JPH0848240A - 架空索道用のロープ・ガイド・システム - Google Patents

架空索道用のロープ・ガイド・システム

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JPH0848240A
JPH0848240A JP7051628A JP5162895A JPH0848240A JP H0848240 A JPH0848240 A JP H0848240A JP 7051628 A JP7051628 A JP 7051628A JP 5162895 A JP5162895 A JP 5162895A JP H0848240 A JPH0848240 A JP H0848240A
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rope
drive
wheels
wheel
station
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JP7051628A
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Ernst Egli
エグリ エルンスト
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Garaventa Holding AG
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  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
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  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 2つのロープ・ループのロープ牽引速度が完
全に一致するようにする。 【構成】 上昇レーン1と下降レーン2は牽引ロープ1
Iおよび1IIと、2Iおよび2IIによって形成され、車両
3のための同期領域を形成する。駆動ステーションは、
方向転換ホイール41および42を有し、方向転換ステー
ションでは、方向転換ホイール5が配され、一方のホイ
ールは固定位置に、他方は一緒に停留される。内偏向ホ
イール6と外偏向ホイール7は、4本の牽引ロープを、
方向転換ホイール4および5に導く。ホイール61およ
び62を傾けることによって、ロープ交差点Xを形成し
て、走行溝を入れ換える。ホイール51とホイール61
よび62は、内ロープ・ループIを支え、水平に位置がず
らされ、ホイール52および53は、外ロープ・ループII
を支え、ホイール41および42は、親機81および子機
2に駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、架空索道、特に巡回架
空索道に関する。かかる架空索道は、二つの同期する牽
引ロープを備え、これら牽引ロープは、牽引経路の領域
において、同じ高さで並行に導かれ、それぞれが、連結
車両用に同じレーン幅の上昇レーンと下降レーンとをな
し、これらのレーンは、偏向によって一度交差して内ロ
ープ・ループと外ロープ・ループをなす、1本の無端牽
引ロープからなり、かかるこれらのループは、ロープ交
差点を考慮して同一方向に走行している。さらに本発明
の架空索道は、駆動ステーションに2個の駆動方向転換
ホイールと、方向転換ステーションに少なくとも2個の
牽引駆動方向転換ホイールとを備え、かつ、両ステーシ
ョンには、4本の牽引ロープを動かす内偏向ホイールと
外偏向ホイールとを備え、この牽引ロープは、方向転換
ホイールと方向転換ホイールの間で平行に並んで導か
れ、かつある角度でセットされた面で高さ方向にずらさ
れている。一方、互いに連結された方向転換ホイール
は、4本の牽引ロープに均一に引張力をかけるように駆
動ステーション又は方向転換ステーションで停留されて
いる。
【0002】
【従来の技術】横風に関して安定性が改良された牽引ロ
ープに連結された架空索道車両を提供するために、架空
索道の構造には、2本の牽引ロープを有するロープ・ガ
イド・システムがあり、この牽引ロープは、牽引経路の
領域において、同じ高さに並行に導かれて、それぞれの
ロープが、車両の幅にほぼ一致する幅広の上昇レーンと
下降レーンをなす。これに関連して、様々なロープ・ガ
イド・システムが知られている。
【0003】QMC(Quad Mono Cable)として知られる
ようになったロープ・ガイド・システムは、それぞれが
ロープ・ループをなす、別個の4本の無端牽引ロープを
有する。各ロープ・ループは、谷側ステーションと山側
ステーションでそれぞれの方向転換ホイールによって方
