JPH08504279A - フォトレジスト用最上部反射防止コーティングにおける金属イオン含有量の低減 - Google Patents

フォトレジスト用最上部反射防止コーティングにおける金属イオン含有量の低減

Info

Publication number
JPH08504279A
JPH08504279A JP6503373A JP50337394A JPH08504279A JP H08504279 A JPH08504279 A JP H08504279A JP 6503373 A JP6503373 A JP 6503373A JP 50337394 A JP50337394 A JP 50337394A JP H08504279 A JPH08504279 A JP H08504279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ppb
exchange resin
ion exchange
sodium
less
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6503373A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3287569B2 (ja
Inventor
ラーマン,エム.ダリル
エル. ダーラム,ダナ
Original Assignee
ヘキスト、セラニーズ、コーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヘキスト、セラニーズ、コーポレーション filed Critical ヘキスト、セラニーズ、コーポレーション
Publication of JPH08504279A publication Critical patent/JPH08504279A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3287569B2 publication Critical patent/JP3287569B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/09Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers
    • G03F7/091Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers characterised by antireflection means or light filtering or absorbing means, e.g. anti-halation, contrast enhancement

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、特殊な処理を行なったイオン交換樹脂を使用する、金属イオン含有量が非常に低い最上部反射防止コーティング組成物の製造法を提供するものである。また、その様な最上部反射防止コーティング組成物を使用する半導体デバイスの製造法も提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 フォトレジスト用最上部反射防止コーティングにおける金属イオン含有量の低減発明の背景 本発明は、フォトレジスト用の、金属イオン、特にナトリウムおよび鉄、の含 有量が非常に低い最上部反射防止コーティングの製造法、およびその様な最上部 反射防止コーティングを感光性フォトレジスト組成物と共に使用して半導体デバ イスを製造する方法に関する。さらに本発明は、すでにフォトレジストでコーテ ィングしてある基材をこれらの最上部反射防止コーティングでコーティングする 方法、ならびにその様な基材上にその様な反射防止コーティングでコーティング された、感光性フォトレジスト組成物を塗布し、画像形成し、現像する方法に関 する。 光学マイクロ平版印刷の工程管理では、薄膜の干渉が重要な役割を果たす。レ ジストまたはそのレジストの下にある薄膜の厚さの小さな変動が大きな露光変動 を引き起こし、これが2種類の好ましくない線幅変動を引き起こす。 1. 薄膜の厚さが製造毎に、ウエハー毎に、あるいはウエハーを横切って変 化すると、線幅が製造毎に、ウ エハー毎に、あるいはウエハーを横切って変化する。 2. ウエハーの表面構造上でパターン形成される時に、その表面構造の縁部 でレジストの厚さが不可避的に変化し、そのために、線がその縁部を横切る所で 線幅が変動する。 その様な薄膜の干渉効果を避けることが、X線平版印刷や多層レジスト系の様 な最新方法の重要な利点である。しかし、半導体製造ラインでは、簡単でコスト 的に有利であること、および乾式方法と比較して湿式現像方法が比較的清浄であ るために、単層レジスト(SLR)製法が主流である。 薄膜干渉により、ポジ型フォトレジストを透明化するのに必要な露光線量(線 量−対−透明化と呼ぶ)対フォトレジストの厚さのプロットに定期的な波形が生 じる。光学的に、レジストコーティングした基材上で、(基材+薄膜の作用によ り)底部反射層(bottom mirror)反射される光が上部反射層(top mirror)( レジスト/空気の界面)の反射と干渉する。 光学平版印刷が短波長側に進むにつれて、薄膜干渉効果が益々重要になる。波 長の減少と共に強度の揺れがより深刻になる。 薄膜干渉を抑える一つの方法は、吸収性反射防止コーティングを使用すること により基材の反射性を低下させることである。これを行う一つの方法は、露光の 前にフ ォトレジストの上に最上部反射防止コーティングを施すことである。 フォトレジスト組成物は、コンピュータチップや集積回路の製造における様な 、小型電子部品を製造するためのマイクロ平版印刷工程で使用される。一般的に 、これらの工程では、フォトレジスト組成物の被膜の薄いコーティングを、基材 、例えば集積回路製造に使用するシリコンウエハー、に施す。次いでコーティン グされた基材を焼き付け、フォトレジスト中の溶剤をすべて蒸発させ、コーティ ングを基材上に固定させる。次に、基材の焼き付けたコーティング表面を放射線 で像様露出する。 この放射線露出により、コーティング表面の露光された区域で化学変化が起こ る。可視光線、紫外(UV)光線、電子線およびX線放射エネルギーが、マイク ロ平版印刷で今日一般的に使用されている放射線の種類である。この像様露光の 後、コーティングされた基材を現像剤溶液で処理し、フォトレジストの放射線露 光、または未露光区域、および反射防止コーティングのすべてを溶解させて、基 材表面から除去する。 高密度集積回路やコンピュータチップの製造では、金属汚染が以前から問題で あり、欠陥の増加、生産性低下、劣化および性能低下につながることが多い。プ ラズマ処理では、ナトリウムや鉄の様な金属がフォトレジスト中またはフォトレ ジスト上のコーティング中に存在すると、 特にブラズマ剥離の際に、汚染を引き起こすことがある。しかし、これらの問題 は製造工程中で、例えば高温アニールサイクルの際にHCLを使用して汚染物を 集めることにより、かなりの程度克服されている。 半導体デバイスがより高度化するにつれて、これらの問題は解決がはるかに困 難になって来た。シリコンウエハーを液体のポジ型フォトレジストでコーティン グし、続いて酸素マイクロ波プラズマなどで剥離させる場合、半導体デバイスの 性能および安定性が低下することが多い。プラズマ剥離工程を繰り返すと、デバ イスのより大きな劣化が頻繁に起こる。その様な問題の第一の原因は、フォトレ ジスト上の反射防止コーティング中の金属汚染物、特にナトリウムおよび鉄イオ ン、である。僅か1.0ppmまたはそれ未満の金属がその様な半導体デバイスの 特性に悪影響を及ぼすことがある。 フォトレジスト組成物には、ネガ型およびポジ型の2種類がある。ネガ型フォ トレジスト組成物を像様露光すると、レジスト組成物の放射線に露出された区域 が現像剤溶液に溶解し難くなる(例えば架橋反応が起こる)のに対し、フォトレ ジストコーティングの未露光区域はその様な溶液に比較的可溶のままである。こ の様に、露光されたネガ型レジストを現像剤で処理することにより、フォトレジ ストコーティングの非露光区域が除去され、コーティング中にネガ画像が形成さ れる。これによって、 下にある、フォトレジスト組成物が載っていた基材表面の所望の部分が表に出る 。 他方、ポジ型フォトレジスト組成物を像様露光すると、フォトレジスト組成物 の放射線に露出された区域が現像剤溶液に溶解し易くなる(例えば転位反応が起 こる)のに対し、未露光区域は現像剤溶液に比較的不溶のままである。この様に 、露光されたポジ型フォトレジストを現像剤で処理することにより、コーティン グの露光区域が除去され、フォトレジストコーティング中にポジ画像が形成され る。やはり、下にある基材表面の所望の部分が表に出る。 この現像操作の後、部分的に脱保護されている基材を基材エッチング剤溶液ま たはプラズマガスなどで処理することになろう。エッチング剤溶液またはプラズ マガスによって、現像の際にフォトレジストコーティングが除去された基材の部 分が食刻される。基材の、フォトレジストコーティングがまだ残っている区域は 保護されるので、基材に、放射線による像様露光に使用したフォトマスクに対応 する食刻パターンが形成される。その後、フォトレジストコーティングの残留区 域は剥離作業の際に除去され、清浄なエッチングされた基材表面が残る。場合に より、現像工程の後で、エッチング工程の前に、残留するフォトレジスト層を熱 処理し、フォトレジスト層の基材に対する密着性およびエッチング溶液に対する 耐 性を強化するのが望ましい。 ポジ型フォトレジスト組成物は、一般的に解像能力およびパターン転写特性が より優れているので、現時点ではネガ型レジストよりも好まれている。フォトレ ジストの解像力は、露光および現像の後に、レジスト組成物がフォトマスクから 基材に、高度の画像縁部の鋭さをもって転写できる最小の特徴として定義される 。今日の多くの製造用途では1ミクロン未満のオーダーのレジスト解像度が必要 である。さらに、現像されたフォトレジスト壁の輪郭が基材に対して直角に近い ことが常に望ましい。その様な、レジストコーティングの現像された区域と現像 されていない区域との境界により、マスク画像の正確なパターンが基材上に転写 される。発明の概要 本発明は、金属イオン、特にナトリウムおよび鉄、の含有量が非常に低い最上 部反射防止コーティングの製造法に関する。本発明はさらにその様なフォトレジ スト用最上部反射防止コーティングを使用する半導体デバイスの製造法に、関す る。 本発明の方法により、金属イオン含有量が非常に低い最上部反射防止コーティ ングが得られる。反射防止コーティングはフォトレジストの上に設ける。フォト レジストはネガ型でもポジ型でもよいが、ポジ型フォトレジストが好ましい。 得られる最上部反射防止コーティングは、金属イオン、例えば鉄、ナトリウム 、カリウム、カルシウム、マグネシウム、銅および亜鉛、の含有量が非常に低い 。金属イオンの総含有量は好ましくは1ppm未満、より好ましくは500ppb未満 、である。ナトリウムおよび鉄は、最も一般的な金属イオン汚染物であり、金属 イオンの中で最も容易に検出できる。