JPH08502457A - ウエブ材料、枚葉紙又はこれと類似のものを加熱乾燥させるための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明によれば、乾燥装置（１３）の乾燥部材（１４）の範囲に設けられたガイド手段（１５）上の搬送経路（１２）に沿って移動せしめられるウエブ材料、枚葉紙又はこれと類似のものを加熱乾燥させるための装置が提供される。この装置は、冷却装置（１６，１７，１８，１９）を有しており、該冷却装置の冷却媒体が、適当な冷却媒体ライン（２０）によって、乾燥器範囲内のガイド手段（１５）に及び乾燥部材（１４）にガイドされ、この乾燥部材（１４）からさらに熱交換器（１６）にガイドされるようになっている。本発明の装置はさらに、空気を乾燥器範囲から吸い出すための空気吸込み装置（２３）が設けられている。特にスペースを節約した構成を実現するために、本発明によれば、冷却装置の熱交換器（１６）を、乾燥器範囲に接続された、空気吸込み装置の空気取り入れ範囲（３６）内に配置することが提案されている。

Description

【発明の詳細な説明】 ウエブ材料、枚葉紙又はこれと類似 のものを加熱乾燥させるための装置 本発明は、請求項１の上位概念に記載した形式の、ウエブ材料、枚葉紙材料及 びこれと類似のものを加熱乾燥させるための装置に関する。 最近の印刷機において、印刷インキ又は印刷ニスの乾燥を促進させるために設 けられる公知の乾燥装置は、例えば赤外線−熱放射装置で作業するようになって いる。この熱放射装置には、放射線反射器と、それに向き合って配置された枚葉 紙そらせ板とが配属されている。このような形式のＩＲ乾燥器は、放射装置のガ ラス表面において約９００°の運転温度を有しているＩＲ放射装置で作業するの で、乾燥器を、相応の冷却媒体例えば不凍媒体が添加された水で冷却しなければ ならない。この場合、乾燥器範囲で加熱された冷却媒体から、適当な熱交換器で 引き取られた熱が再び回収される。冷却装置及びＩＲ乾燥器のためには、電気式 の供給及び制御装置又は配電盤及び、冷却媒体のための適当な冷却装置が必要と される。これらの装置は機械に隣接して又は機械から離れて配置されている。機 械に隣接して配置される冷却装置及び配電盤は比較的大きいスペースを必要とす るので、印刷工場内に配置 するのはしばしば不可能である。従って、長い供給及び冷却媒体ラインを必要と しないような配置を考慮しなければならない。 乾燥器範囲から残留熱及び空気を吸い込むために、印刷機の排紙装置に吸込み 装置を配置することが知られている。 本発明の課題は、冒頭に述べた形式の、加熱乾燥するための装置を改良して、 特にスペースを節約した配置を可能とするようなものを提供することである。 この課題は本発明によれば、請求項１の特徴に記載した本発明の装置によって 解決された。 本発明によれば、乾燥装置のための冷却装置の熱交換器が、空気吸込み装置の 空気取り入れ範囲内に配置されているので、この空気吸込み装置によって空気及 び残留熱が乾燥器範囲から導出される。このような、長い冷却媒体ラインを避け ることができるような非常にコンパクトな構成によって、乾燥器範囲から吸い込 まれた空気が周囲空気に対して加熱されていても、冷却媒体を十分に冷却するこ とができる。冷却媒体を効果的に導出するためには、熱交換器内の冷却媒体と熱 交換器の周囲を貫流する空気との間に明らかな温度差が存在すれば十分である。 この場合、乾燥器から戻し案内される冷却媒体を熱交換器内で周囲温度を介し て約８℃に冷却するためには、乾燥器範囲からの暖かい空気が約３５℃〜４０℃ であればで十分であることが分かった。この場合、このように冷却された冷却媒 体は、ＩＲ乾燥器の放射線反射器若しくは冷却しようとする枚葉紙そらせ板より も著しく低い温度を有している。 印刷機において必要とされる空気吸込み装置を備えた熱交換器を本発明に従っ て配置したことによって、特にコンパクトな配置が得られるだけでなく、同時に 冷却装置のための特別な冷却送風器を省略することができる。 本発明の実際的な構成は、請求項２及び３に記載されている。 本発明の特に有利な構成は請求項４に記載されている。