JPH08501667A - 高精度及び高効率を有するディジタルフィルタ - Google Patents

高精度及び高効率を有するディジタルフィルタ

Info

Publication number
JPH08501667A
JPH08501667A JP6502761A JP50276194A JPH08501667A JP H08501667 A JPH08501667 A JP H08501667A JP 6502761 A JP6502761 A JP 6502761A JP 50276194 A JP50276194 A JP 50276194A JP H08501667 A JPH08501667 A JP H08501667A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
filters
length
impulse response
transform
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6502761A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3636361B2 (ja
Inventor
マクグレース,デビッド・スタンレイ
Original Assignee
レイク・ディエスピイ・プロプライエタリ・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=27157669&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH08501667(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by レイク・ディエスピイ・プロプライエタリ・リミテッド filed Critical レイク・ディエスピイ・プロプライエタリ・リミテッド
Publication of JPH08501667A publication Critical patent/JPH08501667A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3636361B2 publication Critical patent/JP3636361B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H17/00Networks using digital techniques
    • H03H17/02Frequency selective networks
    • H03H17/06Non-recursive filters
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F17/00Digital computing or data processing equipment or methods, specially adapted for specific functions
    • G06F17/10Complex mathematical operations
    • G06F17/14Fourier, Walsh or analogous domain transformations, e.g. Laplace, Hilbert, Karhunen-Loeve, transforms
    • G06F17/141Discrete Fourier transforms
    • G06F17/142Fast Fourier transforms, e.g. using a Cooley-Tukey type algorithm
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H17/00Networks using digital techniques
    • H03H17/02Frequency selective networks
    • H03H17/0211Frequency selective networks using specific transformation algorithms, e.g. WALSH functions, Fermat transforms, Mersenne transforms, polynomial transforms, Hilbert transforms
    • H03H17/0213Frequency domain filters using Fourier transforms

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Mathematical Analysis (AREA)
  • Mathematical Optimization (AREA)
  • Pure & Applied Mathematics (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Algebra (AREA)
  • Computational Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Discrete Mathematics (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 デジタルフィルタ動作の装置及び方法及びフィルタリングの正確さと効率とを改善した他の電子的デジタル信号処理装置が提供される。特に、装置及び方法は長いインパルス応答と低いレイテンシィを備えたデジタルフィルタを含み、多数の小さい構成要素フィルタ(F1、F2、F3)を並列に動作させ、それらの出力を加算して、全体の動作がより長いインパルス応答を有する単一のフィルタと同一であり、かつ全体のレイテンシィが前記構成要素フィルタの最短のレイテンシィに等しいようにする。構成要素の少なくとも一つのグループが離散的なフーリエ変換技術を使用して実現される。実データのストリングを効率よく変換するフーリエ変換プロセッサが同様に述べられている。

Description

【発明の詳細な説明】 高精度及び高効率を有するディジタルフィルタ 本発明の分野 本発明は、電子信号処理技術、より詳細にであるが排他的ではない 比較的高精度及び高効率が望まれ、かつ比較的短いフロースルー遅延(“レイテ ンシィ(latency)”と称される)が望まれる電子フィルタリング環境に関する。 従来技術の説明 図1に関して、電子フィルタは、入力する電子信号の特性を修正し、ある決め られた態様の修正された出力信号を供給するために使用される。図1の場合では 、周波数領域において入力する信号S1のスペクトル内の周波数が出力信号S2 を生じるためにF1〜F2帯域で減衰される“ノッチ”フィルタが示される。 このようなフィルタは完全なアナログ構成要素で実現されていたが、より最近 では、多くの環境において、ディジタル方式でフィルタを実現する選択がある。 ディジタルによる実施は、専用ディジタル回路を使用するか、フィルタとして作 動されるようにプログラムミングされたコンピュータ(マイクロプロセッサ)に よってなされ得る。 フィルタは、実世界の状態を電子的にモデリングする分野に多くのアプリケー ションを有する。例えば、フィルタは、部屋又はホールの音響特性のモデルを提 供するために使用され得る。フィルタはまた、欠陥によって引き起こされた信号 の不完全性を取り除く、すなわち解消するために適当な補正係数を適用するため にシステムの欠陥をモデル化するために使用される。 しはしば、このような処理は、“実時間”で行われることが望ましい。また、 実際の/生の環境で発生された信号をフィルタする際遅延がなく、フィルタによ って実行されるモデル化/補正化ステップを事実上エンドユーザが気づくほどの いかなる遅延もないことが望ましい。 これを達成するために、フィルタFによって導入された遅延は、それがそのフ ィルタリング関数を実行する間、ごくわずかの数量に減少されねばならない。す なわち、信号S1が最初にフィルタFに与える時間と、信号S1の最初の入力部の フィルタFによるフィルタリングの結果がフィルタの出力S2で使用可能になる 時間とは、ほとんど同じにならなければならない。これらの事象間の遅延は、以 下、フィルタシステムの“レイテンシィ”と称する。 フィルタFがディジタル方法で実現される場合、(アナログ/ディジタル変換 器を介して)入力信号S1をサンプルし、次にフィルタリング関数を実行し、そ して次に(ディジタル/アナログ変換器によって)ディジタル信号をアナログ信 号に変換する。このサンプリング処理は、所定の間をおいた時間間隔tiで入力 信号のサンプルをとる。各サンプル間の時間は通常同じである。 サンプリング処理そのものは有限な遅延をシステムに導入する。さらに、フィ ルタは、一般の高速畳み込み技術の一つによって実現される場合、非常に一般的 な用語では、フィルタの精度(又は長さ)に比例する導入された遅延がある。 数学的には、フィルタリング演算(すなわち、出力信号S2を生じるために入 力信号S1にフィルタ特性を課するステップ)は、時間領域内での“畳み込み” として公知である。時間領域の畳み込みのステップは、周波数領域の乗算演算に なる。すなわち、もし入力信号S1は最初にサンプルされるならば、フーリエ変 換が周波数領域で行われ、フィルタFの周波数応答は、信号S1のフーリエ変換 と乗算されるベクトルである。次に、この信号は、(もし必要ならば、アナログ 形式に変換され得る)サンプルされた(畳み込みされた)出力を発生するために 逆フーリエ変換される。 図2は、畳み込み器(また有限インパルス応答(FIR)フィルタとして公知 である)は、(サンプルされたデータの処理に関して演算する畳み込み器のため に)測定されるそのインパルス応答{ak}を有する。物理的フィルタに対して 、akは、全てのk<0に対して0である。一般の入力シーケンス{xk}に対し て、フィルタの出力{Yk}は下記のように規定される。 このような線形フィルタは、下記のように規定される測定可能なレイテンシィ dを有する。 ad≠0及び 全てのk<dに対してak=0 (2) 言い換えれば、adは出力シーケンスの最初の非ゼロ値である。レイテンシィ dは、物理的システムでは決して負ではない。同様な方法で、有限インパルス応 答フィルタに対して、どれが出力シーケンスで最後の非ゼロ値であるかを決定す ることができる。これは、インパルス応答の長さを与える。長さ1を呼び出すな らば、これは、ad+1-lが出力シーケンスの最後の非ゼロ値であることを意味す る(図3を参照)。 FIRフィルタを実現するための典型的な方式は2つのカテゴリーに分類され る。 1.各新しい入力サンプルが到達するとき各出力サンプルを計算する時間領域 フィルタ、したがってd=0又はd=1と同様に低いレイテンシィを可能にする 。典型的なフイルタ長さ(1)は短い。 2.ブロックの多数の出力サンプルを計算する高速畳み込み器フィルタ。典型 的な長さ(1)は長い。最低の達成できるレイテンシィは、通常、フィルタ長さ 、d≒1÷K 又は K≒1÷d (3) に関連される。 ここで、K=使用される特定のアルゴリズムの効率の尺度である。図4及び図5 に示されるような一般に使用される高速畳み込みアルゴリズムに対するKの典型 的な値は0.5である。 本発明の簡単な説明 本発明の少なくとも好ましい実施例の目的は、所与の長さに対して、他の方法 によって通常発生されるよりも比較的高効率を得るようにディジタルサンプルさ れたデータに関して比較的長い畳み込みを実行するための方法及び装置を提供す ることにある。 この明紬書では、フィルタ特性は、重畳の原理が適用されることができるよう におよそ線形としてモデル化されると仮定される。 したがって、本発明の一つの一般的形式では、多数のより小さい構成要素フィ ルタの全体の正味動作がより長いインパルス応答を有する単一のフィルタと同一 であり、かつ全体のレイテンシィが前記構成要素フィルタの最短のレイテンシィ に等しいように、前記構成要素フィルタが並列に作動し、異なる遅延で作動する 各構成要素フィルタの出力を加算することによって結合して形成される長いイン パルス応答及び低いレイテンシィを有するフィルタが提供される。 好ましくは、構成要素フィルタは異なる方法で実現される。その際、全体のフ ィルタが低いレイテンシィ及び長いインパルス応答特性を提供するように、いく つかのフィルタが低いレイテンシィを与え、いくつかがより長いフィルタ長を提 供するようにする。 好ましくは、1つまたはいくつかの構成要素フィルタは、(乗算演算及び加算 演算によって形成される)時間領域有限インパルスフィルタとして実現され、残 りを高速畳み込み方法を使用して実現して、時間領域フィルタが全体のインパル ス応答の最低レイテンシィ部分を与え、高速畳み込みフィルタがより長いフィル タ構成要素を与えるようにする。 好ましくは、高速畳み込みフィルタは、離散的フーリエ変換又は高速フーリエ 変換を使用して形成される。 他の好まれる形式では、高速畳み込みフィルタは、本明細書で記載されている ような修正された離散的フーリエ変換を使用して形成される。 好ましくは、構成要素フィルタの1つ以上のグループは、同一の長さの変換を 使用して各グループの構成要素フィルタとともに高速畳み込み技術を使用して実 現し、その際唯一の変換演算を各グループに対して実行して、各グループの構成 要素フィルタがそれぞれの変換演算から変換された出力を共有するようにする。 他の好まれる形式では、構成要素フィルタの1つ以上のグループは、同一の長 さの変換を使用して各グループの構成要素フィルタとともに高速畳み込み技術を 使用して実現し、その際唯一の逆変換演算を各グループに対して実行して、各グ ループの構成要素フィルタからの出力がそれぞれの逆変換演算に送られる前に合 計されるようにする。 さらに他の好まれる形式では、構成要素フィルタの1つ以上のグループは、同 一の長さの変換を使用した各グループの構成要素フィルタとともに高速畳み込み 技術を使用して実現され、その際、唯一の変換演算を各グループに対して実行し て、各グループの構成要素フィルタはそれぞれの変換演算から変換された出力を 共有するようにし、及び構成要素フィルタの1つ以上のグループは、同一の長さ の変換を使用して各グループの構成要素フィルタとともに高速畳み込み技術を使 用して実現され、その際、唯一の逆変換演算を各グループに対して実行して、各 グループの構成要素フィルタからの出力がそれぞれの逆変換演算に送られる前に 合計されるようにする。 本発明の他の一般的形式では、多数のより小さい構成要素フィルタの全体の正 味動作がより長いインパルス応答を有する単一のフィルタと同一であり、かつ全 体のレイテンシィが前記構成要素フィルタの最短のレイテンシィに等しいように 、各構成要素フィルタを並列に動作させ、異なる遅延で作動する各構成要素フィ ルタを加算することによってそれらの出力を結合して、長いインパルス応答及び 低いレイテンシィを有するフィルタを形成する方法が提供される。 好ましくは、構成要素フィルタは、集団フィルタが低いレイテンシィ及び長い インパルス応答特性の両方を提供するように低いレイテンシィを与えるように適 合される幾つかのフィルタ及びより長いフィルタ長を提供するように適合される 他のフィルタによって異なる方法で実現される。 好ましくは、1つまたはいくつかの構成要素フィルタは、(乗算演算及び加算 演算によって形成される)時間領域有限インパルスフィルタとして実現され、残 りを高速畳み込み方法を使用して実現して、時間領域フィルタが全体のインパル ス応答の最低レイテンシィ部分を与え、高速畳み込みフィルタがより長いフィル タ構成要素を与えるようにする。 好ましくは、高速畳み込みフィルタは、離散的フーリエ変換又は高速フーリエ 変換を使用して形成される。 好ましくは、高速畳み込みフィルタは、本明細書で記載されているような修正 された離散的フーリエ変換を使用して形成される。 好ましくは、構成要素フィルタの1つ以上のグループは、同一の長さの変換を 使用して各グループの構成要素フィルタとともに高速畳み込み技術を使用して実 現し、その際唯一の変換演算を各グループに対して実行して、各グループの構成 要素フィルタがそれぞれの変換演算から変換された出力を共有するようにする。 他の好まれる形式では、構成要素フィルタの1つ以上のグループは、同一の長 さの変換を使用して各グループの構成要素フィルタとともに高速畳み込み技術を 使用して実現し、その際唯一の逆変換演算が各グループに対して実行して、各グ ループの構成要素フィルタからの出力がそれぞれの逆変換演算に送られる前に合 計されるようにする。 さらに他の好まれる形式では、構成要素フィルタの1つ以上のグループは、同 一の長さの変換を使用した各グループの構成要素フィルタとともに高速畳み込み 技術を使用して実現され、その際、唯一の変換演算を各グループに対して実行し て、各グループの構成要素フィルタはそれぞれの変換演算から変換された出力を 共有するようにし、及び構成要素フィルタの1つ以上のグループは、同一の長さ の変換を使用して各グループの構成要素フィルタとともに高速畳み込み技術を使 用して実現され、その際、唯一の逆変換演算を各グループに対して実行して、各 グループの構成要素フィルタからの出力がそれぞれの逆変換演算に送られる前に 合計されるようにする。 本発明のさらに他の一般的形式では、連続的なサンプルa、b、c、d... .の重複されたグルーピングをフィルタするためのディジタルフィルタが提供さ れる。そのフィルタは、長さmの変換プロセッサと、各々が長さkのN個のフィ ルタプロセッサと、N個のフィルタプロセッサから並列に供給された出力を合計 する加算器と、長さmの逆変換プロセッサとを備えている。前記連続的なサンプ ルa、b、c、dは、長さmのブロックで供給される。前記ブロックの各々は、 前記変換プロセッサを通って、次に前記N個のフィルタプロセッサのそれぞれを 通る。その際、前記N個のフィルタプロセッサの第1のフィルタプロセッサを通 る前の遅延はゼロであり、第2のフィルタプロセッサを通る前にはkの遅延を有 し、以下、第N番目のフィルタプロセッサを通る前に(N−1)kの遅延を有す る。それによって、有効長Nkのフィルタは、長さkの従来のフィルタのレイテ ンシィに対応するレイテンシィを達成する。 本発明の他の一般的形式では、比較的大きな長さ/レイテンシィ効率Kを有す るフィルタを実現する方法が提供される。その方法は、入力データの漸増する、 連続的な、重複する部分を周波数領域に変換して対応する変換されたデータを生 じ、その対応する変換されたデータを記憶し、前記変換されたデータの部分を連 続的に変換プロセッサを通す。第1のフィルタ関数プロセッサを通って第1の変 換された部分を供給し、次に、その第1の変換された部分を第N−1番目の変換 された部分が前記第1のフィルタ関数プロセッサを通して供給されている間に第 N−1番目のフィルタ関数プロセッサを通って供給することを継続して、連続的 に移動する入力データのN個の連続ブロックが変換され、かつN個のフィルタ関 数プロセッサを通り、前記N個のフィルタ関数プロセッサからの出力を加算し、 前記出力を逆変換し、必要とするような廃棄操作を実行して、フィルタされた出 力データの連続的な部分を前記入力データの漸増する連続的で重複する部分から 生じる。 本発明の他の一般的形式では、比較的大きな長さ/レイテンシィ効率Kを有す るフィルタを実現する方法が提供される。その方法は、対応する変換されたデー タを生じるために入力データの漸増する連続的で重複する部分に数学的変換を適 用し、前記変換されたデータの個々のデータ(すなわち2つ以上)に数学的演算 を実行し、結果データを生じるために前記数学的演算から生じるデータに(付加 により)重畳し、フィルタされた出力データを生じるために前記結果データに逆 数学的変換を適用することからなる。 好ましくは、各前記フィルタ関数プロセッサは、そのインパルス応答が変換プ ロセッサの長さの半分であるフィルタを処理する。 好ましくは、前記変換プロセッサは高速フーリエ変換プロセッサで、前記逆変 換プロセッサは逆高速フーリエ変換プロセッサで、前記フィルタ関数プロセッサ は、全フィルタのための所望のインパルス応答の選択された部分に対応するイン パルス応答を有する変換された入力データの乗算演算によって実行される。 好ましくは、前記方法は最適化され、それによっておよそ等しい処理時間量が フィルタ関数(乗算)演算のようにフーリエ変換に費やされる。 本発明の他の一般的形式では、比較的大きな長さ/レイテンシィ効率Kを有す るフィルタを実現する方法が提供される。その方法は、対応する変換されたデー タを生じるために入力データの漸増する連続的な重複する部分を周波数領域に変 換し、前記変換された信号の個々の信号に数学的演算を実行し、前記数学的演算 から得られる連続信号に(加算による)重畳し、周波数領域から得られた信号を 時間領域に逆変換し、前記信号を出力することからなる。 好ましくは、前記変換プロセッサは高速フーリエ変換プロセッサで、前記逆変 換プロセッサは逆高速フーリエ変換プロセッサである。 好ましくは、前記数学的演算は、フーリエ変換された入力信号セグメントと所 望の(時間領域)フィルタ特性の周波数応答とのベクトル乗算である。 好ましくは、基礎となる操作は、入力データの連続する重複部分に対する重複 及び廃棄操作である。 その代わりに、基礎となる操作は、入力データの連続する重複部分に対する重 複及び加算操作である。 特定の好まれる形式では、入力サンプルのいかなる所与の重複ブロックのフー リエ変換も、一度だけ行われ、必要とされるときは再使用される。 好ましくは、フィルタされたデータのいかなる所与の合計されたグルーピング の逆フーリエ変換も一度だけ実行される。 特定の好しい形式では、前記方法は、複合電気フィルタのフィルタモジュール の少なくとも幾つかを実現するために使用される。前記複合電気フィルタは、フ ィルタするための入ってくる入力信号を受信するように配置される複数のフィル タモジュールを備え、前記フィルタモジュールの各々からの出力は、複合フィル タされた出力信号を生じるように合計され、前記フィルタモジュールの各々は複 合フィルタのインパルス応答の選択された部分であるインパルス応答を有するよ うに適合される。 インパルス応答の選択された部分の重複を最少にするか又は全く重複させない ようにすることが好ましい。 好ましくは、前記フィルタモジュールの各々の長さは、前記インパルス応答の 最初の(又は初期の)部分を処理するように適合されたより短い長さのフィルタ モジュール及び前記インパルス応答の次の(又は後の)部分を処理するように適 合されたより長い長さのフィルタモジュールの特性と異なる。 好ましくは、前記より長い長さのフィルタモジュールは前記インパルス応答の より長い部分を順にフィルタするように適合される。 特定の好まれる形式では、前記複数のフィルタモジュールの最短モジュールは 、時間領域(低いレイテンシィ)フィルタであるが、前記フィルタモジュールの 追加モジュールが前述の高速フーリエ変換法又は他の伝統的な高速畳み込み法を 使用して実現されるより長い高速畳み込み(より長いレイテンシィ)フィルタで ある。 本発明の少なくとも他の好ましい実施例の目的は、通常他の方法で受けられた よりも比較的低いレイテンシィを提供するためにディジタルのサンプルされたデ ータに関する比較的長い畳み込みを実行するための方法及び装置を提供すること にある。 フィルタ特性は重畳の原理が適用され得るようにおよそ線形としてモデル化さ れ得るものと仮定される。 したがって、本発明のさらに他の一般的形式では、フィルタするための入って くる入力信号を並列に受信するように配置される複数のフィルタモジュールを備 える複合電気フィルタが提供される。前記フィルタモジュールの各々からの出力 は、複合フィルタされた出力信号を生じるために合計され、前記フィルタモジュ ールの各々は複合フィルタのインパルス応答の選択された部分であるインパルス 応答を有するように適合される。 インパルス応答の選択された部分の重複を最少にするか又は全く重複させない ようにすることが好ましい。 好ましくは、前記フィルタモジュールの各々の長さは、前記インパルス応答の 最初の(又は初期の)部分を処理するように適合されたより短い長さのフィルタ モジュール及び前記インパルス応答の次の(又は後の)部分を処理するように適 合されたより長い長さのフィルタモジュールの特性と異なる。 好ましくは、前記より長い長さのフィルタモジュールは前記インパルス応答の より長い部分を順にフィルタするように適合される。 特定の好まれる形式では、前記複数のフィルタモジュールの最短モジュールは 、 時間領域(低いレイテンシィ)フィルタであるが、前記フィルタモジュールの追 加モジュールは長い高速畳み込み(より長いレイテンシィ)フィルタである。 好ましくは、最短の前記フィルタモジュールのみが時間領域フィルタである。 他の特定の好まれる形式では、前記フィルタモジュール数は、フィルタF1、 F2...FNを含むNである場合、フィルタモジュールFiは、時間領域技術で 実現されるが、全ての他のフィルタモジュールFiが高速畳み込み技術で実現さ れ、かつこれらの高速畳み込みフィルタFiは、各々がその先行者よりも長いフ ィルタ長を有し、かつそれ故により長いレイテンシィを有するがなおdi+l=di +1iである特性を保持する一連のフィルタからなり、それによってN個の構成 要素フィルタ出力を一緒に合計することによって形成される複合フィルタFの出 力がそれの中にいかなる“ホール”もないインパルス応答を有することが保証さ れる。 本発明の他の一般的形式では、データの比較的長い長さであるが短いレイテン シィのフィルタリングを達成するためにサンプルデータをフィルタリングする方 法が提供される。その方法は、複数のサブフィルタを通って並列に前記データを 送り、フィルタされたサンプルデータを生じるために前記サブフィルタの全てか らの出力サンプルを合計し、前記サブフィルタの各々のインパルス応答は、前記 サンプルデータから前記フィルタされたサンプルデータを生じるのに必要とされ るフィルタ特性の所望のインパルス応答の選択された部分であり、各々の前記選 択された部分は、合計されるとき、前記サブフィルタの全てからの出力が前記所 望のインパルス応答を有するフィルタによってあたかもフィルタされるように挙 動するように前記サブフィルタの各々のために選択される。 本発明の特定の実現では、実数のストリングを効率的に変換するように適合さ れるフーリエ変換プロセッサを組み込む方法及びフィルタが提供される。前記プ ロセッサは下記の方法により作動する。 1.長さNの入力ベクトルx(k)をとる。ここで、x(k)の各要素は実数で ある。 2.下記の式の適用によりベクトルx′(1)、長さN/2の複素ベクトルを形 成する。 0≦1<N/2に対して 3.下記のN/2の複素結果ベクトルz(p)を与えるためにx′(1)のN/ 2点DFTを計算する。 いま、本発明の実施例は添付図面に関して説明される。 図面の簡単な説明 図1は、周波数領域のフィルタ動作の一般化されたブロック図であり、 図2は、畳み込みフィルタのために使用される基本的用語を規定し、 図3は、図2のフィルタのレイテンシィ及び長さを規定し、 図4は、高速フーリエ変換方法によるサンプルされたデータを処理する従来の 方法を図表のフローチャート形式で示し、 図5は、図4の方法をさらに示し、 図6、7、8は、図4の方法と比較すると比較的高効率係数Kが達成される、 本発明の一般化された第1の実施例によるフィルタリングの方法を示し、 図9は、サブフィルタ数は6である図8の方法を実現する本発明の実施例の図 、 図10は、その一部が図8のフィルタによって実現され得ることが有利である 合計されたフィルタをブロック図形式で示し、 図11は、その多くが図8の方法を実現するサブフィルタを組み込む図10の 合計されたフィルタのブロック図であり、 図12は、5つのフィルタ部分を使用した図10のフィルタ配置例による入力 信号の処理方法を示し、 図13は、図12のフィルタのフィルタ特性の選択方法を示し、 図14は、図8の合計されたフィルタの他の実施のブロック図であり、 図15は、図12のフィルタF2〜F5に適している(従来の)高速畳み込みア ルゴリズム実現の典型的なフローを示し、 図16は、実数ストリングを処理するように最適化されるフーリエ変換アルゴ リズムの説明のための基礎を形成するDFTエンジンを示し、 図17は、図1 0の合計されたフィルタが修正された離散的フーリエ変換を使用して実現される 本発明の他の実施例のブロック図である。 本発明の好ましい実施例の詳細な説明 1.高効率フィルタ 図4は、典型的な高速畳み込みアルゴリズムの時間フローを示す。これは、高 速フーリエ変換(FFT)を使用して実現された重複−廃棄アルゴリズムである 。時間セグメントa及びbの間に到達する2Mワードの入力データは、正FFT 、ベクトル乗算及び逆FFTによって時間セグメントcの間に完全に処理される 。得られるMワードの出力データはバッファされ、時間セグメントdの間に出力 される。FFT及び逆FFT(IFFT)は、時間領域と周波数領域間のデータ を変換するために使用されるだけである。実際のフィルタ動作は、全計算時間の 何分の1だけを実際かかるベクトル乗算演算で実行される。それで、図4のフィ ルタの関連パラメータは、 長さ=M、 レイテンシィ=2M、 及び、したがって、K=0.5である。 図6、7及び8に関して、本発明の少なくとも一つの実施例による方法及び装 置の背後の基本的原理が得られる。 図6は、構成要素フィルタF1、F2...Fnの各々のフィルタ特性が全フィ ルタアセンブリのための所望のフィルタ特性の別々の個別の構成要素の部分であ る長さMLのフィルタを示す。遅延L、2L...(M−1)Lは、入力サンプ ルxkがフィルタF1、F2...のフィルタ特性部分が導かれるフィルタ特性を 有するフィルタを通ることによって達成される出力に等しい出力Ykを付加に続 いて再形成するために示されるように課される。図7は、図5の高速フーリエ変 換アル ゴリズムを使用して図6のフィルタF1、F2...を実現することによって得ら れる。 図8では図7のフィルタを再構成して、唯一つの高速フーリエ変換モジュール 11及び一つの逆高速フーリエ変換モジュール12の使用を可能にする。この高 速フーリエ変換モジュールが、図8に示されるようにフィルタのフィルタ1、フ ィルタ2、フィルタ3...の各々の長さの2倍に等しい入力xkからのサンプ ルのブロックを処理するように適合されることは暗黙で示されている。 前述のように、各連続的なフィルタF1、F2...のフィルタ特性(インパル ス応答)は、全フィルタモジュールの所望されたインパルス応答から選ばれ、か つその応答から連続的な対応する部分に対応する。 各高速フーリエ変換されたデータのブロックが次のフィルタを通って送られる 前の時間遅延Lは、高速フーリエ変換モジュールによって最初に処理されるサン プル長の半分に等しい。 図9は、図4と同様の形式で図6、7及び8で得られる改良された長さ/レイ テンシィ効率方法を使用した出力データの1ブロックの計算を示す。図9によっ て使用されるような図8の方法は下記に要約される。 時間セグメントh中、時間セグメントf及びgの間に到達した入力データは高 速フーリエ変換され、かつ周波数領域入力データの得られたブロックは将来の使 用のために記憶される。次に、逆高速フーリエ変換され、かつ時間セグメントi 中、出力として与えられる周波数出力データの次のブロックを計算する。高速畳 み込みを計算する古い方法は、周波数領域入力データの最新ブロックを単に受け 取り、新しい周波数領域出力データを与えるためにそれと所望されるフィルタ応 答を表すベクトルとを乗算していた。改良された長さ/レイテンシィ効率方法は 、図9に示されるような新しい周波数領域出力データブロックを計算するために 多数の前の周波数領域入力データブロックを使用する。この例では、フィルタデ ータのブロックは、フィルタA、フィルタB、...フィルタFと呼ばれる。こ の例では、実現されるフィルタは、図4で実現されるフィルタの6倍の長さであ るがより大きなレイテンシィを有しない。図4と比較すると、図9のフィルタの 関連するパラメータは、 長さ=6M、 レイテンシィ=2M、 及び、したがって、K=3である。 図3は、図9の実施例の実現の背後の論理を要約する。 特に、図8の漸増する遅延L、2L、3L、...(M−1)Lは、連続的な a、b、c、dの遅延され、重複されたグルーピングを取り込むことによって図 9で達成されることは注目される。 前述のフィルタ配置は、図10で示されるような低いレイテンシィFIRフィ ルタで使用され得ることが有利である。 図10は、N個のフィルタを一緒に加えることによってFIRを実現するアー キテクチャを示す。もし各フィルタが、フィルタFi、レイテンシィdi、長さ1i と特徴付けられるならば、一般にN個のフィルタは、そのレイテンシィは上昇 順に順序付けられ、さらにdi+1=di+1iであるように選ばれる。これは、フ ィルタFi+1のインパルス応答の最初の非ゼロ値が、フィルタFiのインパルス応 答の最後の非ゼロ値の次に直ぐ現れることを意味する。したがって、このフィル タの加算の結果が、N個の構成要素フィルタのインパルス応答の和であるそのイ ンパルス応答を有する単一のより長いフィルタを生じる。 このフィルタの重要な特性は、構成要素フィルタ効率のどれよりも高い長さ/ レイテンシィ効率Kである。 すなわち、図10のフィルタは、幾つかのフィルタを一緒に加え、構成要素フ ィルタの長さの和と同じ長さで、そのレイテンシィが最低レイテンシィの構成要 素フィルタのレイテンシィと同じ短かさの新しいフィルタを形成する技術を使用 する。 図11は、3つのフィルタモジュールF1、F2、F3がある図10の低レイ テンシィフィルタ10の実現を示す。第1のモジュールF1は、低レイテンシィ (d=0)時間領域であるが、フィルタF2及びF3は、図8及び図9に関して 説明された実施例により実現される。 2.低レイテンシィFIRフィルタ 前述のように、図10は、N個のフィルタを一緒に加えることによってFIR フィルタを実現するためのアーキテクチャを示す。もし各フィルタが、フィルタ Fi、レイテンシィdi、長さ1iと特徴付けられるならば、一般にN個のフィル タは、そのレイテンシィは上昇順に順序付けられ、さらにdi+1=di+1iであ るように選ばれる。これは、フィルタFi+1のインパルス応答の最初の非ゼロ値 が、フィルタFiのインパルス応答の最後の非ゼロ値の次に直ぐ現れることを意 味する。したがって、このフィルタの加算の結果が、N個の構成要素フィルタの インパルス応答の和である、そのインパルス応答を有する単一のより長いフィル タを生じる。 このフィルタの重要な特性は、構成要素フィルタ効率のどれよりも高い長さ/ レイテンシィ効率Kである。 すなわち、図10及び図12のフィルタは、幾つかのフィルタを一緒にして、 構成要素フィルタの長さの和と同じ長さで、そのレイテンシィは最低レイテンシ ィの構成要素フィルタのレイテンシィと同じ短かさの新しいフィルタを形成する 技術を使用する。 特に、図12の複合フィルタアセンブリは、レイテンシィを最小にすると同時 にフィルタの長さを最大にするために第1の時間領域(低レイテンシィ)フィル タと追加の高速畳み込み(より長いレイテンシィ)フィルタとを結合する技術を 使用する。この技術はN個のフィルタF1、F2...FNを加えることによって 実現される。ここでF1が時間領域技術で実現される非常に低いレイテンシィを 有するフィルタであり、他のフィルタFiは各々高速畳み込み技術で実現される 。より詳細には、アセンブリは、N−1個の高速畳み込みフィルタFiは、各々 はその先行者よりも長いフィルタ長を有し、それ故に各々はより長いレイテンシ ィを有するが、di+1=di+1iである特性をなお保持する一連のフィルタから なる技術を採用している。これは、N個の構成要素フィルタを加えることによっ て形成されるフィルタFがいかなる“ホール”もなしにインパルス応答を有する ことを保証する。 特に図12を参照すると、複合フィルタFは、5つのフィルタ部分F1、F2 、 F3、F4及びF5を含む。複合フィルタFのインパルス応答akは図12の上 部に示され、かつ全サンプル長1024のサンプルを有する。 フィルタF1は、インパルス応答akの最初の64サンプルを含むインパルス 応答を有する。すなわち、このフィルタは64サンプル長を有する。実現される ようなフィルタは、(巣積回路のDSP56000シリーズに関してモトローラ ドキュメントAPR7/Dで参照されるような)低レイテンシィフィルタを有す る。このフィルタは0の有効レイテンシィを有する。 続くフィルタF2、F3、F4、F5は、高速畳み込みディジタル技術を使用 して実現される。図15は、入力するサンプルされたデータの高速フーリエ変換 の受け入れ、変換されたデータサンプルとフィルタのインパルス応答とを乗算し 、逆高速フーリエ変換の使用によって高速フーリエ変換されたデータサンプルを 時間領域に変換し、次にデータを出力することからなる技術のための基本アルゴ リズムを示す。重複/廃棄方法が使用される。それによって出力データの一部だ けが使用される。 追加のフィルタF2、F3、F4、F5の長さ及びレイテンシィは、図13に 図表で示されている規則により選択される。それによって、各フィルタ部分は、 直ぐ前のフィルタ部分の長さ及びレイテンシィの和に等しいレイテンシィを有す る。 この場合、最終結果は、全長1024のサンプル及び0のレイテンシィを有す るフィルタである。 図14は、フィルタアルゴリズムが周波数領域に適用された後に遅延が導入 される図9のフィルタの変化を示す。 3.最適化された実数ストリング処理 図16を参照すれば、周波数分析の共通の方法は、高速フーリエ変換アルゴリ ズム(以下、FETと呼ばれる)を使用して電子装置で効率的に実現され得る離 散的フーリエ変換(以下、DFTと呼ばれる)によってである。 その入力データ及び出力データは両方とも(実数及び虚数成分を有する)複素 数であるとき、DFTは効率的に作動するように公式化される。DFTへのデー タ入力が実数のとき、演算からの出力データは、この出力データへ導く処理の幾 つかは不必要であることを指示するある冗長度を含む。 この実施例では、説明されることは、DFTと同じアプリケーションの多くを 有するが実数演算のためにDFTの効率の悪さがないディジタル環境で実数演算 するための新しい変換である。この文書のために、ここで説明されているアルゴ リズムは修正された離散的フーリエ変換(MDFT)である。 このDFTは下記の式により計算される。 もし入力データx(k)が実数であるならば(すなわち、それは虚数成分を有 しない)、出力データX(n)は下記の特性を有する。 ここで、*演算子は複素共役を示すために使用される。これは、X(0)の虚 数部、X(N/2)の虚数部及び全て{X(n):N/2<n<N}は冗長であ ることを意味する。したがって、DFT出力から必要な情報だけを抽出する処理 は平凡でない。 代わりの変換は下記に示される。 これは、出力ベクトルY(n)がDFTに対する異なる周波数での信号の周波 数成分を表すことを除いて標準DFTと同様である。データの冗長部分がX(n )からY(n)からよりはっきりと抽出されることを除いて、出力ベクトルY( n)は、(丁度DFT出力X(n)が有するように)冗長度を有する。x(k) が実数であるとき、生じるY(n)の冗長度は下記のように表され得る。 Y(n)=[Y(N−2)]” (4) これは、このベクトルY(n)の2番目の半分は単に最初の半分の複素共役で あるので、x(n)が実数であるとき、出力ベクトルの最初の半分だけが情報の 全てを含むことが必要とされることを意味する。 上記の式の他の考察は、ベクトルの奇数要素の全てが単に偶数要素の複素共役 であることである。すなわち、 Y(1)=[Y(N−2)]” Y(3)=[Y(N−4)]” … (5) Y(N−3)=[Y(2)]” Y(N−1)=[Y(0)]” これは、実信号x(k)の修正されたDFTから必要とされる情報の全てを得 るためにY(n)の偶数要素を計算する必要だけがあることを意味する。Y(n )からの偶数要素を含むアレイを下記のようにアレイZ(p)と名付ける。 0≦p<N/2に対して、Z(p)=Y(2p) (6) Y(n)に対する上記の式に基づいて、下記の式を得る。 ある操作の後に次のようになる。 N長の実ベクトルからN/2長の複素ベクトルを形成するならば、 下記のようになることが分かる。 これは、長さN/2のDFTを使用することによってベクトルZ(p)が計算 されたことを意味する。 Z(p)=MDFT[x(k)](ここで、MDFTは修正された離散的フー リエ変換演算子を示す。) Z(p)の計算の後に続く手順は下記のようになる。 1.長さNの入力ベクトルx(k)を調べる。ここで、x(k)の各要素は実数 である。 2.ベクトルx′(1)、すなわち長さN/2の複素べクトルを上記の式(9) の方法によって形成する。 3.N/2の複素結果ベクトルZ(p)を与えるためにN/2点DFTを計算す る。このMDFTは、DFTに対する同様な適用にそれを有用にする多くの特性 を有する。第1に、それは、DFTと同様な方法で線形畳み込みを実行するため に使用され得る。第2に、正変換と非常に類似している逆変換を有する。すなわ ち、 ここで、IDFTは、N/2点逆離散的フーリエ変換を示す。 このアルゴリズムは、N個の実数セットを供給され、かつ入力データのMDF Tを表すN/2の複素出力数を発生する電子装置で実現され得る。この装置は、 前述のように算術演算の各々を実行するためにディジタル演算素子を使用する。 本発明の他の実施例は、一対の装置である。この一対の装置の第1は、前述の パラグラフで説明したようにMDFTを計算し、その第2は、前述した演算手順 を使用して逆MDFTを計算する。入力データの連続的なストリームからの重複 されたデータのブロックをMDFTコンピュータを通して送り、次に、Z(p) の係数と適当なフィルタ係数を乗算し、次に、その結果のデータを逆MDFTコ ンピュータを通して送り、出力データのセグメントを適当に再結合することによ って、修正された高速畳み込みプロセッサが形成され得る。 上記には、特に多数のアプリケーションにそれをより有用にするが前述の実時 間フィルタアプリケーションに限定されないDFTに対する修正を説明した。D FTに対するこれらの拡張の全てはまた、FFTアルゴリズム及びDFTの他の 高速インプリメンテーションに適用され得る。 例1 図17は、直ぐ前に説明された修正された離散的フーリエ変換(MDFT)が データストリームを周波数領域へ変換する目的のために適用され、対応する逆修 正された離散的フーリエ変換(IMDFT)がフィルタアルゴリズムの適用の後 で、かつ周波数領域からの変換のために廃棄する前に適用される図11の合計さ れたフィルタの実現を示す。 図17のフィルタF2では、MDFTは64の実ワードの入力を取り入れ、か つ32の複合ワードの出力を生じる。IMDFTは32の複合ワードの入力を取 り入れ、かつ64の実ワードの出力を生じる。 図17のフィルタF3では、MDFTは256の実ワードの入力を取り入れ、 かつ128の複合ワードの出力を生じる。IMDFTは128の複合ワードの入 力を取り入れ、かつ256の実ワードの出力を生じる。 図17のフィルタは、アルゴリズムを実現するために(ROMから又はホスト コンピュータからブート可能な)ソフトウェアを組み込むモトローラDSP 5 6001プロセッサを使用して実現される。遅延素子は、3つのMCM 620 6メモリチップを備えている外部メモリチップのバンクを使用して実現される。 アナログ領域とディジタル領域間のデータ入出力は、ADC及びDACチップ 、DSP 56001の同期直列ポートを介して通信する水晶CS 4216に よって達成される。 産業適用可能性 本発明の実施例は、ソフトウェア、ハードウェア又は音響システム特性のオー ディオフィルタリング又は電子モデリングのようなアプリケーションための両方 の組み合わせで実現されるディジタルフィルタに適用される。この方法は、信号 処理の分野に広く適用可能であり、かつ例えば、下記のものに役立つように使用 され得る。適応フィルタリング、オーディオ残響処理、適応エコー消去、空間処 理、仮想現実感オーディオ、相関レーダ、レーダパルス圧縮、コンピュータ解析 、地震分析、遠隔通信、パターン認識、ロボテイックス、3D音響モデリング、 (オラリイゼイーション、自動反響マッチングを含む)オーディオポストプロダ クション、音声等化、圧縮、ソナー、超音波、安全通信システム、ディジタルオ ーディオ放送、音響分析、監視、雑音消去、エコー消去。 上記には、本発明の幾つかの実施例のみを説明し、かつ当業者に明かな修正は 、本発明の範囲及び精神を逸脱しないでなされ得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 PL8357 (32)優先日 1993年4月20日 (33)優先権主張国 オーストラリア(AU) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG,MN ,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SK,UA,US,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 多数のより小さい構成要素フィルタを有し、その構成要素フィルタはその 全体の正味の動作がより長いインパルス応答を有する単一フィルタと同一であり 、かつ前記全体のレイテンシィが前記構成要素フィルタの最短のレイテンシィに 等しいように異なる遅延で動作するものであって、それらの構成要素を並列に動 作させ、かつそれらの出力を加えることによって結合することによって形成され る長いインパルス応答及び低いレイテンシィを有するディジタルフィルタ。 2. 前記構成要素フィルタは、いくつかのフィルタが低いレイテンシィを提供 するように適合され及び他のフィルタがより長いフィルタ長を提供するように適 合されるフィルタによって全体のフィルタが低いレイテンシィ特性及び長いイン パルス応答特性の両方を提供するように異なる方法で形成されることを特徴とす る請求項1に記載のフィルタ。 3. 1つ以上の構成要素フィルタは、(乗算演算及び加算演算で形成される) 時間領域有限インパルス応答フィルタとして実現され、かつ残りは高速畳み込み 方法を使用して実現され、時間領域フィルタが全体インパルス応答の最低レイテ ンシィ部分を提供するように及び高速畳み込みフィルタがより長いフィルタ構成 要素を提供することを特徴とする請求項1に記載のフィルタ。 4. 前記高速畳み込みフィルタは、離散的フーリエ変換又は高速フーリエ変換 を使用して形成されることを特徴とする請求項3に記載のフィルタ。 5. 前記高速畳み込みフィルタは、請求項33に記載されたような修正された 離散的フーリエ変換を使用して形成されることを特徴とする請求項3に記載のフ ィルタ。 6. 前記1つ以上の構成要素フィルタの1つ以上のグループは、同一の長さの 変換を使用して各グループの構成要素フィルタとともに高速畳み込み技術を使用 して実現し、その際、唯一の変換動作を各グループに対して実行し、各グループ の前記構成要素フィルタがそれぞれの変換動作から変換された出力を共有するこ とを特徴とする請求項1に記載のフィルタ。 7. 前記1つ以上の構成要素フィルタの1つ以上のグループは、同一の長さの 変換を使用して各グループの構成要素フィルタとともに高速畳み込み技術を使用 して実現し、その際唯一の逆変換動作が各グループに対して実行され、各グルー プの構成要素フィルタからの出力がそれぞれの逆変換動作に送られる前に合計さ れることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ。 8. 前記1つ以上の構成要素フィルタの1つ以上のグループは、同一の長さの 変換を使用する各グループの構成要素フィルタとともに高速畳み込み技術を使用 して実現され、その際、唯一の変換動作を各グループに対して実行して、各グル ープの構成要素フィルタはそれぞれの変換動作から変換された出力を共有するよ うにし、かつ前記1つ以上の構成要素フィルタの1つ以上のグループは、同一の 長さの変換を使用して各グループの構成要素フィルタとともに高速畳み込み技術 を使用して実現され、その際、唯一の逆変換動作を各グループに対して実行して 、各グループの構成要素フィルタからの出力がそれぞれの逆変換動作に送られる 前に合計されることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ。 9. 多数のより小さい構成要素フィルタを並列に作動し、かつ前記構成要素フ ィルタの全体の正味の動作がより長いインパルス応答を有する単一フィルタと同 一であり、かつ前記全体のレイテンシィが前記構成要素フィルタの最短のレイテ ンシィに等しいように異なる遅延で作動する各々の構成要素フィルタと前記構成 要素フィルタの出力とを付加によって結合することによって形成される長いイン パルス応答及び低いレイテンシィを有するディジタルフィルタを形成する方法。 10.前記構成要素フィルタは、低いレイテンシィを提供するように適合される 幾つかのフィルタ及びより長いフィルタ長を提供するように適合される他のフィ ルタによって全体フィルタが低いレイテンシィ特性及び長いインパルス応答特性 の両方を提供するように異なる方法で実現されることを特徴とする請求項9に記 載の方法。 11.1つ以上の構成要素フィルタは、(乗算演算及び加算演算で形成される) 時間領域有限インパルス応答フィルタとして実現され、かつ残りは、時間領域フ ィルタが全体のインパルス応答の最低レイテンシィ部分を提供するように及び高 速畳み込みフィルタがより長いフィルタ構成要素を提供するように高速畳み込み 方法を使用して実現されることを特徴とする請求項9に記載の方法。 12.高速畳み込みフィルタは、離散的フーリエ変換又は高速フーリエ変換を使 用して形成されることを特徴とする請求項11に記載のフィルタ。 13.前記高速畳み込みフィルタは、請求項33に記載されたような修正された 離散的フーリエ変換を使用して形成されることを特徴とする請求項11に記載の 方法。 14.前記1つ以上の構成要素フィルタの1つ以上のグループは、同一の長さの 変換を使用する各グループで、前記構成要素フィルタとともに高速畳み込み技術 を使用して実現され、及び唯一の変換動作が各グループに対して実行され、各グ ループの前記構成要素フィルタがそれぞれの変換動作から変換された出力を共有 することを特徴とする請求項9に記載の方法。 15.前記1つ以上の構成要素フィルタの1つ以上のグループは、同一の長さの 変換を使用する各グループで、前記構成要素フィルタとともに高速畳み込み技術 を使用して実現され、及び唯一の逆変換動作が各グループに対して実行され、各 グループの前記構成要素フィルタからの出力がそれぞれの逆変換動作に送られる 前に合計されることを特徴とする請求項9に記載の方法。 16.前記1つ以上の構成要素フィルタの1つ以上のグループは、同一の長さの 変換を使用する各グループで、前記構成要素フィルタとともに高速畳み込み技術 を使用して実現され、及び唯一の変換動作が各グループに対して実行されて、各 グループの前記構成要素フィルタがそれぞれの変換動作から変換された出力を共 有し、かつ前記1つ以上の構成要素フィルタの1つ以上のグループは、同一の長 さの変換を使用する各グループで、前記構成要素フィルタとともに高速畳み込み 技術を使用して実現され、及び唯一の逆変換動作が各グループに対して実行され 、各グループの前記構成要素フィルタからの出力がそれぞれの逆変換動作に送ら れる前に合計されることを特徴とする請求項9に記載の方法。 17.連続的なサンプルa、b、c、d....の遅延され、重複されたグルー ピングをフィルタするためのディジタルフィルタにおいて、長さmの変換プロセ ッサと、各々が長さkのN個のフィルタプロセッサと、N個のフィルタプロセッ サから並列に供給された出力を合計する加算器と、長さmの逆変換プロセッサと を備え、前記連続的なサンプルa、b、c、dは、長さmのブロックで供給され 、前記ブロックの各々は、前記変換プロセッサを通って、次に前記N個のフィル タ プロセッサを通るが、その第1のフィルタプロセッサを通る前にはゼロの遅延を 有し、第2のフィルタプロセッサを通る前にはkの遅延を有し、以下、第N番目 のフィルタプロセッサを通る前には(N−1)kの遅延を有するようにされ、そ れによって、有効長Nkのフィルタが、長さkの従来のフィルタのレイテンシィ に対応するレイテンシィを達成するディジタルフィルタ。 18.前記変換プロセッサはフーリエ変換プロセッサの一形式であり、前記逆変 換プロセッサは逆フーリエ変換プロセッサの一形式であり、前記フィルタ関数プ ロセッサは変換された入力データと全フィルタのための所望のインパルス応答の 選択された部分に対応する周波数応答との乗算演算によって実行されることを特 徴とする請求項17に記載のフィルタ。 19.比較的高い長さ/レイテンシィ効率Kを有するフィルタを実現する方法に おいて、入力データの漸増し、連続的で重複する部分を周波数領域に変換し、前 記変換された信号の個々の信号に数学的演算を実行し、前記数学的演算から得ら れる連続的な信号に(加算により)重畳し、前記周波数領域から得られた信号を 時間領域に逆変換し、かつ前記信号を出力することからなる方法。 20.比較的高い長さ/レイテンシィ効率Kを有するフィルタを実現する方法に おいて、対応する変換されたデータを生じるために入力データの漸増し、連続的 で重複する部分に数学的変換を適用し、前記変換されたデータの個々の(2以上 )データに数学的演算を実行し、前記数学的演算から得られるデータに(加算に より)重畳して結果のデータを得え、前記結果のデータに逆数学的変換を適用し てフィルタされた出力データを生じることからなる方法。 21.前記変換プロセッサはフーリエ変換プロセッサの一形式であり、前記逆変 換プロセッサは逆フーリエ変換プロセッサの一形式であり、前記数学的演算はフ ーリエ変換された入力信号セグメントと所望の(時間領域)フィルタ特性のセグ メントの周波数応答とのベクトル乗算であることを特徴とする請求項20に記載 の方法。 22.基礎となる演算は、入力データの連続した重複する部分の重複演算及び出 力データの連続重複ブロックの廃棄又は加算演算(一般に重複/セーブ又は重複 /加算方法と呼ばれる)であることを特徴とする請求項21に記載の方法。 23.前記方法は、複合電気フィルタの少なくとも幾つかのフィルタモジュール を実現するために使用され、前記複合電気フィルタは、フィルタするための入っ てくる入力信号を並列に受信される複数のフィルタモジュールと、複合フィルタ された出力信号を生じるために合計された前記フィルタのそれぞれからの出力と 、前記複合フィルタのインパルス応答の選択された部分であるインパルス応答を 有するように適合される前記フィルタモジュールの各々とを備えていることを特 徴とする請求項20に記載の方法。 24.インパルス応答の前記選択された部分の重複を最小にするか又はこの部分 を全く重複させないステップを含む請求項23に記載の方法。 25.前記フィルタモジュールの各々の長さは、前記インパルス応答の最初の( 初期の)部分を処理するように適合されるより短い長さのフィルタモジュール及 び前記インパルス応答の後続(後の)を処理するように適合されるより長い長さ のフィルタモジュールの特性と異なることを特徴とする請求項24に記載の方法 。 26.前記複数のフィルタモジュールの最短モジュールは時間領域(低いレイテ ンシィ)フィルタであり、前記フィルタモジュールの付加モジュールはより長い 高速畳み込み(より長いレイテンシィ)フィルタであることを特徴とする請求項 25に記載の方法。 27.フィルタするための入ってくる入力信号を並列に受信される複数のフィル タモジュールを有し、前記フィルタモジュールのそれぞれからの出力を合計して 生じる複合フィルタされた出力信号とを有し、前記フィルタモジュールの各々が 前記複合フィルタのインパルス応答の選択された部分であるインパルス応答を有 する複合電気フィルタ。 28.インパルス応答の前記選択された部分の重複を最小にするか又はこの部分 を全く重複させないように適合される請求項27に記載のフィルタ。 29.前記フィルタモジュールの各々の長さは、前記インパルス応答の最初の( 初期の)部分を処理するように適合されるより短い長さのフィルタモジュール及 び前記インパルス応答の後続(後の)を処理するように適合されるより長い長さ のフィルタモジュールの特性と異なることを特徴とする請求項28に記載のフ ィルタ。 30.前記複数のフィルタモジュールの最短モジュールは時間領域(低いレイテ ンシィ)フィルタであるが、前記フィルタモジュールの付加モジュールはより長 い高速畳み込み(より長いレイテンシィ)フィルタであることを特徴とする請求 項29に記載のフィルタ。 31.前記フィルタモジュール数がフィルタF1、F2...FNを含むNである 場合、フィルタモジュールF1は、時間領域技術で実現される非常に低いレイテ ンシィを有するフィルタであり、全ての他のフィルタモジュールFiが高速畳み 込み技術で実現される、かつこれらの高速畳み込みフィルタFiは、各々がその 先行者よりも長いフィルタ長を有しかつそれ故より長いレイテンシィを有するが 、なおdi+1=di+liである特性を保持する一連のフィルタからなり、それに よってN個の構成要素フィルタ出力を合計することによって形成される複合フィ ルタFの出力がそれの中にいかなる“ホール”もないインパルス応答を有するこ とが保証されることを特徴とする請求項27に記載のフィルタ。 32.前記データの比較的長い長さであるが短いレイテンシィのフィルタリング を達成するためにサンプルされたデータをフィルタする方法であって、前記方法 は、複数のサブフィルタを通って並列に前記データを送り、かつフィルタされサ ンプルされたデータを生じるために前記サブフィルタの全てからの出力サンプル を合計することからなり、前記方法において、前記サブフィルタの各々のインパ ルス応答は、前記サンプルされたデータから前記フィルタされサンプルされたデ ータを発生するのに必要とされるフィルタ特性の所望のインパルス応答の選択さ れた部分であり、かつ前記サブフィルタの全てからの出力が、合計されたとき、 あたかも前記所望のインパルス応答を有するフィルタを通ってフィルタされるよ うに挙動するように、各々の前記選択された部分は、前記サブフィルタの各々に 対して選択される。 33.実数のストリングを効率的に変換するように適合されるフーリエ変換プロ セッサにおいて、前記プロセッサは下記の方法により作動する。 1.長さNの入力ベクトルx(k)をとる。ここで、x(k)の各要素は実数で ある。 2.下記の式の適用によりベクトルx′(1)、長さN/2の複素ベクトルを形 成する。 0≦1<N/2に対して 3.下記のN/2の複素結果ベクトルz(p)を得るためにx′(1)のN/2 点DFTを計算する。
JP50276194A 1992-07-07 1993-07-05 高精度及び高効率を有するディジタルフィルタ Expired - Lifetime JP3636361B2 (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AUPL338692 1992-07-07
AUPL338792 1992-07-07
AU3386 1993-04-20
AUPL835793 1993-04-20
AU8357 1993-04-20
AU3387 1993-04-20
PCT/AU1993/000330 WO1994001933A1 (en) 1992-07-07 1993-07-05 Digital filter having high accuracy and efficiency

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002285881A Division JP2003179467A (ja) 1992-07-07 2002-09-30 高精度及び高効率を有するディジタルフィルタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08501667A true JPH08501667A (ja) 1996-02-20
JP3636361B2 JP3636361B2 (ja) 2005-04-06

Family

ID=27157669

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50276194A Expired - Lifetime JP3636361B2 (ja) 1992-07-07 1993-07-05 高精度及び高効率を有するディジタルフィルタ
JP2002285881A Pending JP2003179467A (ja) 1992-07-07 2002-09-30 高精度及び高効率を有するディジタルフィルタ
JP2007215745A Pending JP2008017511A (ja) 1992-07-07 2007-08-22 高精度及び高効率を有するディジタルフィルタ

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002285881A Pending JP2003179467A (ja) 1992-07-07 2002-09-30 高精度及び高効率を有するディジタルフィルタ
JP2007215745A Pending JP2008017511A (ja) 1992-07-07 2007-08-22 高精度及び高効率を有するディジタルフィルタ

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5502747A (ja)
EP (2) EP0649578B1 (ja)
JP (3) JP3636361B2 (ja)
AU (1) AU689439B2 (ja)
CA (1) CA2139511C (ja)
DE (1) DE69332975T2 (ja)
DK (1) DK0649578T3 (ja)
WO (1) WO1994001933A1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003018062A (ja) * 2001-07-04 2003-01-17 Japan Radio Co Ltd 遅延波キャンセラ
US6771455B1 (en) 1999-09-06 2004-08-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Control system and control method for positioning a head above a desired position on disk
JP2008020913A (ja) * 2006-07-10 2008-01-31 Harman Becker Automotive Systems Gmbh 時間および周波数領域内のパーティションされた高速畳み込み
US7502816B2 (en) 2003-07-31 2009-03-10 Panasonic Corporation Signal-processing apparatus and method
JP4726875B2 (ja) * 1998-03-25 2011-07-20 ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション オーディオ信号処理方法および装置
JP2011250305A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Fujitsu Ltd 受信装置
JP2012514909A (ja) * 2009-01-27 2012-06-28 ザイリンクス インコーポレイテッド 前置加算器段を備えたデジタル信号処理ブロック

Families Citing this family (62)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5757684A (en) * 1995-11-17 1998-05-26 Rincon Research Corporation Adaptive co-channel interference canceler using spectral symmetry
FR2744871B1 (fr) * 1996-02-13 1998-03-06 Sextant Avionique Systeme de spatialisation sonore, et procede de personnalisation pour sa mise en oeuvre
JP2921472B2 (ja) * 1996-03-15 1999-07-19 日本電気株式会社 音声および雑音の除去装置、音声認識装置
US5999574A (en) * 1996-03-29 1999-12-07 Icom Incorporated Digital filter system, carrier reproduction circuit using the digital filter system, and demodulation circuit using the carrier reproduction circuit
US6151373A (en) * 1997-04-03 2000-11-21 At&T Corp. Weak signal resolver
US6169723B1 (en) * 1997-07-02 2001-01-02 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Computationally efficient analysis and synthesis of real signals using discrete fourier transforms and inverse discrete fourier transforms
JP4627880B2 (ja) 1997-09-16 2011-02-09 ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション リスナーの周囲にある音源の空間的ひろがり感を増強するためのステレオヘッドホンデバイス内でのフィルタ効果の利用
US5903480A (en) * 1997-09-29 1999-05-11 Neomagic Division-free phase-shift for digital-audio special effects
US6480534B1 (en) * 1997-10-08 2002-11-12 Texas Instruments Incorporated Apparatus and method for a reduced component equalizer circuit
US6166744A (en) * 1997-11-26 2000-12-26 Pathfinder Systems, Inc. System for combining virtual images with real-world scenes
FI116505B (fi) 1998-03-23 2005-11-30 Nokia Corp Menetelmä ja järjestelmä suunnatun äänen käsittelemiseksi akustisessa virtuaaliympäristössä
US7991448B2 (en) 1998-10-15 2011-08-02 Philips Electronics North America Corporation Method, apparatus, and system for removing motion artifacts from measurements of bodily parameters
US6519486B1 (en) 1998-10-15 2003-02-11 Ntc Technology Inc. Method, apparatus and system for removing motion artifacts from measurements of bodily parameters
AUPP790598A0 (en) * 1998-12-23 1999-01-28 Lake Dsp Pty Limited Efficient impulse response convolution method and apparatus
US6820189B1 (en) 1999-05-12 2004-11-16 Analog Devices, Inc. Computation core executing multiple operation DSP instructions and micro-controller instructions of shorter length without performing switch operation
US7111155B1 (en) 1999-05-12 2006-09-19 Analog Devices, Inc. Digital signal processor computation core with input operand selection from operand bus for dual operations
US6859872B1 (en) 1999-05-12 2005-02-22 Analog Devices, Inc. Digital signal processor computation core with pipeline having memory access stages and multiply accumulate stages positioned for efficient operation
US7107302B1 (en) * 1999-05-12 2006-09-12 Analog Devices, Inc. Finite impulse response filter algorithm for implementation on digital signal processor having dual execution units
SE519885C2 (sv) * 2000-03-27 2003-04-22 Ericsson Telefon Ab L M Förfarande och anordning för omvandling av samplingsfrekvens
AUPQ732100A0 (en) * 2000-05-05 2000-06-01 Clarity Eq Pty Limited High order filters with controllable delay and performance
US6704438B1 (en) * 2000-05-08 2004-03-09 Aloka Co., Ltd. Apparatus and method for improving the signal to noise ratio on ultrasound images using coded waveforms
DE60039077D1 (de) * 2000-08-25 2008-07-10 St Microelectronics Asia Verfahren zur effizienten filterung ohne latenz in einem system mit langer impulsantwort
FI113147B (fi) 2000-09-29 2004-02-27 Nokia Corp Menetelmä ja signaalinkäsittelylaite stereosignaalien muuntamiseksi kuulokekuuntelua varten
US6856649B2 (en) * 2001-03-30 2005-02-15 Koninklijke Philips Electronics N.V. Initialization scheme for a hybrid frequency-time domain equalizer
US7047263B2 (en) * 2001-08-14 2006-05-16 Texas Instruments Incorporated Fast-settling digital filter and method for analog-to-digital converters
US7881485B2 (en) * 2002-11-21 2011-02-01 Fraunhofer-Gesellschaft Zur Foerderung Der Angewandten Forschung E. V. Apparatus and method of determining an impulse response and apparatus and method of presenting an audio piece
DE10254470B4 (de) * 2002-11-21 2006-01-26 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Vorrichtung und Verfahren zum Bestimmen einer Impulsantwort und Vorrichtung und Verfahren zum Vorführen eines Audiostücks
US7359692B2 (en) * 2003-06-30 2008-04-15 Zarbana Digital Fund, Llc Method of and device for antennae diversity switching
WO2005055644A1 (en) * 2003-12-01 2005-06-16 Dynamic Hearing Pty Ltd Method and apparatus for producing adaptive directional signals
AU2003291581A1 (en) * 2003-12-16 2005-07-05 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and arrangement for signal processing comprising first and second pulse compression filters
US20050223050A1 (en) * 2004-04-01 2005-10-06 Chi-Min Liu Efficient method and apparatus for convolution of input signals
TWI242372B (en) * 2004-08-20 2005-10-21 Coretronic Corp Voice broadcast apparatus
FR2874757B1 (fr) * 2004-09-02 2006-11-10 Helita Soc Par Actions Simplif Methode d'evaluation de l'etendue de la zone de protection conferee par un dispositif de capture de coup de foudre
DE102005010057A1 (de) 2005-03-04 2006-09-07 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Vorrichtung und Verfahren zum Erzeugen eines codierten Stereo-Signals eines Audiostücks oder Audiodatenstroms
EP1758386A1 (en) 2005-08-25 2007-02-28 Coretronic Corporation Audio reproducing apparatus
US7839953B2 (en) 2006-05-25 2010-11-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Transmission signal generating unit and radar transmission device using the same
EP1879292B1 (en) * 2006-07-10 2013-03-06 Harman Becker Automotive Systems GmbH Partitioned fast convolution
US7912884B2 (en) 2006-12-04 2011-03-22 Aloka Co., Ltd. Method and apparatus for implementing finite impulse response filters without the use of multipliers
KR20080072224A (ko) * 2007-02-01 2008-08-06 삼성전자주식회사 오디오 부호화 및 복호화 장치와 그 방법
US8139760B2 (en) * 2007-02-27 2012-03-20 Freescale Semiconductor, Inc. Estimating delay of an echo path in a communication system
KR101496760B1 (ko) * 2008-12-29 2015-02-27 삼성전자주식회사 서라운드 사운드 가상화 방법 및 장치
US8543635B2 (en) 2009-01-27 2013-09-24 Xilinx, Inc. Digital signal processing block with preadder stage
JP2010219582A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Sony Corp フィルタリング装置、フィルタリング方法、プログラムおよびサラウンドプロセッサ
EP2489207A4 (en) 2009-10-12 2013-10-30 Nokia Corp MULTI-WAY ANALYSIS FOR AUDIO WORKING
US8943117B1 (en) * 2011-04-18 2015-01-27 Arthur Torosyan Method and apparatus for hybrid digital filtering
JP5545885B2 (ja) * 2011-05-26 2014-07-09 日本電信電話株式会社 信号シフト装置及び方法
WO2013094308A1 (ja) * 2011-12-20 2013-06-27 日本電気株式会社 ディジタルフィルタ回路およびディジタルフィルタ処理方法
US9571066B2 (en) 2012-02-20 2017-02-14 Nec Corporation Digital filter circuit, digital filter processing method and digital filter processing program storage medium
JP6015431B2 (ja) * 2012-12-26 2016-10-26 オンキヨー株式会社 サンプリングレート変換装置及びプログラム
WO2014145150A1 (en) 2013-03-15 2014-09-18 Beats Electronics, Llc Memory management techniques for block-based convolution
EP2984650B1 (en) 2013-04-10 2017-05-03 Dolby Laboratories Licensing Corporation Audio data dereverberation
US9431987B2 (en) 2013-06-04 2016-08-30 Sony Interactive Entertainment America Llc Sound synthesis with fixed partition size convolution of audio signals
US10019980B1 (en) 2015-07-02 2018-07-10 Jonathan Abel Distortion and pitch processing using a modal reverberator architecture
US9805704B1 (en) 2013-12-02 2017-10-31 Jonathan S. Abel Method and system for artificial reverberation using modal decomposition
US11488574B2 (en) 2013-12-02 2022-11-01 Jonathan Stuart Abel Method and system for implementing a modal processor
US11087733B1 (en) 2013-12-02 2021-08-10 Jonathan Stuart Abel Method and system for designing a modal filter for a desired reverberation
JP2017046199A (ja) * 2015-08-27 2017-03-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 フィルタ装置
KR101710012B1 (ko) * 2015-11-10 2017-02-24 성균관대학교산학협력단 수신기에서의 에너지 하베스팅 방법 및 상기 방법을 사용하는 수신기, 및 이를 위한 블라인드 변조방식 검출 방법 및 장치
DE102016200637B3 (de) * 2016-01-19 2017-04-27 Sivantos Pte. Ltd. Verfahren zur Reduktion der Latenzzeit einer Filterbank zur Filterung eines Audiosignals sowie Verfahren zum latenzarmen Betrieb eines Hörsystems
CN105759305A (zh) * 2016-03-22 2016-07-13 成都理工大学 一种自适应级联消褶积梯形合成的数字脉冲幅度分析器
US10393784B2 (en) 2017-04-26 2019-08-27 Raytheon Company Analysis of a radio-frequency environment utilizing pulse masking
US10559295B1 (en) 2017-12-08 2020-02-11 Jonathan S. Abel Artificial reverberator room size control

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3118473A1 (de) * 1981-05-09 1982-11-25 TE KA DE Felten & Guilleaume Fernmeldeanlagen GmbH, 8500 Nürnberg Verfahren zur aufbereitung elektrischer signale mit einer digitalen filteranordnung
US4740322A (en) * 1985-07-29 1988-04-26 The Lubrizol Corporation Sulfur-containing compositions, and additive concentrates, lubricating oils, metal working lubricants and asphalt compositions containing same
NL8601604A (nl) * 1986-06-20 1988-01-18 Philips Nv Frequentie-domein blok-adaptief digitaal filter.
US4951269A (en) * 1986-10-30 1990-08-21 Fujitsu Limited Echo canceller with short processing delay and decreased multiplication number
FR2622069B1 (fr) * 1987-10-16 1995-04-07 Thomson Csf Dispositif de filtrage numerique et radar comportant un tel dispositif
US4821289A (en) * 1987-12-21 1989-04-11 Cyclotomics, Inc. Multiple parallel channel equalization architecture
JPH065822B2 (ja) * 1989-01-19 1994-01-19 日本電気株式会社 並列処理形トランスバーサル等化器
US5224123A (en) * 1990-03-19 1993-06-29 Kabushiki Kaisha Toshiba Transversal equalizer
DE69020889T2 (de) * 1990-03-28 1996-03-14 Sel Alcatel Ag Verfahren zur Bestimmung der Koeffizienten eines FIR-Filters bei Entzerrern.
DE59202546D1 (de) * 1992-02-07 1995-07-20 Siemens Ag Adaptives nichtrekursives Digitalfilter.

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4726875B2 (ja) * 1998-03-25 2011-07-20 ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション オーディオ信号処理方法および装置
US6771455B1 (en) 1999-09-06 2004-08-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Control system and control method for positioning a head above a desired position on disk
JP2003018062A (ja) * 2001-07-04 2003-01-17 Japan Radio Co Ltd 遅延波キャンセラ
JP4620907B2 (ja) * 2001-07-04 2011-01-26 日本無線株式会社 遅延波キャンセラ
US7502816B2 (en) 2003-07-31 2009-03-10 Panasonic Corporation Signal-processing apparatus and method
JP2008020913A (ja) * 2006-07-10 2008-01-31 Harman Becker Automotive Systems Gmbh 時間および周波数領域内のパーティションされた高速畳み込み
JP2012514909A (ja) * 2009-01-27 2012-06-28 ザイリンクス インコーポレイテッド 前置加算器段を備えたデジタル信号処理ブロック
JP2011250305A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Fujitsu Ltd 受信装置

Also Published As

Publication number Publication date
DK0649578T3 (da) 2003-09-15
DE69332975D1 (de) 2003-06-18
AU4413193A (en) 1994-01-31
EP1304797A3 (en) 2007-11-28
EP0649578A1 (en) 1995-04-26
JP2003179467A (ja) 2003-06-27
CA2139511C (en) 2004-09-07
EP0649578A4 (en) 1996-05-08
JP3636361B2 (ja) 2005-04-06
US5502747A (en) 1996-03-26
WO1994001933A1 (en) 1994-01-20
DE69332975T2 (de) 2004-05-19
EP0649578B1 (en) 2003-05-14
AU689439B2 (en) 1998-04-02
EP1304797A2 (en) 2003-04-23
JP2008017511A (ja) 2008-01-24
CA2139511A1 (en) 1994-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08501667A (ja) 高精度及び高効率を有するディジタルフィルタ
Portnoff Implementation of the digital phase vocoder using the fast Fourier transform
JP4396233B2 (ja) 複素指数変調フィルタバンクの信号分析方法、信号合成方法、そのプログラム及びその記録媒体
US8626810B2 (en) Method and system for finite impulse response (FIR) digital filtering
US20100325184A1 (en) Digital signal processing apparatus and digital signal processing method
JPH036689B2 (ja)
EP1879292B1 (en) Partitioned fast convolution
US20020029234A1 (en) Recursive discrete fourier transformation apparatus
US20030225806A1 (en) Traced fast fourier transform apparatus and method
Narasimha Modified overlap-add and overlap-save convolution algorithms for real signals
EP0037130B1 (en) Arrangement for calculating the discrete fourier transform by means of two circular convolutions
JP6015431B2 (ja) サンプリングレート変換装置及びプログラム
US8340285B2 (en) Method for efficient and zero latency filtering in a long impulse response system
KR950002072B1 (ko) 디지틀 대역 분할 주파수 변환에서의 필터 계수 배열 방법
Rioul Fast algorithms for the continuous wavelet transform.
JP2000267682A (ja) 畳み込み演算装置
JP2002117017A (ja) 再帰型離散フーリエ変換装置
JP4582830B2 (ja) 高速フーリエ変換を用いたデータ処理装置
CA1292578C (en) Side-fed superlattice for the production of linear predictor and filter coefficients
KR100305066B1 (ko) 웨이브릿변환과다이아딕희소인자를갖는서브필터를이용한일반화된서브밴드분해구조의적응유한임펄스응답필터
JP2002032356A (ja) 再帰型離散フーリエ変換装置
RU2128891C1 (ru) Способ распознавания многочастотных сигналов, передаваемых в дискретном виде
Olsson et al. Scaling and round-off noise in multistage interpolators and decimators
VandeKieft A Brief Summary of Convolution Techniques
JPH027080B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20040427

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20040506

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080114

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120114

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130114

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130114

Year of fee payment: 8

EXPY Cancellation because of completion of term