JPH08503743A - 回転ドビー - Google Patents

回転ドビー

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JPH08503743A
JPH08503743A JP6508934A JP50893494A JPH08503743A JP H08503743 A JPH08503743 A JP H08503743A JP 6508934 A JP6508934 A JP 6508934A JP 50893494 A JP50893494 A JP 50893494A JP H08503743 A JPH08503743 A JP H08503743A
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swing
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dobby
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JP6508934A
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English (en)
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トリツィン,スタニスラフ・ヴィケンティエヴィッチ
ゼレンスキー,ミカイル・イヴァノヴィッチ
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トリツィン,スタニスラフ・ヴィケンティエヴィッチ
ゼレンスキー,ミカイル・イヴァノヴィッチ
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C1/00Dobbies
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C9/00Healds; Heald frames
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Looms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 回転ドビーは、織機(4)の主軸(3)に運動学的に結合された共通の駆動軸(1)を備えていて、等角速度の回転を伝達し、この目的のため共通の駆動軸(1)には、カム(25,26)が備わっていて、冠歯車(9)と遊星係合クラッチ(6)のピニオンキャリヤ(8)との旋回ロック手段(10,11)に、共通駆動軸(1)の中心線に対して揺動運動を伝達し、旋回ロック手段(10,11)は、連鎖歯車(27,28)を媒介にプログラム可能な装置(12)に結合させてある。

Description

【発明の詳細な説明】 回転ドビー 発明の背景 本発明は、繊維機械組立技術に係り、特に織機ドビーの構成に関する。 発明の背景 ヘルドの最も好ましい動力学的運動と、織機開口運動の最高速の動作モードは 、等速回転するクランクをヘルドフレームの駆動装置として使用するときに達成 される。しかしながら、この場合、製造される繊維の組み合わせは、平織りに限 定される。 公知技術である織機のヘルド用駆動装置(SU,A3,398049,197 4)では、クランクが脈動周期をもって変化する角速度にて回転し、1周期のな かで織機主軸の等速回転速度を可変速度に変えるため、(CH,A5,5310 73,1974)では差動速度変調器がドビーの入力装置内に組み込んである。 その結果、クランクの回転速度は、瞬間的な停止から1.5倍の過剰速度までの 限度範囲内で変化する。クランクの瞬間的な停止により、開いた開口内でのヘル ドの休止期間は(織機の主軸角度で120゜まで)増加し、かつ一方でヘルドの 運動低下を招き、ヘルドの慣性過負荷へと導く。実際は、速度変調器付きの公知 のドビーの速度は、1分間に編まれる横糸の数によって制限され、毎分500回 転となる。これに関して言えば、毎分1000回転までの主軸回転速度で動作す る空気式織機には、入力側で速度変調を必要としないフック型のドビーが備わっ ている。 