JPH08500189A

JPH08500189A - 試料セグメント

Info

Publication number: JPH08500189A
Application number: JP7501758A
Authority: JP
Inventors: シーグレンデイ、ロナルド; エルグッデール、デイヴィド; ディーマック、スティーヴン
Original assignee: ベックマンインスツルメンツインコーポレーテッド
Priority date: 1993-06-03
Filing date: 1994-04-25
Publication date: 1996-01-09
Anticipated expiration: 2019-03-02
Also published as: CA2140339A1; DE69413643T2; AU6668394A; DE69413643D1; ATE171650T1; AU671914B2; JP3502900B2; EP0652806A1; EP0652806B1; WO1994029024A1; ES2124405T3; CA2140339C

Abstract

(57)【要約】本体と、本体に形成された複数の窪み（14）と、先細の端部（64）を取り巻く平坦な外部表面（56）とを含む試料セグメント（10）である。試料セグメント（10）は選択された試薬（80）を含むことができ、密閉カバー（90）がりブ（74,76）により保持され、確実な密封を提供するために窪みの開口（44）の周りに形成された隆起した突起（70）に対して広げられかつ押し付けられている。隆起（70）は隣接する窪み（14）間で不連続である。選択された窪みは混合を高めるための非拘束の混合エレメント（82）を含み得る。セグメント（10）は、自動化された取り扱いおよび処理のために独自に適合される。

Description

【発明の詳細な説明】試料セグメント関連出願この出願は、1993年 4月16日出願の第08/048,716号米国特許出願の継続出願である。この出願は、普通に譲渡されこれにより同時に出願され、また、参照によりここに組み入れられた次の出願に関連する。代理人ドケット39D-ll67A、発明の名称「試料処理機構」、デイビドエルグッデイルおよびスティーブンディマックの名前で出願、1993年 4月16日出願の第08/048,708号米国特許出願の継続出願、および代理人ドケット39D-1176A、発明の名称「毛管および毛管保持機構」、デイビドエルグッデイルおよびジョージアイリーブズの名前で出願、1993年 4 月16日出願の第08/048,709号米国特許出願の継続出願分野本発明は、試料および試薬の保持装置、より詳細には自動アナライザに有用な試料保持装置に関する。背景この分野では様々な形態の試料保持装置が知られている。例えば、米国特許第 3,713,985号（エイスル）には、水平な支持部材により全体的に相互連結された複数の容器または窪みを有する試験装置が記載されている。この装置は、垂直な支持部材または脚を有し、また、本質的に乾燥状態の生物学的制御試薬の列を含む数個の容器を有する。これらの容器は、熱または押圧によりプラスチックフィルムまたはアルミニウム箔のような密封材料によって密閉されている。自動アナライザへの使用のための他の形態の装置も知られている。一例として、米国特許第 4,298,570号（リリグ）に、複数の窪みを有するトレイ・セクションが記載されている。このトレイ・セクションはターンテーブルに支持され、また、試料容器を受け入れる。試料は、ピペットで試料容器から前記トレイ・セクションの窪みに移され、ここで前記試料の追加の希釈がなされる。希釈された試料は、次に、自動ピペットにより分析用反応セルに運ばれる。発明の名称を「試料処理機構」として同時に提出した出願（代理人ドケット番号39D-1167）に記載され、また、上に特定されている（また、本背景においてその言及により本発明に関する従来技術とはされていない）ように、この出願において、新規で創作性のある機構であって所望の分析を達成するために前記機構により移動される試料装置またはセグメントを使う有用な機構が開示されている。しかし、前記リリグまたはエイスルの装置のいずれもこのような機構を用いての使用には適さない。それは、例えばいずれの装置も、移送装置により容易に把持することができる構造を有しないからである。さらに、このような機構は、例えば免疫土台（immunosubtraction）の毛管電気泳動分析を行なう毛管電気泳動アナライザで使用されるように適合されている。このような分析は、前記装置内に貯留される、液体試薬を含む試薬を必要とする。エイスルは密封材料を記載しているが、エイスルの密封タイプは、特に液体試薬を有する近接容器間の漏れを許しやすく、このため、特に近接試薬は異なる毛管電気泳動のような分析手法には不十分である。また、試料装置の容器内での試料混合は、例えば免疫土台の毛管電気泳動分析におけるように好ましいことである。しかし、リリグおよびエイスルの両装置は、例えば、試薬の効果的混合を達成するために外部かき混ぜ装置を必要とする。したがって、アナライザでの使用に適する試料移送装置の必要があり、そこでは、所望の分析を行なうために試料保持装置がアナライザ内で移送される。また、近接する容器間で液体試薬のような試薬の漏れを避けるためにより確実に密封され得る試料保持装置の必要がある。また、前記装置の容器内での改良された攪拌能力を有する試料保持装置の必要がある。発明の概要本発明の試料セグメントは上述した制限を克服する。本発明の一形態において、試料セグメントは本体と、前記本体に形成された複数の窪みとを含む。前記窪みの少なくとも２つが、このような窪みに関して予め定められた位置に形成された、このような窪みの外部の回りに外面（外表面）を含む。例えば、これらの表面は平坦であり、また、このような窪みの内部軸線寸法に沿って実質的に半ばに配置され、または、フランジとこのような窪みの外側の端部との間にあり、あるいは、このような窪みの内部容積の大部分が前記表面に規定された平面とこのような窪みの開口との間にあるように形成される。特に、前記表面により規定された平面は本質的に前記窪みの中心軸線に垂直とすることができる。前記表面が形成された前記窪みの外部の端部が減じられている。この減じられた部分は先細にされ、また、前記端部それ自体は丸くされる。前記窪みの内壁もまた先細にされる。特に、前記試料セグメントは湾曲された相対するエッジを含み、前記窪みはこのようなエッジ間に規定された弧に沿って形成される。本発明の他の態様では、前記試料セグメントが本体と、複数の窪みと、前記窪みの一つの開口の回りの前記本体上の持ち上がり突起とを含む。突起は前記窪みの特別な一つまたは全ての回りに形成され、また、前記窪みを密封するために前記突起にカバーが張りつけられる。前記カバーはラベルであり、また、試薬は密封の前に前記窪み内にある。本発明のさらに他の態様では、試料セグメントが本体と、複数の窪みと、前記窪みの少なくとも１つに配置された混合エレメントとを含む。前記混合エレメントはある長さのワイヤの形態を取る。さらに、本発明に従う試料セグメントは今説明した特徴の様々な組み合わせを含む。図面の簡単な説明本発明のこれらのおよび他の特徴および利点は図面から明らかとなろう。図１は本発明に従う試料セグメントの斜視図である。図２は図１の線２−２に沿って得られた資料セグメントの断面図である。図３は図１の試料セグメントの底面図である。図４は図１の試料セグメントが用いられる移送手段の簡単な斜視図である。詳細な説明図１を参照すると、本発明に従う試料セグメント１０は、フランジ１２の形態の本体と、複数の窪み１４とにより規定されている。フランジ１２は全体に弓形であり、湾曲した相対するエッジ１６，１８と、弧状の中心線２０とを有する。フランジ１２は、中心線２０に対して全体に垂直である端部２２，２４と、湾曲したコーナー２６，２８，３０，３２と、第１の表面３３ａおよび第２の表面３３ｂとを有する。垂下したリップ３４，３６と、垂下した側部３８，４０とがフランジ１２の外縁の周囲に形成されており、リップ３４，３６は端部２２，２４に最も近く、また、側部３８，４０はエッジ１６，１８の長さの大部分に沿って形成されている。両側部３８，４０は、それぞれ、平坦面上に試料セグメント１０を支持するのに適する２つの脚４２を含む。ここに開示された実施例では、図１において窪み１４ａ−１４ｇとして個々に特定された７つの窪み１４が試料セグメント１０に規定されている。各窪み１４は弧状の中心線２０上にあり、フランジ１２内に丸い開口４４（図２）を規定し、また、先細の内部壁面４７と丸い内部底面４８とにより規定された１つの内部容積４６を有する。窪み１４の２つを除いた全ての外部表面５０が同様に先細にされ、また、同様に丸くされた外端部５２を有する。個々に開示した特別な実施例において、内部容積４６は、他の容積は適当であるが、約 205μｌである。各端部２２，２４から２番目の窪みである２つの窪み１４ｂ，１４ｆがフランジ１２に最も近い外部円筒壁部５４を有し、壁部５４が環状の平坦面または肩５６を規定する。肩付きの窪み１４ｂ，１４ｆの平坦面５６は、ともに、フランジ１２と全体に平行である平面５８を規定する。したがって、平坦面５６は全体に窪み１４ｂ，１４ｆの中心軸線６０に垂直である。また、軸線６０は、丸い開口４４の頂部（図２において方向付けられているように）と底面４８との間の内部軸線方向寸法を規定する。例えば図２に見られるように、肩付きの窪み１４ｂ，１４ｆのそれぞれの内部容積４６の大部分が、このような窪みのための平面５８と開口４４との間にある。肩付きの窪み１４ｂ，１４ｆの残りの下方の外壁６２は、図１に示す肩付きの窪み１４ｇのような他の窪みに似ており、また、先細または減少された壁部６４と、丸くされた外端部または端部６６とを有する。図２に関して見られるように、平坦面５６は第１の表面３３ａと外端部６６との間にあり、また、平坦面５６は内部軸線方向寸法６１に沿って実質的に中途または半ばにあるということができる。補強リブ６８（図２，３）がフランジ１２、窪み１４および垂下側部３８，４０間に形成され、試料セグメント１０に対して強度および剛性を加える。位置合わせリブ６９ａ，６９ｂ（図１，３）がフランジ１２、リップ３４，３６および端の窪み１４ａ，１４ｇの間に端部２２，２４に近接して形成されており、したがって、全体に三角形の形状である。位置合わせリブ６９ａ，６９ｂは、試料セグメント１０が図４に関して以下に説明するように使用されるアナライザ上の支持部に関して試料セグメント１０を配置または指示するように用いられる。各窪み１４は開口４４の回りに形成された持ち上がり突起７０を含む。各突起７０は、溝７２により、隣接する突起７０から離れておりまた不連続である。持ち上がりのリブ７４，７６はそれぞれエッジ１６，１８に最も近く、リブ７４，７６は突起７０よりもフランジ１２から突出している。窪み１４のうちの選択されたものまたは全部が、図１に図解の目的で窪み１４ｇの断面に示すように、試薬８０を保持する。試薬８０は、例えば毛管電気泳動の免疫土台（immunosubtraction）に役立つように、液体成分８０ａと、固体支持成分８０ｂとの形態を取る。このような手法は、発明の名称を「毛管電気泳動免疫土台による試料の分析」としてリウ等の名前で 1992年 7月17日に出願された米国特許出願第07/916,313に開示されており、また、ここに参照により組み込まれている。分析の他のタイプのための試薬の他の形態は当業者に明らかであろう。選択されたまたは全部の窪み１４は、また、この実施例では丸いニッケルクロム・ワイヤから形成された混合エレメント８２を保持する。この特別な実施例では、混合エレメント８２は約1.0l6mm（0.040インチ）の直径と、約3.I75mm(0.125インチ)の長さを有するが、他の寸法でも適する。好ましくは、試薬８０を含む窪み１４のそれぞれが混合エレメント８２を含むが、このような関係は試薬８０のための混合要求に従い必ず必要とするものではない。さらに、混合エレメント８２は、事前包装された試薬８０を含まない窪み１４内に含まれ得る。試料セグメント１０はラベル９０のような密閉カバーを含み得る。ラベル９０は金属箔とプラスチックフィルムとの薄層からなり、フランジ１２を覆うために形成され、また、窪み１４ａ，１４ｇに最も近いフランジ１２上に位置決めピン９４を受け入れるように寸法が設定された整列穴９２を有する。ラベル９０は、露出面に印刷され、また、例えば人間または機械が読み取ることができる文字を有する。試料セグメント１０は、例えば、射出成形によってHDPEから形成され、また、所望の試薬８０および混合エレメント８２を加えることにより準備される。ラベル９０は位置決めピン９４により整列される。好ましくは、ラベル９０は先ずリブ７４，７６を横切って押圧され、ラベル９０を適所に保持するために例えばヒートシールによりリブ７４，７６に貼られまたは「結合」される。ラベル９０は、次に、突起７０に対して押圧され、ヒートシールされる。リブ７４，７６が突起７０よりもフランジ１２からさらに突出しているため、この順序はラベル９０が突起７０に対して押圧され、密封されるときにわずかに引っ張り伸ばされるようにし、ラべル９０に皺がよらずあるいは試料セグメント１０に固定されるときに変形しないようにし、また、ラベル９０および突起７０間の密封を改善する。ラベル９０のヒートシールは、ラベル９０のプラスチックフィルム面が、試料セグメント１０が形成されたプラスチック材料に相対するとき、最も良く行なわれる。試料セグメント１０は、窪み１４ｂ，１４ｆの平坦面５６および外壁６２により試料セグメント１０を受け入れまた解除可能に保持する自動移送手段に有用である。このような自動移送手段９８（図４）は、例えば、複数のフォーク状物または突起１０２を端部に有するアーム１００を含む。突起１０２は、密封用上部リム１０８と、外壁６２に一致するように形状付けられた内部１１０とを含む可撓性のブーツ（boots）１０６を保持する。内部１１０は、制御可能の真空源に接続される管１１２に接続されている。ブーツ１０６と内部１１０とは窪み１４ｂ，１４ｆの軸線６０と整列するように間隔をおかれている。自動移送手段９８は、また、アーム１１０の回転および垂直移動のための親ねじ１１１ａおよびスピンドル１１１ｂのような手段を含む。自動移送手段は、また、端部２２，２４が、突起１０２が持ち上げられ得る解放領域１１６で支持されるサポート１１４を有する。サポート１１４内のスロット１１８が、位置合わせリブ６９ａ，６９ｂを受け入れるように間隔をおかれかつ寸法を設定され、これにより、解放領域１１６、したがって自動移送手段９８に関して試料セグメント１０を指示または正確に位置決める。試料セグメント１０を受け入れまた解除可能に保持するため、試料セグメント１０が前記保持手段に配置され、前記ブーツが窪み１４ｂ，１４ｆに整列される。アーム１００が外壁６２および平坦面５６を受け入れるべく上方に向けて移動される。管１１２を通して真空が適用され、試料セグメント１０を適所に保持する。したがって、アーム１００を移動することにより、試料セグメント１０が、例えば、プローブ（図示せず）およびこれと同様のものを通しての流体の追加または取り去りのために移送される。さらに、アーム１００は、アーム１００が垂直軸線の回りに水平に回転される運動を行ない、ブーツ１０６は前記垂直軸線に関する一定の半径の通路を追随する。好ましくは、このような通路の円弧がフランジ１２の弧状の中心線に一致する。アーム１００に保持された試料セグメント１０を有するアーム１００は、例えば、窪み１４の内容物の混合を行なうために振動されることにより揺り動かされる。