これらの金属イオンの量は、他の金属イオ ン量の指針として役立つ。ナトリウムおよび鉄イオンの量は、それぞれ200pp b未満、好ましくは100ppb未満、より好ましくは50ppb未満、さらに好まし くは20ppb未満、最も好ましくは10ppb未満、である。好ましい態様の詳細な説明 本発明は、金属イオン、特にナトリウムおよび鉄の含有量が非常に低い最上部 反射防止コーティングの製造法を提供するものである。好ましい態様では、本方 法は酸性イオン交換樹脂を使用し、最上部反射防止コーティングを精製する。本 方法は、下記のa)〜d)の工程を含んでなるものである。 a)酸性イオン交換樹脂を水、好ましくは脱イオン水、で、続いて鉱酸溶液(例 えば、硫酸、硝酸または塩酸の5〜98%溶液)で、処理して、イオン交換樹脂 中のナトリウムおよび鉄イオンの量をそれぞれ500ppb未満、好ましくは20 0ppb未満、より好ましくは100ppb 未満、最も好ましくは40ppb以下、に下げること、 b)適当な溶剤中5〜40重量%の、分子量が約500〜約100,000、好 ましくは約1,000〜約10,000、である水溶性有機カルボン酸重合体の 溶液を用意すること、 c)この水溶性有機カルボン酸重合体溶液をイオン交換樹脂に通し、溶液中のナ トリウムおよび鉄イオンの総量をそれぞれ200ppb未満、好ましくは100ppb 未満、より好ましくは50ppb未満、さらに好ましくは20ppb未満、最も好まし くは10ppb未満、に下げること、 d)(1)この処理した水溶性有機カルボン酸、 (2)フッ素含有低水溶性(水中に0.1〜10重量%、好ましくは0.5 〜5重量%)有機(C3〜C13)脂肪族カルボン酸、 (3)水酸化アンモニウム、および (4)適当な溶剤 を混合して、最上部反射防止コーティング組成物を製造すること。 最上部反射防止コーティング組成物を製造する前に、フッ素含有低水溶性有機 脂肪族カルボン酸が適当な溶剤に溶存している溶液を、イオン交換樹脂に通して 、溶液中のナトリウムおよび鉄イオンの量をそれぞれ200ppb未満、好ましく は100ppb未満、より好ましくは50ppb未満、さらに好ましくは20ppb未満 、最も好 ましくは10ppb未満、に下げることが好ましい。 水溶性有機カルボン酸、低水溶性のハロゲン含有有機脂肪族カルボン酸および 最上部反射防止コーティングのための溶剤は、好ましくは脱イオンされている、 例えば脱イオン水または脱イオンジグライムまたは脱イオン水と脱イオンジグラ イムの混合物である。 最終的な最上部反射防止コーティングを製造する前に、下記の(1)〜(3) の混合物を用意することが好ましい。 (1)この処理した水溶性有機カルボン酸、 (2)この処理したハロゲン含有低水溶性有機脂肪族カルボン酸、および (3)適当な溶剤。 次いでこの混合物をイオン交換樹脂に通し、溶液中のナトリウムおよび鉄イオ ンの総量をそれぞれ100ppb未満、好ましくは50ppb未満、より好ましくは2 0ppb未満、最も好ましくは10ppb未満、に下げる。次いで水酸化アンモニウム をこの混合物に加えて、金属イオン含有量が非常に低い最上部反射防止コーティ ングを製造する。 好ましくは、水溶性有機カルボン酸、低水溶性のハロゲン含有有機脂肪族カル ボン酸またはこれら2成分の混合物をイオン交換樹脂で処理する前に、イオン交 換樹脂を、そのイオン交換樹脂で処理すべき成分または成分の 混合物用の溶剤と同じであるか、または少なくとも相容性がある溶剤で処理する 。最も好ましくは、イオン交換樹脂を十分な新しい溶剤で処理して、他の溶剤を 実質的に除去し、イオン交換樹脂を新しい溶剤で飽和させる。 本方法には、酸性イオン交換樹脂、例えばスチレン/ジビニルベンゼン陽イオ ン交換樹脂、を使用する。その様なイオン交換樹脂には、Rohm and Haas社から 市販されており、例えばAMBERLYST 15樹脂がある。これらの樹脂は一般的に80 ,000〜200,000ppbものナトリウムおよび鉄を含む。本発明の方法に 使用する前に、イオン交換樹脂は水で、次いで鉱酸溶液で処理して、金属イオン 含有量を低くしなければならない。好ましくは、イオン交換樹脂を最初に脱イオ ン水で、続いて鉱酸溶液、例えば10%硫酸溶液、ですすぎ、再度脱イオン水で すすぎ、再度鉱酸溶液で処理し、もう一度脱イオン水ですすぐ。反射防止コーテ ィング組成物溶液を精製する前に、まずイオン交換樹脂を、反射防止コーティン グ組成物溶剤と同じであるか、または少なくとも相容性がある溶剤ですすぐこと が重要である。 反射防止コーティングまたはその成分のいずれかが、酸性イオン交換樹脂と化 学的に反応する1種またはそれより多い成分を含む場合、反射防止コーティング または成分を最初にその様な成分、例えば水酸化アンモニウム、を含めずに配合 するのが好ましい。これによって酸性イ オン交換樹脂と反応する成分を本質的に含まない反射防止コーティングまたは成 分が得られる。精製後、その様な成分を反射防止コーティングに加える。 反射防止コーティングまたは成分の溶液は、例えば適当な溶剤中約1〜40重 量%の溶液で、イオン交換樹脂を含むカラムに通す。その様な溶液は一般的にそ れぞれ500〜20,000ppbのナトリウムおよび鉄イオンを含む。本発明の 方法により、これらの含有量はそれぞれ10ppb、またはそれ未満まで低下する 。 本発明は、金属イオン含有量が非常に低い最上部反射防止コーティングの製造 法およびその様な反射防止コーティングを使用する半導体デバイスの製造法を提 供するものである。反射防止コーティングは、水溶性有機カルボン酸、低水溶性 のハロゲン含有有機脂肪族カルボン酸、水酸化アンモニウムおよび好適な溶剤の 混合物により形成される。 適当な水溶性有機カルボン酸としては、アクリル酸およびメタクリル酸、例え ばポリ(アクリル酸)ポリ(メタクリル酸)がある。適当な、低水溶性のフッ素 含有有機脂肪族カルボン酸としては、フッ素化C3−C18脂肪族カルボン酸、例 えばペンタデカフルオロオクタン酸、がある。 適当な溶剤、好ましくは脱イオン化されたもの、としては、水、ジグライム、 プロピレングリコールモノエチ ルエーテルアセテート(PGMEA)、乳酸エチル、エチル−3−エトキシプロ ピオネート、乳酸エチルとエチル−3−エトキシプロピオネートの混合物、キシ レン、酢酸ブチル、シクロペンタノン、シクロヘキサノンおよびエチレングリコ ールモノエチルエーテルアセテートがある。 溶剤は、組成物全体中に、組成物中の固体の約75〜約98重量%の量で存在 することができる。無論、基材上に最上部反射防止コーティングを塗布し、乾燥 した後、溶剤は実質的に除去される。 本発明は、その様な、金属イオン、特にナトリウムおよび鉄、の含有量が非常 に低い最上部反射防止コーティングを使用する、半導体デバイスの製造法も提供 するものである。好ましい態様では、本方法は酸性イオン交換樹脂を使用して、 最上部反射防止コーティングを精製する。本方法は、下記のa)〜d)の工程を 含んでなるものである。 a)酸性イオン交換樹脂を水、好ましくは脱イオン水、で、続いて鉱酸溶液(例 えば硫酸、硝酸または塩酸の5〜98%溶液)で、処理して、イオン交換樹脂中 のナトリウムおよび鉄イオンの量をそれぞれ500ppb未満、好ましくは200p pb未満、より好ましくは100ppb未満、最も好ましくは40ppb以下、に減少さ せること、 b)適当な溶剤中5〜40重量%の、分子量が約 500〜約100,000、好ましくは約1,000〜約10,000、である 水溶性有機カルボン酸重合体の溶液を用意すること、 c)この水溶性有機カルボン酸重合体の溶液をイオン交換樹脂に通し、溶液中の ナトリウムおよび鉄イオンの総量をそれぞれ200ppb未満、好ましくは100p pb未満、より好ましくは50ppb未満、さらに好ましくは20ppb未満、最も好ま しくは10ppb未満、に下げること、 d)(1)この処理した水溶性有機カルボン酸、 (2)フッ素含有、低水溶性(水中に0.1〜10重量%、好ましくは0. 5〜5重量%)有機(C3−C13脂肪族カルボン酸、 (3)水酸化アンモニウム、および (4)適当な溶剤 を混合して、最上部反射防止コーティング組成物を製造すること。 最上部反射防止コーティング組成物を製造する前に、フッ素を含有低水溶性有 機脂肪族カルボン酸が適当な溶剤に溶存している溶液を、イオン交換樹脂に通し て、溶液中のナトリウムおよび鉄イオンの量をそれぞれ200ppb未満、好まし くは100ppb未満、より好ましくは50ppb未満、さらに好ましくは20ppb未 満、最も好ましくは10ppb未満、に下げることが好ましい。 水溶性有機カルボン酸、低水溶性ハロゲン含有有機脂肪族カルボン酸および最 上部反射防止コーティングのための溶剤は、好ましくは脱イオンされているもの 、例えば脱イオン水または脱イオンジグライムまたは脱イオン水と脱イオンジグ ライムの混合物、である。 最終的な最上部反射防止コーティングを製造する前に、下記の(1)〜(3) の混合物を用意することが好ましい。 (1)この処理した水溶性有機カルボン酸、 (2)この処理したハロゲン含有、低水溶性有機脂肪族カルボン酸、および (3)適当な溶剤 次いでこの混合物をイオン交換樹脂に通し、溶液中のナトリウムおよび鉄イオ ンの量をそれぞれ100ppb未満、好ましくは50ppb未満、より好ましくは20 ppb未満、最も好ましくは10ppb未満、に下げる。次いで水酸化アンモニウムを この混合物に加えて、金属イオン含有量が非常に低い最上部反射防止コーティン グを製造する。 製造した最上部反射防止コーティングを、ディップ塗布、スプレー塗布、回転 塗布およびスピンコーティングを含む、フォトレジスト分野で使用される通常の 方法により、基材に施す。例えば、スピンコーティングする場合、フォトレジス ト溶液は、使用するスピニング装置の 種類およびスピニング工程に許される時間に対して、所望の厚さのコーティング を得るために、固体含有量を調整することができる。適当な基材には、シリコン 、アルミニウム、重合体樹脂、二酸化ケイ素、ドーピングした二酸化ケイ素、窒 化ケイ素、タンタル、銅、ポリシリコン、セラミック、アルミニウム/銅混合物 、ヒ化ガリウム、および他のその様なIII/V族化合物がある。 上記の手順により製造された最上部反射防止コーティングは、マイクロプロセ ッサー、その他の小型集積回路部品の製造に使用されている様な、熱的に成長さ せたケイ素/二酸化ケイ素コーティングしたウエハーのコーティングに特に適当 である。アルミニウム/酸化アルミニウムウエハーも使用できる。基材は、各種 の重合体状樹脂、特に透明重合体、例えばポリエステル、でもよい。基材は、ヘ キサ−アルキルジシラザンを含む組成物の様な、適当な組成物の接着促進層を有 することができる。 次いで、最上部反射防止コーティングを基材上のフォトレジスト組成物上に塗 布し、基材を約70℃〜約110℃の温度で、ホットプレート上で約30秒間か ら約180秒間、あるいは対流加熱炉中で約15〜約90分間、処理する。この 温度は、フォトレジストおよび反射防止コーティングの中の残留溶剤の濃度を下 げるが、光増感剤の著しい熱劣化を引き起こさない様に選択する。一般的に、溶 剤の濃度を最小にすることが望ましく、こ の最初の熱処理は、実質的にすべての溶剤が蒸発し、厚さ1ミクロンのオーダー のフォトレジスト組成物の薄いコーティングが基材上に残るまで行なう。好まし い態様では、温度は約85℃〜約95℃である。溶剤除去の変化率が比較的問題 にならなくなるまでこの処理を行なう。温度と時間の選択は、使用者が望むフォ トレジストの特性、ならびに使用する装置および商業的に望ましいコーティング 時間により異なる。次いで、コーティング基材を化学線放射線、例えば約300 nm〜約450nmの波長の紫外線、X線、電子線、イオン線またはレーザー放射線 に、適当なマスク、ネガ、ステンシル、テンプレート、等を使用して形成した所 望のパターンで露光することができる。 次いで、フォトレジストに所望により、現像の前または後に、露光後の第二焼 き付けまたは熱処理を行なう。加熱温度は約90℃〜約120℃、より好ましく は約100℃〜約110℃、である。加熱はホットプレート上で約30秒間〜約 2分間、より好ましくは約60秒間〜約90秒間、または対流加熱炉中で約30 〜約45分間、である。 露光したフォトレジストコーティング基材は、アルカリ性現像溶液に浸漬する か、あるいはスプレー現像工程で現像し、像様露光した区域を除去する。溶液は 、例えば窒素噴流攪拌により攪拌するのが好ましい。基材は、 露光区域からすべての、または実質的にすべてのフォトレジストコーティングが 溶解するまで、現像剤中に入れておく。現像剤は、水酸化アンモニウムの水溶液 を含むことができる。好ましい水酸化物は、水酸化テトラメチルアンモニウムで ある。コーティングしたウエハーを現像溶液から取り出した後、所望により現像 後の熱処理または焼き付けを行ない、コーティングの密着性およびエッチング溶 液、その他の物質に対する耐薬品性を向上させることができる。現像後の熱処理 は、コーティングの軟化点より低い温度におけるコーティングおよび基材の加熱 炉焼付けにより行なうことができる。工業用途、特にケイ素/二酸化ケイ素型基 材上の微小回路装置の製造では、現像した基材を、緩衝したフッ化水素酸系のエ ッチング溶液で処理することができる。 下記の諸例により、本発明の組成物を製造および使用する方法を詳細に説明す る。しかし、これらの例は、本発明の範囲を制限または限定するものではなく、 本発明を実行するために必ず使用しなければならない条件、パラメータ、または 値を与えるものではない。 例1 脱イオン水、10%硫酸、次いで十分な脱イオン水で洗浄して硫酸を除去した Amberlyst 15イオン交換樹脂のカラムに、7重量%ポリアクリル酸脱イオン水溶 液1000グラムを通した。未処理のポリアクリル酸溶液 の金属イオン含有量は、ナトリウム6800ppb、カリウム1200ppb、カルシ ウム400ppb、鉄<10ppb、およびアルミニウム<10ppbであった。例2の 手順にしたがって処理した溶液を、それぞれ179グラム、330グラム、およ び525グラムのポリアクリル酸溶液をAMBERLYST樹脂カラムに通した後、試料 採取した。処理した試料は金属イオン含有量が次の様に非常に低かった。 例2 脱イオン水ですすいだ17ポンドのAMBERLYST 15イオン交換樹脂ビーズを0. 45立方フィートの缶(canister)に入れた。この缶を、ポンプを通し、ステン レス鋼チューブを備えたドラムに接続した。ポンプを使用して10%硫酸25ga l.を毎分0.35ga1.の速度で缶を通過させた。脱イオン水200gal.を同 じ速度で、流出液のpHが脱イオン水のpHと等しくなるまで缶に通し、硫酸を除去 した。10重量%ポリアクリル酸の脱イオン水溶液200gal.を調製した。ナ トリウムイオン含有量 360ppb、鉄イオン含有量190ppb、カリウムイオン含有量600ppb、クロ ムイオン含有量20ppbおよびカルシウムイオン含有量2600ppbであるこの溶 液を樹脂缶に同じ速度で通し、清浄なドラムに集めた。得られたポリアクリル酸 溶液は金属イオンの含有量が非常に低く、ナトリウム93ppb、鉄20ppb、カリ ウム13ppb、カルシウム74ppbでクロム9ppbであった。 例3 例2の処理したポリアクリル酸溶液を、例2の手順にしたがい、例2の樹脂缶 に再度通した。得られたポリアクリル酸溶液は金属イオンの含有量がさらに低く 、ナトリウム11ppb、鉄5ppb、カリウム5ppb、カルシウム34ppbでクロム5 ppbであった。 例4 4.0重量%のペンタデカフルオロオクタン酸の脱イオン水溶液を製造した。 この溶液を例1の手順にしたがい、例1の樹脂缶に通した。得られたペンタデカ フルオロオクタン酸溶液は金属イオンの含有量が低く、ナトリウム10ppb未満 および鉄10ppb未満であった。 例5 例4の処理したペンタデカフルオロオクタン酸 3.35重量%、例2の処理したポリアクリル酸 1.65重量%、水酸化テトラメチルアンモニウム 1.0重量%および脱イオン水94.0重量%から溶液 を製造した。得られた反射防止塗料は金属イオン含有量が低く、ナトリウム<1 0ppbおよび鉄<20pphであった。 この塗料は4000RPMで717A゜の被膜を形成することができ、最上部反射 防止コーティングされた被膜の屈折率は1.41であった。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年6月6日 【補正内容】 明細書 フォトレジスト用最上部反射防止コーティングにおける金属イオン含有量の低減発明の背景 本発明は、フォトレジスト用の、金属イオン、特にナトリウムおよび鉄、の含 有量が非常に低い最上部反射防止コーティング組成物の製造法、およびその様な 最上部反射防止コーティング組成物を感光性フォトレジスト組成物と共に使用し て半導体デバイスを製造する方法に関する。さらに本発明は、すでにフォトレジ ストでコーティングしてある基材をこれらの最上部反射防止コーティング組成物 でコーティングする方法、ならびにその様な基材上にその様な反射防止コーティ ングでコーティングされた、感光性フォトレジスト組成物を塗布し、画像形成し 、現像する方法に関する。 光学マイクロ平版印刷の工程管理では、薄膜の干渉が重要な役割を果たす。レ ジストまたはそのレジストの下にある薄膜の厚さの小さな変動が大きな露光変動 を引き起こし、これが2種類の好ましくない線幅変動を引き起こす。 1. 薄膜の厚さが製造毎に、ウエハー毎に、あるいはウエハーを横切って変 化すると、線幅が製造毎に、ウ エハー毎に、あるいはウエハーを横切って変化する。 2. ウエハーの表面構造上でパターン形成される時に、その表面構造の縁部 でレジストの厚さが不可避的に変化し、そのために、線がその縁部を横切る所で 線幅が変動する。 その様な薄膜の干渉効果を避けることが、X線平版印刷や多層レジスト系の様 な最新方法の重要な利点である。しかし、半導体製造ラインでは、簡単でコスト 的に有利であること、および乾式方法と比較して湿式現像方法が比較的清浄であ るために、単層レジスト(SLR)製法が主流である。 薄膜干渉により、ポジ型フォトレジストを透明化するのに必要な露光線量(線 量−対−透明化と呼ぶ)対フォトレジストの厚さのプロットに定期的な波形が生 じる。光学的に、レジストコーティングした基材上で、(基材+薄膜の作用によ り)底部反射層(bottom mirror)反射される光が上部反射層(top mirror)( レジスト/空気の界面)の反射と干渉する。 光学平版印刷が短波長側に進むにつれて、薄膜干渉効果が益々重要になる。波 長の減少と共に強度の揺れがより深刻になる。 薄膜干渉を抑える一つの方法は、吸収性反射防止コーティングを使用すること により基材の反射性を低下させることである。これを行う一つの方法は、露光の 前にフ ォトレジストの上に最上部反射防止コーティングを施すことである。 フォトレジスト組成物は、コンピュータチップや集積回路の製造における様な 、小型電子部品を製造するためのマイクロ平版印刷工程で使用される。一般的に 、これらの工程では、フォトレジスト組成物の被膜の薄いコーティングを、基材 、例えば集積回路製造に使用するシリコンウエハー、に施す。次いでコーティン グされた基材を焼き付け、フォトレジスト中の溶剤をすべて蒸発させ、コーティ ングを基材上に固定させる。次に、基材の焼き付けたコーティング表面を放射線 で像様露出する。 この放射線露出により、コーティング表面の露光された区域で化学変化が起こ る。可視光線、紫外(UV)光線、電子線およびX線放射エネルギーが、マイク ロ平版印刷で今日一般的に使用されている放射線の種類である。この像様露光の 後、コーティングされた基材を現像剤溶液で処理し、フォトレジストの放射線露 光、または未露光区域、および反射防止コーティングのすべてを溶解させて、基 材表面から除去する。 高密度集積回路やコンピュータチップの製造では、金属汚染が以前から問題で あり、欠陥の増加、生産性低下、劣化および性能低下につながることが多い。プ ラズマ処理では、ナトリウムや鉄の様な金属がフォトレジスト中またはフォトレ ジスト上のコーティング中に存在すると、 特にプラズマ剥離の際に、汚染を引き起こすことがある。しかし、これらの問題 は製造工程中で、例えば高温アニールサイクルの際にHCLを使用して汚染物を 集めることにより、かなりの程度克服されている。 半導体デバイスがより高度化するにつれて、これらの問題は解決がはるかに困 難になって来た。シリコンウエハーを液体のポジ型フォトレジストでコーティン グし、続いて酸素マイクロ波プラズマなどで剥離させる場合、半導体デバイスの 性能および安定性が低下することが多い。プラズマ剥離工程を繰り返すと、デバ イスのより大きな劣化が頻繁に起こる。その様な問題の第一の原因は、フォトレ ジスト上の反射防止コーティング中の金属汚染物、特にナトリウムおよび鉄イオ ン、である。僅か1.0ppmまたはそれ未満の金属がその様な半導体デバイスの 特性に悪影響を及ぼすことがある。 フォトレジスト組成物には、ネガ型およびポジ型の2種類がある。ポジ型フォ トレジスト組成物を像様露光すると、フォトレジスト組成物の放射線に露出され た区域が現像剤溶液に溶解し易くなる(例えば転位反応が起こる)のに対し、未 露光区域は現像剤溶液に比較的不溶のままである。この様に、露光されたポジ型 フォトレジストを現像剤で処理することにより、コーティングの露光区域が除去 され、フォトレジストコーティング中にポジ画像が形成される。やはり、下にあ る基材表面の所望の 部分が表に出る。 この現像操作の後、部分的に脱保護されている基材を基材エッチング剤溶液ま たはプラズマガスなどで処理することになろう。エッチング剤溶液またはプラズ マガスによって、現像の際にフォトレジストコーティングが除去された基材の部 分が食刻される。基材の、フォトレジストコーティングがまだ残っている区域は 保護されるので、基材に、放射線による像様露光に使用したフォトマスクに対応 する食刻パターンが形成される。その後、フォトレジストコーティングの残留区 域は剥離作業の際に除去され、清浄なエッチングされた基材表面が残る。場合に より、現像工程の後で、エッチング工程の前に、残留するフォトレジスト層を熱 処理し、フォトレジスト層の基材に対する密着性およびエッチング溶液に対する 耐性を強化するのが望ましい。 ポジ型フォトレジスト組成物は、一般的に解像能力およびパターン転写特性が より優れているので、現時点ではネガ型レジストよりも好まれている。