JPH0850435A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0850435A
JPH0850435A JP13084595A JP13084595A JPH0850435A JP H0850435 A JPH0850435 A JP H0850435A JP 13084595 A JP13084595 A JP 13084595A JP 13084595 A JP13084595 A JP 13084595A JP H0850435 A JPH0850435 A JP H0850435A
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JP
Japan
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light
image forming
film
charge
forming apparatus
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Pending
Application number
JP13084595A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakushiro Tanaka
作白 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP13084595A priority Critical patent/JPH0850435A/ja
Publication of JPH0850435A publication Critical patent/JPH0850435A/ja
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 有機感光体膜に於ける残留キャリアの発生を
防止し、画像品質を格段に向上することができる画像形
成装置を提供する。 【構成】 導電性を有する基体30、及び該基体の表面
に、吸光度特性が相互に異なりかつ最大吸光度を示す波
長が相互に異なる、2種の電荷発生材料を含有する有機
感光体膜12を備える回転可能な感光体部材13と、該
感光体部材13の近傍に配置され、該有機感光体膜12
を帯電させる帯電手段14と、該有機感光体膜12に光
を照射して該有機感光体膜12の表面電位を均一にし、
かつ該2種の電荷発生材料の少なくとも片方の吸光度特
性における最大吸光度の半値幅の範囲にある波長の光を
発生する光源、を備える除電手段26,27,28と、
帯電した該有機感光体膜12に画像に対応する光を照射
する露光手段15と、該感光体部材13の回転方向に沿
って、該露光手段15よりも下流側に配置されている現
像手段16とを備える画像形成装置11。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真技術を用いた
画像形成装置に関し、特に、有機感光体膜に特定波長の
光を照射する除電手段などの光発生手段を備え、有機感
光体ドラムに帯電及び画像露光を行うことにより画像を
形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、静電複写装置あるいは印刷装
置等として、電子写真技術を用いた画像形成装置の開発
が活発に進められている。
【0003】図3は、従来の電子写真技術を用いた画像
形成装置1の系統図である。画像形成装置1は、表面に
有機感光体膜2が形成された回転可能な感光体ドラム
3、感光体膜2に所定量の電荷を一様に与えるための主
帯電器4、有機感光体膜2を露光し、有機感光体膜2上
に静電潜像を形成するための光学装置5、感光体膜2上
の静電潜像を現像するための現像装置6、感光体膜2に
形成されているトナー像を記録紙7に転写する転写器
8、感光体膜2上に残留したトナーを除去するクリーニ
ングブレードを備えるクリーニング装置9、及び感光体
膜2上に残留している電荷を除去して、感光体膜2の表
面電位を所定の均一な電位に設定するための除電手段1
0等を備えている。
【0004】画像形成装置1によれば、主帯電器4によ
って、感光体膜2に所定量の電荷が一様に与えられた
後、光学装置5によって感光体膜2に光が照射され、感
光体膜2上に静電潜像が形成される。その後、現像装置
6によって、トナーが感光体膜2上に供給され、静電潜
像が顕像化される。感光体膜2上のトナー像は、転写器
8によって記録紙7に転写される。転写後に、感光体ド
ラム3上に残留したトナーは、クリーニング装置9によ
って除去される。次に、除電手段10によって感光体膜
2上に光が照射され、感光体膜2上に残留している電荷
が除去され、感光体膜2の表面電位が所定の電位に均一
化される。この後、主帯電器4によって、感光体膜2に
再び帯電が行われる。これらの一連の過程が、感光体ド