公知の回転ドビーの他の欠点は、織機上での開口の高速運動にあり、それが縦 糸の織機の集中的な損耗を招き、深い速度変調が織機の振動及び騒音の運動学的 な発生源となる。 また、公知技術である回転ドビー(SU,AF,1647049号,1991 )は、伝動機構を介して織機の主軸に結合された共通の駆動軸を備え、かつヘル ドフレームに対応する数の遊星係合クラッチを具備しており、このクラッチが、 プログラム可能な装置や枢支軸上に組み付けられた太陽歯車とピニオンキャリヤ と冠歯車とロック手段とによりヘルドフレームのレバー機構のクランクと協慟す る。 また、公知技術である織機の回転ドビー(SU,A1,1602893,19 91)には、プログラムキャリヤからなる制御機構が備わっている。 また、公知技術である織機の回転ドビー(SU,A1,787500,198 0)には、ドビー入力側において速度変調するための差動共通駆動装置が備わっ ている。 公知技術であるレバー手段によりヘルドフレームの運動を制御する装置(US ,A,3568724,1971)は、レバー上部が動作行程に従って上昇させ 下降させかつ休止させることでヘルドフレームの運動を制御する。 公知の回転ドビーの主要な欠点は、入力側で深い速度変調を用いることにあり 、そのことで織機上でのドビーの動作速度は横糸編みで毎分500回に制限され る。 比較のため、そうしたドビーの運動学的及び動力学的特性が、等速回転するク ランクによりヘルドフレームを駆動する開口運動の個々の特性に道を譲ることは 特記さるべきであり、ヘルドフレームの最大動作速度設計に関しては1.5倍、 加速に関しては1.7倍、クランク荷重に関しては2,4倍に及ぶ、、動力学的 な特性に関しては、実験により検証されたものよりもなお高いものとなろう。 発明の要約 本発明は、ヘルドフレーム運動の運動学的ならびに動力学的特性を改良するこ とにより、織機上の回転ドビーの動作速度を一段と高めることを目指すものであ る。 この目的は、織機の主軸に運動学的に結合された共通の駆動軸と、枢支軸上に 組み付けられた太陽歯車とピニオンキャリヤと冠歯車と旋回ロック手段とにより プログラム可能装置及びヘルドフレームのレバー機構クランクと協慟する各ヘル ドフレーム用の遊星係合クラッチと、遊星係合クランクの回転速度を周期的に変 化させるカムとを備えた回転ドビーにより達成される。本発明によれば、ドビー の共通駆動軸には、揺動自在に組み付けられてカムに運動学的に結合された揺動 腕が備わっており、揺動腕の自由端には、旋回ロック手段に共通駆動軸の中心線 に対して揺動を伝達する枢支軸が備わっており、旋回ロック手段は、連鎖歯車を 媒介にプログラム可能な装置に結合される。 本発明の代替実施例では、揺動腕の揺動軸が共通駆動軸の中心線に対して偏位 した形のドビーもまたあり得る。この場合、連鎖歯車が別の形状となろう。 図面の簡単な説明 本発明を、添付図面と併せ示される織機の回転ドビーの構成を参照して説明す る。図中、 図1は、提案された回転ドビーの運動学的概略図を示す。 図2は、図1のA−A線に沿って見た遊星係合クラッチの断面図を示す。 図3は、遊星係合クラッチの旋回ロック手段の枢支軸のカム機構を示す。 好ましい実施例の説明 回転ドビーは、伝動機構2により織機4の主軸3に結合された共通駆動軸1を 備えている。共通駆動軸1には、織機4のヘルドフレーム5の数に対応する遊星 係合クラッチ6が備わっていて、その各々がプログラム可能な装置12及びヘル ドフレーム5のレバー機構のクランク13と協働するが、このレバー機構は、共 通駆動軸1上に固着された太陽歯車7と、ピニオンキャリヤ7と、冠歯車9と、 それぞれピニオンキャリヤ8と冠歯車9とをロックするよう意図されたロック手 段10,11とによりなされる。ロック手段10,11は、枢支軸15,16上 に蝶番により組み付けられている。枢支軸は、揺動腕17,18上に固着(図3 参照)されており、この揺動腕は共通駆動軸1上に揺動自在に取り付けられてい て、連接棒19,20を媒介に揺動棒21,22に結合されており、揺動棒のロ ーラ23,24が共通駆動軸1上に固着されたカム25,26をロックするよう 意図されている。、図3は、ヘルドフレーム5が開いた開口内に休止していて遊 星係合クラッチ6が逆転完了した瞬間のカム機構の位置を示している。 