JPH0849892A - 除湿・乾燥ユニット - Google Patents
除湿・乾燥ユニットInfo
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- JPH0849892A JPH0849892A JP18250294A JP18250294A JPH0849892A JP H0849892 A JPH0849892 A JP H0849892A JP 18250294 A JP18250294 A JP 18250294A JP 18250294 A JP18250294 A JP 18250294A JP H0849892 A JPH0849892 A JP H0849892A
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- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
- F24F3/12—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
- F24F3/14—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
- F24F3/1411—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant
- F24F3/1423—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant with a moving bed of solid desiccants, e.g. a rotary wheel supporting solid desiccants
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1032—Desiccant wheel
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- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1048—Geometric details
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- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
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- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1068—Rotary wheel comprising one rotor
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- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1084—Rotary wheel comprising two flow rotor segments
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 除湿用素子の再生時間帯であっても、常に室
内空気を除湿することのできる除湿・乾燥ユニットを提
供する。 【構成】 ケース内に除湿用素子を備え、この除湿用素
子を通る室内の循環空気を除湿、乾燥させると共に、前
記除湿用素子に加熱された空気を通して前記除湿用素子
を再生させるようにした除湿・乾燥ユニットにおいて、
前記除湿用素子を回転型除湿用素子で構成し、この回転
型除湿用素子を除湿乾燥を行うゾーンと再生を行うゾー
ンとに２分割し前記循環空気と前記空気とを前記除湿用
素子に同時に通すようにしたので、室内空気の除湿と、
回転型除湿用素子の再生とを同時に、且つ連続的に行う
ことができる。
内空気を除湿することのできる除湿・乾燥ユニットを提
供する。 【構成】 ケース内に除湿用素子を備え、この除湿用素
子を通る室内の循環空気を除湿、乾燥させると共に、前
記除湿用素子に加熱された空気を通して前記除湿用素子
を再生させるようにした除湿・乾燥ユニットにおいて、
前記除湿用素子を回転型除湿用素子で構成し、この回転
型除湿用素子を除湿乾燥を行うゾーンと再生を行うゾー
ンとに２分割し前記循環空気と前記空気とを前記除湿用
素子に同時に通すようにしたので、室内空気の除湿と、
回転型除湿用素子の再生とを同時に、且つ連続的に行う
ことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、水分の吸脱着による除
湿効果を発揮する除湿用素子を用いた除湿・乾燥ユニッ
トに関する。
湿効果を発揮する除湿用素子を用いた除湿・乾燥ユニッ
トに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ケース内に除湿用素子を備え、