ラム3の回転に応じて、連続して繰り返し行われる。
【0005】感光体膜2を構成する感光体材料として、
無機材料あるいは有機材料が用いられている。無機材料
として、Se系材料、アモルファスSi系材料等が用い
られている。近年、安全性や加工容易性の点で、有機感
光体膜が多く用いられている。有機材料を用いた有機感
光体は、積層有機感光体と単層有機感光体とに類別され
る。
【0006】積層有機感光体は、電荷発生層と電荷輸送
層とが積層された構成である。電荷輸送層を形成する材
料の内、正孔(ホール)を輸送する材料は、その輸送能
力が良好なものが多く知られている。一方、電子を輸送
する材料は、その輸送能力が優れたものは未だ開発され
ていない。このため、積層型有機感光体は、負帯電型の
ものが殆どである。しかし、コロナ放電を利用する帯電
器を用いて負帯電型の感光体を帯電させる場合には、オ
ゾンの発生が多く、安全性や環境性の点で、オゾン対策
が新たに必要となるといった問題があった。
【0007】上記問題点を克服するために、電荷輸送媒
質中に電荷発生材料を分散させた単層有機感光体が提案
されている。単層有機感光体では、ホール輸送能力が良
好な材料を電荷輸送媒質として用いることで、容易に正
帯電型の感光体を実現することができる。
【0008】積層有機感光体と比較し、製造の容易さの
点でも、単層有機感光体が望ましい。しかしながら、単
層有機感光体膜は、除電の後も、概して高い残留電位を
有している。有機感光体膜中に電子キャリアが残存した
まま、有機感光体膜の帯電が行われると、帯電時に於け
る有機感光体膜の表面帯電により、この残留電子が移動
し、表面電位を低下させてしまう。
【0009】図4は、従来技術の問題点を説明するグラ
フである。前記のような状態で1枚の画像を感光体ドラ
ムの多周回回転によって形成しようとする場合、図4に
示されるように、帯電電位の低下と残留電位の上昇が顕
著となり、画像むらを生じてしまう。また、有機感光体
膜中のこの高い残留電位を示す残留フォトキャリアによ
って、帯電時の帯電電位が低くなるという問題点を有し
ている。また、前記使用時間が少ない期間は良好な帯電
能を有している有機感光体膜も、使用時間が長くなるに
従って疲労し、トラップサイトが増大し、帯電能が低下
するという問題点が発生する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を
解決するためになされたものであり、その目的は、有機
感光体膜に於ける残留キャリアの発生を防止し、画像品
質を格段に向上することができる画像形成装置を提供す
ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、導電性を有する基体、及び該基体の表面に、吸光度
特性が相互に異なりかつ最大吸光度を示す波長が相互に
異なる2種の電荷発生材料を含有する有機感光体膜を備
える回転可能な感光体部材と、該感光体部材の近傍に配
置され、該有機感光体膜を帯電させる帯電手段と、該帯
電した有機感光体膜に光を照射する露光手段と、該感光
体部材の回転方向に沿って、該露光手段よりも下流側に
配置されている現像手段と、該有機感光体膜に光を照射
して該有機感光体膜の表面電位を均一にし、かつ該2種
の電荷発生材料の少なくとも片方の吸光度特性における
最大吸光度の半値幅の範囲にある波長の光を発生する光
源、を備える除電手段と、を備えており、そのことによ
って、上記目的が達成される。
【0012】本発明の好適な実施態様においては、前記
画像形成装置は、さらに転写手段およびクリーニング手
段を有している。転写手段は、感光体部材の回転方向に
沿って、露光手段よりも下流側に配置され、該クリーニ
ング手段は、感光体部材の回転方向に沿って、転写手段
よりも下流側に配置されている。そして、除電手段が、
以下の位置:前記感光体部材の回転方向に関して前記帯
電手段よりも上流側、前記帯電手段と前記現像手段との
間、前記現像手段と該転写手段との間、および、該転写
手段と該クリーニング手段との間からなる群から選ばれ
る少なくとも一つの位置に配置されている。
【0013】本発明のさらに好適な実施態様において
は、前記除電手段が、前記感光体部材の回転方向に関し
て前記帯電手段よりも上流側に配置されている。
【0014】本発明の好適な実施態様においては、前記
除電手段が単一の光源を備え、該単一の光源が発生する
光の波長が、前記有機感光体膜に含まれる2種の電荷発
生材料の吸光度特性における最大吸光度の半値幅の範囲
にある波長から選ばれる、画像形成装置である。
【0015】本発明の好適な実施態様においては、前記
除電手段が、第1及び第2の単色光源を備え、該第1お
よび第2単色光源が発生する光の波長が、それぞれ、前
記有機感光体膜に含まれる2種の電荷発生材料の吸光度
特性における最大吸光度の半値幅の範囲にある波長から
