JPH08501417A - 情報転送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 情報ルータ（転送装置）と称する本発明は、１台またはそれ以上のコンピュータと、電話機と、１本またはそれ以上の電話回線と、１台またはそれ以上の印刷装置に接続できるように設計してあるマイクロプロセッサを用いた制御ユニッ卜を含む。前記制御ユニットは文書スキャナ（１４）の内蔵、あと付け、および／または接続する機能を有し、さらに内蔵データおよびファクスモデム（３）も装備できる。該情報転送装置は接続した外部ユニットを選択的に使用してスキャナから印刷装置へ複写したり、ファクシミリの着信および送信、また接続した外部コンピュータとの間でデータの印刷および入力を支援できる。

Description

【発明の詳細な説明】 情報転送装置 本発明は情報ルータ（転送装置）に関し、１台またはそれ以上のコンピュータ と、電話機と、１本またはそれ以上の電話回線と、１台またはそれ以上の印刷装 置に接続するマイクロプロセッサ内蔵の制御ユニットを含む。前記制御ユニット は外部スキャナ装置を内蔵、またはあと付け、または装着する能力を有し、内蔵 モデムおよびファクス・モデムを装備することも可能である。 情報転送装置は、何らかの種類の外部に装着するコンピュータからの支援なし に、該情報転送装置に装着したユニットの使用状態を監視しこれらが効率的に使 用されるように制御する装置を指す。 本発明の目的は内蔵、あと付け、または外部接続式のスキャナを使ってファク シミリ伝送、接続した印刷装置による複写、または接続したコンピュータへのデ ータ入力のために使用する文書の選択的読み取りを行なえる能力を提供すること である。本発明の別の目的は接続した印刷装置を選択的に使用して、電話回線か らのファクシミリ伝送を受信・印刷し、コンピュータからの印刷を行ない、また はスキャナから複写を行なう能力を提供することである。本発明の情報転送装置 のさらなる目的と機能は以下の説明から理解できよう。 図面には本発明による情報転送装置の１例を図示してある。これは１台または それ以上のコンピュータと、電話機と、１本またはそれ以上の電話回線と、１台 またはそれ以上の印刷装置に接続するマイクロプロセッサ内蔵の制御ユニットか らなる。該制御ユニットは外部スキャナや内蔵データ用およびファクシミリ用モ デムを内蔵、またはあと付け、または接続する能力を有する。該情報転送装置は 多数の制御キーを有する制御パネルＢと必要な制御論理回路を含む表示装置１３ を装備することもできるが、制御パネルＢの機能も制御ユニットＡに接続したコ ンピュータ内のソフトウェアから制御することが出来るため、パネルは必ずしも 必要ではない。 制御ユニットＡはＣＰＵ１、データおよびアドレスバス８と、ＲＡＭ５および ラムカード拡張機能５１と、ＲＯＭ２内のプログラムとＲＯＭ２１内のさらなる プログラムを追加する機能を備えたマイクロプロセッサを用いて制御する。デ ータおよびアドレスバス８にはそれぞれコンピュータ１と２のための入力６１、 ６２を備えておりそれぞれ印刷装置１と２のための出力６３と６４を備えた並列 論理回路６が接続してある。バスには印刷装置７１と、コンピュータ７２上のプ リンタポートと、モデムおよびファクシミリ７３と、制御パネル７４用のコンピ ュータ・ポートに接続しこれと通信するためのシリアル論理回路７も接続される 。増幅器３１と発音体３２を有する９６００ボードのファックスモデム／データ モデム３もバスに接続する。モデム３はスイッチ４１を経由して２本の電話回線 ４２、４３のうちの１本に接続する。電話回線論理回路４もデータバスに接続し て、モデム３に接続していない電話回線４２、４３を電話回線の接栓４４に接続 するスイッチ４１を制御する。文書スキャナ１４もバスに接続できる。 制御パネルＢは、キーボード兼表示ユニット１３以外に、シリアル論理回路１ ０接続する（例えばＶ２４などの）シリアル接続９用の入力１０１を含み、これ もディスプレイ論理回路１１とキーボード論理回路１２を経由してキーボード兼 表示ユニット１３へ接続する。 制御ユニットＡ内のソフトウェアは次のような機能を実現する： ＊走査：１枚または数枚の原稿をスキャナで読み込みさらに処理を行なうため にコンピュータヘ電子的に転送することが出来る。 ＊複写：１枚または数枚の原稿をスキャナで読み込み印刷装置から印刷するこ とが出来る。 ＊原稿からのファクシミリ伝送：１枚または数枚の原稿をスキャナで読み込み 、内蔵ファクスモデムでファクス伝送用フォーマットに変換して遠隔地のファク シミリ装置へ送信することが出来る。 ＊コンピュータからのファクシミリ伝送：接続したコンピュータから送信する 文書を内蔵ファクスモデムでファクス伝送用フォーマットに変換して遠隔地のフ ァクシミリ装置へ送信することが出来る。 ＊ファクス／モデム／電話の切り換え：電話回線上の着呼べル信号を検出する と、制御ユニットが「応答」して着呼信号がファクシミリ、音声、またはデータ モデム用の信号のどれなのかを判断し、電話にべル信号を送信するか、または「 ファクシミリ受信」または「モデム応答」機能を起動させることが出来る。 ＊印刷切り換え：数台のコンピュータを印刷出力に接続することが出来る。 ＊印刷装置切り換え：接続してある数台の印刷装置のうちの１台で接続してあ るコンピュータのいずれかから印刷出力を行なうことが出来る。 ＊印字ありファクシミリ受信：１枚またはそれ以上のページのファクシミリを 受信して接続してある印刷装置の１台から印刷する。 ＊コンピュータ上に保存するファクシミリ受信：１枚またはそれ以上のページ のファクシミリを受信して接続してあるコンピュータに送信し、コンピュータが ハードディスク上にファクシミリを保存する。 ＊モデム呼び出し：内蔵データモデムを介して発呼と通信を行なう。 ＊モデム応答：内蔵データモデムを介して着呼と通信を行なう。 ＊電話応答と電話発呼：透過的に行なう。 ＊コンピュータから印刷装置経由の印刷出力：透過的に行なう。 スキャナから（複写またはファクシミリ用に）読み取った全データは、コンピ ュータへ直接転送するのではなく、必ず標準フォーマットに変換し、印刷または ファクシミリ用としてＲＡＭ内に一時的に記憶しておく。 ファクスモデムから読み取った全データ（即時印刷用の受信ファクシミリ）は 、コンピュータへ直接転送するのではなく、印刷用としてＲＡＭ内に一時的に記 憶しておく。標準フォーマットに変換するファクシミリのフォーマットは、Ｇ２ 、Ｇ３、Ｇ４などである。 ユニットのＲＡＭメモリー内にあってこれから印刷される全データ（即時印刷 する受信ファクシミリの場合、または文書複写の場合）は標準フォーマットから 、印刷装置が正しく画像を印刷するのに必要なデータフォーマットに変換する。 標準フォーマットから取り出される印刷装置のフォーマットの例は、ＨＰ社Lase rJet II+、ＨＰ社LaserJet III、ＨＰ社DeskJet、ＩＢＭ社Graphics Printer、 およびＩＢＭ社Proprinterの各形式がある。 高度なリアルタイム・プログラミングを行なうことによって、マイクロプロセ ッサはユニットを通過する全情報（電話の音声を除く）事実上同時に処理転送し 、同一のハードウェアを使用しない全てのプロセスがそれぞれ同時かつ相互に独 立 して機能するように出来る。 従って、文書の複写および（２回線の電話回線を接続してある場合）音声によ る電話発呼をデータモデムまたはファクスモデム通信の処理と同時並行して行な うことが可能である。さらに、スキャナからファクシミリを送信するのと同時に 印刷出力を行なう、または複写中でもモデム通信を継続することが可能である。 ユニット内にはメモリー拡張機能があるのでバッファ容量を増大させ複写速度 を向上させることができる。さらに、機能を拡張するためにＲＯＭにソフトウェ アをさらに追加することもできる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＣＡ， ＣＨ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＨＵ，Ｊ Ｐ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＵ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ ，ＮＬ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ， ＳＥ，ＳＫ，ＵＡ，ＵＳ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．少なくとも１台のグラフィック印刷装置および少なくとも１本の電話回線に 接続できるように成してある情報転送装置であって、該装置は内蔵、あと付け、 および／または外付けのスキャナを保持または接続することが出来ることと、前 記情報転送装置は１枚または数枚の文書を走査してスキャナのフォーマットから 印刷出力に好適なフォーマットへの変換によりコピーを前記印刷装置から印刷出 力できるように情報の変換と転送を行なうための設計およびプログラミングを行 なったマイクロプロセッサを使用した制御ユニット（Ａ）よりなることと、前記 情報転送装置は外部のコンピュータ装置と接続できるようにも設計してあって、 この場合前記制御ユニット（Ａ）は、前記外部のコンピュータ装置から印刷装置 、スキャナ、および電話回線などの接続および内蔵しているユニットに対して、 これらのユニットが他の何らかの処理に占有されていない限り自由かつ透過的に アクセスできるように設計およびプログラムを行なってあることを特徴とする装 置。 ２．前記制御ユニット（Ａ）は装着したユニットと内蔵のファクスおよびデータ 用モデム（３）を援用して情報を変換および転送し、１枚または数枚の文書を走 査しまたファクシミリ・フォーマットへ変換して電話回線網を経由して遠隔地の ファクシミリへ送信することが出来、必要な全ての通信接続終了ルーチンを含む ことを特徴とする請求の範囲第１項に記載の情報転送装置。 ３．前記制御ユニット（Ａ）は装着したユニットと内蔵のファクスおよびデータ 用モデム（３）を援用して、遠隔地のファクシミリから電話回線網を経由して送 信されたファクシミリ文書のフォーム内の情報を変換および転送し、前記ファク シミリ文書が接続してある前記印刷装置で印刷することができるように成してあ ることを特徴とする前述の請求の範囲のいずれかに記載の情報転送装置。 ４．前記制御ユニット（Ａ）は装着したユニットと内蔵のファクスおよびデータ 用モデム（３）を援用して、接続したコンピュータ装置から送信されてくる電子 文書をファクシミリ・フォーマットに変換し電話回線網を経由して遠隔地のファ クシミリへ送信できるように、情報を変換および転送することができ、必要な全 ての通信接続終了ルーチンを含むことを特徴とする前述の請求の範囲のいずれか に記載の情報転送装置。 ５．前記制御ユニット（Ａ）は装着したユニットと内蔵のファクスおよびデータ 用モデム（３）を援用して、遠隔地のファクシミリから電話回線網を経由して送 信されたファクシミリ文書のフォーム内の情報を変換および転送し、接続したコ ンピュータ装置へ前記ファクシミリ文書を転送出来るように成してあることを特 徴とする前述の請求の範囲のいずれかに記載の情報転送装置。 ６．前記制御ユニット（Ａ）は装着したユニットと内蔵のファクスおよびデータ 用モデム（３）を援用して、接続したコンピュータ装置と遠隔地のコンピュータ 装置の間で電話回線網を介して接続し情報を転送し得るように成してあることを 特徴とする前述の請求の範囲のいずれかに記載の情報転送装置。 ７．前記制御ユニット（Ａ）は、電話の着呼に応答した後、発呼者がファクシミ リ装置か、コンピュータ用モデムか、または人間なのかを検出し前記通話を正し い装置へ接続できるように成してあることを特徴とする前述の請求の範囲のいず れかに記載の情報転送装置。 ８．前記制御ユニット（Ａ）は、１本以上の電話回線に接続してあり、音声通話 １回線とデータ通信１回線（ファクシミリまたはデータフォーマット）の２本の 通話が常に行なえるように電話切り換え装置として機能し得ることを特徴とする 前述の請求の範囲のいずれかに記載の情報転送装置。 ９．前記制御ユニット（Ａ）は、１台以上のコンピュータ装置に接続してあり、 前記コンピュータが印刷出力のために印刷装置へのアクセスを必要とするのと同 じ順序で前記印刷装置へ接続できるように印刷出力切り換え装置として機能し得 ることを特徴とする前述の請求の範囲のいずれかに記載の情報転送装置。 10．前記制御ユニット（Ａ）は、１台以上の印刷装置に接続してあり、前記コン ピュータがそのコンピュータに対して有効な印刷装置として示される印刷装置へ 接続されるように印刷装置切り換え装置として機能することができ、各々のコン ピュータに対して有効な印刷装置はコンピュータからの制御符号によって、また は前記制御パネルを用いて設定されることを特徴とする前述の請求の範囲のいず れかに記載の情報転送装置。