向転換される。すべての方向転換ホイールは、ほぼ水平
に据え付けられた回転軸を有する。上昇動程と下降動程
のそれぞれについて車両の両側が連結される牽引ストラ
ンドが、各同期ロープ域によって、各ロープ対上に形成
される。各ロープ・ループの戻りストランドを停留する
ことによって、4本の牽引ロープに均一に引張力をかけ
る。
【0004】1箇所のステーションにある4個の方向転
換ホイールは、方向転換歯車ユニットによって、対にな
って逆方向に動かされる(米国の定期刊行物「Ski Area M
anagement」(1988年5月、102〜103頁、続き129頁)参
照)。これらの方向転換ホイールは、制御装置によって
同一方向に動かされ、かつ同期されるようにしても良
く、それぞれ互いに対となるロープ・ループにおいて互
いして同期され、牽引ロープは、逆方向に走行する2対
のロープ・ループにある各偏向ホイールによって交差さ
れる(EP 285 516 A2参照)。緊急時の作動用として、駆
動ホイールのロープ車の直径を、機械的に等しくするこ
とができる。
【0005】EP 93 680 B1では、それぞれがロープ・ル
ープをなす2本の別個の無端牽引ロープを提供すること
が知られている。同一方向に回転する内ロープ・ループ
と外ロープ・ループを形成するために、谷側ステーショ
ンと山側ステーションの方向転換ホイールを、互いに関
連して水平に位置をずらすか(図16および図17)又は
同軸上に配列(図15)してもよく、その一方では、牽引
経路の領域において並列に同じ高さで導かれる牽引ロー
プが偏向によって形成され、連結車両と同じレーン幅の
上昇レーンと下降レーンとをなす。2個の駆動方向転換
ホイールは、互いに独立した駆動装置を有し、かつ2つ
のロープ・ループの同じロープ牽引速度と同期される。
【0006】それぞれが無端ロープであり、内ロープ・
ループと外ロープ・ループをなす、2本の別個の牽引ロ
ープを有するロープ・ガイド・システムが、EP 399 919
B1からも知られている。互いに関連して水平に位置を
ずらした2個の駆動方向転換ホールが駆動ステーション
に備えられ、他方では方向転換ステーションに、互いに
関連して水平に位置をずらした2個の牽引駆動方向転換
ホイールが備えられる。2箇所のステーションそれぞれ
にある4個の偏向ホイールは、牽引経路の領域において
並列に同じ高さで導かれる4本の牽引ロープを、連結地
点に対して傾斜した面の異なる高さにある方向転換ホイ
ールと方向転換ホイールの間を導く。この既知のロープ
・ガイド・システムに、それぞれが上昇レーンと下降レ
ーンのための同期領域を有する2つのロープ・ループを
形成するために、それぞれが循環ロープである2本の牽
引ロープが、駆動ステーションと方向転換ステーション
の両方において、それぞれの場合に一度交差しなければ
ならず、この目的のために、この2箇所のステーション
それぞれの内ロープ・ループの2個の偏向ホイールは傾
いており、これによって方向転換ホイールの走行溝を入
れ換えて、ロープ交差点を作る。2個の駆動方向転換ホ
イールはそれぞれ互いに独立した駆動装置を有し、2つ
のロープ・ループの同じロープ牽引速度と同期する。
【0007】内ロープ・ループと外ロープ・ループとを
なす2本又は4本の別個の無端牽引ロープを有する上記
のロープ・ガイド・システムにおいて、制御システム全
体はかなり高価なものである。まず第一に、各ロープ・
ループの個々の対になったロープに均等に引張力がかか
るように、各牽引ロープは個々に停留されなければなら
ず、さらに、異なるロープ・ループの対をなすロープ対
は、引張力が同じになるように監視されなければなら
ず、また必要な場合は、互いに合わせて調節されなけれ
ばならない(図16および図17の例 EP 93 680 B1を参
照)。同期を必要とする2つのロープ・ループのロープ
牽引速度を同期させるためには、各ロープ・ループで測
定されるロープ牽引速度が入力信号として与えられる制
御装置を有することが必要であり、この装置が、各駆動
モータの回転速度を等化する。
【0008】最初に記載した一般的な特徴を有するロー
プ・ガイド・システムは、DE 37 12941 C2で知られてい
る。2つのロープ・ループが、1本の無端牽引ロープか
ら形成されており、この無端牽引ロープが1回交差し
て、同一方向に走行する内ロープ・ループと外ロープ・
ループを形成する。山側ステーションと谷側ステーショ
ンでは、それぞれの場合において同軸に据え付けられた
1対の方向転換ホイールが備えられており、これによっ
て、2つのロープ・ループでは、牽引経路の領域内で同
じ高さで平行に並んで導かれる牽引ロープは偏向され、
かつ連結ステーションに対して傾斜した面で高さがずら
される。内ロープ・ループの牽引ロープは、方向転換ホ
イールの関連する走行溝に直接はまることができるが、
