JPH0849466A - 蓋の開閉機構 - Google Patents

蓋の開閉機構

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Publication number
JPH0849466A
JPH0849466A JP18735494A JP18735494A JPH0849466A JP H0849466 A JPH0849466 A JP H0849466A JP 18735494 A JP18735494 A JP 18735494A JP 18735494 A JP18735494 A JP 18735494A JP H0849466 A JPH0849466 A JP H0849466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
hinge
link
lid
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP18735494A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Shimoda
裕 下田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0849466A publication Critical patent/JPH0849466A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋を一定の角度以上に開かない限り閉じた状
態に保持し得、蓋を一定の角度以上に開いた場合には開
放状態を保持させることができる蓋の開閉機構を提供す
る。 【構成】 貫通孔2を設けたバンパ本体1にヒンジ9を
介して取付けたナンバープレート取付台8を設け、その
裏面にリンクブラケット14を設け、バンパ本体1の所
定部位にストッパブラケット16を設け、ストッパブラ
ケット16にクロスヘッド17を設け、クロスヘッド1
7に基端部が挿通されたリンク19の先端部をリンクブ
ラケット14に係合せしめ、ナンバープレート取付台8
を所定の角度に開いたときにリンク19の軸線がヒンジ
9の軸心と交差するように形成し、リンク19に圧縮コ
イルバネ20を外嵌する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓋の開閉機構に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】トラック等の場合、そのスペアタイヤ
は、チェーン巻取機構により巻上げ下げ自在に設けられ
たチェーンなどによってキャブ内に装着されており、該
スペアタイヤを使用するときには、バンパに穿設されて
いる貫通孔からチェーン巻取機構操作用のクランクシャ
フトを挿入して前記チェーン巻取機構に係合させ、該ク
ランクシャフトを人力により回動してチェーンを巻下げ
ることによってスペアタイヤをキャブから吊り降ろし、
チェーンから外したのち、該スペアタイヤと交換を必要
とするタイヤとの交換を行なっていた。
【0003】しかし、上記のようにクランクシャフトを
挿入するための貫通孔がバンパに穿設されている状態
は、外観上の見栄えが悪いという欠点を有していた。
【0004】このため、前記貫通孔を蓋で覆うことが提
案されており、この種の蓋の開閉機構としては、例えば
実開昭56−70453号公報に記載されているものが
存在する。これは、図3〜図5に示すようにバンパ本体
1に設けられた貫通孔2を覆い得る板状をなす蓋兼用の
ナンバープレート取付台3を設け、該ナンバープレート
取付台3の上部側の幅方向の両端部近くに配設したヒン
ジ4を介して開閉自在に且つバンパ本体1の貫通孔2を
覆うように取付け、ナンバープレート取付台3の下部側
の幅方向の両端部近くに設けたロック装置5によって閉
止できるように形成されている。
【0005】前記ヒンジ4は、バンパ本体1側に固着さ
れた基板4aと該基板4aの幅方向の両側に所定の間隔
が生じるようにナンバープレート取付台3側に固着され
た一対の可動片4bと、該可動片4bを連結し且つ前記
基板4aに回動可能に係合するピン6と、該ピン6の前
記基板4aと可動片4bとの間に外嵌され且つその両端
部を基板4aと可動片4bとにそれぞれ係止されたコイ
ルバネ7とからなり、該コイルバネ7のねじり方向の反
発力により可動片4bを介してナンバープレート取付台
3をはね上げて前記貫通孔2を開く方向へ付勢し得るよ
うに形成されている。
【0006】図3〜図5に示されるものの場合、ロック
装置5によるロック状態を解除すると、コイルバネ7の
付勢力によってナンバープレート取付台3は自動的には
ね開けられる方向へ回動し、貫通孔2が開放される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如き蓋の開閉機構では、走行時の振動等によりロック装
置5が外れてしまったような場合、貫通孔2の蓋兼用の
ナンバープレート取付台3が勝手に開いてしまうという
不具合を有していた。
【0008】本発明は、前述の実情に鑑み、蓋を一定の
角度以上に開かない限り閉じた状態に保持し得、蓋を一
定の角度以上に開いた場合には開放状態を保持させるこ
とができる蓋の開閉機構を提供することを目的としてな
したものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、貫通孔が穿設
された部材の所要位置に、貫通孔を覆う開閉自在な板状
の蓋をヒンジを介して枢着し、該蓋の裏面のヒンジ近傍
