JPH0850229A - 撮像装置システム及び交換レンズ及び撮像装置 - Google Patents

撮像装置システム及び交換レンズ及び撮像装置

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JPH0850229A
JPH0850229A JP7132056A JP13205695A JPH0850229A JP H0850229 A JPH0850229 A JP H0850229A JP 7132056 A JP7132056 A JP 7132056A JP 13205695 A JP13205695 A JP 13205695A JP H0850229 A JPH0850229 A JP H0850229A
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JP
Japan
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lens
image pickup
drive
camera
driving
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JP7132056A
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English (en)
Inventor
Toshiro Miyake
俊郎 三宅
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/08Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification adapted to co-operate with a remote control mechanism

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】従来レンズ駆動を停止せず連続駆動を行ってい
る場合にシャッタレリーズが操作された際、レンズ駆動
時間を予測できないことや、ある撮影時のカメラシステ
ムの電源電圧、温度、姿勢等の環境下では、予測精度を
低下させることがあった。上記問題を鑑みて交換レンズ
の駆動能力を常に把握し、レンズ駆動に要する駆動時間
を予測できるようにすることで合焦制御を向上させた撮
像装置システムを提供する。 【構成】レンズ1は、撮影レンズ101、レンズ駆動部
103、レンズ駆動制御部104、通信手段105、駆
動能力データ記憶部106、駆動能力データ決定部10
7から、カメラ2は焦点検出部205、合焦制御部20
6、環境状態検出部208からなるカメラシステムであ
る。ある環境状態下の駆動能力データを決定し、合焦制
御の性能を向上させたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動合焦可能な撮像装置
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】自動合焦可能なカメラで合焦制御を行う
方法は、予め目標とするレンズ駆動量に要する駆動時間
を予測することが開示されている。それは、過去におこ
なったレンズ駆動におけるレンズ駆動量と実駆動時間か
ら次回の目標レンズ駆動量に要する駆動時間を予測する
というものである(特開平1−213614)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では少なくとも過去1回のレンズ駆動におけるレン
ズ駆動量と実駆動時間とが必要である。しかし、レンズ
の駆動を停止させることなく連続して駆動を行うオーバ
ーラップサーボのような場合には、純粋に停止から駆動
を開始し目標位置で停止制御を行うレンズ駆動は存在し
ないか、たとえ存在しても小さいレンズ駆動量の実駆動
時間しか得られない。また、小さなレンズ駆動量と大き
なレンズ駆動量とでは停止精度の向上を図るため駆動制
御方法を変えている場合があり、小さなレンズ駆動量の
駆動時間から大きなレンズ駆動量の駆動時間を予測する
ことは困難である。そのためオーバーラップサーボで追
尾中にシャッターレリーズが操作された際にはレンズ駆
動時間を予測できないという問題がある。
【0004】また、従来の方法ではレンズ駆動量と駆動
時間の関係を簡単な式で近似しているため交換レンズの
駆動制御方法によっては適用できないという問題があ
る。更に、前述の関係では、電源電圧、温度、姿勢等の
環境状態が変化すると負荷トルク等が変化するので交換
レンズの駆動制御方法によっては変化する場合があり、
参照する過去のレンズ駆動量と予測しようとするレンズ
駆動量が大きく異なるときは予測精度が低下するという
問題がある。
【0005】本発明の目的は、カメラに装着される交換
レンズの駆動能力の異なるものであっても、あるいは電
源電圧、温度、姿勢等の環境状態が変化してもカメラが
交換レンズの駆動能力を常に正確に把握し、レンズ駆動
に要する駆動時間を予測できるようにすることで合焦制
御の性能を向上させたカメラシステムを提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のー実施例を示すと、撮像装置と交換レンズと
からなる撮影装置システムであって、前記交換レンズ
は、被写体像を撮像装置の所定の位置へ結像させる撮影
レンズと、前記撮影レンズを光軸方向へ移動させる為に
駆動するレンズ駆動手段と、前記レンズ駆動手段の駆動
制御に関する駆動データを記憶する記憶手段と、前記撮
像装置に前記駆動データを伝送する通信手段とを設置さ
れる。
【0007】前記撮像装置は、前記撮影レンズの焦点状
態を検出する焦点検出手段と、前記焦点検出手段の結果
に基づいて制御量を算出する算出手段と、前記制御量と
前記駆動データとに基づいて、前記駆動手段の駆動時間
を算出する駆動時間算出手段とを有する。前記撮像装置
は、前記駆動時間に基づいて制御されることを特徴とす
る。
【0008】
【作用】交換レンズの記憶手段にレンズ駆動量と駆動時
間との関係を示す駆動能力データに記憶し、前記駆動能
力データをカメラに通信手段を介して伝達するので、カ
メラはレンズ毎に異なる駆動能力を正しく把握でき、レ
ンズ駆動量に対する駆動時間も精度よく算出できるよう
になるので合焦性能を向上することができる。
【0009】レンズは環境状態の変化による駆動能力へ
の影響の情報を含む駆動能力の情報を記憶し、カメラか
ら通信手段を介して環境状態の情報を取得して、前記記
憶された駆動能力の情報と環境状態の情報から、その環
境状態での駆動能力データを決定し、前記駆動能力デー
タをカメラに通信手段を介して伝達する。これのによっ
て、カメラは環境状態が変化しても、常にレンズの駆動
能力を正しく把握でき、レンズ駆動量に対する駆動時間
も精度よく算出できるようになるので合焦性能を向上す
ることができる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明における第1実施例のレンズ
交換可能なオートフォーカスカメラの構成図である。図
2は、本発明におけるの第1実施例のカメラの制御量を
表すグラフである。図3は、図2をテーブルで表した図
である。
【0011】図4は、本発明における第1実施例のカメ
ラの被写体像面位置とレンズの位置とを表す図である。
図5は、本発明における第1実施例のレンズに設置され
たCPUのフローチャートである。図6は、本発明にお
ける第1実施例のカメラのオートフォーカスのフローチ
ャートである。
【0012】図7は、本発明における第1実施例のカメ
ラのシャッタレリーズの割り込みのフローチャートであ
る。図8は、本発明における第1実施例のカメラのシャ
ッタレリーズの半押し時のフローチャートである。図9
は、本発明における第1実施例のカメラのシャッタレリ
ーズの割り込みのフローチャートである。
【0013】図10は、本発明における第2実施例のレ
ンズ交換可能なオートフォーカスカメラの構成図であ
る。図11は、本発明における第2実施例のカメラのレ
ンズ駆動能力データを表す図である。図12は、本発明
における第2実施例のレンズに設置されたCPUのフロ
ーチャートである。
【0014】図13は、本発明における第2実施例のカ
メラのシャッタレリーズの割り込みのフローチャートで
ある。図14は、本発明における第3実施例のレンズ交
換可能なオートフォーカスカメラの構成図である。図1
5は、本発明における第4実施例のレンズ交換可能なオ
ートフォーカスカメラの構成図である。
【0015】図16は、本発明における第5実施例のレ
ンズ交換可能なオートフォーカスカメラの構成図であ
る。図17は、本発明における第5実施例のカメラのシ
ャッタレリーズの割り込みのフローチャートである。 (第1実施例)図1から図9を用いて第1実施例の説明
をする。
【0016】図1を用いて、第1実施例のレンズ交換可
能なオートフォーカスカメラの構成を説明する。レンズ
1には、カメラ2の所定の位置へ結像させる焦点調節用
の撮影レンズ101と、撮影レンズ101を所定の位置
に合焦させるために駆動するレンズ駆動部103と、レ
ンズ駆動部103をモニターするモニター102と、モ
ニター102の結果に基づいてレンズ駆動部103を制
御するレンズ駆動制御部104とが設置されている。さ
らに、レンズ1には、カメラと情報の通信をする為のレ
ンズ通信部105と、レンズ駆動に用いる駆動能力デー
タ記憶部106とが設置されている。
【0017】カメラ2には、上記撮影レンズ101から
の光束をファインダー203側とサブミラー202を用
いて焦点検出部205側とへ分離するメインミラー20
1を有している。したがって、不図示の被写体像は、焦
点検出部205と、メインミラー201の後方に配置さ
れた不図示の記憶部材(以後、フィルムと呼ぶ)に記憶
される。メインミラー201と不図示のフィルムとの間
には、光量を制御する為のシャッター204が設置され
ている。さらに、カメラ2には、上記撮影レンズの焦点
状態を検出する上記焦点検出部205と、焦点検出部2
05の結果からデフォーカス量を演算する合焦制御部2
06と、上記レンズ1と情報交換をする為のカメラ通信
部207が設置されている。
【0018】以上説明したレンズ1のレンズ駆動制御部
104、駆動能力データ記憶部106等はROM、RA
M等を装備したCPU(以下、レンズCPUと呼ぶ。)
にて構成され、またカメラ2に設置された合焦制御部2
06と焦点検出部205とはROM,RAM等を装備し
たCPU(以下、カメラCPUと呼ぶ。)にて構成され
る。
【0019】次に第1実施例の動作の説明をする。撮影
者が不図示の被写体像を撮影する時に、被写体像は撮影
レンズ101を通過後、焦点検出部205に結像され
る。焦点検出部205は、電荷蓄積終了後デフォーカス
量を算出し、デフォーカス量は、合焦制御部206でレ
ンズ駆動量に変換される。もし、被写体が動体である場
合、公知の方法で像面移動速度を演算し、被写体移動に
よる像面移動を予想してレンズ駆動量を算出する。
【0020】撮影者がシャッターレリーズをオンする
と、合焦制御部206は、レンズ1側へ駆動能力データ
記憶部106に記憶された駆動能力データを、カメラ2
側へ通信するように指示を出す。カメラ側2の合焦制御
部206は、レンズ駆動量を算出し、レンズ1から送信
された駆動時間に応じて、再度レンズ駆動量を算出す
る。
【0021】レンズ駆動量は、上記のカメラ通信部20
7,レンズ通信部105を介してレンズ1側へ送信さ
れ、レンズ駆動制御部104が、モニター102を用い
てレンズ駆動部103を制御しながら、レンズ駆動部1
03を制御する。したがって、レンズ駆動部103は、
レンズ駆動制御部104によって演算された制御量に基
づいてレンズ駆動を行ない、被写体像は不図示の記憶部
材(例えばフィルム)と共役位置に設置された焦点検出
部205に合焦される。尚、動作の説明は、図7におい
てもフローチャートを用いて後述する。
【0022】ここで駆動能力データについて図2を用い
て説明する。駆動能力データはレンズ固有の駆動特性を
表現するものであり、カメラで合焦制御等に使うときに
使いやすい形で表現しようというものである。図2は、
レンズ駆動量と駆動時間との関係の1例を示したもので
ある。横軸にはレンズ駆動量、縦軸には駆動時間を設け
ている。一般にレンズの駆動制御は、加速後一定速とな
り、その後減速して、目標のレンズ駆動量に達すると停
止する。しかし、駆動量がそれほど大きくない場合には
最高速まで到達せず、加速と減速領域のみとなるので、
グラフのように非線形な関係になる。また、図2で仮定
している駆動制御方法は、Ld1に相当するような残駆
動量あるいはレンズ駆動量では、停止精度を高めるた
め、低い速度の一定速度でレンズを駆動して、目標レン
ズ駆動量に達したときに停止する。そのためLd1のよ
うな駆動量でも駆動時間は短くならないのである。この
ようなレンズ駆動量と駆動時間との関係は、撮影レンズ
101の負荷、レンズ駆動部103の特性、レンズ駆動
制御部104の制御方法の違いなどのためにレンズ毎に
異なるものである。特にレンズ駆動制御部でレンズ駆動
量に応じて駆動方法を変えている場合には、非線形とな
る。ならば図2を再現できるようなデータを駆動能力デ
ータとすれば、レンズ固有の特性を表現できる。さら
に、この駆動能力データを通信手段を介してカメラに伝
えカメラ側で再現すれば、レンズ毎に異なるレンズ駆動
に要する駆動時間が簡単に予測できることになり、都合
がよい。
【0023】以上の様に、レンズ駆動量と駆動時間の関
係は、非線形になることが多いので駆動能力データの表
現方法として図2の複数のレンズ駆動量Ld1、Ld
2、Ld3、Ld4、Ld5、Ld6に対するそれぞれ