選ばれる、画像形成装置である。
【0016】さらに、本発明の好適な実施態様において
は、前記感光体部材は、複数回回転して単一の記録媒体
に有機感光体膜上の画像が転写されるサイズに定めら
れ、1回目回転後の除電による残留電位が帯電表面電位
の10%以下になり、かつ最終回回転後の除電による残
留電位の増加率が30%以内になるように除電光量が選
ばれる画像形成装置である。
【0017】また、本発明の好適な実施態様において
は、前記除電手段からの発光光量が、帯電表面電位に対
する半減露光量の少なくとも20倍以上に定められる画
像形成装置に関する。
【0018】
【作用】本発明の画像形成装置は、導電性を有する基
体、及び該基体の表面に、吸光度特性が相互に異なりか
つ最大吸光度を示す波長が相互に異なる、2種の電荷発
生材料を含有する有機感光体膜を備えており、該2種の
電荷発生材料の各吸光度特性における最大吸光度の半値
幅の範囲にある波長の光を発生する光源を備える除電手
段を有している。この除電手段により光を照射された該
有機感光体膜の表面電位は除電され、均一にされる。こ
のとき、照射された光は、有機感光体膜に良好に吸収さ
れ、有機感光体膜の深部に到達することが防止されるの
で、除電手段からの光によって有機感光体膜の深部での
キャリアの発生が防止され得る。
【0019】これにより、有機感光体膜の帯電能が向上
し、画像品質が格段に向上される。また、有機感光体膜
の光疲労が抑制される。さらに、画像形成装置の除電手
段により発生される光が単色光であるので、発生される
光による発熱が抑制され、画像形成装置の内部温度、と
りわけ、有機感光体膜の表面温度を抑制し得る。これに
より、有機感光体膜の特性を安定化することができる。
また、画像形成装置を連続使用した際のエージング特性
を安定させることができる。
【0020】
【実施例】以下に、正帯電型の単層有機感光体膜を用い
る場合について、説明するが、本発明は、これに限定さ
れるものではない。
【0021】図1は、本発明の一実施例である画像形成
装置11の構成を示す図である。この画像形成装置11
は、アルミニウム等の金属材料からなるドラム基体30
の表面に単層の有機感光体膜12が形成された感光体部
材である回転可能な感光体ドラム13、有機感光体膜1
2に所望量の電荷を一様に与える帯電手段である主帯電
器14、有機感光体膜12を露光し、有機感光体膜12
上に静電潜像を形成するための光を発生する露光手段で
ある光学装置15、有機感光体膜12上の静電潜像をト
ナーで現像するための現像手段である現像装置16、感
光体ドラム13上のトナー像を記録紙17等に転写する
転写器18、トナー像の転写後に、感光体膜12上に残
留しているトナーを除去するクリーニング装置19、及
び感光体膜12上に残留している電荷を除去して、有機
感光体膜12上の電位を所定の電位に均一化させるため
の除電手段20等を備えている。
【0022】前記有機感光体膜12は、2種の電荷発生
材料を含有しており、該除電手段20は、該2種の電荷
発生材料の少なくとも片方の吸光度特性における最大吸
光度の半値幅の範囲にある波長の光を発生する光源を備
えている。
【0023】以下、まず、本願発明の画像形成装置の特
徴である除電手段20について説明し、その後、該装置
の各部分について説明する。
【0024】(除電手段)本願発明の画像形成装置に用
いられる除電手段20は、最も好ましくは、前記感光体
部材の回転方向に関して前記帯電手段よりも上流側に配
置されており、帯電に先だって、有機感光体膜12の電
位を所定の電位に均一化する。
【0025】除電手段としては、各種の光源が用いられ
得、可視光光源、例えば、ハロゲンランプ、蛍光灯ラン
プ、冷陰極線管、赤色、緑色等のネオンランプ等、ある
いは、LED(発光ダイオード)の単色光光源、例え
ば、赤色、黄色、緑色等のLEDが挙げられる。
【0026】除電手段20から発生される光としては、
該2種の電荷発生材料の各吸光度特性における最大吸光
度の半値幅の範囲にある波長を有する光が選択される。
本来、除電手段20から照射される光の波長は、有機感
光体膜の吸光度特性で決定されるべきである。しかし、
一般に電荷発生材料を有する有機感光体膜の吸光度特性
は、ほぼ、電荷発生材料に依存する。従って、電荷発生
材料の吸光度特性によって、照射する光の波長が決定さ
れ得る。
【0027】除電手段は、1または2以上使用され得
る。以下に、除電手段20を選択する方法について述べ
る。図2は、有機感光体膜12の吸光度特性を説明する
グラフである。本実施例の有機感光体膜12は、図2に
示すように、前記2種の電荷発生材料に対応する吸光度
特性L1、L2を有している。
【0028】図2の吸光度特性L1、L2に於ける各最
大吸光度に対応する波長λ1、λ2が相互に近接してい
る場合、除電手段20は、1つの光源であり得る。除電
手段が1つの光源である場合、除電手段20が発生する
光の波長は、上記電荷発生材料の少なくとも一方の半値
幅の範囲内にあることが好ましい。除電手段20が発生
する光のピーク波長が上記電荷発生材料のいずれかの半
値幅内に存在することが、さらに好ましい。除電手段2
0が発生する光のピーク波長が、上記2種類の電荷発生
材料の半値幅が共通する波長範囲内にある場合が、除電
効率、繰り返し使用に対する安定性から、最も好まし
い。好ましい除電手段は、単色光を発生する除電手段で
ある。複数の除電手段を用いる場合の照射手段は、上記
の点を考慮して選択され得る。
【0029】他方、図2の吸光度特性L1、L2におけ
る各最大吸光度に対応する波長λ1、λ2が比較的離れ
ている場合、除電手段20として、複数の除電手段が使
用され得る。好適には、2種類の単色光であり、その発
生する光の波長が、それぞれの最大吸光度の半値幅の範
囲内にあることが好ましい。この場合においても、上記
と同様、それぞれの単色光のピーク波長が、それぞれの
電荷発生材料の最大吸光度の半値幅内のものであること
が、最も好ましい。
【0030】なお、除電手段20が発生する光も一定範
囲の波長スペクトルを有している。照射する光量等を考
慮すると、除電手段20が発生する光のうち、ピーク波
長の半値幅の範囲の光が、好適な照射光として使用され
得る。
【0031】上記除電手段20は、一または複数配置さ
れ得る。最も好ましくは、除電手段は、前記感光体部材
の回転方向に関して前記帯電手段よりも上流側に配置さ
れている。その他の位置にも配置され得る。例えば、主
帯電器14と現像装置16との間に、ブランクランプ2
6として配置され得る。ブランクランプ26は、有機感
光体膜12に局所的に光を照射して、画像のマスキング
あるいはトリミングなどの処理を行い得る。また、現像
装置16と転写器18との間に、除電ランプ27が配置
され得、有機感光体膜12に転写処理がされる前に、該
有機感光体膜の除電を行い得る。従って、除電器27は
転写前除電手段である。さらに、転写器18とクリーニ
ング装置19との間に、除電ランプ28が配置され得、
有機感光体膜12がクリーニング処理される前に除電を
行い得る。従って、除電ランプ28はクリーニング前除
電手段である。
【0032】これらの各除電手段20、26、27、お
よび28は、前記単色光波長を有する光、あるいは2つ
の単色光源からの光を、感光体ドラム13の有機感光体
膜12に照射する。このとき、照射された光は、有機感
光体膜12に良好に吸収され、有機感光体膜12の深部
に到達することが防止されるので、除電手段からの光に
よって有機感光体膜12の深部でのキャリアの発生が防
止され得る。これにより、有機感光体膜12の帯電能が
向上し、画像品質が格段に向上される。また、有機感光
体膜12の光疲労が抑制される。さらに、画像形成装置
11の除電手段20により発生される光が単色光である
ので、発生される光による発熱が抑制され、画像形成装
置11の内部温度、とりわけ、有機感光体膜12の表面
温度を抑制し得る。これにより、有機感光体膜12の特
性を安定化することができる。また、画像形成装置11
を連続使用した際のエージング特性を安定させることが
できる。
【0033】なお、有機感光体膜12を帯電するに先だ
って、有機感光体膜12を除電し、除電後の有機感光体
膜12の表面電位を、例えば、100V以下であるよう
にする。そのために、除電手段20の除電光量は、有機
感光体膜12の種類によっては、有機感光体膜12の表
面において、5LUX・SEC以上、特に10LUX・SEC以上であ
ることが望ましい場合がある。除電手段20の除電光量
は、200LUX・SEC以下であることが好ましい。他方、
200LUX・SECを越えると、有機感光体膜12の光疲労
による品質の劣化が生じる場合がある。
【0034】除電手段20が、感光体部材の回転方向に
関して前記帯電手段よりも上流側に配置されている場
合、1回目回転後の除電による残留電位が帯電表面電位
の10%以下になり、かつ最終回回転後の除電による残
留電位の増加率が30%以内になるように除電光量が選
択される。残留電位の増加率は、1回目回転後の除電に
よる残留電位を100としたときに、最終回回転後の除
電による残留電位の増加の割合を表す。1回目回転後の
除電による残留電位が帯電表面電位の10%以上である
場合には、2回目以降の複数回回転時の表面電位が低下
するという欠点が生じ、最終回回転後の除電による残留
電位の増加率が30%を越えると、単一記録材料中での
電位低下により、画像ムラが生じるという欠点が生じ、
好ましくない。また、前記除電手段からの発光光量が、
帯電表面電位に対する半減露光量の少なくとも20倍以
上に定められることが好ましい。20倍以下では、除電
光量が不足して、残留電位が低下しないという欠点が生
じ、好ましくない。
【0035】(主帯電器)主帯電器14は、コロナ放電