リンク27,28を媒介に、ロック手段10,11はプログラム可能な装置1 2の揺動棒29,30に接続されており、連接棒31により相互に結合され、か つ棒34,35上に配設されたばね32,33により予荷重が与えられている。 ロッド35は、ヘルドフレームのプログラムキャリヤ(図示せず)と協働する信 号発生手段36に蝶番により結合されており、この信号手段の突起37が、レバ ー機構14に接続されてナイフ40に常時当接する揺動棒39のナイフ刃38と 協慟する。 回転ドビーは、以下のように動作する。 織機の先行する動作行程においてプ ログラムキャリヤから受信した信号によりプリセットされた信号発生手段36の 位置は、続く行程においてヘルドフレームにより再生される。 図1は、続く織機の動作行程において、下方位置にあるヘルドフレーム5と、 ヘルドフレームの下方位置に対応する位置にある信号発生手段36とが図示され ている。 ナイフ40が前進すると、信号発生手段36の突起37は揺動棒39のナイフ 刃38の下に入り込む。その結果、ロッド35は左方に移動し、ばね32が揺動 棒29,30を開始位置に保持し、ピニオンキャリヤ8はロック手段10により ロックされ、冠歯車9はロック手段11によりロックされないままでいる。ピニ オンキャリヤ8に歯付きリングによって結合されたクランク13が、目下の動作 行程の後に起きる織機の全動作行程の間、ヘルドフレーム5を下方位置に保持す る。 信号発生手段36の位置が反対側(図中、一点鎖線で示してある)に変わると 、突起37はナイフエッジ38の下にはなく、ロッド35は図1に示した位置に 止まり、冠歯車9の連続する歯部の間隙が接近すると、ばね33がばね32の抵 抗に打ち勝ち、ロック手段11を媒介に冠歯車9をロックする。その結果、揺動 棒29,30は、時計方向に逆転し、ロック手段10がピニオンキャリヤ8を解 放し、ピニオンキャリヤは織機4の主軸3の回転をクランク13に伝え、ヘルド フレーム5はレバー機構14を媒介に続く動作行程で下方位置から上方位置へと 移動する。 遊星係合クラッチ6とロック手段10,11との協働は、以下のように逆転プ ロセスにおいて行われる。 太陽歯車7の角速度ωiは、織機4の主軸3の角速度ωm.s.の大きさと等しく 、方向は一致している(図1参照)。 冠歯車9が静止(ωc.g.=0)すると、ピニオンキャリヤ8の角速度ωp.c.は 、太陽歯車7の角速度ωiの方向に一致し、かつ ωp.c.=ωm.s./ii-8:ωm.s./4 である。 ピニオンキャリヤ8が静止(ωp.c.=0)すると、冠歯車9の角速度ωc.g.は 、歯車7,9からなる単純な伝動により決定され、 ωc.g.=ωm.s./ii-9=ωm.s./3 であり、ωc.g.の方向は、ωiとは反対である。 遊星係合クラッチ6の逆転行程では、揺動腕17はピニオンキャリヤ8の回転 方向に回転し、揺動腕18は冠歯車9の回転方向に回転する。 揺動腕の速度は、 ωc.g.rocker=ωc.g.[ωp.c.=0]/2=ωm.s./2*ii-9 =ωm.s./2*3=ωm.s./6 ωp.c.rocker=ωp.c.[ωc.g.=0]/2=ωm.s./2*ii-8 =ωm.s./2*4=ωm.s./8 となるようにしてある。 枢支軸17,18上に組み付けられたロック手段10,11を媒介に、揺動腕 17,18はそれらの回転速度をロックされたピニオンキャリヤ8と遊星係合ク ラッチ6の冠歯車9とに伝達する。ロック手段10,11によりロックされたピ ニオンキャリヤ8や冠歯車9は、遊星機構を介してロック手段10,11により ロックされていない冠歯車9やピニオンキャリヤ8に追加の速度を伝達する。ピ ニオンキャリヤ8及び(便宜上、太陽歯車7を静止させたときの)遊星係合クラ ッチ6の冠歯車9の追加の速度は、以下の関係で結ばれている。 ωi=0,ωp.c.=3ωc.g./4 これらの速度は、方向が一致する。 (ロック手段によりロックされていない)自由なピニオンキャリヤ8の絶対速 度すなちわ冠歯車9の絶対速度は、2つの運動源からの速度成分を代数的に加算 することにより形成され、すなわち第1は太陽歯車7からの速度成分であり、第 2にはロック手段10,11によって遊星係合クラッチ6に係合させられた揺動 腕17,18からの速度成分である。 これにより、ピニオンキャリヤ8の絶対回転速度は、 ωp.c.abs]=ωp.c.