の駆動時間Td1,Td2,Td3、Td4、Td5、
Td6を図3のようなテーブルで表現することができ
る。カメラとの通信においては、レンズ駆動量と駆動時
間を両方伝達してもよく、レンズ駆動量あるいは駆動時
間のどちらかを通信フォーマットで固定しておいてもよ
い。レンズ駆動量を固定するのであれば、例えば、デフ
ォーカス量換算で125、250、500、1000、
2000、3000ミクロン駆動に要する駆動時間が駆
動能力データとなる。前記では、レンズ駆動量をわかり
やすくデフォーカス量として表現したがこれに限るもの
でなくモニター102で得られるような撮影レンズの移
動量に関するモニター信号に対応する量であってもよ
い。
【0024】以上の様な駆動能力データをカメラ2が用
いる場合は、これらの複数のレンズ駆動量に対する駆動
時間の関係である図3のテーブルを用いてよい。テーブ
ル作成の際には補間等をして都合の良いように構成し直
してもよく、こうすることによりカメラ2側でレンズ駆
動に要する駆動時間を予測することが可能となる。駆動
能力データは、さらに関数の係数として駆動能力データ
を表現することも可能であり、対象とするレンズの駆動
制御方法によっては、それほど複雑な関数にならないの
で係数の数も少なく有効な方法である。
【0025】次に図4を用いて合焦制御部206が前述
の駆動能力データをどのように使うか説明する。図4
は、被写体が動体である時の時刻と像面位置との関係を
表すグラフである。合焦制御部206は、レリーズ動作
がなされたときも像面移動を予想してレンズ駆動量を算
出し、露光時に合焦している様子を示している。図4中
では、露光動作は2回で、いわゆる連写モードの1駒目
と2駒目を表しており、露光、ミラーアップ・ダウンの
タイミングと被写体像面位置とレンズ位置を図示してい
る。
【0026】さらに図4を用いて連写中の露光動作につ
いて説明すると、時刻tr1ではシャッターレリーズが
操作され、その後ミラーアップが開始する。ミラーアッ
プが終了するとシャッター先幕が走行を開始する。時刻
tx1がシャッター先幕の走行すなわち露光開始の時刻
であり、ミラーアップ開始からシャッター先幕走行まで
の時間TR(以下、レリーズタイムラグTRと呼ぶ。)
は一般にタイムラグと呼ばれ、カメラ毎に時間が一定で
ある。1駒目のシャッターレリーズが時刻tr1に操作
されると、合焦制御部206はレリーズタイムラグTR
後の時刻tx1で合焦するようにレンズ駆動量を算出す
る。そして、レンズ1にレンズ駆動量を送信してレンズ
駆動を開始するとともにレリーズ動作を開始する。2駒
目のシャッターレリーズに相当する時刻tr2は、ミラ
ーダウン終了後の焦点検出部205でAFセンサの蓄積
をおこない、デフォーカス量算出後の時刻である。しか
しながら1駒目と違って2駒目は、ミラーアップを直後
に開始せず、時間TL(以下、レリーズ動作遅延時間T
Lと呼ぶ。)だけ遅延させた時刻tr2’で開始してT
L+TR後の時刻tx2で露光している。その理由は2
駒目(連写中)は、レンズの停止時間が長くなるため、
レンズ駆動量が大きくなり、さらに、レリーズタイムラ
グTR時間後の時刻tx2’で点線で示されるようにレ
ンズの駆動が終了しないのは、露光時刻tx2’におい
て大きなデフォーカスが発生するためである。
【0027】このように露出時の合焦制御は、レンズ駆
動に要する駆動時間あるいは所定時間内に駆動可能なレ
ンズ駆動量が予測できればレリーズ動作遅延時間TLを
適切に設定することにより可能となる。したがって、駆
動能力データを用いて駆動時間を予測すれば、異なるレ
ンズ駆動量、異なるレンズに対して最適なレリーズ動作
遅延時間TLを設定できるようになる。上記のそれぞれ
の制御プログラムの動作を以下に説明する。
【0028】図5はレンズCPUのプログラムを示すフ
ローチャートである。ステップS101で電源が投入さ
れるとステップS102へ進み、カメラ2からコマンド
を受信したか否かを判別し、コマンドを受信するとステ
ップS103に進みコマンド解析を行う。コマンドの解
析の結果がレンズ駆動制御コマンドであればステップS
104に進みレンズ駆動制御量を受信し、ステップS1
05に進む。ステップS105ではレンズ駆動制御量に
基づきレンズ駆動制御を開始する。一方、ステップS1
03で受信したコマンドが駆動能力データ要求コマンド
であった場合はステップS106に進み、駆動能力デー
タ記憶部106より、駆動能力データを読み出し、カメ
ラCPUへ送信する。その後ステップS102に戻って
以上の処理を繰り返す。
【0029】図6は、カメラCPUのメインプログラム
を示すフローチャートである。ステップS121で電源
が投入されるとステップS122に進み、焦点検出部2
04のAFセンサーの電荷蓄積制御を行う。ステップS
123でAFセンサーの信号をAD変換し、デフォーカ
ス量の演算を行い記憶する。ステップS124はステッ
プS123で算出したデフォーカス量からレンズ駆動量
を算出する。算出方法は、公知の方法を用いており、現
在と過去のデフォーカス量とモニター102の撮影レン
ズの移動量に関するモニタ信号に基づいて像面移動速度
を算出し、もし、被写体が動体であれば、予測レンズ駆
動量を算出する。ステップS125でレンズCPUへレ
ンズ駆動量を送信する。その後ステップS122に戻っ
て以上の処理を繰り返す。
【0030】図7は、駆動能力データを使用時のメイン
プログラム処理中に、レリーズ割り込みが行われた時の
処理プログラムのフローチャートである。ステップS1
32は、レンズCPUへ駆動能力データ要求コマンドを
送信する。続いてステップS133では、レンズCPU
から駆動能力データを受信する。ステップS134で
は、受信した駆動能力データからレンズ駆動量を駆動時
間の関係をテーブル化する。ステップS135では、ス
テップS123で記憶されているデフォーカス量からス
テップS124と同様にレンズ駆動量を算出する。もし
被写体が動体であれば、予め記憶されているレリーズタ
イムラグTR後の露光時刻の被写体の動きを予測してレ
ンズ駆動量を算出する。ステップS136では、テーブ
ル化されたレンズ駆動量と駆動時間の関係から予測駆動
時間TDを算出する。続いてステップS137で予め記
憶されているレリーズタイムラグTRと予測駆動時間T
Dとを比較する。もしTD>TRでなければ、ステップ
S139に進みレリーズ動作遅延時間TL=0に設定し
てステップS140に進む。一方ステップS137で、
もしTD>TRであれば、ステップS138に進みレリ
ーズ動作遅延時間TL=TD−TRに設定し、ステップ
S140で再度レンズ駆動量の算出し、ステップS14
1に進む。
【0031】ステップS141では、決定したレリーズ
動作遅延時間TLだけ遅れてレリーズ動作を開始するよ
うタイマーを設定する。続くステップS142でレンズ