を行う放電ワイヤ21と、該放電ワイヤ21を囲み感光
体ドラム13側に開口しているシールドケース22と、
該シールドケース22の該開口部に設けられている金属
製のグリッド23とを備えている。主帯電器14の放電
ワイヤ21に、コロナ放電に必要な電流を供給するため
の電源25が接続されている。シールドケース22は接
地されている。
【0036】主帯電器14としては、スコロトロンチャ
ージャーが好適に採用され得る。スコロトロンチャージ
ャーを用いる場合、感光体ドラム13の帯電位置に於け
る表面電位は、予め定められた上限値に到達し、該上限
値に保持される。これは、以下の理由による。放電ワイ
ヤ21への電源25からの電源電流Iccは、放電によ
り、シールドケース22への放電電流Iscと、グリッ
ド23への放電電流Igcと、感光体ドラム13への放
電電流Ipcとに分流される。放電ワイヤ21からの放
電電流が、グリッド23を経て有機感光体膜12の表面
に到達するには、グリッド23の電位よりも有機感光体
膜12の表面電位が低いことが必要である。
【0037】帯電位置に於ける有機感光体膜12に放電
ワイヤ21からの放電によって、放電電流Ipcが供給
されると、有機感光体膜12の表面電位は、次第に上昇
する。有機感光体膜12の表面電位がグリッド23の電
位と概ね等しくなると、それ以降、グリッド23と有機
感光体膜12との間で放電は行われない。従って、放電
ワイヤ21に供給される電源電流Iccは、全て放電電
流IscおよびIgcとなる。従って、有機感光体膜1
2の表面電位は、グリッド23のグリッド電位によって
決定され、概ねグリッド電位に近い電位に保持される。
【0038】一般に、有機感光体膜12の表面電位が、
500〜1000V、特に700〜850Vの範囲であ
り、かつ、△SP/△Icc≦0.5V/μAであるよ
うに帯電を行うことが望ましい。そのために、コロナ放
電を行うに際して、4〜7kVの高電圧を、主帯電器1
4の放電ワイヤ21に印加することが望ましい。
【0039】(光学装置等)本発明の画像形成装置にお
いて、光学装置15は、画像露光用に用いられる。光学
装置15としては、レンズや反射鏡等からなる光学機
器、あるいはレーザー光発振器等が用いられ得る。現像
装置16は、1成分系現像剤あるいは2成分系現像剤の
帯電したトナーを、有機感光体膜12の表面に供給する
現像ローラ6aを備える。転写器18としては、主帯電
器14と同様なコロナチャージャーあるいは接触式帯電
器が用いられ得る。
【0040】(有機感光体膜)本実施例の有機感光体膜
12は、種々の型が用いられ得る。好ましい態様の一つ
は、正帯電型単層有機感光体膜であり、この型の有機感
光体膜は電荷輸送媒質中に電荷発生材料を分散して形成
される。
【0041】電荷発生材料としては、当業者が通常使用
する電荷発生材料であればいずれをも使用し得るが、有
機の光導電性顔料が好ましい。フタロシアニン系顔料、
ペリレン系顔料、キナクリドン系顔料、ピラントロン系
顔料、ジスアゾ系顔料、トリスアゾ系顔料等の光導電性
有機顔料の中から選択するのが好ましい。本願発明の装
置では、2種またはそれ以上組合せて用いる。
【0042】電荷輸送媒質は、結着樹脂中に電荷輸送材
料を分散させて形成される。
【0043】電荷輸送材料としては、当業者が通常使用
する正孔(ホール)輸送物質あるいは電子輸送物質が何
れも使用され得る。
【0044】正孔輸送物質としては、フェニレンジアミ
ン系の化合物、例えば、N,N,N',N'テトラキス(3ーメ
チルフェニル)−m−フェニレンジアミン、ポリ−N−
ビニルカルバゾール、フェナントレン、N−エチルカル
バゾール、2,5−ジフェニ−ル−1,3,4−オキサ
ジアゾール、2,5−ビス(4−ジエチルアミノフェニ
ル)−1,3,4−オキサジアゾール、ビス−ジエチル
アミノフェニル−1,3,6−オキサジアゾール、4,
4’−ビス(ジエチルアミノ)−2,2’−ジメチルト
リフェニルメタン、2,4,5−トリアミノフェニルイ
ミダゾール、2,5−ビス(4−ジエチルアミノフェニ
ル)−1,3,4−トリアゾール、1−フェニル−3−
(4−ジエチルアミノスチリル)−5−(4−ジエチル
アミノフェニル)−2−ピラゾリン、p−ジエチルアミ
ノベンズアルデヒド−(ジフェニルヒドラゾン)などが
挙げられ、単独あるいは組合せて用いられる。
【0045】電子輸送物質としては、フェノキノン類、
例えば、3、5、3’、5’−テトラフェニルジフェノ
キノン、2−ニトロ−9−フルオレノン、2,7−ジニ
トロ−9−フルオレノン、2,4,7−トリニトロ−9
−フルオレノン、2,4,5,7−テトラニトロ−9−
フルオレノン、2−ニトロベンゾチオフェン、2,4,
8−トリニトロチオキサントン、ジニトロアントラセ
ン、ジニトロアクリジン、ジニトロアントキノンなどが
挙げられ、これらを単独で、あるいは組合せて用いられ
得る。
【0046】上記結着樹脂としては、例えば、スチレン
系重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−
アクリロニトリル共重合体、スチレン−マレイン酸共重
合体、アクリル系重合体、スチレン−アクリル系共重合
体、スチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、アル
キッド樹脂、ポリアミド、ポリウレタン、エポキシ樹
脂、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリスルホ
ン、ジアリルフタレート樹脂、シリコーン樹脂、ケトン
樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリエーテル樹脂、
フェノール樹脂や、エポキシアクリレート、ウレタンア
クリレート等の光硬化型樹脂等、各種の重合体が例示さ
れる。さらに、ポリ−N−ビニルカルバゾール等の光導
電性ポリマーも結着樹脂として使用され得る。
【0047】有機感光体膜12中に存在させる電荷発生
材料は、結着樹脂100重量部当たり0.1ないし50
重量部、好ましくは、0.5ないし30重量部の範囲で
含有される。他方、電荷輸送材料は、結着樹脂100重
量部当たり20ないし500重量部、好ましくは30な
いし200重量部の範囲で含有されるのが適当である。
また、有機感光体膜12の膜厚は、10から40μm、
好ましくは、22から32μmの範囲にあるのが、高い
表面電位、耐刷性及び感度を得るという点で好ましい。
【0048】有機感光体膜12が形成されるドラム基体
30としては、導電性を有するものであればいずれをも
使用し得る。好ましくは導電性の金属であり、アルミニ
ウム素管や該アルミニウム素管をアルマイト処理したも
のが一般に使用される。その他の例としては、導電性樹
脂や導電フィルム等が挙げられる。なお、導電性を有す
る基体(導電性基体)は、シ−ト状、ベルト状、ドラム
状等いずれの形態でも使用され得る。
【0049】有機感光体膜12は以下のように形成され
得る。
【0050】結着樹脂を溶媒に溶解し、これに電荷発生
材料、および必要に応じて電荷輸送材料を分散させ、塗
布用組成物を調製する。この組成物をドラム基体30の
表面に塗布し、乾燥して、有機感光体膜12を形成させ
る。上記溶媒としては、例えば、N,N−ジメチルホル
ムアミド、N,N−ジメチルアセトアミドのようなアミ
ド系溶媒;テトラヒドロフラン、ジオキサン等の環状エ
ーテル;ジメチルスルホキシド;ベンゼン、トルエン、
キシレン等の芳香族溶媒;メチルエチルケトン等のケト
ン類;N−メチル−2−ピロリドン;フェノール、クレ
ゾール等のフェノール類が挙げられる。
【0051】本発明は、正帯電型有機単層感光体の場合
に顕著な利点を有し、正帯電型のものでは、主帯電時に
オゾンの発生が少ないことも利点である。正帯電型の場
合、電荷発生材料としては、ペリレン系顔料、アゾ顔料
或いはこれらの組合せを使用するのがよく、電荷輸送材
料としては2,6−ジメチル−2’,6−ジtert−
ブチルジフェノキノン等のジフェノキノン誘導体、3,
3’−ジメチル−N,N,N’,N’−テトラキス−4
−メチルフェニル(1,1’−ビフェニル)−4,4’
−ジアミン等のジアミン系化合物、フルオレン系化合
物、ヒドラゾン系化合物を使用するのが好ましい。
【0052】また、以上の実施例では、本発明の画像形
成装置を静電複写機として説明したが、本発明の画像形
成装置は、静電複写機に限定されず、電子写真方式によ
って画像形成を行う画像形成装置であればよい。
【0053】(実施例) (感光体の調製)以下の組成を有する有機感光体組成物
をボールミルにて2時間分散し、単相型の正帯電型感光
体用の塗布液を作成した。
【0054】 (a)下記の化学式1で示されるビスアゾ顔料: 5重量部 (550nmに最大吸光度を有し、半値幅が490〜585nm) (b)下記の化学式2で示されるペリレン顔料: 5重量部 (500nmに最大吸光度を有し、半値幅が450〜570nm) (c)3,3'-ジメチル-N,N,N',N'-テトラキス-4-メチルフェニル (1,1'-ビフェニル)-4,4'-ジアミン(正孔輸送材料): 100重量部 (d)3,3'-ジメチル-5,5'-ジtert-ブチル-4,4'-ジフェノキノン 50重量部 (e)ポリカーボネート樹脂 150重量部 および、 (f)ジクロルメタン 800重量部
【0055】
【化1】
【0056】
【化2】
【0057】外径30mmのアルミニウムシリンダを該
塗布液に浸漬し、110℃で30分間乾燥し、シリンダ
ー外表面に、膜厚30μmの有機感光体膜を形成して、
単相の正帯電型電子写真感光体を得た。
【0058】(本願発明の画像形成装置の評価)図3に
示した装置を備えた三田工業株式会社製DC−2556
の改造機を実験機として使用した。上記作成した感光体