外ロープ・ループのロープ領域は、方向転換領域におい
て一方が他方の上になっている位置からはずれて水平に
偏向されなければならず、これによって、内ロープ・ル
ープと外ロープ・ループとの間に二つの同期レーンが形
成される。このためには、それぞれの場合において各方
向転換ホイールの入口側と出口側の1個づつ、計4個の
追加偏向ホイールが必要である。
【0009】また、DE 37 12 941 C2によると、2個の
駆動方向転換ホイールが共同回転するように直接連結さ
れるか、またはこれが2つの走行溝を有する1個のロー
プ車に取って代わられる。従って、2つのロープ・ルー
プのために1個の駆動装置だけが備え付けられる。駆動
ホイールの2つの走行溝の作動直径(operative diamete
rs)が、製造上の公差により互いに異なっているため、
また、牽引ロープと駆動ホイールとの間の摩擦によって
摩耗が生じるため、これらの駆動ホイールの作動直径が
正確に一致することはまったくなく、そのため、ロープ
牽引速度は2つのロープ・ループでわずかに差があり、
交差する牽引ロープによる反力により、摩擦が増し、こ
れによって駆動ホイールの摩耗も増して、摩擦振動がも
たらされ得るし、さらに望ましくない騒音を伴って、こ
の摩擦振動は牽引ロープを介して車両へと伝わる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、1回交差して2つのロープ・ループを形成する1本
の牽引ロープを有する、この種の二重牽引架空索道にお
けるロープ・ガイド・システムを単純化し、かつ2つの
ロープ・ループのロープ牽引速度が完全に一致するよう
にすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明により、2個の駆
動ホイールが互いに横方向に位置がずらされているこ
と、駆動ステーションの2個の内偏向ホイールが傾いて
いることによって、ロープ交差点を形成し、かつ駆動ホ
イールの走行溝を入れ換えること、第1牽引駆動方向転
換ホイールと2個の傾斜偏向ホイールが内ロープ・ルー
プを支えていること、互いに横方向に位置がずらされ、
かつ第1牽引駆動方向転換ホイールに対称に配される2
個の追加牽引駆動方向転換ホイールか、または第1牽引
駆動方向転換ホイールと対称に配される、上記の追加牽
引駆動方向転換ホイールに相応して大きい第2牽引駆動
方向転換ホイールと、2個の駆動ホイールが、外ロープ
・ループを支えること、そして、2個の駆動ホイールが
親機と子機によって互いに独立して駆動され、かつ2つ
のロープ・ループの同じロープ牽引速度に同期されるこ
とという特徴によって、上記目的が達成されている。
【0012】本発明のロープ・ガイド・システムにおい
て、2個の駆動ホイールが横方向に位置がずれているこ
とと、2個の牽引駆動方向転換ホイールが横方向に位置
がずれていることか、または1個のこれに相応してより
大きい方向転換ホイールがあるために、外ロープ・ルー
プの上昇または下降牽引ロープは、それぞれの方向転換
ホイールの関連する走行溝に直接入り、かつかかる走行
溝から直接出ることができる。本発明の場合、内ロープ
・ループは第1牽引駆動方向転換ホイール(内ロープ・
ループを形成するという目的のために中心に対称に配さ
れる)と2個の傾斜偏向ホイール(互いに高さをずらした
牽引ロープを1回交差させて、駆動ホイールの走行溝を
入れ換える)によって形成されている。
【0013】よって本発明の場合、最初に説明したロー
プ・ガイド・システム(DE 37 12 941 C2)と比べて、4
個の偏向ホイールを省くことが可能であり、2箇所の方
向転換領域それぞれの場合に必要とされていた4個の偏
向ホイールのうち、駆動ホイールと関連し合う内ロープ
・ループの2個の偏向ホイールだけを、牽引ロープを交
差させ、かつ駆動ホイールの走行溝を入れ換えるために
傾ければよい。
【0014】本発明の場合、2つのロープ・ループの牽
引ロープは、互いに独立して駆動される2個の方向転換
ホイールを公知の態様で同期させることにより、確実に
同期させることができ、その一方では、1回交差される
牽引ロープの駆動ホイールへの2つのロープ・ループの
反力により、2本の別個の牽引ロープ(EP 93 680 B1)ま
たは4本の別個の牽引ロープ(EP 285 516 A2)を有する
既知のロープ・ガイド・システムに比べて、やはり制御
の点でかなりの単純化が達成されている。
【0015】このように本発明の場合、2個の駆動モー
タが、マスター・スレーブの原則(master and slave pr
inciple)に従い、親機と子機して作動され得る。親機の
電機子電流が測定され、比較的単純な制御装置へ入力信
号として送られ、この制御装置は、子機の電機子電流と
親機の電機子電流を合わせる。ロープ牽引速度の測定
と、2つのロープ・ループの牽引ロープに等しい対の引
張力がかかっているかを直接測定し、かつ監視するは必
要はない。なぜならば、本発明の場合には、方向転換ス
テーションの方向転換ホイールすべてが共に停留されて
いる(stay)ため、ロープの引き張りに関する状況が明白
だからである。4本すべての牽引ロープは、常に同じ引
張力を有し、これによって駆動装置の状態が一定とな
る。
【0016】本発明の場合、親機と子機の2個の減速歯
車ユニットは、差動歯車ユニット、好ましくは遊星差動
歯車ユニットによって、回転するように互いに接続され
ている。差動歯車ユニットの自由回転部分は、駆動可能
な設計にしてもよく、これによって駆動ホイールの直径
の差を修正して、牽引ロープの同期を達成する。
【0017】ブレーキを作動する場合、2個の駆動ホイ
ールが摩擦ブレーキによって停止される。これと同時
に、牽引ロープが停止し、かつロック状態になるまで、
ロック・ブレーキによって差動歯車ユニットの自由回転
部分に、本発明に基づいてブレーキが作動し、これによ
って親駆動装置が、子駆動装置と共に回転するように連
結され、かつ子駆動装置にしっかりと接続される。その
結果、2個の駆動ホイールは、ブレーキが作動したとき
に一緒に回転するように連結され、またこのようにし
て、2個の摩擦ブレーキの摩擦対での瞬時摩擦係数に関
わりなく、一緒にブレーキが作動されて停止状態にする
ことができる。本発明の場合、ブレーキが作動するとき
にロープ車の直径を正確に機械的に等化することが不要
となり得る。
【0018】緊急時の作動では、すなわち、駆動ユニッ
トに故障があった場合には、牽引経路にいる乗客は、停
止位置まで比較的遅い移動速度で運ばれなければならな
い。このためには、本発明では、液圧補助駆動装置が備
えられている。
【0019】2個の駆動ホイール(それぞれが液圧モー
タで駆動されるピニオンを連結することができる)には
歯付きリムが備えられ、制御装置は、牽引ロープの正確
な同期を確保するために、補助駆動装置を監視する。
【0020】本発明の場合、駆動ステーションは、山側
ステーションまたは谷側ステーションのいずれでもよ
い。それぞれの場合において、方向転換ステーションは
もう一方のステーションとなる。駆動ホイールと、これ
と関連する駆動モータおよび減速歯車ユニットを停留す
ることができる。牽引駆動方向転換ホイールは、停留す
るのが好ましい。
【0021】本発明によるロープ・ガイド・システムが
備えられた架空索道では、シャトル・サービスとして2
台の車両が牽引経路を走行できる。
【0022】循環架空索道とするために、車両は、停止
位置で上昇レーンと下降レーンの2本の牽引ロープから
はずされ、乗客が便利に車両への乗降ができるそれぞれ
のもう一方のレーンへと、低速度でステーション・レー
ルを走行し、また車両は2本の牽引ロープの牽引速度に
加速されて、かかるレーンで再度連結される。
【0023】本発明によるロープ・ガイド・システムで
は、2つのロープ・ループを形成するように1回交差さ
れる牽引ロープは、連結地点に対して傾斜している面で
方向転換されるので、山側ステーションと谷側ステーシ
ョンにおいて、上昇レーンと下降レーンの間に安定側線
を設けて、循環架空索道のステーション・レールに挿入
されたターンテーブルの補助により、牽引レールから外
れた車両が駐車できるようにすることが可能であり、こ
れが有利な点である。従って、循環内の車両数は、循環
架空索道に対してその時々に要求される輸送容量に簡単
に適用することができる。ステーション・レールの駐車
場の収容量を考慮して、循環架空索道のすべての車両を
駐車場に収納できるように、安定側線の長さを固定する
ことができる。
【0024】
【実施例】図1の(a)に示される模式図では、架空索道
の谷側ステーションTが駆動ステーションである。ここ
には、2個の駆動方向転換ホイール41および42(以下
略して「駆動ホイール41および42」という)が並んで、
かつロープ牽引方向に対して横方向に位置をずらして配
されており、かつ固定位置に設置されている。該ホイー
ルは、別個の電気駆動モータ81および82によって、減
速歯車ユニット91および92の補助で互いに独立して同
じ方向に駆動される。方向転換ステーションである山側
ステーションBでは、同様に3個の牽引駆動方向転換ホ
イール51、52および53(以下略して「方向転換ホイー
ル51、52および53」という)が並んで回転するよう
に、かつロープ牽引方向に対して横方向に位置をずらし
て設置されている。これらの方向転換ホイールの据え付
け具は、一緒に重り(特に図示されていない)で停留され
ており、また、もう一つの方法では水圧停留システムも
考えられる。停留機構は、図式的に表わされ、Aで示さ
れている。
【0025】駆動ホイール41および42は、方向転換ホ
イール51、52および53と共に、1本の無端牽引ロー
プを支持し、この牽引ロープは1回交差されることによ
って、2つのロープ・ループIおよびIIを形成し、かつ
駆動ホイール41および42の走行溝をこれに対応する傾
斜偏向ホイール61および62によって入れ換える。平面
図の中央に位置するロープ交差点は、Xとして特定され
ている。このロープ交差点Xを考慮して、内ロープ・ル
ープIは、外ロープ・ループIIと同じ方向に走行してい
る。
【0026】内ロープ・ループIは、山側ステーション
Bの中心方向転換ホイール51と、2個の傾斜偏向ホイ
ール61および62によって支持されており、この偏向ホ
イール61および62は、高さをずらした地点で交差され
た牽引ロープを、高い位置にある一方の駆動ホイール4
1の走行溝へと導き、低い位置にあるもう一方の駆動ホ
イール42の走行溝から導き入れる。外ロープ・ループI
Iは、山側ステーションBにおいて、互いに横方向に位
置がずらされ、かつ第1方向転換ホイール51に対称に
配される2個の方向転換ホイール52および53と、谷側
ステーションにおいてこの目的のために横方向に位置を
ずらしてある2個の駆動ホイール41および42とによっ
て支持される。
【0027】牽引レーンFに対して傾斜した面にある山
側ステーションと谷側ステーションで、ロープの方向転
換が2回生じる。かかる方向転換を行うために、山側ス
テーションBの4本の牽引ロープに、追加偏向ホイール
7が水平方向に取付けられる。谷側ステーションTには
2個の追加偏向ホイール7で十分であり、この追加偏向
ホイール7は、水平回転軸上に設置され、かつ2個の傾
斜偏向ホイール61および62と共に、谷側ステーション
の方向転換領域の方向転換を促す。内ロープ・ループI
の方向転換を行う第1方向転換ホイール51は、外ロー
プ・ループIIの方向転換を行う2個の方向転換ホイール
2および53に対して高さがずらされる。2個の駆動ホ
イール41および42とその走行溝も、互いに高さがずら
される(V)。この目的のために、牽引経路Fの開始地点
と終了地点にある、それぞれに関連し合う偏向ホイール
の据え付けの間には、対応する高さのずれ(V)が牽引方
向に設けられている。
【0028】2つのロープ・ループIおよびIIの同期領
域は、牽引経路F内では同じ高さで、レーン幅Sに等し
い空間をおいて平行に並んで導かれ、かかる空間に連結
車両3を受けとめる。内ロープ・ループIおよび外ロー
プ・ループIIそれぞれの2本の上方向に導かれる牽引ロ
ープは、1Iおよび1IIと示されており、これらは上昇
レーン1を形成する。同様に、下降レーン2は、2つの
ロープ・ループIおよびIIの下方向に導かれるロープ部
分2Iおよび2IIによって形成されている。
【0029】牽引ロープの正確な同期は、互いに独立し
て駆動される2個の駆動ホイール41および42の回転速
度の同期によって確保される。マスター・スレーブ原則
に従って、1個の駆動モータ81が親機として、もう1
個の駆動モータ82が子機として駆動する。親機81の電
機子電流が測定されて、制御装置11への入力信号とな
り、この制御装置11は子機82の電機子電流を親機81
の電機子電流に合わせる。親機81の減速歯車ユニット
1と子機82の減速歯車ユニット92は、略して図示さ
れている差動減速ユニット10を介して互いに接続され
ている。
【0030】図1の(b)に示されている変形例では、図
1の(a)において互いに横方向に位置がずらされ、かつ
第1方向転換ホイール51に対称に配された2個の方向
転換ホイール52および53は、第1牽引駆動方向転換ホ
イール51と同軸(または対称)に配され、かつその直径
によって外ロープ・ループIIの幅が決まる、大きい一つ
の第2方向転換ホイール52に取って代わられている。
図1の(a)での2個の傾斜偏向ホイール61および62
代わって、図1の(b)では、組になった傾斜偏向ローラ
ーが設けられている。他の点については、図1の(b)に
示される配列は、前述の説明に一致している。
【0031】図1の(a)による実施態様が、図2では斜
視図で示されている。牽引経路Fの領域では、すなわ
ち、各停止位置BおよびTの偏向ホイール6および7の
間では、それぞれ同じ高さで平行に並んで導かれる4本
の牽引ロープ1Iおよび1IIと2Iおよび2IIが、支持体
(図示されていない)上の支持ローラーによって、発生す
る勾配状況に適合させられている。循環架空索道を形成
するために、牽引経路Fの両端に、すなわち山側ステー
ションBおよび谷側ステーションTには、水平に案内さ
れた連結地点13が設けられ、ここで車両は牽引ロープ
から外れて、ステーション・レール(図2では図示され
ていない)上を低速度で走行し、このステーション・レ
ールで乗客は車両に乗り、そして他方のレーンへと降
り、ここで車両は再度ロープ牽引速度に加速されて、2
本の牽引ロープに吊らされる。山側ステーションBと谷
側ステーションTのそれぞれに備えられる4個の偏向ホ
イール6および7は、それぞれの位置のずれ(V)(図1
の(a)に関連して詳細に説明された)を介して、それぞ
れ谷側ステーションTと山側ステーションBに、連結地
点13に対して傾いて設定される方向転換領域UTおよ
びUBをもたらす。これらの領域では、2つのロープ・
ループIおよびIIが、それぞれ異なる高さにある駆動ホ
イール41および42と方向転換ホイール51、52および
3へと導かれ、かつこれらから導き出される。すなわ
ち6個の方向転換ホイール7がほぼ水平方向に設置され
ており、駆動ステーション側の2個の中央偏向ホイール
1および62が傾けられ、よって、ロープ交差点Xを形
成して、駆動ホイール41および42の走行溝を入れ換え
る。谷側ステーションTの方向転換領域UTは、隣接す
る連結地点13に対して斜めに位置がずらさせている。
山側ステーションBの方向転換領域UBの方向転換ホイ
ール5は、重り(図示されていない)によってAで垂直に
停留されている。
【0032】図3の(a)では、2個の減速歯車ユニット
1および92が、それぞれパワーテイクオフシャフト9
11および921を有し、このパワーテイクオフシャフトは
それぞれ、遊星差動歯車ユニット(参照符号10)の2つ
の入力101および105のいずれかに、カルダン軸によ
って接続されている。図3の(b)では、遊星差動歯車ユ
ニット10には、3個の同軸回転可能に搭載されている
部品、すなわち、2個の入力軸にそれぞれ取付られて各
入力軸と共に回転する中心ホイール101および10
5と、ケージとしての遊星キャリヤ106とを有する。遊
星キャリヤ10上の軸に回転可能に搭載されているの
は、3個の遊星ホイール10、103および104であ
り、これらは互いに噛み合い、または2個の中心ホイー
ル101および105とそれぞれ噛み合う。ブレーキ・デ
ィスク107が、遊星キャリア106と共に回転するよう
に接続されている。遊星差動歯車ユニット10のホイー
ル101〜105の噛合の様子が、図3の(c)に詳細に示
されている。この図によると、一方の中心ホイール10
1が遊星ホイール102と噛み合っている。2個の遊星ホ
イール102および103が、同軸上に搭載され、かつ同
軸上で回転している。遊星ホイール103は、遊星ホイ
ール104と噛合しており、遊星104は、もう一方の中
心ホイール105と噛み合っている。
【0033】2個の駆動ホイール41および42に等しい
回転速度が与えられる場合、遊星キャリヤ106はブレ
ーキ・ディスク107と共に静止している。2個の駆動
ホイール41および42の回転速度にわずかなずれでもあ
ると、かかる遊星キャリヤは一方方向または逆方向に回
転し始める。図3の(a)によると、フレームに固定され
たブレーキ付与装置108が、遊星差動歯車ユニットの
ブレーキ・ディスク107(遊星キャリヤ106と共に回
転する)に対して配されている。
【0034】ブレーキが作動すると、2個の駆動ホイー
ル41および42は、摩擦ブレーキ(図示されていない)に
よって停止するまでブレーキがかけられる。同時に、遊
星作動歯車ユニット10のケージである遊星キャリヤ1
6をしっかりと保持するロック・ブレーキ107〜10
8が作動して、2個の駆動装置41および42が、2個の
摩擦ブレーキの摩擦対での瞬時摩擦係数に関係なく、互
いに同じ速度で回転するように接続される。このように
して、4本の牽引ロープ1Iおよび1IIと2Iおよび2II
はそれぞれ、停止するまで一緒に速度が緩められる。
【0035】緊急時の作動のために、すなわち、2つの
駆動系列81−91−41および82−92−42に故障があ
った場合に、かかる駆動系列は駆動ホイール41および
2から切断される。図4によると、液圧補助駆動装置
(参照符号14)が設けられている。すなわち、ディーゼ
ル・エンジン141が油圧ポンプ142を動かし、この油
圧ポンプ142は、液圧線1431および1432を介して
2個の液圧モータ1441および1442にそれぞれ接続さ
れている。両駆動ホイール41および42には、それぞれ
歯付きリム1461および1462が設けられており、かか
る歯付きリムは、ピニオン1451および1452と噛合す
ることができる。各リムと各ピニオンの噛合およびその
解除はそれぞれの液圧モータにより制御される。制御装
置147は、牽引ロープ1Iおよび1IIと2Iおよび2II
の同期を確保する。制御装置147への入力信号は、ロ
ープの移動を測定する移動測定装置(図示されていない)
から供給される。この目的のためには、各ロープにつき
1個のセンサー・ローラーで十分である。もう一つの方
法として、プレストレス・システム(prestressed syste
m)では、マスター・スレーブ操作(master and slave op
eration) も明らかに可能である。
【0036】図5は、循環架空索道の山側ステーション
Bのステーション・レール・システム(参照符号15)を
平面図で示している。連結地点13で、ステーションに
入ってくる上昇レーン1の2本の牽引ロープ1Iおよび
IIから外れる車両3は、主レール19の領域で牽引速
度を緩め、レール・レーン18で下降レーン2へと曲が
り、その間に乗客は車両3への乗降を行う。この地点に
到着すると、車両は下降レーン2の主レール19の領域
でロープ牽引速度へと加速し、連結地点13では、ステ
ーションから外に出る下降レーン2の牽引ロープ2I
よび2IIに吊ら下がる。
【0037】上昇レーン1と下降レーン2の間の空きス
ペースには安定側線16が配され、カーブ地点のレール
・レーン18にはターンテーブル17が設置されて、タ
ーンテーブル17の位置に来た車両3は、ターンテーブ
ル17が回転することによって安定側線17に駐車する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) 本発明によるロープ・ガイド・システム
の第1の実施態様を示す模式的な平面図であり、牽引駆
動方向転換ホイールの停留が、図面の平面上に直して示
されている。 (b) 図1の(a)に類似する、本発明に基づいて可能な
変形例を示している。
【図2】図1の(a)に示される本発明による実施例の斜
視図である。
【図3】(a) 2個の減速歯車ユニットを接続する遊星
作動歯車ユニットの、図1の(a)または図1の(b)の線
IIIa−IIIaに沿った図である。 (b) 遊星差動歯車ユニットの、図3(c)の線IIIb−I
IIbに沿った断面図である。 (c) 遊星差動歯車ユニットのホイールの配置を示す側
面図である。
【図4】緊急作動用の液圧補助駆動装置を示す。
【図5】循環架空索道の停止位置でのステーション・レ
ーンの平面図である。
【符号の説明】
1 上昇レーン 1I、1II 上昇レーン牽引ロープ 2 下降レーン 2I、2II 下降レーン牽引ロープ 3 車両 4 駆動方向転換ホイール 41、42 駆動ホイール 5 牽引駆動方向転換ホイール 51、52、53 方向転換ホイール 6 傾斜偏向ホイール 61、62 7 水平設置偏向ホイール 8 駆動モータ 81 親機 82 子機 9 減速歯車ユニット 91、92 親機および子機の減速歯車ユニット 911、921 パワーテイクオフシャフト 10 遊星差動歯車ユニット 101、105 中心ホイール 102、103、104 遊星ホイール 106 遊星キャリヤ 107 ブレーキ・ディスク 108 ブレーキ作動装置 107〜108 ロック・ブレーキ 11 制御装置 12 支持ローラー 13 連結地点 14 補助駆動装置 141 ディーゼル・エンジン 142 油ポンプ 1431、1432 水圧システム 1441、1442 水圧モータ 1451、1452 ピニオン 1461、1462 歯付きリム 147 制御システム 15 ステーション・レール・システム 16 安定側線 17 ターンテーブル 18 レール・レーン 19 主レール I 内ロープ・ループ II 外ロープ・ループ A 停留 B 山側ステーション(方向転換ステーション) F 牽引経路 S レーン幅 T 谷側ステーション(駆動ステーション) U 方向転換領域 UB 山側ステーション UT 谷側ステーション V 位置のずれ X ロープ交差点

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本の同期牽引ロープ(1Iおよび1
    IIと、2Iおよび2II)が牽引経路(F)の領域において同
    じ高さに並列に導かれることにより、連結車両(3)のた
    めに同じレーン幅(S)を有する上昇レーン(1)と下降レ
    ーン(2)を形成し、該レーンが、偏向によって1回交差
    されて内ロープ・ループ(I)および外ロープ・ループ(I
    I)をなす1本の無端牽引ロープから構成され、該ループ
    が、ロープ交差点(X)を考慮して同じ方向に走行するよ
    うになっており、駆動ステーション(B)に2個の駆動方
    向転換ホイール(駆動ホイール41および42)と、方向転
    換ステーション(T)に少なくとも2個の牽引駆動方向転
    換ホイール(5)を備え、 並列に導かれ、かつ傾斜して設定した面で高さをずらし
    ている4本の牽引ロープ(1Iおよび1IIと、2Iおよび
    II)を方向転換ホイール(4)と方向転換ホイール(5)
    の間を走行させる、内偏向ホイール(6)および外偏向ホ
    イール(7)を、駆動ステーション(T)および方向転換ス
    テーション(B)に備え、前記いずれか一方のステーショ
    ンにおいて互いに関連し合う方向転換ホイール(4およ
    び5)が停留(停留A)されることによって、4本の牽引
    ロープ(1Iおよび1IIと、2Iおよび2II)に均等に引張
    力をかけるように構成されたロープ・ガイド・システム
    において、 2個の該駆動ホイール(41および42)が互いに横方向に
    位置がずらされていること、駆動ステーション(T)にあ
    る2個の内偏向ホイール(61および62)が傾いているこ
    とによって、ロープ交差点(X)を形成し、かつ駆動ホイ
    ール(41および42)の走行溝を入れ換えること、第1牽
    引駆動方向転換ホイール(51)および2個の傾斜偏向ホ
    イール(61および62)が、内ロープ・ループ(I)を支持
    すること、互いに横方向に位置がずらされ、かつ第1牽
    引駆動方向転換ホイール(51)に対称に配される2個の
    追加牽引駆動方向転換ホイール(52および53)か、また
    は第1牽引駆動方向転換ホイール(51)に対称に配され
    る、前記追加牽引駆動方向転換ホイールに相当して大き
    い第2牽引駆動方向転換ホイール(52)のいずれかと、
    2個の駆動ホイール(41および42)とが、外ロープ・ル
    ープ(II)を支持すること、そして、2個の駆動ホイール
    (41および42)が互いに独立して親機(81)および子機
    (82)によって駆動され、かつ2つのロープ・ループ(I
    およびII)のロープ牽引速度が同一に同期されることを
    特徴とする、 架空索道たのめのロープ・ガイド・システム。
  2. 【請求項2】 2つのロープ・ループ(IおよびII)のロ
    ープ牽引速度を同期させるために、親機(81)の電機子
    電流を測定し、かつ制御装置(11)によって子機(82)
    の電機子電流を親機(81)の電機子電流と等しくするこ
    とを特徴とする、請求項1記載のロープ・ガイド・シス
    テム。
  3. 【請求項3】 親機(81)および子機(82)の2個の減速
    歯車ユニット(91および92)が、差動歯車ユニット(1
    0)、好ましくは遊星差動歯車ユニットによって、回転
    するように互いに連結されることを特徴とする。請求項
    1または請求項2記載のロープ・ガイド・システム。
  4. 【請求項4】 牽引ロープ(1Iおよび1IIと、2Iおよ
    び2II)が正確に同期するように駆動ホイール(41およ
    び42)の直径の差を修正するために、差動歯車ユニット
    (10)の自由回転可能部分(107)が駆動可能であるこ
    とを特徴とする、請求項3記載のロープ・ガイド・シス
    テム。
  5. 【請求項5】 ブレーキを作動する際に、ロックブレー
    キ(107〜108)によって差動歯車ユニット(10)の自
    由回転可能部分(107)にブレーキを作動することがで
    き、これによって、親駆動装置(81〜91)が子駆動装置
    (82〜92)に連結されてこれらが一緒に回転することを
    特徴とする、請求項3記載のロープ・ガイド・システ
    ム。
  6. 【請求項6】 緊急操作用に液圧補助駆動装置(14)が
    備えられており、該液圧補助駆動装置(14)は、駆動ホ
    イール(41および42)に形成された歯付きリム(1461
    および1462)と、これに連結することができ、かつそ
    れぞれの液圧モータ(1441および1442)によって駆動
    されるピニオン(1451および1452)と、さらに、制御
    装置(147)によって監視される、牽引ロープ(1Iおよ
    び1IIと、2Iおよび2II)を同期するための補助駆動装
    置(141)とを備える、請求項1ないし請求項5記載の
    ロープ・ガイド・システム。
  7. 【請求項7】 山側ステーション(B)および谷川ステー
    ション(T)には、上昇レーン(1)と下降レーン(2)との
    間に安定側線(16)が設置され、牽引ロープからの連結
    を解かれた車両(3)が、循環架空索道のステーション・
    レール(15)に挿入されたターンテーブルの補助によっ
    て、該安定側線に駐車できることを特徴とする、請求項
    1ないし請求項6のいずれかに基づくロープ・ガイド・
    システム。
JP7051628A 1994-03-11 1995-03-10 架空索道用のロープ・ガイド・システム Pending JPH0848240A (ja)

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