この除湿用素子を通る室内の循環空気を除湿、乾燥する
と共に、上記除湿用素子に再生空気を通して、それを再
生する除湿・乾燥ユニットは知られている。この種のも
のでは、除湿用素子を再生するに際しては、一旦、除湿
用素子に循環空気を通さないようにして、その状態で、
そこに再生空気を送り込むようにしている。
この除湿用素子を通る室内の循環空気を除湿、乾燥する
と共に、上記除湿用素子に再生空気を通して、それを再
生する除湿・乾燥ユニットは知られている。この種のも
のでは、除湿用素子を再生するに際しては、一旦、除湿
用素子に循環空気を通さないようにして、その状態で、
そこに再生空気を送り込むようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、除湿用素子を再生する際に、室内の循環空気
を通せないので、その時間帯は室内空気を除湿できない
という問題がある。
構成では、除湿用素子を再生する際に、室内の循環空気
を通せないので、その時間帯は室内空気を除湿できない
という問題がある。
【０００４】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題を解消し、除湿用素子の再生時間帯で
あっても、常に室内空気を除湿することのできる除湿・
乾燥ユニットを提供することにある。
技術が有する問題を解消し、除湿用素子の再生時間帯で
あっても、常に室内空気を除湿することのできる除湿・
乾燥ユニットを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、第１の発明は、ケース内に除湿用素子を備え、この
除湿用素子を通る室内の循環空気を除湿、乾燥させると
共に、前記除湿用素子に加熱された空気を通して前記除
湿用素子を再生させるようにした除湿・乾燥ユニットに
おいて、前記除湿用素子を回転型除湿用素子で構成し、
この回転型除湿用素子を除湿乾燥を行うゾーンと再生を
行うゾーンとに２分割し前記循環空気と前記空気とを前
記除湿用素子に同時に通すようにしたものである。
に、第１の発明は、ケース内に除湿用素子を備え、この
除湿用素子を通る室内の循環空気を除湿、乾燥させると
共に、前記除湿用素子に加熱された空気を通して前記除
湿用素子を再生させるようにした除湿・乾燥ユニットに
おいて、前記除湿用素子を回転型除湿用素子で構成し、
この回転型除湿用素子を除湿乾燥を行うゾーンと再生を
行うゾーンとに２分割し前記循環空気と前記空気とを前
記除湿用素子に同時に通すようにしたものである。
【０００６】第２の発明は、前記除湿用素子を回転型除
湿用素子で構成し、この回転型除湿用素子を除湿乾燥を
行うゾーンと再生を行うゾーンとに２分割し前記循環空
気と前記空気とを前記除湿用素子に同時に通すようにす
ると共に、前記ケースには、換気口と、前記回転型除湿
用素子をバイパスして室内の空気を前記換気口から前記
ケース外に排出させる換気装置とを備えたものである。
湿用素子で構成し、この回転型除湿用素子を除湿乾燥を
行うゾーンと再生を行うゾーンとに２分割し前記循環空
気と前記空気とを前記除湿用素子に同時に通すようにす
ると共に、前記ケースには、換気口と、前記回転型除湿
用素子をバイパスして室内の空気を前記換気口から前記
ケース外に排出させる換気装置とを備えたものである。
【０００７】第３の発明は、前記除湿用素子を回転型除
湿用素子で構成し、この回転型除湿用素子を除湿乾燥を
行うゾーンと再生を行うゾーンとに２分割し前記循環空
気と前記空気とを前記除湿用素子に同時に通すようにす
ると共に、前記ケースには、換気口と、前記回転型除湿
用素子をバイパスして室内の空気を前記換気口から前記
ケース外に排出させる換気装置とを備え、この換気装置
を動作させた後、前記回転型除湿用素子に空気を通すよ
うにしたものである。
湿用素子で構成し、この回転型除湿用素子を除湿乾燥を
行うゾーンと再生を行うゾーンとに２分割し前記循環空
気と前記空気とを前記除湿用素子に同時に通すようにす
ると共に、前記ケースには、換気口と、前記回転型除湿
用素子をバイパスして室内の空気を前記換気口から前記
ケース外に排出させる換気装置とを備え、この換気装置
を動作させた後、前記回転型除湿用素子に空気を通すよ
うにしたものである。
【０００８】
【作用】第１の発明によれば、回転型除湿用素子に循環
空気と空気とを同時に通すようにしたから、回転型除湿
用素子を回転させている間に、室内空気の除湿と回転型
除湿用素子の再生とを同時に、連続的に行うことができ
る。
空気と空気とを同時に通すようにしたから、回転型除湿
用素子を回転させている間に、室内空気の除湿と回転型
除湿用素子の再生とを同時に、連続的に行うことができ
る。
【０００９】第２の発明によれば、回転型除湿用素子を
バイパスして室内の空気を換気口から排出させる換気装
置を備えているから、例えば除湿運転に先立って室内を
換気したいような場合に、換気口を別に設ける必要がな