を、現像部を除去しこの現像部に相当する箇所に表面電
位センサを装着したDC−2556に装着し、以下の除
電手段(除電ランプ)を用いて、エージングテスト(現
像および通紙を行わずに複写機の各プロセスを動作させ
るテスト)を行った。感光体の周速を300mm/secに調
製し、現像部に相当する箇所の初期表面電位を800V
とした。さらに、除電ランプの光量は、除電後電位が5
0Vとなるように設定した。
【0059】実施例1: 2種類の電荷発生材料の最大
吸光度の半値幅の波長範囲内にある波長をピーク波長と
する光を発生する除電ランプの単独使用。
【0060】除電ランプは、565nm緑色LED(ピ
ーク波長の半値幅:555nm〜580nm)を使用し
た。
【0061】実施例2: 2種類の電荷発生材料の最大
吸光度の半値幅の波長範囲を越える波長をピーク波長と
する光を発生する除電ランプと、一方の電荷発生材料の
最大吸光度の半値幅の範囲内にある波長をピーク波長と
する光を発生する除電ランプとの併用。 除電ランプ
は、580nm黄色LED(ピーク波長の半値幅:52
0nm〜600nm)および565nm緑色LED(ピ
ーク波長の半値幅:555nm〜580nm)を使用し
た。
【0062】実施例3: 2種類の電荷発生材料の最大
吸光度の半値幅の波長範囲を越える波長をピーク波長と
する光を発生する除電ランプの単独使用。
【0063】除電ランプは、580nm黄色LED(ピ
ーク波長の半値幅:520nm〜600nm)を使用し
た。
【0064】比較例1: 除電ランプから発生される光
のピーク波長の半値幅の波長範囲が、2種類の電荷発生
材料の最大吸光度の半値幅の範囲とは重ならない、除電
ランプの単独使用。
【0065】除電ランプは、660nm赤色LED(ピ
ーク波長の半値幅:628nm〜675nm)を使用し
た。
【0066】(結果)1周目、1000周目および30
00周目における、現像部の暗電位(露光を与えないと
きの感光体表面の電位:SP0)および明電位(3.5
Lux.secの所定光量で露光した後の電位:V3.5)
を、それぞれ測定し、表1に示した。
【0067】なお、1000周目および3000周目に
おける明電位は、現像部の1周目と同一光量に対する明
電位を示す。
【0068】
【表1】
【0069】表1の結果から、本発明の画像形成装置
は、ペリレン系およびビスアゾ系の2種類の電荷発生材
料の最大吸光度の半値幅の波長範囲内にある波長をピー
ク波長とする光を発生する除電ランプを単独使用した場
合(実施例1)に、最も、繰り返し使用に対して安定で
あることがわかる。
【0070】さらに、本発明の画像形成装置は、少なく
とも一方の電荷発生材料の最大吸光度の半値幅の範囲内
にある波長をピーク波長とする光を発生する除電ランプ
が存在することで、繰り返し使用に対して安定である
(実施例2)。ただし、実施例1と比較すると、わずか
の暗電位の低下と明電位の上昇とが認められる。
【0071】また、実施例3の結果は、除電手段から発
生する光のピーク波長が、2種類の電荷発生材料の最大
吸光度の半値幅の波長範囲を越える波長であっても、光
のピーク波長の半値幅内の波長が、前記電荷発生材料の
半値幅内にあれば、除電効果があることを示ている。
【0072】他方、比較例1の結果は、除電ランプから
発生される光のピーク波長の半値幅の波長範囲が、2種
類の電荷発生材料の最大吸光度の半値幅の範囲とは重な
らない場合には、本発明の画像形成装置は、安定性に欠
けていることを示す。
【0073】以上のことから、電荷発生材料の最大吸光
度の半値幅内の波長に光を発生する除電ランプを選択す
ることの有効性が明らかとなった。
【0074】
【発明の効果】以上のように、本発明に従えば、除電手
段は、所定の波長の光を感光体部材の有機感光体膜に照
射する。このとき、照射された光は、有機感光体膜に良
好に吸収され、有機感光体膜の深部に到達することが防
止されるので、除電手段からの光によって有機感光体膜
の深部でのキャリアの発生が防止され得る。従って、除
電の後、帯電手段によって有機感光体膜が帯電される際
に、残留キャリアが減少し、有機感光体膜の帯電能が向
上し、画像品質が格段に向上される。また、有機感光体
膜の光疲労が抑制される。さらに、画像形成装置の除電
手段により発生される光が単色光である場合、発生され
る光による発熱が抑制され、画像形成装置の内部温度、
とりわけ、有機感光体膜の表面温度を抑制し得る。これ
により、有機感光体膜の特性を安定化することができ
る。また、画像形成装置を連続使用した際のエージング
特性を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の画像形成装置11を示す図
である。
【図2】有機感光体膜12の吸光度特性を示すグラフで
ある。
【図3】従来用いられている画像形成装置1を示す図で
ある。