フォトレ ジストの解像力は、露光および現像の後に、レジスト組成物がフォトマスクから 基材に、高度の画像縁部の鋭さをもって転写できる最小の特徴として定義される 。今日の多くの製造用途では1ミクロン未満のオーダーのレジスト解像度が必要 である。さらに、現像されたフォトレジスト壁の輪郭が基材に対して直角に近い ことが常に望ましい。 その様な、レジストコーティングの現像された区域と現像されていない区域との 境界により、マスク画像の正確なパターンが基材上に転写される。発明の概要 本発明は、金属イオン、特にナトリウムおよび鉄、の含有量が非常に低い最上 部反射防止コーティング組成物の製造法に関する。本発明はさらにその様なフォ トレジスト用最上部反射防止コーティングを使用する半導体デバイスの製造法に 関する。 本発明の方法により、金属イオン含有量が非常に低い最上部反射防止コーティ ング組成物が得られる。反射防止コーティングはフォトレジストの上に設ける。 得られる最上部反射防止コーティング組成物は、金属イオン、例えば鉄、ナト リウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、銅および亜鉛、の含有量が非常 に低い。金属イオンの総含有量は好ましくは1ppm未満、より好ましくは500p pb未満、である。ナトリウムおよび鉄は、最も一般的な金属イオン汚染物であり 、金属イオンの中で最も容易に検出できる。これらの金属イオンの量は、他の金 属イオン量の指針として役立つ。ナトリウムおよび鉄イオンの量は、それぞれ1 00ppb未満、好ましくは50ppb未満、より好ましくは20ppb未満、最も好ま しくは10ppb未満、である。好ましい態様の詳細な説明 本発明は、金属イオン、特にナトリウムおよび鉄の含有量が非常に低い最上部 反射防止コーティング組成物の製造法を提供するものである。好ましい態様では 、本方法は酸性イオン交換樹脂を使用し、最上部反射防止コーティング組成物を 精製する。本方法は、下記のa)〜d)の工程を含んでなるものである。 a)酸性イオン交換樹脂を水、好ましくは脱イオン水、で、続いて鉱酸溶液(例 えば、硫酸、硝酸または塩酸の5〜98%溶液)で、処理して、イオン交換樹脂 中のナトリウムおよび鉄イオンの量をそれぞれ200ppb未満、好ましくは10 0ppb未満、最も好ましくは40ppb以下、に下げること、 b)適当な溶剤中5〜40重量%の、分子量が約500〜約100,000、好 ましくは約1,000〜約10,000、である水溶性有機カルボン酸重合体の 溶液を用意すること、 c)前記酸性イオン交換樹脂を、前記有機カルボン酸重合体用の溶剤と同じであ るか、または少なくとも相容性がある溶剤ですすぐことにより、他の溶剤を除去 すること、 d)この水溶性有機カルボン酸重合体溶液をイオン交換樹脂に通し、溶液中のナ トリウムおよび鉄イオンの総量をそれぞれ100ppb未満、好ましくは50ppb未 満、より好ましくは20ppb未満、最も好ましくは10ppb 未満、に下げること、 e)(1)この処理した水溶性有機カルボン酸重合体、 (2)フッ素含有低水溶性(水中に0.1〜10重量%、好ましくは0.5 〜5重量%)有機(C3〜C13)脂肪族カルボン酸重合体、 (3)水酸化アンモニウム、および (4)適当な溶剤 を混合して、最上部反射防止コーティング組成物を製造すること。 最上部反射防止コーティング組成物を製造する前に、フッ素含有低水溶性有機 脂肪族カルボン酸が適当な溶剤に溶存している溶液を、イオン交換樹脂に通して 、溶液中のナトリウムおよび鉄イオンの量をそれぞれ100ppb未満、好ましく は50ppb未満、より好ましくは20ppb未満、最も好ましくは10ppb未満、に 下げることが好ましい。 水溶性有機カルボン酸、低水溶性のフッ素含有有機脂肪族カルボン酸および最 上部反射防止コーティングのための溶剤は、好ましくは脱イオンされている、例 えば脱イオン水または脱イオンジグライムまたは脱イオン水と脱イオンジグライ ムの混合物である。 最終的な最上部反射防止コーティングを製造する前に、下記の(1)〜(3) の混合物を用意することが好ましい。 (1)この処理した水溶性有機カルボン酸重合体、 (2)この処理したフッ素含有低水溶性有機脂肪族カルボン酸、および (3)適当な溶剤。 次いでこの混合物をイオン交換樹脂に通し、溶液中のナトリウムおよび鉄イオ ンの量をそれぞれ100ppb未満、好ましくは50ppb未満、より好ましくは20 ppb未満、最も好ましくは10ppb未満、に下げる。次いで水酸化アンモニウムを この混合物に加えて、金属イオン含有量が非常に低い最上部反射防止コーティン グ組成物を製造する。 好ましくは、水溶性有機カルボン酸重合体、低水溶性のフッ素含有有機脂肪族 カルボン酸またはこれら2成分の混合物をイオン交換樹脂で処理する前に、イオ ン交換樹脂を、そのイオン交換樹脂で処理すべき成分または成分の混合物用の溶 剤と同じであるか、または少なくとも相容性がある溶剤で処理する。最も好まし くは、イオン交換樹脂を十分な新しい溶剤で処理して、他の溶剤を実質的に除去 し、イオン交換樹脂を新しい溶剤で飽和させる。本方法には、酸性イオン交換樹 脂、例えばスチレン/ジビニルベンゼン陽イオン交換樹脂、を使用する。その様 なイオン交換樹脂には、Rohm and Haas社から市販されており、例えばAMBERLYST 15樹脂がある。これらの樹脂は一般的に80,000〜200,000ppbも のナトリウムおよび鉄を含む。本発明の方法に使用する前に、イオン交換樹脂は 水で、次いで鉱酸溶液で処理して、金属イオン含有量を低くしなければならない 。好ましくは、イオン交換樹脂を最初に脱イオン水で、続いて鉱酸溶液、例えば 10%硫酸溶液、ですすぎ、再度脱イオン水ですすぎ、再度鉱酸溶液で処理し、 もう一度脱イオン水ですすぐ。反射防止コーティング組成物溶液を精製する前に 、まずイオン交換樹脂を、反射防止コーティング組成物溶剤と同じであるか、ま たは少なくとも相容性がある溶剤ですすぐことが重要である。 反射防止コーティング紺成物またはその成分のいずれかが、酸性イオン交換樹 脂と化学的に反応する1種またはそれより多い成分を含む場合、反射防止コーテ ィング紺成物または成分を最初にその様な成分、例えば水酸化アンモニウム、を 含めずに配合するのが好ましい。これによって酸性イオン交換樹脂と反応する成 分を本質的に含まない反射防止コーティングまたは成分が得られる。精製後、そ の様な成分を反射防止コーティング組成物に加える。 反射防止コーティング組成物または成分の溶液は、例えば適当な溶剤中約1〜 40重量%の溶液で、イオン交換樹脂を含むカラムに通す。その様な溶液は一般 的にそれぞれ500〜20,000ppbのナトリウムおよび鉄イオンを含む。本 発明の方法により、これらの含有量は それぞれ10ppb、またはそれ未満まで低下する。 本発明は、金属イオン含有量が非常に低い最上部反射防止コーティング組成物 の製造法およびその様な反射防止コーティング組成物を使用する半導体デバイス の製造法を提供するものである。反射防止コーティングは、水溶性有機カルボン 酸重合体、低水溶性のハロゲン含有有機脂肪族カルボン酸、水酸化アンモニウム および好適な溶剤の混合物により形成される。 適当な水溶性有機カルボン酸重合体としては、アクリル酸およびメタクリル酸 の重合体、例えばポリ(アクリル酸)ポリ(メタクリル酸)がある。適当な、低 水溶性のフッ素含有有機脂肪族カルボン酸としては、フッ素化C3〜C18脂肪族 カルボン酸、例えばぺンタデカフルオロオクタン酸、がある。 適当な溶剤、好ましくは脱イオン化されたもの、としては、水、ジグライム、 プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート(PGMEA)、乳酸エチ ル、エチル−3−エトキシプロピオネート、乳酸エチルとエチル−3−エトキシ ブロピオネートの混合物、キシレン、酢酸ブチル、シクロペンタノン、シクロヘ キサノンおよびエチレングリコールモノエチルエーテルアセテートがある。 溶剤は、組成物全体中に、組成物中の固体の約75〜約98重量%の量で存在 することができる。無論、基材 上に最上部反射防止コーティングを塗布し、乾燥した後、溶剤は実質的に除去さ れる。 本発明は、その様な、金属イオン、特にナトリウムおよび鉄、の含有量が非常 に低い最上部反射防止コーティングを使用する、半導体デバイスの製造法も提供 するものである。好ましい態様では、本方法は酸性イオン交換樹脂を使用して、 最上部反射防止コーティング組成物を精製する。本方法は、下記のa)〜d)の 工程を含んでなるものである。 a)酸性イオン交換樹脂を水、好ましくは脱イオン水、で、続いて鉱酸溶液(例 えば硫酸、硝酸または塩酸の5〜98%溶液)で、処理して、イオン交換樹脂中 のナトリウムおよび鉄イオンの量をそれぞれ200ppb未満、好ましくは100p pb未満、最も好ましくは40ppb以下、に減少させること、 b)適当な溶剤中5〜40重量%の、分子量が約500〜約100,000、好 ましくは約1,000〜約10,000、である水溶性有機カルボン酸重合体の 溶液を用意すること、 c)前記酸性イオン交換樹脂を、前記有機カルボン酸重合体用の溶剤と同じであ るか、または少なくとも相容性がある溶剤ですすぐことにより、他の溶剤を除去 すること、 d)この水溶性有機カルボン酸重合体の溶液をイオン交 換樹脂に通し、溶液中のナトリウムおよび鉄イオンの総量をそれぞれ100ppb 未満、好ましくは50ppb未満、より好ましくは20ppb未満、最も好ましくは1 0ppb未満、に下げること、 e)(1)この処理した水溶性有機カルボン酸重合体、 (2)フッ素含有、低水溶性(水中に0.1〜10重量%、好ましくは0. 5〜5重量%)有機(C3〜C13)脂肪族カルボン酸、 (3)水酸化アンモニウム、および (4)適当な溶剤 を混合して、最上部反射防止コーティング組成物を製造すること。 最上部反射防止コーティング組成物を製造する前に、フッ素を含有低水溶性有 機脂肪族カルボン酸が適当な溶剤に溶存している溶液を、イオン交換樹脂に通し て、溶液中のナトリウムおよび鉄イオンの量をそれぞれ100ppb未満、好まし くは50ppb未満、より好ましくは20ppb未満、最も好ましくは10ppb未満、 に下げることが好ましい。 水溶性有機カルボン酸重合体、低水溶性ハロゲン含有有機脂肪族カルボン酸お よび最上部反射防止コーティング組成物のための溶剤は、好ましくは脱イオンさ れているもの、例えば脱イオン水または脱イオンジグライムまたは脱イオン水と 脱イオンジグライムの混合物、である。 最終的な最上部反射防止コーティング組成物を製造する前に、下記の(1)〜 (3)の混合物を用意することが好ましい。 (1)この処理した水溶性有機カルボン酸重合体、 (2)この処理したハロゲン含有、低水溶性有機脂肪族カルボン酸、および (3)適当な溶剤 次いでこの混合物をイオン交換樹脂に通し、溶液中のナトリウムおよび鉄イオ ンの量をそれぞれ100ppb未満、好ましくは50ppb未満、より好ましくは20 ppb未満、最も好ましくは10ppb未満、に下げる。次いで水酸化アンモニウムを この混合物に加えて、金属イオン含有量が非常に低い最上部反射防止コーティン グ組成物を製造する。 製造した最上部反射防止コーティング組成物を、ディップ塗布、スプレー塗布 、回転塗布およびスピンコーティングを含む、フォトレジスト分野で使用される 通常の方法により、基材に施す。