと、及びこの中で、砂糖の微粒子を、除くよう改善されている。即ち、(2) 煮た砂糖の結晶化技術、又は(3)粉砕し、続いて分級して、粗い砂糖の結晶を 及び微細な砂糖粒子の双方を除くこと。2 30%以上のラクトース結晶化について、好ましくは70%又はそれ以上、 及び嵩密度(詰め込みによる)0.7g/ml以上. 2 30%以上のラクトース結晶化について、好ましくは70%又はそれ以上、 及び嵩密度(詰め込みによる)0.7g/ml以上. 2 30%以上のラクトース結晶化について、好ましくは70%又はそれ以上、 及び嵩密度(詰め込みによる)0.7g/ml以上. 2 30%以上のラクトース結晶化について、好ましくは70%又はそれ以上、 及び嵩密度(詰め込みによる)0.7g/ml以上. 2 30%以上のラクトース結晶化について、好ましくは70%又はそれ以上、 及び嵩密度(詰め込みによる)0.7g/ml以上. 2 30%以上のラクトース結晶化について、好ましくは70%又はそれ以上、 及び嵩密度(詰め込みによる)0.7g/ml以上. 3 ハーシ フーズ コーポレーションに対する暫定市場取引許可に基づき、5 6 エフイーディ(FED.)アーイージー(REG)46798 1991年9月1 6日により公表された。4 ココア粉末及びチョコレートリカーは欠けていなければならない。即ち、0 .5重量%以下、好ましくは0% 本発明により調製されたチョコレートは、菓子、チョコレートチップス、焼き チョコレート、果物を被覆したチョコレート、焼いた食べ物を被覆したチョコレ ート、プディングを被覆したチョコレートなどの食用食物の組成に使用すること ができる。本発明のチョコレートは、慣例的なチョコレートが利用されている食 用食物調合において、一対一の置換に直接使用される。 次の実施例は、本発明を更に説明するものである。次の実施例は、カソン塑性 粘性及びカソン降伏値のレオロジー価は、カリメド/メテチ、シーエス流量計( CarriMed/Metesh CS Pheometer)を使用する円錐及び板システムにより測定され る。その円錐は、101μmの先端切断、0.0597の応力因子、14.4の 速度因子、4cmの直径及び3゜の円錐角度のように定義され、58分が63. 6ダインcm sec2の測定システム慣性で使用される。次の条件、即ち0ダ イン/cm2の予剪断応力、0分の予剪断時間(preshear time)及び1分の平行 時間が、次のチョコレート試料の測定中使用される。剪断応力範囲の実験方式は 、40℃で、線状応力様式で、0ダイン/cm2で開始し、2500ダイン/c m2(2500ダイン/cm2の値は実施例5について使用された)で終了するよ うに行われた。(終末剪断応力は、約9sec-1のチョコレートの剪断速度応答 が与えられるように、チョコレートに応じて変えられる。)上昇時間は8分であ り、8分の上昇時間後の最大剪断応力における保持時間無しでった。カソン塑性 粘性及びカソン降伏値は、OICCC(1970)に記載されているカリメドの ソフトウエアを使用して、剪断応力/剪断速度のデータから計算された。『カソ ン降伏値及びカソン塑性粘性のチョコレート・測定のチョコレート・測定の粘性 (Viscosity of Chocolate-determination of Chocolate-determination ofCass on yield Value and Casson Plastic viscosity)』分析方法、ココア及びチョ コレートの国際事務所の分析方法10−E頁。3上昇及び3下降のカソン降伏値 又はカソン塑性粘性の値の平均値は、実施例に示されるレオロジー値を与えるた めに一緒に平均された。 実施例1 スクロース(ショ糖)及びカプレニン(caprenin)が、脂肪20.7%で結合 され、25μmに精製された。精製されたスクロース/カプレニン混合物は、速 度1で、温度60℃の外部浴のホバルトN50ミキサーを使用して、5qtボウ ル中で混合された。