に前記ヒンジの軸と平行な方向へ貫通する孔が穿設され
たリンクブラケットを設け、前記蓋で覆われる部材の前
記ヒンジから所定の間隔を置いた所要位置にストッパブ
ラケットを設け、該ストッパブラケットにクロスヘッド
を前記ヒンジの軸と平行な方向へ延びる軸を中心として
回動自在となるよう取り付け、前記ヒンジの軸と直角な
方向に延び且つ前記クロスヘッドに基端部が挿通された
リンクの先端部を屈曲させて前記リンクブラケットの孔
に係合せしめ、前記蓋を所定の角度に開いたときに前記
ヒンジの軸と直角な方向へ延びるリンクの軸線がヒンジ
の軸の軸心と交差するよう構成すると共に、前記リンク
に該リンク先端部を前記クロスヘッドから離反させる方
向へ付勢する弾性体を外嵌したことを特徴とするもので
ある。
【0010】
【作用】従って、本発明では、蓋の開度が所定角度未満
の場合、ヒンジの軸と直角な方向へ延びるリンクの軸線
が、ヒンジの軸心とクロスヘッドの回動軸心とを結ぶ直
線より部材側に位置するため、弾性体の付勢力が蓋を閉
じる方向のトルクとして作用し、蓋が閉じた状態に保持
され、又、蓋の開度を所定角度以上とした場合には、前
記ヒンジの軸と直角な方向へ延びるリンクの軸線が、ヒ
ンジの軸心とクロスヘッドの回動軸心とを結ぶ直線より
反部材側に位置するため、前記弾性体の付勢力が蓋を開
く方向のトルクとして作用し、蓋が開いた状態に保持さ
れる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0012】図1は本発明の蓋の開閉機構の一実施例の
概略を表す斜視図、図2は図1のII−II矢視図であ
る。図中、図3と同じものには同じ符号を付してある。
【0013】1はバンパ本体、2は貫通孔であり、該貫
通孔2を覆うことができ且つ図示していないナンバープ
レートを取り付けることができる大きさの蓋兼用のナン
バープレート取付台8を設け、該ナンバープレート取付
台8の一側(図1のA側)端部に配設したヒンジ9を介
して開閉自在に、且つ前記貫通孔2をナンバープレート
取付台8の他側(図1のB側)部分で覆うように取付
け、ナンバープレート取付台8の他側(図1のB側)端
部に、上下方向で所定の間隔を置いて配設した2組のロ
ーラキャッチ10によって閉止できるように形成する。
【0014】前記ヒンジ9は、ナンバープレート取付台
8の上下方向で所定の間隔を置いてバンパ本体1側に固
着され、頂部をナンバープレート取付台8上下方向に通
る軸11によって連結された2個の基板12と、ナンバ
ープレート取付台8の上下方向で所定の間隔を置いてナ
ンバープレート取付台8側に固着され、先端部を前記基
板12間の軸11に回動自在に外嵌された可動片13と
により構成されている。
【0015】また、前記ナンバープレート取付台8の裏
面の前記ヒンジ9の可動片13近傍にリンクブラケット
14を設け、該リンクブラケット14の先端部にヒンジ
9の軸11と平行な方向へ貫通する孔15を設け、前記
バンパ本体1の前記ヒンジ9の基板12から他側(図1
のB側)へ所定の間隔を置いた所要位置にストッパブラ
ケット16を設け、該ストッパブラケット16にクロス
ヘッド17を前記ヒンジ9の軸11に平行な方向へ延び
る軸23を中心として回動自在となるよう取り付け、前
記ヒンジ9の軸11と直角な方向に延び且つ前記クロス
ヘッド17の軸線と直交する方向へ貫通したクロスヘッ
ド17の孔18に基端部が挿通されたリンク19の先端
部を屈曲させて前記リンクブラケット14の孔15に係
合せしめ、ナンバープレート取付台8を開閉した場合
に、リンク19の基端部がクロスヘッド17の軸23を
回動中心として水平方向に回動しつつ、リンク19の先
端部がヒンジ9の軸11の軸心を中心とする円弧上を所
要の範囲の角度(図2参照)だけ変位するように形成
し、ナンバープレート取付台8を所定の角度(例えば、
約45度)に開いたときに、前記リンク19の軸線がヒ
ンジ9の軸11の軸心と交差する(即ち、リンク19の
軸線がヒンジ9の軸心とクロスヘッド17の回動軸心と
を結ぶ直線と一致する)よう構成する。
【0016】さらに、前記リンク19のクロスヘッド1
7より先端部側に圧縮コイルバネ20を外嵌し、該圧縮
コイルバネ20のリンク19先端部側のリンク19にワ
ッシャ21を外嵌・固定して圧縮コイルバネ20を所定
の長さにセットし、該圧縮コイルバネ20によってリン
ク19先端部を前記クロスヘッド17から離反させる方
向へ付勢し得るように構成する。なお、リンク19の基
端部には、ナンバープレート取付台8の全開角度を約9
0度に制限するためのストッパとして、ナット22を螺
合せしめてある。
【0017】次に作動について説明する。
【0018】図1及び図2の実線で示す状態からナンバ
ープレート取付台8を開く方向へ回動させると、リンク
19の軸線がヒンジ9の軸11の軸心と交差する(即
ち、リンク19の軸線がヒンジ9の軸心とクロスヘッド
17の回動軸心とを結ぶ直線と一致する)所謂デッドポ
イント(ナンバープレート取付台8の開度が約45度と
なる位置)に至るまでの間は、圧縮コイルバネ20の付
勢力の作用線がヒンジ9の軸11の内側(バンパ本体1
側)を通るので、前記圧縮コイルバネ20の付勢力がナ
ンバープレート取付台8を閉じる方向のトルクとして作
用し、ナンバープレート取付台8が閉じた状態に保持さ
れる。
【0019】ナンバープレート取付台8を、さらに開く
方向へ回動させ、リンク19の軸線が前記デッドポイン
トを越えると、圧縮コイルバネ20の付勢力の作用線が
ヒンジ9の軸11の外側(反バンパ本体1側)を通るの
で、前記圧縮コイルバネ20の付勢力がナンバープレー
ト取付台8を開く方向のトルクとして作用し、ナンバー
プレート取付台8が開いた状態に保持される。
【0020】従って、ナンバープレート取付台8の開き
の角度約45度を境として、開きの角度が小さければ、
ナンバープレート取付台8は自動的に閉まる方向へ回動
し、開きの角度が大きければ、ナンバープレート取付台
8は自動的に開く方向へ回動する。なお、リンク19の
基端部に設けたナット22がクロスヘッド17に当接す
ることによってリンク19の移動が停止し、ナンバープ
レート取付台8の開き角度が約90度に制限される。
【0021】こうして、車両走行時の振動等により、万
一ナンバープレート取付台8を閉止しているローラキャ
ッチ10が外れたとしても、ナンバープレート取付台8
がそのまま開いてしまうことを防止することが可能とな
り、ナンバープレート取付台8を一定の角度以上に開か
ない限り閉じた状態に保持し得、ナンバープレート取付
台8を一定の角度以上に開いた場合には開放状態を保持
させることができる。
【0022】なお、前述の実施例では、貫通孔2を有す
るバンパ本体1に設けたナンバープレート取付台8を貫
通孔2の蓋とした場合について説明したが、他の部材に
設けた孔の各種の蓋に適用してもよいこと等、その他、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加
え得ることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の蓋の開閉機構
によれば、蓋を一定の角度以上に開かない限り閉じた状
態に保持し得、蓋を一定の角度以上に開いた場合には開
放状態を保持させることができるという優れた効果を奏
し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蓋の開閉機構の一実施例の概略を表す
斜視図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】従来の蓋の開閉機構の一例の概略を表す正面図
である。
【図4】図3に関連するヒンジ部の拡大図である。
【図5】図4のV−V矢視図である。
【符号の説明】
1 バンパ本体(部材) 2 貫通孔 8 ナンバープレート取付台(蓋) 9 ヒンジ 11 軸 14 リンクブラケット 15 孔 16 ストッパブラケット 17 クロスヘッド 19 リンク 20 圧縮コイルバネ(弾性体) 23 軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通孔が穿設された部材の所要位置に、
    貫通孔を覆う開閉自在な板状の蓋をヒンジを介して枢着
    し、該蓋の裏面のヒンジ近傍に前記ヒンジの軸と平行な
    方向へ貫通する孔が穿設されたリンクブラケットを設
    け、前記蓋で覆われる部材の前記ヒンジから所定の間隔
    を置いた所要位置にストッパブラケットを設け、該スト
    ッパブラケットにクロスヘッドを前記ヒンジの軸と平行
    な方向へ延びる軸を中心として回動自在となるよう取り
    付け、前記ヒンジの軸と直角な方向に延び且つ前記クロ
    スヘッドに基端部が挿通されたリンクの先端部を屈曲さ
    せて前記リンクブラケットの孔に係合せしめ、前記蓋を
    所定の角度に開いたときに前記ヒンジの軸と直角な方向
    へ延びるリンクの軸線がヒンジの軸の軸心と交差するよ
    う構成すると共に、前記リンクに該リンク先端部を前記
    クロスヘッドから離反させる方向へ付勢する弾性体を外
    嵌したことを特徴とする蓋の開閉機構。
JP18735494A 1994-08-09 1994-08-09 蓋の開閉機構 Pending JPH0849466A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18735494A JPH0849466A (ja) 1994-08-09 1994-08-09 蓋の開閉機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP18735494A JPH0849466A (ja) 1994-08-09 1994-08-09 蓋の開閉機構

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Publication Number Publication Date
JPH0849466A true JPH0849466A (ja) 1996-02-20

Family

ID=16204530

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18735494A Pending JPH0849466A (ja) 1994-08-09 1994-08-09 蓋の開閉機構

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JP (1) JPH0849466A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009131187A1 (ja) * 2008-04-24 2009-10-29 株式会社ニフコ 回動機構

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009131187A1 (ja) * 2008-04-24 2009-10-29 株式会社ニフコ 回動機構

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