例えば、スピンコーティングする場合、フォト レジスト溶液は、使用するスピニング装置の種類およびスピニング工程に許され る時間に対して、所望の厚さのコーティングを得るために、固体含有量を調整す ることができる。適当な基材には、シリコン、アルミニウム、重合体樹脂、二酸 化ケイ素、ドーピングした二酸化ケイ素、窒化ケイ素、タンタル、銅、ポリシ リコン、セラミック、アルミニウム/銅混合物、ヒ化ガリウム、および他のその 様なIII/V族化合物がある。 上記の手順により製造された最上部反射防止コーティング組成物は、マイクロ プロセッサー、その他の小型集積回路部品の製造に使用されている様な、熱的に 成長させたケイ素/二酸化ケイ素コーティングしたウエハーのコーティングに特 に適当である。アルミニウム/酸化アルミニウムウエハーも使用できる。基材は 、各種の重合体状樹脂、特に透明重合体、例えばポリエステル、でもよい。基材 は、ヘキサ−アルキルジシラザンを含む組成物の様な、適当な紺成物の接着促進 層を有することができる。 次いで、最上部反射防止コーティング組成物を基材上のフォトレジスト組成物 上に塗布し、基材を約70℃〜約110℃の温度で、ホットプレート上で約30 秒間から約180秒間、あるいは対流加熱炉中で約15〜約90分間、処理する 。この温度は、フォトレジストおよび反射防止コーティングの中の残留溶剤の濃 度を下げるが、光増感剤の著しい熱劣化を引き起こさない様に選択する。一般的 に、溶剤の濃度を最小にすることが望ましく、この最初の熱処理は、実質的にす べての溶剤が蒸発し、厚さ1ミクロンのオーダーのフォトレジスト組成物の薄い コーティングが基材上に残るまで行なう。好ましい態様では、温度は約85℃〜 約95℃である。溶剤除 去の変化率が比較的問題にならなくなるまでこの処理を行なう。温度と時間の選 択は、使用者が望むフォトレジストの特性、ならびに使用する装置および商業的 に望ましいコーティング時間により異なる。次いで、コーティング基材を化学線 放射線、例えば約300nm〜約450nmの波長の紫外線、X線、電子線、イオン 線またはレーザー放射線に、適当なマスク、ネガ、ステンシル、テンプレート、 等を使用して形成した所望のパターンで露光することができる。 次いで、フォトレジストに所望により、現像の前または後に、露光後の第二焼 き付けまたは熱処理を行なう。加熱温度は約90℃〜約120℃、より好ましく は約100℃〜約110℃、である。加熱はホットプレート上で約30秒間〜約 2分間、より好ましくは約60秒間〜約90秒間、または対流加熱炉中で約30 〜約45分間、である。 露光したフォトレジストコーティング基材は、アルカリ性現像溶液に浸漬する か、あるいはスプレー現像工程で現像し、像様露光した区域を除去する。溶液は 、例えば窒素噴流攪拌により撹拌するのが好ましい。基材は、露光区域からすべ ての、または実質的にすべてのフォトレジストコーティングが溶解するまで、現 像剤中に入れておく。現像剤は、水酸化アンモニウムの水溶液を含むことができ る。好ましい水酸化物は、水酸化テトラメチ ルアンモニウムである。コーティングしたウエハーを現像溶液から取り出した後 、所望により現像後の熱処理または焼き付けを行ない、コーティングの密着性お よびエッチング溶液、その他の物質に対する耐薬品性を向上させることができる 。現像後の熱処理は、コーティングの軟化点より低い温度におけるコーティング および基材の加熱炉焼付けにより行なうことができる。工業用途、特にケイ素/ 二酸化ケイ素型基材上の微小回路装置の製造では、現像した基材を、緩衝したフ ッ化水素酸系のエッチング溶液で処理することができる。 下記の諸例により、本発明の組成物を製造および使用する方法を詳細に説明す る。しかし、これらの例は、本発明の範囲を制限または限定するものではなく、 本発明を実行するために必ず使用しなければならない条件、パラメータ、または 値を与えるものではない。 参考例1 脱イオン水、10%硫酸、次いで十分な脱イオン水で洗浄して硫酸を除去した Amberlyst(商標名)15イオン交換樹脂のカラムに、7重量%ポリアクリル酸脱 イオン水溶液 1000グラムを通した。未処理のポリアクリル酸溶液の金属イオン含有量は、 ナトリウム6800ppb、カリウム1200ppb、カルシウム400ppb、鉄<1 0ppb、およびアルミニウム<10ppbであった。例2の 手順にしたがって処理した溶液を、それぞれ179グラム、330グラム、およ び525グラムのポリアクリル酸溶液をAMBERLYST樹脂カラムに通した後、試料 採取した。処理した試料は金属イオン含有量が次の様に非常に低かった。 参考例2 脱イオン水ですすいだ17ポンドのAMBERLYST(商標名)15イオン交換樹脂ビ ーズを0.45立方フィートの缶(canister)に入れた。この缶を、ポンプを通 し、ステンレス鋼チューブを備えたドラムに接続した。ポンプを使用して10% 硫酸25gal.を毎分0.35gal.の速度で缶を通過させた。脱イオン水200 gal.を同じ速度で、流出液のpHが脱イオン水のpHと等しくなるまで缶に通し、 硫酸を除去した。10重量%ポリアクリル酸の脱イオン水溶液200gal.を調 製した。ナトリウムイオン含有量360ppb、鉄イオン含有量190ppb、カリウ ムイオン含有量600ppb、クロムイオン含有量20ppbおよびカルシウムイオン 含有量2600ppbであるこの溶液 を樹脂缶に同じ速度で通し、清浄なドラムに集めた。得られたポリアクリル酸溶 液は金属イオンの含有量が非常に低く、ナトリウム93ppb、鉄20ppb、カリウ ム13ppb、カルシウム74ppb、でクロム9ppbであった。 参考例3 例2の処理したポリアクリル酸溶液を、例2の手順にしたがい、例2の樹脂缶 に再度通した。得られたポリアクリル酸溶液は金属イオンの含有量がさらに低く 、ナトリウム11ppb、鉄5ppb、カリウム5ppb、カルシウム34ppbでクロム5 ppbであった。 参考例4 4.0重量%のペンタデカフルオロオクタン酸の脱イオン水溶液を製造した。 この溶液を例2の手順にしたがい、例2の樹脂缶に通した。得られたペンタデカ フルオロオクタン酸溶液は金属イオンの含有量が低く、ナトリウム10ppb未満 および鉄10ppb未満であった。 例5 例4の処理したペンタデカフルオロオクタン酸 3.35重量%、例2の処理したポリアクリル酸 1.65重量%、水酸化テトラメチルアンモニウム 1.0重量%および脱イオン水94.0重量%から溶液を製造した。得られた反 射防止塗料は金属イオン含有量が低く、ナトリウム<10ppbおよび鉄<20ppb であった。 この塗料は4000RPMで717A゜の被膜を形成することができ、最上部反射 防止コーティングされた被膜の屈折率は1.41であった。 請求の範囲 1. 下記のa)〜e)の工程を含んでなることを特徴とする、金属イオン含 有量が非常に低い最上部反射防止コーティングの製造法。 a)酸性イオン交換樹脂を水で処理し、このイオン交換樹脂を鉱酸溶液で洗浄し 、前記イオン交換樹脂を脱イオン水で洗浄することにより、イオン交換樹脂中の ナトリウムおよび鉄イオンの量をそれぞれ200ppb未満に下げること、 b)適当な溶剤中5〜40重量%の、分子量が約500〜約100,000であ る水溶性有機カルボン酸重合体の溶液を用意すること、 c)前記酸性イオン交換樹脂を、前記有機カルボン酸重合体用の溶剤と同じであ るか、または少なくとも相容性がある溶剤ですすぐことにより、他の溶剤を除去 すること、 d)この水溶性有機カルボン酸重合体溶液をイオン交換樹脂に通すことにより、 溶液中のナトリウムおよび鉄イオンの量をそれぞれ100ppb未満に下げること 、 e)(1)この処理した水溶性有機カルボン酸重合体、 (2)フッ素含有低水溶性有機C3〜C13脂肪族カルボン酸、 (3)水酸化アンモニウム、および (4)適当な溶剤 を混合して、最上部反射防止被覆組成物を製造すること。 2. 最上部反射防止被覆組成物を製造する直前に、このフッ素含有低水溶性 有機脂肪族カルボン酸が適当な溶剤に溶存した溶液を用意し、前記酸性イオン交 換樹脂を、前記フッ素含有有機脂肪族カルボン酸用の溶剤と同じであるか、また は少なくとも相容性がある溶剤ですすぐことにより、他の溶剤を除去し、次いで 前記酸溶液を酸性イオン交換樹脂に通し、溶液中のナトリウムおよび鉄イオンの 量をそれぞれ100ppb未満に下げる、請求項1に記載の方法。 3. 最終的な最上部反射防止被覆組成物を製造する前に、(1)処理した水 溶性有機カルボン酸重合体、 (2)処理した、フッ素含有低水溶性有機脂肪族カルボン酸、および (3)適当な溶剤 の溶液を製造し、次いで、この混合物を該酸性イオン交換樹脂に通して、溶液中 のナトリウムおよび鉄イオンの量をそれぞれ50ppb未満に下げ、次いで混合物 に水酸化アンモニウムを加えて、金属イオン含有量が非常に低い最上部反射防止 被覆紺成物を得る、請求項1に記載の方法。 4. イオン交換樹脂中のナトリウムおよび鉄イオンの量を100ppb未満に 下げる、請求項1に記載の方法。 5. 最上部反射防止被覆組成物中のナトリウムおよび鉄イオンの量をそれぞ れ50ppb未満に下げる、請求項1に記載の方法。 6. イオン交換樹脂のナトリウムおよび鉄イオンの量がそれぞれ100ppb 未満であり、得られる反射防止被覆組成物溶液のナトリウムおよび鉄イオンの量 がそれぞれ50ppb未満である、請求項1に記載の方法。 7. イオン交換樹脂のナトリウムおよび鉄イオンの量がそれぞれ40ppb未 満であり、得られる最上部反射防止被覆組成物のナトリウムおよび鉄イオンの量 がそれぞれ20ppb未満である、請求項1に記載の方法。 8. 下記のa)〜d)の工程を含んでなることを特徴とする、請求項2に記 載の方法により製造された、金属イオン含有量が非常に低い最上部反射防止被覆 組成物を使用する半導体デバイスの製造法。 a)前記処理した最上部反射防止被覆組成物を、フォトレジスト組成物で被覆し てある適当な基材上に塗布すること、 b)基材を約70℃〜約110℃の温度で、ホットプレート上で約30秒間〜約 180秒間、または対流加熱炉中で約15〜約90分間加熱すること、 c)被覆した基材を所望のパターンで化学放射線に露出すること、 d)露出した被覆基材を現像することにより、像様露光 した区域を除去すること。 9. 最上部反射防止被覆組成物が、請求項3に記載の方法により製造される 、請求項8に記載の方法。 10. イオン交換樹脂中のナトリウムおよび鉄イオンの量を100ppb未満 に下げる、請求項8に記載の方法。 11. 最上部反射防止被覆組成物中のナトリウムおよび鉄イオンの量をそれ ぞれ50ppb未満に下げる、請求項8に記載の方法。 12. イオン交換樹脂のナトリウムおよび鉄イオンの量がそれぞれ100pp b未満であり、得られる反射防止被覆組成物溶液のナトリウムおよび鉄イオンの 量がそれぞれ50ppb未満である、請求項8に記載の方法。 13. イオン交換樹脂のナトリウムおよび鉄イオンの量がそれぞれ40ppb 未満であり、得られる最上部反射防止被覆のナトリウムおよび鉄イオンの量がそ れぞれ20ppb未満である、請求項1に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),JP