3.2%の脱イオン化した蒸留水(数値はスクロース/カプ レニン集合体(mass)を基準とする)は、スクロース/カプレニン混合物に、混 合しながら加えた。10分以内に0.28%の分別したレシチン(40%ホスフ ァチジルコリン)(数値はスクロース/カプレニン集合体を基準とする)が加え られ、スクロース/カプレニン/レシチン混合物は、水が除去されるまで、混合 が継続され、結果としてペースト状の『スペシャル プロセス シュガー』と呼 ばれるものとなる。スペシャルプロセスシュガーの625gに、次の成分、即ち 、160gの噴霧乾燥した無脂肪ミルク(ラクトースは、噴霧乾燥する前に濃縮 されたスキムミルクを撹拌し、培養することにより結晶化された)、50gのポ リデキストロース、70gのココア粉末(粗く粉砕されている)、21gのココ アバター、0.2gのバニリン、12gのカプレニンが、添加された。この混合 物は、25μmに精製され、次いでホバルトN50ミキサーにより、速度1で、 2時間の間60℃で、5qtのホバルトボウル中で混合された。4時間の終了時 に、標準化されていないチョコレートペーストは、カプレニンの添加による23 .5%の全脂肪及び0.5%の分別されたレシチン(40%ホスファチジルコリ ン)に、調節された。最終の標準化されていないチョコレー卜のマイクロメータ ーによる粒径は、25μmであり、52ダイン/cm2のカソン降伏値及び50 ポイズのカソン塑性粘性を有していた。最初の固形のミルクチョコレート棒に比 較して、スロリー及び脂肪は25%まで減少した。 実施例2 実施例1と同一の方法が、成分の量が第二の精製に前で、僅かに相違する点を 除いて行われた。683gのスペシャルプロセスシュガーに、次の成分、即ち、 170gのラクトースが結晶化し、噴霧乾燥し、無脂肪ミルク、27gのポリデ キストロース、73gの粗く粉砕したココア粉末、15gのココアバター、0. 2gバニリン、5gカプレニンが加えられた。この混合物は、実施例1のように 精製され、混合され、次いで0.5gの分別されたレシチン(40%ホスファチ ジルコリン)及びカプレニンの添加により20%の全脂肪に調整された。この最 終の非標準化チョコレートは、26μmのマイクロメータの粒子径、130ダイ ン/cm2のカソン降伏値186ポイズのカソン塑性粘性を有する。最初の固形 物のミルクチョコレート棒と比較して、カロリーは25%減少され、脂肪は36 %減少された。 実施例3 この特別な方法は、スクロースに加えられる脂肪が、81.6%のココアバタ ー及び18.4%の乳脂肪である点を除いて、実施例1に説明されたように行わ れた。しかしながら、添加成分(他のものを意味する)は、スペシャルプロセス シュガーから分離して精製されるものであり、次のとおりである。即ち160g のラクトースが結晶化され噴霧乾燥された無脂肪ミルク、135gのチョコレー トリカー及び0.2gのバニリンである。前記他のものは30μmに精製される 。次いで、295gの他のものは、691gのスペシャルプロセスシュガーと結 合され、実施例1のように混合され、次いで乳脂肪を使用する23.5%の脂肪 及び0.4%の分別されたレシチン(40%ホスファチジルコリン)に標準化さ れた。最終のミルクチョコレートは、30μmのマイクロメータの粒子径、20 ダイン/cm2のカソン降伏値及び93ポイズのカソン塑性粘性を有していた。 実施例4 実施例3のスペシャルプロセスシュガーについての方法は、加えられる乳化剤 が、モノー及びジグリセリドのジアセチル酒石酸エステル(DATEM)である 点を除いて、上記のようであった。他のものは、実施例3におけるようであり、 40μmに精製され、実施例3におけるようにスペシャルプロセスシュガーと結 合されていた。実施例3におけるように、チョコレートを混合した後に、チョコ レートは、乳脂肪の添加により23.5%の全脂肪に調整され、また分別された レシチン(40%ホスファチジルコリン)の添加により、0.44%の乳化剤に 調整された。