駆動量をレンズCPUへ送信する。ステップS143で
リターンする。露光時までの時間は、レリーズ動作遅延
時間TL後にレリーズ動作が開始されるので予測レンズ
駆動時間TD=TL+TRであり、レンズの駆動が終了
したあとに露光を開始するように制御される。
【0032】上記の説明は、レリーズ割り込みについて
説明したがレリーズの半押し時及びカメラの電源オン時
でも使用できる。カメラのオートフォーカスにおいて、
特開昭63─148218には被写体が動体の場合、所
定時間後の像面位置を予測してレンズ駆動を行なう追尾
方法が開示されている。その際、レンズの駆動は、駆動
部材すなわち駆動モータや駆動連動部等の性能に応じて
いるので、もし上記の駆動部材の駆動が温度等の原因で
遅くなった場合、合焦用のレンズの駆動は被写体像に追
いつかなくなり、ファインダーから覗かれた被写体は、
常にピンボケ像になってしまう。そこで、駆動能力デ−
タを用いれば、撮影者は上記のカメラで常に合焦した被
写体を見ることができる。ここで、図8を用いて具体的
な動作の説明をする。
【0033】図8はレリーズの半押し時の動作のフロー
チャートである。ステップS151で撮影者がファイン
ダー203を覗き不図示のレリーズ釦を半押しする。
尚、その後の動作であるステップS152からステップ
S156は、図7のフローチャートステップS132か
らステップS136と同じなので省略する。ステップS
157は、予測駆動時間TDと所定時間TTとを比較す
る。因みに所定時間TTは、予測した像面位置へレンズ
を駆動するために用する予め決められた時間である。も
し、所定時間TTより駆動時間TDが大きい場合、ステ
ップS158に進む。ステップS158では、所定時間
TT内にレンズを駆動できないので、予測駆動時間TD
を所定時間TTに置き換える。ステップS159は、再
度レンズの駆動時間を算出し直す。そして、ステップS
160でステップS159で算出された新レンズ駆動量
を送信する。
【0034】ステップS157において、予測駆動時間
TDと所定時間TTとが同じ場合、あるいは、所定時間
TTより駆動時間TDが小さい場合は、所定時間TTで
レンズ駆動を行っても問題がないので、ステップS16
0へ行き、ステップS155で算出されたレンズ駆動量
を送信する。次に図9を用いて、カメラの電源オンと同
時に図7におけるステップS132(駆動能力データ要
求)、ステップS133(駆動能力データ受信)、ステ
ップS134(駆動能力データテーブル作成)を1度実
施した場合のレリーズ割り込みの動作について説明をす
る。
【0035】ステップS171でレリーズが割り込まれ
ると、上述の如く駆動能力データ要求、駆動能力データ
受信、駆動能力データテーブル作成は既に行われている
ので、レリーズ割り込みの動作後は、上記3ステップを
省略することができる。次にステップS172はレリー
ズ駆動量を算出する。以後、ステップS173からステ
ップS180は図7のステップS136からステップS
143と同じなので省略する。尚、図8の動作と組み合
わせれば、当然レリーズの半押し時にも適用できる。
【0036】図10は本発明における第2実施例の構成
図である。図10を用いて第2実施例のオートフォーカ
スカメラの構成を説明する。第2実施例のオートフォー
カスカメラでは、第1実施例(図1参照)の構成と比較
すると、レンズ1には、駆動能力データ決定部107が
追加され、カメラ2には、カメラ環境状態検出部208
が追加されている。このカメラ環境状態検出部208は
ADコンバーター、ROM、RAM等を装備するCPU
とCPUに接続される各センサーで、構成される。
【0037】駆動能力データ決定部107においては、
電源電圧、温度、姿勢に基づいて最適な駆動能力データ
を決定する為に、上記カメラ環境状態検出部208に
は、電源電圧検出部209、温度検出部210、姿勢検
出部211が設置されている。この駆動能力データ決定
部107と駆動能力データ記憶部106はROM、RA
Mを装備したCPUのソフトウェアの形態で構成されい
る。他の構成は第1実施例のオートフォーカスカメラと
同様なので説明を省略する。
【0038】次に第2実施例の動作の説明をする。撮影
者が不図示の被写体像を撮影する時に、被写体像は撮影
レンズ1を通過後、カメラ2に設置された焦点検出部2
05に結像される。焦点検出部205は、電荷蓄積終了
後デフォーカス量が算出され、デフォーカス量は、合焦
制御部206でレンズ駆動量に変換される。もし、被写
体が動体である場合、公知の方法で像面移動速度を演算
し、被写体移動による像面移動を予想してレンズ駆動量
を算出する。
【0039】撮影者がシャッターレリーズをオンする
と、撮影時に検出された電源電圧、温度、姿勢の3種類
の環境状態データをカメラ通信部207、レンズ通信部
105を介してレンズ1内に送信する。尚、撮影時に使
用されるカメラ環境状態検出部208は、電源供給能
力、温度、姿勢の単独及び、いずれの組合せでも検出を
行えるようになっており、ここで環境データとは、環境
状態の情報を通信のためのフォーマットに変換されたも
のをいう。
【0040】レンズ1に送信された環境データは、駆動
能力データ決定部107に送られ、テーブル図11に基
づいて、最適な駆動能力データが決定される。例えば、
カメラ環境状態検出部208が図11の環境IIに相当す
る環境データを得た場合、カメラ側からその環境データ
をレンズ1側へ送り、駆動能力データ決定部107は、
駆動能力データ記憶部106に記憶されたテーブル(図
11参照)から環境IIを決定し、レンズ駆動量(Ld1
〜Ldn)と環境II(TdII1〜TdIIn)とをカメラ
2側へ最適なレンズ駆動能力データとして送信する。
【0041】上記動作後、カメラ2側の合焦制御部20
6は、レンズ駆動量を演算する。もしカメラ2側へ送信
された最適なレンズ駆動能力データのレンズ駆動時間
が、レリーズオン後の遅延時間となる場合、合焦制御部
206は、再度レンズ駆動量を算出する。算出されたレ
ンズ駆動量は、上記のカメラ通信部207,105を介
してレンズ1側へ送信され、その後の動作は、第1実施
例と同じなので省略する。
【0042】ここでカメラ環境状態検出部208につい
て説明をする。電源電圧検出部209は、カメラ2の電
源からレンズ1に供給される電源に関する情報を検出す
る。具体的な検出内容は、電源供給能力に関する環境デ
ータである供給電圧や内部抵抗やである。レンズ1のレ
ンズ駆動部103の駆動源に供給される電圧及び内部抵
抗が変化すると、駆動源の特性が変化したのと同等とな
り駆動特性に影響を与える。一般的にカメラの電源とし
ては電池を用いることが多いが、電池は消耗によってあ
るいは温度の変化によっても出力電圧を変化するので、
この変化を電源電圧検出部209で測定して供給電圧の
情報を得る。またレンズ駆動部の電流消費が大きい場合
には、電源供給能力として電源の内部抵抗も評価する必