く、本発明ユニットの換気装置を動作させることによ
り、簡単に室内の換気運転を行うことができる。
バイパスして室内の空気を換気口から排出させる換気装
置を備えているから、例えば除湿運転に先立って室内を
換気したいような場合に、換気口を別に設ける必要がな
く、本発明ユニットの換気装置を動作させることによ
り、簡単に室内の換気運転を行うことができる。
【００１０】第３の発明によれば、換気装置を動作させ
た後に、回転型除湿用素子に空気を通すようにしたか
ら、例えば浴室内の水分が少なくなってから、浴室内の
空気を除湿することができるようになり、浴室内の空気
の乾燥が促進されるので、例えば衣類の乾燥時間などが
短縮される。
た後に、回転型除湿用素子に空気を通すようにしたか
ら、例えば浴室内の水分が少なくなってから、浴室内の
空気を除湿することができるようになり、浴室内の空気
の乾燥が促進されるので、例えば衣類の乾燥時間などが
短縮される。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【００１２】図１において、１は浴室を示している。近
年では、この浴室１を除湿、乾燥室として機能させて、
衣類３を乾燥することが行われる。
年では、この浴室１を除湿、乾燥室として機能させて、
衣類３を乾燥することが行われる。
【００１３】浴室１の壁部には除湿・乾燥ユニット１０
０が取り付けられている。この実施例に係る除湿・乾燥
ユニット１００はコンパクトな設計であり、例えば、換
気扇取付枠等にダクト工事なくして取り付けが可能にな
っている。
０が取り付けられている。この実施例に係る除湿・乾燥
ユニット１００はコンパクトな設計であり、例えば、換
気扇取付枠等にダクト工事なくして取り付けが可能にな
っている。
【００１４】除湿・乾燥ユニット１００は、図２に示す
ように、ケース１０を含み、このケース１０には、浴室
１につながる吸込口１１、同じく浴室１につながる吹出
口１３、再生空気吸込口１５、及び外部につながる再生
空気排出口１７が設けられている。ケース１０内には、
内部を横断して仕切る横断板２１が設けられ、この横断
板２１の中央には開口（図示せず）が設けられ、その開
口には、後述するように、回転型除湿用素子２９が配置
されている。また、ケース１０内には、内部を縦断して
仕切る縦断板２３が設けられ、この縦断板２３は、図示
のように、途中がくの字に折り曲げられて、このくの字
の部分２５のスリット（図示せず）には、回転型除湿用
素子２９が嵌め合わされている。
ように、ケース１０を含み、このケース１０には、浴室
１につながる吸込口１１、同じく浴室１につながる吹出
口１３、再生空気吸込口１５、及び外部につながる再生
空気排出口１７が設けられている。ケース１０内には、
内部を横断して仕切る横断板２１が設けられ、この横断
板２１の中央には開口（図示せず）が設けられ、その開
口には、後述するように、回転型除湿用素子２９が配置
されている。また、ケース１０内には、内部を縦断して
仕切る縦断板２３が設けられ、この縦断板２３は、図示
のように、途中がくの字に折り曲げられて、このくの字
の部分２５のスリット（図示せず）には、回転型除湿用
素子２９が嵌め合わされている。
【００１５】ケース１０内は、横断板２１により仕切ら
れた上部室３１と、同じく横断板２１により仕切られた
下部室３３と、縦断板２３により仕切られた側部室３５
とに区分されている。
れた上部室３１と、同じく横断板２１により仕切られた
下部室３３と、縦断板２３により仕切られた側部室３５
とに区分されている。
【００１６】吸込口１１から上部室３１へ吸込まれる浴
室１内の空気Ａは、回転型除湿用素子２９で除湿され、
下部室３３、並びに吹出口１３を通って、調湿空気Ｂと
なって浴室１内に戻される。
室１内の空気Ａは、回転型除湿用素子２９で除湿され、
下部室３３、並びに吹出口１３を通って、調湿空気Ｂと
なって浴室１内に戻される。
【００１７】一方、再生空気吸込口１５から側部室３５
へ吸込まれる再生空気Ｃは、ヒータ３７で加熱される。
へ吸込まれる再生空気Ｃは、ヒータ３７で加熱される。
【００１８】そして、その後に、縦断板２３の窪み部２
３ａを通って、回転型除湿用素子２９の一部分２９ａに
案内され（だだし、回転型除湿用素子２９は回転してい
るので、その一部分２９ａは常に変化する）、その一部
分２９ａを再生した後に、再生空気排出口１７を通じ
て、排気空気Ｄとなって外部に排出される。なお、図示
は省略したが、回転型除湿用素子２９の上流には、例え
ば綿埃等を取り除く除塵フィルタが設けられる。
３ａを通って、回転型除湿用素子２９の一部分２９ａに
案内され（だだし、回転型除湿用素子２９は回転してい
るので、その一部分２９ａは常に変化する）、その一部
分２９ａを再生した後に、再生空気排出口１７を通じ
て、排気空気Ｄとなって外部に排出される。なお、図示
は省略したが、回転型除湿用素子２９の上流には、例え
ば綿埃等を取り除く除塵フィルタが設けられる。
【００１９】回転型除湿用素子２９は、セラミクスハニ