最終のミルクチョコレートは、39μmのマイクロメートの粒子径 、16ダイン/cm2のカソン降伏値及び114ポイズのカソン塑性粘性を有し ていた。 実施例5 スペシャルプロセスシュガーは、次のように、即ち、580gのスクロースが 、8gの乳脂肪、135gのチョコレートリカー及び87gのココアバターと結 合され、この構成物(composition)は、25μmに精製された。この精製され た構成物は、スペシャルプロセスシュガーの処理のために、実施例1におけるよ うに処理された。『他のもの』は、160gのラクトースが結晶化され噴霧乾燥 された無脂肪ミルク、16gの乳脂肪及び0.2gのバニリンから構成されてい る。この他のものは、40μmに精製され、スペシャルプロセスシュガーと結合 された。実施例1に説明されたように混合された後に、チョコレートは、乳脂肪 の添加により20%の全脂肪に調整され、また0.4%の分別されたレシチン( 40%ホスファチジルコリン)に調整された。ミルクチョコレートのマイクロメ ータの粒子径は、39μmであり、56ダイン/cm2のカソン降伏値及び18 4ポイズのカソン塑性粘性を有していた。 実施例6 スペシャルプロセスシュガーは、ココアバターがカプレニンの代わりに使用さ れたことを除いて、実施例1におけるように調製された。『他のもの』は、21 1gのラクトースが結晶化され噴霧乾燥された無脂肪ミルク、0.3gのバニリ ン、35gの乳脂肪及び20gのココアバターから構成されている。これらの成 分は32μmに精製され、次いで698gのスペシャルプロセスシュガーと結合 され、実施例1におけるように混合された。完成したホワイトチョコレートは、 ココアバターを使用して、24%の全脂肪に調整され、また大豆レシチンの添加 により、0.34%の全乳化剤に調整された。最終のホワイトチョコレートのマ イクロメータの粒子径は、32μmであり、37ダイン/cm2のカソン降伏値 及び82ポイズのカソン塑性粘性を有していた。 実施例7 スクロース及びココアバターは、79/21の比率に混合され、30ミクロン (マイクロメータによる)に精製された。この精製されたフレークは、フリスデ ユー シー(Frisse DUC)200コンチにおいて負荷された。混合しながら、水 が精製されたフレークの3.2%で添加された。10分以内に、分別されたレシ チンが、精製されたフレークの0.3%で添加された。この混合物は、水が除去 されるまで、160゜Fで混合され、スペシャルプロセスシュガーに示される混 合物になった。別のミキサーで、チョコレートリカーとラクトースが結晶化され た無脂肪ミルク粉末が結合され、混合され、30ミクロン(マイクロメータによ る)に精製された。この精製された(refined)チョコレートリカー及びミルク パウダーは、スペシャルプロセスシュガーと結合された。この組み合わせは、無 水乳脂肪、ココアバター及びレシチントコンチされ、標準化された。ミルクチョ コレートの最終全脂肪含有量は、26.4%であり、15ダイン/cm2のカソ ン降伏値及び40ポイズのカソン塑性粘性を有していた。 実施例8 造粒されたスクロースの1225gに、700gのチョコレートリカーが加え られ、混合され、30ミクロン(マイクロメータによる)に精製された。この精 製されたフレークは5クオートのホバルトミキサーに加えられた、混合しながら 、30gの水が加えられ、10分後に5gの分別されたレシチンが加えられた。 次いで、この混合物は、140゜Fにおいて、4時間の間混合された。セミスウ ィートチョコレート24.4%脂肪に精製され、74ダイン/cm2のカソン降 伏値及び135ポイズのカソン塑性粘性になった。 実施例9 スペシャルプロセスシュガーは、ポリグリセロールエステルが、分別されたレ シチンの代わりに使用された点を除いて実施例6に従って作られた。他のものは 69gのラクトース、152gの無脂肪ミルク粉末、115gのチョコレートリ カー及び2gのモノ−及びジグリセリドのジアセチル酒石酸エステル(DATE M)から構成され、一緒に混合され、41ミクロン(マイクロメータによる)に 精製された。