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 下記のa)〜d)を含んでなることを特徴とする、金属イオン含有量が 非常に低い最上部反射防止コーティングの製造法。 a)酸性イオン交換樹脂を水で処理し、このイオン交換樹脂を鉱酸溶液で洗浄す ることにより、イオン交換樹脂中のナトリウムおよび鉄イオンの量をそれぞれ5 00ppb未満に下げること、 b)適当な溶剤中5〜40重量%の、分子量が約500〜約100,000であ る水溶性有機カルボン酸重合体の溶液を用意すること、 c)この水溶性有機カルボン酸重合体溶液をこのイオン交換樹脂に通すことによ り、溶液中のナトリウムおよび鉄イオンの量をそれぞれ200ppb未満に下げる こと、 d)(1)この処理した水溶性有機カルボン酸、 (2)フッ素含有低水溶性有機C3〜C13脂肪族カルボン酸、 (3)水酸化アンモニウム、および (4)適当な溶剤 を混合して、最上部反射防止コーティング組成物を製造すること。 2. 最上部反射防止コーティング組成物を製造する前に、フッ素含有低水溶 性有機脂肪族カルボン酸が適当 な溶剤に溶存した溶液をイオン交換樹脂に通し、溶液中のナトリウムおよび鉄イ オンの量をそれぞれ200ppb未満に下げる、請求項1に記載の方法。 3. 最終的な最上部反射防止コーティングを製造する前に、 (1)処理した水溶性有機カルボン酸、 (2)処理した、ハロゲン含有低水溶性有機脂肪族カルボン酸、および (3)適当な溶剤 の混合物を製造し、次いで、 (4)混合物を酸性イオン交換樹脂に通し、溶液中のナトリウムおよび鉄イオン の総量をそれぞれ100ppb未満に下げ、次いで (5)混合物に水酸化アンモニウムを加えて、金属イオン含有量が非常に低い最 上部反射防止コーティングを得る、請求項2に記載の方法。 4. イオン交換樹脂中のナトリウムおよび鉄イオンの総量を200ppb未満 に下げる、請求項1に記載の方法。 5. イオン交換樹脂中のナトリウムおよび鉄イオンの量をそれぞれ100pp b未満に下げる、請求項4に記載の方法。 6. 最上部反射防止コーティング組成物中のナトリウムおよび鉄イオンの量 をそれぞれ100ppb未満に下 げる、請求項1に記載の方法。 7. 最上部反射防止コーティング組成物中のナトリウムおよび鉄イオンの量 をそれぞれ50ppb未満に下げる、請求項1に記載の方法。 8. イオン交換樹脂のナトリウムおよび鉄イオンの量がそれぞれ100ppb 未満であり、得られる反射防止コーティング組成物溶液のナトリウムおよび鉄イ オンの量がそれぞれ50ppb未満である、請求項1に記載の方法。 9. 水溶性有機カルボン酸、低水溶性ハロゲン含有有機脂肪族カルボン酸ま たはこれら2成分の混合物をイオン交換樹脂で処理する前に、イオン交換樹脂を 、そのイオン交換樹脂で処理すべき成分または成分の混合物用の溶剤と同じであ るか、または少なくとも相容性がある溶剤で処理する、請求項1に記載の方法。 10. イオン交換樹脂のナトリウムおよび鉄イオンの量がそれぞれ40ppb 未満であり、得られる反射防止コーティングのナトリウムおよび鉄イオンの量が それぞれ20 ppb未満である、請求項1に記載の方法。 11. 下記のa)〜i)を含んでなることを特徴とする、金属イオン含有量 が非常に低い最上部反射防止コーティングを使用する半導体デバイスの製造法。 a)酸性イオン交換樹脂を水で処理し、このイオン交換 樹脂を鉱酸溶液で洗浄することにより、イオン交換樹脂中のナトリウムおよび鉄 イオンの量をそれぞれ500ppb未満に下げること、 b)適当な溶剤中5〜40重量%の、分子量が約500〜約100,000であ る水溶性有機カルボン酸重合体の溶液を用意すること、 c)この水溶性有機カルボン酸重合体溶液をイオン交換樹脂に通すことにより、 溶液中のナトリウムおよび鉄イオンの量をそれぞれ200ppb未満に下げること 、 d)(1)この処理した水溶性有機カルボン酸、 (2)フッ素を含有低水溶性有機脂肪族カルボン酸、 (3)水酸化アンモニウム、および (4)適当な溶剤 を混合して、最上部反射防止コーティング組成物を製造すること、e)このフッ 素含有低水溶性有機脂肪族カルボン酸の溶液をこのイオン交換樹脂に通すことに より、溶液中のナトリウムおよび鉄イオンの量をそれぞれ200ppb未満に下げ ること、 f)この処理した最上部反射防止コーティングを、フォトレジスト組成物でコー ティングしてある適当な基材上に施すこと、 g)基材を約70℃〜約110℃の温度で、ホットプレート上で約30秒間〜約 180秒間、または対流加熱炉中で約15〜約90分間加熱すること、 h)コーティングした基材を所望のパターンで化学放射線に露出すること、 i)露出したコーティング基材を現像することにより、像様露光した区域を除去 すること。 12. 反射防止コーティング組成物を製造する前に、フッ素含有低水溶性有 機脂肪族カルボン酸が適当な溶剤に溶存した溶液をイオン交換樹脂に通し、溶液 中のナトリウムおよび鉄イオンの量をそれぞれ200ppb未満に下げる、請求項 11に記載の方法。 13. 最終的な最上部反射防止コーティングを製造する前に、 (1)この処理した水溶性有機カルボン酸、 (2)この処理したハロゲン含有低水溶性有機脂肪族カルボン酸、および (3)適当な溶剤 の混合物を製造し、次いで、 (4)混合物をこの酸性イオン交換樹脂に通し、溶液中のナトリウムおよび鉄イ オンの総量をそれぞれ100ppb未満に下げ、次いで (5)混合物に水酸化アンモニウムを加えて、金属イオン含有量が非常に低い最 上部反射防止コーティングを得る、請求項12に記載の方法。 14. イオン交換樹脂中のナトリウムおよび鉄イオンの総量を200ppb未 満に下げる、請求項11に記載 の方法。 15. イオン交換樹脂中のナトリウムおよび鉄イオンの量をそれぞれ100 ppb未満に下げる、請求項14に記載の方法。 16. 最上部反射防止コーティング組成物中のナトリウムおよび鉄イオンの 量をそれぞれ100ppb未満に下げる、請求項11に記載の方法。 17. 最上部反射防止コーティング組成物中のナトリウムおよび鉄イオンの 量をそれぞれ50ppb未満に下げる、請求項11に記載の方法。 18. イオン交換樹脂のナトリウムおよび鉄イオンの量がそれぞれ100pp b未満であり、得られる反射防止コーティング組成物溶液のナトリウムおよび鉄 イオンの量がそれぞれ50ppb未満である、請求項11に記載の方法。 19. 水溶性有機カルボン酸、低水溶性のハロゲン含有有機脂肪族カルボン 酸またはこれら2成分の混合物をイオン交換樹脂で処理する前に、イオン交換樹 脂を、そのイオン交換樹脂で処理すべき成分または成分の混合物用の溶剤と同じ であるか、または少なくとも相容性がある溶剤で処理する、請求項11に記載の 方法。 20. イオン交換樹脂のナトリウムおよび鉄イオンの量がそれぞれ40ppb 未満であり、得られる反射防止コーティングのナトリウムおよび鉄イオンの量が それぞ れ20ppb未満である、請求項11に記載の方法。
JP50337394A 1992-07-10 1993-06-24 フォトレジスト用最上部反射防止コーティングにおける金属イオン含有量の低減 Expired - Fee Related JP3287569B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US91160492A 1992-07-10 1992-07-10
US98465592A 1992-12-02 1992-12-02
US07/911,604 1992-12-02
US07/984,655 1992-12-02
PCT/US1993/006139 WO1994001807A1 (en) 1992-07-10 1993-06-24 Metal ion reduction in top anti-reflective coatings for photoresists

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08504279A true JPH08504279A (ja) 1996-05-07
JP3287569B2 JP3287569B2 (ja) 2002-06-04

Family

ID=27129575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50337394A Expired - Fee Related JP3287569B2 (ja) 1992-07-10 1993-06-24 フォトレジスト用最上部反射防止コーティングにおける金属イオン含有量の低減

Country Status (7)

Country Link
US (2) US5516886A (ja)
EP (1) EP0648350B1 (ja)
JP (1) JP3287569B2 (ja)
DE (1) DE69310736T2 (ja)
HK (1) HK117497A (ja)
SG (1) SG52770A1 (ja)
WO (1) WO1994001807A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08503983A (ja) * 1992-11-25 1996-04-30 ヘキスト、セラニーズ、コーポレーション フォトレジスト用底部反射防止塗料における金属イオンの低減
JP2003507760A (ja) * 1999-08-12 2003-02-25 クラリアント・インターナシヨナル・リミテッド フォトレジスト用の反射防止膜用組成物
JP2006030603A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Fuji Photo Film Co Ltd 液浸露光用保護膜形成組成物及びそれを用いたパターン形成方法
JP2010039148A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Jsr Corp 液浸上層膜形成用組成物の製造方法

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3630422B2 (ja) * 1991-12-18 2005-03-16 クラリアント・ファイナンス・(ビーブイアイ)・リミテッド ノボラック樹脂中の金属イオンの低減
US5580949A (en) * 1991-12-18 1996-12-03 Hoechst Celanese Corporation Metal ion reduction in novolak resins and photoresists
KR100242920B1 (ko) * 1992-03-06 2000-03-02 잰대머 저수준의 금속이온을 갖는 포토레지스트(rhotoresists having a low level of metal ions)
SG52770A1 (en) * 1992-07-10 1998-09-28 Hoechst Celanese Corp Metal ion reduction in top anti-reflective coatings for photoresists
US5830990A (en) * 1992-07-10 1998-11-03 Clariant Finance (Bvi) Limited Low metals perfluorooctanoic acid and top anti-reflective coatings for photoresists
US5476750A (en) * 1992-12-29 1995-12-19 Hoechst Celanese Corporation Metal ion reduction in the raw materials and using a Lewis base to control molecular weight of novolak resin to be used in positive photoresists
US5614349A (en) * 1992-12-29 1997-03-25 Hoechst Celanese Corporation Using a Lewis base to control molecular weight of novolak resins
US5731385A (en) * 1993-12-16 1998-03-24 International Business Machines Corporation Polymeric dyes for antireflective coatings
US5614352A (en) * 1994-12-30 1997-03-25 Hoechst Celanese Corporation Metal ion reduction in novolak resins solution in PGMEA by chelating ion exchange resin
US5521052A (en) * 1994-12-30 1996-05-28 Hoechst Celanese Corporation Metal ion reduction in novolak resin using an ion exchange catalyst in a polar solvent and photoresists compositions therefrom
US5837417A (en) * 1994-12-30 1998-11-17 Clariant Finance (Bvi) Limited Quinone diazide compositions containing low metals p-cresol oligomers and process of producing the composition
US5750031A (en) * 1995-09-26 1998-05-12 Clariant Finance (Bvi) Limited Process for producing surfactant having a low metal ion level and developer produced therefrom
US5656413A (en) * 1995-09-28 1997-08-12 Hoechst Celanese Corporation Low metal ion containing 4,4'-[1-[4-[1-(4-Hydroxyphenyl)-1-methylethyl]phenyl]ethylidene]bisphe nol and photoresist compositions therefrom
US5962183A (en) * 1995-11-27 1999-10-05 Clariant Finance (Bvi) Limited Metal ion reduction in photoresist compositions by chelating ion exchange resin
US5665517A (en) * 1996-01-11 1997-09-09 Hoechst Celanese Corporation Acidic ion exchange resin as a catalyst to synthesize a novolak resin and photoresist composition therefrom
US6190839B1 (en) 1998-01-15 2001-02-20 Shipley Company, L.L.C. High conformality antireflective coating compositions
US5936071A (en) * 1998-02-02 1999-08-10 Clariant Finance (Bvi) Limited Process for making a photoactive compound and photoresist therefrom
US6228279B1 (en) * 1998-09-17 2001-05-08 International Business Machines Corporation High-density plasma, organic anti-reflective coating etch system compatible with sensitive photoresist materials
US6316165B1 (en) 1999-03-08 2001-11-13 Shipley Company, L.L.C. Planarizing antireflective coating compositions
US6984482B2 (en) 1999-06-03 2006-01-10 Hynix Semiconductor Inc. Top-coating composition for photoresist and process for forming fine pattern using the same
KR100401116B1 (ko) * 1999-06-03 2003-10-10 주식회사 하이닉스반도체 아민오염방지 물질 및 이를 이용한 미세패턴 형성방법
US7030469B2 (en) 2003-09-25 2006-04-18 Freescale Semiconductor, Inc. Method of forming a semiconductor package and structure thereof
US7473512B2 (en) * 2004-03-09 2009-01-06 Az Electronic Materials Usa Corp. Process of imaging a deep ultraviolet photoresist with a top coating and materials thereof
US7384878B2 (en) * 2004-05-20 2008-06-10 International Business Machines Corporation Method for applying a layer to a hydrophobic surface
US20060199111A1 (en) * 2005-03-01 2006-09-07 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Method for manufacturing semiconductor devices using a photo acid generator
US20070172965A1 (en) * 2006-01-23 2007-07-26 Kangguo Cheng Non-destructive trench volume determination and trench capacitance projection
JP5541766B2 (ja) * 2009-05-19 2014-07-09 株式会社ダイセル フォトレジスト用高分子化合物の製造方法
US10347486B1 (en) 2017-12-19 2019-07-09 International Business Machines Corporation Patterning material film stack with metal-containing top coat for enhanced sensitivity in extreme ultraviolet (EUV) lithography