空気吸込み装置と、冷 却装置の駆動部材及び監視部材とを１つの固有のケーシングつまり補助ケーシン グ内に一緒に配置したことによって、乾燥装置を冷却するために必要な機能群を モジュール式に配置することができる。これによって、各機能構造部分を工場内 で前もって組み立てて、品質保証の観点で見て機能が申し分ないものであること を検査することができるので、現場で印刷機に、乾燥器と供給モジュールだけつ まり空気吸込み装置及び冷却装置の組み込まれた補助ケーシングだけを取付け、 互いに結合するだけでよい。これによって、構造群の短い取付け時間に基づいて 、顧客にとって便利である現場での迅速な取付けが得られる。 本発明による装置の機能確実性をさらに改良するために、請求項６に記載した 構成が設けられている。 場合によっては生じる、冷却媒体循環経路内での容積変化を補償するために、 請求項７によれば、冷却媒体循環経路内に補償容器が設けられており、この補償 容器は同様に補助ケーシング内に配置されていて、これによって供給モジュール 内に設けられた機能を補償する。 補助ケーシング内に配置された構造群を、乾燥範囲から吸い出されて加熱され 、溶剤蒸気が添加された空気（この空気は、乾燥器との接続部に吹き付けステー ションが設けられている場合には、パウダーの微粒粉末も含有している）に対し て保護するために、請求項８の構成が提案されている。この場合、前述の、補助 ケーシング内に配置された構造群だけが熱気及び汚染に対して保護されるだけな く、有効な空気吸込み作用も確実に得られる。何故ならば、接続ケーシングによ って、申し分のない空気ガイドが保証されるからである。 請求項１２によれば、補助ケーシング内のスペースを、さらに別の供給装置を 設けるために利用することができる。何故ならば、空気吸込み装置内の空気ガイ ドは、補助ケーシングの構造とは無関係だからである。これによってさらに、技 術的な欠点を甘受することなしに、補助ケーシングを機械ケーシングに簡単に適 合させることもできる。 請求項１３及び１４には、本発明のさらに別の有利な構成が記載されている。 請求項１５によれば、補助ケーシング内の電気式の供給ユニットが設けられて おり、この供給ユニットは、本発明による装置のための電気式及び又は電子式の 供給及び制御装置を有している。この場合、熱せられた溶剤蒸気を含有する空気 に対して、電気式の供給ユニットを遮蔽することが特に重要である。請求項１６ によれば、有利には、本発明による装置のための操作部材が補助ケーシングに配 置されている。 指令台で操作できる印刷機、つまり離れて配置された制御盤によって遠隔操作 できる印刷機においては、装置の個々の操作部材及び表示部材は同様に指令台の 制御盤に配置されている。この場合、比較的簡単に敷設できる制御ラインが必要 なだけである。 以下に図面に示した実施例について本発明の詳しく説明する。 図１は、印刷機に配置された、加熱乾燥を行なうための装置の概略的な断面図 である。 図２は、図１に示した装置の供給モジュールの概略的な断面図である。 図３は、図１に示した装置の、カバープレートを取り除いた状態で見た供給モ ジュールの平面図である。 図面では、互いに対応する部材には同一の符号を記 るした。 図１には、枚葉紙印刷機の排紙装置１０が概略的に示されている。この排紙装 置１０では、印刷された枚葉紙が排紙積み１１上に載せられている。印刷された 枚葉紙は、相応の搬送装置によって搬送経路１２に沿ってガイドされる。 搬送経路１２には乾燥装置１３が配属されており、この乾燥装置１３は、例え ばＩＲ放射乾燥機として構成されていて、放射線反射器１４を有している。この 放射線反射器１４は、図１には示されてないＩＲ放射装置から発生された赤外線 放射線を、搬送経路１２に沿って乾燥装置１３の手前を通ってガイドされた枚葉 紙に向かって反射させる。搬送経路１２で、放射線反射器１４とは反対側には、 印刷された枚葉紙のためのガイド部材として枚葉紙そらせ板１５が配置されてい る。 乾燥装置１３を冷却するために、熱交換機１６と流れ監視装置１７と、冷却媒 体のための補償容器１８と循環ポンプ１９とを備えた冷却装置が設けられている 。循環ポンプ１９から冷却媒体ライン２０が枚葉紙そらせ板１５にガイドされ、 冷却媒体はこの枚葉紙そらせ板１５を通って流れる。枚葉紙そらせ板１５の冷却 媒体出口は、接続ライン２１を介して放射線反射器１４に接続されているので、 冷却媒体はこの放射線反射器１４も同様に貫流する。放射線反射器１４の冷却媒 体出口側は、戻し案内ライン２２を介して熱交換器１６の冷却媒体入口に接続さ れており、熱交換器の出口は流れ監視装置１７を介して補償容器１８に接続され ていて、この補償容器１８には、循環ポンプ１９が接続されている。 このような形式で、開放された冷却システム内で閉鎖された冷却媒体循環回路 が得られる。 乾燥装置の範囲から残留熱及び溶剤蒸気を導出するために、空気吸込み装置２ ３が設けられている。この空気吸込み装置２３は、排気スリーブ２４内に配置さ れた送風管２５を有している。排気スリーブ２４は、接続ケーシング２６に配置 されていて、この接続ケーシング２６内の、印刷された枚葉紙のための搬送経路 １２に対して直交する方向に延びる空気取り入れ範囲３６内には、冷却装置の熱 交換器１６が配置されている。 冷却装置には、詳しく図示されていない２つのサーモスタットが配属されてい て、これらのサーモスタットは冷却媒体温度を監視する。一方のサーモスタット は、乾燥機の遮断後に熱が溜まるの避けるために、送風管２５の伴流を制御する 。他方のサーモスタットは、冷却媒体がその熱容量に応じた最大熱量を受容した 時に、乾燥装置１３を遮断する。 乾燥装置１３にはさらに、エアワイパー（Luftrakel）が配属されており、こ のエアワイパーの送風ノズル ２７は、搬送経路１２の幅全部に亘って延びていて、搬送方向で見て放射線反射 器１４の前後に配置されている。 枚葉紙の搬送方向で見て乾燥装置１３の後ろには、吹き付けノズル２９及びイ オン化ロッド（Ionisationsstab）３０を備えた吹き付け装置２８が配置されて いる。 図２及び図３に示されているように、熱交換器１６、流れ監視装置１７、補償 容器１８及び循環ポンプ１９を備えた冷却装置２３は、空気吸込み装置２３と、 エアワイパー送風ノズル２７に供給するための送風装置３１と共に、１つの補助 ケーシング３２内に配置されており、この補助ケーシング３２は、オフセット印 刷機の排紙装置１０の範囲でオフセット印刷機の機械ケーシング３３に取り付け られている。 この場合、空気吸込み装置の接続ケーシング２６は、ほぼ直方体形状に構成さ れていて、その底壁部３４で、搬送経路１２の幅に亘って延びる、ほぼ方形の開 口３５を有しており、この開口３５は、機械ケーシング３３内の相応の開口に対 応していて、空気取り入れ範囲３６を規定している。接続ケーシング２６のカバ ー壁３７上には、送風管２５を備えた排気スリーブ２４がほぼ中央に配置されて いる。接続ケーシング２６によって、空気取り入れ範囲３６のほぼ方形の横断面 が、これよりも小さい、送風管２５若しくは排気スリ ーブ２４の円形横断面に合致せしめられる。 エアワイパーの送風ノズル２７に供給するための送風装置３１は送風器３８を 有しており、この送風器３８は、チューブ導管３９を介して空気量調節装置４０ に接続されている。この空気量調節装置４０は、外部からアプローチ可能に補助 ケーシング３２の外壁部に配置されている。エアワイパーのための送風ノズル２ ７に接続するために接続部材４１が設けられており、この接続部材４１は、詳し く図示していない形式で相応のラインを介して送風ノズル２７に接続可能である 。エアワイパーの送風ノズル２７に場合によっては熱気を供給することができる ようにするために、流れ方向で見て送風器３８の前後で、補助ケーシング内に加 熱装置（図示せず）が組み込まれている。 補助ケーシング３２内にはさらに電気式の供給ユニット４２が配置されており 、この供給ユニット４２のケーシング４２′は、相応の接続部材４３を介して、 補助ケーシング３２の中間壁又は補強壁４４に固定されている。中間壁又は補強 壁４４は、電気式の供給ユニット４２を、補助ケーシング３２内に配置されたそ の他の装置に対して熱的に分離するためにも役立つ。電気式の供給ユニット４２ は、図示していない形式でメインスイッチ、モータ保護スイッチ、すべての必要 な予防手段並びに電子制御切り換え回路を有しており、またこの供給ユニット４ ２は、供給及び制御ライン のための接続装置４５と、相応の操作及び表示装置を備えた操作ユニット４６を 有している。この操作ユニットは、補助ケーシング３２の側壁３２′に外側で配 置されている。 これによって、工場であらかじめ組み立てられ、すべての機能が検査される、 乾燥装置のための供給モジュールが得られる。 この場合、加熱による乾燥を行なうための本発明による装置の組み立ては次の ようにして行なわれる。 空気吸込み装置２３、熱交換器１６を備えた冷却装置、流れ監視装置１７、補 償容器１８、循環ポンプ１９、並びにエアワイパーの送風ノズル２７のための送 風装置３１は、工場内で補助ケーシング３２内に完全に前組み立てされる。この 場合、電気的な供給ユニット４２も工場内で電気的に完全に配線される。それに 応じて、冷却媒体及び空気のための接続部は、組み立て完成された状態であらか じめ取り付けられていて、その申し分のない機能及びシール性が検査される。印 刷機には、枚葉紙そらせ板１５と、ＩＲ放射装置を備えた放射線反射器１４と、 場合によってはエアワイパーのための送風ノズル２７とが取り付けられる。さら にまた冷却媒体ライン、接続ライン及び戻し案内ライン２０，２１，２２が敷設 される。 次いで補助ケーシング３２を備えた供給モジュールが機械ケーシング３３に組 み立てられ、この場合冷却 媒体ライン２０は、循環ポンプ１９の出口ライン４６に取り付けられた接続部材 ４５に接続される。冷却媒体のための戻し案内ライン２２は、接続管片４７によ って熱交換器に接続されている。エアワイパーの送風ノズル２７は、接続部材４ １を備えた接続ライン（図示せず）を備えた接続ラインを介して送風装置３１の 空気量供給装置に接続されている。さらにまた、乾燥装置１３のＩＲ放射装置の ための電気式の接続ラインを接続しなければならない。 しかも排気スリーブ２４は、適当な排気ライン（この排気ライン内には場合に よってはフィルタが配置される）に接続されている。 最後に冷却装置に、一般的な形式で冷却媒体が充填される。 印刷された枚葉紙を乾燥させるための、上記の装置を運転すると、枚葉紙は、 乾燥範囲を通って搬送経路１２に沿ってガイドされ、印刷インキの酸化乾燥を促 進させるために、赤外線放射によって加熱される。枚葉紙そらせ板１５及び放射 線反射器１４を冷却させることによって、印刷機内で熱が溜まることが避けられ る。冷却するためには有利には、耐腐食性媒体及び／又は不凍媒体を添加した水 が冷却媒体として使用される。この冷却媒体はまず、比較的冷たい枚葉紙そらせ 板１５を貫流し、次いで比較的温かい放射線反射器１４を貫流する。次いで冷却 媒体は熱交換器を通るよう にガイドされる。また、この熱交換器の後ろに配置された流れ監視装置１７が、 冷却循環回路の機能を常に監視する。 一方では乾燥範囲内に存在する残留熱を導出し、それと同時に他方では溶剤蒸 気が添加された空気を導出するために、この空気は、空気吸込み装置２３によっ て吸い込まれ、相応の導出装置を介して導出される。乾燥装置範囲から導出ガイ ドされた空気は、空気−水−熱交換器として構成された熱交換器１６の周囲を貫 流し、これによって冷却媒体を冷却するために使用される。吹き付け装置２８の 後ろに乾燥装置１３が配置されている場合には、同時に余剰のパウダーが、吸い 込まれた空気と一緒に導出ガイドされ、これによって印刷機の不都合な汚れが減 少され、作業員は、散布されるパウダー及び溶剤蒸気にさらされることがなくな る。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 搬送経路（１２）に沿って、乾燥装置（１３）の乾燥部材（１４）の範囲 に設けられたガイド手段（１５）を介して移動せしめられるウエブ材料、枚葉紙 又はこれと類似のものを加熱乾燥させるための装置であって、 冷却装置（１６，１７，１８，１９）が設けられていて、該冷却装置の冷却媒 体が、適当な冷却媒体ライン（２０）によって、乾燥器範囲内のガイド手段（１ ５）に及び乾燥部材（１４）にガイドされ、この乾燥部材（１４）からさらに熱 交換器（１６）にガイドされるようになっており、 空気を乾燥器範囲から吸い出すための空気吸込み装置（２３）が設けられてい る形式のものにおいて、 冷却装置の熱交換器（１６）が、乾燥装置範囲に接続された、空気吸込み装置 の空気取り入れ範囲（３６）内に配置されていることを特徴とする、ウエブ材料 、枚葉紙又はこれと類似のものを加熱乾燥させるための装置。 ２． 空気吸込み装置（２３）が補助ケーシング（３２）内に配置されていて、 該補助ケーシング（３２）が、搬送経路（１２）及び乾燥部材（１４）を取り囲 む機械ケーシング（３３）に取り付けられている 、請求項１の装置。 ３． 冷却装置の熱交換器が補助ケーシング（３２）内に配置されている、請求 項１又は２記載の装置。 ４． 冷却装置が、循環ポンプ（１９）を備えた冷却媒体循環経路を有しており 、該冷却媒体循環経路が、冷却媒体循環経路のための冷却装置の別の運転及び監 視手段（１８，１７）と共に、補助ケーシング（３２）内に配置されている、請 求項１から３までのいずれか１項記載の装置。 ５． 循環ポンプ（１９）から延びて熱交換器に戻し案内される冷却媒体ライン （４６，２０若しくは２２）内に解除可能な導管接続部材（４５，４７）が設け られており、該導管接続部材（４５，４７）が、補助ケーシング（３２）と機械 ケーシング（３３）との間の移行範囲に配置されている、請求項４記載の装置。 ６． 熱交換器（１６）と循環ポンプ（１９）との間の冷却媒体循環経路内に流 れ監視装置（１７）が設けられており、該流れ監視装置（１７）が補助ケーシン グ（３２）内に配置されている、請求項４又は５記載の装置。 ７． 補助ケーシング（３２）内で、冷却媒体循環経路内で熱交換器（１６）と 循環ポンプ（１９）との間に配置された、冷却媒体のための補償容器（１８）が 取り付けられている、請求項４から６までのいず れか１項記載の装置。 ８． 空気吸込み装置が接続ケーシングを有しており、該接続ケーシングの空気 取り入れ範囲（３６）内に熱交換器（１６）が配置されていて、該接続ケーシン グに送風管（２５）の出口側が接続されている、請求項１から７までのいずれか １項記載の装置。 ９． 接続ケーシグ（２６）が、ほぼ搬送経路の幅全体に亘って延びる、有利に は方形の空気取り入れ範囲（３５，３６）を有しており、該空気取り入れ範囲（ ３５，３６）が、熱交換器（１６）によってほぼ覆われている、請求項８記載の 装置。 １０．送風装置が、搬送経路に対して直交する方向で見て、接続ケーシング（２ ６）のほぼ中央に配置されている、請求項８又は９記載の装置。 １１．送風装置が送風管（２５）として形成されていて、接続ケーシング（２６ ）に直接接続された排気スリーブ（２４）に設けられている、請求項８から１０ までのいずれか１項記載の装置。 １２．乾燥装置（１３）にエアワイパーが配属されていて、該エアワイパーの送 風ノズル（２７）が、相応の導管を介して、補助ケーシング（３２）内に配置さ れたケーシング（３８）に接続されており、送風ノズル（２７）に通じる導管が 、有利には補助ケーシング（３２）と機械ケーシング（３３）との移行範囲で、 送風器（３８）又は相応の接続部材（４１ ）に解除可能に接続されている、請求項２から１１までのいずれか１項記載の装 置。 １３．エアワイパーの送風器（３８）に空気量調節装置（４０）がが配属されて いて、該空気量調節装置（４０）が、補助ケーシング（３２）内で、送風ノズル （２７）に通じるラインのための接続部材（４１）と送風器（３８）との間に配 置されている、請求項１２記載の装置。 １４．空気媒体調節装置（４０）のための操作装置（４０′）が、補助ケーシン グ（３２）に外部からアプローチ可能に配置されている、請求項１３記載の装置 。 １５．補助ケーシング（３２）内に、空気吸込み装置（３２）と冷却装置と乾燥 装置（１３）及び又は送風器（３８）とを有する電気式の供給ユニット（４２） のための電気式及び又は電子式の供給及び制御装置が設けられている、請求項２ から１４までのいずれか１項記載の装置。 １６．空気吸込み装置（２３）、冷却装置、乾燥装置（１３）及び／又は送風器 （３８）のための操作部材及び／又は制御手段及び表示手段が、電気式の供給ユ ニット（４２）の範囲内で補助ケーシング（３２）に配置されている、請求項２ から１５までのいずれか１項記載の装置。