この他のものは599gのスペシャルプロセスシュガーと結合され 、実施例1におけるように混合された。最終のミルクチョコレートは、25.0 %に標準化され、5ダイン/cm2のカソン降伏値及び29ポイズのカソン塑性 粘性を有していた。 上記の好ましい実施態様及び実施例は、本発明の範囲及び精神を説明するため に与えられている。ここに記載の実施態様及び実施例は、当業者に他の実施態様 及び実施例を明白にさせる。この他の実施態様及び実施例は、本発明の予想内で ある。したがって、本発明は、付け加えられた特許請求の範囲によってのみ制限 されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG,MN ,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SK,UA,VN (72)発明者 カーペンタ ジョン アー. アメリカ合衆国 ペンシルベニア 17033 ハーシ キャンドル ウィク 305 (72)発明者 ブラウン ビー. ダグラス アメリカ合衆国 ペンシルベニア 17033 ハーシ ダブリュー アレバ アヴェニ ュー 988 (72)発明者 アザラ スィー. ダニエル アメリカ合衆国 ペンシルベニア 17003 アンヴィレ ヴァレ ドライヴ 35 (72)発明者 タルカ スタンレー エム. ジュニア アメリカ合衆国 ペンシルベニア 17003 ハーシ ハーヴィ ロウド 104 (72)発明者 ランク クレイグ アメリカ合衆国 ペンシルベニア 17112 ハリスバーグ ベリ ドライヴ 205 (72)発明者 ストロウマイア ジョージ ケイ. アメリカ合衆国 ペンシルベニア 17036 ハマルズタウン サウスポイント ドラ イヴ 2044

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 十分な脂肪生地の低脂肪チョコレートにおいて、脂肪及び滋養のある 炭水化物甘味料を具備する無脂肪固形分及び食用の乳化剤を具備しており、前記 チョコレートは、20〜24.5%の脂肪を含有することを特徴とする低脂肪チ ョコレート。 2. 滋養のある炭水化物甘味料が、少くとも35%存在することを特徴と する請求項1に記載の低脂肪チョコレート。 3. 滋養のある炭水化物が、砂糖の代用品で部分的に置換されていること を特徴とする請求項1に記載の低脂肪チョコレート。 4. 砂糖代用物が糖アルコール、充填剤、又は高能力甘味料(high poten cy sweetner)或いはこれらの組み合わせであることを特徴とする請求項3に記 載の低脂肪チョコレート。 5. 充填剤がポリデキストロースであることを特徴とする請求項4に記載 の低脂肪チョコレート。 6. 滋養のある炭水化物甘味料が少くとも30%の量で存在することを特 徴とする請求項2、4又は5に記載の低脂肪チョコレート。 7. 食用の乳化剤が、約1%以下に存在することを特徴とする請求項1乃 至6の何れか一項に記載の低脂肪チョコレート。 8. 乳化剤がレシチン又はDATEM或いはそれらを組み合わせであるこ とを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の低脂肪チョコレート。 9. チョコレートが、約1%の水分含有量を有していることを特徴とする 請求項1〜8の何れか一項に記載の低脂肪チョコレート。 10. 脂肪がカプレニンであることを特徴とする請求項1〜9の何れか一項 に記載の低脂肪チョコレート。 11. チョコレートが乳脂肪を含有することを特徴とする請求項1〜10の 何れか一項に記載の低脂肪チョコレート。 12. 乳脂肪が少くとも7%以下において存在することを特徴とする低脂肪 チョコレート。 13. チョコレートが無脂肪ミルク固形分及び/又は無脂肪ココア固形分を 含有することを特徴とする請求項1〜12の何れか一項に記載の低脂肪チョコレ ート。 