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5624042A (en) * 1979-08-03 1981-03-07 Japan Organo Co Ltd Preparation of drying agent by utilizing used cation exchange resin
JPS63126502A (ja) * 1986-11-18 1988-05-30 Nippon Zeon Co Ltd 半導体基板塗布材料用ポリマ−の精製方法
JPH01228560A (ja) * 1988-03-08 1989-09-12 Hitachi Chem Co Ltd 不純金属成分の低減された溶液の製造法
JPH0465415A (ja) * 1990-07-04 1992-03-02 Hitachi Chem Co Ltd 不純金属成分の低減されたノボラツク樹脂の製造法

Family Cites Families (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2929808A (en) * 1956-04-04 1960-03-22 Exxon Research Engineering Co Removal of metal contaminants in polymerization processes
US4033909A (en) * 1974-08-13 1977-07-05 Union Carbide Corporation Stable phenolic resoles
US4033910A (en) * 1975-09-26 1977-07-05 Union Carbide Corporation Methyl formate as an adjuvant in phenolic foam formation
GB1509354A (en) * 1976-04-24 1978-05-04 Maruzen Oil Co Ltd Process for purifying halogenated alkenyl-phenol polymers
US4250031A (en) * 1977-03-01 1981-02-10 Unitika Ltd. Phenolic chelate resin and method of adsorption treatment
US4195138A (en) * 1978-06-26 1980-03-25 The Dow Chemical Company Chelate resins prepared from the cured reaction product of a polyalkylenepolyamine and epoxide
US4452883A (en) * 1983-05-17 1984-06-05 Minnesota Mining And Manufacturing Company Barrier resin for photothermographic color separation
US4567130A (en) * 1984-07-27 1986-01-28 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for etching single photopolymer layer utilizing chemically soluble pigments
US4584261A (en) * 1984-07-27 1986-04-22 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for etching nonphotosensitive layer under washoff photopolymer layer
JPH063549B2 (ja) * 1984-12-25 1994-01-12 株式会社東芝 ポジ型フォトレジスト現像液組成物
US4636540A (en) * 1985-07-08 1987-01-13 Atlantic Richfield Company Purification of polymer solutions
JPS6232453A (ja) * 1985-08-06 1987-02-12 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd ポジ型ホトレジスト用現像液
US4784937A (en) * 1985-08-06 1988-11-15 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Developing solution for positive-working photoresist comprising a metal ion free organic base and an anionic surfactant
US4747954A (en) * 1985-09-16 1988-05-31 The Dow Chemical Company Removal of metals from solutions
US4721665A (en) * 1986-09-29 1988-01-26 Polychrome Corporation Method for neutralizing acidic novolak resin in a lithographic coating composition
JPS6472155A (en) * 1987-09-12 1989-03-17 Tama Kagaku Kogyo Kk Developing solution for positive type photoresist
GB8729510D0 (en) * 1987-12-18 1988-02-03 Ucb Sa Photosensitive compositions containing phenolic resins & diazoquinone compounds
WO1990001726A1 (en) * 1988-08-10 1990-02-22 Macdermid, Incorporated Light-sensitive novolac resins
US5212044A (en) * 1988-09-08 1993-05-18 The Mead Corporation Photoresist composition including polyphenol and sensitizer
US5175078A (en) * 1988-10-20 1992-12-29 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Positive type photoresist developer
JPH03128903A (ja) * 1989-07-13 1991-05-31 Fine Kurei:Kk 合成樹脂の改質方法および改質合成樹脂
DE3923426A1 (de) * 1989-07-15 1991-01-17 Hoechst Ag Verfahren zur herstellung von novolak-harzen mit geringem metallionengehalt
US5446125A (en) * 1991-04-01 1995-08-29 Ocg Microelectronic Materials, Inc. Method for removing metal impurities from resist components
US5378802A (en) * 1991-09-03 1995-01-03 Ocg Microelectronic Materials, Inc. Method for removing impurities from resist components and novolak resins
JPH0768297B2 (ja) * 1991-11-28 1995-07-26 丸善石油化学株式会社 フォトレジスト用ビニルフェノール系重合体の精製方法
JPH0768296B2 (ja) * 1991-11-28 1995-07-26 丸善石油化学株式会社 ビニルフェノール系重合体の金属除去方法
JP3630422B2 (ja) * 1991-12-18 2005-03-16 クラリアント・ファイナンス・(ビーブイアイ)・リミテッド ノボラック樹脂中の金属イオンの低減
KR100242920B1 (ko) * 1992-03-06 2000-03-02 잰대머 저수준의 금속이온을 갖는 포토레지스트(rhotoresists having a low level of metal ions)
US5300628A (en) * 1992-06-29 1994-04-05 Ocg Microelectronic Materials, Inc. Selected chelate resins and their use to remove multivalent metal impurities from resist components
SG52770A1 (en) * 1992-07-10 1998-09-28 Hoechst Celanese Corp Metal ion reduction in top anti-reflective coatings for photoresists
CA2097791A1 (en) * 1992-08-28 1994-03-01 Sunit S. Dixit High aspect ratio, flexible thick film positive photoresist
WO1994012912A1 (en) * 1992-11-25 1994-06-09 Hoechst Celanese Corporation Metal ion reduction in bottom anti-reflective coatings for photoresists
WO1994014858A1 (en) * 1992-12-29 1994-07-07 Hoechst Celanese Corporation Metal ion reduction in polyhydroxystyrene and photoresists
US5286606A (en) * 1992-12-29 1994-02-15 Hoechst Celanese Corporation Process for producing a developer having a low metal ion level
US5476750A (en) * 1992-12-29 1995-12-19 Hoechst Celanese Corporation Metal ion reduction in the raw materials and using a Lewis base to control molecular weight of novolak resin to be used in positive photoresists
US5472616A (en) * 1993-10-27 1995-12-05 Shipley Company, Inc. Modified anion exchange process
US5350714A (en) * 1993-11-08 1994-09-27 Shipley Company Inc. Point-of-use purification
US5500127A (en) * 1994-03-14 1996-03-19 Rohm And Haas Company Purification process
WO1996012214A1 (en) * 1994-10-12 1996-04-25 Hoechst Celanese Corporation Low metal ion photoactive compounds and photoresists compositions produced therefrom
US5614352A (en) * 1994-12-30 1997-03-25 Hoechst Celanese Corporation Metal ion reduction in novolak resins solution in PGMEA by chelating ion exchange resin
US5521052A (en) * 1994-12-30 1996-05-28 Hoechst Celanese Corporation Metal ion reduction in novolak resin using an ion exchange catalyst in a polar solvent and photoresists compositions therefrom
US5837417A (en) * 1994-12-30 1998-11-17 Clariant Finance (Bvi) Limited Quinone diazide compositions containing low metals p-cresol oligomers and process of producing the composition

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5624042A (en) * 1979-08-03 1981-03-07 Japan Organo Co Ltd Preparation of drying agent by utilizing used cation exchange resin
JPS63126502A (ja) * 1986-11-18 1988-05-30 Nippon Zeon Co Ltd 半導体基板塗布材料用ポリマ−の精製方法
JPH01228560A (ja) * 1988-03-08 1989-09-12 Hitachi Chem Co Ltd 不純金属成分の低減された溶液の製造法
JPH0465415A (ja) * 1990-07-04 1992-03-02 Hitachi Chem Co Ltd 不純金属成分の低減されたノボラツク樹脂の製造法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08503983A (ja) * 1992-11-25 1996-04-30 ヘキスト、セラニーズ、コーポレーション フォトレジスト用底部反射防止塗料における金属イオンの低減
JP2003507760A (ja) * 1999-08-12 2003-02-25 クラリアント・インターナシヨナル・リミテッド フォトレジスト用の反射防止膜用組成物
JP2006030603A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Fuji Photo Film Co Ltd 液浸露光用保護膜形成組成物及びそれを用いたパターン形成方法
JP4551706B2 (ja) * 2004-07-16 2010-09-29 富士フイルム株式会社 液浸露光用保護膜形成組成物及びそれを用いたパターン形成方法
JP2010039148A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Jsr Corp 液浸上層膜形成用組成物の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0648350A1 (en) 1995-04-19
WO1994001807A1 (en) 1994-01-20
DE69310736D1 (de) 1997-06-19
DE69310736T2 (de) 1997-10-30
US5624789A (en) 1997-04-29
JP3287569B2 (ja) 2002-06-04
SG52770A1 (en) 1998-09-28
EP0648350B1 (en) 1997-05-14
US5516886A (en) 1996-05-14
HK117497A (en) 1997-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3287569B2 (ja) フォトレジスト用最上部反射防止コーティングにおける金属イオン含有量の低減
JP3727335B2 (ja) フォトレジスト用底部反射防止塗料における金属イオンの低減
JP3184530B2 (ja) 金属イオンレベルが低いフォトレジスト
KR100280757B1 (ko) 금속 이온 함량이 낮은 현상제의 제조 방법
JP3805373B2 (ja) キレート形成性イオン交換樹脂によってフォトレジスト組成物中の金属イオンを低減させる方法
JP3895776B2 (ja) 金属イオン濃度が低い4,4’−[1−[4−[1−(4−ヒドロキシフェニル)−1−メチルエチル]フェニル]エチリデン]ビスフェノール及びそれから得られるフォトレジスト組成物
US5750031A (en) Process for producing surfactant having a low metal ion level and developer produced therefrom
JP3924317B2 (ja) 陰イオン交換樹脂を使用する、ノボラック樹脂溶液中の金属イオン低減
JP3789138B2 (ja) 有機極性溶媒を含有するフォトレジスト組成物中の混入金属イオンをイオン交換により低減する方法
US6106995A (en) Antireflective coating material for photoresists
WO1996012214A1 (en) Low metal ion photoactive compounds and photoresists compositions produced therefrom
US5830990A (en) Low metals perfluorooctanoic acid and top anti-reflective coatings for photoresists
JP3135585B2 (ja) 2,4―ジニトロ―1―ナフトールを含有するポジ型フォトレジスト組成物
JP3592332B2 (ja) ポジ型感光性組成物

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees