JP2528658Y2 - ピペットチップ - Google Patents

ピペットチップ

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JP2528658Y2
JP2528658Y2 JP2733391U JP2733391U JP2528658Y2 JP 2528658 Y2 JP2528658 Y2 JP 2528658Y2 JP 2733391 U JP2733391 U JP 2733391U JP 2733391 U JP2733391 U JP 2733391U JP 2528658 Y2 JP2528658 Y2 JP 2528658Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば医療分野におけ
る血液、血清、血漿、リンパ液、髄液、尿などの体液試
料等の臨床検査とか各種の理化学・生化学実験等におい
て、検体や試薬溶液等を定量吸引および排出を行なうた
めに、ピペット本体に装着されて使用されるピペットチ
ップに係り、詳しくは、大径側基端部をピペット本体に
連結して小径側先端部から検体の吸引、排出を行なう略
円錐筒状のピペットチップに関する。
【0002】
【従来の技術】臨床検査や各種分析実験の場において
は、測定したい検体を分析用のプレートウェルや測定試
験管内に添加するために使い捨て用のピペットチップが
用いられている。
【0003】図8は、従来のこの種ピペットチップを示
すもので、ピペットチップ10は、透明又は半透明の合
成樹脂製で略円錐筒状に形成されており、その大径側基
端部11にはピペット本体に連結するための連結部12
が形成され、また、その小径側先端部13には試薬等を
吸引および排出するための微小開口14が形成されてい
る。
【0004】このピペットチップ10は、通常図9の斜
視図に示すようなピペットチップ収納ケース20に、図
10の縦断面図に示すような状態に収納され、ピペット
本体30に接続されて使用されることが多い。
【0005】即ち、ピペットチップ収納ケース20は、
不透明な合成樹脂製の下部開口型箱体の上板部21に複
数の孔22、22・・・、多くは8列×12列=96
個)を形成してなるピペットチップ支持台23の下部開
口部に、不透明又は半透明な合成樹脂製の底蓋24を嵌
脱可能に装着すると共に、前記ピペットチップ支持台2
3の上部に透明又は半透明な合成樹脂製の上蓋25を装
着して構成されている。そして、ピペットチップ10
は、このピペットチップ収納ケース20の上板部21に
形成した孔22に上側から挿入して、大径側基端部11
に形成した段部11aにて上板部21に支承し、必要に
応じ滅菌処理を施した後、前記底蓋24及び上蓋25を
支持台23に装着し、紙箱等に収容してから、ユーザー
のもとへ出荷及び運搬される。
【0006】そして、ユーザー側においては、前記紙箱
等からそのピペットチップ収納ケース20を取り出し
て、上蓋25を取り外してからピペット本体(ポンプ式
ピペット等)30をその把手部31において持ち、その
先端部に設けた先細り状の接続部32をピペットチップ
の基端側の連結部12内に密着挿入することにより、ピ
ペットチップ10をピペット本体30に装着し、この状
態でピペット本体30を上昇させてピペットチップ10
を収納ケース20から離脱させる。しかる後、ピペット
チップ10の先端部13を検体や試薬溶液等が収容され
た試験管等の容器内に挿入して、スイッチレバー33を
指で操作することにより、前記検体や試薬溶液等の定量
吸引を行なった後、この検体吸引済みのピペットチップ
10の先端部13を図11に示すような96穴(8列×
12列=96個)を有する合成樹脂製の分析用ウェルプ
レート40のウェル41内や他の試験管等の容器内に挿
入して、再び前記スイッチレバー33を指で操作するこ
とにより、その吸引済みの検体や試薬溶液等の排出を行
なうものである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような検査作業において取り扱う検体は、微量であって
視認するのが容易でなく、しかも、96穴(8列×12
列=96個)の分析用ウェルプレート40や他の多数の
試験管等に検体を排出する操作は細かな作業であり、検
体の入れ忘れが生じたり、二重排出が行なわれたりする
おそれがある。特に、微量の検体(1〜100マイクロ
リットル)を分析用ウェルプレート40等に予め収容し
た10マイクロリットル〜数ミリリットルの分析用の溶
液又は希釈液などに添加する場合など、検体添加に伴う
液量の増加(高々一割前後)が十分目測できないため、
検体添加の確認が難しい。そのため、臨床検査の場で誤
診が生じたり、分析結果を誤って判断したりする場合が
生じる。
【0008】本考案は、このような現状に鑑みなされた
もので、その目的とするところは、医療分野における血
液、血清、血漿、リンパ液、髄液、尿などの体液試料等
の臨床検査とか各種の理化学・生化学実験等の場におい
て、ピペット本体に接続されて使用される使い捨て用の
ピペットチップであって、検体や試薬溶液等を分析用ウ
ェルプレート等に定量排出したことを確実に確認できる
ようにしたものを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案のピペットチップ
は、上記目的を達成するため、大径側基端部をピペット
本体に連結して小径側先端部から検体の吸引、排出を行
なう略円錐筒状のピペットチップにおいて、前記ピペッ
トチップの内周に、検体に溶解し得る色素を塗布した
り、検体に溶解せずかつピペットチップの先端部開口よ
り小さく形成した固形マーカ体を離脱可能に付着した
り、或はピペットチップ内にピペットチップの先端部開
口より大きく形成しかつ検体に溶解し得る色素を含有し
た固形体を収容したことを特徴としている。
【0010】また、上記ピペットチップにおいて、その
外周に、分析用ウェルプレートや測定用試験管内に予め
存在する分析用の溶液に溶解し得る色素を塗布したり、
分析 用ウェルプレートや測定用試験管内に予め存在する
分析用の溶液に溶解しない固形マーカ体を離脱可能に付
着したことを特徴としている。
【0011】
【作用】上記ピペットチップをピペット本体に取付け
て、検体を吸引し、分析用ウェルプレート等に定量排出
すると、ピペットチップの内周に色素を塗布したり、ピ
ペットチップ内に色素を含有した固形体を収容した場合
には、その色素が検体に溶解して検体を着色するため、
検体の分析用ウェルプレート等への排出状態が明瞭に確
認できる。
【0012】また、検体に溶解せずかつピペットチップ
の先端部開口より小さく形成した固形マーカ体を離脱可
能に付着した場合には、検体の吸引に際し付着した固形
マーカ体が離脱して検体内に混入し、検体の排出と共に
分析用ウェルプレート等へ排出されるため、この場合に
も、排出の確認が容易である。
【0013】さらに、ピペットチップの外周に、分析用
ウェルプレートや測定用試験管内に予め存在する分析用
の溶液に溶解し得る色素を塗布した場合には、検体の排
出に際し該色素を分析用ウェルプレートや試験管内に予
め収容した溶液に浸せば、該溶液が着色し排出操作を確
実に確認できる。また、分析用ウェルプレートや測定用
試験管内に予め存在する分析用の溶液に溶解しない固形
マーカ体をピペットチップ外周に付着した場合には、検
体の排出に際し該固形マーカ体を分析用ウェルプレート
や試験管の縁等に擦り付けて排出検体内に落下させれ
ば、排出の確認が容易にできる。
【0014】
【実施例】以下、本考案のピペットチップの実施例を図
面に基づいて説明する。なお、本考案のピペットチップ
は、臨床検査や各種分析実験の場において用いられるも
ので、一般に用いられている8列×12列=96個の孔
を有するピペットチップ収納ケース20に収納され得る
もので、従来と同様にピペット本体30に接続されて検
体の吸引及び排出を行なうものである。
【0015】図1は、本考案のピペットチップPの一実
施例を示すもので、その全体が透明又は半透明な合成樹
脂材料(例えば、ポリプロピレンなど)で形成された略
円錐筒状体からなり、その大径側の基端部1にはピペッ
ト本体30に連結するための連結部2が形成され、ま
た、その小径側の先端部3には試薬等を吸引及び排出す
るための微小開口4が形成されている。
【0016】そして、前記略円錐筒状のピペットチップ
内周面には、その先端部内周に、検体に溶解し得る色素
5を塗布している。この色素5は、比較的水溶性に富み
検体に容易に溶解するものであることが必要で、検体等
の分析に影響を及ぼさないものであれば、天然のもので
も人工のものでも差し支えない。具体的には、フェノー
ルレッドやブロムフェノールブルー等が挙げられるが、
これらに限定されるものではない。また分析用プレート
ウェルや試験管等に吸着しないことが必要で、色素の吸
収波長は検体分析の測定波長と異なることが好ましい。
色素5の塗布位置は、吸引した検体に色素5が接触し得
る範囲であれば良く、従って、ピペットチップPの最先
端位置内側でも差し支えないが、検体を吸引するに際
し、保存用の検体に色素5が流れないように、最先端位
置よりやや上側(基端部側)に塗布するのが好ましい。
【0017】このように、ピペットチップPの先端内側
に色素5を塗布すると、検体の吸引、排出操作と同時に
検体を着色することができ、分析用ウェルプレート40
のウェル41内や測定試験管等へ検体を排出したことが
容易に視認できる。従って、検体を重複して添加した
り、入れ忘れたりすることがなくなる。特に、微量の検
体(1〜100マイクロリットル)を分析用ウェルプレ
ート40等に予め収容した10マイクロリットル〜数ミ
リリットルの分析用の溶液又は希釈液などに添加する場
合など、検体添加に伴う液量の増加(高々一割前後)が
十分目測できないため、検体添加の確認が難しかった
が、検体を着色することにより、検体添加の確認が容易
となる。そのため、臨床検査の場で誤診が生じたり、分
析結果を誤って判断したりすることはない。
【0018】図2は、本考案の他の実施例を示すもの
で、前記実施例の単なる色素5の塗布に代えて、ピペッ
トチップP内に、検体に溶解し得る色素を含有した固形
体6を収容したものである。ここで固形体6に含有させ
る色素としては、前記実施例の色素と同様のものでよ
い。また色素を含有させる固形体6は、輸送時など臨床
検査等を行なう前に排出されないよう、ピペットチップ
Pの先端部3の開口4より大きく形成されている。この
固形体6としては、色素を含浸させ得る性質のものであ
って、検体に含まれる抗体などの測定対象物質が該固形
体に吸着固定したり反応したりしない物理化学的に不活
性なものであればよい。その形状は特に問わないが、固
形体6全体が溶解せず色素だけが溶解する場合、ピペッ
トチップ先端部開口4の目詰まりを防止するために、リ
ング形状や多角立体形状(図2)あるいは多角平面形状
(図3)であることが望ましく、また固形体6全体が多
孔性で水溶性であれば、球形状であってもリング、多角
立体形状であってもよい。また、固形体6の大径側基端
部側からの抜け止めを図るため、図4に示すように、ピ
ペットチップPの内周に環状突条7を一条(B)ないし
二条(A)形成し、環状突条7とチップ先端部3間、或
は二条の環状突条7、7間に、例えば、色素を含有させ
た固形体6を収容するようにしてもよい。
【0019】このように、固形体6に色素を含有させて
ピペットチップP内に収容した場合でも、検体の吸引、
排出に際し検体を着色できるため、分析用ウェルプレー
ト40や測定試験管等へ検体を排出したことを容易に視
認でき、検体を重複して添加したり、入れ忘れたりする
ことがなくなる。
【0020】図5は、本考案のさらに他の実施例を示す
もので、ピペットチップPの内周に、検体に溶解せずか
つピペットチップPの先端部3の開口4より小さく形成
した固形マーカ体8を離脱可能に付着したものである。
この固形マーカ体8としては、浮遊性のもの又は溶液よ
り比重の軽い材質からなる粒子状のものが好ましいが、
沈降性のものであっても視認できるものであれば差し支
えない。また、この固形マーカ体8としては、粉末状の
ものであってもよい。なお、このような固形マーカ体8
は、ピペットチップP内への検体の吸引によって離脱
し、検体の排出と共に排出できるように、軽くピペット
チップ内周に付着しておくことが好ましい。このよう
に、ピペットチップ内周に検体の吸引に際して離脱し得
る固形マーカ体8を付着しておけば、排出された検体中
に固形マーカ体8が混入されるため、分析用ウェルプレ
ート40や測定試験管等に検体が排出されたことを容易
に視認でき、検体を重複して添加したり、入れ忘れたり
することがなくなる。
【0021】図6は、ピペットチップPの外周に、検体
に溶解し得る色素5を塗布した実施例を示すものであ
る。ここに用いられる色素5は、図1に示す実施例の色
素5と同様のものである。色素5の塗布位置は、分析用
ウェルプレート40のウェル41や測定試験管内の溶液
にチップPの先端3を浸して検体を排出した際に、チッ
プ外周に塗布した色素5が溶液に接触し得る位置であれ
ばよく、従って、チップPの最先端位置外側でも差し支
えないが、検体を吸引するに際し、保存用め検体に色素
5が流れないように、最先端位置よりやや上側(基端部
側)に塗布するのが好ましい。
【0022】図7は、ピペットチップの外周に、固形マ
ーカ体9を付着した実施例を示すものである。この固形
マーカ体9としては、発泡スチロール等の浮遊性のもの
が好ましいが、沈降性のものであっても視認できるもの
であれば差し支えない。また、この固形マーカ体9とし
ては、粉末状のものであってもよい。図5の例のように
チップ内周に付着したものと異なり、チップ先端開口4
を通り得る大きさに限定されることはない。このような
固形マーカ体9は、ピペットチップP内に吸引した検体
を分析用ウェルプレート40や測定試験管等に排出する
に際し、これらに擦り付けてウェル41内等に落とすこ
とにより、排出検体とともに分析用ウェルプレート40
や測定用試験管内の分析用の溶液中に混入するものであ
る。従って、分析用ウェルプレート40のウェル41内
や測定試験管等に検体が排出されたことを容易に視認で
き、検体を重複して添加したり、入れ忘れたりすること
がなくなる。
【0023】以上のように、本実施例のピペットチップ
Pによれば、分析用ウェルプレート40や測定試験管等
への排出検体を着色し、或は排出検体にマーカ体を混入
することができるので、検体の重複添加や入れ忘れを防
止することができる。なお、上記実施例においては、検
体排出の確認手段を各々示したが、これらいくつかの手
段を1つのピペットチップに組み合わせて用いることも
できる。
【0024】
【考案の効果】 本考案は、以上のように、ピペットチ
ップの内周に、検体に溶解し得る色素を塗布したり、検
体に溶解せずかつピペットチップの先端部開口より小さ
く形成した固形マーカ体を離脱可能に付着したり、或は
ピペットチップ内にピペットチップの先端部開口より大
きく形成しかつ検体に溶解し得る色素を含有した固形体
を収容したので、このピペットチップをピペット本体に
取付けて、検体を吸引し、分析用ウェルプレート等に定
量排出すると、色素が検体に溶解して検体を着色した
り、又はマーカ体が検体に混入あるいは分析用の溶液に
浮遊するため、検体の分析用ウェルプレート等への排出
状態又は操作が明瞭に確認できる。また、ピペットチッ
プの外周に、分析用ウェルプレートや測定用試験管内に
予め存在する分析用の溶液に溶解し得る色素を塗布した
ので、検体の排出に際し、該色素を分析用の溶液中に浸
すことにより、予め存在する分析用の溶液を着色でき、
排出したことを明確に視認できる。さらに、分析用ウェ
ルプレートや測定用試験管内に予め存在する分析用の溶
液に溶解しない固形マーカ体をピペットチップ外周に付
着したので、検体の排出に際し該固形マーカ体を分析用
ウェルプレートのウェルや試験管の縁等に擦り付けてウ
ェル又は試験管内に落下させることにより、排出の確認
が容易にできる。
【0025】従って、本考案のピペットチップによれ
ば、96穴(8列×12列=96個)の分析用ウェルプ
レートのウェル内や他の試験管内等に検体を排出する細
かな作業においても、検体の入れ忘れや二重排出が行な
われたりするおそれはない。また、微量の検体(1〜1
00マイクロリットル)を分析用ウェルプレート40等
に予め収容した10マイクロリットル〜数ミリリットル
の分析用の溶液又は希釈液などに添加する場合など、検
体添加に伴う液量の増加(高々一割前後)が十分目測で
きない場合でも、本考案によれば、着色或は固形マーカ
体により、検体添加の確認が容易に行なえる。その結
果、臨床検査の場で誤診が生じたり、分析結果を誤って
判断したりすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す内周に色素を塗布した状
態のピペットチップの断面図である
【図2】本考案の実施例を示す色素を含有した多角立体
形状の固形体を収容した状態のピペットチップの断面図
である
【図3】本考案の実施例を示す色素を含有した多角平板
形状の固形体を収容した状態のピペットチップの断面図
である
【図4】本考案の実施例を示すもので、色素を含有した
リング形状の固形体を収容し、環状突条にて抜け止めを
図った状態のピペットチップの断面図を示し、(A)は
二条の環状突条を形成したもの、(B)は一条の環状突
条を形成したものである
【図5】本考案の実施例を示す内周に固形マーカ体を付
着した状態のピペットチップの断面図である
【図6】本考案の実施例を示す外周に色素を塗布した状
態のピペットチップの断面図である
【図7】本考案の実施例を示す外周に固形マーカ体を付
着した状態のピペットチップの断面図である
【図8】従来のピペットチップの断面図である。
【図9】従来から用いられているピペットチップ収納ケ
ースの斜視図である。
【図10】ピペットチップ収納ケースに収納されたピペ
ットチップのピペット本体への接続状態を示す説明図で
ある。
【図11】従来から用いられている分析用ウェルプレー
トの斜視図である。
【符号の説明】
P ピペットチップ 1 ピペットチップの大径側基端部 2 ピペットチップの連結部 3 ピペットチップの小径側基端部 4 ピペットチップの小径側基端部の開口 5 色素 6 色素を含有した固形体 7 ピペットチップ内周に形成した環状突条 8、9 固形マーカ体

Claims (10)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大径側基端部をピペット本体に連結して
    小径側先端部から検体の吸引、排出を行なう略円錐筒状
    のピペットチップにおいて、前記ピペットチップの内周
    に、検体に溶解し得る色素を塗布したことを特徴とする
    ピペットチップ。
  2. 【請求項2】 大径側基端部をピペット本体に連結して
    小径側先端部から検体の吸引、排出を行なう略円錐筒状
    のピペットチップにおいて、前記ピペットチップ内に、
    ピペットチップの先端部開口より大きく形成しかつ検体
    に溶解し得る色素を含有した固形体を収容したことを特
    徴とするピペットチップ。
  3. 【請求項3】 前記ピペットチップ内に収容した固形体
    は、ピペットチップの内周に形成した環状突条にて大径
    側基端部側からの抜け止めが図られていることを特徴と
    する請求項2記載のピペットチップ。
  4. 【請求項4】 前記ピペットチップ内に収容した固形体
    は、リング形状であることを特徴とする請求項2又は請
    求項3記載のピペットチップ。
  5. 【請求項5】 前記ピペットチップ内に収容した固形体
    は、多角立体形状あるいは多角平面形状であることを特
    徴とする請求項2又は請求項3記載のピペットチップ。
  6. 【請求項6】 前記ピペットチップ内に収容した固形体
    は、多孔性でかつ溶解性の固形体であることを特徴とす
    る請求項2又は請求項3記載のピペットチップ。
  7. 【請求項7】 大径側基端部をピペット本体に連結して
    小径側先端部から検体の吸引、排出を行なう略円錐筒状
    のピペットチップにおいて、前記ピペットチップの内周
    に、検体に溶解せずかつピペットチップの先端部開口よ
    り小さく形成した固形マーカ体を離脱可能に付着したこ
    とを特徴とするピペットチップ。
  8. 【請求項8】 前記固形マーカ体は、浮遊性であること
    を特徴とする請求項7記載のピペットチップ。
  9. 【請求項9】 大径側基端部をピペット本体に連結して
    小径側先端部から検体の吸引、排出を行なう略円錐筒状
    のピペットチップにおいて、前記ピペットチップの外周
    に、分析用ウェルプレートや測定用試験管内に予め存在
    する分析用の溶液に溶解し得る色素を塗布したことを特
    徴とするピペットチップ。
  10. 【請求項10】 大径側基端部をピペット本体に連結し
    て小径側先端部から検体の吸引、排出を行なう略円錐筒
    状のピペットチップにおいて、前記ピペットチップの外
    周に、分析用ウェルプレートや測定用試験管内に予め存
    在する分析用の溶液に溶解しない固形マーカ体を離脱可
    能に付着したことを特徴とするピペットチップ。
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