14. 無脂肪ミルク固形分が約12%乃至約20%範囲内に存在することを 特徴とする請求項13に記載の低脂肪チョコレート。 15. 無脂肪固形分は、総ての粒子が、実質的に約1から60ミクロンの寸 法にあることを特徴とする請求項1〜14の何れか一項に記載の低脂肪チョコレ ート。 16. チョコレートは50ミクロン以下の寸法の粒子を有していることを特 徴とする請求項1〜15の何れか一項に記載の低脂肪チョコレート。 17. チョコレートが、約2000ダイン/cm2以下の降伏値及び200 ポアズ以下の塑性粘性を有し、このチョコレートは押出し成形に使用されること を特徴とする請求項1〜16の何れか一項に記載の低脂肪チョコレート。 18. 降伏値の値及び塑性粘性の値の合計が160以下であり、このチョコ レートは被膜として使用されることを特徴とする請求項1〜16の何れか一項に 記載の低脂肪チョコレート。 19. チョコレートが固形の棒の鋳造に使用され、200ダイン/cm2以 下の降伏値及び200ポアズ以下の塑性粘性を有することを特徴とする請求項1 〜16の何れか一項に記載の低脂肪チョコレート。 20. チョコレートが、スキムミルクチョコレート、バターミルクチョコレ ート、混合乳製品チョコレート、スウィートチョコレート、セミスウィート又は ビタースウィートチョコレート、ホワイトチョコレート又は非標準化チョコレー トであることを特徴とする請求項1〜19の何れか一項に記載の低脂肪チョコレ ート。 21. ミルクチョコレートは、約35重量%より大きい量の滋養のある炭水 化物甘味料、少くとも約3.3%の乳脂肪、約1%以下の水分、少くとも約8. 6%の無脂肪の乳固形分、少くとも約10%のチョコレートリカー及び最大量で 約1%の食用乳化剤がを含有することを特徴とする請求項20に記載の低脂肪チ ョコレート。 22. スキムミルクチョコレートは、約35%より大量の滋養のある炭水化 物甘味料、最大量で約4%の乳脂肪、約1重量%以下の水分、少くとも約12% の無脂肪の乳固形分、少くとも約10%のチョコレートリカー及び最大量で約1 %の食用乳化剤を含有することを特徴とする請求項20に記載の低脂肪チョコレ ート。 23. バターミルクチョコレートは、約35%より大量の滋養のある炭水化 物甘味料、最大量で約4%の乳脂肪、約1%以下の水分、少くとも約12%の無 脂肪の乳固形分、少くとも約10%のチョコレートリカー及び最大量で約1%の 食用乳化剤を含有することを特徴とする請求項20に記載の低脂肪チョコレート 。 24. 混合乳製品チョコレートは、約35%より大量の滋養のある炭水化物 甘味料、約0〜24.5%の乳脂肪、約1%以下の水分、少くとも約12%の無 脂肪の乳固形分、少くとも約10%のチョコレートリカー及び最大量で約1%の 食用乳化剤を含有することを特徴とする請求項20に記載の低脂肪チョコレート 。 25. スウィートチョコレートは、約35%より大量の滋養のある炭水化物 甘味料、約0〜12%の乳脂肪、少くとも約12%の無脂肪の乳固形分、約15 〜35%のチョコレートリカー及び最大量で約1%の食用乳化剤を含有すること を特徴とする請求項20に記載の低脂肪チョコレート。 26. セミスウィート又はビタースウィートチョコレートは、約35%より 大量の滋養のある炭水化物甘味料、約0〜12%の乳脂肪、約1%以下の水分、 少くとも約12%の無脂肪の乳固形分、少くとも約35%のチョコレートリカー 及び最大量で約1%の食用乳化剤を含有することを特徴とする請求項20に記載 の低脂肪チョコレート。 27. ホワイトチョコレートは、約35〜55%より大量の滋養のある炭水 化物甘味料含有し、脂肪含有量が23.5〜24.5%、約3.5〜4.5%の 乳脂肪、最大で約1%の水分、最小量で約10.5%の無脂肪の乳固形分、少く とも約20.0〜21.0%のココアバター及び最大量で約1%の食用乳化剤を 含有することを特徴とする請求項20に記載の低脂肪チョコレート。 28. 非標準化チョコレートは、約35重量%より大量の滋養のある炭水化 物甘味料及び最大量で約1.0%の水分を含有することを特徴とする請求項20 に記載の低脂肪チョコレート。 29. チョコレートが、低脂肪で、減じられたカロリーチョコレートであり 、脂肪、減じられたカロリーの脂肪又はその組み合わせの混合物を含有すること を特徴とする請求項3〜28の何れか一項に記載の低脂肪チョコレート。 30. チョコレートが食用構成物であることを特徴とする請求項1〜29の 何れか一項に記載の低脂肪チョコレート。 31. 食用構成物が、糖菓、ベーキングチョコレート又はチョコレートチッ プであることを特徴とする請求項30に記載の低脂肪チョコレート。 32.(a)滋養のある炭水化物甘味料を、脂肪と混合して、甘味料/脂肪の 混合物を形成し、 (b) 前記段階(a)の混合物を精製し、又は (a) 乾式ミルにおいて、滋養のある炭水化物甘味料を精製し、 (b) 段階(a)の前記精製された滋養のある炭水化物甘味料を脂肪 と混合して、甘味料/脂肪の混合物を形成し、 (c) 段階(b)で得られた精製された混合物を少量の水と混合し、 前記水は、前記甘味料中で約10ミクロン以下の寸法を有する粒子を溶解するの に効果的な量で存在し、 (d) 段階(c)の混合物に表面活性剤を加え、 (e) 段階(d)の混合物を撹拌し、乾燥して、低脂肪の滋養のある 炭水化物甘味料/脂肪のペーストを得、 (f) 段階(e)のペーストを特定された脂肪レベルに標準化するこ とを特徴とする十分な脂肪生地の低脂肪チョコレートの製造方法。 33.(a)滋養のある炭水化物甘味料を、脂肪及びカロリーが減少された脂 肪を含む混合物と混合して、甘味料/脂肪の混合物を形成し、 (b) 前記段階(a)の混合物を精製し、又は (a) 乾式ミルにおいて、滋養のある炭水化物甘味料を精製し、 (b) 段階(a)の前記精製された滋養のある炭水化物甘味料を脂肪 及びカロリーが減じられた脂肪と混合して、甘味料/脂肪の混合物を形成し、 (c) 段階(b)で得られた精製された混合物を少量の水と混合し、 前記水は、前記甘味料中で約10ミクロン以下の寸法を有する粒子を溶解するた めに、効果的な量で存在し、 (d) 段階(c)の混合物に表面活性剤を加え、 (e) 段階(d)の混合物を撹拌し、乾燥して、低脂肪の甘味料/脂 肪のペーストを得、 (f) 段階(e)のペーストを特定された脂肪レベルに標準化するこ とを特徴とする十分な脂肪生地の低脂肪でカロリーが減少されたチョコレートの 製造方法。 34.(a)実質的に結晶が無い滋養のある炭水化物甘味料の過飽和水溶液を 調製し、 (b) 前記段階(a)の溶液を冷却し、前記冷却された過飽和溶液に 、滋養のある炭水化物甘味料の乾燥重量に基づく5〜20%の脂肪を、効果的な 条件下で添加して、結晶化を遅らせ、 (c) (b)の混合物を剪断して、結晶化を開始し、 (d) 段階(c)の混合物に表面活性剤を加え、 (e) 段階(d)の生成物を、効果的な条件下で、撹拌し、乾燥して 、結晶化を完成し、実質的に水の総てを除去し、それによって、低脂肪の滋養の ある炭水化物甘味料/脂肪のペーストを得、 (f) 段階(e)の溶液を特定された脂肪レベルに標準化することを 特徴とする十分な脂肪生地の低脂肪チョコレートの製造方法。 35.(a)乾式ミル中で滋養のある炭水化物甘味料を精製し、前記精製され た甘味料から、寸法が10ミクロン以下の粒子を除去し、 (b) 前記段階(a)の生成物に脂肪を添加して、甘味料/脂肪の混 合物を形成し、 (c) 段階(b)の混合物を少量の水と混合し、前記水は、前記混合 物中の約10ミクロン以下の寸法を有する粒子を溶解するために、効果的な量で 存在し、 (d) 段階(c)の混合物に表面活性剤を加え、 (e) 段階(d)の混合物を乾燥しながら撹拌して、低脂肪の滋養の ある炭水化物甘味料/脂肪のペーストを得、 (f) 段階(e)のペーストを特定された脂肪レベルに標準化するこ とを特徴とする十分な脂肪生地の低脂肪チョコレートの製造方法。 