[ωc.g.=0]−ωp.c.[ωc.g.=0] すなわち、 ωp.c.abs]=(ωm.c./4)−(3ωc.g./4),[ωi=0] すなわち、 ωp.c.abs]=(ωm.c./4)−(3ωc.g. rocker/4) ωp.c.abs]=(ωm.c./4)−(3ωm.s./4*2*3)=ωm.s./8 速度ωp.c.[abs]=ωm.s./8におけるピニオンキャリヤ8の回転は、揺動 腕17を同じ速度ωp.c.rocker=ωi/8で回転させることにより遊星係合クラ ッチ6の逆転プロセスへと引き継がれる。 冠歯車9の無衝撃ロック条件は、これまでに述べたのと同様の方法により得ら れる。 ωc.g.[abs]=ωc.g.[ωc.g.=0]−ωc.g.[ω=0] すなわち、 ωc.g.[abs]=(ωm.s./3)−(4ωc.p.rocker/3) すなわち、 ωc.g.[abs]=(ωm.s./3)−(4ωm.s./3*2*4)=ωm.s./6, ωc.g.−ωc.g.rocker=0 揺動腕17,18の動きは、遊星係合クラッチが個々のロック手段によって完 全にロックされた後、円滑に遅延されるが、個々のロック手段は、ロックされて いない冠歯車9やピニオンキャリヤ8をヘルド運動の主位相期間内で維持される 一定速度まで円滑に加速する。 ロック可能なピニオンキャリヤ8の絶対角速度(ωp.c.[abs]=ωm.s./8 )及び冠歯車9の絶対角速度(ωc.g.[abs]=ωm.s./6)が、揺動腕17, 18の小さな揺動角度を規定しており、クランク13の限界位置領域内での遊星 係合クラッチ6の逆転可能性をもたらし、かつカム25,26の輪郭の幾何学的 構造を単純化する。ヘルド5の能動運動領域にあっては、クランク13は、共通 駆動軸1の角速度の半値と揺動腕17,18の開始位置への円滑な復帰揺動の一 定速度の幾らかの追加との加算値に等しい一定速度で回転する。 揺動バー21,22(図3)の腕寸法を変えることにより、ロック手段10, 11と遊星係合クラッチ6との間の零値とは異なる相対摺動速度は、簡単にプリ セットされる。 一つの実施例として、揺動腕17,18の回転を標準的な慣行形態とすると、 Si=So{(θi/T)−(1/2π)sin2πθi/T} である。 これを微分することにより、揺動腕の回転角速度ωiは次式で表される。 ωi=(Soωm.s./T)(1−cos2πθi/T) ここで、Tは揺動腕が一方の限界位置から他方の限界位置まで回転するときの 共通駆動軸1の回転位相角度である。 θiは、共通駆動軸1の回転角度の現在値である。 θi=T/2 のとき、ωi=ωrockermax=2Soωm.s./T である。 揺動腕17と冠歯車9の速度が等しくなるのは、 θrockermax=ωm.s./6 すなわち ωm.s./6=2Soωm.s./T のときである。 要求される揺動腕の揺動角度は、 冠歯車9のロック手段11の揺動腕18については、So=T/12であり、 ピニオンキャリヤ8のロック手段10の揺動腕17についは、So=T/16 である。 冠歯車9の回転速度に対する揺動腕18の加速度の位相角度T(1)が、30度 に等しいものとする。その加速期間T(1)における揺動腕の揺動角度は、 So (1)=2.5゜ となる。 さらに、ロック手段10が冠歯車9に随伴する位相角度T(2)もまた30度に 等しいものとしよう。この場合、一定速度における運動領域上での揺動腕の揺動 角度、すなわち冠歯車9のロック手段11についてのωm.s./16と、ピニオン キャリヤ8についてのωm.g./8は、 冠歯車9のロック手段11の揺動腕18については、 So (2)=T(2)/6=30°/6=5° ピニオンキャリヤ8のロック手段10の揺動腕17については、 So (2)=T(2)/8=30゜/8=3.75゜ である。 遊星係合クラッチ6は、共通駆動軸1の回転位相にして T(1)+T(2)=60゜ でロックされ、揺動腕17,18の角度 So (1)+So (2) にして、冠歯車9のロック手段11では、 So (1)+So (2)=2.5°+5°=7.5゜ ピニオンキャリヤ8のロック手段10では、 So (1)+So (2)=1.9°+3.75°=4.65° でそれぞれロックされる。 