JPH0850103A - 塗装表面検査装置 - Google Patents

塗装表面検査装置

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JPH0850103A
JPH0850103A JP6204330A JP20433094A JPH0850103A JP H0850103 A JPH0850103 A JP H0850103A JP 6204330 A JP6204330 A JP 6204330A JP 20433094 A JP20433094 A JP 20433094A JP H0850103 A JPH0850103 A JP H0850103A
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JP
Japan
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light
inspection
automobile body
light beam
coating
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JP6204330A
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English (en)
Inventor
Yoshimi Niihara
良美 新原
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塗装表面検査用の光照射装置に関して、小型
化を図ること、照度分布パターンを自由に設定可能にす
ること、検査光の光色を切換え可能にすること、ソフト
な検査光にすること、の1つ又は複数を達成可能な装置
を提供する。 【構成】 光照射装置20は、光源ランプ22と、凸レ
ンズ24と、液晶シャッター25と、半透明スクリーン
27等で構成され、光照射装置制御ユニット28で駆動
制御されるが、塗装表面検査ステーションには、自動車
ボディ1の上面側に2台、左右の側面側に夫々2台の光
照射装置20を配設して、自動車ボディ1の全体を照射
する。液晶シャッター25で、照度分布パターンを自由
に設定でき、検査光の光色を切換え可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車ボディの表面塗
装を検出する塗装表面検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車製造工場において、自動車
ボディの上塗り塗装の塗装表面を検査する場合、塗装ラ
インの下流部に、トンネル状に左右側面と上面とを被っ
た塗装表面検査ステーションを設け、その塗装表面検査
ステーションに対して、上塗り塗装済みの自動車ボディ
を台車にて搬送し、塗装表面検査ステーションの天井側
に、車幅全幅をカバーするように車幅方向に長い直管状
の光源を、自動車ボディ搬送方向に所定間隔おきに多数
配設し、これら直管状の白色系の光源で自動車ボディの
表面を照明するとともに、それら直管状の光源を自動車
ボディの表面に写し出し、それらストライプ状の直管状
の光源の映像の歪み等から、表面塗装の欠陥を検出し易
く構成してある。
【0003】ところで、この塗装表面検査ステーション
には、種々の塗装色の自動車ボディが投入されるが、例
えば,白色系の塗装色のボディ表面を、白色の光源で照
射しても、表面塗装の欠陥を検出しくいため、ボディの
塗装色に応じて、照明光の色を、少なくとも、白色系の
色と、白色系以外の色とに切換える必要がある。そこ
で、従来では、前記複数の直管状の白色系の光源の、1
本おきの光源を黄色のフィルターで被った構成とし、暗
色系のボディ塗装色の場合には、白色系の光源で照明
し、また、白色系のボディ塗装色の場合には、黄色のフ
ィルターで被った黄色系の光源で照明するようにしてい
た。
【0004】前記のように照明される自動車ボディの表
面を目視にて検査し、塗装欠陥個所については、作業車
がサンドペーパーにて研磨し、その後、後工程におい
て、自動車ボディの表面の研磨個所を水研し乾燥させて
から、補修塗装する。ここで、前記の場合、直管状の多
数の光源を自動車ボディの表面に写し出すことで、スト
ライプ状の照明光と同様の作用が得られるが、光源から
ストライプ状の照度分布パターンの照明光を発生させる
技術も提案されているし、また、光源から所定方向に勾
配のついた照度分布パターンの照明光を発生させ、その
勾配のついた照度分布パターンの照明光により、表面欠
陥を検出し易くする技術も提案されている。
【0005】更に、検査の自動化を図る為に、塗装表面
検査ステーションに、複数台のロボットを配設し、各ロ
ボットのハンド部に、テレビカメラと、研磨用砥石を含
む研磨機器と、研磨未完了部位にマーキングを施すマー
キング機器とを取付け、自動車ボディの表面の所定小区
画(例えば、200mm×200の区画)毎に順次検査
し、塗装欠陥検出部位を、研磨機器で自動的に研磨させ
たり、又は、マーキング機器でマーキングさせたりする
技術も検討されている。
【0006】一方、特開平5−322543号公報に
は、ロボットのハンドに、照度勾配をつけた照明光を発
生させる光照射手段とCCDカメラとを取付け、自動車
ボディの塗装表面を光照射手段で照射しつつ、その照射
領域からCCDカメラで画像を読込み、画像データを解
析することで、塗装欠陥を検出するようにした表面欠陥
検査装置が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の塗装表面検
査装置においては、光源から発生した照射光を拡大して
投射する光拡大手段を備えていなかったため、光源手
段、フィルター等からなる光色切換え手段、光照度分布
設定手段、等が全て大型化するという問題がある。ま
た、フィルター等からなる光色切換え手段では、自動車
ボディの塗装色に応じて、光色を自由に切換えることが
できないという問題もある。また、照明光の照度分布パ
ターンを自由に設定できないという問題もある。更に、
塗装表面検査ステーションの天井から自動車ボディの表
面を直接光で照明する場合には、ボディ表面に光源が写
るため、目視検査で検査する場合には、目の疲労が著し
くなり、検査能率を高めにくいし、また、テレビカメラ
等で撮像した画像データから自動的に塗装欠陥を検出す
る場合には、検出精度が低下するという問題がある。
【0008】本発明の目的は、光源手段と光色切換え手
段と光照度分布設定手段の小型化を図ること、照度分布
パターンを自由に設定可能にすること、自動車ボディの
塗装色に応じて光色を切換え可能にすること、光源から
の直接光ではなく間接光で照明可能にすること、等の1
つ又は複数を達成可能な塗装表面検査装置を提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の塗装表面検査
装置は、自動車ボディの表面に向けて光線を照射する光
照射手段と、光線が照射された自動車ボディの表面の画
像を読み取る画像読み取り手段と、この画像読み取り手
段で読み取られた画像データを受けて塗装欠陥を検知す
る欠陥検知手段とを備えた塗装表面検査装置において、
前記光照射手段は、バルブ状の光源で光線を発生させる
光源手段と、前記光源手段で発生した光線を光学的に拡
大する光線拡大手段と、前記自動車ボディに照射される
光線の照度分布パターンを設定する照度分布設定手段
と、自動車ボディに照射される光線の色を複数色にわた
って切換え可能な光色切換え手段とを備えたものであ
る。
【0010】ここで、前記光源手段と、光線拡大手段
と、照度分布設定手段と、光色切換え手段とが、1つの
ユニットとしてユニット化されてもよい(請求項1に従
属の請求項2)。また、前記照度分布設定手段が、多数
行多数列の液晶素子から成る液晶シャッターを備えた構
成にしてもよい(請求項1に従属の請求項3)。また、
前記光色切換え手段が、多数行多数列の液晶素子から成
る液晶シャッターを備えた構成にしてもよい(請求項1
に従属の請求項4)。また、前記照度分布設定手段を、
半透明スクリーンで構成してもよい(請求項1に従属の
請求項5)。また、前記光色切換え手段が、カラーフィ
ルターを含む構成にしてもよい(請求項5に従属の請求
項6)。
【0011】請求項7の塗装表面検査装置は、自動車ボ
ディの表面に向けて光線を照射する光照射手段と、光線
が照射された自動車ボディの表面の画像を読み取る画像
読み取り手段と、この画像読み取り手段で読み取られた
画像データを受けて塗装欠陥を検知する欠陥検知手段と
を備えた塗装表面検査装置において、前記光照射手段
は、カラープロジェクターで構成されたものである。
【0012】請求項8の塗装表面検査装置は、自動車ボ
ディの表面に照射する為の光線を発生させる光照射手段
と、光線が照射された自動車ボディの表面の画像を読み
取る画像読み取り手段と、この画像読み取り手段で読み
取られた画像データを受けて塗装欠陥を検知する欠陥検
知手段とを備えた塗装表面検査装置において、前記光照
射手段は、所定の長さの直管状光源で光線を発生させる
光源手段と、前記光源手段で発生した光線を自動車ボデ
ィの方へ反射させる光反射手段と、前記自動車ボディに
照射される光線の照度分布パターンを設定する照度分布
設定手段と、前記自動車ボディに照射される光線の色を
複数色にわたって切換え可能な光色切換え手段とを備え
たものである。
【0013】請求項9の塗装表面検査装置は、自動車ボ
ディの表面に向けて光線を照射する光照射手段と、光線
が照射された自動車ボディの表面の画像を読み取る画像
読み取り手段と、この画像読み取り手段で読み取られた
画像データを受けて塗装欠陥を検知する欠陥検知手段と
を備えた塗装表面検査装置において、前記光照射手段
は、所定の長さの直管状光源で光線を発生させる光源手
段と、前記光源手段で発生した光線を光学的に拡大する
光線拡大手段と、前記自動車ボディに照射される光線の
照度分布パターンを設定する照度分布設定手段と、前記
自動車ボディに照射される光線の色を複数色にわたって
切換え可能な光色切換え手段とを備えたものである。
【0014】請求項10の塗装表面検査装置は、自動車
ボディの表面に照射する為の光線を発生させる光照射手
段と、光線が照射された自動車ボディの表面の画像を読
み取る画像読み取り手段と、この画像読み取り手段で読
み取られた画像データを受けて塗装欠陥を検知する欠陥
検知手段とを備えた塗装表面検査装置において、前記光
照射手段は、バルブ状の光源で光線を発生させる光源手
段と、前記光源手段で発生した光線を光学的に拡大する
光線拡大手段と、光線拡大手段から出た光線を自動車ボ
ディの方へ反射させる光反射手段と、前記光線拡大手段
に対して光線流れ方向の上流側又は下流側に設けられた
液晶シャッターとを備えたものである。
【0015】請求項11の塗装表面検査装置は、自動車
ボディの表面に照射する為の光線を発生させる光照射手
段と、光線が照射された自動車ボディの表面の画像を読
み取る画像読み取り手段と、この画像読み取り手段で読
み取られた画像データを受けて塗装欠陥を検知する欠陥
検知手段とを備えた塗装表面検査装置において、前記光
照射手段は、カラープロジェクターから成る光源手段
と、前記光源手段で発生した光線を自動車ボディの方へ
反射させる光反射手段とを備えたものである。
【0016】
【発明の作用及び効果】請求項1の塗装表面検査装置に
おいては、光照射手段は、自動車ボディの表面に向けて
光線を照射し、画像読み取り手段は、光線が照射された
自動車ボディの表面の画像を読み取り、欠陥検知手段
は、画像読み取り手段から画像データを受けて塗装欠陥
を検知する。前記光照射手段は、光源手段と光線拡大手
段と照度分布設定手段と光色切換え手段とを備えてお
り、光源手段は、バルブ状の光源で光線を発生させ、光
線拡大手段は、光線を光学的に拡大し、照度分布設定手
段は、光線の照度分布パターン(例えば、ストライプ状
の照度分布パターンや、所定方向に勾配のついた照度分
布パターン等)を設定し、光色切換え手段は、光線の色
を複数色にわたって切換え可能である。
【0017】このように、光線拡大手段を有するので、
光照射手段を小型化でき、その小型化された光照射手段
で以て自動車ボディの表面の広い範囲を照明できる。し
かも、照度分布設定手段により光線の照度分布パターン
を設定するので、欠陥検査が容易になり、検査精度や検
査能率を向上でき、また、光色切換え手段により、自動
車ボディの塗装色に応じて光線の色を複数色にわたって
切換えることで、欠陥検査が容易になり、検査精度や検
査能率を向上できる。
【0018】請求項2の塗装表面検査装置においては、
光源手段と、光線拡大手段と、照度分布設定手段と、光
色切換え手段とが、1つのユニットとしてユニット化さ
れているため、光照射手段を小型化でき、その設備コス
トを節減できる。請求項3の塗装表面検査装置において
は、照度分布設定手段が、多数行多数列の液晶素子から
成る液晶シャッターを備えているため、液晶シャッター
を電気的に制御することで、光線の照度分布パターンを
複数通り自由に設定できる。しかも、光線拡大手段が設
けられているため、比較的小型の液晶シャッターを適用
でき、設備コスト的に有利である。
【0019】請求項4の塗装表面検査装置においては、
光色切換え手段が、多数行多数列の液晶素子から成る液
晶シャッターを備えているため、液晶シャッターを電気
的に制御することで、光線の色を、白色と、白色以外の
種々の色の1つとに、切換えることができる。しかも、
光線拡大手段が設けられるため、比較的小型の液晶シャ
ッターを適用でき、設備コスト的に有利である。
【0020】請求項5の塗装表面検査装置においては、
照度分布設定手段が、半透明スクリーンで構成されてい
る。この場合、半透明スクリーンにストライプ模様を付
けるとか、半透明スクリーンの厚さに勾配を付けるとか
により、照度分布パターンを設定できるが、構成が簡単
で、光線拡大手段が設けられるため、比較的小型の半透
明スクリーンとなるため、設備コスト的に有利である。
請求項6の塗装表面検査装置においては、光色切換え手
段が、カラーフィルターを含むため、構成が簡単で、光
線拡大手段が設けられるため、比較的小型のカラーフィ
ルターとなり、設備コスト的に有利である。
【0021】請求項7の塗装表面検査装置においては、
前提構成における光照射手段と、画像読み取り手段と、
欠陥検知手段の作用については、請求項1と同様であ
る。前記光照射手段は、カラープロジェクターで構成さ
れているので、小型のカラープロジェクターで以て自動
車ボディの広い範囲を照射でき、カラープロジェクター
を電気的に制御することにより、光線の照度分布パター
ンを自由に設定でき、かつ、自動車ボディの塗装色に応
じて光線の色を自由に設定できる。前記カラープロジェ
クターとしては、カラーCRTで発生させたカラー光線
をレンズ等の光線拡大手段で拡大して投射する構成のも
のを適用可能である。
【0022】請求項8の塗装表面検査装置においては、
光照射手段は、自動車ボディの表面に照射する為の光線
を発生させ、画像読み取り手段は、光線が照射された自
動車ボディの表面の画像を読み取り、欠陥検知手段は、
画像読み取り手段で読み取られた画像データを受けて塗
装欠陥を検知する。前記光照射手段は、光源手段と光反
射手段と照度分布設定手段と光色切換え手段とを備えて
おり、光源手段は、所定の長さの直管状光源で光線を発
生させ、光反射手段は、光源手段で発生した光線を自動
車ボディの方へ反射させ、照度分布設定手段は、光線の
照度分布パターンを設定し、光色切換え手段は、光線の
色を複数色にわたって切換え可能である。前記光反射手
段を設けたため、光源手段で発生させた光線を反射させ
てから自動車ボディへ照射できるから、直接光でなく、
間接光で以て照明できる。その結果、目視検査する場合
の目の疲労を軽減し、検査精度や検査能率を向上できる
うえ、テレビカメラ等で検査する場合の検査精度を向上
できる。
【0023】請求項9の塗装表面検査装置においては、
前提構成における光照射手段と、画像読み取り手段と、
欠陥検知手段の作用については、請求項1と同様であ
る。前記光照射手段は、光源手段と光線拡大手段と照度
分布設定手段と光色切換え手段とを備えており、光源手
段は、所定の長さの直管状光源で光線を発生させる。光
線拡大手段と照度分布設定手段と光色切換え手段の作用
については、請求項1と同様である。前記光源手段が、
所定の長さの直管状光源で光線を発生させる関係上、光
線拡大手段で光線を拡大する方向は、全方向ではなく、
直管状光源に直交する方向のみであるが、基本的に請求
項1と同様の効果が得られる。しかも、光線を全方向へ
拡大しないため、自動車ボディの表面の照度を十分に高
くすることができる。
【0024】請求項10の塗装表面検査装置において
は、前提構成における光照射手段と、画像読み取り手段
と、欠陥検知手段の作用については、請求項8と同様で
ある。前記光照射手段は、光源手段と、光線拡大手段
と、光反射手段と、液晶シャッターとを備えており、光
源手段は、バルブ状の光源で光線を発生させ、光線拡大
手段は、光源手段で発生した光線を光学的に拡大し、光
反射手段は、光線拡大手段から出た光線を自動車ボディ
の方へ反射させ、光線拡大手段に対して光線流れ方向の
上流側又は下流側に設けられた液晶シャッターは、照度
分布設定手段として、また、光色設定手段として機能す
るものである。
【0025】光線拡大手段を有するため、請求項1と同
様に、光照射手段を小型化でき、小型の光照射手段でも
って自動車ボディの表面の広い範囲を照明したり、或い
は、自動車ボディの表面の狭い範囲を強力に照明でき
る。しかも、光反射手段を有するため、間接光で自動車
ボディを照明できるから、請求項8と同様に、目視検査
する場合の目の疲労を軽減し、検査精度や検査能率を向
上できるうえ、テレビカメラ等で検査する場合の検査精
度を向上できる。特に、前記光照射手段を小型・軽量化
できるため、例えば、ロボットのハンド部に装備し、自
動車ボディの比較的狭い領域を照明するのに好適な光照
射手段を実現することができる。
【0026】請求項11の塗装表面検査装置において
は、前提構成における光照射手段と、画像読み取り手段
と、欠陥検知手段の作用については請求項8と同様であ
る。前記光照射手段は、カラープロジェクターから成る
光源手段と、その光源手段で発生した光線を自動車ボデ
ィの方へ反射させる光反射手段とを備えている。カラー
プロジェクターから成る光源手段を有するため、請求項
7と同様に、小型のカラープロジェクターで以て自動車
ボディの広い範囲を照射したり、或いは、自動車ボディ
の狭い範囲を強力に照明でき、また、カラープロジェク
ターを電気的に制御することにより、光線の照度分布パ
ターンを自由に設定でき、かつ、自動車ボディの塗装色
に応じて光線の色を自由に設定できる。
【0027】しかも、光反射手段を有するため、間接光
で自動車ボディを照明できるから、請求項8と同様に、
目視検査する場合の目の疲労を軽減し、検査精度や検査
能率を向上できるうえ、テレビカメラ等で検査する場合
の検査精度を向上できる。特に、前記光照射手段を小型
・軽量化できるため、例えば、ロボットのハンド部に装
備し、自動車ボディの比較的狭い領域を照明するのに好
適な光照射手段を実現することができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。本実施例は、自動車製造工場において上
塗り後の自動車ボディの表面の塗装欠陥を検出する塗装
表面検査装置に、本発明を適用した場合の一例である。
図1に示すように、塗装工程の下流側に設けられた塗装
表面検査ステーションKSには、以下に説明する塗装表
面検査装置が設けられ、この塗装表面検査装置により、
自動車ボディ1の表面の塗装欠陥が検出され、検出され
た欠陥部位が研磨され、その後自動車ボディ1は後工程
へ搬送され、表面欠陥部位に対して補修塗装が実行され
る。尚、以下の説明において、自動車ボディ1の搬送方
向前方(図1の左方)を前方とし、前方を向いて左右方
向を左右方向として説明する。
【0029】前記塗装表面検査装置について説明する。
塗装表面検査ステーションKSは、天井壁2と、左右の
側壁3,4と、前後両面の開口付きの前後壁とで被われ
ており、自動車ボディ1を台車5に載せて塗装表面検査
ステーションKSへ搬入する為の台車式のコンベア6が
前後に貫通状に走行するように設けられ、自動車ボディ
1の上面と左右両側面に照明光(検査光)を照射するた
め光照射装置20(20a〜20f)が、天井壁2に2
台、左右の側壁2,4の各々に2台設けられ、また、内
部には、塗装表面検査を実行する4台の多関節型ロボッ
トからなる検査ロボット7(7a〜7d)が左右両側に
夫々2台ずつ設けられている。前記検査ロボット7は、
前後方向向きの移動軸に沿って前後方向に移動可能に構
成されている。
【0030】各検査ロボット7のハンド部には、CCD
カメラ8と、塗装欠陥部を研磨する研磨砥石9と、所定
のタクト時間内に研磨できない塗装欠陥部にマーキング
を施すマーカー10とが設けられている。4台の検査ロ
ボット7には、検査区域が割り振られており、例えば、
検査ロボット7aは、自動車ボディ1の左側面(第1検
査区域)を分担し、検査ロボット7bは、自動車ボディ
1のルーフ上面(第2検査区域)を分担し、検査ロボッ
ト7cは、自動車ボディ1のボンネット上面と右側面の
前半部分(第3検査区域)を分担し、検査ロボット7d
は、自動車ボディ1のトランクリッド上面と右側面の後
半部分(第4検査区域)を分担する。
【0031】次に、光照射装置20について説明する。
図2に示すように、天井壁2に付設された2台の光照射
装置20a,20bは、前後方向に所定間隔空けて配設
され、前側の光照射装置20aは、自動車ボディ1の前
半部分の上面に検査光を照射し、後側の光照射装置20
bは、自動車ボディ1の後半部分の上面に検査光を照射
する。左側壁3に付設された2台の光照射装置20c,
20dは、前後方向に所定間隔空けて配設され、前側の
光照射装置20cは、自動車ボディ1の左側面の前半部
分に検査光を照射し、後側の光照射装置20dは、自動
車ボディ1の後半部分の側面に検査光を照射する。この
ことは、右側の2台の光照射装置20e,20fについ
ても同様である。
【0032】これら6台の光照射装置20a〜20f
は、同じ構成のものであるので、光照射装置20aを例
として、図3により説明すると、光照射装置20aは、
トップケース21内に設けられたバルブ状の光源ランプ
22であって、白色光を発生させる光源ランプ22と、
トップケース21の内壁面に設けられた反射体23と、
トップケース21の下端部に付設され光源ランプ22で
発生した検査光を光学的に拡大する凸レンズ24(これ
が、光拡大手段に相当する)と、トップケース21の下
端に設けられた液晶シャッター25(これが、照度分布
設定手段と光色切換え手段に相当する)と、液晶シャッ
ター25の外縁枠の下端に連結された末広がりの四角錐
形状で筒状の下部ケース26と、この下部ケース26の
下端に設けられた半透明スクリーン27とをユニット化
した構成であり、また、光源ランプ22及び液晶シャッ
ター25を駆動制御する光照射装置制御ユニット28も
設けられている。尚、トップケース21には、内部の高
温空気を換気する為の小型の電動ファンも設けられてい
る。
【0033】前記液晶シャッター25は、多数行多数列
のマトリックス状に配列された多数の液晶素子を有し、
各液晶素子へ供給する駆動信号如何により、各液晶素子
の光透過率を調節可能で且つ透過光に所定の色(例え
ば、緑色)を付与し得る構成のものである。この液晶シ
ャッター25は、光色に関しては、白色光を出力する白
色モードと、着色光を出力する着色モードとに切換え可
能であり、また、照度分布パターンに関しては、ストラ
イプ状に明暗を繰り返す検査光を出力するストライプモ
ード(図4参照)と、所定方向(例えば、前後方向)に
所定の照度勾配のついた光を出力する勾配検査光モード
(図5参照)と、所定方向(例えば、前後方向)に所定
間隔毎に所定の照度勾配のついた検査光を出力するマル
チ勾配検査光モード(図6参照)とに、亙って切換え可
能に構成されている。
【0034】尚、この液晶シャッター25の代わりに、
前記のような機能を有するバックライト型の液晶表示器
(LCD)を設けてもよい。前記半透明スクリーン27
は、検査光をソフトにし、間接光的な検査光に変えて検
査し易くする為のものであるが、薄い合成樹脂製のスリ
ガラス的な半透明膜で構成されているが、この半透明フ
ィルター27は省略してもよい。
【0035】次に、以上説明した塗装表面検査装置の制
御系について説明する。図7に示すように、塗装表面検
査装置の全体を制御するホストコントローラ30が設け
られ、このホストコントローラ30には、操作パネル3
1、自動車ボディ1を搬送するコンベア6を駆動するコ
ンベアモータ32、6台の光照射装置制御ユニット2
8、4組の検査ロボット7に対応するCCDカメラコン
トローラ33及びロボットコントローラ34が電気的に
接続されている。尚、研磨モータ34とマーカー10で
用いる液体通路を開閉するバルブ36は、ロボットコン
トローラ34により制御される。
【0036】前記ホストコントローラ30には、入出力
インターフェイス、コンピュータ、種々の駆動回路等が
内蔵されており、前記コンピュータには、CCDカメラ
8のカメラコントローラ33から画像データを受けて塗
装欠陥及びその位置を検出し、塗装欠陥を研磨するとき
の研磨グレードを演算し、塗装欠陥部位を研磨する等の
塗装表面検査制御の制御プログラムが格納されている。
【0037】この塗装表面検査装置により、自動車ボデ
ィ1の表面を検査する場合、自動車ボディ1が所定位置
に停止され、6台の光照射装置20a〜20fは、ホス
トコントローラ30により設定されたモードで駆動され
る。例えば、自動車ボディ1の塗装色が白色の場合に
は、着色モード及びストライプモードに設定される。そ
の結果、図3に示すように、自動車ボディ1の全表面
に、ストライプ状の緑色の検査光が照射され、その状態
において、ホストコントローラ30からの指令に基づい
て、4台の検査ロボット7が予め設定された制御プログ
ラム通りに作動して、検査が実行される。但し、4台の
検査ロボット7の相互干渉が生じないように制御するも
のとする。
【0038】図8に示すように、検査ロボット7cが、
ボンネット上面を検査する場合、ボンネット上面を多数
の正方形状の検査単位領域(例えば、200mm×20
0mmの領域)に区分し、これら多数の検査単位領域に
対して所定の順序で検査を実行するが、検査単位領域同
士間は、約20mm幅分ラップ状に撮像されることにな
る。そして、CCDカメラ8からの画像データに基づい
て、塗装欠陥を検出する欠陥検出処理については、例え
ば、前記特開平5−322543号公報に記載の技術と
同様に実行されるが、これらについての詳しい説明は省
略する。
【0039】次に、ホストコントローラ30により実行
される塗装表面検査制御のルーチンについて、図9、図
10を参照しつつ説明する。尚、この制御は、所定微小
時間おきに実行されるが、フローチャート中の符号Si
(i=1,2,3・・・・)は各ステップを示すもので
ある。最初に自動車ボディ1が搬入されたか否か判定し
(S1)、 No のときは待機し、Yes になると、自動車
ボディ1を所定の検査位置に停止させる停止制御が実行
され(S2)、工場の生産管理用のホストコンピュータ
38から、搬入された自動車ボディ1の車種と塗装色の
データが読み込まれ(S3)、次に、車種と塗装色に応
じて、光照射装置20のモードが所定のテーブルやマッ
プにより演算され、そのモードで光照射装置20を駆動
する制御信号が、6つの光照射装置制御ユニット28に
出力され(S4)、次に、各ロボットコントローラ34
に対して検査開始指令が出力される(S5)。
【0040】次のS6〜S9は、第1〜第4検査区域を
検査する検査ロボット7a〜7bに対して、並行的に実
行される処理であるが、これについて説明する。図10
に示すように、最初にカメラコントローラ33から1画
面分の画像データが読み込まれてメモリに格納され(S
20)、次に、その画像データについての画像処理と、
欠陥検出処理と、研磨グレード演算処理とが実行され
(S21)、次に、ロボットコントローラ34に対し
て、研磨位置と研磨グレードと研磨指令の信号が出力さ
れる(S22)。それに応じて、ロボットコントローラ
34は、ロボット7を介して研磨砥石9を欠陥位置へ移
動させ、ロボット7のハンドを移動させつつ研磨モータ
35を回転駆動し、指令された研磨グレードで研磨する
ように制御する。
【0041】次に、S23において、1画面分の画像デ
ータから検出された1つ又は複数の塗装欠陥の全部の研
磨が終了したか否か判定され(S23)、その判定が N
o のときには、S22,S23が繰り返され、塗装欠陥
の全部の研磨が終了すると、S24において、検査区域
の全域が終了したか否か判定され(S24)、その判定
が No のときは、ロボットコントローラ34に対して、
次の撮像位置へ移動する指令信号が出力され(S2
5)、その後S20へ戻り、S20以降が繰り返され
る。そして、検査区域の全域が終了すると、ロボット7
を所定の原点位置へ復帰移動させる指令信号がロボット
コントローラ34に出力され(S26)、次に、完了フ
ラグFを1にセットしてから、図9のS10へ移行す
る。
【0042】図9のS10では、4つの完了フラグFに
基づいて、全ての検査区域の検査・研磨が完了したか否
か判定され、その判定が No のときは待機し、その判定
がYes になると、S11において、自動車ボディ1を次
工程へ搬送するボディ搬出制御が実行され、次にS12
において、次の自動車ボディ1を搬入する搬入制御が実
行され、その後リターンする。ここで、光照射装置20
を駆動するモードは、操作パネル31からの設定により
自由に選択設定可能に構成してもよいし、また、液晶シ
ャッター25で切換え可能な検査光の光色は、緑色とは
限らず、その他の色でもよい。更に、前記実施例では、
自動車ボディ1の搬送を停止した状態で検査するように
構成したが、自動車ボディ1を一定の低速度で搬送しな
がら、検査を実施するように構成することもできる。こ
の場合、自動車ボディ1の搬送速度と同速度で、各ロボ
ット7を同方向へ移動させればよいが、常時自動車ボデ
ィ1に検査光が照射されるように光照射装置20を設け
る必要がある。
【0043】次に、前記塗装表面検査装置の作用につい
て説明する前記光照射装置20の作用に関して、この光
照射装置20は、バルブ状の光源ランプ22と、検査光
拡大用の凸レンズ24と、液晶シャッター25と、半透
明スクリーン27とを小型のユニット状に構成してある
ため、光照射装置20の小型化を達成することができ、
その小型の光照射装置20で以て、自動車ボディ1の広
い範囲に検査光を照射することができる。しかも、液晶
シャッター25により、検査光の照度分布パターンを、
3通りのモードに適宜設定することができるから、自動
車ボディ1の形状や塗装色に応じて最適のモードを選択
設定して、検査をし易くし、検査精度及び検査能率を向
上させることができる。
【0044】そして、液晶シャッター25により、検査
光を、白色と、それ以外の例えば緑色とに切換え可能で
あり、自動車ボディ1の塗装色に応じて、検査光の光色
を切換え得るので、検査をし易くし、検査精度及び検査
能率を向上させることができる。そして、半透明スクリ
ーン27により検査光がソフト化されるため、CCDカ
メラ8を用いずに目視にて検査する場合に目の疲労が軽
減される。特に、本実施例の塗装表面検査装置において
は、6組の比較的小型の光照射装置20a〜20fで自
動車ボディ1の検査対象面の全面に検査光を照射できる
ため、検査が容易になり、検査精度及び検査能率が向上
し、設備コスト的に有利である。
【0045】以下、光照射装置20の種々の別実施例に
ついて説明する。 第1別実施例・・・・・図11参照 この光照射装置40においては、トップケース41内に
バルブ状の白色光を発生する光源ランプ42が取付けら
れ、トップケース41の内面には反射体43が設けら
れ、トップケース41の下端部には、検査光拡大用の凸
レンズ44(これが、光拡大手段に相当する)が設けら
れ、トップケース41の下端には、フィルター機構45
が付設され、フィルターガイド47の下面には下部ケー
ス50が設けられ、下部ケース50の下端には、ストラ
イプ状の縞模様を付与した半透明スクリーン51が設け
られ、この光照射装置40は小型のユニット状にユニッ
ト化されている。
【0046】前記フィルター機構45は、着色フィルタ
ー47を、フィルターガイド46で案内して凸レンズ4
4の下面側に展開した使用位置と、凸レンズ44の下面
側から側方へ退避させた退避位置とに切換え可能に構成
してあり、着色フィルター47は、合成樹脂膜製で、光
源ランプ42からの検査光を所定の色(例えば、黄色、
緑色の何れか)の検査光に変換するように構成してあ
る。フィルターガイド46の一端部には、着色フィルタ
ー47を退避位置に巻き取ったり、使用位置に展開した
りするロール48が設けられ、このロール48を駆動す
る電動モータ49は、光照射装置制御ユニット52で駆
動制御される。前記半透明スクリーン51には、ストラ
イプ状の縞模様を付与してあるため、自動車ボディ1へ
照射される検査光は、ストライプ状の検査光となる。
尚、半透明スクリーン51は、図5又は図6に示す照度
分布パターンの検査光とするように構成してもよい。
【0047】つまり、半透明スクリーン51が、検査光
の照度分布パターンを設定する照度分布設定手段に相当
し、また、フィルター機構45が、光色切換え手段に相
当するものである。この光照射装置40においては、光
照射装置40が小型のユニットに構成され、その小型の
光照射装置40で以て自動車ボディ1の広い範囲に検査
光を照射できるし、フィルター機構45により、自動車
ボディ1の塗装色に応じて、検査光の光色を選択的に切
換えることができる。また、半透明スクリーン51によ
り、ストライプ状の検査光を照射できるため、検査し易
く、検査精度と検査能率が向上するし、検査光がソフト
化されるため、CCDカメラ8を用いずに目視検査する
場合の目の疲労が軽減される。
【0048】第2別実施例・・・・・図12参照 この光照射装置60は、カラープロジェクターを主体と
して構成されている。即ち、トップケース61内には、
カラーCRT62と、このカラーCRT62から発生し
た白色又はカラーの検査光を拡大して投射するレンズ機
構63とが収容されており、下部ケース64の下端に
は、検査光をソフトにする為の半透明スクリーン65が
設けられ、光照射装置制御ユニット66には、カラーC
RT62を駆動制御する駆動制御回路が設けられてい
る。
【0049】前記光照射装置制御ユニット66には、複
数の照度分布パターン(例えば、図4〜図6に示したパ
ターン)の検査光を選択的に発生させ且つ複数の光色の
検査光を選択的に発生させる制御プログラムが格納して
あり、ホストコントローラ30から指令された照度分布
パターンで且つ指令された光色の検査光を発生させるよ
うに、カラーCRT62の駆動制御回路を制御するよう
に構成してある。例えば、ストライプモード且つ赤色が
指令されると、赤色のストライプ状の検査光が発生す
る。尚、この光照射装置60では、カラープロジェクタ
ーが、照度分布パターン設定手段に相当するとともに、
光色切換え手段に相当する。
【0050】この光照射装置60においては、自動車ボ
ディ1の形状や塗装色に応じて、3通りの照度分布パタ
ーンのうちの最適の照度分布パターンでもって、塗装色
に最も適した光色の検査光を発生できるので、塗装欠陥
検査の検査光を理想的に設定できるから、検査し易くな
り、検査精度及び検査能率を著しく向上させることがで
きる。CCDカメラ8を適用しないで目視検査により検
査する場合にも、好適であるし、半透明スクリーン65
の作用で目の疲労も軽減する。しかも、この光照射装置
60も、前記実施例のものと同様に、検査光拡大機能が
あるため、小型のユニット状にユニット化されており、
小型の光照射装置60で以て自動車ボディ1の広い範囲
に検査光を照射でき、設備コスト的に有利である。尚、
光照射装置制御ユニット66内にビデオテープドライバ
ーを設け、所定の複数種類の検査用画像を収録したビデ
オテープをビデオテープドライバーにセットしておき、
ホストコントローラ30からの指令で検査用画像を選択
して、その検査用画像を、駆動制御回路を介してカラー
CRT62に出力させるように構成することも可能であ
る。
【0051】第3別実施例・・・・・図13、図14参
照 この光照射装置70においては、自動車ボディ1の全幅
以上の長さのケース71内に、所定長さの直管状の白色
光の光源ランプ72と、光源ランプ72からの検査光を
下方へ反射する反射体73と、光源ランプ72からの検
査光を光源ランプ72長さ方向に直交する方向へ拡大す
る柱状レンズ74と、半透明スクリーン75と、フィル
ター機構76とが、設けられている。前記半透明スクリ
ーン75(これが、照度分布設定手段に相当する)は、
検査光の照度分布パターンが例えば図4〜図6に示すパ
ターンの何れかのパターンとなるように形成した合成樹
脂製の膜体で構成され、柱状レンズ74の下面に沿うよ
うに配設され、両端縁が固定支持されている。
【0052】前記フィルター機構76は、検査光の光色
を切換える為の光色切換え手段に相当するもので、着色
フィルター部分と、透明フィルター部分とを有するフィ
ルター膜77の一端部が、ケース71の一端側のロール
78に巻き付けられ、フィルター膜77の他端部が、ケ
ース71の他端側のロール79に巻き付けられ、これら
1対のロール78,79を電動モータ80,81で同期
回転駆動することにより、フィルター膜77の位置を切
換えて、検査光の光色を切換え可能に構成してある。
尚、光源ランプ72と、電動モータ80,81は、光照
射装置制御ユニット82で駆動制御される。図14は、
この光照射装置70の配設形態を例示した図で、自動車
ボディ1の上面に検査光を照射する4つの光照射装置7
0と、左右側面の各々に検査光を照射する左右1対の光
照射装置70とが設けられる。
【0053】この光照射装置70においては、柱状レン
ズ74を備え、比較的小型のユニット状に構成され、そ
の小型の光照射装置70により、自動車ボディ1の広い
範囲に検査光を照射できるため、設備コスト的に有利で
あり、半透明スクリーン75により検査光に照度分布パ
ターンを設定でき、また、フィルター機構76により、
検査光の光色を切換え可能であるので、検査がやり易
く、検査精度及び検査能率を向上させることができる。
半透明スクリーン75により検査光がソフト化されるた
め、目視検査する場合にも、目の疲労が軽減される。
【0054】第4別実施例・・・・・図15〜図19参
照 この光照射装置90においては、自動車ボディ1の全幅
程度の長さを有し、長さと幅の比が約2対1程度のケー
ス91内の一端部と他端部とに白色光を発生させる所定
の長さの直管状の光源ランプ92が設けられ、各光源ラ
ンプ92の外側には、半円筒状の反射パネル93が固定
的に設けられ、各反射パネル93の外側には、略半円筒
状の検査光を例えば緑色の検査光に変換する着色フィル
ター94が回動可能に設けられ、各着色フィルター94
を電動モータ95で約180度往復回転駆動すること
で、着色フィルター94(これが、光色切換え手段に相
当する)を介して検査光の光色を切換え可能に構成して
ある。
【0055】更に、ケース91内には、光源ランプ92
間に位置する反射体96(これが、光反射手段に相当す
る)が設けられ、また、ケース91の下端部には、半透
明スクリーン97が設けられている。前記反射体96
は、図16に示すように、所定の厚さのアクリル樹脂や
ガラス製の透明体の上面部に三角波形状の反射部96a
を形成したものであり、反射体96の側面から入射した
検査光は、反射体96の反射部96aで反射して下方へ
出射するように構成されている。前記半透明スクリーン
97(これが、照度分布設定手段に相当する)は、検査
光の照度分布パターンが例えば図4〜図6に示すパター
ンの何れかのパターンとなるように形成した合成樹脂製
の膜体で構成されている。尚、光源ランプ92と、電動
モータ95は、光照射装置制御ユニット98で駆動制御
される。
【0056】図19は、光照射装置90の配置形態を示
す図であり、自動車ボディ1の上面を照射する3つの光
照射装置90が設けられ、自動車ボディ1の左右側面を
照射する左右1対の光照射装置90が設けられる。尚、
反射体96の変形例として、図18に示すように、反射
体96の下面部に三角波形状の反射部96bを形成して
もよく、また、図17に示すように、反射体96Aは、
水平面に対して45度傾けた多数のガラス板96cを積
層した構造にしてもよいし、それらガラス板96cの代
わりに反射率の小さなハーフミラーを積層した構造にし
てもよい。
【0057】この光照射装置90においては、光源ラン
プ92からの光を反射体96で反射させた検査光を照射
するように構成してあるので、直接光でなく間接光的な
検査を照射できるから、検査精度及び検査能率を高める
ことができ、特に、目視検査にて検査する場合に目の疲
労を軽減できる。しかも、光拡大手段で検査光を拡大し
ないため、十分に高い照度を確保できる。その他、照度
分布設定手段と光色切換え手段の作用については、前記
実施例と同様であるが、着色フィルター94を光源ラン
ブ92の近くに設け、着色フィルター94を回動させる
ことで、着色フィルター94の位置を切換えるように構
成したので、フィルター機構を小型化でき、構成を簡単
化できる。
【0058】第5別実施例・・・・・図20参照 この光照射装置100においては、自動車ボディ1の全
幅程度の長さを有し、長さと幅の比が約2対1程度のケ
ース101内の一端部に白色光を発生させる所定の長さ
の直管状の光源ランプ102が設けられ、光源ランプ1
02の外側には、半円筒状の反射パネル103が固定的
に設けられ、反射パネル103の外側には、略半円筒状
の検査光を例えば緑色の検査光に変換する着色フィルタ
ー104が回動可能に設けられ、着色フィルター104
を電動モータ105で約180度往復回転駆動すること
で、着色フィルター104(これが、光色切換え手段に
相当する)を介して検査光の光色を切換え可能に構成し
てある。
【0059】更に、ケース101内の上面部には、光源
ランプ102からの検査光を下方へ向けて反射する反射
体106(これが、光反射手段に相当する)が設けら
れ、この反射体106は、金属薄板を三角波形状に曲折
し、その下面側に反射面を形成したものである。前記光
源ランプ102が片側のみに設けられているため、検査
光の照度分布パターンは、図示のように、照度勾配のつ
いたパターンとなる。尚、光源ランプ102と電動モー
タ105は、光照射装置制御ユニット107で駆動制御
される。この光照射装置100の作用・効果は、第4別
実施例と同様である。
【0060】第6別実施例・・・・・図21参照 この光照射装置110においては、自動車ボディ1の全
幅程度の長さを有し、長さと幅の比が約2対1程度のケ
ース111内の一端部と他端部とに白色光を発生させる
所定の長さの直管状の光源ランプ112が設けられ、各
光源ランプ112の外側には、湾曲状の反射パネル11
3が固定的に設けられ、各反射パネル113の外側に
は、略半円筒状の検査光を例えば緑色の検査光に変換す
る着色フィルター114が回動可能に設けられ、各着色
フィルター114を電動モータ115で約180度往復
回転駆動することで、着色フィルター114(これが、
光色切換え手段に相当する)を介して検査光の光色を切
換え可能に構成してある。
【0061】更に、ケース111内の上面部には、光源
ランプ112からの検査光を下方へ傾斜状に反射する平
板状の反射体116(これが、光反射手段に相当する)
が設けられている。尚、光源ランプ112、電動モータ
115は、光照射装置制御ユニット117で駆動制御さ
れる。この光照射装置110の作用・効果は第4別実施
例と同様である。
【0062】第7別実施例・・・・・図22参照 この光照射装置120は、検査ロボット7のハンド部に
取り付けた状態で使用する為のものであり、この光照射
装置120は、前記実施例の図2、図3に示した光照射
装置20と同様の構成で且つ一層小型・軽量化した光照
射装置本体121であって、水平方向向きに配設された
光照射装置本体121と、この光照射装置本体121か
ら照射される検査光を下方へ反射する反射体122と、
この反射体122を支持する支持部材123であって検
査ロボット7のハンド部に固定される支持部材123
と、この支持部材123の一端に固定され光照射装置本
体121を支持する支持腕124とで構成されている。
尚、この光照射装置120の光源ランプと液晶シャッタ
ーは、光照射装置制御ユニット125で駆動制御され
る。この光照射装置120においては、自動車ボディ1
の1〜2回の撮像範囲を照射できるだけであるが、前記
光照射装置20と同様の作用・効果が得られる。
【0063】第8別実施例・・・・・図23参照 この光照射装置130は、検査ロボット7のハンド部に
取り付けた状態で使用する為のものであり、この光照射
装置130は、前記実施例の図2、図3に示した光照射
装置20と同様の構成で且つ一層小型・軽量化した光照
射装置本体131であって、水平方向向きに配設された
光照射装置本体131と、この光照射装置本体131か
ら照射される検査光を下方へ反射するハーフミラー13
2と、このハーフミラー132を支持する支持部材13
3であって検査ロボット7のハンド部に固定される支持
部材133と、この支持部材133の一端に固定され光
照射装置本体131を支持する支持腕134とで構成さ
れている。尚、支持部材133には、CCDカメラ8が
取付けられ、検査光で照射された照射領域をハーフミラ
ー132の上方から撮像するように構成してある。この
光照射装置130においては、自動車ボディ1の1〜2
回分の撮像範囲を照射できるだけであるが、前記光照射
装置20と同様の作用・効果が得られる。
【0064】第9別実施例・・・・・図24参照 この光照射装置140は、検査ロボット7のハンド部に
取り付けた状態で使用する為のものであり、この光照射
装置140は、前記第2別実施例の図12に示した光照
射装置60と同様の構成で且つ一層小型・軽量化した光
照射装置本体141であって、水平方向向きに配設され
た光照射装置本体141と、この光照射装置本体141
から照射される検査光を下方へ反射する反射体142
と、この反射体142を支持する支持部材143であっ
て検査ロボット7のハンド部に固定される支持部材14
3、この支持部材143の一端に固定され光照射装置本
体141を支持する支持腕144とで構成されている。
尚、この光照射装置本体141は、前記図12の光照射
装置制御ユニット66と同様の光照射装置制御ユニット
145で駆動制御される。この光照射装置140におい
ては、自動車ボディ1の1〜2回分の撮像範囲を照射で
きるだけであるが、前記光照射装置60と同様の作用・
効果が得られる。
【0065】第10別実施例・・・・・図25参照 この光照射装置150は、検査ロボット7のハンド部に
取り付けた状態で使用する為のものであり、この光照射
装置150は、前記第2別実施例の光照射装置60と同
様の構成で且つ一層小型・軽量化した光照射装置本体1
51であって、水平方向向きに配設された光照射装置本
体151と、この光照射装置本体151から照射される
検査光を下方へ反射するハーフミラー152と、このハ
ーフミラー152を支持する支持部材153であって検
査ロボット7のハンド部に固定される支持部材153
と、この支持部材153の一端に固定され光照射装置本
体151を支持する支持腕154とで構成されている。
尚、この光照射装置本体151は、前記図12の光照射
装置制御ユニット66と同様の光照射装置制御ユニット
155で駆動制御される。尚、支持部材153には、C
CDカメラ8が取付けられ、検査光で照射された照射領
域をハーフミラー152の上方から撮像するように構成
してある。この光照射装置150においては、自動車ボ
ディ1の1〜2回分の撮像範囲を照射できるだけである
が、前記光照射装置60と同様の作用・効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る塗装表面検査装置が設け
れた塗装表面検査ステーションの斜視図である。
【図2】6つの光照射装置の配置状態を示す概略斜視図
である。
【図3】光照射装置の構成図である。
【図4】ストライプ状の照度分布パターン(ストライプ
モード)を示した線図である。
【図5】照度勾配付きの照度分布パターン(勾配検査光
モード)を示した線図である。
【図6】照度勾配付きの照度分布パターン(マルチ勾配
検査光モード)を示した線図である。
【図7】塗装表面検査装置の制御系のブロック図であ
る。
【図8】照射領域と検査単位領域の説明図である。
【図9】塗装表面検査制御のルーチンのフローチャート
である。
【図10】欠陥検出及び研磨制御のサブルーチンのフロ
ーチャートである。
【図11】第1別実施例に係る光照射装置の構成図であ
る。
【図12】第2別実施例に係る光照射装置の構成図であ
る。
【図13】第3別実施例に係る光照射装置の断面図であ
る。
【図14】図13の光照射装置の配置形態を示す平面図
である。
【図15】第4別実施例に係る光照射装置の断面図であ
る。
【図16】図15の光照射装置の反射体の要部断面図で
ある。
【図17】図15の光照射装置の反射体の要部断面図で
ある。
【図18】図15の光照射装置の反射体の要部断面図で
ある。
【図19】図15の光照射装置の配置形態を示す平面図
である。
【図20】第5別実施例に係る光照射装置の断面図であ
る。
【図21】第6別実施例に係る光照射装置の断面図であ
る。
【図22】第7別実施例に係る光照射装置の構成図であ
る。
【図23】第8別実施例に係る光照射装置の構成図であ
る。
【図24】第9別実施例に係る光照射装置の構成図であ
る。
【図25】第10別実施例に係る光照射装置の構成図で
ある。
【符号の説明】
KS 塗装表面検査ステーション 1 自動車ボディ 8 CCDカメラ 20 光照射装置 21 トップケース 22 光源ランプ 24 凸レンズ 25 液晶シャッター 28 光照射装置制御ユニット 30 ホストコントローラ 40,60,70,90,100,110 光
照射装置 120,130,140,150 光照射装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車ボディの表面に向けて光線を照射
    する光照射手段と、光線が照射された自動車ボディの表
    面の画像を読み取る画像読み取り手段と、この画像読み
    取り手段で読み取られた画像データを受けて塗装欠陥を
    検知する欠陥検知手段とを備えた塗装表面検査装置にお
    いて、 前記光照射手段は、 バルブ状の光源で光線を発生させる光源手段と、 前記光源手段で発生した光線を光学的に拡大する光線拡
    大手段と、 前記自動車ボディに照射される光線の照度分布パターン
    を設定する照度分布設定手段と、 前記自動車ボディに照射される光線の色を複数色にわた
    って切換え可能な光色切換え手段と、 を備えたことを特徴とする塗装表面検査装置。
  2. 【請求項2】 前記光源手段と、光線拡大手段と、照度
    分布設定手段と、光色切換え手段とが、1つのユニット
    としてユニット化されたことを特徴とする請求項1に記
    載の塗装表面検査装置。
  3. 【請求項3】 前記照度分布設定手段が、多数行多数列
    の液晶素子から成る液晶シャッターを備えたことを特徴
    とする請求項1に記載の塗装表面検査装置。
  4. 【請求項4】 前記光色切換え手段が、多数行多数列の
    液晶素子から成る液晶シャッターを備えたことを特徴と
    する請求項1に記載の塗装表面検査装置。
  5. 【請求項5】 前記照度分布設定手段が、半透明スクリ
    ーンで構成されたことを特徴とする請求項1に記載の塗
    装表面検査装置。
  6. 【請求項6】 前記光色切換え手段が、カラーフィルタ
    ーを含むことを特徴とする請求項5に記載の塗装表面検
    査装置。
  7. 【請求項7】 自動車ボディの表面に向けて光線を照射
    する光照射手段と、光線が照射された自動車ボディの表
    面の画像を読み取る画像読み取り手段と、この画像読み
    取り手段で読み取られた画像データを受けて塗装欠陥を
    検知する欠陥検知手段とを備えた塗装表面検査装置にお
    いて、 前記光照射手段は、カラープロジェクターで構成された
    ことを特徴とする塗装表面検査装置。
  8. 【請求項8】 自動車ボディの表面に照射する為の光線
    を発生させる光照射手段と、光線が照射された自動車ボ
    ディの表面の画像を読み取る画像読み取り手段と、この
    画像読み取り手段で読み取られた画像データを受けて塗
    装欠陥を検知する欠陥検知手段とを備えた塗装表面検査
    装置において、 前記光照射手段は、 所定の長さの直管状光源で光線を発生させる光源手段
    と、 前記光源手段で発生した光線を自動車ボディの方へ反射
    させる光反射手段と、 前記自動車ボディに照射される光線の照度分布パターン
    を設定する照度分布設定手段と、 前記自動車ボディに照射される光線の色を複数色にわた
    って切換え可能な光色切換え手段と、 を備えたことを特徴とする塗装表面検査装置。
  9. 【請求項9】 自動車ボディの表面に向けて光線を照射
    する光照射手段と、光線が照射された自動車ボディの表
    面の画像を読み取る画像読み取り手段と、この画像読み
    取り手段で読み取られた画像データを受けて塗装欠陥を
    検知する欠陥検知手段とを備えた塗装表面検査装置にお
    いて、 前記光照射手段は、 所定の長さの直管状光源で光線を発生させる光源手段
    と、 前記光源手段で発生した光線を光学的に拡大する光線拡
    大手段と、 前記自動車ボディに照射される光線の照度分布パターン
    を設定する照度分布設定手段と、 前記自動車ボディに照射される光線の色を複数色にわた
    って切換え可能な光色切換え手段と、 を備えたことを特徴とする塗装表面検査装置。
  10. 【請求項10】 自動車ボディの表面に照射する為の光
    線を発生させる光照射手段と、光線が照射された自動車
    ボディの表面の画像を読み取る画像読み取り手段と、こ
    の画像読み取り手段で読み取られた画像データを受けて
    塗装欠陥を検知する欠陥検知手段とを備えた塗装表面検
    査装置において、 前記光照射手段は、 バルブ状の光源で光線を発生させる光源手段と、 前記光源手段で発生した光線を光学的に拡大する光線拡
    大手段と、 光線拡大手段から出た光線を自動車ボディの方へ反射さ
    せる光反射手段と、 前記光線拡大手段に対して光線流れ方向の上流側又は下
    流側に設けられた液晶シャッターと、 を備えたことを特徴とする塗装表面検査装置。
  11. 【請求項11】 自動車ボディの表面に照射する為の光
    線を発生させる光照射手段と、光線が照射された自動車
    ボディの表面の画像を読み取る画像読み取り手段と、こ
    の画像読み取り手段で読み取られた画像データを受けて
    塗装欠陥を検知する欠陥検知手段とを備えた塗装表面検
    査装置において、 前記光照射手段は、 カラープロジェクターから成る光源手段と、 前記光源手段で発生した光線を自動車ボディの方へ反射
    させる光反射手段と、 を備えたことを特徴とする塗装表面検査装置。
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