36.(a) 実質的に結晶が無い滋養のある炭水化物甘味料の過飽和水溶液 を調製し、 (b) 段階(a)の溶液を冷却し、前記冷却された過飽和溶液に、脂 肪及びカロリーが減少された脂肪の混合物を、結晶化を遅らせるのに、効果的な 条件下で添加し、前記混合物の重量は、滋養のある炭水化物甘味料の乾燥重量の 5〜20%であり、 (c) (b)の混合物を剪断して、結晶化を開始し、 (d) 段階(c)の混合物に表面活性剤を加え、 (e) 段階(d)の生成物を、結晶化を完成するのに効果的な条件下 で、撹拌し、乾燥して、実質的に水の総てを除去し、それによって、低脂肪の滋 養のある炭水化物甘味料/カロリーが減少された脂肪の混合物を得、 (f) 段階(e)の溶液を特定された脂肪レベルに標準化することを 特徴とする十分な脂肪生地の低脂肪でカロリーが減少されたチョコレートの製造 方法。 37.(a) 乾式ミル中で滋養のある炭水化物甘味料を精製し、前記精製さ れた甘味料から、寸法が10ミクロン以下の粒子を除去し、 (b) 段階(a)の生成物に、脂肪及びカロリーが減少された脂肪を 含む混合物を添加して、甘味料/カロリーが減少された脂肪の混合物を形成し、 (c) 段階(b)の混合物を少量の水と混合し、前記水は、前記混合 物中の約10ミクロン以下の寸法を有する粒子を溶解するために、効果的な量で 存在し、 (d) 段階(c)の混合物に表面活性剤を加え、 (e) 段階(d)の混合物を乾燥しながら撹拌して、低脂肪の滋養の ある炭水化物甘味料/カロリーが減少された脂肪のペーストを得、 (f) 段階(e)のペーストを特定された脂肪レベルに標準化するこ とを特徴とする十分な脂肪生地の低脂肪でカロリーが減少されたチョコレートの 製造方法。 38. 脂肪又はカロリーが減少された脂肪は、段階(e)の前記甘味料/脂 肪のペーストの約10〜24%の量で存在し、前記ペーストは、約0.2%以下 の水分含有量を有することを特徴とする請求項32〜37の何れか一項に記載の 方法。 39. 表面活性剤は、約0.1〜0.5%の量で添加されており、レシチン 、分別されたレシチン、モノ及びジグリセリドのジアセチル酒石酸エステル、ポ リグリセロールエステル又はそれらの混合物であることを特徴とする請求項32 〜38の何れか一項に記載の方法。 40. 前記チョコレート中の粒子の実質的に総てが、約50ミクロン以下に 減じられていることを特徴とする請求項32〜39の何れか一項に記載の方法。 41. 前記チョコレートの最終の脂肪含有量は、20〜24.5重量%の全 脂肪であることを特徴とする請求項32〜40の何れか一項に記載の方法。 42. 前記段階(c)の水は、砂糖重量の少なくとも約10%の量で加えら れることを特徴とする請求項32〜42の何れか一項に記載の方法。 43. 段階(e)に続き、また段階(f)の前において、 (e1) 低カロリー脂肪、砂糖代用品、ココア固形分、無脂肪ミルク 固形分、ココアパウダー、チョコレートリカー、ラクトース、乳脂肪、全粉乳、 無脂肪ミルク固形分、無水乳脂肪又はそれらの混合物からなるグループから選択 された少なくとも一つの寸法減少成分を、段階(e)のペーストに添加し、前記 成分は、所望のチョコレートを与えるために選択されるものであり、そして (e2) 段階(e1)のペーストをコンチング(conching)し、又は液 化することを、更に特徴とする請求項32〜42の何れか一項に記載の方法。 44. 前記無脂肪ミルク固形分は、構造を密集させるように前処理され、前 記ミルク固形分中に存在するラクトースの実質的部分を結晶化することを特徴と する請求項43の何れか一項に記載の方法。 45. 前記前処理された無脂肪ミルク固形分は、30%以上のラクトース結 晶を有し、嵩密度が0.7g/ml以上であることを特徴とする請求項32〜4 4の何れか一項に記載の方法。
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