混合エレメント８２は、このような揺り動かしの間、撤底的でかつ急速な混合動作を生み出し、エレメント８２は、このような揺り動かしによって渦巻き動作が引き起こされるときに内部表面４７を上る。これは、窪み１４の内容物の徹底的な混合を促進する擦り動作を与える。反対に、試料セグメント１０は、試料セグメント１０がスロット１１８に係合する指示リブ６９ａ，６９ｂにより指示され、試料セグメント１０がサポート１１４上に静止するまで、解放領域１１６を通してアーム１００を下降させることによりサポート１１４に置くことができ、真空を解放し、さらにアーム１００を下降させる。したがって、本発明による試料セグメントは自動移送手段による移送のために特別にまた独自に適合される。本発明に係る試料セグメント１０は、その窪み１４を覆う独自のまた漏れ抵抗シールを提供する。さらに、本発明に係る試料セグメントは、窪み１４内に含まれまたはこれに追加される試薬の改善された堅実な混合を提供する混合エレメントを含む。これらの利点は、本発明のこれらの個々の創造的な面から明らかであり、さらなる利点はこのような面の組み合わせにより明らかである。セグメント１０がここでは試料セグメントとして言及されたが、セグメント１０は単に試料にだけ限定されるものではなく、分析に使用される種々の試薬に有用であることは理解されよう。したがって、用語「試料」は、例えば液体および固体の患者の試料、試薬、希釈剤、緩衝剤およびこれに類似のもの、およびその溶液を含みかつこれらに制限されないように読まれるべきであり、また、広く解されるべきである。本発明は個々に記載された特別な実施例に限定されるべきでなく、添付の請求の範囲およびこれと等価の全ての範囲に与えられるべきである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者マック、スティーヴンディーアメリカ合衆国 91752 カリフォルニア州ミラロマルクレチアアヴェニュー 5636

Claims

【特許請求の範囲】１自動アナライザに使用するための試料セグメントであって、本体と、前記本体に形成された複数の窪みとを含み、少なくとも２つの窪みが内部軸線方向寸法を有しかつこれらの窪みの外部の周囲に外部平坦面を含み、前記平坦面が前記内部軸線方向寸法に沿って実質的に中ほどに配置されている、試料セグメント。２前記平坦面が環状である、請求項１に記載の試料セグメント。３前記少なくとも２つの窪みの外部が外端部を含み、前記平坦面と前記外端部との間で前記少なくとも２つの窪みの外部表面部分が減少されている、請求項１に記載の試料セグメント。４前記減少された外部表面部分が先細にされている、請求項３に記載の試料セグメント。５自動アナライザに使用するための試料セグメントであって、第１の表面と第２の表面とを有するフランジと、前記フランジに形成され外部表面と前記フランジの第１の表面に近接する外端部とを有する複数の窪みとを含み、少なくとも２つの窪みが該窪みの外部表面の周りに形成された平坦面を有し、前記平坦面が前記フランジの第１の表面と前記少なくとも２つの窪みの外端部との間にある、試料セグメント。６前記平坦面が前記フランジの第１の表面と前記少なくとも２つの窪みの外端部との間の実質的に中ほどに配置されている、請求項５に記載の試料セグメント。７前記試料セグメントが、前記フランジの第１の表面と選択された窪みの外部との間に位置決めリブを含む、請求項６に記載の試料セグメント。８前記試料セグメントが、前記フランジの第１の表面と第２の選択壁の外部との間に第２の位置決めリブを含む、請求項７に記載の試料セグメント。９自動アナライザに使用するための試料セグメントであって、本体と、前記本体に形成された複数の窪みとを含み、各窪みが内部容積を規定し、少なくとも２つの窪みが該窪みの周りに外部平坦環状面を含み、前記平坦面が、各窪みに関して該窪みの内部容積の大部分が前記平坦面に規定された平面と前記窪みの開口との間にあるように前記窪みの外部に沿って配置されている、試料セグメント。１０前記環状平坦面がこのような容器の中心軸線に垂直である、請求項９に記載の試料セグメント。１１少なくとも２つの窪みの外部に外端部を含み、前記平坦面と前記窪みの端部との間の前記少なくとも２つの窪みの外部表面部分が減少されている、請求項１０に記載の試料セグメント。１２前記減少された外部表面部分が先細にされている、請求項１１に記載の試料セグメント。１３前記外端部が丸みを有する、請求項１２に記載の試料セグメント。１４前記少なくとも２つの窪みが内部の先細の壁と、丸い外端部とを含む、請求項９に記載の試料セグメント。１５自動アナライザに使用するための試料セグメントであって、本体と、前記本体に形成された複数の窪みとを含み、各窪みが前記本体の表面に開口を有し、また、内部容積を規定し、少なくとも２つの窪みが該窪みの外部の周りに外部環状表面を含み、前記環状表面が、各窪みに関して前記窪みの内部容積の大部分が前記平坦面により規定された平面と前記窪みの開口との間にあるように、前記窪みの外部に配置されている、試料セグメント。１６前記試料セグメントが、隣接する突起間で隆起していない領域を含む、請求項１５に記載の試料セグメント。１７前記試料セグメントが湾曲する相対するエッジを含み、前記窪みが前記湾曲する相対するエッジ間の円弧内に形成されている、請求項１５に記載の試料セグメント。１８前記セグメントが、さらに、前記湾曲する相対するエッジに最も近い隆起する弧状のリブと、前記リブおよび突起を覆うように適用され、また、前記突起に当たって密封されたカバーと含む、請求項１７に記載の試料セグメント。１９前記リブが前記本体の表面に関して隆起している寸法が、前記突起が前記本体の表面に関して隆起している寸法より大きく、また、前記カバーが、前記ラベルが前記突起に押し付けられかつ密封される前に、前記リブを横切って固定される、請求項１８に記載の試料セグメント。２０前記カバーが、その上に人間および／または機械が読み取り可能である文字を含むラベルである、請求項１９に記載の試料セグメント。２１前記ラベルが前記突起にヒート・シールされる、請求項２０に記載の試料セグメント。２２自動アナライザに使用するための試料セグメントであって、本体と、前記本体に形成された複数の窪みとを含み、各窪みが前記本体の表面に開口を有しまた内部容積を規定し、少なくとも２つの窪みが該窪みの外部の周りに外部環状表面を含み、前記環状表面が前記窪みの外部に配置されている、試料セグメント。２３前記環状表面が、各窪みに関して、前記窪みの内部容積の大部分が前記平坦面により規定された平面と前記窪みの開口との間にあるように、前記窪みの外部に配置されている、請求項２２に記載の試料セグメント。２４少なくとも２つの窪みが試薬を含み、また、試薬を収容する各窪みが混合エレメントを含む、請求項２２に記載の試料セグメント。２５前記試料セグメントが、少なくとも前記試薬を収容する窪みの開口の周りの前記本体の表面に隆起した環状の突起を含む、請求項２２に記載の試料セグメント。２６前記試料セグメントが湾曲する相対するエッジを含み、前記窪みが前記湾曲する相対するエッジの間の円弧内に形成されている、請求項２５に記載の試料セグメント。２７前記試料セグメントが、さらに、前記湾曲する相対するエッジに最も近接する隆起した弧状のリブと、前記リブおよび突起を覆うように適用されかつ前記突起に封止されたラベルとを含む、請求項２６に記載の試料セグメント。２８前記リブが前記本体の表面に関して隆起する寸法が、前記隆起が前記本体の表面に関して隆起する寸法より大きく、前記ラベルが、前記ラベルが前記隆起に対して押し付けられかつ封止される前に、前記リブを横切って伸ばされる、請求項２７に記載の試料セグメント。２９自動アナライザに使用するための試料セグメントであって、本体と、前記本体に形成された複数の窪みであって各窪みが前記本体の表面に開口を有しかつ内部体積を規定する、複数の窪みと、前記窪みの１つの開口の周りの前記本体の表面に隆起した突起とを含む、試料セグメント。３０前記試料セグメントが、さらに、選択された前記窪みの周りの前記本体の表面に複数の隆起した突起を含む、請求項２９に記載の試料セグメント。３１前記試料セグメントが湾曲した相対するエッジを含み、前記窪みが湾曲した相対するエッジの間の円弧内に形成されている、請求項２９に記載の試料セグメント。３２前記セグメントが、さらに、前記湾曲した相対するエッジに最も近接する隆起した弧状のリブを含む、請求項３１に記載の試料セグメント。３３少なくとも２つの窪みがこれらの窪みの外部の周りに外部環状表面を含み、前記環状表面が、各窪みに関して、前記窪みの内部容積の大部分が前記平坦面により規定された平面と前記窪みの開口との間にあるように、前記窪みの外部に配置されている、請求項２９に記載の試料セグメント。３４自動アナライザに使用するための試料セグメントであって、本体と、前記本体に形成された複数の窪みであって各窪みが前記本体の表面に開口を有しかつ内部容積を規定する、複数の窪みと、試薬を収容する少なくとも１つの窪みに配置された混合エレメントとを含む、試料セグメント。３５前記混合エレメントが１本のワイヤからなる、請求項３４に記載の試料セグメント。３６前記ワイヤがニッケルクロムからなる、請求項３５に記載の試料セグメント。３７自動アナライザに使用するための試料セグメントであって、本体と、前記本体に形成された複数の窪みであって各窪みが前記本体の表面に開口を有しかつ内部容積を規定する、複数の窪みと、試薬を収容する少なくとも２つの窪みと、前記試薬を収容する窪みの少なくとも１つに配置された混合エレメントとを含む、試料セグメント。３８前記窪み内の試薬は異なる、請求項３７に記載の試料セグメント。３９前記窪み内の試薬が免疫土台に適合されている、請求項３８に記載の試料セグメント。４０少なくとも２つの窪みがこれらの窪みの外部の周りに外部環状表面を含む、請求項３７に記載の試料セグメント。４１自動アナライザに使用するための試料セグメントであって、本体と、前記本体に形成された複数の窪みであって各窪みが前記本体の表面に開口を有しかつ内部容積を規定する、複数の窪みと、試薬を収容する少なくとも２つの窪みと、前記試薬を収容する窪み内に配置された混合エレメントと、前記試薬を収容する窪みの開口の周りの前記本体の表面上の隆起した環状の突起と、前記突起を覆いかつ前記突起に封止されたカバーとを含む、試料セグメント。４２前記カバーがラベルである、請求項４１に記載の試料セグメント。４３前記ラベル４１が人間および／または機械が読み取ることができる文字を含む、請求項４２に記載の試料セグメント。４４前記試薬が液体成分と、固体支持成分とを含む、請求項２２に記載の試料セグメント。４５自動アナライザに有用な試薬セグメントであって、前記自動アナライザが、少なくとも２つの穴と、該穴に制御可能に真空を適用するための真空手段とを有する移送手段を含み、前記試薬セグメントが、第１の表面を有する湾曲した本体と、前記本体の第１の表面に形成された複数の窪みであって容器が内部表面および外部表面を有し、前記容器の少なくとも２つがこれらの容器の外部の周りに形成された環状の平坦な表面を含み、前記環状の平坦な表面がこれらの容器の中心軸線に垂直であり、前記容器がそれぞれ先細の壁と丸い底とを含みかつ前記穴内に受け入れられる間隔と寸法とを有する、複数の窪みと、前記窪みの選択された１つに配置された試薬と、前記試薬が配置された窪みの少なくとも１つに配置された非拘束の混合エレメントと、前記第１の表面内の前記窪みの開口の周りに形成された隆起した環状の突起と、前記第１の表面のエッジに最も近い隆起した弧状の部分と、前記第１の表面に固定され前記隆起した環状の突起に封止されたカバーとを含む、試薬セグメント。