要がある。カメラによっては電源からレンズ1の電源供
給用の接点までの抵抗が大きい場合があり、また電池の
内部抵抗は電池の電圧の低下とともに大きくなり、温度
の変化によっても内部抵抗が変化する。そこであらかじ
め電池の電圧と温度と内部抵抗の関係を記憶しておき電
源電圧と温度検出部210の温度検出結果から内部抵抗
を算出する。また定電圧電源を持つ大容量バッテリーが
装着されるようなカメラシステムではそれを検知する手
段を設けて内部抵抗を算出すればよい。
【0043】電源供給能力のレンズの駆動特性への影響
については前述のとおりであり、また温度が変化すると
レンズ駆動部103の機械的な伝達系で使用されている
油の粘性が変化したり、使用部品の膨張率の違い等によ
り、負荷トルクが変化する。またレンズの姿勢が上向き
あるいは下向きになると撮影レンズ101の自重により
負荷トルクが変化する。これらの環境状態の変化による
負荷トルク等の変化の大きさはレンズ1の撮影レンズ1
01、レンズ駆動部103が異なればそれぞれ異なる。
従ってカメラ側でそれを推定することは困難である場合
が多い。しかしレンズ1とカメラ2の環境状態は同一で
あると考えられるから、レンズ1がカメラ2からこれら
の環境状態の情報を得ることができれば、予めこれらの
環境状態のレンズの駆動特性を記憶しておいてその環境
状態でのレンズの駆動特性を推定することは可能であ
る。そこで本発明ではカメラ2が通信手段を介してこれ
ら環境状態の情報をレンズ1に送信し、レンズ1の駆動
能力データ決定部107でその環境状態での前述の駆動
能力データを決定するように構成した。
【0044】次に最適な駆動能力データの決定方法につ
いて図11を用いて説明をする。駆動能力データ記憶部
106には、異なる環境状態での駆動能力データを決定
できるようにレンズ固有の異なる環境状態での駆動能力
データが図11のようなテーブルの形式で記憶されてい
る。図11で環境I、環境II等は環境状態の変数が例え
ば温度のみであれば0度、20度に相当する。しかし、
本実施例の場合は、環境I、環境II等は電源電圧、内部
抵抗、温度、レンズ姿勢の環境状態の組み合わせで最終
的に決まるものであり、異なる環境状態における駆動能
力指数とも呼べるものである。従ってこの駆動能力指数
を決定するためには、温度、レンズ姿勢、供給電圧、内
部抵抗を入力としてこの駆動能力指数を出力とするテー
ブルを、実験値及びシミュレーション等の結果から予め
記憶する必要がある。そして、駆動能力データ決定部1
07は、上記に設定されたテーブル(図11)を参照す
ることにより、その環境状態での駆動能力データを決定
する。
【0045】尚、図11は、テーブルになっているが、
関数として取り扱うこともできる。図12はレンズ1の
CPUの制御プログラムを示すフローチャートである。
第1実施例の図5において、ステップS206とステッ
プS207が追加されているだけである。ステップS2
03から説明するとステップS203でコマンドが駆動
能力データ要求コマンドであると判断されるとステップ
S206に進んで電源電圧、内部抵抗、温度、レンズ姿
勢に関する情報である環境データを受信する。ステップ
S207では得られた環境データと駆動能力データ記憶
部106に記憶してある環境データを入力とするテーブ
ルを参照して駆動能力データを決定してステップS20
8に進みカメラ2のCPUへ駆動能力データを送信す
る。以下のフローチャートは図5と同じである。
【0046】図13は駆動能力データを用いた制御を行
うレリーズ割り込み時のフローチャートである。ステッ
プS232のあとステップS233に進み、環境状態検
出部207が電源電圧、温度、姿勢を検出して供給電
圧、内部抵抗、温度、レンズ姿勢の環境データを決定す
る。ステップS234でレンズ1へ駆動能力データ要求
コマンドを送信するとともに環境データを送信する。ス
テップS235でレンズ1のCPUから駆動能力データ
を受信する。ステップS236でレンズ駆動量と駆動時
間の関係のテーブルを作成する。以下図7と同様であ
る。
【0047】しかしながら、供給電圧、内部抵抗、温
度、レンズ姿勢が数100msec程度で変化すること
はあまりないので駆動能力データを必要とする度にステ
ップS232からステップS235を実行する必要はな
い。まずステップS232の各環境状態検出はタイマー
割り込み等で行い、その結果決定した環境データを記憶
しておけばよい。またステップS233からステップ2
35についても同様にタイマー割り込みあるいはカメラ
の別のシーケンス中に行ってもよい。その場合はステッ
プS235で作成した駆動能力データテーブルを記憶し
ておく。 (第3実施例)図14は本発明における第3実施例の構
成を説明する。
【0048】第3実施例は、第2実施例の変形例であ
る。第2実施例では環境状態を検出する環境状態検出部
(カメラ環境状態検出部208)はカメラ2側に設置さ
れていたが、第3実施例では環境状態検出部がレンズ1
に設置されている(図14レンズ環境状態検出部10
8)。このレンズ環境状態検出部108は、電源電圧検
出部109と温度検出部110と姿勢検出部111から
構成されている。
【0049】尚、構成の説明は、第3実施例と第2実施
例との環境状態検出部の配置のみが異なるため省略す
る。次に図14を用いて第3実施例の動作について説明
する。カメラ2の合焦制御部206はデフォーカス量を
演算すると、最適なレンズ駆動能力データをカメラ側へ
送るようにレンズ側へ指示を出す。レンズ側の駆動能力
データ決定部は、第2実施例と同様な手順で最適なレン
ズ駆動能力データを決定し、カメラ側へ送信する。
【0050】第3実施例の構成においてはレンズ1は、
レンズの環境状態を第2の実施例より、より正確に検知
することが可能であり、レンズ1とカメラ2の間の通信
負荷も軽減される。またレンズ環境状態検出部108の
構成は、撮影レンズ101の駆動性能の環境状態依存性
に合わせて自由に構成すればよく、レンズ1によっては
第3実施例の構成要素を省くことも追加することも可能
である。またレンズ1のみが検知しうる環境状態検出
部、例えばレンズ絶対位置検出部等を追加することが可
能となる。以上の様に、レンズ絶対位置検出はレンズの
位置によって負荷トルクが大きく変化するような場合は
有効である。
【0051】さらに動作について説明すると、第3実施
例におけるレンズ1のCPUのプログラムは、第2実施
例のプログラムとは次の点が異なっている(図12参
照)。ステップS206で環境データを受信する代わり
にレンズ環境状態検出部108では、電源電圧、温度、
レンズ姿勢を検出する。続くステップS207でこれら
の環境状態の情報から駆動能力データを決定し、ステッ
プS208で駆動能力データをカメラ2へ送信する。以
下同じである。また、前述のように環境状態が短時間に
変化することがなければ、ステップS206、ステップ
S207はカメラ1の駆動能力データ要求コマンド毎に
行う必要はなく、タイマー割り込み等でこれらを実行
し、決定した駆動能力データを記憶しておいてもよい。
また、第3実施例におけるカメラCPUのプログラム
は、環境データをレンズ1へ送信しないため第1の実施
例における図6、図7のプログラムを用いることができ
る。 (第4実施例)図15を用いて本発明における第4実施
例の構成を説明する。
【0052】第4実施例も、第2及び第3実施例の変形
例である。第4実施例のレンズ1は、第3実施例のレン
ズ1(図14)と同じ構成である。また第4実施例のカ
メラ2(図15)は、第2の実施例のカメラ2(図1
0)と同じ構成である。但し、第4実施例のレンズ1の
レンズ環境状態検出部108には姿勢検出部111が設
置されており、カメラ2のカメラ環境状態検出部208
には電源検出部209と温度検出部210が設置されて
いる。尚、他の構成は、第2、3実施例と同様なので説
明を省略する。
【0053】次に第4実施例の動作の説明をする。撮影
者によってレリーズ釦が全押しされると、カメラ2側か
らレンズ1側へカメラ環境状態検出部208の情報を転
送する様指示を出す。カメラ側からカメラ環境状態検出
部208の電源電圧検出部209で検出された電源電圧
と、温度検出部210で検出された温度とが、レンズ1
側へカメラ通信部207、レンズ通信部105を介して
通信しされる。レンズ1側では、駆動能力データ決定部
107にレンズ環境状態検出部108に設置された姿勢
検出部111で検出された姿勢情報と上記温度情報と上
記電源電圧情報とが転送され、駆動能力データ記憶部1
06に記憶された図11のレンズ駆動能力データに基づ
いて環境I〜環境Xの中から最適なレンズ駆動能力デー
タが決定される。そして、駆動能力データ決定部107
は、図11に記載されたレンズ駆動量(Ld1〜Ld
n)と決定されたレンズ駆動時間(例えば環境Iならば
TdI1〜TdIn)をカメラ側へ通信する。カメラ2
の合焦制御部206はレンズ駆動量を演算し、その後の
処理は、上記第2実施例と同じなので省略する。
【0054】なお、本実施例におけるレンズCPUのプ
ログラムは第2実施例のプログラムを示す図12と次の
点が異なっている。ステップS206でカメラ2からの
環境データを受信するとともに、レンズ1のレンズ環境
状態検出部108でレンズ姿勢を検出する。以下同じで
ある。本実施例におけるカメラCPUのプログラムは第
2の実施例におけるプログラムを示す図6と同様であ
る。
【0055】また、第4実施例において、カメラ2のカ
メラ環境状態検出部208には、電源電圧検出部209
と温度検出部210とが設定されているが、これらの検
出部の他に、カメラ2側でのみ検出できる項目例えば、
レンズの駆動方向等の検出部を設けても良い。同様に、
レンズ1のレンズ環境状態検出部108にも、レンズ1
でのみ検出できるレンズ位置等の検出部を良い。この様
に検出部の配置を効率的なことにすることでレンズ1と
カメラ2の全体システムとして検出部の配置に無駄のな
い構成をとることができる。 (第5実施例)図16を用いて本発明におけるの第5実
施例の構成の説明をする。
【0056】第5実施例も、第2実施例の変形例であ
る。第2実施例のレンズ1に設置された駆動能力データ
決定部107がカメラ2側へ配置替えをしたもの(図1
6ではカメラ側駆動能力決定部212)である。尚、こ
のような構成では、レンズ1とカメラ2の間の通信はレ
ンズ装着時の初期通信のみでよく、カメラ2がレンズの
駆動能力を知りたいときに、レンズ1との通信を行うこ
となく、カメラ2自身で環境状態から駆動能力データを
決定でき、通信による負荷が軽減することができる。
【0057】次に第5実施例の動作を用いて説明する。
レリーズ釦が全押しされると、駆動能力データ記憶部1
06に記憶された全てのデータをカメラ2側へ通信する
様に指示を出す。カメラ2側は、カメラ環境状態検出部
208の情報に基づいて、駆動能力データ決定部212
において、最適なレンズ駆動能力データを決定する。カ
メラ2の合焦制御部206はレンズ駆動量を算出する。
その後の動作は、第2実施例と同じなので説明を省略す
る。
【0058】本実施例におけるレンズCPUのプログラ
ムは、第1の実施例のプログラムを示す図5と同じであ
る。但し、カメラ2からの駆動能力データ要求は、レン
ズとの初回の通信時のみである。カメラCPUのメイン
プログラムのフローチャートは、図6と同様であるが、
次の点が異なっている。ステップS121の電源ONで
レンズ1と通信を行い、そのとき駆動能力データ要求コ
マンドを発行する。次にレンズ1から環境状態の変化に
よるレンズの駆動特性への影響の情報を含んだ駆動能力
データを受信し、これを記憶する。以下図6と同様であ
る。
【0059】図17を用いて駆動能力データを使用した
制御を行うレリーズ割り込み時のフローチャートの説明
をする。ステップS532でカメラ環境状態検出部20
8で電源電圧、温度、姿勢を検出する。続くステップS
533で駆動能力データ決定部212でこれら環境状態
と初回のレンズ通信で受信し記憶してある環境状態の変
化の影響を含んだ駆動能力データから、現在の環境状態
での駆動能力データを決定する。ステップS534で駆
動能力データからレンズ駆動量と駆動時間の関係をテー
ブル化する。以下図7と同様なので説明を省略する。
【0060】尚、本実施例では、レンズ1から受信する
駆動能力データは、第2実施例の駆動能力データ記憶部
106の内容と同様の環境状態の情報であるが、装着さ
れる各種のレンズの駆動源、駆動制御方法等が同様で、
環境状態による駆動性能への影響も同様であれば、カメ
ラ2側で環境状態で駆動性能への影響を推定することも
可能である。
【0061】上記の場合、レンズ1から受信する駆動能
力データは、第1実施例と同様に代表的な1つの環境状
態でのデータのみでよく、駆動能力データ決定部212
は、各種のレンズに共通な環境状態による駆動性能の影
響の度合いを記憶しておき、レンズ1から受信する代表
的な環境状態での駆動能力データから現環境状態での駆
動能力データを推定、決定をすればよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように第1の実施例によれ
ば、レンズにはレンズ毎に異なるレンズ駆動量と駆動時
間との関係を示す駆動能力データを記憶した記憶部が設
置されている。この駆動能力データは通信手段を介して
レンズからカメラへ伝達するようにしたので、カメラは
駆動能力データを使用するので、常に最適な合焦制御を
行える。
【0063】また、第2、第3、第4の実施例によれ
ば、レンズは温度等の環境状態の変化による駆動能力へ
の影響の情報を含む駆動能力データを記憶した記憶部を
有している。上記温度等の環境状態の情報は、カメラで
収集されてから通信手段を介してレンズへ通信したり、
レンズ自身で収集したりすることにより、常に現在の環
境状態でのレンズ駆動量と駆動時間の関係を示す駆動能
力データを決定できる。そして決定された駆動能力デー
タは、通信手段を介してレンズからカメラへ伝達するよ
うにしたので、カメラは異なる環境であっても常に最適
な合焦制御を行なうことができる。
【0064】また、第5の実施例によれば、駆動能力デ
ータはレンズからカメラへ伝達され、カメラが現在の環
境状態での駆動能力を最終的に決定する。そのため、カ
メラがレンズから駆動能力データを取得するのは電源O
Nあるいはレンズ装着時の1回だけでよく、レンズとの
通信付加が減少するとともに、レンズのCPUのソフト
ウェアの構成が簡単になるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の構成を示すブロック図。
【図2】レンズ駆動量と駆動時間の関係を示す説明図。
【図3】駆動能力データの説明図
【図4】シャッターレリーズを操作したときのミラー位
置、露光のタイミング、レンズ位置、被写体像面位置を
示す図。
【図5】第1実施例のレンズ1のCPUのプログラムの
フローチャート。
【図6】第1実施例のカメラ2のCPUのメインプログ
ラムのフローチャート。
【図7】第1実施例の駆動能力データを用いた制御を行
うレリーズ割り込み時のフローチャート。
【図8】第1実施例の駆動能力データを用いた制御を行
うレリーズ半押し時のフローチャート。
【図9】第1実施例の駆動能力データを用いた制御を行
うレリーズ割り込み時のフローチャート。(第1実施例
の変形)
【図10】第2実施例の構成を示すブロック図。
【図11】第2実施例の駆動能力データ記憶部の説明
図。
【図12】第2実施例のレンズ1のCPUのプログラム
のフローチャート。
【図13】第2実施例の駆動能力データを用いた制御を
行うレリーズ割り込み時のフローチャート。
【図14】第3実施例の構成を示すブロック図。
【図15】第4実施例の構成を示すブロック図。
【図16】第5実施例の構成を示すブロック図。
【図17】第2実施例の駆動能力データを用いた制御を
行うレリーズ割り込み時のフローチャート。
【符号の説明】
1 レンズ 2 カメラ 101 撮影レンズ 102 モニター 103 レンズ駆動部 104 レンズ駆動制御部 105 レンズ通信部 106 駆動能力データ記憶部 107 駆動能力データ決定部 108 レンズ環境状態検出部 109、209 電源電圧検出部 110、210 温度検出部 111、211 姿勢検出部 109 姿勢検出部 201 メインミラー 202 サブミラー 203 ファインダー 204 シャッター 205 焦点検出部 206 合焦制御部 207 カメラ通信 208 カメラ環境状態検出部 212 カメラ側駆動能力データ決定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 3/10 13/34 17/14

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像装置と交換レンズとからなる撮影装置
    システムであって、 前記交換レンズは、 被写体像を撮像装置の所定の位置へ結像させる撮影レン
    ズと、 前記撮影レンズを光軸方向へ移動させる為に駆動するレ
    ンズ駆動手段と、 前記レンズ駆動手段の駆動制御に関する駆動データを記
    憶する記憶手段と、 前記撮像装置に前記駆動データを伝送する通信手段とを
    設置され、 前記撮像装置は、 前記撮影レンズの焦点状態を検出する焦点検出手段と、 前記焦点検出手段の結果に基づいて制御量を算出する算
    出手段と、 前記制御量と前記駆動データとに基づいて、前記駆動手
    段の駆動時間を算出する駆動時間算出手段とを有し、 前記撮像装置は、前記駆動時間に基づいて制御されるこ
    とを特徴とする撮像装置システム。
  2. 【請求項2】撮像装置と交換レンズとからなる撮影装置
    システムであって、 前記交換レンズは、 被写体像を撮像装置の所定の位置へ結像させる撮影レン
    ズと、 前記撮影レンズを光軸方向へ移動させる為に駆動するレ
    ンズ駆動手段と、 前記レンズ駆動手段の駆動制御に関する駆動データを記
    憶する記憶手段と、 前記撮像装置に前記駆動データを伝送する通信手段とを
    設置され、 前記撮像装置は、 前記撮影レンズの焦点状態を検出する焦点検出手段と、 前記焦点検出手段の結果に基づいて制御量を算出する算
    出手段と、 前記駆動量と前記駆動データとに基づいて、前記駆動手
    段の駆動時間を算出する駆動時間算出手段とを有し、 前記駆動データは、駆動量と前記駆動時間との関係を示
    すデータであることを特徴とする撮像装置システム。
  3. 【請求項3】撮像装置の着脱可能な交換レンズにおい
    て、 被写体像を所定の位置へ結像させる撮影レンズと、 前記撮影レンズを制御量に基づいて光軸方向へ移動させ
    る為に駆動するレンズ駆動手段と、 前記レンズ駆動手段の駆動制御に関する駆動データを記
    憶する記憶手段と、 前記撮像装置との間で前記記憶手段の内容を通信する通
    信手段とが設置されたことを特徴とする交換レンズ。
  4. 【請求項4】請求項2記載の撮像装置システムにおい
    て、 前記撮像装置はカメラであり、前記カメラの外部操作可
    能なスイッチに応じて前記記憶手段の記憶内容は前記通
    信手段を介して前記カメラへ送信することを特徴とす
    る。
  5. 【請求項5】請求項4記載の撮像装置システムにおい
    て、 前記スイッチはレリーズスイッチであり、露出前に前記
    記憶手段の記憶内容は前記通信手段を介して前記カメラ
    へ送信することを特徴とする。
  6. 【請求項6】請求項4記載の撮像装置システムにおい
    て、 前記スイッチは半押しと全押しとから構成されるレリー
    ズスイッチであり、半押し時に前記記憶手段の記憶内容
    は前記通信手段を介して前記カメラへ送信することを特
    徴とする。
  7. 【請求項7】請求項4記載の撮像装置システムにおい
    て、 前記スイッチは電源供給スイッチであり、前記電源供給
    スイッチをオンすると、少なくとも1度は前記記憶手段
    の記憶内容は前記通信手段を介して前記カメラへ送信す
    ることを特徴とする。
  8. 【請求項8】撮像装置と交換レンズとからなる撮影装置
    システムであって、 前記交換レンズは、 被写体像を撮像装置の所定の位置へ結像させる撮影レン
    ズと、 前記撮影レンズを光軸方向へ移動させる為に駆動するレ
    ンズ駆動手段と、 環境に関するデータであって、複数の駆動データに対応
    する補正データを記憶する記憶手段と、 前記撮像装置との間での通信を行うレンズ側通信手段と
    が設置され、 前記撮像装置は、 前記撮影レンズの焦点状態を検出する焦点検出手段と、 前記焦点検出手段の結果に基づいて制御量を算出する算
    出手段と、 撮影時の環境状態を検出する環境状態検出手段と、 前記交換レンズとの間で通信を行うカメラ側通信手段と
    が設置され、 前記複数の駆動データは環境に関するデータであって、
    レンズ駆動量に対応する補正データであり、 前記レンズ側通信手段は、前記環境状態に応じた駆動デ
    ータを前記複数の駆動データの中から決定して、前記決
    定データを前記レンズとカメラとの通信手段を介して前
    記撮像装置へ送信することを特徴とする撮像装置システ
    ム。
  9. 【請求項9】請求項8記載の撮像装置システムにおい
    て、 前記環境状態検出手段は、電源の供給能力を検出するこ
    とを特徴とする。
  10. 【請求項10】請求項9記載の撮像装置システムにおい
    て、 前記電源の供給能力とは、電圧の能力を示すものである
    ことを特徴とする。
  11. 【請求項11】請求項9記載の撮像装置システムにおい
    て 前記電源の供給能力とは、内部抵抗の能力を示すもので
    あることを特徴とする。
  12. 【請求項12】請求項8の撮像装置システムにおいて、 前記環境状態検出手段は、温度を検出することを特徴と
    する。
  13. 【請求項13】請求項8の撮像装置システムにおいて、 前記環境状態検出手段は、姿勢を検出することを特徴と
    する。
  14. 【請求項14】撮像装置に交換着脱可能な交換レンズに
    おいて、 被写体像を所定の位置へ結像させる撮影レンズと、 前記撮影レンズを光軸方向へ移動させる為に駆動するレ
    ンズ駆動手段と、 環境に関するデータであって、複数の駆動データに対応
    する補正データを記憶する記憶手段と、 前記撮像装置との間での通信を行う通信手段とが設置す
    ることを特徴とする交換レンズ。
  15. 【請求項15】交換レンズ着脱可能な撮像装置におい
    て、 前記交換レンズに設置される撮影レンズの焦点状態を検
    出する焦点検出手段と、 前記焦点検出手段の結果に基づいて前記レンズ駆動量を
    算出する駆動量算出手段と、 撮影時の環境状態を検出する環境状態検出手段とが設置
    されたことを特徴とする撮像装置。
  16. 【請求項16】撮像装置と交換レンズとからなる撮影装
    置システムであって、 前記交換レンズは、 被写体像を撮像装置の所定の位置へ結像させる撮影レン
    ズと、 前記撮影レンズを光軸方向へ移動させる為に駆動するレ
    ンズ駆動手段と、 環境に関するデータであって、複数の駆動データに対応
    する補正データを記憶する記憶手段と、 撮影時の環境状態を検出する環境状態検出手段と、 前記撮像装置との間での通信を行うレンズ側通信手段と
    が設置され、 前記撮像装置は、 前記撮影レンズの焦点状態を検出する焦点検出手段と、 前記焦点検出手段の結果に基づいて制御量を算出する算
    出手段と、 前記交換レンズとの間で通信を行うカメラ側通信手段と
    が設置され、 前記複数の駆動データは環境に関するデータであって、
    レンズ駆動量に対応する補正データであり、 前記レンズ側通信手段は、前記環境状態に応じた駆動デ
    ータを前記複数の駆動データの中から決定して、前記決
    定データを前記レンズとカメラとの通信手段を介して前
    記撮像装置へ送信することを特徴とする撮像装置システ
    ム。
  17. 【請求項17】撮像装置に着脱可能な交換レンズにおい
    て、 被写体像を所定の位置へ結像させる撮影レンズと、 前記撮影レンズを光軸方向へ移動させる為に駆動するレ
    ンズ駆動手段と、 環境に関するデータであって、複数の駆動データに対応
    する補正データを記憶する記憶手段と、 撮影時の環境状態を検出する環境状態検出手段と、 前記撮像装置との間で通信を行う通信手段と、 前記複数の駆動能力データの中から適切な駆動データを
    決定する決定手段が設置され、 前記通信手段は、前記決定データを前記撮像装置へ送信
    することを特徴とする交換レンズ。
  18. 【請求項18】撮像装置と交換レンズとからなる撮影装
    置システムであって、 前記交換レンズは、 被写体像を撮像装置の所定の位置へ結像させる撮影レン
    ズと、 前記撮影レンズを光軸方向へ移動させる為に駆動するレ
    ンズ駆動手段と、 環境に関するデータであって、複数の駆動データに対応
    する補正データを記憶する記憶手段と、 撮影時の環境状態を検出するレンズ環境状態検出手段
    と、 前記撮像装置との間での通信を行うレンズ側通信手段と
    が設置され、 前記撮像装置は、 前記撮影レンズの焦点状態を検出する焦点検出手段と、 前記焦点検出手段の結果に基づいて制御量を算出する算
    出手段と、 撮影時の環境状態を検出するカメラ環境状態検出手段
    と、 前記交換レンズとの間で通信を行うカメラ側通信手段と
    が設置され、 前記複数の駆動データは、前記レンズ及びカメラの環境
    に関するデータであって、レンズ駆動量に対応する補正
    データであり、 前記レンズ側通信手段は、前記カメラ及びレンズの環境
    状態に応じた駆動データを前記複数の駆動データの中か
    ら決定して、前記決定データを前記レンズとカメラとの
    通信手段を介して前記撮像装置へ送信することを特徴と
    する撮像装置システム。
  19. 【請求項19】撮像装置と交換レンズとからなる撮影装
    置システムであって、 前記交換レンズは、 被写体像を撮像装置の所定の位置へ結像させる撮影レン
    ズと、 前記撮影レンズを光軸方向へ移動させる為に駆動するレ
    ンズ駆動手段と、 環境に関するデータであって、複数の駆動データに対応
    する補正データを記憶する記憶手段と、 前記撮像装置との間での通信を行うレンズ側通信手段と
    が設置され、 前記撮像装置は、 前記撮影レンズの焦点状態を検出する焦点検出手段と、 前記焦点検出手段の結果に基づいて制御量を算出する前
    記算出手段と、 撮影時の環境状態を検出する環境状態検出手段と、 前記交換レンズとの間で通信を行うカメラ側通信手段と
    が設置され、 前記複数の駆動データは環境に関するデータであって、
    レンズ駆動量に対応する補正データであり、 前記カメラ側通信手段は、前記環境状態に応じた駆動デ
    ータを前記複数の駆動データの中から決定する為に、前
    記記憶手段の内容を前記レンズとカメラとの通信手段を
    介して前記撮像装置へ送信することを特徴とする撮像装
    置システム。
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