【図4】従来技術の問題点を説明するグラフである。
【符号の説明】
11 画像形成装置 12 感光体膜 13 感光体ドラム 14 主帯電器 16 現像装置 19 クリーニング装置 20 除電ランプ 21 放電ワイヤ 22 シールドケース 23 グリッド 25 電源 26、27、28 除電器 30 ドラム基体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性を有する基体、及び該基体の表面
    に、吸光度特性が相互に異なりかつ最大吸光度を示す波
    長が相互に異なる2種の電荷発生材料を含有する有機感
    光体膜を備える回転可能な感光体部材と、 該感光体部材の近傍に配置され、該有機感光体膜を帯電
    させる帯電手段と、 該帯電した有機感光体膜に光を照射する露光手段と、 該感光体部材の回転方向に沿って、該露光手段よりも下
    流側に配置されている現像手段と、 該有機感光体膜に光を照射して該有機感光体膜の表面電
    位を均一にし、かつ該2種の電荷発生材料の少なくとも
    片方の吸光度特性における最大吸光度の半値幅の範囲に
    ある波長の光を発生する光源、を備える除電手段と、 を備える画像形成装置。
  2. 【請求項2】 さらに転写手段およびクリーニング手段
    を有し、該転写手段は、前記感光体部材の回転方向に沿
    って、前記露光手段よりも下流側に配置され、該クリー
    ニング手段は、前記感光体部材の回転方向に沿って、前
    記転写手段よりも下流側に配置されている請求項1に記
    載の画像形成装置であって、前記除電手段が、以下の位
    置:該クリーニング手段と前記帯電手段との間、 前記帯電手段と前記現像手段との間、 前記現像手段と該転写手段との間、および、 該転写手段と該クリーニング手段との間からなる群から
    選ばれる少なくとも一つの位置に配置される、請求項1
    に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記除電手段が、前記感光体部材の回転
    方向に関して前記帯電手段よりも上流側に配置される、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記除電手段が単一の光源を備え、該単
    一の光源が発生する光の波長が、前記有機感光体膜に含
    まれる2種の電荷発生材料の吸光度特性における最大吸
    光度の半値幅の範囲にある波長である、請求項1に記載
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記除電手段が、第1及び第2の単色光
    源を備え、該第1および第2単色光源が発生する光の波
    長が、それぞれ、前記有機感光体膜に含まれる2種の電
    荷発生材料の吸光度特性における最大吸光度の半値幅の
    範囲にある波長である、請求項1に記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 前記感光体部材は、複数回回転して単一
    の記録媒体に有機感光体膜上の画像が転写されるサイズ
    に定められ、 1回目回転後の除電による残留電位が帯電表面電位の1
    0%以下になり、かつ最終回回転後の除電による残留電
    位の増加率が30%以内となるように除電光量が選ばれ
    る請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記除電手段からの発光光量が、帯電表
    面電位に対する半減露光量の少なくとも20倍以上に定
    められる請求項1に記載の画像形成装置。
JP13084595A 1994-05-31 1995-05-29 画像形成装置 Pending JPH0850435A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005066718A1 (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Canon Kabushiki Kaisha 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置

Cited By (2)

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WO2005066718A1 (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Canon Kabushiki Kaisha 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
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