揺動腕17,18の行き過ぎ位相T(3)が30度に等しく、それが加速行程に おける揺動腕17,18の回転角度に対応するものとする。この行程の領域にあ っては、ロック手段10,11は、遊星係合クラッチ6の外部表面によって阻止 される。 揺動腕17,18の回転の完結位相周期Tは90゜に等しく、揺動完結角度S は、冠歯車9のロック手段11の揺動腕18については10°であり、ピニオン キャリヤ8のロック手段10の揺動腕17については、7.55゜である。ピニ オンキャリヤ8の阻止手段10の逆転と阻止は、開いた開口内にあるヘルドフレ ームの限界内において、ピニオンキャリヤ8のロック手段の揺動腕の回転角度の 2倍(15.1°)に等しいクランク13の回転角度において達成される。 提案発明の利点は、開口の主要動作期間内において、ヘルドフレームが等速回 転するクランクによって駆動され、開いた開口の短期間で行われる衝撃逆転を得 るため、ロック手段の枢支軸の休止が、ピニオンキャリヤと遊星係合クラッチの 冠歯車との回転運動を伴うことにある。ロック手段によるピニオンキャリヤと遊 星係合クランクの冠歯車との無衝撃逆転は、次の4つの要因が組合わさった動作 によって保証される。(1)冠歯車の回転するロック可能な歯部空間すなわち自 在ロック手段によるピニオンキャリヤが随伴すること、(2)ロック手段による ロック可能な歯部空間の回転を犠牲にして、ロック可能な歯部空間の速度が低減 されること、(3)ピニオンキャリヤ及び冠歯車上で行われる共通駆動軸の角速 度が低減されること、(4)高速の共通駆動軸上にロック手段の枢支軸を駆動す るカムが組み込まれたことである。ここに記述した4つの要因が担う技術的可能 性を用いることで、ドビーの入力側における速度変調器を無しで済ますことが可 能であり、かくしてドビーの速度特性を2倍に高めかつ運動学的慣性付加を1. 7分の1に減らし、織機の騒音と振動のレベルを低減することにより、ドビーの 機械的特性を本質的に改善することができる。 産業上の利用分野 遊星逆転原理を伴い、かつ入力側に速度変調器をもたない回転ドビーが、あら ゆる種類の繊維の多様な組み合わせからなる織物を製造する非往復型織機のあら ゆる主要種の使用に向け設計される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トリツィン,スタニスラフ・ヴィケンティ エヴィッチ ロシア連邦115492 モスクワ,ウーリッツ ァ・ビルジュレヴスカヤ,ドム 18,コー プ 2,クヴァルツィーラ 191 (72)発明者 ゼレンスキー,ミカイル・イヴァノヴィッ チ ロシア連邦127560 モスクワ,ウーリッツ ァ・コネンコヴァ,ドム 10,クヴァルツ ィーラ 109

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.織機(4)の主軸(3)に運動学的に結合された共通の駆動軸(1)と、各 ヘルドフレーム(5)のための遊星係合クラッチ(6)であって、枢支軸(15 ,16)上に組み付けられた太陽歯車(7)とピニオンキャリヤ(8)と冠歯車 (9)と旋回ロック手段(10,11)とを介して、プログラム可能な装置(1 4)及びヘルドフレーム(5)のレバー機構(14)のクランク(13)と協働 する前記クラッチ(6)と、遊星係合クラッチ(6)の回転速度を周期的に変動 させるカム(26,25)とを具備し、ドビーの共通の駆動軸が、揺動自在に配 設されかつカム(26,25)に運動学的に結合された揺動腕(17,18)を 備え、揺動腕(17,18)の自由端が、旋回ロック手段(10,1l)に共通 駆動軸(1)の中心線に対して揺動を伝達する枢支軸(15,16)を備え、旋 回ロック手段(10,11)が、連鎖歯車(27,28)を媒介にプログラム可 能な装置(12)に結合されていることを特徴とする回転ドビー。
JP6508934A 1992-10-02 1993-02-04 回転ドビー Pending JPH08503743A (ja)

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RU5063881 1992-10-02
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