カム積層体を渦巻き状に巻いたものである（図３）。こ
のセラミクスハニカム積層体には、金属ケイ酸塩ゲルが
重合反応されている。金属ケイ酸塩ゲルは、例えば、コ
バルト、鉄、マンガン等の複数の金属を、シリカゲルに
組み合わせたものである。
カム積層体を渦巻き状に巻いたものである（図３）。こ
のセラミクスハニカム積層体には、金属ケイ酸塩ゲルが
重合反応されている。金属ケイ酸塩ゲルは、例えば、コ
バルト、鉄、マンガン等の複数の金属を、シリカゲルに
組み合わせたものである。
【００２０】この回転型除湿用素子２９は、図３に示す
ように、軸４１の回りを回転するものである。回転型除
湿用素子２９はライナー部２９ａと波状のフルート部２
９ｂとを含み、ライナー部２９ａ、及びフルート部２９
ｂの全面に水分を吸着し、そこに吸着した水分を熱で除
去することにより再生される。
ように、軸４１の回りを回転するものである。回転型除
湿用素子２９はライナー部２９ａと波状のフルート部２
９ｂとを含み、ライナー部２９ａ、及びフルート部２９
ｂの全面に水分を吸着し、そこに吸着した水分を熱で除
去することにより再生される。
【００２１】この実施例によれば、再生空気Ｃを用いて
回転型除湿用素子２９を再生する時に、浴室１内の空気
Ａを同時に除湿することができる。
回転型除湿用素子２９を再生する時に、浴室１内の空気
Ａを同時に除湿することができる。
【００２２】即ち、回転型除湿用素子２９は、例えば１
／２回転／分で回転され、その回転の最中には、浴室１
内の空気Ａの除湿、乾燥と、回転型除湿用素子２９の再
生とが同時に行われる。
／２回転／分で回転され、その回転の最中には、浴室１
内の空気Ａの除湿、乾燥と、回転型除湿用素子２９の再
生とが同時に行われる。
【００２３】なお、この実施例では、水分を除去するた
めに、ヒータ３７により再生空気Ｃを加熱しているが、
これに限定せず、例えばライナー部２９ａ及び／又はフ
ルート部２９ｂに面状の発熱体を貼り合わせてもよい。
めに、ヒータ３７により再生空気Ｃを加熱しているが、
これに限定せず、例えばライナー部２９ａ及び／又はフ
ルート部２９ｂに面状の発熱体を貼り合わせてもよい。
【００２４】図４を参照して、別の実施例を説明する。
【００２５】回転型除湿用素子２９の上流には、電動式
の換気ダンパ３３が設けられ、このダンパ３３は、ケー
ス１０の換気口４３を閉塞自在に、ヒンジ４５を介して
取り付けられている。
の換気ダンパ３３が設けられ、このダンパ３３は、ケー
ス１０の換気口４３を閉塞自在に、ヒンジ４５を介して
取り付けられている。
【００２６】換気ダンパ３３がａの位置にある時には、
換気口４３は塞がれて、上記のように除湿、乾燥が行わ
れる。
換気口４３は塞がれて、上記のように除湿、乾燥が行わ
れる。
【００２７】換気ダンパ３３がｂの位置に達すると、浴
室１の空気Ｅは、回転型除湿用素子２９を通らずに、換
気口４３を通じて、排気Ｆとなって外に排出される。こ
の状態で運転されれば、浴室１内は換気される。換気口
４３とダンパ３３と送風機（図示せず）とは換気装置を
構成する。
室１の空気Ｅは、回転型除湿用素子２９を通らずに、換
気口４３を通じて、排気Ｆとなって外に排出される。こ
の状態で運転されれば、浴室１内は換気される。換気口
４３とダンパ３３と送風機（図示せず）とは換気装置を
構成する。
【００２８】しかして、これらの実施例によれば、除湿
・乾燥ユニット１００はコンパクト、且つきわめて機能
的にまとめて構成される。特に、回転型除湿用素子２９
が横置き型のため、その分、コンパクトになっている。
・乾燥ユニット１００はコンパクト、且つきわめて機能
的にまとめて構成される。特に、回転型除湿用素子２９
が横置き型のため、その分、コンパクトになっている。
【００２９】コンパクトであるが故に、このユニット１
００は、例えば、換気扇枠にも固定が可能である。従っ
て、従来タイプの天井埋込み式等と違って、後付けが可
能であり、しかもダクト工事や、ドレン処理工事等が不
要であるので、新築や、リフォーム時等に限らず簡単に
取り付けることができる。
００は、例えば、換気扇枠にも固定が可能である。従っ
て、従来タイプの天井埋込み式等と違って、後付けが可
能であり、しかもダクト工事や、ドレン処理工事等が不
要であるので、新築や、リフォーム時等に限らず簡単に
取り付けることができる。
【００３０】以上、説明した除湿・乾燥ユニット１００
の運転に際しては、つぎのように制御することが望まし
い。
の運転に際しては、つぎのように制御することが望まし
い。
【００３１】まず、浴室１内の除湿・乾燥運転に先立っ
て、浴室１内の水分を除去するために、浴室１内の換気
を十分に行う。この場合には、上述したように、換気ダ
ンパ３３をａの位置にセットして、送風機（図示せず）
を運転する。浴室１内を換気しておけば、その後の除湿
・乾燥運転が効率よく行われる。
て、浴室１内の水分を除去するために、浴室１内の換気
を十分に行う。この場合には、上述したように、換気ダ
ンパ３３をａの位置にセットして、送風機（図示せず）
を運転する。浴室１内を換気しておけば、その後の除湿
・乾燥運転が効率よく行われる。
【００３２】ついで、換気ダンパ３３をｂの位置にセッ
トして送風機を運転する。
トして送風機を運転する。
【００３３】これによれば、浴室１内の空気Ａが回転型
除湿用素子２９を通るので、そこで空気Ａ中の水分が除
去され、浴室１内に戻される。これにより、そこに吊さ
れている衣類３は乾燥する。それと同時に、ヒータ３７
で加熱された空気が、回転型除湿用素子２９（ライナー
部２９ａ、フルート部２９ｂの全面）の一部分２９ａに
吸着された水分を除去して、それを再生空気排出口１７
から外に排出するので、その一部分２９ａは再生され
る。
除湿用素子２９を通るので、そこで空気Ａ中の水分が除
去され、浴室１内に戻される。これにより、そこに吊さ
れている衣類３は乾燥する。それと同時に、ヒータ３７
で加熱された空気が、回転型除湿用素子２９（ライナー
部２９ａ、フルート部２９ｂの全面）の一部分２９ａに
吸着された水分を除去して、それを再生空気排出口１７
から外に排出するので、その一部分２９ａは再生され
る。
【００３４】この時に、回転型除湿用素子２９は軸４１
の回りを常に回転しているので、除湿と、再生とは同時
に、連続的に行われる。
の回りを常に回転しているので、除湿と、再生とは同時
に、連続的に行われる。
【００３５】上述したダンパ３３の制御に関しては、リ
モートコントローラ（図示せず）からの制御が可能であ
り、そこに「換気のみ」「再生、除湿」等の表示を設け
ておけば、手軽に操作することができる。
モートコントローラ（図示せず）からの制御が可能であ
り、そこに「換気のみ」「再生、除湿」等の表示を設け
ておけば、手軽に操作することができる。
【００３６】また、吸込口１１の近傍に湿度センサを設
けておき、そのデータに従って運転をコントロールする
ようにすれば、初期換気が必要か否かの判断等を加える
ことができ、より実情にあった制御が可能になる。
けておき、そのデータに従って運転をコントロールする
ようにすれば、初期換気が必要か否かの判断等を加える
ことができ、より実情にあった制御が可能になる。
【００３７】以上、一実施例に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は、これに限定されるものではない。例え
ば、再生空気吸込口１５にダンパを設けておけば、この
ダンパの開閉により、再生時間帯を調整することができ
る。
たが、本発明は、これに限定されるものではない。例え
ば、再生空気吸込口１５にダンパを設けておけば、この
ダンパの開閉により、再生時間帯を調整することができ
る。
【００３８】要するに、いずれの実施例においても、回
転型除湿用素子２９で除湿しながら常にそれを再生でき
るという利点が得られる。
転型除湿用素子２９で除湿しながら常にそれを再生でき
るという利点が得られる。
【００３９】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、第１の
発明によれば、回転型除湿用素子に循環空気と空気とを
同時に通すようにしたから、室内空気の除湿と回転型除
湿用素子の再生とを同時に、連続的に行うことができ
る。
発明によれば、回転型除湿用素子に循環空気と空気とを
同時に通すようにしたから、室内空気の除湿と回転型除
湿用素子の再生とを同時に、連続的に行うことができ
る。
【００４０】第２の発明によれば、回転型除湿用素子を
バイパスして室内の空気を換気口からケース外に排出さ
せる換気装置を備えているから、換気装置を動作させる
ことにより、除湿運転以外に、室内の換気運転を行うこ
とができる。
バイパスして室内の空気を換気口からケース外に排出さ
せる換気装置を備えているから、換気装置を動作させる
ことにより、除湿運転以外に、室内の換気運転を行うこ
とができる。
【００４１】第３の発明によれば、換気装置を動作させ
た後、回転型除湿用素子に空気を通すようにしたから、
例えば室内の水分が少なくなってから、室内空気を除湿
するので、除湿効率が良くなる。
た後、回転型除湿用素子に空気を通すようにしたから、
例えば室内の水分が少なくなってから、室内空気を除湿
するので、除湿効率が良くなる。
【００４２】
【図１】除湿・乾燥ユニットを建屋に取付けた状態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図２】本発明による除湿・乾燥ユニットの一実施例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図３】回転型除湿用素子を示す斜視図である。
【図４】別の実施例を示す斜視図である。
１ 浴室 １０ ケース １１ 吸込口 １３ 吹出口 １５ 再生空気吸込口 １７ 再生空気排出口 ２１ 横断板 ２３ 縦断板 ２９ 回転型除湿用素子 ３３ 換気ダンパ １００ 除湿・乾燥ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 益征 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 ケース内に除湿用素子を備え、この除湿
用素子を通る室内の循環空気を除湿、乾燥させると共
に、前記除湿用素子に加熱された空気を通して前記除湿
用素子を再生させるようにした除湿・乾燥ユニットにお
いて、前記除湿用素子を回転型除湿用素子で構成し、こ
の回転型除湿用素子を除湿乾燥を行うゾーンと再生を行
うゾーンとに２分割し前記循環空気と前記空気とを前記
除湿用素子に同時に通すようにしたことを特徴とする除
湿・乾燥ユニット。 - 【請求項２】 ケース内に除湿用素子を備え、この除湿
用素子を通る室内の循環空気を除湿、乾燥させると共
に、前記除湿用素子に加熱された空気を通して前記除湿
用素子を再生させるようにした除湿・乾燥ユニットにお
いて、前記除湿用素子を回転型除湿用素子で構成し、こ
の回転型除湿用素子を除湿乾燥を行うゾーンと再生を行
うゾーンとに２分割し前記循環空気と前記空気とを前記
除湿用素子に同時に通すようにすると共に、前記ケース
には、換気口と、前記回転型除湿用素子をバイパスして
室内の空気を前記換気口から前記ケース外に排出させる
換気装置とを備えたことを特徴とする除湿・乾燥ユニッ
ト。 - 【請求項３】 ケース内に除湿用素子を備え、この除湿
用素子を通る室内の循環空気を除湿、乾燥させると共
に、前記除湿用素子に加熱された空気を通して前記除湿
用素子を再生させるようにした除湿・乾燥ユニットにお
いて、前記除湿用素子を回転型除湿用素子で構成し、こ
の回転型除湿用素子を除湿乾燥を行うゾーンと再生を行
うゾーンとに２分割し前記循環空気と前記空気とを前記
除湿用素子に同時に通すようにすると共に、前記ケース
には、換気口と、前記回転型除湿用素子をバイパスして
室内の空気を前記換気口から前記ケース外に排出させる
換気装置とを備え、この換気装置を動作させた後、前記
回転型除湿用素子に空気を通すようにしたことを特徴と
する除湿・乾燥ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18250294A JP3157394B2 (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 除湿・乾燥ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18250294A JP3157394B2 (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 除湿・乾燥ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0849892A true JPH0849892A (ja) | 1996-02-20 |
| JP3157394B2 JP3157394B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=16119419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18250294A Expired - Fee Related JP3157394B2 (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 除湿・乾燥ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3157394B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11182890A (ja) * | 1997-12-24 | 1999-07-06 | Mitsubishi Electric Corp | 空気加工装置 |
| CN104279652A (zh) * | 2014-08-12 | 2015-01-14 | 中国科学院广州能源研究所 | 一种利用湿度差除湿的空气处理系统及方法 |
-
1994
- 1994-08-03 JP JP18250294A patent/JP3157394B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11182890A (ja) * | 1997-12-24 | 1999-07-06 | Mitsubishi Electric Corp | 空気加工装置 |
| CN104279652A (zh) * | 2014-08-12 | 2015-01-14 | 中国科学院广州能源研究所 | 一种利用湿度差除湿的空气处理系统及方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3157394B2 (ja) | 2001-04-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |